JP2001183330A - バイオセンサ - Google Patents
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- JP2001183330A JP2001183330A JP36983599A JP36983599A JP2001183330A JP 2001183330 A JP2001183330 A JP 2001183330A JP 36983599 A JP36983599 A JP 36983599A JP 36983599 A JP36983599 A JP 36983599A JP 2001183330 A JP2001183330 A JP 2001183330A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/001—Enzyme electrodes
- C12Q1/004—Enzyme electrodes mediator-assisted
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/001—Enzyme electrodes
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Genetics & Genomics (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電流応答感度が高く、かつ低いブランク応答
および高い保存安定性を有するバイオセンサを提供す
る。 【解決手段】 電気絶縁性の基板1、基板1上に形成さ
れた作用極4および対極5、作用極4上に形成された、
酵素を含有せず、少なくとも電子伝達体を含有する第1
の試薬層7、並びに対極5上に形成された、電子伝達体
を含有せず、少なくとも酵素を含有する第2の試薬層8
を具備するバイオセンサ。
および高い保存安定性を有するバイオセンサを提供す
る。 【解決手段】 電気絶縁性の基板1、基板1上に形成さ
れた作用極4および対極5、作用極4上に形成された、
酵素を含有せず、少なくとも電子伝達体を含有する第1
の試薬層7、並びに対極5上に形成された、電子伝達体
を含有せず、少なくとも酵素を含有する第2の試薬層8
を具備するバイオセンサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料中に含まれる
基質を迅速かつ高精度に定量するためのバイオセンサに
関する。
基質を迅速かつ高精度に定量するためのバイオセンサに
関する。
【0002】
【従来の技術】スクロース、グルコースなど糖類の定量
分析法として、施光度計法、比色法、還元滴定法および
各種クロマトグラフィーを用いた方法等が開発されてい
る。しかし、これらの方法は、いずれも糖類に対する特
異性があまり高くないので精度が悪い。これらの方法の
うち施光度計法によれば、操作は簡便ではあるが、操作
時の温度の影響を大きく受ける。従って、施光度計法
は、一般の人々が家庭などで簡易に糖類を定量する方法
としては適切でない。
分析法として、施光度計法、比色法、還元滴定法および
各種クロマトグラフィーを用いた方法等が開発されてい
る。しかし、これらの方法は、いずれも糖類に対する特
異性があまり高くないので精度が悪い。これらの方法の
うち施光度計法によれば、操作は簡便ではあるが、操作
時の温度の影響を大きく受ける。従って、施光度計法
は、一般の人々が家庭などで簡易に糖類を定量する方法
としては適切でない。
【0003】ところで、近年、酵素の有する特異的触媒
作用を利用した種々のタイプのバイオセンサが開発され
ている。
作用を利用した種々のタイプのバイオセンサが開発され
ている。
【0004】以下に、試料中の基質の定量法の一例とし
てグルコースの定量法について説明する。電気化学的な
グルコースの定量法としては、酵素であるグルコースオ
キシダーゼ(EC1.1.3.4:以下GODと略す)
と酸素電極あるいは過酸化水素電極とを使用して行う方
法が一般に知られている(例えば、鈴木周一編「バイオ
センサー」講談社)。
てグルコースの定量法について説明する。電気化学的な
グルコースの定量法としては、酵素であるグルコースオ
キシダーゼ(EC1.1.3.4:以下GODと略す)
と酸素電極あるいは過酸化水素電極とを使用して行う方
法が一般に知られている(例えば、鈴木周一編「バイオ
センサー」講談社)。
【0005】GODは、酸素を電子伝達体として、基質
であるβ−D−グルコースをD−グルコノ−δ−ラクト
ンに選択的に酸化する。酸素の存在下で、GODによる
酸化反応過程において、酸素が過酸化水素に還元され
る。酸素電極によって、この酸素の減少量を計測する
か、あるいは過酸化水素電極によって過酸化水素の増加
量を計測する。酸素の減少量および過酸化水素の増加量
は、試料中のグルコースの含有量に比例するので、酸素
の減少量または過酸化水素の増加量からグルコースの定
量が行われる。
であるβ−D−グルコースをD−グルコノ−δ−ラクト
ンに選択的に酸化する。酸素の存在下で、GODによる
酸化反応過程において、酸素が過酸化水素に還元され
る。酸素電極によって、この酸素の減少量を計測する
か、あるいは過酸化水素電極によって過酸化水素の増加
量を計測する。酸素の減少量および過酸化水素の増加量
は、試料中のグルコースの含有量に比例するので、酸素
の減少量または過酸化水素の増加量からグルコースの定
量が行われる。
【0006】上記方法では、酵素反応の特異性を利用す
ることにより、精度良く試料中のグルコースを定量する
ことができる。しかし、反応過程からも推測できるよう
に、測定結果は試料に含まれる酸素濃度の影響を大きく
受ける欠点があり、試料に酸素が存在しない場合は測定
が不可能となる。
ることにより、精度良く試料中のグルコースを定量する
ことができる。しかし、反応過程からも推測できるよう
に、測定結果は試料に含まれる酸素濃度の影響を大きく
受ける欠点があり、試料に酸素が存在しない場合は測定
が不可能となる。
【0007】そこで、酸素を電子伝達体として用いず、
フェリシアン化カリウム、フェロセン誘導体、キノン誘
導体等の有機化合物や金属錯体を電子伝達体として用い
る新しいタイプのグルコースセンサが開発されてきた。
このタイプのセンサでは、酵素反応の結果生じた電子伝
達体の還元体を作用極上で酸化することにより、その酸
化電流量から試料中に含まれるグルコース濃度が求めら
れる。この際、対極上では、電子伝達体の酸化体が還元
され電子伝達体の還元体の生成する反応が進行する。こ
のような有機化合物や金属錯体を酸素の代わりに電子伝
達体として用いることにより、既知量のGODとそれら
の電子伝達体を安定な状態で正確に電極上に担持させて
試薬層を形成することが可能となり、試料中の酸素濃度
の影響を受けることなく、精度良くグルコースを定量す
ることができる。またこの場合、酵素および電子伝達体
を含有する試薬層を乾燥状態に近い状態で電極系と一体
化させることもできるので、この技術に基づいた使い捨
て型のグルコースセンサが近年多くの注目を集めてい
る。その代表的な例が、特許第2517153号公報に
示されるバイオセンサである。使い捨て型のグルコース
センサにおいては、測定器に着脱可能に接続されたセン
サに試料を導入するだけで容易にグルコース濃度を測定
器で測定することができる。このような手法は、グルコ
ースの定量だけに限らず、試料中に含まれる他の基質の
定量にも応用可能である。
フェリシアン化カリウム、フェロセン誘導体、キノン誘
導体等の有機化合物や金属錯体を電子伝達体として用い
る新しいタイプのグルコースセンサが開発されてきた。
このタイプのセンサでは、酵素反応の結果生じた電子伝
達体の還元体を作用極上で酸化することにより、その酸
化電流量から試料中に含まれるグルコース濃度が求めら
れる。この際、対極上では、電子伝達体の酸化体が還元
され電子伝達体の還元体の生成する反応が進行する。こ
のような有機化合物や金属錯体を酸素の代わりに電子伝
達体として用いることにより、既知量のGODとそれら
の電子伝達体を安定な状態で正確に電極上に担持させて
試薬層を形成することが可能となり、試料中の酸素濃度
の影響を受けることなく、精度良くグルコースを定量す
ることができる。またこの場合、酵素および電子伝達体
を含有する試薬層を乾燥状態に近い状態で電極系と一体
化させることもできるので、この技術に基づいた使い捨
て型のグルコースセンサが近年多くの注目を集めてい
る。その代表的な例が、特許第2517153号公報に
示されるバイオセンサである。使い捨て型のグルコース
センサにおいては、測定器に着脱可能に接続されたセン
サに試料を導入するだけで容易にグルコース濃度を測定
器で測定することができる。このような手法は、グルコ
ースの定量だけに限らず、試料中に含まれる他の基質の
定量にも応用可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年、さらに電
流応答感度が高いバイオセンサや、基質濃度がゼロの場
合の応答(以下ブランク応答と略称する)が低く、かつ
保存安定性に優れたバイオセンサが求められている。
流応答感度が高いバイオセンサや、基質濃度がゼロの場
合の応答(以下ブランク応答と略称する)が低く、かつ
保存安定性に優れたバイオセンサが求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のバイオセンサは、電気絶縁性の基板と、前
記基板上に形成された作用極および対極と、前記作用極
上に形成された第1の試薬層、並びに前記対極上に形成
された第2の試薬層を具備し、前記第1の試薬層は酵素
を含有せず、少なくとも電子伝達体を含有し、かつ前記
第2の試薬層は電子伝達体を含有せず、少なくとも酵素
を含有することを特徴とする。
めに本発明のバイオセンサは、電気絶縁性の基板と、前
記基板上に形成された作用極および対極と、前記作用極
上に形成された第1の試薬層、並びに前記対極上に形成
された第2の試薬層を具備し、前記第1の試薬層は酵素
を含有せず、少なくとも電子伝達体を含有し、かつ前記
第2の試薬層は電子伝達体を含有せず、少なくとも酵素
を含有することを特徴とする。
【0010】ここで、電気絶縁性の基板、並びに前記基
板上に形成された作用極および対極に代えて、作用極基
板、対極基板、前記作用極基板上に形成された作用極、
および前記対極基板上に形成された対極を具備し、前記
作用極と前記対極とが空間部を隔てて相互に対向する位
置に配置されていることが好ましい。
板上に形成された作用極および対極に代えて、作用極基
板、対極基板、前記作用極基板上に形成された作用極、
および前記対極基板上に形成された対極を具備し、前記
作用極と前記対極とが空間部を隔てて相互に対向する位
置に配置されていることが好ましい。
【0011】さらにここで、作用極基板と対極基板とが
スペーサ部材を介して配置されていることが好ましい。
スペーサ部材を介して配置されていることが好ましい。
【0012】以上において、第1の試薬層および第2の
試薬層が親水性高分子を含むことが好ましい。
試薬層が親水性高分子を含むことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】上記のように、本発明の一つの形
態におけるバイオセンサは、電気絶縁性の基板と、基板
上に形成された作用極および対極と、作用極上に形成さ
れた第1の試薬層、並びに対極上に形成された第2の試
薬層を具備し、第1の試薬層は酵素を含有せず、少なく
とも電子伝達体を含有し、かつ第2の試薬層は電子伝達
体を含有せず、少なくとも酵素を含有する。
態におけるバイオセンサは、電気絶縁性の基板と、基板
上に形成された作用極および対極と、作用極上に形成さ
れた第1の試薬層、並びに対極上に形成された第2の試
薬層を具備し、第1の試薬層は酵素を含有せず、少なく
とも電子伝達体を含有し、かつ第2の試薬層は電子伝達
体を含有せず、少なくとも酵素を含有する。
【0014】このようにすると、作用極上には酵素がな
いので、作用極に酵素が吸着することによって作用極で
の電極反応が阻害されることがなく、作用極での電子伝
達体の還元体の酸化反応がスムーズに進行するため、電
流応答感度が向上する。また、酵素と電子伝達体とが互
いに分離しているので、酵素と電子伝達体とが接触して
相互作用を起こすのを防止できるため、ブランク応答の
増加を抑制することや、長期保存中の酵素活性変動を抑
制することができる。
いので、作用極に酵素が吸着することによって作用極で
の電極反応が阻害されることがなく、作用極での電子伝
達体の還元体の酸化反応がスムーズに進行するため、電
流応答感度が向上する。また、酵素と電子伝達体とが互
いに分離しているので、酵素と電子伝達体とが接触して
