JP2001176519A - 導電性セパレータ、高分子電解質型燃料電池および高分子電解質型燃料電池の製造方法 - Google Patents
導電性セパレータ、高分子電解質型燃料電池および高分子電解質型燃料電池の製造方法Info
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Abstract
ス流路の確保とシール機能とを両立させ、高分子電解質
型燃料電池の信頼性の向上、部品点数および組立工程数
の低減、ならびに量産時のコスト低減を図る。 【解決手段】 ガスを導く溝またはリブを電極に接する
面に有する金属板と、前記溝またはリブと協働してガス
流路および前記ガス流路の出入口を形成し、かつ、ガス
が前記ガス流路から外部に漏れるのを防止するガスケッ
トとして働くシール部材とからなり、前記金属板上の前
記シール部材が、硬度の異なる複数の弾性材料からなる
ことを特徴とする導電性セパレータを用いて高分子電解
質型燃料電池を製造する。
Description
電気自動車用電源、家庭内コージェネレーションシステ
ム等に使用する高分子電解質型燃料電池、その製造方法
およびその製造に用いる導電性セパレータに関する。
する燃料ガスと空気などの酸素を含有する酸化剤ガスと
を電気化学的に反応させることで、電力と熱とを同時に
発生させるものである。高分子電解質型燃料電池は、一
般にプロトン伝導性の高分子電解質膜、電極および導電
性セパレータから構成されている。前記電極は、拡散層
と触媒反応層とを合わせたものからなり、触媒反応層
は、水素イオンを選択的に輸送する前記高分子電解質膜
の両面に形成されている。また、触媒反応層は、白金系
の金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分としてい
る。そして、この触媒反応層の外面に、燃料ガスおよび
酸化剤ガスの通気性と電子伝導性を併せもつ拡散層が形
成されている。
には、電池組立後に供給される燃料ガスおよび酸化剤ガ
スが外部にリークしたり、2種類のガスが互いに混合し
たりしないように、高分子電解質膜を挟んでガスケット
などのシール部材が配される。なお、電池組立前に、高
分子電解質膜とそれを挟んだ一対の電極とを予め一体化
させたものは、電極電解質膜接合体(MEA)と呼ばれ
る。
るとともに、隣接したMEA同士を互いに電気的に直列
に接続するための導電性セパレータが配される。前記セ
パレータのMEAと接触する部分には、電極面に燃料ガ
スおよび酸化剤ガスを供給し、生成ガスや余剰ガスを運
び去るためのガス流路が形成されている。ガス流路はセ
パレータと別部品として設けることもできるが、セパレ
ータの材料に応じて表面を切削したり、プレス加工する
などしてセパレータの表面に溝やリブを設けてガス流路
とする方式が一般的である。
ガスを供給するためには、燃料ガスおよび酸化剤ガスの
供給配管を、使用するセパレータの枚数に応じて分岐さ
せ、その分岐先をセパレータの溝またはリブと連通させ
る配管治具が必要となる。この治具を外部マニホルドと
呼び、治具を構成する燃料ガスおよび酸化剤ガス等が流
れる孔をマニホルド孔と呼ぶ。一方、より簡単な構造の
内部マニホルド型と呼ばれるものもある。内部マニホル
ド型とは、ガス流路を有するセパレータおよびMEAか
らなる積層体に積層方向の貫通孔を形成し、これをマニ
ホルド孔として使用するものである。各板状部品に形成
された孔の周囲には、リブを設けたり、O型リングを配
するなどして必要なシールが施される。そして、燃料ガ
スおよび酸化剤ガスの供給配管を前記マニホルド孔と連
通させ、この孔から直接燃料ガスおよび酸化剤ガスを供
給するものである。
良好な温度状態に維持するために、冷却水等で冷却する
必要がある。そのため、通常は、1〜3セル毎に冷却水
を流す冷却部が、セパレータとセパレータとの間に設け
られる。ただし、一般には、セパレータの背面に冷却水
流路を設けて冷却部とする場合が多い。
却部を交互に設け、10〜200セルを積層した後、こ
れを集電板と絶縁板を介して端板で挟み、締結ボルトで
両端から固定し、積層体を締め付けたものが一般的な燃
料電池の構造である。
タは、導電性が高く、ガス気密性が高く、かつ、水素と
酸素との酸化還元反応に対する耐食性が高い必要があ
る。このような理由から、従来のセパレータは、通常グ
ラッシーカーボンや膨張黒鉛などのカーボン材料で構成
されている。また、ガス流路は、その表面を切削した
り、膨張黒鉛を用いる場合は、型を用いて成形するなど
して形成されている。しかし、近年では、従来から使用
されているカーボン材料の代わりに、ステンレス鋼など
の金属板を用いることが試みられている。金属板を用い
ると、カーボン材料を用いる場合に比べて、コストが安
く、厚さが薄いので燃料電池をコンパクト化でき、ま
た、金属板は割れにくく、振動に強いという点で有利だ
からである。
板を用いる場合、低コスト化等の観点から、プレスした
金属板と弾性材料とを組み合わせることにより、ガス流
路の確保とシール機能の両立を目指す方式が提案されて
いる。しかし、弾性材料に充分なシール機能を付与しよ
うとすると、ガス流路の出入口が積層体の締めつけによ
りつぶされ、ガスの分配性が悪化して電池性能が低下す
るという問題がある。
性材料のシール機能が低下するため、積層体を締めつけ
た後、硬化性のシール用接着剤等でシール機能を補強す
る必要がある。しかし、この方法では、シール用接着剤
の塗布前にガス流路の出入口をマスキングする必要があ
り、高分子電解質型燃料電池の組立工程を大幅に増加さ
せるという問題がある。
イブリッド型セパレータにおいて、シール機能とガス流
路の確保とを両立させることを目的とする。
膜と前記高分子電解質膜を挟む一対の電極とからなる電
極電解質膜接合体および前記電極にガスを供給し、生成
ガスと余剰ガスを排出するためのガス流路を有する導電
性セパレータを積層してなる高分子電解質型燃料電池用
の導電性セパレータであって、ガスを導く溝またはリブ
を前記電極に接する面に有する金属板と、前記溝または
リブと協働して前記ガス流路および前記ガス流路の出入
口を形成し、かつ、ガスが前記ガス流路から外部に漏れ
るのを防止するガスケットとして働くシール部材とから
なり、前記金属板上の前記シール部材が、硬度の異なる
複数の弾性材料からなることを特徴とする導電性セパレ
ータに関する。
金属板側面を覆って前記金属板から張り出した部分を形
成しており、前記張り出した部分には、前記金属板上の
ガス流路の入口または出口の延長部となる溝または凹部
が前記張り出した部分の端部手前まで形成されている導
電性セパレータに関する。
て、前記金属板上の前記ガス流路の出入口を形成する部
分が、最も硬度の高い弾性材料からなることを特徴とす
る導電性セパレータに関する。
分子電解質膜を挟む一対の電極とからなる電極電解質膜
接合体および前記導電性セパレータを交互に積層してな
る高分子電解質型燃料電池に関する。
前記高分子電解質膜を挟む一対の電極とからなる電極電
解質膜接合体および前記導電性セパレータを交互に積層
して積層体を得る工程、(2)得られた積層体の側面の
うち、前記導電性セパレータの前記金属板から張り出し
た部分が露出している側面全体にシール用接着剤を塗布
する工程、(3)前記シール用接着剤の硬化後、前記導
電性セパレータの前記金属板から張り出した部分を、前
記ガス流路の入口または出口の延長部の途中または前記
金属板と張り出した部分との境界で切除する工程、およ
び(4)張り出した部分の切除により生じた切断面のガ
ス流路の入口または出口にマニホルドを連通させるよう
にマニホルドを設置する工程からなることを特徴とする
高分子電解質型燃料電池の製造方法に関する。
て、前記金属板上の前記ガス流路の出入口を形成する部
分および張り出した部分が、最も硬度の高い弾性材料か
らなることを特徴とする高分子電解質型燃料電池の製造
方法に関する。
用の導電性セパレータは、金属板とシール部材とからな
る。前記金属板は、前記電極に接する面にガスを導く溝
