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JP2001185015A - 多連電磁継電器 - Google Patents

多連電磁継電器

Info

Publication number
JP2001185015A
JP2001185015A JP37126399A JP37126399A JP2001185015A JP 2001185015 A JP2001185015 A JP 2001185015A JP 37126399 A JP37126399 A JP 37126399A JP 37126399 A JP37126399 A JP 37126399A JP 2001185015 A JP2001185015 A JP 2001185015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic relay
terminal
coil
make
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37126399A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Nakamura
明彦 中村
Shigemitsu Aoki
茂光 青木
Yoshio Okamoto
良夫 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP37126399A priority Critical patent/JP2001185015A/ja
Priority to US09/588,235 priority patent/US6414576B1/en
Publication of JP2001185015A publication Critical patent/JP2001185015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H50/047Details concerning mounting a relays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H2050/049Assembling or mounting multiple relays in one common housing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/14Terminal arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同種の2連ではない多連の電磁継電器を提供
すること。 【解決手段】 集合枠(300)内にダブルメーク型電
磁継電器(100)とワンメーク型電磁継電器(20
0)が取り付けられている。ダブルメーク型電磁継電器
の可動接点部に通じる端子(151)、及び、コイル
(120)を形成する巻回された被覆導線の一方の端部
(123)が接続された端子(124)は、それぞれ、
集合枠の領域内の連結導体(330)と連結導体(34
0)で、ワンメーク型電磁継電器の可動接点部に通じる
端子(251)、及び、コイル(220)を形成する巻
回された被覆導線の一方の端部(223)が接続された
端子(224)と接続されている。蓄電池(20)と端
子(151)の接続で端子(251)も蓄電池と結ばれ
個別の蓄電池との接続は不要。端子(224)をアース
接続することで端子(124)もアース接続され、個別
のアース接続は不要。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁継電器に関す
る。特には、複数の電磁継電器を1つの集合枠に取り付
けた多連電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の電動化、自動化が進むに
伴い、各種ランプをはじめ、モータ、ソレノイド等を制
御するために、益々多くの電磁継電器を自動車内に搭載
することが必要になってきており、それに伴って、電磁
継電器を基板等へ容易にコンパクトに取り付けることが
できるようにすることが強く求められている。
【0003】ところで、電磁継電器は、コイルと各種の
接点の組合せで構成され、主な構成の種類として、1つ
のコイルと1つのON用カンチレバー型接点装置から成
るワンメーク型電磁継電器と、1つのコイルと2つのO
N用カンチレバー型接点装置から成るダブルメーク型電
磁継電器と、1つのコイルと1つのONおよびOFF用
カンチレバー型接点装置から成るトランスファ型電磁継
電器と、1つのコイルと1つのOFF用カンチレバー型
接点装置から成るワンブレーク型電磁継電器との、4種
類がある。
【0004】例えば、自動車のパワーウィンドのモータ
を正転と逆転させるために、上記の内のトランスファ型
電磁継電器を2個、1つの集合枠に取り付け、集合枠を
基板へ取り付けた2連電磁継電器がある。この様な、2
連毛電磁継電器では、2個のトランスファ型電磁継電器
を別々に基板に取り付けるよりも近接して2個のトラン
スファ型電磁継電器を取り付けられるので省スペース化
を実現し、また、取り付けの手間の大幅な簡略化も実現
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、自動車のウィンカとハザードランプの制御をおこな
うためには、1つのワンメーク型電磁継電器と1つのダ
ブルメーク型電磁継電器が必要であるが、そのような多
連電磁継電器は未だ開発されていない。本発明は上記問
題に鑑み、同種の2連電磁継電器ではない、多連の電磁
継電器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、コイルと各種接点装置から成る各種電磁継電器か
ら、同種を含む3個以上、あるいは、異種で2個を選択
して、基板に付設し得る1つの集合枠に取り付けた多連
電磁継電器が提供される。この様に構成された多連電磁
継電器では、同種を含む3個以上、あるいは、異種で2
個の電磁継電器が1つの集合枠に取り付けられ、集合枠
が基板に付設される。請求項2の発明によれば、請求項
1の発明において、各電磁継電器の外部導線と接続する
ための端子の内の共通の外部導線と接続し得る端子を、
連結導体により集合枠の領域内で連結し、連結されてい
る端子の1つに前記共通の外部導線を接続するようにさ
れている多連電磁継電器が提供される。この様に構成さ
れた多連電磁継電器では、集合枠に取り付けられた電磁
継電器の少なくとも2つの外部導線と導通するための端
子が連結導体によって集合枠の領域内で結合され、結合
されている端子の1つに外部導線が接続される。
【0007】請求項3の発明によれば請求項2の発明に
おいて、1つのコイルと1つのON用カンチレバー型接
点装置から成るワンメーク型電磁継電器と、1つのコイ
ルと2つのON用カンチレバー型接点から成るダブルメ
ーク型電磁継電器と、1つのコイルと1つのONおよび
OFF用カンチレバー型接点装置から成るトランスファ
型電磁継電器と、1つのコイルと1つのOFF用カンチ
レバー型接点装置から成るワンブレーク型電磁継電器
と、から、同種を含む3個以上、あるいは、異種で2個
を選択して、基板に付設し得る1つの集合枠に取り付け
た多連電磁継電器が提供される。請求項4の発明によれ
ば請求項3の発明において、1つのダブルメーク型電磁
継電器と1つのワンメーク型電磁継電器を1つの集合枠
に取り付け2連電磁継電器とした多連電磁継電器が提供
され、請求項5の発明によれば請求項3の発明において
1つのダブルメーク型電磁継電器と1つのトランスファ
型電磁継電器を1つの集合枠に取り付け2連電磁継電器
とした多連電磁継電器が提供され、請求項6の発明によ
れば請求項3の発明において1つのワンメーク型電磁継
電器と1つのトランスファ型電磁継電器を1つの集合枠
に取り付け2連電磁継電器とした多連電磁継電器が提供
される。
【0008】請求項7の発明によれば請求項2の発明に
おいて、連結導体は、電磁継電器のカンチレバー型接点
装置の可動腕の支点に連なる端子を連結する可動腕側連
結導体と、電磁継電器のカンチレバー型接点装置の固定
接点に連なる端子を連結する固定接点側連結導体と、電
磁継電器のコイルに連なるコイル端子を連結するコイル
端子連結導体の、1つまたは複数を含む多連電磁継電器
が提供される。
【0009】請求項8の発明によれば請求項1の発明に
おいて、各電磁継電器は集合枠の底板に取り付けられ、
各端子が各電磁継電器との接続部から底板を貫通して電
磁継電器とは反対側に延伸している多連電磁継電器が提
供される。
【0010】請求項9の発明によれば請求項8の発明に
おいて、連結導体が集合枠の電磁継電器が取り付けられ
ている底板の電磁継電器とは反対側の面上に配設されて
いる多連電磁継電器が提供される。請求項10の発明に
よれば請求項8の発明において、連結導体で連結された
端子の内の外部導線が取り付けられない端子は集合枠の
底板から突出して形成されるが、基板への取り付け前あ
るいは取り付け後に底板から突出しないように切断され
る多連電磁継電器が提供される。請求項11の発明によ
れば請求項8の発明において、連結導体で連結された端
子の内の外部導線が取り付けられない端子は、集合枠の
底板の電磁継電器とは反対側の面から突出しないように
予め形成されている多連電磁継電器が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施形態について説明する。図1は、1つのダブ
ルメーク型電磁継電器100と1つのワンメーク型電磁
継電器200とを1つの集合枠300に納めた2連電磁
継電器10のカバー400(図2参照)を取り除いた斜
視図である。ダブルメーク型電磁継電器100は、大き
くはコイル部100Aと可動接点部100Bと固定接点
部100Cから成る。
【0012】コイル部100Aにおいては、鉄心(図示
せず)を樹脂で被うようにして形成したコイルボビン1
10に細い被覆銅線を巻回してコイル120が形成され
ている。コイルボビン110は図中右上方向に延びる平
板部111と図中左下方向に延びる厚みのある2本の腕
112、113を有し、この2本の腕112、113を
銅合金製の下方に開いた略コの字状のブリッジ114が
架橋している。
【0013】可動接点部100Bは銅合金製の薄板から
成り水平部分131と垂直部分132を有するバネ部材
130と、バネ部材130の水平部分131の下側に結
合され、コイル120が発生した磁力を受けるために鉄
製とされた磁力受け部材140と、バネ部材130の垂
直部分132が外側に結合されている鉄製の垂直支持部
材150とから成る。
【0014】バネ部材130の水平部分131と磁力受
け部材140の結合は、磁力受け部材140に形成した
ダボ(突起)141にバネ部材130に形成した穴を係
合させてからダボ141の頭を潰すことによって行われ
る。図示されないがバネ部材130の垂直部分132と
垂直支持部材150の結合も同様である。
【0015】バネ部材130の水平部分131は図中左
下方向に延びる2本の腕133、134を有し、その先
端部には耐電蝕性の高い材料からなる接点突起135、
136が固着され、図には示されていないが下側に突出
している。
【0016】固定接点部100Cはコイルボビン110
の2つの腕112、113の成形時に埋め込んで固定さ
れた2つの銅合金製の導体161、162から成り、最
上部には可動部100Bのバネ部材130の2本の腕1
33、134に取り付けられた接点突起135、136
と当接し得る耐電蝕性の高い材料からなる接点突起16
3、164が固着されている。
【0017】ダブルメーク型電磁継電器100は、上記
のように構成され、コイル120に通電されていない時
は可動接点部100Bのバネ部材130は上方に反って
おり、バネ部材130の2本の腕133、134に取り
付けられた接点突起135、136と固定接点部100
Cの2つの導体161、162に固着された接点突起1
63、164は離間しており両者の間に導通はない。
【0018】一方、コイル120が通電され電磁力を発
生すると可動接点部100Bの磁力受け部材140が下
方に引きつけられ、その結果、可動接点部100Bの接
点突起135、136と固定接点部100Cの接点突起
163、164は接触し両者の間に導通が得られる。
【0019】ワンメーク型の電磁継電器200も、基本
的にはダブルメーク型電磁継電器100と同じように構
成されていて、大きくはコイル部200Aと可動接点部
200Bと固定接点部200Cから成り、コイル部20
0Aにおいては、鉄心(図示せず)を樹脂で被うように
して形成されたコイルボビン210に細い被覆銅線を巻
回してコイル220が形成されている。コイルボビン2
10は図中右上方向に延びる平板部211と図中左下方
向に延びる厚みのある2本の腕212、213を有し、
この2本の腕212、213を銅合金製の下方に開いた
略コの字状のブリッジ214が架橋している。
【0020】可動接点部200Bは銅合金製の薄板から
成り水平部分231と垂直部分232を有するバネ部材
230と、バネ部材230の水平部分231の下側に結
合され、コイル220が発生した磁力を受けるために鉄
製とされた磁力受け部材240と、バネ部材230の垂
直部分232が外側に結合されている鉄製の垂直支持部
材250とから成る。
【0021】バネ部材230の水平部分231と磁力受
け部材240の結合は、磁力受け部材240に形成した
ダボ(突起)241にバネ部材230に形成した穴を係
合させてからダボ241の頭を潰すことによって行われ
る。図示されないがバネ部材230の垂直部分232と
垂直支持部材250の結合も同様である。バネ部材23
0の水平部分231は図中左下方向に延びる1本の腕2
33を有し、その先端部には耐電蝕性の高い材料からな
る接点突起235が固着され、図には示されていないが
下側に突出している。
【0022】固定接点部200Cはコイルボビン210
の2つの腕212、213の成形時に埋め込んで固定さ
れた1つの銅合金製の導体261から成り、最上部には
可動接点部100Bのバネ部材130の腕233に取り
付けられた接点突起235と当接し得る耐電蝕性の高い
材料からなる接点突起163が固着されている。
【0023】ワンメーク型電磁継電器200は上記のよ
うに構成され、ダブルメーク型電磁継電器100と同様
に、コイル220に通電されていない時は可動接点部2
00Bのバネ部材230は上方に反っており、バネ部材
230の腕233に取り付けられた接点突起235と固
定接点部200Cの導体261に固着された接点突起1
63は離間しており両者の間に導通はない。一方、コイ
ル220が通電され電磁力を発生すると可動部200B
の磁力受け部材240が下方に引きつけられ、その結
果、可動接点部200Bの接点突起235と固定接点部
200Cの接点突起263は接触し両者の間に導通が得
られる。
【0024】一方、集合枠300は枠部310と底板3
20を有しており、底板320にダブルメーク型電磁継
電器100のコイル120の鉄心(図示せず)と、ワン
メーク型電磁継電器200のコイル220の鉄心(図示
せず)が固定されている。そして、この集合枠300の
底板320を貫通してダブルメーク型電磁継電器100
の固定接点部100Cの導体161、162と一体に成
形されている端子165、166、および、ワンメーク
型電磁継電器200の固定接点部200Cの導体261
に一体に成形されている端子265が下方に延伸してい
る。
【0025】また、ダブルメーク型電磁継電器100の
垂直支持板150に結合された端子151も集合枠30
0の底板320を貫通して下方に延伸しており、ワンメ
ーク型電磁継電器200の垂直支持板250に結合され
た端子251も集合枠300の底板320を貫通して下
方に延伸している。この端子151と端子251は後述
するように集合枠300内において連結導体330で接
続されている(図3参照)。
【0026】また、ダブルメーク型電磁継電器100の
コイル120を構成する巻回された被覆導線の一方の端
部121が接続されている端子122、他方の端部12
3が接続されている端子124が集合枠300の底板3
20を貫通して下方に延伸しており、同様に、ワンメー
ク型電磁継電器200のコイル220を構成する巻回さ
れた被覆導線の一方の端部221が接続されている端子
222、他方の端部223が接続されている端子224
が集合枠300の底板320を貫通して下方に延伸して
いる。この内、端子124と端子224は後述するよう
に集合枠300内において連結導体340で接続されて
いる(図3参照)。
【0027】図2は、上記のように集合枠300に取り
付けられたワンメーク型電磁継電器100とダブルメー
ク型電磁継電器200の全体を被うカバー400であっ
て、このカバー400を被せて製品として完成する。
【0028】図3は、上記のダブルメーク型電磁継電器
100とワンメーク型電磁継電器200が集合された2
連電磁継電器10を自動車のウィンカーとハザードラン
プの制御に用いる際の回路図であって、2連電磁継電器
10はカバー400を取り除いた状態の上面図で示して
ある。参照番号は図が見にくくならないように最小限に
しか付記していない。
【0029】ダブルメーク型電磁継電器100の垂直支
持板150に一体成形された端子151が蓄電池20の
プラス側と接続されている。端子151は連結導体33
0でワンメーク型電磁継電器200の垂直支持板250
に一体成形された端子251に結合されている。ダブル
メーク型電磁継電器100のコイル120の導線の一方
の端部121が接続されている端子122は点滅用のO
N−OFF電流を流すスイッチ30を介して蓄電池20
のプラス側と接続されており、同様に、ワンメーク型電
磁継電器200のコイル220の導線の一方の端部22
1が接続されている端子222は点滅用のON−OFF
電流を流すスイッチ31を介して蓄電池20のプラス側
と接続されている。
【0030】40は運転者により操作されるウィンカー
スイッチであり、50は車両の例えば右側方向指示器の
中に配置されているランプであり、60は車両の例えば
左側方向指示器の中に配置されているランプであって、
ダブルメーク型電磁継電器100の固定接点部100C
の導体161、162と一体に成形されている端子16
5、166、および、ワンメーク型電磁継電器200の
固定接点部200Cの導体261に一体に成形されてい
る端子265と図示されるように結線されている。
【0031】また、ダブルメーク型電磁継電器100の
コイル120の被覆導線の電池20と接続されている端
部121とは反対側の端部123が接続される端子12
4は、連結導体340を介して、ワンメーク型電磁継電
器200のコイル220の被覆導線の電池20と接続さ
れている端部221とは反対側の端部223が接続され
る端子224と接続されている。端子224はアース接
続されているので、端子124もアース接続されること
になる。
【0032】したがって、ダブルメーク型電磁継電器1
00の端子124を単独でアース接続する必要もなく、
また、ワンメーク型電磁継電器200の端子251を独
立にバッテリ20と接続する必要もなく、その分、基板
の回路配線を簡素化することができ作業工数も短縮され
る。以上、ダブルメーク型電磁継電器とワンメーク型電
磁継電器を1つの集合枠に納めた2連電磁継電器につい
て説明したが、同様にして、ダブルメーク型電磁継電
器、トランスファ型電磁継電器、ワンメーク型電磁継電
器、ワンブレーク型電磁継電器の内の異種の2つを1つ
の集合枠に納めた2連電磁継電器を作ることも勿論可能
であり、回路の仕様に応じて各端子を連結することが可
能である。
【0033】なお、上記の端子124、251は通常、
他の端子と共に、集合枠300の底板320の電磁継電
器の反対側に所定の長さだけ延びるように形成されてお
り、そのまま放置しても良いし、底板320の面(電磁
継電器の反対側の面)から出ないように基板への取り付
けの前、または、後に切断しても良いし、あるいは、予
め底板320の面(電磁継電器の反対側の面)から出な
いように形成することもできる。
【0034】次に、第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、ワンメーク型電磁継電器200
を3個並べた3連電磁継電器である。これは、特に用途
を限定していないが、各ワンメーク型電磁継電器200
の端子251、コイル220の一端221も電池20の
プラス側に接続可能であり、コイル220の他端222
も全てアース接続可能な場合に用いるものである。
【0035】そこで、図中上段に示されるワンメーク型
電磁継電器200の端子251と、図中中段に示される
ワンメーク型電磁継電器200の端子251と、図中下
段に示されるワンメーク型電磁継電器200の端子25
1と、は集合枠300の底板320の裏側(図の紙背方
向)で連結部材350により連結されている。したがっ
て、3つの端子251の内のいずれかの1つを電池20
と接続すればよく、図においては上段のワンメーク型電
磁継電器200の端子251がスイッチ32を介して電
池20と接続されている。
【0036】同様に、図中上段に示されるワンメーク型
電磁継電器200の端子223と、図中中段に示される
ワンメーク型電磁継電器200の端子223と、図中下
段に示されるワンメーク型電磁継電器200の端子22
3と、は集合枠300の底板320の裏側(図の紙背方
向)で連結部材360により連結されている。したがっ
て、3つの端子223の内のいずれかの1つをアース接
続すればよく、図においては下段のワンメーク型電磁継
電器200の端子223がアース接続されている。な
お、各ワンメーク型電磁継電器200の端子265はそ
れぞれ別個に図示されない機器と接続されている。
【0037】第2の実施形態は上記のように構成され、
各端子に別々に結線する必要がなく、図示されない基板
内の配線が簡素化され、この3連電磁継電器を使った機
器の組み立て工数を大いに低減することができる。ま
た、ワンメーク型電磁継電器を例にとって説明したが、
ワンブレーク型電磁継電器、あるいはその他の電磁継電
器をこのように集合枠300に納めることもできる。こ
の様に、2個以上の電磁継電器を1つの集合枠に納め、
回路の仕様に応じて、端子を連結して外部導線との接続
箇所を減らすことができる。
【0038】
【発明の効果】各求請求項に記載の発明による多連電磁
継電器は、コイルと各種接点装置から成る各種電磁継電
器から、同種を含む3個以上、あるいは、異種で2個を
選択して、基板に付設し得る1つの集合枠に取り付けた
多連電磁継電器が提供され、同種の2個でない複数の電
磁継電器の基板への取り付けを容易におこなうことがで
きる。特に請求項2のようにすれば、各電磁継電器の外
部導線と接続するための端子の内の共通の外部導線と接
続し得る端子を、連結導体により集合枠の領域内で連結
し、連結されている端子の1つに前記共通の外部導線を
接続するようにされており、端子と外部導線との接続を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の2連電磁継電器のカ
バーを取り除いた状態を斜視図で示したものである。
【図2】図2は第1の実施形態のカバーの斜視図であ
る。
【図3】第1の実施形態の2連電磁継電器を使用したウ
ィンカー、ハザードランプ制御システムの回路図であ
る。
【図4】第2の実施形態の3連電磁継電器を使用した制
御システムの部分回路図である。
【符号の説明】
100…ダブルメーク型電磁継電器 100A…コイル部 100B…可動部 100C…固定接点部 110…コイルボビン 120…コイル 121、123…コイルの被覆導線の端部 122、124…端子 130…バネ部材 140…磁力受け部材 150…垂直支持部材 165、166…端子 200…ダブルメーク型電磁継電器 200A…コイル部 200B…可動部 200C…固定接点部 210…コイルボビン 220…コイル 221、223…コイルの被覆導線の端部 222、224…端子 230…バネ部材 240…磁力受け部材 250…垂直支持部材 265…端子 300…集合枠 310…枠部材 320…底板 330、340、350、360…連結導体 400…カバー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルと各種接点装置から成る各種電磁
    継電器から、同種を含む3個以上、あるいは、異種で2
    個を選択して、基板に付設し得る1つの集合枠に取り付
    けたことを特徴とする多連電磁継電器。
  2. 【請求項2】 各電磁継電器の外部導線と接続するため
    の端子の内の共通の外部導線と接続し得る端子を、連結
    導体により集合枠の領域内で連結し、連結されている端
    子の1つに前記共通の外部導線を接続するようにされて
    いることを特徴とする、請求項1に記載の多連電磁継電
    器。
  3. 【請求項3】 1つのコイルと1つのON用カンチレバ
    ー型接点装置から成るワンメーク型電磁継電器と、1つ
    のコイルと2つのON用カンチレバー型接点から成るダ
    ブルメーク型電磁継電器と、1つのコイルと1つのON
    およびOFF用カンチレバー型接点装置から成るトラン
    スファ型電磁継電器と、1つのコイルと1つのOFF用
    カンチレバー型接点装置から成るワンブレーク型電磁継
    電器と、から、同種を含む3個以上、あるいは、異種で
    2個を選択して、基板に付設し得る1つの集合枠に取り
    付けたことを特徴とする請求項2に記載の多連電磁継電
    器。
  4. 【請求項4】 1つのダブルメーク型電磁継電器と1つ
    のワンメーク型電磁継電器を1つの集合枠に取り付けた
    2連電磁継電器である事を特徴とする請求項3に記載の
    多連電磁継電器。
  5. 【請求項5】 1つのダブルメーク型電磁継電器と1つ
    のトランスファ型電磁継電器を1つの集合枠に取り付け
    た2連電磁継電器である事を特徴とする請求項3に記載
    の多連電磁継電器。
  6. 【請求項6】 1つのワンメーク型電磁継電器と1つの
    トランスファ型電磁継電器を1つの集合枠に取り付けた
    2連電磁継電器である事を特徴とする請求項3に記載の
    多連電磁継電器。
  7. 【請求項7】 連結導体は、電磁継電器のカンチレバー
    型接点装置の可動腕の支点に連なる端子を連結する可動
    腕側連結導体と、電磁継電器のカンチレバー型接点装置
    の固定接点に連なる端子を連結する固定接点側連結導体
    と、電磁継電器のコイルに連なるコイル端子を連結する
    コイル端子連結導体の、1つまたは複数を含むことを特
    徴とする請求項2に記載の多連電磁継電器。
  8. 【請求項8】 各電磁継電器は集合枠の底板に取り付け
    られ、各端子が各電磁継電器との接続部から底板を貫通
    して電磁継電器とは反対側に延伸していることを特徴と
    する請求項1に記載の多連電磁継電器。
  9. 【請求項9】 連結導体は集合枠の電磁継電器が取り付
    けられている底板の電磁継電器とは反対側の面上に配設
    されていることを特徴とする請求項8に記載の多連電磁
    継電器。
  10. 【請求項10】 連結導体で連結された端子の内の外部
    導線が取り付けられない端子は集合枠の底板から突出し
    て形成されるが、基板への取り付け前あるいは取り付け
    後に底板から突出しないように切断されることを特徴と
    する請求項8に記載の多連電磁継電器。
  11. 【請求項11】 連結導体で連結された端子の内の外部
    導線が取り付けられない端子は、集合枠の底板の電磁継
    電器とは反対側の面から突出しないように予め形成され
    ていることを特徴とする請求項8に記載の多連電磁継電
    器。
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