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JP2001068335A - 電磁駆動装置およびそれを用いた電磁弁 - Google Patents

電磁駆動装置およびそれを用いた電磁弁

Info

Publication number
JP2001068335A
JP2001068335A JP2000021497A JP2000021497A JP2001068335A JP 2001068335 A JP2001068335 A JP 2001068335A JP 2000021497 A JP2000021497 A JP 2000021497A JP 2000021497 A JP2000021497 A JP 2000021497A JP 2001068335 A JP2001068335 A JP 2001068335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
magnetic flux
coil
housing
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000021497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Oishi
健一 大石
Motoyoshi Ando
元良 安藤
Hiroyuki Nakane
浩幸 中根
Seiji Tachibana
誠治 橘
Tetsuya Aoki
哲也 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000021497A priority Critical patent/JP2001068335A/ja
Priority to US09/597,819 priority patent/US6498416B1/en
Priority to DE10031231A priority patent/DE10031231A1/de
Publication of JP2001068335A publication Critical patent/JP2001068335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化することなく吸引力を増大し、収容部
の損傷を防止する電磁駆動装置およびそれを用いた電磁
弁を提供する。 【解決手段】 プランジャ17を往復移動自在に案内す
る収容部14と、プランジャ17との間に吸引力を発生
する吸引部15とは一体に形成されている。収容部14
の外周壁に形成された凹部14aに永久磁石25が嵌合
している。永久磁石25が発生する磁束により薄肉部1
6は磁気飽和している。永久磁石25が発生し薄肉部1
6を流れる磁束の方向は、コイル20への通電をオンし
たときにコイル20が発生する磁束が薄肉部16を流れ
る方向と同じである。コイル20への通電をオンしたと
き、コイル20が発生する磁束は磁気飽和している薄肉
部16を通らず、収容部14からプランジャ17、プラ
ンジャ17のテーパ部17aから吸引部15のテーパ部
15bに向けて流れるので、プランジャ17を吸引する
力が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動子を収容する
収容部と可動子を吸引する吸引部とを一体に形成した電
磁駆動装置およびそれを用いた電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】可動子を収容する収容部と、可動子を吸
引する吸引部とを別部品にして固定子を構成している従
来の電磁弁では、収容部と吸引部との軸心が組み付け誤
差等によりずれることがある。収容部と吸引部との軸心
がずれても可動子の往復移動が妨げられないよう、収容
部と可動子、ならびに吸引部と可動子との径方向の間に
形成されるエアギャップは軸心ずれ分を考慮し大きく形
成されている。エアギャップが大きくなると吸引力が低
下するので、所望の吸引力を得るためコイルの巻き数を
増やす必要がある。しかし、コイルの巻数を増やすと電
磁駆動装置の体格が大きくなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】収容部と吸引部との軸
心ずれをなくすため、収容部と吸引部とを例えば切削等
により一体に成形する電磁駆動装置が知られている。し
かし、収容部と吸引部とを一体に成形すると、コイルへ
の通電をオンすることにより発生する磁束(以下、「コ
イルへの通電をオンすることにより発生する磁束」をコ
イル磁束という)のうち、固定子と可動子との間を流れ
ず収容部と吸引部との間を流れる磁束が生じ、吸引力が
低下する。そこで、収容部の一部に非磁性部材を嵌合
し、薄肉化した収容部の磁気抵抗を高めることにより、
収容部と吸引部との間を流れる磁束を可動子に流すこと
が考えられる。しかし、非磁性部材を嵌合している収容
部を薄肉化することにより可動子に多くの磁束を流すた
めには、収容部をかなり薄肉化する必要がある。その結
果、薄肉化した収容部の強度が低下し、収容部が損傷す
る恐れがある。
【0004】本発明の目的は、大型化することなく吸引
力を増大し、収容部の損傷を防止する電磁駆動装置およ
びそれを用いた電磁弁を提供することにある。本発明の
他の目的は、吸引力の変化を防止する電磁駆動装置およ
びそれを用いた電磁弁を提供することにある。本発明の
他の目的は、永久磁石の組付けが容易な電磁駆動装置お
よびそれを用いた電磁弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁駆動装置によると、可動子を収容する収容部と、可
動子を往復移動方向の一方向に吸引する磁力が可動子と
の間に働く吸引部とを一体に形成した固定子を備えてい
る。収容部と吸引部とを例えば連続して切削加工できる
ので、収容部と吸引部との軸心のずれがなくなる。した
がって、収容部および吸引部と可動子とが径方向に形成
するエアギャプを極力小さくすることができる。これに
より、吸引部と可動子との間に働く吸引力が増加する。
【0006】さらに、コイル磁束と同一方向に収容部を
流れる磁束を発生する永久磁石を備えているので、コイ
ル磁束と同一方向に永久磁石の磁束が流れている収容部
の部位をコイル磁束が流れることが妨げられる。する
と、コイル磁束と同一方向に永久磁石の磁束が流れてい
る収容部の部位を避け、コイル磁束と同一方向に永久磁
石の磁束が流れていない収容部の部位と可動子、ならび
に吸引部と可動子との間に磁束が多く流れるようにな
る。これにより、収容部と可動子との間に働く吸引力が
増加する。コイル磁束と同一方向に永久磁石の磁束が流
れている収容部の肉厚は、永久磁石の磁力を調整するこ
とにより機械的強度を損なわない程度に厚くすることが
できるので、収容部の損傷を防止することできる。
【0007】収容部以外の固定子の部位に永久磁石を取
り付けると、永久磁石の磁束が多く流れコイル磁束が流
れにくくなる部位が収容部以外の固定子に発生すること
がある。すると、固定子全体を流れるコイル磁束量が減
少することにより、収容部と可動子、ならびに可動子と
吸引部との間に十分な磁束が流れなくなり、吸引力が低
下する。
【0008】そこで本発明の請求項2記載の電磁駆動装
置によると、収容部に永久磁石を取り付けているので、
コイル磁束が流れにくくなる部位が収容部以外の固定子
に発生することを防止し、固定子全体を流れるコイル磁
束量の減少を防止する。したがって、収容部と可動子、
ならびに吸引部と可動子との間に多くの磁束が流れるの
で、吸引力が増加する。本発明の請求項3記載の電磁駆
動装置によると、収容部の外周壁に永久磁石を嵌合する
凹部を有している。したがって、永久磁石を用いても電
磁駆動装置の体格が大型化することなく吸引力を増大で
きる。
【0009】収容部を流れるコイル磁束の方向と、収容
部の外周壁に形成した凹部に嵌合している永久磁石が発
生する磁束が収容部を流れる方向とが同じであるという
ことは、収容部を流れるコイル磁束の方向と、永久磁石
内部を流れる磁束の方向、つまり永久磁石の着磁方向と
が反対であることを意味する。可動子と吸引部との間を
流れるコイル磁束は収容部に形成した凹部に嵌合してい
る永久磁石の吸引部側の内周側角部を通過しようとす
る。永久磁石の吸引部側の内周側角部を切り欠いていな
いと、高温時に、固定子の吸引部と可動子との間を流れ
るコイル磁束が永久磁石の吸引部側の内周側角部を通過
することにより永久磁石の吸引部側の内周側角部が減磁
し、可動子を吸引する吸引力が変化する。
【0010】本発明の請求項4記載の電磁駆動装置によ
ると、永久磁石の吸引部側の内周側角部に切欠を形成し
ているので、固定子の吸引部と可動子との間を流れるコ
イル磁束が永久磁石の吸引部側の内周側角部を通過しな
い。このため、永久磁石の減磁を防止し、可動子を吸引
する吸引力がほぼ一定であるから、可動子の変位を高精
度に制御できる。本発明の請求項5記載の電磁駆動装置
によると、永久磁石の内周側両角部を切り欠いているの
で、永久磁石を組み付けるときに向きを考慮する必要が
なく、組付けが容易になる。
【0011】永久磁石の透磁率は小さく磁気抵抗が大き
いため、コイル磁束が流れる磁路に永久磁石が配置され
ていると、永久磁石が磁気抵抗となり磁束が流れにくく
なる。さらに、固定子の外周壁または内周壁に形成した
凹部に永久磁石を嵌合しようとすると、例えば一体に形
成された環状の永久磁石では凹部に組み付けることがで
きない。したがって、複数個の磁石片で構成された永久
磁石を用いる必要がある。しかし、複数個の磁石片を組
み付けると組み付け工数が増加する。
【0012】そこで本発明の請求項6記載の電磁駆動装
置によると、固定子の収容部および吸引部を一体に形成
した部分の軸方向端部に永久磁石を取り付けているの
で、コイル磁束が永久磁石を避けて通ることができる。
したがって、可動子の吸引力を向上できる。さらに、例
えば一体に形成した環状の永久磁石を一方の軸方向から
固定子に組み付けることができるので、永久磁石の部品
点数を低減でき、永久磁石の組付けが容易となるととも
に、永久磁石の加工費を低減できる。本発明の請求項7
記載の電磁駆動装置によると、1個の円環状の永久磁石
または複数の円弧状の永久磁石により、円環状の永久磁
石を容易に組み付けることができる。
【0013】本発明の請求項8記載の電磁駆動装置によ
ると、コイルへの通電オフ時において、可動子と対向し
ている収容部の一部は、収容部の一部をコイル磁束と同
一方向に流れる永久磁石の磁束により磁気飽和してい
る。コイル磁束は、収容部と吸引部との間を流れず、収
容部と可動子、ならびに吸引部と可動子との間を流れ
る。したがって、電磁駆動装置の吸引力が増大する。本
発明の請求項9または10記載の電磁弁によると、請求
項1から8のいずれか一項記載の電磁駆動装置を備えて
いるので、電磁弁の体格を大型化することなく可動部材
の駆動力を増大できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による電磁弁を図1
に示す。電磁弁1は、車両等の自動変速機の油圧制御装
置に供給する作動油の油圧を制御するスプール型油圧制
御弁である。電磁駆動装置としてのリニアソレノイド1
0は、円筒状のヨーク11、エンドプレート12、ステ
ータコア13、可動子としてのプランジャ17、シャフ
ト18、コイル20等を有する。ヨーク11およびステ
ータコア13は固定子を構成している。ヨーク11、エ
ンドプレート12、ステータコア13、プランジャ17
は磁性材で形成されている。
【0015】ヨーク11は、スプール30を往復移動自
在に支持するハウジング31とエンドプレート12の端
部とをかしめることにより、エンドプレート12とハウ
ジング31との間にステータコア13を固定している。
ステータコア13は、プランジャ17を往復移動自在に
収容し支持する収容部14と、プランジャ17との間に
プランジャ17を吸引する力を発生する吸引部15とを
有し、一体に形成されている。収容部14とプランジャ
17との密着を防止するため、収容部14の内周面、あ
るいはプランジャ17の外周面に非磁性材をコーティン
グまたはめっきしている。
【0016】収容部14の外周壁に円環状の凹部14a
が形成されており、この凹部14aに図2に示す円環状
の永久磁石25が嵌合している。永久磁石25は図2に
示すように2個の1/2円弧の永久磁石25aで構成さ
れている。永久磁石25とプランジャ17との間に位置
する薄肉部16を流れる永久磁石25の磁束は、コイル
20への通電をオンしたときにコイル20が発生する磁
束(以下、「コイル20への通電をオンしたときにコイ
ル20が発生する磁束」をコイル磁束という)が薄肉部
16に向かう方向と同一方向に流れる。そして、コイル
20への通電をオフした状態で、薄肉部16は永久磁石
25の磁束により磁気飽和している。薄肉部16の厚さ
は、永久磁石25の磁力を調整することにより機械的強
度を損なわない程度に設定されている。
【0017】吸引部15は、プランジャ17と軸方向に
対向する対向部15aと、対向部15aと永久磁石25
との間に位置する吸引部15の内周壁に形成され、対向
部15aに向け縮径しているテーパ部15bとを有す
る。プランジャ17の吸引部15側端部に吸引部15に
向け縮径するテーパ部17aが形成されている。シャフ
ト18はプランジャ17に圧入固定されており、プラン
ジャ17とともに往復移動する。シャフト18の一端は
スプール30の一端に当接している。
【0018】コイル20は樹脂によって円筒形状にモー
ルド成形され、ヨーク11およびステータコア13によ
り固定されている。コイル20と電気的に接続している
図示しないターミナルからコイル20に電流が供給され
ると、ヨーク11、プランジャ17、ステータコア13
によって構成された磁気回路に磁束が流れ、ステータコ
ア13の吸引部15とプランジャ17との間に磁気吸引
力が発生する。すると、プランジャ17およびシャフト
18は図1の下方に移動する。プランジャ17の図1の
下方への移動はストッパ19により規制される。
【0019】スプール30のハウジング31は、スプー
ル30を往復移動自在に収容し支持している。ハウジン
グ31には、入力ポート32、出力ポート33、フィー
ドバックポート34および排出ポート35が形成されて
いる。入力ポート32は、図示しないタンクからポンプ
によって供給される作動油が流入するポートである。出
力ポート33は図示しない自動変速機の係合装置に作動
油を供給するポートである。出力ポート33とフィード
バックポート34とは電磁弁1の外部で連通しており、
出力ポート33から流出する作動油の一部がフィードバ
ックポート34に導入される。フィードバック室36は
フィードバックポート34と連通している。排出ポート
35はタンクに作動油を排出するポートである。
【0020】スプール30には反リニアソレノイド側か
ら大径ランド37、大径ランド38、小径ランド39が
この順で形成されている。小径ランド39は大径ランド
37、38よりも外径が小さい。スプール30はリニア
ソレノイド10のシャフト18と常に当接し、シャフト
18を介してプランジャ17の動きが伝達されハウジン
グ31内を往復移動する。スプール30の反リニアソレ
ノイド側に設けられている付勢手段としてのスプリング
40は、スプール30をリニアソレノイド10方向へ付
勢している。
【0021】フィードバック室36は大径ランド38と
小径ランド39との間に形成されており、ランドの外径
の差によりフィードバックされた油圧が作用する面積が
異なる。そのため、フィードバック室36の油圧は反リ
ニアソレノイド方向にスプール30を押圧するように作
用する。電磁弁1において出力される油圧の一部をフィ
ードバックするのは、供給される油圧すなわち入力圧の
変動により出力圧が変動することを防止するためであ
る。スプール30は、スプリング40の付勢力と、コイ
ル20に供給される電流によりステータコア13に発生
する電磁吸引力によりプランジャ17がスプール30を
押す力と、フィードバック室36の油圧からスプール3
0が受ける力とがつり合う位置で静止する。
【0022】入力ポート32から出力ポート33へ流れ
る作動油量は、ハウジング31の内周壁31aと大径ラ
ンド38の外周壁との重なり部分の長さであるシール長
によって決定される。シール長が短くなると入力ポート
32から出力ポート33へ流れる作動油量が増大し、シ
ール長が長くなると入力ポート32から出力ポート33
へ流れる作動油量が減少する。同様に、出力ポート33
から排出ポート35へ流れる作動油量は、ハウジング3
1の内周壁31bと大径ランド37の外周壁とのシール
長によって決定される。
【0023】コイル20に電流が供給されることにより
スプール30がスプリング40方向、つまり図1の下方
へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38とのシー
ル長が長くなり内周壁31bと大径ランド37とのシー
ル長が短くなるため、入力ポート32から出力ポート3
3へ流れる作動油量が減少し、出力ポート33から排出
ポート35へ流れる作動油流量が増大する。その結果、
出力ポート33から流出する作動油の油圧が減少する。
【0024】一方、スプール30がリニアソレノイド1
0方向へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38と
のシール長が短くなり内周壁31bと大径ランド37と
のシール長が長くなるため、入力ポート32から出力ポ
ート33へ流通する作動油の流量が増大し、出力ポート
33から排出ポート35へ流通する作動油の流量が減少
する。その結果、出力ポート33から流出する作動油の
油圧が増大する。
【0025】電磁弁1は、コイル20に通電する電流値
を制御することでリニアソレノイド10がスプール30
を反リニアソレノイド10方向へ押す力を調整し、出力
ポート33から流出する作動油の油圧を調整する。コイ
ル20に通電する電流値を増大させると、電流値に比例
してステータコア13の電磁吸引力が増大し、シャフト
18がスプール30を反リニアソレノイド10方向に押
す力が増大する。この電磁吸引力によりプランジャ17
からスプール30に作用する力、スプリング40の付勢
力、ならびにフィードバックされる作動油の圧力によっ
てスプール30が反リニアソレノイド10方向へ押され
る力とがつり合う位置でスプール30は静止する。した
がって、コイル20に通電する電流値に比例して出力ポ
ート33から流出する作動油の油圧が減少する。
【0026】次に、電磁弁1の作動について説明する。 (1) コイル非通電時 コイル20への通電オフ時、図1に示すようにスプリン
グ40の付勢力、および油圧フィードバックにより作用
する力がつり合った位置でスプール30は停止する。す
ると、入力ポート32と出力ポート33とが連通し入力
ポート32から出力ポート33へ流れる作動油の流量が
増加するとともに、排出ポート35が閉塞されるので、
自動変速機に供給する作動油の圧力は最大となる。
【0027】永久磁石25が発生し薄肉部16を流れる
磁束は、図3の(A)に示す太い矢印方向に流れる。永
久磁石25が発生する磁束により薄肉部16は磁気飽和
している。永久磁石25が発生し薄肉部16を流れる磁
束の方向は、コイル磁束が薄肉部16に向かう方向と同
じである。言い換えると、永久磁石25は収容部14を
流れるコイル磁束と逆方向に着磁されている。
【0028】(2) コイル通電時 コイル20への通電をオンすると、図3の(B)に示す
ように磁束が流れる。前述したように、コイル20への
通電をオフしている状態で薄肉部16は磁気飽和してい
るので、コイル磁束は薄肉部16を流れることができな
い。したがって、コイル磁束は磁気飽和している薄肉部
16を通らず、収容部14からプランジャ17、プラン
ジャ17のテーパ部17aから吸引部15のテーパ部1
5bに向けて流れる。収容部14からプランジャ17を
通らず薄肉部16を通り吸引部15に直接流れるコイル
磁束は吸引部15にプランジャ17を吸引する力として
働かない。コイル磁束が収容部14から吸引部15に直
接流れることを防止することにより、プランジャ17を
吸引する力が増加する。
【0029】図4に永久磁石25の有無による吸引力の
大小を示す。永久磁石25を用いた方が吸引力が大きく
なっていることが分かる。また、残留磁束密度の大きな
永久磁石ほど吸引力が大きいことが分かる。また、コイ
ル20への通電オフ時において、永久磁石25の磁束は
プランジャ17を吸引する力としてほとんど働いていな
い。
【0030】コイル通電時における作動油排出制御と
作動油出力制御について次に説明する。 作動油排出制御 コイル20に供給される電流が最大になると、プランジ
ャ17とステータコア13との間に生じる電磁吸引力が
最大となり、プランジャ17がステータコア13に吸引
されスプリング40の付勢力に抗しスプール30ととも
に移動する。すると、入力ポート32が閉塞され、かつ
出力ポート33から排出ポート35へ流れる作動油の流
量が増加するので、自動変速機に供給する作動油の圧力
は0(大気圧相当)となる。
【0031】作動油出力制御 コイル20に供給される電流がの状態よりも小さくな
るように制御されているとき、プランジャ17とステー
タコア13との間に生じる電磁吸引力が小さくなり、プ
ランジャ17およびスプール30は前述した(1) と(2)
のとの中間に位置する。スプール30が移動すること
により、前述したようにハウジングの内周壁31aと大
径ランド38、ならびに内周壁31bと大径ランド37
とが形成するシール部のシール長が変化するため、自動
変速機に供給する作動油の圧力が変化する。コイル20
に供給する電流を制御することにより、スプール30の
位置が変化し自動変速機に供給する作動油の圧力を調整
することが可能である。
【0032】以上説明した第1実施例では、収容部14
の凹部14aに永久磁石25を嵌合しているので、リニ
アソレノイド10の径を大きくすることなくプランジャ
17の吸引力を増大できる。また、凹部14aに嵌合す
るため円環状の永久磁石25を1/2円弧の2個の永久
磁石25aで構成している。
【0033】(変形例)次に第1実施例の変形例1を図
5および図6に、変形例2を図7に、変形例3を図8に
示す。変形例1、2および3は第1実施例における永久
磁石の取り付け位置をステータコア52の軸方向端部に
変更した例である。図5に示す変形例1では、固定子5
0はヨーク51およびステータコア52で構成されてい
る。ステータコア52は収容部53と吸引部54とが一
体に形成されている。ステータコア52の反吸引部側の
軸方向端部の外周側角部に凹部55が形成されており、
この凹部55に円環状の永久磁石58が嵌合している。
ステータコア52の収容部53の外周壁に凹部56が形
成されており、凹部56の内周側に薄肉部57が形成さ
れている。図6に示すように、永久磁石58の磁束10
0は、コイル磁束101が薄肉部57に向かう方向と同
一方向に流れる。コイル20への通電をオフした状態
で、薄肉部57は永久磁石58の磁束100により磁気
飽和している。
【0034】図7に示す変形例2では、ステータコア5
2の反吸引部側の軸方向端部の内周側角部に凹部55が
形成されており、この凹部55に円環状の永久磁石58
が嵌合している。図8に示す変形例3では、ステータコ
ア52の吸引部側の軸方向端部の外周側角部に凹部55
が形成されており、この凹部55に円環状の永久磁石5
8が嵌合している。
【0035】図9に示すように、第1実施例、変形例1
および永久磁石を設置しない従来例で比較すると、第1
実施例で設置する永久磁石の位置が最も吸引力が大き
い。変形例1の永久磁石の位置は、第1実施例ほどでは
ないが従来例に比較し吸引力が増加している。変形例2
および変形例3においても変形例1とほぼ等しい吸引力
を得ることができる。
【0036】また変形例1、2および3において、ステ
ータコア52の軸方向端部に凹部55を形成し、この凹
部55に永久磁石58を嵌合し取り付けているので、永
久磁石58がすべての磁路を塞がない。このため、コイ
ル磁束をプランジャ17の吸引に活用することができ、
プランジャ17の吸引力を向上できる。
【0037】また、収容部53と吸引部54とを一体に
形成しているステータコア52の軸方向端部に永久磁石
を取り付けているので、一方の軸方向から凹部55に永
久磁石を嵌合することができる。永久磁石を複数の磁石
片に分割しない円環状に一体に形成した永久磁石を組み
付けることができるので、部品点数が減少し、組付けが
容易となるとともに、永久磁石の加工費を低減できる。
【0038】以上説明した変形例1、2および3では、
ステータコア52の軸方向端部に形成した凹部55に永
久磁石を嵌合したが、反吸引部側のヨークの厚みを増加
し、ヨークに設けた凹部に永久磁石を嵌合し、この凹部
とステータコアの軸方向端部との間で永久磁石を挟持し
てもよい。
【0039】(第2実施例)本発明の第2実施例を図1
0に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符
号を付している。固定子60は、ヨーク11、ステータ
コア61およびエンドヨーク65で構成されている。ヨ
ーク11、ステータコア61およびエンドヨーク65は
プランジャ17と磁気回路を形成している。ステータコ
ア61の収容部62は薄肉化されており、収容部62の
外周に円筒状のエンドヨーク65が配設されている。収
容部62の外周において、エンドヨーク65と吸引部6
3との間に永久磁石70が挟持されている。永久磁石7
0は円環状に一体成形されている。
【0040】永久磁石70が発生する磁束は、薄肉の収
容部62を流れるコイル磁束と同一方向に流れており、
コイル20への通電オフ時に永久磁石70の内周側に位
置する収容部62は磁気飽和している。したがって、コ
イル磁束は永久磁石70の内周側の収容部62を流れ
ず、エンドヨーク65からエンドヨーク65の内周側に
位置する収容部62、プランジャ17、プランジャ17
のテーパ部17aから吸引部63のテーパ部63aに流
れる。このコイル磁束の流れによりプランジャ17は図
10の下方に吸引される。第2実施例では、ステータコ
ア61の吸引部63とエンドヨーク65との間に永久磁
石70が挟持されているので、円環状に一体成形した永
久磁石70を組み付けることができる。
【0041】(第3実施例)本発明の第3実施例を図1
1および図12に示す。第1実施例の変形例1と実質的
に同一構成部分に同一符号を付している。収容部53の
外周壁に形成した凹部56に嵌合している永久磁石80
は、円環状に形成されている。永久磁石80の吸引部5
4側の内周側角部に円環状の切欠81が形成されてい
る。次に、第3実施例の効果を、変形例1において凹部
56に永久磁石を嵌合した図14に示す比較例と比較し
て説明する。
【0042】コイル磁束が薄肉部57を流れようとする
方向と、永久磁石80が発生する磁束が薄肉部57を流
れる方向とが同じになるということは、コイル磁束がプ
ランジャ17と吸引部54との間を流れる方向と、永久
磁石80の内部を流れる磁束の方向、つまり永久磁石5
8の着磁方向とが反対であることを意味している。した
がって、比較例のように、吸引部54側の内周側角部を
切り欠いていない永久磁石58を凹部56に嵌合してい
ると、プランジャ17と吸引部54との間を流れる磁束
が永久磁石58の吸引部側の内周側角部を通過する。高
温時において、着磁方向と反対方向のコイル磁束が永久
磁石を通過すると、コイル磁束の通過した部分が減磁す
る。永久磁石58の吸引部側の内周側角部が減磁する
と、図16に示すように、永久磁石58の使用初期段階
において発生する実線202で示すプランジャ吸引力に
比べ、点線203で示すようにプランジャ吸引力が変化
する。プランジャ吸引力がこのように変化すると、プラ
ンジャ17の変位量を高精度に制御できない。
【0043】これに対し第3実施例では、永久磁石80
の吸引部側の内周側角部を切り欠いているので、図13
に示すようにコイル磁束が永久磁石80を通過せず、永
久磁石80の吸引部側の内周側角部が減磁しない。した
がって、図15の実線200で示す使用初期段階と点線
201で示す高温時におけるコイル磁束通過後との特性
曲線から分かるように、プランジャ吸引力が殆ど変化し
ないので、プランジャ17の変位量を高精度に制御でき
る。
【0044】コイル磁束の流れ方向および永久磁石の着
磁方向が第3実施例と反対になっても、永久磁石を通過
しようとする位置は吸引部側の内周角部である。したが
って、磁束の流れ方向が反対になる構成であっても、切
欠を形成する位置は永久磁石の吸引部側の内周側角部で
あ。
【0045】(第4実施例)図17に示す第4実施例で
は、永久磁石85の内周側両角部に切欠86を形成して
いる。この場合、組付時に永久磁石85を軸方向のどち
ら側に向けてもよいので、永久磁石85の組付けが容易
である。
【0046】以上説明した本発明の実施の形態を示す上
記複数の実施例では、固定子の収容部と吸引部とを一体
に形成しているので、プランジャ17と固定子とが径
方向に形成するエアギャップを極力小さくすることがで
きる。さらに、コイル磁束が収容部を流れる方向と同
じ方向に収容部に磁束を発生する永久磁石を収容部に配
設している。およびにより、電磁駆動装置の体格、
つまり電磁弁の体格を大型化することなくプランジャの
吸引力を増加できる。
【0047】上記実施例では、スプール型油圧制御弁の
電磁駆動部に本発明の電磁駆動装置を用いた。これ以外
にも、体格を大型化せず可動子の吸引力を増加するので
あれば、どうのような電磁弁や装置の駆動装置として本
発明の電磁駆動装置を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電磁弁を示す断面図
である。
【図2】第1実施例の永久磁石を示す斜視図である。
【図3】(A)はコイルへの通電オフ時の磁束流れを示
し、(B)はコイルへの通電オン時の磁束流れを示す模
式的説明図である。
【図4】第1実施例の電磁弁において、永久磁石の有無
と吸引力との大小を比較する特性図である。
【図5】第1実施例の変形例1による電磁駆動装置を示
す断面図である。
【図6】変形例1の磁束流れを示す断面図である。
【図7】第1実施例の変形例2による電磁駆動装置を示
す断面図である。
【図8】第1実施例の変形例3による電磁駆動装置を示
す断面図である。
【図9】第1実施例、変形例1および従来例の吸引力を
比較した特性図である。
【図10】本発明の第2実施例による電磁弁を示す断面
図である。
【図11】本発明の第3実施例による電磁駆動装置を示
す断面図である。
【図12】第3実施例の永久磁石を示す断面図である。
【図13】第3実施例におけるコイルへの通電オン時の
磁束流れを示す模式的説明図である。
【図14】第3実施例の比較例におけるコイルへの通電
オン時の磁束流れを示す模式的説明図である。
【図15】第3実施例におけるプランジャ吸引力を示す
特性図である。
【図16】比較例におけるプランジャ吸引力を示す特性
図である。
【図17】本発明の第4実施例の永久磁石を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 電磁弁 10 リニアソレノイド(電磁駆動装置) 11 ヨーク(固定子) 13 ステータコア(固定子) 17 プランジャ(可動子) 30 スプール(可動部材) 40 スプリング(付勢部材) 50、60 固定子 51 ヨーク(固定子) 52、61 ステータコア(固定子) 53、62 収容部 54、63 吸引部 56 凹部 57 薄肉部 58、70 永久磁石 65 エンドヨーク(固定子) 80、85 永久磁石 81、86 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 浩幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 橘 誠治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 青木 哲也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H106 DA02 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DD09 EE34 EE35 GA13 KK17 5E048 AA08 AB01 AC05 AC06 AD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動子と、前記可動子を往復移動自在に
    収容する収容部、ならびに往復移動方向の一方向に前記
    可動子を吸引する磁力が前記可動子との間に働く吸引部
    を一体に形成し、前記可動子と磁気回路を形成する固定
    子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルと、 前記コイルに通電することにより発生する磁束と同一方
    向に前記収容部を流れる磁束を発生する永久磁石と、 を備えることを特徴とする電磁駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記可動子と径方向に対向する前記収容
    部に前記永久磁石を取り付けていることを特徴とする請
    求項1記載の電磁駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記収容部は前記永久磁石を嵌合する凹
    部を外周壁に有していることを特徴とする請求項2記載
    の電磁駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石の前記吸引部側の内周側角
    部に切欠を形成していることを特徴とする請求項3記載
    の電磁駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記永久磁石の内周側両角部に切欠を形
    成していることを特徴とする請求項4記載の電磁駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記固定子の収容部と吸引部とを一体に
    形成した部分の軸方向端部に前記永久磁石を取り付けて
    いることを特徴とする請求項1記載の電磁駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記永久磁石は円環状に構成されている
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項記載の
    電磁駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記コイルへの通電オフ時において、前
    記可動子と径方向に対向している前記収容部の一部は、
    前記コイルに通電することにより発生する磁束と同一方
    向に前記収容部を流れる前記永久磁石の磁束により磁気
    飽和していることを特徴とする請求項2から7のいずれ
    か一項記載の電磁駆動装置。
  9. 【請求項9】 筒状の周壁を貫通する複数の流体流路を
    有するハウジングと、 請求項1から8のいずれか一項記載の電磁駆動装置と、 前記可動子とともに往復移動することにより前記流体流
    路の連通を切り換える可動部材と、 前記吸引部に前記可動子が吸引される方向と反対方向に
    前記可動部材を付勢する付勢手段と、 を備えることを特徴とする電磁弁。
  10. 【請求項10】 出力油圧を制御することを特徴とする
    請求項9記載の電磁弁。
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