JP2001136421A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JP2001136421A JP2001136421A JP31268899A JP31268899A JP2001136421A JP 2001136421 A JP2001136421 A JP 2001136421A JP 31268899 A JP31268899 A JP 31268899A JP 31268899 A JP31268899 A JP 31268899A JP 2001136421 A JP2001136421 A JP 2001136421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging device
- solid
- image pickup
- circuit board
- state imaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 97
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 16
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 4
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 2
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 2
- 239000012945 sealing adhesive Substances 0.000 description 2
- 239000002210 silicon-based material Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical group [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011368 organic material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 150000002989 phenols Chemical class 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】強度を低下させることなく撮像装置の小型化を
行う。 【解決手段】撮像装置10は、固体撮像素子20と、こ
の固体撮像素子20から延出する可撓性基板22に設け
られた複数のインナーリード23と、電子部品を実装し
た回路基板27と、信号ケーブル14とを有する撮像装
置において、前記複数のインナーリード23の内、前記
固体撮像素子20との接続端に対して逆端部となるイン
ナーリード23の一部を、前記回路基板27に電気接続
し、前記逆端部となるインナーリード23の残りの少な
くとも一部を前記信号ケーブル14に電気接続してい
る。
行う。 【解決手段】撮像装置10は、固体撮像素子20と、こ
の固体撮像素子20から延出する可撓性基板22に設け
られた複数のインナーリード23と、電子部品を実装し
た回路基板27と、信号ケーブル14とを有する撮像装
置において、前記複数のインナーリード23の内、前記
固体撮像素子20との接続端に対して逆端部となるイン
ナーリード23の一部を、前記回路基板27に電気接続
し、前記逆端部となるインナーリード23の残りの少な
くとも一部を前記信号ケーブル14に電気接続してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いた撮像装置に関する。
いた撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡観察像を固体撮像素子で撮
像する撮像装置を用いた電子内視鏡が医療機関に普及し
てきている。
像する撮像装置を用いた電子内視鏡が医療機関に普及し
てきている。
【0003】このような撮像装置の内、特開平10−1
92234号公報に記載されている電子内視鏡の撮像装
置では、固体撮像素子から可撓性基板を介して延出した
複数のインナーリードの端子の全てを、固体撮像素子の
背面側に配設された回路基板に直接電気接続し、さら
に、この回路基板に操作部からの信号ケーブルを電気接
続していた。このため、前記回路基板には全てのインナ
ーリード用の接続ランドと信号ケーブル用の接続用ラン
ドが必要となり、回路基板が大きくなり、結果として内
視鏡挿入部が太くなっていた。
92234号公報に記載されている電子内視鏡の撮像装
置では、固体撮像素子から可撓性基板を介して延出した
複数のインナーリードの端子の全てを、固体撮像素子の
背面側に配設された回路基板に直接電気接続し、さら
に、この回路基板に操作部からの信号ケーブルを電気接
続していた。このため、前記回路基板には全てのインナ
ーリード用の接続ランドと信号ケーブル用の接続用ラン
ドが必要となり、回路基板が大きくなり、結果として内
視鏡挿入部が太くなっていた。
【0004】また、本出願人の特願平6−320612
に記載の内視鏡によれば、先端部本体に固体撮像装置を
後方から挿入し、固体撮像装置の枠部となるレンズ枠を
前記先端部本体の側面よりビスによって固定することに
より、固体撮像装置を先端部本体に固定していた。この
ため、固体撮像装置の枠部にビス固定用のV溝を設ける
必要があり、固体撮像装置が大きく、先端硬性部が長く
なり、内視鏡挿入部の径もビスを内蔵するために太くな
っていた。
に記載の内視鏡によれば、先端部本体に固体撮像装置を
後方から挿入し、固体撮像装置の枠部となるレンズ枠を
前記先端部本体の側面よりビスによって固定することに
より、固体撮像装置を先端部本体に固定していた。この
ため、固体撮像装置の枠部にビス固定用のV溝を設ける
必要があり、固体撮像装置が大きく、先端硬性部が長く
なり、内視鏡挿入部の径もビスを内蔵するために太くな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記上述したように従
来の撮像装置では、固体撮像素子の背面側に配設された
回路基板には全てのインナーリード用の接続ランドと信
号ケーブル用の接続用ランドが必要となり、回路基板が
大きくなり、結果として内視鏡挿入部が太くなってい
た。また、固体撮像装置を先端部本体に固定する場合、
固体撮像装置の枠部にビス固定用のV溝を設ける必要が
あり、固体撮像装置が大きく、先端硬性部が長くなり、
内視鏡挿入部の径もビスを内蔵するために太くなってい
た。
来の撮像装置では、固体撮像素子の背面側に配設された
回路基板には全てのインナーリード用の接続ランドと信
号ケーブル用の接続用ランドが必要となり、回路基板が
大きくなり、結果として内視鏡挿入部が太くなってい
た。また、固体撮像装置を先端部本体に固定する場合、
固体撮像装置の枠部にビス固定用のV溝を設ける必要が
あり、固体撮像装置が大きく、先端硬性部が長くなり、
内視鏡挿入部の径もビスを内蔵するために太くなってい
た。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、強度を低下させることなく小型化を行える
撮像装置を提供することを目的とする。
ものであり、強度を低下させることなく小型化を行える
撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の撮像装置は、固体撮像素子と、この固体撮像素
子から延出する可撓性基板に設けられた複数のインナー
リードと、電子部品を実装した回路基板と、信号ケーブ
ルとを有する撮像装置において、前記複数のインナーリ
ードの内、前記固体撮像素子との接続端に対して逆端部
となるインナーリードの一部を前記回路基板に電気接続
し、前記逆端部となるインナーリードの残りの少なくと
も一部を前記信号ケーブルに電気接続することを特徴と
する。
本発明の撮像装置は、固体撮像素子と、この固体撮像素
子から延出する可撓性基板に設けられた複数のインナー
リードと、電子部品を実装した回路基板と、信号ケーブ
ルとを有する撮像装置において、前記複数のインナーリ
ードの内、前記固体撮像素子との接続端に対して逆端部
となるインナーリードの一部を前記回路基板に電気接続
し、前記逆端部となるインナーリードの残りの少なくと
も一部を前記信号ケーブルに電気接続することを特徴と
する。
【0008】この構成により、前記固体撮像素子との接
続端に対して逆端部となるインナーリードの何本かを回
路基板を介さずに直接信号ケーブルに接続するので、回
路基板の小型化を行え、強度を低下させることなく撮像
装置の小型化を行える。
続端に対して逆端部となるインナーリードの何本かを回
路基板を介さずに直接信号ケーブルに接続するので、回
路基板の小型化を行え、強度を低下させることなく撮像
装置の小型化を行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1ないし図4は本
発明の第1の実施の形態に係り、図1は撮像装置の内部
構造を示す右側方から見た断面図、図2は撮像装置の可
撓性基板を示す斜視図、図3は図1のA−A線断面図、
図4は撮像装置を用いた内視鏡診断装置を説明する説明
図である。
発明の第1の実施の形態に係り、図1は撮像装置の内部
構造を示す右側方から見た断面図、図2は撮像装置の可
撓性基板を示す斜視図、図3は図1のA−A線断面図、
図4は撮像装置を用いた内視鏡診断装置を説明する説明
図である。
【0011】まず、図4を用いて内視鏡診断装置の概略
構成を説明する。
構成を説明する。
【0012】図4において、内視鏡診断装置1は、例え
ば検査対象部位の観察画像を得るための電子内視鏡2
と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3
と、電子内視鏡2の先端硬性部6aに設けられた撮像装
置10より送られてくる電気信号を処理するビデオプロ
セッサ4と、このビデオプロセッサ4から出力された信
号を受けて観察画像を表示するモニタ5とで構成され
る。また、ビデオプロセッサ4には、図示しないVTR
デッキ、ビデオプリンター、ビデオディスク等の周辺機
器が接続可能である。
ば検査対象部位の観察画像を得るための電子内視鏡2
と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3
と、電子内視鏡2の先端硬性部6aに設けられた撮像装
置10より送られてくる電気信号を処理するビデオプロ
セッサ4と、このビデオプロセッサ4から出力された信
号を受けて観察画像を表示するモニタ5とで構成され
る。また、ビデオプロセッサ4には、図示しないVTR
デッキ、ビデオプリンター、ビデオディスク等の周辺機
器が接続可能である。
【0013】電子内視鏡2は、細長で体腔内に挿入する
ことが可能な可撓性を有する挿入部6を有し、挿入部6
の後端には操作部7が形成され、操作部7からはユニバ
ーサルコード8が延設されている。ユニバーサルコード
8の端部にあるコネクタ8aを光源装置3に接続するこ
とで、照明光が電子内視鏡2内に配設されたライトガイ
ドを介して電子内視鏡2の先端へ導かれる。
ことが可能な可撓性を有する挿入部6を有し、挿入部6
の後端には操作部7が形成され、操作部7からはユニバ
ーサルコード8が延設されている。ユニバーサルコード
8の端部にあるコネクタ8aを光源装置3に接続するこ
とで、照明光が電子内視鏡2内に配設されたライトガイ
ドを介して電子内視鏡2の先端へ導かれる。
【0014】挿入部6の先端には複数の湾曲駒にて構成
した湾曲部6bが設けられており、操作部7に配設され
る図示しない湾曲操作ノブで湾曲部6bを湾曲すること
ができる。
した湾曲部6bが設けられており、操作部7に配設され
る図示しない湾曲操作ノブで湾曲部6bを湾曲すること
ができる。
【0015】次に図1乃至図3を用いて本発明の撮像装
置10について説明する。
置10について説明する。
【0016】図1において、撮像装置10は、複数のレ
ンズ16を配設して対物レンズを構成する対物レンズユ
ニット11と、対物レンズユニット11で結像した光学
像を受光部12で光電変換するための撮像素子ユニット
13と、撮像素子ユニット13で光電変換された電気信
号を図4のビデオプロセッサ4へ伝送する信号ケーブル
14で構成される。
ンズ16を配設して対物レンズを構成する対物レンズユ
ニット11と、対物レンズユニット11で結像した光学
像を受光部12で光電変換するための撮像素子ユニット
13と、撮像素子ユニット13で光電変換された電気信
号を図4のビデオプロセッサ4へ伝送する信号ケーブル
14で構成される。
【0017】撮像装置10は、固体撮像素子20と、こ
の固体撮像素子20から延出する可撓性基板22に設け
られた複数のインナーリード23と、電子部品26を実
装した回路基板27と、信号ケーブル14とを有する撮
像装置において、前記複数のインナーリード23の内、
前記固体撮像素子20との接続端に対して逆端部となる
インナーリード23の一部を、前記回路基板27に電気
接続し、前記逆端部となるインナーリード23の残りの
少なくとも一部を前記信号ケーブル14に電気接続して
いる。
の固体撮像素子20から延出する可撓性基板22に設け
られた複数のインナーリード23と、電子部品26を実
装した回路基板27と、信号ケーブル14とを有する撮
像装置において、前記複数のインナーリード23の内、
前記固体撮像素子20との接続端に対して逆端部となる
インナーリード23の一部を、前記回路基板27に電気
接続し、前記逆端部となるインナーリード23の残りの
少なくとも一部を前記信号ケーブル14に電気接続して
いる。
【0018】次に、対物レンズユニット11について詳
細に説明する。
細に説明する。
【0019】レンズ枠15は、レンズ群16、赤外線を
吸収するフィルター17、遮光マスク18、明るさ絞り
19を収納しており、物体像が受光部12に結像する様
にレンズ群16の位置設定を行っている。
吸収するフィルター17、遮光マスク18、明るさ絞り
19を収納しており、物体像が受光部12に結像する様
にレンズ群16の位置設定を行っている。
【0020】次に、撮像素子ユニット13について説明
する。
する。
【0021】固体撮像素子20の受光部12は、カバー
ガラス21と位置合わせた後に、このカバーガラス21
が紫外線硬化型の接着剤等で接着固定される。固体撮像
素子20の受光部12側の面には複数の電極51が設け
られている。これら複数の電極51は、それぞれ複数の
バンプ24を介して可撓性基板22の一端から延出した
複数のインナーリード23に電気接続している。固体撮
像素子20の背面側には電子部品26が実装された回路
基板27が背面に面接触するように配設されている。可
撓性基板22の他端から延出した複数のインナーリード
23は、回路基板27と前記信号ケーブル14の単線2
8と信号ケーブル14の図示しない同軸線とのいずれか
に接続している。また、信号ケーブル14の中に存在す
る単線28や図示しない同軸線は、電子部品26や回路
基板27にも電気接続する。
ガラス21と位置合わせた後に、このカバーガラス21
が紫外線硬化型の接着剤等で接着固定される。固体撮像
素子20の受光部12側の面には複数の電極51が設け
られている。これら複数の電極51は、それぞれ複数の
バンプ24を介して可撓性基板22の一端から延出した
複数のインナーリード23に電気接続している。固体撮
像素子20の背面側には電子部品26が実装された回路
基板27が背面に面接触するように配設されている。可
撓性基板22の他端から延出した複数のインナーリード
23は、回路基板27と前記信号ケーブル14の単線2
8と信号ケーブル14の図示しない同軸線とのいずれか
に接続している。また、信号ケーブル14の中に存在す
る単線28や図示しない同軸線は、電子部品26や回路
基板27にも電気接続する。
【0022】撮像装置10は、電気ノイズから固体撮像
素子20や電子部品26をシールドするため、シールド
部材29が設けられている。シールド部材29には図3
に詳細に示す3箇所の固体撮像素子オサエ30が設けら
れている。
素子20や電子部品26をシールドするため、シールド
部材29が設けられている。シールド部材29には図3
に詳細に示す3箇所の固体撮像素子オサエ30が設けら
れている。
【0023】次に、図2を用いて可撓性基板22につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0024】図2に示すように、可撓性基板22は、ベ
ースフィルム25の片面にインナーリード23が形成さ
れている。
ースフィルム25の片面にインナーリード23が形成さ
れている。
【0025】ベースフィルム25は、ポリイミド、ガラ
スエポキシ、ポリエステル等の有機素材で形成され、イ
ンナーリード23は銅等などが導電性の良い金属で形成
されている。
スエポキシ、ポリエステル等の有機素材で形成され、イ
ンナーリード23は銅等などが導電性の良い金属で形成
されている。
【0026】可撓性基板22の他端側の一部は、図2に
示す様に、切りかき部(H部)を有している。また、可
撓性基板22の一端側から延出するインナーリード23
は矢印B方向に折り曲げられる。可撓性基板22の他端
側のH部から延出するインナーリード23は矢印C方向
に折り曲げられる。H部を除く可撓性基板22の他端側
のインナーリード23は幅広に形成されることにより電
極52となっている。
示す様に、切りかき部(H部)を有している。また、可
撓性基板22の一端側から延出するインナーリード23
は矢印B方向に折り曲げられる。可撓性基板22の他端
側のH部から延出するインナーリード23は矢印C方向
に折り曲げられる。H部を除く可撓性基板22の他端側
のインナーリード23は幅広に形成されることにより電
極52となっている。
【0027】次に、図3を用いて回路基板27について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0028】図3において、回路基板27の片面の図中
下側の辺の縁部には、インナーリード23のD部が接続
されている。回路基板27の片面の図中右側、左側及び
上側の辺の縁部は、固体撮像素子オサエ30により押さ
えつけられている。
下側の辺の縁部には、インナーリード23のD部が接続
されている。回路基板27の片面の図中右側、左側及び
上側の辺の縁部は、固体撮像素子オサエ30により押さ
えつけられている。
【0029】回路基板27の片面の縁部よりも内側に
は、電子部品26が実装されている。
は、電子部品26が実装されている。
【0030】このような撮像装置10の組立てについて
以下に説明する。
以下に説明する。
【0031】まず、図1において、シールド部材29
は、固体撮像素子20の背面から挿入する。シールド部
材29は、固体撮像素子オサエ30を用いて回路基板2
7を先端方向(図1の図では左側方向)に押さえつけな
がら、ホルダ31と接着固定される。このため、カバー
ガラス21と回路基板27の間にある固体撮像素子20
も結果的に先端方向に押さえつけら、信号ケーブル14
およびシールド部材29が煽られた場合においても、接
着剤のみで固定されているカバーガラス21と受光部1
2の境界面に応力が集中しない。よって、カバーガラス
21と受光部12の接着剤の剥離が起きにくくなり撮像
装置10の信頼性が向上する。また、固体撮像素子オサ
エ30の開口部を使って内部に接着剤を確実に注入する
ことも可能となるため、信頼性を更に高めることができ
る。
は、固体撮像素子20の背面から挿入する。シールド部
材29は、固体撮像素子オサエ30を用いて回路基板2
7を先端方向(図1の図では左側方向)に押さえつけな
がら、ホルダ31と接着固定される。このため、カバー
ガラス21と回路基板27の間にある固体撮像素子20
も結果的に先端方向に押さえつけら、信号ケーブル14
およびシールド部材29が煽られた場合においても、接
着剤のみで固定されているカバーガラス21と受光部1
2の境界面に応力が集中しない。よって、カバーガラス
21と受光部12の接着剤の剥離が起きにくくなり撮像
装置10の信頼性が向上する。また、固体撮像素子オサ
エ30の開口部を使って内部に接着剤を確実に注入する
ことも可能となるため、信頼性を更に高めることができ
る。
【0032】また、図1において、本実施の形態では、
撮像装置10の外周にはシリコン素材の保護チューブ3
2が設けられており、ホルダー31から図4の湾曲部1
0内部まで一括して保護チューブ32によって覆われて
いる。保護チューブ32は、撮像装置10の電送部の絶
縁と、湾曲部10の湾曲によって信号ケーブル14がダ
メージを受けるのを防ぐ保護とを兼ねている。ここで、
従来の撮像装置では、電送部の絶縁を保つための熱収縮
チューブによる保護と、ケーブル先端から湾曲部内部ま
での信号ケーブル外周に設けた柔軟性を有する保護チュ
ーブによる保護を別々に行っていた。このため、本実施
の形態では、従来の機能を有しながら作業性の向上と原
価の低減が可能となる。なお、本実施の形態では、シリ
コン素材の保護チューブ32の代わりに、熱で収縮する
保護チューブを用いても良い。
撮像装置10の外周にはシリコン素材の保護チューブ3
2が設けられており、ホルダー31から図4の湾曲部1
0内部まで一括して保護チューブ32によって覆われて
いる。保護チューブ32は、撮像装置10の電送部の絶
縁と、湾曲部10の湾曲によって信号ケーブル14がダ
メージを受けるのを防ぐ保護とを兼ねている。ここで、
従来の撮像装置では、電送部の絶縁を保つための熱収縮
チューブによる保護と、ケーブル先端から湾曲部内部ま
での信号ケーブル外周に設けた柔軟性を有する保護チュ
ーブによる保護を別々に行っていた。このため、本実施
の形態では、従来の機能を有しながら作業性の向上と原
価の低減が可能となる。なお、本実施の形態では、シリ
コン素材の保護チューブ32の代わりに、熱で収縮する
保護チューブを用いても良い。
【0033】また、本実施の形態では、シールド部材2
9と保護チューブ32で覆われた閉空間は、機械的及び
電気的保護のための封止用接着剤を充填している。この
封止用接着剤は一般的に、エポキシ系、ポリイミド系、
シリコン系、フェノール系等が用いられている。
9と保護チューブ32で覆われた閉空間は、機械的及び
電気的保護のための封止用接着剤を充填している。この
封止用接着剤は一般的に、エポキシ系、ポリイミド系、
シリコン系、フェノール系等が用いられている。
【0034】図1乃至図4に示した本実施の形態によれ
ば、前記固体撮像素子20との接続端に対して逆端部と
なるインナーリード23の何本かを回路基板27を介さ
ずに直接信号ケーブル14に接続するので、回路基板に
ある信号ケーブルの接続用ランドを減らすことができ、
回路基板27の小型化を行える。これにより、強度を低
下させることなく撮像装置の小型化を行えるので、内視
鏡挿入部の細径化を行え、患者の負担を軽減することが
できる。
ば、前記固体撮像素子20との接続端に対して逆端部と
なるインナーリード23の何本かを回路基板27を介さ
ずに直接信号ケーブル14に接続するので、回路基板に
ある信号ケーブルの接続用ランドを減らすことができ、
回路基板27の小型化を行える。これにより、強度を低
下させることなく撮像装置の小型化を行えるので、内視
鏡挿入部の細径化を行え、患者の負担を軽減することが
できる。
【0035】図5は図1の撮像装置の信号ケーブルの固
定に関する一部変更例を示す断面図である。
定に関する一部変更例を示す断面図である。
【0036】図5において、信号ケーブル114は、一
般的に単線128や図示しない同軸線が捩じられた状態
で、その外周をケーブルシールド部材133で覆ってい
る。ケーブルシールド部材133は単線128等に電気
ノイズが乗らないようにするもので、ケーブルシールド
部材133の素線径は信号線に使用されている素線径よ
りも太く強度的にも強くなっている。
般的に単線128や図示しない同軸線が捩じられた状態
で、その外周をケーブルシールド部材133で覆ってい
る。ケーブルシールド部材133は単線128等に電気
ノイズが乗らないようにするもので、ケーブルシールド
部材133の素線径は信号線に使用されている素線径よ
りも太く強度的にも強くなっている。
【0037】信号ケーブル114はシールド部材129
の後端側をカシメることで、ケーブルシールド部材13
3と一体的に固定している。
の後端側をカシメることで、ケーブルシールド部材13
3と一体的に固定している。
【0038】これにより、信号ケーブル114とシール
ド部材129をより強固に固定すると共に、信号ケーブ
ル114の接続部の細径化が実現可能となる。
ド部材129をより強固に固定すると共に、信号ケーブ
ル114の接続部の細径化が実現可能となる。
【0039】図6は本発明に係る撮像装置の第2の実施
の形態を示す説明図であり、図1の発明の実施の形態と
異なる部分のみ図示している。
の形態を示す説明図であり、図1の発明の実施の形態と
異なる部分のみ図示している。
【0040】図6において、本実施の形態の撮像装置
は、固体撮像素子20と回路基板227の相対位置関係
のみ図1の第1の実施の形態と異なる。
は、固体撮像素子20と回路基板227の相対位置関係
のみ図1の第1の実施の形態と異なる。
【0041】電子部品226を実装した回路基板227
は、固体撮像素子20に対して略垂直になるように配設
している。
は、固体撮像素子20に対して略垂直になるように配設
している。
【0042】固体撮像素子20と電気接続されているイ
ンナーリード223の端部は、一部を回路基板227
へ、一部を単線228及び図示しない同軸線に電気接続
している。
ンナーリード223の端部は、一部を回路基板227
へ、一部を単線228及び図示しない同軸線に電気接続
している。
【0043】その他は、第1の実施の形態と同様になっ
ている。
ている。
【0044】図6に示した第2の実施の形態によれば、
固体撮像素子と、回路基板とが略垂直の位置関係となる
撮像装置に関しても、図1の実施の形態と同様の効果が
得られるとともに、細長の電子部品を実装する場合で
も、本構造を採用することで撮像装置の小型化が可能と
なる。
固体撮像素子と、回路基板とが略垂直の位置関係となる
撮像装置に関しても、図1の実施の形態と同様の効果が
得られるとともに、細長の電子部品を実装する場合で
も、本構造を採用することで撮像装置の小型化が可能と
なる。
【0045】図7は本発明に係る撮像装置の第3の実施
の形態を示す説明図であり、図1の発明の実施の形態と
異なる部分のみ図示している。
の形態を示す説明図であり、図1の発明の実施の形態と
異なる部分のみ図示している。
【0046】図7において、本実施の形態の撮像装置
は、固体撮像素子320の受光部面にある電極351
a,351bを受光部312に対して上下の対辺に設け
ている。
は、固体撮像素子320の受光部面にある電極351
a,351bを受光部312に対して上下の対辺に設け
ている。
【0047】受光部312の下側にある電極351aと
電気接続されているインナーリード323aの端部は、
第1の実施の形態と同様に、一部を回路基板327へ、
残りの一部を単線328及び図示しない同軸線に電気接
続している。
電気接続されているインナーリード323aの端部は、
第1の実施の形態と同様に、一部を回路基板327へ、
残りの一部を単線328及び図示しない同軸線に電気接
続している。
【0048】受光部312の上側にある電極351bと
接続されるインナーリード323bは、固体撮像素子3
20の背面方向へ折り曲げ、インナーリード323bの
端部を電子部品326が実装しているスペースで単線3
28と電気接続している。
接続されるインナーリード323bは、固体撮像素子3
20の背面方向へ折り曲げ、インナーリード323bの
端部を電子部品326が実装しているスペースで単線3
28と電気接続している。
【0049】本実施の形態によれば、固体撮像素子の電
極を受光部に対して上下の対辺に設けた撮像装置におい
ても、本発明を適用でき、図1の発明の実施の形態と同
様の効果が得られる。
極を受光部に対して上下の対辺に設けた撮像装置におい
ても、本発明を適用でき、図1の発明の実施の形態と同
様の効果が得られる。
【0050】図8ないし図11は本発明の第4の実施の
形態に係り、図8は撮像装置の内部構造を示す右側方か
ら見た断面図、図9は図8の先端部本体を示す側面図、
図10は図8の先端部本体を示す背面図、図11は図8
の撮像装置のピント調整を示す説明図である。
形態に係り、図8は撮像装置の内部構造を示す右側方か
ら見た断面図、図9は図8の先端部本体を示す側面図、
図10は図8の先端部本体を示す背面図、図11は図8
の撮像装置のピント調整を示す説明図である。
【0051】図8において、本実施の形態の電子内視鏡
は、挿入部406の先端部本体435で固体撮像素子4
20を用いた撮像装置410のレンズ枠446aを保持
する電子内視鏡において、前記先端部本体406の側面
方向から前記撮像装置410を装着させるための撮像装
置用溝437aを設け、この撮像装置用溝437aの一
部に前記撮像装置410の枠部446aを固定する係止
部441を形成したことを特徴としている。この場合、
枠部446aに形成された突起部446bを係止部44
1で係止している。
は、挿入部406の先端部本体435で固体撮像素子4
20を用いた撮像装置410のレンズ枠446aを保持
する電子内視鏡において、前記先端部本体406の側面
方向から前記撮像装置410を装着させるための撮像装
置用溝437aを設け、この撮像装置用溝437aの一
部に前記撮像装置410の枠部446aを固定する係止
部441を形成したことを特徴としている。この場合、
枠部446aに形成された突起部446bを係止部44
1で係止している。
【0052】本実施の形態では、撮像装置410の小型
化を目的とし、図1においてレンズ枠15とホルダ31
とで構成していたものを、本実施の形態では突起部付き
レンズ枠446aのみで構成している。また、図1に示
したシールド部材29及び保護チューブ32を設けない
構成になっている。
化を目的とし、図1においてレンズ枠15とホルダ31
とで構成していたものを、本実施の形態では突起部付き
レンズ枠446aのみで構成している。また、図1に示
したシールド部材29及び保護チューブ32を設けない
構成になっている。
【0053】次に、図9及び図10を用いて先端部本体
435−aについて詳細に説明する。
435−aについて詳細に説明する。
【0054】図9において、先端部本体435は、ライ
トガイドファイバー用の孔438a,438bと処置具
を通すための鉗子孔439と、送気・送水管路440を
設けている。
トガイドファイバー用の孔438a,438bと処置具
を通すための鉗子孔439と、送気・送水管路440を
設けている。
【0055】先端部本体435は、挿入部長手方向に略
円柱状の穴437aと、略四角柱状の穴437bが設け
られ貫通孔を形成するとともに、先端部本体435側面
より挿入部長手方向に溝444を設けている。溝444
は前記貫通孔まで達している。
円柱状の穴437aと、略四角柱状の穴437bが設け
られ貫通孔を形成するとともに、先端部本体435側面
より挿入部長手方向に溝444を設けている。溝444
は前記貫通孔まで達している。
【0056】図10に示すように、溝444の幅lは、
撮像装置410のレンズ枠446aの直径となり、溝4
44の幅mは、撮像装置410の固体撮像素子420及
びこれに取り付けられた部品を収納する略四角柱の1辺
の長さとなっている。
撮像装置410のレンズ枠446aの直径となり、溝4
44の幅mは、撮像装置410の固体撮像素子420及
びこれに取り付けられた部品を収納する略四角柱の1辺
の長さとなっている。
【0057】溝444の一部には係止部441が設けら
れており、撮像装置410との位置固定を行っている。
れており、撮像装置410との位置固定を行っている。
【0058】図11を用いて撮像装置410の組立方法
を示す。
を示す。
【0059】固体撮像素子420から延出したインナー
リード423を有する可撓性基板422は、図示してい
ないビデオプロセッサに接続されたソケット452へ電
気接続される。
リード423を有する可撓性基板422は、図示してい
ないビデオプロセッサに接続されたソケット452へ電
気接続される。
【0060】固体撮像素子420にある受光部412と
カバーレンズ448は、光軸を合わせて接着固定され
る。
カバーレンズ448は、光軸を合わせて接着固定され
る。
【0061】レンズ群416,448で結像させた像は
固体撮像素子420で光電変換され後、可撓性基板42
2、ソケット452を介してプロセッサ伝達され、図示
しないモニターに出力される。
固体撮像素子420で光電変換され後、可撓性基板42
2、ソケット452を介してプロセッサ伝達され、図示
しないモニターに出力される。
【0062】レンズのピント調整については、レンズ4
16を保持した枠部446aとカバーレンズ448との
相対位置を合わにより行なう。実際の作業としては、モ
ニタを見ながら、固体撮像素子420を保持した固体撮
像素子受け436を前後(図中左右)に移動することで
ピント調整を行い接着固定する。
16を保持した枠部446aとカバーレンズ448との
相対位置を合わにより行なう。実際の作業としては、モ
ニタを見ながら、固体撮像素子420を保持した固体撮
像素子受け436を前後(図中左右)に移動することで
ピント調整を行い接着固定する。
【0063】このようなピント調整のために、448の
一部は枠無し部449を必要とする。 そのため、枠部
446a外周には遮光部材450が設けられた状態で、
ピント合わせを行なう。この方法によって、本構造を有
する超小型の撮像装置のピント調整は、外部光によるフ
レアーを防止でき確実にピント調整が可能となる。
一部は枠無し部449を必要とする。 そのため、枠部
446a外周には遮光部材450が設けられた状態で、
ピント合わせを行なう。この方法によって、本構造を有
する超小型の撮像装置のピント調整は、外部光によるフ
レアーを防止でき確実にピント調整が可能となる。
【0064】ピント調整後は、可撓性基板422をJ−
J線の位置で切断を行ない、信号ケーブルや回路基板を
電気接続する。
J線の位置で切断を行ない、信号ケーブルや回路基板を
電気接続する。
【0065】また、図8に示すように、内視鏡外部で発
生した電気ノイズか信号ケーブル414内に入らないよ
うにするため、信号ケーブル414内にはケーブルシー
ルド部材433が設けられている。ケーブルシールド部
材433と先端部本体435は半田や伝導性の接着剤で
固定される。
生した電気ノイズか信号ケーブル414内に入らないよ
うにするため、信号ケーブル414内にはケーブルシー
ルド部材433が設けられている。ケーブルシールド部
材433と先端部本体435は半田や伝導性の接着剤で
固定される。
【0066】これによって、信号ケーブル414が操作
部方向(図8において右方向)に引っ張られたときに、
ケーブル接続部442に力が集中しないため、接続不良
等の不具合を無くすことができ信頼性が向上する。
部方向(図8において右方向)に引っ張られたときに、
ケーブル接続部442に力が集中しないため、接続不良
等の不具合を無くすことができ信頼性が向上する。
【0067】また、固体撮像素子420を覆っている先
端部本体435は、ケーブルシールド433と電気的に
接続されているため、固体撮像素子420をGND電位
の先端部本体435で覆うことができ電気ノイズに対し
ても強い内視鏡を得ることができる。
端部本体435は、ケーブルシールド433と電気的に
接続されているため、固体撮像素子420をGND電位
の先端部本体435で覆うことができ電気ノイズに対し
ても強い内視鏡を得ることができる。
【0068】図8乃至図11に示した実施の形態では、
固体撮像素子固定部が不要で、挿入部先端には固体撮像
素子の固定用ビスを設ける必要がない。そのため先端硬
性部の短縮と、挿入部の細径化が同時に実現できる。
固体撮像素子固定部が不要で、挿入部先端には固体撮像
素子の固定用ビスを設ける必要がない。そのため先端硬
性部の短縮と、挿入部の細径化が同時に実現できる。
【0069】また、撮像装置は先端部本体側面に設けら
れた溝より落とし込んで先端部本体に装着するため組立
性が向上する。
れた溝より落とし込んで先端部本体に装着するため組立
性が向上する。
【0070】図12ないし図13は本発明の第5の実施
の形態に係り、図12は図8のF−F線断面図、図13
は図12の先端部本体aの半体を示す斜視図である。ま
た、図12及び図13以外の構成は、図8を代用して説
明する。
の形態に係り、図12は図8のF−F線断面図、図13
は図12の先端部本体aの半体を示す斜視図である。ま
た、図12及び図13以外の構成は、図8を代用して説
明する。
【0071】図12において、先端部本体535aは、
α面によって挿入部長手方向に2分割されており、左右
に分割された半体535b,535cにより構成されて
いる。先端部本体535aの半体535bには、挿入部
先端に照明光を導くためライトガイドファイバー用の孔
538aと処置具を通すための鉗子孔539が設けられ
ている。先端部本体535aの半体535cには、挿入
部先端に照明光を導くためライトガイドファイバー用の
孔538b、送気・送水管路540aを設けている。先
端部本体535aは、半体535b,535cを組み立
てた状態で、挿入部長手方向に略円柱状の穴537a
と、略四角柱状の穴537bとが形成される。
α面によって挿入部長手方向に2分割されており、左右
に分割された半体535b,535cにより構成されて
いる。先端部本体535aの半体535bには、挿入部
先端に照明光を導くためライトガイドファイバー用の孔
538aと処置具を通すための鉗子孔539が設けられ
ている。先端部本体535aの半体535cには、挿入
部先端に照明光を導くためライトガイドファイバー用の
孔538b、送気・送水管路540aを設けている。先
端部本体535aは、半体535b,535cを組み立
てた状態で、挿入部長手方向に略円柱状の穴537a
と、略四角柱状の穴537bとが形成される。
【0072】図13の半体535bのG部には図8の特
記部446bとの位置固定用の係止部541が設けられ
ている。
記部446bとの位置固定用の係止部541が設けられ
ている。
【0073】このような先端部本体535aによる図8
の撮像装置410の取り付けを以下に説明する。
の撮像装置410の取り付けを以下に説明する。
【0074】この場合、まず、図8の撮像装置410の
枠部446aを先端部本体535aの一方の半体(例え
ば半体535b)の穴537a、537bの片面に装着
し、一方の半体と他方の半体(例えば半体535c)を
張り合わせて穴537bと図8の枠部446aとの空間
に絶縁性の接着剤等を充填する。
枠部446aを先端部本体535aの一方の半体(例え
ば半体535b)の穴537a、537bの片面に装着
し、一方の半体と他方の半体(例えば半体535c)を
張り合わせて穴537bと図8の枠部446aとの空間
に絶縁性の接着剤等を充填する。
【0075】これ以外の構成は図8と同様である。
【0076】このような実施の形態によれば、図8の実
施の形態と同様の効果がえられる。
施の形態と同様の効果がえられる。
【0077】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0078】(1)固体撮像素子と、この固体撮像素子
から延出する可撓性基板に設けられた複数のインナーリ
ードと、電子部品を実装した回路基板と、信号ケーブル
とを有する撮像装置において、前記複数のインナーリー
ドの内、前記固体撮像素子との接続端に対して逆端部と
なるインナーリードの一部を、前記回路基板に電気接続
し、前記逆端部となるインナーリードの残りの少なくと
も一部を前記信号ケーブルに電気接続することを特徴と
する撮像装置。
から延出する可撓性基板に設けられた複数のインナーリ
ードと、電子部品を実装した回路基板と、信号ケーブル
とを有する撮像装置において、前記複数のインナーリー
ドの内、前記固体撮像素子との接続端に対して逆端部と
なるインナーリードの一部を、前記回路基板に電気接続
し、前記逆端部となるインナーリードの残りの少なくと
も一部を前記信号ケーブルに電気接続することを特徴と
する撮像装置。
【0079】(2)前記回路基板は前記固体撮像素子の
背面に配置することを特徴とする付記1に記載の撮像装
置。
背面に配置することを特徴とする付記1に記載の撮像装
置。
【0080】(3)前記可撓性基板は前記固体撮像素子
の受光部を有する面から延出することを特徴とする付記
1及び2のいずれか一記載の撮像装置。
の受光部を有する面から延出することを特徴とする付記
1及び2のいずれか一記載の撮像装置。
【0081】(4)前記可撓性基板は前記固体撮像素子
の1辺より延出することを特徴とする付記3に記載の撮
像装置。
の1辺より延出することを特徴とする付記3に記載の撮
像装置。
【0082】(5)前記回路基板は前記固体撮像素子と
略平行に配置することを特徴とする付記1乃至4のいず
れか一記載の撮像装置。
略平行に配置することを特徴とする付記1乃至4のいず
れか一記載の撮像装置。
【0083】(6)前記固体撮像素子の背面に前記回路
基板を面接触させることを特徴とする付記1乃至5のい
ずれか一記載の撮像装置。
基板を面接触させることを特徴とする付記1乃至5のい
ずれか一記載の撮像装置。
【0084】(7)前記回路基板の材質はシリコンであ
ることを特徴とする付記1乃至6のいずれか一記載の撮
像装置。
ることを特徴とする付記1乃至6のいずれか一記載の撮
像装置。
【0085】(8)先端部本体で固体撮像素子を用いた
撮像装置の枠部を保持する電子内視鏡において、前記先
端部本体の側面方向から前記撮像装置を装着させるため
の撮像装置用溝を設け、この撮像装置用溝の一部に前記
撮像装置の枠部を固定する係止部を形成したことを特徴
とする電子内視鏡。
撮像装置の枠部を保持する電子内視鏡において、前記先
端部本体の側面方向から前記撮像装置を装着させるため
の撮像装置用溝を設け、この撮像装置用溝の一部に前記
撮像装置の枠部を固定する係止部を形成したことを特徴
とする電子内視鏡。
【0086】(9)前記先端部本体の固体撮像素子用溝
もしくは穴を挿入部長手方向ヘ2つ以上に分割したこと
を特徴とする付記8に記載の内視鏡。
もしくは穴を挿入部長手方向ヘ2つ以上に分割したこと
を特徴とする付記8に記載の内視鏡。
【0087】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、強度
を低下させることなく撮像装置の小型化を行えるので、
患者の負担を軽減することができる。
を低下させることなく撮像装置の小型化を行えるので、
患者の負担を軽減することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の内
部構造を示す右側方から見た断面図。
部構造を示す右側方から見た断面図。
【図2】図1の撮像装置の可撓性基板を示す斜視図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1の撮像装置を用いた内視鏡診断装置を説明
する説明図。
する説明図。
【図5】図1の信号ケーブルの固定に関する一部変更例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図6】本発明に係る撮像装置の第2の実施の形態を示
す説明図。
す説明図。
【図7】本発明に係る撮像装置の第3の実施の形態を示
す説明図。
す説明図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の内
部構造を示す右側方から見た断面図。
部構造を示す右側方から見た断面図。
【図9】図8の先端部本体を示す側面図。
【図10】図8の先端部本体を示す背面図。
【図11】図8の撮像装置のピント調整を示す説明図。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る先端部本体
の断面図。
の断面図。
【図13】図12の先端部本体の半体を示す斜視図。
10…撮像装置 14…信号ケーブル 20…固体撮像素子 22…可撓性基板 23…複数のインナーリード 27…回路基板
Claims (1)
- 【請求項1】 固体撮像素子と、この固体撮像素子から
延出する可撓性基板に設けられた複数のインナーリード
と、電子部品を実装した回路基板と、信号ケーブルとを
有する撮像装置において、 前記複数のインナーリードの内、前記固体撮像素子との
接続端に対して逆端部となるインナーリードの一部を前
記回路基板に電気接続し、前記逆端部となるインナーリ
ードの残りの少なくとも一部を前記信号ケーブルに電気
接続することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31268899A JP2001136421A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31268899A JP2001136421A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001136421A true JP2001136421A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18032239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31268899A Withdrawn JP2001136421A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001136421A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011050497A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Olympus Medical Systems Corp | 撮像装置及び電子内視鏡 |
WO2012032837A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡 |
JPWO2012169446A1 (ja) * | 2011-06-06 | 2015-02-23 | 株式会社フジクラ | 電子式内視鏡の撮像部構造 |
CN105193372A (zh) * | 2011-02-24 | 2015-12-30 | 富士胶片株式会社 | 具有信号电缆的内窥镜 |
US11957306B2 (en) | 2019-03-18 | 2024-04-16 | Olympus Corporation | Distal end frame of endoscope, distal end unit, and endoscope |
-
1999
- 1999-11-02 JP JP31268899A patent/JP2001136421A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011050497A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Olympus Medical Systems Corp | 撮像装置及び電子内視鏡 |
WO2012032837A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡 |
JP5139597B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2013-02-06 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡 |
CN103037750A (zh) * | 2010-09-10 | 2013-04-10 | 奥林巴斯医疗株式会社 | 内窥镜 |
US9345384B2 (en) | 2010-09-10 | 2016-05-24 | Olympus Corporation | Endoscope having breakable portions for preventing damage to the imaging unit |
CN105193372A (zh) * | 2011-02-24 | 2015-12-30 | 富士胶片株式会社 | 具有信号电缆的内窥镜 |
CN105193372B (zh) * | 2011-02-24 | 2018-10-16 | 富士胶片株式会社 | 具有信号电缆的内窥镜 |
JPWO2012169446A1 (ja) * | 2011-06-06 | 2015-02-23 | 株式会社フジクラ | 電子式内視鏡の撮像部構造 |
US9380928B2 (en) | 2011-06-06 | 2016-07-05 | Fujikura Ltd. | Structure of imaging part in electronic visualized catheter |
US11957306B2 (en) | 2019-03-18 | 2024-04-16 | Olympus Corporation | Distal end frame of endoscope, distal end unit, and endoscope |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20090121243A (ko) | 전자 내시경 장치 | |
WO2019044609A1 (ja) | 内視鏡 | |
JP2000232957A (ja) | 内視鏡装置 | |
JP5175639B2 (ja) | 内視鏡およびその組立方法 | |
JP3905152B2 (ja) | 内視鏡用の撮像装置 | |
JP2000092477A (ja) | 撮像装置 | |
JP4159131B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP3967469B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP2007007429A (ja) | 撮像装置 | |
JPH0435474A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP2001136421A (ja) | 撮像装置 | |
JP3811318B2 (ja) | 撮像装置及び撮像装置を備えた内視鏡 | |
JPH1099267A (ja) | 撮像装置 | |
JPH0437053A (ja) | 固体撮像素子 | |
JPH10248803A (ja) | 撮像装置 | |
JP2000051150A (ja) | 撮像装置 | |
JP3583661B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP3668330B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2002131656A (ja) | 撮像装置 | |
JPH05269081A (ja) | 内視鏡用撮像ユニットと内視鏡の組立方法 | |
JP3230801B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP2020108790A (ja) | 内視鏡 | |
JPS6240414A (ja) | 内視鏡 | |
JP2800290B2 (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH08131400A (ja) | 内視鏡装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |