JP2001125392A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001125392A JP2001125392A JP30298699A JP30298699A JP2001125392A JP 2001125392 A JP2001125392 A JP 2001125392A JP 30298699 A JP30298699 A JP 30298699A JP 30298699 A JP30298699 A JP 30298699A JP 2001125392 A JP2001125392 A JP 2001125392A
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- Color Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ギャップ放電に伴う白点状の画像抜けを有効
に防止する。 【解決手段】 画像情報に応じたトナー像Tが形成担持
される複数の像担持体1(例えば1a〜1d)と、前記
各像担持体1に対向する部位を循環搬送される記録搬送
体2と、前記記録搬送体2に直接若しくは記録材Kを介
して前記各像担持体1で形成されたトナー像Tを転写す
る複数の転写装置3(例えば3a〜3d)とを備えた画
像形成装置において、前記記録搬送体2の移動方向最下
流側に配設される最終像担持体1dに対応する最終転写
装置3dには、前記最終像担持体1dと前記記録搬送体
2との間の放電を防止する放電防止手段4を具備させ
た。
に防止する。 【解決手段】 画像情報に応じたトナー像Tが形成担持
される複数の像担持体1(例えば1a〜1d)と、前記
各像担持体1に対向する部位を循環搬送される記録搬送
体2と、前記記録搬送体2に直接若しくは記録材Kを介
して前記各像担持体1で形成されたトナー像Tを転写す
る複数の転写装置3(例えば3a〜3d)とを備えた画
像形成装置において、前記記録搬送体2の移動方向最下
流側に配設される最終像担持体1dに対応する最終転写
装置3dには、前記最終像担持体1dと前記記録搬送体
2との間の放電を防止する放電防止手段4を具備させ
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機等
の画像形成装置に係り、特に、複数の像担持体にて形成
された画像を記録搬送体上に直接若しくは記録材を介し
て順次転写する所謂タンデム型画像形成装置の改良に関
する。
の画像形成装置に係り、特に、複数の像担持体にて形成
された画像を記録搬送体上に直接若しくは記録材を介し
て順次転写する所謂タンデム型画像形成装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、例
えば複数の画像形成ユニットを並列配置すると共に、各
画像形成ユニットの配列方向に沿って循環移動する中間
転写ベルトを配設し、各画像形成ユニットで形成された
各色成分(例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)画像(トナー像)を中間転写ベルトに順次一次転写
した後、中間転写ベルト上の色重ね画像を記録材として
の用紙に二次転写(一括転写)し、その後定着装置にて
用紙上に未定着画像を定着するようにしたものが既に知
られている(例えば特開平10−260593号公報参
照)。
えば複数の画像形成ユニットを並列配置すると共に、各
画像形成ユニットの配列方向に沿って循環移動する中間
転写ベルトを配設し、各画像形成ユニットで形成された
各色成分(例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)画像(トナー像)を中間転写ベルトに順次一次転写
した後、中間転写ベルト上の色重ね画像を記録材として
の用紙に二次転写(一括転写)し、その後定着装置にて
用紙上に未定着画像を定着するようにしたものが既に知
られている(例えば特開平10−260593号公報参
照)。
【0003】この画像形成装置にて例えばフルカラー画
像を得ようとする場合には、複数色のトナー像を重ね合
わせる必要があるが、その際、二重色や三重色では重ね
合わされたトナーの高さ(トナーパイルハイト)が高く
なり、この画像の周辺に白点状の画像抜け(以下、白点
抜けという)が発生することがある。これは、画像部の
トナーパイルハイトが高い為、物理的に一次転写が行え
なくなってしまうホローキャラクターと、静電的に一次
転写が行えなくなってしまうギャップ放電とがその原因
である。ここで、前者の物理的なホローキャラクターに
対しては、特開平8−211755号公報記載の如く、
中間転写体表面に潤滑剤を塗布するなどの手法が提案さ
れている。
像を得ようとする場合には、複数色のトナー像を重ね合
わせる必要があるが、その際、二重色や三重色では重ね
合わされたトナーの高さ(トナーパイルハイト)が高く
なり、この画像の周辺に白点状の画像抜け(以下、白点
抜けという)が発生することがある。これは、画像部の
トナーパイルハイトが高い為、物理的に一次転写が行え
なくなってしまうホローキャラクターと、静電的に一次
転写が行えなくなってしまうギャップ放電とがその原因
である。ここで、前者の物理的なホローキャラクターに
対しては、特開平8−211755号公報記載の如く、
中間転写体表面に潤滑剤を塗布するなどの手法が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
ギャップ放電に対する対策は検討が遅れており、これま
でに効果のある有効な手法が確立されていなかった。
ギャップ放電に対する対策は検討が遅れており、これま
でに効果のある有効な手法が確立されていなかった。
【0005】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、ギャップ放電に伴う白点状
の画像抜けを有効に防止することのできる画像形成装置
を提供するものである。
めになされたものであって、ギャップ放電に伴う白点状
の画像抜けを有効に防止することのできる画像形成装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、画像情報に応じたトナー像Tが形成担
持される複数の像担持体1(例えば1a〜1d)と、前
記各像担持体1に対向する部位を循環搬送される記録搬
送体2と、前記記録搬送体2に直接若しくは記録材Kを
介して前記各像担持体1で形成されたトナー像Tを転写
する複数の転写装置3(例えば3a〜3d)とを備えた
画像形成装置において、前記記録搬送体2の移動方向最
下流側に配設される最終像担持体1dに対応する最終転
写装置3dには、前記最終像担持体1dと前記記録搬送
体2との間の放電を防止する放電防止手段4を具備させ
たことを特徴とする。
1に示すように、画像情報に応じたトナー像Tが形成担
持される複数の像担持体1(例えば1a〜1d)と、前
記各像担持体1に対向する部位を循環搬送される記録搬
送体2と、前記記録搬送体2に直接若しくは記録材Kを
介して前記各像担持体1で形成されたトナー像Tを転写
する複数の転写装置3(例えば3a〜3d)とを備えた
画像形成装置において、前記記録搬送体2の移動方向最
下流側に配設される最終像担持体1dに対応する最終転
写装置3dには、前記最終像担持体1dと前記記録搬送
体2との間の放電を防止する放電防止手段4を具備させ
たことを特徴とする。
【0007】このような技術的手段において、本願の対
象となる画像形成装置は、複数の像担持体1を並列配置
した所謂タンデム型の態様のものである。また、像担持
体1へのトナー像Tの形成方式については、電子写真方
式、静電記録方式等が用いられ、記録搬送体2に直接若
しくは記録搬送体2上の記録材Kへの画像転移方法につ
いても、電子写真方式や静電記録方式のように、像担持
体1で形成されたトナー像Tを転写装置3を介して記録
搬送体2若しくは記録材Kに転写させる方式が用いられ
る。尚、図1においては、像担持体1に形成されたトナ
ー像転写装置3によって記録搬送体2(中間転写体)に
順次転写し、この記録搬送体2上に重ね転写された画像
を一括転写装置5を介して記録材Kに一括転写する態様
の画像形成装置を例示している。そして、記録搬送体2
は、図1に示す中間転写体としての態様のものに限られ
ず、記録材Kを担持搬送する搬送体をも包含するもので
ある。ここで、記録搬送体2の具体的態様については、
ベルト状、ドラム状を問わないが、例えば図1に示すよ
うに、複数の像担持体1を並列配置する所謂タンデム型
にあっては、像担持体1の配置及び画像位置合わせの観
点より、ベルト状の記録搬送体2が用いられることが多
い。
象となる画像形成装置は、複数の像担持体1を並列配置
した所謂タンデム型の態様のものである。また、像担持
体1へのトナー像Tの形成方式については、電子写真方
式、静電記録方式等が用いられ、記録搬送体2に直接若
しくは記録搬送体2上の記録材Kへの画像転移方法につ
いても、電子写真方式や静電記録方式のように、像担持
体1で形成されたトナー像Tを転写装置3を介して記録
搬送体2若しくは記録材Kに転写させる方式が用いられ
る。尚、図1においては、像担持体1に形成されたトナ
ー像転写装置3によって記録搬送体2(中間転写体)に
順次転写し、この記録搬送体2上に重ね転写された画像
を一括転写装置5を介して記録材Kに一括転写する態様
の画像形成装置を例示している。そして、記録搬送体2
