JP2001092878A - スケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生成装置 - Google Patents
スケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生成装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】場所および時間の組み合わせをもとにしたスケ
ジュールデータの統一的な管理を可能にし,ユーザに対
し,そのスケジュール情報を提示,またはそのスケジュ
ールに対応するアクションを提案・実行することを目的
とする。 【解決手段】入力部11は,所定の仕様で記述された場所
および時間に関するスケジュールを入力し,スケジュー
ル変換部12は,入力したスケジュールを解析して,階層
化・集団化したスケジュール管理用の構造化データに変
換する。状況獲得部16から取得した現在時刻・現在地点
がスケジュールの場所および時間の条件に合致したら,
インストラクション処理部13は,スケジュール中のイン
ストラクションに従って,スケジュール提示部14により
ユーザに対応するスケジュール情報内容を提示,または
アクション提案・実行部15によりインストラクションに
基づくアクションを提案・実行する。
ジュールデータの統一的な管理を可能にし,ユーザに対
し,そのスケジュール情報を提示,またはそのスケジュ
ールに対応するアクションを提案・実行することを目的
とする。 【解決手段】入力部11は,所定の仕様で記述された場所
および時間に関するスケジュールを入力し,スケジュー
ル変換部12は,入力したスケジュールを解析して,階層
化・集団化したスケジュール管理用の構造化データに変
換する。状況獲得部16から取得した現在時刻・現在地点
がスケジュールの場所および時間の条件に合致したら,
インストラクション処理部13は,スケジュール中のイン
ストラクションに従って,スケジュール提示部14により
ユーザに対応するスケジュール情報内容を提示,または
アクション提案・実行部15によりインストラクションに
基づくアクションを提案・実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,スケジュール提示
およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処
理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒
体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生
成装置であり,スケジュールを記述する方法とそのスケ
ジュールに従って,ユーザに何らかの情報の提供やアク
ションの提案をする方法に関するものである。特に,カ
ーナビゲーションシステム,パーソナルコンピュータ
(以下,PCという),PDA(Personal Digital Assi
stant),PDC(Personal Digital Cellular) 等に適用
し,ネットワークや電子メディアを介して,スケジュー
ルの管理や行動支援等に利用できる技術に関するもので
ある。
およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処
理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒
体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生
成装置であり,スケジュールを記述する方法とそのスケ
ジュールに従って,ユーザに何らかの情報の提供やアク
ションの提案をする方法に関するものである。特に,カ
ーナビゲーションシステム,パーソナルコンピュータ
(以下,PCという),PDA(Personal Digital Assi
stant),PDC(Personal Digital Cellular) 等に適用
し,ネットワークや電子メディアを介して,スケジュー
ルの管理や行動支援等に利用できる技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として,スケジュールを時間
軸によって管理するスケジュール管理方法がある。ま
た,行動支援システムとして,スケジュール帳に予定を
書いておくことにより,その時間やその時間になる前な
どに,その予定を知らせてくれるシステムなどがある。
軸によって管理するスケジュール管理方法がある。ま
た,行動支援システムとして,スケジュール帳に予定を
書いておくことにより,その時間やその時間になる前な
どに,その予定を知らせてくれるシステムなどがある。
【0003】以上のような従来のスケジュール管理で
は,主に時間をもとにスケジュールを管理をしていた。
一方,時間ではなく,場所ごとに利用者のスケジュール
を管理し,その場所ですべき利用者の行動があるか否か
を知らせることができる携帯端末システムも提案されて
いる(特開平9−113599号公報)。これは,携帯
端末システムの現在の位置情報を取得し,利用者がすべ
き行動を場所ごとに登録した場所−行動情報を参照し
て,これに登録された場所に近づいたとき,またはこれ
に登録された場所から離れるときに,その場所ですべき
行動があることを利用者に通知するものである。
は,主に時間をもとにスケジュールを管理をしていた。
一方,時間ではなく,場所ごとに利用者のスケジュール
を管理し,その場所ですべき利用者の行動があるか否か
を知らせることができる携帯端末システムも提案されて
いる(特開平9−113599号公報)。これは,携帯
端末システムの現在の位置情報を取得し,利用者がすべ
き行動を場所ごとに登録した場所−行動情報を参照し
て,これに登録された場所に近づいたとき,またはこれ
に登録された場所から離れるときに,その場所ですべき
行動があることを利用者に通知するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし,上記特開平9
−113599号公報に記載されているような従来の場
所情報に基づくスケジュール管理では,次のような問題
があった。
−113599号公報に記載されているような従来の場
所情報に基づくスケジュール管理では,次のような問題
があった。
【0005】(1)ユーザのスケジュールを把握してい
たほうが便利なアプリケーションはたくさん存在する。
しかし,従来の装置では,スケジュールをアプリケーシ
ョンに依存したデータフォーマットで管理しているの
で,ユーザが例えば汎用エディタ等による別の装置でス
ケジュールデータを作成し,それを携帯端末システムに
入力して有効に利用するというようなことが難しく,ま
た,様々なアプリケーションで,スケジュール情報をう
まく共有することができないという問題があった。
たほうが便利なアプリケーションはたくさん存在する。
しかし,従来の装置では,スケジュールをアプリケーシ
ョンに依存したデータフォーマットで管理しているの
で,ユーザが例えば汎用エディタ等による別の装置でス
ケジュールデータを作成し,それを携帯端末システムに
入力して有効に利用するというようなことが難しく,ま
た,様々なアプリケーションで,スケジュール情報をう
まく共有することができないという問題があった。
【0006】(2)また,従来の装置では,スケジュー
ルをアプリケーションに依存したデータフォーマットで
管理しているので,そのスケジュールが表現されたデー
タ列を見ただけでは内容を理解しにくく,スケジュール
データを情報センタに集中させて,データベースのよう
に管理するということも困難であった。
ルをアプリケーションに依存したデータフォーマットで
管理しているので,そのスケジュールが表現されたデー
タ列を見ただけでは内容を理解しにくく,スケジュール
データを情報センタに集中させて,データベースのよう
に管理するということも困難であった。
【0007】(3)また,従来の場所情報に基づいてス
ケジュールを管理する装置では,あらかじめ場所−行動
情報に登録した場所に行ったときに,その場所ですべき
行動があることを利用者に知らせるだけであり,案内の
形態やタイミングは調整(指定)できなかった。まして
や,例えば電子メールを送信するというようなスケジュ
ールを自動的に実行するような機能もなかった。
ケジュールを管理する装置では,あらかじめ場所−行動
情報に登録した場所に行ったときに,その場所ですべき
行動があることを利用者に知らせるだけであり,案内の
形態やタイミングは調整(指定)できなかった。まして
や,例えば電子メールを送信するというようなスケジュ
ールを自動的に実行するような機能もなかった。
【0008】(4)また,従来の場所情報に基づいてス
ケジュールを管理する装置では,あらかじめ場所−行動
情報に登録した場所に行かなければ,その場所ですべき
行動があることが利用者に提示されず,実際にその場所
に行かなくても,その場所に行ったときと同じように動
作して,利用者が仮想体験,擬似体験をできるような機
能はなかった。
ケジュールを管理する装置では,あらかじめ場所−行動
情報に登録した場所に行かなければ,その場所ですべき
行動があることが利用者に提示されず,実際にその場所
に行かなくても,その場所に行ったときと同じように動
作して,利用者が仮想体験,擬似体験をできるような機
能はなかった。
【0009】(5)また,従来の装置では,スケジュー
ルは携帯端末システムの所有者個人に閉じたものであ
り,一般的なモデルスケジュールの利用というような新
しいスケジュールデータの利用形態については考慮され
ていなかった。
ルは携帯端末システムの所有者個人に閉じたものであ
り,一般的なモデルスケジュールの利用というような新
しいスケジュールデータの利用形態については考慮され
ていなかった。
【0010】(6)また,従来の装置では,スケジュー
ルを場所−行動情報として登録するために,携帯端末シ
ステムの所有者が逐一データを手入力しなければなら
ず,利用者の行動に応じて自動的にスケジュールを作成
するという機能はなかった。
ルを場所−行動情報として登録するために,携帯端末シ
ステムの所有者が逐一データを手入力しなければなら
ず,利用者の行動に応じて自動的にスケジュールを作成
するという機能はなかった。
【0011】本発明は上記問題点の解決を図り,時間だ
けでなく,時間と場所の組み合わせをもとにしてスケジ
ュールを管理することができるようにし,適切な時間お
よび場所でユーザのスケジュール管理のための情報提
示,アクション提案/実行を行う装置を提供することを
目的とする。また,共通のフォーマットで時間および場
所に関するスケジュールを記述し,スケジュールを出す
タイミングや提示の仕方なども指定することができ,様
々なシステムでスケジュール情報を共有することができ
る手段を提供することを目的とする。さらに,本発明
は,利用者の行動に応じて自動的にスケジュールを作成
する手段を提供することを目的とする。
けでなく,時間と場所の組み合わせをもとにしてスケジ
ュールを管理することができるようにし,適切な時間お
よび場所でユーザのスケジュール管理のための情報提
示,アクション提案/実行を行う装置を提供することを
目的とする。また,共通のフォーマットで時間および場
所に関するスケジュールを記述し,スケジュールを出す
タイミングや提示の仕方なども指定することができ,様
々なシステムでスケジュール情報を共有することができ
る手段を提供することを目的とする。さらに,本発明
は,利用者の行動に応じて自動的にスケジュールを作成
する手段を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するための
手段を説明するに先立ち,本発明の理解を容易にするた
めに,簡単に本発明の利用例のいくつかを説明する。
手段を説明するに先立ち,本発明の理解を容易にするた
めに,簡単に本発明の利用例のいくつかを説明する。
【0013】(1)自分で登録したスケジュールの管理
の例 ユーザは,まず自分のスケジュールをスケジューラに記
述しておく。このとき,時間だけではなく,時間と場所
の組み合わせによるスケジュールを記述することができ
る。例えば,次のようなスケジュールである。
の例 ユーザは,まず自分のスケジュールをスケジューラに記
述しておく。このとき,時間だけではなく,時間と場所
の組み合わせによるスケジュールを記述することができ
る。例えば,次のようなスケジュールである。
【0014】・10:00 会議 ・カメラ屋の近くにいったらフィルムを買う ・昼食時に新宿に行ったら,話題のAというお店に行く スケジューラは,これらの記述を記憶しておき,この条
件に合うときに該当するスケジュール情報を提示する。
つまり,ユーザがカメラ屋の近くに来たら,「フィルム
を買う」などのメッセージをユーザに知らせる。これら
のスケジュール情報は,一つのまとまりとして時間情報
および場所情報と提示情報やアクション実行情報を記述
可能な所定のスクリプト言語によって記述されるので,
特定の携帯情報機器に限定されずに利用可能である。
件に合うときに該当するスケジュール情報を提示する。
つまり,ユーザがカメラ屋の近くに来たら,「フィルム
を買う」などのメッセージをユーザに知らせる。これら
のスケジュール情報は,一つのまとまりとして時間情報
および場所情報と提示情報やアクション実行情報を記述
可能な所定のスクリプト言語によって記述されるので,
特定の携帯情報機器に限定されずに利用可能である。
【0015】(2)イベントスケジュールとの融合,友
人や同僚等の他人のスケジュールとの調整の例 スケジュールの記述方法が,ユーザの個人的スケジュー
ルのデータも,情報サービスセンタなどから流れてくる
イベント情報等のデータも,また,友人や同僚が作成し
たデータも,すべて同じフォーマットであることから,
ユーザの個人的スケジュールのデータに,イベント等の
スケジュールのデータや友人や同僚のスケジュールのデ
ータを融合して,新しいスケジュール・プランを簡単に
作成することができる。
人や同僚等の他人のスケジュールとの調整の例 スケジュールの記述方法が,ユーザの個人的スケジュー
ルのデータも,情報サービスセンタなどから流れてくる
イベント情報等のデータも,また,友人や同僚が作成し
たデータも,すべて同じフォーマットであることから,
ユーザの個人的スケジュールのデータに,イベント等の
スケジュールのデータや友人や同僚のスケジュールのデ
ータを融合して,新しいスケジュール・プランを簡単に
作成することができる。
【0016】まず,個人のスケジュールとして,会社の
業務予定やプライベートな予定を入れたスケジュールを
用意しておき,さらに,例えば,「映画,スポーツ」と
いったユーザの所望するイベント情報の種類等を指定し
ておく。スケジューラは,情報サービスセンタのサーバ
にあるイベントスケジュールの中からユーザの指定した
分野のイベント情報を自動的にダウンロードして,ユー
ザのスケジュールスクリプトに自動的に挿入する。これ
により,スケジューラは,好きなスポーツのテレビ番組
を逃すことがないようにスケジュールを提示したり,暇
なときに遊びに行くところ(例えば,映画館)を自動的
に提案することができ,便利である。
業務予定やプライベートな予定を入れたスケジュールを
用意しておき,さらに,例えば,「映画,スポーツ」と
いったユーザの所望するイベント情報の種類等を指定し
ておく。スケジューラは,情報サービスセンタのサーバ
にあるイベントスケジュールの中からユーザの指定した
分野のイベント情報を自動的にダウンロードして,ユー
ザのスケジュールスクリプトに自動的に挿入する。これ
により,スケジューラは,好きなスポーツのテレビ番組
を逃すことがないようにスケジュールを提示したり,暇
なときに遊びに行くところ(例えば,映画館)を自動的
に提案することができ,便利である。
【0017】また,友人や同僚と一緒に,ある行動を共
にする予定のときには,各人のスケジュールの開いてい
るところに予定を入れなくてはならない。これらの調整
などもフォーマットをそろえておくことで容易にでき
る。
にする予定のときには,各人のスケジュールの開いてい
るところに予定を入れなくてはならない。これらの調整
などもフォーマットをそろえておくことで容易にでき
る。
【0018】(3)生活パターン・フォーマットによる
コントロールの例 様々な職業や環境の生活をモデリングしたモデルスケジ
ュールをセンタに数多く登録しておく。ユーザはそれを
ダウンロードし,そのスケジュールを実行することによ
り,そのスケジュールによる生活パターンを体験でき
る。
コントロールの例 様々な職業や環境の生活をモデリングしたモデルスケジ
ュールをセンタに数多く登録しておく。ユーザはそれを
ダウンロードし,そのスケジュールを実行することによ
り,そのスケジュールによる生活パターンを体験でき
る。
【0019】モデルスケジュールとしては,例えば以下
のようなものがある。 ・芸能人生活スケジュール:アイドルがどのような生活
をしているか体験したい人向け ・東大合格スケジュール:このとおりに生活すれば東大
に合格するというもの ・厚生省推薦スケジュール:生活が乱れてしまい,なん
とか普通の生活に戻りたいという人向け ・サッカー日本代表練習スケジュール:日本代表に入り
たいと思っている少年サッカーファン向け このようなモデルスケジュールにそって行動し,例えば
「あこがれている人は,今こんなことをしてるんだな」
と自分の生活と比較して,擬似体験したりして楽しむこ
とができる。また,厚生省推薦スケジュールなどを使っ
て自分の生活の乱れの検証や健康維持のための生活改善
といった目的にも利用できる。これらは一日モデルでも
いいし,一週間モデルでもいいし,一ヶ月モデルでもい
いし,一年モデルでもいいし,一生モデルでもいい。
のようなものがある。 ・芸能人生活スケジュール:アイドルがどのような生活
をしているか体験したい人向け ・東大合格スケジュール:このとおりに生活すれば東大
に合格するというもの ・厚生省推薦スケジュール:生活が乱れてしまい,なん
とか普通の生活に戻りたいという人向け ・サッカー日本代表練習スケジュール:日本代表に入り
たいと思っている少年サッカーファン向け このようなモデルスケジュールにそって行動し,例えば
「あこがれている人は,今こんなことをしてるんだな」
と自分の生活と比較して,擬似体験したりして楽しむこ
とができる。また,厚生省推薦スケジュールなどを使っ
て自分の生活の乱れの検証や健康維持のための生活改善
といった目的にも利用できる。これらは一日モデルでも
いいし,一週間モデルでもいいし,一ヶ月モデルでもい
いし,一年モデルでもいいし,一生モデルでもいい。
【0020】このため,本発明は,少なくとも「時間と
場所」に関するスケジュールを記述する方法と,「時間
と場所」に応じて処理することができるスケジュール管
理システムを備え,スケジュール管理システムは,スケ
ジュールを入力する手段と,インストラクションを実行
