JP2001047415A - 衛生陶器及びその製造方法並びに鋳込み成形装置 - Google Patents
衛生陶器及びその製造方法並びに鋳込み成形装置Info
- Publication number
- JP2001047415A JP2001047415A JP11227090A JP22709099A JP2001047415A JP 2001047415 A JP2001047415 A JP 2001047415A JP 11227090 A JP11227090 A JP 11227090A JP 22709099 A JP22709099 A JP 22709099A JP 2001047415 A JP2001047415 A JP 2001047415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sanitary ware
- pressure
- vacuum suction
- slurry
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 47
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 35
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims abstract description 61
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 36
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 15
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 58
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 claims description 12
- 238000010125 resin casting Methods 0.000 claims description 8
- 238000005429 filling process Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims 1
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 abstract description 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 7
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 5
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 3
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229910052571 earthenware Inorganic materials 0.000 description 1
- 208000010727 head pressing Diseases 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 1
- 206010035653 pneumoconiosis Diseases 0.000 description 1
Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多品種少量生産に適合し、かつ成形体が完全
に離型できなかったり、成形体が一層はがれ、型に付着
する剥離欠陥等が発生したりすることのない衛生陶器の
製造方法及び製造装置を提供すること。 【解決手段】 着肉工程には、吸水手段として型の自己
吸引力以外に、10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧
手段と真空吸引手段とを含む強制脱水手段が用いられて
いることを特徴とする衛生陶器の製造方法。
に離型できなかったり、成形体が一層はがれ、型に付着
する剥離欠陥等が発生したりすることのない衛生陶器の
製造方法及び製造装置を提供すること。 【解決手段】 着肉工程には、吸水手段として型の自己
吸引力以外に、10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧
手段と真空吸引手段とを含む強制脱水手段が用いられて
いることを特徴とする衛生陶器の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛生陶器、衛生陶
器の製造方法並びに鋳込み成形装置に関する。
器の製造方法並びに鋳込み成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衛生陶器は、陶器素地原料を
含む泥漿を調製し、前記泥漿を用いて衛生陶器素地を鋳
込み成形することによって生成形体を得、前記生成形体
素地上に釉薬を塗布し、1000〜1300℃の温度で
焼成することにより製造されていた。鋳込み成形には、
戦前より石膏型による常圧鋳込み成形が行われていた
が、戦後、量産性向上のため樹脂型による加圧鋳込み成
形も行われるようになった。
含む泥漿を調製し、前記泥漿を用いて衛生陶器素地を鋳
込み成形することによって生成形体を得、前記生成形体
素地上に釉薬を塗布し、1000〜1300℃の温度で
焼成することにより製造されていた。鋳込み成形には、
戦前より石膏型による常圧鋳込み成形が行われていた
が、戦後、量産性向上のため樹脂型による加圧鋳込み成
形も行われるようになった。
【0003】近年では、衛生陶器においても、消費者の
ニーズが多様化し、多品種少量生産が要求されている。
しかしながら、従来の樹脂製成形型による加圧鋳込み成
形では、泥漿圧力1000kpa以上の高圧をかけるた
め、型にかなりの耐圧性が要求されるため、型の重量が
重くなり、他の品種を作製するための型の入れ換え作業
が大変であった。また、重量が嵩むために工場内におけ
る設置可能な場所も限定されていた。また、型が耐圧仕
様であるため型コストが高価であった。一方、従来の石
膏製成形型による常圧鋳込み成形では、型命数が樹脂製
成形型と比較して短く、成形後に乾燥が必要なため連続
成形が困難であった。その点、従来より提案されている
樹脂製成形型による常圧鋳込み成形では、樹脂製成形型
を耐圧仕様にする必要がなく、また、樹脂製成形型使用
のために型命数が長く、連続成形も可能である点で、多
品種少量生産を行う上で優れていると考えられる。
ニーズが多様化し、多品種少量生産が要求されている。
しかしながら、従来の樹脂製成形型による加圧鋳込み成
形では、泥漿圧力1000kpa以上の高圧をかけるた
め、型にかなりの耐圧性が要求されるため、型の重量が
重くなり、他の品種を作製するための型の入れ換え作業
が大変であった。また、重量が嵩むために工場内におけ
る設置可能な場所も限定されていた。また、型が耐圧仕
様であるため型コストが高価であった。一方、従来の石
膏製成形型による常圧鋳込み成形では、型命数が樹脂製
成形型と比較して短く、成形後に乾燥が必要なため連続
成形が困難であった。その点、従来より提案されている
樹脂製成形型による常圧鋳込み成形では、樹脂製成形型
を耐圧仕様にする必要がなく、また、樹脂製成形型使用
のために型命数が長く、連続成形も可能である点で、多
品種少量生産を行う上で優れていると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし樹脂製成形型を
用いた従来の常圧における鋳込み成形方法では、石膏製
成形型のような離型性がない。このため、離型の手段と
して型に背圧をかけて強制的に離型させていたが、成形
体が完全に離型できなかったり、成形体が一層はがれ、
型に付着する剥離欠陥等が発生するという問題があっ
た。そこで、予め離型剤を多量に型に塗布しておくこと
で成形体が型表面に強固に固着するのを防止し、上記欠
陥を生じにくくさせる方法が採られていた。しかし離型
剤を使用すると、離型剤粉塵による塵肺、離型剤使用に
よる製造コストアップ、離型剤塗布に伴う型の脱水力の
変化による成形体の着肉のバラツキや品質低下等の別の
問題が生じてしまうことになる。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、多品種少量生
産に適合し、かつ上記問題点のない衛生陶器の製造方法
及び製造装置を提供することにある。
用いた従来の常圧における鋳込み成形方法では、石膏製
成形型のような離型性がない。このため、離型の手段と
して型に背圧をかけて強制的に離型させていたが、成形
体が完全に離型できなかったり、成形体が一層はがれ、
型に付着する剥離欠陥等が発生するという問題があっ
た。そこで、予め離型剤を多量に型に塗布しておくこと
で成形体が型表面に強固に固着するのを防止し、上記欠
陥を生じにくくさせる方法が採られていた。しかし離型
剤を使用すると、離型剤粉塵による塵肺、離型剤使用に
よる製造コストアップ、離型剤塗布に伴う型の脱水力の
変化による成形体の着肉のバラツキや品質低下等の別の
問題が生じてしまうことになる。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、多品種少量生
産に適合し、かつ上記問題点のない衛生陶器の製造方法
及び製造装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく、陶器素地原料を含む泥漿を調製する調製工程
と、前記泥漿を用いて衛生陶器素地を成形する成形工程
と、前記衛生陶器素地上に釉薬を塗布する施釉工程と、
焼成工程とを含む衛生陶器の製造方法であって、前記成
形工程は、前記泥漿を自己吸水性と耐水性を有する樹脂
製の鋳込み成形型に注入する工程と、前記注入した泥漿
中の水分を前記成形型へ脱水させることにより型内に生
成形体を生じさせる着肉工程と、前記生成形体を前記成
形型から離脱させる離型工程とを含み、前記着肉工程に
は、脱水手段として型の自己吸引力以外に、10〜10
0kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段と真空吸引手段とを含
む強制脱水手段が用いられていることを特徴とする衛生
陶器の製造方法を提供する。上述したように、従来の常
圧における鋳込み成形方法では、石膏製成形型のような
離型性がなく、このため、離型の手段として型に背圧を
かけて強制的に離型させていたが、成形体が完全に離型
できなかったり、成形体が一層はがれ、型に付着する剥
離欠陥等が発生するという問題があった。本発明者はこ
の原因について鋭意考察し、その主たる原因が離型時に
おける成形体強度の不足にあることを突き止めた。そし
て、離型時における成形体強度の不足は、離型時におけ
る成形体の含水量が多すぎることに起因していた。そこ
で、本発明では、離型時における成形体の含水量を低減
するために、着肉工程で、脱水手段として型の自己吸引
力以外に、10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段
と真空吸引手段とを含む強制脱水手段を用いることにし
た。そうすることにより、生産性を落とすことなく、離
型時における成形体の含水量を低減可能となる。かつ、
10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段と真空吸引
手段程度の強制脱水手段を利用することで、従来の加圧
成形の場合のように、型を特別な耐圧仕様にする必要も
生じない。
決すべく、陶器素地原料を含む泥漿を調製する調製工程
と、前記泥漿を用いて衛生陶器素地を成形する成形工程
と、前記衛生陶器素地上に釉薬を塗布する施釉工程と、
焼成工程とを含む衛生陶器の製造方法であって、前記成
形工程は、前記泥漿を自己吸水性と耐水性を有する樹脂
製の鋳込み成形型に注入する工程と、前記注入した泥漿
中の水分を前記成形型へ脱水させることにより型内に生
成形体を生じさせる着肉工程と、前記生成形体を前記成
形型から離脱させる離型工程とを含み、前記着肉工程に
は、脱水手段として型の自己吸引力以外に、10〜10
0kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段と真空吸引手段とを含
む強制脱水手段が用いられていることを特徴とする衛生
陶器の製造方法を提供する。上述したように、従来の常
圧における鋳込み成形方法では、石膏製成形型のような
離型性がなく、このため、離型の手段として型に背圧を
かけて強制的に離型させていたが、成形体が完全に離型
できなかったり、成形体が一層はがれ、型に付着する剥
離欠陥等が発生するという問題があった。本発明者はこ
の原因について鋭意考察し、その主たる原因が離型時に
おける成形体強度の不足にあることを突き止めた。そし
て、離型時における成形体強度の不足は、離型時におけ
る成形体の含水量が多すぎることに起因していた。そこ
で、本発明では、離型時における成形体の含水量を低減
するために、着肉工程で、脱水手段として型の自己吸引
力以外に、10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段
と真空吸引手段とを含む強制脱水手段を用いることにし
た。そうすることにより、生産性を落とすことなく、離
型時における成形体の含水量を低減可能となる。かつ、
10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段と真空吸引
手段程度の強制脱水手段を利用することで、従来の加圧
成形の場合のように、型を特別な耐圧仕様にする必要も
生じない。
【0006】本発明の好ましい態様においては、前記泥
漿ヘッド圧加圧手段により、圧力値および加圧時間の異
なる多段階加圧を行うようにする。そうすることで、着
肉工程の段階に応じた圧力制御を容易に行えるようにな
る。具体的には着肉工程初期においてリーク防止のため
低圧にし、着肉工程中期以降において生産性向上及び成
形体強度向上のために比較的高圧にするなどの制御が可
能となる。
漿ヘッド圧加圧手段により、圧力値および加圧時間の異
なる多段階加圧を行うようにする。そうすることで、着
肉工程の段階に応じた圧力制御を容易に行えるようにな
る。具体的には着肉工程初期においてリーク防止のため
低圧にし、着肉工程中期以降において生産性向上及び成
形体強度向上のために比較的高圧にするなどの制御が可
能となる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、泥漿の
多段階ヘッド加圧の第1段階として、40Kpa以下の低
加圧段階を設けることとする。そうすることにより、鋳
込み初期段階での型合面の不整合による、泥漿漏れを防
止することが出来る。
多段階ヘッド加圧の第1段階として、40Kpa以下の低
加圧段階を設けることとする。そうすることにより、鋳
込み初期段階での型合面の不整合による、泥漿漏れを防
止することが出来る。
【0008】本発明の好ましい態様においては、泥漿の
多段階ヘッド加圧の第2段階以降として、40Kpa〜1
00Kpaの高加圧段階を設けることとする。そうするこ
とにより、着肉速度が向上し生産性が向上するととも
に、成形体中の含水量が低減し、成形体強度が向上す
る。従って、離型時の、型への素地付着や剥離により生
じる欠陥が発生しにくくなる。
多段階ヘッド加圧の第2段階以降として、40Kpa〜1
00Kpaの高加圧段階を設けることとする。そうするこ
とにより、着肉速度が向上し生産性が向上するととも
に、成形体中の含水量が低減し、成形体強度が向上す
る。従って、離型時の、型への素地付着や剥離により生
じる欠陥が発生しにくくなる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、泥漿ヘ
ッド圧加圧手段は、加圧タンクとエアー圧印加手段と加
圧タンクの高さ調整手段とを有し、エアー圧及び/又は
加圧タンクの高さ調整により加圧力が調整されるように
する。そうすることにより、泥漿ヘッド圧の圧力の微調
整が容易になる。
ッド圧加圧手段は、加圧タンクとエアー圧印加手段と加
圧タンクの高さ調整手段とを有し、エアー圧及び/又は
加圧タンクの高さ調整により加圧力が調整されるように
する。そうすることにより、泥漿ヘッド圧の圧力の微調
整が容易になる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引手段は、前記泥漿の前記成形型への注入完了時から、
前記着肉工程に要する時間の40〜90%経過時まで作
動させるようにする。着肉工程に要する時間の40〜9
0%経過時まで作動させることにより、着肉速度が向上
し生産性が向上する。また、その後停止されることによ
り、離型時における型の吸引力が小さくなり、水膜離型
が促進される。従って、より離型時の型への素地付着や
剥離により生じる欠陥が発生しにくくなる。
引手段は、前記泥漿の前記成形型への注入完了時から、
前記着肉工程に要する時間の40〜90%経過時まで作
動させるようにする。着肉工程に要する時間の40〜9
0%経過時まで作動させることにより、着肉速度が向上
し生産性が向上する。また、その後停止されることによ
り、離型時における型の吸引力が小さくなり、水膜離型
が促進される。従って、より離型時の型への素地付着や
剥離により生じる欠陥が発生しにくくなる。
【0011】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引手段は、前記着肉工程に要する時間の40〜90%経
過時に停止させるようにする。そうすることにより、離
型時における型の吸引力が小さくなり、水膜離型が促進
される。従って、より離型時の型への素地付着や剥離に
より生じる欠陥が発生しにくくなる。
引手段は、前記着肉工程に要する時間の40〜90%経
過時に停止させるようにする。そうすることにより、離
型時における型の吸引力が小さくなり、水膜離型が促進
される。従って、より離型時の型への素地付着や剥離に
より生じる欠陥が発生しにくくなる。
【0012】本発明は、衛生陶器が一重鋳込み成形部
と、二重鋳込み成形部の双方を有する場合にも対応可能
である。一重鋳込み成形は、例えば、袋構造部が利用さ
れる。
と、二重鋳込み成形部の双方を有する場合にも対応可能
である。一重鋳込み成形は、例えば、袋構造部が利用さ
れる。
【0013】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引手段は、二重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分のみ、前記着肉工程に要する時間の40〜90%経過
時に停止させるようにする。真空吸引を袋構造部等の一
重鋳込み成形部のみ、所定の真空引き時間より、延長す
ることにより、二重鋳込み成形部より含水量の多い成形
体が形成されやすい一重鋳込み成形部の成形体含水量を
低減することが可能となり、保形性の良い成形体の提供
が可能となる。
引手段は、二重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分のみ、前記着肉工程に要する時間の40〜90%経過
時に停止させるようにする。真空吸引を袋構造部等の一
重鋳込み成形部のみ、所定の真空引き時間より、延長す
ることにより、二重鋳込み成形部より含水量の多い成形
体が形成されやすい一重鋳込み成形部の成形体含水量を
低減することが可能となり、保形性の良い成形体の提供
が可能となる。
【0014】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引手段は、一重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分のみ、前記泥漿の前記成形型への注入完了時から、前
記着肉工程に要する時間の40〜90%経過時まで作動
させるようにする。そうすることにより、二重鋳込み成
形部より含水量の多い成形体が形成されやすい袋構造部
等の一重鋳込み成形部の成形体含水量を低減することが
可能となり、保形性の良い成形体の提供が可能となる。
引手段は、一重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分のみ、前記泥漿の前記成形型への注入完了時から、前
記着肉工程に要する時間の40〜90%経過時まで作動
させるようにする。そうすることにより、二重鋳込み成
形部より含水量の多い成形体が形成されやすい袋構造部
等の一重鋳込み成形部の成形体含水量を低減することが
可能となり、保形性の良い成形体の提供が可能となる。
【0015】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引圧力は、600mmHg以上とする。そうすることに
より、泥漿の着肉速度が増加する。
引圧力は、600mmHg以上とする。そうすることに
より、泥漿の着肉速度が増加する。
【0016】本発明の好ましい態様においては、成形型
中の飽水率が30〜70%、好ましくは50〜60%に
なるように、前記強制脱水手段の圧力を制御するように
する。そうすることにより、常に一定の着肉性を有する
成形体を提供できるとともに、樹脂型での自己吸引力に
よる着肉が最も高い成形条件の提供が可能となる。
中の飽水率が30〜70%、好ましくは50〜60%に
なるように、前記強制脱水手段の圧力を制御するように
する。そうすることにより、常に一定の着肉性を有する
成形体を提供できるとともに、樹脂型での自己吸引力に
よる着肉が最も高い成形条件の提供が可能となる。
【0017】本発明の好ましい態様においては、着肉工
程完了後、一重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分に残存する余剰の泥漿を排出し着肉した成形体の排泥
面の含水率を下げて硬度を増す手段として、排泥空間に
0.5Kpa以上、好ましくは30〜100Kpaの圧力をエ
アー圧印加手段等により印加するようにする。そうする
ことにより、袋構造部等の一重鋳込み成形部の硬度が向
上し、成形体の保形性が良くなる。
程完了後、一重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分に残存する余剰の泥漿を排出し着肉した成形体の排泥
面の含水率を下げて硬度を増す手段として、排泥空間に
0.5Kpa以上、好ましくは30〜100Kpaの圧力をエ
アー圧印加手段等により印加するようにする。そうする
ことにより、袋構造部等の一重鋳込み成形部の硬度が向
上し、成形体の保形性が良くなる。
【0018】本発明の好ましい態様においては、着肉工
程完了後、一重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分に残存する余剰の泥漿を排出し着肉した成形体の排泥
面の含水率を下げて硬度を増す手段として、成形型内に
設けられたエアー溝を通じて真空吸引を行うようにす
る。そうすることにより、成形体の表面部の硬度が向上
し、成形体の保形性が良くなる。
程完了後、一重鋳込み成形部を成形する前記成形型の部
分に残存する余剰の泥漿を排出し着肉した成形体の排泥
面の含水率を下げて硬度を増す手段として、成形型内に
設けられたエアー溝を通じて真空吸引を行うようにす
る。そうすることにより、成形体の表面部の硬度が向上
し、成形体の保形性が良くなる。
【0019】本発明では、自己吸水性と耐水性を有する
吸水層を備えた樹脂製の鋳込み成形型と、10〜100
kpaの泥漿ヘッド圧を加圧する手段と、真空吸引手段
とを備えていることを特徴とする衛生陶器の鋳込み成形
装置を提供する。そうすることにより、生産性を落とす
ことなく、離型時における成形体の含水量を低減可能と
なる。かつ、10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手
段と、真空吸引手段程度の強制脱水手段を利用すること
で、従来の加圧成形の場合のように、型を特別な耐圧仕
様にする必要も生じない。
吸水層を備えた樹脂製の鋳込み成形型と、10〜100
kpaの泥漿ヘッド圧を加圧する手段と、真空吸引手段
とを備えていることを特徴とする衛生陶器の鋳込み成形
装置を提供する。そうすることにより、生産性を落とす
ことなく、離型時における成形体の含水量を低減可能と
なる。かつ、10〜100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手
段と、真空吸引手段程度の強制脱水手段を利用すること
で、従来の加圧成形の場合のように、型を特別な耐圧仕
様にする必要も生じない。
【0020】本発明の好ましい態様においては、さらに
加圧タンクの高さ調整手段、エアー圧調整手段等の圧力
調整手段及び/又は真空吸引力調整手段を備えているよ
うにする。そうすることにより、多段階加圧を行うこと
が可能となり、着肉工程の段階に応じた圧力制御を容易
に行えるようになる。具体的には着肉工程初期において
リーク防止のため低圧にし、着肉工程中期以降において
生産性向上及び成形体強度向上のために比較的高圧にす
るなどの圧力制御が可能となる。また、着肉工程の有す
る時間の40〜90%である真空吸引力(P1)で吸引
し、その後停止し、離型時に排泥面に真空吸引力(P
2)をかける等の調整が容易になる。
加圧タンクの高さ調整手段、エアー圧調整手段等の圧力
調整手段及び/又は真空吸引力調整手段を備えているよ
うにする。そうすることにより、多段階加圧を行うこと
が可能となり、着肉工程の段階に応じた圧力制御を容易
に行えるようになる。具体的には着肉工程初期において
リーク防止のため低圧にし、着肉工程中期以降において
生産性向上及び成形体強度向上のために比較的高圧にす
るなどの圧力制御が可能となる。また、着肉工程の有す
る時間の40〜90%である真空吸引力(P1)で吸引
し、その後停止し、離型時に排泥面に真空吸引力(P
2)をかける等の調整が容易になる。
【0021】本発明の好ましい態様においては、さらに
圧力制御手段及び/又は真空吸引力制御手段及び/又は
真空吸引力制御手段を備えているようにする。圧力制御
手段及び/又は真空吸引力制御手段は、成形条件中での
各種圧力を自動的に制御できるプログラムを備えている
ようにするのが好ましい。例えば、圧力制御手段及び/
又は真空吸引力制御手段が多段階加圧を行うための自動
制御プログラムを備えているようにすれば、多段階加圧
を自動的に行うことが可能となる。また、真空吸引力制
御手段が、着肉工程の有する時間の40〜90%である
真空吸引力(P1)で吸引し、その後停止し、離型時に
排泥面に真空吸引力(P2)をかける等の自動制御プロ
グラムを備えているようにすれば、そのような自動的に
行うことが可能となる。
圧力制御手段及び/又は真空吸引力制御手段及び/又は
真空吸引力制御手段を備えているようにする。圧力制御
手段及び/又は真空吸引力制御手段は、成形条件中での
各種圧力を自動的に制御できるプログラムを備えている
ようにするのが好ましい。例えば、圧力制御手段及び/
又は真空吸引力制御手段が多段階加圧を行うための自動
制御プログラムを備えているようにすれば、多段階加圧
を自動的に行うことが可能となる。また、真空吸引力制
御手段が、着肉工程の有する時間の40〜90%である
真空吸引力(P1)で吸引し、その後停止し、離型時に
排泥面に真空吸引力(P2)をかける等の自動制御プロ
グラムを備えているようにすれば、そのような自動的に
行うことが可能となる。
【0022】本発明の好ましい態様においては、10〜
100kpaの泥漿ヘッド圧を加圧する手段は、加圧タ
ンクとエアー圧印加手段とを備えているようにする。そ
うすることにより、泥漿ヘッド圧の圧力の微調整が容易
になる。
100kpaの泥漿ヘッド圧を加圧する手段は、加圧タ
ンクとエアー圧印加手段とを備えているようにする。そ
うすることにより、泥漿ヘッド圧の圧力の微調整が容易
になる。
【0023】本発明の好ましい態様においては、前記圧
力制御手段は、圧力検知手段と、タイマーと、前記圧力
調整手段とに連結されているようにする。また、本発明
の好ましい態様においては、前記真空吸引力制御手段
は、圧力検知手段と、タイマーと、前記真空吸引力調整
手段とに連結されているようにする。そうすることによ
り、時間に応じて圧力を自動的に制御することが可能と
なる。
力制御手段は、圧力検知手段と、タイマーと、前記圧力
調整手段とに連結されているようにする。また、本発明
の好ましい態様においては、前記真空吸引力制御手段
は、圧力検知手段と、タイマーと、前記真空吸引力調整
手段とに連結されているようにする。そうすることによ
り、時間に応じて圧力を自動的に制御することが可能と
なる。
【0024】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引手段のON/OFFスイッチを備えているようにす
る。そうすることにより、真空吸引手段を適宜利用可能
となる。
引手段のON/OFFスイッチを備えているようにす
る。そうすることにより、真空吸引手段を適宜利用可能
となる。
【0025】本発明の好ましい態様においては、真空吸
引手段のON/OFFスイッチとタイマーと連結するO
N/OFF制御手段を備えているようにする。ここで、
ON/OFF制御手段は、真空吸引手段のON/OFF
を自動的に切り替えるプログラムを備えているようにす
ると好ましい。そうすることにより、真空吸引のON/
OFFを時間に応じて自動的に制御可能となる。
引手段のON/OFFスイッチとタイマーと連結するO
N/OFF制御手段を備えているようにする。ここで、
ON/OFF制御手段は、真空吸引手段のON/OFF
を自動的に切り替えるプログラムを備えているようにす
ると好ましい。そうすることにより、真空吸引のON/
OFFを時間に応じて自動的に制御可能となる。
【0026】本発明の好ましい態様においては、前記成
形型の背面側から成形体の一重鋳込み成形部内部に接続
された配管が設けられており、前記配管は前記エアー圧
印加手段と連結しているようにする。そうすることによ
り、二重鋳込み成形部より含水量の多い成形体が形成さ
れやすい袋構造部等の一重鋳込み成形部の成形体含水量
を低減することが可能となり、保形性の良い成形体の提
供が可能となる。
形型の背面側から成形体の一重鋳込み成形部内部に接続
された配管が設けられており、前記配管は前記エアー圧
印加手段と連結しているようにする。そうすることによ
り、二重鋳込み成形部より含水量の多い成形体が形成さ
れやすい袋構造部等の一重鋳込み成形部の成形体含水量
を低減することが可能となり、保形性の良い成形体の提
供が可能となる。
【0027】本発明の好ましい態様においては、成形型
内には複数のエアー溝が穿たれており、エアー溝の合流
点は型外に連結した配管と連結しており、前記配管は前
記エアー圧印加手段と連結しているようにする。そうす
ることにより、成形体の離型時に、型から均一に水が排
出され成形体の離型がスムーズに行うことが出来る。
内には複数のエアー溝が穿たれており、エアー溝の合流
点は型外に連結した配管と連結しており、前記配管は前
記エアー圧印加手段と連結しているようにする。そうす
ることにより、成形体の離型時に、型から均一に水が排
出され成形体の離型がスムーズに行うことが出来る。
【0028】本発明の好ましい態様においては、成形型
内には複数のエアー溝が穿たれており、前記エアー溝は
数系統に分割されており、その1つの系統は袋構造部等
の一重(排泥)鋳込み成形部に位置し、型外に連結した
配管と連結しており、前記配管は真空吸引手段と連結さ
れているようにする。そうすることにより、肉厚の薄い
袋構造部等の一重(排泥)鋳込み成形部のみの真空吸引
が可能となり硬度を上げることが出来る。
内には複数のエアー溝が穿たれており、前記エアー溝は
数系統に分割されており、その1つの系統は袋構造部等
の一重(排泥)鋳込み成形部に位置し、型外に連結した
配管と連結しており、前記配管は真空吸引手段と連結さ
れているようにする。そうすることにより、肉厚の薄い
袋構造部等の一重(排泥)鋳込み成形部のみの真空吸引
が可能となり硬度を上げることが出来る。
【0029】本発明の好ましい態様においては、樹脂製
鋳込み成形型背面の補強として、樹脂コーティングおよ
び/またはガラスクロス等を用いることとする。そうす
ることにより、樹脂製鋳込み型の軽量化ができ、成形機
への搭載が簡単となる。
鋳込み成形型背面の補強として、樹脂コーティングおよ
び/またはガラスクロス等を用いることとする。そうす
ることにより、樹脂製鋳込み型の軽量化ができ、成形機
への搭載が簡単となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の鋳込み装置の構成
例について図に基づいて説明する。側型、中型、底型か
らなる樹脂成形型が成形機に載置されている。型内には
流し込みホースを通じて泥漿加圧タンクより泥漿が供給
されるようになっている。泥漿加圧タンクの位置は可動
式に変化できるようになっている。泥漿加圧タンクの側
面には位置センサー(図示せず)が取り付けられ、タイ
マーを内蔵したコントローラ(図示せず)に接続されて
いる。また、樹脂成形型には、複数のエア溝が設けら
れ、エアー溝の一部の合流点は型外に連結した配管と連
結しており、配管は真空ポンプと連結している。真空ポ
ンプには圧力計が取り付けられ、上述したコントローラ
と接続されている。また、配管途中には流量調節弁が取
り付けられ、上述したコントローラと接続されている。
さらに、樹脂成形型には、複数のエア溝が設けられ、エ
アー溝の一部の合流点は型外に連結した配管と連結して
おり、配管は加圧エアポンプと連結している。加圧エア
ポンプには圧力計が取り付けられ、上述したコントロー
ラと接続されている。また、配管途中には流量調節弁が
取り付けられ、上述したコントローラと接続されてい
る。
例について図に基づいて説明する。側型、中型、底型か
らなる樹脂成形型が成形機に載置されている。型内には
流し込みホースを通じて泥漿加圧タンクより泥漿が供給
されるようになっている。泥漿加圧タンクの位置は可動
式に変化できるようになっている。泥漿加圧タンクの側
面には位置センサー(図示せず)が取り付けられ、タイ
マーを内蔵したコントローラ(図示せず)に接続されて
いる。また、樹脂成形型には、複数のエア溝が設けら
れ、エアー溝の一部の合流点は型外に連結した配管と連
結しており、配管は真空ポンプと連結している。真空ポ
ンプには圧力計が取り付けられ、上述したコントローラ
と接続されている。また、配管途中には流量調節弁が取
り付けられ、上述したコントローラと接続されている。
さらに、樹脂成形型には、複数のエア溝が設けられ、エ
アー溝の一部の合流点は型外に連結した配管と連結して
おり、配管は加圧エアポンプと連結している。加圧エア
ポンプには圧力計が取り付けられ、上述したコントロー
ラと接続されている。また、配管途中には流量調節弁が
取り付けられ、上述したコントローラと接続されてい
る。
【0031】まず、樹脂成形型内に泥漿加圧タンクより
泥漿が注入される。泥漿の注入は所定時間で完了する。
その完了は、タイマーにより検知される。次いで、コン
トローラよりの信号により真空ポンプに接続された配管
途中の流量調節弁が「開」になり所定流量吸引するよう
になるとともに、コントローラよりの信号により加圧エ
アポンプに接続された配管途中の流量調節弁が「開」に
なり40kPa以下の低圧がかけられる。次いで、所定
時間経過すると、コントローラよりの信号により加圧エ
アポンプに接続された配管途中の流量調節弁が調節され
て40〜100kPaの圧力がかけられるようになる。
さらに、所定時間(着肉時間の40〜90%)経過する
と、コントローラよりの信号により真空ポンプに接続さ
れた配管途中の流量調節弁が「閉」になる。その後、コ
ントローラよりの信号により加圧エアポンプに接続され
た配管途中の流量調節弁も「閉」になり、離型工程が行
われる。
泥漿が注入される。泥漿の注入は所定時間で完了する。
その完了は、タイマーにより検知される。次いで、コン
トローラよりの信号により真空ポンプに接続された配管
途中の流量調節弁が「開」になり所定流量吸引するよう
になるとともに、コントローラよりの信号により加圧エ
アポンプに接続された配管途中の流量調節弁が「開」に
なり40kPa以下の低圧がかけられる。次いで、所定
時間経過すると、コントローラよりの信号により加圧エ
アポンプに接続された配管途中の流量調節弁が調節され
て40〜100kPaの圧力がかけられるようになる。
さらに、所定時間(着肉時間の40〜90%)経過する
と、コントローラよりの信号により真空ポンプに接続さ
れた配管途中の流量調節弁が「閉」になる。その後、コ
ントローラよりの信号により加圧エアポンプに接続され
た配管途中の流量調節弁も「閉」になり、離型工程が行
われる。
【0032】
【実施例】以下に具体的な実施例を示す。 (実施例1) ・洋風腰掛け便器の成形条件 (実施例2) 小便器の成形条件
【0033】実施例1においては、あらかじめ鋳込み泥
漿および樹脂製鋳込み成形型を搭載した成形設備を準備
する。加圧タンクの高さを決め泥漿を加圧タンクに入れ
泥漿管・鋳込みホース内を循環させる。その後、泥漿鋳
込み圧により泥漿を型内に入れ満杯にし、エアー圧力を
上げ着肉低圧にする。同時に型の真空引きを行う。所定
の時間経過後、エアー圧力を更に上げ着肉高圧にする。
型の真空引きは着肉低圧+着肉高圧時間の40〜90%
でOFFにする。着肉後、余剰の泥漿を排泥圧により排
出する。余剰の泥漿を排出後、袋構造部内に土締め圧を
入れ排泥面の硬度をアップさせる。最後に脱型圧を入れ
成形体を水膜離型させる。
漿および樹脂製鋳込み成形型を搭載した成形設備を準備
する。加圧タンクの高さを決め泥漿を加圧タンクに入れ
泥漿管・鋳込みホース内を循環させる。その後、泥漿鋳
込み圧により泥漿を型内に入れ満杯にし、エアー圧力を
上げ着肉低圧にする。同時に型の真空引きを行う。所定
の時間経過後、エアー圧力を更に上げ着肉高圧にする。
型の真空引きは着肉低圧+着肉高圧時間の40〜90%
でOFFにする。着肉後、余剰の泥漿を排泥圧により排
出する。余剰の泥漿を排出後、袋構造部内に土締め圧を
入れ排泥面の硬度をアップさせる。最後に脱型圧を入れ
成形体を水膜離型させる。
【0034】実施例2においては、あらかじめ鋳込み泥
漿および樹脂製鋳込み成形型を搭載した成形設備を準備
する。加圧タンクの高さを決め泥漿を加圧タンクに入れ
泥漿管・鋳込みホース内を循環させる。その後、泥漿鋳
込み圧により泥漿を型内に入れ満杯にし、エアー圧力を
上げ着肉低圧にする。同時に型の真空引きを行う。所定
の時間経過後、エアー圧力を更に上げ着肉高圧にする。
型の真空引きは着肉低圧+着肉高圧時間の40〜90%
でOFFにする。着肉後、余剰の泥漿を排泥圧により排
出する。余剰の泥漿を排出後、袋構造部内に土締め圧を
入れ排泥面の硬度をアップさせる。最後に脱型圧を入れ
成形体を水膜離型させる。
漿および樹脂製鋳込み成形型を搭載した成形設備を準備
する。加圧タンクの高さを決め泥漿を加圧タンクに入れ
泥漿管・鋳込みホース内を循環させる。その後、泥漿鋳
込み圧により泥漿を型内に入れ満杯にし、エアー圧力を
上げ着肉低圧にする。同時に型の真空引きを行う。所定
の時間経過後、エアー圧力を更に上げ着肉高圧にする。
型の真空引きは着肉低圧+着肉高圧時間の40〜90%
でOFFにする。着肉後、余剰の泥漿を排泥圧により排
出する。余剰の泥漿を排出後、袋構造部内に土締め圧を
入れ排泥面の硬度をアップさせる。最後に脱型圧を入れ
成形体を水膜離型させる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、多品種少量生産に適合
し、かつ成形体が完全に離型できなかったり、成形体が
一層はがれ、型に付着する剥離欠陥等が発生したりする
ことのない衛生陶器の製造方法及び製造装置を提供する
ことが可能となる。
し、かつ成形体が完全に離型できなかったり、成形体が
一層はがれ、型に付着する剥離欠陥等が発生したりする
ことのない衛生陶器の製造方法及び製造装置を提供する
ことが可能となる。
【図1】 本発明の鋳込み成形装置の一実施態様を示す
概略図。
概略図。
フロントページの続き (72)発明者 白石一八 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 北浦五十一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 白川伸一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 上田芳生 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 田代貴久 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4G052 CA03 CB03 CB14 CB15 CC24
Claims (41)
- 【請求項1】 陶器素地原料を含む泥漿を調製する調製
工程と、前記泥漿を用いて衛生陶器素地を成形する成形
工程と、前記衛生陶器素地上に釉薬を塗布する施釉工程
と、焼成工程とを含む衛生陶器の製造方法であって、前
記成形工程は、前記泥漿を自己吸水性と耐水性を有する
樹脂製の鋳込み成形型に注入する工程と、前記注入した
泥漿中の水分を前記成形型へ脱水させることにより型内
に生成形体を生じさせる着肉工程と、前記生成形体を前
記成形型から離脱させる離型工程とを含み、前記着肉工
程には、脱水手段として型の自己吸引力以外に、10〜
100kpaの泥漿ヘッド圧加圧手段と、真空吸引手段
とを含む強制脱水手段が用いられていることを特徴とす
る衛生陶器の製造方法。 - 【請求項2】 前記泥漿ヘッド圧加圧手段により、圧力
値および加圧時間の異なる多段階加圧を行うことを特徴
とする請求項1に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項3】 前記多段階加圧の第1段階として、40
Kpa以下の低加圧段階を行うことを特徴とする請求項2
に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項4】 前記多段階加圧の第2段階以降として、
40Kpa〜100Kpaの高加圧段階を含むことを特徴とす
る請求項2または3に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項5】 前記泥漿ヘッド圧加圧手段は、加圧タン
クとエアー圧印加手段と加圧タンクの高さ調整手段とを
有し、エアー圧及び/又は加圧タンクの高さ調整により
加圧力が調整されるようになっていることを特徴とする
請求項1〜4に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項6】 前記真空吸引手段は、前記泥漿の前記成
形型への注入完了時から、前記着肉工程に要する時間の
40〜90%経過時まで作動させることを特徴とする請
求項1〜5に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項7】 前記真空吸引手段は、前記着肉工程に要
する時間の40〜90%経過時に停止させることを特徴
とする請求項6に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項8】 前記衛生陶器は、一重鋳込み成形部と、
二重鋳込み成形部とを有することを特徴とする請求項1
〜5に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項9】 前記一重鋳込み成形部は袋構造部である
ことを特徴とする請求項8に記載の衛生陶器の製造方
法。 - 【請求項10】 前記真空吸引手段は、前記泥漿の前記
成形型への注入完了時から、前記着肉工程に要する時間
の40〜90%経過時まで作動させることを特徴とする
請求項8または9に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項11】 前記真空吸引手段は、一重鋳込み成形
部を成形する前記成形型の部分および二重鋳込み成形部
を成形する前記成形型の部分の双方で、前記着肉工程に
要する時間の40〜90%経過時に停止させることを特
徴とする請求項10に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項12】 前記真空吸引手段は、二重鋳込み成形
部を成形する前記成形型の部分のみ、前記着肉工程に要
する時間の40〜90%経過時に停止させることを特徴
とする請求項10に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項13】 前記真空吸引手段は、一重鋳込み成形
部を成形する前記成形型の部分のみ、前記泥漿の前記成
形型への注入完了時から、前記着肉工程に要する時間の
40〜90%経過時まで作動させることを特徴とする請
求項8または9に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項14】 前記真空吸引手段により吸引する圧力
を、600mmHg以上とすることを特徴とする請求項
1〜13に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項15】 前記成形型中の飽水率が30〜70%
になるように、前記強制脱水手段の圧力を制御すること
を特徴とする請求項1〜14に記載の衛生陶器の製造方
法。 - 【請求項16】 前記成形型中の飽水率が50〜60%
になるように、前記強制脱水手段の圧力を制御すること
を特徴とする請求項15に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項17】 着肉工程完了後、一重鋳込み成形部を
成形する前記成形型の部分に残存する余剰の泥漿を排出
し着肉した成形体の排泥面の含水率を下げて硬度を増す
ことを特徴とする請求項8〜16に記載の衛生陶器の製
造方法。 - 【請求項18】 前記排泥面の含水率を下げて硬度を増
す手段として、排泥空間に0.5Kpa以上の圧力を印加
することを特徴とする請求項17に記載の衛生陶器の製
造方法。 - 【請求項19】 前記排泥面の含水率を下げて硬度を増
す手段として、排泥空間に30〜100Kpaの圧力を印
加することを特徴とする請求項17に記載の衛生陶器の
製造方法。 - 【請求項20】 前記排泥面の含水率を下げて硬度を増
す手段として、真空吸引を行うことを特徴とする請求項
17に記載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項21】 前記圧力の印加は、エアー圧印加手段
により行うことを特徴とする請求項18または19に記
載の衛生陶器の製造方法。 - 【請求項22】 請求項1〜21に記載の製造方法で作
製されることを特徴とする衛生陶器。 - 【請求項23】 自己吸水性と耐水性を有する吸水層を
備えた樹脂製の鋳込み成形型と、10〜100kpaの
泥漿ヘッド圧を加圧する手段と、真空吸引手段とを備え
ていることを特徴とする衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項24】 さらに圧力調整手段及び/又は真空吸
引力調整手段を備えていることを特徴とする請求項23
に記載の衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項25】 さらに圧力制御手段及び/又は真空吸
引力制御手段を備えていることを特徴とする請求項23
または24に記載の衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項26】 前記10〜100kpaの泥漿ヘッド
圧を加圧する手段は、加圧タンクとエアー圧印加手段と
を備えていることを特徴とする請求項23〜25に記載
の衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項27】 前記圧力調整手段には、加圧タンクの
高さ調整手段、エアー圧調整手段のうちの少なくとも1
種を備えていることを特徴とする請求項24〜26に記
載の衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項28】 前記圧力制御手段は、圧力検知手段
と、タイマーと、前記圧力調整手段とに連結されている
ことを特徴とする請求項25〜27に記載の衛生陶器の
鋳込み成形装置。 - 【請求項29】 前記圧力制御手段は、成形条件中での
各種圧力を自動的に制御できるプログラムを備えている
ことを特徴とする請求項28に記載の衛生陶器の鋳込み
成形装置。 - 【請求項30】 前記圧力制御手段は、多段階加圧を行
うための自動制御プログラムを備えていることを特徴と
する請求項29に記載の衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項31】 真空吸引手段のON/OFFスイッチ
を備えていることを特徴とする請求項23〜30に記載
の衛生陶器の鋳込み装置。 - 【請求項32】 真空吸引手段のON/OFFスイッチ
とタイマーと連結するON/OFF制御手段を備えてい
ることを特徴とする請求項31に記載の衛生陶器の鋳込
み装置。 - 【請求項33】 前記ON/OFF制御手段は、真空吸
引手段のON/OFFを自動的に切り替えるプログラム
を備えていることを特徴とする請求項32に記載の衛生
陶器の鋳込み装置。 - 【請求項34】 前記真空吸引力制御手段は、圧力検知
手段と、タイマーと、前記真空吸引力調整手段とに連結
されていることを特徴とする請求項25〜33に記載の
衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項35】 前記真空吸引力制御手段は、成形条件
中での各種圧力を自動的に制御できるプログラムを備え
ていることを特徴とする請求項34に記載の衛生陶器の
鋳込み成形装置。 - 【請求項36】 前記真空吸引力制御手段は、多段階真
空吸引を行うための自動制御プログラムを備えているこ
とを特徴とする請求項35に記載の衛生陶器の鋳込み成
形装置。 - 【請求項37】 前記成形型の背面側から成形体の一重
鋳込み成形部内部に接続された配管が設けられており、
前記配管は前記エアー圧印加手段と連結していることを
特徴とする請求項23〜36に記載の衛生陶器の鋳込み
成形装置。 - 【請求項38】 前記成形型内には複数のエアー溝が穿
たれており、エアー溝の合流点は型外に連結した配管と
連結しており、前記配管は前記真空吸引手段と連結して
いることを特徴とする請求項23〜37に記載の衛生陶
器の鋳込み成形装置。 - 【請求項39】 前記成形型内には複数のエアー溝が穿
たれており、前記エアー溝は数系統に分割されており、
その1つの系統は一重鋳込み成形部に位置し、型外に連
結した配管と連結しており、前記配管は真空吸引手段と
連結されていることを特徴とする請求項23〜38に記
載の衛生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項40】 前記一重鋳込み成形部は、袋構造部で
あることを特徴とする請求項37または39に記載の衛
生陶器の鋳込み成形装置。 - 【請求項41】 前記成形型には、成形型背面の補強と
して、樹脂コーティングおよび/またはガラスクロスが
用いられていることを特徴とする請求項23〜40に記
載の衛生陶器の鋳込み成形装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11227090A JP2001047415A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 衛生陶器及びその製造方法並びに鋳込み成形装置 |
CN 00108324 CN1131770C (zh) | 1999-08-11 | 2000-02-25 | 卫生陶瓷器具及其制造方法和浇注成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11227090A JP2001047415A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 衛生陶器及びその製造方法並びに鋳込み成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001047415A true JP2001047415A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16855346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11227090A Pending JP2001047415A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 衛生陶器及びその製造方法並びに鋳込み成形装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001047415A (ja) |
CN (1) | CN1131770C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103465364A (zh) * | 2013-07-27 | 2013-12-25 | 云南盛凌瓷业有限公司 | 一种批量生产洁具制品的成型设备及其制作工艺 |
CN105773828A (zh) * | 2016-05-06 | 2016-07-20 | 唐山贺祥机电股份有限公司 | 圈体机器人粘接全自动座便器高压成型机 |
CN114986659A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-02 | 林铭兰 | 一种马桶胚体的高压注浆工艺及注浆装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITBO20030506A1 (it) * | 2003-09-03 | 2005-03-04 | Sacmi | Metodo di colaggio in alta pressione per articoli sanitari e impianto per la realizzazione del metodo stesso. |
EP1722949A4 (en) * | 2004-02-19 | 2009-05-13 | Jea-Sam Lee | DEVICE AND METHOD FOR MANUFACTURING CERAMIC |
CN103786237B (zh) * | 2013-12-13 | 2015-12-02 | 湖北浠水科美机械有限公司 | 一种高压注浆机专用泥浆增压装置 |
CN105314924B (zh) * | 2015-07-24 | 2017-09-15 | 九牧厨卫股份有限公司 | 一种陶瓷洁具成型用高压小件及其制作工艺 |
CN107972160B (zh) * | 2017-12-19 | 2024-01-12 | 唐山森兰瓷科技有限公司 | 用于加工卫生洁具的多方位开合模具 |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP11227090A patent/JP2001047415A/ja active Pending
-
2000
- 2000-02-25 CN CN 00108324 patent/CN1131770C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103465364A (zh) * | 2013-07-27 | 2013-12-25 | 云南盛凌瓷业有限公司 | 一种批量生产洁具制品的成型设备及其制作工艺 |
CN105773828A (zh) * | 2016-05-06 | 2016-07-20 | 唐山贺祥机电股份有限公司 | 圈体机器人粘接全自动座便器高压成型机 |
CN105773828B (zh) * | 2016-05-06 | 2018-01-02 | 唐山贺祥机电股份有限公司 | 一种圈体机器人粘接全自动座便器高压成型机 |
CN114986659A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-09-02 | 林铭兰 | 一种马桶胚体的高压注浆工艺及注浆装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1284425A (zh) | 2001-02-21 |
CN1131770C (zh) | 2003-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960007371B1 (ko) | 도자기의 주입성형방법 및 트랩부를 가진 위생도기의 성형방법 | |
EP0211653B1 (en) | Method for obtaining drain-cast hollow articles | |
KR840004524A (ko) | 배출 주입 성형에 의한 속이 빈 성형제품 제조방법 및 장치 | |
CN101288969A (zh) | 一种陶瓷压力注浆成型方法及其所使用的模具 | |
JP2001047415A (ja) | 衛生陶器及びその製造方法並びに鋳込み成形装置 | |
JP2871466B2 (ja) | 泥漿鋳込み成形装置および成形方法 | |
CN109079963A (zh) | 一种单面压力注浆成型模具及ito平面靶的制造方法 | |
JPS627506A (ja) | 泥漿鋳込方法及び泥漿鋳込型 | |
JP2973501B2 (ja) | 加圧鋳込み成形方法 | |
JPH078166Y2 (ja) | 圧力鋳込み型のシール構造 | |
JPH091522A (ja) | 鋳込み成形方法 | |
EP0450907A2 (en) | Sludge-discharging cast molding method | |
JPH0525849Y2 (ja) | ||
JPH07178714A (ja) | セメントモルタル成形品の成形装置およびその成形方法 | |
JP2007522967A (ja) | 陶磁物の成形型、成形装置及び製造方法 | |
JPS6218210A (ja) | 排泥鋳込み装置 | |
JPH0712607B2 (ja) | 圧力鋳込み用成形型の製造方法 | |
JP2558779B2 (ja) | 陶磁器の加圧鋳込み成形方法 | |
JPS60193604A (ja) | 陶磁器の製造方法及びその装置 | |
JP2534966B2 (ja) | 陶磁器板の製法およびそれに用いる成形型 | |
JPH04334402A (ja) | 泥漿鋳込成形方法 | |
JP2002192509A (ja) | 衛生陶器の鋳込み成形装置および鋳込み成形方法 | |
JP2003236816A (ja) | 衛生陶器の泥漿加圧鋳込み成形方法 | |
JPH091519A (ja) | 鋳込み成形方法 | |
MXPA06009417A (en) | Apparatus and method for manufacturing ceramic ware |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |