JP2001024575A - フレーム長可変無線通信方式 - Google Patents
フレーム長可変無線通信方式Info
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- JP2001024575A JP2001024575A JP11193306A JP19330699A JP2001024575A JP 2001024575 A JP2001024575 A JP 2001024575A JP 11193306 A JP11193306 A JP 11193306A JP 19330699 A JP19330699 A JP 19330699A JP 2001024575 A JP2001024575 A JP 2001024575A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイバーシチ受信方式でも除去できない伝送
誤りを少なくする。 【解決手段】 ダイバーシチ受信機能を備えた無線通信
装置において、受信機で受信レベルと符号誤り率に基づ
いて、伝送路の状態を推定し、フレーム長制御信号を生
成し、送信機に送る。送信機では、フレーム長制御信号
に従って、フレーム長を変えて送信する。受信レベルが
低いか誤り率が高いとフレーム長を短くし、受信レベル
が高く誤り率が低いとフレーム長を長くする。刻々と変
化する無線伝送路の状態変化による影響を軽減して、一
定の通信品質を保持することができる。
誤りを少なくする。 【解決手段】 ダイバーシチ受信機能を備えた無線通信
装置において、受信機で受信レベルと符号誤り率に基づ
いて、伝送路の状態を推定し、フレーム長制御信号を生
成し、送信機に送る。送信機では、フレーム長制御信号
に従って、フレーム長を変えて送信する。受信レベルが
低いか誤り率が高いとフレーム長を短くし、受信レベル
が高く誤り率が低いとフレーム長を長くする。刻々と変
化する無線伝送路の状態変化による影響を軽減して、一
定の通信品質を保持することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム長可変無
線通信方式に関し、特に、無線伝送路の状態に応じてフ
レーム長を変えるフレーム長可変無線通信方式に関す
る。
線通信方式に関し、特に、無線伝送路の状態に応じてフ
レーム長を変えるフレーム長可変無線通信方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信方式では、受信信号の電
界強度や歪み率や誤り率などの条件の1つあるいは複数
から受信状態を推定し、一定時間毎にもっとも良好な受
信結果が得られる受信アンテナを選択するダイバーシチ
受信を行っている。さらに、通信品質の確保のために、
データ再送やインタリーブや誤り訂正符号などを採用し
ている。
界強度や歪み率や誤り率などの条件の1つあるいは複数
から受信状態を推定し、一定時間毎にもっとも良好な受
信結果が得られる受信アンテナを選択するダイバーシチ
受信を行っている。さらに、通信品質の確保のために、
データ再送やインタリーブや誤り訂正符号などを採用し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無線通
信方式では、無線伝送路の状態が良好な場合でも、ダイ
バーシチ受信に必要な同期ワードなど、本来の伝送デー
タではない冗長な制御データを付加したフレームを送信
しなければならず、伝送効率低下の原因となっていた。
また、無線伝送路の状態が劣化した場合にも一定の通信
品質を確保できるように、強力な誤り訂正符号を採用し
ていたので、回路が複雑化し大規模化するとともに、消
費電力が増大し、処理時間も増加するという問題があっ
た。
信方式では、無線伝送路の状態が良好な場合でも、ダイ
バーシチ受信に必要な同期ワードなど、本来の伝送デー
タではない冗長な制御データを付加したフレームを送信
しなければならず、伝送効率低下の原因となっていた。
また、無線伝送路の状態が劣化した場合にも一定の通信
品質を確保できるように、強力な誤り訂正符号を採用し
ていたので、回路が複雑化し大規模化するとともに、消
費電力が増大し、処理時間も増加するという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決し、無線
伝送路の状態に応じて伝送効率を改善するとともに、消
費電力の増大と処理時間の増加を抑えることを目的とす
る。
伝送路の状態に応じて伝送効率を改善するとともに、消
費電力の増大と処理時間の増加を抑えることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、フレーム長可変無線通信方式を、無
線伝送路の状態を推定して伝送路状態推定信号を生成す
る推定手段と、伝送路状態推定信号に基づいてフレーム
長制御信号を生成する制御信号生成手段と、フレーム長
制御信号を送信する手段とをダイバーシチ受信装置に備
え、フレーム長制御信号を受信する手段と、フレーム長
制御信号に基づいてフレーム長を変える可変手段とを送
信装置に備えた構成とした。
めに、本発明では、フレーム長可変無線通信方式を、無
線伝送路の状態を推定して伝送路状態推定信号を生成す
る推定手段と、伝送路状態推定信号に基づいてフレーム
長制御信号を生成する制御信号生成手段と、フレーム長
制御信号を送信する手段とをダイバーシチ受信装置に備
え、フレーム長制御信号を受信する手段と、フレーム長
制御信号に基づいてフレーム長を変える可変手段とを送
信装置に備えた構成とした。
【0006】このように構成したことにより、無線伝送
路の状態に応じて、フレームに付加する同期ワードやフ
レームサイズなどのフレーム情報の送信周期を変えるこ
とで、伝送効率を改善できる。さらに、無線伝送路の状
態に応じて、フレーム当たりの符号語数を変えること
で、インタリーブによるバースト誤りのランダム誤りへ
の変換が可能となり、簡単な小規模回路による誤り訂正
符号で一定の通信品質を確保でき、消費電力の増大と処
理時間の増加を抑えることができる。
路の状態に応じて、フレームに付加する同期ワードやフ
レームサイズなどのフレーム情報の送信周期を変えるこ
とで、伝送効率を改善できる。さらに、無線伝送路の状
態に応じて、フレーム当たりの符号語数を変えること
で、インタリーブによるバースト誤りのランダム誤りへ
の変換が可能となり、簡単な小規模回路による誤り訂正
符号で一定の通信品質を確保でき、消費電力の増大と処
理時間の増加を抑えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
無線伝送路の状態を推定して伝送路状態推定信号を生成
する推定手段と、前記伝送路状態推定信号に基づいてフ
レーム長制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記
フレーム長制御信号を送信する手段とをダイバーシチ受
信装置に備え、前記フレーム長制御信号を受信する手段
と、前記フレーム長制御信号に基づいてフレーム長を変
える可変手段とを送信装置に備えた無線通信方式であ
り、無線伝送路の状態が悪い場合はフレーム長を短くし
て誤り率を低くし、良い場合はフレーム長を長くして伝
送効率を高くするという作用を有する。
無線伝送路の状態を推定して伝送路状態推定信号を生成
する推定手段と、前記伝送路状態推定信号に基づいてフ
レーム長制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記
フレーム長制御信号を送信する手段とをダイバーシチ受
信装置に備え、前記フレーム長制御信号を受信する手段
と、前記フレーム長制御信号に基づいてフレーム長を変
える可変手段とを送信装置に備えた無線通信方式であ
り、無線伝送路の状態が悪い場合はフレーム長を短くし
て誤り率を低くし、良い場合はフレーム長を長くして伝
送効率を高くするという作用を有する。
【0008】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の無線通信方式において、前記推定手段は、受信レ
ベルに基づいて無線伝送路の状態を推定して伝送路状態
推定信号を生成する手段であるものであり、受信レベル
が低い場合はフレーム長を短くして誤り率を低くし、高
い場合はフレーム長を長くして伝送効率を高くするとい
う作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記推定手段は、受信レ
ベルに基づいて無線伝送路の状態を推定して伝送路状態
推定信号を生成する手段であるものであり、受信レベル
が低い場合はフレーム長を短くして誤り率を低くし、高
い場合はフレーム長を長くして伝送効率を高くするとい
う作用を有する。
【0009】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記伝送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレ
ーム長制御信号を生成する手段であるものであり、受信
レベルが低くなる度にフレーム長を短くし、高くなる度
にフレーム長を長くするという作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記伝送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレ
ーム長制御信号を生成する手段であるものであり、受信
レベルが低くなる度にフレーム長を短くし、高くなる度
にフレーム長を長くするという作用を有する。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の無線通信方式において、前記推定手段は、受信信
号の復号時に検出した符号誤りに基づいて無線伝送路の
状態を推定して伝送路状態推定信号を生成する手段であ
るものであり、符号誤りが多い場合にフレーム長を短く
し、少ない場合にフレーム長を長くするという作用を有
する。
記載の無線通信方式において、前記推定手段は、受信信
号の復号時に検出した符号誤りに基づいて無線伝送路の
状態を推定して伝送路状態推定信号を生成する手段であ
るものであり、符号誤りが多い場合にフレーム長を短く
し、少ない場合にフレーム長を長くするという作用を有
する。
【0011】本発明の請求項5記載の発明は、請求項4
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記伝送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレ
ーム長制御信号を生成する手段であるものであり、符号
誤りが増える度にフレーム長を短くし、減る度にフレー
ム長を長くするという作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記伝送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレ
ーム長制御信号を生成する手段であるものであり、符号
誤りが増える度にフレーム長を短くし、減る度にフレー
ム長を長くするという作用を有する。
【0012】本発明の請求項6記載の発明は、請求項1
記載の無線通信方式において、前記推定手段は、現フレ
ームの受信レベルに基づいて無線伝送路の状態を推定し
て第1の伝送路状態推定信号を生成するとともに、直前
フレームの受信信号の復号時に検出した符号誤りに基づ
いて無線伝送路の状態を推定して第2の伝送路状態推定
信号を生成する手段であるものであり、受信レベルと符
号誤りの両方を考慮した伝送路状態推定信号を生成する
という作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記推定手段は、現フレ
ームの受信レベルに基づいて無線伝送路の状態を推定し
て第1の伝送路状態推定信号を生成するとともに、直前
フレームの受信信号の復号時に検出した符号誤りに基づ
いて無線伝送路の状態を推定して第2の伝送路状態推定
信号を生成する手段であるものであり、受信レベルと符
号誤りの両方を考慮した伝送路状態推定信号を生成する
という作用を有する。
【0013】本発明の請求項7記載の発明は、請求項6
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第1の伝送路状態推定信号の変化回数に基づい
てフレーム長制御信号を生成する手段であるものであ
り、受信レベルが低くなる度にフレーム長を短くし、高
くなる度にフレーム長を長くするという作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第1の伝送路状態推定信号の変化回数に基づい
てフレーム長制御信号を生成する手段であるものであ
り、受信レベルが低くなる度にフレーム長を短くし、高
くなる度にフレーム長を長くするという作用を有する。
【0014】本発明の請求項8記載の発明は、請求項6
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第2の伝送路状態推定信号の変化回数に基づい
てフレーム長制御信号を生成する手段であるものであ
り、符号誤りが増える度にフレーム長を短くし、減る度
にフレーム長を長くするという作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第2の伝送路状態推定信号の変化回数に基づい
てフレーム長制御信号を生成する手段であるものであ
り、符号誤りが増える度にフレーム長を短くし、減る度
にフレーム長を長くするという作用を有する。
【0015】本発明の請求項9記載の発明は、請求項6
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第1と第2の伝送路状態推定信号の変化回数に
基づいてフレーム長制御信号を生成する手段であるもの
であり、受信レベルと符号誤りのいずれが変化してもフ
レーム長を変えるという作用を有する。
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第1と第2の伝送路状態推定信号の変化回数に
基づいてフレーム長制御信号を生成する手段であるもの
であり、受信レベルと符号誤りのいずれが変化してもフ
レーム長を変えるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項10記載の発明は、請求項6
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第1と第2の伝送路状態推定信号のどちらか一
方の変化回数に基づいてフレーム長制御信号を生成する
手段であるものであり、受信レベルと符号誤りのいずれ
かのみの変化によりフレーム長を変えるという作用を有
する。
記載の無線通信方式において、前記制御信号生成手段
は、前記第1と第2の伝送路状態推定信号のどちらか一
方の変化回数に基づいてフレーム長制御信号を生成する
手段であるものであり、受信レベルと符号誤りのいずれ
かのみの変化によりフレーム長を変えるという作用を有
する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を参照しながら詳細に説明する。
〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0018】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、受信レベルに基づいて伝送路の状態を推定
し、無線伝送路状態の推定結果に従って送信フレーム長
を変える無線通信方式である。
の形態は、受信レベルに基づいて伝送路の状態を推定
し、無線伝送路状態の推定結果に従って送信フレーム長
を変える無線通信方式である。
【0019】図1は、本発明の実施の形態における無線
通信方式の構成図である。図1において、送信装置1
は、情報入力8から取り込んだ音声、画像などの情報
を、誤り訂正符号化部7で符号化し、フレーム生成部6
でフレームに組み立て、変調部5と直交変調部4で変調
し、送信高周波部3を介し送信アンテナ2から送信する
装置である。制御信号受信アンテナ9は、フレーム長制
御信号を受信して、制御信号受信部10に渡すアンテナで
ある。制御信号解析部11は、フレーム長を抽出してフレ
ーム生成部に渡す回路である。
通信方式の構成図である。図1において、送信装置1
は、情報入力8から取り込んだ音声、画像などの情報
を、誤り訂正符号化部7で符号化し、フレーム生成部6
でフレームに組み立て、変調部5と直交変調部4で変調
し、送信高周波部3を介し送信アンテナ2から送信する
装置である。制御信号受信アンテナ9は、フレーム長制
御信号を受信して、制御信号受信部10に渡すアンテナで
ある。制御信号解析部11は、フレーム長を抽出してフレ
ーム生成部に渡す回路である。
【0020】受信装置20は、受信アンテナ21-1〜21-Yで
電波を受信し、受信高周波部22-1〜22-Yで受信レベル信
号23-1〜23-YとIF信号24-1〜24-Yを生成し、受信レベ
ル判定部25で受信レベルを判定してダイバーシチ切換信
号28を生成し、ダイバーシチ切換部26でIF信号を選択
して、復調部27で復調し、フレーム再生部29でフレーム
を再生し、誤り訂正復号化部33で復号して情報出力35を
得る装置である。誤り判定部32で誤り率を判定し、制御
信号生成部30で、フレーム長制御信号を生成して、制御
信号送信部31と制御信号送信アンテナ34を介して送信す
る。
電波を受信し、受信高周波部22-1〜22-Yで受信レベル信
号23-1〜23-YとIF信号24-1〜24-Yを生成し、受信レベ
ル判定部25で受信レベルを判定してダイバーシチ切換信
号28を生成し、ダイバーシチ切換部26でIF信号を選択
して、復調部27で復調し、フレーム再生部29でフレーム
を再生し、誤り訂正復号化部33で復号して情報出力35を
得る装置である。誤り判定部32で誤り率を判定し、制御
信号生成部30で、フレーム長制御信号を生成して、制御
信号送信部31と制御信号送信アンテナ34を介して送信す
る。
【0021】図2は、フレームの構成を示す図である。
図3は、インタリーブの方法を示す図である。図4は、
受信レベルから伝送路状態を推定する方法の説明図であ
る。
図3は、インタリーブの方法を示す図である。図4は、
受信レベルから伝送路状態を推定する方法の説明図であ
る。
【0022】上記のように構成された本発明の第1の実
施の形態における無線通信方式の動作を説明する。
施の形態における無線通信方式の動作を説明する。
【0023】送信装置1で伝送する音声、画像などの情
報を情報入力8から取り込む。情報入力8で取り込んだ
情報を、誤り訂正符号化部7で、ブロック符号である
(n,k,m)BCH符号などの誤り訂正符号を使用し、
符号化処理を行う。(n,k,m)BCH符号とは、kビ
ットの情報に(n−k)ビットの検査ビットを付加した
nビットの符号語であり、nビット中mビット以内のラ
ンダム誤りを訂正し、(m+1)ビット以上の誤りを検
出する能力を持つ符号である。
報を情報入力8から取り込む。情報入力8で取り込んだ
情報を、誤り訂正符号化部7で、ブロック符号である
(n,k,m)BCH符号などの誤り訂正符号を使用し、
符号化処理を行う。(n,k,m)BCH符号とは、kビ
ットの情報に(n−k)ビットの検査ビットを付加した
nビットの符号語であり、nビット中mビット以内のラ
ンダム誤りを訂正し、(m+1)ビット以上の誤りを検
出する能力を持つ符号である。
【0024】フレーム生成部6では、誤り訂正符号化部
7で(n,k,m)BCH符号化処理した符号語を、制御
信号解析部11からの制御信号に応じ、複数個(ここでは
a個とする)まとめて、(n×a)ビットのデータ部を
構成し、(n×a)ビットのビット列に対し並べ替えを
行うインタリーブ処理を行い、同期ワード、フレームサ
イズなどのフレーム情報を付加し、図2に示すフレーム
(a)を生成する。インタリーブの一例を図3に示す。
7で(n,k,m)BCH符号化処理した符号語を、制御
信号解析部11からの制御信号に応じ、複数個(ここでは
a個とする)まとめて、(n×a)ビットのデータ部を
構成し、(n×a)ビットのビット列に対し並べ替えを
行うインタリーブ処理を行い、同期ワード、フレームサ
イズなどのフレーム情報を付加し、図2に示すフレーム
(a)を生成する。インタリーブの一例を図3に示す。
【0025】フレーム生成部6で生成したフレーム
(a)を、変調部5でデジタル変調した後に、直交変調
部4で直交変調し、送信高周波部3で送信周波数に変換
し、送信アンテナ2より受信装置20へ送信する。
(a)を、変調部5でデジタル変調した後に、直交変調
部4で直交変調し、送信高周波部3で送信周波数に変換
し、送信アンテナ2より受信装置20へ送信する。
【0026】受信装置20は、送信装置1からの送信波
を、受信アンテナ21-1〜21-Yで受信し、受信高周波部22
-1〜22-Yで、それぞれの受信レベル信号23-1〜23-YとI
F信号24-1〜24-Yを生成する。受信レベル判定部25は、
受信レベル信号23-1〜23-Yの比較を行い、もっとも受信
レベルの高い受信高周波部を判定する。この判定結果か
ら、ダイバーシチ切換信号28が生成される。ダイバーシ
チ切換信号28を受けたダイバーシチ切換部26は、当該受
信高周波部のIF信号を選択し、復調部27に接続する。
を、受信アンテナ21-1〜21-Yで受信し、受信高周波部22
-1〜22-Yで、それぞれの受信レベル信号23-1〜23-YとI
F信号24-1〜24-Yを生成する。受信レベル判定部25は、
受信レベル信号23-1〜23-Yの比較を行い、もっとも受信
レベルの高い受信高周波部を判定する。この判定結果か
ら、ダイバーシチ切換信号28が生成される。ダイバーシ
チ切換信号28を受けたダイバーシチ切換部26は、当該受
信高周波部のIF信号を選択し、復調部27に接続する。
【0027】一般に、ダイバーシチ切換は、フレーム同
期信号など本来の伝送情報ではない冗長部の受信期間に
行われ、次の同受信期間まで保持される。この例では、
図2に示すフレーム構成のフレーム情報の受信期間に行
うものとする。復調部27は、ダイバーシチ切換部26で選
択されたIF信号を直交復調し、デジタル復調を行い、
フレーム(a)を出力する。フレーム再生部29は、フレ
ーム同期を行い、フレーム(a)から同期ワード、フレ
ームサイズなどのフレーム情報を除去した(n×a)ビ
ットのデータ部にデインタリーブ処理を行い、a個の
(n,k,m)BCH符号語を出力する。
期信号など本来の伝送情報ではない冗長部の受信期間に
行われ、次の同受信期間まで保持される。この例では、
図2に示すフレーム構成のフレーム情報の受信期間に行
うものとする。復調部27は、ダイバーシチ切換部26で選
択されたIF信号を直交復調し、デジタル復調を行い、
フレーム(a)を出力する。フレーム再生部29は、フレ
ーム同期を行い、フレーム(a)から同期ワード、フレ
ームサイズなどのフレーム情報を除去した(n×a)ビ
ットのデータ部にデインタリーブ処理を行い、a個の
(n,k,m)BCH符号語を出力する。
【0028】誤り訂正復号化部33は、a個の(n,k,
m)BCH符号語の誤り検出を行い、検出した誤りを、
誤り判定部32に通知するとともに、検出した誤りが訂正
能力以内であれば訂正し、訂正能力を超える誤りであれ
ば、当該符号語に含む情報を破棄するミュート処理を施
したうえで、情報出力35から出力する。
m)BCH符号語の誤り検出を行い、検出した誤りを、
誤り判定部32に通知するとともに、検出した誤りが訂正
能力以内であれば訂正し、訂正能力を超える誤りであれ
ば、当該符号語に含む情報を破棄するミュート処理を施
したうえで、情報出力35から出力する。
【0029】このようなダイバーシチ受信装置におい
て、伝送路状態推定信号を使用し、制御信号生成部30で
フレーム当たりの符号語数を変える制御信号を生成し、
制御信号送信部31、制御信号送信アンテナ34から送信す
る。この制御信号を、制御信号受信アンテナ9、制御信
号受信部10で受信した送信装置1が、制御信号解析部11
で制御信号からフレーム当たりの符号語数を抽出し、フ
レーム生成部6でフレーム長を変える。
て、伝送路状態推定信号を使用し、制御信号生成部30で
フレーム当たりの符号語数を変える制御信号を生成し、
制御信号送信部31、制御信号送信アンテナ34から送信す
る。この制御信号を、制御信号受信アンテナ9、制御信
号受信部10で受信した送信装置1が、制御信号解析部11
で制御信号からフレーム当たりの符号語数を抽出し、フ
レーム生成部6でフレーム長を変える。
【0030】制御信号の送/受信に用いる変調方式等は
特に規定しないが、制御信号が伝送路から受ける影響
は、フレームが受けるものに比べ極めて小さく無視でき
るものとする。フレーム長の可変範囲は、内部動作に使
用するクロックの精度、インタリーブ処理に使用する記
憶装置の容量により制限され、この範囲外にフレーム長
を変えようとする制御は無効とし、そのような制御が生
じた場合は、現状のフレーム長に留まるものとする。制
御信号生成部30がフレーム当たりの符号語数を変える制
御信号を生成するのに使用する伝送路状態推定信号は、
受信レベル判定部25または誤り判定部32で生成される。
特に規定しないが、制御信号が伝送路から受ける影響
は、フレームが受けるものに比べ極めて小さく無視でき
るものとする。フレーム長の可変範囲は、内部動作に使
用するクロックの精度、インタリーブ処理に使用する記
憶装置の容量により制限され、この範囲外にフレーム長
を変えようとする制御は無効とし、そのような制御が生
じた場合は、現状のフレーム長に留まるものとする。制
御信号生成部30がフレーム当たりの符号語数を変える制
御信号を生成するのに使用する伝送路状態推定信号は、
受信レベル判定部25または誤り判定部32で生成される。
【0031】具体的には、受信レベル判定部25でダイバ
ーシチ切換後の受信レベルから生成した伝送路状態推定
信号を使用し、制御信号生成部30でフレーム当たりの符
号語数を変える制御信号を生成する。
ーシチ切換後の受信レベルから生成した伝送路状態推定
信号を使用し、制御信号生成部30でフレーム当たりの符
号語数を変える制御信号を生成する。
【0032】次に、どのように伝送路の状態を推定しフ
レーム長に反映するかを説明する。受信レベルから伝送
路の状態を推定してフレーム長を変える方式について、
図4を参照しながら説明する。ダイバーシチ受信におい
て、複数の受信レベル信号1〜Yの中からもっとも良好
な受信レベルの判定とダイバーシチ切換を、図2のフレ
ーム情報の受信期間に行う。このようなダイバーシチ受
信により複数の受信レベル信号を1つの受信レベル信号
とみなす。つまり送信装置1と受信装置20を結ぶ1つの
伝送路とみなすことができる。
レーム長に反映するかを説明する。受信レベルから伝送
路の状態を推定してフレーム長を変える方式について、
図4を参照しながら説明する。ダイバーシチ受信におい
て、複数の受信レベル信号1〜Yの中からもっとも良好
な受信レベルの判定とダイバーシチ切換を、図2のフレ
ーム情報の受信期間に行う。このようなダイバーシチ受
信により複数の受信レベル信号を1つの受信レベル信号
とみなす。つまり送信装置1と受信装置20を結ぶ1つの
伝送路とみなすことができる。
【0033】このダイバーシチ受信レベル信号と予め設
定しておいたしきい値とを、受信レベル判定部25で比較
し、伝送路状態推定信号を生成する。しきい値は、受信
した信号が誤りを含んでいても、インタリーブと誤り訂
正符号で訂正して正しい情報を再生できる受信レベルの
範囲内で設定しておく。伝送路状態推定信号は、受信レ
ベルがしきい値より大きい場合は“H”に、しきい値よ
り小さい場合は“L”とする。このようにして生成した
伝送路状態推定信号が、次のダイバーシチ判定までの間
“H”であれば、伝送路の状態が安定しているものと判
定し、フレーム長を長くする。つまりフレーム当たりの
符号語数を増すようにする。“L”であれば、伝送路の
状態が安定していないものと判定し、フレーム長を短く
する。つまりフレーム当たりの符号語数を減らすように
制御信号生成部30で制御信号を生成する。
定しておいたしきい値とを、受信レベル判定部25で比較
し、伝送路状態推定信号を生成する。しきい値は、受信
した信号が誤りを含んでいても、インタリーブと誤り訂
正符号で訂正して正しい情報を再生できる受信レベルの
範囲内で設定しておく。伝送路状態推定信号は、受信レ
ベルがしきい値より大きい場合は“H”に、しきい値よ
り小さい場合は“L”とする。このようにして生成した
伝送路状態推定信号が、次のダイバーシチ判定までの間
“H”であれば、伝送路の状態が安定しているものと判
定し、フレーム長を長くする。つまりフレーム当たりの
符号語数を増すようにする。“L”であれば、伝送路の
状態が安定していないものと判定し、フレーム長を短く
する。つまりフレーム当たりの符号語数を減らすように
制御信号生成部30で制御信号を生成する。
【0034】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、無線通信方式を、ダイバーシチ受信装置におい
て、受信レベルに基づいて伝送路の状態を推定し、送信
装置において状態推定結果に従ってフレーム長を変える
構成としたので、無線環境が悪化して受信レベルが下が
っても、フレーム長を短くして安定に通信できる。
では、無線通信方式を、ダイバーシチ受信装置におい
て、受信レベルに基づいて伝送路の状態を推定し、送信
装置において状態推定結果に従ってフレーム長を変える
構成としたので、無線環境が悪化して受信レベルが下が
っても、フレーム長を短くして安定に通信できる。
【0035】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、ダイバーシチ受信装置において、符号誤り率
に基づいて伝送路の状態を推定し、送信装置において状
態推定結果に従ってフレーム長を変える無線通信方式で
ある。
の形態は、ダイバーシチ受信装置において、符号誤り率
に基づいて伝送路の状態を推定し、送信装置において状
態推定結果に従ってフレーム長を変える無線通信方式で
ある。
【0036】本発明の第2の実施の形態における無線通
信方式の基本的なシステム構成は、第1の実施の形態と
同じである。
信方式の基本的なシステム構成は、第1の実施の形態と
同じである。
【0037】誤り判定部32で受信信号の復号時の符号誤
りから生成した伝送路状態推定信号を使用し、制御信号
生成部30でフレーム当たりの符号語数を変える制御信号
を生成する。
りから生成した伝送路状態推定信号を使用し、制御信号
生成部30でフレーム当たりの符号語数を変える制御信号
を生成する。
【0038】受信信号の復号時に検出した符号誤りから
伝送路の状態を推定して、フレーム長を変える。フレー
ム再生部29で、図2に示すフレーム(a)に含まれるフ
レーム情報からフレーム当たりの符号語数aを検出し、
送信装置1でインタリーブ処理されたデータ部をデイン
タリーブ処理し、a個の(n,k,m)BCH符号語とす
る。図3に示すインタリーブの例は、伝送路の状態変化
により生じるバースト誤りが{2,n+2,2n+2・・
・,(a―2)n+3,(a―1)n+3}のように、m
×a=2aビット以内であれば訂正能力m=2の(n,
k,m)BCH符号語で2ビットのランダム誤りとして
訂正できることを示している。つまり誤り訂正復号化部
33で訂正能力を超える誤りを検出することは、デインタ
リーブ処理でランダム誤りに分散できないバースト誤り
を発生するほど伝送路の状態が変化していると推定され
る。そこで誤り判定部32は、誤り訂正復号化部33から通
知される誤り検出信号を使用し、伝送路状態推定信号を
生成する。伝送路状態推定信号は、誤りがないか訂正能
力以内である場合“H”に、訂正能力を超える誤りを検
出した場合“L”とする。このようにして生成した伝送
路状態推定信号が、次のダイバーシチ判定までの間
“H”であれば、伝送路の状態が安定しているものと判
定し、フレーム長を長くする。つまりフレーム当たりの
符号語数を増すようにする。“L”であれば、伝送路の
状態が安定していないものと判定し、フレーム長を短く
する。つまりフレーム当たりの符号語数を減らすよう
に、制御信号生成部30で制御信号を生成する。
伝送路の状態を推定して、フレーム長を変える。フレー
ム再生部29で、図2に示すフレーム(a)に含まれるフ
レーム情報からフレーム当たりの符号語数aを検出し、
送信装置1でインタリーブ処理されたデータ部をデイン
タリーブ処理し、a個の(n,k,m)BCH符号語とす
る。図3に示すインタリーブの例は、伝送路の状態変化
により生じるバースト誤りが{2,n+2,2n+2・・
・,(a―2)n+3,(a―1)n+3}のように、m
×a=2aビット以内であれば訂正能力m=2の(n,
k,m)BCH符号語で2ビットのランダム誤りとして
訂正できることを示している。つまり誤り訂正復号化部
33で訂正能力を超える誤りを検出することは、デインタ
リーブ処理でランダム誤りに分散できないバースト誤り
を発生するほど伝送路の状態が変化していると推定され
る。そこで誤り判定部32は、誤り訂正復号化部33から通
知される誤り検出信号を使用し、伝送路状態推定信号を
生成する。伝送路状態推定信号は、誤りがないか訂正能
力以内である場合“H”に、訂正能力を超える誤りを検
出した場合“L”とする。このようにして生成した伝送
路状態推定信号が、次のダイバーシチ判定までの間
“H”であれば、伝送路の状態が安定しているものと判
定し、フレーム長を長くする。つまりフレーム当たりの
符号語数を増すようにする。“L”であれば、伝送路の
状態が安定していないものと判定し、フレーム長を短く
する。つまりフレーム当たりの符号語数を減らすよう
に、制御信号生成部30で制御信号を生成する。
【0039】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、無線通信方式を、ダイバーシチ受信装置におい
て、符号誤り率に基づいて伝送路の状態を推定し、送信
装置において状態推定結果に従ってフレーム長を変える
構成としたので、無線環境が悪化して符号誤り率が大き
くなっても、フレーム長を短くして安定に通信できる。
では、無線通信方式を、ダイバーシチ受信装置におい
て、符号誤り率に基づいて伝送路の状態を推定し、送信
装置において状態推定結果に従ってフレーム長を変える
構成としたので、無線環境が悪化して符号誤り率が大き
くなっても、フレーム長を短くして安定に通信できる。
【0040】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、ダイバーシチ受信装置において、受信レベル
と符号誤り率に基づいて伝送路の状態を推定し、送信装
置において状態推定結果に従ってフレーム長を変える無
線通信方式である。
の形態は、ダイバーシチ受信装置において、受信レベル
と符号誤り率に基づいて伝送路の状態を推定し、送信装
置において状態推定結果に従ってフレーム長を変える無
線通信方式である。
【0041】本発明の第3の実施の形態における無線通
信方式の基本的なシステム構成は、第1の実施の形態と
同じである。
信方式の基本的なシステム構成は、第1の実施の形態と
同じである。
【0042】受信レベル判定部25で、現フレームのダイ
バーシチ切換後の受信レベルから第1の伝送路状態推定
信号を生成する。現フレームに比べデインタリーブ処理
などで遅れた直前フレームの受信信号の復号時の符号誤
りから、誤り判定部32で、第2の伝送路状態推定信号を
生成する。第1と第2の伝送路状態推定信号を使用し、
制御信号生成部30でフレーム当たりの符号語数を変える
制御信号を生成する。
バーシチ切換後の受信レベルから第1の伝送路状態推定
信号を生成する。現フレームに比べデインタリーブ処理
などで遅れた直前フレームの受信信号の復号時の符号誤
りから、誤り判定部32で、第2の伝送路状態推定信号を
生成する。第1と第2の伝送路状態推定信号を使用し、
制御信号生成部30でフレーム当たりの符号語数を変える
制御信号を生成する。
【0043】現行フレームの受信レベルから推定した伝
送路の状態と、直前フレームの受信信号の復号時に検出
した符号誤りから推定した伝送路の状態とをフレーム長
に反映する。それぞれの伝送路状態推定信号が次のダイ
バーシチ判定までの間に伝送路の安定を示す“H”と伝
送路の不安定を示す“L”との間で変化した回数を計数
し、その両方が予め設定した回数に達しなければ、伝送
路の状態が安定しているものと判定し、フレーム長を長
くする。つまりフレーム当たりの符号語数を増すように
する。その両方が予め設定した回数に達すれば、伝送路
の状態が安定していないものと判定し、フレーム長を短
くする。つまりフレーム当たりの符号語数を減らすよう
に制御信号生成部30で制御信号を生成する。
送路の状態と、直前フレームの受信信号の復号時に検出
した符号誤りから推定した伝送路の状態とをフレーム長
に反映する。それぞれの伝送路状態推定信号が次のダイ
バーシチ判定までの間に伝送路の安定を示す“H”と伝
送路の不安定を示す“L”との間で変化した回数を計数
し、その両方が予め設定した回数に達しなければ、伝送
路の状態が安定しているものと判定し、フレーム長を長
くする。つまりフレーム当たりの符号語数を増すように
する。その両方が予め設定した回数に達すれば、伝送路
の状態が安定していないものと判定し、フレーム長を短
くする。つまりフレーム当たりの符号語数を減らすよう
に制御信号生成部30で制御信号を生成する。
【0044】上記のように、本発明の第3の実施の形態
では、無線通信方式を、ダイバーシチ受信装置におい
て、受信レベルと符号誤り率に基づいて伝送路の状態を
推定し、送信装置において状態推定結果に従ってフレー
ム長を変える構成としたので、無線環境が悪化して受信
レベルと符号誤り率が悪くなっても、フレーム長を短く
して安定に通信できる。
では、無線通信方式を、ダイバーシチ受信装置におい
て、受信レベルと符号誤り率に基づいて伝送路の状態を
推定し、送信装置において状態推定結果に従ってフレー
ム長を変える構成としたので、無線環境が悪化して受信
レベルと符号誤り率が悪くなっても、フレーム長を短く
して安定に通信できる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、無線通信方式を、無線伝送路の状態を推定して伝
送路状態推定信号を生成する推定手段と、伝送路状態推
定信号に基づいてフレーム長制御信号を生成する制御信
号生成手段と、フレーム長制御信号を送信する手段とを
ダイバーシチ受信装置に備え、フレーム長制御信号を受
信する手段と、フレーム長制御信号に基づいてフレーム
長を変える可変手段とを送信装置に備えた構成としたの
で、伝送効率を改善できるとともに、フレーム当たりの
符号語数を増やすことで長いインタリーブ処理が可能と
なり、バースト誤りをランダム誤りに分散することがで
きるために、簡単小規模回路の誤り訂正符号で一定の通
信品質を確保でき、消費電力の増大と処理時間の増加を
抑制することができるという効果が得られる。
では、無線通信方式を、無線伝送路の状態を推定して伝
送路状態推定信号を生成する推定手段と、伝送路状態推
定信号に基づいてフレーム長制御信号を生成する制御信
号生成手段と、フレーム長制御信号を送信する手段とを
ダイバーシチ受信装置に備え、フレーム長制御信号を受
信する手段と、フレーム長制御信号に基づいてフレーム
長を変える可変手段とを送信装置に備えた構成としたの
で、伝送効率を改善できるとともに、フレーム当たりの
符号語数を増やすことで長いインタリーブ処理が可能と
なり、バースト誤りをランダム誤りに分散することがで
きるために、簡単小規模回路の誤り訂正符号で一定の通
信品質を確保でき、消費電力の増大と処理時間の増加を
抑制することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1〜3の実施の形態における無線通
信方式のシステム構成図、
信方式のシステム構成図、
【図2】本発明の第1〜3の実施の形態における無線通
信方式のフレーム構成図、
信方式のフレーム構成図、
【図3】本発明の第1〜3の実施の形態における無線通
信方式のインタリーブ処理の説明図、
信方式のインタリーブ処理の説明図、
【図4】本発明の第1、3の実施の形態における無線通
信方式の受信レベルから伝送路状態を推定する方法の説
明図である。
信方式の受信レベルから伝送路状態を推定する方法の説
明図である。
1 送信装置 2 送信アンテナ 3 送信高周波部 4 直交変調部 5 変調部 6 フレーム生成部 7 誤り訂正符号化部 8 情報入力 9 制御信号受信アンテナ 10 制御信号受信部 11 制御信号解析部 20 受信装置 21-1〜21-Y 受信アンテナ 22-1〜22-Y 受信高周波部 23-1〜23-Y 受信レベル信号 24-1〜24-Y IF信号 25 受信レベル判定部 26 ダイバーシチ切換部 27 復調部 28 ダイバーシチ切換信号 29 フレーム再生部 30 制御信号生成部 31 制御信号送信部 32 誤り判定部 33 誤り訂正復号化部 34 制御信号送信アンテナ 35 情報出力
フロントページの続き (72)発明者 袴田 照美 宮城県仙台市泉区明通二丁目五番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 (72)発明者 谷口 尚平 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K059 CC03 DD02 DD05 EE02 5K067 AA13 AA14 AA23 AA43 CC04 CC24 DD44 DD46 FF16 HH26 KK03
Claims (10)
- 【請求項1】 無線伝送路の状態を推定して伝送路状態
推定信号を生成する推定手段と、前記伝送路状態推定信
号に基づいてフレーム長制御信号を生成する制御信号生
成手段と、前記フレーム長制御信号を送信する手段とを
ダイバーシチ受信装置に備え、前記フレーム長制御信号
を受信する手段と、前記フレーム長制御信号に基づいて
フレーム長を変える可変手段とを送信装置に備えたこと
を特徴とする無線通信方式。 - 【請求項2】 前記推定手段は、受信レベルに基づいて
無線伝送路の状態を推定して伝送路状態推定信号を生成
する手段であることを特徴とする請求項1記載の無線通
信方式。 - 【請求項3】 前記制御信号生成手段は、前記伝送路状
態推定信号の変化回数に基づいてフレーム長制御信号を
生成する手段であることを特徴とする請求項2記載の無
線通信方式。 - 【請求項4】 前記推定手段は、受信信号の復号時に検
出した符号誤りに基づいて無線伝送路の状態を推定して
伝送路状態推定信号を生成する手段であることを特徴と
する請求項1記載の無線通信方式。 - 【請求項5】 前記制御信号生成手段は、前記伝送路状
態推定信号の変化回数に基づいてフレーム長制御信号を
生成する手段であることを特徴とする請求項4記載の無
線通信方式。 - 【請求項6】 前記推定手段は、現フレームの受信レベ
ルに基づいて無線伝送路の状態を推定して第1の伝送路
状態推定信号を生成するとともに、直前フレームの受信
信号の復号時に検出した符号誤りに基づいて無線伝送路
の状態を推定して第2の伝送路状態推定信号を生成する
手段であることを特徴とする請求項1記載の無線通信方
式。 - 【請求項7】 前記制御信号生成手段は、前記第1の伝
送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレーム長制御
信号を生成する手段であることを特徴とする請求項6記
載の無線通信方式。 - 【請求項8】 前記制御信号生成手段は、前記第2の伝
送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレーム長制御
信号を生成する手段であることを特徴とする請求項6記
載の無線通信方式。 - 【請求項9】 前記制御信号生成手段は、前記第1と第
2の伝送路状態推定信号の変化回数に基づいてフレーム
長制御信号を生成する手段であることを特徴とする請求
項6記載の無線通信方式。 - 【請求項10】 前記制御信号生成手段は、前記第1と
第2の伝送路状態推定信号のどちらか一方の変化回数に
基づいてフレーム長制御信号を生成する手段であること
を特徴とする請求項6記載の無線通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11193306A JP2001024575A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | フレーム長可変無線通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11193306A JP2001024575A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | フレーム長可変無線通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001024575A true JP2001024575A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16305728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11193306A Pending JP2001024575A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | フレーム長可変無線通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001024575A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003103186A1 (ja) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | ティーオーエー株式会社 | アンテナダイバシティ方式のデジタル無線受信機 |
KR20040020638A (ko) * | 2002-08-31 | 2004-03-09 | 삼성전자주식회사 | 무선 채널 특성을 반영한 동적 패킷 세그먼트 임계치관리방법 |
KR100550464B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2006-02-13 | 가부시키가이샤 엔티티 도코모 | 무선 통신 시스템, 통신 단말장치, 및 버스트 신호 송신방법 |
KR100666127B1 (ko) | 2005-04-23 | 2007-01-09 | 전자부품연구원 | Wpan에서 동적 응답 정책을 이용한 데이터 프레임전송방법 |
JP2007089066A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 携帯通信端末装置およびデータ伝送制御方法 |
JP2007184692A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Kddi Corp | リンク層フレーム長を適応的に変更する通信装置、端末、基地局及びプログラム |
US7369488B2 (en) | 2003-02-27 | 2008-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Wireless LAN apparatus for changing packet length according to changing conditions |
-
1999
- 1999-07-07 JP JP11193306A patent/JP2001024575A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100550464B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2006-02-13 | 가부시키가이샤 엔티티 도코모 | 무선 통신 시스템, 통신 단말장치, 및 버스트 신호 송신방법 |
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KR20040020638A (ko) * | 2002-08-31 | 2004-03-09 | 삼성전자주식회사 | 무선 채널 특성을 반영한 동적 패킷 세그먼트 임계치관리방법 |
US7898961B2 (en) | 2002-08-31 | 2011-03-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for dynamically managing a packet segment threshold according to a wireless channel state |
US7369488B2 (en) | 2003-02-27 | 2008-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Wireless LAN apparatus for changing packet length according to changing conditions |
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JP2007089066A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 携帯通信端末装置およびデータ伝送制御方法 |
JP2007184692A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Kddi Corp | リンク層フレーム長を適応的に変更する通信装置、端末、基地局及びプログラム |
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