JP2001028892A - 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置 - Google Patents
交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置Info
- Publication number
- JP2001028892A JP2001028892A JP11198902A JP19890299A JP2001028892A JP 2001028892 A JP2001028892 A JP 2001028892A JP 11198902 A JP11198902 A JP 11198902A JP 19890299 A JP19890299 A JP 19890299A JP 2001028892 A JP2001028892 A JP 2001028892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- torque
- voltage
- phase
- loss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
分を含む電圧を印加した場合にも、高調波成分を多く含
まないようにして該交流電動機の出力トルクを検出す
る。 【解決手段】 交流電動機の駆動制御装置10は、モー
タ24の各相電圧について高調波成分を含む波形の基本
波を算出する電圧基本波演算器28と、モータ24の各
相電流を検出する電流センサ20と、を含んでおり、電
力演算器30では、モータ24の生の各相電圧を用いる
代わりに、電圧基本波演算器28で算出した各相電圧に
ついての基本波を用い、モータ24への供給電力Pを算
出する。トルク演算器34では電力演算器30で算出さ
れた供給電力Pを用いてモータ24のトルクTを算出
し、それをモータ制御器12にフィードバックさせる。
Description
検出装置及び駆動制御装置に関し、例えば交流電動機を
矩形波電圧制御する場合であっても好適にトルクを検出
することができる交流電動機のトルク検出装置、及び、
その検出したトルクを用いて安定的に交流電動機を駆動
することのできる交流電動機の駆動制御装置に関する。
動制御装置の構成を示す図である。同図に示す駆動制御
装置50は、モータ制御器12と、インバータ15と、
直流電源16と、電圧センサ18と、電流センサ20
と、モータ24と、位置センサ22と、回転数演算器2
6と、トルク検出手段14cと、を含んで構成されてい
る。
タ等の3相交流電動機である。インバータ15には直流
電源16が接続されており、モータ制御器12によるス
イッチング制御に従ってモータ24の各相に対して電力
を供給している。特に、モータ制御器12にはトルク指
令が外部から与えられており、トルク検出手段14cに
より検出されるモータ24のトルクとトルク指令との差
が小さくなるよう位相を制御した矩形波電圧をモータ2
4に印加している。すなわち、モータ制御器12はトル
ク指令と実トルクとの差が少なくなるよう電圧位相を決
定し、その値をインバータ15に対して電圧位相指令と
して与えている。インバータ15は直流電源16の電圧
を振幅し、かつ電圧位相指令に従う位相を有する矩形波
電圧をモータ24の各相に印加している。インバータ1
5からモータ24への電力供給ライン上には電流センサ
20が取り付けられており、そこでモータ24の各相巻
線に現在供給されている電流値が検出されるようになっ
ている。検出された各相の電流はトルク検出手段14c
に含まれる電力演算器30aに供給されている。一方、
直流電源16には電圧センサ18が取り付けられてお
り、該直流電源16の電圧が検出され、その値が電力演
算器30aに供給されるようになっている。電力演算器
30aにはモータ制御器12から出力される電圧位相指
令も入力されている。この直流電源16の電圧値及び電
圧位相指令に基づき、電力演算器30aではモータ24
の各相の電圧を算出する。電力演算器30aは、この算
出した各相の電圧及び電流センサ20で検出された各相
の電流をもとに、次式(1)に従ってモータ24に供給
される電力Pを算出する。
相の電流値を表す。これらは電流センサ20で検出され
るものである。また、vu,vv,vwはモータ24に
印加される各相の電圧値を表す。これらは、電圧センサ
18の出力及びモータ制御器12の出力に基づいて算出
される。
算器34aには電力演算器30aで算出される上記電力
Pが入力されており、ここで次式(2)に示すように、
電力Pをモータ24の角速度ωで除することによりモー
タ24の出力トルクTを算出している。
る。すなわち、モータ24には該モータ24の電機子位
置を検出する位置センサ22が取り付けられており、そ
の出力が回転数演算器26に供給されている。回転数演
算器26ではモータ24の回転数を位置センサ22の出
力に基づいて算出し、それをトルク演算器34aに供給
している。トルク演算器34aでは、こうして与えられ
た回転数に基づいてモータ24の角速度ωを算出する。
る実トルクをインバータ15の出力に基づいて演算し、
その実トルクとトルク指令値との差が少なくなるようモ
ータ24に電力を供給する、トルクフィードバック型の
モータ制御を実現できる。
術に係る交流電動機の駆動制御装置50では、電力演算
器30aで演算される供給電力Pに高調波成分が含まれ
てしまい、モータ制御器12によるモータ24の制御が
不安定になってしまうという問題がある。もちろん、電
力演算器30aの後段にローパスフィルタを接続し、こ
の高調波成分を除去することも考えられるが、その場合
もトルクフィードバックに時間遅れが生じてしまい、や
はり制御が不安定になってしまう。
給電力Pに含まれる高調波成分について説明する図であ
る。同図には、モータ24のU,V,W各相について、
相電圧、相電流、相電力の時間推移が順に示されてお
り、最下段には、これら値に基づいて演算された供給電
力Pの時間推移が示されている。すなわち、同図には上
から順に、vu、iu、iu×vu、vv、iv、iv
×vv、vw、iw、iw×vw、Pの時間推移が示さ
れている。同図において、U,V,W各相の相電圧(v
u,vv,vw)はステップ的に変化している。これ
は、モータ24の各端子に印加される電圧が矩形波電圧
であることに起因する。これに対して各相の相電流(i
u,iv,iw)は、ほぼ正弦波となっている。ここで
はモータ24が高回転域にあることを前提としており
(矩形波電圧制御は高回転域に主に用いられるためであ
る)、矩形波電圧をモータ24の各端子に印加しても各
相電流は円滑化されることに起因している。そして、電
力演算器30aでは、同図に示すようにステップ的に変
化する各相の相電圧を用いて供給電力Pを演算しても、
同図最下段に示されるように、その波形はノコギリ波状
となってしまう。このため、この値を用いてトルク演算
器34aでモータ24の出力トルクTを算出すれば、そ
の値はノコギリ波状に変化するものとなってしまう。そ
して、そのトルクTをモータ制御器12で用いれば制御
が不安定となってしまう。
あって、その目的は、交流電動機に対して矩形波電圧等
の高調波成分を含む電圧を印加した場合にも、高調波成
分を多く含まないようにして該交流電動機の出力トルク
を検出することのできる交流電動機のトルク検出装置、
及びそれを用いて交流電動機を安定的に制御することの
できる交流電動機の駆動制御装置を提供することにあ
る。
に、本発明に係る交流電動機のトルク検出装置は、交流
電動機に印加する各相電圧について高調波成分を含む波
形の基本波を演算する電圧基本波演算手段と、前記交流
電動機の各相電流を検出する電流検出手段と、前記各相
電圧について高調波成分を含む波形の基本波と前記各相
電流とに基づいて前記交流電動機への供給電力を演算す
る電力演算手段と、前記交流電動機の回転数を検出する
回転数検出手段と、前記供給電力を前記回転数で除して
前記交流電動機の出力トルクを演算するトルク演算手段
と、を含むことを特徴とする。
ついて基本波を演算し、それに基づいて交流電動機への
供給電圧、及びその出力トルクを演算するようにしてい
る。このため、例えば交流電動機の各相電圧がステップ
的に変化した場合であってもトルク演算自体には基本波
が用いられることになり、演算であるトルク値には高周
波成分が多く含まれないようにできる。
装置は、交流電動機に印加する各相電圧について高調波
成分を含む波形の基本波を演算する電圧基本波演算手段
と、前記交流電動機の各相電流を検出する電流検出手段
と、前記各相電圧について高調波成分を含む波形の基本
波と前記各相電流とに基づいて前記交流電動機への供給
電力を演算する電力演算手段と、前記交流電動機の回転
数を検出する回転数検出手段と、前記供給電力を前記回
転数で除して前記交流電動機の出力トルクを演算するト
ルク演算手段と、前記出力トルクと所与のトルク指令値
との差を少なくするよう前記交流電動機に供給する各相
電圧を制御する制御手段と、を含むことを特徴とする。
相電圧について高調波成分を含む波形の基本波を演算
し、それに基づいて交流電動機への供給電圧、及びその
出力トルクを演算するようにしている。そして、制御手
段では、その出力トルクと所与のトルク指令値との差を
少なくするよう交流電動機を制御している。このため、
交流電動機に対して矩形波電圧を印加するような場合で
あっても、制御手段には高調波成分を多く含むトルク値
がフィードバックされることは無くなり、交流電動機を
安定的に制御することができるようになる。
加え、前記交流電動機での前記供給電力の損失を演算す
る損失演算手段と、該損失に基づいて前記トルク演算手
段で演算される出力トルクついて損失補償を行う損失補
償手段と、をさらに含むことを特徴とする。
ってトルク検出値と出力トルク(実トルク)との誤差が
大きくなることがあるが、本態様によれば交流電動機へ
の供給電力の損失を演算し、その損失を、トルク演算手
段により演算される出力トルクから補償するようにした
ので、高精度に出力トルクを検出することができるよう
になる。また、この検出トルクを用いてトルクフィード
バック型の交流電動機の駆動制御を行えば、トルク制御
精度を向上させることができる。
について図面に基づいて詳細に説明する。
動機の駆動制御装置の構成を示す図である。同図に示す
駆動制御装置10は、モータ制御器12と、インバータ
15と、直流電源16と、電圧センサ18と、電流セン
サ20と、モータ24と、位置センサ22と、回転数演
算器26と、トルク検出手段14と、を含んで構成され
ている。ここでトルク検出手段14は、電圧基本波演算
器28と、電力演算器30と、損失演算器36と、損失
補償器32と、トルク演算器34と、を含んで構成され
ている。
トルク(実トルク)が検出されるようになっており、そ
の値はモータ制御器12に供給されている。モータ制御
器12には図示しない他装置からトルク指令も供給され
ており、出力トルクとトルク指令との差が少なくなるよ
う電圧位相指令を生成し、それをインバータ15に供給
している。インバータ15には直流電源16が接続され
ており、その電圧を振幅し、かつモータ制御器12から
与えられる電圧位相指令に従う位相を有する矩形波電圧
を、モータ24の各端子に印加する。モータ24は永久
磁石同期型モータ等の3相交流電動機であり、各端子に
矩形波電圧が印加されることにより、各相巻線にはステ
ップ状に変化する電圧(ここでは「階段状電圧」とい
う。)が印加される。
てモータ24の出力トルクを検出する。すなわち、電圧
基本波演算器28には、モータ24に取り付けられた位
置センサ22から出力される電機子位置、直流電源16
に取り付けられた電圧センサ18から出力される直流電
源16の電圧、モータ制御器12から出力される電圧位
相指令、が入力されている。電圧基本波演算器28で
は、これらの情報に基づいて次式(3)を計算すること
により、モータ24の各相巻線に印加されている階段状
電圧の基本波を算出する。
本波成分として得ることができる。ここで、vul,v
vl,vwlは、それぞれU相、V相、W相の巻線に印
加されている階段状電圧の基本波電圧値である。θはモ
ータ24の電機子位置であり、位置センサ22の出力か
ら得られる。φは電圧位相指令であり、モータ制御器1
2の出力から得られる。また、Aは基本波の振幅であ
り、ここでは矩形波制御を行っているため、振幅Aは直
流電源16の電圧Vdcを用いて次式(4)により算出
される。
基本波を示す図である。同図の上三段には、U,V,W
各相に対応してインバータ15からモータ24に印加さ
れる矩形波電圧が示されている。この際、モータ24の
各相巻線に印加される電圧、すなわち相電圧は中三段に
示されるようにステップ状に推移する階段状電圧とな
る。電圧基本演算器28では、中三段に示される階段状
電圧の基本波として下三段に示される各相相電圧の基本
波を、上記式(3)に従って算出している。
圧値vul,vvl,vwlは電力演算器30に供給さ
れ、そこでモータ24への供給電力Pの演算に用いられ
る。供給電力Pは次式(5)により求められる。
相の電流値であり、電流センサ20により検出され、電
力演算器30に供給されるものである。
Pについて説明する図である。同図には、モータ24の
U,V,W各相について、相電圧基本波、相電流、相電
力の時間推移が順に示されており、最下段には、これら
値に基づいて演算された電力Pの時間推移が示されてい
る。すなわち、同図には上から順に、vul、iu、i
u×vul、vvl、iv、iv×vvl、vwl、i
w、iw×vwl、Pの時間推移が示されている。同図
において、U,V,W各相の相電圧(vu,vv,v
w)は実際には上述した階段状電圧の波形を有するが、
電力Pの演算には生の各相電圧vv,vu,vwが用い
られず、代わりにそれらの基本波が用いられる。また、
各相の相電流(iu,iv,iw)は、ほぼ正弦波とな
っているが、ここでも従来技術での説明と同様、矩形波
電圧制御が主に高回転域で用いられることからモータ2
4が高回転域にあることを前提としており、矩形波電圧
をモータ24の各端子に印加しても各相電流は円滑化さ
れて正弦波状になるのである。電力演算器30で、これ
らの値をもとにして上記式(5)により電力Pを演算す
ると、同図の最下段に示されるように一定値をとるよう
になる。このように生の各相電圧を用いる代わりに、そ
れらの基本波を用いてモータ24の電力Pを演算するこ
とにより、演算結果に高調波成分が乗ることを防ぐこと
ができるのである。そして、この電力Pを用いてモータ
24のトルクを算出して該モータ24の制御に用いるこ
とにより制御を安定させることができる。
れた電力Pは損失補償器32に与えられる。また、損失
補償器32には損失演算器36で算出される損失量Lも
入力される。損失演算器36には回転数演算器26から
出力されるモータ24の回転数が入力されている。すな
わち、モータ24には位置センサ22が取り付けられて
おり、そこでモータ24の電機子位置が検出されるよう
になっている。回転数演算器26では位置センサ22の
出力に基づいてモータ24の回転数を演算するようにな
っており、その演算された回転数が損失演算器36及び
トルク演算器34に供給されているのである。損失演算
器36にはモータ24の回転数の他にモータ制御器12
に供給されているトルク指令も入力されるようになって
おり、これら2つの情報に基づいてモータ24への供給
電力のうちトルク発生に寄与しない部分である損失Lを
次式(6)により算出する。この損失Lが損失補償器3
2に供給される。
指令値を表す。また、fは回転数Nとトルク指令値T*
とから損失Lを算出するための近似式である。この他、
回転数Nとトルク指令値T*とから損失Lを与えるマッ
プを損失演算器36にて保持しておき、そのマップによ
り得られる損失Lを損失補償器32に供給してもよい。
おり、次式(7)に従って電力演算器30で算出される
電力Pのうち損失演算器36で算出される損失Lを差し
引くことにより損失補償後電力(トルク寄与電力)P’
を出力し、それをトルク演算器34に供給している。
された損失補償後電力P’をモータ24の回転数に基づ
いて算出されるモータ24の角速度ωで除することによ
りトルクTを算出し、それをモータ制御器12にフィー
ドバックするようになっている。
れば、モータ24の生の各相電圧を用いる代わりにそれ
らの基本波を演算し、それを用いて電力を算出している
ため、高調波成分を含まない電力Pを得ることができ
る。そして、その高調波成分を含まない電力Pをもとに
モータ24のトルクTを算出し、モータ24の制御に用
いているので、モータ24を安定的に駆動制御すること
ができる。
装置10では、モータ24に供給する電力のうちトルク
に寄与しない部分を損失Lとして損失演算器36によっ
て求め、それをトルク算出の基礎から外すようにしたの
で、正確なトルクを制御に用いることができる。この結
果、トルクフィードバック制御を採用する本構成におい
て、トルク制御の精度を向上させることができる。
装置10は種々の変形実施が可能である。図4には、第
1の変形例に係る交流電動機の駆動制御装置10aの構
成が示されている。同図では駆動制御装置10と同一構
成については同一符号を付し、ここでは詳細な説明を省
略する。この駆動制御装置10aで特徴的なことは、ト
ルク検出手段14aに含まれる損失演算器36aが電圧
センサ18及び電流センサ20の出力に基づいて損失L
を算出することである。すなわち、損失演算器36aで
は次に示す式(9)〜(11)に基づいてモータ24に
おける銅損Lc、鉄損Li、機械損Lmを算出し、式
(12)により、それら総和を損失Lとして算出してい
る。
v,iwはモータ24の各相の電流である。これらは電
流センサ20の出力から得ることができる。また、Vd
cは直流電源16の電圧であり、電圧センサ18の出力
から得ることができる。Nはモータ24の回転数であ
り、回転数演算器26から供給される。gは電圧Vdc
及び回転数Nから鉄損Liを求めるための近似式であ
る。電圧Vdcと回転数Nを用いるのはモータ24の磁
束密度をこれらの量から算出することができるからであ
る。近似式の代わりにマップを作成してもよい。hはモ
ータ24の回転数Nから機械損Lmを求めるための近似
式である。これも同様にマップを作成してもよい。
する電力のうちトルクに寄与しない部分を損失Lとして
損失演算器36によって求めることができ、それをトル
ク算出の基礎から外すことができる。
電動機の駆動制御装置10bの構成が示されている。同
図においても上記駆動制御装置10と同一構成について
は同一符号を付して、ここでは詳細な説明は省略する。
同図に示す駆動制御装置10bでは、トルク検出手段1
4bに損失トルク演算器36bを設けた点に特徴があ
る。駆動制御装置10,10aではモータ24での損失
を電力量として算出していたが、損失トルク演算器36
bではモータ24での損失をトルクに換算して出力す
る。また、駆動制御装置10では損失演算器36がトル
ク指令値T*に基づいて損失Lを算出していたのに対
し、この駆動制御装置10bの損失トルク演算器36b
ではトルク演算器34から出力されるトルク演算値を用
いて損失を算出している。
器34にて供給電力Pが損失無くトルクに変換された場
合を仮定し、一旦仮のトルク演算値を出力しており、損
失トルク補償器32では、損失トルク演算器36から出
力される損失トルクを、その仮のトルク演算値から減算
することにより最終的にモータ制御器12に供給するト
ルク検出値を生成している。
電力のうちトルクに寄与しない部分を損失Lとして損失
演算器36によって求めることができ、それをトルク算
出の基礎から外すことができる。
制御装置の構成を示す図である。
電圧に対する基本波を示す図である。
を示す図である。
成を示す図である。
成を示す図である。
構成を示す図である。
問題点を説明する図である。
御器、14,14a,14b トルク検出手段、15
インバータ、16 直流電源、18 電圧センサ、20
電流センサ、22 位置センサ、24 モータ、26
回転数演算器、28 電圧基本波演算器、30 電力
演算器、32 損失補償器、32b 損失トルク補償
器、34 トルク演算器、36,36a 損失演算器、
36b 損失トルク演算器。
Claims (3)
- 【請求項1】 交流電動機に印加する各相電圧について
高調波成分を含む波形の基本波を演算する電圧基本波演
算手段と、 前記交流電動機の各相電流を検出する電流検出手段と、 前記各相電圧について高調波成分を含む波形の基本波と
前記各相電流とに基づいて前記交流電動機への供給電力
を演算する電力演算手段と、 前記交流電動機の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記供給電力を前記回転数で除して前記交流電動機の出
力トルクを演算するトルク演算手段と、 を含むことを特徴とする交流電動機のトルク検出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の交流電動機のトルク検
出装置において、 前記交流電動機での前記供給電力の損失を演算する損失
演算手段と、 該損失に基づいて前記トルク演算手段で演算される出力
トルクついて損失補償を行う損失補償手段と、 をさらに含むことを特徴とする交流電動機のトルク検出
装置。 - 【請求項3】 交流電動機に印加する各相電圧について
高調波成分を含む波形の基本波を演算する電圧基本波演
算手段と、 前記交流電動機の各相電流を検出する電流検出手段と、 前記各相電圧について高調波成分を含む波形の基本波と
前記各相電流とに基づいて前記交流電動機への供給電力
を演算する電力演算手段と、 前記交流電動機の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記供給電力を前記回転数で除して前記交流電動機の出
力トルクを演算するトルク演算手段と、 前記出力トルクと所与のトルク指令値との差を少なくす
るよう前記交流電動機に供給する各相電圧を制御する制
御手段と、 を含むことを特徴とする交流電動機の駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19890299A JP3547117B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19890299A JP3547117B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028892A true JP2001028892A (ja) | 2001-01-30 |
JP3547117B2 JP3547117B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=16398854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19890299A Expired - Lifetime JP3547117B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3547117B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002359996A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Toyota Motor Corp | 交流電動機の駆動制御装置 |
JP2005102467A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-04-14 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 誘導電動機の可変速制御装置 |
EP1617552A3 (en) * | 2004-07-12 | 2006-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive control apparatus and method of alternating current motor |
CN100340056C (zh) * | 2004-07-12 | 2007-09-26 | 丰田自动车株式会社 | 交流电动机的驱动控制装置和驱动控制方法 |
JP2009512411A (ja) * | 2005-10-13 | 2009-03-19 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 誘導電動機のベクトル制御のための方法および装置 |
JP2010088241A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Toyota Motor Corp | 交流電動機の制御システム |
WO2015001849A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動車両の制動制御装置 |
CN108233814A (zh) * | 2018-01-25 | 2018-06-29 | 上海鼎驱智能技术有限公司 | 一种空调盘管风机的直流变频驱动控制系统 |
WO2022029911A1 (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | 三菱電機株式会社 | モータ鉄損演算装置およびそれを備えたモータ制御装置 |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP19890299A patent/JP3547117B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002359996A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Toyota Motor Corp | 交流電動機の駆動制御装置 |
US6781333B2 (en) | 2001-05-31 | 2004-08-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive control apparatus and method of alternating current motor |
EP1263125A3 (en) * | 2001-05-31 | 2008-03-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive control apparatus and method of alternating current motor |
JP2005102467A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-04-14 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 誘導電動機の可変速制御装置 |
EP1617552A3 (en) * | 2004-07-12 | 2006-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive control apparatus and method of alternating current motor |
US7199548B2 (en) | 2004-07-12 | 2007-04-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drive control apparatus and method of alternating current motor |
CN100340056C (zh) * | 2004-07-12 | 2007-09-26 | 丰田自动车株式会社 | 交流电动机的驱动控制装置和驱动控制方法 |
JP2009512411A (ja) * | 2005-10-13 | 2009-03-19 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 誘導電動機のベクトル制御のための方法および装置 |
JP2010088241A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Toyota Motor Corp | 交流電動機の制御システム |
WO2015001849A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動車両の制動制御装置 |
CN108233814A (zh) * | 2018-01-25 | 2018-06-29 | 上海鼎驱智能技术有限公司 | 一种空调盘管风机的直流变频驱动控制系统 |
WO2022029911A1 (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | 三菱電機株式会社 | モータ鉄損演算装置およびそれを備えたモータ制御装置 |
JPWO2022029911A1 (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | ||
CN116134723A (zh) * | 2020-08-05 | 2023-05-16 | 三菱电机株式会社 | 电动机铁损运算装置及具有该装置的电动机控制装置 |
JP7433445B2 (ja) | 2020-08-05 | 2024-02-19 | 三菱電機株式会社 | モータ鉄損演算装置およびそれを備えたモータ制御装置 |
US12294319B2 (en) | 2020-08-05 | 2025-05-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor iron-loss calculation device and motor control device comprising same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3547117B2 (ja) | 2004-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4988329B2 (ja) | 永久磁石モータのビートレス制御装置 | |
US11063544B2 (en) | Inverter device and electric power steering apparatus | |
JP6644172B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP6173520B1 (ja) | 回転電機の制御装置 | |
JP6055372B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP2008054386A (ja) | 同期電動機の制御装置 | |
JP4722002B2 (ja) | Pwmインバータ制御装置及びpwmインバータ制御方法並びに冷凍空調装置 | |
JP5401537B2 (ja) | 交流電動機の駆動装置 | |
JP3547117B2 (ja) | 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置 | |
JP6293401B2 (ja) | 空気調和機のモータ制御装置及び空気調和機 | |
JP7094859B2 (ja) | モータ制御装置及びモータ制御方法 | |
JP2008206330A (ja) | 同期電動機の磁極位置推定装置および磁極位置推定方法 | |
JP2008206383A (ja) | 多相回転機の制御装置 | |
CN116368716A (zh) | 马达控制装置、机电一体单元、混合动力系统以及电动助力转向系统 | |
JP6400231B2 (ja) | 回転電機の制御装置 | |
JP2017205017A (ja) | 空気調和機のモータ制御装置及び空気調和機 | |
WO2017030055A1 (ja) | 回転機の制御装置および制御方法 | |
JP2011217575A (ja) | 電力変換装置 | |
JP6939693B2 (ja) | パルスパターン生成装置 | |
EP3474438A1 (en) | Motor control device and control method | |
JP2010252523A (ja) | 交流モータの制御装置および制御方法 | |
JPH03253291A (ja) | 電動機駆動装置 | |
JP7634807B2 (ja) | 回転機の制御装置及び電動パワーステアリング装置 | |
JP2012044775A (ja) | モータ駆動制御装置 | |
JP7075002B2 (ja) | 同期電動機の位置センサレス制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040303 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3547117 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |