JP2001096854A - 印刷処理装置および印刷処理方法 - Google Patents
印刷処理装置および印刷処理方法Info
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- JP2001096854A JP2001096854A JP27362099A JP27362099A JP2001096854A JP 2001096854 A JP2001096854 A JP 2001096854A JP 27362099 A JP27362099 A JP 27362099A JP 27362099 A JP27362099 A JP 27362099A JP 2001096854 A JP2001096854 A JP 2001096854A
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリと展開処理装置、入出力装置との間の
データ転送効率、バス使用効率を高めて処理スループッ
トの改善された印刷処理装置および印刷処理方法を提供
する。 【解決手段】 再構成可能ハードウェアを用いて印刷デ
ータを展開処理する構成において、バンド単位等の処理
単位で同一タイプアクセスが発生する入出力バッファを
組み合わせたバッファ・グループを2組構成した。各バ
ッファ・グループが同時期に実行する処理をデータの読
み取り、または書き込みいずれかのみの処理とし、さら
にデータバスを書き込み専用と読み出し専用に分割し
て、各専用バスにおいてデータの書き込み、読み出しの
一方の処理のみを実行する構成とし、データ転送時にお
けるバスの使用効率を高め高速処理を可能とした。
データ転送効率、バス使用効率を高めて処理スループッ
トの改善された印刷処理装置および印刷処理方法を提供
する。 【解決手段】 再構成可能ハードウェアを用いて印刷デ
ータを展開処理する構成において、バンド単位等の処理
単位で同一タイプアクセスが発生する入出力バッファを
組み合わせたバッファ・グループを2組構成した。各バ
ッファ・グループが同時期に実行する処理をデータの読
み取り、または書き込みいずれかのみの処理とし、さら
にデータバスを書き込み専用と読み出し専用に分割し
て、各専用バスにおいてデータの書き込み、読み出しの
一方の処理のみを実行する構成とし、データ転送時にお
けるバスの使用効率を高め高速処理を可能とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷処理装置およ
び印刷処理方法に関する。さらに詳細には、ページ単位
での印刷処理が可能な構成を持ち、データ入出力可能な
複数のバッファ構成と、データ書き込み、読み取りそれ
ぞれの専用バス構成を採用することにより高速データ入
出力を実現し、高速印刷を可能とした印刷処理装置およ
び印刷処理方法に関する。
び印刷処理方法に関する。さらに詳細には、ページ単位
での印刷処理が可能な構成を持ち、データ入出力可能な
複数のバッファ構成と、データ書き込み、読み取りそれ
ぞれの専用バス構成を採用することにより高速データ入
出力を実現し、高速印刷を可能とした印刷処理装置およ
び印刷処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小型、高速のデジタル印刷に適した電子
写真方式のページプリンタの開発に伴い、従来の文字情
報中心の印刷から脱皮し、画像、図形、文字などを同様
に取り扱い、図形、文字等の拡大処理、回転処理、変形
処理などが自由に制御できる記述言語を用いた描画命令
に基づく印刷を実行する印刷印刷処理装置が一般に普及
してきた。このような記述言語の代表的な例として、P
ostScript(Adobe Systems社商
標)、Interpress(Xerox社商標)、A
crobat(Adobe Systems社商標)、
GDI(Graphics Device Inter
face、Microsoft社商標)等が知られてい
る。
写真方式のページプリンタの開発に伴い、従来の文字情
報中心の印刷から脱皮し、画像、図形、文字などを同様
に取り扱い、図形、文字等の拡大処理、回転処理、変形
処理などが自由に制御できる記述言語を用いた描画命令
に基づく印刷を実行する印刷印刷処理装置が一般に普及
してきた。このような記述言語の代表的な例として、P
ostScript(Adobe Systems社商
標)、Interpress(Xerox社商標)、A
crobat(Adobe Systems社商標)、
GDI(Graphics Device Inter
face、Microsoft社商標)等が知られてい
る。
【0003】各種の記述言語で作成されている印刷デー
タは、ページ内の任意の位置の画像、図形、あるいは文
字を表現する描画命令及びデータを任意の順で配置した
命令及びデータ列で構成されており、本発明に係わるペ
ージプリンタで印字するためには、印字前に印刷データ
をラスタ化しなければならない。ラスタ化というのは、
ページ又はページの一部を横切る一連の個々のドットま
たは画素へ展開してラスタ走査線を形成し、そのページ
の下へ引き続く走査線を次々に発生する過程である。
タは、ページ内の任意の位置の画像、図形、あるいは文
字を表現する描画命令及びデータを任意の順で配置した
命令及びデータ列で構成されており、本発明に係わるペ
ージプリンタで印字するためには、印字前に印刷データ
をラスタ化しなければならない。ラスタ化というのは、
ページ又はページの一部を横切る一連の個々のドットま
たは画素へ展開してラスタ走査線を形成し、そのページ
の下へ引き続く走査線を次々に発生する過程である。
【0004】従来のページプリンタは、印字前にページ
全体の印刷データをラスタ化し、得られたラスタデータ
をページバッファメモリに記憶していた。しかしなが
ら、ページ全体に対するラスタデータを記憶するために
は、大量のメモリを必要とする。特に、最新の電子写真
方式のカラーページプリンタでは、C(Cyan),M
(Magenta),Y(Yellow),BK(Bl
ack)の4色のトナーに対応するラスタデータを必要
とするとともに、白黒ページプリンタ以上に画質が要求
されるため、1画素当たり複数のビット情報を持つのが
一般的であり、さらに大量のメモリを必要とする。
全体の印刷データをラスタ化し、得られたラスタデータ
をページバッファメモリに記憶していた。しかしなが
ら、ページ全体に対するラスタデータを記憶するために
は、大量のメモリを必要とする。特に、最新の電子写真
方式のカラーページプリンタでは、C(Cyan),M
(Magenta),Y(Yellow),BK(Bl
ack)の4色のトナーに対応するラスタデータを必要
とするとともに、白黒ページプリンタ以上に画質が要求
されるため、1画素当たり複数のビット情報を持つのが
一般的であり、さらに大量のメモリを必要とする。
【0005】この大量のメモリの必要性に対し、コスト
低減の観点からメモリ要求を低減させる技術が様々考案
され、その1つとして最近バンドメモリ技術が登場して
きた。バンドメモリ技術は、ページプリンタの印字前に
1ページ分の印刷データを全てラスタ化するのではな
く、記述言語で作成されている印刷データを、印刷デー
タをラスタ化するよりも速くラスタ化可能な比較的簡単
な中間データに変換し、1ページを隣接する複数の領域
(バンド)に分割し、各バンドに対応する中間データを
記憶した後、ラスタ展開処理部に順次転送し、バンドに
対応するバッファメモリに展開する技術である。
低減の観点からメモリ要求を低減させる技術が様々考案
され、その1つとして最近バンドメモリ技術が登場して
きた。バンドメモリ技術は、ページプリンタの印字前に
1ページ分の印刷データを全てラスタ化するのではな
く、記述言語で作成されている印刷データを、印刷デー
タをラスタ化するよりも速くラスタ化可能な比較的簡単
な中間データに変換し、1ページを隣接する複数の領域
(バンド)に分割し、各バンドに対応する中間データを
記憶した後、ラスタ展開処理部に順次転送し、バンドに
対応するバッファメモリに展開する技術である。
【0006】バンドメモリ技術では、中間データを記憶
するためのメモリは新たに必要であるが、ラスタデータ
のための大容量を必要とするバッファメモリの容量を低
減することが可能となる。しかし、一般的なバンドメモ
リ技術では、あるバンドのラスタデータの印字が終了す
るまでに、次のバンドに対する中間データからラスタデ
ータへの展開処理を終了させる必要がある。
するためのメモリは新たに必要であるが、ラスタデータ
のための大容量を必要とするバッファメモリの容量を低
減することが可能となる。しかし、一般的なバンドメモ
リ技術では、あるバンドのラスタデータの印字が終了す
るまでに、次のバンドに対する中間データからラスタデ
ータへの展開処理を終了させる必要がある。
【0007】しかしながら、印刷データに複雑な図形描
画命令や扱うデータ量の大きい画像描画命令が含まれて
いる場合、あるいは1ページ内の特定のバンドに複雑な
図形描画命令や画像描画命令が含まれている場合等、中
間データからラスタデータへの展開処理が間に合わない
状況が発生する可能性がある。
画命令や扱うデータ量の大きい画像描画命令が含まれて
いる場合、あるいは1ページ内の特定のバンドに複雑な
図形描画命令や画像描画命令が含まれている場合等、中
間データからラスタデータへの展開処理が間に合わない
状況が発生する可能性がある。
【0008】そこで中間データからラスタデータへの展
開処理を高速化するために専用ハードウェアを利用する
ことが考えられた。先に述べたように、ページ内に描画
される対象としては、画像、図形、文字の各種オブジェ
クトがあり、これらはそれぞれのオブジェクトの型に応
じて特殊な処理を必要とする。
開処理を高速化するために専用ハードウェアを利用する
ことが考えられた。先に述べたように、ページ内に描画
される対象としては、画像、図形、文字の各種オブジェ
クトがあり、これらはそれぞれのオブジェクトの型に応
じて特殊な処理を必要とする。
【0009】例えば、オブジェクトが画像の場合、解像
度変換、アフィン変換、これらの処理に伴う補間処理、
色処理等である。また、図形の場合は、座標変換、ベク
タ/ラスタ変換、塗りつぶし処理等である。また、文字
の場合には、アウトライン座標の変換、ヒント処理、ベ
クタ/ラスタ変換、塗りつぶし処理等が必要である。
度変換、アフィン変換、これらの処理に伴う補間処理、
色処理等である。また、図形の場合は、座標変換、ベク
タ/ラスタ変換、塗りつぶし処理等である。また、文字
の場合には、アウトライン座標の変換、ヒント処理、ベ
クタ/ラスタ変換、塗りつぶし処理等が必要である。
【0010】ハードウェアによる高速展開処理を実現す
るためには、これらすべての処理に対応する専用ハード
ウェアを1つづつ用意することが必要となる。しかしこ
の場合、メモリ量を削減出来たとしても、追加する専用
ハードウェア量が多くなってシステム全体が高価になる
という問題があった。また中間データをビットマップに
する目的のハードウェアは、中間データをビットマップ
にする時だけにしか使用できず、処理に応じた専用ハー
ドウェアを並列的に用意しておくことはその使用率を考
えると大変無駄であるという問題があった。
るためには、これらすべての処理に対応する専用ハード
ウェアを1つづつ用意することが必要となる。しかしこ
の場合、メモリ量を削減出来たとしても、追加する専用
ハードウェア量が多くなってシステム全体が高価になる
という問題があった。また中間データをビットマップに
する目的のハードウェアは、中間データをビットマップ
にする時だけにしか使用できず、処理に応じた専用ハー
ドウェアを並列的に用意しておくことはその使用率を考
えると大変無駄であるという問題があった。
【0011】従来、このような問題を解決する試みとし
て、全ての展開処理機能についてそれぞれ実行可能なハ
ードウエアを個別に設けるのではなく、ハードウェアの
プログラマビリティあるいは構造を再構成することによ
り機能を可変なものとし、少ないハードウエアで多くの
機能を高速に実現しようとする試みが行われている。そ
のような考え方を持った本発明に関する従来技術とし
て、例えば特開平10−278361がある。
て、全ての展開処理機能についてそれぞれ実行可能なハ
ードウエアを個別に設けるのではなく、ハードウェアの
プログラマビリティあるいは構造を再構成することによ
り機能を可変なものとし、少ないハードウエアで多くの
機能を高速に実現しようとする試みが行われている。そ
のような考え方を持った本発明に関する従来技術とし
て、例えば特開平10−278361がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−2783
61は、入力された印刷データをプリンタ等の出力装置
に出力するための展開処理を再構成ハードウェアを使っ
て行うことにより、必要なハードウェア量を減らすと共
に、処理対象の印刷データに応じて最適なハードウェア
構成を動的に実現することでスループットの向上を図っ
ている。
61は、入力された印刷データをプリンタ等の出力装置
に出力するための展開処理を再構成ハードウェアを使っ
て行うことにより、必要なハードウェア量を減らすと共
に、処理対象の印刷データに応じて最適なハードウェア
構成を動的に実現することでスループットの向上を図っ
ている。
【0013】しかし、特開平10−278361に記載
のような再構成可能なハードウェアを用いて展開処理の
高速化を実現した場合においても次のような問題があ
る。すなわち、印刷データを格納する入力バッファと、
出力装置に出力するデータを格納する出力バッファを1
つのメモリ、例えばSDRAMにマッピングし、印刷デ
ータの入力処理、再構成ハードウェアによる展開処理時
のデータ入出力処理、展開後データの出力装置への出力
処理を共通のデータバス上で行った場合、読み出しアク
セスと書き込みアクセスの切り替わりが頻繁に発生し、
同一タイプのアクセスが連続する場合に比べてランダム
アクセスの発生する割合が高くなるためにバスの使用効
率が著しく低下するという問題である。
のような再構成可能なハードウェアを用いて展開処理の
高速化を実現した場合においても次のような問題があ
る。すなわち、印刷データを格納する入力バッファと、
出力装置に出力するデータを格納する出力バッファを1
つのメモリ、例えばSDRAMにマッピングし、印刷デ
ータの入力処理、再構成ハードウェアによる展開処理時
のデータ入出力処理、展開後データの出力装置への出力
処理を共通のデータバス上で行った場合、読み出しアク
セスと書き込みアクセスの切り替わりが頻繁に発生し、
同一タイプのアクセスが連続する場合に比べてランダム
アクセスの発生する割合が高くなるためにバスの使用効
率が著しく低下するという問題である。
【0014】バスの使用効率を高める手段としては、高
速モードアクセスを用いる他には、長いバースト転送を
行うなどの工夫が考えられる。しかし、再構成可能なハ
ードウェアを用いる場合、比較的少ないハードウェア資
源を利用するため、バースト転送用のバッファ数に制限
が生じてバースト長を長くする構成を実現しにくく、効
率的なメモリアクセスができないため、データ転送レー
トの低下を招くなどの問題があった。
速モードアクセスを用いる他には、長いバースト転送を
行うなどの工夫が考えられる。しかし、再構成可能なハ
ードウェアを用いる場合、比較的少ないハードウェア資
源を利用するため、バースト転送用のバッファ数に制限
が生じてバースト長を長くする構成を実現しにくく、効
率的なメモリアクセスができないため、データ転送レー
トの低下を招くなどの問題があった。
【0015】図7は、従来の印刷処理装置構成における
メモリアクセスパターン、すなわち入出力バッファが1
つのメモリにマッピングされ、データバスが共通である
構成におけるメモリアクセスパターンの一例を示したも
のである。
メモリアクセスパターン、すなわち入出力バッファが1
つのメモリにマッピングされ、データバスが共通である
構成におけるメモリアクセスパターンの一例を示したも
のである。
【0016】図7の上段が、バースト長が2、すなわち
1つのリードコマンド、またはライトコマンドで2つの
バーストデータの読み出しまたは書き込みを実行する構
成であり、図7の下段は、バースト長が1、すなわち1
つのリードコマンド、またはライトコマンドで1つのバ
ーストデータの読み出しまたは書き込みを実行する構成
におけるアドレスデータの発行態様及びデータの読み出
し(R)および書き込み(W)タイミングを示したもの
である。
1つのリードコマンド、またはライトコマンドで2つの
バーストデータの読み出しまたは書き込みを実行する構
成であり、図7の下段は、バースト長が1、すなわち1
つのリードコマンド、またはライトコマンドで1つのバ
ーストデータの読み出しまたは書き込みを実行する構成
におけるアドレスデータの発行態様及びデータの読み出
し(R)および書き込み(W)タイミングを示したもの
である。
【0017】図7の上段の図(バースト長:2)につい
て説明すると、メモリからのデータ読み出しのためのア
ドレスとして行および列のアドレスが図に示すよう連続
するクロックタイミングで交互に発行され、1組の行、
列のアドレスが確定した時点でリードコマンドが発行す
る。ここでデータ格納メモリはSDRAMであり、リー
ドコマンド発行から所定の遅延(レイテンシ)の後、デ
ータの読み出し(R1,R2)が行われる。
て説明すると、メモリからのデータ読み出しのためのア
ドレスとして行および列のアドレスが図に示すよう連続
するクロックタイミングで交互に発行され、1組の行、
列のアドレスが確定した時点でリードコマンドが発行す
る。ここでデータ格納メモリはSDRAMであり、リー
ドコマンド発行から所定の遅延(レイテンシ)の後、デ
ータの読み出し(R1,R2)が行われる。
【0018】次に、リードコマンドの行、列アドレスに
続いてライトコマンドのための行、列アドレスが順次確
定し、1組の行、列アドレス確定によりライトコマンド
が発行される。データ書き込み時には遅延(レイテン
シ)が発生せず、確定したアドレスにデータが書き込ま
れる(W1,W2)。このサイクルで順次、リード用の
行、列アドレス、及びライト用の行、列アドレスに基づ
いてリードコマンド、ライトコマンドが交互に発行する
と、図7に示すようにデータの読み出しおよび書き込み
が順次進行することになる。
続いてライトコマンドのための行、列アドレスが順次確
定し、1組の行、列アドレス確定によりライトコマンド
が発行される。データ書き込み時には遅延(レイテン
シ)が発生せず、確定したアドレスにデータが書き込ま
れる(W1,W2)。このサイクルで順次、リード用の
行、列アドレス、及びライト用の行、列アドレスに基づ
いてリードコマンド、ライトコマンドが交互に発行する
と、図7に示すようにデータの読み出しおよび書き込み
が順次進行することになる。
【0019】これらのデータの読み出し、書き込みは、
入力手段とバッファ間、バッファと展開処理手段間、さ
らに、バッファと出力手段間におけるデータ入出力タイ
ミングに応じて、すなわち、それぞれの手段からのデー
タ入出力要求コマンド等に応じて実行されることになる
ので、データのメモリ(バッファ)に対する書き込み処
理と、読み出し処理は多くの場合、交互に発生すること
になり、ほぼ図7に示すようなアクセスパターンが繰り
返し実行されることになる。
入力手段とバッファ間、バッファと展開処理手段間、さ
らに、バッファと出力手段間におけるデータ入出力タイ
ミングに応じて、すなわち、それぞれの手段からのデー
タ入出力要求コマンド等に応じて実行されることになる
ので、データのメモリ(バッファ)に対する書き込み処
理と、読み出し処理は多くの場合、交互に発生すること
になり、ほぼ図7に示すようなアクセスパターンが繰り
返し実行されることになる。
【0020】図7に示すように読み出しアクセスと書き
込みアクセスの切り替わりが頻繁に発生する場合、同一
タイプのアクセス、すなわちデータ読み取りのみ、ある
いはデータ書き込みのみの処理が連続して実行される場
合に比べて、メモリに対するランダムアクセスの発生す
る割合が高くなり、コマンド発行時に必然的に新たな
行、列アドレスを発行することが必要となる。従って、
アドレス発行待ち時間が頻繁に発生し、バスの使用効
率、データ転送効率とも著しく低下するという結果を招
く。
込みアクセスの切り替わりが頻繁に発生する場合、同一
タイプのアクセス、すなわちデータ読み取りのみ、ある
いはデータ書き込みのみの処理が連続して実行される場
合に比べて、メモリに対するランダムアクセスの発生す
る割合が高くなり、コマンド発行時に必然的に新たな
行、列アドレスを発行することが必要となる。従って、
アドレス発行待ち時間が頻繁に発生し、バスの使用効
率、データ転送効率とも著しく低下するという結果を招
く。
【0021】図7の下段は、バースト長が1、すなわち
1つのリードコマンド、またはライトコマンドで1つの
バーストデータの読み出しまたは書き込みを実行する構
成におけるアドレスデータの発行及びデータの読み出し
(R)および書き込み(W)タイミングを示したもので
あり、バースト長:2に比べて、さらにデータの読み出
し、書き込みの効率、すなわちバスの使用効率、データ
転送効率とも低下することが明らかである。
1つのリードコマンド、またはライトコマンドで1つの
バーストデータの読み出しまたは書き込みを実行する構
成におけるアドレスデータの発行及びデータの読み出し
(R)および書き込み(W)タイミングを示したもので
あり、バースト長:2に比べて、さらにデータの読み出
し、書き込みの効率、すなわちバスの使用効率、データ
転送効率とも低下することが明らかである。
【0022】従来の印刷処理装置においては、上述のよ
うに印刷データを格納する入力バッファと、出力装置に
出力するデータを格納する出力バッファを1つのメモリ
にマッピングし、印刷データのバッファへの入力処理、
再構成ハードウェアによる展開処理データのバッファに
対する入出力処理、展開後データのバッファを介した出
力装置への出力処理を共通のデータバス上で行う構成が
一般的である。
うに印刷データを格納する入力バッファと、出力装置に
出力するデータを格納する出力バッファを1つのメモリ
にマッピングし、印刷データのバッファへの入力処理、
再構成ハードウェアによる展開処理データのバッファに
対する入出力処理、展開後データのバッファを介した出
力装置への出力処理を共通のデータバス上で行う構成が
一般的である。
【0023】従って、図7に示すようなタイミングでの
メモリ(バッファ)からのデータ読み出し処理、書き込
み処理を実行することが必然的になる。すなわち、共通
のバスを使用してデータの読み出し処理とデータの書き
込み処理を繰り返し交互に実行せざるおえないので、デ
ータの転送効率およびバスの使用効率が著しく低下し、
結果的に印刷処理速度の低下を招くこととなる。
メモリ(バッファ)からのデータ読み出し処理、書き込
み処理を実行することが必然的になる。すなわち、共通
のバスを使用してデータの読み出し処理とデータの書き
込み処理を繰り返し交互に実行せざるおえないので、デ
ータの転送効率およびバスの使用効率が著しく低下し、
結果的に印刷処理速度の低下を招くこととなる。
【0024】すなわち、図7に示すライン「データ」上
で、「R」または「W」の記載されていないフラットな
部分はバスが全く利用されていない状態を示しており、
図7ではライン「データ」上でフラットな部分が多く、
バスの使用効率が低く、有効にバスが使用されていない
ことは明らかである。
で、「R」または「W」の記載されていないフラットな
部分はバスが全く利用されていない状態を示しており、
図7ではライン「データ」上でフラットな部分が多く、
バスの使用効率が低く、有効にバスが使用されていない
ことは明らかである。
【0025】共通のバスを用いて、データ入力部からバ
ッファへの中間データの入力処理、バッファと展開処理
部間のデータ入出力処理、バッファから出力装置への印
字データ出力処理を行なう場合、これら各種のデータ入
出力処理が同一バス上で競合することになり、またメモ
リリード処理とメモリライト処理が頻繁に切り替わって
発生すると、メモリアクセスはランダムアクセスとなる
割合が高くなる。その結果、メモリアクセスは、ほぼ図
7に示すようなアクセスパターンとなりバスの使用効率
が低下する。
ッファへの中間データの入力処理、バッファと展開処理
部間のデータ入出力処理、バッファから出力装置への印
字データ出力処理を行なう場合、これら各種のデータ入
出力処理が同一バス上で競合することになり、またメモ
リリード処理とメモリライト処理が頻繁に切り替わって
発生すると、メモリアクセスはランダムアクセスとなる
割合が高くなる。その結果、メモリアクセスは、ほぼ図
7に示すようなアクセスパターンとなりバスの使用効率
が低下する。
【0026】本発明は、上述した従来の印刷処理装置に
おける欠点を考慮してなされたものであり、再構成可能
なハードウェアを用いて印刷データを展開処理する印刷
処理装置において、メモリ(バッファ)と展開処理装
置、入出力装置との間で頻繁にデータ転送が実行される
環境におけるバスの使用効率を高めることにより、デー
タ転送レートを向上させて全体の処理スループットの改
善を達成することを可能とした印刷処理装置および印刷
処理方法を提供することを目的とする。
おける欠点を考慮してなされたものであり、再構成可能
なハードウェアを用いて印刷データを展開処理する印刷
処理装置において、メモリ(バッファ)と展開処理装
置、入出力装置との間で頻繁にデータ転送が実行される
環境におけるバスの使用効率を高めることにより、デー
タ転送レートを向上させて全体の処理スループットの改
善を達成することを可能とした印刷処理装置および印刷
処理方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために成された印刷処理装置に関するものであ
る。即ち、本発明の第1の側面は、少なくとも文字、図
形、画像の描画要素のいずれかを有し、所定の描画命令
で記述された印刷データを入力する入力手段と、前記入
力手段に入力された印刷データの描画要素の構成情報を
前記印刷データに付加した中間データ形式に変換する変
換手段と、前記変換手段によって変換された中間データ
を処理単位毎に受信して記憶する入力バッファと、前記
入力バッファから前記中間データを読み出して展開処理
を実行する展開処理手段と、前記展開処理手段で展開さ
れた印字データを前記処理単位毎に記憶する出力バッフ
ァとを有し、前記入力バッファおよび出力バッファは、
それぞれ2つの入力バッファおよび2つの出力バッファ
によって構成され、前記2つの入力バッファと前記2つ
の出力バッファは、1つの入力バッファと1つの出力バ
ッファとを組み合わせた入出力バッファ・グループ、2
組に分割され、2組の入出力バッファ・グループの組毎
にデータの読み出し処理または書き込み処理のいずれか
一方の処理が前記処理単位毎のデータ転送タイミングに
おいて実行されるように制御する制御手段を有すること
を特徴とする印刷処理装置にある。
達成するために成された印刷処理装置に関するものであ
る。即ち、本発明の第1の側面は、少なくとも文字、図
形、画像の描画要素のいずれかを有し、所定の描画命令
で記述された印刷データを入力する入力手段と、前記入
力手段に入力された印刷データの描画要素の構成情報を
前記印刷データに付加した中間データ形式に変換する変
換手段と、前記変換手段によって変換された中間データ
を処理単位毎に受信して記憶する入力バッファと、前記
入力バッファから前記中間データを読み出して展開処理
を実行する展開処理手段と、前記展開処理手段で展開さ
れた印字データを前記処理単位毎に記憶する出力バッフ
ァとを有し、前記入力バッファおよび出力バッファは、
それぞれ2つの入力バッファおよび2つの出力バッファ
によって構成され、前記2つの入力バッファと前記2つ
の出力バッファは、1つの入力バッファと1つの出力バ
ッファとを組み合わせた入出力バッファ・グループ、2
組に分割され、2組の入出力バッファ・グループの組毎
にデータの読み出し処理または書き込み処理のいずれか
一方の処理が前記処理単位毎のデータ転送タイミングに
おいて実行されるように制御する制御手段を有すること
を特徴とする印刷処理装置にある。
【0028】さらに、本発明の印刷処理装置において、
前記制御手段は、前記入出力バッファ・グループ2組の
一方の入出力バッファ・グループに含まれる1つの入力
バッファと1つの出力バッファが、データの読み出し処
理を実行している期間、他方の入出力バッファ・グルー
プに含まれる1つの入力バッファと1つの出力バッファ
がデータの書き込み処理を実行するように制御し、デー
タの書き込みおよび読み取り処理が2組の入出力バッフ
ァ・グループにおいて並列に実行されるように制御する
構成を有することを特徴とする。
前記制御手段は、前記入出力バッファ・グループ2組の
一方の入出力バッファ・グループに含まれる1つの入力
バッファと1つの出力バッファが、データの読み出し処
理を実行している期間、他方の入出力バッファ・グルー
プに含まれる1つの入力バッファと1つの出力バッファ
がデータの書き込み処理を実行するように制御し、デー
タの書き込みおよび読み取り処理が2組の入出力バッフ
ァ・グループにおいて並列に実行されるように制御する
構成を有することを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の印刷処理装置は、前記2
組の入出力バッファ・グループに含まれるバッファに対
するデータの書き込み処理において使用されるデータ書
き込み専用バスと、前記2組の入出力バッファ・グルー
プに含まれるバッファからのデータの読み出し処理にお
いて使用されるデータ読み出し専用バスとを有すること
を特徴とする。
組の入出力バッファ・グループに含まれるバッファに対
するデータの書き込み処理において使用されるデータ書
き込み専用バスと、前記2組の入出力バッファ・グルー
プに含まれるバッファからのデータの読み出し処理にお
いて使用されるデータ読み出し専用バスとを有すること
を特徴とする。
【0030】さらに、本発明の印刷処理装置において、
前記処理単位は、バンド単位であり、前記2組の入出力
バッファ・グループは、それぞれバンド単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
前記処理単位は、バンド単位であり、前記2組の入出力
バッファ・グループは、それぞれバンド単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
【0031】さらに、本発明の印刷処理装置において、
前記処理単位は、ページ単位であり、前記2組の入出力
バッファ・グループは、それぞれページ単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
前記処理単位は、ページ単位であり、前記2組の入出力
バッファ・グループは、それぞれページ単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
【0032】さらに、本発明の印刷処理装置において、
前記2組の入出力バッファ・グループは、各々同じ容量
を持つことを特徴とする。
前記2組の入出力バッファ・グループは、各々同じ容量
を持つことを特徴とする。
【0033】さらに、本発明の印刷処理装置において、
前記展開処理手段は、複数の処理が可能な書き換え可能
なハードウェアによって構成され、該展開処理手段は、
前記変換手段によって変換された中間データに含まれる
前記展開処理手段におけるハードウェア構成を示す情報
に従って展開処理を実行するハードウェア構成を変更す
る構成であることを特徴とする。
前記展開処理手段は、複数の処理が可能な書き換え可能
なハードウェアによって構成され、該展開処理手段は、
前記変換手段によって変換された中間データに含まれる
前記展開処理手段におけるハードウェア構成を示す情報
に従って展開処理を実行するハードウェア構成を変更す
る構成であることを特徴とする。
【0034】さらに、本発明の第2の側面は、少なくと
も文字、図形、画像の描画要素のいずれかを有し、所定
の描画命令で記述された印刷データに基づいて、印字デ
ータを出力する印刷処理方法において、前記印刷データ
を入力する入力ステップと、前記入力ステップにおいて
入力された印刷データの描画要素の構成情報を前記印刷
データに付加した中間データ形式に変換する変換ステッ
プと、前記変換ステップにおいて変換された中間データ
を処理単位毎に受信して2つの入力バッファに交互に記
憶する入力バッファ格納ステップと、前記2つの入力バ
ッファから前記中間データを交互に読み出して展開処理
を実行する展開処理ステップと、前記展開処理ステップ
において展開された印字データを前記処理単位毎に2つ
の出力バッファに交互に記憶する出力バッファ格納ステ
ップと、前記2つの出力バッファに格納された印字デー
タを2つの出力バッファから交互に出力手段に出力する
出力ステップとを有し、前記2つの入力バッファと前記
2つの出力バッファは、1つの入力バッファと1つの出
力バッファとを組み合わせた入出力バッファ・グルー
プ、2組に分割され、2組の入出力バッファ・グループ
の組毎にデータの読み出し処理または書き込み処理のい
ずれか一方の処理を前記処理単位毎のデータ転送タイミ
ングにおいて実行することを特徴とする印刷処理方法に
ある。
も文字、図形、画像の描画要素のいずれかを有し、所定
の描画命令で記述された印刷データに基づいて、印字デ
ータを出力する印刷処理方法において、前記印刷データ
を入力する入力ステップと、前記入力ステップにおいて
入力された印刷データの描画要素の構成情報を前記印刷
データに付加した中間データ形式に変換する変換ステッ
プと、前記変換ステップにおいて変換された中間データ
を処理単位毎に受信して2つの入力バッファに交互に記
憶する入力バッファ格納ステップと、前記2つの入力バ
ッファから前記中間データを交互に読み出して展開処理
を実行する展開処理ステップと、前記展開処理ステップ
において展開された印字データを前記処理単位毎に2つ
の出力バッファに交互に記憶する出力バッファ格納ステ
ップと、前記2つの出力バッファに格納された印字デー
タを2つの出力バッファから交互に出力手段に出力する
出力ステップとを有し、前記2つの入力バッファと前記
2つの出力バッファは、1つの入力バッファと1つの出
力バッファとを組み合わせた入出力バッファ・グルー
プ、2組に分割され、2組の入出力バッファ・グループ
の組毎にデータの読み出し処理または書き込み処理のい
ずれか一方の処理を前記処理単位毎のデータ転送タイミ
ングにおいて実行することを特徴とする印刷処理方法に
ある。
【0035】さらに、本発明の印刷処理方法において、
前記入出力バッファ・グループ2組の一方の入出力バッ
ファ・グループに含まれる1つの入力バッファと1つの
出力バッファが、データの読み出し処理を実行している
期間、他方の入出力バッファ・グループに含まれる1つ
の入力バッファと1つの出力バッファがデータの書き込
み処理を実行するように、データの書き込みおよび読み
取り処理を2組の入出力バッファ・グループにおいて並
列処理することを特徴とする。
前記入出力バッファ・グループ2組の一方の入出力バッ
ファ・グループに含まれる1つの入力バッファと1つの
出力バッファが、データの読み出し処理を実行している
期間、他方の入出力バッファ・グループに含まれる1つ
の入力バッファと1つの出力バッファがデータの書き込
み処理を実行するように、データの書き込みおよび読み
取り処理を2組の入出力バッファ・グループにおいて並
列処理することを特徴とする。
【0036】さらに、本発明の印刷処理方法において、
前記入力バッファまたは出力バッファに対するデータの
書き込み処理はデータ書き込み専用バスを用いて実行さ
れ、前記入力バッファまたは出力バッファからのデータ
の読み出し処理はデータ読み出し専用バスを用いて実行
されることを特徴とする。
前記入力バッファまたは出力バッファに対するデータの
書き込み処理はデータ書き込み専用バスを用いて実行さ
れ、前記入力バッファまたは出力バッファからのデータ
の読み出し処理はデータ読み出し専用バスを用いて実行
されることを特徴とする。
【0037】さらに、本発明の印刷処理方法において、
前記処理単位は、バンド単位であり、前記入力バッファ
または出力バッファは、それぞれバンド単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
前記処理単位は、バンド単位であり、前記入力バッファ
または出力バッファは、それぞれバンド単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
【0038】さらに、本発明の印刷処理方法において、
前記処理単位は、ページ単位であり、前記入力バッファ
または出力バッファは、それぞれページ単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
前記処理単位は、ページ単位であり、前記入力バッファ
または出力バッファは、それぞれページ単位毎に読み出
し処理または書き込み処理のいずれか一方のみを行うこ
とを特徴とする。
【0039】さらに、本発明の印刷処理方法において、
前記展開処理ステップは、前記変換ステップにおいて変
換された中間データに含まれるハードウェア構成を示す
情報に従って展開処理を実行するハードウェア構成を変
更するステップを含むことを特徴とする。
前記展開処理ステップは、前記変換ステップにおいて変
換された中間データに含まれるハードウェア構成を示す
情報に従って展開処理を実行するハードウェア構成を変
更するステップを含むことを特徴とする。
【0040】
【作用】本発明の印刷処理装置は、2つの入力バッファ
と、2つの出力バッファとを備えており、各入力バッフ
ァと出力バッファを入力バッファと出力バッファの2組
に分け、入力バッファと出力バッファの組毎に、各タイ
ミングにおいてデータの読み出し処理および書き込み処
理の一方のみを実行するように制御することにより、デ
ータ入出力の効率を向上させて、データ転送効率および
バスの使用効率が改善したものである。
と、2つの出力バッファとを備えており、各入力バッフ
ァと出力バッファを入力バッファと出力バッファの2組
に分け、入力バッファと出力バッファの組毎に、各タイ
ミングにおいてデータの読み出し処理および書き込み処
理の一方のみを実行するように制御することにより、デ
ータ入出力の効率を向上させて、データ転送効率および
バスの使用効率が改善したものである。
【0041】本発明の印刷処理装置における2組の入出
力バッファは、それぞれある単位毎に読み出し処理また
は書き込み処理のいずれか一方のみを行い、一方の組の
入出力バッファに対して読み出し処理が行われている時
はもう一方の組の入出力バッファは書き込み処理のみを
行う構成とし、連続アドレスでのデータ書き込み処理、
または読み取り処理を多く発生させ、メモリのランダム
アクセスを減少させることでデータ入出力の効率を向上
させて、データ転送効率およびバスの使用効率が改善し
たものである。
力バッファは、それぞれある単位毎に読み出し処理また
は書き込み処理のいずれか一方のみを行い、一方の組の
入出力バッファに対して読み出し処理が行われている時
はもう一方の組の入出力バッファは書き込み処理のみを
行う構成とし、連続アドレスでのデータ書き込み処理、
または読み取り処理を多く発生させ、メモリのランダム
アクセスを減少させることでデータ入出力の効率を向上
させて、データ転送効率およびバスの使用効率が改善し
たものである。
【0042】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の印刷処理装置およ
び印刷処理方法について添付図面に基づき詳細に説明す
る。
び印刷処理方法について添付図面に基づき詳細に説明す
る。
【0044】
【実施例】図1は本発明の印刷処理装置の一実施例の構
成を表すブロック図である。図1において印刷処理装置
は、印刷データ作成部1と、印刷データ入力部2と、変
換処理部3と、展開処理部4と、出力部5とから構成さ
れている。さらに、展開処理部4は、再構成可能展開部
40と、再構成制御部41と、構成データ管理部42と
から構成されている。
成を表すブロック図である。図1において印刷処理装置
は、印刷データ作成部1と、印刷データ入力部2と、変
換処理部3と、展開処理部4と、出力部5とから構成さ
れている。さらに、展開処理部4は、再構成可能展開部
40と、再構成制御部41と、構成データ管理部42と
から構成されている。
【0045】印刷データ作成部1は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーション内において、文書作成や編
集等を処理するアプリケーションプログラムで生成され
た文書データから記述言語で記述された印刷データを作
成する機能を備えたものである。本実施例で対象とする
記述言語は、例えばGDI、Acrobatで代表され
るPDF(Portable Document Fo
rmat)、PostScript等のページ記述言語
(Page Description Languag
e)である。
ュータやワークステーション内において、文書作成や編
集等を処理するアプリケーションプログラムで生成され
た文書データから記述言語で記述された印刷データを作
成する機能を備えたものである。本実施例で対象とする
記述言語は、例えばGDI、Acrobatで代表され
るPDF(Portable Document Fo
rmat)、PostScript等のページ記述言語
(Page Description Languag
e)である。
【0046】印刷データ入力部2は、印刷データ作成部
1で生成された印刷データを入力するための通信機能、
あるいは変換処理部3へ出力されるまでの間、印刷デー
タを一時記憶する機能等を備えたものである。
1で生成された印刷データを入力するための通信機能、
あるいは変換処理部3へ出力されるまでの間、印刷デー
タを一時記憶する機能等を備えたものである。
【0047】変換処理部3は、印刷データ入力部2より
入力された印刷データから展開処理部4における印字デ
ータへの展開処理可能な中間データに変換してその並び
換えを行なう。変換処理部3は、字句解析部と、中間デ
ータ生成部等を有する。字句解析部は、印刷データ入力
部2より入力された印刷データを所定の記述言語のシン
タックスに従ってトークンとして切り出し、そのトーク
ンを中間データ生成部に出力する。
入力された印刷データから展開処理部4における印字デ
ータへの展開処理可能な中間データに変換してその並び
換えを行なう。変換処理部3は、字句解析部と、中間デ
ータ生成部等を有する。字句解析部は、印刷データ入力
部2より入力された印刷データを所定の記述言語のシン
タックスに従ってトークンとして切り出し、そのトーク
ンを中間データ生成部に出力する。
【0048】中間データ生成部は、字句解析部から出力
されるトークンを受け取って解釈し、描画命令を実行
し、各描画命令に対する例えば台形を基本単位としたデ
ータを生成する。中間データを生成する目的は、展開処
理部4での高速な展開処理を可能にすることである。そ
のため、中間データは例えば単純な図形(台形)の集合
等を用いて表されている。
されるトークンを受け取って解釈し、描画命令を実行
し、各描画命令に対する例えば台形を基本単位としたデ
ータを生成する。中間データを生成する目的は、展開処
理部4での高速な展開処理を可能にすることである。そ
のため、中間データは例えば単純な図形(台形)の集合
等を用いて表されている。
【0049】展開処理部4は、変換処理部3から出力さ
れる中間データを例えばバンド単位に読み出し、展開処
理を実行して印字データを生成し、展開処理部4内のバ
ンドバッファメモリに出力する。展開処理部4は、展開
処理に用いるための、例えばFPGAのような書き換え
可能なえハードウェアを持つ。このハードウェアが再構
成可能な再構成可能展開処理部40として機能する。
れる中間データを例えばバンド単位に読み出し、展開処
理を実行して印字データを生成し、展開処理部4内のバ
ンドバッファメモリに出力する。展開処理部4は、展開
処理に用いるための、例えばFPGAのような書き換え
可能なえハードウェアを持つ。このハードウェアが再構
成可能な再構成可能展開処理部40として機能する。
【0050】通常、変換処理部3の生成する中間データ
は並列処理可能なグループに分けられ、変換処理部3内
の中間データ記憶部にバンド単位に1ページ分記憶され
る。このときの中間データは、台形を基本としたデータ
に、どのバンドに属しているかのバンドID、画像、文
字、図形等の種類、描画の属性、台形集合に対する外接
矩形、並列処理可能なグループID、ハードウェア構成
ID等が付加された構成となる。変換処理部3の中間デ
ータ記憶部は、展開処理部4の要求に応じて中間データ
を送り出す。
は並列処理可能なグループに分けられ、変換処理部3内
の中間データ記憶部にバンド単位に1ページ分記憶され
る。このときの中間データは、台形を基本としたデータ
に、どのバンドに属しているかのバンドID、画像、文
字、図形等の種類、描画の属性、台形集合に対する外接
矩形、並列処理可能なグループID、ハードウェア構成
ID等が付加された構成となる。変換処理部3の中間デ
ータ記憶部は、展開処理部4の要求に応じて中間データ
を送り出す。
【0051】展開処理部4では、変換処理部3から入力
される中間データに付加されたハードウェア構成IDに
よって、必要に応じて構成データ管理部42から構成デ
ータを入力し、再構成制御部41の制御により再構成可
能展開処理部40の機能を書き換える。展開処理部4で
は、書き換えられた再構成可能展開処理部40におい
て、受け取った中間データについての展開処理が行われ
る。
される中間データに付加されたハードウェア構成IDに
よって、必要に応じて構成データ管理部42から構成デ
ータを入力し、再構成制御部41の制御により再構成可
能展開処理部40の機能を書き換える。展開処理部4で
は、書き換えられた再構成可能展開処理部40におい
て、受け取った中間データについての展開処理が行われ
る。
【0052】出力部5は、例えばカラーページプリンタ
であり、バッファメモリから印字データを取り出して印
字する。バッファメモリに蓄積された印字データは、出
力部5の印字データ要求に応じて、出力部5に出力され
る。出力部5は、展開処理部4のバッファメモリから出
力される展開処理済みの印字データを受け取って、記録
用紙に印字し出力する。
であり、バッファメモリから印字データを取り出して印
字する。バッファメモリに蓄積された印字データは、出
力部5の印字データ要求に応じて、出力部5に出力され
る。出力部5は、展開処理部4のバッファメモリから出
力される展開処理済みの印字データを受け取って、記録
用紙に印字し出力する。
【0053】出力部5としては、具体的には、例えばC
MYBK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カ
ラーの色毎に露光、現像、転写を繰り返すことによりフ
ルカラー画像を出力できるレーザー走査方式の電子写真
方式を用いたカラーページプリンタが用いられる。
MYBK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カ
ラーの色毎に露光、現像、転写を繰り返すことによりフ
ルカラー画像を出力できるレーザー走査方式の電子写真
方式を用いたカラーページプリンタが用いられる。
【0054】なお、出力部5には、上述のレーザプリン
タに限らず、インクジェット方式のカラープリンタを用
いてもよい。この場合には、展開処理部4のバッファメ
モリから出力部5に印字データが4色が同時に出力され
る。
タに限らず、インクジェット方式のカラープリンタを用
いてもよい。この場合には、展開処理部4のバッファメ
モリから出力部5に印字データが4色が同時に出力され
る。
【0055】図2に、再構成可能展開処理部40のブロ
ック図を示す。変換処理部3で生成されたバンド毎の中
間データは、中間データ転送制御部402により読み込
まれ、メモリ部405の入力バンドバッファA,405
0あるいは入力バンドバッファB,4051へ書き込ま
れる。
ック図を示す。変換処理部3で生成されたバンド毎の中
間データは、中間データ転送制御部402により読み込
まれ、メモリ部405の入力バンドバッファA,405
0あるいは入力バンドバッファB,4051へ書き込ま
れる。
【0056】再構成ハードウェア部400は、入力バン
ドバッファA,4050あるいは入力バンドバッファ
B,4051から中間データを読み込んで、展開処理を
実行して出力バンドバッファA,4052あるいは出力
バンドバッファB,4053へ描画、すなわち展開済み
データを出力蓄積する。
ドバッファA,4050あるいは入力バンドバッファ
B,4051から中間データを読み込んで、展開処理を
実行して出力バンドバッファA,4052あるいは出力
バンドバッファB,4053へ描画、すなわち展開済み
データを出力蓄積する。
【0057】メモリ部405に設けられたワーク領域4
054は、中間データ転送制御部402が入力した中間
データについて、再構成ハードウェア部400が展開処
理を実行する際のワーク領域である。
054は、中間データ転送制御部402が入力した中間
データについて、再構成ハードウェア部400が展開処
理を実行する際のワーク領域である。
【0058】印字データ転送制御部403は、描画済
み、すなわち展開データが蓄積された出力バンドバッフ
ァA,4052あるいは出力バンドバッファB,405
3から展開された印字データを読み込み、これを読み込
んだワード毎にシリアル変換して、シリアル出力クロッ
ク信号に同期して出力部5へ出力する。
み、すなわち展開データが蓄積された出力バンドバッフ
ァA,4052あるいは出力バンドバッファB,405
3から展開された印字データを読み込み、これを読み込
んだワード毎にシリアル変換して、シリアル出力クロッ
ク信号に同期して出力部5へ出力する。
【0059】リフレッシュ制御部401は、入力バンド
バッファA,4050、入力バンドバッファB,405
1、出力バンドバッファA,4052、出力バンドバッ
ファB,4053、ワーク領域4054からなるメモリ
部405のリフレッシュを制御する。
バッファA,4050、入力バンドバッファB,405
1、出力バンドバッファA,4052、出力バンドバッ
ファB,4053、ワーク領域4054からなるメモリ
部405のリフレッシュを制御する。
【0060】アービトレーション部404は、再構成ハ
ードウェア部400、リフレッシュ制御部401、中間
データ転送制御部402、印字データ転送制御部40
3、再構成制御部41、それぞれがメモリ部405をア
クセスする際に、それぞれのブロックに割当てられたア
クセスのプライオリティに応じてアービトレーション制
御を行なう。
ードウェア部400、リフレッシュ制御部401、中間
データ転送制御部402、印字データ転送制御部40
3、再構成制御部41、それぞれがメモリ部405をア
クセスする際に、それぞれのブロックに割当てられたア
クセスのプライオリティに応じてアービトレーション制
御を行なう。
【0061】以下、図2のメモリ部405に構成された
入力バッファと出力バッファの使用態様の詳細について
説明する。
入力バッファと出力バッファの使用態様の詳細について
説明する。
【0062】図3(a)及び図3(b)はそれぞれ、入
力バッファA,4050と入力バッファ,B、4051
に中間データが順次入力され、再構成ハードウェア部4
00において展開処理が実行され、展開処理データが出
力バッファB,4053、出力バッファA,4052に
順次出力されている状態における、各バッファの使用状
態を示すものである。
力バッファA,4050と入力バッファ,B、4051
に中間データが順次入力され、再構成ハードウェア部4
00において展開処理が実行され、展開処理データが出
力バッファB,4053、出力バッファA,4052に
順次出力されている状態における、各バッファの使用状
態を示すものである。
【0063】図3(a)は、入力バッファA,4050
に新規中間データを入力中であり、かつ出力バッファ
A,4052から展開処理の終了した出力画像を出力装
置に対して出力中である状態を示している。
に新規中間データを入力中であり、かつ出力バッファ
A,4052から展開処理の終了した出力画像を出力装
置に対して出力中である状態を示している。
【0064】具体的には、図3(a)の状態は、変換処
理部3から入力バッファA,4050に対してバンド
(i)に対応する中間データを入力中で、入力バッファ
B,4051には既にバンド(i−1)に対応する中間
データが入力済みの状態を示している。
理部3から入力バッファA,4050に対してバンド
(i)に対応する中間データを入力中で、入力バッファ
B,4051には既にバンド(i−1)に対応する中間
データが入力済みの状態を示している。
【0065】再構成ハードウェア部400は、入力バッ
ファB,4051に蓄えられた中間データ(バンド(i
−1)に対応する)を読み出して、これを展開処理し
て、出力バッファB,4053に描画(出力)する。ま
た、出力バッファA,4052には、先行するバンド
(i−2)に対応する中間データを展開描画した結果の
印字データがすでに蓄えられており、印字データ転送制
御部403(図2参照)はこれを出力部5に出力してい
る。
ファB,4051に蓄えられた中間データ(バンド(i
−1)に対応する)を読み出して、これを展開処理し
て、出力バッファB,4053に描画(出力)する。ま
た、出力バッファA,4052には、先行するバンド
(i−2)に対応する中間データを展開描画した結果の
印字データがすでに蓄えられており、印字データ転送制
御部403(図2参照)はこれを出力部5に出力してい
る。
【0066】すなわち、図3(a)は、(1)バンド
(i)の中間データの入力バッファA,4050への入
力処理、(2)バンド(i−1)の中間データの入力バ
ッファB,4051からの読み出し処理、再構成ハード
ウェア部400における展開処理、及び出力バッファ
B,4053への展開済みデータの書き込み処理、
(3)出力バッファA,4052からのバンド(i−
2)の展開済みデータの出力処理、これらの各処理が並
列して実行されている状態を示している。
(i)の中間データの入力バッファA,4050への入
力処理、(2)バンド(i−1)の中間データの入力バ
ッファB,4051からの読み出し処理、再構成ハード
ウェア部400における展開処理、及び出力バッファ
B,4053への展開済みデータの書き込み処理、
(3)出力バッファA,4052からのバンド(i−
2)の展開済みデータの出力処理、これらの各処理が並
列して実行されている状態を示している。
【0067】図3(b)は、図3(a)の処理ステップ
の後または前の状態を示す。図3(b)は、入力バッフ
ァB,4051に新規中間データを入力中であり、かつ
出力バッファB,4053から展開処理の終了した出力
画像を出力中である状態を示している。
の後または前の状態を示す。図3(b)は、入力バッフ
ァB,4051に新規中間データを入力中であり、かつ
出力バッファB,4053から展開処理の終了した出力
画像を出力中である状態を示している。
【0068】具体的には、図3(b)の状態が図3
(a)の1ステップ後の状態であるとして説明すると、
図3(b)では、バンド(i+1)に対応する中間デー
タを入力バッファB,4051に入力中であり、入力バ
ッファA,4050には既にバンド(i)に対応する中
間データが入力済みである。再構成ハードウェア部40
0は、入力バッファA,4050に蓄えられた中間デー
タ(バンド(i)に対応する)を読み出してこれを展開
し、出力バッファA,4052に描画する。出力バッフ
ァB,4053には、バンド(i−1)に対応する中間
データを展開描画した結果の印字データが蓄えられてお
り、印字データ転送制御部403はこれを出力部5に読
み出している。
(a)の1ステップ後の状態であるとして説明すると、
図3(b)では、バンド(i+1)に対応する中間デー
タを入力バッファB,4051に入力中であり、入力バ
ッファA,4050には既にバンド(i)に対応する中
間データが入力済みである。再構成ハードウェア部40
0は、入力バッファA,4050に蓄えられた中間デー
タ(バンド(i)に対応する)を読み出してこれを展開
し、出力バッファA,4052に描画する。出力バッフ
ァB,4053には、バンド(i−1)に対応する中間
データを展開描画した結果の印字データが蓄えられてお
り、印字データ転送制御部403はこれを出力部5に読
み出している。
【0069】すなわち、図3(b)は、(1)バンド
(i+1)の中間データの入力バッファB,4051へ
の入力処理、(2)バンド(i)の中間データの入力バ
ッファA,4050からの読み出し処理、再構成ハード
ウェア部400における展開処理、及び出力バッファ
A,4052への展開済みデータの書き込み処理、
(3)出力バッファB,4053からのバンド(i−
1)の展開済みデータの出力処理、これらの各処理が並
列して実行されている状態を示している。
(i+1)の中間データの入力バッファB,4051へ
の入力処理、(2)バンド(i)の中間データの入力バ
ッファA,4050からの読み出し処理、再構成ハード
ウェア部400における展開処理、及び出力バッファ
A,4052への展開済みデータの書き込み処理、
(3)出力バッファB,4053からのバンド(i−
1)の展開済みデータの出力処理、これらの各処理が並
列して実行されている状態を示している。
【0070】図3(a)および(b)の状態が交互に繰
り返されて、順次バンド単位で各バッファへの入出力お
よび展開処理が実行される。
り返されて、順次バンド単位で各バッファへの入出力お
よび展開処理が実行される。
【0071】図3の説明から理解されるように、1つの
入出力バッファ・グループである入力バッファA,40
50と出力バッファB,4053の組は、同一タイミン
グ(図3(a)または図3(b))において、データの
書き込みまたは読み取り処理の一方を実行し、また、他
方の入出力バッファ・グループである入力バッファB,
4051と出力バッファA,4052の組も、同一タイ
ミング(図3(a)または図3(b))において、デー
タの書き込みまたは読み取り処理の一方のみを実行して
いる。この処理がバンド毎に繰り返されて処理が実行さ
れる。なお、各入出力バッファ・グループは、それぞれ
の入力バッファ、出力バッファがバンド単位の処理デー
タを格納可能となるように各々同じ容量を持つ構成とす
ることができる。次に、図3の処理を実行する展開処理
部の具体的構成を図4を用いて説明する。
入出力バッファ・グループである入力バッファA,40
50と出力バッファB,4053の組は、同一タイミン
グ(図3(a)または図3(b))において、データの
書き込みまたは読み取り処理の一方を実行し、また、他
方の入出力バッファ・グループである入力バッファB,
4051と出力バッファA,4052の組も、同一タイ
ミング(図3(a)または図3(b))において、デー
タの書き込みまたは読み取り処理の一方のみを実行して
いる。この処理がバンド毎に繰り返されて処理が実行さ
れる。なお、各入出力バッファ・グループは、それぞれ
の入力バッファ、出力バッファがバンド単位の処理デー
タを格納可能となるように各々同じ容量を持つ構成とす
ることができる。次に、図3の処理を実行する展開処理
部の具体的構成を図4を用いて説明する。
【0072】図4は、本発明の印刷処理装置における展
開処理部4の実装形態を示す図である。図2のメモリ部
405に構成される各バッファについて、図4に示すよ
うに入力バッファA,701と出力バッファB,704
の組と入力バッファB,702と出力バッファA,70
3の組の2組に分割し、さらにデータバスを読み出し専
用バス717と書き込み専用バス718とに分割した構
成を持つ。
開処理部4の実装形態を示す図である。図2のメモリ部
405に構成される各バッファについて、図4に示すよ
うに入力バッファA,701と出力バッファB,704
の組と入力バッファB,702と出力バッファA,70
3の組の2組に分割し、さらにデータバスを読み出し専
用バス717と書き込み専用バス718とに分割した構
成を持つ。
【0073】図4に示すような展開処理部構成とするこ
とで、それぞれのメモリ部、すなわち入力バッファA,
701と出力バッファBの組、および入力バッファB,
702と出力バッファA,703の組、の各々の組にお
いてバンド毎のデータ読み出しアクセスまたはデータ書
き込みアクセスのいずれか一方のみが発生する構成とす
ることができる。
とで、それぞれのメモリ部、すなわち入力バッファA,
701と出力バッファBの組、および入力バッファB,
702と出力バッファA,703の組、の各々の組にお
いてバンド毎のデータ読み出しアクセスまたはデータ書
き込みアクセスのいずれか一方のみが発生する構成とす
ることができる。
【0074】それぞれの入出力バッファの組には、ワー
ク領域710,711が設けられる。ワーク領域71
0,711は、再構成ハードウェア705が入力した中
間データの展開処理実行時の一時的なワーク領域であ
る。
ク領域710,711が設けられる。ワーク領域71
0,711は、再構成ハードウェア705が入力した中
間データの展開処理実行時の一時的なワーク領域であ
る。
【0075】図4において、メモリコントローラ71
2、713は、それぞれのメモリ領域に対するアクセス
制御を行なう。すなわちメモリコントローラ712は、
入力バッファA,701と出力バッファBの組、メモリ
コントローラ713は、入力バッファB,702と出力
バッファA,703の組に対する読み出し専用バス71
7と書き込み専用バス718に対するデータの入出力に
おけるアドレス設定等を実行し、制御部714はデータ
入出力タイミングを決定する。
2、713は、それぞれのメモリ領域に対するアクセス
制御を行なう。すなわちメモリコントローラ712は、
入力バッファA,701と出力バッファBの組、メモリ
コントローラ713は、入力バッファB,702と出力
バッファA,703の組に対する読み出し専用バス71
7と書き込み専用バス718に対するデータの入出力に
おけるアドレス設定等を実行し、制御部714はデータ
入出力タイミングを決定する。
【0076】入力処理部715は、図1における変換処
理部3以前の構成部を総括して示しており、展開処理部
に対する中間データの入力を実行する。具体的には、入
力処理部715からの中間データは、書き込み専用バス
718を介して、入力バッファA,701、および入力
バッファB,702に対して交互に実行され、その後、
再構成ハードウェア(展開処理部)705へ転送され
る。
理部3以前の構成部を総括して示しており、展開処理部
に対する中間データの入力を実行する。具体的には、入
力処理部715からの中間データは、書き込み専用バス
718を介して、入力バッファA,701、および入力
バッファB,702に対して交互に実行され、その後、
再構成ハードウェア(展開処理部)705へ転送され
る。
【0077】再構成ハードウェア705は、図1の再構
成展開処理部40に相当し、図4中では省略して示して
いないが、図1に示す再構成制御部41の制御により、
その構成を変更して様々な展開処理を実行することがで
きる書き換え可能なハードウェア、例えばFPGAによ
って構成される。
成展開処理部40に相当し、図4中では省略して示して
いないが、図1に示す再構成制御部41の制御により、
その構成を変更して様々な展開処理を実行することがで
きる書き換え可能なハードウェア、例えばFPGAによ
って構成される。
【0078】再構成ハードウェア705は、中間データ
を入力バッファA,701または入力バッファB,70
2のいずれかから読み出し専用バス717を介して読み
出して、展開処理を実行する。再構成ハードウェア70
5において展開処理が実行されたデータは、出力部71
6に対して出力可能なデータであり、この展開データは
書き込み専用バス718を介して出力バッファA,70
3、または出力バッファB,704のいずれかに対して
出力される。
を入力バッファA,701または入力バッファB,70
2のいずれかから読み出し専用バス717を介して読み
出して、展開処理を実行する。再構成ハードウェア70
5において展開処理が実行されたデータは、出力部71
6に対して出力可能なデータであり、この展開データは
書き込み専用バス718を介して出力バッファA,70
3、または出力バッファB,704のいずれかに対して
出力される。
【0079】再構成ハードウェア705において展開処
理対象となる中間データの読み出しは、入力バッファ
A,701と、入力バッファB,702の2つの入力バ
ッファについて交互に実行され、また再構成ハードウェ
ア705において展開処理が済んだ展開済みデータのデ
ータ書き込み処理は、出力バッファA,703と、出力
バッファB,704に対して交互に実行される。これ
は、図3を用いて説明したようにバンド毎に交互に繰り
返される。
理対象となる中間データの読み出しは、入力バッファ
A,701と、入力バッファB,702の2つの入力バ
ッファについて交互に実行され、また再構成ハードウェ
ア705において展開処理が済んだ展開済みデータのデ
ータ書き込み処理は、出力バッファA,703と、出力
バッファB,704に対して交互に実行される。これ
は、図3を用いて説明したようにバンド毎に交互に繰り
返される。
【0080】出力バッファA,703と、出力バッファ
B,704に格納された展開データは、読み出し専用バ
ス717を介して出力部716に出力される。出力部7
16は、例えばカラーレーザプリンタ、インクジェット
プリンタ等によって構成される出力装置である。出力バ
ッファA,703と、出力バッファB,704から出力
部716へのデータ出力も図3で説明したようにバンド
単位で交互に実行される。
B,704に格納された展開データは、読み出し専用バ
ス717を介して出力部716に出力される。出力部7
16は、例えばカラーレーザプリンタ、インクジェット
プリンタ等によって構成される出力装置である。出力バ
ッファA,703と、出力バッファB,704から出力
部716へのデータ出力も図3で説明したようにバンド
単位で交互に実行される。
【0081】次に、図4の本発明のデータ入出力バッフ
ァ構成を用いた読み出し専用バス717に対するメモリ
アクセスパターン、および書き込み専用バス718に対
するメモリアクセスパターンについて説明する。
ァ構成を用いた読み出し専用バス717に対するメモリ
アクセスパターン、および書き込み専用バス718に対
するメモリアクセスパターンについて説明する。
【0082】図5に、図4のデータ入出力バッファ構成
を用いた場合の読み出し専用バス717に対するメモリ
アクセスパターンを示す。
を用いた場合の読み出し専用バス717に対するメモリ
アクセスパターンを示す。
【0083】図4に示す本発明の構成においては、読み
出し専用バス717では、再構成ハードウェア705
(展開処理部)への出力処理か、あるいは出力装置71
6への印字データの出力処理しか発生せず、従来のデー
タ読み出し処理、書き込み処理が混在して発生するバス
構成と異なるので、1つの処理部がバスを占有する可能
性が高くなる。
出し専用バス717では、再構成ハードウェア705
(展開処理部)への出力処理か、あるいは出力装置71
6への印字データの出力処理しか発生せず、従来のデー
タ読み出し処理、書き込み処理が混在して発生するバス
構成と異なるので、1つの処理部がバスを占有する可能
性が高くなる。
【0084】すなわち、読み出し専用バス717では、
入力処理部715から入力され、再構成ハードウェア7
05において展開処理を実行するための中間データを入
力バッファA,701、または入力バッファB,702
から読み出す処理と、再構成ハードウェア705におい
て展開処理が実行され、出力装置716へ出力する展開
済みデータを出力バッファA,703、または出力バッ
ファB,704から読み出す処理のみが実行される。
入力処理部715から入力され、再構成ハードウェア7
05において展開処理を実行するための中間データを入
力バッファA,701、または入力バッファB,702
から読み出す処理と、再構成ハードウェア705におい
て展開処理が実行され、出力装置716へ出力する展開
済みデータを出力バッファA,703、または出力バッ
ファB,704から読み出す処理のみが実行される。
【0085】このときの読み出し専用バス717のメモ
リ(バッファ)アクセスパターンを示したのが図5であ
り、上段がバースト長が2の場合、下段がバースト長が
1の場合の例である。
リ(バッファ)アクセスパターンを示したのが図5であ
り、上段がバースト長が2の場合、下段がバースト長が
1の場合の例である。
【0086】まず、図5に示すバースト長が2の場合、
バッファからの最初のデータ読み出しアドレスが行、列
の順に各クロックタイミングに応じて発行される。本発
明の構成は、バッファは読み出し専用、または書き込み
専用、それぞれ別々のメモリ領域を占有しているので、
従来のバッファ構成のように読み出し、書き込みを混在
させたメモリ使用態様でのデータ読み出し、書き込み時
に発生しがちなランダムメモリアクセスが発生する可能
性が少なく、データ読み出し、および書き込みの双方の
処理において、メモリにおける連続領域をアクセスする
割合が高くなる。従って、図5に示す「アドレス」のラ
インでは、行アドレスの後、連続して列アドレスを順次
発行して連続アドレスを指定する態様が可能となり、メ
モリからのデータ読み出し処理において、連続領域のデ
ータを順次読み出す処理が多く発生するのでデータ読み
出し効率が向上する。
バッファからの最初のデータ読み出しアドレスが行、列
の順に各クロックタイミングに応じて発行される。本発
明の構成は、バッファは読み出し専用、または書き込み
専用、それぞれ別々のメモリ領域を占有しているので、
従来のバッファ構成のように読み出し、書き込みを混在
させたメモリ使用態様でのデータ読み出し、書き込み時
に発生しがちなランダムメモリアクセスが発生する可能
性が少なく、データ読み出し、および書き込みの双方の
処理において、メモリにおける連続領域をアクセスする
割合が高くなる。従って、図5に示す「アドレス」のラ
インでは、行アドレスの後、連続して列アドレスを順次
発行して連続アドレスを指定する態様が可能となり、メ
モリからのデータ読み出し処理において、連続領域のデ
ータを順次読み出す処理が多く発生するのでデータ読み
出し効率が向上する。
【0087】図5の上段のバースト長:2の例では、最
初の行、列アドレスの発行から所定の遅延(レイテン
シ)後、最初のデータが読み出され(R1,R2)、続
いて各列アドレスに応じて、メモリの連続領域から連続
してデータ(R1,R2)の読み出しが行われる。
初の行、列アドレスの発行から所定の遅延(レイテン
シ)後、最初のデータが読み出され(R1,R2)、続
いて各列アドレスに応じて、メモリの連続領域から連続
してデータ(R1,R2)の読み出しが行われる。
【0088】図5に示すように行の変更時にのみ、デー
タの読み出しが一時中断してバスの不使用状態(データ
ラインがフラット)が発生するものの、従来構成(図7
参照)に比較して格段にバスの使用効率が向上すること
になる。
タの読み出しが一時中断してバスの不使用状態(データ
ラインがフラット)が発生するものの、従来構成(図7
参照)に比較して格段にバスの使用効率が向上すること
になる。
【0089】また、図5の下段に示すバースト長:1の
場合は、各アドレスに対応してデータ(R1)のみが読
み出されるため、図5の上段に示すバースト長:2に比
較して、データの読み出し効率、バスの使用効率は低下
するが、図7の従来例におけるメモリアクセスパターン
に比較すれば、より多くのデータ読み出しが実行され、
効率のよいデータ転送が実行されていることは明らかで
ある。
場合は、各アドレスに対応してデータ(R1)のみが読
み出されるため、図5の上段に示すバースト長:2に比
較して、データの読み出し効率、バスの使用効率は低下
するが、図7の従来例におけるメモリアクセスパターン
に比較すれば、より多くのデータ読み出しが実行され、
効率のよいデータ転送が実行されていることは明らかで
ある。
【0090】また、本発明の印刷処理装置において出力
装置にC(Cyan),M(Magenta),Y(Y
ellow),BK(Black)の4色のトナーに対
応するラスタデータを必要とするカラープリンタを適用
した場合においては、各色ごとのデータ転送を繰り返す
処理を実行することになるので、本発明の入出力バッフ
ァ構成を用いることによって、従来構成に比較してさら
に大きなデータ転送効率の向上が実現されることにな
る。
装置にC(Cyan),M(Magenta),Y(Y
ellow),BK(Black)の4色のトナーに対
応するラスタデータを必要とするカラープリンタを適用
した場合においては、各色ごとのデータ転送を繰り返す
処理を実行することになるので、本発明の入出力バッフ
ァ構成を用いることによって、従来構成に比較してさら
に大きなデータ転送効率の向上が実現されることにな
る。
【0091】次に、図6に図4の本発明に係るデータ入
出力バッファ構成を用いた場合の書き込み専用バス71
8に対するメモリアクセスパターンを示す。
出力バッファ構成を用いた場合の書き込み専用バス71
8に対するメモリアクセスパターンを示す。
【0092】図4に示す本発明の構成においては、書き
込み専用バス718では、再構成ハードウェア705
(展開処理部)からの展開済みデータの出力処理か、あ
るいは入力処理部715からのデータの入力処理しか発
生せず、従来のデータ読み出し処理、書き込み処理を交
互に実行するバス構成と異なり、1つの処理部がバスを
占有する可能性が高くなる。
込み専用バス718では、再構成ハードウェア705
(展開処理部)からの展開済みデータの出力処理か、あ
るいは入力処理部715からのデータの入力処理しか発
生せず、従来のデータ読み出し処理、書き込み処理を交
互に実行するバス構成と異なり、1つの処理部がバスを
占有する可能性が高くなる。
【0093】すなわち、書き込み専用バス718では、
再構成ハードウェア705において展開処理が実行され
た展開済みデータを出力バッファA,703、または出
力バッファB,704へ出力する処理と、入力処理部7
15から入力される中間データを入力バッファA,70
1、または入力バッファB,702に対して書き込む処
理のみが実行される。
再構成ハードウェア705において展開処理が実行され
た展開済みデータを出力バッファA,703、または出
力バッファB,704へ出力する処理と、入力処理部7
15から入力される中間データを入力バッファA,70
1、または入力バッファB,702に対して書き込む処
理のみが実行される。
【0094】このときの書き込み専用バス718のメモ
リアクセスパターンを示したのが図6であり、上段がバ
ースト長が2の場合、下段がバースト長が1の場合の例
である。
リアクセスパターンを示したのが図6であり、上段がバ
ースト長が2の場合、下段がバースト長が1の場合の例
である。
【0095】まず、図6に示すバースト長が2の場合、
バッファからの最初のデータ読み出しアドレスが行、列
の順に各クロックタイミングに応じて発行される。本発
明の構成は、バッファは読み出し専用、または書き込み
専用、それぞれ別々のメモリ領域を占有しているので、
従来のバッファ構成のように読み出し、書き込みを混在
させたメモリ使用態様でのデータ読み出し、書き込み時
のランダムなメモリアクセスが発生する可能性が少な
く、データ読み出し、および書き込みの双方の処理にお
いて、メモリにおける連続領域をアクセスする割合が高
くなる。従って、図6に示すライン「アドレス」では、
行アドレスの後、連続して列アドレスを順次発行するこ
とで、メモリにおいて連続領域に対してデータを順次書
き込むことが可能となる。
バッファからの最初のデータ読み出しアドレスが行、列
の順に各クロックタイミングに応じて発行される。本発
明の構成は、バッファは読み出し専用、または書き込み
専用、それぞれ別々のメモリ領域を占有しているので、
従来のバッファ構成のように読み出し、書き込みを混在
させたメモリ使用態様でのデータ読み出し、書き込み時
のランダムなメモリアクセスが発生する可能性が少な
く、データ読み出し、および書き込みの双方の処理にお
いて、メモリにおける連続領域をアクセスする割合が高
くなる。従って、図6に示すライン「アドレス」では、
行アドレスの後、連続して列アドレスを順次発行するこ
とで、メモリにおいて連続領域に対してデータを順次書
き込むことが可能となる。
【0096】図6の上段のバースト長:2の例では、最
初の行、列アドレスの発行に基づいて、最初のデータの
書き込みが実行され(W1,W2)、続いて各列アドレ
スに応じて、メモリの連続領域に対して連続してデータ
(W1,W2)の書き込みが行われる。
初の行、列アドレスの発行に基づいて、最初のデータの
書き込みが実行され(W1,W2)、続いて各列アドレ
スに応じて、メモリの連続領域に対して連続してデータ
(W1,W2)の書き込みが行われる。
【0097】図6に示すようにメモリ書き込みアドレス
の行の変更時にのみ、データの書き込みが一時、中断し
てバスの不使用状態(データラインがフラット)が発生
するものの、従来構成(図7参照)に比較して格段にバ
スの使用効率が向上することになる。
の行の変更時にのみ、データの書き込みが一時、中断し
てバスの不使用状態(データラインがフラット)が発生
するものの、従来構成(図7参照)に比較して格段にバ
スの使用効率が向上することになる。
【0098】また、図6の下段に示すバースト長:1の
場合は、各アドレスに対応してデータ(W1)のみが書
き込まれるため、図6の上段に示すバースト長:2に比
較して、データの書き込み効率、バスの使用効率は低下
するが、図7の従来例におけるメモリアクセスパターン
に比較すれば、より多くのデータの書き込みが実行さ
れ、効率のよいデータ転送が実行されていることは明ら
かである。
場合は、各アドレスに対応してデータ(W1)のみが書
き込まれるため、図6の上段に示すバースト長:2に比
較して、データの書き込み効率、バスの使用効率は低下
するが、図7の従来例におけるメモリアクセスパターン
に比較すれば、より多くのデータの書き込みが実行さ
れ、効率のよいデータ転送が実行されていることは明ら
かである。
【0099】上述したように、本発明の印刷処理装置
は、展開処理手段に対するデータ入出力を実行するバッ
ファの構成を1つの入力バッファと1つの出力バッファ
を1組として、この組を2組有する構成とし、各組がデ
ータ読み出し、または書き込みが混在して発生させるこ
とのない組み合わせとし、また読み出し専用バス、書き
込み専用バスによってデータの読み出し、書き込みを行
なうように構成したので、図5,6に示すようなメモリ
アクセスパターンが実現され、データの転送効率、バス
の使用効率が高まり、高速印刷処理が可能となる。
は、展開処理手段に対するデータ入出力を実行するバッ
ファの構成を1つの入力バッファと1つの出力バッファ
を1組として、この組を2組有する構成とし、各組がデ
ータ読み出し、または書き込みが混在して発生させるこ
とのない組み合わせとし、また読み出し専用バス、書き
込み専用バスによってデータの読み出し、書き込みを行
なうように構成したので、図5,6に示すようなメモリ
アクセスパターンが実現され、データの転送効率、バス
の使用効率が高まり、高速印刷処理が可能となる。
【0100】なお、上述の実施例では、バンド単位での
処理を実行する印刷処理装置として説明してきたが、処
理単位はバンド単位に限らずページ単位てあってもよ
く、処理単位、転送データ単位は、展開処理手段、に結
う出力処理手段等、各手段が処理できる単位であれば、
任意の単位とすることが可能である。
処理を実行する印刷処理装置として説明してきたが、処
理単位はバンド単位に限らずページ単位てあってもよ
く、処理単位、転送データ単位は、展開処理手段、に結
う出力処理手段等、各手段が処理できる単位であれば、
任意の単位とすることが可能である。
【0101】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し
得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本
発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべき
ではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記
載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し
得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本
発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべき
ではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記
載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明の印刷処理装
置および印刷処理方法によれば、再構成可能なハードウ
ェアを用いて印刷データを展開処理する印刷装置におい
て、入出力バッファを2組に分割して、バンド単位また
はページ単位等の処理単位で同一タイプアクセスが発生
するもの同士を組み合わせたバッファ・グループ構成と
することで、データ転送時におけるバスの使用効率を高
め、データ転送レートを向上させて展開処理、印刷出力
処理等の印刷装置における全体の処理スループット改善
を図ることを可能とした。
置および印刷処理方法によれば、再構成可能なハードウ
ェアを用いて印刷データを展開処理する印刷装置におい
て、入出力バッファを2組に分割して、バンド単位また
はページ単位等の処理単位で同一タイプアクセスが発生
するもの同士を組み合わせたバッファ・グループ構成と
することで、データ転送時におけるバスの使用効率を高
め、データ転送レートを向上させて展開処理、印刷出力
処理等の印刷装置における全体の処理スループット改善
を図ることを可能とした。
【0103】さらに、本発明の印刷処理装置および印刷
処理方法によれば、データバスを書き込み専用と読み出
し専用に分割し、各専用バスにおいて、入出力バッファ
に対するデータの書き込み、読み出しの一方の処理のみ
を実行するように構成したので、バスのデータ読み書き
が競合することがなく効率的なデータ転送が可能とな
り、印刷処理の高速化が達成される。
処理方法によれば、データバスを書き込み専用と読み出
し専用に分割し、各専用バスにおいて、入出力バッファ
に対するデータの書き込み、読み出しの一方の処理のみ
を実行するように構成したので、バスのデータ読み書き
が競合することがなく効率的なデータ転送が可能とな
り、印刷処理の高速化が達成される。
【図1】本発明の印刷処理装置の実施例構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の印刷処理装置における再構成可能な展
開処理部の構成を示すブロック図である。
開処理部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の印刷処理装置における入力バッファと
出力バッファの使用態様について説明する図である。
出力バッファの使用態様について説明する図である。
【図4】本発明の印刷処理装置における入出力バッファ
構成の詳細およびその動作を説明するブロック図であ
る。
構成の詳細およびその動作を説明するブロック図であ
る。
【図5】本発明の印刷処理装置における読み出し専用バ
スにおけるメモリアクセスパターンを示す図である。
スにおけるメモリアクセスパターンを示す図である。
【図6】本発明の印刷処理装置における書き込み専用バ
スにおけるメモリアクセスパターンを示す図である。
スにおけるメモリアクセスパターンを示す図である。
【図7】従来の印刷処理装置構成におけるメモリアクセ
スパターンの例を示した図である。
スパターンの例を示した図である。
1 印刷データ作成部 2 印刷データ入力部 3 変換処理部 4 展開処理部 5 出力部 40 再構成可能展開処理部 41 再構成制御部 42 構成データ管理部 400 再構成ハードウェア部 401 リフレッシュ制御部 402 中間データ転送制御部 403 印字データ転送制御部 404 アービトレーション部 405 メモリ部 4050 入力バンドバッファA 4051 入力バンドバッファB 4052 出力バンドバッファA 4053 出力バンドバッファB 4054 ワーク領域 701 入力バッファA 702 入力バッファB 703 出力バッファA 704 出力バッファB 705 再構成ハードウェア 710 ワーク領域0 711 ワーク領域1 712,713 メモリコントローラ 714 制御部 715 入力処理部 716 出力部 717 読み出し専用バス 718 書き込み専用バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 HH09 HJ06 2C087 BA03 BA04 BA05 BA07 BC01 BC02 BD13 5B021 DD05 DD13 DD20 9A001 BB01 BB03 BB04 DD02 DD08 EE02 HH24 HH31 JJ35 KK02 KK31 KK42
Claims (13)
- 【請求項1】少なくとも文字、図形、画像の描画要素の
いずれかを有し、所定の描画命令で記述された印刷デー
タを入力する入力手段と、 前記入力手段に入力された印刷データの描画要素の構成
情報を前記印刷データに付加した中間データ形式に変換
する変換手段と、 前記変換手段によって変換された中間データを処理単位
毎に受信して記憶する入力バッファと、 前記入力バッファから前記中間データを読み出して展開
処理を実行する展開処理手段と、 前記展開処理手段で展開された印字データを前記処理単
位毎に記憶する出力バッファとを有し、 前記入力バッファおよび出力バッファは、それぞれ2つ
の入力バッファおよび2つの出力バッファによって構成
され、前記2つの入力バッファと前記2つの出力バッフ
ァは、1つの入力バッファと1つの出力バッファとを組
み合わせた入出力バッファ・グループ、2組に分割さ
れ、 2組の入出力バッファ・グループの組毎にデータの読み
出し処理または書き込み処理のいずれか一方の処理が前
記処理単位毎のデータ転送タイミングにおいて実行され
るように制御する制御手段を有することを特徴とする印
刷処理装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記入出力バッファ・グ
ループ2組の一方の入出力バッファ・グループに含まれ
る1つの入力バッファと1つの出力バッファが、データ
の読み出し処理を実行している期間、他方の入出力バッ
ファ・グループに含まれる1つの入力バッファと1つの
出力バッファがデータの書き込み処理を実行するように
制御し、データの書き込みおよび読み取り処理が2組の
入出力バッファ・グループにおいて並列に実行されるよ
うに制御する構成を有することを特徴とする請求項1に
記載の印刷処理装置。 - 【請求項3】前記印刷処理装置は、 前記2組の入出力バッファ・グループに含まれるバッフ
ァに対するデータの書き込み処理において使用されるデ
ータ書き込み専用バスと、 前記2組の入出力バッファ・グループに含まれるバッフ
ァからのデータの読み出し処理において使用されるデー
タ読み出し専用バスと、を有することを特徴とする請求
項1または2に記載の印刷処理装置。 - 【請求項4】前記処理単位は、バンド単位であり、前記
2組の入出力バッファ・グループは、それぞれバンド単
位毎に読み出し処理または書き込み処理のいずれか一方
のみを行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに
記載の印刷処理装置。 - 【請求項5】前記処理単位は、ページ単位であり、前記
2組の入出力バッファ・グループは、それぞれページ単
位毎に読み出し処理または書き込み処理のいずれか一方
のみを行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに
記載の印刷処理装置。 - 【請求項6】前記2組の入出力バッファ・グループは、
各々同じ容量を持つことを特徴とする請求項1乃至5い
ずれかに記載の印刷処理装置。 - 【請求項7】前記展開処理手段は、複数の処理が可能な
書き換え可能なハードウェアによって構成され、該展開
処理手段は、前記変換手段によって変換された中間デー
タに含まれる前記展開処理手段におけるハードウェア構
成を示す情報に従って展開処理を実行するハードウェア
構成を変更する構成であることを特徴とする請求項1乃
至6いずれかに記載の印刷処理装置。 - 【請求項8】少なくとも文字、図形、画像の描画要素の
いずれかを有し、所定の描画命令で記述された印刷デー
タに基づいて、印字データを出力する印刷処理方法にお
いて、 前記印刷データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップにおいて入力された印刷データの描画
要素の構成情報を前記印刷データに付加した中間データ
形式に変換する変換ステップと、 前記変換ステップにおいて変換された中間データを処理
単位毎に受信して2つの入力バッファに交互に記憶する
入力バッファ格納ステップと、 前記2つの入力バッファから前記中間データを交互に読
み出して展開処理を実行する展開処理ステップと、 前記展開処理ステップにおいて展開された印字データを
前記処理単位毎に2つの出力バッファに交互に記憶する
出力バッファ格納ステップと、 前記2つの出力バッファに格納された印字データを2つ
の出力バッファから交互に出力手段に出力する出力ステ
ップとを有し、 前記2つの入力バッファと前記2つの出力バッファは、
1つの入力バッファと1つの出力バッファとを組み合わ
せた入出力バッファ・グループ、2組に分割され、2組
の入出力バッファ・グループの組毎にデータの読み出し
処理または書き込み処理のいずれか一方の処理を前記処
理単位毎のデータ転送タイミングにおいて実行すること
を特徴とする印刷処理方法。 - 【請求項9】前記入出力バッファ・グループ2組の一方
の入出力バッファ・グループに含まれる1つの入力バッ
ファと1つの出力バッファが、データの読み出し処理を
実行している期間、他方の入出力バッファ・グループに
含まれる1つの入力バッファと1つの出力バッファがデ
ータの書き込み処理を実行するように、データの書き込
みおよび読み取り処理を2組の入出力バッファ・グルー
プにおいて並列処理することを特徴とする請求項8に記
載の印刷処理方法。 - 【請求項10】前記入力バッファまたは出力バッファに
対するデータの書き込み処理はデータ書き込み専用バス
を用いて実行され、 前記入力バッファまたは出力バッファからのデータの読
み出し処理はデータ読み出し専用バスを用いて実行され
ることを特徴とする請求項8または9に記載の印刷処理
方法。 - 【請求項11】前記処理単位は、バンド単位であり、前
記入力バッファまたは出力バッファは、それぞれバンド
単位毎に読み出し処理または書き込み処理のいずれか一
方のみを行うことを特徴とする請求項8乃至10いずれ
かに記載の印刷処理方法。 - 【請求項12】前記処理単位は、ページ単位であり、前
記入力バッファまたは出力バッファは、それぞれページ
単位毎に読み出し処理または書き込み処理のいずれか一
方のみを行うことを特徴とする請求項8乃至10いずれ
かに記載の印刷処理方法。 - 【請求項13】前記展開処理ステップは、前記変換ステ
ップにおいて変換された中間データに含まれるハードウ
ェア構成を示す情報に従って展開処理を実行するハード
ウェア構成を変更するステップを含むことを特徴とする
請求項8乃至12いずれかに記載の印刷処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27362099A JP2001096854A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 印刷処理装置および印刷処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27362099A JP2001096854A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 印刷処理装置および印刷処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001096854A true JP2001096854A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17530269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27362099A Pending JP2001096854A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 印刷処理装置および印刷処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001096854A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250534A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
US7301653B2 (en) | 2002-12-25 | 2007-11-27 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium |
JP2009241485A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Casio Electronics Co Ltd | 印刷装置 |
KR20190091794A (ko) * | 2018-01-29 | 2019-08-07 | 주식회사 디원씨앤아이 | 인쇄속도 증가를 위한 방법 및 인쇄장치 |
JP2021014038A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、及び画像処理方法 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27362099A patent/JP2001096854A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20190091794A (ko) * | 2018-01-29 | 2019-08-07 | 주식회사 디원씨앤아이 | 인쇄속도 증가를 위한 방법 및 인쇄장치 |
KR102035784B1 (ko) | 2018-01-29 | 2019-10-24 | 주식회사 디원씨앤아이 | 인쇄속도 증가를 위한 방법 및 인쇄장치 |
JP2021014038A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、及び画像処理方法 |
JP7332367B2 (ja) | 2019-07-10 | 2023-08-23 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、及び画像処理方法 |
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