相互作用を起こすのを防止できるため、ブランク応答の
増加を抑制することや、長期保存中の酵素活性変動を抑
制することができる。
【0015】ここで、電気絶縁性の基板、並びに基板上
に形成された作用極および対極に代えて、作用極基板、
対極基板、作用極基板上に形成された作用極、および対
極基板上に形成された対極を具備し、作用極と対極とが
空間部を隔てて相互に対向する位置に配置されているこ
とが好ましい。
に形成された作用極および対極に代えて、作用極基板、
対極基板、作用極基板上に形成された作用極、および対
極基板上に形成された対極を具備し、作用極と対極とが
空間部を隔てて相互に対向する位置に配置されているこ
とが好ましい。
【0016】このようにすると、第1の試薬層と第2の
試薬層とがそれぞれ別の基板上に形成されているので、
互いに組成の異なる第1の試薬層と第2の試薬層とを容
易に分離して形成することができる。また、作用極と対
極とが対向した位置に形成されているので、電極間のイ
オン移動が円滑になるため、電流応答をさらに増加させ
ることができる。
試薬層とがそれぞれ別の基板上に形成されているので、
互いに組成の異なる第1の試薬層と第2の試薬層とを容
易に分離して形成することができる。また、作用極と対
極とが対向した位置に形成されているので、電極間のイ
オン移動が円滑になるため、電流応答をさらに増加させ
ることができる。
【0017】また、作用極と対極とが空間部を隔てて相
互に対向する位置に配置されているバイオセンサにおい
ては、作用極基板と対極基板とがスペーサ部材を介して
配置されていることが好ましい。
互に対向する位置に配置されているバイオセンサにおい
ては、作用極基板と対極基板とがスペーサ部材を介して
配置されていることが好ましい。
【0018】このようにすると、基板への物理的圧力に
対しての強度が増加するので、第1の試薬層および第2
の試薬層が物理的圧力により接触することがなくなり、
酵素と電子伝達体の接触により酵素活性が変動するのを
防止することができる。
対しての強度が増加するので、第1の試薬層および第2
の試薬層が物理的圧力により接触することがなくなり、
酵素と電子伝達体の接触により酵素活性が変動するのを
防止することができる。
【0019】以上において、第1の試薬層および第2の
試薬層が親水性高分子を含むことが好ましい。
試薬層が親水性高分子を含むことが好ましい。
【0020】このようにすると、作用極へのたんぱく質
等の吸着が抑制されるので、電流応答感度がさらに向上
する。また、測定時に試料の粘性が増加するので、電流
応答に対する物理的衝撃等の影響が低減するため、電流
応答の安定性が向上する。
等の吸着が抑制されるので、電流応答感度がさらに向上
する。また、測定時に試料の粘性が増加するので、電流
応答に対する物理的衝撃等の影響が低減するため、電流
応答の安定性が向上する。
【0021】本発明において、基板、作用極基板、およ
び対極基板としては、電気絶縁性を有し、保存および測
定時に充分な剛性を有する材料であれば用いることがで
きる。例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、飽和ポリエステル樹脂等の熱可塑
性樹脂、または尿素樹脂、メラニン樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化
性樹脂があげられる。中でも、電極との密着性の点か
ら、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
び対極基板としては、電気絶縁性を有し、保存および測
定時に充分な剛性を有する材料であれば用いることがで
きる。例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、飽和ポリエステル樹脂等の熱可塑
性樹脂、または尿素樹脂、メラニン樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化
性樹脂があげられる。中でも、電極との密着性の点か
ら、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
【0022】作用極としては、電子伝達体を酸化する際
にそれ自身が酸化されない導電性材料であれば用いるこ
とができる。対極としては、パラジウム、銀、白金、カ
ーボン等の一般的に用いられる導電性材料であれば用い
ることができる。
にそれ自身が酸化されない導電性材料であれば用いるこ
とができる。対極としては、パラジウム、銀、白金、カ
ーボン等の一般的に用いられる導電性材料であれば用い
ることができる。
【0023】酵素としては、試料中に含まれる測定対象
の基質に対応したものが用いられる。例えば、フルクト
ースデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ、アル
コールオキシダーゼ、乳酸オキシダーゼ、コレステロー
ルオキシダーゼ、キサンチンオキシダーゼ、アミノ酸オ
キシダーゼ等があげられる。
の基質に対応したものが用いられる。例えば、フルクト
ースデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ、アル
コールオキシダーゼ、乳酸オキシダーゼ、コレステロー
ルオキシダーゼ、キサンチンオキシダーゼ、アミノ酸オ
キシダーゼ等があげられる。
【0024】電子伝達体としては、フェリシアン化カリ
ウム、p−ベンゾキノン、フェナジンメトサルフェー
ト、メチレンブルー、フェロセン誘導体等があげられ
る。また、酸素を電子伝達体とした場合にも電流応答が
得られる。電子伝達体は、これらの一種または二種以上
が使用される。
ウム、p−ベンゾキノン、フェナジンメトサルフェー
ト、メチレンブルー、フェロセン誘導体等があげられ
る。また、酸素を電子伝達体とした場合にも電流応答が
得られる。電子伝達体は、これらの一種または二種以上
が使用される。
【0025】スペーサ部材としては、電気絶縁性を有
し、保存および測定時に充分な剛性を有する材料であれ
ば用いることができる。例えば、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱可塑性樹脂、または尿素樹脂、メラニン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性樹脂があげられる。
し、保存および測定時に充分な剛性を有する材料であれ
ば用いることができる。例えば、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱可塑性樹脂、または尿素樹脂、メラニン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性樹脂があげられる。
【0026】親水性高分子としては、種々のものを用い
ることができる。例えば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルアルコール、ポリリジン等のポリアミ
ノ酸、ポリスチレンスルホン酸、ゼラチンおよびその誘
導体、ポリアクリル酸およびその塩、ポリメタアクリル
酸およびその塩、スターチおよびその誘導体、無水マレ
イン酸またはその塩の重合体があげられる。中でも、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
ることができる。例えば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルアルコール、ポリリジン等のポリアミ
ノ酸、ポリスチレンスルホン酸、ゼラチンおよびその誘
導体、ポリアクリル酸およびその塩、ポリメタアクリル
酸およびその塩、スターチおよびその誘導体、無水マレ
イン酸またはその塩の重合体があげられる。中でも、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明する。
明する。
【0028】(実施例1)バイオセンサの一例として、
グルコースセンサについて説明する。
グルコースセンサについて説明する。
【0029】図1および図2を用いて、本発明の実施例
1を説明する。図1は、本実施例におけるグルコースセ
ンサの縦断面図であり、図2は同グルコースセンサの試
薬層および界面活性剤層を除いた分解斜視図である。
1を説明する。図1は、本実施例におけるグルコースセ
ンサの縦断面図であり、図2は同グルコースセンサの試
薬層および界面活性剤層を除いた分解斜視図である。
【0030】まず、ポリエチレンテレフタレ−トからな
る電気絶縁性の基板1上に、スクリ−ン印刷により銀ペ
ーストを印刷し、作用極リード2および対極リード3を
形成した。ついで、樹脂バインダーを含む導電性カーボ
ンペーストを基板1上に印刷して作用極4を形成した。
この作用極4は、作用極リード2と接触している。さら
に、この基板1上に、絶縁性ペ−ストを印刷して絶縁層
6を形成した。絶縁層6は、作用極4の外周部を覆って
おり、これにより作用極4の露出部分の面積を一定に保
っている。次に、樹脂バインダーを含む導電性カーボン
ペーストを対極リード3と接触するように印刷して対極
5を形成した。
る電気絶縁性の基板1上に、スクリ−ン印刷により銀ペ
ーストを印刷し、作用極リード2および対極リード3を
形成した。ついで、樹脂バインダーを含む導電性カーボ
ンペーストを基板1上に印刷して作用極4を形成した。
この作用極4は、作用極リード2と接触している。さら
に、この基板1上に、絶縁性ペ−ストを印刷して絶縁層
6を形成した。絶縁層6は、作用極4の外周部を覆って
おり、これにより作用極4の露出部分の面積を一定に保
っている。次に、樹脂バインダーを含む導電性カーボン
ペーストを対極リード3と接触するように印刷して対極
5を形成した。
【0031】電子伝達体であるフェリシアン化カリウム
を含有し、酵素を含有しない第1の水溶液を基板1の作
用極4上に滴下した後乾燥することにより第1の試薬層
7を形成し、酵素であるGODを含有し、電子伝達体を
含有しない第2の水溶液を基板1の対極5上に滴下した
後乾燥することにより第2の試薬層8を形成した。さら
に、試料供給を円滑に行うことを目的として、第1の試
薬層7および第2の試薬層8上に、界面活性剤であるレ
シチンを含有する界面活性剤層9を形成した。
を含有し、酵素を含有しない第1の水溶液を基板1の作
用極4上に滴下した後乾燥することにより第1の試薬層
7を形成し、酵素であるGODを含有し、電子伝達体を
含有しない第2の水溶液を基板1の対極5上に滴下した
後乾燥することにより第2の試薬層8を形成した。さら
に、試料供給を円滑に行うことを目的として、第1の試
薬層7および第2の試薬層8上に、界面活性剤であるレ
シチンを含有する界面活性剤層9を形成した。
【0032】最後に、基板1、カバー12、およびスペ
ーサ部材10を図2中の一点鎖線で示すような位置関係
をもって接着することにより、グルコースセンサを作製
した。
ーサ部材10を図2中の一点鎖線で示すような位置関係
をもって接着することにより、グルコースセンサを作製
した。
【0033】基板1とカバー12との間に挟み込むスペ
ーサ部材10は、スリット11を有しており、このスリ
ット11は基板1とカバー12との間に試料供給路を形
成するものである。
ーサ部材10は、スリット11を有しており、このスリ
ット11は基板1とカバー12との間に試料供給路を形
成するものである。
【0034】カバー12の空気孔14は、この試料供給
路に連通しているので、スリット11の解放端に形成さ
れる試料供給口13に試料を接触させれば、毛管現象に
より試料は容易に試料供給路内にある第1の試薬層7お
よび第2の試薬層8に達する。
路に連通しているので、スリット11の解放端に形成さ
れる試料供給口13に試料を接触させれば、毛管現象に
より試料は容易に試料供給路内にある第1の試薬層7お
よび第2の試薬層8に達する。
【0035】また、比較例として、試薬層を形成する工
程以外は本実施例と同様にして、グルコースセンサを作
製した。図7は、比較例におけるグルコースセンサの縦
断面図であり、図2は同グルコースセンサの試薬層およ
び界面活性剤層を除いた分解斜視図である。試薬層31
は、GODとフェリシアン化カリウムを含有する水溶液
を、作用極4および対極5上に滴下した後乾燥すること
により形成した。さらに、試薬層31上に界面活性剤で
あるレシチンを含有する界面活性剤層9を形成した。
程以外は本実施例と同様にして、グルコースセンサを作
製した。図7は、比較例におけるグルコースセンサの縦
断面図であり、図2は同グルコースセンサの試薬層およ
び界面活性剤層を除いた分解斜視図である。試薬層31
は、GODとフェリシアン化カリウムを含有する水溶液
を、作用極4および対極5上に滴下した後乾燥すること
により形成した。さらに、試薬層31上に界面活性剤で
あるレシチンを含有する界面活性剤層9を形成した。
【0036】次に、本実施例および比較例のグルコース
センサについて、一定量のグルコースを含む溶液を試料
としてグルコース濃度の測定を行った。試料を試料供給
口13から試料供給路に供給し、一定時間経過後に、対
極5を基準にして作用極4に500mVの電圧を印加し
た。カバー12と基板1間にスペーサ部材10を介在さ
せることにより、物理的圧力に対してセンサの強度が増
加する。よって、試料供給路の容積が一定に保たれやす
く、電流応答に与える物理的圧力等の影響が軽減され
る。この電圧印加により、作用極4と対極5との間に流
れた電流値を測定したところ、本実施例および比較例と
もに、試料中のグルコース濃度に比例した電流応答が観
察された。試料が第1の試薬層7と接触すると、酸化型
の電子伝達体であるフェリシアン化カリウムが、フェリ
シアン化イオンとカリウムイオンに解離する。試料中の
グルコースと、第1の試薬層7から試料中に溶解したフ
ェリシアン化イオンと、第2の試薬層8から試料中に溶
解したGODとが反応し、その結果、グルコースがグル
コノラクトンに酸化され、酸化型であるフェリシアン化
イオンが還元型であるフェロシアン化イオンに還元され
る。作用極4上ではフェロシアン化イオンがフェリシア
ン化イオンに酸化される反応が進行し、対極5上ではフ
ェリシアン化イオンがフェロシアン化イオンに還元され
る反応が進行する。フェロシアン化イオンの濃度は、グ
ルコースの濃度に比例するので、フェロシアン化イオン
の酸化電流に基づいてグルコース濃度を測定することが
できる。
センサについて、一定量のグルコースを含む溶液を試料
としてグルコース濃度の測定を行った。試料を試料供給
口13から試料供給路に供給し、一定時間経過後に、対
極5を基準にして作用極4に500mVの電圧を印加し
た。カバー12と基板1間にスペーサ部材10を介在さ
せることにより、物理的圧力に対してセンサの強度が増
加する。よって、試料供給路の容積が一定に保たれやす
く、電流応答に与える物理的圧力等の影響が軽減され
る。この電圧印加により、作用極4と対極5との間に流
れた電流値を測定したところ、本実施例および比較例と
もに、試料中のグルコース濃度に比例した電流応答が観
察された。試料が第1の試薬層7と接触すると、酸化型
の電子伝達体であるフェリシアン化カリウムが、フェリ
シアン化イオンとカリウムイオンに解離する。試料中の
グルコースと、第1の試薬層7から試料中に溶解したフ
ェリシアン化イオンと、第2の試薬層8から試料中に溶
解したGODとが反応し、その結果、グルコースがグル
コノラクトンに酸化され、酸化型であるフェリシアン化
イオンが還元型であるフェロシアン化イオンに還元され
る。作用極4上ではフェロシアン化イオンがフェリシア
ン化イオンに酸化される反応が進行し、対極5上ではフ
ェリシアン化イオンがフェロシアン化イオンに還元され
る反応が進行する。フェロシアン化イオンの濃度は、グ
ルコースの濃度に比例するので、フェロシアン化イオン
の酸化電流に基づいてグルコース濃度を測定することが
できる。
【0037】作用極4上の試薬層31中に酵素であるG
ODが含まれている比較例のグルコースセンサに比べ
て、本実施例のグルコースセンサでは、電流応答が増加
した。これは、第1の試薬層7にはGODが含まれない
ので、作用極4上にGODが吸着することによる電流応
答の低下を防ぐことができたためである。
ODが含まれている比較例のグルコースセンサに比べ
て、本実施例のグルコースセンサでは、電流応答が増加
した。これは、第1の試薬層7にはGODが含まれない
ので、作用極4上にGODが吸着することによる電流応
答の低下を防ぐことができたためである。
【0038】また比較例に比べて、ブランク応答が低下
し、長期保存前後での電流応答の変動が抑制された。こ
れは、GODとフェリシアン化カリウムとが互いに分離
しているので、GODとフェリシアン化カリウムとが接
触して相互作用を起こすのを防止できるため、ブランク
応答の増加を抑制することや、長期保存中の酵素活性変
動を抑制することができたためである。
し、長期保存前後での電流応答の変動が抑制された。こ
れは、GODとフェリシアン化カリウムとが互いに分離
しているので、GODとフェリシアン化カリウムとが接
触して相互作用を起こすのを防止できるため、ブランク
応答の増加を抑制することや、長期保存中の酵素活性変
動を抑制することができたためである。
【0039】(実施例2)図3および図4を用いて、本
発明の実施例2について説明する。図3は、本実施例に
おけるグルコースセンサの縦断面図であり、図4は同グ
ルコースセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分
解斜視図である。
発明の実施例2について説明する。図3は、本実施例に
おけるグルコースセンサの縦断面図であり、図4は同グ
ルコースセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分
解斜視図である。
【0040】電気絶縁性の作用極基板21上にパラジウ
ムをスパッタリングし、作用極4および作用極リード2
を作製した。次に、作用極基板21上に絶縁性部材23
を貼付することにより、作用極4、および測定器に挿入
する端子部を規定した。
ムをスパッタリングし、作用極4および作用極リード2
を作製した。次に、作用極基板21上に絶縁性部材23
を貼付することにより、作用極4、および測定器に挿入
する端子部を規定した。
【0041】一方、外側に膨出した曲面部24を有する
電気絶縁性である対極基板22の曲面部24の内壁面
に、パラジウムをスパッタリングして対極5を形成し
た。曲面部24の端部には、空気孔14を有する。
電気絶縁性である対極基板22の曲面部24の内壁面
に、パラジウムをスパッタリングして対極5を形成し
た。曲面部24の端部には、空気孔14を有する。
【0042】第1の試薬層7は、電子伝達体であるフェ
リシアン化カリウムを含有し、酵素を含有しない第1の
水溶液を作用極基板21の作用極4上に滴下した後乾燥
することにより形成し、第2の試薬層8は、酵素である
GODを含有し、電子伝達体を含有しない第2の水溶液
を対極基板22の対極5上に滴下した後乾燥することに
より形成した。さらに、第1の試薬層7上に、界面活性
剤であるレシチンを含有する界面活性剤層9を形成し
た。
リシアン化カリウムを含有し、酵素を含有しない第1の
水溶液を作用極基板21の作用極4上に滴下した後乾燥
することにより形成し、第2の試薬層8は、酵素である
GODを含有し、電子伝達体を含有しない第2の水溶液
を対極基板22の対極5上に滴下した後乾燥することに
より形成した。さらに、第1の試薬層7上に、界面活性
剤であるレシチンを含有する界面活性剤層9を形成し
た。
【0043】最後に、作用極基板21と対極基板22を
貼り合わせて、グルコースセンサを作製した。これによ
り作用極4と対極5は、作用極基板21と曲面部24と
の間に形成される空間部を介して対向する位置に配置さ
れる。この空間部は、試料の収容部となり、空間部の解
放端側に試料を接触させれば毛管現象により試料は容易
に空気孔14側へ移動し、第1の試薬層7および第2の
試薬層8に接触する。
貼り合わせて、グルコースセンサを作製した。これによ
り作用極4と対極5は、作用極基板21と曲面部24と
の間に形成される空間部を介して対向する位置に配置さ
れる。この空間部は、試料の収容部となり、空間部の解
放端側に試料を接触させれば毛管現象により試料は容易
に空気孔14側へ移動し、第1の試薬層7および第2の
試薬層8に接触する。
【0044】次いで、実施例1と同様の手順にてグルコ
ース濃度の測定を行った。測定の結果、試料中のグルコ
ース濃度に比例した電流応答が観察された。ただし、対
極5については、クリップで曲面部24の端部を挟むな
どにより電気的導通を得た。
ース濃度の測定を行った。測定の結果、試料中のグルコ
ース濃度に比例した電流応答が観察された。ただし、対
極5については、クリップで曲面部24の端部を挟むな
どにより電気的導通を得た。
【0045】本実施例のグルコースセンサは、実施例1
に比べて、さらに応答値の増加が観察された。これは、
実施例1と同様に第1の試薬層7にGODが含まれない
ことと、作用極4と対極5を対向した位置に形成したこ
とにより、電極間のイオン移動が円滑になったことが原
因である。
に比べて、さらに応答値の増加が観察された。これは、
実施例1と同様に第1の試薬層7にGODが含まれない
ことと、作用極4と対極5を対向した位置に形成したこ
とにより、電極間のイオン移動が円滑になったことが原
因である。
【0046】またGODとフェリシアン化カリウムとが
互いに分離しているので、実施例1と同様に、比較例に
比べて、ブランク応答が低下し、長期保存前後での電流
応答の変動が抑制された。
互いに分離しているので、実施例1と同様に、比較例に
比べて、ブランク応答が低下し、長期保存前後での電流
応答の変動が抑制された。
【0047】(実施例3)図5および図6を用いて、本
発明の実施例3について説明する。図5は、本実施例に
おけるグルコースセンサの縦断面図であり、図6は同グ
ルコースセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分
解斜視図である。
発明の実施例3について説明する。図5は、本実施例に
おけるグルコースセンサの縦断面図であり、図6は同グ
ルコースセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分
解斜視図である。
【0048】まず、ポリエチレンテレフタレ−トからな
る電気絶縁性である作用極基板21上に、スクリ−ン印
刷により銀ペーストを印刷し、作用極リード2を形成し
た。ついで、樹脂バインダーを含む導電性カーボンペー
ストを作用極基板21上に印刷して作用極4を形成し
た。この作用極4は、作用極リード2と接触している。
さらに、この作用極基板21上に、絶縁性ペ−ストを印
刷して絶縁層6を形成した。絶縁層6は、作用極4の外
周部を覆っており、これにより作用極4の露出部分の面
積を一定に保っている。
る電気絶縁性である作用極基板21上に、スクリ−ン印
刷により銀ペーストを印刷し、作用極リード2を形成し
た。ついで、樹脂バインダーを含む導電性カーボンペー
ストを作用極基板21上に印刷して作用極4を形成し
た。この作用極4は、作用極リード2と接触している。
さらに、この作用極基板21上に、絶縁性ペ−ストを印
刷して絶縁層6を形成した。絶縁層6は、作用極4の外
周部を覆っており、これにより作用極4の露出部分の面
積を一定に保っている。
【0049】次に、電気絶縁性である対極基板22の裏
面に銀ペーストを印刷して対極リード3を形成し、次い
で導電性カーボンペーストを印刷して対極5を形成し、
さらに絶縁性ペーストを印刷して絶縁層6を形成した。
対極基板22には、空気孔14を形成した。
面に銀ペーストを印刷して対極リード3を形成し、次い
で導電性カーボンペーストを印刷して対極5を形成し、
さらに絶縁性ペーストを印刷して絶縁層6を形成した。
対極基板22には、空気孔14を形成した。
【0050】電子伝達体であるフェリシアン化カリウム
を含有し、酵素を含有しない第1の水溶液を作用極基板
21の作用極4上に滴下した後乾燥して第1の試薬層7
を形成し、酵素であるGODを含有し、電子伝達体を含
有しない第2の水溶液を対極基板22の対極5上に滴下
した後乾燥して第2の試薬層8を形成した。さらに、第
1の試薬層7上に、界面活性剤であるレシチンを含有す
る界面活性剤層9を形成した。
を含有し、酵素を含有しない第1の水溶液を作用極基板
21の作用極4上に滴下した後乾燥して第1の試薬層7
を形成し、酵素であるGODを含有し、電子伝達体を含
有しない第2の水溶液を対極基板22の対極5上に滴下
した後乾燥して第2の試薬層8を形成した。さらに、第
1の試薬層7上に、界面活性剤であるレシチンを含有す
る界面活性剤層9を形成した。
【0051】最後に、作用極基板21、対極基板22、
およびスペーサ部材10を図6中の一点鎖線で示すよう
な位置関係をもって接着することにより、グルコースセ
ンサを作製した。
およびスペーサ部材10を図6中の一点鎖線で示すよう
な位置関係をもって接着することにより、グルコースセ
ンサを作製した。
【0052】作用極基板21と対極基板22との間に挟
み込むように設置したスペーサ部材10は、スリット1
1を有しており、このスリット11は作用極基板21と
対極基板22との間に試料供給路を形成する。対極4お
よび作用極5は、スペーサ部材10のスリット11の部
分に形成される試料供給路内で向き合うように配置され
ている。
み込むように設置したスペーサ部材10は、スリット1
1を有しており、このスリット11は作用極基板21と
対極基板22との間に試料供給路を形成する。対極4お
よび作用極5は、スペーサ部材10のスリット11の部
分に形成される試料供給路内で向き合うように配置され
ている。
【0053】対極基板22の空気孔14は、この試料供
給路に連通しているので、スリット11の解放端に形成
される試料供給口13に試料を接触させれば、毛管現象
により試料は容易に試料供給路内の第1の試薬層7およ
び第2の試薬層8に達する。
給路に連通しているので、スリット11の解放端に形成
される試料供給口13に試料を接触させれば、毛管現象
により試料は容易に試料供給路内の第1の試薬層7およ
び第2の試薬層8に達する。
【0054】次いで、実施例1と同様の手順にてグルコ
ースの測定を行った。測定の結果、試料中のグルコース
濃度に比例した電流応答が観察された。
ースの測定を行った。測定の結果、試料中のグルコース
濃度に比例した電流応答が観察された。
【0055】本実施例のグルコースセンサは、第1の試
薬層7にGODが含まれず、作用極4と対極5が対向し
た位置に形成されているので、実施例2と同様に、実施
例1に比べて、電流応答が増加した。
薬層7にGODが含まれず、作用極4と対極5が対向し
た位置に形成されているので、実施例2と同様に、実施
例1に比べて、電流応答が増加した。
【0056】またGODとフェリシアン化カリウムとが
互いに分離しているので、実施例1と同様に、比較例に
比べて、ブランク応答が低下し、長期保存前後での電流
応答の変動が抑制された。
互いに分離しているので、実施例1と同様に、比較例に
比べて、ブランク応答が低下し、長期保存前後での電流
応答の変動が抑制された。
【0057】また、作用極基板21と対極基板22間に
スペーサ部材10が挟まれているので、物理的圧力に対
しての強度が増加したため、第1の試薬層7および第2
の試薬層8が物理的圧力により接触することがなくな
り、GODとフェリシアン化カリウムとが接触して酵素
活性が変動することによる電流応答変動がなくなった。
さらに、試料供給路の容積が一定に保たれやすいので、
実施例2に比べて電流応答の安定性が向上した。
スペーサ部材10が挟まれているので、物理的圧力に対
しての強度が増加したため、第1の試薬層7および第2
の試薬層8が物理的圧力により接触することがなくな
り、GODとフェリシアン化カリウムとが接触して酵素
活性が変動することによる電流応答変動がなくなった。
さらに、試料供給路の容積が一定に保たれやすいので、
実施例2に比べて電流応答の安定性が向上した。
【0058】(実施例4)図5および図6を用いて、本
発明の実施例4を説明する。図5は、本実施例における
グルコースセンサの縦断面図であり、図6は同グルコー
スセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分解斜視
図である。
発明の実施例4を説明する。図5は、本実施例における
グルコースセンサの縦断面図であり、図6は同グルコー
スセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分解斜視
図である。
【0059】第1の試薬層7および第2の試薬層8を形
成する工程以外は、実施例3と同様にして、グルコース
センサを作製した。
成する工程以外は、実施例3と同様にして、グルコース
センサを作製した。
【0060】第1の試薬層7は、電子伝達体であるフェ
リシアン化カリウムおよび親水性高分子であるカルボキ
シメチルセルロースを含有し、酵素を含有しない第1の
水溶液を作用極基板21の作用極4上に滴下した後乾燥
して形成し、第2の試薬層8は、酵素であるGOD、お
よびカルボキシメチルセルロースを含有し、電子伝達体
を含有しない第2の水溶液を対極基板22の対極5上に
滴下した後乾燥して形成した。さらに、第1の試薬層7
上に、界面活性剤であるレシチンを含有する界面活性剤
層9を形成した。
リシアン化カリウムおよび親水性高分子であるカルボキ
シメチルセルロースを含有し、酵素を含有しない第1の
水溶液を作用極基板21の作用極4上に滴下した後乾燥
して形成し、第2の試薬層8は、酵素であるGOD、お
よびカルボキシメチルセルロースを含有し、電子伝達体
を含有しない第2の水溶液を対極基板22の対極5上に
滴下した後乾燥して形成した。さらに、第1の試薬層7
上に、界面活性剤であるレシチンを含有する界面活性剤
層9を形成した。
【0061】次いで、実施例1と同様の手順にてグルコ
ースの測定を行った。測定の結果、試料中のグルコース
濃度に比例した電流応答が観察された。
ースの測定を行った。測定の結果、試料中のグルコース
濃度に比例した電流応答が観察された。
【0062】本実施例のグルコースセンサでは、第1の
試薬層7にGODが含まれず、作用極4と対極5が対向
した位置に形成されているので、実施例2と同様に、実
施例1に比べて、電流応答が増加した。
試薬層7にGODが含まれず、作用極4と対極5が対向
した位置に形成されているので、実施例2と同様に、実
施例1に比べて、電流応答が増加した。
【0063】また、GODとフェリシアン化カリウムと
が互いに分離しているので、実施例1と同様に、比較例
に比べてブランク応答が低下し、長期保存前後での電流
応答の変動が抑制された。
が互いに分離しているので、実施例1と同様に、比較例
に比べてブランク応答が低下し、長期保存前後での電流
応答の変動が抑制された。
【0064】また、作用極基板21と対極基板22間に
スペーサ部材10が挟まれているので、実施例3と同様
に、GODとフェリシアン化カリウムとが接触して酵素
活性が変動することによる電流応答変動がなくなった。
さらに、試料供給路の容積が一定に保たれやすいので、
実施例3と同様に、実施例2に比べて電流応答の安定性
が向上した。
スペーサ部材10が挟まれているので、実施例3と同様
に、GODとフェリシアン化カリウムとが接触して酵素
活性が変動することによる電流応答変動がなくなった。
さらに、試料供給路の容積が一定に保たれやすいので、
実施例3と同様に、実施例2に比べて電流応答の安定性
が向上した。
【0065】また、実施例2および3に比べて、さらに
電流応答が増加した。これは、第1の試薬層7にカルボ
キシメチルセルロースが存在することにより、作用極4
表面へのたんぱく質等の吸着がなくなり、作用極4での
電極反応がスムーズに進行するためである。また、測定
時に試料の粘性が増加するために、センサに加わる物理
的衝撃等の影響が低減し、センサ応答のバラツキが低減
した。
電流応答が増加した。これは、第1の試薬層7にカルボ
キシメチルセルロースが存在することにより、作用極4
表面へのたんぱく質等の吸着がなくなり、作用極4での
電極反応がスムーズに進行するためである。また、測定
時に試料の粘性が増加するために、センサに加わる物理
的衝撃等の影響が低減し、センサ応答のバラツキが低減
した。
【0066】以上の実施例では、対極5を基準にして作
用極4に印加する電圧を500mVとしたが、これに限
定されるものではない。酵素反応に伴い還元された電子
伝達体が酸化される電圧であればよい。
用極4に印加する電圧を500mVとしたが、これに限
定されるものではない。酵素反応に伴い還元された電子
伝達体が酸化される電圧であればよい。
【0067】また、上記の実施例では、第1の試薬層7
には、1種類の電子伝達体が含有されているとしたが、
2種類以上の電子伝達体が含有されていてもよい。
には、1種類の電子伝達体が含有されているとしたが、
2種類以上の電子伝達体が含有されていてもよい。
【0068】第1の試薬層7および第2の試薬層8は、
これを作用極4上あるいは対極5上に固定化することに
よって、酵素あるいは電子伝達体を不溶化させてもよ
い。固定化する場合は、架橋固定法あるいは吸着法を用
いることが好ましい。また、電極中に混合させてもよ
い。
これを作用極4上あるいは対極5上に固定化することに
よって、酵素あるいは電子伝達体を不溶化させてもよ
い。固定化する場合は、架橋固定法あるいは吸着法を用
いることが好ましい。また、電極中に混合させてもよ
い。
【0069】界面活性剤としては、レシチン以外のもの
を用いてもよい。また上記の実施例では、第1の試薬層
7上のみ、または第1の試薬層7および第2の試薬層8
上に界面活性剤層9を形成したが、これに限定されるも
のではなく、スペーサ部材10側面等の試料供給路に面
する位置に形成してもよい。
を用いてもよい。また上記の実施例では、第1の試薬層
7上のみ、または第1の試薬層7および第2の試薬層8
上に界面活性剤層9を形成したが、これに限定されるも
のではなく、スペーサ部材10側面等の試料供給路に面
する位置に形成してもよい。
【0070】また上記実施例では、作用極と対極のみの
二電極系について述べたが、参照極を加えた三電極系に
すれば、より正確な測定が可能である。
二電極系について述べたが、参照極を加えた三電極系に
すれば、より正確な測定が可能である。
【0071】また、実施例1〜4では、第1の試薬層7
と第2の試薬層8とが互いに接触することなく、空間部
をはさんで分離されていることが好ましい。これによ
り、ブランク応答の増加抑制および保存安定性向上の効
果をさらに大きくすることができる。
と第2の試薬層8とが互いに接触することなく、空間部
をはさんで分離されていることが好ましい。これによ
り、ブランク応答の増加抑制および保存安定性向上の効
果をさらに大きくすることができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電流応答
感度が高く、かつ低いブランク応答および高い保存安定
性を有するバイオセンサを得ることができる。
感度が高く、かつ低いブランク応答および高い保存安定
性を有するバイオセンサを得ることができる。
【図1】本発明の実施例1におけるグルコースセンサの
縦断面図
縦断面図
【図2】本発明の実施例1および比較例におけるグルコ
ースセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分解斜
視図
ースセンサの試薬層および界面活性剤層を除いた分解斜
視図
【図3】本発明の実施例2におけるグルコースセンサの
縦断面図
縦断面図
【図4】同グルコースセンサの試薬層および界面活性剤
層を除いた分解斜視図
層を除いた分解斜視図
【図5】本発明の実施例3および4におけるグルコース
センサの縦断面図
センサの縦断面図
【図6】同グルコースセンサの試薬層および界面活性剤
層を除いた分解斜視図
層を除いた分解斜視図
【図7】比較例におけるグルコースセンサの縦断面図
1 基板 2 作用極リード 3 対極リード 4 作用極 5 対極 6 絶縁層 7 第1の試薬層 8 第2の試薬層 9 界面活性剤層 10 スペーサ部材 11 スリット 12 カバー 13 試料供給口 14 空気孔 21 作用極基板 22 対極基板 23 絶縁性部材 24 曲面部 31 試薬層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南海 史朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B029 AA07 FA12 4B063 QA01 QQ67 QQ68 QR03 QR82 QR84 QX04 QX05
Claims (4)
- 【請求項1】 電気絶縁性の基板と、前記基板上に形成
された作用極および対極と、前記作用極上に形成された
第1の試薬層、並びに前記対極上に形成された第2の試
薬層を具備し、前記第1の試薬層は酵素を含有せず、少
なくとも電子伝達体を含有し、かつ前記第2の試薬層は
電子伝達体を含有せず、少なくとも酵素を含有すること
を特徴とするバイオセンサ。 - 【請求項2】 電気絶縁性の基板、並びに前記基板上に
形成された作用極および対極に代えて、作用極基板、対
極基板、前記作用極基板上に形成された作用極、および
前記対極基板上に形成された対極を具備し、前記作用極
と前記対極とが空間部を隔てて相互に対向する位置に配
置されていることを特徴とする請求項1記載のバイオセ
ンサ。 - 【請求項3】 作用極基板と対極基板とがスペーサ部材
を介して配置されていることを特徴とする請求項2記載
のバイオセンサ。 - 【請求項4】 第1の試薬層および第2の試薬層が親水
性高分子を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載のバイオセンサ。
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