JPH03253291A - 電動機駆動装置 - Google Patents
電動機駆動装置Info
- Publication number
- JPH03253291A JPH03253291A JP2049483A JP4948390A JPH03253291A JP H03253291 A JPH03253291 A JP H03253291A JP 2049483 A JP2049483 A JP 2049483A JP 4948390 A JP4948390 A JP 4948390A JP H03253291 A JPH03253291 A JP H03253291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power factor
- voltage
- value
- current
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、電動機を可変速駆動する電動機駆動装置に係
り、特にその脱調状態を防止する手段を備えた電動機駆
動装置に関する。
り、特にその脱調状態を防止する手段を備えた電動機駆
動装置に関する。
(従来の技術)
この種の従来の駆動装置として、ブラシレスモータを可
変速駆動するものについて説明する。
変速駆動するものについて説明する。
ブラシレスモータの駆動装置においては、ステータコイ
ルと永久磁石形のロータとの相対的位置をホール素子等
の位置検出素子を用いずにステータコイルに生ずる誘起
電圧を含む端子電圧を利用して検出する方式が採用され
るようになってきている。
ルと永久磁石形のロータとの相対的位置をホール素子等
の位置検出素子を用いずにステータコイルに生ずる誘起
電圧を含む端子電圧を利用して検出する方式が採用され
るようになってきている。
この従来例を第3図に示す。即ち、1は直流電源、2は
ブラシレスモータ3のステータコイル3U、3V及び3
Wに通電するためのインバータ回路、4,5及び6はス
テータコイル3U、3V及び3Wに生ずる誘起電圧を含
む端子電圧UV、VV及びWVを909移相させるフィ
ルタ回路、7はこれらのフィルタ回路4乃至6の出力信
号から中性点電圧NVを得る検出回路、8.9及び10
は一次遅れ要素たるフィルタ回路4.5及び6の出力信
号と中性点電圧NVとを夫々比較する比較機、11は制
御回路である。第4図は従来例の動作を示すタイムチャ
ートであり、今、これを参照してU相について考えてみ
る。ステータコイル3Uに生ずる端子電圧UV(第4図
(a)参照〉には、インバータ回路2の転流時に対アー
ム還流ダイオードの導通によって生ずるスパイク状の電
圧成分が含まれている。このスパイク状の電圧成分の影
響をなくすために、端子電圧UVをフィルタ回路4によ
って90°位相をシフトさせ、第4図(b)で示すよう
な移相電圧DUVとする。その後、この移相電圧DUV
と第4図(b)に示す中性点電圧NVとを比較器8によ
り比較し、第4図(c)で示すように位置検出信号PS
Uを得る。
ブラシレスモータ3のステータコイル3U、3V及び3
Wに通電するためのインバータ回路、4,5及び6はス
テータコイル3U、3V及び3Wに生ずる誘起電圧を含
む端子電圧UV、VV及びWVを909移相させるフィ
ルタ回路、7はこれらのフィルタ回路4乃至6の出力信
号から中性点電圧NVを得る検出回路、8.9及び10
は一次遅れ要素たるフィルタ回路4.5及び6の出力信
号と中性点電圧NVとを夫々比較する比較機、11は制
御回路である。第4図は従来例の動作を示すタイムチャ
ートであり、今、これを参照してU相について考えてみ
る。ステータコイル3Uに生ずる端子電圧UV(第4図
(a)参照〉には、インバータ回路2の転流時に対アー
ム還流ダイオードの導通によって生ずるスパイク状の電
圧成分が含まれている。このスパイク状の電圧成分の影
響をなくすために、端子電圧UVをフィルタ回路4によ
って90°位相をシフトさせ、第4図(b)で示すよう
な移相電圧DUVとする。その後、この移相電圧DUV
と第4図(b)に示す中性点電圧NVとを比較器8によ
り比較し、第4図(c)で示すように位置検出信号PS
Uを得る。
他のV及びW相についても同様であり、端子電圧VV及
びWvに基づいて比較器9及び10から第4図(d)及
び(e)で示すように位置検出信号PSV及びPSWを
得る。これらの位置検出信号PSU、PSV及びPSW
は180”通電ノ120@位相の異なる信号となり、こ
れらが制御回路11に与えられることにより、その制御
回路11は6つのドライブ信号を出力してインバータ回
路2のスイッチング素子たるトランジスタのベースに与
えるようになる。
びWvに基づいて比較器9及び10から第4図(d)及
び(e)で示すように位置検出信号PSV及びPSWを
得る。これらの位置検出信号PSU、PSV及びPSW
は180”通電ノ120@位相の異なる信号となり、こ
れらが制御回路11に与えられることにより、その制御
回路11は6つのドライブ信号を出力してインバータ回
路2のスイッチング素子たるトランジスタのベースに与
えるようになる。
しかし、上記構成では端子電圧UV、VV及びWvに含
まれるスパイク状の電圧成分を除去するために90@遅
れ位相特性を有するフィルタ回路4乃至6を設けている
ので、フィルタ回路4乃至6の時定数が大きく、このた
め、急激な加減速に追従できない問題があり、また、低
速領域での位置検出が困難になる問題がある。更に、端
子電圧UV、VV及びWvに含まれるスパイク状の電圧
成分の大きさは、ステータコイル3U、3V及び3Wの
電流即ち負荷の大きさによって変化するので、負荷変動
が大きいとフィルタ回路4乃至6以降の信号波形に位相
誤差を生ずることになり、安定性に問題がある。
まれるスパイク状の電圧成分を除去するために90@遅
れ位相特性を有するフィルタ回路4乃至6を設けている
ので、フィルタ回路4乃至6の時定数が大きく、このた
め、急激な加減速に追従できない問題があり、また、低
速領域での位置検出が困難になる問題がある。更に、端
子電圧UV、VV及びWvに含まれるスパイク状の電圧
成分の大きさは、ステータコイル3U、3V及び3Wの
電流即ち負荷の大きさによって変化するので、負荷変動
が大きいとフィルタ回路4乃至6以降の信号波形に位相
誤差を生ずることになり、安定性に問題がある。
そこで、この問題を解決するためには、ステータコイル
の端子電圧を用いずにステータコイルに流れる電流に基
づいて制御する駆動装置が考えられる。
の端子電圧を用いずにステータコイルに流れる電流に基
づいて制御する駆動装置が考えられる。
その駆動装置について説明する。
先ず、第5図に従って、全体の構成について述べる。2
1は3相の交流電源であり、その3相交流電圧は6個の
ダイオードを3相ブリツジ接続してなる全波整流回路2
2の交流入力端子に与えられるようになっている。この
全波整流回路22の直流出力電圧はこれとともに直流電
源23を構成する平滑用コンデンサ24を介して直流母
線25゜26に与えられるようになっている。27は6
個のスイッチング素子たるトランジスタを3相ブリツジ
接続してなるインバータ回路であり、その入力端子には
直流母線25.26間の直流電圧が与えられるよ1にな
っている。28は3相4極のブラシレスモータであり、
これは、U、V及びW相の固定子巻線29U、29V及
び29Wを有する固定子29と、永久磁石形の回転子3
0とを備えている。そして、固定子巻線29U、29V
及び29Wはスター結線されていて、これらにインバー
タ回路27の出力端子からの交流出力電圧が供給される
ようになっている。31はホールCTからなる電流検出
器であり、これはインバータ回路27の直流側部分たる
直流母線25に設けられている。32は直流増幅回路で
あり、これは電流検出器31とともに電流検出手段33
を構成するものである。そして、電流検出器31により
検出された直流電流信号1dcは、直流増幅回路32を
介して力率演算手段たる力率演算回路34の入力端子に
与えられるようになっている。この力率演算回路34は
、直流電流信号1dcに基づいて力率信号ΔIdc及び
電流変化量ΔIdc−を演算するもので、その力率信号
ΔIdc及び電流変化量ΔIdc−は出力端子から信号
として出力されて電圧周波数(V/F)演算手段たるV
/F演算回路35の入力端子に与えられるようになって
いる。このV/F演算回路35は、力率信号Δ1dC9
電流変化量ΔIdc=及び図示しない設定器から与えら
れる速度指令ω8に基づいて電圧信号V及び周波数信号
Fを演算するもので、これらは出力端子から出力されて
ドライブ回路36の入力端子に与えられるようになって
いる。そして、ドライブ回路36は、電圧信号V及び周
波数信号Fに基づいてPWM制御された6つのドライブ
信号を出力端子から出力してインバータ回路27の6個
のトランジスタのベースに与えるようになっており、こ
れにより、ブラシレスモータ28の回転子30は速度指
令値ω1の示す回転速度で回転されるようになっている
。
1は3相の交流電源であり、その3相交流電圧は6個の
ダイオードを3相ブリツジ接続してなる全波整流回路2
2の交流入力端子に与えられるようになっている。この
全波整流回路22の直流出力電圧はこれとともに直流電
源23を構成する平滑用コンデンサ24を介して直流母
線25゜26に与えられるようになっている。27は6
個のスイッチング素子たるトランジスタを3相ブリツジ
接続してなるインバータ回路であり、その入力端子には
直流母線25.26間の直流電圧が与えられるよ1にな
っている。28は3相4極のブラシレスモータであり、
これは、U、V及びW相の固定子巻線29U、29V及
び29Wを有する固定子29と、永久磁石形の回転子3
0とを備えている。そして、固定子巻線29U、29V
及び29Wはスター結線されていて、これらにインバー
タ回路27の出力端子からの交流出力電圧が供給される
ようになっている。31はホールCTからなる電流検出
器であり、これはインバータ回路27の直流側部分たる
直流母線25に設けられている。32は直流増幅回路で
あり、これは電流検出器31とともに電流検出手段33
を構成するものである。そして、電流検出器31により
検出された直流電流信号1dcは、直流増幅回路32を
介して力率演算手段たる力率演算回路34の入力端子に
与えられるようになっている。この力率演算回路34は
、直流電流信号1dcに基づいて力率信号ΔIdc及び
電流変化量ΔIdc−を演算するもので、その力率信号
ΔIdc及び電流変化量ΔIdc−は出力端子から信号
として出力されて電圧周波数(V/F)演算手段たるV
/F演算回路35の入力端子に与えられるようになって
いる。このV/F演算回路35は、力率信号Δ1dC9
電流変化量ΔIdc=及び図示しない設定器から与えら
れる速度指令ω8に基づいて電圧信号V及び周波数信号
Fを演算するもので、これらは出力端子から出力されて
ドライブ回路36の入力端子に与えられるようになって
いる。そして、ドライブ回路36は、電圧信号V及び周
波数信号Fに基づいてPWM制御された6つのドライブ
信号を出力端子から出力してインバータ回路27の6個
のトランジスタのベースに与えるようになっており、こ
れにより、ブラシレスモータ28の回転子30は速度指
令値ω1の示す回転速度で回転されるようになっている
。
次に、その作用つき第6図をも参照して説明する。
第6図には、インバータ回路27により力率制御を行な
わなかった場合における力率変化に対する電流検出手段
33の直流電流信号1dcの波形を示す。即ち、力率が
遅れた場合には、同図(a)で示すように、出力周波数
の1/6周期(電気角で60’)毎に波形が変化し、そ
の変化は右上りとなる。反対に、力率が進んだ場合には
、同図(C)で示すように、同周期毎に波形が変化し、
その変化は右下りとなる。そして、力率が略1になった
場合には、同図(b)で示すように、はとんど変化のな
い波形となる。そこで、直流電流信号Idcの波形が電
気角で60°毎に繰返し変化することから、その電気角
60°毎の時点(0゜60’ 120’ 18
0’・・・360’)に着目し、その各時点の直前たる
A点の電流値1aと直後たるB点の電流値1bとの差(
Ib−1a)を検出し、この差が零即ち電流値1a、I
bが等しくなるように制御することで、第6図(b)に
示す如く力率が略1となるようにブラシレスモータ28
を運転させることができる。即ち、固定子巻線の端子電
圧から磁極位置を検出する従来のブラシレスモータの方
式と同等の運転を行なわせることかできるのである。
わなかった場合における力率変化に対する電流検出手段
33の直流電流信号1dcの波形を示す。即ち、力率が
遅れた場合には、同図(a)で示すように、出力周波数
の1/6周期(電気角で60’)毎に波形が変化し、そ
の変化は右上りとなる。反対に、力率が進んだ場合には
、同図(C)で示すように、同周期毎に波形が変化し、
その変化は右下りとなる。そして、力率が略1になった
場合には、同図(b)で示すように、はとんど変化のな
い波形となる。そこで、直流電流信号Idcの波形が電
気角で60°毎に繰返し変化することから、その電気角
60°毎の時点(0゜60’ 120’ 18
0’・・・360’)に着目し、その各時点の直前たる
A点の電流値1aと直後たるB点の電流値1bとの差(
Ib−1a)を検出し、この差が零即ち電流値1a、I
bが等しくなるように制御することで、第6図(b)に
示す如く力率が略1となるようにブラシレスモータ28
を運転させることができる。即ち、固定子巻線の端子電
圧から磁極位置を検出する従来のブラシレスモータの方
式と同等の運転を行なわせることかできるのである。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記のように構成された電動機駆動装置におい
ても、同期電動機のような電動機を制御する場合、その
電動機特性により、低速領域はど電圧に対して遅れ、進
み領域が狭くなるにもかかわらず、その低速領域でも所
定の電気角で検出するので、例えば負荷が急変した場合
、制御が遅れ、脱調状態が発生することがあり、電動機
を安定に駆動する上で大きな障害となっていた。
ても、同期電動機のような電動機を制御する場合、その
電動機特性により、低速領域はど電圧に対して遅れ、進
み領域が狭くなるにもかかわらず、その低速領域でも所
定の電気角で検出するので、例えば負荷が急変した場合
、制御が遅れ、脱調状態が発生することがあり、電動機
を安定に駆動する上で大きな障害となっていた。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、電動機の低速領
域では遅れ力率運転を行ない、所定領域まで速度が達し
たときに、力率が略1になるような運転を開始すること
が可能な電動機駆動装置を提供することを目的とする。
域では遅れ力率運転を行ない、所定領域まで速度が達し
たときに、力率が略1になるような運転を開始すること
が可能な電動機駆動装置を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明は、電源から供給さ
れる交流電力を直流に変換するコンバータ手段と、この
コンバータ手段からの直流電力を任意の周波数を有する
交流電力に変換するインバータ手段とを有し、前記イン
バータ手段からの交流電力により電動機を可変速制御す
る電動機駆動装置において、前記インバータ手段の直流
電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段から
の検出信号を基に、力率を演算する力率演算手段と、こ
の力率演算手段からの出力信号を、予め設定された基準
値に応じて補正する力率補正手段と、この力率補正手段
からの出力信号と前記予め設定された基準値とを基に出
力電圧を算出する算出手段とを具備することを特徴とす
る電動機駆動装置を提供する。
れる交流電力を直流に変換するコンバータ手段と、この
コンバータ手段からの直流電力を任意の周波数を有する
交流電力に変換するインバータ手段とを有し、前記イン
バータ手段からの交流電力により電動機を可変速制御す
る電動機駆動装置において、前記インバータ手段の直流
電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段から
の検出信号を基に、力率を演算する力率演算手段と、こ
の力率演算手段からの出力信号を、予め設定された基準
値に応じて補正する力率補正手段と、この力率補正手段
からの出力信号と前記予め設定された基準値とを基に出
力電圧を算出する算出手段とを具備することを特徴とす
る電動機駆動装置を提供する。
(作用)
このように構成された電動機駆動装置によれば、電動機
に印加される電圧の周波数の所定電気角(例えば60m
)毎の直前・直後に流れる直流電流の差を力率として得
、この直流電流差に速度基準に応じた補正値を加算して
電動機への印加電圧と周波数とを制御するので、電動機
の低速領域で例えば負荷が急変した場合でも、脱調を防
止でき、安心な制御が実現できる。
に印加される電圧の周波数の所定電気角(例えば60m
)毎の直前・直後に流れる直流電流の差を力率として得
、この直流電流差に速度基準に応じた補正値を加算して
電動機への印加電圧と周波数とを制御するので、電動機
の低速領域で例えば負荷が急変した場合でも、脱調を防
止でき、安心な制御が実現できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
なお、従来と同じ構成要件については、同−符号を付し
、その説明は省略する。
、その説明は省略する。
第1図に示すように本実施例の電動機駆動装置は同期電
動機を駆動する例である。
動機を駆動する例である。
まず、直流から交流に変換する直流リンク部に流れる電
流を電流センサ31により検出し、電流検出手段33へ
入力され、増幅及びサンプリング及ホールド等により波
形成形を行なう。前述したように、力率の違いにより第
6図に示すような電流波形となるため、力率が略1とな
るような運転をするには直流電流の差(IB−IA)が
零になるように、制御する必要がある。そこで、力率演
算手段回路34では、この電流の差を力率として演算す
る。
流を電流センサ31により検出し、電流検出手段33へ
入力され、増幅及びサンプリング及ホールド等により波
形成形を行なう。前述したように、力率の違いにより第
6図に示すような電流波形となるため、力率が略1とな
るような運転をするには直流電流の差(IB−IA)が
零になるように、制御する必要がある。そこで、力率演
算手段回路34では、この電流の差を力率として演算す
る。
次に、この値は力率補正手段40に入力される。
ここでは、速度指令値ω7も人力されており、速度に応
じて、前段で演算された力率の値に補正を加える。その
動作について、第2図を用いながら述べる。
じて、前段で演算された力率の値に補正を加える。その
動作について、第2図を用いながら述べる。
第2図は横軸に出力周波数、縦軸に出力電圧をとった電
圧(V)−周波数(F)特性である。
圧(V)−周波数(F)特性である。
点線が力率路1で運転したときの特性で点線より上が遅
れ力率領域、下が進み力率領域であり、又、本実施例で
は、任意の周波数f1を選び、0Hz−flHzまでの
間で、力率に補正を加える。
れ力率領域、下が進み力率領域であり、又、本実施例で
は、任意の周波数f1を選び、0Hz−flHzまでの
間で、力率に補正を加える。
外部から指令値ω3が与えられると、速度に逆比例した
値、例えば 補正量(ΔP)−GI X (fl −f)ここで、Δ
Pは補正量、Glはゲイン、fは指令値ω8で与えられ
る周波数を示す。
値、例えば 補正量(ΔP)−GI X (fl −f)ここで、Δ
Pは補正量、Glはゲイン、fは指令値ω8で与えられ
る周波数を示す。
ただし、f>flではΔP−0とする。
のように、速度が速いほど、補正量が比例的に少なくな
るような補正の方法を用いる。
るような補正の方法を用いる。
前段の力率演算手段34では、遅れ力率の場合、Ib−
Iaは負の値となり、電圧を下げる方向へ制御相しなけ
ればならない。逆に進み力率の場合、Ib−Iaは、正
の値となり電圧を上げる方向へ制御しなければならない
。従って、力率補正手段40では、前述の補正量ΔPを
このIb−1aに加えることにより、例えばIb−1a
−0即ち力率が略1ではΔP分だけ正の値となるため、
電圧を上げる方向、即ち力率路1では、ΔP分だけ正の
値となるため電圧を上げる方向、すなわち力率路1のポ
イントから遅れ力率へと移行する。そして、遅れ力率で
は、Ib−Iaの負の値にΔPが加わるため、負の値が
小さくなり電圧の下げる度合いが小さくなり、ΔPだけ
、そのまま遅れ力率領域に残ることになる。また、進み
力率では、Ib−1aの正の値にΔPが加わるため、電
圧の上げる度合いが大きくなり、遅れ力率領域へ移行す
る。
Iaは負の値となり、電圧を下げる方向へ制御相しなけ
ればならない。逆に進み力率の場合、Ib−Iaは、正
の値となり電圧を上げる方向へ制御しなければならない
。従って、力率補正手段40では、前述の補正量ΔPを
このIb−1aに加えることにより、例えばIb−1a
−0即ち力率が略1ではΔP分だけ正の値となるため、
電圧を上げる方向、即ち力率路1では、ΔP分だけ正の
値となるため電圧を上げる方向、すなわち力率路1のポ
イントから遅れ力率へと移行する。そして、遅れ力率で
は、Ib−Iaの負の値にΔPが加わるため、負の値が
小さくなり電圧の下げる度合いが小さくなり、ΔPだけ
、そのまま遅れ力率領域に残ることになる。また、進み
力率では、Ib−1aの正の値にΔPが加わるため、電
圧の上げる度合いが大きくなり、遅れ力率領域へ移行す
る。
なお、前述したように、低速はど補正量が多くなるため
、低速はど遅れ力率へと移行する度合いが増す。
、低速はど遅れ力率へと移行する度合いが増す。
また、この力率補正手段40では、出力周波数がQ−f
、Hzまでの範囲で、力率に補正が加えられ、V/F演
算手段35へ出力される。V/F演算手段35では、指
令値ω1により決まる電圧値に、前述の力率の値が制御
要素に組み込まれ、演算され、指令値ω1と力率によっ
て決定された電圧が得られる。
、Hzまでの範囲で、力率に補正が加えられ、V/F演
算手段35へ出力される。V/F演算手段35では、指
令値ω1により決まる電圧値に、前述の力率の値が制御
要素に組み込まれ、演算され、指令値ω1と力率によっ
て決定された電圧が得られる。
そして、指令値ω5と決定された電圧の値でドライブ回
路36を制御し、モータ28を駆動する。
路36を制御し、モータ28を駆動する。
このときの特性を第2図の実線で示し、0〜f1Hzで
は遅れ力率運転となる。
は遅れ力率運転となる。
尚、本実施例においては、力率補正手段40の補正の方
法で任意の周波数をf、の1カ所としたが、これに限ら
ず補正範囲を何等分かに分けても良い。また、それぞれ
の範囲で補正の定数や補正式を変えても良い。(速度:
と逆比例した式に限らず種々の変形が可能である。)さ
らに、速度だけに、力率が関係するようにしたが、これ
に限らず速度以外のパラメータで力率の補正を加えても
何ら問題はない。さらに、Ib−IaにΔPを加えるだ
けでなく (Ib−Ia)に速度等に比例したゲインを
乗算して、制御性の向上をはかっても良い。
法で任意の周波数をf、の1カ所としたが、これに限ら
ず補正範囲を何等分かに分けても良い。また、それぞれ
の範囲で補正の定数や補正式を変えても良い。(速度:
と逆比例した式に限らず種々の変形が可能である。)さ
らに、速度だけに、力率が関係するようにしたが、これ
に限らず速度以外のパラメータで力率の補正を加えても
何ら問題はない。さらに、Ib−IaにΔPを加えるだ
けでなく (Ib−Ia)に速度等に比例したゲインを
乗算して、制御性の向上をはかっても良い。
[発明の効果コ
以上述べたように、本発明によれば、力率補正手段によ
りインバータ手段直流電流の検出から得られる力率に、
任意の速度領域で任意の補正量を加算するようにしたの
で、力率が異なる運転かでき、負荷が急変しても、税調
を防止ができる。
りインバータ手段直流電流の検出から得られる力率に、
任意の速度領域で任意の補正量を加算するようにしたの
で、力率が異なる運転かでき、負荷が急変しても、税調
を防止ができる。
従って、電動機を安定に駆動させることができるという
優れた効果を奏する。
優れた効果を奏する。
第1図は、本発明の一実施例を示す概要構成図、第2図
は第1図に示した実施例の電圧(V)−周波数(F)特
性を示すグラフ、第3図及び第5図は従来の電動機駆動
装置の概要構成図、第4図は、第3図に示した装置の各
部の信号波形図、第6図は、第5図に示した装置の力率
が異なる状態での直流電流信号の波形図である。 1・・・3相交流電源、 2・・・全波整流回路(コンバータ手段)、7・・・イ
ンバータ回路(インバータ手段)、1・・・電流検出回
路、 32・・・直流増幅回路、3・・・電流検出手段
、 34・・・力率演算手段、5・・V/F演算手段(
算出手段)、 0・・・力率補正手段 第2図
は第1図に示した実施例の電圧(V)−周波数(F)特
性を示すグラフ、第3図及び第5図は従来の電動機駆動
装置の概要構成図、第4図は、第3図に示した装置の各
部の信号波形図、第6図は、第5図に示した装置の力率
が異なる状態での直流電流信号の波形図である。 1・・・3相交流電源、 2・・・全波整流回路(コンバータ手段)、7・・・イ
ンバータ回路(インバータ手段)、1・・・電流検出回
路、 32・・・直流増幅回路、3・・・電流検出手段
、 34・・・力率演算手段、5・・V/F演算手段(
算出手段)、 0・・・力率補正手段 第2図
Claims (1)
- 電源から供給される交流電力を直流に変換するコンバー
タ手段と、このコンバータ手段からの直流電力を任意の
周波数を有する交流電力に変換するインバータ手段とを
有し、前記インバータ手段からの交流電力により電動機
を可変速制御する電動機駆動装置において、前記インバ
ータ手段の直流電流を検出する電流検出手段と、この電
流検出手段からの検出信号を基に、力率を演算する力率
演算手段と、この力率演算手段からの出力信号を、予め
設定された基準値に応じて補正する力率補正手段と、こ
の力率補正手段からの出力信号と前記予め設定された基
準値とを基に出力電圧を算出する算出手段とを具備する
ことを特徴とする電動機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2049483A JPH03253291A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 電動機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2049483A JPH03253291A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 電動機駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253291A true JPH03253291A (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12832406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2049483A Pending JPH03253291A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 電動機駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03253291A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996003797A1 (fr) * | 1994-07-25 | 1996-02-08 | Daikin Industries, Ltd. | Moteur capable de produire un rendement eleve et procede de commande dudit moteur |
JP2000130058A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Shinsei Seiki Co Ltd | 電動式シャッターの制御装置 |
EP1292007A2 (en) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling a synchronous motor |
DE10153920B4 (de) * | 2001-11-02 | 2004-09-09 | Leopold Kostal Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Betrieb eines Steuergeräts |
CZ301173B6 (cs) * | 1998-01-30 | 2009-11-25 | Zpusob regulace trojfázového stroje bez mechanického otocného snímace |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2049483A patent/JPH03253291A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996003797A1 (fr) * | 1994-07-25 | 1996-02-08 | Daikin Industries, Ltd. | Moteur capable de produire un rendement eleve et procede de commande dudit moteur |
CZ301173B6 (cs) * | 1998-01-30 | 2009-11-25 | Zpusob regulace trojfázového stroje bez mechanického otocného snímace | |
JP2000130058A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Shinsei Seiki Co Ltd | 電動式シャッターの制御装置 |
EP1292007A2 (en) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling a synchronous motor |
EP1292007A3 (en) * | 2001-09-04 | 2005-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling a synchronous motor |
DE10153920B4 (de) * | 2001-11-02 | 2004-09-09 | Leopold Kostal Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Betrieb eines Steuergeräts |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940006168B1 (ko) | Ac 모터 제어장치 | |
JP4988329B2 (ja) | 永久磁石モータのビートレス制御装置 | |
KR102285041B1 (ko) | 인버터 제어 장치 및 모터 구동 시스템 | |
JP3984775B2 (ja) | インバータ装置 | |
KR960005691B1 (ko) | 전력 변환 장치 | |
JP2003061386A (ja) | 同期電動機駆動システム | |
US8928265B2 (en) | Sensorless field-oriented control (FOC) without current sampling for motors | |
JPH1023756A (ja) | 電圧形インバータ装置及びその制御方法 | |
CN106487299B (zh) | 具有滤波电容器电流的反馈补偿的马达驱动器矢量控制 | |
JP3333442B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
JP2018121421A (ja) | 同期モータの制御装置 | |
JP2002233180A (ja) | 電力変換装置 | |
JP3547117B2 (ja) | 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置 | |
JPH03253291A (ja) | 電動機駆動装置 | |
JP2017205017A (ja) | 空気調和機のモータ制御装置及び空気調和機 | |
JP4583257B2 (ja) | 交流回転機の制御装置 | |
JPH04364384A (ja) | 誘導電動機の抵抗推定起動装置 | |
JPH11275900A (ja) | 同期電動機の制御装置 | |
JPH1080180A (ja) | 同期電動機の制御方法及び装置 | |
JPH05103498A (ja) | 電動機制御装置 | |
JP2001078494A (ja) | Acモータ駆動装置のdcオフセット補正方法 | |
JP3206866B2 (ja) | インバータのデッドタイム補償方法 | |
JP5034888B2 (ja) | 同期電動機のV/f制御装置 | |
JP2004120854A (ja) | 電動機の制御装置 | |
JPH04156292A (ja) | 永久磁石形電動機の制御装置 |