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JP2001027495A - 熱交換器用タンクと出口管との接合部 - Google Patents

熱交換器用タンクと出口管との接合部

Info

Publication number
JP2001027495A
JP2001027495A JP11201890A JP20189099A JP2001027495A JP 2001027495 A JP2001027495 A JP 2001027495A JP 11201890 A JP11201890 A JP 11201890A JP 20189099 A JP20189099 A JP 20189099A JP 2001027495 A JP2001027495 A JP 2001027495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet pipe
tank
heat exchanger
outlet
tubular portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11201890A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kojima
一浩 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP11201890A priority Critical patent/JP2001027495A/ja
Publication of JP2001027495A publication Critical patent/JP2001027495A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
    • F16L58/04Coatings characterised by the materials used
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines
    • F28F9/0256Arrangements for coupling connectors with flow lines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器を構成するタンク2に接合した出口
管10の端縁に、流体が直接衝突する事を防止して、こ
の出口管10の端縁に腐食等の損傷が発生する事を防止
する。 【解決手段】 接合用ブラケット11aに、上記タンク
2に形成した貫通孔13に挿入する為の第一の筒部21
と、上記出口管10の端部を挿入させる為の第二の筒部
22とを設ける。この第二の筒部22に挿入した出口管
10の端部の内径寸法Dを、上記第一の筒部21の内径
寸法d以上(D≧d)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の空気調
和装置に組み込まれてヒータコア等として使用される熱
交換器を構成するタンクと、同じく、このタンクの内部
から冷却水の如き腐食性流体を排出する出口管との接合
部に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の空気調和装置には、ヒータコ
ア等の熱交換器を組み込む。この様な熱交換器として従
来から、図3に示す様な構造のものが広く使用されてい
る。この熱交換器1は、それぞれがアルミニウム合金製
の構成部材同士を組み合わせた状態で、これら各構成部
材同士をろう付けにより一体接合して成る。この様な熱
交換器1は、互いに平行に配置された1対のアルミニウ
ム合金製のタンク2、2を備え、このタンク2、2同士
の間に、複数の伝熱管3、3とコルゲート型のフィン
4、4とを交互に配置して、コア部5を構成している。
これら伝熱管3、3の両端部(図3の上下両端部)は、
それぞれ上記1対のタンク2、2を液密に貫通し、それ
ぞれの内側通路をこれらタンク2、2の内部に連通させ
ている。
【0003】又、上記1対のタンク2、2のうち、一方
(図3の上方)のタンク2は、内側中間部に仕切板6を
設け、この一方のタンク2内を入口室7と出口室8とに
2分割している。そして、この一方のタンク2の壁板部
の上面で、それぞれ上記入口室7及び出口室8に対応す
る位置に、貫通孔を設けている。そして、これら各貫通
孔に直接、若しくは図示しない接合用ブラケットを介し
て、入口管9及び出口管10を液密に接続固定してい
る。この様な熱交換器1は、上記各構成部材の当接部分
を互いにろう付けする事により、これら各構成部材同士
を一体的に接合する。このろう付け作業は加熱炉内で同
時に行なう。又、ろう付けの為のろう材は、互いに当接
する部材のうちの一方の部材を構成するクラッド材のろ
う材層により供給する。
【0004】上述の様に構成する熱交換器1を、ヒータ
コアとして使用する場合の作用は、次の通りである。車
室内の暖房を行なう際には、エンジンのウォータージャ
ケット内で温められた冷却水を、図示しない配管から上
記入口管9を介して上記入口室7に送り込む。この冷却
水は、上記入口室7側にそれぞれの一端(図3の上端)
を通じさせた伝熱管3、3を通り、他方(図3の下方)
のタンク2側へと移送され、更に、上記出口室8側にそ
れぞれの一端(図3の上端)を通じさせた伝熱管3、3
を通り、この出口室8に達する。そして、この出口室8
側に設けた出口管10から図示しない配管を通り再びエ
ンジンのウォータージャケットに戻る。この様に冷却水
を流通させる事により、前記コア部5の温度が上昇する
為、このコア部5を構成する伝熱管3、3及びフィン
4、4の間に空気を流せば、この空気を加温し、室内を
暖房できる。
【0005】又、図4は、上記タンク2と上記入口管9
又は出口管10との接合部の具体的構造の1例を示して
いる。この従来構造の接合部の場合、上記入口管9又は
出口管10を、接合用ブラケット11を介して上記タン
ク2の壁板部12に形成した貫通孔13に接合してい
る。この接合用ブラケット11は、上記壁板部12に対
する上記入口管9又は出口管10の支持強度を確保等す
る為の部材である。この様な接合用ブラケット11は、
アルミニウム合金製の板材に絞り加工等を施す事によ
り、断面クランク形で全体を筒状に形成している。即
ち、この接合用ブラケット11は、上記貫通孔13にほ
ぼ隙間なく挿通自在な円筒状の筒部14と、この筒部1
4の基端縁(図4の上端縁)から直径方向外方に広がる
状態で形成した円輪部15と、この円輪部15の外周縁
から軸方向に関し上記筒部14と反対側に延出する状態
で形成した抱持部16とを備える。このうちの抱持部1
6は、上記入口管9又は出口管10を上記接合用ブラケ
ット11に対して結合する為の部位であり、これら入口
管9又は出口管10を結合固定する以前の状態では、全
長に亙り単なる円筒状に形成している{先端部(図4の
上端部)に後述するかしめ部17を形成していない}。
【0006】この様な接合用ブラケット11を上記壁板
部12に接合固定する場合には、上記筒部14を上記貫
通孔13に挿通し、これら筒部14の外周面と貫通孔1
3の内周面とを全周に亙りろう付けする。尚、図示の例
では、この貫通孔13をバーリング加工により形成する
事で、この貫通孔13の周縁部に、上記壁板部12の外
面(図4の上面)側に突出する短円筒状の折れ曲がり部
18を形成している。これにより、上記貫通孔13の内
周面と上記筒部14の外周面とのろう付け面積を確保し
ている。尚、この様な筒部14と貫通孔13とのろう付
けは、上述した熱交換器を構成する各部材のろう付けと
同時に行なう。
【0007】又、上記入口管9及び出口管10は、それ
ぞれアルミニウム合金製の板材により全体を円筒状に造
っている。又、これら入口管9及び出口管10の一端寄
り部(図4の下端寄り部)外周面には、外向フランジ状
の鍔部19を設けている。図示の例では、この鍔部19
を、これら入口管9及び出口管10を構成する板材の一
部を全周に亙り直径方向外方に座屈変形させる事により
形成している。この様な入口管9又は出口管10を上記
接合用ブラケット11に結合する場合には、先ず、これ
ら入口管9又は出口管10の一端部を上記筒部14内に
挿入する。これと共に、これら入口管9又は出口管10
の外周面に形成した鍔部19と上記接合用ブラケット1
1を構成する円輪部15との間で、Oリング20を弾性
的に圧縮する。これにより、上記第二の円筒部10の内
周面と上記入口管9又は出口管10の外周面との間をシ
ールする。次いで、上記抱持部16の先端部を直径方向
内方に塑性変形させてかしめ部17を形成し、このかし
め部17により上記鍔部12の片面(図4の上面)を抑
え付ける。これにより、上記入口管9又は出口管10
が、上記接合用ブラケット11に対してがたつきなく結
合固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来の接
合部の構造を、入口管9に対して適用する場合には、特
に不都合を生じないが、出口管10に適用する場合に
は、以下の様な不都合を生じる可能性がある。即ち、図
4に示した従来構造の場合、接合用ブラケット11を構
成する筒部14の内径寸法φは、軸方向に亙り一定であ
る。この為、タンク2の出口室8(図3)から流体が送
り出される際、この出口室8から上記筒部14に流入し
た流体が、図4に矢印で示す様に、上記出口管10の一
端縁に直接衝突する。上記出口室8から上記筒部14に
流入した流体の流速は大きくなる為、この様な流体が上
記出口管10の一端縁に直接衝突すると、この出口管1
0の一端縁に、機械的な破壊作用並びに化学的な腐食作
用に基づく局部的な損傷(エロージョン)が発生する可
能性がある。特に、熱交換器がヒータコアである場合
等、この熱交換器の内部を流通する流体が冷却水等の腐
食性流体である場合には、上記腐食作用に基づく損傷が
大きくなる。本発明は、上述の様な事情に鑑みて、上記
出口管10の一端縁に上記流体が直接衝突しない構造を
実現し、この出口管10の一端縁の損傷を防止すべく発
明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器用タン
クと出口管との接合部は、熱交換器を構成するアルミニ
ウム合金製のタンクのうち、この熱交換器内に送り込ま
れた流体の出口室に対応する部分の壁板部に形成された
貫通孔と、この壁板部の一部でこの貫通孔を形成した部
分と対応する部分に固定されるアルミニウム合金製の接
合用ブラケットと、この接合用ブラケットを介して上記
壁板部に接合される、上記出口室から上記流体を送り出
す為のアルミニウム合金製の出口管とから成る。このう
ちの接合用ブラケットは、筒部を有し、この筒部を上記
貫通孔に整合させ且つ上記壁板部との間を液密に接合し
た状態で、この壁板部に固定しており、上記出口管は、
その一端部を上記筒部内に、これら出口管の一端部と筒
部との間の液密を保持しつつ挿入した状態でこの接合用
ブラケットに固定している。
【0010】特に、本発明の熱交換器用タンクと出口管
との接合部に於いては、上記筒部は、上記タンク側に配
置される第一の筒部と、この第一の筒部よりも大径で、
且つ、その内径側に上記出口管の一端部を挿入自在な第
二の筒部と、これら第一の筒部と第二の筒部との端部同
士を連続させる連続部とから成るものであり、上記第二
の筒部に挿入した上記出口管の一端部の内径寸法を、上
記第一の筒部の内径寸法以上の大きさに規制している。
好ましくは、上記第二の筒部に挿入した上記出口管の一
端部の内径寸法を、上記第一の筒部の内径寸法と同じに
するか、或は、僅かに大きく(例えば、内径寸法の差
を、出口管を構成する板材の厚さ以下に)する(大きく
し過ぎない)。
【0011】尚、熱交換器内を流通する流体が腐食性流
体である場合には、この熱交換器を構成するタンクを構
成する板材と、接合用ブラケットを構成する板材と、出
口管を構成する板材とのそれぞれの表面のうち、少なく
とも上記腐食性流体と接触する部分のほぼ全面に、犠牲
腐食材の層を形成するのが好ましい。
【0012】
【作用】上述の様に構成する本発明の熱交換器用タンク
と出口管との接合部の場合には、接合用ブラケットを構
成する第二の筒部に挿入した出口管の一端部の内径寸法
を、この接合用ブラケットを構成する第一の筒部の内径
寸法以上の大きさに規制している。この為、タンク内か
ら第一の筒部内に流入した流体が、上記金属製出口管の
端縁に直接衝突する事はない。この為、この出口管の一
端縁に腐食等による損傷が発生する事を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の第
1例を示している。尚、本発明の特徴は、接合用ブラケ
ット11aを構成する筒部14aの形状、並びに、この
筒部14aの内径寸法と出口管10の一端部の内径寸法
との大小関係を規制する事により、タンク2内から上記
筒部14a内に送り出される流体が、上記出口管10の
一端縁に直接衝突しない様にした点にある。その他の部
分の構造及び作用に就いては、前述の図4に示した従来
構造と同様であるから、同等部分には同一符号を付して
重複する部分の説明を省略若しくは簡略にし、以下、本
発明の特徴部分に就いて説明する。
【0014】本例の場合、アルミニウム合金製の板材に
より形成した、上記接合用ブラケット11aを構成する
筒部14aは、この筒部14aの先半部(図1の下半
部)に設けた円筒状の第一の筒部21と、同じく基半部
(図1の上半部)に設けた、この第一の筒部21よりも
大径で円筒状の第二の筒部22と、これら第一の筒部2
1と第二の筒部22との端縁同士を連続させる円輪状の
連続部23とから成る。このうちの第一の筒部21は、
上記タンク2の壁板部12に設けた貫通孔13にほぼ隙
間なく挿通自在としており、図示の接合状態で、これら
第一の筒部21の外周面と貫通孔13の内周面とをろう
付けしている。ろう付けの為のろう材は、上記タンク2
と上記接合用ブラケット11aとの少なくとも一方の部
材を構成するクラッド材のろう材層により供給する。
【0015】又、上記第二の筒部22は、その内径側に
上記出口管10の一端部を挿入自在としている。又、本
例の場合も、図示の接合状態で、これら第二の筒部22
と出口管10の一端部との間を、上記接合用ブラケット
11aを構成する円輪部15と上記出口管10の一端寄
り部外周面に設けた鍔部19との間で圧縮したOリング
20によりシールしている。又、本例の場合、上記出口
管10の一端部の内径寸法Dを、上記第一の筒部21の
内径寸法dと同じ(D=d)にするか、或は僅かに大き
く(D>d)している。実際には、この様な出口管10
の一端部の内径寸法Dの寸法規制を行なうと共に、この
出口管10の一端部を挿入する、上記第二の筒部22の
内径寸法の規制も行なって、上記第二の筒部22の内側
で上記出口管10が、直径方向にずれ動かない様にす
る。即ち、上記第二の筒部22の内径寸法を、上記出口
管10の一端部の外径寸法と同じか、僅かに大きい程度
に規制する。
【0016】上述の様に本例の熱交換器用ヘッダと出口
管との接合部の場合には、接合用ブラケット11aを構
成する第二の筒部22に挿入した、上記出口管10の一
端部の内径寸法Dを、同じくこの接合用ブラケット11
aを構成する第一の筒部21の内径寸法dと同じ(D=
d)にするか、或は僅かに大きく(D>d)している。
この為、タンク2内から上記第一の筒部21内に流入し
た流体が、上記出口管10の一端縁に直接衝突する事は
ない。この為、この出口管10の一端縁に前述したエロ
ージョン(破壊や腐食による損傷)が発生する事を防止
できる。
【0017】尚、上記出口管10の一端部の内径寸法D
を上記第一の筒部21の内径寸法dよりも十分に大きく
した場合でも、この出口管10の一端縁に上記流体が直
接衝突する事を防止できる。但し、この場合には、上記
流体が上記第一の筒部21を通過した直後、前記連続部
23の内面付近でカルマン渦が発生し、円滑な流れが形
成されなくなる。この為、上記出口管10の一端部の内
径寸法Dは、本例の様に、上記第一の筒部21の内径寸
法dと同じにするか、或は僅かに大きく(D−dを出口
管10を構成する板材の厚さ以下に)するのが好まし
い。又、図示の構造の場合、上記第一の筒部21の先端
縁に上記流体が直接衝突するが、この第一の筒部21の
先端縁が存在する前記タンク2の内部では、上記流体の
流速が小さい為、この第一の筒部21の先端縁にエロー
ジョンが発生する可能性は低い。
【0018】次に、図2は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、タンク2の壁板部1
2に対する接合用ブラケット11bの接合構造を、上述
した第1例の場合と異ならせている。即ち、本例の場
合、上記接合用ブラケット11bを構成する第一の筒部
21の先端縁に、直径方向外方に折れ曲がる接合用フラ
ンジ24を、全周に亙り形成している。そして、この接
合用フランジ24を、上記壁板部12の外側面で、貫通
孔13の周囲部分にろう付け固定している。その他の構
成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
【0019】尚、本発明の場合、使用する熱交換器がヒ
ータコアである場合等、内部を流通する流体が冷却水等
の腐食性流体である場合には、前記タンク2を構成する
板材と、前記接合用ブラケット11a、11bを構成す
る板材と、上記出口管10を構成する板材とのそれぞれ
の表面のうち、少なくとも上記腐食性流体と接触する部
分のほぼ全面に、犠牲腐食材の層を形成するのが好まし
い。又、本発明の構造は、特に、タンク2と出口管10
との接合部に関するものであるが、部品の共通化を図る
為、タンク2と入口管9(図3〜4)との接合部として
採用する事もできる。
【0020】
【発明の効果】本発明の熱交換器用タンクと出口管との
接合部は、以上に述べた通り構成され作用する為、出口
管の一端縁に腐食等による損傷が発生する事を防止でき
る。この為、タンクと出口管との接合部の耐久性を向上
させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、図3のA
部拡大断面図。
【図3】同第2例を示す、図3のA部拡大断面図。
【図3】熱交換器の1例を示す略正面図。
【図4】タンクと入口管又は出口管との接合部の従来構
造の1例を示す、図3のA部拡大断面図。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 タンク 3 伝熱管 4 フィン 5 コア部 6 仕切板 7 入口室 8 出口室 9 入口管 10 出口管 11、11a、11b 接合用ブラケット 12 壁板部 13 貫通孔 14、14a 筒部 15 円輪部 16 抱持部 17 かしめ部 18 折れ曲がり部 19 鍔部 20 Oリング 21 第一の筒部 22 第二の筒部 23 連続部 24 接合用フランジ
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月16日(1999.8.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、図3のA
部拡大断面図。
図2】同第2例を示す、図3のA部拡大断面図。
【図3】熱交換器の1例を示す略正面図。
【図4】タンクと入口管又は出口管との接合部の従来構
造の1例を示す、図3のA部拡大断面図。
【符号の説明】 1 熱交換器 2 タンク 3 伝熱管 4 フィン 5 コア部 6 仕切板 7 入口室 8 出口室 9 入口管 10 出口管 11、11a、11b 接合用ブラケット 12 壁板部 13 貫通孔 14、14a 筒部 15 円輪部 16 抱持部 17 かしめ部 18 折れ曲がり部 19 鍔部 20 Oリング 21 第一の筒部 22 第二の筒部 23 連続部 24 接合用フランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器を構成するアルミニウム合金製
    のタンクのうち、この熱交換器内に送り込まれた流体の
    出口室に対応する部分の壁板部に形成された貫通孔と、
    この壁板部の一部でこの貫通孔を形成した部分と対応す
    る部分に固定されるアルミニウム合金製の接合用ブラケ
    ットと、この接合用ブラケットを介して上記壁板部に接
    合される、上記出口室から上記流体を送り出す為のアル
    ミニウム合金製の出口管とから成り、このうちの接合用
    ブラケットは、筒部を有し、この筒部を上記貫通孔に整
    合させ且つ上記壁板部との間を液密に接合した状態で、
    この壁板部に固定しており、上記出口管は、その一端部
    を上記筒部内に、これら出口管の一端部と筒部との間の
    液密を保持しつつ挿入した状態でこの接合用ブラケット
    に固定している熱交換器用タンクと出口管との接合部に
    於いて、上記筒部は、上記タンク側に配置される第一の
    筒部と、この第一の筒部よりも大径で、且つ、その内径
    側に上記出口管の一端部を挿入自在な第二の筒部と、こ
    れら第一の筒部と第二の筒部との端部同士を連続させる
    連続部とから成るものであり、上記第二の筒部に挿入し
    た上記出口管の一端部の内径寸法を、上記第一の筒部の
    内径寸法以上の大きさに規制している事を特徴とする熱
    交換器用タンクと出口管との接合部。
  2. 【請求項2】 熱交換器内を流通する流体が腐食性流体
    であり、この熱交換器を構成するタンクを構成する板材
    と、接合用ブラケットを構成する板材と、出口管を構成
    する板材とのそれぞれの表面のうち、少なくとも上記腐
    食性流体と接触する部分のほぼ全面に、犠牲腐食材の層
    を形成している、請求項1に記載した熱交換器用タンク
    と出口管との接合部。
JP11201890A 1999-07-15 1999-07-15 熱交換器用タンクと出口管との接合部 Pending JP2001027495A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021291A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Toyo Radiator Co Ltd 樹脂製パイプとタンクとの接続構造
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