JP2001166322A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレデリクス転移を経て双安定状態を有する
カイラルネマティック液晶を用いた液晶表示装置の表示
領域の周縁部における表示品質の悪化を防止し、表示品
質の優れた液晶表示装置及びそれを備えた電子機器を提
供する。 【解決手段】 基板11と12とがシール材14を介し
て所定間隔で貼着され、基板間にカイラルネマティック
液晶層13が封入されている。基板12の内表面上には
カラーフィルター層17が設けられ、基板11、対向基
板12の内表面上の表示領域18の範囲内にはストライ
プ状の透明電極11a、12aが形成され、最端部の透
明電極11a、12aの外側にはダミー電極11A、1
2Aが形成されている。カラーフィルター層17はカラ
ー画素17aとブラックマトリックス17bとから構成
され、ダミー電極領域19の範囲内におけるカラーフィ
ルター層17にはブラックマトリックス17bを形成
し、遮光膜17Bを形成する。
カイラルネマティック液晶を用いた液晶表示装置の表示
領域の周縁部における表示品質の悪化を防止し、表示品
質の優れた液晶表示装置及びそれを備えた電子機器を提
供する。 【解決手段】 基板11と12とがシール材14を介し
て所定間隔で貼着され、基板間にカイラルネマティック
液晶層13が封入されている。基板12の内表面上には
カラーフィルター層17が設けられ、基板11、対向基
板12の内表面上の表示領域18の範囲内にはストライ
プ状の透明電極11a、12aが形成され、最端部の透
明電極11a、12aの外側にはダミー電極11A、1
2Aが形成されている。カラーフィルター層17はカラ
ー画素17aとブラックマトリックス17bとから構成
され、ダミー電極領域19の範囲内におけるカラーフィ
ルター層17にはブラックマトリックス17bを形成
し、遮光膜17Bを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカイラルネマティッ
ク液晶を用いた双安定性を有する液晶装置とそれを備え
る電子機器に関し、特にその双安定性を用いてスイッチ
ングを行い、単純マトリックス駆動が可能な液晶装置と
それを備える電子機器に関する。
ク液晶を用いた双安定性を有する液晶装置とそれを備え
る電子機器に関し、特にその双安定性を用いてスイッチ
ングを行い、単純マトリックス駆動が可能な液晶装置と
それを備える電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特開平6−235920号や特開
平6−230751号により、カイラルネマティック液
晶を用いた双安定性を有する液晶表示装置が開示されて
いる。この液晶表示装置は、初期状態においてツイスト
角φでねじれている液晶が、フレデリクス転移を超える
電圧を印加した後に、初期状態とは異なる準安定な2つ
の状態へ緩和し、この2つの準安定状態間で双安定性ス
イッチングを行うことを特徴としている。
平6−230751号により、カイラルネマティック液
晶を用いた双安定性を有する液晶表示装置が開示されて
いる。この液晶表示装置は、初期状態においてツイスト
角φでねじれている液晶が、フレデリクス転移を超える
電圧を印加した後に、初期状態とは異なる準安定な2つ
の状態へ緩和し、この2つの準安定状態間で双安定性ス
イッチングを行うことを特徴としている。
【0003】この液晶表示装置の例として、単純マトリ
ックスタイプの液晶表示装置100の構造を示す概略断
面図を図5に示す。
ックスタイプの液晶表示装置100の構造を示す概略断
面図を図5に示す。
【0004】図5に示すように、液晶表示装置100に
おいて、基板101と対向基板102とがそれぞれの基
板の周縁部においてシール材104を介して所定間隔で
貼着され、基板101、対向基板102間にカイラルネ
マティック液晶層103が封入されている。
おいて、基板101と対向基板102とがそれぞれの基
板の周縁部においてシール材104を介して所定間隔で
貼着され、基板101、対向基板102間にカイラルネ
マティック液晶層103が封入されている。
【0005】基板101と対向基板102の内面上には
それぞれストライプ状に透明電極101a、102aが
形成されている。また、透明電極101a、102aを
形成した基板101、102の内面上には液晶を配向さ
せるための配向膜101b、102bが形成されてい
る。また、液晶表示装置100の裏表には偏光板10
5、106が取り付けられている。
それぞれストライプ状に透明電極101a、102aが
形成されている。また、透明電極101a、102aを
形成した基板101、102の内面上には液晶を配向さ
せるための配向膜101b、102bが形成されてい
る。また、液晶表示装置100の裏表には偏光板10
5、106が取り付けられている。
【0006】なお、図示では省略しているが、基板10
1及び対向基板102の間の距離(セル厚)を一定に保
つためのガラスやプラスチック、セラミックなどから形
成される球状のスペーサーが基板101、対向基板10
2間に配置されている。
1及び対向基板102の間の距離(セル厚)を一定に保
つためのガラスやプラスチック、セラミックなどから形
成される球状のスペーサーが基板101、対向基板10
2間に配置されている。
【0007】配向膜101b、102bには、初期状態
において、液晶のツイスト角がφになるように、また、
液晶分子がプレティルト角θ11、θ12で配向膜10
1b、102bに接するように配向処理が施されてい
る。
において、液晶のツイスト角がφになるように、また、
液晶分子がプレティルト角θ11、θ12で配向膜10
1b、102bに接するように配向処理が施されてい
る。
【0008】液晶表示装置100では、初期状態におい
て、配向膜101b、102bに接している液晶分子の
ダイレクターベクトルと基板101、102とのなす角
度θ11、θ12が互いに逆符号の関係にあることが特
徴である。例えば、初期状態において、液晶のツイスト
角φが180゜である場合には、図5に示すように配向
膜101b、102bに接している液晶分子のダイレク
ターベクトルと基板101、102とのなす角度θ1
1、θ12は互いに反平行となる。また、このとき、配
向膜101b、102bにはそれぞれ矢印R11方向
(図示右向き方向)、矢印R12方向(図示左向き方
向)にラビング処理が施されている。
て、配向膜101b、102bに接している液晶分子の
ダイレクターベクトルと基板101、102とのなす角
度θ11、θ12が互いに逆符号の関係にあることが特
徴である。例えば、初期状態において、液晶のツイスト
角φが180゜である場合には、図5に示すように配向
膜101b、102bに接している液晶分子のダイレク
ターベクトルと基板101、102とのなす角度θ1
1、θ12は互いに反平行となる。また、このとき、配
向膜101b、102bにはそれぞれ矢印R11方向
(図示右向き方向)、矢印R12方向(図示左向き方
向)にラビング処理が施されている。
【0009】この液晶表示装置100のカイラルネマテ
ィック液晶は、フレデリクス転移を生じさせるのに十分
な電圧を印加した場合、緩和状態として初期状態とは異
なる2つの準安定状態を持つものであり、この2つの準
安定状態における液晶のツイスト角はそれぞれφ−18
0゜、φ+180゜であることが特徴である。例えば、
初期状態の液晶のツイスト角φが180゜であるとき、
準安定状態における液晶のツイスト角は、一方は0゜
(ユニフォーム状態)で他方は360゜となる。フレデ
リクス転移後にいずれの準安定状態に移行するかは、そ
の後に印加する電圧の波形及び絶対値に依存し、準安定
状態はいずれも自発的に初期状態へ緩和する性質を有す
る。
ィック液晶は、フレデリクス転移を生じさせるのに十分
な電圧を印加した場合、緩和状態として初期状態とは異
なる2つの準安定状態を持つものであり、この2つの準
安定状態における液晶のツイスト角はそれぞれφ−18
0゜、φ+180゜であることが特徴である。例えば、
初期状態の液晶のツイスト角φが180゜であるとき、
準安定状態における液晶のツイスト角は、一方は0゜
(ユニフォーム状態)で他方は360゜となる。フレデ
リクス転移後にいずれの準安定状態に移行するかは、そ
の後に印加する電圧の波形及び絶対値に依存し、準安定
状態はいずれも自発的に初期状態へ緩和する性質を有す
る。
【0010】液晶表示装置100は、印加電圧に依存し
て生じるこの2つの準安定状態間を選択的にスイッチン
グ(双安定性スイッチング)し、この2つの準安定状態
が偏光板105、106によって、光学的に識別される
ことを利用して表示を行うものである。
て生じるこの2つの準安定状態間を選択的にスイッチン
グ(双安定性スイッチング)し、この2つの準安定状態
が偏光板105、106によって、光学的に識別される
ことを利用して表示を行うものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、双安定性ある
いは複数の安定状態を有する動作モードでは、表示に使
用する配向状態がエネルギー的に十分安定でない場合が
多く、基板の表面状態や形状の局所的な変位を原因とし
て複数の配向状態が混在し、表示品質を悪化するという
問題があり、上記の液晶表示装置100においては、透
明電極パターンの周縁部、すなわち表示領域の周縁部に
おける透明電極パターンの形状効果に起因する特異的な
液晶の挙動が発生し、この領域での表示品質が悪化する
という問題点を有している。
いは複数の安定状態を有する動作モードでは、表示に使
用する配向状態がエネルギー的に十分安定でない場合が
多く、基板の表面状態や形状の局所的な変位を原因とし
て複数の配向状態が混在し、表示品質を悪化するという
問題があり、上記の液晶表示装置100においては、透
明電極パターンの周縁部、すなわち表示領域の周縁部に
おける透明電極パターンの形状効果に起因する特異的な
液晶の挙動が発生し、この領域での表示品質が悪化する
という問題点を有している。
【0012】図6に上記の液晶表示装置100の平面図
を示す。図5と同じ構成要素については同じ参照番号を
付し、その説明は省略する。図6において、基板10
1、102上に形成される透明電極101a、102a
が交差する箇所が画素となり、表示が可能となる。すな
わち、シール材104の内部に透明電極パターンが形成
され、表示領域107が形成される。
を示す。図5と同じ構成要素については同じ参照番号を
付し、その説明は省略する。図6において、基板10
1、102上に形成される透明電極101a、102a
が交差する箇所が画素となり、表示が可能となる。すな
わち、シール材104の内部に透明電極パターンが形成
され、表示領域107が形成される。
【0013】図6の表示領域107の最端部に配置され
る透明電極を101a1、102a1とすると、表示領
域107の内部において、透明電極101a1、102
a1の近傍、すなわち透明電極パターンの周縁部では一
方又は二方がシール材104に隣接し、四方に透明電極
が隣接する表示領域107の中心部付近とは異なるパタ
ーンが形成されているため、形状効果に起因する上記の
問題が生じ、表示品質が悪化する。この問題は表示領域
107の外周部から300μm程度の範囲内の単数若し
くは複数の透明電極の領域で生じることが本発明者の研
究により明らかになった。また、上記の問題は特に、駆
動電圧波形を印加して準安定状態の液晶のツイスト角に
φ+180゜を選択した場合に顕著であり、このとき、
透明電極パターンの周縁部において液晶のツイスト角φ
−180゜がドメイン状に発現して電圧マージンを低下
させ、表示品質が悪化することを本発明者は知見した。
さらに、この現象は透明電極101a、102aが交差
する箇所、すなわち画素の任意の一辺と配向膜101
b、102b上になされたラビング処理の方向が一致す
る場合に最も顕著となることも本発明者は知見した。
る透明電極を101a1、102a1とすると、表示領
域107の内部において、透明電極101a1、102
a1の近傍、すなわち透明電極パターンの周縁部では一
方又は二方がシール材104に隣接し、四方に透明電極
が隣接する表示領域107の中心部付近とは異なるパタ
ーンが形成されているため、形状効果に起因する上記の
問題が生じ、表示品質が悪化する。この問題は表示領域
107の外周部から300μm程度の範囲内の単数若し
くは複数の透明電極の領域で生じることが本発明者の研
究により明らかになった。また、上記の問題は特に、駆
動電圧波形を印加して準安定状態の液晶のツイスト角に
φ+180゜を選択した場合に顕著であり、このとき、
透明電極パターンの周縁部において液晶のツイスト角φ
−180゜がドメイン状に発現して電圧マージンを低下
させ、表示品質が悪化することを本発明者は知見した。
さらに、この現象は透明電極101a、102aが交差
する箇所、すなわち画素の任意の一辺と配向膜101
b、102b上になされたラビング処理の方向が一致す
る場合に最も顕著となることも本発明者は知見した。
【0014】そこで、本発明は上記問題点を解決し、表
示領域の周縁部における表示品質の悪化を防止し、表示
品質に優れた液晶表示装置及びそれを備える電子機器を
提供することを目的とする。
示領域の周縁部における表示品質の悪化を防止し、表示
品質に優れた液晶表示装置及びそれを備える電子機器を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、内表面上に透明電極と液晶を
配向するための配向膜が形成された一対の基板間にカイ
ラルネマティック液晶を挟持し、該カイラルネマティッ
ク液晶は初期状態において、ツイスト角φのねじれ構造
を有し、該初期状態にフレデリクス転移を生じさせる電
圧を印加した後の緩和状態として該初期状態とは異なる
2つの準安定状態を有する液晶装置において、前記基板
上において、表示領域の最端部に配置される前記透明電
極の外側に少なくとも1つのダミー電極を形成したこと
を特徴とする。
に本発明が講じた手段は、内表面上に透明電極と液晶を
配向するための配向膜が形成された一対の基板間にカイ
ラルネマティック液晶を挟持し、該カイラルネマティッ
ク液晶は初期状態において、ツイスト角φのねじれ構造
を有し、該初期状態にフレデリクス転移を生じさせる電
圧を印加した後の緩和状態として該初期状態とは異なる
2つの準安定状態を有する液晶装置において、前記基板
上において、表示領域の最端部に配置される前記透明電
極の外側に少なくとも1つのダミー電極を形成したこと
を特徴とする。
【0016】また、前記ダミー電極と前記液晶装置の最
表面との間に、該ダミー電極を覆う遮光膜を形成するこ
とが望ましい。
表面との間に、該ダミー電極を覆う遮光膜を形成するこ
とが望ましい。
【0017】前記液晶装置は前記配向膜と接している液
晶分子のダイレクターベクトルと前記基板面とのなす角
度が、初期状態において逆符号の関係にあることを特徴
とする。
晶分子のダイレクターベクトルと前記基板面とのなす角
度が、初期状態において逆符号の関係にあることを特徴
とする。
【0018】また、前記2つの準安定状態における液晶
のツイスト角は、一方はφ−180゜、他方はφ+18
0゜であることを特徴とする。以上の手段によれば、表
示領域の最端部に配置される透明電極の外側に少なくと
も1つのダミー電極を形成することにより、表示領域内
の周縁部においても四方に透明電極が隣接し、表示領域
の中心部と同様のパターンとなるため、表示領域内にお
いて、透明電極パターンの形状効果に起因する特異的な
液晶の挙動を防止できるので、表示品質に優れた液晶表
示装置を提供することができる。また、ダミー電極と液
晶表示装置の最表面との間にダミー電極を覆う遮光膜を
形成することにより、ダミー電極による表示は外部から
認識されないので、表示に悪影響を与えることはない。
のツイスト角は、一方はφ−180゜、他方はφ+18
0゜であることを特徴とする。以上の手段によれば、表
示領域の最端部に配置される透明電極の外側に少なくと
も1つのダミー電極を形成することにより、表示領域内
の周縁部においても四方に透明電極が隣接し、表示領域
の中心部と同様のパターンとなるため、表示領域内にお
いて、透明電極パターンの形状効果に起因する特異的な
液晶の挙動を防止できるので、表示品質に優れた液晶表
示装置を提供することができる。また、ダミー電極と液
晶表示装置の最表面との間にダミー電極を覆う遮光膜を
形成することにより、ダミー電極による表示は外部から
認識されないので、表示に悪影響を与えることはない。
【0019】また、この液晶表示装置を表示面の前面側
に備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提供
することができる。この液晶表示装置を備える電子機器
において、ダミー電極を覆う遮光膜は液晶装置内部に形
成する必要はなく、ダミー電極と電子機器の最表面との
間にダミー電極を覆うように形成すればよい。
に備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提供
することができる。この液晶表示装置を備える電子機器
において、ダミー電極を覆う遮光膜は液晶装置内部に形
成する必要はなく、ダミー電極と電子機器の最表面との
間にダミー電極を覆うように形成すればよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0021】第1実施形態 図1、図2にはそれぞれ本発明に係る第1実施形態のカ
ラー表示用の単純マトリックスタイプの液晶表示装置1
0の概略断面図、概略平面図を示す。図1、図2におい
て、同じ構成要素には同じ参照符号を付す。
ラー表示用の単純マトリックスタイプの液晶表示装置1
0の概略断面図、概略平面図を示す。図1、図2におい
て、同じ構成要素には同じ参照符号を付す。
【0022】図1に示すように、液晶表示装置10にお
いては、基板(下側の基板)11と対向基板(上側の基
板)12とがそれぞれの基板の周縁部においてシール材
14を介して所定間隔で貼着され、基板11、対向基板
12間にカイラルネマティック液晶からなる液晶層13
が封入されている。また、図1において、対向基板12
の内表面上にはカラーフィルター層17が設けられてい
る。図1、図2に示すように、基板11、対向基板12
の内表面上にはストライプ状の複数の透明電極11a、
12aとダミー電極11A、12Aが形成されている。
表示領域を18とすると、透明電極11a、12aは表
示領域18の範囲内に形成され、表示領域18において
最端部に配置される透明電極11a、12aの外側に少
なくとも1つのダミー電極11A、12Aが形成されて
いる。図面上は、例として、ダミー電極11A、12A
を2本ずつ形成している。ダミー電極11A、12Aは
表示には関係がない電極であり、電流を流しても流さな
くてもよい。また、形成されるダミー電極11A、12
Aの数は従来技術において、表示品質の悪化する範囲に
属する透明電極の数に相当する。ダミー電極11A、1
2Aが形成される領域をダミー電極領域19とする。カ
ラーフィルター層17は赤、緑、青を表示するためにそ
れぞれR、G、Bのカラー画素17aとカラー画素間に
形成される光を透過しないブラックマトリックスなどか
らなる遮光層17bとから構成されている。本実施形態
において、ダミー電極11A、12Aによる表示を外部
から認識されないようにするために、図1に示すよう
に、ダミー電極領域19の範囲内におけるカラーフィル
ター層17にはブラックマトリックス17bのみを形成
し、遮光膜17Bを形成する。
いては、基板(下側の基板)11と対向基板(上側の基
板)12とがそれぞれの基板の周縁部においてシール材
14を介して所定間隔で貼着され、基板11、対向基板
12間にカイラルネマティック液晶からなる液晶層13
が封入されている。また、図1において、対向基板12
の内表面上にはカラーフィルター層17が設けられてい
る。図1、図2に示すように、基板11、対向基板12
の内表面上にはストライプ状の複数の透明電極11a、
12aとダミー電極11A、12Aが形成されている。
表示領域を18とすると、透明電極11a、12aは表
示領域18の範囲内に形成され、表示領域18において
最端部に配置される透明電極11a、12aの外側に少
なくとも1つのダミー電極11A、12Aが形成されて
いる。図面上は、例として、ダミー電極11A、12A
を2本ずつ形成している。ダミー電極11A、12Aは
表示には関係がない電極であり、電流を流しても流さな
くてもよい。また、形成されるダミー電極11A、12
Aの数は従来技術において、表示品質の悪化する範囲に
属する透明電極の数に相当する。ダミー電極11A、1
2Aが形成される領域をダミー電極領域19とする。カ
ラーフィルター層17は赤、緑、青を表示するためにそ
れぞれR、G、Bのカラー画素17aとカラー画素間に
形成される光を透過しないブラックマトリックスなどか
らなる遮光層17bとから構成されている。本実施形態
において、ダミー電極11A、12Aによる表示を外部
から認識されないようにするために、図1に示すよう
に、ダミー電極領域19の範囲内におけるカラーフィル
ター層17にはブラックマトリックス17bのみを形成
し、遮光膜17Bを形成する。
【0023】また、図1に示すように、透明電極11
a、12aとダミー電極11A、12Aを形成した基板
11、12の内表面上には液晶を配向させるための配向
膜11b、12bが形成されている。また、液晶表示装
置10の裏表には偏光板15、16が取り付けられてい
る。
a、12aとダミー電極11A、12Aを形成した基板
11、12の内表面上には液晶を配向させるための配向
膜11b、12bが形成されている。また、液晶表示装
置10の裏表には偏光板15、16が取り付けられてい
る。
【0024】なお、図示は省略しているが、基板11及
び対向基板12の間の距離(セル厚)を一定に保つため
のガラスやプラスチック、セラミックなどから形成され
る球状のスペーサーが基板11、対向基板12間に配置
される。
び対向基板12の間の距離(セル厚)を一定に保つため
のガラスやプラスチック、セラミックなどから形成され
る球状のスペーサーが基板11、対向基板12間に配置
される。
【0025】配向膜11b、12bには、初期状態にお
いて、液晶がツイスト角φになるように、また、液晶分
子がプレティルト角θ1、θ2で配向膜11b、12b
に接するように、配向処理が施されている。
いて、液晶がツイスト角φになるように、また、液晶分
子がプレティルト角θ1、θ2で配向膜11b、12b
に接するように、配向処理が施されている。
【0026】本実施形態においては、初期状態におい
て、配向膜11b、12bに接している液晶分子のダイ
レクターベクトルと基板11、12とのなす角度θ1、
θ2が互いに逆符号の関係にある。例えば、初期状態に
おいて、液晶のツイスト角φが180゜である場合に
は、図1に示すように配向膜11b、12bに接してい
る液晶分子のダイレクターベクトルと基板11、12と
のなす角度θ1、θ2は互いに反平行となる。また、こ
のとき、配向膜11b、12bにはそれぞれ矢印R1方
向(図示右向き方向)、矢印R2方向(図示左向き方
向)にラビング処理が施されている。
て、配向膜11b、12bに接している液晶分子のダイ
レクターベクトルと基板11、12とのなす角度θ1、
θ2が互いに逆符号の関係にある。例えば、初期状態に
おいて、液晶のツイスト角φが180゜である場合に
は、図1に示すように配向膜11b、12bに接してい
る液晶分子のダイレクターベクトルと基板11、12と
のなす角度θ1、θ2は互いに反平行となる。また、こ
のとき、配向膜11b、12bにはそれぞれ矢印R1方
向(図示右向き方向)、矢印R2方向(図示左向き方
向)にラビング処理が施されている。
【0027】この液晶表示装置10のカイラルネマティ
ック液晶は、フレデリクス転移を生じさせるのに十分な
電圧を印加した場合、緩和状態として初期状態とは異な
る2つの準安定状態を持つものであり、この2つの準安
定状態における液晶のツイスト角はそれぞれφ−180
゜、φ+180゜である。例えば、初期状態の液晶のツ
イスト角φが180゜であるとき、準安定状態における
液晶のツイスト角は、一方は0゜(ユニフォーム状態)
で他方は360゜となる。フレデリクス転移後にいずれ
の準安定状態に移行するかは、その後に印加する電圧の
波形及び絶対値に依存し、準安定状態はいずれも自発的
に初期状態へ緩和する性質を有する。
ック液晶は、フレデリクス転移を生じさせるのに十分な
電圧を印加した場合、緩和状態として初期状態とは異な
る2つの準安定状態を持つものであり、この2つの準安
定状態における液晶のツイスト角はそれぞれφ−180
゜、φ+180゜である。例えば、初期状態の液晶のツ
イスト角φが180゜であるとき、準安定状態における
液晶のツイスト角は、一方は0゜(ユニフォーム状態)
で他方は360゜となる。フレデリクス転移後にいずれ
の準安定状態に移行するかは、その後に印加する電圧の
波形及び絶対値に依存し、準安定状態はいずれも自発的
に初期状態へ緩和する性質を有する。
【0028】液晶表示装置10は、印加電圧に依存して
生じるこの2つの準安定状態間を選択的にスイッチング
(双安定性スイッチング)し、この2つの準安定状態が
偏光板15、16によって、光学的に識別されることを
利用して表示を行う。
生じるこの2つの準安定状態間を選択的にスイッチング
(双安定性スイッチング)し、この2つの準安定状態が
偏光板15、16によって、光学的に識別されることを
利用して表示を行う。
【0029】本実施形態の液晶表示装置10の面積は、
図面上は図6に示した従来の液晶表示装置100に比較
して大きく構成されているが、透明電極11a、12a
及びダミー電極11A、12Aの1本の太さは数10μ
m程度であり、ダミー電極領域19はシール材14の内
側から300μm程度であるので、従来の液晶表示装置
100と同等の面積を有するものである。
図面上は図6に示した従来の液晶表示装置100に比較
して大きく構成されているが、透明電極11a、12a
及びダミー電極11A、12Aの1本の太さは数10μ
m程度であり、ダミー電極領域19はシール材14の内
側から300μm程度であるので、従来の液晶表示装置
100と同等の面積を有するものである。
【0030】本実施形態によれば、表示領域18の範囲
内において、最端部に配置される透明電極11a、12
aの外側に少なくとも1つのダミー電極11A、12A
を形成することにより、表示領域18の周縁部において
も四方に透明電極が隣接し、表示領域18の中心部と同
様のパターンとなるため、表示領域18の範囲内で形状
効果に起因する特異的な液晶の挙動は発生しないので、
表示品質に優れた液晶表示装置を提供することができ
る。
内において、最端部に配置される透明電極11a、12
aの外側に少なくとも1つのダミー電極11A、12A
を形成することにより、表示領域18の周縁部において
も四方に透明電極が隣接し、表示領域18の中心部と同
様のパターンとなるため、表示領域18の範囲内で形状
効果に起因する特異的な液晶の挙動は発生しないので、
表示品質に優れた液晶表示装置を提供することができ
る。
【0031】また、本実施形態においてダミー電極領域
19の範囲内に遮光膜17Bを形成することにより、ダ
ミー電極11A、12Aによる表示は外部から認識され
ないので、ダミー電極を形成しても表示に悪影響を与え
ることはない。
19の範囲内に遮光膜17Bを形成することにより、ダ
ミー電極11A、12Aによる表示は外部から認識され
ないので、ダミー電極を形成しても表示に悪影響を与え
ることはない。
【0032】さらに、この液晶表示装置を表示面の前面
側に備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
側に備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
【0033】本実施形態において、遮光膜17Bをカラ
ーフィルター層17に形成したが、これに限らず、ダミ
ー電極11A、12Aによる表示を外部から認識されな
いように遮光膜17Bを形成すればよいので、液晶表示
装置10又はそれを備える電子機器の内部において、ダ
ミー電極12Aと液晶表示装置10の最表面又は電子機
器の最表面との間のいずれかの箇所にダミー電極11
A、12Aを覆うように遮光膜17Bを形成すればよ
い。また、遮光膜17Bを設けなくても液晶表示装置1
0を備える電子機器において、ダミー電極11A、12
Aを覆うようにカバー等が配置されていれば遮光膜17
Bの代用とすることができ、同様の効果を得ることがで
きる。
ーフィルター層17に形成したが、これに限らず、ダミ
ー電極11A、12Aによる表示を外部から認識されな
いように遮光膜17Bを形成すればよいので、液晶表示
装置10又はそれを備える電子機器の内部において、ダ
ミー電極12Aと液晶表示装置10の最表面又は電子機
器の最表面との間のいずれかの箇所にダミー電極11
A、12Aを覆うように遮光膜17Bを形成すればよ
い。また、遮光膜17Bを設けなくても液晶表示装置1
0を備える電子機器において、ダミー電極11A、12
Aを覆うようにカバー等が配置されていれば遮光膜17
Bの代用とすることができ、同様の効果を得ることがで
きる。
【0034】第2実施形態 図3には本発明に係る第2実施形態の白黒表示用の単純
マトリックスタイプの液晶表示装置20の概略断面図を
示す。
マトリックスタイプの液晶表示装置20の概略断面図を
示す。
【0035】液晶表示装置20において、液晶表示装置
10と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省
略する。
10と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省
略する。
【0036】図3に示すように、液晶表示装置20にお
いては、液晶表示装置10と同様に基板11と対向基板
12とがそれぞれの基板の周縁部においてシール材14
を介して所定間隔で貼着され、基板11、対向基板12
間にカイラルネマティック液晶層13が封入されてい
る。また、液晶表示装置20において、液晶表示装置1
0と同様に透明電極11a、12aとダミー電極11
A、12Aが形成されている。
いては、液晶表示装置10と同様に基板11と対向基板
12とがそれぞれの基板の周縁部においてシール材14
を介して所定間隔で貼着され、基板11、対向基板12
間にカイラルネマティック液晶層13が封入されてい
る。また、液晶表示装置20において、液晶表示装置1
0と同様に透明電極11a、12aとダミー電極11
A、12Aが形成されている。
【0037】本実施形態において、ダミー電極11A、
12Aによる表示を外部から認識されないようにするた
めに、偏光板16の外表面上において、ダミー電極領域
19の範囲内に遮光膜21を形成する。
12Aによる表示を外部から認識されないようにするた
めに、偏光板16の外表面上において、ダミー電極領域
19の範囲内に遮光膜21を形成する。
【0038】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
に表示領域18の範囲内において最端部に配置される透
明電極11a、12aの外側に少なくとも1つのダミー
電極11A、12Aを形成することにより、表示領域1
8の周縁部においても四方に透明電極が隣接し、表示領
域18の中心部と同様のパターンとなるため、表示領域
18の範囲内で形状効果に起因する特異的な液晶の挙動
は発生しないので、表示品質に優れた液晶表示装置を提
供することができる。
に表示領域18の範囲内において最端部に配置される透
明電極11a、12aの外側に少なくとも1つのダミー
電極11A、12Aを形成することにより、表示領域1
8の周縁部においても四方に透明電極が隣接し、表示領
域18の中心部と同様のパターンとなるため、表示領域
18の範囲内で形状効果に起因する特異的な液晶の挙動
は発生しないので、表示品質に優れた液晶表示装置を提
供することができる。
【0039】また、本実施形態においては偏光板16の
外表面上のダミー電極領域19の範囲内に遮光膜21を
形成することにより、ダミー電極11A、12Aによる
表示は外部から認識されないので、ダミー電極11A、
12Aを形成しても表示に悪影響を与えることはない。
外表面上のダミー電極領域19の範囲内に遮光膜21を
形成することにより、ダミー電極11A、12Aによる
表示は外部から認識されないので、ダミー電極11A、
12Aを形成しても表示に悪影響を与えることはない。
【0040】さらに、この液晶表示装置を表示面の前面
側に備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
側に備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
【0041】本実施形態において、遮光膜21を偏光板
16の外表面上に形成したが、これに限らず、ダミー電
極11A、12Aによる表示を外部から認識されないよ
うに遮光膜21を形成すればよいので、液晶表示装置2
0又はそれを備える電子機器の内部において、ダミー電
極12Aと液晶表示装置20の最表面又は電子機器の最
表面との間のいずれかの箇所にダミー電極11A、12
Aを覆うように遮光膜21形成すればよい。また、遮光
膜21を設けなくても液晶表示装置20を備える電子機
器において、ダミー電極11A、12Aを覆うようにカ
バー等が配置されていれば遮光膜の代用とすることがで
き、同様の効果を得ることができる。
16の外表面上に形成したが、これに限らず、ダミー電
極11A、12Aによる表示を外部から認識されないよ
うに遮光膜21を形成すればよいので、液晶表示装置2
0又はそれを備える電子機器の内部において、ダミー電
極12Aと液晶表示装置20の最表面又は電子機器の最
表面との間のいずれかの箇所にダミー電極11A、12
Aを覆うように遮光膜21形成すればよい。また、遮光
膜21を設けなくても液晶表示装置20を備える電子機
器において、ダミー電極11A、12Aを覆うようにカ
バー等が配置されていれば遮光膜の代用とすることがで
き、同様の効果を得ることができる。
【0042】次に、前記の第1、第2実施形態の液晶表
示装置10、20のいずれかを備えた電子機器の具体例
について説明する。
示装置10、20のいずれかを備えた電子機器の具体例
について説明する。
【0043】図4(a)は携帯電話の一例を示した斜視図
である。図4(a)において、200は携帯電話本体を示
し、201は前記の液晶表示装置10又は20を備えた
液晶表示部を示している。
である。図4(a)において、200は携帯電話本体を示
し、201は前記の液晶表示装置10又は20を備えた
液晶表示部を示している。
【0044】図4(b)はワープロ、パソコンなどの携帯
型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図4(b)
において、300は情報処理装置、301はキーボード
などの入力部、303は情報処理本体、302は前記の
液晶表示装置10又は20を備えた液晶表示部を示して
いる。
型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図4(b)
において、300は情報処理装置、301はキーボード
などの入力部、303は情報処理本体、302は前記の
液晶表示装置10又は20を備えた液晶表示部を示して
いる。
【0045】図4(c)は腕時計型電子機器の一例を示し
た斜視図である。図4(c)において、400は時計本体
を示し、401は前記の液晶表示装置10又は20を備
えた液晶表示部を示している。
た斜視図である。図4(c)において、400は時計本体
を示し、401は前記の液晶表示装置10又は20を備
えた液晶表示部を示している。
【0046】図4(a)〜(c)に示すそれぞれの電子機器
は、前記の液晶表示装置10又は20を備えたものであ
るので、表示品質の優れたものとなる。
は、前記の液晶表示装置10又は20を備えたものであ
るので、表示品質の優れたものとなる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示領域内において最端部に配置される透明電極の外側に
少なくとも1つのダミー電極を形成することにより、表
示領域の周縁部においても四方に透明電極が隣接し、表
示領域の中心部と同様のパターンとなるため、表示領域
内において、形状効果に起因する特異的な液晶の挙動を
防止できるので、表示品質に優れた液晶表示装置を提供
することができる。また、この液晶表示装置を表示面の
前面側に備えることにより、表示品質の優れた電子機器
を提供することができる。
示領域内において最端部に配置される透明電極の外側に
少なくとも1つのダミー電極を形成することにより、表
示領域の周縁部においても四方に透明電極が隣接し、表
示領域の中心部と同様のパターンとなるため、表示領域
内において、形状効果に起因する特異的な液晶の挙動を
防止できるので、表示品質に優れた液晶表示装置を提供
することができる。また、この液晶表示装置を表示面の
前面側に備えることにより、表示品質の優れた電子機器
を提供することができる。
【図1】 図1は本発明に係る実施形態の液晶表示装置
の構造を示す概略断面図である。
の構造を示す概略断面図である。
【図2】 図2は本発明に係る実施形態の液晶表示装置
の構造を示す概略平面図である。
の構造を示す概略平面図である。
【図3】 図3は本発明に係る実施形態の液晶表示装置
の構造を示す概略断面図である。
の構造を示す概略断面図である。
【図4】 図4(a)は上記実施形態を備えた携帯電話の
一例を示す図、図4(b)は上記実施形態を備えた携帯型
情報処理装置の一例を示す図、図4(c)は上記実施形態
を備えた腕時計型電子機器の一例を示す図である。
一例を示す図、図4(b)は上記実施形態を備えた携帯型
情報処理装置の一例を示す図、図4(c)は上記実施形態
を備えた腕時計型電子機器の一例を示す図である。
【図5】 図5は従来の液晶表示装置の構造を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図6】 図6は従来の液晶表示装置の構造を示す概略
平面図である。
平面図である。
10、20 液晶表示装置 11 基板 12 対向基板 11a、12a 透明電極 11A、12A ダミー電極 11b、12b 配向膜 13 液晶層 14 シール材 15、16 偏光板 17 カラーフィルター層 17a カラー画素 17b 遮光層(ブラックマトリックス) 17B 遮光膜(ブラックマトリックス) 18 表示領域 19 ダミー電極領域 21 遮光膜 R1、R2 ラビング方向 θ1、θ2 配向膜に接する液晶のダイレクターベ
クトルと基板とのなす角
クトルと基板とのなす角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA03 GA02 HA02 HA04 JA28 LA06 MA04 2H092 GA05 GA61 JB52 NA04 NA29 NA30 PA03 QA18 5C006 AF59 BA11 BB12 FA22 5C080 AA10 BB05 DD05 DD09 JJ06 5C094 AA02 BA43 CA19 CA24 DA14 EA01 EA04 EB02 EC03 ED02 ED14 ED15 ED20 HA10
Claims (5)
- 【請求項1】 内表面上に透明電極と液晶を配向するた
めの配向膜が形成された一対の基板間にカイラルネマテ
ィック液晶を挟持し、該カイラルネマティック液晶は初
期状態において、ツイスト角φのねじれ構造を有し、該
初期状態にフレデリクス転移を生じさせる電圧を印加し
た後の緩和状態として該初期状態とは異なる2つの準安
定状態を有する液晶装置において、前記基板上におい
て、表示領域の最端部に配置される前記透明電極の外側
に少なくとも1つのダミー電極を形成したことを特徴と
する液晶装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の液晶装置において、前記
ダミー電極と前記液晶装置の最表面との間に、該ダミー
電極を覆う遮光膜を形成したことを特徴とする液晶装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の液晶装置に
おいて、前記配向膜と接している液晶分子のダイレクタ
ーベクトルと前記基板面とのなす角度が、初期状態にお
いて逆符号の関係にあることを特徴とする液晶装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
項記載の液晶装置において、前記2つの準安定状態にお
ける液晶のツイスト角は、一方はφ−180゜、他方は
φ+180゜であることを特徴とする液晶装置。 - 【請求項5】 請求項1、請求項3又は請求項4のいず
れか1項に記載された液晶装置を表示面の前面側に備え
る電子機器において、前記ダミー電極と前記電子機器の
最表面との間に、該ダミー電極を覆う遮光膜を形成した
ことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34765899A JP2001166322A (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 液晶装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34765899A JP2001166322A (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 液晶装置及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001166322A true JP2001166322A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18391719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34765899A Withdrawn JP2001166322A (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 液晶装置及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001166322A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005055558A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-03-03 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置 |
JP2006227462A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Citizen Watch Co Ltd | メモリ性液晶表示装置 |
KR100767367B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2007-10-17 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치 |
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US7791680B2 (en) | 2005-12-06 | 2010-09-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus having an impurity adsorption electrode disposed in a display area |
KR101067052B1 (ko) * | 2004-05-31 | 2011-09-22 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 |
-
1999
- 1999-12-07 JP JP34765899A patent/JP2001166322A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |