JP2001106614A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JP2001106614A JP2001106614A JP28378399A JP28378399A JP2001106614A JP 2001106614 A JP2001106614 A JP 2001106614A JP 28378399 A JP28378399 A JP 28378399A JP 28378399 A JP28378399 A JP 28378399A JP 2001106614 A JP2001106614 A JP 2001106614A
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- hair
- combing
- flaking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れたボリュームアップ効果を有しながらかつ
良好な感触も併せ持ち、くし通りの悪さやフレーキング
(セット剤の剥離)を生じることがなく、かつ乾燥後に
くしを通してもフレーキングを生じにくい事から、乾燥
後の髪にくしを入れる事でき、そのことによりボリュー
ムの調製を行うことのできる毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】下記成分に示されるアクリル系樹脂として
(A)、増粘用高分子として(B),(C)を含有する
毛髪化粧料。 (A)アクリル樹脂アルカノールアミン (B)ヒドロキシプロピルセルロース (C)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
良好な感触も併せ持ち、くし通りの悪さやフレーキング
(セット剤の剥離)を生じることがなく、かつ乾燥後に
くしを通してもフレーキングを生じにくい事から、乾燥
後の髪にくしを入れる事でき、そのことによりボリュー
ムの調製を行うことのできる毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】下記成分に示されるアクリル系樹脂として
(A)、増粘用高分子として(B),(C)を含有する
毛髪化粧料。 (A)アクリル樹脂アルカノールアミン (B)ヒドロキシプロピルセルロース (C)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
Description
【産業上の利用分野】本発明は、優れたボリュームアッ
プ効果を有しながら良好な感触も併せ持ち、くし通りの
悪さやフレーキング(セット剤の剥離)を生じることが
なく、かつ乾燥後にくしを通してもフレーキングを生じ
にくい事から、乾燥後の髪にくしを入れる事でき、その
ことによりボリュームの調製を行えることを特徴とした
毛髪用セット剤、スタイリング剤、整髪料などの毛髪化
粧料に関する。
プ効果を有しながら良好な感触も併せ持ち、くし通りの
悪さやフレーキング(セット剤の剥離)を生じることが
なく、かつ乾燥後にくしを通してもフレーキングを生じ
にくい事から、乾燥後の髪にくしを入れる事でき、その
ことによりボリュームの調製を行えることを特徴とした
毛髪用セット剤、スタイリング剤、整髪料などの毛髪化
粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような整髪料にはボリューム
アップ効果を持たせる成分としてアニオン性、カチオン
性、ノニオン性、両性などの各種のポリマーが中心的基
剤として配合されている。そしてそれを水、低級アルコ
ール等の溶媒に溶解し、これに界面活性剤や油脂類、増
粘剤などを適宜配合して用いられている。
アップ効果を持たせる成分としてアニオン性、カチオン
性、ノニオン性、両性などの各種のポリマーが中心的基
剤として配合されている。そしてそれを水、低級アルコ
ール等の溶媒に溶解し、これに界面活性剤や油脂類、増
粘剤などを適宜配合して用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の整髪料において、毛髪のボリュームアップ効果を
高めようとセット剤のポリマーを多量に配合すると、毛
髪に塗布し乾燥仕上げするまでの過程でべたつきを生じ
たり、ドライヤーなどを使用してブローを行う際にくし
通りを悪くさせたり、乾燥後の髪にごわつきやセット剤
の剥離(フレーキング)を生じることがあり、使用感的
に好ましいものではなかった。このような問題点を解決
するために界面活性剤や油脂類、多価アルコールなど各
種添加剤の配合による改良が試みられているが、添加に
よってボリュームアップ効果が低下してしまい、十分な
ボリュームアップ効果と優れた使用感触を併せ有する毛
髪化粧料は得られていなかった。従って、本発明の目的
はボリュームアップ効果を有しながらも、べたつきやご
わつきがなく、さらにくし通り性も良く、かつフレーキ
ングが生じにくいことから乾燥後の髪にくしを通す事が
出来ることより個人の好みに合わせたボリュームアップ
効果を付与することが出来る毛髪化粧料を提供する事に
ある。
従来の整髪料において、毛髪のボリュームアップ効果を
高めようとセット剤のポリマーを多量に配合すると、毛
髪に塗布し乾燥仕上げするまでの過程でべたつきを生じ
たり、ドライヤーなどを使用してブローを行う際にくし
通りを悪くさせたり、乾燥後の髪にごわつきやセット剤
の剥離(フレーキング)を生じることがあり、使用感的
に好ましいものではなかった。このような問題点を解決
するために界面活性剤や油脂類、多価アルコールなど各
種添加剤の配合による改良が試みられているが、添加に
よってボリュームアップ効果が低下してしまい、十分な
ボリュームアップ効果と優れた使用感触を併せ有する毛
髪化粧料は得られていなかった。従って、本発明の目的
はボリュームアップ効果を有しながらも、べたつきやご
わつきがなく、さらにくし通り性も良く、かつフレーキ
ングが生じにくいことから乾燥後の髪にくしを通す事が
出来ることより個人の好みに合わせたボリュームアップ
効果を付与することが出来る毛髪化粧料を提供する事に
ある。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者は、前記従来技
術の問題点を克服すべく、鋭意検討した結果、上記目的
は特定のアクリル系樹脂と特定の増粘用高分子を各々特
定量組み合わせて用いれば、優れたボリュームアップ効
果を有しながらかつ良好な感触も併せ持ち、くし通りの
悪さやフレーキングを生じることがなく、かつ乾燥後に
くしを通してもフレーキングを生じにくい事から、乾燥
後の髪にくしを入れる事でき、そのことによりボリュー
ムの調製を行うことのできる毛髪化粧料が得られること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成させた。す
なわち、本発明はアクリル系樹脂として下記成分
(A)、増粘用高分子として下記成分(B),(C) (A)アクリル樹脂アルカノールアミン 0.0001〜10重量% (B)ヒドロキシプロピルセルロース 0.001〜20重量% (C)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.001〜10重量% を含有することを特徴とする毛髪化粧料に関する。
術の問題点を克服すべく、鋭意検討した結果、上記目的
は特定のアクリル系樹脂と特定の増粘用高分子を各々特
定量組み合わせて用いれば、優れたボリュームアップ効
果を有しながらかつ良好な感触も併せ持ち、くし通りの
悪さやフレーキングを生じることがなく、かつ乾燥後に
くしを通してもフレーキングを生じにくい事から、乾燥
後の髪にくしを入れる事でき、そのことによりボリュー
ムの調製を行うことのできる毛髪化粧料が得られること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成させた。す
なわち、本発明はアクリル系樹脂として下記成分
(A)、増粘用高分子として下記成分(B),(C) (A)アクリル樹脂アルカノールアミン 0.0001〜10重量% (B)ヒドロキシプロピルセルロース 0.001〜20重量% (C)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.001〜10重量% を含有することを特徴とする毛髪化粧料に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる(A)成分であるアクリル樹脂アル
カノールアミンは皮膜形成性高分子化合物として使用で
き、アクリル系単量体でエステルのアルキル基を変える
ことによって皮膜強度を調整することが出来る。その皮
膜は透明で美しく、また接着性に優れており、強固な皮
膜を形成することができるため毛髪のセット保持やボリ
ュームアップ効果の付与に有効である。しかしその反
面、単独の使用ではべたつきやごわつきを感じやすく、
さらには乾燥後にフレーキングをおこしやすいといった
ような問題点がある。本発明において(A)成分の配合
量は純分として全組成中0.001〜10重量%、好ま
しくは0.01〜5重量%、特に好ましくは0.1〜1
重量%である。0.001重量%未満では十分な皮膜形
成効果が得られず、10%を超えると整髪料としての品
質を損なう場合がある。
本発明に用いられる(A)成分であるアクリル樹脂アル
カノールアミンは皮膜形成性高分子化合物として使用で
き、アクリル系単量体でエステルのアルキル基を変える
ことによって皮膜強度を調整することが出来る。その皮
膜は透明で美しく、また接着性に優れており、強固な皮
膜を形成することができるため毛髪のセット保持やボリ
ュームアップ効果の付与に有効である。しかしその反
面、単独の使用ではべたつきやごわつきを感じやすく、
さらには乾燥後にフレーキングをおこしやすいといった
ような問題点がある。本発明において(A)成分の配合
量は純分として全組成中0.001〜10重量%、好ま
しくは0.01〜5重量%、特に好ましくは0.1〜1
重量%である。0.001重量%未満では十分な皮膜形
成効果が得られず、10%を超えると整髪料としての品
質を損なう場合がある。
【0006】(B)成分であるヒドロキシプロピルセル
ロースと(C)成分であるアクリル酸・メタクリル酸ア
ルキル共重合体は、粘度調製などの目的で増粘剤として
毛髪化粧料に使用できる。しかしながら、(B)成分と
(C)成分を(A)成分と併用すると、(A)成分が形
成する皮膜の特徴である優れたセット保持力やボリュー
ムアップ力を損なうことなく、べたつきやごわつき、フ
レーキングなどといった(A)成分の皮膜の持つ問題点
を改善できることは全く知られていなかった。このこと
により、十分なボリュームアップ効果を有しながら、か
つ良好な感触を持ちあわせ、さらにはくし通りやフレー
キングの改善が可能な毛髪化粧料の提供が可能となっ
た。
ロースと(C)成分であるアクリル酸・メタクリル酸ア
ルキル共重合体は、粘度調製などの目的で増粘剤として
毛髪化粧料に使用できる。しかしながら、(B)成分と
(C)成分を(A)成分と併用すると、(A)成分が形
成する皮膜の特徴である優れたセット保持力やボリュー
ムアップ力を損なうことなく、べたつきやごわつき、フ
レーキングなどといった(A)成分の皮膜の持つ問題点
を改善できることは全く知られていなかった。このこと
により、十分なボリュームアップ効果を有しながら、か
つ良好な感触を持ちあわせ、さらにはくし通りやフレー
キングの改善が可能な毛髪化粧料の提供が可能となっ
た。
【0007】本発明に用いられる(B)成分であるヒド
ロキシプロピルセルロースはセルロースに酸化プロピレ
ンを反応させたヒドロキシプロピルエーテルである。こ
のものは熱可逆性が高く、伸長度の大きい皮膜形成性を
もつが、その皮膜は柔らかく十分なセット効果を有して
いないため、セット剤の中心的原料として配合されるさ
れることはなく、主に製品の粘度を調節する目的で用い
られ、使用しやすい粘度に調製したり製品系の安定性を
保つ目的で使用される。しかしながら(B)成分は
(A)成分と併用して使用すると乾燥後の(A)成分が
形成した皮膜に柔軟性としっとり感を与えることがで
き、ごわつきを抑え、くし通り性の向上やフレーキング
を防止する働きを有することを本発明者が見いだした。
本発明において(B)成分の配合量は純分として全組成
中0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10
重量%、特に好ましくは0.05〜2重量%である。
0.001重量%未満では(A)成分が形成する皮膜へ
の十分な改質効果が得られず、20重量%を超えると整
髪料としての品質を損なう場合がある。
ロキシプロピルセルロースはセルロースに酸化プロピレ
ンを反応させたヒドロキシプロピルエーテルである。こ
のものは熱可逆性が高く、伸長度の大きい皮膜形成性を
もつが、その皮膜は柔らかく十分なセット効果を有して
いないため、セット剤の中心的原料として配合されるさ
れることはなく、主に製品の粘度を調節する目的で用い
られ、使用しやすい粘度に調製したり製品系の安定性を
保つ目的で使用される。しかしながら(B)成分は
(A)成分と併用して使用すると乾燥後の(A)成分が
形成した皮膜に柔軟性としっとり感を与えることがで
き、ごわつきを抑え、くし通り性の向上やフレーキング
を防止する働きを有することを本発明者が見いだした。
本発明において(B)成分の配合量は純分として全組成
中0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10
重量%、特に好ましくは0.05〜2重量%である。
0.001重量%未満では(A)成分が形成する皮膜へ
の十分な改質効果が得られず、20重量%を超えると整
髪料としての品質を損なう場合がある。
【0008】本発明に用いられる(C)成分であるアク
リル酸・メタクリル酸アクリル共重合体も増粘作用を有
し、通常は粘度調製の目的や製品系の安定性を保つ目的
で使用される。また、このもの自体も弱い造膜性を有し
ているが、単独で毛髪をセットし十分なハリ、コシ感を
付与することはできないため、セット剤として使用され
ることはない。しかしながら、(C)成分は(A)成分
と併用することで(A)成分に由来する塗布時のべたつ
きを抑え、また適度な保湿性も有していることから乾燥
後の髪にごわつきのない、自然な感触を付与できること
を本発明者が見いだした。本発明において(C)成分の
配合量は樹脂分として全組成中0.001〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%、特に好ましくは
0.05〜1重量%である。0.001重量%未満では
(A)成分が形成する皮膜への十分な改質効果が得られ
ず、10重量%を超えると整髪料としての品質を損なう
場合がある。
リル酸・メタクリル酸アクリル共重合体も増粘作用を有
し、通常は粘度調製の目的や製品系の安定性を保つ目的
で使用される。また、このもの自体も弱い造膜性を有し
ているが、単独で毛髪をセットし十分なハリ、コシ感を
付与することはできないため、セット剤として使用され
ることはない。しかしながら、(C)成分は(A)成分
と併用することで(A)成分に由来する塗布時のべたつ
きを抑え、また適度な保湿性も有していることから乾燥
後の髪にごわつきのない、自然な感触を付与できること
を本発明者が見いだした。本発明において(C)成分の
配合量は樹脂分として全組成中0.001〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%、特に好ましくは
0.05〜1重量%である。0.001重量%未満では
(A)成分が形成する皮膜への十分な改質効果が得られ
ず、10重量%を超えると整髪料としての品質を損なう
場合がある。
【0009】本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分に
加えて、本発明の効果を妨げない範囲で他の任意の成分
を配合することが出来る。例えば、ポリビニルアルコー
ルなどの他のノニオン性、アニオン性、カチオン性、両
性の高分子やシリコーン油、高重合シリコーン、環状シ
リコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シ
リコーン、カチオン性シリコーンなどのシリコーン類;
pHや粘度調製する為のクエン酸;乳酸などの酸類;ホ
ホバ油、オリーブ油などのグリセライド;ラノリンなど
のロウ類;流動パラフィン、スクワランなどの炭化水素
類;直鎖及び分岐高級アルコール、グリセリン、1.3
―ブチレングリコールなどの多価アルコール;ミリスチ
ン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸ジグリセリド
などのエステル類;アニオン性、カチオン性、ノニオン
性または両性の界面活性剤;コラーゲンやケラチンの加
水分解物などの蛋白誘導体やアミノ酸類;植物抽出液;
紫外線吸収剤;香料;殺菌剤;ビタミン類;防腐剤;酸
化防止剤;キレート剤;色素等、毛髪用化粧料において
汎用である他の成分が挙げられる。
加えて、本発明の効果を妨げない範囲で他の任意の成分
を配合することが出来る。例えば、ポリビニルアルコー
ルなどの他のノニオン性、アニオン性、カチオン性、両
性の高分子やシリコーン油、高重合シリコーン、環状シ
リコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シ
リコーン、カチオン性シリコーンなどのシリコーン類;
pHや粘度調製する為のクエン酸;乳酸などの酸類;ホ
ホバ油、オリーブ油などのグリセライド;ラノリンなど
のロウ類;流動パラフィン、スクワランなどの炭化水素
類;直鎖及び分岐高級アルコール、グリセリン、1.3
―ブチレングリコールなどの多価アルコール;ミリスチ
ン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸ジグリセリド
などのエステル類;アニオン性、カチオン性、ノニオン
性または両性の界面活性剤;コラーゲンやケラチンの加
水分解物などの蛋白誘導体やアミノ酸類;植物抽出液;
紫外線吸収剤;香料;殺菌剤;ビタミン類;防腐剤;酸
化防止剤;キレート剤;色素等、毛髪用化粧料において
汎用である他の成分が挙げられる。
【0010】本発明の毛髪化粧料の剤形は限定されず任
意の剤形をとることが出来、例えばヘアクリーム、ヘア
ローション、ヘアジェル、ヘアフォーム、ヘアミスト、
ヘアスプレーなどが挙げられる。
意の剤形をとることが出来、例えばヘアクリーム、ヘア
ローション、ヘアジェル、ヘアフォーム、ヘアミスト、
ヘアスプレーなどが挙げられる。
【0011】
【実施例】以下に実施例を示して本発明について具体的
に説明するが、これによって本発明の技術的範囲が限定
的に解釈されるべきものではない。なお、以下の表に示
す組成物の配合量は総て重量%で示す。
に説明するが、これによって本発明の技術的範囲が限定
的に解釈されるべきものではない。なお、以下の表に示
す組成物の配合量は総て重量%で示す。
【0012】〈実施例1,比較例1〜5〉表1に示す処
方に従って、ヘアジェルを作製し、専門パネラー8名を
用いて使用テストを行い、その特性を評価した。 〈製法〉(1)〜(6)までの混合物に(7)を加え溶解させた
後、(8)および(9)を加える。 〈評価方法〉評価項目は、ごわつき、べたつき、くし通
りの良さ、ボリュームアップ力、フレーキングのなさの
5項目である。評価は、以下の評価点に基づいて平均点
を求め、結果を下記のように表示した。1.評価点 +2;良い +1;やや良い 0;普通 −1;やや悪い −2;悪い2.評価結果の表示 ◎;1.5〜2.0 ○;0.5〜1.4 △;−0.5〜0.4 ×;−2.0〜―0.6
方に従って、ヘアジェルを作製し、専門パネラー8名を
用いて使用テストを行い、その特性を評価した。 〈製法〉(1)〜(6)までの混合物に(7)を加え溶解させた
後、(8)および(9)を加える。 〈評価方法〉評価項目は、ごわつき、べたつき、くし通
りの良さ、ボリュームアップ力、フレーキングのなさの
5項目である。評価は、以下の評価点に基づいて平均点
を求め、結果を下記のように表示した。1.評価点 +2;良い +1;やや良い 0;普通 −1;やや悪い −2;悪い2.評価結果の表示 ◎;1.5〜2.0 ○;0.5〜1.4 △;−0.5〜0.4 ×;−2.0〜―0.6
【0013】
【表1】
【0014】表1の結果から明らかように、本発明のヘ
アジェルは比較例1〜5のものと比較して、べたつきや
ごわつきがなく、くし通りやボリュームアップ力にも優
れ、かつ乾燥後のフレーキングも見られないことから、
ヘアジェルとして優れた効果を有するものであることが
実証された。
アジェルは比較例1〜5のものと比較して、べたつきや
ごわつきがなく、くし通りやボリュームアップ力にも優
れ、かつ乾燥後のフレーキングも見られないことから、
ヘアジェルとして優れた効果を有するものであることが
実証された。
【0015】実施例2 ヘアクリーム 下記に示す処方および製法で、ヘアクリームを作製し
た。 (重量%) セタノール 1.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0 セスキオレイン酸ソルビタン 0.6 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 精製水 残部 グリセリン 3.0 アクリル樹脂アルカノールアミン 0.8 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2 水酸化カリウム 適量 防腐剤 適量 〈製法〉 A.(1)〜(4)を混合溶解させ80℃に保つ。 B.(5)〜(9)を混合溶解させ80℃に保つ。 C.BにAを加え乳化し、(10)および(11)を加え、冷却
する。 以上のようにして得られたヘアクリームは、べたつきや
ごわつきがなく、くし通りやボリュームアップ力にも優
れ、かつ乾燥後のフレーキングも見られないものであっ
た。
た。 (重量%) セタノール 1.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0 セスキオレイン酸ソルビタン 0.6 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 精製水 残部 グリセリン 3.0 アクリル樹脂アルカノールアミン 0.8 ヒドロキシプロピルセルロース 0.5 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2 水酸化カリウム 適量 防腐剤 適量 〈製法〉 A.(1)〜(4)を混合溶解させ80℃に保つ。 B.(5)〜(9)を混合溶解させ80℃に保つ。 C.BにAを加え乳化し、(10)および(11)を加え、冷却
する。 以上のようにして得られたヘアクリームは、べたつきや
ごわつきがなく、くし通りやボリュームアップ力にも優
れ、かつ乾燥後のフレーキングも見られないものであっ
た。
【0016】実施例3 ヘアフォーム 下記に示す処方および製法で、ヘアフォームを作製し
た。 エタノール 20.0 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.4 アクリル樹脂アルカノールアミン 0.8 ヒドロキシプロピルセルロース 0.2 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2 1.3ブチレングリコール 1.0 精製水 残部 防腐剤 適量 ((1)〜(8)で94重量部) 噴射剤 6 〈製法)(1)〜(7)を70℃で加熱溶解させた後、攪拌冷
却を行い原液を得た。この液液と噴射剤の比が94:6
になるようエアゾール缶に充填し、ヘアフォームを得
る。以上のようにして得られたヘアフォームは、べたつ
きやごわつきがなく、くし通りやボリュームアップ力に
も優れ、かつ乾燥後のフレーキングも見られないもので
あった。
た。 エタノール 20.0 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.4 アクリル樹脂アルカノールアミン 0.8 ヒドロキシプロピルセルロース 0.2 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2 1.3ブチレングリコール 1.0 精製水 残部 防腐剤 適量 ((1)〜(8)で94重量部) 噴射剤 6 〈製法)(1)〜(7)を70℃で加熱溶解させた後、攪拌冷
却を行い原液を得た。この液液と噴射剤の比が94:6
になるようエアゾール缶に充填し、ヘアフォームを得
る。以上のようにして得られたヘアフォームは、べたつ
きやごわつきがなく、くし通りやボリュームアップ力に
も優れ、かつ乾燥後のフレーキングも見られないもので
あった。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、優れたボリュームアッ
プ効果を有しながらかつ良好な感触も併せ持ち、くし通
りの悪さやフレーキング(セット剤の剥離)を生じるこ
とがなく、かつ乾燥後にくしを通してもフレーキングを
生じにくい事から、乾燥後の髪にくしを入れる事でき、
そのことによりボリュームの調製を行うことのできる毛
髪化粧料を提供することができる。
プ効果を有しながらかつ良好な感触も併せ持ち、くし通
りの悪さやフレーキング(セット剤の剥離)を生じるこ
とがなく、かつ乾燥後にくしを通してもフレーキングを
生じにくい事から、乾燥後の髪にくしを入れる事でき、
そのことによりボリュームの調製を行うことのできる毛
髪化粧料を提供することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】アクリル樹脂アルカノールアミン及びヒド
ロキシプロピルセルロ−ス及びアクリル酸・メタクリル
酸アルキル共重合体とを含有することを特徴とする毛髪
化粧料。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28378399A JP2001106614A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28378399A JP2001106614A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 毛髪化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001106614A true JP2001106614A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17670084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28378399A Pending JP2001106614A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001106614A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1568352A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-08-31 | Beiersdorf AG | Polymerkombination für Stylingmittel |
JP2009249329A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
JP2010126517A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP28378399A patent/JP2001106614A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1568352A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-08-31 | Beiersdorf AG | Polymerkombination für Stylingmittel |
JP2009249329A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
JP2010126517A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
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