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JP2001114895A - SiH含有量の低い高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体及びその製造方法 - Google Patents

SiH含有量の低い高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体及びその製造方法

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JP2001114895A
JP2001114895A JP2000320682A JP2000320682A JP2001114895A JP 2001114895 A JP2001114895 A JP 2001114895A JP 2000320682 A JP2000320682 A JP 2000320682A JP 2000320682 A JP2000320682 A JP 2000320682A JP 2001114895 A JP2001114895 A JP 2001114895A
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poly
methyl
aralkyl
terpolymer
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ジェーン フェン キアン
James Petrov Lenin
ジェームズ ペトロフ レーニン
Keiich Akinaga
アキナガ ケイイチ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウムダイカスト剥離剤中の型剥離
剤、ゴム潤滑剤、及び人間の医薬品工業のための高反射
率添加剤として有用な、SiH含有量の低い高分子量ア
ルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体
の提供。 【解決手段】 式:(R)3SiO(CH31SiO)x(C
32SiO)y(CH33SiO)zSi(R)3(式中、各
Rは、アルキル基、アリール基、アルカリール基、又は
アラルキル基から独立に選択され、R1は、6〜40個
の炭素原子を有するアルキル基を表し、R2はアラルキ
ル基を表し、R3は、2〜4個の炭素原子を有するアル
キル基を表し、xは25〜120の平均値を有し、yは
5〜40の平均値を有し、zは0.1〜20の平均値を
有する。)を有するトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ
[メチル(C6−C40アルキル)シロキサン]−ポリ
[メチル(アラルキル)シロキサン]−ポリ[メチル
(C2−C4アルキル)シロキサン]三元重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低いSiH含有量
を有する高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシ
ロキサン三元重合体及びそれらの製造方法に関する。本
発明は、低いSiH含有量を有する高分子量アルキルメ
チル−アルキルアリールシロキサン三元重合体の製造方
法にも関する。
【0002】
【従来の技術】アルキルアリール及びアルキルメチルオ
ルガノシロキサン及びそれらの製造方法は、当分野で報
告されている。例えば、米国特許第3,088,964
号明細書には、式、[CH3CH(C65)CH2(R)
2Si]2O〔式中、各Rは脂肪族不飽和を持たない一価
炭化水素基であり、Si原子一つ当たりCH3CH(C6
5)CH2−基は一つ以下であり、Rは好ましくはメチ
ルである〕を有するオルガノジシロキサンが記載されて
いる。そこには、アラルキル置換オルガノ珪素化合物を
改良された収率で製造する方法で、(1)α−メチルス
チレンと、(2)式、RxHSiCl3-x〔式中、Rは脂
肪族不飽和を含まない一価炭化水素基を表し、xは1〜
2(両数字を含む)の整数であり、Rはメチルであるの
が好ましい〕のオルガノ珪素化合物とを、触媒として有
効な量のクロロ白金酸の存在下で液相中で(1)と
(2)とを接触させることにより反応させることからな
る製造方法も記載されている。更に、得られた付加生成
物は、水で加水分解することができることも記載されて
いる。
【0003】米国特許第3,186,964号明細書に
は、(1)10〜90モル%の、式、(C65R−)
(CH3)SiO〔式中、Rは、エチレン又はプロピレ
ンのような2〜3(両数字を含む)個の炭素原子を有す
るアルキレン基である〕の重合体単位、及び(2)10
〜90モル%の、式、(CH3)(R′)SiO〔式
中、R′は2〜3(両数字を含む)個の炭素原子を有す
るアルキル基であり、R′はエチルであるのが好まし
い〕の重合体単位のトルエン可溶性共重合体から本質的
になる組成物が記載されている。これらのシロキサン共
重合体を製造する幾つかの方法が報告されており、好ま
しい方法は、α−メチルスチレンと、メチル水素シロキ
サン中の珪素結合水素原子の幾つかとの反応を先ず行わ
せる方法であり、メチル水素シロキサン1モル当たり
0.1〜0.9モル%のα−メチルスチレンを、触媒と
してのクロロ白金酸の存在下で用い、その付加反応によ
り水素が結合された珪素原子の幾つかに2−フェニルプ
ロピル基を結合させる結果が得られ、その反応は70〜
175℃の温度で行われる。第一の反応が完了した後、
次にエチレン及び(又は)プロピレンと、共重合体中の
残留珪素結合水素原子との反応を行わせ、好ましくは過
剰のエチレン及び(又は)プロピレンを用い、共重合体
のSiH含有量を非常に僅かな値にまで減少させるよう
にする。更に、この反応は、クロロ白金酸の存在下にお
いて75〜200℃の温度下で最も良好に行われるとい
うことも記載されている。
【0004】米国特許第3,221,040号明細書に
は、式、R3SiO[(CH32SiO]x[CH3(C2
5)SiO]w[C64(R1)−C24(CH3)Si
O]ySiR3(式中、Rは炭化水素基であり、好ましく
はメチルであり、R1は、水素原子及びメチル基から選
択され、xは数字であり、wは数字であり、xとwの合
計は少なくとも1であり、yは少なくとも1の数字であ
り、x+w対yの比は1:1〜3:1である)の共重合
体オルガノシロキサン油が記載されており、その共重合
体オルガノシロキサン油の25℃の粘度は、25センチ
ストークス〜10,000センチストークスである。
【0005】米国特許第5,384,383号明細書に
は、構造:
【0006】
【0007】を含む線状及び環式シロキサンの混合物か
らなる初期フェニルプロピルアルキルシロキサンが記載
されている。これらのフェニルプロピルアルキルシロキ
サンは、i)検出可能な水素化珪素、遊離有機物、遊離
無機物を含まない99.9%より大きな純度を有する純
粋なフェニルプロピルアルキルジクロロシランを加水分
解し、然る後、その加水分解反応生成物を回収し、そし
てii)前記加水分解反応生成物と、トリオルガノシリル
末端封鎖剤とを不均質酸触媒の存在下で平衡化すること
からなる方法により製造されることが、更に記載されて
いる。
【0008】米国特許第5,516,870号明細書に
は、(i)α−オレフィン、シラノールを含まない一種
類以上のメチル水素環式シロキサンを含み、水含有量が
100ppmより少ない反応混合物を形成し、(ii)シ
ラノールを含まない前記本質的に無水の反応混合物と、
炭素触媒上に支持された無水白金とを接触させ、(ii
i)前記混合物と触媒とを撹拌し、アルキルメチル環式
シロキサンを形成し、そして(iv)アルキルメチル環式
シロキサンが≡SiHを含まなくなるまで(SiHを含
まないとは、SiHとして存在する水素の量がフーリエ
変換赤外分光分析の検出限界以内になっているか、又は
1ppmより少なくなっていることである)反応を継続
する、ことからなるアルキルメチル環式シロキサンの製
造方法が記載されている。
【0009】米国特許第5,554,708号明細書に
は、(i)シラノールを含まないヘキサオルガノジシロ
キサン、シラノールを含まない一種類以上のメチル水素
環式シロキサンを含み、水含有量が100ppmより少
ない反応混合物を形成し、(ii)前記反応混合物を、無
水トリフルオロメタンスルホン酸触媒と接触させ、そし
て(iii)前記混合物と触媒とを100℃より低い温度
で撹拌し、線状トリオルガノシロキシ末端封鎖メチル水
素ポリシロキサンを形成することからなる線状トリオル
ガノシロキシ末端封鎖メチル水素ポリシロキサンの製造
方法が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、三元
重合体の粘度を調節することができる極めて効果的で健
全な方法により、トリオルガノシロキシ末端封鎖ポリメ
チルアルキルシロキサン−ポリアルキルアリールシロキ
サン三元重合体を製造することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、トリオルガノ
シロキシ末端封鎖ポリメチルアルキルシロキサン−ポリ
アルキルアリールシロキサン三元重合体に関する。
【0012】本発明は、トリオルガノシロキシ末端封鎖
ポリメチルアルキルシロキサン−ポリアルキルアリール
シロキサン三元重合体の製造方法にも関する。
【0013】
【発明の実施の形態】第一の態様として、本発明は、
式:(R)3SiO(CH31SiO)x(CH32SiO)
y(CH33SiO)zSi(R)3(式中、各Rは、アルキ
ル基、アリール基、アルカリール基、又はアラルキル基
から独立に選択され、R1は、6〜40個の炭素原子を
有するアルキル基を表し、R2はアラルキル基を表し、
3は、2〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表
し、xは25〜120の平均値を有し、yは5〜40の
平均値を有し、zは0.1〜20の平均値を有する)を
有するトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ[メチル(C
6−C40アルキル)シロキサン]−ポリ[メチル(ア
ラルキル)シロキサン]−ポリ[メチル(C2−C4ア
ルキル)シロキサン]三元重合体に関する。
【0014】R基の例は、アルキル基、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル及びヘキ
シル;アリール基、例えば、フェニル、キセニル、又は
ナフチル;アルカリール基、例えば、トリル又はキシリ
ル;又はアラルキル基、例えばベンジル、フェニルエチ
ル、又は2−フェニルプロピルである。R基は、希望に
従い、同じでも異なっていてもよい。しかし、Rはメチ
ルであるのが特に好ましい。
【0015】R1のアルキル基の例は、ヘキシル、オク
チル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、−C2041、−C2245、−C24
49、−C2653、−C2857、−C3061、−C
3265、−C3469、−C3673、−C3877、及び−
4081である。アルキル基は、デシル、ドデシル、テ
トラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、及び−C20
41から選択されるのが好ましい。特に好ましいのはド
デシルである。
【0016】R2のアラルキル基の例は、ベンジル、4
−メチルベンジル、o−メトキシベンジル、p−メトキ
シベンジル、ジフェニルメチル、2−フェニルエチル、
2−フェニルプロピル、及び3−フェニルプロピルであ
るが、2−フェニルプロピルが特に好ましい。
【0017】R3のアルキル基の例は、エチル、プロピ
ル、及びブチルであり、エチルが好ましい。
【0018】第二の態様として、本発明は、(i)12
0℃に等しいか又はそれより低い温度で、(a)線状ト
リオルガノシロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサ
ン、(b)6〜40個の炭素原子を有するα−オレフィ
ン、及び(c)白金含有触媒を含む混合物を反応させ、
(ii)120℃に等しいか又はそれより低い温度で、
(d)(i)の生成物、及び(e)不飽和芳香族化合物
を含む混合物を反応させてトリオルガノシロキシ末端封
鎖ポリ(メチルアルキルシロキサン)−ポリ[メチル
(アラルキル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサ
ン三元重合体を形成し、(iii)(f)(ii)のトリオル
ガノシロキシ末端封鎖ポリ(メチルアルキルシロキサ
ン)−ポリ[メチル(アラルキル)シロキサン]−ポリ
メチル水素シロキサン三元重合体、及び(g)6〜40
個の炭素原子を有するα−オレフィンを含む混合物を反
応させ、そして(iv)(iii)の生成物を、50〜70℃
の温度及び大気圧から150psiの圧力で、(h)2
〜4個の炭素原子を有するオレフィンに、(j)白金含
有触媒の存在下で曝す、ことからなるトリオルガノシロ
キシ末端封鎖ポリ[メチル(C6−C40アルキル)シ
ロキサン]−ポリ[メチル(アラルキル)シロキサン]
−ポリ[メチル(C2−C4アルキル)シロキサン]三
元重合体の製造方法に関する。工程(ii)及び(iii)
の混合物は、下に記載するように、更に白金含有触媒を
含んでいてもよい。
【0019】本発明の成分(a)は、線状トリオルガノ
シロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサンである。成
分(a)は、線状トリメチルシロキシ末端封鎖ポリ(メ
チル水素シロキサン)重合体であるのが好ましい。線状
トリメチルシロキシ末端封鎖ポリ(メチル水素シロキサ
ン)重合体は当分野でよく知られており、種々の方法で
製造することができる。
【0020】そのような方法の一つは、トリオルガノシ
ロキシ末端封鎖ポリ(メチル水素シロキサン)重合体
を、(1)シラノールを含まないヘキサオルガノジシロ
キサン、(2)シラノールを含まない、少なくとも一種
類のメチル水素環式シロキサン、及び(3)無水トリフ
ルオロメタンスルホン酸触媒を含む、水含有量が100
ppmより少ない混合物を反応させ、線状トリオルガノ
シロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサンを形成させ
ることからなる方法により得る場合である。
【0021】成分(a)を製造するこの方法に関して用
いられている「反応させる」とは、それら成分及び任意
の成分を単に室温で混合するか、又はここに記載するよ
うに、室温より高い温度でそれら成分及び任意の成分の
混合物を加熱することを意味する。本発明の目的から、
「シラノールを含まない」とは、シロキサン出発材料
が、珪素−29核磁気共鳴(29Si−NMR)及びフー
リエ変換赤外線分光分析(FTIR)による検出限界以
内でしか残留≡SiOHを含まないことを意味し、FT
IRの場合には1ppm以下である。得られる線状、即
ち、直鎖トレメチルシロキシ末端封鎖ポリメチル水素シ
ロキサンは、29Si−NMRによれば、分岐部分の含有
量が0.4%より少ない流体である。分岐部分が0.4
%より大きいと、望ましくないゲルを形成する結果にな
ることがある。0.4%の分岐部分とは、250個の珪
素原子の内1個が分岐部分を有することを意味する。反
応条件は、重合中に分岐部分が形成されないように穏や
かなものである。従って、好ましい温度範囲は60〜7
0℃であるが、もし望むならば、分岐部分の形成を回避
するという要求と合致するならば100℃までの温度を
用いることができる。
【0022】成分(1)、シラノールを含まないヘキサ
オルガノジシロキサンは、式、R3SiOSiR3(式
中、Rはアルキル基である)を有し、水含有量は100
ppmよりも少ない。ヘキサメチルジシロキサンは市販
されている。シラノールを含まないヘキサオルガノジシ
ロキサン(ここでRはメチル以外のアルキル基である)
も用いることができる。このように、Rは、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、又はヘキシルのような
別のアルキル基にすることができる。更に、Rは、フェ
ニル、キセニル、又はナフチルのようなアリール基;ト
リル又はキシリルのようなアルカリール基;又はベンジ
ル、フェニルエチル、又は2−フェニルプロピルのよう
なアラルキル基にすることができる。しかし、Rがメチ
ルであるのが特に好ましい。
【0023】成分(2)は、少なくとも一種類のメチル
水素環式シロキサンであり、本発明のこの方法では、好
ましくは、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラ
シロキサン(MeHSiO)4、1,3,5,7,9−
ペンタメチルシクロペンタシロキサン(MeHSiO)
5、又は1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシ
ロキサン及び、1,3,5,7,9−ペンタメチルシク
ロペンタシロキサンの組合せから選択されるのが好まし
い。しかしながら、1,3,5,7,9,11−ヘキサ
メチルシクロヘキサシロキサン(MeHSiO)6のよ
うな他のメチル水素環式シロキサンを用いることもでき
る。更に、メチル水素環式シロキサン(RHSiO)n
は、単独又は互いに混合して用いることができる。更
に、nは3〜8にすることができ、アルキル基Rは、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、又はヘキシル
のように、メチル以外にしてもよい。しかし、Rはメチ
ルであるのが特に好ましい。
【0024】水含有量が100ppmより少ない、シラ
ノールを含まないメチル水素環式シロキサン出発材料
は、米国特許第5,395,956号明細書に記載され
ているような方法により製造することができる。簡単に
述べると、その方法により、オルガノ水素ジクロロシラ
ンを、化学量論的に等量の水と接触させ、加水分解物を
形成する。その加水分解物を不活性溶媒中に希釈し、酸
再配列触媒と接触させ、環式オルガノ水素シロキサンを
形成させる。環式オルガノ水素シロキサンを不活性溶媒
及び線状オルガノ水素シロキサンから分離する。不活性
溶媒及び線状オルガノ水素シロキサンは、次に工程へ再
循環し、酸再配列触媒と更に接触させる。その方法によ
れば、珪素のヒドロキシル置換は最小になる。
【0025】混合物は、メチル水素環式シロキサン
(2)1モル当たり0.001〜1.0モルのヘキサオ
ルガノジシロキサン(1)を含有するのが好ましい。ト
リフルオロメタンスルホン酸触媒(3)は、混合物の重
量に基づき、0.05〜0.2重量%の量で用いること
ができる。
【0026】反応は、60〜70℃の温度で行うのが好
ましい。反応時間は、用いる装置及び生成する生成物の
量に依存して変化するが、典型的にはバッチ反応で、完
結するまで3〜5時間必要である。
【0027】線状トリオルガノシロキシ末端封鎖ポリメ
チル水素シロキサンは、濾過により精製することができ
るが、反応混合物から目的生成物を分離する他の標準的
方法、例えば、遠心分離を用いることもできる。
【0028】成分(a)線状トリオルガノシロキシ末端
封鎖ポリメチル水素シロキサンは、(a)+(b)+
(e)+(g)の重量を100%として、20重量%〜
30重量%の量で存在するのが好ましく、一層好ましく
は24重量%〜28重量%の量で存在する。
【0029】成分(b)、6〜40個の炭素原子を有す
るα−オレフィンの例は、1−ヘキセン、2−メチル−
1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル
−1−ペンテン、1−ヘプテン、2−メチル−1−ヘキ
セン、1−オクテン、2−メチル−1−ヘプテン、1−
ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、
1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセ
ン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−ノナデ
セン、1−エイコセン、及びテキサス州ヒューストンの
シェブロン・ケミカル社から登録商標名ガルフテン(GUL
FTENE)24−28及びガルフテン30+として販売され
ている種々の%のC22〜C30+α−オレフィンを含
むα−オレフィン留分である。α−オレフィンは、1−
デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサ
デセン、1−オクタデセン、1−エイコセン、及び種々
の%のC22〜C30+α−オレフィンを含有するα−
オレフィン留分であるのが好ましい。
【0030】α−オレフィン、成分(b)は、(a)+
(b)+(e)+(g)の重量を100%として、20
重量%〜30重量%の量で存在するのが好ましく、一層
好ましくは24重量%〜28重量%の量で存在する。
【0031】成分(c)、白金含有触媒の例は、クロロ
白金酸、アルコール変性クロロ白金酸、クロロ白金酸の
オレフィン錯体、クロロ白金酸とジビニルテトラメチル
ジシロキサンとの錯体、炭素担体に吸着させた白金微粒
子、白金黒、白金アセチルアセトネート、PtCl2
PtCl4を例とする白金ハロゲン化物、Pt(C
N) 2、エチレン、プロピレン、オルガノビニルシロキ
サン及びスチレンヘキサメチル二白金を例とする不飽和
化合物と白金ハロゲン化物との錯体である。成分(c)
はクロロ白金酸であるのが好ましい。
【0032】この触媒成分の必要な量は、用いた特定の
触媒に依存する。しかし、その量は、成分(a)+
(b)の百万重量部当たり0.5重量部位の少ない量の
白金にすることができる。しかし、成分(a)+(b)
の百万重量部当たり1〜500重量部の量で触媒を添加
するのが好ましく、その量は、成分(a)+(b)の百
万重量部当たり2.5〜10重量部であるのが極めて好
ましい。
【0033】成分(d)、工程(i)で製造した生成物
は、(a)+(b)=(d)として、(a)+(b)+
(e)+(g)の重量を100%として、40重量%〜
60重量%の量で存在するのが好ましく、一層好ましく
は48重量%〜56重量%の量で存在する。
【0034】成分(e)、不飽和芳香族化合物の例は、
スチレン、α−メチルスチレン、アリルベンゼン、オイ
ゲノール、及びアリルフェニルエーテルである。成分
(e)は、α−メチルスチレンであるのが好ましい。
【0035】成分(e)、不飽和芳香族化合物は、
(a)+(b)+(e)+(g)の重量を100%とし
て、5重量%〜15重量%の量で存在するのが好まし
く、一層好ましくは9重量%〜11重量%の量で存在す
る。
【0036】成分(f)、工程(ii)で製造したトリオ
ルガノシロキシ末端封鎖ポリ(メチルアルキルシロキサ
ン)−ポリ[メチル(アラルキル)シロキサン]−ポリ
メチル水素シロキサン三元重合体は、(d)+(e)で
あり、(a)+(b)+(e)+(g)の重量を100
%として、45重量%〜75重量%の量で存在するのが
好ましく、一層好ましくは57重量%〜67重量%の量
で存在する。
【0037】成分(g)、α−オレフィンは、成分
(b)について、その好ましい態様を含めて記述したの
と同じである。成分(g)は、(g)の重量が、(a)
+(b)+(e)+(g)を100%に等しくするのに
充分な量で存在する。
【0038】オレフィン(h)の例は、エチレンガス、
プロピレンガス、及びブチレンガスである。成分(h)
は、エチレンガスであるのが好ましい。オレフィンガス
は、好ましくは溶液の状態になっている工程(iii)の
生成物の中を気泡として通すのが好ましい。工程(ii
i)の生成物を、50〜70℃の温度及び大気圧から1
50psiの圧力でオレフィンガスに曝すのが好まし
い。
【0039】成分(j)、白金含有触媒は、成分(c)
について記載したのと同じである。
【0040】成分(j)は、有機珪素系中に容易に分散
するために、米国特許第3,419,593号明細書に
記載されているように、ジビニルテトラメチルジシロキ
サンような脂肪族不飽和有機珪素化合物と、クロロ白金
酸とを反応させることからなる方法により得られる組成
物であるのが好ましい。
【0041】触媒成分(j)の必要な量は、用いる特定
の触媒に依る。しかし、工程(iii)の生成物の百万重
量部当たり0.5重量部程度の少ない量の白金にするこ
とができる。しかし、触媒は、工程(iii)の生成物の
百万重量部当たり1〜500重量部の量で添加するのが
好ましく、その量は、工程(iii)の生成物の百万重量
部当たり2.5〜10重量部の白金であるのが極めて好
ましい。
【0042】本発明の方法で、工程(i)の混合物は、
更に酸化防止剤を含んでいてもよい。酸化のような望ま
しくない環境作用に対し系を安定化するための当分野で
知られているどのような材料を用いてもよい。これらの
材料の例は、トコフェロール(例えば、ビタミンE)、
ヒドロキノン、及びn−フェニル−1−ナフチルアミン
であり、n−フェニル−1−ナフチルアミンが好まし
い。これらの酸化防止剤は、生成物混合物の品質を長い
時間に亙って一定に保つ働きをする。
【0043】本発明の方法は、更に、線状トリオルガノ
シロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサン(a)に中
和剤を添加することを含んでいてもよい。中和剤の例
は、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモニウム、及び炭酸
カルシウムであり、炭酸水素ナトリウムが好ましい。成
分(1)+(2)+(3)100重量部当たり1〜2重
量部の中和剤を用いるのが好ましい。
【0044】本発明の方法は、更に線状トリオルガノシ
ロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサン(a)をスト
リッピングすることを含んでいてもよい。揮発性成分を
除去する方法は、当分野でよく知られており、ここで更
に敷延する必要はない。揮発性成分を除去するどような
方法でも本発明で用いることができ、そのような方法の
例は、加熱及び(又は)真空の適用、分子蒸留、回転蒸
発器、及び薄膜蒸発器である。
【0045】第三の態様として、本発明は、(i′)1
20℃に等しいか又はそれより低い温度で、(a′)線
状トリオルガノシロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキ
サン、(b′)不飽和芳香族化合物、及び(c′)白金
含有触媒を含む混合物を反応させ、(ii′)120℃に
等しいか又はそれより低い温度で、(d′)(i′)の
生成物、及び(e′)6〜40個の炭素原子を有するα
−オレフィンを含む混合物を反応させてトリオルガノシ
ロキシ末端封鎖ポリ(メチルアルキルシロキサン)−ポ
リ[メチル(アラルキル)シロキサン]−ポリメチル水
素シロキサン三元重合体を形成し、そして(iii′)(i
i′)のトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ(メチルア
ルキルシロキサン)−ポリ[メチル(アラルキル)シロ
キサン]−ポリメチル水素シロキサン三元重合体を、5
0〜70℃の温度及び大気圧から150psiの圧力
で、(f′)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン
に、(g′)白金含有触媒の存在下で曝す、ことからな
るトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ[メチル(C6−
C40アルキル)シロキサン]−ポリ[メチル(アラル
キル)シロキサン]−ポリ[メチル(C2−C4アルキ
ル)シロキサン]三元重合体の製造方法に関する。工程
(ii′)の混合物は、上に記載したような、白金含有触
媒を更に含んでいてもよい。
【0046】成分(a′)、線状トリオルガノシロキシ
末端封鎖ポリメチル水素シロキサンは、本発明の第二の
態様の成分(a)について記述したのと同じである。好
ましくは、成分(a′)は線状トリメチルシロキシ末端
封鎖ポリ(メチル水素シロキサン)重合体である。成分
(a′)、線状トリオルガノシロキシ末端封鎖ポリメチ
ル水素シロキサンは、(a′)+(b′)+(e′)の
重量を100%として、20重量%〜30重量%の量で
存在するのが好ましく、一層好ましくは24重量%〜2
8重量%の量で存在する。
【0047】成分(b′)、不飽和芳香族化合物の例
は、スチレン、α−メチルスチレン、アリルベンゼン、
オイゲノール、及びアリルフェニルエーテルである。成
分(b′)は、α−メチルスチレンであるのが好まし
い。成分(b′)、不飽和芳香族化合物は、(a′)+
(b′)+(e′)の重量を100%として、5重量%
〜15重量%の量で存在するのが好ましく、一層好まし
くは9重量%〜11重量%の量で存在する。
【0048】成分(c′)、白金含有触媒は、本発明の
第二の態様の成分(c)について記述したのと同じであ
る。成分(c′)はクロロ白金酸であるのが好ましい。
【0049】この触媒成分の必要な量は、用いた特定の
触媒に依る。しかし、その量は、成分(a′)+
(b′)の百万重量部当たり0.5重量部位の少ない量
の白金にすることができる。しかし、成分(a′)+
(b′)の百万重量部当たり1〜500重量部の量で触
媒を添加するのが好ましく、その量は、成分(a′)+
(b′)の百万重量部当たり2.5〜10重量部である
のが極めて好ましい。
【0050】成分(d′)、工程(i′)で製造した生
成物は、(d′)=(a′)+(b′)として、
(a′)+(b′)+(e′)の重量を100%とし
て、25重量%〜45重量%の量で存在するのが好まし
く、一層好ましくは33重量%〜39重量%の量で存在
する。
【0051】α−オレフィン、成分(e′)は、本発明
の第二の態様の成分(b)について記述したのと同様で
ある。成分(e′)は、1−ドデセンであるのが好まし
い。成分(e′)は、(a′)+(b′)+(e′)の
重量を100%として、55重量%〜75重量%の量で
存在するのが好ましく、一層好ましくは61重量%〜6
7重量%の量で存在する。
【0052】オレフィン(f′)の例は、エチレンガ
ス、プロピレンガス、及びブチレンガスである。成分
(f′)は、エチレンガスであるのが好ましい。オレフ
ィンガスは、好ましくは溶液の状態になっている工程
(ii′)の生成物の中を気泡として通すのが好ましい。
工程(ii′)の生成物を、50〜70℃の温度及び大気
圧から150psiの圧力でオレフィンガスに曝すのが
好ましい。
【0053】成分(g′)、白金含有触媒は、本発明の
第二の態様の成分(c)について記載したのと同じであ
る。
【0054】成分(g′)は、上に記述したように、ジ
ビニルテトラメチルジシロキサンのような脂肪族不飽和
有機珪素化合物と、クロロ白金酸とを反応させることか
らなる方法により得られる組成物であるのが好ましい。
【0055】触媒成分(g′)の必要な量は、用いる特
定の触媒に依る。しかし、工程(ii′)の生成物の百万
重量部当たり0.5重量部程度の少ない量の白金にする
ことができる。しかし、触媒は、工程(ii′)の生成物
の百万重量部当たり1〜500重量部の量で添加するの
が好ましく、その量は、工程(ii′)の生成物の百万重
量部当たり2.5〜10重量部の白金であるのが極めて
好ましい。
【0056】本発明の方法で、工程(i′)の混合物
は、更に酸化防止剤を含んでいてもよい。酸化防止剤
は、好ましい量及びその具体例を含めて上に記述した通
りである。
【0057】本発明の方法は、更に、線状トリオルガノ
シロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサン(a′)に
中和剤を添加することを含んでいてもよい。中和剤の例
は、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモニウム、及び炭酸
カルシウムであり、炭酸水素ナトリウムが好ましい。成
分(1)+(2)+(3)100重量部当たり1〜2重
量部の中和剤を用いるのが好ましい。
【0058】本発明の方法は、更に線状トリオルガノシ
ロキシ末端封鎖ポリメチル水素シロキサン(a′)をス
トリッピングすることを含んでいてもよい。揮発性成分
を除去する方法は、当分野でよく知られており、ここで
更に敷延する必要はない。本発明においては、揮発性成
分を除去する方法としてどのような方法を用いてもよ
く、そのような方法の例としては、加熱及び(又は)真
空の適用、分子蒸留、回転蒸発器、及び薄膜蒸発器が挙
げられる。
【0059】本発明のトリオルガノシロキシ末端封鎖ポ
リ[メチル(C6−C40アルキル)シロキサン]−ポ
リ(メチルアラルキルシロキサン)−ポリ[メチル(C
2−C4アルキル)シロキサン]三元重合体は、アルミ
ニウムダイカスト剥離剤の中の型剥離剤、ゴム潤滑剤と
して、また人の医薬品工業での高反射率添加剤として有
用である。
【0060】
【実施例】(参考例1) 平均式、式(CH33SiO(CH3HSiO)138Si
(CH33を有するトリメチルシロキシ末端封鎖ポリ
(メチル水素シロキサン)重合体の製造。
【0061】シラノールを含まないヘキサメチルジシロ
キサン1104.5g、シラノールを含まない50重量
%の1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキ
サン及び50重量%の1,3,5,7,9−ペンタメチ
ルシクロペンタシロキサンの混合物146.8kg、及
び0.1重量%の無水トリフルオロメタンスルホン酸の
溶液を65℃で4時間撹拌した。試料を取り、粘度を測
定したところ、69mm2/秒(1mm2/秒=1センチ
ストーク)であった。混合物を65℃で更に1時間保持
し、次に試料を取り、粘度を測定したところ70mm2
/秒であり、反応が完結したことを確認した。反応混合
物を1.36kgのNaHCO3で中和した。反応混合
物を中和した後、酸価を試験することにより中性である
ことを確認した。加圧濾過により透明な液体を与えた。
減圧下で120℃で4時間溶液をストリップした。スト
リップした生成物を29Si−NMRにより分析すると、
重合度が140であることが示され、生成物の粘度は8
7mm2/秒であった。
【0062】(参考例2) 平均式:(CH3)3SiO(CH3RSiO)76(CH31
iO)20(MeHSiO)2Si(CH3)3(式中、Rは、ド
デシルを表し、R1は2−フェニルプロピルを表す)を
有するトリメチルシロキシ末端封鎖ポリ(メチルドデシ
ルシロキサン)−ポリ[メチル(2−フェニルプロピ
ル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサン三元重合
体の製造。
【0063】平均式、(CH33Si(CH3HSi
O)98Si(CH33を有するトリメチルシロキシ末端
封鎖ポリメチル水素シロキサン重合体の溶液36.1k
gに、2.5kgのα−メチルスチレン及び6.9gの
n−フェニル−1−ナフチルアミンを添加した。ポリメ
チル水素シロキサン重合体は、参考例1の方法に従って
製造した。反応器を80℃に加熱した。イソプロピルア
ルコールで希釈した10.5重量%のH2 PtCl6
液を調製し、反応器に添加し、溶液中に2.5ppmの
Ptを導入し、発熱により90℃になった。反応温度を
120℃より低く維持するように、更に11.4kgの
α−メチルスチレンをゆっくり添加した。反応を120
℃で1時間保持した後、87kgの1−ドデセンを添加
した。120℃で1時間撹拌した後の反応混合物のFT
IR分析は、99ppmのSiHを示していた。150
℃、30mmHgにおいて5時間、過剰の1−ドデセン
を重合体からストリップ除去した。ストリップ除去後に
おけるFTIR分析は76ppmのSiHを示し、また
生成物の粘度は2500mm2/秒であった。
【0064】(参考例3) 平均式:(CH3)3SiO(CH3RSiO)108(CH31
SiO)28(MeHSiO)2Si(CH3)3(式中、Rは、
ドデシルを表し、R1は2−フェニルプロピルを表す)
を有するトリメチルシロキシ末端封鎖ポリ(メチルドデ
シルシロキサン)−ポリ[メチル(2−フェニルプロピ
ル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサン三元重合
体の製造。
【0065】平均式、(CH33Si(CH3HSi
O)138Si(CH33を有するトリメチルシロキシ末
端封鎖ポリ(メチル水素シロキサン)重合体の溶液35
kgに、4.36kgの1−ドデセン及び6.8gのn
−フェニル−1−ナフチルアミンを添加した。トリメチ
ルシロキシ末端封鎖ポリ(メチル水素シロキサン)重合
体を、参考例1の記載に従って製造した。反応器を90
℃へ加熱した。イソプロピルアルコールで希釈した1
0.5重量%のH2 PtCl6溶液を調製し、反応器に
添加し、溶液中に2.5ppmのPtを導入し、発熱に
より108℃になった。反応器温度を120℃より低く
維持するように、更に30.5kgの1−ドデセンを計
量しながらゆっくり添加し、次に13.6kgのα−メ
チルスチレンを添加した。反応を120℃で1時間保持
した後の、更に52.3kgの1−ドデセンを添加し
た。120℃で1時間撹拌した後の、反応混合物のFT
IR分析は、230ppmのSiHを示していた。15
0℃、30mmHgにおいて5時間、過剰の1−ドデセ
ンを重合体からストリップ除去した。ストリップ除去後
における反応混合物のFTIR分析は37ppmのSi
Hを示し、また生成物の粘度は4160mm2/秒であ
った。
【0066】(実施例1) 平均式:(CH3)3SiO(CH3RSiO)89(CH31
iO)24(CH32SiO)8Si(CH3)3(式中、Rはド
デシルを表し、R1は2−フェニルプロピルを表し、R2
はエチルを表す)を有するトリメチルシロキシ末端封鎖
ポリ[メチル(ドデシル)シロキサン]−ポリ[メチル
(2−フェニルプロピル)シロキサン]−ポリ[メチル
(エチル)シロキサン]三元重合体の製造。
【0067】平均式:(CH3)3SiO(CH3RSiO)
89(CH31SiO)24(CH3HSiO)8Si(CH3)
3(式中、Rはドデシルを表し、R1は2−フェニルプロ
ピルを表す)を有するトリメチルシロキシ末端封鎖ポリ
[メチル(ドデシル)シロキサン]−ポリ[メチル(2
−フェニルプロピル)シロキサン]−ポリメチル水素シ
ロキサン三元重合体の溶液200gを、参考例2の方法
に従い調製し、20gの1−ドデセンで希釈した。次
に、クロロ白金酸−ジビニルテトラメチルジシロキサン
錯体を添加し、反応混合物へ5ppmの白金を導入し
た。次に、大気圧で1時間50〜55℃で溶液にエチレ
ンガスを気泡として通した。反応混合物のFTIR分析
は、7ppmのSiHを示していた。
【0068】(実施例2) 平均式:(CH3)3SiO(CH3RSiO)91(CH31
iO)24(CH32SiO)6Si(CH3)3(式中、Rはド
デシルを表し、R1は2−フェニルプロピルを表し、R2
はエチルを表す)を有するトリメチルシロキシ末端封鎖
ポリ[メチル(ドデシル)シロキサン]−ポリ[メチル
(2−フェニルプロピル)シロキサン]−ポリ[メチル
(エチル)シロキサン]三元重合体の製造。
【0069】平均式:(CH3)3Si(CH3HSiO)121
Si(CH3)3を有するトリメチルシロキシ末端封鎖ポリ
(メチル水素シロキサン)重合体の溶液65.4gに、
8gの1−ドデセン及び0.01gのn−フェニル−1
−ナフチルアミンを添加した。参考例1の方法に従い、
トリメチルシロキシ末端封鎖ポリ(メチル水素シロキサ
ン)重合体を調製した。溶液を80℃へ加熱した。イソ
プロピルアルコールで希釈した3.0重量%のH2 Pt
Cl6溶液を調製し、反応器に添加し、溶液中に2.5
ppmのPtを導入した。更に56gの1−ドデセンを
反応器温度を120℃より低く維持するように計量しな
がらゆっくり添加し、次に25gのα−メチルスチレン
を添加した。反応を120℃で1時間保持した後、更に
95.7gの1−ドデセンを添加した。120℃で1時
間撹拌した後の反応混合物のFTIR分析は、160p
pmのSiHを示していた。反応を50℃に冷却し、次
に5ppmの白金を含有するクロロ白金酸−ジビニルテ
トラメチルジシロキサン錯体を添加した。次に、1時間
55〜65℃で溶液にエチレンガスを気泡として通し
た。FTIR分析は、5ppmのSiHを示していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レーニン ジェームズ ペトロフ アメリカ合衆国 ミシガン、ベイ シテ ィ、 イースト リバービュー ドライブ 3140 (72)発明者 ケイイチ アキナガ 神奈川県秦野市柳町2−8−22 コーポ栗 原 イー − 202

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式:(R)3SiO(CH31SiO)x(C
    32SiO)y(CH33SiO)zSi(R)3(式中、各
    Rは、アルキル基、アリール基、アルカリール基、又は
    アラルキル基から独立に選択され、R1は、6〜40個
    の炭素原子を有するアルキル基を表し、R2はアラルキ
    ル基を表し、R3は、2〜4個の炭素原子を有するアル
    キル基を表し、xは25〜120の平均値を有し、yは
    5〜40の平均値を有し、zは0.1〜20の平均値を
    有する。)を有するトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ
    [メチル(C6−C40アルキル)シロキサン]−ポリ
    [メチル(アラルキル)シロキサン]−ポリ[メチル
    (C2−C4アルキル)シロキサン]三元重合体。
  2. 【請求項2】 (i) 120℃に等しいか又はそれよ
    り低い温度で、 (a) 線状トリオルガノシロキシ末端封鎖ポリメチル
    水素シロキサン、 (b) 6〜40個の炭素原子を有するα−オレフィ
    ン、及び (c) 白金含有触媒、を含む混合物を反応させ、 (ii) 120℃に等しいか又はそれより低い温度で、 (d) (i)の生成物、及び (e) 不飽和芳香族化合物、 を含む混合物を反応させてトリオルガノシロキシ末端封
    鎖ポリ(メチルアルキルシロキサン)−ポリ[メチル
    (アラルキル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサ
    ン三元重合体を形成し、 (iii)(f)(ii)のトリオルガノシロキシ末端封鎖ポ
    リ(メチルアルキルシロキサン)−ポリ[メチル(アラ
    ルキル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサン三元
    重合体、及び (g)6〜40個の炭素原子を有するα−オレフィン、 を含む混合物を反応させ、そして (iv) (iii)の生成物を、50〜70℃の温度及び大気
    圧から150psiの圧力で、(h)2〜4個の炭素原
    子を有するオレフィンに、(j)白金含有触媒の存在下
    で曝す、ことからなるトリオルガノシロキシ末端封鎖ポ
    リ[メチル(C6−C40アルキル)シロキサン]−ポ
    リ[メチル(アラルキル)シロキサン]−ポリ[メチル
    (C2−C4アルキル)シロキサン]三元重合体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 (a)の線状トリオルガノシロキシ末端
    封鎖ポリメチル水素シロキサンを、 (1) シラノールを含まないヘキサオルガノジシロキ
    サン、 (2) 少なくとも一種類の、シラノールを含まないメ
    チル水素環式シロキサン、及び (3) 無水トリフルオロメタンスルホン酸触媒、 を含む水含有量が100ppmより少ない混合物を、1
    00℃より低い温度で反応させることからなる方法によ
    って得る、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 (i′) 120℃に等しいか又はそれ
    より低い温度で、 (a′) 線状トリオルガノシロキシ末端封鎖ポリメチ
    ル水素シロキサン、 (b′) 不飽和芳香族化合物、及び (c′) 白金含有触媒、 を含む混合物を反応させ、 (ii′) 120℃に等しいか又はそれより低い温度
    で、 (d′) (i′)の生成物、及び (e′) 6〜40個の炭素原子を有するα−オレフィ
    ン、 を含む混合物を反応させてトリオルガノシロキシ末端封
    鎖ポリ(メチルアルキルシロキサン)−ポリ[メチル
    (アラルキル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサ
    ン三元重合体を形成し、そして (iii′)(ii′)のトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ
    (メチルアルキルシロキサン)−ポリ[メチル(アラル
    キル)シロキサン]−ポリメチル水素シロキサン三元重
    合体を、50〜70℃の温度及び大気圧から150ps
    iの圧力で、(f′)2〜4個の炭素原子を有するオレ
    フィンに、(g′)白金含有触媒の存在下で曝す、こと
    からなるトリオルガノシロキシ末端封鎖ポリ[メチル
    (C6−C40アルキル)シロキサン]−ポリ[メチル
    (アラルキル)シロキサン]−ポリ[メチル(C2−C
    4アルキル)シロキサン]三元重合体の製造方法。
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