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JP2001076953A - 積層型コイル部品及びその製造方法 - Google Patents

積層型コイル部品及びその製造方法

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JP2001076953A
JP2001076953A JP2000135794A JP2000135794A JP2001076953A JP 2001076953 A JP2001076953 A JP 2001076953A JP 2000135794 A JP2000135794 A JP 2000135794A JP 2000135794 A JP2000135794 A JP 2000135794A JP 2001076953 A JP2001076953 A JP 2001076953A
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coil
magnetic
magnetic material
coil pattern
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Hisashi Katsurada
寿 桂田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
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    • H01F41/041Printed circuit coils
    • H01F41/046Printed circuit coils structurally combined with ferromagnetic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各磁性体グリーンシートに形成されたコイル
パターンを、ビアホールを介して確実に接続することが
可能で、コイルの直流抵抗値が低く、その安定性に優れ
た信頼性の高い積層型コイル部品の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 ビアホール5を含む領域にコイル形成用
の電極材料を付与して、ビアホール5内にも電極材料2
bが充填されたコイルパターン2aを形成するととも
に、コイルパターン2aの周囲に、厚みT2がコイルパ
ターン2aの厚みT1より小さい磁性材料層6を配設
し、このコイルパターン2aと磁性材料層6が形成され
た磁性体グリーンシート4を含む複数の磁性体グリーン
シートを積層、圧着することにより、ビアホール5が形
成されている領域の電極材料(2a,2b)の厚み(T
1+T3=Ta)が、その周辺部の磁性材料層の厚みT
2と磁性体グリーンシート4の厚みT4の合計値Tbよ
りも大きい積層体を形成し、圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、インダクタなど
のコイル部品及びその製造方法に関し、詳しくは、素子
中に積層型のコイルを配設してなる積層型インダクタな
どの積層型コイル部品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】代表的
な積層型コイル部品の一つに積層型インダクタがある。
この積層型インダクタは、例えば、図6(a),(b)に示
すように、素子(チップ状素子)51中に、複数の内部
導体(コイルパターン)52a(図6(b))を接続する
ことにより形成された積層型のコイル52(図6(b))
が配設されているとともに、コイル52の両端部と接続
するように外部電極53a,53b(図6(a))が配設
された構造を有している。
【0003】ところで、このような積層型インダクタ
は、例えば、印刷工法により、図6(b)に示すように、
コイルパターン52aが表面に形成された磁性体グリー
ンシート54を複数枚積層するとともに、その上下両面
側にコイルパターンの形成されていない磁性体グリーン
シート(外層用シート)54aを積層した後、圧着し、
各コイルパターン52aをビアホール55により接続し
てコイル52を形成し、積層体(未焼成の素子)を焼成
した後、素子51の両端部に導電ペーストを塗布、焼付
けして、外部電極53a,53b(図6(a))を形成す
る工程を経て製造されている。
【0004】ところで、従来の積層型インダクタにおい
ては、図7に示すように、製造に用いられる磁性体グリ
ーンシート54は、表面にコイルパターン52aが印刷
(付与)されており、その周囲とは段差がある(すなわ
ち、コイルパターン52aが印刷されている部分の厚み
が大きく、印刷されていない部分の厚みが小さい)た
め、この磁性体グリーンシート54を複数枚積層し、圧
着したときに、全体を均一に圧着することができず、電
気特性にばらつきが生じたり、層間剥離を生じたりする
という問題点がある。また、層間に空気層が形成され、
各層のコイルパターン52a間には空気層を介した分布
容量が発生することになり、初期の電気特性と、繰返し
使用後の電気特性が異なり、電気特性が安定しないとい
う問題点がある。
【0005】そこで、このような問題点を解決するため
に、図8,9に示すように、磁性体グリーンシート54
の表面に印刷されたコイルパターン52aの周囲に、焼
成後において、その厚みが、コイルパターン52aの厚
みよりも大きくなるように補助磁性体層56を配設する
ようにした積層型インダクタの製造方法が提案されてい
る(特公平7−123091号)。
【0006】この方法により製造された積層型インダク
タの場合、コイルパターン52aと、厚み方向に隣接す
る磁性体層(磁性体グリーンシートの焼結体層)54と
の間には空隙57が介在することになり、この空隙57
が磁性体層54よりも比誘電率が小さいため、分布容量
を少なくして高周波における損失を小さくすることが可
能になるとともに、電気特性の繰返し使用による変動を
抑制することができるとされている。
【0007】しかし、この積層型インダクタのように、
補助磁性体層の厚みを、コイルパターンの厚みよりも大
きくした場合、各磁性体グリーンシートに形成されたコ
イルパターンの、ビアホールを介しての接続状態が不安
定になり、直流抵抗の安定性が不十分になり、信頼性が
低下するという問題点がある。
【0008】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、各磁性体グリーンシートに形成されたコイルパタ
ーンを、ビアホールを介して確実に接続してコイルパタ
ーンを形成することが可能で、直流抵抗値が低く、その
安定性に優れた信頼性の高い積層型コイル部品の製造方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明(請求項1)の積層型コイル部品の製造方
法は、ビアホールが形成された磁性体グリーンシート
の、ビアホールを含む領域に所定のパターンでコイル形
成用の電極材料を付与して、ビアホール内にも電極材料
が充填されたコイルパターンを形成するコイルパターン
形成工程と、コイルパターンの周囲に、厚みがコイルパ
ターンの厚みより小さい磁性材料層を形成する磁性材料
層形成工程と、コイルパターン及び磁性材料層が形成さ
れた磁性体グリーンシートを含む複数の磁性体グリーン
シートを積層することにより内部にコイルが形成された
積層体を形成する積層工程と、積層体を圧着する圧着工
程と、圧着された積層体を熱処理して焼結させる熱処理
工程とを具備することを特徴としている。
【0010】ビアホールを含む領域に所定のパターンで
コイル形成用の電極材料を付与して、ビアホール内にも
電極材料が充填されたコイルパターンを形成するととも
に、コイルパターンの周囲に、厚みがコイルパターンの
厚みより小さい磁性材料層を配設し、このコイルパター
ンと磁性材料層の形成された磁性体グリーンシートを含
む複数の磁性体グリーンシートを積層し、圧着すること
により、平面的にみた場合のビアホールが形成されてい
る領域の電極材料の厚みが、その周辺部の磁性材料層よ
りも大きくなり、圧着工程で、コイルパターンを構成す
る電極材料とビアホール内の電極材料に十分な圧力が加
わることになるため、各磁性体グリーンシートに形成さ
れたコイルパターンを、ビアホールを介して確実に接続
することが可能になり、直流抵抗値が低く、その安定性
に優れた信頼性の高い積層型コイル部品を製造すること
が可能になる。
【0011】なお、本願発明において、「コイルパター
ンの周囲に、厚みがコイルパターンの厚みより小さい磁
性材料層を形成する」とは、ビアホール内の電極材料の
厚みとコイルパターンを構成する電極材料の厚みの合計
値が、その周辺部の磁性体グリーンシートの厚みと磁性
材料層の厚みの合計値よりも大きくなるように、磁性材
料層を形成することを意味するものである。したがっ
て、本願発明の積層型コイル部品の製造方法において
は、ビアホール内の電極材料の厚みとコイルパターンを
構成する電極材料の厚みの合計値が、その周辺部の磁性
体グリーンシートの厚みと磁性材料層の厚みの合計値よ
りも大きくなり、圧着工程で、コイルパターンを構成す
る電極材料とビアホール内の電極材料を十分に加圧する
ことが可能になり、各磁性体グリーンシートに形成され
たコイルパターンを、ビアホールを介して確実に接続す
ることが可能になる。
【0012】なお、コイルパターン及び磁性材料層は、
種々の方法で形成することが可能であり、その具体的な
方法に特別の制約はないが、一例としては、スクリーン
印刷法やめっき法、さらにはフォトリソグラフィーなど
の方法を挙げることができる。
【0013】また、請求項2の積層型コイル部品の製造
方法は、磁性体グリーンシートに形成されたコイルパタ
ーン及び磁性材料層の厚み、圧着工程におけるコイルパ
ターン及び磁性材料層の圧化率の少なくとも1つを調整
することにより、圧着後のビアホール内の電極材料の厚
みとコイルパターンの厚みの合計値が、磁性体グリーン
シートの厚みと磁性材料層の厚みの合計値よりも大きく
なるようにしたことを特徴としている。
【0014】磁性体グリーンシートに形成されたコイル
パターン及び磁性材料層の厚みと、圧着工程におけるコ
イルパターン(ビアホール内に充填された電極材料を含
む)及び磁性材料層の圧化率の少なくとも1つを調整す
ることにより、圧着後のビアホール内の電極材料の厚み
とコイルパターンの厚みの合計値を、磁性体グリーンシ
ートの厚みと磁性材料層の厚みの合計値よりも大きくす
ることが可能になり、各コイルパターンを、ビアホール
を介して確実に接続して、直流抵抗値が低く、その安定
性に優れた信頼性の高い積層型コイル部品を製造するこ
とが可能になる。
【0015】また、請求項3の積層型コイル部品の製造
方法は、磁性体グリーンシートに形成されたコイルパタ
ーンの熱処理工程における収縮率と、コイルパターンの
周囲に配設された磁性材料層の熱処理工程における収縮
率の少なくとも1つを調整することにより、焼結後のビ
アホール内の電極材料の厚みとコイルパターンの厚みの
合計値が、磁性体グリーンシートの厚みと磁性材料層の
厚みの合計値よりも大きくなるようにしたことを特徴と
している。
【0016】磁性体グリーンシートに形成されたコイル
パターンを構成する電極材料(ビアホール内に充填され
た電極材料を含む)の熱処理工程(焼結工程)における
収縮率と、コイルパターン(電極材料)の周囲に配設さ
れた磁性材料層の熱処理工程(焼結工程)における収縮
率の少なくとも1つを調整することにより、焼結後のビ
アホール内の電極材料の厚みとコイルパターンの厚みの
合計値を、焼結後の、磁性体グリーンシート及び磁性材
料層に由来する磁性体の厚みよりも大きくすることが可
能になり、各コイルパターンを、ビアホールを介して確
実に接続して、直流抵抗値が低く、その安定性に優れた
信頼性の高い積層型コイル部品を製造することが可能に
なる。
【0017】請求項4の積層型コイル部品の製造方法
は、前記積層型コイル部品がインダクタであることを特
徴としている。
【0018】本願発明は、種々の積層型のコイルを備え
た部品の製造方法に適用することが可能であるが、通常
は、インダクタの製造方法として利用することにより、
信頼性の高い積層型インダクタを効率よく製造すること
が可能になる。
【0019】また、本願発明(請求項5)の積層型コイ
ル部品は、焼結磁性体層の表面にコイル導体が配設さ
れ、かつ、コイル導体の周囲に磁性材料焼結層が配設さ
れた導体配設磁性体層が積層され、コイル導体がビアホ
ール内の電極材料を介して接続されることにより、焼結
磁性体中に積層型のコイルが配設された構造を有する積
層型コイル部品において、ビアホール内の電極材料の厚
みとコイル導体の厚みの合計値が、焼結磁性体層の厚み
と磁性材料焼結層の厚みの合計値よりも大きいことを特
徴としている。
【0020】ビアホール内の電極材料の厚みとコイル導
体の厚みの合計値を、焼結磁性体層の厚みと磁性材料焼
結層の厚みの合計値よりも大きくすることにより、各コ
イル導体をより確実に接続することが可能になり、信頼
性の高い積層型コイル部品を得ることが可能になる。な
お、この積層型コイル部品は、上述の請求項1〜4の積
層型コイル部品の製造方法により、効率よく製造するこ
とが可能である。
【0021】また、請求項6の積層型コイル部品は、積
層型コイル部品がインダクタであることを特徴としてい
る。
【0022】本願発明は、種々の積層型のコイルを備え
た部品に適用することが可能であるが、インダクタに適
用することにより、信頼性の高い積層型インダクタを得
ることができて有意義である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
なお、以下の実施の形態においては、磁性体セラミック
中にコイルを配設してなる積層型インダクタを製造する
場合を例にとって説明する。
【0024】[実施形態1] (1)まず、Fe:48mol%、ZnO:28mol
%、NiO:16mol%、CuO:8mol%の比率で秤量
した各材料を混合し、得られた粉末を750℃で1時間
仮焼する。
【0025】(2)得られた仮焼粉末をアトライタなどで
30分間湿式粉砕し、その後、バインダー樹脂を加え、
1時間混合する。
【0026】(3)そして、このようにして得られたスラ
リーを用い、ドクターブレード法により膜厚80μm以
下のグリーンシートを作成し、これを所定の寸法に切断
する。
【0027】(4)それから、この磁性体グリーンシート
の所定の位置にビアホール用の貫通孔を形成する。
【0028】(5)次に、図1(a)に示すように、磁性体
グリーンシート4の表面に、例えば、印刷工法により、
ビアホール5(図2,図4)を含む領域に所定のパター
ンとなるようにAgを主成分とする電極材料を24μm
の厚さで付与してコイルパターン2aを形成する。この
とき、ビアホール5内にも電極材料2b(図4)が充填
される。
【0029】(6)それから、コイルパターン2aの周囲
に、図1(b),(c)及び図2に示すように、磁性材料層
6を18μmの厚さで形成する。なお、このとき、図1
(c)に示すように、磁性材料層6の厚みT2を、コイル
パターン2aの厚みT1より小さくする。その結果、図
4に示すように、ビアホール5が形成された領域におい
ては、ビアホール5内の電極材料2bの厚みT3とコイ
ルパターン2aの厚みT1の合計値Taが、磁性体グリ
ーンシート4の厚みT4(=T3)と磁性材料層6の厚
みT2の合計値Tbよりも大きくなっている。上記コイ
ルパターン2a及び磁性材料層6を形成するにあたって
は、例えば、電極材料を複数回印刷した後、磁性材料を
複数回付与することにより所定の厚みのコイルパターン
と磁性材料層を得る方法や、あるいは電極材料を一回印
刷した後、磁性材料を一回付与し、再び、電極材料の印
刷と磁性材料の付与を繰り返し、所定の厚みのコイルパ
ターンと磁性材料層を得る方法など、種々の方法でコイ
ルパターンと磁性材料層を形成することが可能である。
【0030】(7)それから、図2及び図3に示すよう
に、コイルパターン2a及び磁性材料層6が形成された
磁性体グリーンシート4(電極配設シート14(図1
(a),(b),図2))を積層し、図4に示すように、ビ
アホール5により、コイルパターン2aを接続してコイ
ル2(図5(a)など)を形成するとともに、上下両面側
にコイルパターンの配設されていない磁性体グリーンシ
ート(外層用シート)4aを積層することにより積層体
(グリーン積層体)1a(図3)を形成する。
【0031】(8)それから、この積層体(グリーン積層
体)1aを、温度:40℃、圧力:1.2t/cmで圧
着して、積層圧着体(グリーン積層圧着体)を形成す
る。グリーン積層体1aにおいては、図3に示すよう
に、コイルパターン2aの厚みT1が磁性材料層6の厚
みT2より大きく、また、図4に示すように、ビアホー
ル5が形成された領域においては、ビアホール5内の電
極材料2bの厚みT3とコイルパターン2aの厚みT1
の合計値Taが、磁性体グリーンシート4の厚みT4と
磁性材料層6の厚みT2の合計値Tbよりも大きくなっ
ているので、圧着工程において、コイルパターン2aと
ビアホール5内の電極材料2bが確実に加圧され、各コ
イルパターン2aがビアホール5内の電極材料2bを介
して確実に接続されることになる。なお、マザー磁性体
グリーンシートを用いて、多数個の素子を同時に製造す
る場合においては、通常、このグリーン積層圧着体の段
階で、個々の素子に分割されることになる。
【0032】(9)そして、グリーン積層圧着体を500
℃で1時間加熱して脱バインダーを行った後、さらに温
度を上げて焼結させることにより、素子(焼結体)を得
る。
【0033】(10)次に、素子の両端部に、コイルパター
ンの引出部と導通するように電極ペーストを塗布し、1
50℃で15分間乾燥した後、焼き付けることにより、
一対の外部電極を形成する。これにより、図5(a),
(b)に示すように、素子1中にコイル2が配設され、か
つ、素子1の両端部に、コイル2と導通するように一対
の外部電極3a,3bが配設された構造を有する積層型
インダクタが得られる。
【0034】この実施形態の積層型インダクタの製造方
法においては、ビアホール5内にも電極材料2bが充填
されたコイルパターン2aを磁性体グリーンシート4に
形成するとともに、コイルパターン2aの周囲に、厚み
T2がコイルパターン2aの厚みT1より小さい磁性材
料層6を配設し、この磁性体グリーンシートを含む複数
の磁性体グリーンシートを積層し、圧着するようにして
いるので、平面的にみた場合のビアホール5が形成され
ている領域の電極材料(コイルパターンを構成する電極
材料2aの厚みT1とビアホール5内の電極材料2bの
厚みT3の合計値Ta)が、その周辺部の磁性材料層6
の厚みT2と磁性体グリーンシート4の厚みT4の合計
値Tbよりも大きく、該領域においては、圧着時に電極
材料2a,2bに十分な圧力が加わることになるため、
各磁性体グリーンシート4に形成されたコイルパターン
2aを、ビアホール5を介して確実に接続することが可
能になり、直流抵抗値が低く、その安定性に優れた信頼
性の高い積層型コイル部品を製造することができる。
【0035】すなわち、上記実施形態の方法により製造
された積層型コイル部品においては、焼結磁性体層(焼
結後の磁性体グリーンシート4)と、その表面に配設さ
れたコイル導体(焼結後のコイルパターン2a)と、コ
イル導体の周囲に配設された磁性材料焼結層(焼結後の
磁性材料層6)からなる導体配設磁性体層(焼結後の電
極配設シート14)が積層されており、ビアホール5内
の電極材料2bの厚みとコイル導体(焼結後のコイルパ
ターン2a)の厚みの合計値が、焼結磁性体層(焼結後
の磁性体グリーンシート4)の厚みと磁性材料焼結層
(焼結後の磁性材料層6)の厚みの合計値よりも大きく
なっているため、各コイル導体が確実に接続され、信頼
性の高い積層型コイル部品が得られる。
【0036】[実施形態2]この実施形態2では、コイ
ルパターンを構成するとともにビアホール内にも充填さ
れる電極材料との厚みと圧化率、磁性材料層を構成する
磁性材料の厚み(乾燥後の厚み)と圧化率を計算するこ
とにより、平面的にみた場合のビアホール5が形成され
ている領域の電極材料(コイルパターンを構成する電極
材料2aの厚みT1とビアホール5内の電極材料2bの
厚みT3の合計値Ta)が、その周辺部の磁性材料層6
の厚みT2と磁性体グリーンシート4の厚みT4の合計
値Tbよりも大きくなるようにして、積層体を形成す
る。その他の構成は、上記実施形態1の場合と同様とす
る。
【0037】この実施形態2の方法の場合、電極材料と
磁性材料の厚み、及び圧化率を調整するようにしている
ので、平面的にみた場合のビアホールが形成されている
領域の電極材料の厚み(コイルパターンを構成する電極
材料とビアホール内の電極材料の厚みの合計値)を、そ
の周辺部の磁性材料層の厚みと磁性体グリーンシートの
厚みの合計値よりも大きくすることが可能になり、各コ
イルパターンを、ビアホールを介して確実に接続して、
直流抵抗値が低く、その安定性に優れた信頼性の高い積
層型コイル部品を製造することができる。
【0038】[実施形態3]この実施形態3では、ビア
ホール内に充填されるとともに、コイルパターンを構成
する電極材料と、磁性材料層を構成する磁性材料の厚み
(乾燥後の厚み)、圧化率、及び焼結の際の収縮率を計
算することにより、焼結後のビアホール内の電極材料の
厚みとコイルパターンの厚みの合計値を、焼結後の、磁
性体グリーンシート及び磁性材料層に由来する磁性体の
厚みよりも大きくなるようにして、積層体を形成する。
その他の構成は、上記実施形態1の場合と同様とする。
【0039】この実施形態3の方法の場合、電極材料と
磁性材料の厚み、圧化率、及び焼結の際の収縮率を調整
するようにしているので、平面的にみた場合のビアホー
ルが形成されている領域の、焼結後の電極材料の厚みと
コイルパターンの厚みの合計値を、同じく焼結後の磁性
体グリーンシート及び磁性材料層に由来する磁性体の厚
みよりも確実に大きくすることが可能になり、各コイル
パターンを、ビアホールを介して確実に接続することが
可能になり、直流抵抗値が低く、その安定性に優れた信
頼性の高い積層型コイル部品を製造することができる。
【0040】なお、上記実施形態においては、積層型イ
ンダクタを例にとって説明したが、本願発明は、積層型
インダクタに限らず、素子中に積層型のコイルを配設し
てなる積層型LC複合部品その他の種々の積層型コイル
部品に適用することが可能である。
【0041】なお、本願発明は、さらにその他の点にお
いても上記実施形態に限定されるものではなく、コイル
パターンの具体的な形状やコイルのターン数などに関
し、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、変形を
加えることが可能である。
【0042】
【発明の効果】上述のように、本願発明(請求項1)の
積層型コイル部品の製造方法は、ビアホールを含む領域
に所定のパターンでコイル形成用の電極材料を付与し
て、ビアホール内にも電極材料が充填されたコイルパタ
ーンを形成するとともに、コイルパターンの周囲に、厚
みがコイルパターンの厚みより小さい磁性材料層を配設
し、このコイルパターンと磁性材料層の形成された磁性
体グリーンシートを含む複数の磁性体グリーンシートを
積層し、圧着するようにしているので、平面的にみた場
合のビアホールが形成されている領域の電極材料の厚み
が、その周辺部の磁性材料層よりも大きくなり、圧着工
程で、コイルパターンを構成する電極材料とビアホール
内の電極材料に十分な圧力を加えることが可能になり、
各磁性体グリーンシートに形成されたコイルパターン
を、ビアホールを介して確実に接続して、直流抵抗値が
低く、安定性に優れた信頼性の高い積層型コイル部品を
製造することが可能になる。
【0043】また、請求項2の積層型コイル部品の製造
方法のように、磁性体グリーンシートに形成されたコイ
ルパターン及び磁性材料層の厚みと、圧着工程における
コイルパターン(ビアホール内に充填された電極材料を
含む)及び磁性材料層の圧化率の少なくとも1つを調整
するようにした場合、確実に、圧着後のビアホール内の
電極材料の厚みとコイルパターンの厚みの合計値を、磁
性体グリーンシートの厚みと磁性材料層の厚みの合計値
よりも大きくすることが可能になり、各コイルパターン
を、ビアホールを介して確実に接続して、直流抵抗値が
低く、その安定性に優れた信頼性の高い積層型コイル部
品を製造することが可能になる。
【0044】また、請求項3の積層型コイル部品の製造
方法のように、磁性体グリーンシートに形成されたコイ
ルパターンを構成する電極材料(ビアホール内に充填さ
れた電極材料を含む)の熱処理工程(焼結工程)におけ
る収縮率と、コイルパターン(電極材料)の周囲に配設
された磁性材料層の熱処理工程(焼結工程)における収
縮率の少なくとも1つを調整するようにした場合、焼結
後のビアホール内の電極材料の厚みとコイルパターンの
厚みの合計値を、焼結後の、磁性体グリーンシート及び
磁性材料層に由来する磁性体の厚みよりも大きくするこ
とが可能になり、各コイルパターンを、ビアホールを介
して確実に接続して、直流抵抗値が低く、その安定性に
優れた信頼性の高い積層型コイル部品を製造することが
可能になる。
【0045】また、本願発明は、種々の積層型のコイル
を備えた部品の製造方法に適用することが可能である
が、請求項4のように、インダクタの製造方法として利
用することにより、信頼性の高い積層型インダクタを効
率よく製造することが可能になる。
【0046】また、本願発明(請求項5)の積層型コイ
ル部品は、ビアホール内の電極材料の厚みとコイル導体
の厚みの合計値が、焼結磁性体層の厚みと磁性材料焼結
層の厚みの合計値よりも大きくなるようにしているの
で、各コイル導体をより確実に接続して、信頼性の高い
積層型コイル部品を得ることができる。なお、この積層
型コイル部品は、上述の請求項1〜4の積層型コイル部
品の製造方法により効率よく製造することが可能であ
る。
【0047】また、本願発明は、種々の積層型のコイル
を備えた部品に適用することが可能であるが、請求項6
のように、インダクタに適用することにより、信頼性の
高い積層型インダクタを得ることができて有意義であ
る。なお、この積層型インダクタは、上述の本願発明の
積層型コイル部品の製造方法により効率よく製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態にかかる積層型コイル部
品(積層型インダクタ)の製造方法の一工程を示す図で
あり、(a)は磁性体グリーンシートにコイルパターンを
形成した状態を示す斜視図、(b)はコイルパターンの周
囲に磁性材料層を形成した状態を示す斜視図、(c)は磁
性体グリーンシートの要部断面図である。
【図2】本願発明の一実施形態にかかる積層型コイル部
品の製造方法の一工程を示す図である。
【図3】本願発明の一実施形態にかかる積層型コイル部
品の製造方法の一工程において形成した積層体(グリー
ン積層体)を示す断面図である。
【図4】本願発明の一実施形態にかかる積層型コイル部
品の製造方法の一工程において形成した積層体(グリー
ン積層体)のビアホール近傍の構成を示す断面図であ
る。
【図5】本願発明の一実施形態にかかる方法により製造
した積層型インダクタを示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。
【図6】従来の積層型インダクタを示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は内部構造を示す分解斜視図である。
【図7】従来の積層型インダクタの要部断面図である。
【図8】従来の他の積層型インダクタを示す分解斜視図
である。
【図9】従来の他の積層型インダクタの要部断面図であ
る。
【符号の説明】 1 積層体 1a グリーン積層体 2 コイル 2a コイルパターン(コイルパターンを構成
する電極材料) 2b ビアホール内に充填された電極材料 3a,3b 外部電極 4 磁性体グリーンシート 4a コイルパターンが配設されていない磁性
体グリーンシート 5 ビアホール 6 磁性材料層 14 電極配設シート T1 コイルパターンの厚み T2 磁性材料層の厚み Ta T1+T3 T3 ビアホール内の電極材料の厚み T4 磁性体グリーンシートの厚み Tb T2+T4

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビアホールが形成された磁性体グリーンシ
    ートの、ビアホールを含む領域に所定のパターンでコイ
    ル形成用の電極材料を付与して、ビアホール内にも電極
    材料が充填されたコイルパターンを形成するコイルパタ
    ーン形成工程と、 コイルパターンの周囲に、厚みがコイルパターンの厚み
    より小さい磁性材料層を形成する磁性材料層形成工程
    と、 コイルパターン及び磁性材料層が形成された磁性体グリ
    ーンシートを含む複数の磁性体グリーンシートを積層す
    ることにより内部にコイルが形成された積層体を形成す
    る積層工程と、 積層体を圧着する圧着工程と、 圧着された積層体を熱処理して焼結させる熱処理工程と
    を具備することを特徴とする積層型コイル部品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】磁性体グリーンシートに形成されたコイル
    パターン及び磁性材料層の厚み、圧着工程におけるコイ
    ルパターン及び磁性材料層の圧化率の少なくとも1つを
    調整することにより、圧着後のビアホール内の電極材料
    の厚みとコイルパターンの厚みの合計値が、磁性体グリ
    ーンシートの厚みと磁性材料層の厚みの合計値よりも大
    きくなるようにしたことを特徴とする請求項1記載の積
    層型コイル部品の製造方法。
  3. 【請求項3】磁性体グリーンシートに形成されたコイル
    パターンの熱処理工程における収縮率と、コイルパター
    ンの周囲に配設された磁性材料層の熱処理工程における
    収縮率の少なくとも1つを調整することにより、焼結後
    のビアホール内の電極材料の厚みとコイルパターンの厚
    みの合計値が、磁性体グリーンシートの厚みと磁性材料
    層の厚みの合計値よりも大きくなるようにしたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の積層型コイル部品の製造
    方法。
  4. 【請求項4】積層型コイル部品がインダクタであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層型コ
    イル部品の製造方法。
  5. 【請求項5】焼結磁性体層の表面にコイル導体が配設さ
    れ、かつ、コイル導体の周囲に磁性材料焼結層が配設さ
    れた導体配設磁性体層が積層され、コイル導体がビアホ
    ール内の電極材料を介して接続されることにより、焼結
    磁性体中に積層型のコイルが配設された構造を有する積
    層型コイル部品において、 ビアホール内の電極材料の厚みとコイル導体の厚みの合
    計値が、焼結磁性体層の厚みと磁性材料焼結層の厚みの
    合計値よりも大きいことを特徴とする積層型コイル部
    品。
  6. 【請求項6】積層型コイル部品がインダクタであること
    を特徴とする請求項5記載の積層型コイル部品。
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