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JP2001017065A - 穀物菓子の製造装置 - Google Patents

穀物菓子の製造装置

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Publication number
JP2001017065A
JP2001017065A JP11195941A JP19594199A JP2001017065A JP 2001017065 A JP2001017065 A JP 2001017065A JP 11195941 A JP11195941 A JP 11195941A JP 19594199 A JP19594199 A JP 19594199A JP 2001017065 A JP2001017065 A JP 2001017065A
Authority
JP
Japan
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cereal
confectionery
cake
confection
receiving
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP11195941A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Takaoka
照海 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enseki Aojiru Inc
Original Assignee
Enseki Aojiru Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enseki Aojiru Inc filed Critical Enseki Aojiru Inc
Priority to JP11195941A priority Critical patent/JP2001017065A/ja
Priority to KR1020000025024A priority patent/KR20010039597A/ko
Priority to TW089112082A priority patent/TW448040B/zh
Priority to EP00305735A priority patent/EP1066760A3/en
Priority to CN00120358A priority patent/CN1127912C/zh
Publication of JP2001017065A publication Critical patent/JP2001017065A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/20Malt products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/117Flakes or other shapes of ready-to-eat type; Semi-finished or partly-finished products therefor
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    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/161Puffed cereals, e.g. popcorn or puffed rice
    • A23L7/174Preparation of puffed cereals from wholegrain or grain pieces without preparation of meal or dough
    • A23L7/178Preparation of puffed cereals from wholegrain or grain pieces without preparation of meal or dough by pressure release with or without heating
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P30/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the process or apparatus
    • A23P30/30Puffing or expanding
    • A23P30/32Puffing or expanding by pressure release, e.g. explosion puffing; by vacuum treatment
    • A23P30/36Puffing or expanding by pressure release, e.g. explosion puffing; by vacuum treatment in discontinuously working apparatus

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】穀物を膨化させてから焼いて煎餅状にするよう
な穀物菓子の製造について、実演販売や、工場以外での
製造ができるようにすること。 【解決手段】材料たる穀物Aを収容するホッパ9と、該
ホッパ9から所定量の穀物Aを送り出す送出し手段14
と、該送出し手段14により送り出された穀物Aを上型
10と下型11とで熱加圧する熱加圧手段と、該熱加圧
手段で製造した穀物菓子Bを排出する排出手段14とを
有して穀物Aを加工する加工部6と、加工された穀物菓
子Bを受け入れる菓子受入れ部7とを、車輪2付きの台
3に一緒に搭載し、上記菓子受け入れ部7の下には、上
型10および下型11を駆動するためのエアシリンダ2
6,27駆動用のエアコンプレッサ32を位置させた穀
物菓子の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デンプンを含有
する穀物を用いて菓子を製造するための穀物菓子の製造
装置に関し、より詳しくは、実演販売や屋外での製造販
売等に用いるのに適したような穀物菓子の製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】デンプンは、水と熱を加えてのり化しな
いと消化吸収が悪いので、米や麦、大豆などの穀物は、
膨化機で膨化することによって菓子に加工している。
【0003】しかしこの膨化機は、工場に据え付けるタ
イプで一般に大型であり、各構成要素もバラバラであ
る。このため、製品たる穀物菓子の良さをよく知っても
らう実演販売や、祭りやイベント、公園、テーマパー
ク、サービスエリア等での製造や販売に使える便利な機
会はこれまでになかった。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、穀物を用いた菓子の実演販売や、工場以外での製造
ができるような穀物菓子の製造装置の提供を主たる課題
とする。
【0005】そのための手段は、材料たる穀物を収容す
るホッパと、該ホッパから所定量の穀物を送り出す送出
し手段と、該送出し手段により送り出された穀物を上型
と下型とで熱加圧する熱加圧手段と、該熱加圧手段で製
造した穀物菓子を排出する排出手段とを有して穀物を加
工する加工部と、加工された穀物菓子を受け入れる菓子
受入れ部とを、車輪付きの台に一緒に搭載した穀物菓子
の製造装置であることを特徴とする。この発明で車輪と
は、キャスタ等のように、転がることによって物体の移
動を円滑にするものをいう。
【0006】なお、前記台における直立した人間の上半
身に対応する上部側に、包囲された(全体を包み込まな
い状態をも含む)複数の作業空間を形成し、これら作業
空間に、前記加工部と菓子受入れ部とを配設するとよ
い。
【0007】また、前記加工部またはおよび菓子受入れ
部に、包装スペースを形成または並設するもよい。
【0008】さらに、前記熱加圧手段の上型またはおよ
び下型を駆動するためのエアシリンダ駆動用のエアコン
プレッサを、前記菓子受入れ部の下に位置させるととも
に、該菓子受け入れ部を構成する底材を、熱伝導性のよ
い材料で形成するとよい。
【0009】
【作用及び効果】すなわち上述の構成によれば、穀物を
菓子に加工する加工部と、加工された菓子を受け入れる
受け入れ部とを、車輪の付いた台に対して一緒に搭載し
ているので、原料から製品までの流れを一台の装置内に
収めることができる。このため、デパート等の建物内で
の実演販売のほか、様々な場所での製造や販売に威力を
発揮する。しかも車輪付きであるので、移動は容易であ
る。
【0010】また、加工部では、ホッパから送出し手段
で送り出された穀物を上型と下型とで熱加圧するので、
膨化の加工も焼きの加工もできる。そのうえ、上下の型
を昇降するだけであるので、機構は簡素にでき、移動式
の装置には最適である。
【0011】請求項2のように、例えばガラスや開閉扉
で仕切って複数の作業空間を形成し、それらの作業空間
内に加工部や菓子受入れ部を配設すると、外界との接触
を制限でき衛生上の利点が得られるとともに、熱加圧に
より加工する加工部から周囲の人間の安全を確保でき
る。また、特に菓子受入れ部については、環境に左右さ
れずに、製品にとって必要な条件を作ることができる。
【0012】請求項3のように、例えば秤やシール機を
設置するなどして製品包装のための包装スペースを設け
ると、製造の実演だけではなく、販売までもが一台の装
置で行え、大変に便利である。
【0013】請求項4のように菓子受入れ部の底材を熱
伝導性のよい材料で形成し、その下に、熱加圧手段の型
を駆動するためのエアシリンダ駆動用のエアコンプレッ
サを位置させると、空気が圧縮されて高温になるその熱
を利用して、菓子受入れ部の環境を、菓子にとって良好
なものにすることができる。しかも、別に装置を用いる
のではないので、装置の構成を簡素に、そしてコンパク
トにまとめることができる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は、穀物菓子の製造装置1(以下、装置と
いう)の斜視図であり、この装置は、どこでも使用でき
る移動形の装置1である。すなわち、この装置1は、下
にキャスタ等の車輪2…を備えた直方体状のケース体3
内に、必要機器が搭載され、一つにまとめられた構成で
ある。
【0015】図2は、装置1の縦断面図、図3は装置1
の上部における横断面図である。これらの図に示すよう
に、装置1はその上部に、包囲された2つの作業空間
4,5を隣り合わせに形成しており、一方を、穀物を加
工して菓子を製造する加工部6、他方を、出来た菓子を
受け入れる菓子受け入れ部7に設定し、下部には、加工
部6を駆動するために必要な機器を配設している。
【0016】装置1は天井3aを有し、加工部6とする
作業空間4は、操作用の1面を除いた外界と接する2面
を、ガラスやアクリル板等の透明板4a,4bで覆っ
て、外界と仕切っている。また、菓子受入れ部7とする
作業空間5も、透明板5a,5bで囲むが、上記加工部
6の開放面と同じ側には、開閉する扉5cを備えてい
る。そして、加工部6と菓子受け入れ部7との境も透明
板8で仕切りをするが、この透明板8の所定位置には両
作業空間4,5を繋げる連通口8aを形成して、この連
通口8aを介して、加工部6で製造された菓子が菓子受
け入れ部7に受け入れられるようにしている。
【0017】上記加工部6は、図4に示したように材料
たる穀物Aを収容するホッパ9と、このホッパ9から所
定量の穀物Aを送り出す送出し手段と、この送出し手段
により送り出された穀物Aを上型10と下型11とで熱
加圧する熱加圧手段、それに、この熱加圧手段で製造し
た穀物菓子を前記菓子受け入れ部7へ排出する、上記送
出し手段と共用した排出手段とを有している。
【0018】上記ホッパ9は、その上端をケース体3の
天井3aより若干上方へ突出して、穀物Aの投入をそこ
から行えるようにしている。また漏斗の先のように小径
となったホッパ9の下部は、所定大に広げてすぐ下にラ
ック12とピニオン13で摺動するスライダ14を備え
ている。
【0019】このスライダ14が上記送出し手段であ
り、また排出手段でもある。つまり、正逆回転するモー
タ等(図示せず)の駆動でスライダ14が前進すること
で、穀物Aを供給し、同時に、出来た穀物菓子を後押し
して排出する。
【0020】スライダ14には、上下に貫通する丸い4
つの供給孔14a…(図3参照)を形成し、先端には、
排出される菓子が横へ逃げないように規制する規制突起
15a,15aを有した押出し部材15を備えている。
スライダ14の下側におけるホッパ9対応位置には、ガ
イド材16を備えており、供給孔14a…に入った穀物
Aが落ちないようにしている。
【0021】上記4つの供給孔14a…は、穀物Aを熱
加圧する上型10と下型11との加工面に対応するよう
に配設したもので、スライダ14の厚みと供給孔14a
の大きさとにより、供給される穀物Aの量が設定され
る。
【0022】なお、この一実施例では一度の熱加圧で4
つの穀物菓子を作る場合を示したものであって、1つで
も、5つ、6つ等でもよい。
【0023】上型10は、ヒータ17を備えており、所
定温度に加熱されるようにしている。また、下面には、
円柱状の4つの突部10a…を垂設し、各突部10a…
の下面を加工面に設定している。
【0024】下型11は、内外2つの部材で構成し、上
下に貫通する丸い4つの孔部18a…を有した外部材1
8と、この中で上下摺動する内部材19とからなる。外
部材18は、基台20上の所定高さに位置させた支持台
21内に固定され、前記ガイド板16とその上面が面一
になるように設定されている。内部材19は、4つの円
筒状の突部19a…を立設した形で、ヒータ22を備え
ている。
【0025】上記上型10と、下型11の内部材19は
エアシリンダにより上下動する。上型10は、上側の保
持板23に吊設されており、この上側の保持板23は、
左右2本のガイドロッド24,24で、上記基台20よ
りも下、すなわち作業空間4より下側に位置する下側の
保持板25に対して保持されている。下側の保持板25
は、上型10を駆動する上型エアシリンダ26のピスト
ンロッド26aの先端に固定され、上下動するようにし
ている。
【0026】下型11の内部材19には、基台20の直
下に備えた下型エアシリンダ27のピストンロッド27
aの先端を直接固定し、上下動するようにしている。図
中27bは、ストッパである。
【0027】上記支持台21と、この支持台21に固定
された下型11の外部材18とには、滑り台状の排出板
28を斜めに取付けられるようにして、両作業空間4,
5の間に位置する前記透明板8の連通口8aを通って穀
物菓子が菓子受け入れ部7に排出されるようにしてい
る。
【0028】菓子受け入れ部7には、ステンレス等の熱
伝導性のよい材料で形成した菓子受けトレイ29(特許
請求の範囲における底材に対応)を装着し、一部には、
上下に貫通する孔部29aを形成している。この孔部2
9aは、菓子からでる小さな破片や粉を排出するための
もので、孔部29aの上側には網部材30を張設し、下
側には粉受皿31を引き出し入れ可能に取付けている。
【0029】そしてこの菓子受けトレイ29の下側に
は、上記上型エアシリンダ26や下型エアシリンダ27
を駆動するためのエアコンプレッサ32を、図2に示し
たように位置させ、その排気ダクト32aを上に延ばし
て菓子受けトレイ29に近接あるいは接触するようにし
ている。このため、菓子受けトレイ29は空気の圧縮に
より高温になるエアコンプレッサ32の熱を受けること
になり、菓子受入れ部7内の雰囲気は加熱され乾燥した
状態になって、製造された菓子にとって好ましい状態
を、特別な装置なしに得ることができる。図中33は、
レシーバタンクである。
【0030】また、図3に示したように、前記加工部6
を有する作業空間4内には、開放した側の余剰の空間
に、菓子受け入れ部7に受け入れられた穀物菓子を包装
するための包装スペース34を設けている。すなわち、
包装容器や包装袋、包装済みの容器や袋を置く載置部3
4aと、秤34bと、包装容器や包装袋をシールするシ
ール機34cとを、作業空間4の開放側に並べている。
図中35は、装置1を駆動するための操作面である。
【0031】なお、上記のような包装スペース34は、
菓子受け入れ部7に設けるも、また、別の作業空間を形
成してそこに設けるもよい。
【0032】このような構造の装置1の作用を以下に述
べる。ここで穀物菓子として、数ある穀物の中の玄米、
特に発芽玄米を用いて、パリッとした歯応えを得られる
薄い煎餅状の菓子を作る例を示す。発芽玄米は、発芽に
より成分が人体に吸収されやすい状態なったもので、遠
赤外線が照射されたものであれば遠赤活性により玄米の
栄養分を最大限に引き出して、より一そう人体に吸収さ
れやすい状態にすることができる。
【0033】製造に当ってはまず、ホッパ9に材料たる
穀物Aとして玄米を投入する。玄米のほかに、豆等の他
の穀物や、胡麻やヒジキ、小魚等の海や山の幸を混ぜて
もよい。すると、図4に示すように、スライダ14の供
給孔14aには、穀物Aが入った状態になる。
【0034】なお、玄米には水分が所定割合、例えば1
4〜15%程度含むように設定しておく。また、上型1
0と下型11は、ヒータ17,22の電源を入れてあら
かじめ所定温度に加熱しておく。玄米だけの場合には約
240度くらいでよい。
【0035】そして、モータ等(図示せず)の駆動によ
りピニオン13を回動してラックを送り、スライダ14
を下型11方向に摺動して、スライダ14の各供給孔1
4aを下型11の内部材19上に位置させる。この後、
図5に仮想線で示したように、下型11の内部材19を
下型エアシリンダ27の駆動により降下する。この降下
は、ストッパ27bが基台20に当接するまで所定スト
ローク行われる。続いて、モータ等(図示せず)の逆回
転によりスライダ14は後退し、供給孔14a…内に再
び穀物Aを充填して次の送出しに備える。
【0036】この後、図6に示したように上型10を降
下して熱加圧を行う。すなわち、上型エアシリンダ26
を駆動して上型10を降下すると、上型10の突部10
a…が、下型11の外部材18と内部材19とで形成さ
れた凹部内の穀物Aに熱加圧を行う。
【0037】前述のようにパリッとした薄い煎餅状の穀
物菓子を作るので、まず、上述のように240度程度の
場合、約2秒間、およそ6Kg/cm 2 圧力を掛ける。そし
て所定時間経過後、上型エアシリンダ26を駆動して上
型10を高速で上げる。これにより穀物Aからは水分が
抜け、膨化する。
【0038】この後再び、すぐに上型エアシリンダ26
を駆動して、上型10を下げ、膨化した穀物Aを熱加圧
する。この熱加圧も、240度程度の場合、約2秒間、
およそ6Kg/cm2でよい。この再度の熱加圧により、膨化
された穀物Aは焼かれて香ばしいパリッとした状態にな
る。
【0039】そして上型10を上げるととともに、下型
11の内部材19も上昇させる。すると図7に示したよ
うな状態になって、穀物菓子Bは、スライダ14を支持
しているガイド材16と面一の状態になる。この状態
で、始めと同様に、スライダ14を前進させると、図8
に示したように穀物菓子Bは、スライダ14で押出され
て排出板28を介して菓子受入れ部7に排出されること
になる。それと同時に、スライダ14の供給孔14a…
に充填されていた穀物Aは、下型11の内部材19の上
に位置する。この後、図8に実線で示したように下型1
1の内部材19を降下させると穀物Aは下型11の外部
材18と内部材19によってできる凹部に収まる。続い
てスライダ14を後退させると、次の製造(熱加圧)が
できる状態になる。
【0040】製造されて菓子受け入れ部7に受け入れら
れた穀物菓子Bは、その下のエアコンプレッサ32の熱
により乾燥された状態を保ち、パリッとした歯応えを維
持できる。しかも、そのために別に装置を用いてはいな
いので、装置の構成は簡素であり、コンパクトにまとま
る。
【0041】適宜たまったら、扉5cを開けて余分な小
片や粉は菓子受けトレイ29の孔部29aから落として
包装スペース34を利用し包装をする。
【0042】以上のように、穀物Aを穀物菓子Bに加工
する加工部6と、加工された穀物菓子Bを受け入れる受
け入れ部7とを、車輪2の付いたケース体3に対して一
緒に搭載しているので、原料から製品までの流れを一台
の装置1内に収めることができる。このため、デパート
等の建物内での実演販売のほか、様々な場所での製造や
販売に威力を発揮する。しかも車輪2付きであるので、
移動は容易である。
【0043】また、加工部6では、ホッパ9から供給さ
れた穀物Aを上型10と下型11とで熱加圧するので、
膨化の加工も焼きの加工もできる。上述の例では熱加圧
を2回した例を示したが、上型10を高速で上げるまで
の一回の熱加圧だけで加工すれば、膨化によりふわっと
した穀物菓子ができる。
【0044】そのうえ、上下の型10,11を昇降する
だけであるので、機構は簡素にでき、移動式の装置には
最適である。
【0045】さらに、透明板4a,4b,5a,5bや
扉5cで包囲して2つの作業空間4,5を形成し、それ
らの作業空間4,5内に加工部6や菓子受入れ部7を配
設しているので、外界との接触を制限でき衛生上の利点
が得られるとともに、熱加圧により加工する加工部6か
ら周囲の人間の安全を確保できる。また、特に菓子受入
れ部7については、環境に左右されずに、製品にとって
必要な条件を作ることができる。
【0046】また、製品包装のための包装スペース34
を設けたので、製造の実演だけではなく、販売までもが
一台の装置で行え、大変に便利である。
【0047】以上の一実施例におけるケース本体3は、
特許請求の範囲の台に、スライダ14は送出し手段およ
び排出手段に、菓子受けトレイ29は、底材に対応す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 穀物菓子の製造装置の斜視図。
【図2】 穀物菓子の製造装置の縦断面図。
【図3】 穀物菓子の製造装置の横断面図。
【図4】 加工部の構造を示す断面図。
【図5】 作用状態の説明図。
【図6】 作用状態の説明図。
【図7】 作用状態の説明図。
【図8】 作用状態の説明図。
【符号の説明】
1…穀物菓子の製造装置 2…車輪 3…ケース体 4,5…作業空間 6…加工部 7…菓子受入れ部 10…上型 11…下型 14…スライダ 17,22…ヒータ 26…上型エアシリンダ 27…下型エアシリンダ 29…菓子受けトレイ 32…エアコンプレッサ 34…包装スペース A…穀物 B…穀物菓子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料たる穀物を収容するホッパと、該ホッ
    パから所定量の穀物を送り出す送出し手段と、該送出し
    手段により送り出された穀物を上型と下型とで熱加圧す
    る熱加圧手段と、該熱加圧手段で製造した穀物菓子を排
    出する排出手段とを有して穀物を加工する加工部と、加
    工された穀物菓子を受け入れる菓子受入れ部とを、車輪
    付きの台に一緒に搭載した穀物菓子の製造装置。
  2. 【請求項2】前記台における直立した人間の上半身に対
    応する上部側に、包囲された複数の作業空間を形成し、
    これら作業空間に、前記加工部と菓子受入れ部とを配設
    した請求項1に記載の穀物菓子の製造装置。
  3. 【請求項3】前記加工部またはおよび菓子受入れ部に、
    包装スペースを形成または並設した請求項1または請求
    項2に記載の穀物菓子の製造装置。
  4. 【請求項4】前記熱加圧手段の上型またはおよび下型を
    駆動するためのエアシリンダ駆動用のエアコンプレッサ
    を、前記菓子受入れ部の下に位置させるとともに、該菓
    子受け入れ部を構成する底材を、熱伝導性のよい材料で
    形成した請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に
    記載の穀物菓子の製造装置。
JP11195941A 1999-07-09 1999-07-09 穀物菓子の製造装置 Abandoned JP2001017065A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195941A JP2001017065A (ja) 1999-07-09 1999-07-09 穀物菓子の製造装置
KR1020000025024A KR20010039597A (ko) 1999-07-09 2000-05-10 곡물 과자와 그 제조장치
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