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JP2001037131A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

Info

Publication number
JP2001037131A
JP2001037131A JP11201696A JP20169699A JP2001037131A JP 2001037131 A JP2001037131 A JP 2001037131A JP 11201696 A JP11201696 A JP 11201696A JP 20169699 A JP20169699 A JP 20169699A JP 2001037131 A JP2001037131 A JP 2001037131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
stator
slot
stator core
coil piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11201696A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Taji
良一 田路
Kyoko Tono
恭子 東野
Yoshito Asao
淑人 浅尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11201696A priority Critical patent/JP2001037131A/ja
Priority to US09/478,544 priority patent/US6208058B1/en
Publication of JP2001037131A publication Critical patent/JP2001037131A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/12Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/50Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/04Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for rectification
    • H02K11/049Rectifiers associated with stationary parts, e.g. stator cores
    • H02K11/05Rectifiers associated with casings, enclosures or brackets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/03Machines characterised by the wiring boards, i.e. printed circuit boards or similar structures for connecting the winding terminations
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2203/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the windings
    • H02K2203/09Machines characterised by wiring elements other than wires, e.g. bus rings, for connecting the winding terminations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、絶縁被膜の損傷やコイルのダメ
ージを抑えて、高品質で安価な車両用交流発電機を得
る。 【解決手段】 コイル片40は、一端を固定子コア15
の軸方向一側に延出させてスロット15a内に収納され
る第1の直線部40aと、この第1の直線部40aの他
端に単一の曲げを介して連設されて固定子コア15の軸
方向の他側に延出される第2の直線部40bと、この第
2の直線部40bに単一の曲げを介して連設されて第1
の直線部40aと平行に延びる第3の直線部40cとか
ら構成されている。そして、3スロット離れたスロット
15aに挿入されたコイル片40の端部同士が接合結線
されて固定子コイル35が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用交流発電
機に関し、特にコイル導線の3次元的なねじれをなくし
て絶縁被膜の破損を抑えるとともに生産性を向上させる
車両用交流発電機の固定子コイル構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の車両用交流発電機を示す
断面図である。従来の車両用交流発電機は、ランドル型
の回転子7がアルミニウム製のフロントブラケット1お
よびリヤブラケット2から構成されたケース3内にシャ
フト6を介して回転自在に装着され、固定子8が回転子
7の外周側を覆うようにケース3の内壁面に固着されて
構成されている。シャフト6は、フロントブラケット1
およびリヤブラケット2に回転可能に支持されている。
このシャフト6の一端にはプーリ4が固着され、エンジ
ンの回転トルクをベルト(図示せず)を介してシャフト6
に伝達できるようになっている。回転子7に電流を供給
するスリップリング9がシャフト6の他端部に固着さ
れ、一対のブラシ10がこのスリップリング9に摺接す
るようにケース3内に配設されたブラシホルダ11に収
納されている。固定子8で生じた交流電圧の大きさを調
整するレギュレータ18がブラシホルダ11に嵌着され
たヒートシク17に接着されている。固定子8に電気的
に接続され、固定子8で生じた交流を直流に整流する整
流器12がケース3内に装着されている。この整流器1
2は、ヒートシンク19上に配設された複数のダイオー
ド24と、各ダイオード24と電気的接続をとって所定
の回路を構成するサーキットボード25とを有してい
る。
【0003】回転子7は、電流を流して磁束を発生する
回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆うよう
に設けられ、回転子コイル13で発生された磁束によっ
て磁極が形成される一対のポールコア20、21とから
構成される。一対のポールコア20、21は、鉄製で、
それぞれ爪形状の爪状磁極22、23が外周縁に周方向
に等角ピッチで複数突設され、爪状磁極22、23をか
み合わせるように対向してシャフト6に固着されてい
る。さらに、ファン5が回転子7の軸方向の両端に固着
されている。固定子8は、固定子コア15と、この固定
子コア15に導線を巻回してなり、回転子7の回転に伴
い、回転子7からの磁束の変化で交流が生じる固定子コ
イル16とから構成されている。
【0004】このように構成された車両用交流発電機で
は、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10および
スリップリング9を介して回転子コイル13に供給さ
れ、磁束が発生される。この磁束により、一方のポール
コア20の爪状磁極22がN極に着磁され、他方のポー
ルコア21の爪状磁極23がS極に着磁される。一方、
エンジンの回転トルクがベルトおよびプーリ4を介して
シャフト6に伝達され、回転子7が回転される。そこ
で、固定子コイル16に回転磁界が与えられ、固定子コ
イル16に起電力が発生する。この交流の起電力が整流
器12を通って直流に整流されるとともに、その大きさ
がレギュレータ18により調整され、バッテリに充電さ
れる。
【0005】つぎに、従来の車両用交流発電機に適用さ
れる固定子コイル構造について図12を参照しつつ説明
する。なお、図12は従来の固定子を内周側から見た要
部拡大図である。固定子コア15は、円筒状に成形さ
れ、溝方向を軸方向とするスロット15aが内周側に開
口するようにして周方向に等角ピッチで複数設けられて
いる。固定子コイル16は、導線を3スロット数毎のス
ロット15aに順次波状に挿入して作製された3つのコ
イルの巻き始め線同士(あるいは巻き終わり線同士)を
一つに結合して構成されている。なお、3つのコイル
は、導線を挿入するスロット15aが1スロットずつず
れている。また、導線は、スロット15aから軸方向の
外方に延出されてフロント側およびリヤ側のコイルエン
ド部16a、16bを構成している。
【0006】ついで、固定子コイル16の具体的構成に
ついて説明する。コイル片30は、絶縁被覆された銅線
を略U字状に成形されたもので、図13および図14に
示されるように、一対の直線部30a、各直線部30a
から曲げられて直線状に延びる一対の傾斜部30bおよ
び銅線を折り返すようにねじって一対の傾斜部30b間
を連結する折り返し部30cから構成されている。そし
て、コイル片30が、3スロット数離れた各組のスロッ
ト15a内にリヤ側から挿入される。この時、各コイル
片30は、例えば導線が折り返し部30cで内周側から
外周側に折り返されているようにスロット15a内に挿
入されている。そして、コイル片30において、図15
に示されるように、スロット15aからフロント側に延
出した各直線部30aが周方向外側に曲げられ、さらに
その端部が直線部30aと平行に曲げられる。そして、
隣り合うコイル片30の端部同士が接合され、1相分の
コイルが作製される。この時、隣り合うコイル片30の
端部は径方向に重ね合わされて接合され、導線が接合部
で見かけ上内周側から外周側に折り返されているように
構成されている。同様にして、他の2相分のコイルが作
製される。各相のコイルは、コイル片30を挿入するス
ロット15aが1スロットずつずれている。このように
作製された3相のコイルをY結線やΔ結線等の三相交流
結線して固定子コイル16が構成されている。
【0007】このように構成された固定子コイル16の
コイルエンド部16a、16bにおいては、導線が頂部
で内周側から外周側に折り返されるように形成されてい
るので、隣り合う導線同士が、図17および図18に示
されるように、頂部付近で周方向に整然と配列される。
なお、図17はリヤ側のコイルエンド部における導線配
列状態の1例を示す図であり、図18はリヤ側のコイル
エンド部における導線配列状態の他の例を示す図であ
る。このような構成を採ることで、コイルエンド部がほ
ぼ全周に渡って同形状となり、整列性が高められること
になる。
【0008】なお、上記の従来例では、スロット15a
からフロント側に延出した全ての直線部30aを周方向
外側に曲げるものとしているが、図16に示されるよう
に、スロット15aからフロント側に延出した一部の直
線部30aを周方向内側に曲げ、さらにその端部を直線
部30aと平行に曲げるようにしてもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機に適用される固定子コイル16は、略U字状に成形さ
れた多数のコイル片30の直線部30aを所定のスロッ
ト15aに挿入し、スロット15aから突出する直線部
30aを固定子コア15の端面付近を基準に周方向に曲
げ、さらに接続位置で直線部30aの端部を固定子コア
15の軸方向と平行に曲げて、直線部30aの端部同士
を接合結線して構成されている。そこで、固定子コイル
16には、スロット挿入前と挿入後のそれぞれでねじり
や曲げが加わっており、コイルのダメージが大きくなる
とともに、製作工数が多くなり、生産性が低下してい
た。また、スロット15aに挿入されたコイル片30が
互いに近接しているので、挿入後の曲げ加工がしにく
く、生産性が低くなっていた。また、コイル片30の折
り返し部30cは3次元的なねじり形状となるので、コ
イル片成形時に絶縁被膜の損傷を生じて電気不良が発生
しやすくなるとともに、隣り合うコイル同士のぶつかり
に対する耐久性が低くなっていた。また、コイル片30
をスロット15a内の所定の位置に正確に挿入する必要
があることから、コイル片30の加工精度、特に折り返
し部30cのねじり加工精度に高精度が要求され、工作
性が悪化してしまっていた。さらに、挿入後にコイル片
30をチャッキングしてコイル片の端部側を曲げている
が、コイル片30がチャッキングしにくい形状をしてい
るので、不安定なチャッキングとなってしまい、挿入後
の周方向の曲げ工程において固定子コア15のティース
を損傷させてしまう恐れもあった。また、図18に示さ
れるコイルの配列においては、コイル片30の一方の直
線部30aをスロット15a内の最外周位置に、他方の
直線部30aを3つ隣のスロット15a内の最外周から
1つ内側の位置に、それぞれ位置決めして固定子コア1
5の軸方向と平行に挿入する必要があるので、多数のコ
イル片30を同時に挿入することが困難となり、生産性
が低下していた。これは、コイル片30の傾斜部30b
および折り返し部30cの部位が複雑な形状をなしてい
ることから、コイル片30にチャッキングに適した部分
がなく、さらには一対の直線部30a間のピッチや平行
度を高精度に形成できないことに起因するものと推考さ
れる。さらに、スロット15aに挿入されたコイル片3
0が互いに近接して不安定な状態で配置されているの
で、コイル片30の端部同士の溶接がしにくく、作業時
間が長くなり、コスト高にもつながっていた。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、ねじりをなくし、かつ、曲げの
箇所を低減できるコイル片形状を採用し、絶縁被膜の損
傷やコイルのダメージを抑えて安価に固定子コイルを製
造できるようにし、高品質で低価格の車両用交流発電機
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用交
流発電機は、一対のブラケットに回転自在に支承された
シャフトと、上記シャフトに固着された回転子と、スロ
ットが溝方向を軸方向に一致させて内周面に周方向に複
数設けられた円筒状の固定子コアと該スロットに巻装さ
れた固定子コイルとを有し、上記回転子を内包するよう
に上記一対のブラケットに固着された固定子と、上記回
転子のリヤ側に位置するように上記一対のブラケット内
に配設された整流器とを備え、上記固定子コイルは、コ
イル片が上記スロット内に径方向に1列に並ぶように上
記スロットのそれぞれに複数本ずつ挿通され、かつ、各
コイル片の上記固定子コアの軸方向外方に延出する端部
が所定スロット数離れたスロットに挿入されたコイル片
の上記固定子コアの軸方向外方に延出する端部に接合結
線されて構成され、上記コイル片は、上記スロットに挿
通された状態で、上記固定子コアの軸方向外方に延出す
る端部が、所定スロット数離れたスロットに挿入された
コイル片の上記固定子コアの軸方向外方に延出する端部
に近接して径方向で重なる形状に成形されているもので
ある。
【0012】また、上記コイル片は、一端を上記固定子
コアの軸方向一側に延出させて上記スロット内に収納さ
れる第1の直線部と、この第1の直線部の他端に単一の
曲げを介して連設されて上記固定子コアの軸方向の他側
に延出される第2の直線部と、この第2の直線部に単一
の曲げを介して連設されて上記第1の直線部と平行に延
びる第3の直線部とから構成されているものである。
【0013】また、係止部が上記コイル片の上記固定子
コアの軸方向外方に延出する端部に設けられ、被係止部
が所定スロット数離れたスロットに挿入された上記コイ
ル片の上記固定子コアの軸方向外方に延出する端部に設
けられ、上記コイル片を上記スロットに挿通させた後、
該被係止部を該係止部に係止させてコイル片同士を仮固
定できるようにしたものである。
【0014】また、上記整流器のサーキットボードが一
体に成形されたリング状の樹脂体と、この樹脂体の外周
側に周方向に複数配設され、それぞれ上記固定子コアの
リヤ側に延出して接合されるコイル片の端部同士を一体
に固定する固定金具とを有し、上記サーキットボードの
接続端子と所定の上記固定金具とがインサート導体によ
り電気的に接続されてなるコイル固定部材を備えている
ものである。
【0015】また、上記固定金具に放熱フィンが設けら
れているものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施例1に係る車両用
交流発電機に適用される固定子を内周側からみた要部拡
大図、図2はこの発明の実施例1に係る車両用交流発電
機に適用される固定子の要部を示す斜視図である。図1
及び図2において、固定子34は、固定子コア15と、
固定子コア15に巻装された固定子コイル35とから構
成されている。そして、固定子コア15は、円筒状に成
形され、溝方向を軸方向とするスロット15aが内周側
に開口するようにして周方向に等角ピッチで複数設けら
れている。また、固定子コイル35は、導線を3スロッ
ト毎のスロット15aに順次波状に挿入して作製された
3つのコイルの巻き始め線同士(あるいは巻き終わり線
同士)を一つに結合して構成されている。なお、3つの
コイルは、導線を挿入するスロット15aが1スロット
ずつずれている。また、導線はスロット15aから軸方
向の外方に延出されてフロント側およびリヤ側のコイル
エンド部35a、35bを構成している。
【0017】ついで、固定子コイル35の具体的構成に
ついて説明する。コイル片40は、絶縁被覆された銅材
からなる導線を曲げ加工して成形されたもので、図3に
示されるように、第1の直線部40a、第1の直線部4
0aに単一の曲げを介して連設された第2の直線部40
bおよび第2の直線部40bに単一の曲げを介して連設
された第1の直線部30aと平行な第3の直線部40c
から構成されている。なお、第1および第3の直線部4
0a、40cの軸間距離はスロット15aのピッチの約
3倍となっている。そして、コイル片40は、図4に示
されるように、3スロット数毎のスロット15a内にフ
ロント側およびリヤ側からそれぞれ挿入される。この実
施の形態1では、コイル片40は、第1の直線部40a
がスロット15a内に径方向に1列に並んで4本ずつ挿
入されている。そして、図5に示されるように、スロッ
ト15aにリヤ側から挿入されたコイル片40の第1の
直線部40aの端部が、3スロット数離れたスロット1
5aにフロント側から挿入されたコイル片40の第3の
直線部40cの端部に径方向に重ねられ、カシメ金具4
1(図示せず)で仮止めされる。同様に、スロット15
aにフロント側から挿入されたコイル片40の第1の直
線部40aの端部が、3スロット数離れたスロット15
aにリヤ側から挿入されたコイル片40の第3の直線部
40cの端部に径方向に重ねられ、カシメ金具41(図
示せず)で仮止めされる。そして、第1および第3の直
線部40a、40cの端部同士が溶接により接合され、
1相分のコイルが作製される。同様にして、他の2相分
のコイルが作製される。各相のコイルは、コイル片30
を挿入するスロット15aが1スロットずつずれてい
る。このように作製された3相のコイルをY結線やΔ結
線等の三相交流結線して固定子コイル35が構成されて
いる。
【0018】このように構成された固定子コイル35の
コイルエンド部35a、35bにおいては、隣り合うコ
イル片40の第1および第3の直線部40a、40cの
端部同士が径方向に重ねられて接合されているので、導
線は頂部で例えば内周側から外周側に折り返されるよう
に形成され、隣り合う導線同士が、頂部付近で周方向に
整然と配列される。このような構成を採ることで、コイ
ルエンド部35a、35bがほぼ全周に渡って同形状と
なり、整列性が高められることになる。
【0019】ここで、コイル片40のスロット15aへ
の挿入方法について図6を参照しつつ説明する。図6に
おいて、コイル片挿入治具50は、銅等の金属製で、リ
ング状の支持部50aと、この支持部50aの外周縁部
に連結部50cを介して周方向に等角ピッチで連結され
た複数のカシメ部50bとから構成されている。そし
て、カシメ部50bは、その開口側を支持部50aの径
方向内方に向けて、スロット15aのピッチと等しいピ
ッチに配列されている。また、カシメ部50bは、2本
のコイル片40が径方向に並んで収納されるU字状に成
形されている。また、コイル片挿入治具50Aは、カシ
メ部50bがその開口側を支持部50aの径方向外側に
向けて支持部50aの内周縁部に連結部50cを介して
連結されている点を除いて、コイル片挿入治具50と同
様に構成されている。なお、カシメ部50bは連結部5
0cを切断されて、カシメ金具41となる。
【0020】まず、コイル片40の第3の直線部40c
の先端部をカシメ部50b内に挿入し、コイル片40の
姿勢を整えつつ、カシメ部50bをカシメてコイル片4
0を固定する。この操作を繰り返し、各カシメ部50b
にコイル片40を固定させたコイル片挿入治具50、5
0Aを得る。ついで、図6に示されるように、コイル片
挿入治具50、50Aを固定子コア15の軸方向の両側
から固定子コア15に近づけ、各コイル片40の第1の
直線部40aをスロット15a内に挿入する。
【0021】そして、コイル片挿入治具50に固定され
た各コイル片40の第1の直線部40aは、固定子コア
15から延出し、その先端部がコイル片挿入治具50A
のカシメ部50b内に納められる。一方、コイル片挿入
治具50Aに固定された各コイル片40の第1の直線部
40aは、固定子コア15から延出し、その先端部がコ
イル片挿入治具50のカシメ部50b内に納められる。
そこで、各カシメ部50bをカシメて、隣り合うコイル
片40の第1および第3の直線部40a、40cの端部
同士を一体に固定する。ついで、各連結部50cを切断
し、その後カシメ部50bで一体にされた第1および第
3の直線部40a、40cの端部同士を溶接により接合
することになる。さらに、径の異なるコイル片挿入治具
50、50Aを用いて、上述の操作を繰り返し行うこと
により、固定子34が得られる。
【0022】この実施の形態1では、固定子コイル35
を構成するコイル片40が第1の直線部40a、第1の
直線部40aに単一の曲げを介して連設された第2の直
線部40bおよび第2の直線部40bに単一の曲げを介
して連設された第1の直線部30aと平行な第3の直線
部40cから構成されているので、2次元的な曲げが2
箇所のみとなり、従来のコイル片30におけるようなね
じりをともなう3次元的な曲げがない。その結果、コイ
ルのダメージが小さくなるので、コイル同士のぶつかり
に対する耐久性が向上される。また、絶縁被膜の損傷が
抑えられるので、電気不良の発生が抑制される。また、
コイル片40の製作工数が削減されるので、コイル片4
0の生産性が向上される。また、コイル片40が高い寸
法精度で製作されるので、コイル片40の位置決めが容
易となり、接続される第1および第3の直線部40a、
40cの高い平行度が確保されて余分な整形作業が不要
となり、固定子コイルの製造性が向上される。さらに、
図6に示されるように、第3の直線部40cをチャッキ
ングしてコイル片40をスロット15aに挿入できるよ
うになるので、コイル片40のスロット15aへの挿入
性が向上され、固定子コイルの製造性が向上される。
【0023】また、この実施の形態1では、コイル片4
0の第1および第3の直線部40a、40cが互いに平
行に、かつ、スロット15aのピッチの約3倍の軸間距
離を持つように構成されているので、スロット15aに
挿入されたコイル片40の第1の直線部40a(あるい
は第3の直線部40c)の端部は、3スロット数離れた
スロット15aに挿入されたコイル片40の第3の直線
部40c(あるいは第1の直線部40a)の端部に近接
して径方向に重なる。そこで、コイル片40をスロット
15aに挿入した後、曲げ加工をともなう整形作業を行
うことなく、コイル片40の第1および第3の直線部4
0a、40cの端部同士を溶接により接合することがで
きる。その結果、コイルのダメージが小さくなるので、
コイル同士のぶつかりに対する耐久性が向上される。ま
た、絶縁被膜の損傷が抑えられるので、電気不良の発生
が抑制される。また、コイル片挿入後の曲げ加工に起因
するティースの損傷が防止される。さらに、固定子コイ
ル35の製造工数が削減されるので、固定子コイルの製
造性が向上される。
【0024】なお、上記実施の形態1では、径の異なる
二対のコイル片挿入治具50、50Aを用いるものとし
ているが、カシメ部50bを径方向に2列にして周方向
に配列すれば、コイル片40を一対のコイル片挿入治具
で一度に各スロットに挿入することができる。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1では、隣
り合うコイル片40の第1および第3の直線部40a、
40cの端部同士をカシメ金具41で仮固定した後、溶
接により接合するものとしているが、この実施の形態2
では、図7に示されるように、第1の直線部40aの先
端部に係止部としての孔42を設け、第3の直線部40
cに被係止部としての突起43を設け、突起43を孔4
2に圧入させて隣り合うコイル片40の第1および第3
の直線部40a、40cの端部同士を仮固定させるもの
とし、同様の効果が得られる。
【0026】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3に係る車両用交流発電機に適用される固定子コイル
固定部材を模式的に示す斜視図、図9はこの発明の実施
の形態3に係る車両用交流発電機を示す断面図である。
図8において、コイル固定部材51は、鉄製のインサー
ト導体(図示せず)および固定金具としてのカシメ金具
41がポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂によ
りモールドされてリング状に成形されて構成されてい
る。そして、インサート導体の一部がリング状の樹脂体
52から露出され、ヒートシンク19に配設されたダイ
オード24のターミナルと電気的接続をとるための接続
端子53を構成している。また、カシメ金具41が樹脂
体52の外周縁部に周方向に所定の間隔を持って立設さ
れている。そして、コイル片40を挿入するための開口
54が各カシメ金具41の立設位置に穿設されている。
さらに、固定子コイル35と整流子12との電気的接続
をとるために、所定のカシメ金具41と接続端子53と
がインサート導体で接続されている。このコイル固定部
材51は、整流器12のサーキットボード25と同等の
サーキットボード部55が樹脂体52に一体に構成さ
れ、固定子コイル35のリヤ側のコイルエンド部を支持
している。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に
構成されている。
【0027】この実施の形態3では、まず、コイル片4
0の第3の直線部40cの先端部をカシメ部50b内に
挿入し、コイル片40の姿勢を整えつつ、カシメ部50
bをカシメてコイル片40を固定する。この操作を繰り
返し、各カシメ部50bにコイル片40を固定させたコ
イル片挿入治具50を得る。同様に、コイル片40の第
3の直線部40cの先端部を開口54を通してカシメ金
具41内に挿入し、コイル片40の姿勢を整えつつ、カ
シメ金具41をカシメてコイル片40を固定する。この
操作を繰り返し、各カシメ金具41にコイル片40を固
定させたコイル固定部材51を得る。ついで、コイル片
挿入治具50およびコイル固定部材51を固定子コア1
5の軸方向の両側から固定子コア15に近づけ、各コイ
ル片40の第1の直線部40aをスロット15a内に挿
入する。
【0028】そして、コイル片挿入治具50に固定され
た各コイル片40の第1の直線部40aは、固定子コア
15から延出し、その先端部が開口54を通してコイル
固定部材51のカシメ金具41内に納められる。一方、
コイル固定部材51に固定された各コイル片40の第1
の直線部40aは、固定子コア15から延出し、その先
端部がコイル片挿入治具50のカシメ部50b内に納め
られる。そこで、各カシメ部50bおよびカシメ金具4
1をカシメて、隣り合うコイル片40の第1および第3
の直線部40a、40cの端部同士を一体に固定する。
ついで、各連結部50cを切断し、その後カシメ部50
bおよびカシメ金具41で一体にされた第1および第3
の直線部40a、40cの端部同士を溶接により接合し
て、固定子34が得られる。
【0029】このように作製された固定子34は、図9
に示されるように、ケース3内に組み込まれる。そし
て、ヒートシンク19に配設されたダイオード24のタ
ーミナルと接続端子53とを接合させることにより、固
定子コイル35と整流器12との電気的接続がとられ
る。
【0030】この実施の形態3によれば、整流器12の
サーキットボード25に相当するサーキットボード部5
5が樹脂体51に一体に構成されているので、サーキッ
トボード25が不要となり、構成部品の削減が図られ
る。また、渡り結線されるコイル片40を固定するカシ
メ金具41間をインサート導体で連結するようにしてお
けば、渡り結線作業が不要となるとともに、コイルエン
ド部から渡り結線部がなくなり、コイルエンド部の整列
性が向上される。
【0031】実施の形態4.この実施の形態4のコイル
固定部材51Aでは、図10に示されるように、樹脂体
51に立設されたカシメ金具41に放熱フィン56が一
体に形成されている。なお、他の構成は上記実施の形態
3と同様に構成されている。
【0032】この実施の形態4によれば、カシメ金具4
1に放熱フィン56が一体に形成されているので、固定
子コイル35で発生する熱が効率的に放熱され、固定子
コイル35の温度上昇を抑えることができる。
【0033】なお、上記各実施の形態では、コイル片が
円形断面の線材を用いるものとしているが、コイル片は
円形断面の線材に限定されるものではなく、例えば長方
形断面の線材を用いてもよい。従来のコイル片に長方形
断面の線材を用いた場合、線材を3次元的ねじれ形状に
成形することにより、大きな内部応力が発生するととも
に、絶縁被膜の破損が激しくなり、高い信頼性が得られ
なかった。本願では、コイル片の線材に2次元的な曲げ
のみを形成しているので、従来に比べて、信頼性を著し
く高めることができる。また、上記各実施の形態では、
車両用三相交流発電機について説明しているが、本発明
は三相交流に限定されるものではなく、例えば単相交
流、二相交流などにも適用できることはいうまでもない
ことである。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されているような効果を奏する。
【0035】この発明によれば、一対のブラケットに回
転自在に支承されたシャフトと、上記シャフトに固着さ
れた回転子と、スロットが溝方向を軸方向に一致させて
内周面に周方向に複数設けられた円筒状の固定子コアと
該スロットに巻装された固定子コイルとを有し、上記回
転子を内包するように上記一対のブラケットに固着され
た固定子と、上記回転子のリヤ側に位置するように上記
一対のブラケット内に配設された整流器とを備え、上記
固定子コイルは、コイル片が上記スロット内に径方向に
1列に並ぶように上記スロットのそれぞれに複数本ずつ
挿通され、かつ、各コイル片の上記固定子コアの軸方向
外方に延出する端部が所定スロット数離れたスロットに
挿入されたコイル片の上記固定子コアの軸方向外方に延
出する端部に接合結線されて構成され、上記コイル片
は、上記スロットに挿通された状態で、上記固定子コア
の軸方向外方に延出する端部が、所定スロット数離れた
スロットに挿入されたコイル片の上記固定子コアの軸方
向外方に延出する端部に近接して径方向で重なる形状に
成形されているので、コイル片をスッロトに挿入した後
にコイル片の曲げ加工が不要となる。そこで、コイル片
の曲げ加工に伴う絶縁被膜の破損やコイルダメージが少
なくなり、かつ、製造工数が削減されるので、優れた信
頼性の安価な車両用交流発電機が得られる。
【0036】また、上記コイル片は、一端を上記固定子
コアの軸方向一側に延出させて上記スロット内に収納さ
れる第1の直線部と、この第1の直線部の他端に単一の
曲げを介して連設されて上記固定子コアの軸方向の他側
に延出される第2の直線部と、この第2の直線部に単一
の曲げを介して連設されて上記第1の直線部と平行に延
びる第3の直線部とから構成されているので、コイル片
の形状がシンプルとなり、かつ、3次元的なねじりがな
く、低価格化および高品質化が図られる。さらに、コイ
ル片のチャッキングが容易となり、コイル片のスロット
への挿入作業性が向上される。
【0037】また、係止部が上記コイル片の上記固定子
コアの軸方向外方に延出する端部に設けられ、被係止部
が所定スロット数離れたスロットに挿入された上記コイ
ル片の上記固定子コアの軸方向外方に延出する端部に設
けられ、上記コイル片を上記スロットに挿通させた後、
該被係止部を該係止部に係止させてコイル片同士を仮固
定できるようにしたので、固定子コイルの製作性が向上
される。
【0038】また、上記整流器のサーキットボードが一
体に成形されたリング状の樹脂体と、この樹脂体の外周
側に周方向に複数配設され、それぞれ上記固定子コアの
リヤ側に延出して接合されるコイル片の端部同士を一体
に固定する固定金具とを有し、上記サーキットボードの
接続端子と所定の上記固定金具とがインサート導体によ
り電気的に接続されてなるコイル固定部材を備えている
ので、構成部品の削減が図られる。
【0039】また、上記固定金具に放熱フィンが設けら
れているので、固定子の温度上昇が抑えられ、高性能化
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に適用される固定子を内周側から見た要部拡大図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に適用される固定子の要部を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に適用されるコイル片を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に適用される固定子の製造方法を説明する図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に適用される固定子の製造方法を説明する図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に適用される固定子の製造方法を説明する図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるコイル片の
仮固定方法を説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発
電機に適用されるコイル固定部材を模式的に示す斜視図
である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発
電機を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る車両用交流
発電機に適用されるコイル固定部材を模式的に示す斜視
図である。
【図11】 従来の車両用交流発電機を示す断面図であ
る。
【図12】 従来の車両用交流発電機に適用される固定
子を内周側から見た要部拡大図である。
【図13】 従来の車両用交流発電機に適用されるコイ
ル片を示す斜視図である。
【図14】 従来の車両用交流発電機に適用されるコイ
ル片を示す平面図である。
【図15】 従来の車両用交流発電機に適用される固定
子の製造方法を説明する図である。
【図16】 従来の車両用交流発電機に適用される固定
子の製造方法を説明する図である。
【図17】 従来の車両用交流発電機に適用される固定
子コイルの配列状態の一例を示す正面図である。
【図18】 従来の車両用交流発電機に適用される固定
子コイルの配列状態の他の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット、2 リヤブラケット、6 シ
ャフト、7 回転子、12 整流器、15 固定子コ
ア、15a スロット、34 固定子、35 固定子コ
イル、40 コイル片、40a 第1の直線部、40b
第2の直線部、40c 第3の直線部、41 カシメ
金具(固定金具)、42 孔(係止部)、43 突起
(被係止部)、51、51A コイル固定部材、52
樹脂体、55サーキットボード部、56 放熱フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅尾 淑人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H603 AA09 BB02 BB05 BB12 CA01 CA05 CB02 CB03 CB11 CB17 CC04 CC07 CC11 CC17 CD02 CD12 CD22 CE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のブラケットに回転自在に支承され
    たシャフトと、上記シャフトに固着された回転子と、ス
    ロットが溝方向を軸方向に一致させて内周面に周方向に
    複数設けられた円筒状の固定子コアと該スロットに巻装
    された固定子コイルとを有し、上記回転子を内包するよ
    うに上記一対のブラケットに固着された固定子と、上記
    回転子のリヤ側に位置するように上記一対のブラケット
    内に配設された整流器とを備え、 上記固定子コイルは、コイル片が上記スロット内に径方
    向に1列に並ぶように上記スロットのそれぞれに複数本
    ずつ挿通され、かつ、各コイル片の上記固定子コアの軸
    方向外方に延出する端部が所定スロット数離れたスロッ
    トに挿入されたコイル片の上記固定子コアの軸方向外方
    に延出する端部に接合結線されて構成され、 上記コイル片は、上記スロットに挿通された状態で、上
    記固定子コアの軸方向外方に延出する端部が、所定スロ
    ット数離れたスロットに挿入されたコイル片の上記固定
    子コアの軸方向外方に延出する端部に近接して径方向で
    重なる形状に成形されていることを特徴とする車両用交
    流発電機。
  2. 【請求項2】 上記コイル片は、一端を上記固定子コア
    の軸方向一側に延出させて上記スロット内に収納される
    第1の直線部と、この第1の直線部の他端に単一の曲げ
    を介して連設されて上記固定子コアの軸方向の他側に延
    出される第2の直線部と、この第2の直線部に単一の曲
    げを介して連設されて上記第1の直線部と平行に延びる
    第3の直線部とから構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 係止部が上記コイル片の上記固定子コア
    の軸方向外方に延出する端部に設けられ、被係止部が所
    定スロット数離れたスロットに挿入された上記コイル片
    の上記固定子コアの軸方向外方に延出する端部に設けら
    れ、上記コイル片を上記スロットに挿通させた後、該被
    係止部を該係止部に係止させてコイル片同士を仮固定で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】 上記整流器のサーキットボードが一体に
    成形されたリング状の樹脂体と、この樹脂体の外周側に
    周方向に複数配設され、それぞれ上記固定子コアのリヤ
    側に延出して接合されるコイル片の端部同士を一体に固
    定する固定金具とを有し、上記サーキットボードの接続
    端子と所定の上記固定金具とがインサート導体により電
    気的に接続されてなるコイル固定部材を備えていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用交流発
    電機。
  5. 【請求項5】 上記固定金具に放熱フィンが設けられて
    いることを特徴とする請求項4記載の車両用交流発電
    機。
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