は、図1に示す中間転写体としての態様のものに限られ
ず、記録材Kを担持搬送する搬送体をも包含するもので
ある。ここで、記録搬送体2の具体的態様については、
ベルト状、ドラム状を問わないが、例えば図1に示すよ
うに、複数の像担持体1を並列配置する所謂タンデム型
にあっては、像担持体1の配置及び画像位置合わせの観
点より、ベルト状の記録搬送体2が用いられることが多
い。
【0008】また、転写装置3については、例えば転写
ロール等の接触転写装置やコロトロン等の非接触転写装
置など、適宜選定して差し支えない。
ロール等の接触転写装置やコロトロン等の非接触転写装
置など、適宜選定して差し支えない。
【0009】ここで、転写装置3として前記記録搬送体
2に接触する転写ロールが具備される態様のものにあっ
ては、前記放電防止手段4を、前記最終像担持体1dと
最終転写装置3dの転写ロールとの間に形成される転写
ニップ幅を他の転写ニップ幅よりも大きくしたものとす
ることで、最終像担持体1dと最終転写装置3dとの転
写ニップ域の単位面積あたりの電界が低減されるように
なり、それだけ放電が防止されることとなる。
2に接触する転写ロールが具備される態様のものにあっ
ては、前記放電防止手段4を、前記最終像担持体1dと
最終転写装置3dの転写ロールとの間に形成される転写
ニップ幅を他の転写ニップ幅よりも大きくしたものとす
ることで、最終像担持体1dと最終転写装置3dとの転
写ニップ域の単位面積あたりの電界が低減されるように
なり、それだけ放電が防止されることとなる。
【0010】この具体的な態様としては、例えば、前記
最終転写装置3dの転写ロールの外径を他の転写ロール
よりも大きくしたり、前記最終転写装置3dの転写ロー
ルの硬度を他の転写ロールよりも小さくしたりすること
が挙げられる。
最終転写装置3dの転写ロールの外径を他の転写ロール
よりも大きくしたり、前記最終転写装置3dの転写ロー
ルの硬度を他の転写ロールよりも小さくしたりすること
が挙げられる。
【0011】また、前記放電防止手段4を、前記最終転
写装置3dへの印加バイアスを他の転写装置よりも低減
したものとすることによっても、最終像担持体1dと最
終転写装置3dとの転写ニップ域の単位面積あたりの電
界が低減されるようになり、それだけ放電が防止される
こととなる。
写装置3dへの印加バイアスを他の転写装置よりも低減
したものとすることによっても、最終像担持体1dと最
終転写装置3dとの転写ニップ域の単位面積あたりの電
界が低減されるようになり、それだけ放電が防止される
こととなる。
【0012】そして、環境条件の変動に伴って生じる放
電を防止するという観点からすれば、周囲の温度が低温
若しくは周囲の湿度が低湿の条件下で、前記各転写装置
に対するバイアス印加量を低減するバイアス制御手段を
備えることが好ましい。
電を防止するという観点からすれば、周囲の温度が低温
若しくは周囲の湿度が低湿の条件下で、前記各転写装置
に対するバイアス印加量を低減するバイアス制御手段を
備えることが好ましい。
【0013】また、前記転写装置3が前記記録搬送体2
に接触配置される転写ロールを具備する態様のものにあ
っては、この転写ロールの抵抗変動に伴って生じる放電
を防止するという観点からすれば、前記転写ロールの抵
抗値が所定の抵抗値を超えた条件下で、前記各転写ロー
ルに対するバイアス印加量を低減するバイアス制御手段
を備えることが好ましい。
に接触配置される転写ロールを具備する態様のものにあ
っては、この転写ロールの抵抗変動に伴って生じる放電
を防止するという観点からすれば、前記転写ロールの抵
抗値が所定の抵抗値を超えた条件下で、前記各転写ロー
ルに対するバイアス印加量を低減するバイアス制御手段
を備えることが好ましい。
【0014】また、トナー像の作像順序については、適
宜選定して差し支えないが、より良好な画像を得るとい
う観点からすれば、前記最終像担持体1dで形成される
トナー像Tをブラックトナー像とすることが好ましい。
宜選定して差し支えないが、より良好な画像を得るとい
う観点からすれば、前記最終像担持体1dで形成される
トナー像Tをブラックトナー像とすることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の
形態1を示す。同図において、本実施の形態に係るカラ
ー画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分ト
ナー像が形成される複数の画像形成ユニット100(具
体的には100Y、100M、100C、100K)
と、各画像形成ユニット100にて形成された各色成分
トナー像を順次転写(一次転写)保持させる記録搬送体
としての中間転写ベルト110と、中間転写ベルト11
0上に転写された重ね画像を記録材としての用紙Pに一
括転写(二次転写)させる一括転写装置120と、一括
転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置150
とを備えたものである。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の
形態1を示す。同図において、本実施の形態に係るカラ
ー画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分ト
ナー像が形成される複数の画像形成ユニット100(具
体的には100Y、100M、100C、100K)
と、各画像形成ユニット100にて形成された各色成分
トナー像を順次転写(一次転写)保持させる記録搬送体
としての中間転写ベルト110と、中間転写ベルト11
0上に転写された重ね画像を記録材としての用紙Pに一
括転写(二次転写)させる一括転写装置120と、一括
転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置150
とを備えたものである。
【0016】本実施の形態において、各色成分の画像形
成ユニット100は、中間転写ベルト110の搬送方向
Bの上流側からイエロー画像形成ユニット100Y、マ
ゼンタ画像形成ユニット100M、シアン画像形成ユニ
ット100C、ブラック画像形成ユニット100Kの順
番で配設されている。そして、各画像形成ユニット10
0は、矢線A方向に回転する像担持体としての感光体ド
ラム101の周囲に、感光体ドラム101が帯電される
一様帯電器102、感光体ドラム101上に静電潜像が
書込まれるレーザ露光器103(図中露光ビームを符号
Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラ
ム101上の静電潜像が可視像化される現像装置10
4、感光体ドラム101上の各色成分トナー像が中間転
写ベルト110に転写される転写装置としての一次転写
ロール105及び感光体ドラム101上の残留トナーが
除去されるドラムクリーナ106などの電子写真用デバ
イスを順次配設したものである。
成ユニット100は、中間転写ベルト110の搬送方向
Bの上流側からイエロー画像形成ユニット100Y、マ
ゼンタ画像形成ユニット100M、シアン画像形成ユニ
ット100C、ブラック画像形成ユニット100Kの順
番で配設されている。そして、各画像形成ユニット10
0は、矢線A方向に回転する像担持体としての感光体ド
ラム101の周囲に、感光体ドラム101が帯電される
一様帯電器102、感光体ドラム101上に静電潜像が
書込まれるレーザ露光器103(図中露光ビームを符号
Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラ
ム101上の静電潜像が可視像化される現像装置10
4、感光体ドラム101上の各色成分トナー像が中間転
写ベルト110に転写される転写装置としての一次転写
ロール105及び感光体ドラム101上の残留トナーが
除去されるドラムクリーナ106などの電子写真用デバ
イスを順次配設したものである。
【0017】そして、各画像形成ユニット100の一次
転写ロール105(具体的には105Y、105M、1
05C、105K)には、図3に示すように、夫々トナ
ーの耐電極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の
直流バイアスが印加される転写バイアス電源107(具
体的には107Y、107M、107C、107K)が
設けられている。これら各転写バイアス電源107は、
各一次転写ロール105に対する印加電圧を可変できる
ようになっており、各一次転写ロール105に定電流
(本実施の形態では30μA)を印加するようになって
いる。
転写ロール105(具体的には105Y、105M、1
05C、105K)には、図3に示すように、夫々トナ
ーの耐電極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の
直流バイアスが印加される転写バイアス電源107(具
体的には107Y、107M、107C、107K)が
設けられている。これら各転写バイアス電源107は、
各一次転写ロール105に対する印加電圧を可変できる
ようになっており、各一次転写ロール105に定電流
(本実施の形態では30μA)を印加するようになって
いる。
【0018】また、中間転写ベルト110は、図2に示
すように、複数(本実施の形態では5つ)の支持ロール
131〜135に掛け渡されている。ここで、支持ロー
ル131は中間転写ベルト110の駆動ロール、支持ロ
ール132は従動ロール、支持ロール133が中間転写
ベルト110の張力を調整するテンションロール、支持
ロール134が後述するように一括転写装置120のバ
ックアップロールである。
すように、複数(本実施の形態では5つ)の支持ロール
131〜135に掛け渡されている。ここで、支持ロー
ル131は中間転写ベルト110の駆動ロール、支持ロ
ール132は従動ロール、支持ロール133が中間転写
ベルト110の張力を調整するテンションロール、支持
ロール134が後述するように一括転写装置120のバ
ックアップロールである。
【0019】そして、中間転写ベルト110は、ポリイ
ミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等
の帯電防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積
抵抗率が1010〜1013Ω・cmとなるように形成さ
れ、その厚みは例えば0.1mmに設定される。
ミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等
の帯電防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積
抵抗率が1010〜1013Ω・cmとなるように形成さ
れ、その厚みは例えば0.1mmに設定される。
【0020】更に、一括転写装置120は、中間転写ベ
ルト110のトナー担持面側に圧接配置される二次転写
ロール113と、中間転写ベルト110の裏面側に配置
されて二次転写ロール113の対向電極をなすバックア
ップロール114(支持ロール134と兼用)とを備え
ており、このバックアップロール114には、図3に示
すように、バイアス電源112からトナーの帯電極性と
同極性のバイアスが安定的に印加される金属製の給電ロ
ール115が当接配置されている。
ルト110のトナー担持面側に圧接配置される二次転写
ロール113と、中間転写ベルト110の裏面側に配置
されて二次転写ロール113の対向電極をなすバックア
ップロール114(支持ロール134と兼用)とを備え
ており、このバックアップロール114には、図3に示
すように、バイアス電源112からトナーの帯電極性と
同極性のバイアスが安定的に印加される金属製の給電ロ
ール115が当接配置されている。
【0021】本実施の形態において、二次転写ロール1
13は、表面にカーボンを分散したウレタンゴムのチュ
ーブ、内部はカーボンを分散した発泡ウレタンゴムから
なり、さらにロール表面にフッ素コートを施し、その体
積抵抗が103〜1010Ωでロール径が28mmとなる
ように形成され、硬度は例えば30°(アスカC)に設
定される。
13は、表面にカーボンを分散したウレタンゴムのチュ
ーブ、内部はカーボンを分散した発泡ウレタンゴムから
なり、さらにロール表面にフッ素コートを施し、その体
積抵抗が103〜1010Ωでロール径が28mmとなる
ように形成され、硬度は例えば30°(アスカC)に設
定される。
【0022】また、バックアップロール114は、表面
にカーボンを分散したEPDMとNBRのブレンドゴム
のチューブ、内部はEPDMゴムからなり、その表面抵
抗率が107〜1010Ω/□でロール径が28mmとな
るように形成され、硬度は例えば70°(アスカC)に
設定される。
にカーボンを分散したEPDMとNBRのブレンドゴム
のチューブ、内部はEPDMゴムからなり、その表面抵
抗率が107〜1010Ω/□でロール径が28mmとな
るように形成され、硬度は例えば70°(アスカC)に
設定される。
【0023】尚、二次転写ロール113には、例えばウ
レタンゴムからなるクリーニングロール161が付設さ
れ、二次転写ロール113に付着した汚れを除去するこ
とにより用紙Pの裏面汚れを防止している。また、符号
136は、二次転写後の中間転写ベルト110表面をク
リーニングするベルトクリーナであり、137は中間転
写ベルト110上に形成された画像の画像濃度を検出す
る画像濃度センサである。
レタンゴムからなるクリーニングロール161が付設さ
れ、二次転写ロール113に付着した汚れを除去するこ
とにより用紙Pの裏面汚れを防止している。また、符号
136は、二次転写後の中間転写ベルト110表面をク
リーニングするベルトクリーナであり、137は中間転
写ベルト110上に形成された画像の画像濃度を検出す
る画像濃度センサである。
【0024】更に、本実施の形態において、用紙搬送系
は、用紙トレイ116からの用紙Pをピックアップロー
ル117にて所定のタイミングで繰り出し、搬送ロール
118及び搬送シュート119を介して二次転写位置へ
と送り込むようになっており、そして、二次転写後の用
紙Pを搬送ベルト140へと導き、この搬送ベルト14
0にて定着装置150へと搬送するようになっている。
は、用紙トレイ116からの用紙Pをピックアップロー
ル117にて所定のタイミングで繰り出し、搬送ロール
118及び搬送シュート119を介して二次転写位置へ
と送り込むようになっており、そして、二次転写後の用
紙Pを搬送ベルト140へと導き、この搬送ベルト14
0にて定着装置150へと搬送するようになっている。
【0025】次に、本実施の形態に係る各一次転写ロー
ル105の配設手法について詳細に説明する。また、一
次転写ロール105は、カーボンを分散した発泡ウレタ
ンゴムからなり、直径は28mm、その体積抵抗が10
7〜109Ωとなるように形成され、硬度は例えば30°
〜35°(アスカC)に設定される。そして、本実施の
形態では、感光体ドラム101Y、101M、101C
に対応する一次転写ロール105Y、105M、105
Cの取付位置と、感光体ドラム101Kに対応する一次
転写ロール105Kの取付位置とが異なっている。
ル105の配設手法について詳細に説明する。また、一
次転写ロール105は、カーボンを分散した発泡ウレタ
ンゴムからなり、直径は28mm、その体積抵抗が10
7〜109Ωとなるように形成され、硬度は例えば30°
〜35°(アスカC)に設定される。そして、本実施の
形態では、感光体ドラム101Y、101M、101C
に対応する一次転写ロール105Y、105M、105
Cの取付位置と、感光体ドラム101Kに対応する一次
転写ロール105Kの取付位置とが異なっている。
【0026】これを、図4に示すシアン感光体ドラム1
01C及びブラック感光体ドラム101Kを例に説明す
る。まず、シアン感光体ドラム101Cに対するシアン
一次転写ロール105Cの取付位置は、シアン感光体ド
ラム101Cの直下方向を示す垂線L0に対して中間転
写ベルト110の移動方向下流側3mmの位置となって
いる。そして、本実施の形態では、このシアン一次転写
ロール105Cをシアン感光体ドラム101Cの回転中
心101Caに向かって、すなわち、この回転中心10
1Caとシアン一次転写ロール105Cの回転中心10
5Caとを結ぶ中心線L1に向かって押圧するようになっ
ている。尚、イエロー感光体ドラム101Yに対するイ
エロー一次転写ロール105Yの取付位置、及び、マゼ
ンタ感光体ドラム101Mに対するマゼンタ一次転写ロ
ール105Mの取付位置についても、このシアン一次転
写ロール105Cと同様である。
01C及びブラック感光体ドラム101Kを例に説明す
る。まず、シアン感光体ドラム101Cに対するシアン
一次転写ロール105Cの取付位置は、シアン感光体ド
ラム101Cの直下方向を示す垂線L0に対して中間転
写ベルト110の移動方向下流側3mmの位置となって
いる。そして、本実施の形態では、このシアン一次転写
ロール105Cをシアン感光体ドラム101Cの回転中
心101Caに向かって、すなわち、この回転中心10
1Caとシアン一次転写ロール105Cの回転中心10
5Caとを結ぶ中心線L1に向かって押圧するようになっ
ている。尚、イエロー感光体ドラム101Yに対するイ
エロー一次転写ロール105Yの取付位置、及び、マゼ
ンタ感光体ドラム101Mに対するマゼンタ一次転写ロ
ール105Mの取付位置についても、このシアン一次転
写ロール105Cと同様である。
【0027】一方、ブラック感光体ドラム101Kに対
するブラック一次転写ロール105Kの取付位置は、ブ
ラック感光体ドラム101Kの直下方向を示す垂線L0'
(前記垂線L0と平行)に対して中間転写ベルト110
の移動方向下流側5mmの位置となっている。そして、
本実施の形態では、このブラック一次転写ロール105
Kをブラック感光体ドラム101Kの回転中心101K
aに向かって、すなわち、この回転中心101Kaとブラ
ック一次転写ロール105Kの回転中心105Kaとを
結ぶ中心線L2(前記回転中心線L1と平行ではない)に
向かって押圧するようになっている。
するブラック一次転写ロール105Kの取付位置は、ブ
ラック感光体ドラム101Kの直下方向を示す垂線L0'
(前記垂線L0と平行)に対して中間転写ベルト110
の移動方向下流側5mmの位置となっている。そして、
本実施の形態では、このブラック一次転写ロール105
Kをブラック感光体ドラム101Kの回転中心101K
aに向かって、すなわち、この回転中心101Kaとブラ
ック一次転写ロール105Kの回転中心105Kaとを
結ぶ中心線L2(前記回転中心線L1と平行ではない)に
向かって押圧するようになっている。
【0028】これにより、本実施の形態では、ブラック
感光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に
