JP2001185284A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JP2001185284A JP2001185284A JP36650099A JP36650099A JP2001185284A JP 2001185284 A JP2001185284 A JP 2001185284A JP 36650099 A JP36650099 A JP 36650099A JP 36650099 A JP36650099 A JP 36650099A JP 2001185284 A JP2001185284 A JP 2001185284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical connector
- housing
- connection
- contact
- core wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取扱い容易で芯線の断線や接触不良がなく結
線でき、かつ各種の径の芯線に対応できる接触子をもつ
電気コネクタを提供することを目的とする。 【解決手段】 絶縁ハウジング11が接触子30の保持
のためのハウジング本体12と該ハウジング本体へ取付
けられる取付体13とを有し、取付体のハウジング本体
への取付けによりケーブルCが接触子30の結線部32
に結線されるものにおいて、結線部32は、取付体13
の取付前に露呈せるハウジングの開放部12Bに位置し
て、該結線部32上にケーブル芯線C1の載置を可能と
していて、上記取付体13は、上記ハウジングの開放部
12Bへの取付けにより、ケーブルの芯線を接触子の結
線部32へ押圧するようになっており、上記取付体13
そして結線部32の少なくとも一方が上記押圧により弾
圧力をもたらす弾性部20B;23;24を備えてい
る。
線でき、かつ各種の径の芯線に対応できる接触子をもつ
電気コネクタを提供することを目的とする。 【解決手段】 絶縁ハウジング11が接触子30の保持
のためのハウジング本体12と該ハウジング本体へ取付
けられる取付体13とを有し、取付体のハウジング本体
への取付けによりケーブルCが接触子30の結線部32
に結線されるものにおいて、結線部32は、取付体13
の取付前に露呈せるハウジングの開放部12Bに位置し
て、該結線部32上にケーブル芯線C1の載置を可能と
していて、上記取付体13は、上記ハウジングの開放部
12Bへの取付けにより、ケーブルの芯線を接触子の結
線部32へ押圧するようになっており、上記取付体13
そして結線部32の少なくとも一方が上記押圧により弾
圧力をもたらす弾性部20B;23;24を備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタの技術
分野に属し、特に絶縁ハウジングがハウジング本体と取
付体とを有している形式の電気コネクタに関する。
分野に属し、特に絶縁ハウジングがハウジング本体と取
付体とを有している形式の電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる電気コネクタとしては、特開平9
−35771に開示されているものが知られている。この公
知のコネクタは、理解し易く作成された添付図面の図1
3のごとく、コネクタ50の絶縁ハウジングがハウジン
グ本体51と取付体52とを有している。この取付体5
2は、可撓ヒンジ部53を介してハウジング本体51と
一体に形成されていて、ハウジング本体51に対して回
動自在になっている。
−35771に開示されているものが知られている。この公
知のコネクタは、理解し易く作成された添付図面の図1
3のごとく、コネクタ50の絶縁ハウジングがハウジン
グ本体51と取付体52とを有している。この取付体5
2は、可撓ヒンジ部53を介してハウジング本体51と
一体に形成されていて、ハウジング本体51に対して回
動自在になっている。
【0003】このコネクタ50のハウジング本体51上
には、L字板状の接触子たる圧接端子54が取りつけら
れており、該圧接端子54は、図14のごとく、起立部
55にスリット状の圧接溝55Aが形成されている。該
圧接溝55Aの溝幅は、結線されるべきケーブルCの芯
線束C1の径よりも若干小さく設定されている。
には、L字板状の接触子たる圧接端子54が取りつけら
れており、該圧接端子54は、図14のごとく、起立部
55にスリット状の圧接溝55Aが形成されている。該
圧接溝55Aの溝幅は、結線されるべきケーブルCの芯
線束C1の径よりも若干小さく設定されている。
【0004】上記取付体52には、ケーブルCを挿入す
るためのガイド孔56が形成されていると共に、このガ
イド孔56に交叉するように二つの案内溝57,58が
形成されている。一方の案内溝57には、上記圧接端子
54の起立部55が進入し、他方の案内溝58には板状
の保持部材59が案内されている。
るためのガイド孔56が形成されていると共に、このガ
イド孔56に交叉するように二つの案内溝57,58が
形成されている。一方の案内溝57には、上記圧接端子
54の起立部55が進入し、他方の案内溝58には板状
の保持部材59が案内されている。
【0005】使用に際しては、図13に見られるような
状態で、ケーブルCをガイド孔56に通し、しかる後に
取付体52を矢印A方向に回動せしめ、ハウジング本体
51に固定する。上記取付体52の回動時に、ケーブル
Cは圧接端子54に対して押し込まれて、圧接溝55A
の縁部がケーブルの皮覆に喰い込んで、芯線束C1と圧
接端子54とが圧接結線される。又、保持部材59はそ
の溝部59AでケーブルCの外皮を保持する。
状態で、ケーブルCをガイド孔56に通し、しかる後に
取付体52を矢印A方向に回動せしめ、ハウジング本体
51に固定する。上記取付体52の回動時に、ケーブル
Cは圧接端子54に対して押し込まれて、圧接溝55A
の縁部がケーブルの皮覆に喰い込んで、芯線束C1と圧
接端子54とが圧接結線される。又、保持部材59はそ
の溝部59AでケーブルCの外皮を保持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記圧
接溝が形成された圧接端子を有することとした電気コネ
クタにおいては、ケーブルの芯線束の寸法等の条件に対
応しにくい。
接溝が形成された圧接端子を有することとした電気コネ
クタにおいては、ケーブルの芯線束の寸法等の条件に対
応しにくい。
【0007】圧接溝による圧接結線は、細い素材を束ね
た芯線束の径に対し圧接溝の溝幅が若干小さく設定され
るが、その値の最適範囲はきわめて狭く、この範囲以上
大きいと圧接力が不十分になったり圧接になくなったり
するし、又、小さ過ぎる芯線を切断したり、場合には圧
接不能ともなる。又、芯線が単線の場合は、芯線素径が
大きいので溝幅過小による切断の心配はあまりないが、
溝幅過大によって圧接しなくなることがある。これは、
芯線は圧縮されても線径が変化しないので、上記の細線
を束ねた芯線束の場合よりも、この傾向は大きい。
た芯線束の径に対し圧接溝の溝幅が若干小さく設定され
るが、その値の最適範囲はきわめて狭く、この範囲以上
大きいと圧接力が不十分になったり圧接になくなったり
するし、又、小さ過ぎる芯線を切断したり、場合には圧
接不能ともなる。又、芯線が単線の場合は、芯線素径が
大きいので溝幅過小による切断の心配はあまりないが、
溝幅過大によって圧接しなくなることがある。これは、
芯線は圧縮されても線径が変化しないので、上記の細線
を束ねた芯線束の場合よりも、この傾向は大きい。
【0008】さらには、この公知のコネクタにあって
は、ケーブルの寸法、すなわち芯線束の径が少しでも異
なるケーブルに対しては、全く対応ができない。
は、ケーブルの寸法、すなわち芯線束の径が少しでも異
なるケーブルに対しては、全く対応ができない。
【0009】本発明はかかる事情に鑑み、芯線を傷めた
り、圧接不良・圧接不能という事態を回避し、かつ芯線
径が多少変わってもその変更に十分に対応できる電気コ
ネクタを提供することを目的とする。
り、圧接不良・圧接不能という事態を回避し、かつ芯線
径が多少変わってもその変更に十分に対応できる電気コ
ネクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気コネク
タは、絶縁ハウジングが接触子の保持のためのハウジン
グ本体と該ハウジング本体へ取付けられる取付体とを有
している。接触子は相手コネクタの接触子と接続するた
めの接続部とケーブル結線のための結線部とを有してい
る。そして、取付体のハウジング本体への取付けにより
ケーブルが接触子の結線部に結線される。
タは、絶縁ハウジングが接触子の保持のためのハウジン
グ本体と該ハウジング本体へ取付けられる取付体とを有
している。接触子は相手コネクタの接触子と接続するた
めの接続部とケーブル結線のための結線部とを有してい
る。そして、取付体のハウジング本体への取付けにより
ケーブルが接触子の結線部に結線される。
【0011】かかる電気コネクタにおいて、本発明で
は、接触子の上記結線部は、取付体の取付前に露呈せる
ハウジングの開放部に位置して、該結線部上にケーブル
芯線の載置を可能としている。上記取付体は、上記ハウ
ジングの開放部への取付けにより、ケーブルの芯線を接
触子の結線部へ押圧するようになっている。そして、上
記取付体そして結線部の少なくとも一方が上記押圧によ
り弾圧力をもたらす弾性部を備えており、上記押圧を弾
圧力をもって行う。
は、接触子の上記結線部は、取付体の取付前に露呈せる
ハウジングの開放部に位置して、該結線部上にケーブル
芯線の載置を可能としている。上記取付体は、上記ハウ
ジングの開放部への取付けにより、ケーブルの芯線を接
触子の結線部へ押圧するようになっている。そして、上
記取付体そして結線部の少なくとも一方が上記押圧によ
り弾圧力をもたらす弾性部を備えており、上記押圧を弾
圧力をもって行う。
【0012】このような構成の本発明の電気コネクタに
あっては、使用の際に、ハウジング本体の開放部に位置
する接触子の結線部上に、ケーブルの露呈せる芯線を配
し、次に取付体を該ハウジング本体へ取りつける。この
取付けにより芯線は弾性部によって結線部へ弾圧をもっ
て押しつけられ接触するようになり、電気的接続がなさ
れる。
あっては、使用の際に、ハウジング本体の開放部に位置
する接触子の結線部上に、ケーブルの露呈せる芯線を配
し、次に取付体を該ハウジング本体へ取りつける。この
取付けにより芯線は弾性部によって結線部へ弾圧をもっ
て押しつけられ接触するようになり、電気的接続がなさ
れる。
【0013】本発明では、ハウジング本体と取付体は、
可撓ヒンジ部を介して一体に形成されることができる。
この場合、取付体は、接触子の結線部へのケーブル芯線
の配置を可能とする解放位置と、結線部上の芯線を押圧
する取付位置との間で、ハウジング本体に対して回動自
在となっている。このように、ハウジング本体と取付体
とを一体的にすることにより、使用前の取扱いが簡単で
あるし、使用時には取付体を単に回動させるだけで良
く、作業が楽になる。
可撓ヒンジ部を介して一体に形成されることができる。
この場合、取付体は、接触子の結線部へのケーブル芯線
の配置を可能とする解放位置と、結線部上の芯線を押圧
する取付位置との間で、ハウジング本体に対して回動自
在となっている。このように、ハウジング本体と取付体
とを一体的にすることにより、使用前の取扱いが簡単で
あるし、使用時には取付体を単に回動させるだけで良
く、作業が楽になる。
【0014】弾性部は取付体に設けられていることがで
きる。この場合、取付体は取付体本体と弾性部材から成
り、該弾性部材が弾性部を形成しているようにできる。
一例として、弾性部材は金属性のばね部材で形成され、
該ばね部の自由端側が結線部上の芯線を弾圧することが
可能である。ばね部材は金属板を形取り加工しそして屈
曲加工することにより作られていて、自由端側が可撓性
を有する舌片状となっているように形成できる。
きる。この場合、取付体は取付体本体と弾性部材から成
り、該弾性部材が弾性部を形成しているようにできる。
一例として、弾性部材は金属性のばね部材で形成され、
該ばね部の自由端側が結線部上の芯線を弾圧することが
可能である。ばね部材は金属板を形取り加工しそして屈
曲加工することにより作られていて、自由端側が可撓性
を有する舌片状となっているように形成できる。
【0015】又、上記弾性部は、取付体の一部とするこ
ともでき、その場合、該弾性部は取付体本体から延出せ
る可撓腕部として形成することができる。
ともでき、その場合、該弾性部は取付体本体から延出せ
る可撓腕部として形成することができる。
【0016】本発明において、接触子の結線部は芯線の
配置面が平坦であることも、又、該配置面に凹部もしく
は凸部が形成されているようにすることもできる。凹部
もしくは凸部が形成されていれば、押圧された芯線は抜
けにくくなる。
配置面が平坦であることも、又、該配置面に凹部もしく
は凸部が形成されているようにすることもできる。凹部
もしくは凸部が形成されていれば、押圧された芯線は抜
けにくくなる。
【0017】弾性部は、上記取付体の方に設けなくとも
接触子の方に設けることが可能であり、その場合、接触
子の結線部の一部が弾性変形可能になっていることによ
り弾性部を形成しているようにすることができる。
接触子の方に設けることが可能であり、その場合、接触
子の結線部の一部が弾性変形可能になっていることによ
り弾性部を形成しているようにすることができる。
【0018】接触子の結線部は、配置されるケーブル芯
線の長手方向に対して直角な面での断面がU字状形状を
なしているようにすることができる。こうすることによ
り、例えば、ケーブルの芯線が細い芯線の束から成る場
合、これらが押圧されても側方に逃げる傾向にあるとき
に、U字状の両側の側壁でこれを阻止できる。
線の長手方向に対して直角な面での断面がU字状形状を
なしているようにすることができる。こうすることによ
り、例えば、ケーブルの芯線が細い芯線の束から成る場
合、これらが押圧されても側方に逃げる傾向にあるとき
に、U字状の両側の側壁でこれを阻止できる。
【0019】ハウジングが複数の接触子を保持してお
り、各接触子の結線部が互に平行にハウジング本体の開
放部の平面上に配列されている場合には、該平面に各結
線部間にV字状溝部が形成され、取付体が上記V字状溝
部に進入するV字状凸部を有していることとするなら
ば、各結線部上の芯線は取付体の上記V字状凸部によっ
て、押圧により側方に拡がることが阻止され、結線部の
配置面上に必ず位置するようになり接続が安定する。
り、各接触子の結線部が互に平行にハウジング本体の開
放部の平面上に配列されている場合には、該平面に各結
線部間にV字状溝部が形成され、取付体が上記V字状溝
部に進入するV字状凸部を有していることとするなら
ば、各結線部上の芯線は取付体の上記V字状凸部によっ
て、押圧により側方に拡がることが阻止され、結線部の
配置面上に必ず位置するようになり接続が安定する。
【0020】ハウジング本体の外周に嵌着可能なスリー
ブ体を設け、該スリーブ体の嵌着によって取付体を取付
位置へ回動せしめることを可能とするならば、スリーブ
体の嵌着により取付体の取付けのみならず、取付体の予
期せぬ開放という事態を確実に防止でき、ロック手段は
不要となる。
ブ体を設け、該スリーブ体の嵌着によって取付体を取付
位置へ回動せしめることを可能とするならば、スリーブ
体の嵌着により取付体の取付けのみならず、取付体の予
期せぬ開放という事態を確実に防止でき、ロック手段は
不要となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1ないし図1
2にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。
2にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。
【0022】<第一実施形態>図1ないし図3に示される
本実施形態の電気コネクタ10のハウジング11は絶縁
材料から作られており、ハウジング本体12と取付体1
3とを有している。ハウジング本体12は嵌合部12A
と開放部12Bとから成っている。
本実施形態の電気コネクタ10のハウジング11は絶縁
材料から作られており、ハウジング本体12と取付体1
3とを有している。ハウジング本体12は嵌合部12A
と開放部12Bとから成っている。
【0023】嵌合部12Aは、前方(図1(A)にて左
方)から相手コネクタ(図示せず)が嵌合するための嵌
合面をその外面で形成しており、内部に接触子30の接
続部31を収容するためのスロット状の収容溝14が前
後に延びて形成され、該収容溝14は相手コネクタの雄
端子を受け入れるための前部開口15に連通している。
方)から相手コネクタ(図示せず)が嵌合するための嵌
合面をその外面で形成しており、内部に接触子30の接
続部31を収容するためのスロット状の収容溝14が前
後に延びて形成され、該収容溝14は相手コネクタの雄
端子を受け入れるための前部開口15に連通している。
【0024】開放部12Bは下部で上記嵌合部12Aと
一体につながっているが、上方には開放されている。か
かる開放部12Bは、図1(B)に見られるように、上方
に開いた複数のU字状溝16が形成されて、ここに上記
接触子30の結線部32が嵌入保持されている。この開
放部12Bの側部には、後述する取付体の取付時におけ
るロックを行うための係止段部17が形成されている。
一体につながっているが、上方には開放されている。か
かる開放部12Bは、図1(B)に見られるように、上方
に開いた複数のU字状溝16が形成されて、ここに上記
接触子30の結線部32が嵌入保持されている。この開
放部12Bの側部には、後述する取付体の取付時におけ
るロックを行うための係止段部17が形成されている。
【0025】一方、接触子30は、金属板を抜き加工し
た後に曲げ加工を施して作られており、上述の接続部3
1と結線部32とを有しているが、該接続部31は図1
(A)にて紙面に平行な板状面を成し、U字状の嵌合溝3
1Aが形成されていて、ここに相手コネクタの雄端子が
嵌入されるようになっており、その嵌入時には、弾性拡
幅して該雄端子と弾性接触する。又、結線部32は、図
1(B)に見られるように、その断面形状がU字状をな
し、上記嵌合溝21Aの周壁に接面して保持されてい
る。かかる接触子30は、ハウジング本体12に対し、
後方から、すなわち開放部12Bから嵌合部12Aに向
け、挿入取付けされる。
た後に曲げ加工を施して作られており、上述の接続部3
1と結線部32とを有しているが、該接続部31は図1
(A)にて紙面に平行な板状面を成し、U字状の嵌合溝3
1Aが形成されていて、ここに相手コネクタの雄端子が
嵌入されるようになっており、その嵌入時には、弾性拡
幅して該雄端子と弾性接触する。又、結線部32は、図
1(B)に見られるように、その断面形状がU字状をな
し、上記嵌合溝21Aの周壁に接面して保持されてい
る。かかる接触子30は、ハウジング本体12に対し、
後方から、すなわち開放部12Bから嵌合部12Aに向
け、挿入取付けされる。
【0026】取付体13は、本実施形態の場合、可撓ヒ
ンジ部18を介してハウジング本体12と一体に形成さ
れており、該可撓ヒンジ部18にて上記ハウジング本体
12に向け回動自在となっている。本実施形態にあって
は、取付体13はブロック状の取付体本体19とこれに
装着された弾性部材20とから成っている。上記取付体
本体19は、その両側にロック腕19Aが延出してお
り、先端にロック爪19Bが設けられている。上記弾性
部材20は全体として略「つ」の字をなし、被固定部2
0Aと弾性部20Bとを有しており、被固定部20Aに
て上記取付体本体19の溝部19Cへ挿入固定されてい
る。
ンジ部18を介してハウジング本体12と一体に形成さ
れており、該可撓ヒンジ部18にて上記ハウジング本体
12に向け回動自在となっている。本実施形態にあって
は、取付体13はブロック状の取付体本体19とこれに
装着された弾性部材20とから成っている。上記取付体
本体19は、その両側にロック腕19Aが延出してお
り、先端にロック爪19Bが設けられている。上記弾性
部材20は全体として略「つ」の字をなし、被固定部2
0Aと弾性部20Bとを有しており、被固定部20Aに
て上記取付体本体19の溝部19Cへ挿入固定されてい
る。
【0027】上記弾性部材20は、図2(B)に見られる
ように、被固定部20Aは舌片状の弾性部20Bに対し
て幅広でU字状断面をなしており、その突出した側部2
0Dで取付本体19の溝部19Cと係止している。U字
状断面をなす被固定部20Aの上縁には鋸歯状の係止突
起20Cが設けられていて、上記溝部19Cの内面へ喰
い込んで係止して抜け防止を図っている。
ように、被固定部20Aは舌片状の弾性部20Bに対し
て幅広でU字状断面をなしており、その突出した側部2
0Dで取付本体19の溝部19Cと係止している。U字
状断面をなす被固定部20Aの上縁には鋸歯状の係止突
起20Cが設けられていて、上記溝部19Cの内面へ喰
い込んで係止して抜け防止を図っている。
【0028】上記舌片状の弾性部20Bは弾性を有し、
外力を受けて先端が被固定部20Aの方向へ撓み変位可
能となっている。この先端は使用時にケーブルの芯線を
捕捉し易いように下方に向け屈曲されている。
外力を受けて先端が被固定部20Aの方向へ撓み変位可
能となっている。この先端は使用時にケーブルの芯線を
捕捉し易いように下方に向け屈曲されている。
【0029】かかる本実施形態の電気コネクタ10は次
の要領で使用される。 先ず、図1(A)のごとく、ケーブルCの外皮等を剥
離し芯線C1を所定長だけ露呈せしめる。本実施形態で
は芯線C1は、細い複数の芯線の束で成っている。 次に、上記芯線C1を接触子30のU字状の結線部
32内に配置する。 上記芯線C1が結線部32上に位置している状態を
維持しながら、上記取付体13を可撓ヒンジ部18まわ
りに回動させ上記開放部12Bに取りつける。この取付
けは、図3(B)のごとく、取付体13のロック腕19A
の先端に設けられたロック爪19Bが開放部12Bの係
止段部17に係止することにより完了し、その位置が確
保される。 上記の取付工程において、取付体13に設けられ
た弾性部材20の弾性部20Bは、先端部にて結線部3
2上の芯線C1を弾力をもって押圧し、図3(A),(B)
のごとく結線される。その際、弾性部20Bの先端は屈
曲されていて芯線を局部的に強く押すので、芯線もこれ
に沿って屈曲し抜け防止が図られる。 しかる後、相手コネクタの雄端子(図示せず)が上
記前部開口15から挿入され、接触子30の接続部31
と接続される。
の要領で使用される。 先ず、図1(A)のごとく、ケーブルCの外皮等を剥
離し芯線C1を所定長だけ露呈せしめる。本実施形態で
は芯線C1は、細い複数の芯線の束で成っている。 次に、上記芯線C1を接触子30のU字状の結線部
32内に配置する。 上記芯線C1が結線部32上に位置している状態を
維持しながら、上記取付体13を可撓ヒンジ部18まわ
りに回動させ上記開放部12Bに取りつける。この取付
けは、図3(B)のごとく、取付体13のロック腕19A
の先端に設けられたロック爪19Bが開放部12Bの係
止段部17に係止することにより完了し、その位置が確
保される。 上記の取付工程において、取付体13に設けられ
た弾性部材20の弾性部20Bは、先端部にて結線部3
2上の芯線C1を弾力をもって押圧し、図3(A),(B)
のごとく結線される。その際、弾性部20Bの先端は屈
曲されていて芯線を局部的に強く押すので、芯線もこれ
に沿って屈曲し抜け防止が図られる。 しかる後、相手コネクタの雄端子(図示せず)が上
記前部開口15から挿入され、接触子30の接続部31
と接続される。
【0030】本実施形態において、種々の変形が可能で
ある。例えば、接触子について、図4(A),(B)のごと
く結線部32に突起(凸部)32Aや凹部32Bのよう
な形状変化をもたせ弾性部材により押圧された芯線がこ
れらに係止して抜けにくくすることもできる。更に図4
(C)のごとく結線部を鋭利な刃32Cとすればケーブル
の皮覆に喰い込んで芯線C1と圧接結線される。この場
合外皮等を剥離する必要がなくなる。
ある。例えば、接触子について、図4(A),(B)のごと
く結線部32に突起(凸部)32Aや凹部32Bのよう
な形状変化をもたせ弾性部材により押圧された芯線がこ
れらに係止して抜けにくくすることもできる。更に図4
(C)のごとく結線部を鋭利な刃32Cとすればケーブル
の皮覆に喰い込んで芯線C1と圧接結線される。この場
合外皮等を剥離する必要がなくなる。
【0031】又、弾性部材の弾性部は、図2のものを前
後両方から延出せしめて、図5のごとく二種の弾性部2
0Bをもつようにして芯線の捕捉を二点で行うようにす
ることもでき、あるいは図2のものについて図6の実線
で示されるごとく先端を逆方向に屈曲せしめて丸味を与
え極細の芯線を傷めない形としたり、あるいは図6の破
線で示されるごとく、これと図2のものとを組み合わせ
て芯線の押え機能と抜け防止機能とを分離してもたせる
こともできる。
後両方から延出せしめて、図5のごとく二種の弾性部2
0Bをもつようにして芯線の捕捉を二点で行うようにす
ることもでき、あるいは図2のものについて図6の実線
で示されるごとく先端を逆方向に屈曲せしめて丸味を与
え極細の芯線を傷めない形としたり、あるいは図6の破
線で示されるごとく、これと図2のものとを組み合わせ
て芯線の押え機能と抜け防止機能とを分離してもたせる
こともできる。
【0032】さらには、弾性部は図7のごとく、ばね部
材によらず、ゴム部材によって形成される弾性部23と
していてもよい。この場合、特にその形状に限定はな
い。
材によらず、ゴム部材によって形成される弾性部23と
していてもよい。この場合、特にその形状に限定はな
い。
【0033】又、上記弾性部20Bは、その幅方向(図
1(A)にあっては紙面に直角方向)での形状に変形をも
たせることができる。例えば、図8(A)のごとく、弾性
部20Bの先端が逆V字状となっていれば、接触子の結
線部32が図1(B)のごとく両側壁をもつU字状でなく
とも、平坦でよく、上記逆V字状によって芯線C1は両
側に逃げることはない。あるいは、図8(B)のごと
く、結線部32が平坦で弾性部20Bの先端が凸湾曲し
ているときには、ケーブルの芯線が平板の場合に有効だ
が、芯線が丸型の場合はハウジング本体12の溝部16
に両側壁が形成されていることが望ましい。なお、結線
部32は平坦でなくてもよい。
1(A)にあっては紙面に直角方向)での形状に変形をも
たせることができる。例えば、図8(A)のごとく、弾性
部20Bの先端が逆V字状となっていれば、接触子の結
線部32が図1(B)のごとく両側壁をもつU字状でなく
とも、平坦でよく、上記逆V字状によって芯線C1は両
側に逃げることはない。あるいは、図8(B)のごと
く、結線部32が平坦で弾性部20Bの先端が凸湾曲し
ているときには、ケーブルの芯線が平板の場合に有効だ
が、芯線が丸型の場合はハウジング本体12の溝部16
に両側壁が形成されていることが望ましい。なお、結線
部32は平坦でなくてもよい。
【0034】<第二実施形態>図9に示される本実施形態
では、取付体本体19と弾性部24とが一体に形成され
ている。この場合、弾性部24は、上記取付体本体19
から「つ」字状に延出する可撓腕部として形成されてい
る。
では、取付体本体19と弾性部24とが一体に形成され
ている。この場合、弾性部24は、上記取付体本体19
から「つ」字状に延出する可撓腕部として形成されてい
る。
【0035】このような弾性部24を有する場合、図1
0のごとく、これと図1の弾性部20Bの両方を備える
こととしてもよい。この場合には、弾性部20Bで芯線
C1を押圧し、弾性部24でケーブルの外皮を押圧する
ように、その機能を分離してもたせるようにすることも
可能である。
0のごとく、これと図1の弾性部20Bの両方を備える
こととしてもよい。この場合には、弾性部20Bで芯線
C1を押圧し、弾性部24でケーブルの外皮を押圧する
ように、その機能を分離してもたせるようにすることも
可能である。
【0036】<第三実施形態>図11の本実施形態は、接
触子の結線部32自体は平坦であり、その場合の芯線の
側方への逃げを防止する変形例を示している。
触子の結線部32自体は平坦であり、その場合の芯線の
側方への逃げを防止する変形例を示している。
【0037】本実施形態では、ハウジング本体12は、
複数の接触子の結線部32のそれぞれの両側にV字状溝
部25が形成されており、取付体本体13にはこの溝部
25に適合するV字状凸部26が設けられている。この
溝部25への凸部26の係合により、平坦な結線部32
上に配された芯線の側方への逃げが阻止される。
複数の接触子の結線部32のそれぞれの両側にV字状溝
部25が形成されており、取付体本体13にはこの溝部
25に適合するV字状凸部26が設けられている。この
溝部25への凸部26の係合により、平坦な結線部32
上に配された芯線の側方への逃げが阻止される。
【0038】<第四実施形態>前出の実施形態では弾性部
は取付体の側に設けられていたが、これはハウジング本
体の側に設けることも可能である。
は取付体の側に設けられていたが、これはハウジング本
体の側に設けることも可能である。
【0039】例えば、図12の実施形態のごとく、ハウ
ジング本体に装着された接触子の結線部32に弾性変形
可能な切起し部32Aを設け、ハウジング本体12には
該切起し部32Aの変形を許容する凹部12Cを形成し
ておく。かかる形態では、取付体13に弾性部を有して
いなくとも、取付体13により押圧された芯線C1は上
記切起し部32Aを撓み変形させ、該切起し部32Aか
ら弾性反力を受けることになる。これにより、良好な接
触が得られる。
ジング本体に装着された接触子の結線部32に弾性変形
可能な切起し部32Aを設け、ハウジング本体12には
該切起し部32Aの変形を許容する凹部12Cを形成し
ておく。かかる形態では、取付体13に弾性部を有して
いなくとも、取付体13により押圧された芯線C1は上
記切起し部32Aを撓み変形させ、該切起し部32Aか
ら弾性反力を受けることになる。これにより、良好な接
触が得られる。
【0040】<第五実施形態>前出の実施形態では、取付
体のハウジング本体への取付を確実に維持しておくため
には、ロック手段を有していることが望まれるが、図3
(A)の二点鎖線で示されるようにスリーブ体27を有し
ていれば、ロック手段を有していなくとも取付を確実に
維持できる。スリーブ体27はハウジング11全体を包
囲する形態に作られており、前方からスライドさせてハ
ウジング11へ嵌着させることができるようになってい
る。かかるスリーブ体27を嵌着させれば、取付体13
はロック手段がなくとも開くことはない。さらには、芯
線の結線時に、取付体13が開放されているときに、ス
リーブ体27を嵌着させるようにスライド移動させれ
ば、該スリーブ体27によって取付体13は閉じる方向
へ回動され、結線が自動的に完了する。
体のハウジング本体への取付を確実に維持しておくため
には、ロック手段を有していることが望まれるが、図3
(A)の二点鎖線で示されるようにスリーブ体27を有し
ていれば、ロック手段を有していなくとも取付を確実に
維持できる。スリーブ体27はハウジング11全体を包
囲する形態に作られており、前方からスライドさせてハ
ウジング11へ嵌着させることができるようになってい
る。かかるスリーブ体27を嵌着させれば、取付体13
はロック手段がなくとも開くことはない。さらには、芯
線の結線時に、取付体13が開放されているときに、ス
リーブ体27を嵌着させるようにスライド移動させれ
ば、該スリーブ体27によって取付体13は閉じる方向
へ回動され、結線が自動的に完了する。
【0041】本発明は、図示した形態には限定されな
い。例えば、取付体はハウジング本体と別体に分離して
形成され、これをハウジング本体に取りつけるようにし
てもよい。
い。例えば、取付体はハウジング本体と別体に分離して
形成され、これをハウジング本体に取りつけるようにし
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明は、取付体のハウ
ジング本体への取付時の力によって芯線を接触子の結線
部へ圧するだけとしたので、簡単な操作で結線され、芯
線を傷めずに、しかも芯線(束)の径が変化しても、十
分これに対応できる。その結果、結線作業のコストの低
減化、ケーブル適応範囲の拡大による使い勝手の向上、
結線の信頼性の向上が図れる。
ジング本体への取付時の力によって芯線を接触子の結線
部へ圧するだけとしたので、簡単な操作で結線され、芯
線を傷めずに、しかも芯線(束)の径が変化しても、十
分これに対応できる。その結果、結線作業のコストの低
減化、ケーブル適応範囲の拡大による使い勝手の向上、
結線の信頼性の向上が図れる。
【図1】本発明の第一実施形態の電気コネクタを示し、
(A)はケーブルの軸線を含む面での取付体の取付前にお
ける縦断面図、(B)は(A)におけるIB−IB断面図であ
る。
(A)はケーブルの軸線を含む面での取付体の取付前にお
ける縦断面図、(B)は(A)におけるIB−IB断面図であ
る。
【図2】図1のコネクタにおける弾性部材を示し、
(A)は正面図、(B)は(A)におけるIIB−IIB断面
図である。
(A)は正面図、(B)は(A)におけるIIB−IIB断面
図である。
【図3】図1のコネクタの結線完了時を示し、(A)は
ケーブルの軸線を含む面での縦断面図、(B)は(A)
におけるIIIB−IIIB断面図である。
ケーブルの軸線を含む面での縦断面図、(B)は(A)
におけるIIIB−IIIB断面図である。
【図4】図1のコネクタの接触子の変形例を示す部分破
断正面図で、(A)はその一例、(B)は他の一例を示
し、(C)はさらに他の例を示す断面図である。
断正面図で、(A)はその一例、(B)は他の一例を示
し、(C)はさらに他の例を示す断面図である。
【図5】図1のコネクタの弾性部材についての変形例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】図1のコネクタの弾性部材についての他の変形
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図7】図1のコネクタの弾性部材についてのさらに他
の変形例を示す断面図である。
の変形例を示す断面図である。
【図8】図1のコネクタの弾性部材についてのさらに他
の変形例を示す要部側面図で、(A)は逆V字状、
(B)は凸湾曲状をなしている例である
の変形例を示す要部側面図で、(A)は逆V字状、
(B)は凸湾曲状をなしている例である
【図9】第二実施形態を示す取付体の断面図である。
【図10】図9のものについての変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図11】第三実施形態のコネクタのケーブル軸線に直
角な面での断面図である。
角な面での断面図である。
【図12】第四実施形態のコネクタの縦断面図である。
【図13】従来のコネクタの断面図である。
【図14】図13のコネクタの端子を示す斜視図であ
る。
る。
10 電気コネクタ 11 ハウジング 12 ハウジング本体 12B 開放部 13 取付体 18 可撓ヒンジ部 19 取付体本体 20 弾性部材 20B 弾性部 23 弾性部 24 可撓腕部(弾性部) 25 V字状溝部 26 V字状凸部 27 スリーブ体 30 接触子 31 接続部 32 結線部 32A 凸部 32B 凹部 C1 ケーブル芯線
Claims (13)
- 【請求項1】 絶縁ハウジングが接触子の保持のための
ハウジング本体と該ハウジング本体へ取付けられる取付
体とを有し、接触子は相手コネクタの接触子と接続する
ための接続部とケーブル結線のための結線部とを有し、
取付体のハウジング本体への取付けによりケーブルが結
線部に結線されるものにおいて、結線部は、取付体の取
付前に露呈せるハウジングの開放部に位置して、該結線
部上にケーブル芯線の載置を可能としていて、上記取付
体は、上記ハウジングの開放部への取付けにより、ケー
ブルの芯線を接触子の結線部へ押圧するようになってお
り、上記取付体そして結線部の少なくとも一方が上記押
圧により弾圧力をもたらす弾性部を備えていることを特
徴とする電気コネクタ。 - 【請求項2】 ハウジング本体と取付体は、可撓ヒンジ
部を介して一体に形成されており、取付体は、接触子の
結線部へのケーブル芯線の配置を可能とする解放位置
と、結線部上の芯線を押圧する取付位置との間で、ハウ
ジング本体に対して回動自在となっていることとする請
求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 弾性部は取付体に設けられていることと
する請求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項4】 取付体は取付体本体と弾性部材から成
り、該弾性部材が弾性部を形成していることとする請求
項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項5】 弾性部材は金属性のばね部材で形成さ
れ、該ばね部の自由端側が結線部上の芯線を弾圧するよ
うになっていることとする請求項4に記載の電気コネク
タ。 - 【請求項6】 ばね部材は金属板を形取り加工しそして
屈曲加工することにより作られていて、自由端側が可撓
性を有する舌片状となっていることとする請求項5に記
載の電気コネクタ。 - 【請求項7】 弾性部は、取付体の一部として取付体本
体から延出せる可撓腕部であることとする請求項3に記
載の電気コネクタ。 - 【請求項8】 接触子の結線部は芯線の配置面が平坦で
あることとする請求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項9】 接触子の結線部は芯線の配置面に凹部も
しくは凸部が形成されていることとする請求項1に記載
の電気コネクタ。 - 【請求項10】 弾性部は、接触子の結線部の一部が弾
性変形可能になっていることにより形成されていること
とする請求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項11】 結線部は、配置されるケーブル芯線の
長手方向に対して直角な面での断面がU字状形状をなし
ていることとする請求項1、請求項9そして請求項10
のうちの一つに記載の電気コネクタ。 - 【請求項12】 ハウジングは複数の接触子を保持して
おり、各接触子の結線部が互に平行にハウジング本体の
開放部の平面上に配列され、該平面には各結線部間にV
字状溝部が形成され、取付体が上記V字状溝部に進入す
るV字状凸部を有していることとする請求項1に記載の
電気コネクタ。 - 【請求項13】 ハウジング本体の外周に嵌着可能なス
リーブ体を有し、該スリーブ体の嵌着によって取付体を
取付位置へ回動せしめることを可能とする請求項2に記
載の電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36650099A JP2001185284A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36650099A JP2001185284A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001185284A true JP2001185284A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18486945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36650099A Pending JP2001185284A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001185284A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012169114A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Nichifu Co Ltd | 電線接続用コネクタ |
JP2017174575A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP2020042898A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及びコネクタの製造方法 |
CN111201673A (zh) * | 2017-10-24 | 2020-05-26 | 株式会社自动网络技术研究所 | 连接器端子及连接器 |
CN112864641A (zh) * | 2019-11-27 | 2021-05-28 | 泰科电子日本合同会社 | 接触件和连接器 |
JP2021163721A (ja) * | 2020-04-03 | 2021-10-11 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36650099A patent/JP2001185284A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012169114A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Nichifu Co Ltd | 電線接続用コネクタ |
JP2017174575A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
CN111201673A (zh) * | 2017-10-24 | 2020-05-26 | 株式会社自动网络技术研究所 | 连接器端子及连接器 |
CN111201673B (zh) * | 2017-10-24 | 2021-07-27 | 株式会社自动网络技术研究所 | 连接器端子及连接器 |
JP2020042898A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及びコネクタの製造方法 |
JP7226944B2 (ja) | 2018-09-06 | 2023-02-21 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及びコネクタの製造方法 |
CN112864641A (zh) * | 2019-11-27 | 2021-05-28 | 泰科电子日本合同会社 | 接触件和连接器 |
JP2021163721A (ja) * | 2020-04-03 | 2021-10-11 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
JP7431091B2 (ja) | 2020-04-03 | 2024-02-14 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6200162B1 (en) | Shielding terminal | |
JP4895725B2 (ja) | 圧接コネクタ | |
US7201604B1 (en) | Ethernet cable connector and methods of use thereof | |
JP4579021B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2002042990A (ja) | シールド端子 | |
JPH01248483A (ja) | 絶縁被覆除去端子組立体 | |
CN110649410A (zh) | 端子金属配件 | |
JP2004362973A (ja) | 端子金具 | |
JP2001185284A (ja) | 電気コネクタ | |
JP6835789B2 (ja) | 端子、及び、端子に電線を接続する方法 | |
JP5821541B2 (ja) | 同軸ケーブル用プラグコネクタおよび同軸ケーブルの加工方法 | |
CN113745897B (zh) | 连接器锁定结构 | |
JP7144290B2 (ja) | 端子接続構造 | |
JP2004241246A (ja) | 端子金具及びコネクタ | |
JP4533829B2 (ja) | 接続端子 | |
KR100542063B1 (ko) | 전기 커넥터 | |
JP3601773B2 (ja) | 端子 | |
JP2005056600A (ja) | 電線端子 | |
JP3543664B2 (ja) | 圧接端子金具 | |
JPH11121108A (ja) | 回路基板用電気コネクタ | |
JP3266554B2 (ja) | 圧接電気コネクタ | |
JP6651393B2 (ja) | 圧接コンタクト及び圧接コネクタ | |
CN113316870A (zh) | 连接器 | |
JPH1154217A (ja) | 回路基板用電気コネクタ | |
JP3386384B2 (ja) | シールド電線の端末処理構造 |