する手段と,スケジュールを提示し,アクションを提案
・実行する手段を備えることを特徴とする。
場所」に関するスケジュールを記述する方法と,「時間
と場所」に応じて処理することができるスケジュール管
理システムを備え,スケジュール管理システムは,スケ
ジュールを入力する手段と,インストラクションを実行
する手段と,スケジュールを提示し,アクションを提案
・実行する手段を備えることを特徴とする。
【0021】前記スケジュールを入力する手段は,スケ
ジュールを提供する外部装置からネットワークを通して
通信により,または計算機が読み取り可能な電子メディ
アから読み取ることにより,利用者が指定したスケジュ
ールを入力する。
ジュールを提供する外部装置からネットワークを通して
通信により,または計算機が読み取り可能な電子メディ
アから読み取ることにより,利用者が指定したスケジュ
ールを入力する。
【0022】前記インストラクションを実行する手段
は,入力したスケジュールを解析して,階層化,集団化
したスケジュール管理用の構造化データに変換し,条件
に従って,構造化データの形式で表されたインストラク
ションを実行する。
は,入力したスケジュールを解析して,階層化,集団化
したスケジュール管理用の構造化データに変換し,条件
に従って,構造化データの形式で表されたインストラク
ションを実行する。
【0023】スケジュールをユーザに提示したり,必要
なアクションを提案・実行する手段は,スケジュールの
一部または全部に関して,場所ごと,時々刻々と,また
はある特定の時間および場所のときに,または,ユーザ
の入力操作,ユーザの特定の行動などの外部事象に応じ
て,対応するスケジュールを提示したり,そのときに必
要なアクションを提案または実行する。
なアクションを提案・実行する手段は,スケジュールの
一部または全部に関して,場所ごと,時々刻々と,また
はある特定の時間および場所のときに,または,ユーザ
の入力操作,ユーザの特定の行動などの外部事象に応じ
て,対応するスケジュールを提示したり,そのときに必
要なアクションを提案または実行する。
【0024】本発明に係る装置の動作モードとしては,
リアルモードとシミュレーションモードの選択が可能で
ある。リアルモードでは,実際の現在時刻,現在地点の
状況によって,シミュレーションモードのときには,仮
想的な現在時刻,仮想的な現在地点の状況によって,イ
ンストラクションが実行され,スケジュールをユーザに
提示したり,必要なアクションを提案または実行したり
する。
リアルモードとシミュレーションモードの選択が可能で
ある。リアルモードでは,実際の現在時刻,現在地点の
状況によって,シミュレーションモードのときには,仮
想的な現在時刻,仮想的な現在地点の状況によって,イ
ンストラクションが実行され,スケジュールをユーザに
提示したり,必要なアクションを提案または実行したり
する。
【0025】以上の各処理手段を計算機によって実現す
るためのプログラムは,計算機が読み取り可能な可搬媒
体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な
記録(記憶)媒体に格納することができる。また,スケ
ジュールも,計算機が読み取り可能な磁気ディスク,光
ディスク,ICカードなどの可搬媒体メモリ,ハードデ
ィスクなどの適当な記録(記憶)媒体に格納したり,バ
ーコードなどの印刷物に記録することができる。
るためのプログラムは,計算機が読み取り可能な可搬媒
体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な
記録(記憶)媒体に格納することができる。また,スケ
ジュールも,計算機が読み取り可能な磁気ディスク,光
ディスク,ICカードなどの可搬媒体メモリ,ハードデ
ィスクなどの適当な記録(記憶)媒体に格納したり,バ
ーコードなどの印刷物に記録することができる。
【0026】本発明において用いるスケジュールは,通
常のテキストエディタでも作成・編集することができ
る。また,実際に行動したときに得られる時刻および位
置情報の履歴により半自動または自動生成することもで
きる。
常のテキストエディタでも作成・編集することができ
る。また,実際に行動したときに得られる時刻および位
置情報の履歴により半自動または自動生成することもで
きる。
【0027】このように,本発明の「時間と場所」に関
するスケジュールを記述する方法の特徴は,時間および
場所に応じたスケジュールのインストラクションの系列
が,特定の仕様に基づく言語により記述され,人間が読
み書きしやすく,また種々の装置に対して,共通の形式
で作成・提供・利用が可能であり,複製も容易であると
いうことである。
するスケジュールを記述する方法の特徴は,時間および
場所に応じたスケジュールのインストラクションの系列
が,特定の仕様に基づく言語により記述され,人間が読
み書きしやすく,また種々の装置に対して,共通の形式
で作成・提供・利用が可能であり,複製も容易であると
いうことである。
【0028】このスケジュールには,スケジュールに応
じて必要な時間または場所でユーザにスケジュールを提
示したり,必要なアクションを提案・実行できるよう
に,時間や場所に関するスケジュールと,その時に利用
者に提示する情報とその出力形態を書くことができる。
また,センタとクライアントまたは端末同士で,スケジ
ュールのやりとりを行い,ユーザに適したスケジュール
を生成または編集することができる。
じて必要な時間または場所でユーザにスケジュールを提
示したり,必要なアクションを提案・実行できるよう
に,時間や場所に関するスケジュールと,その時に利用
者に提示する情報とその出力形態を書くことができる。
また,センタとクライアントまたは端末同士で,スケジ
ュールのやりとりを行い,ユーザに適したスケジュール
を生成または編集することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は,本発明に係る装置の構成
例を示すブロック図である。本発明では,種々の形式で
記録される時間および場所に応じたインストラクション
の系列を,人間および計算機が理解可能な所定の記述言
語で記述する。ここでは,マークアップ言語を用いて記
述する例を示す。
例を示すブロック図である。本発明では,種々の形式で
記録される時間および場所に応じたインストラクション
の系列を,人間および計算機が理解可能な所定の記述言
語で記述する。ここでは,マークアップ言語を用いて記
述する例を示す。
【0030】インストラクションとは,時間および場所
に関するスケジュールの一つに対して,ユーザに提示し
たり,必要なアクションを提案・実行したりする一つの
処理の区切りを示したものである。例えば,「10時か
ら会議というスケジュールがあるときに10分前に知ら
せる」,「11時発の新幹線に乗るスケジュールがある
ときに,現在各駅停車に乗っていてこのままでは間に合
わないといった状態になったときに,急行に乗りかえる
ように提案する」といったものである。つまり,スケジ
ュールとそのスケジュールに関係してユーザに対してど
のようなアクションをするかということを記述した場合
の一つの組みである。
に関するスケジュールの一つに対して,ユーザに提示し
たり,必要なアクションを提案・実行したりする一つの
処理の区切りを示したものである。例えば,「10時か
ら会議というスケジュールがあるときに10分前に知ら
せる」,「11時発の新幹線に乗るスケジュールがある
ときに,現在各駅停車に乗っていてこのままでは間に合
わないといった状態になったときに,急行に乗りかえる
ように提案する」といったものである。つまり,スケジ
ュールとそのスケジュールに関係してユーザに対してど
のようなアクションをするかということを記述した場合
の一つの組みである。
【0031】このようなインストラクションの系列を,
例えばXML(eXtensible MarkupLanguage)などのマ
ークアップ言語の記述様式を用いて記述したものを,こ
こでは,スケジュールスクリプトまたはただ単にスケジ
ュールと呼ぶことにする。
例えばXML(eXtensible MarkupLanguage)などのマ
ークアップ言語の記述様式を用いて記述したものを,こ
こでは,スケジュールスクリプトまたはただ単にスケジ
ュールと呼ぶことにする。
【0032】スケジュールスクリプトは,センタ60に
記録されて管理される。または,磁気ディスクやCD−
ROM等の各種のメディア50に記録され,利用者端末
1から読み出される。
記録されて管理される。または,磁気ディスクやCD−
ROM等の各種のメディア50に記録され,利用者端末
1から読み出される。
【0033】各利用者端末1の入力部11は,利用者の
利用要求などの操作入力に対し,ネットワークアクセス
部18またはメディアアクセス部19を介して,センタ
60に記憶されているスケジュールスクリプトまたはメ
ディア50に保管されているスケジュールスクリプトか
ら,該当するものを選び出し読み込んで,スケジュール
変換部12に渡す。常時,スケジュール管理を利用する
場合には,常にスケジュールがスケジュール変換部12
に渡されている状態になる。
利用要求などの操作入力に対し,ネットワークアクセス
部18またはメディアアクセス部19を介して,センタ
60に記憶されているスケジュールスクリプトまたはメ
ディア50に保管されているスケジュールスクリプトか
ら,該当するものを選び出し読み込んで,スケジュール
変換部12に渡す。常時,スケジュール管理を利用する
場合には,常にスケジュールがスケジュール変換部12
に渡されている状態になる。
【0034】スケジュール変換部12は,入力部11か
ら受け取ったスケジュールスクリプトを構文解析して,
スケジュール管理しやすい構造化データに変換する。こ
のスケジュール変換部12において,矛盾するようなス
ケジュールがないかをチェックし,あればそれを取り除
くような機能を設けてもよい。なお,インストラクショ
ン処理部13が直にスケジュールスクリプトの該当部分
を読み込みながら処理する場合には,このスケジュール
変換部12はなくてもよい。
ら受け取ったスケジュールスクリプトを構文解析して,
スケジュール管理しやすい構造化データに変換する。こ
のスケジュール変換部12において,矛盾するようなス
ケジュールがないかをチェックし,あればそれを取り除
くような機能を設けてもよい。なお,インストラクショ
ン処理部13が直にスケジュールスクリプトの該当部分
を読み込みながら処理する場合には,このスケジュール
変換部12はなくてもよい。
【0035】インストラクション処理部13は,利用者
の現在の状況(現在地点や現在時刻など)を得て,対応
するスケジュールについてのインストラクションを実行
する。このインストラクションの実行では,delay
などの属性により実行タイミングをずらすことも可能で
ある。インストラクションの種類としては,スケジュー
ル提示部14によりスケジュールをユーザに提示するも
の,または,アクション提案・実行部15により必要な
アクションを提案・実行するものがある。ここで利用者
の現在の状況の獲得は,リアルモードの場合には,状況
獲得部16から獲得し,シミュレーションモードの場合
には,状況生成部17が生成した状況を獲得する。
の現在の状況(現在地点や現在時刻など)を得て,対応
するスケジュールについてのインストラクションを実行
する。このインストラクションの実行では,delay
などの属性により実行タイミングをずらすことも可能で
ある。インストラクションの種類としては,スケジュー
ル提示部14によりスケジュールをユーザに提示するも
の,または,アクション提案・実行部15により必要な
アクションを提案・実行するものがある。ここで利用者
の現在の状況の獲得は,リアルモードの場合には,状況
獲得部16から獲得し,シミュレーションモードの場合
には,状況生成部17が生成した状況を獲得する。
【0036】スケジュールスクリプトは,時間や場所に
応じたスケジュールのインストラクションの系列をマー
クアップ言語の記述形式のタグを用いて記述する。生成
されるスケジュールスクリプトは,既存のマークアップ
言語と同様に読み書きしやすく,検索や処理が容易とな
る。また,スケジュールスクリプトは,インストラクシ
ョンの並び替え,直列化,並列化,最適化などや,デー
タの構造化(階層化,集団化)等を行うことができ,様
々な時間と場所に関するスケジュールを記述することが
でき,それに応じた処理を設定することができるので,
スケジュールの作成,管理などが容易になる。
応じたスケジュールのインストラクションの系列をマー
クアップ言語の記述形式のタグを用いて記述する。生成
されるスケジュールスクリプトは,既存のマークアップ
言語と同様に読み書きしやすく,検索や処理が容易とな
る。また,スケジュールスクリプトは,インストラクシ
ョンの並び替え,直列化,並列化,最適化などや,デー
タの構造化(階層化,集団化)等を行うことができ,様
々な時間と場所に関するスケジュールを記述することが
でき,それに応じた処理を設定することができるので,
スケジュールの作成,管理などが容易になる。
【0037】また,スケジュールスクリプトは,基本的
にテキストデータであるため,センタ60等から取得し
たスケジュールスクリプトを自己の端末に応じて処理す
ることができ,一つのスケジュールスクリプトを様々な
装置,システムで処理することができる。例えば,その
日のスケジュールを会社の事務所のパーソナルコンピュ
ータで確認し,その後で車で移動中の時はカーナビゲー
ションシステム上で処理し,車を降りて歩いて顧客先を
訪問するときには,携帯電話やPDAを通じてスケジュ
ール情報の提示を行うなどを,一つのスケジュールファ
イルをやりとりするだけで行える。
にテキストデータであるため,センタ60等から取得し
たスケジュールスクリプトを自己の端末に応じて処理す
ることができ,一つのスケジュールスクリプトを様々な
装置,システムで処理することができる。例えば,その
日のスケジュールを会社の事務所のパーソナルコンピュ
ータで確認し,その後で車で移動中の時はカーナビゲー
ションシステム上で処理し,車を降りて歩いて顧客先を
訪問するときには,携帯電話やPDAを通じてスケジュ
ール情報の提示を行うなどを,一つのスケジュールファ
イルをやりとりするだけで行える。
【0038】また,スケジュールスクリプトをセンタ6
0に置くようにする場合には,スケジュールを提示する
機器を変えるごとに,センタ60からスケジュールスク
リプトのデータをダウンロードすればよく,またセンタ
60を通さなくてもスケジュールスクリプトのデータだ
けを記録媒体や赤外線通信などを通じてやりとりすれ
ば,スケジュール管理をそのまま続けて行うことができ
る。
0に置くようにする場合には,スケジュールを提示する
機器を変えるごとに,センタ60からスケジュールスク
リプトのデータをダウンロードすればよく,またセンタ
60を通さなくてもスケジュールスクリプトのデータだ
けを記録媒体や赤外線通信などを通じてやりとりすれ
ば,スケジュール管理をそのまま続けて行うことができ
る。
【0039】一方,スケジュールの管理の仕方自体も,
インストラクションに沿ってスケジュールの処理がなさ
れるため,処理の内容が明白であり,変更も容易であ
る。また,状況に合ったスケジュールの提示やアクショ
ンの提案・実行を適切なタイミングで得られるようにな
る。
インストラクションに沿ってスケジュールの処理がなさ
れるため,処理の内容が明白であり,変更も容易であ
る。また,状況に合ったスケジュールの提示やアクショ
ンの提案・実行を適切なタイミングで得られるようにな
る。
【0040】また,シミュレーションモードにより仮想
的にスケジュールを体験することができ,有名人のスケ
ジュールなどを時間を早めて短時間で体験するなどとい
ったことも可能になる。
的にスケジュールを体験することができ,有名人のスケ
ジュールなどを時間を早めて短時間で体験するなどとい
ったことも可能になる。
【0041】このように,スケジュールスクリプトは,
既存のテキストエディタなどを用いても容易に作成・編
集することができ,また生成したスケジュールをセンタ
サービスすることで,ネットワークを介して,誰でもど
こでも様々なスケジュール情報を利用することができ
る。
既存のテキストエディタなどを用いても容易に作成・編
集することができ,また生成したスケジュールをセンタ
サービスすることで,ネットワークを介して,誰でもど
こでも様々なスケジュール情報を利用することができ
る。
【0042】〔スケジュールスクリプトの生成・編集〕
次に,スケジュールスクリプトの生成・編集の処理につ
いて説明する。スケジュールスクリプトはマークアップ
言語を用いて記述されるので,通常のテキストエディタ
でも編集することができるが,地図やカレンダーや時間
スケジュール表を用いてGUI(Graphical User Inter
face)で作成することにより,容易にわかりやすく作
成,編集することができる。
次に,スケジュールスクリプトの生成・編集の処理につ
いて説明する。スケジュールスクリプトはマークアップ
言語を用いて記述されるので,通常のテキストエディタ
でも編集することができるが,地図やカレンダーや時間
スケジュール表を用いてGUI(Graphical User Inter
face)で作成することにより,容易にわかりやすく作
成,編集することができる。
【0043】スケジュールスクリプトの生成・編集方法
として,例えば特願平11−113191号「案内情報
提示装置,案内情報提示処理方法,案内情報提示プログ
ラムを記録した記録媒体,案内用スクリプトの記録媒
体,案内用スクリプト生成装置,案内用スクリプトを用
いた運行管理装置,方法およびそのプログラム記録媒
体,案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整装置,
方法およびそのプログラム記録媒体,案内プラン作成装
置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内情報提供
装置,方法およびそのプログラム記録媒体」において開
示する技術を応用して実現することができる。特に,同
出願に係る図33〜図37により説明する処理の例にお
いて,地図データ等に貼り付ける情報を案内情報の代わ
りに,スケジュール情報にしたものなどが利用できる。
具体的には,場所に対応したスケジュールの設定では,
地図の表示画面上で建物や道路など地図上の施設オブジ
ェクトを,マウス等のポインティングデバイスによりユ
ーザに指定させ,その位置に,小さなメモ画面でテキス
ト入力されたスケジュール情報,メニュー等により選択
されたスケジュール情報を貼り付ける。さらに,カレン
ダーや予定表形式の日時表示画面によって,年月日,時
刻,期間などの時間情報をポインティングデバイスによ
り指定させる。
として,例えば特願平11−113191号「案内情報
提示装置,案内情報提示処理方法,案内情報提示プログ
ラムを記録した記録媒体,案内用スクリプトの記録媒
