JP2000349967A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 より多くの光量を結像レンズに取り入れるこ
とで光源の発光光を効率よく利用し、さらに光源が複数
とされる場合においても、光学系部品の設置スペースが
小さくできる画像読取装置を得る。 【解決手段】 画像読取装置は、LEDチップ群64
R、64G、64Bの発光面側に集光レンズ69R、6
9G、69Bが接近して配置され、各発光光の光軸を一
致させるダイクロイックミラー73(ハーフミラー73
A、73B)を備えた導光部材本体71の集光レンズ部
71R、71G、71Bが、各集光レンズにそれぞれ対
向して配置されている。これにより、LEDチップ群6
4R、64G、64Bから出射される発散光の内の、所
定の拡散度の範囲の光が各集光レンズ及び導光部材本体
によって集光されて、より多くの光が写真フィルム22
面近くまで導かれ、レンズユニット76にも多くの光が
取り入れられる。
とで光源の発光光を効率よく利用し、さらに光源が複数
とされる場合においても、光学系部品の設置スペースが
小さくできる画像読取装置を得る。 【解決手段】 画像読取装置は、LEDチップ群64
R、64G、64Bの発光面側に集光レンズ69R、6
9G、69Bが接近して配置され、各発光光の光軸を一
致させるダイクロイックミラー73(ハーフミラー73
A、73B)を備えた導光部材本体71の集光レンズ部
71R、71G、71Bが、各集光レンズにそれぞれ対
向して配置されている。これにより、LEDチップ群6
4R、64G、64Bから出射される発散光の内の、所
定の拡散度の範囲の光が各集光レンズ及び導光部材本体
によって集光されて、より多くの光が写真フィルム22
面近くまで導かれ、レンズユニット76にも多くの光が
取り入れられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコマ画像が
記録された原稿を搬送しながら、コマ画像に対する透過
光又は反射光を読み取って画像データを得る画像読取装
置に関する。
記録された原稿を搬送しながら、コマ画像に対する透過
光又は反射光を読み取って画像データを得る画像読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、写真フィルム等の原稿に記録
されたコマ画像をCCD等の読取センサによって光電的
に読み取り、読み取ったデジタル画像データに対して拡
大・縮小や各種補正等の画像処理を実行し、この画像処
理済のデジタル画像データに基づき変調したレーザ光に
よって、記録材料へ画像を形成する技術が知られてい
る。
されたコマ画像をCCD等の読取センサによって光電的
に読み取り、読み取ったデジタル画像データに対して拡
大・縮小や各種補正等の画像処理を実行し、この画像処
理済のデジタル画像データに基づき変調したレーザ光に
よって、記録材料へ画像を形成する技術が知られてい
る。
【0003】このようなCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取る、いわゆる「プレスキャン」によって、コマ画像の
濃度等に応じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する
光量やCCDの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読
取条件に基づいてコマ画像を再度読み取る、いわゆる
「ファインスキャン」を行うというように、2段階の読
み取りプロセスを踏んでいる。
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取る、いわゆる「プレスキャン」によって、コマ画像の
濃度等に応じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する
光量やCCDの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読
取条件に基づいてコマ画像を再度読み取る、いわゆる
「ファインスキャン」を行うというように、2段階の読
み取りプロセスを踏んでいる。
【0004】上記の画像読取系において、光源には、従
来、焼付露光等に多用されているハロゲンランプが用い
られている。しかしこのハロゲンランプは、発光時に多
大な熱を発生するため、発光効率が悪く、さらに読取速
度アップが制限されていた。
来、焼付露光等に多用されているハロゲンランプが用い
られている。しかしこのハロゲンランプは、発光時に多
大な熱を発生するため、発光効率が悪く、さらに読取速
度アップが制限されていた。
【0005】すなわち、ハロゲンランプは、焼付露光の
ようにネガフィルムを透過して直接印画紙へ焼き付ける
ための光源としては最適であるが、上記のようにCCD
(通常は、色3原色の色毎に感応するようにそれぞれフ
ィルタが取り付けられたラインCCD)で画像を読み取
る系においては、色温度が低いために短波長(色でいえ
ばブルー(B)系統)の光量が低くなり、読取画像のS
/Nが劣化してしまうことによって、高速読み取りを行
う上での支障となっている。
ようにネガフィルムを透過して直接印画紙へ焼き付ける
ための光源としては最適であるが、上記のようにCCD
(通常は、色3原色の色毎に感応するようにそれぞれフ
ィルタが取り付けられたラインCCD)で画像を読み取
る系においては、色温度が低いために短波長(色でいえ
ばブルー(B)系統)の光量が低くなり、読取画像のS
/Nが劣化してしまうことによって、高速読み取りを行
う上での支障となっている。
【0006】このため、画像を読み取る系がCCDの場
合、光源としてはLEDを適用することが提案されてい
る。LEDは、通常特定の色(青色:B、緑色:G、赤
色:R)に発光するため、これらを集合配置することに
より白色光の光源が構成される。またLEDは、発熱量
が少なく、色温度も高いため、CCDによる画像読取系
の光源として適している。
合、光源としてはLEDを適用することが提案されてい
る。LEDは、通常特定の色(青色:B、緑色:G、赤
色:R)に発光するため、これらを集合配置することに
より白色光の光源が構成される。またLEDは、発熱量
が少なく、色温度も高いため、CCDによる画像読取系
の光源として適している。
【0007】一方、読み取り側であるラインCCDに
は、各ライン毎に色フィルタが取り付けられ、各ライン
CCDは、各色毎の濃度(光量)を検出するようになっ
ている。また、この画像読取系には、光源から出射さ
れ、ネガフィルムを透過した光をラインCCDに結像さ
せるための結像レンズも設置されている。
は、各ライン毎に色フィルタが取り付けられ、各ライン
CCDは、各色毎の濃度(光量)を検出するようになっ
ている。また、この画像読取系には、光源から出射さ
れ、ネガフィルムを透過した光をラインCCDに結像さ
せるための結像レンズも設置されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
結像レンズは、ラインCCDの画像読取時における解像
度を確保するため、開口の大きさが制限されている。し
たがって、ネガフィルムを透過して結像レンズに導かれ
る光は、この開口の大きさに合わせた範囲に絞られてし
まう。すなわち、限られた角度の光しか結像レンズに取
り入れられないことになる。この結像レンズによる光量
の低減は、光源光利用における効率の低下に繋がる。
結像レンズは、ラインCCDの画像読取時における解像
度を確保するため、開口の大きさが制限されている。し
たがって、ネガフィルムを透過して結像レンズに導かれ
る光は、この開口の大きさに合わせた範囲に絞られてし
まう。すなわち、限られた角度の光しか結像レンズに取
り入れられないことになる。この結像レンズによる光量
の低減は、光源光利用における効率の低下に繋がる。
【0009】また、光源が複数とされる場合では、すな
わち、R、G、Bの色毎に設置された各LEDの発光光
によってネガフィルムを照射する構成では、LEDの設
置数増加に伴い、各LEDの光をネガフィルムに導くた
めに配置される光学系部品等の設置スペースも拡大され
ることになり、装置が大型化してしまう問題が生じる。
わち、R、G、Bの色毎に設置された各LEDの発光光
によってネガフィルムを照射する構成では、LEDの設
置数増加に伴い、各LEDの光をネガフィルムに導くた
めに配置される光学系部品等の設置スペースも拡大され
ることになり、装置が大型化してしまう問題が生じる。
【0010】本発明は上記事実を考慮して、より多くの
光量を結像レンズに取り入れることで光源の発光光を効
率よく利用し、さらに光源が複数とされる場合において
も、光学系部品の設置スペースが小さくできる画像読取
装置を提供することを課題とする。
光量を結像レンズに取り入れることで光源の発光光を効
率よく利用し、さらに光源が複数とされる場合において
も、光学系部品の設置スペースが小さくできる画像読取
装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像読
取装置は、画像が記録された原稿を搬送しながら、前記
画像を予め定められた色波長別に読み取る画像読取装置
であって、前記原稿の搬送方向と直交する方向にライン
状に形成され、前記色波長に基づいて互いに異なる波長
で発光する複数の発光素子群と、前記複数の発光素子群
に接近してそれぞれの入射面が配置され、該複数の発光
素子群から出射されるそれぞれの異なる波長を有する発
散光の内の所定の拡散度の範囲の光を前記原稿面近くま
で導く集光機能と、該光のそれぞれ異なる光軸を互いに
一致させるように偏向する偏向機能を備えた導光部材
と、前記導光部材の出射面から出射される光軸が一致し
た前記光によって照射される前記原稿からの透過光又は
反射光を受光し、光電変換する光電変換素子と、前記原
稿からの透過光又は反射光を前記光電変換素子に結像す
るための結像レンズと、を有することを特徴としてい
る。
取装置は、画像が記録された原稿を搬送しながら、前記
画像を予め定められた色波長別に読み取る画像読取装置
であって、前記原稿の搬送方向と直交する方向にライン
状に形成され、前記色波長に基づいて互いに異なる波長
で発光する複数の発光素子群と、前記複数の発光素子群
に接近してそれぞれの入射面が配置され、該複数の発光
素子群から出射されるそれぞれの異なる波長を有する発
散光の内の所定の拡散度の範囲の光を前記原稿面近くま
で導く集光機能と、該光のそれぞれ異なる光軸を互いに
一致させるように偏向する偏向機能を備えた導光部材
と、前記導光部材の出射面から出射される光軸が一致し
た前記光によって照射される前記原稿からの透過光又は
反射光を受光し、光電変換する光電変換素子と、前記原
稿からの透過光又は反射光を前記光電変換素子に結像す
るための結像レンズと、を有することを特徴としてい
る。
【0012】すなわち本発明では、それぞれの入射面が
複数の発光素子群に接近して配置された導光部材の集光
機能によって、各発光素子群から出射されるそれぞれの
異なる波長を有する発散光の内の、所定の拡散度の範囲
の光が原稿面近くまで導かれる。さらにこの各光は、導
光部材に備えられた偏向機能によって、それぞれ異なる
光軸が互いに一致するように偏向される。
複数の発光素子群に接近して配置された導光部材の集光
機能によって、各発光素子群から出射されるそれぞれの
異なる波長を有する発散光の内の、所定の拡散度の範囲
の光が原稿面近くまで導かれる。さらにこの各光は、導
光部材に備えられた偏向機能によって、それぞれ異なる
光軸が互いに一致するように偏向される。
【0013】そして、導光部材の出射面から出射される
光軸が一致した光によって原稿が照射され、原稿からの
透過光又は反射光が結像レンズによって光電変換素子に
結像される。この光電変換素子において、受光した結像
レンズからの光を光電変換することにより、原稿の画像
読み取りが行われる。
光軸が一致した光によって原稿が照射され、原稿からの
透過光又は反射光が結像レンズによって光電変換素子に
結像される。この光電変換素子において、受光した結像
レンズからの光を光電変換することにより、原稿の画像
読み取りが行われる。
【0014】このように、複数の発光素子群から出射さ
れる発散光を、より多く原稿面近くまで導くことができ
るため、各発光素子群から出射される発散光を効率よく
利用することができる。またこれにより、光源が複数と
される、例えば、R、G、Bの色毎の光源が設置される
装置においても、各光源からの光を偏向し、それぞれの
異なる光軸を互いに一致させるための偏向機能が導光部
材に備えられていることで、偏向機能を有する部材等を
個別に配置する構成に比べて、これら光学系部品等の設
置スペースが縮小される。よって光源を複数としても、
光学系部品等によって装置が大型化されることはない。
れる発散光を、より多く原稿面近くまで導くことができ
るため、各発光素子群から出射される発散光を効率よく
利用することができる。またこれにより、光源が複数と
される、例えば、R、G、Bの色毎の光源が設置される
装置においても、各光源からの光を偏向し、それぞれの
異なる光軸を互いに一致させるための偏向機能が導光部
材に備えられていることで、偏向機能を有する部材等を
個別に配置する構成に比べて、これら光学系部品等の設
置スペースが縮小される。よって光源を複数としても、
光学系部品等によって装置が大型化されることはない。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、前記導光部材は、前記それぞ
れの入射面又は前記出射面の内の少なくとも何れか一方
が、前記複数の発光素子群から出射される発散光を前記
原稿の副走査方向に集光するパワーを持つ光屈折面形状
の非球面レンズであることを特徴としている。
の画像読取装置において、前記導光部材は、前記それぞ
れの入射面又は前記出射面の内の少なくとも何れか一方
が、前記複数の発光素子群から出射される発散光を前記
原稿の副走査方向に集光するパワーを持つ光屈折面形状
の非球面レンズであることを特徴としている。
【0016】すなわち請求項2の発明では、導光部材の
それぞれの入射面又は出射面が、原稿の副走査方向に集
光するパワーを持つ光屈折面形状の非球面レンズである
ため、発散光は副走査方向に集光しつつ、且つ、その光
が指向性を持って結像レンズに導かれる。したがって、
結像レンズを介し、より多くの光が光電変換素子に到達
し、光電変換素子の受光量が増加する。
それぞれの入射面又は出射面が、原稿の副走査方向に集
光するパワーを持つ光屈折面形状の非球面レンズである
ため、発散光は副走査方向に集光しつつ、且つ、その光
が指向性を持って結像レンズに導かれる。したがって、
結像レンズを介し、より多くの光が光電変換素子に到達
し、光電変換素子の受光量が増加する。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の画像読取装置において、前記非球面レンズのレンズ面
形状は、該レンズ面の光軸から離れるほど曲率が大きい
ことを特徴としている。
の画像読取装置において、前記非球面レンズのレンズ面
形状は、該レンズ面の光軸から離れるほど曲率が大きい
ことを特徴としている。
【0018】すなわち請求項3の発明では、導光部材の
入射面又は出射面におけるレンズ面形状は、光軸から離
れるほど曲率が大きくなる非球面レンズであるため、レ
ンズ面外側での屈折率が高く、よって、光軸上に位置す
る光源からの放射状に発散する光をより多く集光するこ
とができ、集光効率を向上させられる。
入射面又は出射面におけるレンズ面形状は、光軸から離
れるほど曲率が大きくなる非球面レンズであるため、レ
ンズ面外側での屈折率が高く、よって、光軸上に位置す
る光源からの放射状に発散する光をより多く集光するこ
とができ、集光効率を向上させられる。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前
記導光部材は、前記複数の発光素子群から前記原稿まで
のそれぞれの導光路中で複数に分割して設けられ、前記
発散光に対する集光パワーを、該複数の導光部材のそれ
ぞれの入射面又は出射面の非球面レンズに分散させたこ
とを特徴としている。
項3のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前
記導光部材は、前記複数の発光素子群から前記原稿まで
のそれぞれの導光路中で複数に分割して設けられ、前記
発散光に対する集光パワーを、該複数の導光部材のそれ
ぞれの入射面又は出射面の非球面レンズに分散させたこ
とを特徴としている。
【0020】すなわち請求項4の発明では、それぞれの
導光部材が複数に分割されたため、連続した単一の導光
部材によって発光素子群から原稿までの導光路が形成さ
れる場合に比べ、各導光部材を小型化することができ
る。
導光部材が複数に分割されたため、連続した単一の導光
部材によって発光素子群から原稿までの導光路が形成さ
れる場合に比べ、各導光部材を小型化することができ
る。
【0021】また、発散光を原稿の副走査方向に集光さ
せる集光パワーが、各導光部材の入射面、又は出射面の
レンズ形状に分散されたため、単一の導光部材の入射面
又は出射面に集光パワーを持たせた場合に比べ、各レン
ズ形状の非球面レンズの曲率を小さくすることができ
る。
せる集光パワーが、各導光部材の入射面、又は出射面の
レンズ形状に分散されたため、単一の導光部材の入射面
又は出射面に集光パワーを持たせた場合に比べ、各レン
ズ形状の非球面レンズの曲率を小さくすることができ
る。
【0022】したがって、各導光部材のレンズ形状が加
工しやすくなり、また導光部材が小型化されるため、製
造コストを低減することができる。
工しやすくなり、また導光部材が小型化されるため、製
造コストを低減することができる。
【0023】また、集光パワーを分散させることで集光
効率を向上させることができ、さらに多くの光を結像レ
ンズに取り入れることも可能である。
効率を向上させることができ、さらに多くの光を結像レ
ンズに取り入れることも可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の実施
の形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成が
示されている。
の形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成が
示されている。
【0025】ディジタルラボシステム10は、図1に示
すように、ラインCCDスキャナ14、画像処理部1
6、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を含
んで構成されている。ここで、ラインCCDスキャナ1
4と画像処理部16とは、図2に示す入力部26として
一体化されており、レーザプリンタ部18とプロセッサ
部20とは、図2に示す出力部28として一体化されて
いる。
すように、ラインCCDスキャナ14、画像処理部1
6、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を含
んで構成されている。ここで、ラインCCDスキャナ1
4と画像処理部16とは、図2に示す入力部26として
一体化されており、レーザプリンタ部18とプロセッサ
部20とは、図2に示す出力部28として一体化されて
いる。
【0026】このラインCCDスキャナ14は、ネガフ
ィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録さ
れているコマ画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、さらには透明な磁気層が形成された写真フィルム
(240サイズの写真フィルム:いわゆる「APSフィ
ルム」)、120サイズ及び220サイズ(ブローニサ
イズ)の写真フィルムのコマ画像を読取対象とすること
ができる。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対
象のコマ画像を3ラインCCD30で読み取り、A/D
変換器32においてA/D変換した後、画像データを画
像処理部16へ出力する。
ィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録さ
れているコマ画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、さらには透明な磁気層が形成された写真フィルム
(240サイズの写真フィルム:いわゆる「APSフィ
ルム」)、120サイズ及び220サイズ(ブローニサ
イズ)の写真フィルムのコマ画像を読取対象とすること
ができる。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対
象のコマ画像を3ラインCCD30で読み取り、A/D
変換器32においてA/D変換した後、画像データを画
像処理部16へ出力する。
【0027】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラッドベッド型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記憶された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等を外部から入力するこ
とも可能なように構成されている。
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラッドベッド型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記憶された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等を外部から入力するこ
とも可能なように構成されている。
【0028】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記録媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記録媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0029】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥、の各処理を施
す。これにより、印画紙62上に画像が形成される。
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥、の各処理を施
す。これにより、印画紙62上に画像が形成される。
【0030】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。
【0031】なお、本実施の形態では、135サイズの
写真フィルム22を適用した場合のディジタルラボシス
テム10として説明する。
写真フィルム22を適用した場合のディジタルラボシス
テム10として説明する。
【0032】図3には、ラインCCDスキャナ14の光
学系の概略構成が示されている。この光学系は、赤色
(R)、緑色(G)、青色(B)のそれぞれに発光する
複数のLEDチップを集合させたLEDチップ64から
成り、写真フィルム22に光を照射する光源66を備え
ている(以下、LEDチップ群64R、64G、64B
として説明する。)。
学系の概略構成が示されている。この光学系は、赤色
(R)、緑色(G)、青色(B)のそれぞれに発光する
複数のLEDチップを集合させたLEDチップ64から
成り、写真フィルム22に光を照射する光源66を備え
ている(以下、LEDチップ群64R、64G、64B
として説明する。)。
【0033】LEDチップ64は、各色毎に集合され、
かつ、搬送される写真フィルム22の幅方向に沿って1
列(または2列以上でもよい)に配列されている。ま
た、各LEDチップ群64R、64G、64Bの発光面
側には、集光レンズ(シリンドリカルレンズ)69R、
69G、69Bがそれぞれ接近して配置され、この集光
レンズ69R、69G、69Bと所定の間隔を置いて対
向する集光レンズ部71R、71G、71Bを有する導
光部材本体71が設置されている。この導光部材本体7
1は、出射面71Cが写真フィルム22側に接近させて
配置されている。
かつ、搬送される写真フィルム22の幅方向に沿って1
列(または2列以上でもよい)に配列されている。ま
た、各LEDチップ群64R、64G、64Bの発光面
側には、集光レンズ(シリンドリカルレンズ)69R、
69G、69Bがそれぞれ接近して配置され、この集光
レンズ69R、69G、69Bと所定の間隔を置いて対
向する集光レンズ部71R、71G、71Bを有する導
光部材本体71が設置されている。この導光部材本体7
1は、出射面71Cが写真フィルム22側に接近させて
配置されている。
【0034】集光レンズ69R、69G、69Bは、L
EDチップ群64R、64G、64Bと対向する側が平
面(入射面69RA、69GA、69BA)とされ、導
光部材本体71の集光レンズ部71R、71G、71B
と対向する側は、副走査方向に集光パワーを持つ非球面
レンズ(出射面69RB、69GB、69BB)が形成
されている。
EDチップ群64R、64G、64Bと対向する側が平
面(入射面69RA、69GA、69BA)とされ、導
光部材本体71の集光レンズ部71R、71G、71B
と対向する側は、副走査方向に集光パワーを持つ非球面
レンズ(出射面69RB、69GB、69BB)が形成
されている。
【0035】これにより、LEDチップ群64R、64
G、64Bから略放射状に出射される発散光の内の、集
光レンズ69R、69G、69Bのそれぞれの入射面6
9RA、69GA、69BAに入射する所定の拡散度の
範囲の光は、それぞれの出射面69RB、69GB、6
9BB(非球面レンズ)によって副走査方向へ屈折し集
光される。なお、この集光レンズ69R、69G、69
Bにおける出射面69RB、69GB、69BBの曲率
は、光軸から離れるほど大きくなっており、LEDチッ
プ群64R、64G、64Bからのそれぞれの入射光が
副走査方向で略平行光となるよう設定されている。
G、64Bから略放射状に出射される発散光の内の、集
光レンズ69R、69G、69Bのそれぞれの入射面6
9RA、69GA、69BAに入射する所定の拡散度の
範囲の光は、それぞれの出射面69RB、69GB、6
9BB(非球面レンズ)によって副走査方向へ屈折し集
光される。なお、この集光レンズ69R、69G、69
Bにおける出射面69RB、69GB、69BBの曲率
は、光軸から離れるほど大きくなっており、LEDチッ
プ群64R、64G、64Bからのそれぞれの入射光が
副走査方向で略平行光となるよう設定されている。
【0036】一方、導光部材本体71は、片面(LED
チップ群64R、64B側の面)に集光レンズ部71
R、71Bが突設され、下面(LEDチップ群64G側
の面)に集光レンズ部71Gが設けられており、それら
集光レンズ部が一体化された構成である。この集光レン
ズ部71R、71G、71Bのそれぞれの先端面(集光
レンズ69R、69G、69Bと対向する側)には、副
走査方向に集光パワーを持つ非球面レンズ(入射面71
RA、71GA、71BA)が形成されている。
チップ群64R、64B側の面)に集光レンズ部71
R、71Bが突設され、下面(LEDチップ群64G側
の面)に集光レンズ部71Gが設けられており、それら
集光レンズ部が一体化された構成である。この集光レン
ズ部71R、71G、71Bのそれぞれの先端面(集光
レンズ69R、69G、69Bと対向する側)には、副
走査方向に集光パワーを持つ非球面レンズ(入射面71
RA、71GA、71BA)が形成されている。
【0037】また導光部材本体71は、LEDチップ群
64G(集光レンズ部71G)側から写真フィルム22
側に向かって幅(図中矢印W方向)が広がる略扇形状と
されており、写真フィルム22と対向する端面には、主
走査方向に集光パワーを持つ非球面レンズ(出射面71
C)が形成されている。
64G(集光レンズ部71G)側から写真フィルム22
側に向かって幅(図中矢印W方向)が広がる略扇形状と
されており、写真フィルム22と対向する端面には、主
走査方向に集光パワーを持つ非球面レンズ(出射面71
C)が形成されている。
【0038】さらに導光部材本体71には、LEDチッ
プ群64Gの写真フィルム22までの光路に、光の偏光
面によって透過または反射させる機能を有する2組のハ
ーフミラー73A、73Bが埋設されており、このハー
フミラー73A、73Bによってダイクロイックミラー
73が構成されている。したがって、ダイクロイックミ
ラー73はLEDチップ群64Gの光軸に沿って配列さ
れることになる。
プ群64Gの写真フィルム22までの光路に、光の偏光
面によって透過または反射させる機能を有する2組のハ
ーフミラー73A、73Bが埋設されており、このハー
フミラー73A、73Bによってダイクロイックミラー
73が構成されている。したがって、ダイクロイックミ
ラー73はLEDチップ群64Gの光軸に沿って配列さ
れることになる。
【0039】ここで、LEDチップ群64Gからの出射
光は、このハーフミラー73A、73Bのミラー面を透
過して写真フィルム22方向へ案内されている。
光は、このハーフミラー73A、73Bのミラー面を透
過して写真フィルム22方向へ案内されている。
【0040】また、LEDチップ群64Bは、その出射
光がLEDチップ群64Gに近い側のハーフミラー73
Aのミラー面に反射して、LEDチップ64Gの光軸と
一致している。なお、この光は写真フィルム22方向へ
反射され、写真フィルム22に近い側のハーフミラー7
3Bのミラー面を透過する。
光がLEDチップ群64Gに近い側のハーフミラー73
Aのミラー面に反射して、LEDチップ64Gの光軸と
一致している。なお、この光は写真フィルム22方向へ
反射され、写真フィルム22に近い側のハーフミラー7
3Bのミラー面を透過する。
【0041】さらに、LEDチップ群64Rは、その出
射光がハーフミラー73Bのミラー面に反射して、LE
Dチップ64Gの光軸と一致している。
射光がハーフミラー73Bのミラー面に反射して、LE
Dチップ64Gの光軸と一致している。
【0042】これにより、集光レンズ69R、69G、
69Bの出射面69RB、69GB、69BBから出射
され、導光部材本体71の集光レンズ部71R、71
G、71Bにそれぞれ入射する光は、入射面71RA、
71GA、71BA(非球面レンズ)によって副走査方
向へ再度屈折し、ハーフミラー73A、73Bによって
各色(R、G、B)が合成された光となり、出射面71
Cから写真フィルム22方向へ出射される。
69Bの出射面69RB、69GB、69BBから出射
され、導光部材本体71の集光レンズ部71R、71
G、71Bにそれぞれ入射する光は、入射面71RA、
71GA、71BA(非球面レンズ)によって副走査方
向へ再度屈折し、ハーフミラー73A、73Bによって
各色(R、G、B)が合成された光となり、出射面71
Cから写真フィルム22方向へ出射される。
【0043】なお、この導光部材本体71における入射
面71RA、GA、BAの曲率は、写真フィルム22上
に照射される光の副走査方向の幅寸法が所定の幅寸法に
集光されるよう設定されている。また、出射面71Cの
主走査方向の曲率は、写真フィルム22上に照射される
光の主走査方向を集光させて、写真フィルム22の幅寸
法の所定範囲を照射するよう設定されている。
面71RA、GA、BAの曲率は、写真フィルム22上
に照射される光の副走査方向の幅寸法が所定の幅寸法に
集光されるよう設定されている。また、出射面71Cの
主走査方向の曲率は、写真フィルム22上に照射される
光の主走査方向を集光させて、写真フィルム22の幅寸
法の所定範囲を照射するよう設定されている。
【0044】このように、LEDチップ群64R、64
G、64Bから出射されるそれぞれの発散光の内の、所
定の拡散度の範囲の光は、集光レンズ69R、69G、
69B、及び導光部材本体71によって写真フィルム2
2近傍まで導かれながら、副走査方向及び主走査方向に
集光しつつ、且つ、その光が指向性を持って導かれ、さ
らに各色が合成されて写真フィルム22へ照射されるこ
とになる。
G、64Bから出射されるそれぞれの発散光の内の、所
定の拡散度の範囲の光は、集光レンズ69R、69G、
69B、及び導光部材本体71によって写真フィルム2
2近傍まで導かれながら、副走査方向及び主走査方向に
集光しつつ、且つ、その光が指向性を持って導かれ、さ
らに各色が合成されて写真フィルム22へ照射されるこ
とになる。
【0045】一方、ネガキャリア74によって位置決め
搬送される写真フィルム22を挟んだ光源66の反対側
には、各LEDチップ群64R、64G、64Bの光軸
に沿って、コマ画像を透過した光を結像させる球面(又
は非球面)のレンズユニット76、3ラインCCD30
が順に配置されている。
搬送される写真フィルム22を挟んだ光源66の反対側
には、各LEDチップ群64R、64G、64Bの光軸
に沿って、コマ画像を透過した光を結像させる球面(又
は非球面)のレンズユニット76、3ラインCCD30
が順に配置されている。
【0046】このレンズユニット76は、複数枚のレン
ズから構成されたズームレンズであって、LEDチップ
群64R、64G、64Bからの光(合成光)を所定の
位置に結像させる役目を有しており、この所定の位置
に、3ラインCCD30が配置されている。
ズから構成されたズームレンズであって、LEDチップ
群64R、64G、64Bからの光(合成光)を所定の
位置に結像させる役目を有しており、この所定の位置
に、3ラインCCD30が配置されている。
【0047】3ラインCCD30は、光を検出する複数
の画素が写真フィルム22の幅方向に沿って並べられて
おり、これがフィルム搬送方向に3ライン設けられてい
る。また画素の各ラインには、色3原色(R、G、B)
の各色のフィルタ(図示省略)が色別に設けられてお
り、このフィルタによって、3ラインCCD30はR、
G、B各色毎の受光を可能としている。
の画素が写真フィルム22の幅方向に沿って並べられて
おり、これがフィルム搬送方向に3ライン設けられてい
る。また画素の各ラインには、色3原色(R、G、B)
の各色のフィルタ(図示省略)が色別に設けられてお
り、このフィルタによって、3ラインCCD30はR、
G、B各色毎の受光を可能としている。
【0048】これにより、写真フィルム22を透過し、
レンズユニット76によって3ラインCCD30に結像
される光は、3ラインCCD30によって、各列の一端
側の画素から他端側の画素まで順次受光する光に応じて
電荷として蓄積され(一次元)、写真フィルム22が搬
送されることとあいまって、コマ画像(二次元)をR、
G、Bの各色毎に電気的に読み取られる。
レンズユニット76によって3ラインCCD30に結像
される光は、3ラインCCD30によって、各列の一端
側の画素から他端側の画素まで順次受光する光に応じて
電荷として蓄積され(一次元)、写真フィルム22が搬
送されることとあいまって、コマ画像(二次元)をR、
G、Bの各色毎に電気的に読み取られる。
【0049】以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0050】オペレータがネガキャリア74(フィルム
キャリア)に写真フィルム22を挿入し、画像処理部1
6のキーボード16Kによりコマ画像読取開始を指示す
ると、ネガキャリア74では、写真フィルム22の搬送
を開始する。この搬送により、プレスキャンが実行され
る。すなわち、写真フィルム22を比較的高速で搬送し
ながら、ラインCCDスキャナ14によって、画像コマ
のみならず、写真フィルム22の画像記録領域外の各種
データを含めて、読み取っていく。なお、読み取った画
像は、モニタ16Mに表示される。
キャリア)に写真フィルム22を挿入し、画像処理部1
6のキーボード16Kによりコマ画像読取開始を指示す
ると、ネガキャリア74では、写真フィルム22の搬送
を開始する。この搬送により、プレスキャンが実行され
る。すなわち、写真フィルム22を比較的高速で搬送し
ながら、ラインCCDスキャナ14によって、画像コマ
のみならず、写真フィルム22の画像記録領域外の各種
データを含めて、読み取っていく。なお、読み取った画
像は、モニタ16Mに表示される。
【0051】このとき、コマ画像のサイズを認識し、例
えば、パノラマサイズのコマ画像である場合には、パノ
ラマサイズ特有の画素抜け部分(写真フィルムの幅方向
両端側)を遮光する。
えば、パノラマサイズのコマ画像である場合には、パノ
ラマサイズ特有の画素抜け部分(写真フィルムの幅方向
両端側)を遮光する。
【0052】次に、各コマ画像のプレスキャンの結果に
基づいてファインスキャン時の読取条件を各コマ画像毎
に設定し、このプレスキャンの結果に基づいてファイン
スキャン時の読取条件が各コマ画像毎に設定されてい
く。
基づいてファインスキャン時の読取条件を各コマ画像毎
に設定し、このプレスキャンの結果に基づいてファイン
スキャン時の読取条件が各コマ画像毎に設定されてい
く。
【0053】そして、全コマ画像に対するファインスキ
ャン時の読取条件設定が終了すると、写真フィルム22
をプレスキャンとは逆方向に搬送し、各コマ画像のファ
インスキャンを実行する。
ャン時の読取条件設定が終了すると、写真フィルム22
をプレスキャンとは逆方向に搬送し、各コマ画像のファ
インスキャンを実行する。
【0054】このとき、写真フィルム22は、プレスキ
ャン時とは逆方向に搬送されているため、最終コマから
1コマ目まで順にファインスキャンが実行されていく。
ファインスキャンは、プレスキャンに比べて搬送速度が
遅く設定されており、その分、読取解像度が高くなる。
また、プレスキャン時に、画像の状態(例えば、撮像画
像アスペクト比、アンダー、ノーマル、オーバー、スー
パーオーバー等の撮影状態やストロボ撮影の有無等)を
認識しているため、適正な読取条件で読み取ることがで
きる。
ャン時とは逆方向に搬送されているため、最終コマから
1コマ目まで順にファインスキャンが実行されていく。
ファインスキャンは、プレスキャンに比べて搬送速度が
遅く設定されており、その分、読取解像度が高くなる。
また、プレスキャン時に、画像の状態(例えば、撮像画
像アスペクト比、アンダー、ノーマル、オーバー、スー
パーオーバー等の撮影状態やストロボ撮影の有無等)を
認識しているため、適正な読取条件で読み取ることがで
きる。
【0055】ここで、本実施の形態におけるラインCC
Dスキャナ14に適用した光源66は、従来多く採用さ
れていたハロゲンランプやキセノンランプではなく、L
EDチップ群64R、64G、64Bを適用している。
LEDチップ群64R、64G、64Bは、写真フィル
ム22の幅方向に沿ってほぼ直線状に高密度に配列され
ており、この直線は、3ラインCCD30の読取ライン
と対向している。
Dスキャナ14に適用した光源66は、従来多く採用さ
れていたハロゲンランプやキセノンランプではなく、L
EDチップ群64R、64G、64Bを適用している。
LEDチップ群64R、64G、64Bは、写真フィル
ム22の幅方向に沿ってほぼ直線状に高密度に配列され
ており、この直線は、3ラインCCD30の読取ライン
と対向している。
【0056】このLEDチップ群64R、64G、64
Bから出射された発散光は、LEDチップ群64R、6
4G、64Bに接近して配置された集光レンズ69R、
69G、69Bと、集光レンズ69R、69G、69B
の出射面69RB、69GB、69BB側に対向して配
置された導光部材本体71の集光レンズ部71R、71
G、71Bとによって、発散光の内の、所定の拡散度の
範囲の光が、副走査方向に集光しつつ、且つ、その光が
指向性を持って写真フィルム22面近くまで導かれる。
同時に、LEDチップ群64R、64G、64Bから出
射された各光は、ハーフミラー73A、73Bによって
合成されて、導光部材本体71の出射面71Cから出射
されて写真フィルム22へ照射される。
Bから出射された発散光は、LEDチップ群64R、6
4G、64Bに接近して配置された集光レンズ69R、
69G、69Bと、集光レンズ69R、69G、69B
の出射面69RB、69GB、69BB側に対向して配
置された導光部材本体71の集光レンズ部71R、71
G、71Bとによって、発散光の内の、所定の拡散度の
範囲の光が、副走査方向に集光しつつ、且つ、その光が
指向性を持って写真フィルム22面近くまで導かれる。
同時に、LEDチップ群64R、64G、64Bから出
射された各光は、ハーフミラー73A、73Bによって
合成されて、導光部材本体71の出射面71Cから出射
されて写真フィルム22へ照射される。
【0057】さらに、写真フィルム22からの透過光が
レンズユニット76によって3ラインCCD30に結像
される。この3ラインCCD30において、受光したレ
ンズユニット76からの光を光電変換することにより、
写真フィルム22の画像読み取りが行われる。
レンズユニット76によって3ラインCCD30に結像
される。この3ラインCCD30において、受光したレ
ンズユニット76からの光を光電変換することにより、
写真フィルム22の画像読み取りが行われる。
【0058】このように、集光レンズ69R、69G、
69Bのそれぞれの入射面69RA、69GA、69B
AをLEDチップ群64R、64G、64Bに接近させ
て配置したことにより、LEDチップ群64R、64
G、64Bから出射される発散光の内の、所定の拡散度
の範囲の光が入射面69RA、69GA、69BAに入
射し、より多くの発散光が写真フィルム22面近くまで
導かれることになる。したがって、LEDチップ群64
R、64G、64Bから出射される発散光は効率よく利
用される。
69Bのそれぞれの入射面69RA、69GA、69B
AをLEDチップ群64R、64G、64Bに接近させ
て配置したことにより、LEDチップ群64R、64
G、64Bから出射される発散光の内の、所定の拡散度
の範囲の光が入射面69RA、69GA、69BAに入
射し、より多くの発散光が写真フィルム22面近くまで
導かれることになる。したがって、LEDチップ群64
R、64G、64Bから出射される発散光は効率よく利
用される。
【0059】また、ハーフミラー73A、73Bを備え
た導光部材本体71が集光レンズ部71R、71G、7
1Bと一体化していることにより、ハーフミラー73
A、73B及び集光レンズ部71R、71G、71Bを
個別に配置する構成に比べて、これら光学系部品等の設
置スペースが縮小される。このため、LEDチップ群
(光源)を複数設けた本形態において、これら光学系部
品により装置が大型化されることはない。
た導光部材本体71が集光レンズ部71R、71G、7
1Bと一体化していることにより、ハーフミラー73
A、73B及び集光レンズ部71R、71G、71Bを
個別に配置する構成に比べて、これら光学系部品等の設
置スペースが縮小される。このため、LEDチップ群
(光源)を複数設けた本形態において、これら光学系部
品により装置が大型化されることはない。
【0060】さらに、集光レンズ69R、69G、69
Bの出射面69RB、69GB、69BB、及び導光部
材本体71の集光レンズ部71R、71G、71Bの入
射面71RA、71GA、71BAを、LEDチップ群
64R、64G、64Bから出射されるそれぞれの発散
光を写真フィルム22の副走査方向に集光パワーを持つ
非球面レンズとしたことで、LEDチップ群64R、6
4G、64Bから出射される発散光は、副走査方向への
屈折により集光しつつ、且つ、その光が指向性を持って
写真フィルム22へ照射される。
Bの出射面69RB、69GB、69BB、及び導光部
材本体71の集光レンズ部71R、71G、71Bの入
射面71RA、71GA、71BAを、LEDチップ群
64R、64G、64Bから出射されるそれぞれの発散
光を写真フィルム22の副走査方向に集光パワーを持つ
非球面レンズとしたことで、LEDチップ群64R、6
4G、64Bから出射される発散光は、副走査方向への
屈折により集光しつつ、且つ、その光が指向性を持って
写真フィルム22へ照射される。
【0061】また、出射面69RB、69GB、69B
Bにおけるレンズ面形状は、光軸から離れるほど曲率が
大きくなる非球面レンズであるため、レンズ面外側での
屈折率が高く、LEDチップ群64R、64G、64B
から放射状に出射される発散光をより多く集光すること
ができ、集光効率が向上する。したがって、より多く光
をレンズユニット76に取り入れることができる。
Bにおけるレンズ面形状は、光軸から離れるほど曲率が
大きくなる非球面レンズであるため、レンズ面外側での
屈折率が高く、LEDチップ群64R、64G、64B
から放射状に出射される発散光をより多く集光すること
ができ、集光効率が向上する。したがって、より多く光
をレンズユニット76に取り入れることができる。
【0062】また、本実施の形態では、LEDチップ群
64R、64G、64Bから写真フィルム22までのそ
れぞれの導光路中に、集光レンズが2個(集光レンズ6
9R、69G、69B、70、及び集光レンズ部71
R、71G、71B)配置されている。これにより、L
EDチップ群64R、64G、64Bから写真フィルム
22までのそれぞれの導光路中に単一の集光レンズを配
置して各導光路を形成する場合に比べ、集光レンズを成
形するための材料が少くでき、各集光レンズを小型化で
きる。
64R、64G、64Bから写真フィルム22までのそ
れぞれの導光路中に、集光レンズが2個(集光レンズ6
9R、69G、69B、70、及び集光レンズ部71
R、71G、71B)配置されている。これにより、L
EDチップ群64R、64G、64Bから写真フィルム
22までのそれぞれの導光路中に単一の集光レンズを配
置して各導光路を形成する場合に比べ、集光レンズを成
形するための材料が少くでき、各集光レンズを小型化で
きる。
【0063】さらに、集光レンズ69R、69G、69
Bの出射面69RB、69GB、69BB及び集光レン
ズ部71R、71G、71Bの入射面71RA、GA、
BAを、写真フィルム22の副走査方向の集光パワーを
持つ非球面レンズとした本実施形態では、LEDチップ
群64R、64G、64Bから出射されるそれぞれの発
散光を副走査方向に集光させるための集光パワーを、そ
れら出射面及び入射面に分散させている。これにより、
同じ集光パワーを単一の集光レンズに持たせる場合に比
べ、出射面及び入射面におけるレンズ面の非球面の曲率
が小さくなる。さらにまた、導光部材本体71の出射面
71Cを、主走査方向の集光パワーを有する非球面レン
ズとしたことにより、発散光を副走査方向に集光にさせ
る導光路内に、主走査方向の集光機能も並存させてい
る。
Bの出射面69RB、69GB、69BB及び集光レン
ズ部71R、71G、71Bの入射面71RA、GA、
BAを、写真フィルム22の副走査方向の集光パワーを
持つ非球面レンズとした本実施形態では、LEDチップ
群64R、64G、64Bから出射されるそれぞれの発
散光を副走査方向に集光させるための集光パワーを、そ
れら出射面及び入射面に分散させている。これにより、
同じ集光パワーを単一の集光レンズに持たせる場合に比
べ、出射面及び入射面におけるレンズ面の非球面の曲率
が小さくなる。さらにまた、導光部材本体71の出射面
71Cを、主走査方向の集光パワーを有する非球面レン
ズとしたことにより、発散光を副走査方向に集光にさせ
る導光路内に、主走査方向の集光機能も並存させてい
る。
【0064】このように、副走査及び主走査方向の集光
パワーを複数の面(レンズ)に分散させ、さらに副走査
及び主走査方向の集光機能は各面に単独で持たせたこと
により、各レンズ形状が加工しやすくなる。同時に、上
記のように集光レンズが小型化されたことと合わせて、
集光レンズの製造コストを低減することができる。
パワーを複数の面(レンズ)に分散させ、さらに副走査
及び主走査方向の集光機能は各面に単独で持たせたこと
により、各レンズ形状が加工しやすくなる。同時に、上
記のように集光レンズが小型化されたことと合わせて、
集光レンズの製造コストを低減することができる。
【0065】なお、本実施の形態では、集光レンズ69
R、69G、69Bの出射面69RB、69GB、69
BB及び導光部材本体71の集光レンズ部71R、71
G、71Bの入射面71RA、GA、BAを、副走査方
向の集光パワーを有するレンズ形状に形成した構成とし
たが、これらレンズ形状の配置は、本形態に限定される
ものではない。例えば、導光部材本体71の出射面71
Cにも副走査方向に集光させるレンズ形状を適用する
等、種々の組み合わせが可能であり、この場合、集光パ
ワーの分散によってさらに集光効率を向上させることも
できる。
R、69G、69Bの出射面69RB、69GB、69
BB及び導光部材本体71の集光レンズ部71R、71
G、71Bの入射面71RA、GA、BAを、副走査方
向の集光パワーを有するレンズ形状に形成した構成とし
たが、これらレンズ形状の配置は、本形態に限定される
ものではない。例えば、導光部材本体71の出射面71
Cにも副走査方向に集光させるレンズ形状を適用する
等、種々の組み合わせが可能であり、この場合、集光パ
ワーの分散によってさらに集光効率を向上させることも
できる。
【0066】また本実施の形態では、LEDチップ群6
4R、64G、64Bから写真フィルム22までの各導
光路中に、集光レンズを2個配置する構成とした。しか
し、集光レンズの配置数はこれに限定されるものではな
く、3個以上設けることも可能である。これにより、上
記した集光レンズの小型化や集光効率の向上においての
効果がより大きくなるのに加え、導光路の距離やライン
CCDスキャナ部の構造等に合わせて集光レンズの位置
や配置数を変えるなどの、設計自由度も増加する。
4R、64G、64Bから写真フィルム22までの各導
光路中に、集光レンズを2個配置する構成とした。しか
し、集光レンズの配置数はこれに限定されるものではな
く、3個以上設けることも可能である。これにより、上
記した集光レンズの小型化や集光効率の向上においての
効果がより大きくなるのに加え、導光路の距離やライン
CCDスキャナ部の構造等に合わせて集光レンズの位置
や配置数を変えるなどの、設計自由度も増加する。
【0067】さらに本実施の形態では、写真フィルム2
2のように透過フィルムを対象とたが、反射原稿の読み
取りにも適用可能である。
2のように透過フィルムを対象とたが、反射原稿の読み
取りにも適用可能である。
【0068】また、結像のためレンズユニットとして、
球面(又は非球面)のレンズユニット76を適用した
が、セルフォックスレンズを適用してもよい。
球面(又は非球面)のレンズユニット76を適用した
が、セルフォックスレンズを適用してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は上記構成とした
ので、より多くの光量が結像レンズに取り入れられるこ
とで光源の発光光を効率よく利用でき、さらに光源が複
数とされる場合においても、光学系部品の設置スペース
を小さくすることができる。
ので、より多くの光量が結像レンズに取り入れられるこ
とで光源の発光光を効率よく利用でき、さらに光源が複
数とされる場合においても、光学系部品の設置スペース
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタルラボシス
テムの概略構成図である。
テムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】ラインCCDスキャナの光学系の概略構成を示
す側面図である。
す側面図である。
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ(画像読取装置) 22 写真フィルム(原稿) 30 3ラインCCD(光電変換素子) 64B、64G、64R LEDチップ群(発光素子
群) 66 光源 69B、69G、69R 集光レンズ(導光部材) 69BA、69GA、69RA 入射面 69BB、69GB、69RB 出射面(非球面レン
ズ) 71 導光部材本体(導光部材) 71B、71G、71R 集光レンズ部(集光機能) 71BA、71GA、71RA 入射面(非球面レン
ズ) 71C 出射面 73 ダイクロイックミラー(偏向機能) 73A、73B ハーフミラー(偏向機能) 76 レンズユニット(結像レンズ)
群) 66 光源 69B、69G、69R 集光レンズ(導光部材) 69BA、69GA、69RA 入射面 69BB、69GB、69RB 出射面(非球面レン
ズ) 71 導光部材本体(導光部材) 71B、71G、71R 集光レンズ部(集光機能) 71BA、71GA、71RA 入射面(非球面レン
ズ) 71C 出射面 73 ダイクロイックミラー(偏向機能) 73A、73B ハーフミラー(偏向機能) 76 レンズユニット(結像レンズ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/12 Z Fターム(参考) 5B047 AA05 AB04 BA01 BB03 BC05 BC09 BC12 5C051 AA01 BA03 DA02 DB01 DB22 DB24 DB29 DB31 DC02 DC04 DC05 DC07 EA01 FA04 5C072 AA01 BA05 CA05 CA07 CA09 DA02 DA06 DA21 EA05 FA07 QA10 VA03 WA01 XA10
Claims (4)
- 【請求項1】 画像が記録された原稿を搬送しながら、
前記画像を予め定められた色波長別に読み取る画像読取
装置であって、 前記原稿の搬送方向と直交する方向にライン状に形成さ
れ、前記色波長に基づいて互いに異なる波長で発光する
複数の発光素子群と、 前記複数の発光素子群に接近してそれぞれの入射面が配
置され、該複数の発光素子群から出射されるそれぞれの
異なる波長を有する発散光の内の所定の拡散度の範囲の
光を前記原稿面近くまで導く集光機能と、該光のそれぞ
れ異なる光軸を互いに一致させるように偏向する偏向機
能を備えた導光部材と、 前記導光部材の出射面から出射される光軸が一致した前
記光によって照射される前記原稿からの透過光又は反射
光を受光し、光電変換する光電変換素子と、 前記原稿からの透過光又は反射光を前記光電変換素子に
結像するための結像レンズと、を有することを特徴とす
る画像読取装置。 - 【請求項2】 前記導光部材は、前記それぞれの入射面
又は前記出射面の内の少なくとも何れか一方が、前記複
数の発光素子群から出射される発散光を前記原稿の副走
査方向に集光するパワーを持つ光屈折面形状の非球面レ
ンズであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取
装置。 - 【請求項3】 前記非球面レンズのレンズ面形状は、該
レンズ面の光軸から離れるほど曲率が大きいことを特徴
とする請求項2に記載の画像読取装置。 - 【請求項4】 前記導光部材は、前記複数の発光素子群
から前記原稿までのそれぞれの導光路中で複数に分割し
て設けられ、前記発散光に対する集光パワーを、該複数
の導光部材のそれぞれの入射面又は出射面の非球面レン
ズに分散させたことを特徴とする請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161126A JP2000349967A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161126A JP2000349967A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000349967A true JP2000349967A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15729106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11161126A Pending JP2000349967A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000349967A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023162977A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光美容器 |
WO2023162978A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光美容器 |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP11161126A patent/JP2000349967A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023162977A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光美容器 |
WO2023162978A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光美容器 |
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