またはリブを有しており、前記シール部材は、前記金属
板上に、前記溝またはリブと協働して前記電極にガスを
供給し、生成ガスと余剰ガスを排出するためのガス流路
および前記ガス流路の出入口を形成している。そして、
前記シール部材は、ガスが前記ガス流路から外部に漏れ
るのを防止するガスケットとしても働く。なお、前記シ
ール部材は、硬度の異なる弾性材料からなる複数の部分
を有する。
点から、一般に、前記ガス流路の出入口を形成しつつ金
属板の周縁部全体に設けられる。そして、前記ガス流路
の出入口を形成しているシール部材により形成された通
路が、マニホルドとセパレータとを連通するガス、さら
には冷却水の入口または出口として機能する。なお、例
えば金属板の相対する一対の縁部の一部をそれぞれ除い
た周縁部全体に、前記シール部材を貼り付ければ、シー
ル部材が設けられていない前記相対する一対の縁部の一
部が、金属板上の前記周縁部内側と金属板面外とを連通
する溝となり、最終的には、これが前記出入口となる。
ミニウム、炭素鋼などが好ましく、一般に厚さ0.1〜
0.5mmのものが用いられる。前記金属板に、ガスを
導く溝またはリブを形成する方法としては、例えばプレ
ス加工が簡便である。
グされていることが好ましい。また、前記導電性材料と
しては、酸化錫などの導電性酸化物、TiN、Ti−A
l−Nなどの導電性窒化物、n型SiCなどの導電性炭
化物などが好ましい。前記コーティングの厚さは、一般
に100Å(オングストローム)〜1μm程度である。
性材料からなることが必要である。具体的には、硬度差
が10〜40、さらには20〜40、とくには30〜4
0となる少なくとも2種類の弾性材料からシール部材が
形成されていることが好ましい。なお、硬度差が10未
満になると、シール機能の低下により不具合が生じる
か、または硬度不足によりガス流路の出入口の確保が困
難となり、40を超えると、硬度の高い方の弾性材料が
脆くなる傾向がある。また、硬度の高い方は、70〜8
0の硬度を有し、低い方は、30〜60、さらには30
〜40の硬度を有することが好ましい。また、シール機
能とガス流路の確保を両立させるという点から、前記金
属板上の前記ガス流路の出入口を形成する部分のシール
部材は、用いられている硬度の異なる複数の弾性材料の
うち、最も硬度の高い弾性材料からなることが好まし
い。
び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法(JIS−K−625
3)で求められる。
さは、シール機能とガス流路の確保を両立させるという
点から、0.3mm以上であることが好ましい。シール
部材が薄くなりすぎると、ガス流路の確保が困難になる
からである。
産に適している等の点から、射出成形によって前記金属
板の所定の箇所に形成することが好ましい。また、前記
シール部材を構成する弾性材料としては、射出成形後に
ある程度のゴム弾性を有するものを特に限定なく使用す
ることができる。なかでも、シール部材のシール機能を
高める観点から、耐水性の高いエラストマー材料が好ま
しい。以上の観点から、本発明に使用するのに適した射
出成形用材料として、主成分としてスチレン-ブタジエ
ンゴムなどのスチレン系エラストマー、フッ素ゴム、ニ
トリル系エラストマー、ガラス強化したポリエステル系
エラストマー、オレフィン系エラストマーなどを含む材
料を挙げることができる。
池を組み立てる前の形態としては、燃料電池の信頼性の
向上、部品点数および電池組立工程の低減、量産時のコ
スト低減などの観点から、前記シール部材からなり、前
記ガス流路の入口または出口に対応する金属板側面を覆
って前記金属板から張り出した部分を有するものが好ま
しい。そして、前記張り出した部分には、前記金属板上
の前記ガス流路の入口および出口の延長部となる溝また
は凹部が前記張り出した部分の端部手前まで形成されて
いることが好ましい。以下、このような形態のセパレー
タを、「ガス出入口が延長され、かつ、端部が閉じられ
たセパレータ」という。なお、ガス出入口が延長され、
かつ、端部が閉じられたセパレータは、金型を用いて射
出成形用材料を金属板の所定の場所に射出成形すること
で容易に得ることができる。
閉じられたセパレータと、MEAとを交互に積層する
と、前記シール部材が張り出した部分が露出している積
層体の側面は、密閉された状態となる。前記側面には、
閉じた状態の前記ガス流路の入口および出口の延長部の
端部が露出することになるからである。したがって、シ
ール用接着剤を前記側面全体に塗布してシール機能を補
強する必要がある場合、マスキングなどの手間が不要と
なる。そして、積層体に隙間(たとえばMEAを構成し
ているガス拡散層の周縁部付近など)を生じている場
合、前記シール用接着剤を隙間にだけ含浸させ、セパレ
ータに形成されたガスの出入口に侵入するのを防ぐこと
ができる。
ている側面全体にシール用接着剤を塗布し、シール用接
着剤を硬化させた後、前記張り出した部分を、前記ガス
流路の入口および出口の延長部の途中または前記金属板
と前記張り出した部分との境界で切除すると、各切断面
には、セパレータのガス流路の入口および出口に連通す
る孔が露出する。その孔とマニホルド孔とを連通するよ
うにマニホルドを設置すれば、シール機能とガス流路の
確保をさらに確実なものとすることができる。
説明する。 《実施例1》 MEAの製造 アセチレンブラック系カーボン粉末に、平均粒径約30
Å(オングストローム)の白金粒子を25重量%担持さ
せたもの(以下、触媒粉末という。)から電極を形成し
た。具体的には、前記触媒粉末をイソプロパノールに分
散させた分散液と、パーフルオロカーボンスルホン酸の
粉末をエチルアルコールに分散させた分散液とを混合
し、ペースト状にした。次に、前記ペーストを厚さ25
0μmのカーボン不織布の一方の面にスクリーン印刷し
て触媒反応層を形成し、電極とした。得られた電極中に
含まれる白金量は、0.5mg/cm2、パーフルオロ
カーボンスルホン酸の量は1.2mg/cm2となるよ
うに調節した。電極は、正極、負極ともに同一の構成と
した。なお、パーフルオロカーボンスルホン酸として
は、デュポン(Du Pont)社製のNafion
(商品名)を用いた。
り大きい面積を有するプロトン伝導性高分子電解質膜
に、前記カーボン不織布上の触媒反応層が前記高分子電
解質膜の両面の中心部に接するように配した。そして、
これをホットプレスして接合し、MEAとした。ここで
は、プロトン伝導性高分子電解質膜として、前記パーフ
ルオロカーボンスルホン酸(デュポン社製のNafio
n)を厚さ25μmに製膜したものを用いた。
レス鋼(SUS316)板1を用いた。その中央部10
cm×9cmの領域に、約5.6mmピッチ(溝幅約
2.8mm)の波状加工部を、プレス加工によって形成
した。なお、図1は、板状部品の積層後にステンレス鋼
板1の相対する一対の側部側に外部マニホルド15を取
り付けた状態を想定した図である。すなわち、図1は、
外部マニホルド15が配された状態を、外部マニホルド
15のみをマニホルド孔4および4’の流路方向に対し
て垂直な断面図で表すことにより示してある。また、図
2に、ステンレス鋼板1の溝またはリブと直交する切断
面を示す。ステンレス鋼板1には、深さ約1mmの溝2
および高さ約1mmのリブ3が形成されている。
ス加工されたステンレス鋼板1の全表面に、Inがドー
プされた厚さ0.5μmの酸化スズの層を形成した。蒸
着は、真空度5×10-6TorrのArガス雰囲気下で
基板温度300℃で行った。
に、それぞれ所定の構造となるように、硬度の異なる2
種類のフッ素ゴムからなるシール部材を設けた。シール
部材の形成は射出成形により行った。
類のフッ素ゴムからなるシール部材を設けた状態を図3
に示す。ステンレス鋼板1の相対する2対の縁部のう
ち、部品の積層後にマニホルドと接することとなる側の
1対の縁部には、シール部材が設けられていない部分が
ある。この部分が、図1に示した水素が流通するマニホ
ルド孔4aおよび4a’とセパレータのガス流路とを連
通させる入口6および出口6’となる。そして、入口6
および出口6’の周辺部には、ゴム硬度80のフッ素ゴ
ムからなるシール部材5および5’がそれぞれ設けられ
ている。
m、すなわちステンレス鋼板1に形成されている溝の深
さ(リブの高さ)とほぼ同じとした。また、入口6から
流入してくる水素が、溝を1本ずつ順次に通過するよう
に、シール部材5および5’に図3に示すような湾曲部
8および8’を形成させ、2本の隣り合う溝の端部同士
が繋がるようにした。ステンレス鋼板1の相対する他方
の縁部には、ゴム硬度60のフッ素ゴムからなるシール
部材7(以下、シール部材7をガスケット7とよんでシ
ール部材5と区別する。)を形成した。
フッ素ゴムからなるシール部材を設けた状態を図4に示
す。ここでは、図1に示した空気が流通するマニホルド
孔4bおよび4b’とセパレータのガス流路とを連通さ
せるように入口6および出口6’を形成し、6本の隣り
合う溝の端部同士が繋がるように、ゴム硬度80のシー
ル部材5および5’に湾曲部8および8’を形成させた
こと以外は、前記水素ガス流路となる面と同様の構造と
した。空気側と水素ガス側とで構造を変えているのは、
空気側と水素ガス側とでは、ガス流量が25倍程度も異
なるからである。すなわち、ガス流量に応じてガス流路
の構造を変えることにより、最適なガス流速とガス圧損
に調節することが可能である。
のフッ素ゴムからなるシール部材を設けた状態を図5に
示す。ここでは、図1に示した冷却水が流通するマニホ
ルド孔4cおよび4c’とセパレータのガス流路とを連
通させるように入口6および出口6’を形成し、全ての
溝の端部同士がつながるようにゴム硬度80のシール部
材5および5’を設けたこと以外は、前記水素ガス流路
となる面と同様の構造とした。
した。図6には、積層体の構造が理解しやすいように、
各流路を流れる水素A、酸素Bおよび冷却水Cが概念的
に示されている。このとき、水素ガス流路9と空気流路
10とが、MEAを挟んで対向するようにセパレータを
配し、電極に過剰な剪断力がかからないようにした。ま
た、2セルごとに冷却水流路11を設けた。
と絶縁板を介してステンレス製の端板と締結ロッドで2
0kgf/cm2の圧力で積層体を締結し、外部マニホ
ルド15を前記積層体のガス等の流路の入口側および出
口側にそれぞれ設置し、高分子電解質型燃料電池を完成
した。なお、締結圧力が小さすぎると、ガスがリークし
たり、接触抵抗が大きくなって電池性能が低化し、大き
すぎると、電極が破損したり、セパレータが変形したり
するので、電池の構造に応じて締結圧力を変えることが
重要である。
方の電極側に83℃の露点となるよう加湿・加温した水
素ガスを、もう一方の電極側に78℃の露点となるよう
に加湿・加温した空気を供給した。その結果、電流を外
部に出力しない無負荷時には、50Vの電池開放電圧を
得た。この電池の燃料利用率80%、酸素利用率40%
および電流密度0.5A/cm2の条件における出力特
性を調べた。
びガスケット7を、ともにゴム硬度60のフッ素ゴムで
形成したこと以外、実施例1と同様の電池を製造し、実
施例1と同様に評価した。
びガスケット7を、ともにゴム硬度80のフッ素ゴムで
形成したこと以外、実施例1と同様の電池を製造し、実
施例1と同様に評価した。
ぞれ100個ずつ評価した。その結果、比較例1の電池
は、電圧のバラツキ幅が約100mVであったのに対
し、実施例1の電池は、電圧のバラツキ幅が約50mV
であった。なお、比較例2の電池は、セパレータのフッ
素ゴムが脆くなりやすく、燃料電池を安定して製造する
ことが困難であったため、得られた電池の性能が低く、
バラツキも最も大きかった。
代わりに、ゴム硬度80のスチレン系エラストマー(S
BR)のシール部材5および5’を形成し、ゴム硬度6
0のフッ素ゴムの代わりに、ゴム硬度60のスチレン系
エラストマーのシール部材(ガスケット)7を形成した
こと以外は、実施例1と同様の構造の電池を製造し、同
様に評価した。
びガスケット7を、ゴム硬度60のフッ素ゴムの代わり
に、ゴム硬度60のスチレン系エラストマー(SBR)
で形成したこと以外、比較例1と同様の構造の電池を製
造し、実施例1と同様に評価した。
びガスケット7を、ゴム硬度80のフッ素ゴムの代わり
に、ゴム硬度80のスチレン系エラストマー(SBR)
で形成したこと以外、比較例2と同様の構造の電池を製
造し、実施例1と同様に評価した。
ぞれ100個ずつ評価した。その結果、実施例1および
比較例1、2の電池同士を比較した場合と同様の傾向が
見られた。すなわち、比較例3の電池は、性能のバラツ
キが大きかったが、実施例2の電池は、性能のバラツキ
が小さかった。また、比較例4の電池は、セパレータの
スチレン系エラストマーが脆くなりやすく、燃料電池を
安定して製造することが困難であった。なお、前記各実
施例および各比較例では外部マニホルド型の燃料電池を
製造したが、内部マニホルド型であっても同様の傾向が
見られると考えられる。
ルド孔4および4’と連通した状態のセパレータを製造
したが、本実施例では、先述したような、ガス出入口が
延長され、かつ、端部が閉じられたセパレータ、すなわ
ち、入口6および出口6’が延長され、かつ、端部が閉
じられたセパレータを製造した。
タ面に向かって上部から見た図である。図7は水素ガス
流路、図8は空気流路、図9は冷却水流路となる面に、
それぞれ硬度の異なる2種類のフッ素ゴム5および7か
らなるシール部材を設けた状態を示している。ステンレ
ス鋼板1の一対の縁部から張り出した部分14および1
4’は、ステンレス鋼板1の側面を覆っており、ガス等
の入口6および出口6’の延長部13および13’を形
成している。なお、図7〜9の各図は、前記一対の縁部
のうち、ガス等の入口6の延長部13を有する側だけを
表している。また、シール部材が形成されている状態を
理解しやすくするために、図10には、代表として図9
におけるシール部材のみを示している。
ル部材5の厚さは約1mmであり、前記シール部材が張
り出した部分14の厚さは、ステンレス鋼板1の両面に
設けられたシール部材5の厚さにステンレス鋼板1の厚
さを足した合計となる。前記シール部材が張り出した部
分14およびシール部材5は、ゴム硬度80のフッ素ゴ
ムからなっており、もう1対の縁部には、ゴム硬度60
のフッ素ゴムからなる厚さ1mmのシール部材(ガスケ
ット)7が設けられている。これらのシール部材は、実
施例1で用いた射出成形用材料と同じ材料を射出成形し
て設けたものである。
を、実施例1の電池と同数づつ同じ順序で積層した。す
なわち、水素ガス流路と空気流路とが、MEAを挟んで
対向するようにセパレータを配し、電極に過剰な剪断力
がかからないようにした。また、2セルごとに冷却水流
路を設けた。そして、MEAを50セル積層した後、集
電板と絶縁板を介してステンレス鋼製の端板と締結ロッ
ドで20kgf/cm2の圧力で積層体を締結した。
した部分14および14’が露出している側面全体に液
状のシール用接着剤を塗布し、前記側面付近のカーボン
不織布や板状部品同士の間に生じているわずかな隙間に
前記シール用接着剤を含浸させた。その際、カーボン不
織布には、壁面から5mm程度内側にまで接着剤を含浸
させた。なお、前記シール用接着剤としては、一般的な
イソブチレン系接着剤を用いた。
鋼板1から張り出した部分14および14’をステンレ
ス鋼板1との境界面で切除した。続いて、切断面に所定
のマニホルドを所定の方法で設置して、マニホルド孔と
セパレータに形成されたガス等の入口6および出口6’
とを連通させ、高分子電解質型燃料電池を完成した。
価したところ、実施例1の電池と、ほぼ同等の良好な性
能が得られた。
らなるハイブリッド型セパレータにおいて、シール機能
およびガス流路の確保を両立させることが可能となる。
その結果、高分子電解質型燃料電池の信頼性の向上、部
品点数および組立工程数の低減、ならびに量産時の大幅
なコスト低減を図ることができる。
加工によって形成したステンレス鋼板に、断面で示した
外部マニホルドを設置した状態を示す図である。
加工によって形成したステンレス鋼板の溝またはリブと
直交する切断面を示す図である。
水素ガス流路となる面に硬度の異なる2種類のフッ素ゴ
ムからなるシール部材を設けた状態を示す図である。
空気流路となる面に硬度の異なる2種類のフッ素ゴムか
らなるシール部材を設けた状態を示す図である。
冷却水流路となる面に硬度の異なる2種類のフッ素ゴム
からなるシール部材を設けた状態を示す図である。
造を示す概念図である。
水素ガス流路となる面に硬度の異なる2種類のフッ素ゴ
ムからなるシール部材を設けた状態を部分的に示す図で
ある。
空気流路となる面に硬度の異なる2種類のフッ素ゴムか
らなるシール部材を設けた状態を部分的に示す図であ
る。
冷却水流路となる面に硬度の異なる2種類のフッ素ゴム
からなるシール部材を設けた状態を部分的に示す図であ
る。
の冷却水流路となる面に設けられた硬度の異なる2種類
のフッ素ゴムからなるシール部材のみを部分的に示す図
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 高分子電解質膜と前記高分子電解質膜を
挟む一対の電極とからなる電極電解質膜接合体および前
記電極にガスを供給し、生成ガスと余剰ガスを排出する
ためのガス流路を有する導電性セパレータを積層してな
る高分子電解質型燃料電池用の導電性セパレータであっ
て、ガスを導く溝またはリブを前記電極に接する面に有
する金属板と、前記溝またはリブと協働して前記ガス流
路および前記ガス流路の出入口を形成し、かつ、ガスが
前記ガス流路から外部に漏れるのを防止するガスケット
として働くシール部材とからなり、前記金属板上の前記
シール部材が、硬度の異なる複数の弾性材料からなるこ
とを特徴とする導電性セパレータ。 - 【請求項2】 前記シール部材が、前記金属板側面を覆
って前記金属板から張り出した部分を形成しており、前
記張り出した部分には、前記金属板上のガス流路の入口
または出口の延長部となる溝または凹部が前記張り出し
た部分の端部手前まで形成されている請求項1記載の導
電性セパレータ。 - 【請求項3】 前記シール部材において、前記金属板上
の前記ガス流路の出入口を形成する部分が、最も硬度の
高い弾性材料からなることを特徴とする請求項1または
2記載の導電性セパレータ。 - 【請求項4】 高分子電解質膜と前記高分子電解質膜を
挟む一対の電極とからなる電極電解質膜接合体および請
求項1〜3のいずれかに記載の導電性セパレータを交互
に積層してなる高分子電解質型燃料電池。 - 【請求項5】 (1)高分子電解質膜と前記高分子電解
質膜を挟む一対の電極とからなる電極電解質膜接合体お
よび請求項2記載の導電性セパレータを交互に積層して
積層体を得る工程、(2)得られた積層体の側面のう
ち、前記導電性セパレータの前記金属板から張り出した
部分が露出している側面全体にシール用接着剤を塗布す
る工程、(3)前記シール用接着剤の硬化後、前記導電
性セパレータの前記金属板から張り出した部分を、前記
ガス流路の入口または出口の延長部の途中または前記金
属板と張り出した部分との境界で切除する工程、および
(4)張り出した部分の切除により生じた切断面のガス
流路の入口または出口にマニホルドを連通させるように
マニホルドを設置する工程からなることを特徴とする高
分子電解質型燃料電池の製造方法。 - 【請求項6】 前記シール部材において、前記金属板上
の前記ガス流路の出入口を形成する部分および張り出し
た部分が、最も硬度の高い弾性材料からなることを特徴
とする請求項5記載の高分子電解質型燃料電池の製造方
法。
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1999
- 1999-12-15 JP JP35554999A patent/JP4439646B2/ja not_active Expired - Fee Related
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