JP3206866B2 - インバータのデッドタイム補償方法 - Google Patents
インバータのデッドタイム補償方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導電動機のコイ
ルに流れる電流を検出し、電流の極性に応じて指令電圧
を補正するインバータのデッドタイム補償方法に関す
る。
ルに流れる電流を検出し、電流の極性に応じて指令電圧
を補正するインバータのデッドタイム補償方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にインバータのデッドタイム補償方
法では、誘導電動機のコイル電流を検出し、その電流
が、正電流、零電流、負電流のいずれかを判断し、指令
電圧を補正するようにしてある。
法では、誘導電動機のコイル電流を検出し、その電流
が、正電流、零電流、負電流のいずれかを判断し、指令
電圧を補正するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方法では、
零電流検出幅が一定であるので、インバータが高容量で
誘導電動機が小容量の場合、一次電流が全て零電流検出
幅の中に入ってしまいデッドタイム補償ができなくなる
という問題があった。また、零電流電流を検出する回路
で、ノイズ対策のために、コンデンサと抵抗を用いたC
Rのフィルタ回路を通して検出していた。このため、検
出電流が高調波で、実際の電流よりも遅れて検出され
る。そのために、間違ったデッドタイム補償をするとい
う問題があった。
零電流検出幅が一定であるので、インバータが高容量で
誘導電動機が小容量の場合、一次電流が全て零電流検出
幅の中に入ってしまいデッドタイム補償ができなくなる
という問題があった。また、零電流電流を検出する回路
で、ノイズ対策のために、コンデンサと抵抗を用いたC
Rのフィルタ回路を通して検出していた。このため、検
出電流が高調波で、実際の電流よりも遅れて検出され
る。そのために、間違ったデッドタイム補償をするとい
う問題があった。
【0004】また、インバータと誘導電動機を接続する
配線が長くなると漏れ電流等よりインバータに流れる電
流が乱れて、デッドタイム補償ができないという問題が
あった。本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、
確実にデッドタイム補償が行なえるインバータのデッド
タイム補償方法を提供するにある。
配線が長くなると漏れ電流等よりインバータに流れる電
流が乱れて、デッドタイム補償ができないという問題が
あった。本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、
確実にデッドタイム補償が行なえるインバータのデッド
タイム補償方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、設定周波数に比例した指令
電圧に基づいて交流の電圧基準を発生する交流電圧演算
器と、この交流電圧演算器からの電圧基準に応じてPW
M制御を行い、誘導電動機を駆動するインバータと、誘
導電動機のコイルに流れる電流の極性を検出し、電流の
極性に応じた補正電圧で交流電圧演算器で上記指令電圧
を補正することにより交流電圧演算器の出力する電圧基
準を補正する際、零を中心として所定値の幅を持たせた
零電流検出幅に検出電流が所定時間存在するとき、零電
流であると検知し、その零電流を用いて上記補正を行う
デッドタイム補償方法において、インバータと誘導電動
機を接続する配線長で零電流検出幅を調整することを特
徴とし、インバータが高容量で誘導電動機が小容量の場
合、一次電流が全て零電流検出電流幅の中に入ってしま
うことなくデッドタイム補償ができ、特にインバータと
誘導電動機を接続する配線が長くなることによる電流の
乱れがおきてもデッドタイム補償ができる。
めに、請求項1の発明では、設定周波数に比例した指令
電圧に基づいて交流の電圧基準を発生する交流電圧演算
器と、この交流電圧演算器からの電圧基準に応じてPW
M制御を行い、誘導電動機を駆動するインバータと、誘
導電動機のコイルに流れる電流の極性を検出し、電流の
極性に応じた補正電圧で交流電圧演算器で上記指令電圧
を補正することにより交流電圧演算器の出力する電圧基
準を補正する際、零を中心として所定値の幅を持たせた
零電流検出幅に検出電流が所定時間存在するとき、零電
流であると検知し、その零電流を用いて上記補正を行う
デッドタイム補償方法において、インバータと誘導電動
機を接続する配線長で零電流検出幅を調整することを特
徴とし、インバータが高容量で誘導電動機が小容量の場
合、一次電流が全て零電流検出電流幅の中に入ってしま
うことなくデッドタイム補償ができ、特にインバータと
誘導電動機を接続する配線が長くなることによる電流の
乱れがおきてもデッドタイム補償ができる。
【0006】
【0007】請求項2の発明では、設定周波数に比例し
た指令電圧に基づいて交流の電圧基準を発生する交流電
圧演算器と、この交流電圧演算器からの電圧基準に応じ
てPWM制御を行い、誘導電動機を駆動するインバータ
と、誘導電動機のコイルに流れる電流の極性を検出し、
電流の極性に応じた補正電圧で交流電圧演算器で上記指
令電圧を補正することにより交流電圧演算器の出力する
電圧基準を補正する際、零を中心として所定値の幅を持
たせた零電流検出幅に検出電流が所定時間存在すると
き、零電流であると検知し、その零電流を用いて上記補
正を行うデッドタイム補償方法において、一次電流のピ
ーク値と、設定周波数と、インバータと誘導電動機を接
続する配線長とを夫々調整することで、零電流検出幅を
調整することを特徴とし、一次電流が全て零電流検出電
流幅の中に入ってしまうことなくデッドタイム補償がで
き、特に設定周波数を調整することで、検出電流が高調
波で、実際の電流よりも遅れて検出しても、デッドタイ
ム補償ができ、またインバータと誘導電動機を接続する
配線が長くなることによる電流の乱れがおきてもデッド
タイム補償ができる。
た指令電圧に基づいて交流の電圧基準を発生する交流電
圧演算器と、この交流電圧演算器からの電圧基準に応じ
てPWM制御を行い、誘導電動機を駆動するインバータ
と、誘導電動機のコイルに流れる電流の極性を検出し、
電流の極性に応じた補正電圧で交流電圧演算器で上記指
令電圧を補正することにより交流電圧演算器の出力する
電圧基準を補正する際、零を中心として所定値の幅を持
たせた零電流検出幅に検出電流が所定時間存在すると
き、零電流であると検知し、その零電流を用いて上記補
正を行うデッドタイム補償方法において、一次電流のピ
ーク値と、設定周波数と、インバータと誘導電動機を接
続する配線長とを夫々調整することで、零電流検出幅を
調整することを特徴とし、一次電流が全て零電流検出電
流幅の中に入ってしまうことなくデッドタイム補償がで
き、特に設定周波数を調整することで、検出電流が高調
波で、実際の電流よりも遅れて検出しても、デッドタイ
ム補償ができ、またインバータと誘導電動機を接続する
配線が長くなることによる電流の乱れがおきてもデッド
タイム補償ができる。
【0008】請求項3の発明では、請求項1、2の発明
において、零電流検出幅に上限値、下限値を設けたこと
を特徴とし、上限値を設けることにより、設定周波数が
基準周波数より大きくなることによって、一次電流が零
電流検出幅内に全て入ることを防ぎ、下限値を設けるこ
とにより、零電流検出幅が零にならないので、デッドタ
イム補償ができる。
において、零電流検出幅に上限値、下限値を設けたこと
を特徴とし、上限値を設けることにより、設定周波数が
基準周波数より大きくなることによって、一次電流が零
電流検出幅内に全て入ることを防ぎ、下限値を設けるこ
とにより、零電流検出幅が零にならないので、デッドタ
イム補償ができる。
【0009】請求項4の発明では、請求項1、2の発明
において、インバータと誘導電動機を接続する配線長を
電流変化で検出し、それに基づいて零電流検出幅を調整
することを特徴とし、また請求項5の発明では、請求項
1、2の発明において、インバータと誘導電動機を接続
する配線長を設定し、それに基づいて零電流検出幅を調
整することを特徴とし、零電流検出幅を調整することで
配線が長くなることによる電流波形の乱れたときもデッ
ドタイム補償ができる。
において、インバータと誘導電動機を接続する配線長を
電流変化で検出し、それに基づいて零電流検出幅を調整
することを特徴とし、また請求項5の発明では、請求項
1、2の発明において、インバータと誘導電動機を接続
する配線長を設定し、それに基づいて零電流検出幅を調
整することを特徴とし、零電流検出幅を調整することで
配線が長くなることによる電流波形の乱れたときもデッ
ドタイム補償ができる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1,2、4、
5の発明において、インバータと誘導電動機を接続する
配線長より、補正電圧の値を調整することを特徴とし、
配線長を設定または検出することによって、補正電圧の
値を調整することでデッドタイム補償ができる。
5の発明において、インバータと誘導電動機を接続する
配線長より、補正電圧の値を調整することを特徴とし、
配線長を設定または検出することによって、補正電圧の
値を調整することでデッドタイム補償ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態に基づいて
説明する。まず、インバータのデッドタイム補償につい
て説明する。インバータの出力電圧は、電圧指令に従っ
て制御される。しかし、後述する原因で出力電圧は電圧
指令値に対して制御誤差を生じる。その結果、誘導電動
機の回転速度やトルクの制御特性の劣化が起こる。
説明する。まず、インバータのデッドタイム補償につい
て説明する。インバータの出力電圧は、電圧指令に従っ
て制御される。しかし、後述する原因で出力電圧は電圧
指令値に対して制御誤差を生じる。その結果、誘導電動
機の回転速度やトルクの制御特性の劣化が起こる。
【0012】例えば、誘導電動機の駆動装置に用いられ
る一般的なインバータは、図5に示すように、フライホ
イール(回生)ダイオードD1 〜D6 が逆並列に接続さ
れた複数相=トランジスタなどのスイッチング素子Q1
〜Q6 をブリッジ接続して構成した主回路1と、この主
回路1のスイッチング素子Q1 〜Q6 の点弧を制御する
図示しないPWM制御回路とで構成してある。なお、主
回路1には整流回路3と平滑コンデンサ4とで三相交流
を直流に変換した電圧を電源として印加してある。
る一般的なインバータは、図5に示すように、フライホ
イール(回生)ダイオードD1 〜D6 が逆並列に接続さ
れた複数相=トランジスタなどのスイッチング素子Q1
〜Q6 をブリッジ接続して構成した主回路1と、この主
回路1のスイッチング素子Q1 〜Q6 の点弧を制御する
図示しないPWM制御回路とで構成してある。なお、主
回路1には整流回路3と平滑コンデンサ4とで三相交流
を直流に変換した電圧を電源として印加してある。
【0013】PWM制御回路では、図6(c)に示す制
御電圧信号aと三角波bとの比較によってPWM波形の
電圧指令信号を作成し、この電圧指令信号に応じて主回
路1のスイッチング素子Q1 〜Q6 の点弧を制御し、イ
ンバータ1の出力電圧を制御する。主回路1において、
電源(平滑コンデンサ4の両端)に直列に接続されたス
イッチング素子(例えばQ1 とQ2 )の転流時に両スイ
ッチング素子が同時に点弧状態にある期間が生じると、
その期間には電源短絡状態状態となる。そこで、この電
源短絡を防止するために、一方のスイッチング素子(例
えばQ1 )がターンオフして他方のスイッチング素子
(例えばQ2 )をターンオンさせるようにしてある。こ
の点弧遅れ時間がいわゆるインバータのデッドタイムで
ある。
御電圧信号aと三角波bとの比較によってPWM波形の
電圧指令信号を作成し、この電圧指令信号に応じて主回
路1のスイッチング素子Q1 〜Q6 の点弧を制御し、イ
ンバータ1の出力電圧を制御する。主回路1において、
電源(平滑コンデンサ4の両端)に直列に接続されたス
イッチング素子(例えばQ1 とQ2 )の転流時に両スイ
ッチング素子が同時に点弧状態にある期間が生じると、
その期間には電源短絡状態状態となる。そこで、この電
源短絡を防止するために、一方のスイッチング素子(例
えばQ1 )がターンオフして他方のスイッチング素子
(例えばQ2 )をターンオンさせるようにしてある。こ
の点弧遅れ時間がいわゆるインバータのデッドタイムで
ある。
【0014】この点を図6を用いてさらに説明する。い
ま、電流iが図5における矢印方向に流れる場合、制御
電圧信号aと三角波bとの比較によって得られるPWM
波形に従ってトランジスタQ1 、Q2 を交互にオン、オ
フするのに際し、スイッチンング素子Q1 とスイッチン
グ素子Q2 との接続点xが、負の電位から正の電位に変
化するのは、スイッチング素子Q1 のデッドタイムTD
だけ遅れる。逆に、電流iが図1の矢印と反対方向に流
れる場合には、接続点xが正の電位か負の電位に変化す
るまでに、スイッチング素子Q2 のデッドタイムTDだ
け遅れる。その結果、図6(d)に太い実線で示す希望
の波形に対して、図中斜線で示す部分がデッドタイムT
Dによりなくなったり、一部追加されたりして、図6
(f)に示す波形となってしまう。これは、図6(e)
に示すデッドタイムTDの幅のパルス状電圧が逆極性で
加わったものと等価となる。従って、インバータの出力
電圧は上記パルス状電圧により低下する。
ま、電流iが図5における矢印方向に流れる場合、制御
電圧信号aと三角波bとの比較によって得られるPWM
波形に従ってトランジスタQ1 、Q2 を交互にオン、オ
フするのに際し、スイッチンング素子Q1 とスイッチン
グ素子Q2 との接続点xが、負の電位から正の電位に変
化するのは、スイッチング素子Q1 のデッドタイムTD
だけ遅れる。逆に、電流iが図1の矢印と反対方向に流
れる場合には、接続点xが正の電位か負の電位に変化す
るまでに、スイッチング素子Q2 のデッドタイムTDだ
け遅れる。その結果、図6(d)に太い実線で示す希望
の波形に対して、図中斜線で示す部分がデッドタイムT
Dによりなくなったり、一部追加されたりして、図6
(f)に示す波形となってしまう。これは、図6(e)
に示すデッドタイムTDの幅のパルス状電圧が逆極性で
加わったものと等価となる。従って、インバータの出力
電圧は上記パルス状電圧により低下する。
【0015】上記パルス状電圧は、図6(a)に示す回
転磁束より角度φだけ位相が進んだ電流iの極性と関係
がある。この角度φは図7に示すd軸電流(励磁電流)
とq軸電流(トルク電流)のなす角度φである。ここ
で、電流iが正のときはパルス状電圧が負、電流iが負
の時はパルス状電圧が正である。このパルス状電圧は方
形波電圧に近似でき、その振幅△Vは、△V=Ed×t
d×fc(Edはパルス状電圧、tdはパルス幅、fc
は周波数)となる。そこで、その電流iの極性に応じ
て、近似された方形波電圧(補正電圧)を加えることに
より、電流iが零と検出されたときに今まで補正してい
た極性と反対極性の方形波電圧(補正電圧)を加える。
ただし、零電流のときの補正は、電流iが零と検出され
たときに、今まで補正していた極性と反対の方形波電圧
(補正電圧)を加える。このようにしてインバータのデ
ッドタイムによる出力電圧の低下を防止する補償を行っ
ている。
転磁束より角度φだけ位相が進んだ電流iの極性と関係
がある。この角度φは図7に示すd軸電流(励磁電流)
とq軸電流(トルク電流)のなす角度φである。ここ
で、電流iが正のときはパルス状電圧が負、電流iが負
の時はパルス状電圧が正である。このパルス状電圧は方
形波電圧に近似でき、その振幅△Vは、△V=Ed×t
d×fc(Edはパルス状電圧、tdはパルス幅、fc
は周波数)となる。そこで、その電流iの極性に応じ
て、近似された方形波電圧(補正電圧)を加えることに
より、電流iが零と検出されたときに今まで補正してい
た極性と反対極性の方形波電圧(補正電圧)を加える。
ただし、零電流のときの補正は、電流iが零と検出され
たときに、今まで補正していた極性と反対の方形波電圧
(補正電圧)を加える。このようにしてインバータのデ
ッドタイムによる出力電圧の低下を防止する補償を行っ
ている。
【0016】次に本発明の基本である零電流検出とデッ
ドタイム補償について説明する。まず電流が流れ始める
と、その電流を電流検出器で検出して電流の極性を決定
し、その極性を用いて補正電圧の極性を決定するが、そ
の電流の極性の検出方法は、電流検出器で検出した電流
にノイズの影響があることを考慮して、図8のように零
電流検出幅を設け、ヒステリシスを持たせている。図8
の(b)は同図(a)の枠イ内の拡大図である。いま、
図9のように、検出電流が正極性から負極性に流れてい
るものとする。検出電流が零電流検出幅内に入ったとき
から、ある時間連続してこの零電流検出時間内に存在し
たとき、零電流であるとして検出する。このある時間の
ことを零電流検出時間と呼ぶ。次に、検出電流がある時
間連続して零電流検出幅外の負極性側に存在したなら、
負電流であると検出する。このある時間のことを、正負
電流検出時間と呼ぶ。さらに負電流が検出されてから、
ある時間連続して検出電流が零、電流検出幅内に存在し
ない限り、負電流であるとして検出する。この時間のこ
とを正負電流保持時間と呼ぶ。ここで、検出電流にノイ
ズが入ったときには、図10のような方法で、零電流お
よび正負電流を検出する。つまりは、一旦零電流検出幅
内に検出電流が入って、零電流検出時間を経過する前
に、零電流検出幅外のノイズが入った場合には、ノイズ
が入った時点から新たに零電流検出時間を計り直す。ま
た、正負電流検出時間にも、零電流検出幅内のノイズが
入った場合、新たに正負電流検出時間を計り直す。この
場合、より速く零電流を検出し、正負電流保持時間を長
くすることが望ましい。その一つの方法として、図11
のように、零電流検出時間および正負電流保持時間で
は、ノイズを無視し、正負電流検出時間では、その時間
を計り直す。
ドタイム補償について説明する。まず電流が流れ始める
と、その電流を電流検出器で検出して電流の極性を決定
し、その極性を用いて補正電圧の極性を決定するが、そ
の電流の極性の検出方法は、電流検出器で検出した電流
にノイズの影響があることを考慮して、図8のように零
電流検出幅を設け、ヒステリシスを持たせている。図8
の(b)は同図(a)の枠イ内の拡大図である。いま、
図9のように、検出電流が正極性から負極性に流れてい
るものとする。検出電流が零電流検出幅内に入ったとき
から、ある時間連続してこの零電流検出時間内に存在し
たとき、零電流であるとして検出する。このある時間の
ことを零電流検出時間と呼ぶ。次に、検出電流がある時
間連続して零電流検出幅外の負極性側に存在したなら、
負電流であると検出する。このある時間のことを、正負
電流検出時間と呼ぶ。さらに負電流が検出されてから、
ある時間連続して検出電流が零、電流検出幅内に存在し
ない限り、負電流であるとして検出する。この時間のこ
とを正負電流保持時間と呼ぶ。ここで、検出電流にノイ
ズが入ったときには、図10のような方法で、零電流お
よび正負電流を検出する。つまりは、一旦零電流検出幅
内に検出電流が入って、零電流検出時間を経過する前
に、零電流検出幅外のノイズが入った場合には、ノイズ
が入った時点から新たに零電流検出時間を計り直す。ま
た、正負電流検出時間にも、零電流検出幅内のノイズが
入った場合、新たに正負電流検出時間を計り直す。この
場合、より速く零電流を検出し、正負電流保持時間を長
くすることが望ましい。その一つの方法として、図11
のように、零電流検出時間および正負電流保持時間で
は、ノイズを無視し、正負電流検出時間では、その時間
を計り直す。
【0017】以上の説明では検出電流が正極性から負極
性に流れる場合について説明したが、検出電流が負極性
から正極性に流れるときも同様の処理を行う。これによ
り、正電流の時は正の補正電圧を、負電流の時は負の補
正電圧を、零電流のときは、正電流から零電流になった
とき負の補正電圧を、負電流から零電流になったとき正
の補正電圧をすることにより図12のようにデッドタイ
ム補償ができる。図12(a)中細線イは補正されてい
ない指令電圧を示し、太線ロは補正された指令電圧を示
し、ΔVは補正電圧を示す。図12(b)は一次電流を
示す。これが電流による補正である。
性に流れる場合について説明したが、検出電流が負極性
から正極性に流れるときも同様の処理を行う。これによ
り、正電流の時は正の補正電圧を、負電流の時は負の補
正電圧を、零電流のときは、正電流から零電流になった
とき負の補正電圧を、負電流から零電流になったとき正
の補正電圧をすることにより図12のようにデッドタイ
ム補償ができる。図12(a)中細線イは補正されてい
ない指令電圧を示し、太線ロは補正された指令電圧を示
し、ΔVは補正電圧を示す。図12(b)は一次電流を
示す。これが電流による補正である。
【0018】次に、本発明の実施形態を図1に示す具体
構成に基づいて説明する。本実施形態の構成は、設定周
波数に比例した指令電圧Vに変換し出力するV/F変換
器5と、設定周波数を積分して電圧の位相角θを求める
位相角演算器12と、交流の電圧基準Vu* ,Vv* ,
Vw* を出力する交流電圧演算器13と、電圧基準Vu
* ,Vv* ,Vw* を基に、PWM制御を行い、誘導電
動機2を駆動するトランジスタ等のスイッチング素子で
構成されたインバータ1と、三相の電流iu,iv,i
wを検出する検出器6と、検出器6から出力される三相
電流iu,iv,iwから絶対値の最大値を一次電流ピ
ーク値として後記の零電流検出幅演算器11に出力する
一次電流ピーク値演算器7と、三相の電流からインバー
タ1と誘導電動機2の配線長を検出する配線長検出器8
と、配線長検出器8で検出された配線長或いは外部から
設定された配線長を記憶しておく記憶器9と、設定周波
数ωr* を設定且つ記憶し、V/F変換器5と位相角演
算器12と零電流検出幅演算器11へ設定周波数ωr*
を出力する周波数設定器10と、設定周波数ωr*及び
一次電流ピーク値及び配線長から零電流検出幅を演算
し、交流電圧演算器13に出力する零電流検出幅演算器
11とから構成される。
構成に基づいて説明する。本実施形態の構成は、設定周
波数に比例した指令電圧Vに変換し出力するV/F変換
器5と、設定周波数を積分して電圧の位相角θを求める
位相角演算器12と、交流の電圧基準Vu* ,Vv* ,
Vw* を出力する交流電圧演算器13と、電圧基準Vu
* ,Vv* ,Vw* を基に、PWM制御を行い、誘導電
動機2を駆動するトランジスタ等のスイッチング素子で
構成されたインバータ1と、三相の電流iu,iv,i
wを検出する検出器6と、検出器6から出力される三相
電流iu,iv,iwから絶対値の最大値を一次電流ピ
ーク値として後記の零電流検出幅演算器11に出力する
一次電流ピーク値演算器7と、三相の電流からインバー
タ1と誘導電動機2の配線長を検出する配線長検出器8
と、配線長検出器8で検出された配線長或いは外部から
設定された配線長を記憶しておく記憶器9と、設定周波
数ωr* を設定且つ記憶し、V/F変換器5と位相角演
算器12と零電流検出幅演算器11へ設定周波数ωr*
を出力する周波数設定器10と、設定周波数ωr*及び
一次電流ピーク値及び配線長から零電流検出幅を演算
し、交流電圧演算器13に出力する零電流検出幅演算器
11とから構成される。
【0019】而して零電流検出幅は、零電流検出幅演算
器11で次のように演算される。つまり零電流検出幅演
算器11は図2に示す如く、一次電流ピーク値演算器7
から出力された一次電流のピーク値と、周波数設定器1
0から出力される設定周波数ωr* と、記憶器9から出
力される配線長と、あらかじめ設定されている基準周波
数と基準配線長と上下限値から式(1)を基に求める。
図2中イは式(1)による演算値を示す。
器11で次のように演算される。つまり零電流検出幅演
算器11は図2に示す如く、一次電流ピーク値演算器7
から出力された一次電流のピーク値と、周波数設定器1
0から出力される設定周波数ωr* と、記憶器9から出
力される配線長と、あらかじめ設定されている基準周波
数と基準配線長と上下限値から式(1)を基に求める。
図2中イは式(1)による演算値を示す。
【0020】
【数1】
【0021】(1) この零電流検出幅を用いて、上述したデッドタイム補償
を行う。また、配線長を考慮しないデッドタイム補償を
行うと、一次電流は配線長が短い場合には図3(a)の
ようになり、配線長が短い場合には図3(b)のように
なる。そこで、配線長を検出する方法であるが、図4
(a)に示すようにデッドタイム補償をしない指令電圧
に基づく電圧を誘導電動機2に印加し、指令電圧が零に
なってから一次電流が零になるまでの時間を配線長検出
器8で検出し、その時間と定数を乗算することにより求
める(図4(b)は配線長の短い場合の一次電流を、ま
た図4(c)は配線長の長い場合の一次電流を示し、上
記時間はこれら図で示すA部分の時間である)。
を行う。また、配線長を考慮しないデッドタイム補償を
行うと、一次電流は配線長が短い場合には図3(a)の
ようになり、配線長が短い場合には図3(b)のように
なる。そこで、配線長を検出する方法であるが、図4
(a)に示すようにデッドタイム補償をしない指令電圧
に基づく電圧を誘導電動機2に印加し、指令電圧が零に
なってから一次電流が零になるまでの時間を配線長検出
器8で検出し、その時間と定数を乗算することにより求
める(図4(b)は配線長の短い場合の一次電流を、ま
た図4(c)は配線長の長い場合の一次電流を示し、上
記時間はこれら図で示すA部分の時間である)。
【0022】また、配線長によって、 (配線長一基準配線長)/基準配線長×補正電圧 の式から求めた補正電圧を加えることでも、配線長が長
くなってもデッドタイム補償がうまくできる。
くなってもデッドタイム補償がうまくできる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、零電流検出幅の調整
は、インバータと誘導電動機を接続する配線で調整する
ため、配線長により電流の乱れがおきてもデッドタイム
補償ができるという効果がある。
は、インバータと誘導電動機を接続する配線で調整する
ため、配線長により電流の乱れがおきてもデッドタイム
補償ができるという効果がある。
【0024】請求項2の発明は、一次電流のピーク値
と、設定周波数と、インバータと誘導電動機を接続する
配線長とを夫々調整するこで零電流検出幅を調整するの
で、検出電流が高調波で、実際の電流よりも遅れて検出
しても、デッドタイム補償ができる上に、インバータと
誘導電動機を接続する配線が長くなることによる電流の
乱れがおきてもデッドタイム補償ができる。
と、設定周波数と、インバータと誘導電動機を接続する
配線長とを夫々調整するこで零電流検出幅を調整するの
で、検出電流が高調波で、実際の電流よりも遅れて検出
しても、デッドタイム補償ができる上に、インバータと
誘導電動機を接続する配線が長くなることによる電流の
乱れがおきてもデッドタイム補償ができる。
【0025】
【0026】請求項3の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、零電流検出幅に上限値、下限値を設けたので、
上限値を設けることにより、設定周波数が基準周波数よ
り大きくなることによって、一次電流が零電流検出幅内
に全て入ることを防ぎ、下限値を設けることにより、零
電流検出幅が零にならないので、デッドタイム補償がで
きるという効果がある。
おいて、零電流検出幅に上限値、下限値を設けたので、
上限値を設けることにより、設定周波数が基準周波数よ
り大きくなることによって、一次電流が零電流検出幅内
に全て入ることを防ぎ、下限値を設けることにより、零
電流検出幅が零にならないので、デッドタイム補償がで
きるという効果がある。
【0027】請求項4の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、インバータと誘導電動機を接続する配線長を電
流変化で検出し、それに基づいて零電流検出幅を調整す
るので、また請求項5の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、インバータと誘導電動機を接続する配線長を設
定し、それに基づいて零電流検出幅を調整するので、零
電流検出幅を調整することで配線が長くなることによる
電流波形の乱れたときもデッドタイム補償ができるとい
う効果がある。
おいて、インバータと誘導電動機を接続する配線長を電
流変化で検出し、それに基づいて零電流検出幅を調整す
るので、また請求項5の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、インバータと誘導電動機を接続する配線長を設
定し、それに基づいて零電流検出幅を調整するので、零
電流検出幅を調整することで配線が長くなることによる
電流波形の乱れたときもデッドタイム補償ができるとい
う効果がある。
【0028】請求項6の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、インバータと誘導電動機を接続する配線長よ
り、補正電圧の値を調整するので、配線長を設定または
検出することによって、補正電圧の値を調整することで
デッドタイム補償ができるという効果がある。
おいて、インバータと誘導電動機を接続する配線長よ
り、補正電圧の値を調整するので、配線長を設定または
検出することによって、補正電圧の値を調整することで
デッドタイム補償ができるという効果がある。
【図1】本発明の実施形態の構成図である。
【図2】同上の零電流検出幅の説明図である。
【図3】同上の配線長の違いによる一次電流の説明図で
ある。
ある。
【図4】同上の配線長の検出方法の説明図である。
【図5】インバータの主回路の回路図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】電流を励磁電流とトルク電流とに分離した場合
の説明図である。
の説明図である。
【図8】零電流の検出方法の説明図である。
【図9】具体的な零電流の検出方法の説明図である。
【図10】具体的な零電流の検出方法の説明図である。
【図11】具体的な零電流の検出方法の説明図である。
【図12】一次電流と補正電圧の関係説明図である。
1 インバータ 2 誘導電動機 5 V/F変換器 6 検出器 7 一次電流ピーク値演算器 8 配線長検出器 9 記憶器 10 周波数設定器 11 零電流検出幅演算器 12 位相角演算器 13 交流電圧演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−176593(JP,A) 特開 平5−184157(JP,A) 特開 平7−99793(JP,A) 特開 平6−32580(JP,A) 特開 平9−47064(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/537 H02P 5/41 302
Claims (6)
- 【請求項1】設定周波数に比例した指令電圧に基づいて
交流の電圧基準を発生する交流電圧演算器と、この交流
電圧演算器からの電圧基準に応じてPWM制御を行い、
誘導電動機を駆動するインバータと、誘導電動機のコイ
ルに流れる電流の極性を検出し、電流の極性に応じた補
正電圧で交流電圧演算器で上記指令電圧を補正すること
により交流電圧演算器の出力する電圧基準を補正する
際、零を中心として所定値の幅を持たせた零電流検出幅
に検出電流が所定時間存在するとき、零電流であると検
知し、その零電流を用いて上記補正を行うデッドタイム
補償方法において、インバータと誘導電動機を接続する
配線長で零電流検出幅を調整することを特徴するインバ
ータのデッドタイム補償方法。 - 【請求項2】設定周波数に比例した指令電圧に基づいて
交流の電圧基準を発生する交流電圧演算器と、この交流
電圧演算器からの電圧基準に応じてPWM制御を行い、
誘導電動機を駆動するインバータと、誘導電動機のコイ
ルに流れる電流の極性を検出し、電流の極性に応じた補
正電圧で交流電圧演算器で上記指令電圧を補正すること
により交流電圧演算器の出力する電圧基準を補正する
際、零を中心として所定値の幅を持たせた零電流検出幅
に検出電流が所定時間存在するとき、零電流であると検
知し、その零電流を用いて上記補正を行うデッドタイム
補償方法において、一次電流のピーク値と、設定周波数
と、インバータと誘導電動機を接続する配線長とを夫々
調整することで零電流検出幅を調整することを特徴とす
るインバータのデッドタイム補償方法。 - 【請求項3】零電流検出幅に上限値、下限値を設けたこ
とを特徴とする請求項1、2記載のインバータのデッド
タイム補償方法。 - 【請求項4】インバータと誘導電動機を接続する配線長
を電流変化で検出し、それに基づいて零電流検出幅を調
整することを特徴とする請求項1、2記載のインバータ
のデッドタイム補償方法。 - 【請求項5】インバータと誘導電動機を接続する配線長
を設定し、それに基づいて零電流検出幅を調整すること
を特徴とする請求項1、2記載のインバータのデッドタ
イム補償方法。 - 【請求項6】インバータと誘導電動機を接続する配線長
より、補正電圧の値を調 整することを特徴とする請求項
1、2、4、5記載のインバータのデッドタイム補償
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19333895A JP3206866B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | インバータのデッドタイム補償方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19333895A JP3206866B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | インバータのデッドタイム補償方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947039A JPH0947039A (ja) | 1997-02-14 |
JP3206866B2 true JP3206866B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=16306239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19333895A Expired - Fee Related JP3206866B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | インバータのデッドタイム補償方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3206866B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101996223B1 (ko) * | 2017-08-30 | 2019-07-04 | (주)빌리언이십일 | 물김 활성화 자동처리장치 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003033043A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-31 | Ebara Densan Ltd | インバータ装置 |
JP2003047256A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Ebara Densan Ltd | インバータ装置 |
US8035334B2 (en) | 2006-10-31 | 2011-10-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power converter |
JP7049963B2 (ja) * | 2018-08-21 | 2022-04-07 | 東芝シュネデール・インバータ株式会社 | 電力変換装置 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19333895A patent/JP3206866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101996223B1 (ko) * | 2017-08-30 | 2019-07-04 | (주)빌리언이십일 | 물김 활성화 자동처리장치 |
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JPH0947039A (ja) | 1997-02-14 |
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