JP2001228547A - 背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプレイ - Google Patents
背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプレイInfo
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- JP2001228547A JP2001228547A JP2000040862A JP2000040862A JP2001228547A JP 2001228547 A JP2001228547 A JP 2001228547A JP 2000040862 A JP2000040862 A JP 2000040862A JP 2000040862 A JP2000040862 A JP 2000040862A JP 2001228547 A JP2001228547 A JP 2001228547A
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- Japan
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- lens sheet
- light
- fresnel lens
- screen
- projection type
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルを用いた背面投射型ディスプレイ
では、投射光の指向性が鋭いためにシンチレーションが
発生し、これを十分に低減するためにフレネルレンズシ
ートに大きな拡散性を付与すると解像力劣化、効率低下
などの副作用を生じる。本発明は上記副作用が軽微でシ
ンチレーション低減効果が大きな背面投射型スクリーン
を提供することを目的とする。 【解決手段】 レンチキュラレンズシート5の内部に分
散する光拡散粒子521を回転楕円体状とする。これによ
り、指向性が高い光が入射した場合の光線の焦点付近へ
の集中を緩和してシンチレーションを低減する。
では、投射光の指向性が鋭いためにシンチレーションが
発生し、これを十分に低減するためにフレネルレンズシ
ートに大きな拡散性を付与すると解像力劣化、効率低下
などの副作用を生じる。本発明は上記副作用が軽微でシ
ンチレーション低減効果が大きな背面投射型スクリーン
を提供することを目的とする。 【解決手段】 レンチキュラレンズシート5の内部に分
散する光拡散粒子521を回転楕円体状とする。これによ
り、指向性が高い光が入射した場合の光線の焦点付近へ
の集中を緩和してシンチレーションを低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背面投射型スクリ
ーンおよびそれを用いた背面投射型ディスプレイに関す
る。
ーンおよびそれを用いた背面投射型ディスプレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年TV受像機を中心に大画面に対する
ニーズが高まっており、大画面表示に適した装置として
背面投射型ディスプレイが注目されている。背面投射型
ディスプレイとしては画像源としてCRTを用いるのが
一般的であったが液晶パネル等による光変調を利用する
装置が開発され、更に軽量コンパクトを実現するものと
して期待されている。その基本構成を模式的に図6に示
す。
ニーズが高まっており、大画面表示に適した装置として
背面投射型ディスプレイが注目されている。背面投射型
ディスプレイとしては画像源としてCRTを用いるのが
一般的であったが液晶パネル等による光変調を利用する
装置が開発され、更に軽量コンパクトを実現するものと
して期待されている。その基本構成を模式的に図6に示
す。
【0003】ランプ1から照射された光を液晶パネル2
によって空間変調して形成した画像を投射レンズ3によ
って拡大投射する。なお、実際の装置においては、カラ
ー表示を実現するために3枚の液晶パネルを用いるのが
一般的であり、その場合ランプ1からの光を色分解光学
系で赤、緑、青の成分に分解して3枚の液晶パネルにそ
れぞれ透過させるなど複雑な構造となるが、ここではそ
れらを割愛している。
によって空間変調して形成した画像を投射レンズ3によ
って拡大投射する。なお、実際の装置においては、カラ
ー表示を実現するために3枚の液晶パネルを用いるのが
一般的であり、その場合ランプ1からの光を色分解光学
系で赤、緑、青の成分に分解して3枚の液晶パネルにそ
れぞれ透過させるなど複雑な構造となるが、ここではそ
れらを割愛している。
【0004】また、空間変調を用いる同種の装置として
は、変調素子として反射型の液晶素子を用いるもの、更
には角度を可変できる多数の微細なミラーを構成した素
子を用いるものなどがある。
は、変調素子として反射型の液晶素子を用いるもの、更
には角度を可変できる多数の微細なミラーを構成した素
子を用いるものなどがある。
【0005】結像面に設置されるスクリーン4には、図
のように中心部から周辺部に向かって発散的で、部分的
には極めて指向性鋭い光が入射する。その指向性の度合
いは投射指向角θによって表され、投射倍率Mと投射レ
ンズのFナンバーFを用いて
のように中心部から周辺部に向かって発散的で、部分的
には極めて指向性鋭い光が入射する。その指向性の度合
いは投射指向角θによって表され、投射倍率Mと投射レ
ンズのFナンバーFを用いて
【0006】
【数1】
【0007】と表すことが出来る。
【0008】ちなみに、画像源をCRTとする装置の場
合は、5インチ程度のCRTを用いるため、50”クラ
スのディスプレイで投射倍率Mは約10、Fナンバーは
蛍光体からの拡散光を取り込むために小さく設定され約
1程度なので、投射指向角θは0.05(約3゜)程度
になる。
合は、5インチ程度のCRTを用いるため、50”クラ
スのディスプレイで投射倍率Mは約10、Fナンバーは
蛍光体からの拡散光を取り込むために小さく設定され約
1程度なので、投射指向角θは0.05(約3゜)程度
になる。
【0009】一方、液晶パネルなどの画像変調素子を用
いる場合では、1インチ程度の素子を用い、また、素子
の特性から比較的指向性の高い照明光を用いる必要があ
るため投射レンズのFナンバーは3程度と大きく、投射
指向角θは0.003(約0.2゜)程度と小さく、ス
クリーンに入射する投射光の指向性は極めての強い。
いる場合では、1インチ程度の素子を用い、また、素子
の特性から比較的指向性の高い照明光を用いる必要があ
るため投射レンズのFナンバーは3程度と大きく、投射
指向角θは0.003(約0.2゜)程度と小さく、ス
クリーンに入射する投射光の指向性は極めての強い。
【0010】スクリーン4はこの様な投射光を適切に配
光して良好な画像認識を可能にする働きをする。
光して良好な画像認識を可能にする働きをする。
【0011】スクリーン4には、単純な拡散板を用いて
も最低限の画像観察は可能である。しかしながら、投射
光は前述のように発散的に入射するので周辺部は外向き
の指向性を有することになり、スクリーン正面から観察
した場合には中心輝度に比べて周辺輝度が極端に暗くな
り、斜めから観察した場合には近い方の端部は明るく遠
い方の端部は極端に暗くなる等、画面の明るさに顕著な
不均一を生じる。
も最低限の画像観察は可能である。しかしながら、投射
光は前述のように発散的に入射するので周辺部は外向き
の指向性を有することになり、スクリーン正面から観察
した場合には中心輝度に比べて周辺輝度が極端に暗くな
り、斜めから観察した場合には近い方の端部は明るく遠
い方の端部は極端に暗くなる等、画面の明るさに顕著な
不均一を生じる。
【0012】この様な不均一性を排除するために、拡散
手段より投射側にフレネルレンズシート41を配置する
のが一般的である。
手段より投射側にフレネルレンズシート41を配置する
のが一般的である。
【0013】フレネルレンズシート41は、投射レンズ
3からスクリーン4に発散的に入射する投射光を主指向
性がほぼスクリーン面に垂直な平行光に変換する働きを
する。
3からスクリーン4に発散的に入射する投射光を主指向
性がほぼスクリーン面に垂直な平行光に変換する働きを
する。
【0014】この様に、スクリーン各部での光の主指向
方向をスクリーン面に垂直な方向に変換した後に拡散す
れば、どの様な方向から観察しても画面全体に渡ってほ
ぼ均一な明るさを実現することが出来る。
方向をスクリーン面に垂直な方向に変換した後に拡散す
れば、どの様な方向から観察しても画面全体に渡ってほ
ぼ均一な明るさを実現することが出来る。
【0015】さらに、拡散手段としては単純な等方拡散
板を用いる代わりにレンチキュラレンズシート42を用
いるのが一般的である。
板を用いる代わりにレンチキュラレンズシート42を用
いるのが一般的である。
【0016】観察範囲として水平には様々な角度から良
好な画像認識が要求されるのに対し、垂直方向について
は立った状態と座った状態という限られた範囲内で良好
な画像認識が出来ればよく、異方性拡散によって光を必
要領域に有効に配分すれば全体に明るい画像を提供でき
る。レンチキュラレンズシート42はその異方性拡散を
実現する。
好な画像認識が要求されるのに対し、垂直方向について
は立った状態と座った状態という限られた範囲内で良好
な画像認識が出来ればよく、異方性拡散によって光を必
要領域に有効に配分すれば全体に明るい画像を提供でき
る。レンチキュラレンズシート42はその異方性拡散を
実現する。
【0017】レンチキュラレンズシート42はその入射
面に垂直方向を長手方向とするレンチキュラレンズアレ
イを有し、その内部には基材の屈折率より僅かに大きな
屈折率を有する光拡散粒子を分散する。フレネルレンズ
シート41によってほぼ平行光に変換された投射光は、
水平方向にはレンチキュラレンズの屈折作用と光拡散粒
子の相乗作用によって相対的に広い範囲に拡散され、垂
直方向には光拡散粒子の作用のみによって相対的に狭い
範囲に拡散され、上記異方性拡散が実現される。
面に垂直方向を長手方向とするレンチキュラレンズアレ
イを有し、その内部には基材の屈折率より僅かに大きな
屈折率を有する光拡散粒子を分散する。フレネルレンズ
シート41によってほぼ平行光に変換された投射光は、
水平方向にはレンチキュラレンズの屈折作用と光拡散粒
子の相乗作用によって相対的に広い範囲に拡散され、垂
直方向には光拡散粒子の作用のみによって相対的に狭い
範囲に拡散され、上記異方性拡散が実現される。
【0018】レンチキュラレンズシート42の基材とし
ては通常屈折率約1.49のPMMA(ポリメタクリル
酸メチル)あるいは屈折率1.52程度のMS樹脂(ス
チレン,メチルメタクリレートの共重合体)が用いら
れ、光拡散粒子としては屈折率が基材よりも0.02〜
0.07程度大きなMS樹脂あるいはガラスよりなる真
球状のビーズが用いられる。
ては通常屈折率約1.49のPMMA(ポリメタクリル
酸メチル)あるいは屈折率1.52程度のMS樹脂(ス
チレン,メチルメタクリレートの共重合体)が用いら
れ、光拡散粒子としては屈折率が基材よりも0.02〜
0.07程度大きなMS樹脂あるいはガラスよりなる真
球状のビーズが用いられる。
【0019】更に、レンチキュラレンズシート42の出
射面の非集光部にブラックストライプを設けることによ
り、投射光を損失することなく外光によるコントラスト
劣化を低減することができ、この点はレンチキュラレン
ズシートを用いる大きな利点となる。
射面の非集光部にブラックストライプを設けることによ
り、投射光を損失することなく外光によるコントラスト
劣化を低減することができ、この点はレンチキュラレン
ズシートを用いる大きな利点となる。
【0020】上記の様な光変調素子を用いた背面投射型
ディスプレイでは、画像源としてCRTを用いた装置で
は顕在化しなかったシンチレーションという現象が問題
になっている。これは微細な明暗により画面にギラつき
を生じるものでスペックルとも呼ばれる。
ディスプレイでは、画像源としてCRTを用いた装置で
は顕在化しなかったシンチレーションという現象が問題
になっている。これは微細な明暗により画面にギラつき
を生じるものでスペックルとも呼ばれる。
【0021】その発生メカニズムについて図面を用いて
簡単に説明する。
簡単に説明する。
【0022】上記のように基材中に基材との屈折率差が
小さな球状粒子が存在する場合、その球状粒子は収差が
極めて小さく結像性能に優れたレンズとして作用する。
小さな球状粒子が存在する場合、その球状粒子は収差が
極めて小さく結像性能に優れたレンズとして作用する。
【0023】基材の屈折率をn1、球状粒子の屈折率を
n2とすれば、その球状粒子からなるレンズの焦点距離
fbは球状粒子の粒径dと、上記屈折率の差n2−n1
=Δnによって近似的に
n2とすれば、その球状粒子からなるレンズの焦点距離
fbは球状粒子の粒径dと、上記屈折率の差n2−n1
=Δnによって近似的に
【0024】
【数2】
【0025】となる。
【0026】従って、その球状粒子部に平行光が入射す
ると球状粒子から上記fb隔たった焦点位置に極めて輝
度の高い点が生じる。その模様を模式的に図7に示す。
図7において40は球状粒子を示す。
ると球状粒子から上記fb隔たった焦点位置に極めて輝
度の高い点が生じる。その模様を模式的に図7に示す。
図7において40は球状粒子を示す。
【0027】入射光が完全平行光ではなく±θ’の指向
性を有している場合、図7に示すように、輝点はその指
向角θ’に比例した直径d’の広がりを生じる。その直
径d’は
性を有している場合、図7に示すように、輝点はその指
向角θ’に比例した直径d’の広がりを生じる。その直
径d’は
【0028】
【数3】
【0029】として算出される。背面投射型ディスプレ
イにおいてその指向角θ’は式(1)に示した投射光の
指向角θの基材中での角度であり、
イにおいてその指向角θ’は式(1)に示した投射光の
指向角θの基材中での角度であり、
【0030】
【数4】
【0031】となり、式(4)を式(3)に代入して
【0032】
【数5】
【0033】を得る。
【0034】画像源をCRTとする装置の場合は、前述
のように投射指向角θは0.05(約3゜)と比較的大
きく、標準的なΔn=0.05を用いてd’/dは0.
5程度と、輝点の領域は光拡散粒子径の半分程度の直径
の広がりとなる。
のように投射指向角θは0.05(約3゜)と比較的大
きく、標準的なΔn=0.05を用いてd’/dは0.
5程度と、輝点の領域は光拡散粒子径の半分程度の直径
の広がりとなる。
【0035】これに対して、液晶パネルなどの変調素子
を用いる場合には、投射指向角θは0.003(約0.
2°)程度と小さいため、上記Δnにおいてd’/dは
0.03程度と、輝点の領域は光拡散粒子径の1/30
程度の直径の範囲に集中する。
を用いる場合には、投射指向角θは0.003(約0.
2°)程度と小さいため、上記Δnにおいてd’/dは
0.03程度と、輝点の領域は光拡散粒子径の1/30
程度の直径の範囲に集中する。
【0036】この輝点領域の面積は画像源をCRTとす
る装置の場合に比べ1/200以下、局部的な照度とし
ては200倍以上の極めて明るい輝点となり、シンチレ
ーションとして画像障害になるのである。
る装置の場合に比べ1/200以下、局部的な照度とし
ては200倍以上の極めて明るい輝点となり、シンチレ
ーションとして画像障害になるのである。
【0037】この様なシンチレーションを低減する方法
として、特開平8−313865号公報では、拡散要素
を一定の距離を隔てて2層設けることを提案している。
この場合、その内部に拡散粒子を分散するのが一般的な
レンチキュラレンズシートを拡散要素とすることに加え
て、レンチキュラレンズシートとともにスクリーンの基
本要素であるフレネルレンズシートに拡散要素を設ける
のが一般的である。
として、特開平8−313865号公報では、拡散要素
を一定の距離を隔てて2層設けることを提案している。
この場合、その内部に拡散粒子を分散するのが一般的な
レンチキュラレンズシートを拡散要素とすることに加え
て、レンチキュラレンズシートとともにスクリーンの基
本要素であるフレネルレンズシートに拡散要素を設ける
のが一般的である。
【0038】特開平10−293361号公報および特
開平10−293362号公報には、フレネルレンズシ
ートに付与する適切な拡散特性をヘイズ値で規定してい
る。
開平10−293362号公報には、フレネルレンズシ
ートに付与する適切な拡散特性をヘイズ値で規定してい
る。
【0039】この様に、レンチキュラレンズシートに加
えて、フレネルレンズシートにも光拡散粒子を分散する
と、レンチキュラレンズシートに分散した光拡散粒子に
様々な角度から光が入射し、前記入射指向角θ’が大き
くなることによりシンチレーションを低減することが可
能になる。
えて、フレネルレンズシートにも光拡散粒子を分散する
と、レンチキュラレンズシートに分散した光拡散粒子に
様々な角度から光が入射し、前記入射指向角θ’が大き
くなることによりシンチレーションを低減することが可
能になる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの様
に、フレネルレンズシートにも拡散粒子を分散すると、
解像力の劣化、効率の低下などの副作用を生じる。
に、フレネルレンズシートにも拡散粒子を分散すると、
解像力の劣化、効率の低下などの副作用を生じる。
【0041】解像力の劣化は、フレネルレンズシートの
1点で拡散された光がレンチキュラレンズシートに到達
するまでに広がりを生じ、レンチキュラレンズレンズシ
ートで再度拡散されることにより発生し、フレネルレン
ズシートに付与される拡散特性および2つの拡散要素の
間隔に比例して増大する。
1点で拡散された光がレンチキュラレンズシートに到達
するまでに広がりを生じ、レンチキュラレンズレンズシ
ートで再度拡散されることにより発生し、フレネルレン
ズシートに付与される拡散特性および2つの拡散要素の
間隔に比例して増大する。
【0042】また、効率の低下はレンチキュラレンズシ
ートの出射面に設けられたブラックストライプによって
吸収され損失する成分がフレネルレンズシートでの拡散
によって増加する為に発生し、フレネルレンズシートで
の拡散が大きいほど顕著になる。
ートの出射面に設けられたブラックストライプによって
吸収され損失する成分がフレネルレンズシートでの拡散
によって増加する為に発生し、フレネルレンズシートで
の拡散が大きいほど顕著になる。
【0043】更に、別の問題としてシンチレーション低
減に必要な拡散特性および拡散要素間隔を得るために、
フレネルレンズシートに一定以上の厚みを必要とし、フ
レネルレンズシート内部での多重反射によって発生する
ゴースト像の緩和に効果的な薄型化が困難になるという
問題がある。
減に必要な拡散特性および拡散要素間隔を得るために、
フレネルレンズシートに一定以上の厚みを必要とし、フ
レネルレンズシート内部での多重反射によって発生する
ゴースト像の緩和に効果的な薄型化が困難になるという
問題がある。
【0044】本発明は、上記の問題を解決し、シンチレ
ーションを低減しながらフレネルレンズシートでの拡散
による副作用を低減した背面投射型スクリーンを提供す
ることを目的とする。また、その様な背面投射型スクリ
ーンを用いることにより、シンチレーションが軽微で、
かつ、解像力、透過効率に優れ、ゴースト像の顕著化を
生じることの無い背面投射型ディスプレイを提供するこ
とを目的とする。
ーションを低減しながらフレネルレンズシートでの拡散
による副作用を低減した背面投射型スクリーンを提供す
ることを目的とする。また、その様な背面投射型スクリ
ーンを用いることにより、シンチレーションが軽微で、
かつ、解像力、透過効率に優れ、ゴースト像の顕著化を
生じることの無い背面投射型ディスプレイを提供するこ
とを目的とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成とする。
に本発明は以下の構成とする。
【0046】本発明の第1の構成にかかる背面投射型ス
クリーンは、少なくともレンチキュラレンズシートおよ
びフレネルレンズシートを有し、前記レンチキュラレン
ズシートおよびフレネルレンズシートにはそれぞれ基材
の屈折率とは異なる屈折率の光拡散粒子が分散されてお
り、前記レンチキュラレンズシートに分散された光拡散
粒子が回転楕円体状であることを特徴とする。かかる構
成によれば、レンチキュラレンズシートに分散された光
拡散粒子を透過する光が局部に集中することが緩和され
るので、フレネルレンズシートでの拡散を小さく抑えな
がらシンチレーションを軽減した背面投射型スクリーン
を実現できる。
クリーンは、少なくともレンチキュラレンズシートおよ
びフレネルレンズシートを有し、前記レンチキュラレン
ズシートおよびフレネルレンズシートにはそれぞれ基材
の屈折率とは異なる屈折率の光拡散粒子が分散されてお
り、前記レンチキュラレンズシートに分散された光拡散
粒子が回転楕円体状であることを特徴とする。かかる構
成によれば、レンチキュラレンズシートに分散された光
拡散粒子を透過する光が局部に集中することが緩和され
るので、フレネルレンズシートでの拡散を小さく抑えな
がらシンチレーションを軽減した背面投射型スクリーン
を実現できる。
【0047】また、本発明の第2の構成にかかる背面投
射型スクリーンは、少なくともレンチキュラレンズシー
トおよびフレネルレンズシートを有し、前記レンチキュ
ラレンズシートおよびフレネルレンズシートにはそれぞ
れ基材の屈折率とは異なる屈折率の光拡散粒子が分散さ
れており、前記レンチキュラレンズシートに分散された
光拡散粒子はその基材よりも高い屈折率を有し、前記フ
レネルレンズシートに分散された光拡散粒子はその基材
よりも低い屈折率を有することを特徴とする。かかる構
成によれば、それぞれの内部に分散した光拡散粒子の焦
点を他方の拡散要素から遠ざけることにより、薄型のフ
レネルレンズシートを用いて、実質的な拡散要素間隔を
大きくすることが可能になり、シンチレーションを軽減
しながらゴースト像の軽微な背面投射型スクリーンを実
現できる。
射型スクリーンは、少なくともレンチキュラレンズシー
トおよびフレネルレンズシートを有し、前記レンチキュ
ラレンズシートおよびフレネルレンズシートにはそれぞ
れ基材の屈折率とは異なる屈折率の光拡散粒子が分散さ
れており、前記レンチキュラレンズシートに分散された
光拡散粒子はその基材よりも高い屈折率を有し、前記フ
レネルレンズシートに分散された光拡散粒子はその基材
よりも低い屈折率を有することを特徴とする。かかる構
成によれば、それぞれの内部に分散した光拡散粒子の焦
点を他方の拡散要素から遠ざけることにより、薄型のフ
レネルレンズシートを用いて、実質的な拡散要素間隔を
大きくすることが可能になり、シンチレーションを軽減
しながらゴースト像の軽微な背面投射型スクリーンを実
現できる。
【0048】更に、本発明の背面投射型ディスプレイは
上記背面投射型スクリーンを有することを特徴とする。
かかる構成によれば、シンチレーション、ゴースト像の
発生などの画像障害が軽微で解像力に優れ、効率の高い
背面投射型ディスプレイを実現できる。
上記背面投射型スクリーンを有することを特徴とする。
かかる構成によれば、シンチレーション、ゴースト像の
発生などの画像障害が軽微で解像力に優れ、効率の高い
背面投射型ディスプレイを実現できる。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明の背面投射型スクリーンの
実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0050】(実施の形態1)図1は本発明の背面投射
型スクリーンの実施の形態の一例を示す水平断面図であ
る。
型スクリーンの実施の形態の一例を示す水平断面図であ
る。
【0051】図の背面投射型スクリーンは、図6に示し
た一般的な背面投射型スクリーンと同様に、フレネルレ
ンズシート41とレンチキュラレンズシートによって構
成されているが、レンチキュラレンズシートには変調素
子を用いた背面投射型ディスプレイにより適した構造と
するために積層レンチキュラレンズシート5(特願平9
−91889号参照)を用いている。
た一般的な背面投射型スクリーンと同様に、フレネルレ
ンズシート41とレンチキュラレンズシートによって構
成されているが、レンチキュラレンズシートには変調素
子を用いた背面投射型ディスプレイにより適した構造と
するために積層レンチキュラレンズシート5(特願平9
−91889号参照)を用いている。
【0052】フレネルレンズシート41は投射側が平面
で観察側に同心円状のフレネルレンズを形成し、全体で
1つの凸レンズと同様な作用をするものであり、PMM
A、PC(ポリカーボネート),MSなどを基材材料と
して熱プレス法、2P(フォトポリマー)法などの公知
の技術によって作成され、その内部に基材とは屈折率の
異なる架橋ポリマービーズあるいはガラスビーズが球状
光拡散粒子411として分散されている。
で観察側に同心円状のフレネルレンズを形成し、全体で
1つの凸レンズと同様な作用をするものであり、PMM
A、PC(ポリカーボネート),MSなどを基材材料と
して熱プレス法、2P(フォトポリマー)法などの公知
の技術によって作成され、その内部に基材とは屈折率の
異なる架橋ポリマービーズあるいはガラスビーズが球状
光拡散粒子411として分散されている。
【0053】積層レンチキュラレンズシート5は拡散シ
ート52の投射側の面にレンチキュラレンズフィルム5
1を透明粘着層53によって接着した積層構造を有す
る。
ート52の投射側の面にレンチキュラレンズフィルム5
1を透明粘着層53によって接着した積層構造を有す
る。
【0054】レンチキュラレンズフィルム51はPET
(ポリエチレンテレフタレート)などの透明フィルムの
一方の面に紫外線硬化樹脂によりレンチキュラレンズ5
11が形成され、他方の面の光不透過領域には光吸収材
料からなるブラックストライプ512が形成されてい
る。
(ポリエチレンテレフタレート)などの透明フィルムの
一方の面に紫外線硬化樹脂によりレンチキュラレンズ5
11が形成され、他方の面の光不透過領域には光吸収材
料からなるブラックストライプ512が形成されてい
る。
【0055】拡散シート52はアクリル、ポリカーボネ
ートなどの光透過性材料からなり、前記光透過性材料の
みと、光透過性材料に光拡散粒子521を配合した材料
との2層押出成形によって得られる。透明粘着層53と
の接合面近傍に回転楕円体状の光拡散粒子521が分散
される。前記光拡散粒子521の屈折率は、前記光透過
性材料の屈折率より僅かに大きく設定する。
ートなどの光透過性材料からなり、前記光透過性材料の
みと、光透過性材料に光拡散粒子521を配合した材料
との2層押出成形によって得られる。透明粘着層53と
の接合面近傍に回転楕円体状の光拡散粒子521が分散
される。前記光拡散粒子521の屈折率は、前記光透過
性材料の屈折率より僅かに大きく設定する。
【0056】上記構成で、回転楕円体状光拡散粒子52
1に平行光が入射した場合の光線軌跡を模式的に図2に
示す。図2(A)は入射光の光軸に対して光拡散粒子5
21の長軸が直交する場合、図2(B)は入射光の光軸
と光拡散粒子521の長軸が平行な場合を示している。
1に平行光が入射した場合の光線軌跡を模式的に図2に
示す。図2(A)は入射光の光軸に対して光拡散粒子5
21の長軸が直交する場合、図2(B)は入射光の光軸
と光拡散粒子521の長軸が平行な場合を示している。
【0057】図に示すように、いずれの場合も回転楕円
体状光拡散粒子521に入射した光は、球状光拡散粒子
を用いた場合のように1点に集中することがないので、
球状光拡散粒子を用いた場合に比べ、局部的に光線が集
中することによって生じるシンチレーションが緩和され
る。
体状光拡散粒子521に入射した光は、球状光拡散粒子
を用いた場合のように1点に集中することがないので、
球状光拡散粒子を用いた場合に比べ、局部的に光線が集
中することによって生じるシンチレーションが緩和され
る。
【0058】この様に、平行光入射状態でのシンチレー
ションが緩和されるので、拡散の小さなフレネルレンズ
シート41を用いてシンチレーションを低減することが
可能になり、フレネル部の拡散による副作用である解像
力劣化、効率低下を低減することが出来る。
ションが緩和されるので、拡散の小さなフレネルレンズ
シート41を用いてシンチレーションを低減することが
可能になり、フレネル部の拡散による副作用である解像
力劣化、効率低下を低減することが出来る。
【0059】(実施の形態2)図3は本発明の背面投射
型スクリーンの実施の形態の他の例を示す水平断面図で
ある。
型スクリーンの実施の形態の他の例を示す水平断面図で
ある。
【0060】図3の構成は図1の構成と類似で、フレネ
ルレンズシート41および積層レンチキュラレンズシー
ト5の機能は同様であるが、フレネルレンズシート41
の内部に分散する球状光拡散粒子412の屈折率が基材
よりも低い点が異なる。また、図3において拡散シート
52に分散含有される光拡散粒子522は図1と異なり
球状高屈折率光拡散粒子である。
ルレンズシート41および積層レンチキュラレンズシー
ト5の機能は同様であるが、フレネルレンズシート41
の内部に分散する球状光拡散粒子412の屈折率が基材
よりも低い点が異なる。また、図3において拡散シート
52に分散含有される光拡散粒子522は図1と異なり
球状高屈折率光拡散粒子である。
【0061】基材の屈折率よりも低い屈折率の光拡散粒
子412に平行光が入射した場合の光線軌跡を模式的に
図4に示す。
子412に平行光が入射した場合の光線軌跡を模式的に
図4に示す。
【0062】上記設定で、光は発散的に拡散されその焦
点は光拡散粒子412より入射側になり、その光線軌跡
は同様の拡散機能を有する通常の光拡散粒子を焦点距離
の2倍だけ入射側に配置した場合と同等になる。
点は光拡散粒子412より入射側になり、その光線軌跡
は同様の拡散機能を有する通常の光拡散粒子を焦点距離
の2倍だけ入射側に配置した場合と同等になる。
【0063】上記は実質的にフレネルレンズシートおよ
びレンチキュラレンズシートそれぞれに配置する拡散要
素間の距離の拡大と等価になり、基材よりも高い屈折率
を有する通常の光拡散粒子を用いた場合に比べ大きなシ
ンチレーション低減効果を実現でき、また、より薄いフ
レネルレンズシートを用いて同等のシンチレーション低
減効果を実現できる。
びレンチキュラレンズシートそれぞれに配置する拡散要
素間の距離の拡大と等価になり、基材よりも高い屈折率
を有する通常の光拡散粒子を用いた場合に比べ大きなシ
ンチレーション低減効果を実現でき、また、より薄いフ
レネルレンズシートを用いて同等のシンチレーション低
減効果を実現できる。
【0064】この様に、本発明によれば、従来では困難
であった薄型フレネルレンズシートでのシンチレーショ
ン低減が可能になり、ゴースト像の低減に効果的な背面
投射型スクリーンを実現できる。
であった薄型フレネルレンズシートでのシンチレーショ
ン低減が可能になり、ゴースト像の低減に効果的な背面
投射型スクリーンを実現できる。
【0065】(実施の形態3)図5は本発明の背面投射
型ディスプレイの実施の形態を模式的に示す斜視図であ
り、主要要素の配置が分かるように透視図としている。
型ディスプレイの実施の形態を模式的に示す斜視図であ
り、主要要素の配置が分かるように透視図としている。
【0066】図5で6は光学エンジンであり、その内部
には光源となるランプ、照明光学系、色分解光学系、液
晶パネル、色合成光学系などが適切に配置され、照射光
を液晶パネルによって空間変調して画像を形成する。そ
の画像を投射レンズ3によって拡大投射する。
には光源となるランプ、照明光学系、色分解光学系、液
晶パネル、色合成光学系などが適切に配置され、照射光
を液晶パネルによって空間変調して画像を形成する。そ
の画像を投射レンズ3によって拡大投射する。
【0067】ミラー7によって折り曲げられた投射光は
スクリーン4上で結像し、スクリーン4の作用によって
拡散され様々な角度から画像として観察可能になる。こ
れらの要素はキャビネット8の内部に配置され、装置内
への外光の侵入を防止している。
スクリーン4上で結像し、スクリーン4の作用によって
拡散され様々な角度から画像として観察可能になる。こ
れらの要素はキャビネット8の内部に配置され、装置内
への外光の侵入を防止している。
【0068】スクリーン4には図1に示した実施の形態
1に記載のレンチキュラレンズシートおよび図3に示し
た実施の形態2に記載のフレネルレンズシートが用いら
れており、従来のスクリーンと同等のシンチレーション
低減機能を有し、かつフレネルレンズシートの厚みが薄
く、その拡散作用が小さい。
1に記載のレンチキュラレンズシートおよび図3に示し
た実施の形態2に記載のフレネルレンズシートが用いら
れており、従来のスクリーンと同等のシンチレーション
低減機能を有し、かつフレネルレンズシートの厚みが薄
く、その拡散作用が小さい。
【0069】かかる本発明の構成によれば、フレネルレ
ンズシートでの拡散を最小限に抑え、解像力劣化、効率
低下が小さくでき、また、フレネルレンズシートの厚み
に比例して顕著になるゴースト像を低減し、シンチレー
ション、ゴースト像等の画像障害が軽微で解像力に優れ
た背面投射型ディスプレイを実現できる。
ンズシートでの拡散を最小限に抑え、解像力劣化、効率
低下が小さくでき、また、フレネルレンズシートの厚み
に比例して顕著になるゴースト像を低減し、シンチレー
ション、ゴースト像等の画像障害が軽微で解像力に優れ
た背面投射型ディスプレイを実現できる。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明して明らかなように、本
発明の背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプ
レイによれば、シンチレーション、ゴースト像等の画像
障害が軽微で解像力に優れた画像表示を実現できる。
発明の背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプ
レイによれば、シンチレーション、ゴースト像等の画像
障害が軽微で解像力に優れた画像表示を実現できる。
【図1】本発明の背面投射型スクリーンの第1の実施の
形態を示す一部拡大水平断面図。
形態を示す一部拡大水平断面図。
【図2】回転楕円体状光拡散粒子に平行光が入射した状
態の光線軌跡の模式図。
態の光線軌跡の模式図。
【図3】本発明の背面投射型スクリーンの第2の実施の
形態を示す一部拡大水平断面図。
形態を示す一部拡大水平断面図。
【図4】基材よりも屈折率の低い光拡散粒子に平行光が
入射した状態の光線軌跡の模式図。
入射した状態の光線軌跡の模式図。
【図5】本発明の背面投射型ディスプレイの実施の形態
を示す水平断面図。
を示す水平断面図。
【図6】一般的な背面投射型ディスプレイの基本構成を
模式的に示した水平断面図。
模式的に示した水平断面図。
【図7】光拡散粒子に投射光が入射した場合の輝点の発
生を示す模式図。
生を示す模式図。
1 ランプ 2 液晶パネル 3 投射レンズ 4 スクリーン 41 フレネルレンズシート 411 球状光拡散粒子 412 低屈折率光拡散粒子 42 レンチキュラレンズシート 5 積層レンチキュラレンズシート 51 レンチキュラレンズフィルム 511 レンチキュラレンズ 512 ブラックストライプ 52 拡散シート 521 回転楕円体状光拡散粒子 522 高屈折率光拡散粒子 53 透明粘着層 6 光学エンジン 7 ミラー 8 キャビネット
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともレンチキュラレンズシートお
よびフレネルレンズシートを有し、前記レンチキュラレ
ンズシートおよびフレネルレンズシートにはそれぞれ基
材の屈折率とは異なる屈折率の光拡散粒子が分散されて
おり、前記レンチキュラレンズシートに分散された光拡
散粒子が回転楕円体状であることを特徴とする背面投射
型スクリーン。 - 【請求項2】 少なくともレンチキュラレンズシートお
よびフレネルレンズシートを有し、前記レンチキュラレ
ンズシートおよびフレネルレンズシートにはそれぞれ基
材の屈折率とは異なる屈折率の光拡散粒子が分散されて
おり、前記レンチキュラレンズシートに分散された光拡
散粒子はその基材よりも高い屈折率を有し、前記フレネ
ルレンズシートに分散された光拡散粒子はその基材より
も低い屈折率を有することを特徴とする背面投射型スク
リーン。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の背面投射型スク
リーンを備えたことを特徴とする背面投射型ディスプレ
イ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040862A JP2001228547A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040862A JP2001228547A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001228547A true JP2001228547A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18564181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000040862A Pending JP2001228547A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 背面投射型スクリーンおよび背面投射型ディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001228547A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467614B1 (ko) * | 2002-10-15 | 2005-01-24 | 삼성전자주식회사 | 배면 투사 스크린 및 이를 채용한 프로젝터 |
WO2006017585A1 (en) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Fusion Optix, Inc. | Multi-region light scattering element |
US7261421B2 (en) | 2003-12-19 | 2007-08-28 | Hitachi, Ltd. | Optical projector and image display apparatus using the same |
JP2022090637A (ja) * | 2020-12-07 | 2022-06-17 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート、表示装置 |
-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000040862A patent/JP2001228547A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467614B1 (ko) * | 2002-10-15 | 2005-01-24 | 삼성전자주식회사 | 배면 투사 스크린 및 이를 채용한 프로젝터 |
US7261421B2 (en) | 2003-12-19 | 2007-08-28 | Hitachi, Ltd. | Optical projector and image display apparatus using the same |
CN100445866C (zh) * | 2003-12-19 | 2008-12-24 | 株式会社日立制作所 | 投影光学装置和使用该装置的图像显示装置 |
US7581838B2 (en) | 2003-12-19 | 2009-09-01 | Hitachi, Ltd. | Optical projector and image display apparatus using the same |
WO2006017585A1 (en) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Fusion Optix, Inc. | Multi-region light scattering element |
JP2022090637A (ja) * | 2020-12-07 | 2022-06-17 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート、表示装置 |
JP7178004B2 (ja) | 2020-12-07 | 2022-11-25 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート、表示装置 |
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