体,案内用スクリプト生成装置,案内用スクリプトを用
いた運行管理装置,方法およびそのプログラム記録媒
体,案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整装置,
方法およびそのプログラム記録媒体,案内プラン作成装
置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内情報提供
装置,方法およびそのプログラム記録媒体」において開
示する技術を応用して実現することができる。特に,同
出願に係る図33〜図37により説明する処理の例にお
いて,地図データ等に貼り付ける情報を案内情報の代わ
りに,スケジュール情報にしたものなどが利用できる。
具体的には,場所に対応したスケジュールの設定では,
地図の表示画面上で建物や道路など地図上の施設オブジ
ェクトを,マウス等のポインティングデバイスによりユ
ーザに指定させ,その位置に,小さなメモ画面でテキス
ト入力されたスケジュール情報,メニュー等により選択
されたスケジュール情報を貼り付ける。さらに,カレン
ダーや予定表形式の日時表示画面によって,年月日,時
刻,期間などの時間情報をポインティングデバイスによ
り指定させる。
【0044】また,場所の名前を直接入力して指定する
ときに,指定場所があいまいになってしまうといけない
ので,ユーザが入力した内容に対して,データベースで
検索して候補をあげ,ユーザに提示して選択してもらう
ようにしてもよい。さらに後述するようにスケジュール
スクリプトを自動生成する手段を用いることもできる。
ときに,指定場所があいまいになってしまうといけない
ので,ユーザが入力した内容に対して,データベースで
検索して候補をあげ,ユーザに提示して選択してもらう
ようにしてもよい。さらに後述するようにスケジュール
スクリプトを自動生成する手段を用いることもできる。
【0045】〔スケジュールスクリプトの概要〕本例に
おけるスケジュールスクリプト言語は,W3C(World W
ide Web Consortium) において制定された拡張可能なマ
ークアップ言語(XML:eXtensible MarkupLanguage)のサ
ブセットとして新たに定義したスケジュールスクリプト
を記述するためのマーク付き記述言語である。
おけるスケジュールスクリプト言語は,W3C(World W
ide Web Consortium) において制定された拡張可能なマ
ークアップ言語(XML:eXtensible MarkupLanguage)のサ
ブセットとして新たに定義したスケジュールスクリプト
を記述するためのマーク付き記述言語である。
【0046】スケジュールスクリプトにおいて,<inst
id ="inst-01">や</inst> あるいは<title> や</title>
のように< と> で括られたものをタグという。タグのう
ち,</で始まらないもを開始タグといい,</で始まるも
のを終了タグという。開始タグと終了タグは,<inst id
="inst-01"> や</inst> あるいは<title> や</title>の
ように,対として使用される。この対をタグセットと呼
ぶ。また,<inst id ="inst-01"> におけるidのような
ものをそのタグの属性といい,inst-01 のようなものを
属性の値という。
id ="inst-01">や</inst> あるいは<title> や</title>
のように< と> で括られたものをタグという。タグのう
ち,</で始まらないもを開始タグといい,</で始まるも
のを終了タグという。開始タグと終了タグは,<inst id
="inst-01"> や</inst> あるいは<title> や</title>の
ように,対として使用される。この対をタグセットと呼
ぶ。また,<inst id ="inst-01"> におけるidのような
ものをそのタグの属性といい,inst-01 のようなものを
属性の値という。
【0047】スケジュールスクリプトは,対であるタグ
セットの階層構造によって記述される。タグセットの間
に挟まれた部分に,タグセットがない場合,その部分を
そのタグセットの内容ということにする。スケジュール
スクリプトは,スケジュールスクリプト言語のタグ,属
性,および内容を用いて構成される。例えば,次のよう
なスケジュールスクリプトがあったとする。
セットの階層構造によって記述される。タグセットの間
に挟まれた部分に,タグセットがない場合,その部分を
そのタグセットの内容ということにする。スケジュール
スクリプトは,スケジュールスクリプト言語のタグ,属
性,および内容を用いて構成される。例えば,次のよう
なスケジュールスクリプトがあったとする。
【0048】 このスケジュールスクリプトで,<inst>と</inst> の間
の<time>と</time> で囲まれた部分(○)と,<schedul
e>と</schedule> で囲まれた部分(△)と,<info>と</
info> で囲まれた部分(□)とは,「○の時刻に,△と
いうスケジュールがあり,その時間になったら□にある
ようにユーザに情報を提示する。」ということを意味す
る。なお,instは,インストラクション(instruction)
の意味である。
の<time>と</time> で囲まれた部分(○)と,<schedul
e>と</schedule> で囲まれた部分(△)と,<info>と</
info> で囲まれた部分(□)とは,「○の時刻に,△と
いうスケジュールがあり,その時間になったら□にある
ようにユーザに情報を提示する。」ということを意味す
る。なお,instは,インストラクション(instruction)
の意味である。
【0049】 というようなスケジュールスクリプトでは,<inst>と</
inst> の間の<point> と</point>で囲まれた部分(○)
と,<schedule>と</schedule> で囲まれた部分(△)
と,<action> と </action>で囲まれた部分(□)と
は,「○の場所で,△というスケジュールがあり,その
場所に来たら□にあるようなアクションを行う」という
ことを意味する。
inst> の間の<point> と</point>で囲まれた部分(○)
と,<schedule>と</schedule> で囲まれた部分(△)
と,<action> と </action>で囲まれた部分(□)と
は,「○の場所で,△というスケジュールがあり,その
場所に来たら□にあるようなアクションを行う」という
ことを意味する。
【0050】このように時間条件,場所条件あるいはこ
れらの組み合わせに対してスケジュールを記述し,その
時間状況,場所条件が合ったときに,スケジュールをユ
ーザにどのように提示するか,どのようなアクションを
ユーザに提案するか,またはアクションを実行するかを
記述する。
れらの組み合わせに対してスケジュールを記述し,その
時間状況,場所条件が合ったときに,スケジュールをユ
ーザにどのように提示するか,どのようなアクションを
ユーザに提案するか,またはアクションを実行するかを
記述する。
【0051】以下に,具体的な記述例を説明する。ま
ず,時間条件に関しては,絶対的な指定,相対指定,範
囲指定ができ,例えば以下のように記述する。
ず,時間条件に関しては,絶対的な指定,相対指定,範
囲指定ができ,例えば以下のように記述する。
【0052】<time> 12:00 </time> は,12:00にという絶対的な時刻の表示である。
【0053】<time> +5sec </time> は,一つ前のインストラクションの5秒後にという相対
的な時刻の表示であり, <time> -10min </time> は,一つ後のインストラクションの10分前にという相
対的な時刻の表示である。
的な時刻の表示であり, <time> -10min </time> は,一つ後のインストラクションの10分前にという相
対的な時刻の表示である。
【0054】<time> 11:00-13:00 </time> は,11:00〜13:00の間にという範囲を指定し
た時刻の表示である。
た時刻の表示である。
【0055】なお,範囲を持った条件として,時間単位
ではなく,週や日単位の指定も可能である。また,「3
日毎」のような周期的な時間条件も指定できる。
ではなく,週や日単位の指定も可能である。また,「3
日毎」のような周期的な時間条件も指定できる。
【0056】次に,場所条件に関しても,絶対的な指
定,相対指定,範囲指定ができ,例えば以下のように記
述する。
定,相対指定,範囲指定ができ,例えば以下のように記
述する。
【0057】 <longitude> ○○ </longitude> <latitude> ○○ </latitude> は,緯度・経度という座標による,直接的な,場所の絶
対的な表示であり, <name> ○○ </name> <address> ○○ </address> <phone> ○○ </phone> は,名称,住所,電話番号による,間接的な,場所の絶
対的な表示である。
対的な表示であり, <name> ○○ </name> <address> ○○ </address> <phone> ○○ </phone> は,名称,住所,電話番号による,間接的な,場所の絶
対的な表示である。
【0058】<location> +1.0km </location> は,前の地点の 1km過ぎでという相対的な場所の表示で
あり, <location> -1.0km </location> は,次の地点の 1km手前でという相対的な場所の表示で
ある。
あり, <location> -1.0km </location> は,次の地点の 1km手前でという相対的な場所の表示で
ある。
【0059】 <name> ○○国立公園 </name> <address> ○○区○○町 </address> <zip> 123-4567 </zip> は,名称,住所,郵便番号による,間接的な,場所範囲
の表示である。これらは通常<point> の子要素として定
義する。また,<point area="1km">のようにして属性で
範囲を持たせることも可能である。
の表示である。これらは通常<point> の子要素として定
義する。また,<point area="1km">のようにして属性で
範囲を持たせることも可能である。
【0060】 は,名称によるルートの指定であるが, は,データファイルによるルート情報の指定であり, は,関数によるルート情報の指定である。
【0061】スケジュール記述は,単純にその条件の時
に行うスケジュールを記述する。
に行うスケジュールを記述する。
【0062】・個人のスケジュール <schedule>会議</schedule> <schedule>○○さんと打ち合わせ</schedule> <schedule>出張</schedule> <schedule>学会</schedule> <schedule>飲み会</schedule> <schedule>デート</schedule> ・イベント情報 <schedule>プロ野球○○V.S.△△</schedule> <schedule>□□コンサート</schedule> ユーザへの提示の仕方,アクション提案・実行に関して
は, のように,文字データ,音声データ,音楽データ,画像
データ,映像データを出力するという指定,また単にア
ラームを鳴らすだけというような指定が可能である。な
お,<alarm/>は,<alarm></alarm> のタグの略表記であ
る。このような略表記は,開始タグと終了タグとの間に
内容がないときに用いられる。また,<action>タグを利
用して具体的なアクションを書いておくこともできる。
は, のように,文字データ,音声データ,音楽データ,画像
データ,映像データを出力するという指定,また単にア
ラームを鳴らすだけというような指定が可能である。な
お,<alarm/>は,<alarm></alarm> のタグの略表記であ
る。このような略表記は,開始タグと終了タグとの間に
内容がないときに用いられる。また,<action>タグを利
用して具体的なアクションを書いておくこともできる。
【0063】 のように,テキスト情報で書いておいてアプリケーショ
ンに判断させるようにしてもいいし,また, のように,アプリケーションのAPI(Application Pro
gram Interface) を使って記述してもよい。
ンに判断させるようにしてもいいし,また, のように,アプリケーションのAPI(Application Pro
gram Interface) を使って記述してもよい。
【0064】<info>要素や<action>要素では,いくつか
の属性を指定できるようにしておき,例えば以下のよう
に記述する。
の属性を指定できるようにしておき,例えば以下のよう
に記述する。
【0065】<info delay="-5min"> は,情報を出力する際の開始時間を指定する。この例で
は,スケジュールの起る5分前に情報を出力する。
は,スケジュールの起る5分前に情報を出力する。
【0066】<info duration="1min"> は,情報を出力する際の持続時間を指定する。この例で
は,情報を1分間提示する。
は,情報を1分間提示する。
【0067】<info times="5"> は,情報を出力する回数を指定する。この例では,情報
を5回まで提示する。
を5回まで提示する。
【0068】〔スケジュールスクリプトの記述例〕次
に,スケジュールスクリプト言語で記述したスケジュー
ルスクリプトの具体例を示す。
に,スケジュールスクリプト言語で記述したスケジュー
ルスクリプトの具体例を示す。
【0069】 《例1》 <schedulescript version = "0.1"> <inst> <time> 6/2 </time> <schedule>出張(名古屋) </schedule> <info delay="-1day"> <alarm/> <action>新幹線の回数券取得 </action> </info> </inst> <inst> <point> <name>新宿</name> </point> <schedule>フィルムを買う </schedule> <info> <alarm/> <text>フィルムを買う</text> </info> </inst> <inst> <time> 12:00-13:00 </time> <point> <name>名古屋</name> </point> <schedule>味噌かつを食べる </schedule> <info> <text>味噌かつを食べる </text> <image src="misokatu-img.gif"/> </info> </inst> <inst> <time> 10:00-18:00 </time> <point> <name>東京駅</name> </point> <schedule>△△の本を買う </schedule> <info> <text>△△の本を買う </text> <image src="nanaesubookcenter-map.gif"/> </info> </inst> </schedulescript> この例では, ・6月2日の1日前にalarm とスケジュールの表示と
「回数券を取得する」という行動の提案・実行; ・新宿に来たら,alarm と「フィルムを買う」というス
ケジュールの表示; ・12:00〜13:00の間で名古屋にいたら,「味
噌かつを食べる」というスケジュールの表示と味噌かつ
の絵の提示; ・10:00〜18:00の間で東京駅にいたら,「△
△の本を買う」というスケジュールの表示と本屋(七重
洲ブックセンター)までの行き方の地図の絵の提示; というスケジュールを記述したもので,時間・場所の条
件がそろったときに実行される。
「回数券を取得する」という行動の提案・実行; ・新宿に来たら,alarm と「フィルムを買う」というス
ケジュールの表示; ・12:00〜13:00の間で名古屋にいたら,「味
噌かつを食べる」というスケジュールの表示と味噌かつ
の絵の提示; ・10:00〜18:00の間で東京駅にいたら,「△
△の本を買う」というスケジュールの表示と本屋(七重
洲ブックセンター)までの行き方の地図の絵の提示; というスケジュールを記述したもので,時間・場所の条
件がそろったときに実行される。
【0070】 《例2》 <schedulescript version = "0.2"> <head> <title> 健康一日プラン </title> <author> 厚生省 </author> <date> 2000/01/01 </date> <duration> 24hour </duration> </head> <body> <inst ref = "inst-起床"> </inst> <inst ref = "inst-ラジオ体操"> </inst> <inst ref = "inst-朝食"> </inst> <inst ref = "inst-トイレ"> </inst> … … … </body> <inst id = "inst- 起床"> <time> 6:00 </time> <schedule>起床 </schedule> <info> <alarm/> <voice> 起きなさい </voice> </info> </inst> <inst id = "inst- ラジオ体操"> <time> 6:30 </time> <schedule>ラジオ体操 </schedule> <info> <sound src=radio-gim.au/> </info> </inst> <inst id = "inst- 朝食"> <time> 7:00-7:30 </time> <schedule>朝食 </schedule> <info> <url> http://www.厚生省.go.jp/today-menu/ </url> </info> </inst> <inst id = "inst- トイレ"> <point> <category> toilet </category> </point> <info> <voice> 石鹸で手を洗いましょう </voice> </info> </inst> … … … </schedulescript> この例では,健康的な生活を送るためのスケジュールが
書いてあり,これに従って生活すれば健康な生活が送れ
るというモデルスケジュールである。<head></head> で
スケジュールスクリプトのタイトル,バージョンなどの
このスケジュ−ル全体の概要を示し,<body></body> で
このスケジュールスクリプトで定義されるインストラク
ションを指定する。ここではインストラクションは参照
を用いており,</body> 以下で各インストラクションの
内容を指定している。
書いてあり,これに従って生活すれば健康な生活が送れ
るというモデルスケジュールである。<head></head> で
スケジュールスクリプトのタイトル,バージョンなどの
