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JP2001078958A - 内視鏡用撮像装置 - Google Patents

内視鏡用撮像装置

Info

Publication number
JP2001078958A
JP2001078958A JP26042599A JP26042599A JP2001078958A JP 2001078958 A JP2001078958 A JP 2001078958A JP 26042599 A JP26042599 A JP 26042599A JP 26042599 A JP26042599 A JP 26042599A JP 2001078958 A JP2001078958 A JP 2001078958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
fixing
cable
camera head
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26042599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Furukawa
達也 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP26042599A priority Critical patent/JP2001078958A/ja
Publication of JP2001078958A publication Critical patent/JP2001078958A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、カメラヘッド部全体を小型化して内
視鏡の操作性を高めることができ、安価な内視鏡撮像装
置を提供することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】カメラヘッド部13の内部のフェライトコ
ア装着溝49に組付けられるフェライトコア51を固定
する固定部材を弾性材料のOリング52によって構成
し、カメラヘッド部13の内部に配設されるスイッチ固
定台34とフェライトコア51との間で弾性材料のOリ
ング52を挟み込むように当て付けて固定する固定手段
53を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式の内視鏡の
接眼部に取り付けられ、モニタによる内視鏡画像の観察
を可能にする内視鏡撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学式の内視鏡(ファイバスコ
ープ)には、管腔内に挿入される挿入部の先端部の観察
光学系に入射した内視鏡像をイメージガイドファイバを
介して手元側へ伝達する内視鏡(軟性鏡)と、内視鏡像
をイメージガイドファイバを使用することなく、リレー
レンズを介して手元側に伝達する内視鏡(硬性鏡)とが
ある。いずれの内視鏡においても、手元側に設けられた
接眼部で内視鏡像を観察できるようになっている。
【0003】また、光学式内視鏡の内視鏡像を観察する
手段としては、内視鏡の接眼部から肉眼で直接に観察す
る手段以外に、接眼部に内視鏡撮像装置を取付け、接眼
部に表示される内視鏡像をこの内視鏡撮像装置によって
電気信号に変換して外部のモニタに出力し、このモニタ
に表示される画像を観察する手段がある。
【0004】この内視鏡撮像装置には、例えば特開平7
−100102号公報、特開平10−290781号公
報などに示されているように内視鏡の接眼部に着脱自在
に接続されるカメラヘッド部と、外部機器との接続用の
カメラコネクター部とが設けられている。図12は内視
鏡撮像装置のカメラヘッド部aを示すものである。この
カメラヘッド部aには内視鏡の観察像を電気信号に変換
する撮像素子bを含む撮像光学系およびその他の電気部
品が内蔵されている。そして、カメラヘッド部aに内蔵
されている電気部品とカメラコネクター部との間が電気
ケーブルcを介して接続されている。
【0005】また、内視鏡撮像装置のカメラヘッド部a
内のノイズ吸収体として、従来から電気ケーブルcの周
囲に円筒状のフェライトコアdが配設されている。この
フェライトコアdをカメラヘッド部a内に取付ける場
合、従来はカメラヘッド部aのハウジングeにフェライ
トコア固定用のねじ穴fを設け、このねじ穴fに螺着さ
れるリング状の固定ナットgによってフェライトコアd
をカメラヘッド部aのハウジングeに固定する構成にな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のものに
あっては固定ナットgの肉厚分、カメラヘッド部aのハ
ウジングeを電気ケーブルcの軸方向に余分に延ばす必
要がある。そのため、カメラヘッド部aが大きくなり、
内視鏡の操作性が悪くなる問題がある。
【0007】さらに、カメラヘッド部aの製造時にはハ
ウジングeの内周面にフェライトコア固定用のねじ穴f
を切る加工が必要になる。この場合、ハウジングeの加
工精度を比較的高くする必要があるので、その分、カメ
ラヘッド部aのハウジングeの加工費がかかり、製品原
価が高くなる問題もある。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、カメラヘッド部全体を小型化して内視
鏡の操作性を高めることができ、安価な内視鏡撮像装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内視
鏡の接眼部に着脱自在に接続され、前記内視鏡の観察像
を電気信号に変換する撮像素子を含む撮像光学系および
その他の電気部品が内蔵されたカメラヘッド部と、外部
機器との接続用のカメラコネクター部とを備え、前記カ
メラヘッド部に内蔵されている電気部品と前記カメラコ
ネクター部との間が電気ケーブルを介して接続された内
視鏡撮像装置において、前記カメラヘッド部の内部の部
品受部に組付けられる組付け部品を固定する固定部材を
弾性材料で構成し、前記カメラヘッド部の内部に配設さ
れる剛性部材と前記組付け部品との間で前記固定部材を
挟み込むように当て付けて固定する固定手段を設けたこ
とを特徴とする内視鏡撮像装置である。そして、請求項
1の発明では、カメラヘッド部の内部の部品受部に組付
け部品を組付ける作業時には部品受部に組付け部品をセ
ットした状態で、弾性材料で構成された固定部材をカメ
ラヘッド部の内部に配設される剛性部材と組付け部品と
の間で挟み込むように当て付けて固定するようにしたも
のである。
【0010】請求項2の発明は、前記組付け部品は、前
記電気ケーブルの周囲に配設され、略円筒状に形成され
たノイズ吸収体であるフェライトコアもしくはインダク
タであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡撮像
装置である。そして、請求項2の発明では、カメラヘッ
ド部の内部の部品受部にフェライトコアもしくはインダ
クタを組付ける作業時には部品受部にフェライトコアも
しくはインダクタをセットした状態で、弾性材料で構成
された固定部材をカメラヘッド部の内部に配設される剛
性部材とフェライトコアもしくはインダクタとの間で挟
み込むように当て付けて固定するようにしたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図5を参照して説明する。図1は内視鏡装置
1のシステム全体の概略構成を示すものである。この内
視鏡装置1は硬性鏡(内視鏡)2と、本実施の形態の内
視鏡撮像装置(ビデオコンバータ)3と、光源内蔵のビ
デオプロセッサー(カメラコトンロールユニット(CC
U))4と、モニター5と、ビデオプリンター6とで主
に構成されている。ここで、モニター5およびビデオプ
リンター6はビデオプロセッサー4の出力端にそれぞれ
接続されている。
【0012】また、硬性鏡2には細長い挿入部7の基端
部に手元側の把持部8が連結されている。この把持部8
の外周面にはライトガイドケーブル9の一端部が連結さ
れている。このライトガイドケーブル9の他端部はスコ
ープコネクタ10が連結されている。このスコープコネ
クタ10はビデオプロセッサー4に着脱可能に連結され
ている。そして、ビデオプロセッサー4内の光源ランプ
で発生した照明光はライトガイドケーブル9を通して硬
性鏡2に導かれたのち、この硬性鏡2の内部に配設され
た光ファイバなどのライトガイドを介して挿入部7の先
端側に導かれ、体腔内に照射されるようになっている。
【0013】さらに、硬性鏡2の把持部8の末端部には
接眼部11が配設されている。この接眼部11には接眼
アダプター12を介して本実施の形態の内視鏡撮像装置
3が接続されている。
【0014】また、本実施の形態の内視鏡撮像装置3に
は図2に示すカメラヘッド部13と、外部機器との接続
用の図3に示すカメラコネクター部14と、一端がカメ
ラヘッド部13、他端がカメラコネクター部14にそれ
ぞれ連結されたユニバーサルコード15とが設けられて
いる。ここで、カメラヘッド部13は硬性鏡2の接眼部
11に接眼アダプター12を介して着脱自在に接続され
ている。さらに、カメラコネクター部14はビデオプロ
セッサー4に着脱可能に連結されている。
【0015】また、図2は本実施の形態の内視鏡撮像装
置1のカメラヘッド部13の内部構造を示すものであ
る。このカメラヘッド部13には図4に示す撮像ユニッ
ト16と、この撮像ユニット16に着脱可能に連結され
る図5に示すケーブルユニット17とが設けられてい
る。
【0016】ここで、撮像ユニット16には図4に示す
ように略円筒状の第1のヘッドカバー18が設けられて
いる。この第1のヘッドカバー18の先端部にはねじマ
ウント部19が取付けられている。なお、第1のヘッド
カバー18の先端部とねじマウント部19との接合部に
はOリング20が介設され、水密にシールされている。
【0017】また、ねじマウント部19の外周面には接
眼アダプター12との接続用の雄ねじ部21が形成され
ている。さらに、ねじマウント部19の軸心部には撮像
光学系22の装着穴23が形成されている。この装着穴
23には先端部側にフィルターレンズ24が固定されて
いる。
【0018】また、ねじマウント部19の後端面には撮
像素子取付け用の凹部25が形成されている。この凹部
25には硬性鏡2の観察像を電気信号に変換する固体撮
像素子(CCD)26が取付けられている。そして、硬
性鏡2側から接眼アダプター12を通してフィルターレ
ンズ24に入射した硬性鏡2の観察像は、固体撮像素子
26に結像されて電気信号に変換されるようになってい
る。
【0019】また、固体撮像素子26はカメラヘッド部
13に内蔵された周辺回路基板27上に固定されてい
る。さらに、固体撮像素子26にはユニバーサルコード
15内に配設された信号ケーブル(電気ケーブル)28
の一端部が接続されている。
【0020】また、第1のヘッドカバー18の内部には
金属製のシールド枠29が配設されている。このシール
ド枠29には先端側に固体撮像素子26とその周辺部品
を収容する大径部29a、後端部に信号ケーブル28を
収容する円筒状の細長いケーブル収容部29bがそれぞ
れ形成されている。ここで、シールド枠29の大径部2
9aの先端部はねじマウント部19の後端部に固定ねじ
30によってねじ止め固定されている。
【0021】さらに、シールド枠29のケーブル収容部
29bには大径部29aとの連結部の近傍部位に信号ケ
ーブル28の軸方向と直交する方向に延設されたねじ穴
31が形成されている。このねじ穴31にはケーブル収
容部29bに挿入された信号ケーブル28の先端部に取
付けられたケーブル固定部材32を固定する固定ねじ3
3が螺着されている。この固定ねじ33の頭部33aは
シールド枠29のケーブル収容部29bの外周面から突
出する長さに設定されている。
【0022】また、シールド枠29のケーブル収容部2
9bの外周面にはプラスチック製のスイッチ固定台(剛
性部材)34が配設されている。このスイッチ固定台3
4の一端部にはシールド枠29の大径部29aの後端面
と対向する略フランジ状の取付け部35が形成されてい
る。ここで、シールド枠29の大径部29aの後端部に
は段差部29cが形成されている。この段差部29cに
はスイッチ固定台34の取付け用の雄ねじ部36が形成
されている。そして、この雄ねじ部36に螺着される略
リング状の固定台取付けナット37によってスイッチ固
定台34の取付け部35がシールド枠29の大径部29
aの後端部に固定されている。
【0023】また、スイッチ固定台34には円筒体の外
周面の一部を図6(B)に示すように略平面状に切欠さ
せたスイッチ取付け面34aが形成されている。そし
て、このスイッチ取付け面34aにスイッチ38が取付
けられている。ここで、スイッチ取付け面34aの先端
部には固定ねじ33の頭部33aの突出部が係合される
係合凹部34bが形成されている。そして、このスイッ
チ固定台34の係合凹部34bに固定ねじ33の頭部3
3aの突出部が挿入されて係合されることにより、スイ
ッチ固定台34の回転方向の位置出しが行なわれるよう
になっている。これにより、本実施の形態ではスイッチ
固定台34のスイッチ取付け面34aが固体撮像素子2
6の上側に合わせて位置決めされるように設定されてい
る。
【0024】さらに、スイッチ固定台34の外周面には
スイッチ取付け面34aに対して90°に屈曲させた第
2の切欠面34c(図6(B)参照)が形成されてい
る。この第2の切欠面34cにはスイッチ用ケーブル挿
入溝39が形成されている。ここで、シールド枠29の
ケーブル収容部29bにはこのスイッチ固定台34のス
イッチ用ケーブル挿入溝39と対応する位置に略小判形
の長穴部40が形成されている。そして、スイッチ38
に一端が接続されたスイッチ用ケーブル(電気ケーブ
ル)41はスイッチ固定台34のスイッチ用ケーブル挿
入溝39およびシールド枠29の長穴部40を通してシ
ールド枠29のケーブル収容部29b内に挿入されてい
る。
【0025】また、第1のヘッドカバー18の外周面に
はスイッチ38と対応する位置にスイッチ38の操作釦
42が配設されている。この操作釦42にはキートップ
43と、キートップ固定部材44と、キートップ固定部
材用固定ナット45とが設けられている。ここで、キー
トップ固定部材44は第1のヘッドカバー18の外周面
に形成された操作釦装着孔18aに嵌着されている。こ
のキートップ固定部材44の内端部には第1のヘッドカ
バー18の内周面側から固定ナット45が螺着されてい
る。
【0026】さらに、この操作釦42のキートップ43
はキートップ固定部材44によって操作釦装着孔18a
の軸方向に移動可能に支持されている。そして、このキ
ートップ43の押し込み操作にともないスイッチ38が
オン・オフ操作されるようになっている。なお、この操
作釦42は固体撮像素子26の上側に合わせて位置決め
されて配置され、この操作釦42によって硬性鏡2のU
P方向の指標を兼ねる構成になっている。
【0027】また、第1のヘッドカバー18の後端部に
は略円筒状の第2のヘッドカバー46の先端部が連結さ
れている。なお、第1のヘッドカバー18の後端部と第
2のヘッドカバー46の先端部との間の連結部にはOリ
ング47が介挿され、水密にシールされている。
【0028】さらに、第2のヘッドカバー46の内周面
には略リング状の突設部48が突設されている。ここ
で、第2のヘッドカバー46の内周面にはこの突設部4
8よりも前方側の部分によって略リング状のフェライト
コア装着溝(部品受部)49、突設部48よりも後方側
の部分によってケーブルユニット連結凹部50がそれぞ
れ形成されている。そして、第2のヘッドカバー46の
フェライトコア装着溝49には略円筒状に形成されたノ
イズ吸収体であるフェライトコア(組付け部品)51が
装着されている。
【0029】また、第1のヘッドカバー18の後端部に
第2のヘッドカバー46の先端部が正しい組付け位置ま
で連結された状態で、スイッチ固定台34の後端部とフ
ェライトコア51との間には適宜の隙間sが形成される
ように設定されている。さらに、シールド枠29のケー
ブル収容部29bの外周面には弾性材料で形成されたO
リング(固定部材)52が装着されている。このOリン
グ52はスイッチ固定台34の後端部に当接された状態
でセットされている。そして、第1のヘッドカバー18
の後端部に第2のヘッドカバー46の先端部が正しい組
付け位置まで連結された状態で、Oリング52がフェラ
イトコア51に圧接し、スイッチ固定台34の後端部と
フェライトコア51との間でOリング52を挟み込むよ
うに当て付けて固定する固定手段53が形成されてい
る。
【0030】なお、スイッチ固定台34の後端部とフェ
ライトコア51との間の隙間sが大きい場合にはシール
ド枠29のケーブル収容部29bの外周面に複数のOリ
ング52を装着することにより、スイッチ固定台34の
後端部とフェライトコア51との間の隙間sを吸収する
構成にしてもよい。
【0031】また、シールド枠29のケーブル収容部2
9bの先端部にはケーブルユニット17との連結用の雄
ねじ部54が形成されている。この雄ねじ部54はケー
ブルユニット連結凹部50の内部側に突出されている。
【0032】また、ケーブルユニット17には図5に示
すようにユニバーサルコード15の先端部とカメラヘッ
ド部13との連結部の周囲に配設された保護用の折れ止
め部55が設けられている。
【0033】この折れ止め部55の軸心部にはユニバー
サルコード15の挿通穴55aが形成されている。さら
に、この折れ止め部55の先端部には凹陥状の装着穴部
55bが形成されている。この装着穴部55bには略リ
ング状の折れ止めインサート部材56が固着されてい
る。この折れ止めインサート部材56の内部にはユニバ
ーサルコード15の先端部に固定されたユニバーサルコ
ード口金部57が取付けられている。なお、折れ止めイ
ンサート部材56の内周面とユニバーサルコード口金部
57の外周面との接合部にはOリング58が介設され、
水密にシールされている。
【0034】さらに、ケーブルユニット17の最先端部
には組付けナット59が配設されている。この組付けナ
ット59はユニバーサルコード口金部57に固定ねじ6
0によってねじ止め固定されて取付けられている。
【0035】また、この組付けナット59の先端部およ
び折れ止めインサート部材56の先端部には撮像ユニッ
ト16のケーブルユニット連結凹部50に係脱可能に係
合する係合部61が形成されている。さらに、組付けナ
ット59の先端部内周面には撮像ユニット16の雄ねじ
部54と螺合するねじ穴62が形成されている。なお、
折れ止めインサート部材56の先端部外周面にはOリン
グ63が装着されている。
【0036】そして、ケーブルユニット17と撮像ユニ
ット16との組付け時には図2に示すように撮像ユニッ
ト16の信号ケーブル28およびスイッチ用ケーブル4
1がケーブルユニット17のユニバーサルコード15内
に挿入されるとともに、ケーブルユニット17の係合部
61が撮像ユニット16のケーブルユニット連結凹部5
0に係合された状態で、組付けナット59のねじ穴62
に撮像ユニット16の雄ねじ部54が螺合されるように
なっている。このとき、ケーブルユニット17の係合部
61と撮像ユニット16のケーブルユニット連結凹部5
0との接合部にこのOリング63が介設され、水密にシ
ールされるようになっている。
【0037】また、カメラコネクター部14には図3に
示すように樹脂成形されたコネクターカバー64と、こ
のコネクターカバー64の先端開口部を閉塞する固定板
65とによって形成されたコネクターケース66が設け
られている。ここで、コネクターカバー64の先端開口
部の周縁部位には固定板係合凹部64aが形成されてい
る。さらに、この固定板係合凹部64aの内底部にはイ
ンサート金属67が埋設されている。そして、固定板係
合凹部64aには固定板65がシール材68を介して嵌
着されている。なお、固定板65はインサート金属67
に螺着される固定ねじ69によってコネクターカバー6
4に固定されている。
【0038】また、固定板65には円筒状のコネクタ接
続部70の基端部が固定されている。このコネクタ接続
部70の内部には略円板状の第1のインシュレーター7
1および第2のインシュレーター72と、略円筒状のス
トッパー73およびコネクタガイド74とがそれぞれ設
けられている。さらに、第1のインシュレーター71お
よび第2のインシュレーター72には複数の接点ピン7
5が突設されている。ここで、各接点ピン75にはユニ
バーサルコード15内に配設された信号ケーブル28お
よびスイッチ用ケーブル41などの各ケーブルの他端部
が接続されている。なお、固定板65とコネクタ接続部
70の基端部との接合部にはOリング76が介設され、
水密にシールされている。
【0039】また、コネクターケース66の内部にはシ
ールド筒体78が配設されている。このシールド筒体7
8の一端部側には大径部78a、他端部側には小径部7
8bがそれぞれ形成されている。そして、このシールド
筒体78における大径部78aの先端部がコネクタガイ
ド74の後端部に外嵌されて固定されている。
【0040】さらに、シールド筒体78における小径部
78bの開口端部にはシールドディスク79がねじ止め
固定されている。そして、シールド筒体78の外周面に
は信号ケーブル28の余分な長さの部分が巻装されてい
る。ここで、シールド筒体78には大径部78aと小径
部78bとの間に段差を設けたので、信号ケーブル28
を多く巻けるようになっている。よって、多く巻ける
分、従来よりもリペアー回数が増える。なお、シールド
筒体78に巻装された信号ケーブル28の巻装体の外周
面には保護用テープ80が装着されている。
【0041】また、シールド筒体78に巻装された信号
ケーブル28の巻装体の外側には金属材料の薄板で形成
されたシールド部材81が配設されている。このシール
ド部材81の先端部はコネクターカバー64の固定板6
5の内面側に配設され、コネクタ接続部70に接続され
た接続部材82にねじ止めされている。さらに、シール
ド部材81の基端部には板ばね状の口金圧接部81aが
形成され、組付け時にはこの板ばね状の口金圧接部81
aがユニバーサルコード固定部材83に圧接される。
【0042】また、コネクターカバー64の基端部には
ユニバーサルコード固定部材83がこのユニバーサルコ
ード固定部材83の固定用ナット84によって固定され
ている。ここで、ユニバーサルコード固定部材83には
コネクターカバー64の後方に延出された延出部85が
形成されている。この延出部85の外周面には雄ねじ部
85aが形成されている。そして、この延出部85の雄
ねじ部85aに固定用ナット84が螺着されている。
【0043】さらに、ユニバーサルコード固定部材83
の内部にはユニバーサルコード15の端部に固定された
ユニバーサルコード口金部86がねじ止め固定されてい
る。ここで、コネクターカバー64の基端部とユニバー
サルコード固定部材83との接合部およびユニバーサル
コード口金部86とユニバーサルコード固定部材83と
の接合部にはOリング87がそれぞれ介挿され、水密に
シールされている。
【0044】また、カメラコネクター部14とユニバー
サルコード15との連結部の周囲には保護用の折れ止め
部88が配設されている。この折れ止め部88の先端部
には略円筒状のインサート部材89が固定されている。
このインサート部材89の内周面にはねじ穴部89aが
形成されている。そして、このインサート部材89のね
じ穴部89aにユニバーサルコード固定部材83の雄ね
じ部85aが螺着されている。
【0045】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の内視鏡撮像装置3におけるカメラヘッド
部13の組み立て作業時に、カメラヘッド部13の内部
にフェライトコア51を組付ける作業は次の通り行われ
る。まず、カメラヘッド部13の第2のヘッドカバー4
6のフェライトコア装着溝49にフェライトコア51を
挿入してセットする。この状態で、第1のヘッドカバー
18の後端部に第2のヘッドカバー46の先端部を正し
い組付け位置まで連結させる。このとき、Oリング52
がフェライトコア51に圧接し、スイッチ固定台34の
後端部とフェライトコア51との間でOリング52を挟
み込むように当て付けられる。
【0046】続いて、ケーブルユニット17と撮像ユニ
ット16との組付け作業が行われる。この組付け作業時
には図2に示すように撮像ユニット16の信号ケーブル
28およびスイッチ用ケーブル41がケーブルユニット
17のユニバーサルコード15内に挿入される。さら
に、ケーブルユニット17の係合部61が撮像ユニット
16のケーブルユニット連結凹部50に係合された状態
で、組付けナット59のねじ穴62に撮像ユニット16
の雄ねじ部54が螺合される。これにより、Oリング5
2がフェライトコア51に圧接し、スイッチ固定台34
の後端部とフェライトコア51との間でOリング52を
挟み込むように当て付けられた状態で固定される。
【0047】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではカメラヘッド
部13の内部のフェライトコア装着溝49に組付けられ
るフェライトコア51を固定する固定部材を弾性材料の
Oリング52によって構成し、カメラヘッド部13の内
部に配設されるスイッチ固定台34とフェライトコア5
1との間で弾性材料のOリング52を挟み込むように当
て付けて固定する固定手段53を設けたものである。そ
のため、従来のようにカメラヘッド部13の製造時に接
着剤塗布や、ねじ切りをする必要がなく、単純な構造の
安価な部品でカメラヘッド部13の組立てを行うことが
できる。
【0048】さらに、フェライトコア51を固定する固
定部材を単純構造で安価なOリング52によって構成し
たので、フェライトコア51を固定するのに必要なスペ
ースも最低限で済む。また、カメラヘッド部13全体を
小型化することが出来るため、硬性鏡2の操作性も向上
する効果がある。
【0049】さらに、本実施の形態ではカメラヘッド部
13に第1のヘッドカバー18と第2のヘッドカバー4
6とを係脱可能に連結させたので、スイッチ38の取り
付け作業を容易化することができる。
【0050】また、スイッチ固定台34の外周面にスイ
ッチ取付け面34aに対して90°に屈曲させた第2の
切欠面34cを形成し、この第2の切欠面34cにスイ
ッチ用ケーブル挿入溝39を形成したので、スイッチ3
8の取り付け作業を一層、容易化することができる。
【0051】さらに、シールド枠29のケーブル収容部
29bにスイッチ固定台34のスイッチ用ケーブル挿入
溝39と対応する位置に略小判形の長穴部40を形成し
たので、この長穴部40内に複数本のスイッチ用ケーブ
ル41を挿通させることができる。
【0052】また、スイッチ取付け面34aの先端部に
固定ねじ33の頭部33aの突出部を係合させる係合凹
部34bを形成し、このスイッチ固定台34の係合凹部
34bに固定ねじ33の頭部33aの突出部を挿入させ
て係合させることにより、スイッチ固定台34の回転方
向の位置出しを行なうようにしたので、部品数を低減
し、コスト低下を図ることができる。
【0053】また、図6(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1乃至図5参照)の内視鏡撮像装置3に
おけるフェライトコア51の固定手段53の構成を次の
通り変更したものである。
【0054】すなわち、本実施の形態では第1の実施の
形態のOリング52に代えてスイッチ固定台34の後端
部に図6(B)に示すように略円弧形状の2つの固定用
弾性部材91を設けたものである。
【0055】そこで、本実施の形態ではカメラヘッド部
13の内部に配設されるスイッチ固定台34とフェライ
トコア51との間で2つの固定用弾性部材91を挟み込
むように当て付けて固定することができるので、第1の
実施の形態と同様、従来のようにカメラヘッド部13の
製造時に接着剤塗布や、ねじ切りをする必要がなく、単
純な構造の安価な部品でカメラヘッド部13の組立てを
行うことができる。
【0056】さらに、本実施の形態では第1の実施の形
態のOリング52の構造に比べ、さらに、小型化したゴ
ムシートである固定用弾性部材91を採用しているの
で、更なる原価の低減を図ることができる効果がある。
【0057】また、図7乃至図11は本発明の第3の実
施の形態を示すものである。図7は内視鏡装置100の
システム全体の概略構成を示すものである。この内視鏡
装置100は内視鏡101と、本実施の形態の内視鏡撮
像装置102と、光源内蔵カメラコトンロールユニット
(CCU)103と、モニター104とで構成されてい
る。
【0058】また、内視鏡101には挿入部105と、
この挿入部105の基端部に連結された手元側の把持部
106と、この把持部106の端末部に配設された接眼
部107と、ライトガイドケーブル108とで主に構成
されている。そして、CCU103内の光源ランプで発
生した照明光はライトガイドケーブル108を通して挿
入部105の先端に導かれ、体腔内に照射されるように
なっている。さらに、内視鏡像は挿入部105内に設け
られたレンズ又は光ファイバーによって接眼部107に
導かれたのち、この接眼部107に着脱自在な内視鏡撮
像装置102内の撮像ユニット109によって電気信号
に変換され、さらにCCU103を通じてモニター10
4上に写し出されるようになっている。
【0059】また、内視鏡撮像装置102にはカメラヘ
ッド部109と、外部機器との接続用のカメラコネクタ
ー部110と、一端がカメラヘッド部109、他端がカ
メラコネクター部110にそれぞれ連結されたユニバー
サルコード111とが設けられている。さらに、カメラ
ヘッド部109には図8に示す撮像ユニット112が設
けられている。
【0060】この撮像ユニット112は対物レンズ系1
13と、ハウジング114と、固体撮像素子115と、
フレアーマスク116と、ガラスエポキシ基板117
と、電子部品118と、ケーブル119と、ケーブル固
定部材120と、シールド部材121とから主に構成さ
れている。ここで、ハウジング114の先端側には対物
レンズ系113の全て又は対物レンズ系113の後郡レ
ンズが接着固定されている。
【0061】また、固体撮像素子115の前面にはフレ
アーマスク116が位置出しされて接着されている。さ
らに、この固体撮像素子115の後面には電子部品11
8が実装されたガラスエポキシ基板117が密着させて
接着固定されている。なお、ガラスエポキシ基板117
上の電子部品118と回路は、本実施の形態のDIPパ
ッケージ品より外形を小さくできるTABパッージ品と
共通のものを使用している。これにより、原価低減及び
組立作業の効率化が可能となる。
【0062】さらに、ケーブル119の各電線122は
ガラスエポキシ基板117の側面に設けられた半円スル
ーホール123に半田付けされている。ここで、ケーブ
ル119からむき出された各電線122の根元部にはケ
ーブル固定部材120がケーブル119に対し、接着固
定されている。
【0063】また、固体撮像素子115の外側にはシー
ルド部材121がハウジング114に対して固体撮像素
子115のUP方向が指定の方向になるように位置出し
されてねじ止め固定されている。さらに、固体撮像素子
115と、ガラスエポキシ基板117と、ケーブル固定
部材120との間は接着剤124がしっかりと充填され
ている。
【0064】また、ケーブル固定部材120は、シール
ド部材121に対し固定ねじ125で固定されている。
この固定ねじ125の頭部はシールド部材121の外周
面から突出する長さで設定されており、その突出部はス
イッチユニット又はスイッチ台座126の回転方向位置
出し機能も兼ねている。
【0065】また、図9は固体撮像素子115のリード
127と、ガラスエポキシ基板117と、電線122と
の配線状態を示したものである。ここで、ケーブル11
9の少なくとも複数本の電線122はガラスエポキシ基
板117の側面に設けられた半円スルーホール123内
でリード127に直付け配線されている。そのため、リ
ード127とガラスエポキシ基板117のはんだ付け作
業と、ガラスエポキシ基板117と電線122のはんだ
付け作業とが同時に行なえる。
【0066】また、図10は図8のFF方向から見たガ
ラスエポキシ基板117のパターン面を示したものであ
る。ここで、ガラスエポキシ基板117の全面に広がる
パターン面はGND面128である。このGND面12
8がガラスエポキシ基板117の裏面の回路基板上で発
生した高周波ノイズを固体撮像素子115に載らないよ
うに遮蔽した。
【0067】また、図11は固体撮像素子115の光軸
中心O1をハウジング114の光軸中心に合わせるため
の組立手順を示したものである。ここで、フレアーマス
ク116の外形は例えば図11のような略矩形状に形成
されている。さらに、図8に示すようにハウジング11
4の後端面側にはフレアーマスク116の外形と全く同
じ形状の凹部129が形成されている。
【0068】また、フレアーマスク116の外形寸法
(L1、L2)は固体撮像素子115の外形寸法(L
3、L4)より大きい。すなわち、L1>L3、L2>
L4に設定されている。
【0069】そして、固体撮像素子115の光軸中心O
1をハウジング114の光軸中心に合わせるための組立
手順は次の通りである。まず、固体撮像素子115にフ
レアーマスク116を有効画素エリア130にかぶらな
いように、すなわち固体撮像素子115の光軸中心O1
とフレアーマスク116の光軸中心を合わせて接着固定
する。
【0070】その後、その固体撮像素子115とフレア
ーマスク116との接着固定ユニットをハウジング11
4の凹部129に落とし込んで接着固定する。ここで、
ハウジング114の中心すなわち光軸中心に対し凹部1
29の中心が位置出し加工されているため、上記ユニッ
トを落とし込むだけで結果的にハウジング114の光軸
中心と固体撮像素子115の光軸中心O1が調整作業な
しで簡単に位置決めされる。又、調整作業が不要なた
め、ゴミ、キズの発生もなくなる。
【0071】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、組付け部品としてはフェライ
トコア51に代えてインダクタであってもよい。さら
に、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。次に、本出願の他の特徴
的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 内視鏡接眼部に着脱自在に接続され、内
視鏡を電気信号に変換する撮像素子を含む撮像光学系が
内蔵されたカメラヘッド部と、前記カメラヘッド部で得
られた電気信号を処理してモニタへ撮像信号として出力
するカメラコネクター部とから成り、かつ、ノイズ吸収
体であるフェライトコアを内蔵する内視鏡撮像装置にお
いて、前記フェライトコアを固定する部材を弾性材料で
構成したことを特徴とする内視鏡撮像装置。
【0072】(付記項2) 弾性材料で形成された前記
フェライトコア固定部材を剛性の部材とフェライトコア
で挟み込むように当て付けてフェライトコアを固定した
ことを特徴とする内視鏡撮像装置。
【0073】(付記項3) 弾性材料で形成された前記
フェライトコア固定部材を、Oリング形状に形成したこ
とを特徴とする内視鏡用撮像装置。
【0074】(付記項1〜3の従来技術) カメラヘッ
ド部内に静電対策として、フェライトコアを内蔵してい
る。このフェライトコアを固定するのに、固定ナットを
使っている。
【0075】(付記項1〜3が解決しようとする課題)
この場合、ナットの肉厚分、カメラヘッドを軸方向に
延ばさなければならなくなって、カメラヘッド部が大き
くなってしまい、内視鏡の操作性が悪くなってしまう。
また、ねじを切る加工が入るためその分加工費がかか
り、製品原価が高くなる。さらに、従来の製品におい
て、フェライトコアなどを製品内部に固定する際、ネジ
や接着剤を使用するため、部品点数が増えたり、硬化時
間がかかったりしていた。
【0076】(付記項1〜3の目的) 安価でかつ簡単
な方法による、製品組立方法の提供。
【0077】(付記項1〜3の課題を解決するための手
段) 製品に組み付けるべき部品に関して、Oリング等
の弾性部材で弾性的に固定したことを特徴とする組立て
方法。フェライトコアの固定をOリングで行った。
【0078】(付記項1〜3の効果) 単純構造で安価
なOリング構造であり、フェライトコアを固定するのに
必要なスペースも最低限で済む。また、カメラヘッド部
も小型化することが出来るため、内視鏡の操作性も向上
する。
【0079】(付記項4) CCDカバーガラスの外形
より大きなフレアーマスクをカバーガラスに位置出し接
着後、そのユニットをCホルダーに落とし込み接着した
ことを特徴とする固体撮像素子カメラ。
【0080】(付記項4の従来技術) 従来はモニター
への絵出し後、CCD位置出し調整ビスを調整して芯出
ししていた。
【0081】(付記項4が解決しようとする課題) そ
のため、その芯出し作業により、ゴミ、キズが発生し易
かった。
【0082】(付記項4の目的) CCD位置出し作業
の改善。
【0083】(付記項5) CCDに対し位置出しされ
たケーブルトメ固定用のビスをスイッチユニットの位置
出しビスとして流用したことを特徴とする固体撮像素子
カメラ。
【0084】(付記項5の従来技術) スイッチ付CC
Dカメラにおいて、従来スイッチユニットはケーシング
に位置決めされていた。
【0085】(付記項5が解決しようとする課題) そ
のため、CCDのUPとケーシングのUPがずれると、
スイッチユニットもずれてしまう可能性があった。
【0086】(付記項5の目的) 原低 (付記項6) パッケージのみがTAB品とディップ品
で異なるCCDを使用した電子内視鏡及び固体撮像素子
カメラにおいて、ディップ品のCCDで使用する電子部
品及び回路をTAB品で使用した電子部品及び回路と共
通化したことを特徴とする固体撮像素子カメラ。
【0087】(付記項6が解決しようとする課題) チ
ップが同じでもパッケージが異なると、パッケージ大き
さに合わせて電子部品を選択し、それにより回路も非共
通になる場合が多く、結果的に組立作業性を悪くしてい
た。
【0088】(付記項6の目的) 電子部品及び回路の
共通化による原低及び作業の効率化。
【0089】(付記項6の課題を解決するための手段)
基板上の電子部品及び回路は上図ディップパッケージ
のCCDより小型のTABパッケージのCCD(図示し
ない)と同一とした。
【0090】(付記項6の効果) 前記問題点の解決 (付記項7) 基板裏面に全面GNDを設け、その全面
GND面側をCCD裏面に密着させて接着固定したこと
を特徴とする固体撮像素子カメラ。
【0091】(付記項7が解決しようとする課題) C
CD後方の回路基板上で発生したノイズがCCDにのっ
て画像を乱したり、先端側レンズを通って外部へ放射さ
れる可能性があった。
【0092】(付記項7の目的) 回路基板で発生した
高周波ノイズがCCDにのらないよう遮蔽した。
【0093】(付記項8) ケーブルの少なく共複数本
の電線を基板側面のサイドホールランド内でCCDのリ
ードに直付け配線したことを特徴とする固体撮像素子カ
メラ。
【0094】(付記項8の従来技術) CCDの裏に基
板を設けた固体撮像素子カメラは従来からあった。
【0095】(付記項8が解決しようとする課題) C
CDのリード足用ランドとケーブル用ランドは別々だっ
た。そのためSO作業が大変。
【0096】(付記項8の目的) 配線作業の向上及び
先端硬質長の短縮。
【0097】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、カメラヘッド
部の内部の部品受部に組付けられる組付け部品を固定す
る固定部材を弾性材料で構成し、カメラヘッド部の内部
に配設される剛性部材と組付け部品との間で固定部材を
挟み込むように当て付けて固定する固定手段を設けたの
で、カメラヘッド部全体を小型化して内視鏡の操作性を
高めることができ、安価な内視鏡撮像装置を提供するこ
とができる。
【0098】請求項2の発明によれば、カメラヘッド部
の内部の部品受部にフェライトコアを組付ける作業時に
は部品受部にフェライトコアをセットした状態で、弾性
材料で構成された固定部材をカメラヘッド部の内部に配
設される剛性部材とフェライトコアとの間で挟み込むよ
うに当て付けて固定するようにしたので、カメラヘッド
部全体を小型化して内視鏡の操作性を高めることがで
き、安価な内視鏡撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における内視鏡撮
像装置を使用する内視鏡装置のシステム全体の概略構成
図。
【図2】 第1の実施の形態の内視鏡撮像装置における
カメラヘッド部の内部構成を示す縦断面図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡撮像装置における
カメラコネクター部の内部構成を示す縦断面図。
【図4】 第1の実施の形態の内視鏡撮像装置における
カメラヘッド部の撮像ユニットの内部構成を示す縦断面
図。
【図5】 第1の実施の形態の内視鏡撮像装置における
カメラヘッド部のケーブルユニットの内部構成を示す縦
断面図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)はカメラヘッド部の内部構成を示す縦断面図、
(B)は(A)のB−B線断面図。
【図7】 本発明の第3の実施の形態における内視鏡撮
像装置を使用する内視鏡装置のシステム全体の概略構成
図。
【図8】 第3の実施の形態の内視鏡撮像装置における
カメラヘッド部の内部構成を示す要部の縦断面図。
【図9】 第3の実施の形態の内視鏡撮像装置における
固体撮像素子のリードとガラスエポキシ基板と電線との
配線状態を示す要部の斜視図。
【図10】 第3の実施の形態の内視鏡撮像装置におけ
るガラスエポキシ基板のパターン面を示す平面図。
【図11】 第3の実施の形態の内視鏡撮像装置におけ
る固体撮像素子の光軸中心をハウジングの光軸中心に合
わせるための組立手順を示す斜視図。
【図12】 従来の内視鏡撮像装置におけるカメラヘッ
ド部の内部構成を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
2 硬性鏡(内視鏡) 11 接眼部 13 カメラヘッド部 14 カメラコネクター部 22 撮像光学系 26 固体撮像素子(CCD) 28 信号ケーブル(電気ケーブル) 34 スイッチ固定台(剛性部材) 41 スイッチ用ケーブル(電気ケーブル) 49 フェライトコア装着溝(部品受部) 51 フェライトコア(組付け部品) 52 Oリング(固定部材) 53 固定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の接眼部に着脱自在に接続され、
    前記内視鏡の観察像を電気信号に変換する撮像素子を含
    む撮像光学系およびその他の電気部品が内蔵されたカメ
    ラヘッド部と、外部機器との接続用のカメラコネクター
    部とを備え、前記カメラヘッド部に内蔵されている電気
    部品と前記カメラコネクター部との間が電気ケーブルを
    介して接続された内視鏡撮像装置において、 前記カメラヘッド部の内部の部品受部に組付けられる組
    付け部品を固定する固定部材を弾性材料で構成し、前記
    カメラヘッド部の内部に配設される剛性部材と前記組付
    け部品との間で前記固定部材を挟み込むように当て付け
    て固定する固定手段を設けたことを特徴とする内視鏡撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記組付け部品は、前記電気ケーブルの
    周囲に配設され、略円筒状に形成されたノイズ吸収体で
    あるフェライトコアもしくはインダクタであることを特
    徴とする請求項1に記載の内視鏡撮像装置。
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