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JP2001057490A - 回路部品の冷却装置および電子機器 - Google Patents

回路部品の冷却装置および電子機器

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JP2001057490A
JP2001057490A JP11230701A JP23070199A JP2001057490A JP 2001057490 A JP2001057490 A JP 2001057490A JP 11230701 A JP11230701 A JP 11230701A JP 23070199 A JP23070199 A JP 23070199A JP 2001057490 A JP2001057490 A JP 2001057490A
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heat
receiving block
heat receiving
circuit component
heat sink
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JP11230701A
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Yuji Nakajima
雄二 中島
Moriya Giho
守哉 宜保
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Toshiba Corp
Sord Computer Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Personal Computer System Corp
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Publication date
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Publication of JP2001057490A publication Critical patent/JP2001057490A/ja
Publication of JP2001057490A5 publication Critical patent/JP2001057490A5/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、回路部品の熱を効率良くヒートシン
クに逃すことができる冷却装置の提供を目的とする。 【解決手段】 冷却装置25は、発熱する半導体パッケー
ジ18に熱的に接続されたヒートシンク26を有している。
ヒートシンクは、半導体パッケージに近づいたり遠ざか
る方向に移動可能に浮動的に設置された受熱ブロック29
を有し、この受熱ブロックは、常に圧縮コイルばね50介
して半導体パッケージに近づく方向に付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
のような回路部品の放熱を促進させる冷却装置、および
この冷却装置を搭載した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ブック形のポータブルコンピュータや移
動体情報機器に代表される携帯形の電子機器は、文字、
音声および画像のような多用のマルチメディア情報を処
理するためのMPU:microprocessing unitを備えてい
る。この種のMPUは、処理速度の高速化や多機能化に
伴って消費電力が増加の一途を辿り、それ故、動作中の
発熱量もこれに比例して急速に増大する傾向にある。
【0003】そのため、発熱量の大きなMPUをポータ
ブルコンピュータの筐体に収容するに当っては、この筐
体の内部でのMPUの放熱性を高める必要があり、それ
故、ヒートシンクや電動式のファンユニットのようなM
PU専用の冷却手段が必要不可欠な存在となりつつあ
る。
【0004】従来のヒートシンクは、アルミニウム合金
のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成されてい
る。ヒートシンクは、MPUが実装された回路基板にリ
ジッドに固定されており、このヒートシンクの受熱部に
MPUが熱的に接続されている。この際、ヒートシンク
の受熱部とMPUとの間に隙間が素材すると、この隙間
がMPUから受熱部への熱伝達を妨げる一種の断熱層と
なるので、従来では、受熱部とMPUとの間に熱伝導性
のグリスを充填したり、あるいは熱伝導性を有するゴム
製の伝熱シートを介在させることで、受熱部とMPUと
の密着性を高めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーソナル
コンピュータ用のMPUとしては、一般に半導体パッケ
ージが用いられている。この種の半導体パッケージは、
回路基板に実装した状態において、この回路基板に対す
る実装高さが±0.25mmの範囲でばらつくことがあり
得る。また、ヒートシンクにしても金属材料の射出成形
品にて構成されているので、その受熱部を含む各部に寸
法公差が生じることがあり、このヒートシンクを回路基
板に取り付けた状態において、受熱部から回路基板まで
の寸法にばらつきが生じることがあり得る。
【0006】このため、従来では、MPUと受熱部との
間に伝熱シートを介在させるに当り、この伝熱シートの
厚みを寸法公差等によって生じる隙間の最大値を上回る
ような値に設定し、この肉厚な伝熱シートをMPUと受
熱部との間で弾性変形させることにより、MPUの実装
高さのばらつきやヒートシンクの寸法公差を吸収してい
る。
【0007】ところが、伝熱シートのような柔軟なゴム
状弾性体は、一般的に密度が小さく、金属材料に比べて
熱伝導性能が低いので、肉厚な伝熱シートを用いてMP
Uの実装高さのばらつきやヒートシンクの寸法公差を吸
収する従来の構成では、この伝熱シートの存在によって
逆にMPUから受熱部への熱伝導が妨げられる虞があり
得る。
【0008】このため、MPUにヒートシンクを熱的に
接続したにも拘わらず、所望の冷却効果を充分に発揮さ
せることができなくなり、この点において一歩改善の余
地が残されている。
【0009】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、回路部品と受熱ブロックとの密着性を高
めて、回路部品の熱を効率良く放出することができる冷
却装置および電子機器を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る冷却装置は、発熱する回路部品に熱的
に接続されたヒートシンクを備えている。そして、この
ヒートシンクは、上記回路部品に近づいたり遠ざかる方
向に移動可能に浮動的に設置された受熱ブロックを有
し、この受熱ブロックは、常に弾性体を介して上記回路
部品に近づく方向に付勢されていることを特徴としてい
る。
【0011】また、本発明に係る電子機器は、筐体と;
この筐体の内部に収容された発熱する回路部品と;上記
筐体の内部に収容され、上記回路部品に熱的に接続され
たヒートシンクと;を具備している。そして、上記ヒー
トシンクは、上記回路部品に近づいたり遠ざかる方向に
移動可能に浮動的に設置された受熱ブロックを有し、こ
の受熱ブロックは、常に弾性体を介して上記回路部品に
近づく方向に付勢されていることを特徴としている。
【0012】このような構成よれば、ヒートシンクの受
熱ブロックは、回路部品に対し浮動的に設置されている
ので、回路部品の実装高さにばらつきが生じたり、ある
いは受熱ブロックに寸法公差が生じたとしても、この受
熱ブロックが移動することで実装高さのばらつきや寸法
公差分を吸収する。
【0013】しかも、受熱ブロックは、常に回路部品に
押し付けようとする力を受けるので、これら受熱ブロッ
クと回路部品との密着性が良好となる。このため、受熱
ブロックと回路部品との間に伝熱シートを介在させるに
しても、この伝熱シートに実装高さのばらつきや寸法公
差を吸収する機能を付加する必要はなく、この伝熱シー
トを必要最小限度まで薄くすることができる。
【0014】したがって、回路部品が発熱した場合に、
この回路部品の熱を効率良く受熱ブロックに伝えること
ができ、回路部品の冷却効率を高めることができる。
【0015】上記目的を達成するため、本発明に係る冷
却装置は、発熱する回路部品に熱的に接続された受熱ブ
ロックと、この受熱ブロックを上記回路部品に近づいた
り遠ざかる方向に移動可能に浮動的に支持するベース
と、上記受熱ブロックを回路部品に近づく方向に付勢す
る弾性体と、を有するヒートシンクと;このヒートシン
クのベースに設置され、上記受熱ブロックに冷却風を導
くファンユニットと;を備えていることを特徴としてい
る。
【0016】このような構成によれば、ヒートシンクの
受熱ブロックは、回路部品に対し浮動的に設置されてい
るので、回路部品の実装高さにばらつきが生じたり、あ
るいは受熱ブロックに寸法公差が生じたとしても、この
受熱ブロックが移動することで実装高さのばらつきや寸
法公差分を吸収する。
【0017】しかも、受熱ブロックは、常に回路部品に
押し付けようとする力を受けるので、これら受熱ブロッ
クと回路部品との密着性が良好となる。このため、受熱
ブロックと回路部品との間に伝熱シートを介在させるに
しても、この伝熱シートに実装高さのばらつきや寸法公
差を吸収する機能を付加する必要はなく、この伝熱シー
トを必要最小限度まで薄くすることができる。したがっ
て、回路部品が発熱した場合に、この回路部品の熱を効
率良く受熱ブロックに伝えることができる。
【0018】そして、ベースに設置されたファンユニッ
トが駆動されると、回路部品の熱が充分に伝えられた受
熱ブロックに冷却風が導かれる。このため、受熱ブロッ
クを空気を媒体とする強制対流によって直接冷却するこ
とができ、受熱ブロックに伝えられた回路部品の熱を効
率良くヒートシンクの外方に放出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態を
ポータブルコンピュータに適用した図1ないし図8にも
とづいて説明する。
【0020】図1は、電子機器としてのブック形のポー
タブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコン
ピュータ1は、コンピュータ本体2と、このコンピュー
タ本体2に支持されたディスプレイユニット3とを備え
ている。
【0021】コンピュータ本体2は、筐体4を有してい
る。筐体4は、底壁4a、上壁4b、左右の側壁4cお
よび前壁4dを有する偏平な箱状をなしており、その左
側の側壁4cの後端部に排気口5が開口されている。
【0022】筐体4の上壁4bは、パームレスト6とキ
ーボード装着口7とを有している。パームレスト6は、
上壁4bの前半部において筐体4の幅方向に沿って延び
ている。キーボード装着口7は、パームレスト6の後方
に位置されており、このキーボード装着口7にキーボー
ド8が取り付けられている。
【0023】筐体4の上壁4bは、上向きに突出する一
対のディスプレイ支持部10a,10bを有している。
ディスプレイ支持部10a,10bは、上壁4bの後端
部において筐体4の幅方向に互いに離間して配置されて
いる。
【0024】ディスプレイユニット3は、偏平な箱状の
ディスプレイハウジング11と、このディスプレイハウ
ジング11に収容された液晶表示装置12とを有してい
る。ディスプレイハウジング11は、表示用開口部13
が形成された前面を有し、この表示用開口部13を通じ
て液晶表示装置12の表示画面12aが外方に露出され
ている。
【0025】ディスプレイハウジング11は、脚部14
を有している。脚部14は、ディスプレイ支持部10
a,10bの間に介在されているとともに、図示しない
ヒンジ装置を介して筐体4に回動可能に支持されてい
る。このため、ディスプレイユニット3は、パームレス
ト6やキーボード8を上方から覆うように倒される閉じ
位置と、パームレスト6、キーボード8および表示画面
12aを露出させる開き位置とに亘って回動し得るよう
になっている。
【0026】図2や図7に示すように、筐体4の内部に
は回路基板16が収容されている。回路基板16は、筐
体4の底壁4aにねじ止めされて、この底壁4aと平行
に配置されている。回路基板16は、第1の面としての
上面16aと、第2の面としての下面16bとを有して
いる。この回路基板16の上面16aの後端部には、回
路部品としてのBGA形の半導体パッケージ18が実装さ
れている。
【0027】半導体パッケージ18は、マトリクス状に
並べられた多数の半田ボール19を有するベース基板2
0と、このベース基板20に実装されたICチップ21
とを有している。ICチップ21は、文字、音声および
画像のような多用のマルチメディア情報を処理するた
め、動作中の消費電力が大きくなっており、それに伴い
ICチップ21の放熱量も冷却を必要とする程に大きな
ものとなっている。そして、この半導体パッケージ18
は、上記半田ボール19を介して回路基板16の上面1
6aに直接半田付けされており、上記筐体4の後端左側
部に位置されている。
【0028】回路基板16の上面16aには、半導体パ
ッケージ18の冷却を促進させるための冷却装置25が
取り付けられている。冷却装置25は、図3や図4に見
られるように、ヒートシンク26と、電動式のファンユ
ニット27とを備えている。
【0029】ヒートシンク26は、例えばアルミニウム
合金のような熱伝導性に優れた金属材料を射出成形する
ことで構成されている。このヒートシンク26は、ベー
ス28と、このベース28に支持された受熱ブロック2
9とを備えている。ベース28は、筐体4の幅方向に延
びる細長い板状をなしており、このベース28の長手方
向に沿う一端部には、図5や図7に示す通孔30が開口
されている。通孔30は、半導体パッケージ18よりも
大きな開口形状を有している。
【0030】図5に最も良く示されるように、ベース2
8は、一対のガイド部31a,31bと、ねじ孔32を
有する三つの支持部33a〜33cとを有している。こ
れらガイド部31a,31bおよび支持部33a〜33
cは、通孔30の開口縁部に位置されている。ガイド部
31a,31bは、ベース28の上面から上向きに突出
する円盤状をなしており、通孔30を挟んで互いに向か
い合っている。支持部33a〜33cは、ガイド部31
a,31bに隣接した位置において、通孔30の周方向
に間隔を存して配置されており、これら支持部33a〜
33cにしてもベース28の上面から僅かに上向きに突
出する円盤状をなしている。
【0031】ベース28の周縁部には、複数の支持脚3
5が一体に形成されている。これら支持脚35は、夫々
図示しないねじを介して回路基板16の上面16aに固
定されている。このため、ベース28は、筐体4の後端
左側部において回路基板16と平行に配置されており、
このベース28の通孔30の内側に半導体パッケージ1
8が入り込んでいる。
【0032】また、ベース28の一端部には、ファン取
り付け部36が一体に形成されている。ファン取り付け
部36は、通孔30に隣接した位置において、ベース2
8の上方に向けて張り出すとともに、上記筐体4の側壁
4cの排気口5と向かい合っている。
【0033】なお、ベース28の上面には、多数の柱状
の冷却フィン37が一体に形成されており、これら冷却
フィン37は、上記ファン取り付け部36とは通孔30
を挟んだ反対側に位置されている。
【0034】図5に示すように、上記受熱ブロック29
は、ベース28の通孔30を上方から覆うような大きさ
を有する平坦な板状をなしている。この受熱ブロック2
9は、上面39aおよび下面39bを有し、この下面3
9bがベース28の通孔30と向かい合っている。下面
39bの略中央部には、下向きに僅かに張り出す凸部4
0が形成されている。凸部40は、通孔30の内側に位
置されており、この凸部40の下端は、上記半導体パッ
ケージ18のICチップ21と対向し合う平坦な受熱面
40aをなしている。
【0035】また、受熱ブロック29は、一対のガイド
孔42a,42bと、三つの取り付け座部43a〜43
cとを有している。ガイド孔42a,42bおよび取り
付け座部43a〜43cは、受熱面40の周囲に位置さ
れており、これらガイド孔42a,42b内に上記ベー
ス28のガイド部31a,31bが上下方向にスライド
可能に嵌合されて、受熱ブロック29とベース28との
位置決めがなされている。取り付け座部43a〜43c
は、受熱ブロック29の上面に露出された平坦なばね受
け部44を有している。これらばね受け部44の中央に
は、嵌合孔45が開口されており、これら嵌合孔45
は、上記ベース28の支持部33a〜33cと向かい合
っている。
【0036】なお、受熱ブロック29は、その上面39
aから上向きに突出する多数の軸状の放熱フィン46を
有し、これら放熱フィン46は、取り付け座部43a〜
43cを避けるようにして上面39aの略全面に亘って
配置されている。
【0037】図2ないし図6に示すように、受熱ブロッ
ク29は、三つの取り付けねじ47を介してベース28
に支持されている。取り付けねじ47は、図8に拡大し
て示すように、円柱状の軸部48aと、この軸部48a
の一端に同軸状に連なる雄ねじ部48bと、上記軸部4
8bの他端に連なるフランジ部48cとを有している。
軸部48aは、受熱ブロック29の上方から嵌合孔45
にスライド可能に挿通されており、この軸部48aに連
なる雄ねじ部48bがベース28のねじ孔32にねじ込
まれている。そのため、受熱ブロック29は、軸部48
aをガイドとして半導体パッケージ18に近づいたり遠
ざかる方向に上下に移動可能となっており、上記ベース
28に対し浮動的に支持されている。
【0038】取り付けねじ47のフランジ部48cは、
軸部48aの径方向外側に張り出しており、受熱ブロッ
ク29のばね受け部44と向かい合っている。これらフ
ランジ部48cと受熱ブロック29のばね受け部44と
の間には、弾性体としての圧縮コイルばね50が圧縮状
態で介在されており、この圧縮コイルばね50は、軸部
48aの外周に装着されている。このため、受熱ブロッ
ク29は、常に圧縮コイルばね50を介して半導体パッ
ケージ18に近づく方向に弾性的に付勢されている。
【0039】図7や図8に示すように、受熱ブロック2
9の受熱面40aと半導体パッケージ18のICチップ
21との間には、伝熱シート51が介在されている。伝
熱シート51は、例えばシリコーン樹脂にアルミナを添
加してなるゴム状の弾性体であり、熱伝導性を有してい
る。伝熱シート51は、受熱面40aとICチップ21
との間で弾性的に挟み込まれており、この伝熱シート5
1を介して受熱面40aとICチップ21とが熱的に接
続されている。
【0040】図4に示すように、上記ファンユニット2
7は、ファンケーシング55と、このファンケーシング
55に偏平モータ(図示せず)を介して支持されたロー
タ56とを有している。ファンケーシング55は、アル
ミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構
成され、上記ベース28のファン取り付け部36にねじ
止めされている。そして、このファンユニット27は、
ロータ56の回転軸線O1を水平にした縦置きの姿勢で
ベース28に一体的に組み込まれており、そのロータ5
6が上記筐体4の排気口5と向かい合っている。
【0041】このため、ファンユニット27のロータ5
6が回転駆動されると、筐体4の内部の空気が冷却風と
なってヒートシンク26に向けて流れ、この冷却風は、
ヒートシンク26を冷却した後、排気口5を通じて筐体
4の外方に排出されるようになっている。
【0042】図7および図8に示すように、上記回路基
板16の下面16bには、金属製の補強板57が取り付
けられている。補強板57は、半導体パッケージ18の
ベース基板20の外周部に沿うような枠状をなしてい
る。そして、この補強板57は、半導体パッケージ18
の実装部に対応する位置に設置されており、上記受熱ブ
ロック29をICチップ21に向けて押圧したことに伴
う回路基板16の反りや撓みを防止している。
【0043】このような構成のポータブルコンピュータ
1によると、半導体パッケージ18の放熱を促進させる
ヒートシンク26は、半導体パッケージ18と共に回路
基板16に固定されたベース28と、このベース28に
浮動的に支持された受熱ブロック29とで構成され、こ
の受熱ブロック29は、圧縮コイルばね50を介して常
に半導体パッケージ18のICチップ21に近づく方向
に弾性的に付勢されている。
【0044】このため、回路基板16上での半導体パッ
ケージ18の実装高さにばらつきが生じたり、あるいは
ベース28や受熱ブロック29に寸法公差が生じたとし
ても、受熱ブロック29がガイド部31a,31bや取
り付けねじ47の軸部48aをガイドとして上下にスラ
イドすることで実装高さのばらつきや寸法公差分を吸収
する。
【0045】しかも、受熱ブロック29は、常に圧縮コ
イルばね50を介して半導体パッケージ18のICチッ
プ21に押し付けようとする力を受けているので、受熱
ブロック29の受熱面40aとICチップ21との密着
性を高めることができ、それ故、受熱面40aとICチ
ップ21との間に伝熱シート51を介在させるにして
も、この伝熱シート51に実装高さのばらつきや寸法公
差分を吸収する機能を付加する必要はない。このため、
伝熱シート51は、ICチップ21の熱を受熱面40a
の全面に亘って分散し得る程度の肉厚を有していれば良
いことになり、この伝熱シート51を必要最小限度まで
薄くすることができる。
【0046】したがって、ICチップ21から受熱ブロ
ック29の受熱面40aへの熱伝導が効率良く行われ
る。
【0047】また、受熱ブロック29の嵌合孔45に
は、取り付けねじ47の軸部48aが嵌合されているの
で、受熱ブロック29に伝えられたICチップ21の熱
は、取り付けねじ47の軸部48aから雄ねじ部48b
を通じてベース28の支持部33a〜33cに逃され、
ここからベース28に拡散される。このため、ICチッ
プ21の熱は、受熱ブロック29からベース28への拡
散による自然空冷によって放出され、筐体4の内部での
放熱面積を充分に確保することができる。
【0048】一方、ポータブルコンピュータ1の使用中
に、ICチップ21の温度が予め規定された値を上回る
と、ファンユニット27のロータ56が回転駆動され
る。このロータ56の回転により、筐体4の内部にファ
ンユニット27に向かう冷却風の流れが形成され、この
冷却風の流れ経路にヒートシンク26のベース28や受
熱ブロック29が位置される。このため、ICチップ2
1の熱を受ける受熱ブロック29が空気を媒体とする強
制対流により強制的に冷却されることになり、この受熱
ブロック29に充分に伝えられたICチップ21の熱
は、空気流に乗じて排気口5から放出される。
【0049】加えて、ベース28および受熱ブロック2
9は、夫々冷却フィン37,46を有するので、筐体4
の内部でのヒートシンク26の放熱面積が増大するのは
勿論のこと、このヒートシンク26と冷却風との接触面
積が増大する。よって、受熱ブロック29に伝えられた
ICチップ21の熱を効率良く放出することができ、充
分な冷却能力を確保することができる。
【0050】また、上記構成によると、回路基板16の
下面には、半導体パッケージ18の実装部に対応する位
置に金属製の補強板57が取り付けられているので、受
熱ブロック29をICチップ21に押し付けたことに伴
う回路基板16の反りや撓みを防止することができる。
このため、BGA形の半導体パッケージ18が回路基板1
9に向けて押圧されるにも拘わらず、特定の半田ボール
19と回路基板16との半田接合部に応力が加わるのを
防止でき、電気的接続の信頼性が向上する。
【0051】なお、本発明は上記第1の実施の形態に特
定されるものではなく、図9に本発明の第2の実施の形
態を示す。
【0052】この第2の実施の形態は、半導体パッケー
ジ18の放熱を促進させる冷却装置61の構成が上記第
1の実施の形態と相違しており、それ以外のポータブル
コンピュータ1の基本的な構成は第1の実施の形態と同
様である。このため、第2の実施の形態において、上記
第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の参照符号
を付して、その説明を省略する。
【0053】図9の(A)に示すように、冷却装置61
は、ヒートシンク62と電動式のファンユニット63と
を備えている。ヒートシンク62は、ベースプレート6
4と、このベースプレート64に支持された受熱ブロッ
ク65とで構成されている。
【0054】ベースプレート64は、平坦な長方形の板
状をなしており、回路基板16の上方に配置されてい
る。このベースプレート64は、回路基板16の上面1
6aに複数の円柱状のスペーサ66を介して支持されて
いる。スペーサ66は、熱伝導性を有する金属材料にて
構成され、これらスペーサ66の下端には、図9の
(B)に示すような雄ねじ部67が同軸状に形成されて
いる。雄ねじ部67は、金属製の補強板70を介して回
路基板16に結合されている。
【0055】すなわち、補強板70は、回路基板16の
下面16bに重ね合わされて半導体パッケージ18の実
装部分を下方から補強している。この補強板70の外周
部には、上向きに突出する複数の円筒部71が形成され
ている。円筒部71は、ベースプレート64にバーリン
グ加工を施すことにより構成され、これら円筒部71の
内面に雌ねじ部72が形成されている。
【0056】補強板70の円筒部71は、回路基板16
に開けた通孔73に嵌合されており、この嵌合により、
回路基板16と補強板70との位置決めがなされてい
る。通孔73は、回路基板16を厚み方向に貫通して回
路基板16の上面16aに開口されており、この通孔7
3内にスペーサ66の雄ねじ部67が上方から挿入され
ている。そして、スペーサ66の雄ねじ部67は、円筒
部71の雌ねじ部72にねじ込まれている。このため、
スペーサ66と補強板70とは、回路基板16を挟み込
んだ状態で互いに結合されており、この回路基板16の
上面16aからスペーサ66が上向きに突出されてい
る。
【0057】上記ベースプレート64は、スペーサ66
の上端に突き合わされるとともに、このスペーサ66に
ねじ74を介して固定されている。このベースプレート
64は、第1の取り付け部76と第2の取り付け部77
とを備えており、これら取り付け部76,77は、ベー
スプレート64の下面において互いに並べて配置されて
いる。第1の取り付け部76は、回路基板16の上方に
位置されて半導体パッケージ18と向かい合っている。
第2の取り付け部77は、回路基板16の側方に突出さ
れて筐体4の底壁4aと向かい合っている。
【0058】上記受熱ブロック65は、アルミニウム合
金の射出成形品にて構成されている。受熱ブロック65
は、半導体パッケージ18を上方から覆うような大きさ
を有する板状をなしており、この受熱ブロック65の下
面の中央部に下向きに僅かに張り出す凸部78が形成さ
れている。凸部78の下端は、半導体パッケージ18の
ICチップ21と対向し合う平坦な受熱面78aをなし
ている。
【0059】また、受熱ブロック65は、複数のガイド
孔79と複数の放熱フィン80とを有している。ガイド
孔79は、凸部78の周囲に位置されており、これらガ
イド孔79の開口縁部には、上向きに延びる円筒状のガ
イド壁81が形成されている。放熱フィン80は、受熱
ブロック65の上面から上向きに突出されている。これ
ら放熱フィン80は、凸部78の反対側に位置されてい
る。
【0060】受熱ブロック65は、複数の取り付けねじ
47を介してベースプレート64の第1の取り付け部7
6に支持されている。取り付けねじ47の軸部48a
は、受熱ブロック65の下方からガイド孔79にスライ
ド可能に挿通されており、この軸部48aに連なる雄ね
じ部48bがベースプレート64の第1の取り付け部7
6にねじ込まれている。そのため、受熱ブロック65
は、軸部48aをガイドとして半導体パッケージ18に
近づいたり遠ざかる方向に上下に移動可能となってお
り、ベースプレート64に対し浮動的に支持されてい
る。
【0061】受熱ブロック65の外周部とベースプレー
ト64の下面との間には、圧縮コイルばね50が圧縮状
態で介在されており、この圧縮コイルばね50は、軸部
48aの外周に装着されている。このため、受熱ブロッ
ク65は、常に圧縮コイルばね50を介して半導体パッ
ケージ18に近づく方向に弾性的に付勢されており、そ
の凸部78の受熱面78aが伝熱シート51を介してI
Cチップ19に熱的に接続されている。
【0062】なお、上記取り付けねじ47のフランジ部
48cは、受熱ブロック65の外周部の下面と向かい合
っており、軸部48aからの受熱ブロック65の脱落を
阻止するストッパとして機能している。
【0063】図9の(A)に示すように、上記ファンユ
ニット63は、ベースプレート64の第2の取り付け部
77に支持されている。ファンユニット63は、偏平な
ファンケーシング85と、このファンケーシング85に
偏平モータ(図示せず)を介して支持されたロータ86
とを備えている。ファンケーシング85は、ロータ86
を取り囲むような枠状をなしており、このファンケーシ
ング85の一端に吸込口87が開口されているととも
に、ファンケーシング85の周壁に排出口88が開口さ
れている。
【0064】このファンユニット63は、ロータ86の
回転軸線O1を垂直にした横置きの姿勢でベースプレー
ト64の第2の取り付け部77に一体的に組み込まれて
いる。そのため、ファンユニット63は、筐体4の内部
においてベースプレート64に沿うように配置されてお
り、その排出口88が上記受熱ブロック65と向かい合
っている。
【0065】このような構成によると、ヒートシンク6
2の受熱ブロック65は、回路基板16上の半導体パッ
ケージ18に対し近づいたり遠ざかる方向に上下に移動
可能に浮動的に支持されているので、半導体パッケージ
18の実装高さにばらつきが生じたり、あるいは受熱ブ
ロック65に寸法公差が生じたとしても、受熱ブロック
65が取り付けねじ47の軸部48aをガイドとして上
下にスライドすることで実装高さのばらつきや寸法公差
分を吸収する。
【0066】しかも、受熱ブロック29は、常に圧縮コ
イルばね50を介して半導体パッケージ18のICチッ
プ21に押し付けようとする力を受けているので、受熱
ブロック65の受熱面78aとICチップ21との密着
性が高まる。
【0067】したがって、受熱面78aとICチップ2
1との間に伝熱シート51を介在させるにしても、この
伝熱シート51に実装高さのばらつきや寸法公差分を吸
収する機能を付加する必要はなく、上記第1の実施の形
態と同様に伝熱シート51を必要最小限度まで薄くする
ことができる。
【0068】よって、ICチップ21から受熱ブロック
65への熱伝導を効率良く行なうことができる。
【0069】また、受熱ブロック65に伝えられたIC
チップ21の熱は、取り付けねじ47の軸部48aから
ねじ部48bを通じてベースプレート64の第2の取り
付け部77に逃され、ここからベースプレート64全体
に拡散される。このため、ICチップ21の熱は、受熱
ブロック65からベースプレート64への拡散による自
然空冷によって放出され、筐体4の内部での放熱面積を
充分に確保することができる。
【0070】一方、ポータブルコンピュータ1の使用中
に、ICチップ21の温度が予め規定された値を上回る
と、ファンユニット63のロータ86が回転駆動され
る。このロータ86の回転により、筐体4の内部の空気
がファンケーシング85の吸込口87に吸い込まれると
ともに、この吸い込まれた空気は冷却風となって排出口
88から受熱ブロック65に向けて吐出される。
【0071】このため、ICチップ21の熱を受ける受
熱ブロック65が空気を媒体とする強制対流により強制
的に冷却されることになり、この受熱ブロック29に充
分に伝えられたICチップ21の熱は、空気流に乗じて
受熱ブロック65から持ち去られる。したがって、受熱
ブロック65に伝えられたICチップ21の熱を効率良
く放出することができ、充分な冷却能力を確保すること
ができる。
【0072】また、上記構成によると、回路基板16の
うち半導体パッケージ18の実装部分は、金属製の補強
板70によって補強されているので、受熱ブロック65
をICチップ21に押し付けたことに伴う回路基板16
の反りや撓みを防止することができる。このため、BGA
形の半導体パッケージ18が回路基板16に向けて押圧
されるにも拘わらず、特定の半田ボール19と回路基板
16との半田接合部に応力が加わるのを防止でき、電気
的接続の信頼性が向上する。
【0073】それとともに、ねじ74を緩めてベースプ
レート64をスペーサ66から分離させれば、ヒートシ
ンク62を回路基板16上から取り外すことができる。
このため、半導体パッケージ18の保守作業を行なうに
当って、回路基板16を筐体4の内部から取り出した
り、補強板70を回路基板16から取り外す必要はな
く、保守点検時の作業性を良好に維持することができ
る。
【0074】なお、発熱する回路部品は、BGA形の半導
体パッケージに特定されるものではなく、その他の多ピ
ン形のLSIであっても良い。
【0075】また、上記実施の形態では、半導体パッケ
ージのICチップと受熱ブロックとの間に伝熱シートを
介在させるようにしたが、この伝熱シートの代わりに熱
伝導性のグリスを用いても良いとともに、場合によって
は伝熱シートやグリスを省略して受熱ブロックをICチ
ップに直接接触させるようにしても良い。
【0076】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、回路部品
の実装高さにばらつきが生じたり、あるいは受熱ブロッ
クに寸法公差が生じたとしても、この受熱ブロックが移
動することで実装高さのばらつきや寸法公差分を吸収す
る。それとともに、受熱ブロックは、常に回路部品に押
し付けようとする力を受けるので、これら受熱ブロック
と回路部品との密着性が向上し、それ故、受熱ブロック
と回路部品との間に伝熱シートを介在させるにしても、
この伝熱シートに実装高さのばらつきや寸法公差を吸収
する機能を付加する必要はない。したがって、伝熱シー
トを必要最小限度まで薄くできるので、回路部品の熱を
効率良く受熱ブロックに伝えることができ、その分、回
路部品の放熱性能が高められて、充分な冷却性能を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコ
ンピュータの斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータの筐体にヒートシンク
を組み込んだ状態を示す斜視図。
【図3】冷却装置の斜視図。
【図4】冷却装置の斜視図。
【図5】ベースプレートと受熱ブロックとを分離させた
状態を示すヒートシンクの斜視図。
【図6】回路基板にヒートシンクを組み込んだ状態を示
す平面図。
【図7】図6のF7−F7線に沿う断面図。
【図8】受熱ブロックの支持構造を示す断面図。
【図9】(A)は、本発明の第2の実施の形態におい
て、筐体の内部に冷却装置を組み込んだ状態を示すポー
タブルコンピュータの断面図。(B)は、スペーサの雄
ねじ部を補強板の雌ねじ部にねじ込んだ状態を示す断面
図。(C)は、回路基板と補強板の円筒部との位置関係
を示す断面図。
【符号の説明】
4…筐体 18…回路部品(半導体パッケージ) 26,62…ヒートシンク 27,63…ファンユニット 28,64…ベース(ベースプレート) 29,65…受熱ブロック 50…弾性体(圧縮コイルばね)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宜保 守哉 千葉県千葉市美浜区真砂5丁目20番7号 東芝パソコンシステム株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AB04 BA01 BB03 FA05 5F036 AA01 BB06 BB21 BB35 BB37 BC09 BD21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱する回路部品に熱的に接続されたヒ
    ートシンクを具備し、 このヒートシンクは、上記回路部品に近づいたり遠ざか
    る方向に移動可能に浮動的に設置された受熱ブロックを
    有し、この受熱ブロックは、常に弾性体を介して上記回
    路部品に近づく方向に付勢されていることを特徴とする
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記ヒートシ
    ンクは、上記受熱ブロックを浮動的に支持するベースを
    有し、このベースに上記受熱ブロックに冷却風を導くフ
    ァンユニットが支持されていることを特徴とする冷却装
    置。
  3. 【請求項3】 発熱する回路部品に熱的に接続された受
    熱ブロックと、この受熱ブロックを上記回路部品に近づ
    いたり遠ざかる方向に移動可能に浮動的に支持するベー
    スと、上記受熱ブロックを回路部品に近づく方向に付勢
    する弾性体と、を有するヒートシンクと;このヒートシ
    ンクのベースに設置され、上記受熱ブロックに冷却風を
    導くファンユニットと;を備えていることを特徴とする
    冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3の記載において、上記受
    熱ブロックと回路部品との間に、熱伝導性を有するゴム
    状弾性体からなる伝熱シートを介在させたことを特徴と
    する冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3の記載において、上記受
    熱ブロックは、多数の放熱フィンを有していることを特
    徴とする冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3の記載において、上記回
    路部品は、BGA形の半導体パッケージであり、この半導
    体パッケージは回路基板に実装されているとともに、こ
    の回路基板は、上記半導体パッケージが実装された第1
    の面と、この第1の面とは反対側に位置された第2の面
    とを有し、この第2の面の上記半導体パッケージに対応
    する位置に補強板を設置したことを特徴とする冷却装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項3の記載において、上記ヒートシ
    ンクのベースは、上記ファンユニットが設置されるファ
    ン取り付け部を有し、このファン取り付け部と上記受熱
    ブロックとは互いに並べて配置されていることを特徴と
    する冷却装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記ファンユ
    ニットは、冷却風の吐出口を上記受熱ブロックに向けた
    姿勢で上記ベースに支持されていることを特徴とする冷
    却装置。
  9. 【請求項9】 筐体と;この筐体の内部に収容された発
    熱する回路部品と;上記筐体の内部に収容され、上記回
    路部品に熱的に接続されたヒートシンクと;を具備し、 上記ヒートシンクは、上記回路部品に近づいたり遠ざか
    る方向に移動可能に浮動的に設置された受熱ブロックを
    有し、この受熱ブロックは、常に弾性体を介して上記回
    路部品に近づく方向に付勢されていることを特徴とする
    電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項9の記載において、上記ヒート
    シンクは、上記受熱ブロックを浮動的に支持するベース
    を有し、このベースに上記受熱ブロックに冷却風を導く
    ファンユニットが支持されていることを特徴とする電子
    機器。
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