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JP2001173531A - エアクリーナ装置 - Google Patents

エアクリーナ装置

Info

Publication number
JP2001173531A
JP2001173531A JP36093499A JP36093499A JP2001173531A JP 2001173531 A JP2001173531 A JP 2001173531A JP 36093499 A JP36093499 A JP 36093499A JP 36093499 A JP36093499 A JP 36093499A JP 2001173531 A JP2001173531 A JP 2001173531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
filter element
lid
air cleaner
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36093499A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kojima
茂 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Roki Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Roki Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Roki Mfg Co Ltd
Priority to JP36093499A priority Critical patent/JP2001173531A/ja
Publication of JP2001173531A publication Critical patent/JP2001173531A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/52Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material
    • B01D46/521Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0002Casings; Housings; Frame constructions
    • B01D46/0005Mounting of filtering elements within casings, housings or frames
    • B01D46/0006Filter elements or cartridges installed in a drawer-like manner
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/10Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減し、簡素な構造でフィルタエ
レメントを所定位置に拘束できるエアクリーナ装置を提
供する。 【解決手段】 ケース構成部品4,5を突き合わせてケ
ース本体8が形成され、その一部に開口6が設けられ、
開口6の内側にはケース本体8の内壁を一周するシール
面5bが設けられたクリーナケース2と、シール面5b
と密着させるパッキン23が周囲に設けられ、開口6か
らケース本体8内に挿入可能なフィルタエレメント3と
を備えたエアクリーナ装置1において、一方のケース構
成部品4には、開口6を閉じる蓋体10を回動支点とし
てのヒンジ部10aを含めて一体に成形する。他方のケ
ース構成部品5には蓋体10を閉位置に拘束する蓋拘束
部5cを一体に成形する。蓋体10には、フィルタエレ
メント3の後端部3bをケース本体8内の所定の取付位
置に拘束する拘束部11を一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気系
に用いられるエアクリーナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンの吸気系に配置される
エアクリーナ装置として、パネル状のフィルタエレメン
トを挿入できるスリット状の開口をケース本体に設け、
その開口からケース内にフィルエレメントを差し込むと
ともに、ケース内でフィルタエレメントの姿勢を変化さ
せてその周囲のパッキンをシール面に押し付けるものが
ある(例えば特開平9−122417号公報、特開平9
−201509号公報、特開平9−234321号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したエアクリーナ
装置においては、フィルタエレメントが別工程で製造さ
れた保持部品に組み付けられてサブアッセンブリ製品が
構成され、これがフィルタケース内に装着されて保持部
品と一体の蓋体によりケースの開口が閉じられる。従っ
て、クリーナケースおよびフィルタエレメント以外に保
持部材を別に用意する必要があり、部品点数が増えて製
造コストが嵩む。
【0004】実開平5−57349号公報には、ケース
の開口を閉じる蓋体をケース本体およびフィルタエレメ
ントのそれぞれとは別に用意し、フィルタエレメントの
挿入後、この蓋体を閉じて開口を塞ぐとともに、蓋体の
内側に設けられた板ばね状の部品によりフィルタエレメ
ントをケース本体内の所定の壁面に押し付けるエアクリ
ーナ装置が開示されている。しかし、この装置は、ケー
ス本体を構成するための部品として、一対のケース構成
部品と、これらに着脱自在な蓋体との少なくとも3つの
樹脂成形品が必要であり、部品点数の削減が不十分であ
る。フィルタエレメントを押えるべく板ばね状の部品を
蓋体の裏面およびケース内面に取り付けるため、さらに
部品点数が増加する。
【0005】そこで、本発明は、部品点数を削減し、簡
素な構造でフィルタエレメントを所定位置に拘束できる
エアクリーナ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】上記の課題を解決するため、本発明のエア
クリーナ装置は、一対のケース構成部品(4,5)が突
き合わされてケース本体(8)が形成され、前記ケース
本体(8)の一部には開口(6)が設けられるととも
に、前記開口の内側には、前記ケース本体の内壁を一周
するシール面(5b)が設けられたクリーナケース
(2)と、前記シール面と密着させるためのパッキン
(23)が周囲に設けられ、前記ケース本体の前記開口
から前記ケース本体内に挿入可能なフィルタエレメント
(3)とを備え、前記一対のケース構成部品のうち、一
方のケース構成部品(4)には前記開口を閉じる蓋体
(10)が回動支点としてのヒンジ部(10a)を含め
て一体に成形され、他方のケース構成部品(5)には前
記蓋体と係合して当該蓋体を閉位置に拘束可能な蓋拘束
部(5c)が当該ケース構成部品と一体に成形され、前
記蓋体には、前記フィルタエレメントの少なくとも挿入
方向後端部(3b)を前記ケース本体内における所定の
取付位置に拘束するためのエレメント拘束部(11,3
1,32)が一体に成形されたことを特徴とする。
【0008】本発明のエアクリーナ装置によれば、蓋体
がヒンジ部を含めてケース構成部品と一体に成形され、
蓋体を閉位置に保持する蓋拘束部もケース構成部品と一
体に成形されているので、クリーナケースおよびフィル
タエレメント以外に別部材を用意することなくエアクリ
ーナ装置を構成することができ、部品点数を最小限に削
減できる。ケース構成部品は一般に樹脂成形品である
が、一部にインサート成形法等によって一体化された樹
脂以外の部品があってもよい。フィルタエレメントの全
体をエレメント拘束部で拘束してもよいし、フィルタエ
レメントの挿入方向先端部を別の拘束手段にて拘束して
もよい。
【0009】本発明においては、前記蓋体を閉じるとき
に前記フィルタエレメントが前記シール面に向かって押
し込まれるように前記エレメント拘束部(11,31)
が設けられていることが好ましい。このようにすれば、
蓋体を閉じるだけでフィルタエレメントがシール面に押
し込まれて所定のシール性能が得られる。
【0010】また、前記フィルタエレメントを前記シー
ル面に向かって押し込む際の反力を受けるようにして互
いに係合する一対の反力受け部(12,4f)が前記蓋
体および前記ケース本体に設けられてもよい。このよう
にすれば、反力がヒンジ部に加わらず、ヒンジ部が保護
される。すなわち、蓋体とケース構成部品とを一体化し
た場合、ヒンジ部は回動支点となるべく薄肉に形成され
る等、蓋体の他の部分と比較して意図的に強度が低く形
成されるが、フィルタエレメントを押える反力がヒンジ
部に加わらないようにすればその寿命が向上する。
【0011】前記ケース構成部品の前記開口に臨む端面
(4f)を前記ケース本体側の反力受け部として機能さ
せてもよい。このようにすれば、開口を利用して簡単に
反力受け部を設けることができる。蓋体側の反力受け部
(12)は開口から内側に挿入されるように構成すれば
よい。
【0012】さらに、本発明においては、前記蓋体を閉
じるときに前記フィルタエレメントが前記開口からの挿
入方向奥側に押し込まれるように前記エレメント拘束部
(11,32)が設けられてもよい。これにより、フィ
ルタエレメントのガタツキを防止できる。
【0013】前記フィルタエレメントを前記ケース本体
内に挿入して前記蓋体を閉じたとき、前記フィルタエレ
メントの挿入方向先端部(3a)が前記シール面(5
b)とこれに対向して前記ケース構成部品の内壁に設け
られたケース側拘束部(4d)との間に拘束され、前記
フィルエレメントの挿入方向後端部(3b)が前記シー
ル面(5b)と前記エレメント拘束部(11,31)と
の間に拘束されてもよい。このようにすれば、フィルタ
エレメントの挿入方向先端部のパッキンも確実にシール
面に押し付けることができる。
【0014】また、前記シール面(5b)が前記他方の
ケース構成部品(5)に設けられ、前記一方のケース構
成部品(4)の内壁には、前記シール面から離れる方向
への前記フィルタエレメントの倒れを防止する倒れ防止
部(4e)が設けられてもよい。このようにすれば、フ
ィルタエレメント3がケース2内で横倒しとなって取り
出し困難となるおそれがない。
【0015】なお、本発明にいう「一体に成形」は、ケ
ース構成部品を成形する際にそれと同一工程で成形さ
れ、成形後の工程においてボルト等の固定手段を利用し
た組み付け作業を要しないことを意味する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明のエアクリー
ナ装置の第1の実施形態を示し、図1は内部構造を示す
縦断面図、図2はフィルタエレメントを着脱するための
開口付近の拡大断面図、図3は蓋体を閉じる途中の様子
を示す図である。なお、以下の説明では、図1の上下方
向に従ってエアクリーナ装置の上下方向を定義するが、
これによりエアクリーナ装置の使用時における上下関係
が限定されるものではない。
【0017】図1に示すように、エアクリーナ装置1
は、クリーナケース2とその内部に装着されるフィルタ
エレメント3とを有し、クリーナケース2はケース本体
8と蓋体10とを備えている。ケース本体8は、一対の
ケース構成部品としての入口ケース4および出口ケース
5を図中にP−P線で示す分割面上で接合して構成され
ている。入口ケース4および出口ケース5はいずれも樹
脂成形品であり、その成形には射出成形、ブロー成形等
の各種の成形法を用いてよい。ケース4,5の接合には
超音波溶着や摩擦溶着等の溶着手段が好適に用いられ
る。
【0018】入口ケース4および出口ケース5の断面形
状(紙面と直交する断面上の形状をいう。)は一般には
矩形状であるが、円筒形その他、各種の形状が採用され
てもよい。入口ケース4にはケース2内に空気を導くた
めの入口パイプ4aが設けられ、出口ケース5にはケー
ス2から空気を取り出すための出口パイプ5aが設けら
れている。パイプ4a、5aには不図示の吸気ダクト等
が接続される。
【0019】入口ケース4の上面4bには、フィルタエ
レメント3が通過可能な開口6が出口ケース5との接合
位置から後退するように形成されている。開口6はフィ
ルタエレメント3の挿入方向と直交する方向の断面形状
(典型的には矩形状)と相似形であり、その大きさは前
記断面よりも僅かに大きい程度である。入口ケース4の
底面4c側の内壁には、フィルタエレメント3の下端部
(挿入方向先端部)3aを拘束するためのケース側拘束
部としてリブ4dが設けられている。また、入口ケース
4の上面4b側の内壁には、ケース2内に挿入されたフ
ィルタエレメント3の倒れを防止する倒れ防止部として
リブ4eが設けられている。リブ4d,4eはそれぞれ
少なくとも1本ずつ設けられている。リブ4d,4eは
入口ケース4と一体に成形されるので、エアクリーナ装
置1の部品点数を増加させる要因とならない。ケース側
拘束部および倒れ防止部はリブ状のものに限らず、突起
状、板状など、ケース構成部品4または5と一体に成形
できるものであれば種々変更してよい。
【0020】図2に詳しく示すように、入口ケース4の
上面4bには開口6を閉じるための蓋体10が設けられ
ている。蓋体10はヒンジ部10aを介して入口ケース
4と連結され、ヒンジ部10aを回動支点として開口6
を閉じる位置(図1および図2に実線で示す位置)と開
口6を開放する位置(図1および図2に想像線で示す位
置)との間を回動可能である。蓋体10はそのヒンジ部
10aを含めて入口ケース4と一体に成形されている。
ヒンジ部10aはその肉厚を蓋体10の他の部分よりも
薄く設定することにより形成される。このように、蓋体
10を入口ケース4と一体に成形すればケース構成部品
4,5とは別部品として蓋体を用意したり、あるいは交
換部品であるフィルタエレメント3に蓋体を設ける必要
がなく、最も安価に蓋体を設けることができる。
【0021】蓋体10の裏面10bには、フィルタエレ
メント3を押し込むためのエレメント拘束部として押え
リブ11が設けられ、その押えリブ11の一方の角部
(蓋体10の先端部10cを向く角部)には、円弧状に
丸められた湾曲部11aが形成されている。また、蓋体
10の裏面10bの基端側には、蓋体10のずれを防止
する位置決め部として機能すると同時に、蓋体10に加
わるシール反力を受けるための反力受け部としても機能
する補助リブ12が設けられている。これらリブ11,
12は蓋体10と一体に成形されるので、エアクリーナ
装置1の部品点数を増加させる要因とならない。蓋体1
0には、押えリブ11の湾曲部11aに連なるようにし
て溝部10dが形成されている。さらに、蓋体10の裏
面10bには平板状のパッキン13,14が取り付けら
れている。
【0022】図1および図2に示すように、出口ケース
5には分割面P−Pとほぼ平行にシール面5bが形成さ
れている。シール面5bは出口ケース5の内壁を一周す
るように設けられている。出口ケース5の上端にはほぼ
水平なフランジ5cが形成されている。このフランジ5
cは蓋体10を閉位置に拘束する蓋拘束部として機能す
る。
【0023】フィルタエレメント3は濾材20とこれを
取り囲む樹脂製のフレーム21とを有している。濾材2
0はひだ折りされ、矩形のパネル状に形成されている。
但し、本発明はひだ折りされた濾材20に限らず、各種
の濾材を使用できる。フレーム21の上面21aにはエ
レメント押えフランジ22が設けられている。フランジ
22は蓋体10の押えリブ11と当接可能である。フレ
ーム21の一側面にはパッキン23がフレーム21を一
周するように設けられている。パッキン23はその全長
に亘ってシール面5bと密着可能である。すなわち、パ
ッキン23とシール面5bとは、ほぼ同一の矩形を描く
ように設けられている。
【0024】フィルタエレメント3は次の手順でクリー
ナケース2に装着される。まず、図1および図2に想像
線で示すように蓋体10を起こして開口6を開放する。
開口6からフィルタエレメント3を挿入し、その下端部
3aをリブ4dとシール面5bとの間の隙間に差し込
む。続いて、蓋体10をフィルタエレメント3の上方に
被せ、その先端部10cに設けられた爪部10eをフラ
ンジ5cの下面側に引っかけて蓋体10を閉位置に拘束
する。
【0025】リブ4dとシール面5bとの間の隙間の大
きさはパッキン23に適切な締め代を与えられる範囲に
設定される。この隙間にフィルタエレメント3の下端部
3aが差し込まれるだけで下端部3aのパッキン23が
シール面5bに十分な圧力で押し付けられる。ケース2
内に挿入されたフィルタエレメント3がシール面5bか
ら遠ざかる方向(図の矢印A方向)に倒れかかると、そ
の上端部3b(挿入方向後端部)がリブ4eと接触して
それ以上のフィルタエレメント3の転倒が防がれる。こ
れにより、フィルタエレメント3がケース2内で横倒し
状態となって取り出し困難となるおそれがなくなる。
【0026】蓋体10を閉じるとき、図3に示すように
押えリブ11の湾曲部11aとフレーム21のフランジ
22とが当接し、それによりフィルタエレメント3が開
口6からクリーナケース2の内側(図の下側)に押し込
まれると同時にシール面5bに向かっても押し込まれ
る。蓋体10を完全に閉じるとフランジ22の上端が溝
部10dに嵌り込み、フィルタエレメント3の上端部3
bにおいてパッキン23がシール面5bに適切な圧力で
押し付けられる。同時に、フィルタエレメント3が上下
方向に拘束されてクリーナケース2内におけるフィルタ
エレメント3のがたつきが防止される。
【0027】蓋体10を閉じる過程で補助リブ12は入
口ケース4の開口6に臨む端面4fと接触しながらケー
ス2内に入り込む。従って、蓋体10の前後方向(図1
の左右方向)の位置のずれが防止される。また、蓋体1
0を閉じるときにフランジ22から押えリブ11へと伝
わるフィルタエレメント3の押し込み反力(シール反
力)が反力受け部を構成する補助リブ12と端面4fと
で受け止められ、ヒンジ部10aが押し込み反力から保
護される。これにより、薄肉のヒンジ部10aの寿命が
向上する。
【0028】蓋体10を閉じるとパッキン13,14は
フランジ5cの上面または入口ケース4の上面4bにそ
れぞれ密着する。これによりクリーナケース2の密閉性
が向上する。
【0029】図4は本発明のエアクリーナ装置の第2の
実施形態を示す。但し、図1と共通する部分には同一符
号を付して説明を省略する。
【0030】図4に示すように、本実施形態のエアクリ
ーナ装置30では、図1の押えリブ11に代え、フィル
タエレメント3のフレーム21の端面21aと当接する
第1の押えリブ31と、フレーム21の上面21bと当
接する第2の押えリブ32,32とが設けられている。
第1の押えリブ31は、シール面5bと協働してフィル
タエレメント3を挟み込み、そのフレーム21と当接す
る角部には押えリブ11と同様に湾曲部31aが形成さ
れている。一方、第2の押えリブ32はフィルタエレメ
ント3を上下方向に拘束する。なお、フレーム21から
フランジ22が省略され、それに伴って蓋体10からは
溝部10dが除かれている。その他の部分は上述した図
1のものと同じである。補助リブ12を省略し、第1の
押えリブ31を端面4f(図2参照)と接触させて反力
受け部として機能させてもよい。
【0031】本発明は以上の実施形態に限定されず、種
々変更が可能である。例えば蓋体は出口ケースに設けて
もよい。蓋体が設けられたケース構成部品(入口ケース
4)にシール面を形成し、蓋体のエレメント拘束部によ
り、フィルタエレメントをヒンジ部側に押し込むように
してもよい。ケース本体は3つ以上のケース構成部品を
互いに接合して構成されたものでもよい。エアクリーナ
装置は、他の吸気系部品、電装品等と一体化されたもの
でもよい。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、蓋体がヒンジ部を含めてケース構成部品と一体に成
形され、蓋体を閉位置に保持する蓋拘束部もケース構成
部品と一体に成形されているので、クリーナケースおよ
びフィルタエレメント以外に別部材を用意することなく
エアクリーナ装置を構成することができる。そのため、
部品点数を削減し、簡素な構造でフィルタエレメントを
所定位置に拘束できるエアクリーナ装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエアクリーナ装
置の内部構造を示す縦断面図。
【図2】フィルタエレメントを着脱するための開口付近
の拡大断面図。
【図3】蓋体を閉じる途中の様子を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るエアクリーナ装
置の内部構造を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 エアクリーナ装置 2 クリーナケース 3 フィルタエレメント 3a 下端部(挿入方向先端部) 3b 上端部(挿入方向後端部) 4 入口ケース(ケース構成部品) 4d リブ(ケース側拘束部) 4e リブ(倒れ防止部) 4f 端面(反力受け部) 5 出口ケース(ケース構成部品) 5b シール面 5c フランジ(蓋拘束部) 6 開口 8 ケース本体 10 蓋体 10a (ヒンジ部) 10b 蓋体の裏面 10c 先端部 10d 溝部 10e 爪部 11 押えリブ(エレメント拘束部) 12 補助リブ(反力受け部) 23 パッキン 30 エアクリーナ装置 31 第1の押えリブ(エレメント拘束部) 32 第2の押えリブ(エレメント拘束部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のケース構成部品が突き合わされて
    ケース本体が形成され、前記ケース本体の一部には開口
    が設けられるとともに、前記開口の内側には、前記ケー
    ス本体の内壁を一周するシール面が設けられたクリーナ
    ケースと、 前記シール面と密着させるためのパッキンが周囲に設け
    られ、前記ケース本体の前記開口から前記ケース本体内
    に挿入可能なフィルタエレメントとを備え、 前記一対のケース構成部品のうち、一方のケース構成部
    品には前記開口を閉じる蓋体が回動支点としてのヒンジ
    部を含めて一体に成形され、他方のケース構成部品には
    前記蓋体と係合して当該蓋体を閉位置に拘束可能な蓋拘
    束部が当該ケース構成部品と一体に成形され、 前記蓋体には、前記フィルタエレメントの少なくとも挿
    入方向後端部を前記ケース本体内における所定の取付位
    置に拘束するためのエレメント拘束部が一体に成形され
    ていることを特徴とするエアクリーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋体を閉じるときに前記フィルタエ
    レメントが前記シール面に向かって押し込まれるように
    前記エレメント拘束部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタエレメントを前記シール面
    に向かって押し込む際の反力を受けるようにして互いに
    係合する一対の反力受け部が前記蓋体および前記ケース
    本体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載
    のエアクリーナ装置。
  4. 【請求項4】 前記ケース構成部品の前記開口に臨む端
    面が前記ケース本体側の反力受け部として機能すること
    を特徴とする請求項3に記載のエアクリーナ装置。
  5. 【請求項5】 前記蓋体を閉じるときに前記フィルタエ
    レメントが前記開口からの挿入方向奥側に押し込まれる
    ように前記エレメント拘束部が設けられていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエアクリーナ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタエレメントを前記ケース本
    体内に挿入して前記蓋体を閉じたとき、前記フィルタエ
    レメントの挿入方向先端部が前記シール面とこれに対向
    して前記ケース構成部品の内壁に設けられたケース側拘
    束部との間に拘束され、前記フィルエレメントの挿入方
    向後端部が前記シール面と前記エレメント拘束部との間
    に拘束されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のエアクリーナ装置。
  7. 【請求項7】 前記シール面が前記他方のケース構成部
    品に設けられ、前記一方のケース構成部品の内壁には、
    前記シール面から離れる方向への前記フィルタエレメン
    トの倒れを防止する倒れ防止部が設けられていることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエアクリー
    ナ装置。
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