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JP2000511036A - 専用制御チャネルを備える移動通信システムのデータ通信装置及び方法 - Google Patents

専用制御チャネルを備える移動通信システムのデータ通信装置及び方法

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JP2000511036A JP54136299A JP54136299A JP2000511036A JP 2000511036 A JP2000511036 A JP 2000511036A JP 54136299 A JP54136299 A JP 54136299A JP 54136299 A JP54136299 A JP 54136299A JP 2000511036 A JP2000511036 A JP 2000511036A
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Abstract

(57)【要約】 CDMA移動通信システムにおいて基地局と移動局との制御メッセージを効率よく通信することのできる専用制御チャネルを提供する。専用制御チャネル送信装置において、制御器は伝送するメッセージのフレーム長を判断した後、そのフレーム長に対応するフレーム選択信号を出力する。メッセージ発生器はフレーム選択信号に応じて伝送メッセージのフレームデータを生成する。送信機はそのフレームデータを拡散して専用制御チャネルを通し送信する。専用制御チャネル受信装置において、逆拡散器は専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散する。第1メッセージ受信機はその逆拡散信号を第1フレーム長で逆インタリービング及び復号化して第1メッセージを出力し、その復号信号に対応する第1のCRCを検出する。第2メッセージ受信機は逆拡散信号を第2フレーム長で逆インタリービング及び復号化して第2メッセージを出力し、その復号信号に対応する第2のCRCを検出する。制御器は第1及び第2メッセージ受信機の第1及び第2のCRC検出結果に応じて第1及び第2メッセージのうちいずれかを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】 専用制御チャネルを備える移動通信システムのデータ通信装置及び方法 発明の背景 1.発明の属する技術分野 本発明は移動通信システムのデータ通信装置及び方法に係り、特に、マルチメ ディアデータの通信をサービスする移動通信システムにおいて、専用制御チャネ ルを用いデータ通信サービス制御情報を通信することのできる装置及び方法に関 する。 2.関連技術の開示 現在の移動通信システムでは、符号分割多元接続(Code Division Multiple Ac cess:CDMA)方式を使用することが一般的である。従来のTIA/EIA I S−95標準(以下、IS−95と称する)に基づくCDMA移動通信システムは 、呼処理のための制御信号の伝送時、音声情報を伝送するトラフィックチャネル にそれら制御信号を多重化して伝送する方式を使用している。この際、トラフィ ックチャネルは20msの固定フレーム長をもち、制御信号をロードした信号ト ラフィックはブランクアンドバースト(blank-and-burst)により全フレーム制御 メッセージを伝送するか、或いは、ディムアンドバースト(dim-and-burst)によ り主使用者トラフィックとともにフレームを共有して制御信号を伝送する。 しかしながら、このような信号方式は、主として音声サービスのみを提供する IS−95方式のCDMA通信システムでは使用できるが、音声だけでなく、パ ケットデータを含む各種のマルチメディアデータをサービスするCDMA移動通 信システムでは使用が困難である。すなわち、マルチメディアデータをサービス するためのCDMA移動通信システムは音声及びデータをサービスするためのチ ャネルをそれぞれもち、加入者の要求に応じチャネルを適応的に割当てなければ ならない。このためにCDMA移動通信システムでは、音声トラフィックチャネ ル(又は基本チャネル)とパケットトラフィックチャネル(又は付加チャネル)を備 えるようになっている。 CDMA移動通信システムにおいて基本チャネル(音声トラフィックチャネル) と付加チャネル(パケットトラフィックチャネル)によりデータサービスが行われ る場合、従来のCDMA移動通信システムでは、基地局と移動局の通信が円滑に 行われない状態でも制御信号の伝送のために常時基本チャネルを維持する必要が あり、チャネル及び無線容量の浪費につながっている。さらに、従来のCDMA 移動通信システムでは、実際の伝送メッセージのサイズに関わらず、20msの 固定単一フレーム長を使用するので、処理量が低下するとともに、トラフィック の遅延問題を発生させる。 発明の開示 本発明の目的は、CDMA移動通信システムにおいて、通信中の基地局と移動 局が制御信号を専用に通信する専用制御チャネルを提供し、基地局と移動局との 制御信号に関連するメッセージ及び上位階層の呼制御メッセージ、パケットデー タサービスのためのパケットトラフィックチャネル連結制御メッセージを効率よ く通信できるように、専用制御チャネルの構造及びその作動方法を提供すること にある。 本発明の他の目的は、CDMA移動通信システムで専用制御チャネルを使用す るとともに、通信用制御メッセージのサイズに応じて可変フレーム長を有する制 御メッセージを生成して通信することのできる装置及び方法を提供することにあ る。 また、本発明の他の目的は、移動通信システムで専用制御チャネルを使用する とともに、制御メッセージの有無に応じて適応、断続的に専用制御チャネル上の 制御メッセージを通信することのできる装置及び方法を提供することにある。 さらに、本発明の他の目的は、不連続伝送モードで伝送されるフレームデータ を受信する受信装置で受信されたフレームのエネルギーを検出し、実効フレーム の有無を判断してフレームデータを処理することのできる装置及び方法を提供す ることにある。 加えて、本発明の他の目的は、不連続伝送モードで伝送されるフレームデータ を受信する受信装置で受信されたフレームのエネルギーを検出して実効フレーム の有無を判断し、フレーム検出結果及びエラー検出結果に応じて受信されたフレ ームデータを処理することのできる装置及び方法を提供することにある。 これら目的を達成するために、CDMA通信システムの専用制御チャネル送信 装置が提供される。この送信装置において、制御器は、少なくとも二つの相異な るフレーム長を有するメッセージを伝送するために、伝送するメッセージのフレ ーム長を判断し、該フレーム長に対応するフレーム選択信号を出力する。メッセ ージ発生器は、そのフレーム選択信号に応じて伝送メッセージのフレームデータ を生成する。送信機は、そのフレームデータを拡散して専用制御チャネルを通し 送信する。 このようなメッセージ発生器は、フレーム選択信号に応じて決められたフレー ム長で伝送メッセージのCRCビットを生成し付加するCRC生成器と、このC RC生成器の出力にテールビットを生成して付加するテールビット発生器と、そ のテールビットを付加したフレームデータを所定の符号化率で符号化するチャネ ル符号器と、フレーム選択信号に応じて決められたフレーム長の単位で符号化メ ッセージをインタリービングするインタリーバーと、を備える。 好ましくは、メッセージのフレームとして5msフレームと20msフレーム を含み、メッセージには使用者メッセージ、信号メッセージ及びMAC(Medium Access Control)メッセージを含む。 さらに専用制御チャネル送信装置は、伝送メッセージのフレーム長の種類に対 応する数だけメッセージ発生器を備え、その各メッセージ発生器が対応するフレ ーム長のフレームデータを生成するものとすることができる。 制御器は、伝送メッセージの不在時に不連続伝送モードを行うための出力制御 信号を発生する装置を備えるようにし、送信機は、その出力制御信号の発生時に 専用制御チャネルの出力を制御する経路制御器を備えることができる。この経路 制御器は、出力制御信号の発生時に出力利得を“0”にする利得制御器を備える とよい。 本発明の一態様によれば、専用制御チャネル受信装置として、専用制御チャネ ルを通して受信された信号を逆拡散して出力する逆拡散器と、これによる逆拡散 信号を第1フレーム長で逆インタリービングし復号化して第1メッセージを出力 し、その復号信号に対応する第1のCRCを検出する第1メッセージ受信機と、 前記逆拡散信号を第2フレーム長で逆インタリービングし復号化して第2メッセ ージを出力し、その復号信号に対応する第2のCRCを検出する第2メッセージ 受信機と、これら第1及び第2メッセージ受信機の第1及び第2のCRC検出結 果に応じて第1及び第2メッセージのうちのいずれかを選択する制御器と、を備 えた装置が提供される。 このような制御器は、第1及び第2のCRC検出結果を分析して受信メッセー ジのフレーム長を判定するフレーム決定器と、これによるフレーム決定信号に応 じて第1及び第2メッセージ受信機から出力される復号信号のうちのいずれかを 選択して出力する選択器と、を備えたものとすることができる。 また、本発明の他の一態様によれば、専用制御チャネル受信装置として、専用 制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散して出力する逆拡散器と、これに よる逆拡散信号のエネルギーをそれぞれ第1及び第2フレーム長で検出して第1 及び第2フレーム検出信号を出力するフレーム検出器と、前記逆拡散信号を第1 フレーム長で逆インタリービングし復号化して第1メッセージを出力する第1メ ッセージ受信機と、前記逆拡散信号を第2フレーム長で逆インタリービングし復 号化して第2メッセージを出力する第2メッセージ受信機と、フレーム検出器に よる第1及び第2フレーム検出結果に応じて第1及び第2メッセージのうちのい ずれかを選択する制御器と、を備えた装置が提供される。 このようなフレーム検出器は、第1及び第2フレーム検出器を有する。第1フ レーム検出器は5msの実効フレームの最小エネルギー値を基準値としてもち、 受信されたフレームメッセージのエネルギー値を5msの実効フレームの最小エ ネルギー値と比較し、受信フレームメッセージのエネルギー値が5msの実効フ レームの最小エネルギー値より大きいときに第1フレーム検出信号を発生する。 一方の第2フレーム検出器は20msの実効フレームの最小エネルギー値を基準 値としてもち、受信されたフレームメッセージのエネルギー値を20msの実効 フレームの最小エネルギー値と比較し、受信フレームメッセージのエネルギー値 が20msの実効フレームの最小エネルギー値より大きいときに第2フレーム検 出信号を発生する。 またさらに、本発明の他の一態様によれば、専用制御チャネル受信装置として 、専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散して出力する逆拡散器と、 これによる逆拡散信号のエネルギーを第1フレーム長で検出して第1フレーム検 出信号を出力する第1フレーム検出器と、前記逆拡散信号のエネルギーを第2フ レーム長で検出して第2フレーム検出信号を出力する第2フレーム検出器と、前 記逆拡散信号を第1フレーム長で逆インタリービングし復号化して第1メッセー ジを出力し、その復号信号に対応する第1のCRCを検出する第1メッセージ受 信機と、前記逆拡散信号を第2フレーム長で逆インタリービングし復号化して第 2メッセージを出力し、その復号信号に対応する第2のCRCを検出する第2メ ッセージ受信機と、これらフレーム検出器による第1及び第2フレーム検出結果 とメッセージ受信機による第1及び第2のCRC検出結果に応じて第1及び第2 メッセージのうちのいずれかを選択する制御器と、を備えた装置が提供される。 このような制御器は、フレーム決定器と選択器を有するものとする。フレーム 決定器は、第1及び第2のCRC検出信号と第1及び第2フレーム検出信号とを 検査した結果、第2のCRC及び第2フレーム検出信号の受信時には受信メッセ ージを第2フレーム長として判定し、第1のCRC及び第1フレーム検出信号の 受信時には受信メッセージを第1フレーム長さとして判定し、そして、その他の CRC及びフレーム検出信号の受信時にはエラーフレームとして判定する。また 、選択器は、第1及び第2フレーム長を判定した信号のいずれか一方の信号発生 時に第1及び第2メッセージ受信機の出力に対応する復号信号を出力し、エラー フレームを判定した信号の発生時には復号信号の出力を制御する。 フレーム決定器は、第1及び第2フレーム検出信号のいずれも検出されない場 合及び第1及び第2のCRC検出信号のいずれも検出されない場合には、受信フ レームの不在として判定する。 図面の簡単な説明 図1Aは呼設定過程を示したフローチャート図 1Bは呼解除過程を示したフ ローチャートである。 図2Aは本発明に係る専用制御チャネルの第1長さフレームの構成図、図2B は本発明に係る専用制御チャネルの第2長さフレームの構成図、図2Cは本発明 に係る専用制御チャネルの第2長さトラフィックフレームの構成図である。 図3Aは本発明に係る移動通信システムの専用制御チャネルで第2長さのフレ ームを使用する場合の伝送時間を示した説明図、図3Bは本発明に係る移動通信 システムの専用制御チャネルで第1長さのフレームを使用する場合の伝送時間を 示した説明図である。 図4は本発明に係る移動通信システムにおける専用制御チャネル及び専用トラ フィックチャネルの割当て及び解除過程を示したフローチャートである。 図5A及び図5Bは本発明に係る移動通信システムの順方向専用制御チャネル 送信装置の例を示したブロック図である。 図6は本発明の移動通信システムにおける逆方向専用制御チャネル送信装置の 例を示したブロック図である。 図7A及び図7Bは本発明の移動通信システムにおける専用制御チャネル受信 装置の例を示したブロック図である。 図8は本発明の移動通信システムにおけるフレーム検出器を備える専用制御チ ャネル受信装置の例を示したブロック図である。 図9は本発明の移動通信システムにおけるフレーム検出器を備える専用制御チ ャネル受信装置の他の例を示したブロック図である。 図10は図8のフレーム検出器(740)と図9のフレーム検出器(743)で実 効フレームを検出する過程を示したフローチャートである。 図11は図9の第2フレーム検出器(741)で実効フレームを検出する過程を 示したフローチャートである。 図12は図8のフレーム決定器(730)でフレーム長及び有無を決める過程を 示したフローチャートである。 図13は図9のフレーム決定器(750)でフレーム長及び有無を決める過程を 示したフローチャートである。 図14は本発明の移動通信システムにおけるフレーム検出器を備える専用制御 チャネル受信装置のまた別の例を示したブロック図である。 図15は本発明の実施形態において5ms及び20msのフレーム長を有する 制御メッセージのシミュレーション結果を示したグラフである。 発明の実施の形態 本例のCDMA移動通信システムは、通信中の基地局と移動局が制御信号専用 に通信することのできる専用制御チャネル(Dedicated Control Channel:DCC H)を特別に備える。この専用制御チャネルは、基地局と移動局が通信するとき に、他の移動局と独立的に制御信号を通信するための専用制御チャネルである。 特に、トラフィックチャネルの接続制御信号をやりとりするためのチャネルを意 味する。 また、専用制御チャネルを使用するCDMA移動通信システムは、専用制御チ ャネルを用いて制御信号を通信するとき、制御信号のサイズに応じて相異なるサ イズのメッセージを有する第1長さのフレーム及び第2長さのフレームを使用す る。すなわち、通信しようとする制御信号のサイズが小さい場合には第1長さの フレームを生成して伝送し、大きい場合には第2長さのフレームを生成して伝送 する。 さらに、専用制御チャネルを使用するCDMA移動通信システムは、通信しよ うとする制御メッセージの有無を検査し、伝送する制御信号の不在時には専用制 御チャネルの出力を遮断し、伝送する制御メッセージの存在時のみ専用制御チャ ネルの出力経路を形成する。 以上のような順に沿って本例のCDMA移動通信システムの動作を説明する。 専用制御チャネルは、基地局と移動局とのトラフィックチャネルの形成を制御 するメッセージをやりとりするためのチャネルである。このような専用制御チャ ネルの構造を説明する前に、本施例に示すCDMA移動通信システムのチャネル 及び用途を説明する。 順方向リンク……基地局から移動局に信号を伝送するRF(Radio Frequency) リンク……のチャネルでは、共同チャネル(common channel)がパイロットチャネ ル、同期チャネル及び呼出チャネル(又は共同制御チャネル)を含む構造を有して おり、 使用者チャネルが専用制御チャネル、音声トラフィックチャネル及びパケットト ラフィックチャネルを含む構造を有する。一方、逆方向リンク……移動局から基 地局に信号を伝送するRFリンク……のチャネルでは、共同チャネルがアクセス チャネル(又は共同制御チャネル)を含む構造を有し、使用者チャネルがパイロッ トチャネル、専用制御チャネル、音声トラフィックチャネル及びパケットトラフ ィックチャネルを含む構造を有する。 したがって、CDMA移動通信システムにおける基地局及び移動局のチャネル 送受信装置は、チャネル利得及び位相を推定し、セル獲得及びハンドオフのため に用いられるパイロットチャネル送受信機と、初期同期機能を行い、基地局情報 、アクセスチャネル情報及び隣接セル情報を提供する呼出チャネル送受信機と、 音声データを送受信する専用基本チャネル送受信機と、パケットデータを送受信 する専用付加チャネル送受信機と、専用基本チャネル及び専用付加チャネルの設 定及び解除、通信状態などに関連する制御メッセージを送受信する専用制御チャ ネル送受信機と、からなる。 上述した順方向及び逆方向リンクの各チャネルのサービス適用は次の表1の通 りである。 CDMA移動通信システムはこのようなサービス状態に応じて休止モード、音 声モード(音声トラフィックチャネル使用モード)、パケット予約モード(パケッ トトラフィックチャネル使用モード)及びその組み合わせモードを有する。そこ で専用制御チャネルは、パケット予約モードサービス(すなわち、パケットトラ フィックチャネルを使用するサービス)を提供する呼で優先的に用いられる。こ の際、専用制御チャネルはパケットデータサービスを使用する移動局に割当てら れる。しかしながら、例外的には高品質の音声サービスでも専用制御チャネルを 音声トラフィックチャネルとともに使用することができる。この場合、専用制御 チャネルを一つの移動局が専用で使用する方法の代わりに、多数の移動局が共有 するこ とも可能である。 パケットデータサービスのための呼処理はIS−95呼処理方式と互換性があ る。パケットデータサービスの呼設定ではパケットデータサービスを支援するよ うに修正したIS−95の発呼メッセージとチャネル割当てメッセージを使用し 、呼解除ではパケットサービスを支援するように修正したIS−95解除命令メ ッセージを使用する。移動局の要求による呼設定及び呼解除を図1A及び図1B にそれぞれ示した。 図1Aを参照すれば、移動局(MS)は、111段階で同期チャネルを通して 基地局と移動局のシステム同期を合わせ、基地局(BS)は、113段階で呼出 チャネルを通してシステム、アクセスチャネル及び隣接セルパラメータ情報を移 動局に伝送する。移動局は115段階でアクセスチャネルを通して発呼メッセー ジを出力し、基地局は116段階で呼出チャネルを通して発呼メッセージに対す る応答を行い、117段階でトラフィックチャネルを割当てる。このようにして 基地局と移動局の通信のためのトラフィックチャネルが割当てられると、121 段階で呼成立状態となり、この際、順方向リンク及び逆方向リンクの専用制御チ ャネルも割当て状態となる。 図1Bを参照すれば、呼成立状態から設定呼を解除する場合、移動局は151 段階で逆方向専用制御チャネルを通して呼解除を要求する制御メッセージを伝送 し、基地局は153段階で順方向専用制御チャネルを通して呼解除のための制御 メッセージを伝送する。 図1A及び図1Bに示したように、パケットデータサービスの呼制御過程に用 いられるメッセージとIS−95方式のメッセージとの差異は次の通りである。 発呼メッセージ(図1Aの115段階)ではサービスオプションにパケットデータ モードが加わり、チャネル割当てメッセージ(図1Aの117段階)では割当てモ ードにパケットデータ制御チャネル割当てが行われて専用制御チャネル割当て表 示子として用いられ、付加記録フィールドには専用制御チャネル関連情報(チャ ネル識別子、チャネルパラメータなど)が含まれる。そして、解除命令メッセー ジ(図1Bの153段階)では専用制御チャネル関連情報が付加記録フィールドに 含まれる。このような呼成立過程では専用制御チャネルが未設定状態なので、呼 設 定関連メッセージはIS−95チャネル(同期、呼出及びアクセスチャネル)を通 して伝送される。すなわち、専用制御チャネル(順方向リンク及び逆方向リンク) の設定状態で呼制御メッセージ(例えば、解除命令メッセージ)は専用制御チャネ ルを通して伝送される。 専用制御チャネルは次のような特性を持つ。データレートは9.6Kbps、 フレーム長は5ms又は20ms、フレームのCRCは16bit(5msフレ ームの場合)又は12bit(20msフレームの場合)である。共有モードで ない使用者モードでは多数の専用制御チャネルを要する。競争モードでない予約 モード伝送の場合のみ専用制御チャネルが動作する。本例において、5msフレ ームは第1長さのフレーム、20msフレームは第2長さのフレームとする。 図2A〜図2Cは、その第1長さのフレーム、第2長さのフレーム及び第2長 さのトラフィックフレームの構造を示している。 図2Aは5ms周期の第1長さフレームの構成を示す。図中の参照符号、21 1は上位階層の固定長メッセージ構造を、212は物理階層で通信する第1長さ フレームの構造を示している。固定長メッセージはDMCH=Dedicated MAC (Medium Access Control)Channelメッセージ、DSCH=Dedicated Signalli ng Channelメッセージとなり得る。図2Bは20ms周期の第2長さフレームの 構成を示す。図中の参照符号、221は上位階層の可変長メッセージの構造を、 222は物理階層で通信する第2長さフレームの構造を示している。可変長メッ セージはDSCHメッセージとなり得る。図2Cは20ms周期の第2長さのト ラフィックフレームの構造を示す。図中の参照符号、231は上位階層のトラフ ィック構造を、232は物理階層で通信する第2長さのトラフィックフレームの 構造を示している。トラフィックはDTCH(Dedicated Traffic Channel)トラ フィックとなり得る。 専用制御チャネルの機能は、パケットデータサービス関連制御メッセージの伝 達(パケットトラフィックチャネル割当てメッセージ、3階層制御メッセージな ど)、IS−95制御メッセージのカプセル化による効率的な伝達、短い使用者 パケットの伝達及び順方向リンクにおけるPCB(電力制御ビット)伝送などがあ る。 CDMA移動通信システムの処理量を向上させるためには、専用制御チャネル のフレーム長を可変にすべきである。特に、基本フレームの長さを整数で割り算 したフレームの長さを使用しなければ処理量は向上しない。例えば、基本フレー ムの長さが20msの場合、5ms及び10msのフレーム長を使用するように 支援することが望ましい。そこで本例では5msの場合を想定してある。したが って、図2Aに示した構造を持つ5msのフレームを使用する場合、図2Bの構 造を持つ20msのフレームを使用するよりも処理量が増え、トラフィックの遅 延も減少するということがわかる。 図3Bは5msの第1長さフレームの伝送時間を示し、図3Aは20msの第 2長さフレームの伝送時間を示している。専用制御チャネルを通して要求メッセ ージを伝送し、これに対する応答後の次の動作までの待機時間は、20msフレ ームを使用する場合は図3Aに示したように80msであるが、5msフレーム を使用する場合は図3Bに示したように1/4の20msである。これは、各メ ッセージの長さが5msフレームをロードする程度に短い、すなわち、5msフ レームで最大利得を得る場合を示している。このような処理量の増加は信号伝送 を効率的に行うことにより実際使用者データの伝送時間を増加させるためである 。 本例において、専用制御チャネルはパケットデータ通信をサービスする過程を 段階的に行う状態のうち、制御維持状態と通信状態で用いられる。この際、順方 向及び逆方向リンクの論理チャネル及び物理チャネルの関係は下記の表2の通り である。 表2において、DMCH(専用媒体接続制御チャネル)はMAC(媒体接続制御) メッセージの伝送に必要な順方向チャネル又は逆方向チャネルである。 DSCH(専用信号チャネル)は3階層信号メッセージの伝送に必要な順方向又 は逆方向チャネルで、これはパケットサービスの制御維持状態と通信状態で割当 てられる1対1チャネルである。 DTCH(専用トラフィックチャネル)は使用者データの伝送に必要な順方向又 は逆方向チャネルで、これはパケットサービスの通信状態で割当てられる1対1 チャネルである。 表2の制御維持状態では、順方向及び逆方向リンクに専用媒体接続制御チャネ ル(DMCH)と専用信号チャネル(DSCH)が割当てられているが、専用トラフ ィックチャネル(DTCH)は朱設定状態なので、使用者データパケットをロード したRLP(Radio Link Protocol)フレームをやりとりすることのできない状態 を意味する。一方の通信状態は、順方向及び逆方向リンクに上述したチャネルD MCH、DSCH、DTCHが設定されて使用者データパケットをロードしたR LPフレームをやりとりする状態にある。 したがって、図2A〜図2Cは、論理チャネルメッセージフレーム又は物理チ ャネルフレームへのマッピングを示している。符号211,221,231は論 理チャネルメッセージフレームを示しており、符号212,222,232は物 理チャネルメッセージフレームを示している。 専用制御チャネルの第1長さ及び第2長さフレームの構造及び動作は次の通り である。専用制御チャネルのフレーム長はメッセージの種類に応じて動的に変わ る。受信端では5msごとにフレームの長さが決められる。 図2Aに示したように、5msの固定長メッセージを伝送するパケットチャネ ル接続制御モードでは、5msの要求/応答メッセージを使用して順方向及び逆 方向パケットトラフィックチャネルの要求及び割当てが行われる。順方向及び逆 方向パケットトラフィックチャネルの割当ては相互独立的であり、逆方向パケッ トトラフィックチャネルの割当ては移動局で、順方向パケットトラフィックチャ ネルの割当ては基地局で始まる。接続制御メッセージにはパケットトラフィック チャネル要求メッセージ、パケットトラフィックチャネル割当てメッセージ及び パケットトラフィックチャネル応答メッセージなどがある。これらメッセージは 論理チャネルのうち、DMCHを通して伝送される。下記の表3は5msの第1 長さフレームの一例として逆方向パケットトラフィックチャネル割当てメッセー ジフィールドを示す。 表3において、各フィールドの内容は次の通りである。 “Header Information”−メッセージの識別子、方向及び種類(要求、応答等) “Sequence”−メッセージ順次番号 “Start Time”−チャネル使用開始時間 “Allocated Rate”−割当てられたチャネル速度 “Allocated Duration”一割当てられたチャネル使用時間 表3のような形態を有する24ビットの固定長メッセージは、図2Aのように 専用制御チャネルの5msフレームで伝送される。 図4は、制御維持状態から通信状態に遷移した後、再度制御維持状態に遷移す る過程で、専用制御チャネルを通してパケットトラフィックチャネルを割当て及 び解除する過程を示したフローチャートである。 図4を参照すれば、411段階で基地局と移動局が専用制御チャネルを接続し た制御維持状態を維持している。このような状態で、移動局が413段階で専用 媒体接続制御チャネル(DMCH)を通して逆方向パケットトラフィックチャネル の割当てを要求する制御メッセージを生成し、物理チャネルを通して伝送すると 、 基地局は415段階で専用媒体接続制御チャネル(DMCH)を通して逆方向パケ ットトラフィックチャネルを割当てる制御メッセージを生成し、物理チャネルを 通して伝送する。基地局と移動局は417段階で、パケットトラフィックチャネ ルが割当てられてパケットデータを通信する通信状態に遷移し、このような通信 状態では割当てられたパケットトラフィックチャネルを通してパケットデータを 通信サービスする。この通信状態になると、移動局は419段階でTactiveタイ マーを初期化してパケットデータの伝送中断時間を検査する。そして、Tactive タイマーの値が消滅する前にパケットデータの通信が行われると、パケット通信 状態を維持し、419段階でTactiveタイマーの値を初期化する過程を繰り返し て行う。 しかしながら、Tactiveタイマーの値が消滅するまでパケットデータの通信が 行われなければ、移動局は421段階でこれを感知し、423段階で専用媒体接 続制御チャネル(DMCH)を通して逆方向パケットトラフィックチャネルの解除 を要求する制御メッセージを生成し、物理チャネルを通して伝送する。基地局は 、制御メッセージに応答して425段階で専用媒体接続制御チャネル(DMCH) を通して逆方向パケットトラフィックチャネルの解除に対する応答用制御メッセ ージを生成し、物理チャネルを通して伝送する。その後、基地局及び移動局は4 27段階で逆方向トラフィックチャネルを解除した後、制御維持状態に遷移して 次の状態に備える。 図4に示したように、逆方向パケットトラフィックチャネルの要求及び割当て 過程では、移動局が要求するチャネルデータ速度などの情報を含む逆方向パケッ トトラフィックチャネル要求メッセージを生成して基地局に伝送すると、基地局 はこのメッセージを受信して要求パラメータを支援するか否かを決めた後、表3 のような逆方向パケットチャネル割当て用の制御メッセージを移動局に伝送する 。追加交渉(negotiation)を必要とする場合、上述した要求及び応答過程が繰り 返して行われることもある。また、パケットデータの通信中に伝送するパケット データかなければ、Tactiveタイマーの設定時間経過後にパケットトラフィック チャネル解除過程が行われる。 図2Bに示したように、可変長フレームの伝送モードではIS−95方式の可 変長メッセージを専用制御チャネルの20msフレームに分割してロードする。 具体的には、ACK/NACK(acknowledge/negative acknowledge)応答による エラー検出及び訂正無しに伝送するモード、一つの可変長メッセージ全体の受信 時にACK/NACK応答が行われ、再伝送は一つの可変長メッセージ全体に対 して行われるモード、及び各フレーム単位に対してACK/NACK応答が行わ れるモードなどがあり得る。 図2Cに示したように、使用者データ伝送モードでは使用者トラフィックデー タをロードしたRLPフレームを専用制御チャネルの20msフレームに分割し てロードする。使用者データ伝送モードは伝送するデータ量が少ないため、デー タを伝送するためのパケットトラフィックチャネルの設定が非効率的な場合に使 用することができる。 このように専用制御チャネルを使用するCDMA移動通信システムにおいて、 専用制御チャネルのフレームを伝送するための装置構造を説明する。 図5A及び図5Bを参照して順方向リンクの専用制御チャネルに対するフレー ム送信装置を説明する。制御メッセージバッファ511は、専用制御チャネルを 通して通信する制御メッセージを一時的に貯蔵するメモリである。制御メッセー ジバッファ511のサイズは20msの第2長さフレームのサイズを貯蔵可能な ものとし、1以上のフレームを貯蔵するサイズに設定することができる。制御メ ッセージバッファ511は上位階層のプロセッサとモデム制御器513との制御 メッセージをインタフェースする機能を行う。この際、上位階層のプロセッサは 制御メッセージバッファ511にメッセージの形態に応じて5ms/20msフ レームを区分するヘッダー情報付加制御メッセージを貯蔵してこれを表示し、モ デム制御器513は制御メッセージをリードしてからこれを表示することにより 、オーバーライト及びオーバーリードを防止する。 モデム制御器513は制御メッセージバッファ511に貯蔵されている制御メ ッセージをリードした後、制御メッセージのヘッダーを分析してメッセージの形 態を分析し、その分析制御メッセージの形態に応じて専用制御チャネルを通して 伝送するメッセージを出力するとともに、分析メッセージの形態に応じる制御信 号を出力する。このモデム制御器513から生成される制御信号は第1及び第2 長さフレームを選択するフレーム選択信号である。制御メッセージの形態は図2 Aのような5msの第1制御メッセージ及び図2Bのような20msの第2制御 メッセージとなり、分析結果に応じてモデム制御器513から出力される制御デ ータのサイズは変わる。すなわち、5msの制御メッセージの場合、モデム制御 器513は表3のような構造を持つ24ビットのデータを出力し、20msの制 御メッセージの場合、モデム制御器513は172ビットのデータを出力する。 また、モデム制御器513は制御メッセージの有無を判断して専用制御チャネル の出力を制御する。すなわち、モデム制御器513は伝送する制御メッセージの 存在時は第1利得制御信号を発生し、制御メッセージの不在時には専用制御チャ ネルへの送信信号を遮断するための第2利得制御信号を発生する。この利得制御 信号は専用制御チャネルの送信出力を制御するための出力制御信号となる。本例 では利得制御器が拡散器の前段に位置すると説明しているが、拡散器の後段に位 置しても同一の効果が得られる。 CRC(Cyclic Redundancy Check)発生器515は、受信側でフレームの品質( エラー判断)を判断できるように、モデム制御器513から出力される制御メッ セージにCRCを付加する機能を行う。このCRC発生器515はモデム制御器 513の制御下で、5msフレームの場合は16ビットのCRCを生成して40 ビットの制御メッセージを出力し、20msフレームの場合には12ビットのC RCを生成して184ビットの制御メッセージを出力する。 テールビット発生器(Tail Bit Generator)157はエラー訂正符号の終結に必 要なテールビットを生成する。テールビット発生器157はCRC発生器515 の出力を分析して対応するテールビットを生成し、付加する。本例の場合、テー ルビット発生器517は8ビットのテールビットを生成してCRC発生器515 の出力に付加する。したがって、テールビット発生器517から出力される制御 メッセージを調べると、5msの制御メッセージは図2Aの符号212のように 48ビットからなり、20msの制御メッセージは図2Bの符号222のように 192ビットからなる。 符号器(エンコーダ)519はテールビット発生器517の出力を符号化する 。その符号化率は1/3を使用し、畳込み符号器(convolutional coder)又はタ ーボ 符号器などを使用することができる。インタリーバー(Interleaver)521は符 号器519から出力される符号化制御データをインタリービングして出力する。 すなわち、インタリーバー521はメッセージのフレーム単位でフレーム内のビ ット配列を変更してバーストエラーに対する耐性を向上させる。 CRC発生器515、テールビット発生器517、符号器519及びインタリ ーバー521は制御メッセージを発生して物理チャネルで伝送するための制御メ ッセージ発生器550を構成する。図5Aにおいては、制御メッセージ発生器5 50が5ms及び20msフレームの制御メッセージを処理する構成を例示して いる。しかしながら、専用制御チャネルで処理する制御メッセージのフレームサ イズに対応する数だけ制御メッセージ発生器を備え、モデム制御器513で伝送 するためのフレーム長に対応する制御メッセージ発生器を選択して制御メッセー ジを発生することもできる。この場合、各制御メッセージ発生器はそれぞれ対応 する制御メッセージのフレーム長に応じるCRC発生器、テールビット発生器、 符号器及びインタリーバーなどを備えるものとする。 信号変換器523は伝送信号を変換する機能を行う。すなわち、信号変換器5 23は論理“1”の送信信号を“−1”に変換し、論理“0”の送信信号を“+ 1”に変換する。利得制御器(利得乗算機)525はモデム制御器513から出力 される利得制御信号Gcに応じて、送信される専用制御チャネルの制御メッセー ジの経路を形成又は遮断する機能を行う。すなわち、利得制御器525は利得制 御信号に応じて送信制御メッセージの存在時は専用制御チャネルの経路を形成し 、制御メッセージの不在時には専用制御チャネルの経路を遮断するDTX(Disco nt inuous Transmission)モードの機能を行う。 S/P(serial−to−parallel)変換器527は利得制御器525から出力され る制御メッセージのシンボルを多重化して対応するキャリアの拡散器に分配して 出力する。ここでは、三つのキャリアを使用する場合を例示する。この場合、二 つの位相(I及びQチャネル)をそれぞれ有する三つのキャリアチャネルが存在す る。したがって、5msフレームの制御メッセージは144シンボルからなるの で、各キャリアのI及びQチャネルを通して出力されるシンボルの数はそれぞれ 24シンボルとなる。また、20msの制御メッセージは576シンボルからな るので、各キャリアのI及びQチャネルを通して出力されるシンボルの数はそれ ぞれ96シンボルとなる。専用制御チャネル送信機は単一キャリアを使用するこ とができるので、この場合、S/P変換器527は単一キャリアのI及びQチャ ネルのためのシンボル分配機能を行わなければならない。制御ビット挿入器(P CB Puncturer)529は順方向リンクを通して移動局に出力するための制御ビ ットを挿入して出力する。その制御ビットは移動局の逆方向リンク電力を制御す るための電力制御ビット(PCB)などとなり得る。 図5Bは制御ビット挿入器529から出力されるシンボルを拡散する拡散器の 構造を示した図であり、キャリアの数に対応する数だけ拡散器を備える。図5B は一つのキャリアに対応する拡散器の構造を示している。図5Bを参照すれば、 直交符号発生器535は専用制御チャネルに使用するための直交符号を発生する 。直交符号としてはWalsh code又は擬似直交符号などを使用することができる。 乗算機531,533は直交符号発生器535から出力される直交符号とそれぞ れ対応するI及びQチャネルの信号を乗算して順方向リンクの専用制御チャネル 用制御信号として拡散出力する。直交符号を拡散する構造はBPSK(Bi−Phase Shift Keying)方式を使用する例を示しているが、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式を使用することもできる。 変調器537は拡散シーケンス発生器(図示せず)から出力されるPN符号PN i,PNqを入力してそれぞれ対応するI及びQチャネルの拡散信号を発生して 出力する。この変調器537は複素乗算機を使用することができる。 図5A及び図5Bを参照すれば、擬似直交符号を使用するとFEC(Forward E rror Correction)率を犠牲にして符号チャネルの数を拡張することができる。ま た、順方向リンクでは符号ビットレベルのフレームスタッガリング(code bit le vel frame staggering)を通して電力制御ビット(PCB)挿入による電力損失を 防止する。 図5Aにおいて、伝送する制御メッセージのフレーム長(5ms/20ms)は モデム制御器513で決められる。すなわち、モデム制御器513は制御メッセ ージバッファ511に貯蔵されている制御メッセージが24ビットの固定長制御 メッセージであるか、可変長の制御メッセージであるかを示すヘッダー情報を検 査して判別する。そして、ヘッダー情報が24ビットの固定長制御メッセージを 示す値の場合には5msフレームとして判断し、可変長メッセージを示す値の場 合には20msフレームとして判断する。また、モデム制御器513は判断結果 に応じて制御メッセージ発生器550を制御するための信号を発生する。制御メ ッセージ550の各サブブロック515,517,519,521の数字は各フ レームの長さに応じるビット数を意味するが、5msフレームの場合は上側のパ ラメータを使用するように指示し、20msフレームの場合には下側のパラメー タを使用するように指示する。 モデム制御器513は専用制御チャネルをDTXモードで制御する。すなわち 、本例ではデータサービスのための信号及びMAC関連メッセージを専用制御チ ャネルを通して送受信することにより、チャネルの容量を効率よく使用すること ができる。IS−95のような方式では音声トラフィックと信号トラフィックが 多重化する構造なので、データサービスのために音声及び信号チャネルを常時オ ープンにすべきである。しかしながら、専用制御チャネルはDTXで動作するの で、制御信号のために常時チャネルをオープンにする必要はない。伝送する信号 情報の不在時にはDTX利得制御部で出力電力を抑制して効率的に無線資源を使 用可能にする。 DTX伝送モードの動作を説明すると、モデム制御器513は制御メッセージ バッファ511に伝送制御メッセージの不在を確認すると、利得制御器525に 専用制御チャネルの出力を“0”とさせるための第2利得制御信号を発生する。 すなわち、モデム制御器513は、制御メッセージバッファ511に送信制御メ ッセージが存在していると第1利得制御信号(Gc=predefined gain)を発生し 、送信制御メッセージが存在していなければ第2利得制御信号(Gc=0)を出力 する。利得制御器525は拡散動作後段にも位置させうるが、この場合には制御 ビットの挿入に注意を要する。本例では利得制御器525を使用して専用制御チ ャネルのDTXモードを行う例を説明しているが、スイッチを用いて専用制御チ ャネルに伝送する信号の不在時には信号の経路を遮断する方法を使用することも できる。 図5A及び図5Bは順方向リンク(基地局から移動局へ)の専用制御チャネル送 信装置の構成を示している。順方向リンクの専用制御チャネル送信装置は移動局 の送信電力を制御するための電力制御ビットを挿入するための動作を行う必要が ある。しかしながら、逆方向リンク(移動局から基地局へ)の専用制御チャネル送 信装置は電力制御ビット挿入機能を行わなくてもよい。したがって、逆方向リン クの専用制御チャネル送信装置は図6のように構成することができる。 図6を参照すれば、逆方向リンクの専用制御チャネル送信装置の構成は、S/ P変換部、拡散部構造及び畳込み符号器の符号化率を除くと、順方向リンクの専 用制御チャネル送信装置の構成と同一である。本例では順方向リンク符号器の符 号化率は1/3、逆方向リンク符号器の符号化率は1/4である。 図6において、逆方向リンクの専用制御チャネル送信装置も逆方向専用制御チ ャネルを用いて制御信号を送信するとき、制御メッセージのサイズに応じて相異 なるメッセージのサイズを判断し、その判断結果に応じて対応するフレームを伝 送するための動作を制御する。また、逆方向専用制御チャネルで伝送する制御メ ッセージの有無を検査し、伝送する制御信号の不在時には逆方向専用制御チャネ ルの出力を遮断し、伝送する制御メッセージの存在時のみ逆方向専用制御チャネ ルの出力経路を形成する。 図6の拡散器631は直交符号及びPNシーケンスを用いて専用制御チャネル を通して出力される制御信号を拡散する。 このように順方向又は逆方向専用制御チャネルを通して送信される制御信号を 受信する装置は、制御メッセージのフレーム長を判断して制御信号を処理する必 要がある。その順方向又は逆方向リンクの専用制御チャネル受信装置は次の図7 A及び図7Bのような構成が可能である。 図7A及び図7Bは本例の順方向又は逆方向リンクの専用制御チャネル受信装 置を示している。この受信装置はフレームの長さを判断し、受信制御メッセージ のCRCビット検出によりフレームの伝送有無を判断する。 図7Aを参照すれば、逆拡散器711はPN拡散シーケンス及び直交符号を用 いて受信信号を逆拡散して専用制御チャネルの信号を受信する。結合器713は 逆拡散器711から出力される多経路の受信信号を結合して出力する。決定器7 15は受信信号をデコーディングするために数レベルのディジタル値に量子化す る機能を行う。逆インタリーバー717は送信時のインタリービング符号化シン ボルの順序をもとのシンボル順序に逆変換して出力する。逆インタリーバー71 7は専用制御チャネル送信装置のインタリーバーのような方式で逆インタリービ ングを行い、5ms及び20msフレームの両方を逆インタリービングさせうる ものとするのがよい。したがって、図7Bに示したように、二つの逆インタリー バーを使用することができる。図7Bにおいて、第1逆インタリーバー717は 専用制御チャネル送信装置の5msフレームのインタリーバーのような方式でイ ンタリービングされたフレームデータを逆インタリービングさせる。同様に、第 2逆インタリーバー718も専用制御チャネル送信装置の20msフレームのイ ンタリーバーのような方式でインタリービングされたフレームデータを逆インタ リービングさせる。 タイマー719は一定の時間周期で専用制御チャネルを通して受信されるデー タをデコーディングするための制御信号を発生する。図示のタイマー719は5 msタイマーである。第1復号器721はタイマー719の出力により活性化し て逆インタリーバー(第1逆インターリーバー)717から出力される逆インタ リービングデータをデコーディングする。この第1復号器721は5msの第1 制御メッセージを復号化する。第2復号器723はタイマー719の出力により 活性化して逆インターリーバー717(第2逆インタリーバー718)から出力 される逆インタリービングデータをデコーディングする。この第2復号器723 は20msの第2制御メッセージを復号化する。第1のCRC検出器725は第 1復号器721の出力を入力し、5msフレームに対してCRC検査を行いその 結果信号を出力する。第2のCRC検出器727は第2復号器723の出力を入 力し、20msフレームに対してCRC検査を行いその結果信号を出力する。こ れらCRC検出器725,727は結果信号として真信号(true,1)、偽信号(f alse,0)を出力する。 フレーム決定器729は第1のCRC検出器725及び第2のCRC検出器7 27から出力される結果信号を分析して専用制御チャネルを通して受信される制 御メッセージのフレーム長を判定する。フレーム決定器729は第1のCRC検 出器725が真信号を出力すると、第1復号器721の出力選択信号を発生し、 第2のCRC検出器727が真信号を出力すると、第2復号器723の出力選択 信号を発生し、第1及び第2のCRC検出器725,727の両方が偽信号を出 力すると、復号器721,723の出力を遮断するための選択信号を発生する。 選択器731は第1復号器721及び第2復号器723の出力を入力し、フレ ーム決定器729の出力信号に応じて対応する復号データを選択出力する。すな わち、選択器731は受信フレームが5msフレームの場合に第1復号器721 の出力を選択し、20msフレームの場合に第2復号器723の出力を選択する 。制御メッセージが受信されない周期であれば、復号器721,723の出力を 遮断する。 モデム制御器733は選択器731の出力を入力し、復号データの受信時に受 信された制御メッセージを制御メッセージバッファ735に貯蔵する。上位階層 のプロセッサは制御メッセージバッファ735に貯蔵されている制御メッセージ を読み出して処理する。 図7A及び図7Bを参照して専用制御チャネル受信装置の動作を説明する。逆 拡散器711は専用制御チャネルを通して制御信号を受信し、PNシーケンスを 通して拡散された信号を逆拡散する。このような専用制御チャネルを通して受信 される制御信号は送信時の逆過程により制御メッセージの形態に復元される。 その後、基地局と移動局で制御メッセージを処理するために、第1復号器72 1は5msフレームの復号機能を行い、第2復号器723は20msフレームの 復号機能を行う。そして、CRC検出器725,727はそれぞれ対応する復号 器721,723から出力される復号データのCRC検査を行い、その結果値を フレーム決定器729に出力する。フレーム決定器729はCRC検査結果に応 じて受信制御メッセージのフレーム長を判定する。 ここで、CRC5は5msフレームのCRCチェック結果を示し、CRC20 は20msフレームのCRCチェック結果を示すとすれば、フレーム決定器72 9は下記の表4のような選択信号を発生する。 表4に示したように、CRC5とCRC20が同時に検出されない場合(例え ば、偽)にはフレームデータが受信されず、これは送信装置が不連続伝送モード で制御メッセージを伝送しない時期に該当する。また、CRC5とCRC20の 両方が検出される場合(例えば、真)には、フレームエラーが発生する。 移動通信システムの無線リンクを無線信号で伝送する場合、伝送無線信号に他 の電子機器、電力線などによりインパルス性の雑音が含まれる可能性もある。こ の場合、移動通信システムの受信装置はその雑音成分をフレームデータとして誤 認することがある。すなわち、実効フレームの代わりに雑音が入力されたときに 、CRC検出器が結果信号として真信号を出力することがある。 図8は移動通信システムの送信装置で単一長さの所定のフレームサイズを有す るデータを不連続的に送信するとき、伝送されるデータの実効フレームを検出す るためのフレーム検出器を備える受信装置の構成例を示しており、図10は図8 のような構成をもつ受信装置のフレーム検出器740で実効フレームを検出する 過程を示したフローチャートである。 説明の便宜上、送信装置から送信されるフレームデータのサイズは5ms長さ であり、復号器から出力される復号化シンボルの数は144であると仮定する。 図10において、レジスタbは図8の結合器713の出力を二乗することによ り得られたシンボルのエネルギー値を貯蔵し、レジスタSはレジスタbから出力 されるエネルギー値を累積し、レジスタnは入力シンボルの数を累積して貯蔵す る。したがって、レジスタbは入力シンボルのエネルギー値を貯蔵し、レジスタ Sはnレジスタに貯蔵されたシンボルの数に応じてシンボルのエネルギー値を累 積して貯蔵する。 図8及び図10を参照すれば、受信信号は逆拡散器711で逆拡散して結合器 713で多重経路の受信信号と結合する。フレーム検出器740は結合器713 から出力される結合信号を入力し、図10のような過程を行いながら実効フレー ムを検出し、そのフレーム検出結果に応じて真信号(“1”)又は偽信号(“0”) を出力する。 図10を参照すれば、フレーム検出器740は1011段階でレジスタs及び nを初期化する(S=0,n=0)。初期化過程後、結合器713の出力が発生す ると、フレーム検出器740は1013段階で結合器713の出力をシンボルの 単位で二乗してシンボルエネルギー値を求め、レジスタbに貯蔵する。レジスタ bにシンボルのエネルギー値が貯蔵されると、フレーム検出器740は1015 段階で、以前のレジスタSに貯蔵されたシンボルのエネルギー累積値にレジスタ bに貯蔵された値を加算してレジスタSの値を更新し、レジスタnを1増加させ てシンボルの入力回数を更新する。レジスタn値の増加後、フレーム検出器74 0は1017段階でレジスタnの値が144であるかを検査する。すなわち、5 msフレームデータは144シンボルからなるので、1017段階では5msフ レームのシンボルが完全に受信されたかを検査する。1017段階でレジスタn の値が144より小さい場合は5msフレームデータの受信が未完了状態なので 、フレーム検出器740は1013段階に戻り入力シンボルのエネルギー値を検 出してレジスタSの値を累積する前記過程を繰り返して行う。 このような過程を繰り返し、レジスタnの値が144になると、フレーム検出 器740は5msフレームデータの受信完了を感知して1019段階に進み、レ ジスタSに累積された値と所定のスレショルド値を比較する。このスレショルド 値は5msの実効フレームの最小エネルギー値に設定することができ、5msフ レームの受信有無を決める基準値として使用することもできる。1019段階の 比較結果、レジスタSの値がスレショルド値より大きい場合にはフレーム検出器 740は1021段階に進んでフレーム決定器730に真信号を出力し、S値が スレショルド値より小さい場合には1023段階に進んでフレーム決定器730 に偽信号を出力する。偽信号がフレーム決定器730に印加されるとき、送信装 置は不連続モードで制御メッセージの伝送を遮断する。 図10の動作過程によりフレーム検出器740が真信号又は偽信号を出力する と、フレーム決定器730は図12のような過程を行いながらフレーム長を選択 するための制御信号を発生する。図12は図8のフレーム決定器730でフレー ムを決定するための過程を示したフローチャートである。 図12を参照すれば、フレーム決定器730は1211段階でフレーム検出器 740が真信号を出力するかを検査する。そしてフレーム検出真信号が入力され ると、フレーム決定器730は1213段階に進んでCRC検出器725から真 信号が入力されるかを検査する。この1213段階でCRC検出器725の真信 号が入力されると、フレーム決定器730は1215段階でENABLE信号を生成し て選択器731に出力してから終了する。一方、1211段階でフレーム検出真 信号が入力されなければ、フレーム決定器730はDISABLE信号を生成して選択 器731に出力してから終了する。また、1213段階でCRC検出器725か ら出力された信号が真信号でなければ、フレーム決定器730はDISABLE信号を 生成して選択器731に出力してから終了する。このときのフレーム決定器73 0は、フレーム検出器740の出力のみによってフレームデータの入力有無を決 めることができる。 選択器731はフレーム決定器730から出力されるフレーム決定信号、すな わち、ENABLE又はDISABLE信号に応じて、復号器721の出力を選択してモデム 制御器733に伝えるか、或いは、復号器の出力伝達を遮断する。 図8、図10及び図12は受信フレームが5msの場合を仮定して説明してい る。しかしながら、このようなフレーム検出及び決定方法は他の長さのフレーム の場合にも同様に適用することができる。すなわち、20msフレームの場合、 図8の逆インタリーバー717、復号器721及びCRC検出器725は20m sフレームを受信して処理するように設定し、フレーム検出器740は図11の ような過程に応じてフレームを検出してもよい。20msフレームのサイズを有 する場合、送信装置の符号器から出力されるシンボルの数は576となる。した がって、フレーム検出器740は576シンボル区間で受信されるシンボルのエ ネルギー値を累積した後、所定のスレショルド値と比較してフレームの検出有無 を決める。20msフレームのスレショルド値は20ms実効フレームの最小エ ネルギー値に設定することができ、20msフレームデータの受信有無を決める 基準値として設定することもできる。 図12に基づくフレーム検出器740とCRC検出器725の信号出力に対す るフレーム決定器730の判断結果は次の表5の通りである。 表5において、フレーム検出器740及びCRC検出器725の両方が真信号 を発生しない場合、フレーム決定器730はメッセージフレームの非伝送又はエ ラー発生フレームとして判定する。本例においては、二つの検出信号が両方とも 偽信号であれば、送信側がメッセージフレームを伝送しないと判定し、二つの検 出信号のうち一つが偽信号であれば、対応するメッセージフレームをエラーフレ ームとして判定するとしている。 図9は移動通信システムで相異なる長さのフレームを受信するとき、フレーム の数に応じて二つの実効フレームを検出するフレーム検出装置を備える受信装置 の構成例を示しており、図11は図9の第2フレーム検出器741で実効フレー ムを検出する過程を示したフローチャートである。 第1フレーム及び第2フレームはそれぞれ5ms及び20msの長さを有する と仮定し、5msの第1フレームと20msの第2フレームはそれぞれ144シ ンボル及び576シンボルからなると仮定する。 図9を参照すれば、相異なるサイズのフレームを受信するために第1フレーム 検出器743と第2フレーム検出器741を備え、その他の構成は図8と同様で ある。図9において、第1フレーム検出器743は5msフレーム検出器であり 、 第2フレーム検出器741は20msフレーム検出器となり得る。図10に示し たように、第1フレーム検出器743は図8のフレーム検出器740と同一の動 作を行う。 第2フレーム検出器741も結合器713の出力を入力して図11のような過 程に応じて第2フレームの実効フレームを検出し、対応する真信号又は偽信号を 出力する。図11を参照すれば、1111段階から1115段階までは図10の 1011段階から1015段階までと同一である。しかしながら、1117段階 で第2フレーム検出器741はn値が576となるまで1113〜1115段階 を繰り返して行う。その後、第2フレーム検出器741は1119段階で累積レ ジスタS値と所定のスレショルド値を比較してレジスタSの累積値がスレショル ド値より大きいかを検査する。その結果、レジスタSに貯蔵された値がスレショ ルド値より大きい場合に第2フレーム検出器741は1121段階で真信号をフ レーム決定器750に出力し、S値がスレショルド値より小さい場合には112 3段階に進んで偽信号をフレーム決定器750に出力する。 フレーム決定器750は第1フレーム検出器743と第2フレーム検出器74 1から真信号又は偽信号が入力されると、図13の過程を行う。図13は図9の フレーム決定器750でフレームを決定する過程を示したフローチャートである 。 図13を参照すれば、フレーム決定器750は1311段階でフレーム検出真 信号が第1及び第2フレーム検出器743,741から入力されるかを検査する 。フレーム検出真信号が入力されると、フレーム決定器750は1313段階に 進んでフレーム検出真信号が第1及び第2フレーム検出器743,741の両方 から入力されるかを判断する。その結果、第1フレーム真信号と第2フレーム真 信号の両方が入力される場合には1315段階に進んで、第1のCRC検出器7 25の出力が真信号であるかを検査する。第1のCRC検出器725から真信号 が入力されると、フレーム決定器750は1317段階に進んで第2のCRC検 出器727の出力が真信号であるかを検査する。第1のCRC検出器725と第 2のCRC検出器727から両方とも真信号が入力されると、フレーム決定器7 50は1319段階でSe12を生成して選択器731に出力し、これにより選 択器731は第2復号器723から出力されるフレームを選択してモデム制御器 7 33に出力する。 1315段階で第1のCRC検出器725から出力された信号が真信号でなけ れば、フレーム決定器750は1321段階に進んで第2のCRC検出器727 から出力される信号が真信号であるかを検査する。その結果、入力信号が真信号 であれば、フレーム決定器750は1319段階に進んでSel2を生成して選 択器731に出力する。選択器731はSel2に応答して第2復号器723の 出力を選択してモデム制御器733に出力する。一方、1321段階で第2のC RC検出器727の出力信号が偽信号であれば、DISABLE信号を出力してから終 了する。したがって選択器731は第1及び第2復号器721,723の出力を 選択せず、これにより、モデム制御器733へ伝達するデータはなくなる。 1313段階で第1及び第2検出器743,741のうち、いずれかから真信 号が入力されると、フレーム決定器750は1323段階及び1329段階で入 力信号が第1フレーム検出器743又は第2フレーム検出器741のどちらから 入力された真信号であるかを判断する。その結果、第1フレーム検出器743の 出力が真信号であれば、フレーム決定器750は1325段階で第1のCRC検 出器725が真信号を出力するかを検査する。1325段階で第1のCRC検出 器725から出力された信号が真信号であれば、フレーム決定器750は132 7段階でSel1信号を生成して選択器731に出力し、第1のCRC検出器7 25から偽信号が出力されると、DISABLE信号を生成して出力する。選択器73 1はSel1信号を受信すると第1復号器721から出力された第1フレームを 選択してモデム制御器733に伝送し、DISABLE信号の受信時には第1及び第2 復号器721,723の出力を遮断する。 フレーム決定器750は1329段階で第2フレーム検出器741から入力さ れた信号が真信号であるかを判断する。入力信号が真信号であれば、フレーム決 定器750は1331段階で第2のCRC検出器727が真信号を出力するかを 検査する。第2のCRC検出器727の出力が真信号であれば、フレーム決定器 750は1319段階に進んでSel2を生成して選択器731に出力し、第2 のCRC検出器727の出力が偽信号であれば、DISABLE信号を生成して選択器 731に出力する。選択器731はフレーム決定器750からSel2信号が出 力 されるときは第2復号器723の出力を選択してモデム制御器733に出力し、 DISABLE信号が出力される場合には復号器721,723の出力を遮断する。 図13のような過程により行われるフレーム検出器741,743、CRC検 出器725,727及びフレーム決定器750の動作は次の表6の通りである。 フレーム決定器750が偽フレームを決める場合、この“偽フレーム”は上述 したように送信側がメッセージフレームを伝送しない場合(no frame)又はメッセ ージフレームの伝送中にエラーが発生する場合(error frame)であり得る。フレ ーム決定器750はフレーム検出器741,743及びCRC検出器725,7 27の出力を検査してno frame又はエラーフレームを判断することができる。本 例 において、フレーム決定器750はフレーム検出器741,743、CRC検出 器725,727の出力に応じて下記の表7のように判定する。 フレーム決定器750が表7のように判定する場合、図14のようにフレーム 決定器750の判定結果をモデム制御器733に伝える。 図14を参照すれば、フレーム決定器750がフレーム選択信号Sel1又は Sel2を発生する場合、選択器731は選択信号に対応するフレームの復号メ ッセージを選択してモデム制御器733に出力する。モデム制御器733は受信 メッセージを上位処理部に伝える。しかしながら、フレーム決定器750がSDIS ABLE信号を発生すると、選択器731は復号メッセージの出力経路を遮断する。 こ の場合、モデム制御器733はフレーム決定器750から出力されるフレーム判 定信号を検査する。このフレーム判定信号が“no frame”信号であれば、モデム 制御器733は送信側からの伝送メッセージの不在として判断してその結果を上 位処理部に伝えない。一方、フレーム判定信号が“エラーフレーム”信号であれ ば、モデム制御器733は送信側から伝送されたメッセージが存在すると判断し 、そのエラー結果を上位処理部に伝える。したがって、上位処理部はエラーフレ ームに対する適宜の動作を行う。 図15は本例で専用制御チャネルを通して可変フレーム長を有する制御メッセ ージを処理するシミュレーション結果を説明した図である。図15を参照すれば 、専用制御チャネルで5msフレームと20msフレームを使用した場合の処理 量の比較結果を示している。ここで、順方向パケットトラフィックチャネルは3 07.2Kbpsのデータレート、20msの固定フレーム及び1%FER(fr ame error rate)を有する。 以上のような本例のCDMA移動通信システムによれば、次のような効果を有 する。 (1)専用制御チャネルに伝送される制御メッセージはそのメッセージのサイ ズに応じて異なる長さをもつことにより、専用制御チャネルの使用による処理量 の増大及びトラフィック遅延の減少効果が得られる。 (2)伝送する制御メッセージの有無に応じて専用制御チャネルの使用を不連 続的に制御することにより、DTXモード伝送で無線容量効率を増大させること ができる。 (3)IS−95システムの動作よりも速いエラー検出及び訂正による高信頼 性の伝送を提供し、最適のチャネル活用による無線資源の容量効率極大化及び専 用制御チャネル方式による向上音声呼サービスの提供が可能でIS−95メッセ ージを効率よく支援することができる。 (4)符号分割多元移動通信システムでフレーム測定結果とエラー検出結果を 使用することにより、エラーフレームの受信率を減少させ得る。 本欄では特定の例を参照して本発明を説明したが、添付した特許請求の範囲に より決められる本発明の思想及び範囲を逸脱しない限り、当該技術分野における 通常の知識を持つ者により各種の変形が可能なのは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BR,C A,CN,JP,RU (72)発明者 アン ジェ ミン 大韓民国 135―239 ソウル カンナム― グ イルウォンポン―ドン プルンサムホ アパート #1109―303 (72)発明者 ヨン スン ヨン 大韓民国 138―160 ソウル ソンパ―グ カラク―ドン 165 (72)発明者 カン ヒ ウォン 大韓民国 131―207 ソウル チュンナン ―グ ミョンモク7―ドン 1499 (72)発明者 リ ヒョン スク 大韓民国 138―790 ソウル ソンパ―グ チャムシル3―ドン ジュゴンアパート 4ダンジ #420―106 (72)発明者 パク ジン ス 大韓民国 137―044 ソウル ソチョ―グ パンポ4―ドン 70―1 (72)発明者 リ ミン ス 大韓民国 151―019 ソウル カナク―グ シルリン9―ドン 255―189

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.伝送するメッセージのフレーム長を判断し、判断されたフレーム長に対応 するフレーム選択信号を出力する制御器と、前記フレーム選択信号に応じて前記 伝送メッセージのフレームデータを生成する少なくとも一つのメッセージ発生器 と、前記フレームデータを拡散して専用制御チャネルを通し送信する送信機と、 を備え、少なくとも二つの相異なるフレーム長を有するメッセージを伝送するこ とが可能となったCDMAシステム。 2.メッセージ発生器が、フレーム選択信号に応じて決められたフレーム長で 伝送メッセージのCRCビットを生成及び付加するCRC(Cyclic Redundance C heck)生成器と、このCRC生成器の出力にテールビットを生成して付加するテ ールビット発生器と、これによるテールビット付加のフレームデータを所定の符 号化率で符号化するチャネル符号器と、前記フレーム選択信号に応じて決められ たフレーム長の単位で前記符号化メッセージをインタリービングするインタリー バーと、を備えてなる請求項1に記載のCDMAシステム。 3.メッセージのフレームが5msフレームと20msフレームを含む請求項 1に記載のCDMAシステム。 4.メッセージが使用者メッセージ、信号メッセージ及びMAC(Medium Acce ss Control)メッセージを含む請求項1に記載のCDMAシステム。 5.伝送メッセージのフレーム長の種類に対応する数だけメッセージ発生器を 備え、その各メッセージ発生器は対応するフレーム長のフレームデータを生成す るものであり、これら各メッセージ発生器が、前記伝送メッセージのCRCビッ トを生成及び付加するCRC生成器と、このCRC生成器の出力にテールビット を生成して付加するテールビット発生器と、これによるテールビット付加のフレ ームデータを所定の符号化率で符号化するチャネル符号器と、フレーム選択信号 に応じて決められたフレーム長の単位で前記符号化メッセージをインタリービン グするインタリーバーと、を備えてなる請求項1に記載のCDMAシステム。 6.制御器は伝送メッセージの不在時に不連続伝送モードを行うための出力制 御信号を発生する機能をもち、送信機は前記出力制御信号の発生時に専用制御チ ャネルの出力を制御する経路制御器を備える請求項1に記載のCDMAシステム 。 7.送信機が、伝送フレームデータを受信し、出力制御信号の発生時にそのフ レームデータの出力経路を遮断する経路制御器と、該経路制御器から出力される メッセージフレームを専用制御チャネルの直交符号で拡散する直交拡散器と、こ れによる直交拡散信号をPN(Pseudo Noise)シーケンスで拡散するPN拡散器と 、を備えてなる請求項6に記載のCDMAシステム。 8.経路制御器は出力制御信号の発生時に出力利得を“0”にする利得制御器 を備える請求項7に記載のCDMAシステム。 9.CDMA通信システムで少なくとも二つの相異なるフレーム長を有するメ ッセージを伝送するための方法であって、 少なくとも二つの相異なるフレーム長を有するメッセージを伝送するために、 伝送するメッセージのフレーム長を判断し、判断されたフレーム長に対応するフ レーム選択信号を出力する過程と、前記フレーム選択信号に応じて前記伝送メッ セージのフレームデータを生成する過程と、前記フレームデータを拡散して専用 制御チャネルを通し送信する過程と、を含むことを特徴とする方法。 10.フレームデータの生成過程は、伝送メッセージのCRCビットを生成及 び付加する過程と、これによるCRCビット付加メッセージにテールビットを生 成して付加する過程と、そのテールビット付加のフレームデータを所定の符号化 率で符号化する過程と、フレーム選択信号に応じて決められたフレーム長の単位 で前記符号化メッセージをインタリービングする過程と、を含む請求項9に記載 の方法。 11.メッセージのフレームが5msフレームと20msフレームを含む請求 項9に記載の方法。 12.メッセージが使用者メッセージ、信号メッセージ及びMACメッセージ を含む請求項9に記載の方法。 13.伝送メッセージの不在時に専用制御チャネルの出力を制御して不連続伝 送モードを行う過程をさらに含む請求項9に記載の方法。 14.不連続伝送モードでメッセージの送信利得を“0”とする請求項13に 記載の方法。 15.専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散して出力する逆拡散 器と、これによる逆拡散信号を第1フレーム長で逆インタリービング及び復号化 して第1メッセージを出力し、その復号信号に対応する第1のCRCを検出する 第1メッセージ受信機と、前記逆拡散信号を第2フレーム長で逆インタリービン グ及び復号化して第2メッセージを出力し、その復号信号に対応する第2のCR Cを検出する第2メッセージ受信機と、これら第1及び第2メッセージ受信機の 第1及び第2のCRC検出結果に応じて前記第1及び第2メッセージのうちいず れかを選択する制御器と、を備え、少なくとも二つの相異なるフレーム長を有す るメッセージを受信することが可能となったCDMAシステム。 16.制御器が、第1及び第2のCRC検出結果を分析して受信メッセージの フレーム長を判定するフレーム決定器と、これによるフレーム決定信号に応じて 第1及び第2メッセージ受信機から出力される復号信号のうちいずれかを選択し て出力する選択器と、を備える請求項15に記載のCDMAシステム。 17.第1フレームの長さが5msであり、第2フレームの長さが20msで ある請求項15に記載のCDMAシステム。 18.専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散して出力する逆拡散 器と、これによる逆拡散信号のエネルギーをそれぞれ第1及び第2フレームの長 さで検出して第1及び第2フレーム検出信号を出力するフレーム検出器と、前記 逆拡散信号を第1フレームの長さで逆インタリービング及び復号化して第1メッ セージを出力する第1メッセージ受信機と、前記逆拡散信号を第2フレームの長 さで逆インタリービング及び復号化して第2メッセージを出力する第2メッセー ジ受信機と、前記第1及び第2フレーム検出結果に応じて前記第1及び第2メッ セージのうちいずれかを選択する制御器と、を備え、少なくとも二つの相異なる フレーム長を有するメッセージを受信することが可能となったCDMAシステム 。 19.制御器が、第1及び第2フレーム検出結果を分析して受信メッセージの フレーム長を判定するフレーム決定器と、これによるフレーム決定信号に応じて 第1及び第2メッセージ受信機から出力される復号信号のうちいずれかを選択し て出力する選択器と、を備える請求項18に記載のCDMAシステム。 20.第1フレームの長さが5msであり、第2フレームの長さが20msで ある請求項18に記載のCDMAシステム。 21.フレーム検出器が第1及び第2フレーム検出器からなり、前記第1フレ ーム検出器は、5msの実効フレームの最小エネルギー値を基準値としてもち、 受信フレームメッセージのエネルギー値を前記5msの実効フレームの最小エネ ルギー値と比較し、前記受信フレームメッセージのエネルギー値が前記5msの 実効フレームの最小エネルギー値より大きいときは第1フレーム検出信号を発生 し、前記第2フレーム検出器は、20msの実効フレームの最小エネルギー値を 基準値としてもち、前記受信フレームメッセージのエネルギー値を前記20ms の実効フレームの最小エネルギー値と比較し、前記受信フレームメッセージのエ ネルギー値が前記20msの実効フレームの最小エネルギー値より大きいときは 第2フレーム検出信号を発生する請求項20に記載のCDMAシステム。 22.専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散して出力する逆拡散 器と、これによる逆拡散信号のエネルギーを第1フレームの長さで検出して第1 フレーム検出信号を出力する第1フレーム検出器と、前記逆拡散信号のエネルギ ーを第2フレームの長さで検出して第2フレーム検出信号を出力する第2フレー ム検出器と、前記逆拡散信号を第1フレーム長で逆インタリービング及び復号化 して第1メッセージを出力し、その復号信号に対応する第1のCRCを検出する 第1メッセージ受信機と、前記逆拡散信号を第2フレーム長で逆インタリービン グ及び復号化して第2メッセージを出力し、その復号信号に対応する第2のCR Cを検出する第2メッセージ受信機と、前記第1及び第2フレーム検出結果と前 記第1及び第2のCRC検出結果に応じて前記第1及び第2メッセージのうちい ずれかを選択する制御器と、を備え、少なくとも二つの相異なるフレーム長を有 するメッセージを受信することが可能となったCDMAシステム。 23.第1フレームの長さが5msであり、第2フレームの長さが20msで ある請求項22に記載のCDMAシステム。 24.制御器が、第1及び第2のCRC検出信号と第1及び第2フレーム検出 信号を検査し、前記第2のCRC及び第2フレーム検出信号の受信時に受信メッ セージを第2フレームの長さとして判定し、前記第1のCRC及び第1フレーム 検出信号の受信時に前記受信メッセージを第1フレームの長さとして判定し、そ の他のCRC及びフレーム検出信号の受信時にはエラーフレームとして判定する フレーム決定器と、前記第1及び第2フレームの長さを判定した信号のいずれか の信号発生時に第1及び第2メッセージ受信機の出力に対応する復号信号を出力 し、前記エラーフレーム判定信号の発生時には前記復号信号の出力を制御する選 択器と、を備える請求項23に記載のCDMAシステム。 25.フレーム決定器は、第1及び第2フレーム検出信号のいずれも検出され ない場合、そして第1及び第2のCRC検出信号のいずれも検出されない場合に 受信フレームの不在として判定する請求項24に記載のCDMAシステム。 26.フレーム検出器が第1及び第2フレーム検出器からなり、前記第1フレ ーム検出器は、5msの実効フレームの最小エネルギー値を基準値としてもち、 受信フレームメッセージのエネルギー値を前記5msの実効フレームの最小エネ ルギー値と比較し、前記受信フレームメッセージのエネルギー値が前記5msの 実効フレームの最小エネルギー値より大きいときは第1フレーム検出信号を発生 し、前記第2フレーム検出器は、20msの実効フレームの最小エネルギー値を 基準値としてもち、前記受信フレームメッセージのエネルギー値を前記20ms の実効フレームの最小エネルギー値と比較し、前記受信フレームメッセージのエ ネルギー値が前記20msの実効フレームの最小エネルギー値より大きいときは 第2フレーム検出信号を発生する請求項23に記載のCDMAシステム。 27.CDMA通信システムで少なくとも二つの相異なるフレーム長を有する メッセージを受信するための方法であって、 専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散する過程と、これによる逆 拡散信号を第1フレーム長で逆インタリービング及び復号化して第1メッセージ を出力し、その復号信号に対応する第1のCRCを検出する過程と、前記逆拡散 信号を第2フレーム長で逆インタリービング及び復号化して第2メッセージを出 力し、その復号信号に対応する第2のCRCを検出する過程と、これら第1及び 第2のCRC検出結果に応じて前記第1及び第2メッセージのうちいずれかを選 択する過程と、を含むことを特徴とする方法。 28.CDMA通信システムで少なくとも二つの相異なるフレーム長を有する メッセージを受信するための方法であって、 専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散する過程と、これによる逆 拡散信号のエネルギーをそれぞれ第1及び第2フレームの長さで検出して第1及 び第2フレーム検出信号を出力する過程と、前記逆拡散信号をそれぞれ第1及び 第2フレームの長さで逆インタリービング及び復号化して第1及び第2メッセー ジを出力する過程と、前記第1及び第2フレーム検出結果に応じて前記第1及び 第2メッセージのうちいずれかを選択する過程と、を含むことを特徴とする方法 。 29.CDMA通信システムで少なくとも二つの相異なるフレーム長を有する メッセージを受信するための方法であって、 専用制御チャネルを通して受信された信号を逆拡散する過程と、これによる逆 拡散信号のエネルギーをそれぞれ第1及び第2フレームの長さで検出して第1及 び第2フレーム検出信号を出力する過程と、前記逆拡散信号をそれぞれ第1及び 第2フレームの長さで逆インタリービング及び復号化して第1及び第2メッセー ジを出力し、これら第1及び第2メッセージにそれぞれ対応する第1及び第2の CRCを検出する過程と、前記第1及び第2フレーム検出結果と前記第1及び第 2のCRC検出結果に応じて前記第1及び第2メッセージのうちいずれかを選択 する過程と、を含むことを特徴とする方法。
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