形成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感
光体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形
成されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ
域及び、マゼンタ転写ニップ域)よりも広く設定され
る。
感光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に
形成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感
光体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形
成されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ
域及び、マゼンタ転写ニップ域)よりも広く設定され
る。
【0029】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の作像プロセスについて説明する。今、図示外のス
タートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセ
スが実行される。具体的に述べると、例えば、このカラ
ー画像形成装置をデジタルカラー複写機として構成する
場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をカラ
ー画像読み取り装置により読み取り、その読み取り信号
を画像信号処理手段によりデジタル画像信号に変換して
メモリーに一時的に蓄積し、その蓄積されている4色
(K、Y、M、C)のデジタル画像信号に基づいて各色
のトナー像形成を行なわせるようにする。
装置の作像プロセスについて説明する。今、図示外のス
タートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセ
スが実行される。具体的に述べると、例えば、このカラ
ー画像形成装置をデジタルカラー複写機として構成する
場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をカラ
ー画像読み取り装置により読み取り、その読み取り信号
を画像信号処理手段によりデジタル画像信号に変換して
メモリーに一時的に蓄積し、その蓄積されている4色
(K、Y、M、C)のデジタル画像信号に基づいて各色
のトナー像形成を行なわせるようにする。
【0030】すなわち、画像信号処理手段から入力され
る各色のデジタル画像信号に応じて画像形成ユニット1
00(具体的には100Y、100M、100C、10
0K)を夫々駆動する。そして、各画像形成ユニット1
00では、一様帯電器102により一様に帯電された感
光体ドラム101に前記デジタル信号に応じた静電潜像
をレーザ露光器103にて夫々書き込ませる。そして、
これらの各静電潜像を各色のトナーを収容した現像装置
104により現像して上記各色のトナー像を形成させ
る。尚、このカラー画像形成装置をプリンタ等の装置と
して構成する場合には、外部などから画像信号処理手段
に入力される画像信号に基づいて各色のトナー像形成を
行うようにすればよい。
る各色のデジタル画像信号に応じて画像形成ユニット1
00(具体的には100Y、100M、100C、10
0K)を夫々駆動する。そして、各画像形成ユニット1
00では、一様帯電器102により一様に帯電された感
光体ドラム101に前記デジタル信号に応じた静電潜像
をレーザ露光器103にて夫々書き込ませる。そして、
これらの各静電潜像を各色のトナーを収容した現像装置
104により現像して上記各色のトナー像を形成させ
る。尚、このカラー画像形成装置をプリンタ等の装置と
して構成する場合には、外部などから画像信号処理手段
に入力される画像信号に基づいて各色のトナー像形成を
行うようにすればよい。
【0031】そして、各感光体ドラム101上に形成さ
れたトナー像は、各感光体ドラム101と中間転写ベル
ト110とが接する一次転写位置で一次転写ロール10
5によって感光体ドラム101から中間転写ベルト11
0の表面に順次転写される。また、一次転写後に感光体
ドラム101上に残留するトナーは、ドラムクリーナ1
06にてクリーニングされる。
れたトナー像は、各感光体ドラム101と中間転写ベル
ト110とが接する一次転写位置で一次転写ロール10
5によって感光体ドラム101から中間転写ベルト11
0の表面に順次転写される。また、一次転写後に感光体
ドラム101上に残留するトナーは、ドラムクリーナ1
06にてクリーニングされる。
【0032】このようにして中間転写体ベルト110に
一次転写されたトナー像は中間転写ベルト110上で重
ね合わされ、中間転写ベルト110の回動に伴って二次
転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミ
ングで二次転写位置へと供給され、バックアップロール
114に対して二次転写ロール113が用紙Pをニップ
する。
一次転写されたトナー像は中間転写ベルト110上で重
ね合わされ、中間転写ベルト110の回動に伴って二次
転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミ
ングで二次転写位置へと供給され、バックアップロール
114に対して二次転写ロール113が用紙Pをニップ
する。
【0033】そして、二次転写位置において、一括転写
装置120としての二次転写ロール113とバックアッ
プロール114との間に形成される転写電界の作用で、
中間転写ベルト110上に担持されたトナー像が用紙P
に一括転写される。このトナー像が転写された用紙P
は、搬送ベルト140により定着装置150へと搬送さ
れトナー像の定着が行われる。また、二次転写後の中間
転写ベルト110上に残留したトナーは、ベルトクリー
ナ136によってクリーニングされる。
装置120としての二次転写ロール113とバックアッ
プロール114との間に形成される転写電界の作用で、
中間転写ベルト110上に担持されたトナー像が用紙P
に一括転写される。このトナー像が転写された用紙P
は、搬送ベルト140により定着装置150へと搬送さ
れトナー像の定着が行われる。また、二次転写後の中間
転写ベルト110上に残留したトナーは、ベルトクリー
ナ136によってクリーニングされる。
【0034】本実施の形態では、上述したように、各一
次転写ロール105(具体的には105Y、105M、
105C、105K)に常時30μAが流れるよう定電
流制御を行っているが、ブラック転写ニップ域nKの幅
が他色の転写ニップ域(例えばシアン転写ニップ域
nC)よりも大きく設定されているので、ブラック転写
域nKにおける単位面積あたりの電界の大きさは、他色
よりも低減せしめられることとなる。これにより、多重
色で形成されたトナーパイルハイトの高い画像が最下流
のブラック感光体ドラム101Kを通過する際の放電が
防止されることとなり、ブラックトナー像の良好な転写
性能を確保しながら、多重色で形成されたトナーパイル
ハイトの高い画像周辺の画像の白点抜けを防止できるこ
ととなる。
次転写ロール105(具体的には105Y、105M、
105C、105K)に常時30μAが流れるよう定電
流制御を行っているが、ブラック転写ニップ域nKの幅
が他色の転写ニップ域(例えばシアン転写ニップ域
nC)よりも大きく設定されているので、ブラック転写
域nKにおける単位面積あたりの電界の大きさは、他色
よりも低減せしめられることとなる。これにより、多重
色で形成されたトナーパイルハイトの高い画像が最下流
のブラック感光体ドラム101Kを通過する際の放電が
防止されることとなり、ブラックトナー像の良好な転写
性能を確保しながら、多重色で形成されたトナーパイル
ハイトの高い画像周辺の画像の白点抜けを防止できるこ
ととなる。
【0035】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、図
5に示すように、ブラック一次転写ロール105Kの外
径を、他の一次転写ロール105(105Y、105
M、105C、図中にはシアン一次転写ロール105C
のみを示す)よりも大きくするようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
5に示すように、ブラック一次転写ロール105Kの外
径を、他の一次転写ロール105(105Y、105
M、105C、図中にはシアン一次転写ロール105C
のみを示す)よりも大きくするようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0036】本実施の形態において、ブラック一次転写
ロール105Kを除く他の一次転写ロール105(具体
的には105Y、105M、105C)は、実施の形態
1と同様にその直径が28mmであるが、ブラック一次
転写ロール105Kについては、これらよりも大きい例
えば直径40mmのものが用いられている。また、シア
ン転写ロール105Cの押圧方向はL1、ブラック一次
転写ロール105Kの押圧方向はL1'(L1とL1'は平
行)に設定される。
ロール105Kを除く他の一次転写ロール105(具体
的には105Y、105M、105C)は、実施の形態
1と同様にその直径が28mmであるが、ブラック一次
転写ロール105Kについては、これらよりも大きい例
えば直径40mmのものが用いられている。また、シア
ン転写ロール105Cの押圧方向はL1、ブラック一次
転写ロール105Kの押圧方向はL1'(L1とL1'は平
行)に設定される。
【0037】本実施の形態では、ブラック一次転写ロー
ル105Kの直径を大きくすることにより、ブラック感
光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に形
成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感光
体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形成
されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ域
及び、マゼンタ転写ニップ域)よりも広く設定されるこ
ととなる。従って、実施の形態1と同様に、ブラック転
写域nKにおける単位面積あたりの電界の大きさは、他
色よりも低減せしめられることとなる。ゆえに、本実施
の形態においても、多重色で形成されたトナーパイルハ
イトの高い画像が最下流のブラック感光体ドラム101
Kを通過する際の放電が防止されることとなり、ブラッ
クトナー像の良好な転写性能を確保しながら、多重色で
形成されたトナーパイルハイトの高い画像周辺の画像の
白点抜けを防止できることとなる。
ル105Kの直径を大きくすることにより、ブラック感
光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に形
成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感光
体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形成
されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ域
及び、マゼンタ転写ニップ域)よりも広く設定されるこ
ととなる。従って、実施の形態1と同様に、ブラック転
写域nKにおける単位面積あたりの電界の大きさは、他
色よりも低減せしめられることとなる。ゆえに、本実施
の形態においても、多重色で形成されたトナーパイルハ
イトの高い画像が最下流のブラック感光体ドラム101
Kを通過する際の放電が防止されることとなり、ブラッ
クトナー像の良好な転写性能を確保しながら、多重色で
形成されたトナーパイルハイトの高い画像周辺の画像の
白点抜けを防止できることとなる。
【0038】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、図
6に示すように、ブラック一次転写ロール105Kの硬
度を、他の一次転写ロール105(105Y、105
M、105C、図中にはシアン一次転写ロール105C
のみを示す)よりも小さくするようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
6に示すように、ブラック一次転写ロール105Kの硬
度を、他の一次転写ロール105(105Y、105
M、105C、図中にはシアン一次転写ロール105C
のみを示す)よりも小さくするようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0039】本実施の形態において、ブラック一次転写
ロール105Kを除く他の一次転写ロール105(具体
的には105Y、105M、105C)は、実施の形態
1と同様にその硬度が35°(アスカC)であるが、ブ
ラック一次転写ロール105Kについては、これらより
も小さい例えば25°(アスカC)のものが用いられて
いる。また、シアン転写ロール105Cの押圧方向はL
1、ブラック一次転写ロール105Kの押圧方向はL1'
(L1とL1'は平行)に設定される。
ロール105Kを除く他の一次転写ロール105(具体
的には105Y、105M、105C)は、実施の形態
1と同様にその硬度が35°(アスカC)であるが、ブ
ラック一次転写ロール105Kについては、これらより
も小さい例えば25°(アスカC)のものが用いられて
いる。また、シアン転写ロール105Cの押圧方向はL
1、ブラック一次転写ロール105Kの押圧方向はL1'
(L1とL1'は平行)に設定される。
【0040】本実施の形態では、ブラック一次転写ロー
ル105Kの硬度を小さくすることにより、ブラック感
光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に形
成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感光
体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形成
されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ域
及び、マゼンタ転写ニップ域)よりも広く設定されるこ
ととなる。従って、実施の形態1と同様に、ブラック転
写域nKにおける単位面積あたりの電界の大きさは、他
色よりも低減せしめられることとなる。ゆえに、本実施
の形態においても、多重色で形成されたトナーパイルハ
イトの高い画像が最下流のブラック感光体ドラム101
Kを通過する際の放電が防止されることとなり、ブラッ
クトナー像の良好な転写性能を確保しながら、多重色で
形成されたトナーパイルハイトの高い画像周辺の画像の
白点抜けを防止できることとなる。
ル105Kの硬度を小さくすることにより、ブラック感
光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に形
成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感光
体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形成
されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ域
及び、マゼンタ転写ニップ域)よりも広く設定されるこ
ととなる。従って、実施の形態1と同様に、ブラック転
写域nKにおける単位面積あたりの電界の大きさは、他
色よりも低減せしめられることとなる。ゆえに、本実施
の形態においても、多重色で形成されたトナーパイルハ
イトの高い画像が最下流のブラック感光体ドラム101
Kを通過する際の放電が防止されることとなり、ブラッ
クトナー像の良好な転写性能を確保しながら、多重色で
形成されたトナーパイルハイトの高い画像周辺の画像の
白点抜けを防止できることとなる。
【0041】尚、ブラック一次転写ロール105K及び
他の一次転写ロール105(105Y、105M、10
5Cの硬度を同一に設定した場合においても、図6に示
すように、ブラック一次転写ロール105Kに対する押
圧力FKを、他の一次転写ロール105(105Y、1
05M、105C、図中にはシアン一次転写ロール10
5Cに対する押圧力FCのみを示す)よりも大きく設定
するようにすれば、ブラック感光体ドラム101Kと中
間転写ベルト110との間に形成されるブラック転写ニ
ップ域nKの幅が、シアン感光体ドラム101Cと中間
転写ベルト110との間に形成されるシアン転写ニップ
域nC(イエロー転写ニップ域及び、マゼンタ転写ニッ
プ域)よりも広く設定されることとなる。このようにす
ることによっても、多重色で形成されたトナーパイルハ
イトの高い画像周辺の画像の白点抜けを防止できる。
他の一次転写ロール105(105Y、105M、10
5Cの硬度を同一に設定した場合においても、図6に示
すように、ブラック一次転写ロール105Kに対する押
圧力FKを、他の一次転写ロール105(105Y、1
05M、105C、図中にはシアン一次転写ロール10
5Cに対する押圧力FCのみを示す)よりも大きく設定
するようにすれば、ブラック感光体ドラム101Kと中
間転写ベルト110との間に形成されるブラック転写ニ
ップ域nKの幅が、シアン感光体ドラム101Cと中間
転写ベルト110との間に形成されるシアン転写ニップ
域nC(イエロー転写ニップ域及び、マゼンタ転写ニッ
プ域)よりも広く設定されることとなる。このようにす
ることによっても、多重色で形成されたトナーパイルハ
イトの高い画像周辺の画像の白点抜けを防止できる。
【0042】本発明者は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)トナー像作像
時の一次転写ニップ域の幅(以下一次転写ニップ幅とい
う)と転写性との関係について調査を行った。結果を図
7に示す。同図より、カラートナー像(Y、M、C)作
像時には、良好な転写性を得るための一次転写ニップ幅
が2〜4mmと狭いのに対し、ブラックトナー像作像時
には、良好な転写性を得るための一次転写ニップ幅が1
〜5mmと広いことが理解される。従って、実施の形態
1〜3においては、一次転写幅を広くとった場合にも良
好な転写性を得ることのできるブラックトナー像を最後
に作像するようにしたものである。
(M)、シアン(C)及びブラック(K)トナー像作像
時の一次転写ニップ域の幅(以下一次転写ニップ幅とい
う)と転写性との関係について調査を行った。結果を図
7に示す。同図より、カラートナー像(Y、M、C)作
像時には、良好な転写性を得るための一次転写ニップ幅
が2〜4mmと狭いのに対し、ブラックトナー像作像時
には、良好な転写性を得るための一次転写ニップ幅が1
〜5mmと広いことが理解される。従って、実施の形態
1〜3においては、一次転写幅を広くとった場合にも良
好な転写性を得ることのできるブラックトナー像を最後
に作像するようにしたものである。
【0043】◎実施の形態4 本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、ブ
ラック一次転写ロール105Kに印加する一次転写電流
を、他の一次転写ロール105(105Y、105M、
105C)よりも小さくするようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
ラック一次転写ロール105Kに印加する一次転写電流
を、他の一次転写ロール105(105Y、105M、
105C)よりも小さくするようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0044】本実施の形態において、一次転写ロール1
05は、実施の形態1と同様に、カーボンを分散した発
泡ウレタンゴムからなり、直径は28mm、その体積抵
抗が107〜109Ωとなるように形成され、硬度は例え
ば35°(アスカC)に設定される。また、本実施の形
態では、実施の形態1とは異なり、感光体ドラム101
Y、101M、101Cに対応する一次転写ロール10
5Y、105M、105Cの取付位置及び感光体ドラム
101Kに対応する一次転写ロール105Kの取付位置
が同一位置となっている。
05は、実施の形態1と同様に、カーボンを分散した発
泡ウレタンゴムからなり、直径は28mm、その体積抵
抗が107〜109Ωとなるように形成され、硬度は例え
ば35°(アスカC)に設定される。また、本実施の形
態では、実施の形態1とは異なり、感光体ドラム101
Y、101M、101Cに対応する一次転写ロール10
5Y、105M、105Cの取付位置及び感光体ドラム
101Kに対応する一次転写ロール105Kの取付位置
が同一位置となっている。
【0045】これを、図8に示すシアン感光体ドラム1
01C及びブラック感光体ドラム101Kを例に説明す
る。まず、シアン感光体ドラム101Cに対するシアン
一次転写ロール105Cの取付位置は、シアン感光体ド
ラム101Cの直下方向を示す垂線L0に対して中間転
写ベルト110の移動方向下流側3mmの位置となって
いる。そして、本実施の形態では、このシアン一次転写
ロール105Cをシアン感光体ドラム101Cの回転中
心101Caに向かって、すなわち、この回転中心10
1Caとシアン一次転写ロール105Cの回転中心10
5Caとを結ぶ中心線L1に向かって押圧するようになっ
ている。
01C及びブラック感光体ドラム101Kを例に説明す
る。まず、シアン感光体ドラム101Cに対するシアン
一次転写ロール105Cの取付位置は、シアン感光体ド
ラム101Cの直下方向を示す垂線L0に対して中間転
写ベルト110の移動方向下流側3mmの位置となって
いる。そして、本実施の形態では、このシアン一次転写
ロール105Cをシアン感光体ドラム101Cの回転中
心101Caに向かって、すなわち、この回転中心10
1Caとシアン一次転写ロール105Cの回転中心10
5Caとを結ぶ中心線L1に向かって押圧するようになっ
ている。
【0046】一方、ブラック感光体ドラム101Kに対
するブラック一次転写ロール105Kの取付位置も、ブ
ラック感光体ドラム101Kの直下方向を示す垂線L0'
(前記垂線L0と平行)に対して中間転写ベルト110
の移動方向下流側3mmの位置となっている。そして、
本実施の形態では、このブラック一次転写ロール105
Kをブラック感光体ドラム101Kの回転中心101K
aに向かって、すなわち、この回転中心101Kaとブラ
ック一次転写ロール105Kの回転中心105Kaとを
結ぶ中心線L1'(前記回転中心線L1と平行)に向かっ
て押圧するようになっている。
するブラック一次転写ロール105Kの取付位置も、ブ
ラック感光体ドラム101Kの直下方向を示す垂線L0'
(前記垂線L0と平行)に対して中間転写ベルト110
の移動方向下流側3mmの位置となっている。そして、
本実施の形態では、このブラック一次転写ロール105
Kをブラック感光体ドラム101Kの回転中心101K
aに向かって、すなわち、この回転中心101Kaとブラ
ック一次転写ロール105Kの回転中心105Kaとを
結ぶ中心線L1'(前記回転中心線L1と平行)に向かっ
て押圧するようになっている。
【0047】これにより、本実施の形態では、ブラック
感光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に
形成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感
光体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形
成されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ
域及び、マゼンタ転写ニップ域)と同一に設定される。
感光体ドラム101Kと中間転写ベルト110との間に
形成されるブラック転写ニップ域nKの幅が、シアン感
光体ドラム101Cと中間転写ベルト110との間に形
成されるシアン転写ニップ域nC(イエロー転写ニップ
域及び、マゼンタ転写ニップ域)と同一に設定される。
【0048】また、本実施の形態において、ブラック一
次転写ロール105Kを除く他の一次転写ロール105
(具体的には105Y、105M、105C)に印加さ
れる転写電流は、実施の形態1と同様に30μA(定電
流制御)であるが、ブラック一次転写ロール105Kに
印加される転写電流は、前記30μAよりも小さい25
μAである。
次転写ロール105Kを除く他の一次転写ロール105
(具体的には105Y、105M、105C)に印加さ
れる転写電流は、実施の形態1と同様に30μA(定電
流制御)であるが、ブラック一次転写ロール105Kに
印加される転写電流は、前記30μAよりも小さい25
μAである。
【0049】本実施の形態では、上述したように、ブラ
ック転写ニップ域nKの幅が他色の転写ニップ域(例え
ばシアン転写ニップ域nC)と同一に設定されている
が、ブラック一次転写ロール105Kに流れる転写電流
が25μAと他色の転写電流(30μA)よりも低く設
定されているため、ブラック転写域nKにおける単位面
積あたりの電界の大きさは、他色よりも低減せしめられ
ることとなる。これにより、多重色で形成されたトナー
パイルハイトの高い画像が最下流のブラック感光体ドラ
ム101Kを通過する際の放電が防止されることとな
り、ブラックトナー像の良好な転写性能を確保しなが
ら、多重色で形成されたトナーパイルハイトの高い画像
周辺の画像の白点抜けを防止できることとなる。
ック転写ニップ域nKの幅が他色の転写ニップ域(例え
ばシアン転写ニップ域nC)と同一に設定されている
が、ブラック一次転写ロール105Kに流れる転写電流
が25μAと他色の転写電流(30μA)よりも低く設
定されているため、ブラック転写域nKにおける単位面
積あたりの電界の大きさは、他色よりも低減せしめられ
ることとなる。これにより、多重色で形成されたトナー
パイルハイトの高い画像が最下流のブラック感光体ドラ
ム101Kを通過する際の放電が防止されることとな
り、ブラックトナー像の良好な転写性能を確保しなが
ら、多重色で形成されたトナーパイルハイトの高い画像
周辺の画像の白点抜けを防止できることとなる。
【0050】◎実施の形態5 本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、更
に、環境条件に応じて転写電流を制御するようにしたも
のである。尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成
要素のうち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様の
ものについては、実施の形態1と同様の符号を付してこ
こではその詳細な説明を省略する。
に、環境条件に応じて転写電流を制御するようにしたも
のである。尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成
要素のうち、実施の形態1に係る画像形成装置と同様の
ものについては、実施の形態1と同様の符号を付してこ
こではその詳細な説明を省略する。
【0051】本実施の形態において、制御装置200
は、図9に示すように、温度センサ171からの温度検
出信号及び湿度センサ172からの湿度検出信号が入力
インターフェース201を介してCPU202に取り込
まれ、次に、CPU202は、ROM203及びRAM
204との間で適宜データ処理を行った後、出力インタ
ーフェース205を介してブラック転写バイアス電源1
07K、イエロー転写バイアス電源107Y、マゼンタ
転写バイアス電源107M、シアン転写バイアス電源1
07Cに夫々バイアス制御信号を送出するようになって
いる。
は、図9に示すように、温度センサ171からの温度検
出信号及び湿度センサ172からの湿度検出信号が入力
インターフェース201を介してCPU202に取り込
まれ、次に、CPU202は、ROM203及びRAM
204との間で適宜データ処理を行った後、出力インタ
ーフェース205を介してブラック転写バイアス電源1
07K、イエロー転写バイアス電源107Y、マゼンタ
転写バイアス電源107M、シアン転写バイアス電源1
07Cに夫々バイアス制御信号を送出するようになって
いる。
【0052】本実施の形態にかかる画像形成装置では、
環境(温度、湿度)と一次転写電流との間に図10に示
す関係があることがわかっている。すなわち、転写電流
が少なすぎると転写電流不足による転写不足が発生し、
一方、転写電流が多すぎると転写電流過多による放電及
びこれに伴う白点抜けが発生する。そして、このような
不具合が発生しない領域(未発生領域)は、低温低湿環
境、常温常湿環境、高温高湿環境で多少異なっている。
環境(温度、湿度)と一次転写電流との間に図10に示
す関係があることがわかっている。すなわち、転写電流
が少なすぎると転写電流不足による転写不足が発生し、
一方、転写電流が多すぎると転写電流過多による放電及
びこれに伴う白点抜けが発生する。そして、このような
不具合が発生しない領域(未発生領域)は、低温低湿環
境、常温常湿環境、高温高湿環境で多少異なっている。
【0053】そこで、本実施の形態では、温度及び湿度
に応じて転写電流を異ならせるようにする。具体的に
は、高温高湿環境時に比べ、低温低湿環境時の転写電流
を低減させるようにする。このようにすることにより、
最下流のブラック転写域nKでのトナーパイルハイトの
高い画像周辺の画像の白点抜けを防止できると共に、各
色の転写域出口側での放電及びこれに伴う白点抜けを防
止することができる。
に応じて転写電流を異ならせるようにする。具体的に
は、高温高湿環境時に比べ、低温低湿環境時の転写電流
を低減させるようにする。このようにすることにより、
最下流のブラック転写域nKでのトナーパイルハイトの
高い画像周辺の画像の白点抜けを防止できると共に、各
色の転写域出口側での放電及びこれに伴う白点抜けを防
止することができる。
【0054】尚、本実施の形態は、実施の形態1で説明
した画像形成装置のみならず、実施の形態2〜4で説明
した画像形成装置に適用することも可能である。
した画像形成装置のみならず、実施の形態2〜4で説明
した画像形成装置に適用することも可能である。
【0055】◎実施の形態6 本実施の形態は実施の形態5とほぼ同様であるが、転写
電流を制御する代わりに、各一次転写ロール105(具
体的には105Y、105M、105C、105K)の
中間転写ベルト110に対する押圧力を異ならせ、各一
次転写ニップ幅を異ならせるようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態5に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態5と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
電流を制御する代わりに、各一次転写ロール105(具
体的には105Y、105M、105C、105K)の
中間転写ベルト110に対する押圧力を異ならせ、各一
次転写ニップ幅を異ならせるようにしたものである。
尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成要素のう
ち、実施の形態5に係る画像形成装置と同様のものにつ
いては、実施の形態5と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0056】本実施の形態において、制御装置200
は、図11に示すように、温度センサ171からの温度
検出信号及び湿度センサ172からの湿度検出信号が入
力インターフェース201を介してCPU202に取り
込まれ、次に、CPU202は、ROM203及びRA
M204との間で適宜データ処理を行った後、出力イン
ターフェース205を介して各一次転写ロール105
(具体的には105K、105Y、105M、105
C)を押圧する各転写ロール駆動カム108(具体的に
はブラック転写ロール駆動カム108K、イエロー転写
ロール駆動カム108Y、マゼンタ転写ロール駆動カム
108M、シアン転写ロール駆動カム108C)に夫々
カム駆動信号を送出するようになっている。
は、図11に示すように、温度センサ171からの温度
検出信号及び湿度センサ172からの湿度検出信号が入
力インターフェース201を介してCPU202に取り
込まれ、次に、CPU202は、ROM203及びRA
M204との間で適宜データ処理を行った後、出力イン
ターフェース205を介して各一次転写ロール105
(具体的には105K、105Y、105M、105
C)を押圧する各転写ロール駆動カム108(具体的に
はブラック転写ロール駆動カム108K、イエロー転写
ロール駆動カム108Y、マゼンタ転写ロール駆動カム
108M、シアン転写ロール駆動カム108C)に夫々
カム駆動信号を送出するようになっている。
【0057】本実施の形態にかかる画像形成装置では、
環境(温度、湿度)と一次転写ニップ幅との間に図12
に示す関係があることがわかっている。すなわち、一次
転写ニップ幅が大きすぎると中間転写ベルト110や感
光体ドラム101が傷付いて画質欠陥が発生し、一方、
一次転写ニップ幅が小さすぎると転写電流が多くなって
転写電流過多による放電及びこれに伴う白点抜けが発生
する。そして、このような不具合が発生しない領域(未
発生領域)は、低温低湿環境、常温常湿環境、高温高湿
環境で多少異なっている。
環境(温度、湿度)と一次転写ニップ幅との間に図12
に示す関係があることがわかっている。すなわち、一次
転写ニップ幅が大きすぎると中間転写ベルト110や感
光体ドラム101が傷付いて画質欠陥が発生し、一方、
一次転写ニップ幅が小さすぎると転写電流が多くなって
転写電流過多による放電及びこれに伴う白点抜けが発生
する。そして、このような不具合が発生しない領域(未
発生領域)は、低温低湿環境、常温常湿環境、高温高湿
環境で多少異なっている。
【0058】そこで、本実施の形態では、温度及び湿度
に応じて一次転写ニップ幅を異ならせるようにする。具
体的には、高温高湿環境時に比べ、低温低湿環境時の押
圧力を大きくして一次転写ニップ幅を大きくさせるよう
にする。このようにすることにより、最下流のブラック
転写域nKでのトナーパイルハイトの高い画像周辺の画
像の白点抜けを防止できると共に、各色の転写域出口側
での放電及びこれに伴う白点抜けを防止することができ
る。
に応じて一次転写ニップ幅を異ならせるようにする。具
体的には、高温高湿環境時に比べ、低温低湿環境時の押
圧力を大きくして一次転写ニップ幅を大きくさせるよう
にする。このようにすることにより、最下流のブラック
転写域nKでのトナーパイルハイトの高い画像周辺の画
像の白点抜けを防止できると共に、各色の転写域出口側
での放電及びこれに伴う白点抜けを防止することができ
る。
【0059】尚、本実施の形態は、実施の形態1で説明
した画像形成装置のみならず、実施の形態2〜4で説明
した画像形成装置に適用することも可能である。
した画像形成装置のみならず、実施の形態2〜4で説明
した画像形成装置に適用することも可能である。
【0060】◎実施の形態7 本実施の形態は、実施の形態5とほぼ同様であるが、作
像開始時に一次転写ロール105の抵抗を測定し、測定
された抵抗値によって転写電流を制御するようにしたも
のである。尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成
要素のうち、実施の形態5に係る画像形成装置と同様の
ものについては、実施の形態5と同様の符号を付してこ
こではその詳細な説明を省略する。
像開始時に一次転写ロール105の抵抗を測定し、測定
された抵抗値によって転写電流を制御するようにしたも
のである。尚、本実施の形態に係る画像形成装置の構成
要素のうち、実施の形態5に係る画像形成装置と同様の
ものについては、実施の形態5と同様の符号を付してこ
こではその詳細な説明を省略する。
【0061】本実施の形態において、制御装置200
は、図13に示すように、一次転写ロール105の抵抗
を測定する抵抗測定装置173からの抵抗検出信号が入
力インターフェース201を介してCPU202に取り
込まれ、次に、CPU202は、ROM203との間で
適宜データ処理を行った後、出力インターフェース20
5を介してブラック転写バイアス電源107K、イエロ
ー転写バイアス電源107Y、マゼンタ転写バイアス電
源107M、シアン転写バイアス電源107Cに夫々バ
イアス制御信号を送出するようになっている。
は、図13に示すように、一次転写ロール105の抵抗
を測定する抵抗測定装置173からの抵抗検出信号が入
力インターフェース201を介してCPU202に取り
込まれ、次に、CPU202は、ROM203との間で
適宜データ処理を行った後、出力インターフェース20
5を介してブラック転写バイアス電源107K、イエロ
ー転写バイアス電源107Y、マゼンタ転写バイアス電
源107M、シアン転写バイアス電源107Cに夫々バ
イアス制御信号を送出するようになっている。
【0062】本実施の形態では、作像開始時に、各転写
バイアス電源107によって各一次転写ロール105に
所定の電流(例えば30μA)が流されると共に、この
ときに一次転写ロール105に誘起される電圧が測定さ
れ、これら電流及び電圧から抵抗が演算され、制御装置
200に入力されるようになっている。そして、本実施
の形態では、入力された抵抗値に基づいて各一次転写ロ
ール105に対する転写電流を異ならせるようにする。
具体的には、低抵抗時に比べ、高抵抗時の転写電流を低
減させるようにする。このようにすることにより、最下
流のブラック転写域nKでのトナーパイルハイトの高い
画像周辺の画像の白点抜けを防止できると共に、各色の
転写域出口側での放電及びこれに伴う白点抜けを防止す
ることができる。
バイアス電源107によって各一次転写ロール105に
所定の電流(例えば30μA)が流されると共に、この
ときに一次転写ロール105に誘起される電圧が測定さ
れ、これら電流及び電圧から抵抗が演算され、制御装置
200に入力されるようになっている。そして、本実施
の形態では、入力された抵抗値に基づいて各一次転写ロ
ール105に対する転写電流を異ならせるようにする。
具体的には、低抵抗時に比べ、高抵抗時の転写電流を低
減させるようにする。このようにすることにより、最下
流のブラック転写域nKでのトナーパイルハイトの高い
画像周辺の画像の白点抜けを防止できると共に、各色の
転写域出口側での放電及びこれに伴う白点抜けを防止す
ることができる。
【0063】尚、本実施の形態は、実施の形態1で説明
した画像形成装置のみならず、実施の形態2〜4で説明
した画像形成装置に適用することも可能である。
した画像形成装置のみならず、実施の形態2〜4で説明
した画像形成装置に適用することも可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所謂タンデム型の画像形成装置において、記録搬送体の
移動方向最下流側に配設される最終像担持体に対応する
最終転写装置に、最終像担持体と記録搬送体との間の放
電を防止する放電防止手段を具備させるようにしたの
で、ギャップ放電に伴う白点状の画像抜けを有効に防止
することができる。
所謂タンデム型の画像形成装置において、記録搬送体の
移動方向最下流側に配設される最終像担持体に対応する
最終転写装置に、最終像担持体と記録搬送体との間の放
電を防止する放電防止手段を具備させるようにしたの
で、ギャップ放電に伴う白点状の画像抜けを有効に防止
することができる。
【図1】 本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明
図である。
図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態1の概略構成図である。
態1の概略構成図である。
【図3】 実施の形態1に係る画像形成装置の一次転写
装置の拡大図である。
装置の拡大図である。
【図4】 実施の形態1におけるブラック感光体ドラム
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
【図5】 実施の形態2におけるブラック感光体ドラム
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
【図6】 実施の形態3におけるブラック感光体ドラム
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
【図7】 一次転写ニップ幅と転写性との関係を示すグ
ラフ図である。
ラフ図である。
【図8】 実施の形態4におけるブラック感光体ドラム
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
とブラック一次転写ロール、及び、シアン感光体ドラム
とシアン一次転写ロールの配設手法を示す説明図であ
る。
【図9】 実施の形態5に係る画像形成装置の制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図10】 環境と一次転写電流との関係を示す説明図
である。
である。
【図11】 実施の形態6に係る画像形成装置の制御装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図12】 環境と一次転写ニップ幅との関係を示す説
明図である。
明図である。
【図13】 実施の形態7に係る画像形成装置の制御装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
1…像担持体,1d…最終像担持体,2…記録搬送体,
3…転写装置,3d…最終転写装置,4…放電防止手
段,5…一括転写装置,K…記録材,T…トナー像
3…転写装置,3d…最終転写装置,4…放電防止手
段,5…一括転写装置,K…記録材,T…トナー像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 政明 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 林 幸男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 宮本 陽子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 片山 真 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC04 EA03 EA18 EB04 ED24 JA19 JC03 2H030 AB02 AD16 BB02 BB23 BB42 BB54 2H032 AA05 AA15 BA01 BA05 BA09 BA23 CA02 CA14 DA23 DA28
Claims (8)
- 【請求項1】 画像情報に応じたトナー像が形成担持さ
れる複数の像担持体と、 前記各像担持体に対向する部位を循環搬送される記録搬
送体と、 前記記録搬送体に直接若しくは記録材を介して前記各像
担持体で形成されたトナー像を転写する複数の転写装置
とを備えた画像形成装置において、 前記記録搬送体の移動方向最下流側に配設される最終像
担持体に対応する最終転写装置には、前記最終像担持体
と前記記録搬送体との間の放電を防止する放電防止手段
を具備させたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置のうち、
前記転写装置には前記記録搬送体に接触する転写ロール
が具備される態様のものにおいて、 前記放電防止手段は、前記最終像担持体と最終転写装置
の転写ロールとの間に形成される転写ニップ幅を他の転
写ニップ幅よりも大きく設定したものであることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置におい
て、 前記放電防止手段は、前記最終転写装置の転写ロールの
外径を他の転写ロールよりも大きくしたものであること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の画像形成装置におい
て、 前記放電防止手段は、前記最終転写装置の転写ロールの
硬度を他の転写ロールよりも小さくしたものであること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記放電防止手段は、前記最終転写装置への印加バイア
スを他の転写装置よりも低減したものであることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 周囲の温度が低温若しくは周囲の湿度が低湿の条件下
で、前記各転写装置に対するバイアス印加量を低減する
バイアス制御手段を備えることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の画像形成装置のうち、
前記転写装置が前記記録搬送体に接触配置される転写ロ
ールを具備する態様のものにおいて、 前記転写ロールの抵抗値が所定の抵抗値を超えた条件下
で、前記各転写ロールに対するバイアス印加量を低減す
るバイアス制御手段を備えることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記最終像担持体で形成されるトナー像をブラックトナ
ー像としたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30298699A JP2001125392A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30298699A JP2001125392A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001125392A true JP2001125392A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17915567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30298699A Pending JP2001125392A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001125392A (ja) |
Cited By (14)
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-10-25 JP JP30298699A patent/JP2001125392A/ja active Pending
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