JP2001196868A - 増幅器およびこれを用いた無線通信装置 - Google Patents
増幅器およびこれを用いた無線通信装置Info
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エミッタ接地増幅回路において、バイアス電
圧Vbiasが一定であると、トランジスタの電流増幅
率hfe等の各種パラメータがばらついた場合に、エミッ
タ電流Ieが変わってしまう。 【解決手段】 エミッタ接地増幅回路10のトランジス
タ11の電流増幅率hfe等の各種パラメータのばらつき
の影響をなくし、そのエミッタ接地増幅回路10のエミ
ッタ電流Ie1を調整するバイアス電圧Vbiasを生
成するバイアス電圧発生回路20を用意し、このバイア
ス電圧発生回路20で生成したバイアス電圧Vbias
をエミッタ接地増幅回路10に供給するようにする。
圧Vbiasが一定であると、トランジスタの電流増幅
率hfe等の各種パラメータがばらついた場合に、エミッ
タ電流Ieが変わってしまう。 【解決手段】 エミッタ接地増幅回路10のトランジス
タ11の電流増幅率hfe等の各種パラメータのばらつき
の影響をなくし、そのエミッタ接地増幅回路10のエミ
ッタ電流Ie1を調整するバイアス電圧Vbiasを生
成するバイアス電圧発生回路20を用意し、このバイア
ス電圧発生回路20で生成したバイアス電圧Vbias
をエミッタ接地増幅回路10に供給するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅器およびこれ
を用いた無線通信装置に関し、特にエミッタ接地の増幅
器およびこれを用いた無線通信装置に関する。
を用いた無線通信装置に関し、特にエミッタ接地の増幅
器およびこれを用いた無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エミッタ接地増幅器の基本的な回路構成
を図4に示す。同図において、トランジスタ101のエ
ミッタがエミッタ抵抗102を介してグランドに、コレ
クタが負荷抵抗103を介して電源VCCにそれぞれ接
続されている。また、トランジスタ101のベースは、
直流電源104からベース抵抗105を通して与えられ
る一定のバイアス電圧Vbiasによってバイアスされ
ている。そして、入力信号INがコンデンサ106を介
してトランジスタ101のベースに印加され、当該トラ
ンジスタ101のコレクタから出力信号OUTが導出さ
れる。
を図4に示す。同図において、トランジスタ101のエ
ミッタがエミッタ抵抗102を介してグランドに、コレ
クタが負荷抵抗103を介して電源VCCにそれぞれ接
続されている。また、トランジスタ101のベースは、
直流電源104からベース抵抗105を通して与えられ
る一定のバイアス電圧Vbiasによってバイアスされ
ている。そして、入力信号INがコンデンサ106を介
してトランジスタ101のベースに印加され、当該トラ
ンジスタ101のコレクタから出力信号OUTが導出さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のエミッタ接
地増幅器では、トランジスタ101のベースをバイアス
するバイアス電圧Vbiasとして一定の電圧を与える
構成となっているため、トランジスタ101の電流増幅
率hfe等の各種パラメータがばらついた場合に、トラン
ジスタ101のエミッタ電流Ieが変わってしまうとい
う課題がある。このことについて、以下に、数式を用い
て説明する。
地増幅器では、トランジスタ101のベースをバイアス
するバイアス電圧Vbiasとして一定の電圧を与える
構成となっているため、トランジスタ101の電流増幅
率hfe等の各種パラメータがばらついた場合に、トラン
ジスタ101のエミッタ電流Ieが変わってしまうとい
う課題がある。このことについて、以下に、数式を用い
て説明する。
【0004】今、トランジスタ101のベース電流をI
b、コレクタ電流をIcとすると、エミッタ電流Ie
は、 Ie=Ib+Ic ……(101) で与えられ、またコレクタ電流Icは、 Ic=hfe*Ib ……(102) で与えられる。そして、(101)式、(102)式よ
り、 Ie=(1+hfe)*Ib ……(103) となる。
b、コレクタ電流をIcとすると、エミッタ電流Ie
は、 Ie=Ib+Ic ……(101) で与えられ、またコレクタ電流Icは、 Ic=hfe*Ib ……(102) で与えられる。そして、(101)式、(102)式よ
り、 Ie=(1+hfe)*Ib ……(103) となる。
【0005】すなわち、エミッタ電流Ieがトランジス
タ101の電流増幅率hfeによって変化することにな
る。エミッタ接地増幅器において、エミッタ電流Ieが
変化すると、消費電流が変わったり、トランジスタ10
1自体のエミッタ抵抗が変化して利得が変わってしまう
要因となる。
タ101の電流増幅率hfeによって変化することにな
る。エミッタ接地増幅器において、エミッタ電流Ieが
変化すると、消費電流が変わったり、トランジスタ10
1自体のエミッタ抵抗が変化して利得が変わってしまう
要因となる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、エミッタ電流がトラ
ンジスタの電流増幅率hfe等の各種パラメータのばらつ
きの影響を受けない構成の増幅器およびこれを用いた無
線通信装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、エミッタ電流がトラ
ンジスタの電流増幅率hfe等の各種パラメータのばらつ
きの影響を受けない構成の増幅器およびこれを用いた無
線通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による増幅器は、
エミッタ接地の第1のトランジスタおよびそのベースと
バイアス端子との間に接続された第1のベース抵抗を有
する増幅回路と、バイアス端子にコレクタが接続された
エミッタ接地の第2のトランジスタと、この第2のトラ
ンジスタのエミッタ電位を反転入力としかつ所定の直流
電圧を非反転入力とし、その出力端がバイアス端子に接
続されたオペアンプと、このオペアンプの出力端と第2
のトランジスタのベースとの間に接続された第2のベー
ス抵抗とを有するバイアス電圧発生回路とを備え、第
1,第2のベース抵抗の各抵抗値をRb1,Rb2、第
1,第2のトランジスタの各エミッタ面積をQ1,Q2
とするとき、 Rb1=Rb2/n(但し、nは自然数) Q1=n*Q2 の条件を満足するように構成されている。そして、この
増幅器は無線通信装置において、IF(中間周波)信号
を増幅する増幅手段を構成するのに用いられる。
エミッタ接地の第1のトランジスタおよびそのベースと
バイアス端子との間に接続された第1のベース抵抗を有
する増幅回路と、バイアス端子にコレクタが接続された
エミッタ接地の第2のトランジスタと、この第2のトラ
ンジスタのエミッタ電位を反転入力としかつ所定の直流
電圧を非反転入力とし、その出力端がバイアス端子に接
続されたオペアンプと、このオペアンプの出力端と第2
のトランジスタのベースとの間に接続された第2のベー
ス抵抗とを有するバイアス電圧発生回路とを備え、第
1,第2のベース抵抗の各抵抗値をRb1,Rb2、第
1,第2のトランジスタの各エミッタ面積をQ1,Q2
とするとき、 Rb1=Rb2/n(但し、nは自然数) Q1=n*Q2 の条件を満足するように構成されている。そして、この
増幅器は無線通信装置において、IF(中間周波)信号
を増幅する増幅手段を構成するのに用いられる。
【0008】上記構成の増幅器およびこれを用いた無線
通信装置において、エミッタ接地の増幅回路およびバイ
アス電圧発生回路が上記の条件を満足することで、バイ
アス電圧発生回路は、エミッタ接地増幅回路のトランジ
スタの電流増幅率hfe等の各種パラメータのばらつきの
影響をなくし、そのエミッタ接地増幅回路のエミッタ電
流を調整するバイアス電圧を生成し、これを当該エミッ
タ接地増幅回路に供給する。
通信装置において、エミッタ接地の増幅回路およびバイ
アス電圧発生回路が上記の条件を満足することで、バイ
アス電圧発生回路は、エミッタ接地増幅回路のトランジ
スタの電流増幅率hfe等の各種パラメータのばらつきの
影響をなくし、そのエミッタ接地増幅回路のエミッタ電
流を調整するバイアス電圧を生成し、これを当該エミッ
タ接地増幅回路に供給する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るエミッタ接地増幅器の構成例を示す回路
図である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るエミッタ接地増幅器の構成例を示す回路
図である。
【0010】図1において、バイポーラトランジスタ1
1のエミッタがエミッタ抵抗12を介してグランドに、
コレクタが負荷抵抗13を介して電源VCCにそれぞれ
接続され、また当該トランジスタ11のベースには、ベ
ース抵抗14の一端が接続されてエミッタ接地増幅回路
10を構成している。
1のエミッタがエミッタ抵抗12を介してグランドに、
コレクタが負荷抵抗13を介して電源VCCにそれぞれ
接続され、また当該トランジスタ11のベースには、ベ
ース抵抗14の一端が接続されてエミッタ接地増幅回路
10を構成している。
【0011】このエミッタ接地増幅回路10において、
トランジスタ11のベースには、バイアス電圧発生回路
20からベース抵抗14を通してバイアス電圧Vbia
sが与えられるようになっている。そして、入力信号I
Nがコンデンサ15を介してトランジスタ11のベース
に印加され、当該トランジスタ11のコレクタから出力
信号OUTが導出される。
トランジスタ11のベースには、バイアス電圧発生回路
20からベース抵抗14を通してバイアス電圧Vbia
sが与えられるようになっている。そして、入力信号I
Nがコンデンサ15を介してトランジスタ11のベース
に印加され、当該トランジスタ11のコレクタから出力
信号OUTが導出される。
【0012】ここで、バイアス電圧発生回路20は、バ
イアス端子21にコレクタが接続されたバイポーラトラ
ンジスタ22と、このトランジスタ22のエミッタとグ
ランドとの間に接続されたエミッタ抵抗23と、トラン
ジスタ22のエミッタ電位を反転(−)入力とし、直流
電源24から与えられる直流電圧Vkを非反転(+)入
力とし、その出力端がバイアス端子21に接続されたオ
ペアンプ25と、このオペアンプ25の出力端とトラン
ジスタ22のベースとの間に接続されたベース抵抗26
とを有する構成となっている。
イアス端子21にコレクタが接続されたバイポーラトラ
ンジスタ22と、このトランジスタ22のエミッタとグ
ランドとの間に接続されたエミッタ抵抗23と、トラン
ジスタ22のエミッタ電位を反転(−)入力とし、直流
電源24から与えられる直流電圧Vkを非反転(+)入
力とし、その出力端がバイアス端子21に接続されたオ
ペアンプ25と、このオペアンプ25の出力端とトラン
ジスタ22のベースとの間に接続されたベース抵抗26
とを有する構成となっている。
【0013】なお、バイアス端子21と電源VCCとの
間には、負荷に応じて電流が変化する電流源27が接続
されている。
間には、負荷に応じて電流が変化する電流源27が接続
されている。
【0014】上記構成のエミッタ増幅器において、エミ
ッタ抵抗12,23の各抵抗値をRe1,Re2、ベー
ス抵抗14,26の各抵抗値をRb1,Rb2とすると
き、エミッタ抵抗12の抵抗値Re1は、 Re1=Re2/n ……(1) の条件を満足するように、またベース抵抗14の抵抗値
Rb1は、 Rb1=Rb2/n ……(2) の条件を満足するように設定される。但し、nは自然数
である。
ッタ抵抗12,23の各抵抗値をRe1,Re2、ベー
ス抵抗14,26の各抵抗値をRb1,Rb2とすると
き、エミッタ抵抗12の抵抗値Re1は、 Re1=Re2/n ……(1) の条件を満足するように、またベース抵抗14の抵抗値
Rb1は、 Rb1=Rb2/n ……(2) の条件を満足するように設定される。但し、nは自然数
である。
【0015】また、トランジスタ11のエミッタ面積を
Q1、トランジスタ22のエミッタ面積をQ2とすると
き、トランジスタ11のエミッタ面積をQ1は、 Q1=n*Q2 ……(3) の条件を満足するように設定される。
Q1、トランジスタ22のエミッタ面積をQ2とすると
き、トランジスタ11のエミッタ面積をQ1は、 Q1=n*Q2 ……(3) の条件を満足するように設定される。
【0016】今、バイアス電圧発生回路20において、
トランジスタ22のエミッタ電流をIe2、ベース電流
をIb2、ベース・エミッタ間電圧をVbe2とする
と、バイアス電圧Vbiasは、 Vbias=Ie2*Re2+Vbe2+Ib2*Rb
2 で与えられる。ここで、Ib2=Ie2/(1+hfe)
であることから、 Vbias=Ie2*[Re2+Rb2/(1+hf
e)]+Vbe2 となる。
トランジスタ22のエミッタ電流をIe2、ベース電流
をIb2、ベース・エミッタ間電圧をVbe2とする
と、バイアス電圧Vbiasは、 Vbias=Ie2*Re2+Vbe2+Ib2*Rb
2 で与えられる。ここで、Ib2=Ie2/(1+hfe)
であることから、 Vbias=Ie2*[Re2+Rb2/(1+hf
e)]+Vbe2 となる。
【0017】一方、エミッタ接地増幅回路10におい
て、トランジスタ11のエミッタ電流をIe1、ベース
電流をIb1、ベース・エミッタ間電圧をVbe1とす
ると、(1)式、(2)式、(3)式から、 Ie2*[Re2+Rb2/(1+hfe)]+Vbe2 =Ie1*[Re1+Rb1/(1+hfe)]+Vbe1 =Ie1/n*[Re2+Rb2/(1+hfe)]+Vbe1 ……(4)
て、トランジスタ11のエミッタ電流をIe1、ベース
電流をIb1、ベース・エミッタ間電圧をVbe1とす
ると、(1)式、(2)式、(3)式から、 Ie2*[Re2+Rb2/(1+hfe)]+Vbe2 =Ie1*[Re1+Rb1/(1+hfe)]+Vbe1 =Ie1/n*[Re2+Rb2/(1+hfe)]+Vbe1 ……(4)
【0018】この(4)式から、トランジスタ11のエ
ミッタ電流Ie1は、 Ie1=n*Ie2 となる。ここで、Ie2=(Vk/Re2)であること
から、 Ie1=n*(Vk/Re2) ……(5) となる。この(5)式から明らかなように、エミッタ接
地増幅回路10に流れるエミッタ電流Ie1は、トラン
ジスタ11の電流増幅率hfeのばらつきの影響を受けな
いことになる。
ミッタ電流Ie1は、 Ie1=n*Ie2 となる。ここで、Ie2=(Vk/Re2)であること
から、 Ie1=n*(Vk/Re2) ……(5) となる。この(5)式から明らかなように、エミッタ接
地増幅回路10に流れるエミッタ電流Ie1は、トラン
ジスタ11の電流増幅率hfeのばらつきの影響を受けな
いことになる。
【0019】上述したように、エミッタ接地の増幅器に
おいて、(1)式〜(3)式の条件を満足するようにエ
ミッタ接地増幅回路10およびバイアス電圧発生回路2
0を構成し、このバイアス電圧発生回路20で生成され
るバイアス電圧Vbiasをエミッタ接地増幅回路10
に供給することにより、トランジスタ11の電流増幅率
hfe等の各種パラメータのばらつきの影響を受けないエ
ミッタ電流Ie1をエミッタ接地増幅回路10に流すこ
とができる。
おいて、(1)式〜(3)式の条件を満足するようにエ
ミッタ接地増幅回路10およびバイアス電圧発生回路2
0を構成し、このバイアス電圧発生回路20で生成され
るバイアス電圧Vbiasをエミッタ接地増幅回路10
に供給することにより、トランジスタ11の電流増幅率
hfe等の各種パラメータのばらつきの影響を受けないエ
ミッタ電流Ie1をエミッタ接地増幅回路10に流すこ
とができる。
【0020】なお、上記実施形態では、エミッタ抵抗1
2を持つ構成のエミッタ接地増幅回路10に適用した場
合を例にとって説明したが、これに限られるものではな
く、エミッタ抵抗12がない構成のエミッタ接地増幅回
路にも同様に適用することが可能である。この場合に
は、バイアス電圧発生回路20におけるエミッタ抵抗2
3も不要となる。
2を持つ構成のエミッタ接地増幅回路10に適用した場
合を例にとって説明したが、これに限られるものではな
く、エミッタ抵抗12がない構成のエミッタ接地増幅回
路にも同様に適用することが可能である。この場合に
は、バイアス電圧発生回路20におけるエミッタ抵抗2
3も不要となる。
【0021】以上説明した本発明に係るエミッタ接地増
幅器は、移動体通信システムなどの無線通信装置におい
て、例えばIF(中間周波)を増幅する増幅手段を構成
するのに用いられる。
幅器は、移動体通信システムなどの無線通信装置におい
て、例えばIF(中間周波)を増幅する増幅手段を構成
するのに用いられる。
【0022】ところで、移動体通信システム、例えば移
動電話システムにおいて、基地局の回線容量を増やすに
は、各移動局の出力は基地局の位置において同一電界強
度となるように制御することが望ましい。特に、CDM
A(Code Division MultipleAccess:符号分割多重シス
テム)と呼ばれるスペクトラム拡散方式を用い、同一周
波数帯に複数の局を割り当てて拡散符号によって信号を
復元する方式においては、このような移動局の出力電力
制御は必須の要件となる。
動電話システムにおいて、基地局の回線容量を増やすに
は、各移動局の出力は基地局の位置において同一電界強
度となるように制御することが望ましい。特に、CDM
A(Code Division MultipleAccess:符号分割多重シス
テム)と呼ばれるスペクトラム拡散方式を用い、同一周
波数帯に複数の局を割り当てて拡散符号によって信号を
復元する方式においては、このような移動局の出力電力
制御は必須の要件となる。
【0023】この移動局の出力電力制御には2つの方式
がある。その1つは、基地局からの信号強度に基づいて
出力すべき電力を決定する方式である。これは、基地局
から移動局までの信号伝搬とその逆が強い相関があると
の仮定によるものである。この方式を開ループ制御と称
している。他の一つは、基地局での実際の信号強度の情
報を移動局へ伝えることによって行う方式である。この
方式を閉ループ制御と称している。
がある。その1つは、基地局からの信号強度に基づいて
出力すべき電力を決定する方式である。これは、基地局
から移動局までの信号伝搬とその逆が強い相関があると
の仮定によるものである。この方式を開ループ制御と称
している。他の一つは、基地局での実際の信号強度の情
報を移動局へ伝えることによって行う方式である。この
方式を閉ループ制御と称している。
【0024】出力電力制御を行うためには、利得制御回
路が必要とされる。この利得制御回路の性能としては、
次の4つが要求される。すなわち、第1に広いゲイン制
御範囲であること、第2に広いダイナミックレンジであ
ること、第3に良好な制御直線性、絶対ゲイン精度、温
度特性であること、第4に広帯域であること、が要求さ
れる。
路が必要とされる。この利得制御回路の性能としては、
次の4つが要求される。すなわち、第1に広いゲイン制
御範囲であること、第2に広いダイナミックレンジであ
ること、第3に良好な制御直線性、絶対ゲイン精度、温
度特性であること、第4に広帯域であること、が要求さ
れる。
【0025】利得制御範囲としては、例えば、受信側9
0dB程度、送信側80dB程度である。ダイナミック
レンジに関しては、特に受信側においては、希望波が微
弱な状態で強い妨害波が入る条件を考慮する必要があ
り、大入力に対する耐性と低雑音特性とが同時に要求さ
れる。
0dB程度、送信側80dB程度である。ダイナミック
レンジに関しては、特に受信側においては、希望波が微
弱な状態で強い妨害波が入る条件を考慮する必要があ
り、大入力に対する耐性と低雑音特性とが同時に要求さ
れる。
【0026】制御直線性、絶対ゲイン精度、温度特性に
ついては、前述した開ループ制御を精度良く行うため
に、受信側利得制御回路と送信側利得制御回路の特性が
整合する必要がある。帯域については、システムにより
異なるが、このような操作はIF(中間周波)段で行う
ことが最も容易である。そのための典型的な周波数は、
100MHz前後であることが多い。
ついては、前述した開ループ制御を精度良く行うため
に、受信側利得制御回路と送信側利得制御回路の特性が
整合する必要がある。帯域については、システムにより
異なるが、このような操作はIF(中間周波)段で行う
ことが最も容易である。そのための典型的な周波数は、
100MHz前後であることが多い。
【0027】図2は、利得制御回路を構成する利得可変
回路の回路構成の一例を示す回路図である。本例に係る
利得可変回路は、差動増幅回路31、バイアス回路3
2、2つの電流分割回路33,34および2つの抵抗回
路網35,36を有する構成となっている。
回路の回路構成の一例を示す回路図である。本例に係る
利得可変回路は、差動増幅回路31、バイアス回路3
2、2つの電流分割回路33,34および2つの抵抗回
路網35,36を有する構成となっている。
【0028】差動増幅回路31は、各エミッタがエミッ
タ抵抗R11,R12を介して基準電位点であるグラン
ドに接続されたnpn型の差動対トランジスタQ11,
Q12によって構成され、差動対トランジスタQ11,
Q12の各ベース間に入力電圧Viが入力される。
タ抵抗R11,R12を介して基準電位点であるグラン
ドに接続されたnpn型の差動対トランジスタQ11,
Q12によって構成され、差動対トランジスタQ11,
Q12の各ベース間に入力電圧Viが入力される。
【0029】バイアス回路32は、差動対トランジスタ
Q11,Q12の各ベースに各一端が接続されたバイア
ス抵抗R13,R14と、これら抵抗R13,R14の
各他端とグランドとの間に接続され、バイアス抵抗R1
3,R14を通して差動対トランジスタQ11,Q12
の各ベースにバイアス電圧Vbiasを与えるバイアス
電源37とから構成されている。
Q11,Q12の各ベースに各一端が接続されたバイア
ス抵抗R13,R14と、これら抵抗R13,R14の
各他端とグランドとの間に接続され、バイアス抵抗R1
3,R14を通して差動対トランジスタQ11,Q12
の各ベースにバイアス電圧Vbiasを与えるバイアス
電源37とから構成されている。
【0030】一方の電流分割回路33は、各エミッタが
トランジスタQ11のコレクタに共通に接続されたnp
n型の差動対トランジスタQ13,Q14によって構成
されている。他方の電流分割回路34は、各エミッタが
トランジスタQ12のコレクタに共通に接続されたnp
n型の差動対トランジスタQ15,Q16によって構成
されている。
トランジスタQ11のコレクタに共通に接続されたnp
n型の差動対トランジスタQ13,Q14によって構成
されている。他方の電流分割回路34は、各エミッタが
トランジスタQ12のコレクタに共通に接続されたnp
n型の差動対トランジスタQ15,Q16によって構成
されている。
【0031】これら電流分割回路33,34において、
トランジスタQ13,Q15の各ベースが共通に接続さ
れ、トランジスタQ14,Q16の各ベースが共通に接
続され、これらベース共通接続点間に制御電圧Vcが印
加される。そして、トランジスタQ13,Q15の各コ
レクタ間から出力電圧Voが導出されるようになってい
る。
トランジスタQ13,Q15の各ベースが共通に接続さ
れ、トランジスタQ14,Q16の各ベースが共通に接
続され、これらベース共通接続点間に制御電圧Vcが印
加される。そして、トランジスタQ13,Q15の各コ
レクタ間から出力電圧Voが導出されるようになってい
る。
【0032】一方の抵抗回路網35は、差動対トランジ
スタQ13,Q14の各コレクタと電源VCCとの間に
接続された抵抗R15,R16および差動対トランジス
タQ13,Q14の各コレクタ間に接続された抵抗R1
7によって構成されている。他方の抵抗回路網36は、
差動対トランジスタQ15,Q16の各コレクタと電源
VCCとの間に接続された抵抗R18,R19および差
動対トランジスタQ15,Q16の各コレクタ間に接続
された抵抗R20によって構成されている。
スタQ13,Q14の各コレクタと電源VCCとの間に
接続された抵抗R15,R16および差動対トランジス
タQ13,Q14の各コレクタ間に接続された抵抗R1
7によって構成されている。他方の抵抗回路網36は、
差動対トランジスタQ15,Q16の各コレクタと電源
VCCとの間に接続された抵抗R18,R19および差
動対トランジスタQ15,Q16の各コレクタ間に接続
された抵抗R20によって構成されている。
【0033】上記構成の利得可変回路において、差動増
幅回路31を構成するのに、先述したエミッタ接地の増
幅器が用いられる。すなわち、図2の回路と図1の回路
とを対比したとき、差動対トランジスタQ11,Q12
がトランジスタ11に、抵抗R11,R12がエミッタ
抵抗12に、抵抗R13,R14がベース抵抗14にそ
れぞれ相当する。また、バイアス電源37として、バイ
アス電圧発生回路20が用いられることになる。
幅回路31を構成するのに、先述したエミッタ接地の増
幅器が用いられる。すなわち、図2の回路と図1の回路
とを対比したとき、差動対トランジスタQ11,Q12
がトランジスタ11に、抵抗R11,R12がエミッタ
抵抗12に、抵抗R13,R14がベース抵抗14にそ
れぞれ相当する。また、バイアス電源37として、バイ
アス電圧発生回路20が用いられることになる。
【0034】そして、上記構成の利得可変回路は、例え
ばCDMA方式携帯電話装置におけるRFフロントエン
ド部の利得制御回路(AGCアンプ)を構成するのに用
いられる。図3は、CDMA方式携帯電話装置における
RFフロントエンド部の構成の一例を示すブロック図で
ある。
ばCDMA方式携帯電話装置におけるRFフロントエン
ド部の利得制御回路(AGCアンプ)を構成するのに用
いられる。図3は、CDMA方式携帯電話装置における
RFフロントエンド部の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【0035】図3において、アンテナ41で受信された
受信波は、送信/受信に共用される帯域振分けフィルタ
42を通過し、低ノイズアンプ43を介してミキサ44
に供給される。ミキサ44では、局部発振器45からの
局部発振周波数と混合され、中間周波(IF)に変換さ
れる。そして、AGCアンプ46にて信号レベルが一定
にされた後、後段のベースバンドIC47に供給され
る。
受信波は、送信/受信に共用される帯域振分けフィルタ
42を通過し、低ノイズアンプ43を介してミキサ44
に供給される。ミキサ44では、局部発振器45からの
局部発振周波数と混合され、中間周波(IF)に変換さ
れる。そして、AGCアンプ46にて信号レベルが一定
にされた後、後段のベースバンドIC47に供給され
る。
【0036】一方、送信側では、前段のベースバンドI
C47から供給されるIF信号がAGCアンプ48で増
幅された後ミキサ49に供給され、ここで局部発振器5
0からの局部発振周波数と混合されてRF信号に変換さ
れる。そして、このRF信号は、パワーアンプ51およ
び帯域振分けフィルタ42を経てアンテナ41から送信
される。
C47から供給されるIF信号がAGCアンプ48で増
幅された後ミキサ49に供給され、ここで局部発振器5
0からの局部発振周波数と混合されてRF信号に変換さ
れる。そして、このRF信号は、パワーアンプ51およ
び帯域振分けフィルタ42を経てアンテナ41から送信
される。
【0037】上記構成のCDMA方式携帯電話装置のR
Fフロントエンド部において、受信系のIF信号を増幅
するAGCアンプ46や、送信系のIF信号を増幅する
AGCアンプ48として、先述した本発明に係るエミッ
タ接地増幅器を用いて構成される利得可変回路が用いら
れる。
Fフロントエンド部において、受信系のIF信号を増幅
するAGCアンプ46や、送信系のIF信号を増幅する
AGCアンプ48として、先述した本発明に係るエミッ
タ接地増幅器を用いて構成される利得可変回路が用いら
れる。
【0038】このように、CDMA方式携帯電話装置の
受信系あるいは送信系において、AGCアンプ46,4
8として、本発明に係るエミッタ接地増幅器を用いて構
成される利得可変回路を用いることにより、当該エミッ
タ接地増幅器はエミッタ電流がほぼ一定であり、消費電
流のばらつきが少ないため、携帯電話装置自体の消費電
流の安定化に寄与できることになる。
受信系あるいは送信系において、AGCアンプ46,4
8として、本発明に係るエミッタ接地増幅器を用いて構
成される利得可変回路を用いることにより、当該エミッ
タ接地増幅器はエミッタ電流がほぼ一定であり、消費電
流のばらつきが少ないため、携帯電話装置自体の消費電
流の安定化に寄与できることになる。
【0039】なお、上記適用例では、CDMA方式携帯
電話装置に適用した場合を例にとって説明したが、本発
明はこの適用例に限定されるものではなく、無線通信装
置全般に適用することが可能である。
電話装置に適用した場合を例にとって説明したが、本発
明はこの適用例に限定されるものではなく、無線通信装
置全般に適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エミッタ接地の増幅器およびこれを用いた無線通信装置
において、エミッタ接地増幅回路のトランジスタの電流
増幅率hfe等の各種パラメータのばらつきの影響をなく
し、そのエミッタ接地増幅回路のエミッタ電流を調整す
るバイアス電圧を生成し、これをエミッタ接地増幅回路
に供給するようにしたので、トランジスタの電流増幅率
hfe等の各種パラメータのばらつきの影響を受けないエ
ミッタ電流を得ることができる。
エミッタ接地の増幅器およびこれを用いた無線通信装置
において、エミッタ接地増幅回路のトランジスタの電流
増幅率hfe等の各種パラメータのばらつきの影響をなく
し、そのエミッタ接地増幅回路のエミッタ電流を調整す
るバイアス電圧を生成し、これをエミッタ接地増幅回路
に供給するようにしたので、トランジスタの電流増幅率
hfe等の各種パラメータのばらつきの影響を受けないエ
ミッタ電流を得ることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る増幅器の構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】エミッタ接地増幅器を用いて構成される利得可
変回路の回路構成の一例を示す回路図である。
変回路の回路構成の一例を示す回路図である。
【図3】CDMA方式携帯電話装置におけるRFフロン
トエンド部の構成の一例を示すブロック図である。
トエンド部の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】エミッタ接地増幅器の基本的な回路構成を示す
回路図である。
回路図である。
10…エミッタ接地回路、20…バイアス電圧発生回
路、25…オペアンプ、31…差動増幅回路、32…バ
イアス回路、37…バイアス電源
路、25…オペアンプ、31…差動増幅回路、32…バ
イアス回路、37…バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 CA15 FA10 FN06 HA02 HA07 HA25 HA29 KA00 KA01 KA02 KA07 KA11 KA12 KA32 KA44 SA13 5J092 AA01 CA15 FA10 HA02 HA07 HA25 HA29 KA00 KA01 KA02 KA07 KA11 KA12 KA32 KA44 SA13 5J100 AA02 BA05 BB01 BC02 DA06 EA02 FA01 FA02
Claims (3)
- 【請求項1】 エミッタ接地の第1のトランジスタおよ
びそのベースとバイアス端子との間に接続された第1の
ベース抵抗を有する増幅回路と、 前記バイアス端子にコレクタが接続されたエミッタ接地
の第2のトランジスタと、この第2のトランジスタのエ
ミッタ電位を反転入力、所定の直流電圧を非反転入力と
し、その出力端が前記バイアス端子に接続されたオペア
ンプと、このオペアンプの出力端と前記第2のトランジ
スタのベースとの間に接続された第2のベース抵抗とを
有するバイアス電圧発生回路とを備え、 前記第1,第2のベース抵抗の各抵抗値をRb1,Rb
2、前記第1,第2のトランジスタの各エミッタ面積を
Q1,Q2とするとき、 Rb1=Rb2/n(但し、nは自然数) Q1=n*Q2 の条件を満足することを特徴とする増幅器。 - 【請求項2】 前記第1,第2のトランジスタは各々エ
ミッタ抵抗を有し、これらエミッタ抵抗の各抵抗値をR
e1,Re2とするとき、 Re1=Re2/n の条件を満足することを特徴とする請求項1記載の増幅
器。 - 【請求項3】 エミッタ接地の第1のトランジスタおよ
びそのベースとバイアス端子との間に接続された第1の
ベース抵抗を有する増幅回路と、 前記バイアス端子にコレクタが接続されたエミッタ接地
の第2のトランジスタと、この第2のトランジスタのエ
ミッタ電位を反転入力、所定の直流電圧を非反転入力と
し、その出力端が前記バイアス端子に接続されたオペア
ンプと、このオペアンプの出力端と前記第2のトランジ
スタのベースとの間に接続された第2のベース抵抗とを
有するバイアス電圧発生回路とを備え、 前記第1,第2のベース抵抗の各抵抗値をRb1,Rb
2、前記第1,第2のトランジスタの各エミッタ面積を
Q1,Q2とするとき、 Rb2=Rb1/n(但し、nは自然数) Q1=n*Q2 の条件を満足する増幅器を用いて、IF信号を増幅する
増幅手段を構成したことを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004157A JP2001196868A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 増幅器およびこれを用いた無線通信装置 |
US09/758,424 US6388529B2 (en) | 2000-01-13 | 2001-01-12 | Grounded emitter amplifier and a radio communication device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004157A JP2001196868A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 増幅器およびこれを用いた無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001196868A true JP2001196868A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18532974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004157A Abandoned JP2001196868A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 増幅器およびこれを用いた無線通信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6388529B2 (ja) |
JP (1) | JP2001196868A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010252155A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Dx Antenna Co Ltd | 高周波機器及びそれを備えた共同受信システム |
WO2022249955A1 (ja) * | 2021-05-26 | 2022-12-01 | 株式会社村田製作所 | 送信回路 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2834088B1 (fr) * | 2001-12-20 | 2004-03-19 | St Microelectronics Sa | Procede et dispositif de polarisation d'un transistor d'un etage amplificateur radiofrequence |
JP2006505170A (ja) * | 2002-10-30 | 2006-02-09 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | アンプバイアス回路、アンプバイアス方法、およびアンプバイアス回路を有する集積回路 |
JP2004264332A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-09-24 | Hamamatsu Photonics Kk | 多重画像形成位置ずれ検出装置、画像濃度検出装置及び多重画像形成装置 |
JP4887131B2 (ja) * | 2006-12-18 | 2012-02-29 | パナソニック株式会社 | 電力増幅器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4334198A (en) | 1980-04-24 | 1982-06-08 | Rca Corporation | Biasing of transistor amplifier cascades |
US5357089A (en) | 1993-02-26 | 1994-10-18 | Harris Corporation | Circuit and method for extending the safe operating area of a BJT |
US5809410A (en) | 1993-07-12 | 1998-09-15 | Harris Corporation | Low voltage RF amplifier and mixed with single bias block and method |
US5654672A (en) | 1996-04-01 | 1997-08-05 | Honeywell Inc. | Precision bias circuit for a class AB amplifier |
EP0895350A1 (en) | 1997-08-01 | 1999-02-03 | Sony International (Europe) GmbH | Low power gain controlled amplifier with high dynamic range |
JP2001202117A (ja) | 2000-01-24 | 2001-07-27 | Sharp Corp | 工程管理システム |
-
2000
- 2000-01-13 JP JP2000004157A patent/JP2001196868A/ja not_active Abandoned
-
2001
- 2001-01-12 US US09/758,424 patent/US6388529B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010252155A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Dx Antenna Co Ltd | 高周波機器及びそれを備えた共同受信システム |
WO2022249955A1 (ja) * | 2021-05-26 | 2022-12-01 | 株式会社村田製作所 | 送信回路 |
Also Published As
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---|---|
US6388529B2 (en) | 2002-05-14 |
US20010013811A1 (en) | 2001-08-16 |
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