このスケジュ−ル全体の概要を示し,<body></body> で
このスケジュールスクリプトで定義されるインストラク
ションを指定する。ここではインストラクションは参照
を用いており,</body> 以下で各インストラクションの
内容を指定している。
【0071】この他でも,例えば「池袋で○×展を6月
まで開催中で,無料入場券をもらったけど,わざわざ電
車賃を払ってまで行く気はしないから,もし今度池袋に
行く用事があったら行くようにしよう。」というときな
どは, というインストラクションをスケジュールスクリプトで
書いておけばいい。
まで開催中で,無料入場券をもらったけど,わざわざ電
車賃を払ってまで行く気はしないから,もし今度池袋に
行く用事があったら行くようにしよう。」というときな
どは, というインストラクションをスケジュールスクリプトで
書いておけばいい。
【0072】期間限定のイベントなどで,別の用事でイ
ベント開催場所の近くに行くついでがあるときにそのイ
ベントにも立ち寄るようなものは,上記のような形式で
記述することができる。例えば,バーゲン,フリーマー
ケット,お祭り,展覧会,友達の家に子供の様子を見に
行く,営業マンがいつもお世話になっている顧客への挨
拶等に関するスケジュールなどがある。
ベント開催場所の近くに行くついでがあるときにそのイ
ベントにも立ち寄るようなものは,上記のような形式で
記述することができる。例えば,バーゲン,フリーマー
ケット,お祭り,展覧会,友達の家に子供の様子を見に
行く,営業マンがいつもお世話になっている顧客への挨
拶等に関するスケジュールなどがある。
【0073】また,相対的なものや周期的なスケジュー
ルも記述できるので,1ヶ月ごとに「そろそろ床屋に行
きましょう」というスケジュール提案を記述したりする
こともできる。このような周期的なものについては,後
述のスケジュールスクリプトの自動作成機能で,行動の
周期を発見したら,自動的にスクリプトに追加するとい
うことも可能である。
ルも記述できるので,1ヶ月ごとに「そろそろ床屋に行
きましょう」というスケジュール提案を記述したりする
こともできる。このような周期的なものについては,後
述のスケジュールスクリプトの自動作成機能で,行動の
周期を発見したら,自動的にスクリプトに追加するとい
うことも可能である。
【0074】〔スケジュール管理用の構造化データへの
変換例〕以上のようなスケジュールスクリプトは,スケ
ジュール変換部12により,利用する端末で処理しやす
いように一度変換してもよい。変換の方法としては,例
えば,そのままのツリー構造を構造体で表す方法があ
る。上記の《例2》のスケジュールスクリプトのタイト
ル部分は,例えば, schedulescript.head.title ="健康一日プラン"; のようになる。
変換例〕以上のようなスケジュールスクリプトは,スケ
ジュール変換部12により,利用する端末で処理しやす
いように一度変換してもよい。変換の方法としては,例
えば,そのままのツリー構造を構造体で表す方法があ
る。上記の《例2》のスケジュールスクリプトのタイト
ル部分は,例えば, schedulescript.head.title ="健康一日プラン"; のようになる。
【0075】また,時間処理のものまたは場所処理のも
のを分けて管理したり,処理装置によって処理しやすい
形に変換してスケジュール管理をすることもできる。
のを分けて管理したり,処理装置によって処理しやすい
形に変換してスケジュール管理をすることもできる。
【0076】さらに具体的な変換処理例を示す。以下の
ようなスケジュールスクリプトがあるとする。
ようなスケジュールスクリプトがあるとする。
【0077】 《例3》 <schedulescript version = "0.1"> <inst> <point> <name> 東京駅 </name> </point> <schedule> 東京名物 (人形焼) を買う </schedule> <info> <text> 東京名物 (人形焼) を買っておくこと </text> <image src="tokyo-station.gif"/> </info> </inst> <inst> <time val="once"> 10:00-18:00 </time> <point> <name>東京七重洲ブックセンター</name> </point> <schedule>△△の本を買う </schedule> <info area="200m"> <text> △△の本を買う </text> <image src="nanaesubookcenter-map.gif"/> </info> </inst> <inst> <time val="continue"> 11:00-12:00 </time> <schedule>A社にて打ち合わせ(新宿) </schedule> <info delay="-30min"> <alarm/> <text>30分後に新宿のA社にて打ち合わせがあります</text> <voice> 30分後に新宿のA社にて打ち合わせがあります</voice> <image src="A社への行き方地図.gif"/> </info> <info delay="-5min"> <text>5分後に新宿のA社にて打ち合わせがあります</text> <voice> 5分後に新宿のA社にて打ち合わせがあります</voice> <image src="A社のビル.gif"/> </info> </inst> <inst> <time val="continue"> 15:00-17:00 </time> <schedule>会議(事務所) </schedule> <info delay="-30min"> <alarm/> <text>30分後に事務所で会議があります</text> </info> <info delay="-5min"> <alarm/> <text>間に合いそうもなれば, 電話を入れましょう</text> </info> </inst> <inst> <point> <name>新宿</name> </point> <schedule>フィルムを買う </schedule> <info> <alarm/> <text>フィルムを買う</text> </info> </inst> <inst> <time val="continue"> 12:00-13:00 </time> <point> <name>銀座</name> </point> <schedule>話題のXというレストランに行く </schedule> <info> <alarm/> <text>話題のXというレストランに行く</text> </info> </inst> </schedulescript> このスケジュールスクリプトを変換した構造化データを
表(テーブル)として表現したものを図2に示す。図2
に示す表におけるスケジュールでは,時間と場所が一致
したときに,提示条件に従い提示内容を形式にそった方
法で提示することになる。これらのデータは,構造体を
使用すると,例えば以下のような形式で格納される。
表(テーブル)として表現したものを図2に示す。図2
に示す表におけるスケジュールでは,時間と場所が一致
したときに,提示条件に従い提示内容を形式にそった方
法で提示することになる。これらのデータは,構造体を
使用すると,例えば以下のような形式で格納される。
【0078】inst[1].time = NULL; inst[1].point = " 東京駅"; inst[1].schedule = "東京名物(人形焼) を買う"; inst[1].info[1].condition = NULL; inst[1].info[1].text = "東京名物(人形焼) を買って
おくこと"; inst[1].info[1].image = "tokyo-station.gif"; inst[2].time = "10:00-18:00"; inst[2].time_var = "once"; inst[2].point = " 東京七重洲ブックセンター"; inst[2].schedule = "△△の本を買う"; inst[2].info[1].condition.area = "200m"; inst[2].info[1].text = "△△の本を買う"; inst[2].info[1].image = "nanaesubookcenter-map.gi
f"; inst[3].time_var = "continue"; inst[3].time = "11:00-12:00"; inst[3].point = NULL; inst[3].schedule = "A社にて打ち合わせ(新宿)"; inst[3].info[1].condition.delay = "-30min"; inst[3].info[1].alarm = ON; inst[3].info[1].text = "30分後に新宿のA社にて打
ち合わせがあります"; inst[3].info[1].voice = " 30分後に新宿のA社にて
打ち合わせがあります"; inst[3].info[1].image = " A社への行き方地図.gif"; inst[3].info[2].condition.delay = "-5min"; inst[3].info[2].text = "5分後に新宿のA社にて打ち
合わせがあります"; inst[3].info[2].voice = " 5分後に新宿のA社にて打
ち合わせがあります"; inst[3].info[2].image = " A社のビル.gif"; inst[4].time_var = "continue"; inst[4].time = "15:00-17:00"; inst[4].point = NULL; inst[4].schedule = "会議(事務所)"; inst[4].info[1].condition.delay = "-30min"; inst[4].info[1].alarm = ON; inst[4].info[1].text = "30分後に事務所で会議があ
ります"; inst[4].info[2].condition.delay = "-5min"; inst[4].info[2].alarm = ON; inst[4].info[2].text = "間に合いそうもなければ, 電
話を入れましょう"; inst[5].time = NULL; inst[5].point = " 新宿"; inst[5].schedule = "フィルムを買う"; inst[5].info[1].condition = NULL; inst[5].info[1].alarm = ON; inst[5].info[1].text = "フィルムを買う"; inst[6].time_var = "once"; inst[6].time = "12:00-13:00"; inst[6].point = " 銀座"; inst[6].schedule = "話題のXというレストランに行
く"; inst[6].info[1].condition = NULL; inst[6].info[1].alarm = ON; inst[6].info[1].text = "話題のXというレストランに
行く"; 次に,図1に示す本発明の構成例の各手段の処理につい
て説明する。
おくこと"; inst[1].info[1].image = "tokyo-station.gif"; inst[2].time = "10:00-18:00"; inst[2].time_var = "once"; inst[2].point = " 東京七重洲ブックセンター"; inst[2].schedule = "△△の本を買う"; inst[2].info[1].condition.area = "200m"; inst[2].info[1].text = "△△の本を買う"; inst[2].info[1].image = "nanaesubookcenter-map.gi
f"; inst[3].time_var = "continue"; inst[3].time = "11:00-12:00"; inst[3].point = NULL; inst[3].schedule = "A社にて打ち合わせ(新宿)"; inst[3].info[1].condition.delay = "-30min"; inst[3].info[1].alarm = ON; inst[3].info[1].text = "30分後に新宿のA社にて打
ち合わせがあります"; inst[3].info[1].voice = " 30分後に新宿のA社にて
打ち合わせがあります"; inst[3].info[1].image = " A社への行き方地図.gif"; inst[3].info[2].condition.delay = "-5min"; inst[3].info[2].text = "5分後に新宿のA社にて打ち
合わせがあります"; inst[3].info[2].voice = " 5分後に新宿のA社にて打
ち合わせがあります"; inst[3].info[2].image = " A社のビル.gif"; inst[4].time_var = "continue"; inst[4].time = "15:00-17:00"; inst[4].point = NULL; inst[4].schedule = "会議(事務所)"; inst[4].info[1].condition.delay = "-30min"; inst[4].info[1].alarm = ON; inst[4].info[1].text = "30分後に事務所で会議があ
ります"; inst[4].info[2].condition.delay = "-5min"; inst[4].info[2].alarm = ON; inst[4].info[2].text = "間に合いそうもなければ, 電
話を入れましょう"; inst[5].time = NULL; inst[5].point = " 新宿"; inst[5].schedule = "フィルムを買う"; inst[5].info[1].condition = NULL; inst[5].info[1].alarm = ON; inst[5].info[1].text = "フィルムを買う"; inst[6].time_var = "once"; inst[6].time = "12:00-13:00"; inst[6].point = " 銀座"; inst[6].schedule = "話題のXというレストランに行
く"; inst[6].info[1].condition = NULL; inst[6].info[1].alarm = ON; inst[6].info[1].text = "話題のXというレストランに
行く"; 次に,図1に示す本発明の構成例の各手段の処理につい
て説明する。
【0079】(1) 入力部の処理 入力部11は,センタ60やメディア50に記録されて
いるスケジュールスクリプトを取得する。図3に,入力
部の処理フローを示す。
いるスケジュールスクリプトを取得する。図3に,入力
部の処理フローを示す。
【0080】入力部11は,ユーザの操作入力,もしく
は自動的にスケジュール入力の要求がなされると,ネッ
トワークアクセス部18によりネットワーク40を介し
てセンタ60にアクセスし,またはメディアアクセス部
19によりあらかじめスケジュールスクリプトが格納さ
れたメディア50をアクセスして,ユーザの所望のスケ
ジュールスクリプトを読み込む(S11)。読み込んだ
スケジュールスクリプトをスケジュール変換部12に受
け渡す(S12)。このとき,スケジュールスクリプト
の本体は,メディア50から受け取るが,そのスクリプ
トの中でURL(Uniform Resource Locator)を用いて
指定された外部の画像ファイルはネットワーク40から
受け取る場合もある。
は自動的にスケジュール入力の要求がなされると,ネッ
トワークアクセス部18によりネットワーク40を介し
てセンタ60にアクセスし,またはメディアアクセス部
19によりあらかじめスケジュールスクリプトが格納さ
れたメディア50をアクセスして,ユーザの所望のスケ
ジュールスクリプトを読み込む(S11)。読み込んだ
スケジュールスクリプトをスケジュール変換部12に受
け渡す(S12)。このとき,スケジュールスクリプト
の本体は,メディア50から受け取るが,そのスクリプ
トの中でURL(Uniform Resource Locator)を用いて
指定された外部の画像ファイルはネットワーク40から
受け取る場合もある。
【0081】(2) スケジュール変換部の処理 スケジュール変換部12は,マークアップ言語で記述さ
れているスケジュールスクリプトをコンピュータで処理
しやすいように,またスケジュール管理しやすいように
スケジュール管理用の構造化データに変換する。この処
理は,コンピュータの処理効率を上げるために行うもの
であり,以下のインストラクション処理部13が直接ス
ケジュールスクリプトを参照する場合には,この処理は
必要はない。
れているスケジュールスクリプトをコンピュータで処理
しやすいように,またスケジュール管理しやすいように
スケジュール管理用の構造化データに変換する。この処
理は,コンピュータの処理効率を上げるために行うもの
であり,以下のインストラクション処理部13が直接ス
ケジュールスクリプトを参照する場合には,この処理は
必要はない。
【0082】図4に,スケジュール変換部12の処理フ
ローを示す。図4に示すように,スケジュール変換部1
2は,入力部11からスケジュールスクリプトを受け取
り(S21),スケジュールスクリプトをスケジュール
管理用の構造化データに変換し(S22),インストラ
クション処理部13にスケジュール管理用の構造化デー
タを受け渡す(S23)。
ローを示す。図4に示すように,スケジュール変換部1
2は,入力部11からスケジュールスクリプトを受け取
り(S21),スケジュールスクリプトをスケジュール
管理用の構造化データに変換し(S22),インストラ
クション処理部13にスケジュール管理用の構造化デー
タを受け渡す(S23)。
【0083】なお,スケジュール変換部12として,ス
ケジュールをインストラクション処理部13が参照する
構造化データに変換できるほか,自システムや他の装置
等で使用する種々の構造化データに変換する機能を持た
せることができる。この機能によって,機器やオペレー
ティング・システム(OS),アプリケーションの違い
に対応して,それぞれが処理できる形式に変換して,ス
ケジュール全体をまとめて,または一つ一つのインスト
ラクションをインストラクションごとに,各種機器やア
プリケーション等に提供することができる。
ケジュールをインストラクション処理部13が参照する
構造化データに変換できるほか,自システムや他の装置
等で使用する種々の構造化データに変換する機能を持た
せることができる。この機能によって,機器やオペレー
ティング・システム(OS),アプリケーションの違い
に対応して,それぞれが処理できる形式に変換して,ス
ケジュール全体をまとめて,または一つ一つのインスト
ラクションをインストラクションごとに,各種機器やア
プリケーション等に提供することができる。
【0084】例えば,スケジュールスクリプトを手続き
データに変換すれば,特願平10−24113号「自動
手続生成機能付き手続きデータベースによるアクション
提案・実行装置およびそれに用いる手続きデータベース
記憶媒体」において提示する技術を用いたアクション提
案・実行が可能になる。
データに変換すれば,特願平10−24113号「自動
手続生成機能付き手続きデータベースによるアクション
提案・実行装置およびそれに用いる手続きデータベース
記憶媒体」において提示する技術を用いたアクション提
案・実行が可能になる。
【0085】この技術は,時間,場所,状況等の周囲の
状況に関する条件とアクションの組で定義された手続き
を記憶する手続きデータベースを用意し,周囲の状況を
検索して,その時間,場所,状況(ユーザの入力情報を
含む)等から手続きデータベースを検索する条件を検出
し,その条件をもとに,手続きデータベースから該当す
る手続きを抽出し,その手続きのアクションをアクショ
ン提案・実行する手段に受け渡すものである。これによ
り,周囲の状況に適したアクションを自動的に提案し,
または実行することができる。
状況に関する条件とアクションの組で定義された手続き
を記憶する手続きデータベースを用意し,周囲の状況を
検索して,その時間,場所,状況(ユーザの入力情報を
含む)等から手続きデータベースを検索する条件を検出
し,その条件をもとに,手続きデータベースから該当す
る手続きを抽出し,その手続きのアクションをアクショ
ン提案・実行する手段に受け渡すものである。これによ
り,周囲の状況に適したアクションを自動的に提案し,
または実行することができる。
【0086】また,スケジュール変換部12は,イベン
トスケジュールや他人(友人や会社の所属グループ)の
スケジュールとのやりとりを行い,取得したこれらのス
ケジュールとユーザ自身のスケジュールを調整する。
トスケジュールや他人(友人や会社の所属グループ)の
スケジュールとのやりとりを行い,取得したこれらのス
ケジュールとユーザ自身のスケジュールを調整する。
【0087】(3) インストラクション処理部の処理 インストラクション処理部13は,スケジュール変換部
12から受け取ったスケジュール管理用の構造化データ
に対して,未指定またはあいまいな部分等の情報を補完
して,利用者の現在の状況またはシミュレーションのた
めに仮想的に設定された状況にしたがって,スケジュー
ルに記述されたインストラクションを実行する。インス
トラクション処理部13は,インストラクション実行の
準備処理として図5に示すような処理を行い,実行処理
として図6に示すような処理を行う。
12から受け取ったスケジュール管理用の構造化データ
に対して,未指定またはあいまいな部分等の情報を補完
して,利用者の現在の状況またはシミュレーションのた
めに仮想的に設定された状況にしたがって,スケジュー
ルに記述されたインストラクションを実行する。インス
トラクション処理部13は,インストラクション実行の
準備処理として図5に示すような処理を行い,実行処理
として図6に示すような処理を行う。
【0088】インストラクション処理部13の準備処理
では,図5に示すように,スケジュール変換部12から
スケジュール管理用の構造化データを受け取ると(S3
1),ユーザが設定している動作モードがリアルモード
かシミュレーションモードかを判断する(S32)。動
作モードがリアルモードである場合には,状況獲得部1
6に状況(実際の現在時刻と現在地点)を獲得させて,
これを取得する(S33)。一方,動作モードがシミュ
レーションモードである場合には,状況生成部17に状
況準備の要求を出し,準備完了後,さらに状況生成の要
求を出し,状況(仮想の現在時刻と現在地点)を取得す
る(S34)。
では,図5に示すように,スケジュール変換部12から
スケジュール管理用の構造化データを受け取ると(S3
1),ユーザが設定している動作モードがリアルモード
かシミュレーションモードかを判断する(S32)。動
作モードがリアルモードである場合には,状況獲得部1
6に状況(実際の現在時刻と現在地点)を獲得させて,
これを取得する(S33)。一方,動作モードがシミュ
レーションモードである場合には,状況生成部17に状
況準備の要求を出し,準備完了後,さらに状況生成の要
求を出し,状況(仮想の現在時刻と現在地点)を取得す
る(S34)。
【0089】次に,スケジュール管理用の構造化データ
内の場所に関する情報を補完する(S35)。ステップ
S35の補完処理では,例えば,緯度,経度,高度,名
称,住所,電話番号,郵便番号といった場所に関する様
々な属性のうち,スケジュールスクリプトに記述されて
いない属性は,記入されている属性をキーとしてデータ
ベース部30から検索する。ここで,もし地域しか指定
されていないような場合には,その地域の代表的な場所
の属性を検索する。例えば,「新宿」に対して,「新宿
区役所」,「新宿駅」,…,また「富士山」に対して,
「富士山頂」,「富士山登山口」,…,というような代
表的な場所をデータベース部30から検索し,検索結果
が複数ある場合には,ユーザに選択してもらうようにメ
ニューで問い合わせるか,または適当な評価指標を用い
て選択する。そして,検索・選択された属性を,スケジ
ュール管理用の構造化データの該当箇所に挿入する。こ
の機能はシステム,スケジュール管理の仕方,スケジュ
ールの提供の仕方に大きく依存し,様々な方法が考えら
れる。この補完処理では,ユーザが自分でスケジュール
を作成するような場合に行われ,センタ60からダウン
ロードされるようなモデルスケジュールの場合には,あ
らかじめ完全に処理できるスケジュールスクリプトが記
述されていると考えられるので省略される。
内の場所に関する情報を補完する(S35)。ステップ
S35の補完処理では,例えば,緯度,経度,高度,名
称,住所,電話番号,郵便番号といった場所に関する様
々な属性のうち,スケジュールスクリプトに記述されて
いない属性は,記入されている属性をキーとしてデータ
ベース部30から検索する。ここで,もし地域しか指定
されていないような場合には,その地域の代表的な場所
の属性を検索する。例えば,「新宿」に対して,「新宿
区役所」,「新宿駅」,…,また「富士山」に対して,
「富士山頂」,「富士山登山口」,…,というような代
表的な場所をデータベース部30から検索し,検索結果
が複数ある場合には,ユーザに選択してもらうようにメ
ニューで問い合わせるか,または適当な評価指標を用い
て選択する。そして,検索・選択された属性を,スケジ
ュール管理用の構造化データの該当箇所に挿入する。こ
の機能はシステム,スケジュール管理の仕方,スケジュ
ールの提供の仕方に大きく依存し,様々な方法が考えら
れる。この補完処理では,ユーザが自分でスケジュール
を作成するような場合に行われ,センタ60からダウン
ロードされるようなモデルスケジュールの場合には,あ
らかじめ完全に処理できるスケジュールスクリプトが記
述されていると考えられるので省略される。
【0090】次に,スケジュール管理用の構造化データ
内のすべての相対的な場所・時間の指定を絶対的な場所
・時間の指定に変換する(S36)。これで準備処理が
終り,実行処理へ移る。
内のすべての相対的な場所・時間の指定を絶対的な場所
・時間の指定に変換する(S36)。これで準備処理が
終り,実行処理へ移る。
【0091】インストラクション処理部13の実行処理
としては,図6に示すように,インストラクション処理
部13は,まず,動作モードがリアルモードであるかシ
ミュレーションモードであるかを判断し(S41),動
作モードがリアルモードの場合には,状況獲得部16に
状況(実際の現在時刻および現在地点)を獲得させて,
これを取得する(S42)。一方,動作モードがシミュ
レーションモードの場合には,状況生成部17に状況
(仮想の現在時刻および現在の地点)の生成の要求を出
して,これを取得する(S43)。
としては,図6に示すように,インストラクション処理
部13は,まず,動作モードがリアルモードであるかシ
ミュレーションモードであるかを判断し(S41),動
作モードがリアルモードの場合には,状況獲得部16に
状況(実際の現在時刻および現在地点)を獲得させて,
これを取得する(S42)。一方,動作モードがシミュ
レーションモードの場合には,状況生成部17に状況
(仮想の現在時刻および現在の地点)の生成の要求を出
して,これを取得する(S43)。
【0092】次に,実際の現在時刻または現在地点(リ
アルモードの場合)または仮想の現在時刻または現在地
点(シミュレーションモードの場合)がインストラクシ
ョンの時間条件,場所条件に一致しているときには(S
44),インストラクションに従い,スケジュール提示
部14もしくはアクション提案・実行部15に,ユーザ
に提示する情報(スケジュール/アクション)を受け渡
す(S45)。この作業を終了のイベントがくるまで繰
り返す。
アルモードの場合)または仮想の現在時刻または現在地
点(シミュレーションモードの場合)がインストラクシ
ョンの時間条件,場所条件に一致しているときには(S
44),インストラクションに従い,スケジュール提示
部14もしくはアクション提案・実行部15に,ユーザ
に提示する情報(スケジュール/アクション)を受け渡
す(S45)。この作業を終了のイベントがくるまで繰
り返す。
【0093】条件が範囲で指定してある場合には,条件
に当てはまっている間はずっと処理する,処理の候補に
なっていることを提示する,ある特定の間隔で繰り返し
提示するなどの処理が可能である。また,条件が重なっ
た場合には,例えば優先度に従った提示やメニュー形式
による提示などを行う。
に当てはまっている間はずっと処理する,処理の候補に
なっていることを提示する,ある特定の間隔で繰り返し
提示するなどの処理が可能である。また,条件が重なっ
た場合には,例えば優先度に従った提示やメニュー形式
による提示などを行う。
【0094】個々のインストラクションに関しては一度
提示してしまったら削除してしまうようにすることも可
能であるが,これらの設定は通常,<info>や<action>の
タグの属性であるduration, times などの指定に従うこ
とになる。一回提示すれば終了とするものは,一回提示
したらそのインストラクションは消去してしまってもい
いが,複数回提示する指定がある場合には,すべての提
示が終了した段階で消去する。また,通常時間条件は,
時間は後戻りすることがないので,その指定時間が過ぎ
たら消去できるが,場所条件はその場所がなくならない
限り残ることになる。
提示してしまったら削除してしまうようにすることも可
能であるが,これらの設定は通常,<info>や<action>の
タグの属性であるduration, times などの指定に従うこ
とになる。一回提示すれば終了とするものは,一回提示
したらそのインストラクションは消去してしまってもい
いが,複数回提示する指定がある場合には,すべての提
示が終了した段階で消去する。また,通常時間条件は,
時間は後戻りすることがないので,その指定時間が過ぎ
たら消去できるが,場所条件はその場所がなくならない
限り残ることになる。
【0095】(4) 状況獲得部の処理 状況獲得部16は,利用者の現在時刻や現在地点等の状
況を獲得する。図7に状況獲得部16の処理フローを示
す。図7に示すように,状況獲得部16は,インストラ
クション処理部13から状況獲得の要求を受けると,実
際の現在時刻,現在地点をGPS(Global Positionig
System)などから獲得し,インストラクション処理部1
3に受け渡す(S51)。
況を獲得する。図7に状況獲得部16の処理フローを示
す。図7に示すように,状況獲得部16は,インストラ
クション処理部13から状況獲得の要求を受けると,実
際の現在時刻,現在地点をGPS(Global Positionig
System)などから獲得し,インストラクション処理部1
3に受け渡す(S51)。
【0096】(5) 状況生成部の処理 状況生成部17は,仮想の現在時刻,仮想の現在地点な
どのシミュレーションモードに必要な値を準備し,生成
する。図8に,状況生成部17の状況準備処理の処理フ
ロー,図9に状況生成部17の状況生成処理の処理フロ
ーを示す。
どのシミュレーションモードに必要な値を準備し,生成
する。図8に,状況生成部17の状況準備処理の処理フ
ロー,図9に状況生成部17の状況生成処理の処理フロ
ーを示す。
【0097】状況準備処理では,図8に示すように,状
況生成部17は,インストラクション処理部13から状
況準備の要求を受け取ると,仮想の現在時刻を,実際の
現在時刻またはユーザが別途設定した時刻の中から,ユ
ーザまたはシステムが選択した時刻に設定する(S6
1)。次に,仮想の現在地点を,実際の現在地点,ユー
ザが別途設定した地点(例:自宅,会社),スケジュー
ルの構造データに現れる地点の情報の中から,ユーザま
たはシステムが選択した地点に設定する(S62)。次
に,仮想の時間経過速度を,システムが設定したデフォ
ルトの仮想の時間経過速度,ユーザが別途設定した仮想
の時間経過速度の中から,ユーザまたはシステムが選択
した仮想の時間経過速度を設定する(S63)。時間を
進行だけではなく逆行もできるようにする。
況生成部17は,インストラクション処理部13から状
況準備の要求を受け取ると,仮想の現在時刻を,実際の
現在時刻またはユーザが別途設定した時刻の中から,ユ
ーザまたはシステムが選択した時刻に設定する(S6
1)。次に,仮想の現在地点を,実際の現在地点,ユー
ザが別途設定した地点(例:自宅,会社),スケジュー
ルの構造データに現れる地点の情報の中から,ユーザま
たはシステムが選択した地点に設定する(S62)。次
に,仮想の時間経過速度を,システムが設定したデフォ
ルトの仮想の時間経過速度,ユーザが別途設定した仮想
の時間経過速度の中から,ユーザまたはシステムが選択
した仮想の時間経過速度を設定する(S63)。時間を
進行だけではなく逆行もできるようにする。
【0098】状況生成処理では,図9に示すように,状
況生成部17は,インストラクション処理部13から状
況生成の要求を受け取ると,仮想の現在時刻および仮想
の現在地点をインストラクション処理部13に受け渡し
(S64),仮想の現在時刻に仮想の時間経過速度に従
って,時刻を更新していく(S65)。場所の移動は,
仮想の現在地点を更新して行う(S66)。例えばユー
ザがマウス等を使って意図的に動かす,ランダムウォー
ク,スケジュールの合間を適当に補完して動かすなどの
パターンがある。
況生成部17は,インストラクション処理部13から状
況生成の要求を受け取ると,仮想の現在時刻および仮想
の現在地点をインストラクション処理部13に受け渡し
(S64),仮想の現在時刻に仮想の時間経過速度に従
って,時刻を更新していく(S65)。場所の移動は,
仮想の現在地点を更新して行う(S66)。例えばユー
ザがマウス等を使って意図的に動かす,ランダムウォー
ク,スケジュールの合間を適当に補完して動かすなどの
パターンがある。
【0099】(6) スケジュール提示部の処理 スケジュール提示部14は,スケジュールスクリプトに
基づくスケジュールをユーザに提示する。図10に,ス
ケジュール提示部14の処理フローを示す。スケジュー
ル提示部14は,インストラクション処理部13からス
ケジュール提示の要求を受け取ると,そのスケジュール
で提示する情報をユーザに出力する(S71)。提示す
る情報は,テキストデータ,画像データ,音声データな
どである。
基づくスケジュールをユーザに提示する。図10に,ス
ケジュール提示部14の処理フローを示す。スケジュー
ル提示部14は,インストラクション処理部13からス
ケジュール提示の要求を受け取ると,そのスケジュール
で提示する情報をユーザに出力する(S71)。提示す
る情報は,テキストデータ,画像データ,音声データな
どである。
【0100】(7) アクション提案・実行部の処理 アクション提案・実行部15は,スケジュールスクリプ
トに基づいて,ユーザにアクションの提案・実行を行
う。図11に,アクション提案・実行部15の処理フロ
ーを示す。アクション提案・実行部15は,インストラ
クション処理部13からアクション提案・実行の要求を
受け取ると,そのアクション提案・実行の処理を行う
(S72)。
トに基づいて,ユーザにアクションの提案・実行を行
う。図11に,アクション提案・実行部15の処理フロ
ーを示す。アクション提案・実行部15は,インストラ
クション処理部13からアクション提案・実行の要求を
受け取ると,そのアクション提案・実行の処理を行う
(S72)。
【0101】ここで,スケジュールの提案・実行とある
のは,ただユーザにスケジュールの情報を提示するだけ
でなく,実際に,ある程度の処理をしてしまう機能を持
つことである。例えば,「15:00にAさんに現在の
プロジェクトの進行の状況を聞く」といったスケジュー
ルがある場合には,ユーザにこのスケジュールを提示す
るだけでなく,15:00になったら,システムが自動
的にプロジェクトの進行の状況を尋ねる定型文のメール
をAさんに送付してしまってもよい。
のは,ただユーザにスケジュールの情報を提示するだけ
でなく,実際に,ある程度の処理をしてしまう機能を持
つことである。例えば,「15:00にAさんに現在の
プロジェクトの進行の状況を聞く」といったスケジュー
ルがある場合には,ユーザにこのスケジュールを提示す
るだけでなく,15:00になったら,システムが自動
的にプロジェクトの進行の状況を尋ねる定型文のメール
をAさんに送付してしまってもよい。
【0102】また,車に乗っていてカーナビゲーション
システム上でこのスケジュールスクリプトを実行させて
いるときに,「10:00になったらB社を訪問する」
といういうスケジュールがあった場合には,B社に行く
ようにユーザに提案するだけでなく,その時にカーナビ
ゲーションシステム上で設定されているルートを,B社
に寄るためのルートに自動的に編集するようにしてもよ
い。
システム上でこのスケジュールスクリプトを実行させて
いるときに,「10:00になったらB社を訪問する」
といういうスケジュールがあった場合には,B社に行く
ようにユーザに提案するだけでなく,その時にカーナビ
ゲーションシステム上で設定されているルートを,B社
に寄るためのルートに自動的に編集するようにしてもよ
い。
【0103】このように,アクションをどこまで自動的
に処理するかを決める手段は,特願平10−34551
1号「自動化レベル調整装置,自動化レベル調整方法お
よび自動化レベル調整用プログラム記録媒体」において
開示した技術を利用できる。この技術は,ユーザとイン
タラクティブまたは自動的に,複数の選択可能な自動化
レベルの中から,状況やユーザの行動等の履歴情報等の
記録に基づいて,そのアクションを行う自動化レベルを
一つ選択しておき,選択された自動化レベルによってそ
のアクションを実行するものである。
に処理するかを決める手段は,特願平10−34551
1号「自動化レベル調整装置,自動化レベル調整方法お
よび自動化レベル調整用プログラム記録媒体」において
開示した技術を利用できる。この技術は,ユーザとイン
タラクティブまたは自動的に,複数の選択可能な自動化
レベルの中から,状況やユーザの行動等の履歴情報等の
記録に基づいて,そのアクションを行う自動化レベルを
一つ選択しておき,選択された自動化レベルによってそ
のアクションを実行するものである。
【0104】その他,あるスケジュールに間に合うか間
に合わないかにより,「急げ」「ゆっくり」などのアド
バイスを提案したり,状況に応じてスケジュールの分岐
を指定できるようにしたりするなどのアクションの提案
・実行が可能である。
に合わないかにより,「急げ」「ゆっくり」などのアド
バイスを提案したり,状況に応じてスケジュールの分岐
を指定できるようにしたりするなどのアクションの提案
・実行が可能である。
【0105】(8) センタの処理 センタ60は,スケジュールスクリプトの管理,配信サ
ービスを行う。ネットワーク40を介して,ユーザから
要求があると,対応するスケジュールスクリプトを配信
する。センタ60は,スケジュールスクリプトを編集す
るスケジュール編集部61を備える他に,多量のスクリ
プトを管理するため,保管機能や検索機能などを備えて
いるとよい。例えば,各スケジュールスクリプトの一部
および全部に対してそれぞれを識別できる固有の番号ま
たは名前を付与して保存したり,スケジュールスクリプ
トの中の特定の項目で分類して保存したり,スケジュー
ルスクリプト本体は一つのみを保存し,各分類において
は本体へのリンクを記憶しておくなどすることにより,
保管効率や検索効率を上げることができる。また,検索
の仕方も対象を限定しない検索の他,タグにより検索す
るところを指定した検索,構造を意識した検索,時間・
場所の範囲を指定した検索,複数の特定のスケジュール
インストラクションを含むスクリプトの検索,またカテ
ゴリなどから連想してあいまい検索などを行うことがで
きるようにする。
ービスを行う。ネットワーク40を介して,ユーザから
要求があると,対応するスケジュールスクリプトを配信
する。センタ60は,スケジュールスクリプトを編集す
るスケジュール編集部61を備える他に,多量のスクリ
プトを管理するため,保管機能や検索機能などを備えて
いるとよい。例えば,各スケジュールスクリプトの一部
および全部に対してそれぞれを識別できる固有の番号ま
たは名前を付与して保存したり,スケジュールスクリプ
トの中の特定の項目で分類して保存したり,スケジュー
ルスクリプト本体は一つのみを保存し,各分類において
は本体へのリンクを記憶しておくなどすることにより,
保管効率や検索効率を上げることができる。また,検索
の仕方も対象を限定しない検索の他,タグにより検索す
るところを指定した検索,構造を意識した検索,時間・
場所の範囲を指定した検索,複数の特定のスケジュール
インストラクションを含むスクリプトの検索,またカテ
ゴリなどから連想してあいまい検索などを行うことがで
きるようにする。
【0106】〔スケジュールの自動生成〕利用者端末1
にスケジュール自動生成部20を設けることにより,通
常のテキストエディタやGUIを使ったエディタの他
に,実際の行動をもとにスケジュールスクリプトを自動
作成する機能を持たせることができる。図12にスケジ
ュールの自動生成部の構成例を,図13にスケジュール
自動生成部の処理フローを示す。
にスケジュール自動生成部20を設けることにより,通
常のテキストエディタやGUIを使ったエディタの他
に,実際の行動をもとにスケジュールスクリプトを自動
作成する機能を持たせることができる。図12にスケジ
ュールの自動生成部の構成例を,図13にスケジュール
自動生成部の処理フローを示す。
【0107】スケジュール自動生成部20は,ユーザも
しくはシステムからの処理開始の合図があり,ユーザが
行動すると(S81),周囲状況検出部21により,ユ
ーザの行動に伴う周囲の状況を取得する(S82)。例
えば,GPSから時間,場所を取得し,時間計測部21
1,場所推定部212,状況推定部213により,それ
ぞれ,時間の経過や,ユーザのいる場所とその状況を推
定する。
しくはシステムからの処理開始の合図があり,ユーザが
行動すると(S81),周囲状況検出部21により,ユ
ーザの行動に伴う周囲の状況を取得する(S82)。例
えば,GPSから時間,場所を取得し,時間計測部21
1,場所推定部212,状況推定部213により,それ
ぞれ,時間の経過や,ユーザのいる場所とその状況を推
定する。
【0108】行動推定部23により,ユーザのその時の
行動を推定し(S83),その時にとるべきアクション
(スケジュールの提示やユーザをスケジュールに合わせ
るために必要なアクション)をアクション決定部24に
て決定する(S84)。次に,インストラクション生成
部25により,周囲の状況とアクションの組みに対応す
るタグをつけてインストラクションを生成する(S8
5)。この処理を繰り返し,ユーザもしくはシステムか
ら終了の合図があると終了し,スケジュールスクリプト
生成部26により,そのインストラクション群をまとめ
一つのスケジュールスクリプトとして登録する(S8
6)。
行動を推定し(S83),その時にとるべきアクション
(スケジュールの提示やユーザをスケジュールに合わせ
るために必要なアクション)をアクション決定部24に
て決定する(S84)。次に,インストラクション生成
部25により,周囲の状況とアクションの組みに対応す
るタグをつけてインストラクションを生成する(S8
5)。この処理を繰り返し,ユーザもしくはシステムか
ら終了の合図があると終了し,スケジュールスクリプト
生成部26により,そのインストラクション群をまとめ
一つのスケジュールスクリプトとして登録する(S8
6)。
【0109】インストラクションを生成するタイミング
は,所定のサンプリングタイムごとに行ってもいいし,
行動推定部23であらかじめ持っている行動リストに当
てはまるものがあるときに生成してもいいし,何らかの
評価基準で特徴ある行動と判定できたときに生成しても
いいし,周期的な行動を検出して,それをスクリプトに
してもいい。例えば毎週同じ時間にドラマを見ていた
ら,それがインストラクション化されて,その時間にな
ると自動的にテレビが付きそのチャンネルにセットして
くれるということも可能になる。また,半自動というこ
とにして,ユーザが希望するタイミングを指定すると,
そのときの状況とアクションの組み合わせからインスト
ラクションを生成するといったことも可能である。これ
により,マークアップ言語などに習熟していない者で
も,簡単にスケジュールスクリプトの生成を行えるよう
にすることができる。
は,所定のサンプリングタイムごとに行ってもいいし,
行動推定部23であらかじめ持っている行動リストに当
てはまるものがあるときに生成してもいいし,何らかの
評価基準で特徴ある行動と判定できたときに生成しても
いいし,周期的な行動を検出して,それをスクリプトに
してもいい。例えば毎週同じ時間にドラマを見ていた
ら,それがインストラクション化されて,その時間にな
ると自動的にテレビが付きそのチャンネルにセットして
くれるということも可能になる。また,半自動というこ
とにして,ユーザが希望するタイミングを指定すると,
そのときの状況とアクションの組み合わせからインスト
ラクションを生成するといったことも可能である。これ
により,マークアップ言語などに習熟していない者で
も,簡単にスケジュールスクリプトの生成を行えるよう
にすることができる。
【0110】〔イベントスケジュールとの融合〕本発明
では,複数のスケジュールスクリプトを融合して一つの
スケジュールスクリプトにするなどの処理を容易に行え
る。
では,複数のスケジュールスクリプトを融合して一つの
スケジュールスクリプトにするなどの処理を容易に行え
る。
【0111】個人の用事などを記述した個人スケジュー
ルスクリプトと,スケジュールサーバなどにより一般公
開されているイベント(スポーツの試合,テレビ番組,
コンサート,催し物など)のスケジュールを記述したイ
ベントスケジュールスクリプトとを融合して,一つのス
ケジュールスクリプトにし,利用者のスケジュールとと
もに,イベントに関するスケジュールの提示やそれに伴
うアクションの提案・実行を行う。
ルスクリプトと,スケジュールサーバなどにより一般公
開されているイベント(スポーツの試合,テレビ番組,
コンサート,催し物など)のスケジュールを記述したイ
ベントスケジュールスクリプトとを融合して,一つのス
ケジュールスクリプトにし,利用者のスケジュールとと
もに,イベントに関するスケジュールの提示やそれに伴
うアクションの提案・実行を行う。
【0112】つぎに,図1を用いて,この処理の例につ
いて説明する。まず,利用者は,個人スケジュールをメ
ディア50に記録しておく。そして,スケジュールスク
リプトの読み込みの要求があったら,メディアアクセス
部19を介してメディア50から個人スケジュールスク
リプトをスケジュール変換部12に読み込み,同時にネ
ットワーク40,ネットワークアクセス部18を介し
て,イベントスケジュールを登録してあるセンタ60か
らイベントスケジュールをスケジュール変換部12に読
み込む。
いて説明する。まず,利用者は,個人スケジュールをメ
ディア50に記録しておく。そして,スケジュールスク
リプトの読み込みの要求があったら,メディアアクセス
部19を介してメディア50から個人スケジュールスク
リプトをスケジュール変換部12に読み込み,同時にネ
ットワーク40,ネットワークアクセス部18を介し
て,イベントスケジュールを登録してあるセンタ60か
らイベントスケジュールをスケジュール変換部12に読
み込む。
【0113】スケジュール変換部12では,読み込んだ
2つのスケジュールスクリプトからインストラクション
を選択し,選択したインストラクションの部分をユーザ
のスケジュールスクリプトに統合する。スケジュールス
クリプトは単なるテキストデータであるので,インスト
ラクションごとに切り貼りすれば,簡単に選択・統合す
ることができる。複数のスケジュールを統合するときに
は,スケジュールが重なってしまうことがあるので,こ
ういう場合にはユーザやシステムが設定した個人スケジ
ュール優先などのルールに従い,どちらかを選択した
り,ユーザに問いあわせて選択したりする。
2つのスケジュールスクリプトからインストラクション
を選択し,選択したインストラクションの部分をユーザ
のスケジュールスクリプトに統合する。スケジュールス
クリプトは単なるテキストデータであるので,インスト
ラクションごとに切り貼りすれば,簡単に選択・統合す
ることができる。複数のスケジュールを統合するときに
は,スケジュールが重なってしまうことがあるので,こ
ういう場合にはユーザやシステムが設定した個人スケジ
ュール優先などのルールに従い,どちらかを選択した
り,ユーザに問いあわせて選択したりする。
【0114】イベントスケジュールは無数にある場合が
あるので,ユーザの嗜好に合わせてセンタ60もしくは
クライアント側の利用者端末1でフィルタリングをする
とよい。例えば,ユーザの好みとして(スポーツ○,音
楽×)とあれば,スポーツのイベント情報に関するスケ
ジュールスクリプトのみを読み込んできて,音楽に関す
るものはカットするなどする。こうして融合されたスケ
ジュールスクリプトに対して,インストラクション処理
部13で状況獲得部16から得られる情報をもとに時間
・場所に合わせて,スケジュール提示部14により利用
者にスケジュールを提示し,またはアクション提案・実
行部15によりスケジュールに伴うアクションの提案・
実行を行う。
あるので,ユーザの嗜好に合わせてセンタ60もしくは
クライアント側の利用者端末1でフィルタリングをする
とよい。例えば,ユーザの好みとして(スポーツ○,音
楽×)とあれば,スポーツのイベント情報に関するスケ
ジュールスクリプトのみを読み込んできて,音楽に関す
るものはカットするなどする。こうして融合されたスケ
ジュールスクリプトに対して,インストラクション処理
部13で状況獲得部16から得られる情報をもとに時間
・場所に合わせて,スケジュール提示部14により利用
者にスケジュールを提示し,またはアクション提案・実
行部15によりスケジュールに伴うアクションの提案・
実行を行う。
【0115】このようにインストラクションごとのやり
とりでスケジュールスクリプトを切り貼りすればいろい
ろなことができ,イベント情報を送る側は広告としても
使えて便利である。また,送りたい相手にインストラク
ションごとのスケジュールを送ることもできる。同様の
融合の手法で,同僚や友人とのスケジュール調整なども
行うことができる。
とりでスケジュールスクリプトを切り貼りすればいろい
ろなことができ,イベント情報を送る側は広告としても
使えて便利である。また,送りたい相手にインストラク
ションごとのスケジュールを送ることもできる。同様の
融合の手法で,同僚や友人とのスケジュール調整なども
行うことができる。
【0116】以下では,本発明の各種機器への具体的な
適用例について説明する。
適用例について説明する。
【0117】〔本発明のPDAへの適用例〕本発明をP
DA(Personal Digital(Data) Assistants )へ適用し
た場合の例について説明する。PDAは,スケジュール
帳やアドレス帳,ToDoリストなど, 従来は手帳で管
理していた個人情報を効率的に管理できるようにした小
型の情報端末であり,ユーザが気軽に持ち運べるサイズ
のものである。
DA(Personal Digital(Data) Assistants )へ適用し
た場合の例について説明する。PDAは,スケジュール
帳やアドレス帳,ToDoリストなど, 従来は手帳で管
理していた個人情報を効率的に管理できるようにした小
型の情報端末であり,ユーザが気軽に持ち運べるサイズ
のものである。
【0118】図14に,本発明をPDAへ適用した場合
のシステム構成例を示す。図14において,センタ61
0は図1のセンタ60に,ユーザ端末100は図1の利
用者端末1に,PHS/PDC110は図1のネットワ
ークアクセス部18に,ユーザ操作部120は図1の入
力部11に,ユーザ提示部130は図1のスケジュール
提示部14またはアクション提案・実行部15に,イン
ストラクション実行部140は図1のインストラクショ
ン処理部13に,GPS170は図1の状況獲得部16
に,それぞれ対応している。地図情報システム150,
音声合成システム160は,本発明に必須のものではな
いが,ユーザにスケジュールの提示をするときに,より
有効でわかりやすくするために設けている。
のシステム構成例を示す。図14において,センタ61
0は図1のセンタ60に,ユーザ端末100は図1の利
用者端末1に,PHS/PDC110は図1のネットワ
ークアクセス部18に,ユーザ操作部120は図1の入
力部11に,ユーザ提示部130は図1のスケジュール
提示部14またはアクション提案・実行部15に,イン
ストラクション実行部140は図1のインストラクショ
ン処理部13に,GPS170は図1の状況獲得部16
に,それぞれ対応している。地図情報システム150,
音声合成システム160は,本発明に必須のものではな
いが,ユーザにスケジュールの提示をするときに,より
有効でわかりやすくするために設けている。
【0119】まず,スケジュールスクリプトがあるとす
る。これはユーザ端末100にあらかじめ登録されてい
るものでもよいし,図14に示すようにPHS/PDC
110といった通信手段を持つ場合にはネットワークか
ら取得することができるので,ネットワークから取得し
たものでもよい。
る。これはユーザ端末100にあらかじめ登録されてい
るものでもよいし,図14に示すようにPHS/PDC
110といった通信手段を持つ場合にはネットワークか
ら取得することができるので,ネットワークから取得し
たものでもよい。
【0120】これをインストラクション実行部140で
解析・実行し,GPS170の位置情報,現在時刻など
に基づいて,必要に応じてスケジュールを出力する。現
在位置をわかりやすく示すために,地図情報システム1
50に位置とスケールを送って該当する地図の絵を取得
し,その位置を示してもいいし,スケジュールスクリプ
ト内の音声読み上げ用テキストを音声合成システム16
0に受け渡すことで音声データを得ることができ,ユー
ザに音声でスケジュールを提示することも可能になる。
解析・実行し,GPS170の位置情報,現在時刻など
に基づいて,必要に応じてスケジュールを出力する。現
在位置をわかりやすく示すために,地図情報システム1
50に位置とスケールを送って該当する地図の絵を取得
し,その位置を示してもいいし,スケジュールスクリプ
ト内の音声読み上げ用テキストを音声合成システム16
0に受け渡すことで音声データを得ることができ,ユー
ザに音声でスケジュールを提示することも可能になる。
【0121】図15に,上記のスケジュールを表示する
PCやPDA用のビューアの表示画面の例を示す。ビュ
ーア200には,場所を表す地図201と時間を表すス
ケジューラ202があり,その表示してある範囲に対応
するスケジュールのみが表示される。
PCやPDA用のビューアの表示画面の例を示す。ビュ
ーア200には,場所を表す地図201と時間を表すス
ケジューラ202があり,その表示してある範囲に対応
するスケジュールのみが表示される。
【0122】まず,場所に関しては,ビューア200の
左上部の地図201に東京駅周辺の1/12500の縮
尺の地図が表示されているので,この範囲に入っている
スケジュールに対して,スケジュールがあることををピ
ン形状のアイコンで指し示して表示している。
左上部の地図201に東京駅周辺の1/12500の縮
尺の地図が表示されているので,この範囲に入っている
スケジュールに対して,スケジュールがあることををピ
ン形状のアイコンで指し示して表示している。
【0123】上記の《例3》に示すようなスケジュール
スクリプトでは,1番目のインストラクションの「東京
名物(人形焼)を買う」というスケジュールと,2番目
のインストラクションの「△△の本を買う」というスケ
ジュールとの場所条件がこの地図範囲に含まれるので,
地図201上に2つのピンアイコン204−1,204
−2を表示する。2番目インストラクションのほうは,
情報提示条件として,「area = "200m" 」とあるので,
半径200mの円が表示されており,ユーザがその範囲
に入ったら,スケジュール情報(2番目のインストラク
ション)を提示する。逆に,5番目のインストラクショ
ンの「フィルムを買う」や6番目のインストラクション
の「話題のXというレストランに行く」は,表示中の地
図201の範囲外なので,表示されない。
スクリプトでは,1番目のインストラクションの「東京
名物(人形焼)を買う」というスケジュールと,2番目
のインストラクションの「△△の本を買う」というスケ
ジュールとの場所条件がこの地図範囲に含まれるので,
地図201上に2つのピンアイコン204−1,204
−2を表示する。2番目インストラクションのほうは,
情報提示条件として,「area = "200m" 」とあるので,
半径200mの円が表示されており,ユーザがその範囲
に入ったら,スケジュール情報(2番目のインストラク
ション)を提示する。逆に,5番目のインストラクショ
ンの「フィルムを買う」や6番目のインストラクション
の「話題のXというレストランに行く」は,表示中の地
図201の範囲外なので,表示されない。
【0124】この地図201の表示範囲は,ユーザが移
動しているときはユーザが中心になるようにして指定さ
れる。地図201の表示縮尺はユーザの移動スピードに
より自動的に変わるようにしてもよい。例えば自動車の
ように速い移動手段で移動しているときには,表示範囲
を広くし,徒歩のように遅い移動手段で移動していると
きには,表示範囲を狭くするようにしてもよい。また,
表示される場所や縮尺を,ユーザが手動で変えることも
できる。この場合には,地図201の周りに表示範囲移
動アイコンや縮尺のラジオボタン等を配置して,選択で
きるようにする。
動しているときはユーザが中心になるようにして指定さ
れる。地図201の表示縮尺はユーザの移動スピードに
より自動的に変わるようにしてもよい。例えば自動車の
ように速い移動手段で移動しているときには,表示範囲
を広くし,徒歩のように遅い移動手段で移動していると
きには,表示範囲を狭くするようにしてもよい。また,
表示される場所や縮尺を,ユーザが手動で変えることも
できる。この場合には,地図201の周りに表示範囲移
動アイコンや縮尺のラジオボタン等を配置して,選択で
きるようにする。
【0125】ユーザ自身がその場所条件の当てはまると
ころにきたときに,対応するスケジュールに関する情報
が,情報提示エリア203にテキストや画像で表示さ
れ,音声データがあれば音声で提示される。
ころにきたときに,対応するスケジュールに関する情報
が,情報提示エリア203にテキストや画像で表示さ
れ,音声データがあれば音声で提示される。
【0126】また,ユーザがその場所に実際に行ってい
ないときでも,表示範囲を異なる場所に変えたとき,ま
たは,その場所にどのようなスケジュールを入れておい
たかを確認したいときには,地図上のピンアイコン20
4をクリックすると,情報提示エリア203に,その場
所に対応するスケジュールに関する情報がテキストや画
像で表示されたり,音声データがあれば音声で読み上げ
たりして,いつでもスケジュールを確認することができ
るように構成されている。
ないときでも,表示範囲を異なる場所に変えたとき,ま
たは,その場所にどのようなスケジュールを入れておい
たかを確認したいときには,地図上のピンアイコン20
4をクリックすると,情報提示エリア203に,その場
所に対応するスケジュールに関する情報がテキストや画
像で表示されたり,音声データがあれば音声で読み上げ
たりして,いつでもスケジュールを確認することができ
るように構成されている。
【0127】次に,時間に関しては,ビューア200の
表示画面右側のスケジューラ202の表示のように,時
間軸に沿ったスケジュール表があり,ここの範囲にある
スケジュールが表示される。ここでは,7月21日の午
前8時から午後10時までのスケジュール表があるの
で,この時間範囲にある情報が表示される。上記の《例
3》で示したスケジュールスクリプトの中では,3番目
のインストラクションの「A社にて打ち合わせ(新
宿)」と4番目のインストラクションの「会議(事務
所)」が表示されている。仮に,7月21日以外のスケ
ジュールがあっても,この場合は表示されない。
表示画面右側のスケジューラ202の表示のように,時
間軸に沿ったスケジュール表があり,ここの範囲にある
スケジュールが表示される。ここでは,7月21日の午
前8時から午後10時までのスケジュール表があるの
で,この時間範囲にある情報が表示される。上記の《例
3》で示したスケジュールスクリプトの中では,3番目
のインストラクションの「A社にて打ち合わせ(新
宿)」と4番目のインストラクションの「会議(事務
所)」が表示されている。仮に,7月21日以外のスケ
ジュールがあっても,この場合は表示されない。
【0128】また,この時間軸スケジュール表は,その
日のスケジュールや月間のスケジュールと入れ替えるこ
とができ,例えばユーザの指示により7月のカレンダー
がビューア200内に置かれると,7月にあるすべての
スケジュールが割り当てられる。ここで,その区間ずっ
と継続されるスケジュールに関しては実線で,その区間
内で一度行われればよいものは点線で,その範囲が表示
される。
日のスケジュールや月間のスケジュールと入れ替えるこ
とができ,例えばユーザの指示により7月のカレンダー
がビューア200内に置かれると,7月にあるすべての
スケジュールが割り当てられる。ここで,その区間ずっ
と継続されるスケジュールに関しては実線で,その区間
内で一度行われればよいものは点線で,その範囲が表示
される。
【0129】そして,スケジュールの時間条件に合うよ
うになると,提示条件に合わせて情報提示エリア203
内にスケジュールに関する情報がテキストや画像で表示
される。また,音声データがあれば,そのスケジュール
が音声で読み上げられる。
うになると,提示条件に合わせて情報提示エリア203
内にスケジュールに関する情報がテキストや画像で表示
される。また,音声データがあれば,そのスケジュール
が音声で読み上げられる。
【0130】また,その時間に実際になっていないとき
でも,その時間のスケジュールにどんなスケジュール案
内を付けておいたかを確認したいときには,対応する部
分をクリックすると,情報提示エリア203にスケジュ
ールに関する情報がテキストや画像で表示されたり,音
声データがあれば音声で読み上げたりされ,いつでもス
ケジュールの提示内容を確認できるように構成されてい
る。
でも,その時間のスケジュールにどんなスケジュール案
内を付けておいたかを確認したいときには,対応する部
分をクリックすると,情報提示エリア203にスケジュ
ールに関する情報がテキストや画像で表示されたり,音
声データがあれば音声で読み上げたりされ,いつでもス
ケジュールの提示内容を確認できるように構成されてい
る。
【0131】さらに,上記の《例3》で示したスケジュ
ールスクリプトにおける2番目のインストラクションや
6番目のインストラクションのように,時間条件と場所
条件がある場合には,両方の条件が範囲に入っていない
と,地図画面にも時間軸のスケジュール表にも表示され
ない。
ールスクリプトにおける2番目のインストラクションや
6番目のインストラクションのように,時間条件と場所
条件がある場合には,両方の条件が範囲に入っていない
と,地図画面にも時間軸のスケジュール表にも表示され
ない。
【0132】図15のビューア200では,2番目のイ
ンストラクションの場合,地図201の範囲にもスケジ
ューラ202の時間軸の範囲にも入っているので,表示
されている。これが例えば同じ場所でも日付指定されて
おり,時間軸スケジュール表の日付と合っていなければ
表示されない。同様に,地図201の表示範囲に場所条
件が含まれないようになると,スケジューラ202のほ
うからもスケジュールが消える。6番目のインストラク
ションの場合,時間はスケジューラ202の時間軸スケ
ジュール表内に収まっているが,場所条件の場所が地図
201の表示範囲内にないので,地図201のほうにも
スケジューラ202のほうにも,どちらにもスケジュー
ルの表示がされない。
ンストラクションの場合,地図201の範囲にもスケジ
ューラ202の時間軸の範囲にも入っているので,表示
されている。これが例えば同じ場所でも日付指定されて
おり,時間軸スケジュール表の日付と合っていなければ
表示されない。同様に,地図201の表示範囲に場所条
件が含まれないようになると,スケジューラ202のほ
うからもスケジュールが消える。6番目のインストラク
ションの場合,時間はスケジューラ202の時間軸スケ
ジュール表内に収まっているが,場所条件の場所が地図
201の表示範囲内にないので,地図201のほうにも
スケジューラ202のほうにも,どちらにもスケジュー
ルの表示がされない。
【0133】〔本発明のPDC/PHSへの適用例〕次
に,本発明をPDC(Personal Digital Cellular ),
PHS(Personal Handyphone System)へ適用した場合
の例について説明する。PDCやPHSでは,サイズや
処理能力から多機能な処理は難しいので,ほとんどの処
理はセンタで行い,表示するテキストデータや音声デー
タのみをPDC/PHSに送るようにする。
に,本発明をPDC(Personal Digital Cellular ),
PHS(Personal Handyphone System)へ適用した場合
の例について説明する。PDCやPHSでは,サイズや
処理能力から多機能な処理は難しいので,ほとんどの処
理はセンタで行い,表示するテキストデータや音声デー
タのみをPDC/PHSに送るようにする。
【0134】図16は,本発明をPDC/PHSへ適用
した場合のシステムの構成例を示す。ここでは,それぞ
れセンタ620は図1のセンタ60に,ユーザ端末(P
HS/PDC)300は図1のネットワークアクセス部
18に,ユーザ操作部310は図1の入力部11に,ユ
ーザ提示部320は図1のスケジュール提示部14やア
クション提案・実行部15に,インストラクション実行
部621は図1のインストラクション処理部13に,G
PS330は図1の状況獲得部16に,それぞれ対応し
ている。
した場合のシステムの構成例を示す。ここでは,それぞ
れセンタ620は図1のセンタ60に,ユーザ端末(P
HS/PDC)300は図1のネットワークアクセス部
18に,ユーザ操作部310は図1の入力部11に,ユ
ーザ提示部320は図1のスケジュール提示部14やア
クション提案・実行部15に,インストラクション実行
部621は図1のインストラクション処理部13に,G
PS330は図1の状況獲得部16に,それぞれ対応し
ている。
【0135】この例では,スケジュールスクリプトはセ
ンタ620側にある。センタ620は,ユーザ端末30
0が出す電波を拾う基地局からユーザ端末300のだい
たいの位置を知ることができる。または,ユーザ端末3
00にGPS330のような装置が付いている場合に
は,ユーザ端末300からの位置情報の送信により,ユ
ーザ端末300の現在位置を知る。
ンタ620側にある。センタ620は,ユーザ端末30
0が出す電波を拾う基地局からユーザ端末300のだい
たいの位置を知ることができる。または,ユーザ端末3
00にGPS330のような装置が付いている場合に
は,ユーザ端末300からの位置情報の送信により,ユ
ーザ端末300の現在位置を知る。
【0136】センタ620では,このユーザ端末(PD
C/PHS)300用のスケジュールスクリプトをイン
ストラクション実行部621で解析,実行し,送られて
くる位置情報や時間情報から,位置条件,時間条件が合
致した場合には,ユーザ端末300へスケジュールの提
示のためのテキストや画像,音声情報を送信する。これ
により,ユーザ端末300はスケジュール情報を受け取
り,ユーザ提示部320により,ユーザにテキスト/画
像/音声情報を提示することができる。
C/PHS)300用のスケジュールスクリプトをイン
ストラクション実行部621で解析,実行し,送られて
くる位置情報や時間情報から,位置条件,時間条件が合
致した場合には,ユーザ端末300へスケジュールの提
示のためのテキストや画像,音声情報を送信する。これ
により,ユーザ端末300はスケジュール情報を受け取
り,ユーザ提示部320により,ユーザにテキスト/画
像/音声情報を提示することができる。
【0137】図17に,ユーザ端末(PDC/PHS)
300の外観の例を示す。図17(A)はユーザ提示部
320のスケジュールの提示する情報がテキスト情報の
場合の表示例,図17(B)は,画像情報の場合の表示
例を示す。これらの表示切り替えは,例えばユーザ操作
部310として設けられた切り替えボタンにより切り替
えられる。
300の外観の例を示す。図17(A)はユーザ提示部
320のスケジュールの提示する情報がテキスト情報の
場合の表示例,図17(B)は,画像情報の場合の表示
例を示す。これらの表示切り替えは,例えばユーザ操作
部310として設けられた切り替えボタンにより切り替
えられる。
【0138】〔その他の有効な実施の形態〕 (1) 江戸時代の大名の生活,憧れの芸能人のスケジュー
ル,映画のシーン,プロ野球選手の練習スケジュール,
社長の一日,ロールプレイングゲームの主人公の生活な
ど,様々なスケジュールスクリプトを,インターネット
やプリペイドカード,雑誌の付録,街角に設置された端
末などで販売することができる。その中には,お店の広
告や,映画の案内も入れることができる。
ル,映画のシーン,プロ野球選手の練習スケジュール,
社長の一日,ロールプレイングゲームの主人公の生活な
ど,様々なスケジュールスクリプトを,インターネット
やプリペイドカード,雑誌の付録,街角に設置された端
末などで販売することができる。その中には,お店の広
告や,映画の案内も入れることができる。
【0139】(2) また,自動スケジュール作成機能によ
り,旅日記を自動的に作成することができる。また,シ
ミュレーションモードで再生することで,いつでもこの
旅の体験を再び味わえる。
り,旅日記を自動的に作成することができる。また,シ
ミュレーションモードで再生することで,いつでもこの
旅の体験を再び味わえる。
【0140】(3) 人間以外のものに対してスケジュール
スクリプトを記述し,そのインタラクションを処理する
ことで,動物・物品・物質・情報がどのような行動・処
理をしているかの可視化が可能であり,例えば渡鳥の生
態,手紙の一日,電子メールの処理のされ方などの解説
ができ,教育などに役立てることができる。
スクリプトを記述し,そのインタラクションを処理する
ことで,動物・物品・物質・情報がどのような行動・処
理をしているかの可視化が可能であり,例えば渡鳥の生
態,手紙の一日,電子メールの処理のされ方などの解説
ができ,教育などに役立てることができる。
【0141】(4) スケジュールスクリプトに行動プラン
を記述できるので,その行動プランに従って,自動的に
ホテルやレストランに予約を入れたり,交通手段やコン
サートのチケットを取得したりすることができる。これ
は,移動経路の交通手段や立ち寄り先施設に対するイン
ストラクション(連絡情報や予約情報)をスケジュール
スクリプトに記述しておき,このスケジュールスクリプ
トに従った移動を実行する前に,スケジュールスクリプ
トに記述された交通手段や立ち寄り先施設に対して,こ
れらの連絡情報や予約情報を通知するというアクション
を実行することによって実現することができる。
を記述できるので,その行動プランに従って,自動的に
ホテルやレストランに予約を入れたり,交通手段やコン
サートのチケットを取得したりすることができる。これ
は,移動経路の交通手段や立ち寄り先施設に対するイン
ストラクション(連絡情報や予約情報)をスケジュール
スクリプトに記述しておき,このスケジュールスクリプ
トに従った移動を実行する前に,スケジュールスクリプ
トに記述された交通手段や立ち寄り先施設に対して,こ
れらの連絡情報や予約情報を通知するというアクション
を実行することによって実現することができる。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
スケジュールスクリプトを,標準的なマークアップ言語
を用いて実現することにより,読み書きしやすいものに
することができる。また,スケジュールスクリプトは,
基本的にはテキストデータであるため,記憶媒体の容量
は小さいもので済み,そのインストラクションによる実
行も簡単に実現できる。
スケジュールスクリプトを,標準的なマークアップ言語
を用いて実現することにより,読み書きしやすいものに
することができる。また,スケジュールスクリプトは,
基本的にはテキストデータであるため,記憶媒体の容量
は小さいもので済み,そのインストラクションによる実
行も簡単に実現できる。
【0143】また,様々な種類の装置/媒体で,同じ時
間でも違う時間でも,また同じ場所でも違う場所でも,
いろいろなユーザが,オフラインまたはオンラインによ
り,スケジュール管理サービスの利用が可能になる。
間でも違う時間でも,また同じ場所でも違う場所でも,
いろいろなユーザが,オフラインまたはオンラインによ
り,スケジュール管理サービスの利用が可能になる。
【0144】スケジュールスクリプトは,実行・変換・
作成・編集・分解・連結・変更・修正・複写・削除・保
存・検索が可能であり,データベース化し再利用するこ
とも可能である。また,スケジュールスクリプトを適当
な電子メディアやネットワークによって,携帯したり転
送したりすることができ,スケジュールスクリプトは,
販売・購入・発行・受領・あげる・もらう・捨てる・拾
う・付加価値を付けるというような対象になり得る。具
体的には,このスケジュールスクリプトは,スケジュー
ルスクリプトセンタ,コンテンツプロバイダー,個人,
団体など,誰もが作成・提供することができる。
作成・編集・分解・連結・変更・修正・複写・削除・保
存・検索が可能であり,データベース化し再利用するこ
とも可能である。また,スケジュールスクリプトを適当
な電子メディアやネットワークによって,携帯したり転
送したりすることができ,スケジュールスクリプトは,
販売・購入・発行・受領・あげる・もらう・捨てる・拾
う・付加価値を付けるというような対象になり得る。具
体的には,このスケジュールスクリプトは,スケジュー
ルスクリプトセンタ,コンテンツプロバイダー,個人,
団体など,誰もが作成・提供することができる。
【0145】パーソナルコンピュータ(PC),カーナ
ビゲーションシステム,PDA,PDCなどで作成した
スケジュールスクリプトを,ICカード,プリペイドカ
ードに書き込むことができ,また,ICカード,プリペ
イドカードに書き込まれているスケジュールスクリプト
を,PC,カーナビゲーションシステム,PDA,PD
Cなどに読み出して,スケジュール管理システムのため
のインストラクションを実行することができる。
ビゲーションシステム,PDA,PDCなどで作成した
スケジュールスクリプトを,ICカード,プリペイドカ
ードに書き込むことができ,また,ICカード,プリペ
イドカードに書き込まれているスケジュールスクリプト
を,PC,カーナビゲーションシステム,PDA,PD
Cなどに読み出して,スケジュール管理システムのため
のインストラクションを実行することができる。
【0146】あるPC,カーナビゲーションシステム,
PDA,PDCなどで受けていたスケジュール管理を,
別のPC,カーナビゲーションシステム,PDA,PD
Cなどに切り替えて,そのまま間断なくスケジュール管
理を受け続けることができる。例えば,PDCを持って
徒歩で移動しながらスケジュール管理を受けているユー
ザが途中で車に乗り換えても,同じスケジュールスクリ
プトを共通に使用することにより,カーナビゲーション
システムから同じスケジュール管理を続けて受けること
ができる。
PDA,PDCなどで受けていたスケジュール管理を,
別のPC,カーナビゲーションシステム,PDA,PD
Cなどに切り替えて,そのまま間断なくスケジュール管
理を受け続けることができる。例えば,PDCを持って
徒歩で移動しながらスケジュール管理を受けているユー
ザが途中で車に乗り換えても,同じスケジュールスクリ
プトを共通に使用することにより,カーナビゲーション
システムから同じスケジュール管理を続けて受けること
ができる。
【0147】スケジュールに対して,どうユーザに提示
するかなどの処理の仕方を書くことができる。
するかなどの処理の仕方を書くことができる。
【0148】また,一つのスケジュールスクリプトを多
人数で共有することができる。これにより離れた場所で
も同じスケジュールに則って行動することができる。
人数で共有することができる。これにより離れた場所で
も同じスケジュールに則って行動することができる。
【0149】また,ユーザのスケジュールを機械が参照
できるので,事前に対処するなどの処理が可能になる。
できるので,事前に対処するなどの処理が可能になる。
【0150】通常のスケジュール管理システムのよう
に,日常作業の忘却防止,自己管理などに利用できるの
は言うまでもない。
に,日常作業の忘却防止,自己管理などに利用できるの
は言うまでもない。
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】スケジュール管理用の構造化データの例を示す
図である。
図である。
【図3】入力部の処理フローを示す図である。
【図4】スケジュール変換部の処理フローを示す図であ
る。
る。
【図5】インストラクション処理部の準備処理の処理フ
ローを示す図である。
ローを示す図である。
【図6】インストラクション処理部の実行処理の処理フ
ローを示す図である。
ローを示す図である。
【図7】状況獲得部の処理フローを示す図である。
【図8】状況生成部の状況準備処理の処理フローを示す
図である。
図である。
【図9】状況生成部の状況生成処理の処理フローを示す
図である。
図である。
【図10】スケジュール提示部の処理フローを示す図で
ある。
ある。
【図11】アクション提案・実行部の処理フローを示す
図である。
図である。
【図12】スケジュール自動生成部の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図13】スケジュール自動生成部の処理フローを示す
図である。
図である。
【図14】本発明をPDAへ適用した場合のシステム構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図15】ビューアの表示例を示す図である。
【図16】本発明をPDC/PHSへ適用した場合のシ
ステム構成例を示す図である。
ステム構成例を示す図である。
【図17】ユーザ端末(PDC/PHS)の外観例およ
びスケジュールの提示情報の表示例を示す図である。
びスケジュールの提示情報の表示例を示す図である。
1 利用者端末 11 入力部 12 スケジュール変換部 13 インストラクション処理部 14 スケジュール提示部 15 アクション提案・実行部 16 状況獲得部 17 状況生成部 18 ネットワークアクセス部 19 メディアアクセス部 20 スケジュール自動生成部 30 データベース部 40 ネットワーク 50 メディア 60 センタ 61 スケジュール編集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 実 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 前田 芳晴 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 CC03 CC32 DD00 DD01 DD05 EE05 FF04 GG06 GG07
Claims (12)
- 【請求項1】 利用者に対し,状況に応じてスケジュー
ルの提示,スケジュールに応じたアクションの提案・実
行を行う装置であって,少なくても場所情報および時間
情報と,そのときに行うべきスケジュール,またそのス
ケジュールに対するユーザへの提示の仕方およびスケジ
ュールに応じたアクションの提案・実行の仕方の組みに
よって記述することのできる所定の仕様に基づくインス
トラクションの系列からなるスケジュールを入力する手
段と,現在地点および現在時刻の状況を獲得し,あるい
は仮想的な現在地点および仮想的な現在時刻の状況を生
成する手段と,前記入力したスケジュールに記述された
インストラクションを,前記状況獲得または状況生成に
よって得られた現在地点および現在時刻に応じて処理す
る手段と,前記インストラクションの処理に伴って,ス
ケジュールの提示または/およびスケジュールに応じた
アクションの提案・実行をする手段とを備えることを特
徴とするスケジュール提示およびそれに応じたアクショ
ン提案・実行装置。 - 【請求項2】 前記スケジュールは,前記場所情報,前
記時間情報,前記行うべきスケジュール,そのスケジュ
ールに対する利用者への提示の仕方,スケジュールに応
じたアクションの提案・実行の仕方,およびその他のイ
ンストラクションの構成要素を,タグによって識別する
マークアップ言語によって記述されたものであることを
特徴とする請求項1記載のスケジュール提示およびそれ
に応じたアクション提案・実行装置。 - 【請求項3】 前記インストラクションを処理する手段
は,前記場所情報,前記時間情報が,利用者の現在の場
所,現在の時刻,または仮想の現在場所,仮想の現在時
刻に一致もしくは対応したときにインストラクションを
実行することを特徴とする請求項1記載のスケジュール
提示およびそれに応じたアクション提案・実行装置。 - 【請求項4】 前記スケジュールを入力する手段は,ス
ケジュールを提供する外部装置からネットワークを介し
て通信により,または/および計算機が読み取り可能な
電子メディアから読み取ることにより,または/および
利用者が入力することにより,利用者が指定したスケジ
ュールを入力することを特徴とする請求項1記載のスケ
ジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行
装置。 - 【請求項5】 前記入力したスケジュールを解析して,
スケジュール管理用の構造化データに変換する手段を持
ち,前記インストラクションを処理する手段は,スケジ
ュール管理用の構造化データの形式で表されたインスト
ラクションを実行することを特徴とする請求項1記載の
スケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・
実行装置。 - 【請求項6】 利用者に対し,状況に応じてスケジュー
ルの提示およびそのスケジュールに応じたアクションの
提案・実行を行う装置であって,場所情報および時間情
報と,対応する場所および時間に応じて処理すべきスケ
ジュールの提示およびそのスケジュールに応じたアクシ
ョンの提案・実行の処理の仕方を,各々の情報の種別を
識別することができる名前とその情報の内容との組によ
って記述することのできる所定の仕様に基づくインスト
ラクションの系列からなるスケジュールを入力する手段
と,利用者の操作入力または/およびシステムの設定に
よって,リアルモードまたシミュレーションモードの動
作モードを設定する手段と,リアルモードのときに,現
在時刻および現在地点の状況を獲得する手段と,シミュ
レーションモードのときに,仮想的な現在時刻および仮
想的な現在地点の状況を生成する手段と,前記入力した
スケジュールに記述されたインストラクションを,リア
ルモードのときには状況獲得によって得られた現在地点
および現在時刻に応じて処理し,シミュレーションモー
ドのときには状況生成によって得られた仮想的な現在地
点および仮想的な現在時刻に応じて処理する手段と,前
記インストラクションの処理に伴って,スケジュールの
提示または/およびスケジュールに応じたアクションの
提案・実行をする手段とを備えることを特徴とするスケ
ジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行
装置。 - 【請求項7】 利用者に対し,状況に応じてスケジュー
ル提示およびそれに応じたアクション提案・実行を行う
処理方法であって,場所情報および時間情報と,対応す
る場所および時間に応じて処理すべきスケジュールの提
示およびそのスケジュールに応じたアクションの提案・
実行の処理の仕方を,各々の情報の種別を識別すること
ができる名前とその情報の内容との組によって記述する
ことのできる所定の仕様に基づくインストラクションの
系列を,ネットワークを介して通信により,または/お
よび電子メディアから読み取ることにより,または/お
よび利用者の入力操作により入力する過程と,現在地点
および現在時刻の状況を獲得,あるいは仮想的な現在地
点および仮想的な現在時刻の状況を生成する過程と,前
記入力したスケジュールに記述されたインストラクショ
ンを,前記状況獲得または状況生成によって得られた現
在時刻および現在地点に応じて処理する過程と,前記イ
ンストラクションの処理に伴って,スケジュールの提示
または/およびスケジュールに応じたアクションの提案
・実行をする過程とを有することを特徴とするスケジュ
ール提示およびそれに応じたアクション提案・実行処理
方法。 - 【請求項8】 利用者に対し,状況に応じてスケジュー
ル提示およびそれに応じたアクション提案・実行を行う
処理方法であって,場所情報および時間情報と,対応す
る場所および時間に応じて処理すべきスケジュールの提
示およびそのスケジュールに応じたアクションの提案・
実行の処理の仕方を,各々の情報の種別を識別すること
ができる名前とその情報の内容との組によって記述する
ことのできる所定の仕様に基づくインストラクションの
系列を入力する過程と,利用者の操作入力または/およ
びシステムの設定によって,リアルモードまたシミュレ
ーションモードの動作モードを設定する過程と,リアル
モードのときには,現在時刻および現在地点の状況を獲
得し,シミュレーションモードのときには,仮想的な現
在時刻および仮想的な現在地点の状況を生成する過程
と,前記入力したスケジュールに記述されたインストラ
クションを,リアルモードのときには状況獲得によって
得られた現在時刻および現在地点に応じて処理し,シミ
ュレーションモードのときには状況生成によって得られ
た仮想的な現在時刻および仮想的な現在地点に応じて処
理する過程と,前記インストラクションの処理に伴っ
て,スケジュールの提示または/およびスケジュールに
応じたアクションの提案・実行をする過程とを有するこ
とを特徴とするスケジュール提示およびそれに応じたア
クション提案・実行処理方法。 - 【請求項9】 利用者に対し,状況に応じてスケジュー
ル提示およびそれに応じたアクション提案・実行を行う
装置を計算機によって実現するためのプログラムを記録
した記録媒体であって,場所情報および時間情報と,対
応する場所および時間に応じて処理すべきスケジュール
の提示およびそのスケジュールに応じたアクションの提
案・実行の処理の仕方を,各々の情報の種別を識別する
ことができる名前とその情報の内容との組によって記述
することのできる所定の仕様に基づくインストラクショ
ンの系列を,ネットワークを介して通信により,または
/および電子メディアから読み取ることにより,または
/および利用者の入力操作により入力する処理と,現在
時刻および現在地点の状況を獲得,あるいは仮想的な現
在時刻および仮想的な現在地点の状況を生成する処理
と,前記入力したスケジュールに記述されたインストラ
クションを,前記状況獲得または状況生成によって得ら
れた現在時刻および現在地点に応じて処理する処理と,
前記インストラクションの処理に伴って,スケジュール
の提示または/およびスケジュールに応じたアクション
の提案・実行をする処理とを,計算機に実行させるプロ
グラムを記録したことを特徴とするスケジュール提示お
よびそれに応じたアクション提案・実行プログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項10】 利用者に対し,状況に応じてスケジュ
ール提示およびそれに応じたアクション提案・実行を行
う装置を計算機によって実現するためのプログラムを記
録した記録媒体であって,場所情報および時間情報と,
対応する場所および時間に応じて処理すべきスケジュー
ルの提示およびそのスケジュールに応じたアクションの
提案・実行の処理の仕方を,各々の情報の種別を識別す
ることができる名前とその情報の内容との組によって記
述することのできる所定の仕様に基づくインストラクシ
ョンの系列を入力する処理と,利用者の操作入力または
/およびシステムの設定によって,リアルモードまたシ
ミュレーションモードの動作モードを設定する処理と,
リアルモードのときに,現在時刻および現在地点の状況
を獲得し,シミュレーションモードのときに,仮想的な
現在時刻および仮想的な現在地点の状況を生成する処理
と,前記入力したスケジュールに記述されたインストラ
クションを,リアルモードのときには状況獲得によって
得られた現在時刻および現在地点に応じて処理し,シミ
ュレーションモードのときには状況生成によって得られ
た仮想的な現在時刻および仮想的な現在地点に応じて処
理する処理と,前記インストラクションの処理に伴っ
て,スケジュールの提示または/およびスケジュールに
応じたアクションの提案・実行をする処理とを,計算機
に実行させるプログラムを記録したことを特徴とするス
ケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実
行プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項11】 利用者に対し,状況に応じてスケジュ
ール提示およびそれに応じたアクション提案・実行を行
う装置が読み取り可能な記録媒体であって,場所情報お
よび時間情報と,対応する場所および時間に応じて処理
すべきスケジュールの提示およびそのスケジュールに応
じたアクションの提案・実行の処理の仕方を,各々の情
報の種別を識別することができる名前とその情報の内容
との組によって記述することのできる所定の仕様に基づ
くインストラクションの系列が,所定の仕様に基づくマ
ークアップ言語により記述された電子的なコード列から
なり,前記装置が読み取ってそのインストラクションに
従って,利用者にスケジュールの提示およびそれに応じ
たアクションの提案・実行するために用いるスケジュー
ルを記録したことを特徴とするスケジュール記録媒体。 - 【請求項12】 利用者に対し,状況に応じてスケジュ
ール提示およびそれに応じたアクション提案・実行を行
う装置が用いるスケジュールを自動生成する装置であっ
て,現在時刻および現在地点の状況を,ある時間ごと
に,またはある場所ごとに,またはある距離ごとに,ま
たはあらかじめ用意された利用者の行動リストにあては
まるごとに,または利用者の行動が特徴的な行動のとき
に,または利用者の指示に応じて獲得する手段と,その
ときの利用者の行動を推定し,そのときのスケジュール
と,スケジュールに応じた利用者へのスケジュールの提
示の仕方およびそれに応じたアクションの提案・実行の
仕方を決定する手段と,上記獲得および決定したスケジ
ュールに関する情報を,各々の情報の種別を識別するこ
とができる名前とその情報の内容との組によって記述す
ることのできる所定の仕様に基づくインストラクション
の系列のうち,時間情報および場所情報を含むスケジュ
ールを生成する手段と,生成したスケジュールを電子メ
ディアに記録する手段とを備えることを特徴とする自動
スケジュール生成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27191699A JP2001092878A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | スケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生成装置 |
US09/654,524 US6925603B1 (en) | 1999-09-27 | 2000-09-01 | Apparatus and method for presenting schedule information depending on situation |
EP00307924A EP1087316A3 (en) | 1999-09-27 | 2000-09-13 | Apparatus and method for presenting schedule information depending on situation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27191699A JP2001092878A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | スケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001092878A true JP2001092878A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17506668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27191699A Pending JP2001092878A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | スケジュール提示およびそれに応じたアクション提案・実行装置,その処理方法,その処理のためのプログラムを記録した記録媒体,スケジュール記録媒体,および自動スケジュール生成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6925603B1 (ja) |
EP (1) | EP1087316A3 (ja) |
JP (1) | JP2001092878A (ja) |
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