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JP2001018711A - 自動車用窓ガラスの警告灯取付構造 - Google Patents

自動車用窓ガラスの警告灯取付構造

Info

Publication number
JP2001018711A
JP2001018711A JP19069999A JP19069999A JP2001018711A JP 2001018711 A JP2001018711 A JP 2001018711A JP 19069999 A JP19069999 A JP 19069999A JP 19069999 A JP19069999 A JP 19069999A JP 2001018711 A JP2001018711 A JP 2001018711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warning light
glass plate
vehicle
coating layer
harness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19069999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Goto
雅雄 後藤
Kazuya Oba
和哉 大庭
Satoru Mori
哲 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP19069999A priority Critical patent/JP2001018711A/ja
Publication of JP2001018711A publication Critical patent/JP2001018711A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板の車外側に警告灯を設置しても車内
の美観を損なわない自動車用窓ガラスの警告灯取付構造
を提供する。 【解決手段】 自動車用窓ガラスの警告灯取付構造10
は、ガラス板11の車内側面11Bに設けた暗色被覆層37
と、ガラス板11の車外側面11Aに取り付けた警告灯12
と、ガラス板11を貫通して警告灯12に接続する固定ボル
ト38と、警告灯12からガラス板11を貫通して車内に引き
出すハーネス39とを有し、警告灯12を固定ボルト38,ハ
ーネス39が暗色被覆層37を貫通するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用窓ガラスの
警告灯取付構造に係り、詳しくは自動車の後部に設けら
れたガラス板の車外側面に警告灯を取り付けるための自
動車用窓ガラスの警告灯取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す自動車30は、後続車に減速あ
るいは停止を表示して注意を喚起させるために、後部に
警告灯31が設置されている。この警告灯31は、後部に設
けられたガラス板32の車内側面における天井側辺部中央
(図中上辺中央)に設けられていることが多いが、地表
側辺部中央(図中下辺中央)に設けられる場合もある。
また、警告灯31は、ガラス板32の中央に設けられる形態
以外にも、車幅方向に沿って同じ高さで一対設けられる
場合もある。
【0003】
【課題を解決するための手段】ところで、近年、車内の
プライバシーを重視して、可視光透過率が40%程度のガ
ラス板を採用した自動車が増えつつある。このような自
動車においては、警告灯31をガラス板32の車内側に設置
すると警告灯31の点灯あるいは点滅を後続車が確認し難
い。点灯あるいは点滅を確認できるようにするために
は、警告灯31の輝度を大きくしなければならない。そこ
で、警告灯31をガラス板32の車外側に取り付けることが
考えられる。
【0004】図3に、ガラス板32の車外側面32Aに警告
灯31が取り付けられた警告灯付自動車用窓ガラス40の要
部断面を示す。ガラス板32は、その周縁部にガスケッ
ト、モール、モールディング等の名前で呼ばれている枠
体33が設けられていて、接着剤34を介してボディパネル
35の凹状開口部36に嵌め込むように固定される。ガラス
板32の車内側面32B(図4中左方面)における縁部に
は、車外から接着剤34が見えないように、セラミック塗
装等による暗色被覆層37が略帯状に一定幅で設けられて
いる。
【0005】一方、警告灯31は、箱状の本体41と、本体
41に収容される電球42と、電球42を本体41内に密閉可能
なレンズ43とを有している。この警告灯31は、ガラス板
32を車内から貫通する固定ボルト38を本体41に螺合する
ことにより、ガラス板32の車外側面32Aに対して本体41
の取付面44が面当接するように固定されている。このよ
うな警告灯31は、電球42に給電するためのハーネス39が
取付面44からガラス板32を貫通して車内に引き出されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た警告灯付自動車用窓ガラス40は、固定ボルト38が警告
灯32の取付面44に螺合されている様子や、あるいはハー
ネス39が取付面44から引き出されている様子がガラス板
32を通して車内から見えるため、車内の美観を損なうと
いう不都合があった。本発明は、前述した問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的はガラス板の車外側に
警告灯を設置しても車内の美観を損なわない自動車用窓
ガラスの警告灯取付構造を提供することにある。
【0007】前述した目的を達成するために、本発明
は、自動車の後部に設けられるガラス板と、前記ガラス
板の車内側面における縁部に沿って一定幅で設けられた
暗色被覆層と、前記ガラス板の車外側面における周縁領
域に取り付けられた自動車の後方に向かって警告を表示
するための警告灯とを有する自動車用窓ガラスの警告灯
取付構造であって、前記警告灯は、前記ガラス板を厚み
方向に貫通するとともに前記警告灯の取付面に接続され
た固定部材により、前記ガラス板の車外側面に取り付け
られており、前記警告灯には、警告灯内部から前記ガラ
ス板を厚み方向に貫通して車内に引き出されるハーネス
が設けられていて、前記固定部材および前記ハーネスが
前記暗色被覆層を貫通していることを特徴としている。
【0008】ここで、固定部材としては、警告灯の取付
面に螺合可能な固定ボルトや、あるいは警告灯の取付面
に埴設されたスタッドボルト等を例示できる。そして、
警告灯の配置形態としては、固定部材およびハーネスが
暗色被覆層を貫通するように、本体の配置位置を適宜選
択する形態や、あるいは本体の配置位置は従来のままで
固定部材およびハーネスが貫通できるように暗色被覆層
の塗布幅を全域にわたって拡幅する形態等を採用でき
る。
【0009】このように構成された自動車用窓ガラスの
警告灯取付構造においては、固定部材およびハーネスが
暗色被覆層を貫通しているため、固定部材が警告灯の取
付面に接続されている様子や、あるいはハーネスが取付
面から引き出されている様子が車内から見えず、これに
より車内の美観を向上できることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実
施形態において、既に図2ないし図3において説明した
部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を
付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0011】図1(A)および図1(B)に示すよう
に、本発明に係る実施形態の自動車用窓ガラスの警告灯
取付構造10は、自動車の後部に設けられるガラス板11
と、ガラス板11の車外側面に取り付けられた警告灯12と
を含んで構成されている。ガラス板11は、その周縁部に
枠体33が設けられていて、接着剤34を介してボディパネ
ル35の凹状開口部36に嵌め込み固定されている。ガラス
板11の車内側面11Bの縁部には、略帯状の暗色被覆層37
が設けられており、暗色被覆層37により車外側から接着
剤34が見えないようになっている。
【0012】そして、この実施形態の自動車用窓ガラス
の警告灯取付構造10は、本体41が枠体33に沿うように警
告灯12を配置することにより、固定ボルト38,38および
ハーネス39が暗色被覆層37を貫通している。従ってこの
ような自動車用窓ガラスの警告灯取付構造10によれば、
固定ボルト38,38およびハーネス39が暗色被覆層37を貫
通しているため、固定ボルト38,38が本体41の取付面44
に接続されている様子や、あるいはハーネス39が取付面
44から引き出されている様子が車内から見えず、これに
より車内の美観を向上できる。
【0013】本発明の警告灯付自動車用窓ガラスは、可
視光透過率の小さいガラス板が用いられる場合に対し、
有益である。すわなち、本発明におけるガラス板には、
無色透明、有色透明の種々のガラス板を用いることがで
きる。一方で、可視光透過率の小さいガラス板を用いた
自動車では、従来、警告灯を車内側に設けることが困難
であるという課題を有していた。
【0014】この課題に対して、本発明の警告灯付自動
車用窓ガラスは、警告灯をガラス板の車外側面に取り付
けつつ車外側面に取り付ける際に発生する不具合を解消
する。従って、本発明の警告灯付自動車用窓ガラスは、
可視光透過率の小さいガラス板に対し特に有益である。
可視光透過率の小さいガラス板は、可視光透過率が55%
以下のガラス板を指し、可視光透過率が15%〜50%のガ
ラス板が、特に可視光透過率が20%〜40%のガラス板が
実用性に富む。
【0015】本発明における警告灯は、ガラス板の周縁
領域に取り付けられる。周縁領域とは、自動車の運転者
等の自動車後方視界を遮らない、ガラス板の縁部や縁部
よりガラス板面方向内周側の領域である。また、周縁領
域は、自動車への取り付け状態におけるガラス板の上辺
近傍、下辺近傍、側辺近傍のうちのいずれの位置でもよ
い。警告灯の配置バランスの点から、周縁領域は、ガラ
ス板の上辺近傍または下辺近傍が好ましい。
【0016】本発明における警告灯の本体は、内部に電
球、LED等の発光手段を収容できる箱状のものであ
る。箱状の本体からは、発光手段に通電させるためのハ
ーネスが延出する。そのため、箱状の本体のうちのガラ
ス板に対向する側には開口が設けられる。開口を設ける
手段には、(a)本体を開いた箱状に形成すること、
(b)本体を閉じた箱状に形成して箱の閉じ蓋部に開口
孔を設けること、等がある。(a)の場合、本体の取付
面は開いた箱状の開口端面に相当する。(b)の場合、
本体の取付面は箱の閉じ蓋部に相当する。
【0017】本発明における固定部材およびハーネス
は、暗色被覆層を貫通するように配されている。一方
で、固定部材およびハーネスは、本体の所定の部位に位
置する。暗色被覆層は固定部材およびハーネスの位置す
る場所を含むように設けられていることから、暗色被覆
層の設けられる位置と警告灯の取り付けられる位置と
は、完全に一致しなくてもよい。例えば、警告灯がガラ
ス板の上辺近傍に取り付けられている場合、警告灯の下
辺部分が暗色被覆層の設けられていない場所に位置して
もよいし、警告灯の両側辺のうちの一方の辺または両辺
の部分暗色被覆層が暗色被覆層の設けられていない場所
に位置してもよい。
【0018】一方で、警告灯のうちで暗色被覆層の設け
られていない場所に位置する個所があると、次のような
不具合が生じる。すわなち、本体の形状が(a)の場
合、本体内部が車内から視認される不具合である。そこ
で、本体の形状としては(b)の形状が好ましい。その
理由は、警告灯のうちで暗色被覆層の設けられていない
場所に位置する個所があっても、本体内部が遮蔽される
からである。
【0019】逆に、警告灯のうちで暗色被覆層の設けら
れていない場所に位置する個所がないように、警告灯の
取り付け位置を暗色被覆層が設けられている位置に一致
させることは好ましい。その理由は、本体が(a)の形
状であっても暗色被覆層により本体内部を遮蔽でき、本
体が(b)の形状であっても暗色被覆層により取付面を
遮蔽できるからである。
【0020】警告灯の取り付け位置を暗色被覆層が設け
られている位置に一致させるために、ガラス板の縁部に
設けられている暗色被覆層をガラス板の面方向内周側に
延存させることは好ましい。すわなち、ガラス板の社内
側面における縁部に設けられている暗色被覆層を、警告
灯が取り付けられる部分に突出するように設ける。こう
して、警告灯の取付面が車内側から見えないようにする
ことができる。
【0021】暗色被覆層のうち、ガラス板の面方向内周
側に延存した部分は、警告灯の本体の形状に応じて、警
告灯が取り付けられている場所である周縁領域全域にわ
たり設けられることも、警告灯の本体の辺部に対応して
環状に設けることもできる。ただし、本体の形状が
(a)の場合、暗色被覆層は周縁領域全域にわたり設け
られる。さらに、(b)の場合であっても、本体の取付
面全面を実質的に覆うことができる点から暗色平面部は
周縁領域全域にわたり設けられることが好ましい。
【0022】その他、本発明は、前述した実施形態に限
定されるものでなく、ガラス板,暗色被覆層,警告灯,
取付面,固定部材,暗色平面部,ハーネス等の材質,形
状,寸法,形態,数,配置個所,色等は本発明を達成で
きるものであれば任意であり、限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、固定部材およびハーネスが暗色被覆層を貫通してい
るため、固定部材が警告灯の取付面に接続されている様
子や、あるいはハーネスが取付面から引き出されている
様子が車内から見えず、これにより従来に車内の美観を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態を示す全体図および破断
斜視図である。
【図2】警告灯付自動車用窓ガラスを採用した自動車を
示す斜視図である。
【図3】警告灯付自動車用窓ガラスを示す要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
10 自動車用窓ガラスの警告灯取付構造 11 ガラス板 11A 車外側面 11B 車内側面 12 警告灯 37 暗色被覆層 38 固定ボルト(固定部材) 39 ハーネス 44 取付面
フロントページの続き (72)発明者 森 哲 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 旭 硝子株式会社内 Fターム(参考) 3K039 AA01 CB05 CC09 LB08 LF15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部に設けられるガラス板と、
    前記ガラス板の車内側面における縁部に沿って一定幅で
    設けられた暗色被覆層と、前記ガラス板の車外側面にお
    ける周縁領域に取り付けられた自動車の後方に向かって
    警告を表示するための警告灯とを有する自動車用窓ガラ
    スの警告灯取付構造であって、 前記警告灯は、前記ガラス板を厚み方向に貫通するとと
    もに前記警告灯の取付面に接続された固定部材により、
    前記ガラス板の車外側面に取り付けられており、前記警
    告灯には、警告灯内部から前記ガラス板を厚み方向に貫
    通して車内に引き出されるハーネスが設けられていて、 前記固定部材および前記ハーネスが前記暗色被覆層を貫
    通していることを特徴とする自動車用窓ガラスの警告灯
    取付構造。
JP19069999A 1999-07-05 1999-07-05 自動車用窓ガラスの警告灯取付構造 Pending JP2001018711A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7718889B2 (en) 2001-03-20 2010-05-18 American Power Conversion Corporation Adjustable scalable rack power system and method
US8867193B2 (en) 2001-03-20 2014-10-21 Schneider Electric It Corporation Adjustable scalable rack power system and method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7718889B2 (en) 2001-03-20 2010-05-18 American Power Conversion Corporation Adjustable scalable rack power system and method
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RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060425