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JP2001025939A - 高圧クーラントバルブ - Google Patents

高圧クーラントバルブ

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Publication number
JP2001025939A
JP2001025939A JP11196958A JP19695899A JP2001025939A JP 2001025939 A JP2001025939 A JP 2001025939A JP 11196958 A JP11196958 A JP 11196958A JP 19695899 A JP19695899 A JP 19695899A JP 2001025939 A JP2001025939 A JP 2001025939A
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Japan
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valve
port
relief
processing machine
main valve
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Application number
JP11196958A
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Junichi Mizuno
純一 水野
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
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Publication of JP2001025939A publication Critical patent/JP2001025939A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主弁切替時に残圧を排出することのできる高
圧クーラントバルブを提供すること。 【解決手段】 この高圧クーラントバルブ11は、高圧
クーラントポンプから加工機械へのクーラント液の流通
を制御するために用いられる。主弁部Mとリリーフ弁部
Rとからなり、主弁部Mはエア駆動の3ポート弁であ
り、エア駆動の2ポート弁であるリリーフ弁部Rが主弁
部Mのボディ12に固定されて形成される。リリーフ弁
部Rの入力ポートは主弁部Mの加工機械への出力ポート
(Aポート13)に連通路26によって連通し、出力ポ
ートはボディ12の外部に連通するリリーフポート25
となっている。また、リリーフ弁部Rの駆動用エアルー
ム33が主弁部Mの駆動用エアルーム23と配管34に
よって連通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高圧のクーラン
ト液をNC専用機等に供給するための高圧クーラントバ
ルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、切削加工等に必要な高圧のク
ーラント液を供給する高圧クーラントバルブ101が、
NC専用機等に接続され使用されている。例えば、図8
に示すように、タンク102に溜められたクーラント液
103は、高圧クーラントポンプ104で加圧され、高
圧クーラントバルブ101を経由してNC専用機等の加
工機械105に供給される。加工機械105に装着され
たガンドリル106、切粉洗浄ノズル107等から噴出
するクーラント液103は、切削加工時の切削液、潤滑
剤、または冷却剤として使用され、再びタンク102に
回収される。
【0003】高圧クーラントバルブ101は図9に示す
ように、3ポート弁であり、IN側(Cポート108)
が高圧クーラントポンプ104に接続され、OUT側が
加工機械105(Aポート109)とタンク102(B
ポート110)とで切り替えられる。弁体111は、バ
ルブステム111aと一体的に形成され、バルブステム
111aは遮断部材112の中央部に上下摺動可能に保
持されるとともに、ピストン114とスプリング113
によって上方へ付勢されている。そのため図9に示す第
1状態では、弁体111は第1弁座115と当接し、C
ポート108はBポート110と連通している。バルブ
101を切り替えるときは、エア入力口116からシリ
ンダ117内に駆動用エアを送り込み、ピストン114
と共に弁体111をスプリング113に抗して押し下げ
る。それにより、弁体111は第1弁座115から離間
して第2弁座118と当接し、Cポート108はAポー
ト109と連通する。
【0004】一般に、高圧クーラントポンプ104は多
段式渦巻きポンプが使用され、これは非常に高価なポン
プであるうえ、圧力変動や負荷の変動がプロペラの寿命
に影響する。そのため、閉止運転や開放運転及びON・
OFF繰り返し運転を行わないように、一定負荷で連続
運転させることが望ましい。そのため、加工機械105
が例えばツールを交換する等のために停止している間
は、高圧クーラントバルブ101を切り替えて、高圧ク
ーラントポンプ104から出力されるクーラント液10
3をタンク102に戻すようにしている。しかし、高圧
クーラントバルブ101を切り替えても、バルブ101
と加工機械105の間の流路には高圧のクーラント液1
03が残留しているためこの残圧がツール部分にかか
り、例えば加工機械105がNC専用機等の場合、オー
トツールチェンジャー(ATC)に着脱ミスが発生する
ことがあった。
【0005】従来、ATCの着脱ミスを防止する方法と
して、高圧クーラントバルブ101の加圧方向を変更
し、第1状態において加工機械105とタンク102が
連通するようにする方法がある。つまり、図8、図9に
おいて、高圧クーラントバルブ101のAポート109
にポンプ104、Bポート110にタンク102、Cポ
ート108に加工機械105を接続する。このようにす
ることにより、加工機械105の使用を停止するとき高
圧クーラントバルブ101を第1状態にすることで、バ
ルブ101と加工機械105の間に残留する高圧のクー
ラント液103をタンク102に戻すことができるの
で、加工機械105に残圧がかかることがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
は、次のような問題があった。すなわち、加工機械10
5の停止時にポンプ104がタンク102と連通してい
ないため、ポンプ104の運転を停止する必要がある。
このため、ポンプ104のON・OFFを繰り返すこと
になり、寿命が短くなるおそれがあった。さらに、ポン
プ104停止時に、ポンプ104とバルブ101の間の
配管に高圧のクーラント液103が残留し、ポンプ10
4に高圧がかかるため、ポンプ104が故障しやすいと
いうおそれがあった。
【0007】また、別の方法として、従来のようにバル
ブ101のAポート109に加工機械105、Bポート
110にタンク102、Cポート108にポンプ104
を接続したうえ、Aポート109と加工機械105の間
に新たに別の2ポートバルブを設置する方法もある。こ
うすることで、加工機械105停止時にポンプ104を
タンク102と連通させると共に、新たな2ポートバル
ブで加工機械105とバルブ101の間の残圧を排出す
ることができる。しかしながら、この方法はバルブを新
たに設置する必要がありコストがかかる上に、加工機械
105停止時にさらに別の弁を操作する必要があるの
で、操作が煩雑になるという問題点があった。
【0008】この発明は上記問題点を解消して、主弁切
替時に残圧を排出することのできる高圧クーラントバル
ブを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、次のような構成を有している。請求項1に
記載の発明は、高圧クーラントポンプから加工機械への
クーラント液の流通を制御するために用いられる、エア
駆動の3ポート弁である主弁を備える高圧クーラントバ
ルブであって、主弁と同一のボディ内に主弁とは独立し
たエア駆動の2ポート弁であるリリーフ弁を備え、リリ
ーフ弁が、その入力ポートは主弁の出力ポートの一つに
連通し、その出力ポートはボディの外部に連通するとと
もに、その駆動用エアルームが主弁の駆動用エアルーム
と連通しており、さらに、主弁の出力が加工機械から他
ポートへ切り替えられた時に主弁と加工機械との間に残
留する残圧を排除するために少量流すことを特徴とす
る。
【0010】近年、クーラント液の性能向上等により、
高圧クーラントバルブで使用される高圧クーラント液の
圧力は次第に下がってきており、1MPa程度で用いら
れる場合もある。しかしながら、1MPa程度の圧力に
おいても従来の問題は同様に発生し、この発明は1MP
a程度のクーラント液を使用するクーラントバルブにお
いても有効である。
【0011】この発明の高圧クーラントバルブの主弁
は、ポンプを連続運転させるように配管して、出力側を
加工機械またはタンクに切り替えて使用する。主弁はエ
ア駆動であるため、主弁の切り替え時には駆動用エアが
エアルームに注入される。リリーフ弁のエアルームが主
弁のエアルームと連通しているので、主弁のエアルーム
にエアが注入された時には同時にリリーフ弁のエアルー
ムにも駆動用エアが注入されることになる。これによっ
て、主弁が切り替えられるときには、同時にリリーフ弁
も切り替えられる。
【0012】さらに、リリーフ弁の入力ポートは主弁の
出力ポートの一つに連通しているので、主弁の加工機械
への出力ポートに連通させることによって、リリーフ弁
の入力ポートは加工機械と連通する。また、出力ポート
はボディの外部に連通しているので、リリーフ弁が開放
されたときは、リリーフ弁の入力ポートから入力した流
体(クーラント液)はボディの外部へ排出される。
【0013】ここで、リリーフ弁の駆動方向を以下のよ
うにする。主弁がポンプと加工機械を連通しているとき
はリリーフ弁は閉止、主弁がポンプとタンクを連通して
いるときにはリリーフ弁は開放となるようにする。この
ようにすることによって、主弁の出力が加工機械からタ
ンクへ切り替えられた時に、同時にリリーフ弁が閉止か
ら開放へ切り替えられる。従って、主弁と加工機械との
間の配管に残留するクーラント液は、リリーフ弁を通っ
てボディの外部へ排出される。
【0014】リリーフ弁を流通するクーラント液は、主
弁と加工機械との間の残圧のみであるので、その流量は
主弁の流量のように多くはない上に、一定量を排出した
ら以後は流通しない。このため、リリーフ弁を主弁に比
べてかなり小さく形成しても問題はない。このことか
ら、例えば、主弁の一つの出力ポートの周囲のボディ部
分に組み込むことができ、主弁と一体化することができ
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の高圧クーラントバルブであって、主弁の弁体の移動方
向と、リリーフ弁のリリーフ弁体の移動方向とが互いに
垂直に配置されることを特徴とする。
【0016】一般にエア駆動のポペット弁のボディは、
弁体の移動方向に長い柱状形状である。主弁の弁体の移
動方向と、リリーフ弁のリリーフ弁体の移動方向とを互
いに垂直に配置することによって、リリーフ弁のボディ
が主弁の配管の障害とならないように一体化することが
可能となる。従って、リリーフ弁を一体化しても、従来
の配管設備をほぼそのまま使用することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、高圧クーラント
ポンプから加工機械へのクーラント液の流通を制御する
ために用いられる、エア駆動の3ポート弁である主弁を
備える高圧クーラントバルブであって、主弁の出力ポー
トの一つとボディの外部とを連通するリリーフポートを
備え、リリーフポートにオリフィスが設けられているこ
とを特徴とする。
【0018】この発明の高圧クーラントバルブの主弁
は、ポンプを連続運転させるように配管して、出力側を
加工機械またはタンクに切り替えて使用する。リリーフ
ポートが連通する主弁の出力ポートを、加工機械に連通
しているものとすることにより、加工機械とボディの外
部はリリーフポートによって常に連通している。ただ
し、リリーフポートにオリフィスが設けられているの
で、主弁がポンプと加工機械とを連通している場合で
も、リリーフポートからの流出量は主弁の流量に比較し
て十分に小さく、主弁の流通の障害とはならない。
【0019】一方、主弁の出力方向が切り替えられてポ
ンプがタンクと連通されたときにも、リリーフポートは
加工機械と外部とを連通している。このとき、加工機械
とバルブとの間に残留する残圧は、このリリーフポート
を通って外部へ排出される。残圧の流量はオリフィスを
通過しても排出できる程度であるので、リリーフポート
から排出することができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、高圧クーラント
ポンプから加工機械へのクーラント液の流通を制御する
ために用いられる、エア駆動の3ポート弁である主弁を
備える高圧クーラントバルブであって、主弁と同一のボ
ディ内に2ポート弁であるリリーフ弁を備え、リリーフ
弁が、その入力ポートは主弁の出力ポートの一つに連通
し、その出力ポートはボディの外部に連通するととも
に、その弁体が少なくとも一方向において主弁の弁体と
連動しており、リリーフ弁が、主弁の出力が加工機械か
ら他ポートへ切り替えられた時に主弁と加工機械との間
に残留する残圧を排除するために少量流すことを特徴と
する。
【0021】この発明の高圧クーラントバルブの主弁
は、ポンプを連続運転させるように配管して、出力側を
加工機械またはタンクに切り替えて使用する。リリーフ
弁の入力ポートは主弁の出力ポートの一つに連通してい
るので、主弁の加工機械への出力ポートに連通させるこ
とによって、リリーフ弁の入力ポートは加工機械と連通
する。また、出力ポートはボディの外部に連通している
ので、リリーフ弁が開放されたときは、入力ポートから
入力したクーラント液はボディの外部へ排出される。
【0022】リリーフ弁の弁体が少なくとも一方向にお
いて主弁の弁体と連動していることから、主弁の出力方
向が加工機械からタンクに切り替えられる時、同時にリ
リーフ弁が開放される。従って、主弁と加工機械との間
の配管に残留するクーラント液は、リリーフ弁を通って
ボディの外部へ排出される。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の高圧クーラントバルブ
を具体化した第1の実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は第1の実施の形態の高圧クーラントバ
ルブ11の第1状態の断面図である。図2は同じく第2
状態の断面図であり、図3は高圧クーラントバルブ11
の使用方法を示す説明図である。
【0024】高圧クーラントバルブ11の主弁部Mは、
図1、図2に示すように、ボディ12内にAポート1
3、Bポート14、Cポート15を備えるエア駆動の3
ポート弁であり、Cポート15が入力ポート、Aポート
13とBポート14とが出力ポートである。主弁体16
はバルブステム17と一体的に形成され、共に図中上下
に移動可能であり、第1弁座18あるいは第2弁座19
に当接または離間する。遮断部材20はボディ12に固
定されており、バルブステム17は遮断部材20の中央
部に摺動可能に保持され、ピストン21とスプリング2
2によって図中上方へ付勢されている。ピストン21の
上部には、エアルーム23が設けられ、エア入力口24
から駆動用エアが注入される。
【0025】Bポート14の近傍にはリリーフポート2
5が並設され、リリーフポート25を開閉するリリーフ
弁部Rが、主弁部Mのボディ12に固定して接続されて
いる。リリーフ弁部Rはエア駆動の2ポート弁であり、
出力ポートはリリーフポート25で、入力ポートはAポ
ート13と連通孔26で連通されている。連通孔26の
途中にリリーフ弁座27が設けられ、リリーフ弁部Rの
リリーフ弁体28が当接あるいは離間する。リリーフ弁
体28およびそのバルブステム29は、主弁体16の移
動方向と垂直をなす方向、すなわち、図中左右に移動可
能である。バルブステム29は遮断部材30の中央部に
摺動可能に保持され、ピストン31とスプリング32に
よって、図中左方へ付勢されている。ピストン31の上
部には、エアルーム33が設けられ、配管34によって
主弁部Mのエアルーム23と連通されている。
【0026】次に、上記構成を有する高圧クーラントバ
ルブ11の作用を説明する。高圧クーラントバルブ11
は基本的に従来と同様に使用され、図3に示すように、
Aポート13を加工機械41、Bポート14をタンク4
2、Cポート15を高圧クーラントポンプ43に連通さ
れる。さらに、リリーフポート25はBポート14と同
様にタンク42に連通される。なお、図3では、洗浄ノ
ズル及びそのための2ポート弁、圧力計等の測定器、安
全弁等は省略した。
【0027】図1に示す第1状態は加工機械41を使用
していない場合であり、主弁体16は第1弁座18に当
接しているので、Cポート15とBポート14が連通し
ている。すなわち、タンク42に貯留されたクーラント
液44は、高圧クーラントポンプ43で加圧され、Cポ
ート15から高圧クーラントバルブ11に入力される。
さらに、Cポート15はBポート14へ連通しているの
で、クーラント液44はBポート14へ流通しタンク4
2に戻される。Aポート13はCポート15に連通して
いないので、加工機械41にはクーラント液44は供給
されていない。また、リリーフ弁体28はリリーフ弁座
27から離間し連通孔26を連通状態にしているので、
Aポート13はリリーフポート25と連通している。
【0028】図2に示す第2状態は加工機械41を使用
している場合であり、主弁体16は第2弁座19に当接
しているので、Cポート15とAポート13が連通して
いる。すなわち、高圧クーラントポンプ43で加圧され
たクーラント液44は、Cポート15からAポート13
へ連通し、加工機械41に供給される。また、リリーフ
弁体28はリリーフ弁座27に当接しているので、連通
孔26は連通していない。
【0029】ここで、第1状態から第2状態へ変位する
には、エア入力口24より駆動用エアを注入する。それ
によってエアルーム23内が高圧になり、ピストン21
をスプリング22に抗して押し下げる。これによって、
バルブステム17及び主弁体16が押し下げられ、主弁
体16は第1弁座18から離間して第2弁座19に当接
する。このとき、リリーフ弁部Rのエアルーム33が配
管34によって主弁部Mのエアルーム23と連通してい
るので、エアルーム23内が高圧になると同時にエアル
ーム33内も高圧になる。従って、ピストン31がスプ
リング32に抗して図中右方へ押され、リリーフ弁体2
8はリリーフ弁座27に当接する。これによって、リリ
ーフ弁部Rは閉止され、Cポート15とAポート13の
みが連通し、クーラント液44が加工機械41へ供給さ
れる。
【0030】次に、第2状態から第1状態へ変位すると
きは、駆動用エアを排出する。これにより、エアルーム
23内が低圧となり、ピストン21はスプリング22の
復元力で図中上方へ押し上げられ、主弁体16は第2弁
座19から離間し第1弁座18に当接するので、Cポー
ト15とBポート14が連通する。同様にエアルーム3
3内も低圧となり、リリーフ弁部Rは開放されるので、
Aポート13とリリーフポート25が連通する。ポンプ
43は連続運転をしているので、Cポート15からは加
圧されたクーラント液44が入力し続け、Bポート14
からタンク42に戻される。一方、バルブ11を切り替
えた時にバルブ11と加工機械41との間の配管に残っ
ている残圧は、Aポート13から入力しリリーフポート
25からタンク42へ排出される。
【0031】このように、この高圧クーラントバルブ1
1によれば、高圧クーラントポンプ43は連続運転をし
たままで、リリーフ弁部Rから残圧を抜くことができ
る。従って、ポンプ43の寿命が短くなるおそれが無
く、加工機械41に残圧がかかってATCに不具合が発
生するおそれもない。また、主弁部Mは、従来のバルブ
をほぼそのまま使用できるので、加工にかかるコストが
小さくてすむ。
【0032】さらに、リリーフ弁体28の移動方向を主
弁体16の移動方向に対して垂直に配置しているので、
リリーフ弁のボディが主弁の配管の障害とならないよう
に一体化することが可能となると共に、リリーフポート
25をBポート14の近傍に配置することができる。従
って、従来の配管設備をほぼそのまま使用することがで
きる。
【0033】次に、この発明の高圧クーラントバルブを
具体化した第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図4は第2の実施の形態の高圧クーラントバル
ブ51の断面図である。ここで、主弁部Mの主な部分は
第1の実施の形態の高圧クーラントバルブ11と同様で
あるので、同じ記号を付して説明を省略し、異なる部分
のみ説明する。
【0034】高圧クーラントバルブ51は、図4に示す
ように、Bポート14の近傍にリリーフポート52が設
けられる。リリーフポート52は連通孔53によってA
ポート13と連通するとともに、連通孔53の途中には
オリフィス54が設けられている。また、この高圧クー
ラントバルブ51の使用方法は第1の実施形態と同様で
あり、図3のように接続されて使用される。
【0035】この高圧クーラントバルブ51を使用する
と、加工機械41の使用時には駆動用のエアをエアルー
ム23に注入し、Cポート15はAポート13と連通す
る。Aポート13とリリーフポート52は常に連通して
いるので、クーラント液44はCポート15から入力
し、Aポート13とリリーフポート52へ出力してい
る。ただし、オリフィス54があるので、リリーフポー
ト52への出力流量はAポート13への出力流量より十
分に小さく、加工機械41の使用に影響が出ることはな
い。
【0036】加工機械41を停止するときには、主弁部
Mを切り替えCポート15とBポート14を連通させ
る。これによって、ポンプ43からの出力は、Cポート
15、Bポート14を経由してタンク42に戻される。
また、Aポート13と加工機械41間に残る残圧は、連
通孔53、オリフィス54を経由してリリーフポート5
2から排出される。
【0037】このように、この高圧クーラントバルブ5
1によれば、高圧クーラントポンプ43を連続運転でき
ると共に、加工機械41に残圧がかかることもない。ま
た、従来の高圧クーラントバルブ101にリリーフポー
ト52、連通孔53、オリフィス54を設けるだけでよ
いので、部品点数や加工部分も少なく、加工コストが小
さくてすむ。
【0038】次に、この発明の高圧クーラントバルブを
具体化した第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図5は第3の実施の形態の高圧クーラントバル
ブ61の第1状態の断面図である。図6は同じく第2状
態の断面図であり、図7は高圧クーラントバルブ61の
使用方法を示す説明図である。
【0039】高圧クーラントバルブ61は、図5に示す
ように、大きく主弁部Mとリリーフ弁部Rとに区分さ
れ、主弁部Mはエア駆動の3ポート弁となっている。そ
のボディ62内にはAポート63、Bポート64、Cポ
ート65の3つのポートが設けられ、Cポート65が入
力ポート、Aポート63とBポート64とが出力ポート
である。主弁体66はバルブステム67と一体的に形成
され、共に図中上下に移動可能であり、第1弁座68あ
るいは第2弁座69に当接または離間する。遮断部材7
0はボディ62に固定されており、バルブステム67は
遮断部材70の中央部に摺動可能に保持され、ピストン
71とスプリング72によって図中下方へ付勢されてい
る。ピストン71の下部には、エアルーム73が設けら
れ、エア入力口74から駆動用エアが注入される。
【0040】Bポート64と同一のボディ内にはリリー
フポート75が設けられ、リリーフポート75を開閉す
るリリーフ弁部Rが一体的に形成されている。リリーフ
弁部Rは2ポート弁であり、出力ポートはリリーフポー
ト75で、入力ポートはBポート64と連通孔76で連
通している。連通孔76にはリリーフ弁座77が設けら
れ、リリーフ弁部Rのリリーフ弁体78が当接あるいは
離間する。リリーフ弁体78はバルブステム79と一体
的に形成され、バルブステム79と主弁体66とは別体
にされている。バルブステム79は図中上下に移動可能
であり、スプリング80によって、図中上方へ付勢され
ているとともに、主弁体66によって下方へ押し下げら
れている。
【0041】次に、上記構成を有する高圧クーラントバ
ルブ61の作用を説明する。高圧クーラントバルブ61
は図7に示すように、第1の実施の形態の高圧クーラン
トバルブ11とは接続が少し異なり、Aポート63をタ
ンク81、Bポート64を加工機械82、Cポート65
を高圧クーラントポンプ83に連通する。さらに、リリ
ーフポート75はAポート63と同様にタンク81に連
通される。
【0042】図5に示す第1状態は加工機械82を使用
していない場合であり、主弁体66は第1弁座68に当
接しているので、Cポート65とAポート63が連通し
ている。すなわち、タンク81に貯留されたクーラント
液84は、高圧クーラントポンプ83で加圧され、Cポ
ート65から高圧クーラントバルブ61に入力される。
さらに、Cポート65はAポート63へ連通しているの
で、クーラント液84はAポート63へ流通しタンク8
1に戻される。Bポート64はCポート65に連通して
いないので、加工機械82にはクーラント液84は供給
されていない。また、リリーフ弁体78はリリーフ弁座
77から離間し連通孔76を連通状態にしているので、
Bポート64はリリーフポート75と連通している。
【0043】図6に示す第2状態は加工機械82を使用
している場合であり、主弁体66は第2弁座69に当接
しているので、Cポート65とBポート64が連通して
いる。すなわち、高圧クーラントポンプ83で加圧され
たクーラント液84は、Cポート65からBポート64
へ連通し、加工機械82に供給される。また、リリーフ
弁体78はリリーフ弁座77に当接しているので、連通
孔76は連通していない。
【0044】ここで、第1状態から第2状態へ変位する
には、エア入力口74より駆動用エアを注入する。それ
によってエアルーム73内が高圧になり、ピストン71
をスプリング72に抗して引き上げる。これによって、
バルブステム67及び主弁体66が引き上げられ、主弁
体66は第1弁座68から離間して第2弁座69に当接
する。このとき、バルブステム79に対する主弁体66
の押圧がなくなるので、バルブステム79はスプリング
80の復元力で上方へ押し上げられ、リリーフ弁体78
がリリーフ弁座77に当接する。これによって、リリー
フ弁部Rは閉止され、Cポート65とBポート64のみ
が連通し、クーラント液84が加工機械82へ供給され
る。
【0045】次に、第2状態から第1状態へ変位すると
きは、エアルーム73内を大気圧に開放することで、ピ
ストン71はスプリング72の復元力で図中下方へ押し
下げられる。これによって、主弁体66は第2弁座69
から離間し第1弁座68に当接するので、Cポート65
とAポート63が連通する。さらに、主弁体66によっ
てバルブステム79が下方へ押し下げられ、リリーフ弁
部Rは開放されるので、Bポート64とリリーフポート
75が連通する。ポンプ83は連続運転をしているの
で、Cポート65からは加圧されたクーラント液84が
入力し続け、Aポート63からタンク81に戻される。
一方、バルブ61を切り替えた時にバルブ61と加工機
械82との間の配管に残っている残圧は、Bポート64
から入力しリリーフポート75からタンク81へ排出さ
れる。
【0046】このように、この高圧クーラントバルブ6
1によれば、高圧クーラントポンプ83は連続運転をし
たままで、リリーフ弁部Rから残圧を抜くことができ
る。さらに、駆動用エアの配管等がバルブ61外部に突
出することがないので取り扱いが平易であり、バルブ6
1の寿命が長くなる。
【0047】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で以下
のように実施することができる。たとえば、上記第1の
実施形態では、リリーフポート25をBポート14の近
傍に設けリリーフ弁体28の移動方向を主弁体16の移
動方向と垂直にしたが、リリーフポート25をAポート
13の近傍に設け、リリーフ弁体28の移動方向を主弁
体16の移動方向と平行にすることで、エアルーム23
とエアルーム33をより接近させることもできる。
【0048】
【発明の効果】この請求項1に記載の発明の構成によれ
ば、リリーフ弁は主弁の加工機械への出力ポートとボデ
ィの外部との連通を制御する。さらに、リリーフ弁のエ
アルームが主弁のエアルームと連通しているので、主弁
が切り替えられるときには同時にリリーフ弁も切り替え
られ、主弁の出力が加工機械から切り替えられた時に、
同時にリリーフ弁を閉止から開放へ切り替えることがで
きる。従って、主弁と加工機械との間の配管に残留する
残圧を、リリーフ弁を通ってボディの外部へ排出するこ
とができる。さらに、リリーフ弁は主弁に比べてかなり
小さく形成できることから、リリーフ弁を主弁と一体化
することができる。
【0049】また、請求項2に記載の発明の構成によれ
ば、主弁の弁体の移動方向と、リリーフ弁のリリーフ弁
体の移動方向とを互いに垂直に配置することによって、
リリーフ弁のボディが主弁の配管の障害とならないよう
に一体化することができる。従って、リリーフ弁を一体
化しても、従来の配管設備をほぼそのまま使用すること
ができる。
【0050】また、請求項3に記載の発明の高圧クーラ
ントバルブによれば、加工機械とボディの外部はリリー
フポート及びオリフィスによって常に連通している。従
って、主弁の出力方向が加工機械から切り替えられたと
きにも、リリーフポートは加工機械と外部とを連通して
いるので、加工機械とバルブとの間に残留する残圧を、
このリリーフポートを通って外部へ排出することができ
る。さらに、従来のバルブにリリーフポート及びオリフ
ィスを設けるだけであるので、加工コストが小さくてす
む。
【0051】また、請求項4に記載の発明の高圧クーラ
ントバルブによれば、リリーフ弁は主弁の加工機械への
出力ポートとボディ外部との連通を制御する。リリーフ
弁の弁体が少なくとも一方向において主弁の弁体と連動
していることから、主弁の出力方向が加工機械から切り
替えられる時、同時にリリーフ弁を開放することができ
る。従って、主弁と加工機械との間の配管に残留する残
圧を、リリーフ弁を通ってボディの外部へ排出すること
ができる。また、リリーフ弁がエア駆動でないので、エ
アの漏れを考慮する必要が無く、バルブの取り扱いが容
易で寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の第1状態の断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の第2状態の断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の使用方法の説明図である。
【図4】第2の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の断面図である。
【図5】第3の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の第1状態の断面図である。
【図6】第3の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の第2状態の断面図である。
【図7】第3の実施の形態に係る高圧クーラントバルブ
の使用方法の説明図である。
【図8】従来の高圧クーラントバルブの使用方法の説明
図である。
【図9】従来の高圧クーラントバルブの断面図である。
【符号の説明】
M 主弁部 R リリーフ弁部 11 高圧クーラントバルブ 12 ボディ 13 Aポート(出力ポート) 14 Bポート(出力ポート) 15 Cポート(入力ポート) 16 主弁体 23 エアルーム 25 リリーフポート 28 リリーフ弁体 33 エアルーム 41 加工機械 43 高圧クーラントポンプ 44 クーラント液 51 高圧クーラントバルブ 52 リリーフポート 54 オリフィス 61 高圧クーラントバルブ 62 ボディ 63 Aポート(出力ポート) 64 Bポート(出力ポート) 65 Cポート(入力ポート) 66 主弁体 75 リリーフポート 78 リリーフ弁体 82 加工機械 83 高圧クーラントポンプ 84 クーラント液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧クーラントポンプから加工機械への
    クーラント液の流通を制御するために用いられる、エア
    駆動の3ポート弁である主弁を備える高圧クーラントバ
    ルブにおいて、 前記主弁と同一のボディ内に前記主弁とは独立したエア
    駆動の2ポート弁であるリリーフ弁を備え、 前記リリーフ弁が、その入力ポートは前記主弁の出力ポ
    ートの一つに連通し、その出力ポートは前記ボディの外
    部に連通するとともに、その駆動用エアルームが前記主
    弁の駆動用エアルームと連通しており、 前記リリーフ弁が、前記主弁の出力が前記加工機械から
    他ポートへ切り替えられた時に前記主弁と前記加工機械
    との間に残留する残圧を排除するために少量流すことを
    特徴とする高圧クーラントバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高圧クーラントバルブ
    において、 前記主弁の前記弁体の移動方向と、前記リリーフ弁のリ
    リーフ弁体の移動方向とが互いに垂直に配置されること
    を特徴とする高圧クーラントバルブ。
  3. 【請求項3】 高圧クーラントポンプから加工機械への
    クーラント液の流通を制御するために用いられる、エア
    駆動の3ポート弁である主弁を備える高圧クーラントバ
    ルブにおいて、 前記主弁の出力ポートの一つと前記ボディの外部とを連
    通するリリーフポートを備え、 前記リリーフポートにオリフィスが設けられていること
    を特徴とする高圧クーラントバルブ。
  4. 【請求項4】 高圧クーラントポンプから加工機械への
    クーラント液の流通を制御するために用いられる、エア
    駆動の3ポート弁である主弁を備える高圧クーラントバ
    ルブにおいて、 前記主弁と同一のボディ内に2ポート弁であるリリーフ
    弁を備え、 前記リリーフ弁が、その入力ポートは前記主弁の出力ポ
    ートの一つに連通し、その出力ポートは前記ボディの外
    部に連通するとともに、その弁体が少なくとも一方向に
    おいて前記主弁の弁体と連動しており、 前記リリーフ弁が、前記主弁の出力が前記加工機械から
    他ポートへ切り替えられた時に前記主弁と前記加工機械
    との間に残留する残圧を排除するために少量流すことを
    特徴とする高圧クーラントバルブ。
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