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JP2000324751A - 直流ブラシレスファンモータ - Google Patents

直流ブラシレスファンモータ

Info

Publication number
JP2000324751A
JP2000324751A JP13383599A JP13383599A JP2000324751A JP 2000324751 A JP2000324751 A JP 2000324751A JP 13383599 A JP13383599 A JP 13383599A JP 13383599 A JP13383599 A JP 13383599A JP 2000324751 A JP2000324751 A JP 2000324751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
brushless fan
permanent magnet
vibration
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13383599A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Tsukitani
精一 築谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13383599A priority Critical patent/JP2000324751A/ja
Publication of JP2000324751A publication Critical patent/JP2000324751A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主にコンピュータ、複写機等の電気機器の冷
却に使用される直流ブラシレスファンモータにおいて、
直流ブラシレスファンモータ自体の振動と、その振動に
よりモータ内部の部材の振動音の発生を抑え、低振動、
低騒音の直流ブラシレスファンモータを提供することを
目的とする。 【解決手段】 永久磁石1と積層コア3の磁気センター
を一致させることでロータの回転によるスラスト方向の
振動自体を抑えることができ、また電子部品7と回路カ
バー13との間に緩衝材14を挿入することで、電子部
品がモータ振動により振動し他の部材と衝突音を発生す
ることを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンピュー
タ、複写機等の電気機器冷却用の直流ブラシレスファン
モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直流ブラシレスファンモータとし
ては、実開平3−12045号公報に記載されたものが
知られている。図4に従来の直流ブラシレスファンモー
タの構造を示す。図4において1は環状永久磁石でロー
タを構成しており、その内径側に巻線2が施された積層
コア鉄心3が設置されている。
【0003】ロータの回転軸4は軸受部材である焼結含
油メタル5と、ボールベアリング6で保持され、該巻線
2は電子部品7が装着された回路基板8で制御される。
【0004】該永久磁石の軸方向磁気センター9は、該
積層コア鉄心3の磁気センター10との間に軸方向のズ
レが有るため、永久磁石ロータは11の方向に磁気スラ
スト力を受けるが、回転軸4の溝に挿入された抜け止め
12でボールベアリング6を押さえるので、位置が移動
すること無く安定して回転することができる。
【0005】13は回路部分をカバーするフレーム部と
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ステータ鉄心の軸方向磁気センターと環
状永久磁石の軸方向磁気センターズレにより生ずる磁気
スラスト力によりロータの軸方法高さを安定化させる方
法を採用するため、ロータの回転により、永久磁石ロー
タの磁極の変わり目とステータ鉄心の相対位置により、
磁気スラスト力が変化するので、ロータが回転すること
により、軸方向の振動が発生し、回路基板上への取り付
けが不安定な電子部品がある場合振動し騒音を発生する
という課題があった。
【0007】また、この軸方向の振動が直流ブラシレス
ファンモータが取り付けられる機器に伝わり騒音を発生
するという課題もあった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、騒音と振動を抑えた直流ブラシレスファ
ンモータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、直流ブラシレスファンモータのステータの
巻線に流れる電流をロータの位置に応じて切り替え制御
する制御回路と、制御回路をカバーするモータケースの
間に、電子部品の振動を抑える緩衝材料を備えたもので
ある。
【0010】これにより、取り付けが不安定な電子部品
の振動が抑えられ、ロータの振動により電子部品が振動
して発生する騒音を解消することができる。
【0011】また、本発明は環状永久磁石の軸方向磁気
センターとステータ鉄心の磁気センターがほぼ等しく設
定されるので、磁気スラスト力は軸方向に対し零であ
り、ロータが回転することにより発生する磁気スラスト
力の変化がないので軸方向の振動発生を抑えることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、環状永久磁石を備えたアウターロータと、積層コア
を鉄心とするステータと、ステータの巻線に流れる電流
をロータの位置に応じて切り替え制御する制御回路と、
制御回路をカバーするモータケースと、該制御回路上の
電子部品と該モータケースの間に、電子部品の振動を抑
える緩衝材料を備えたものであり、電子部品の振動が抑
えられ、ロータの振動により電子部品が振動して発生す
る騒音を解消することができるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、電子部品の振動
を抑える緩衝材の少なくとも片面に粘着材が塗られた構
成としたものであり、電子部品の振動を抑えた直流ブラ
シレスファンモータの組み立て作業を容易にするという
作用を有する。
【0014】請求項3に記載の発明は、電子部品の振動
を抑える緩衝材の厚みが0.6mm以上の難燃材料からなる
ことにより、振動吸収のより大きな効果を安全に確保で
きるという作用を有する。
【0015】次に、請求項4に記載の発明は環状永久磁
石を備えたアウターロータと、積層コアを鉄心とするス
テータと、ステータの巻線に流れる電流をロータの位置
に応じて切り替え制御する制御回路と、制御回路をカバ
ーするモータケースと、該モータケースの中心部に備え
られたアウターロータの回転軸保持器が焼結含油メタル
であり、該環状永久磁石の軸方向磁気センターと該ステ
ータ鉄心の磁気センターがほぼ等しく設定され、該焼結
含油メタルの端面に接触摺動する部材が無い構成とした
ものであり、磁気スラスト力は軸方向に対し零であり、
ロータが回転することにより発生する磁気スラスト力の
変化がないので軸方向の振動発生を抑えることができる
という作用を有する。
【0016】請求項5に記載の発明は環状永久磁石の軸
方向長さが、ステータ鉄心の軸方向長さと等しいかまた
は短い構成により、ロータの軸方向位置を磁気スラスト
力零の位置からズレを生じた場合に強力な磁気スラスト
力が発生してロータを元の位置に修正するよう働くた
め、ロータ位置をより安定した位置で維持できるという
作用を有する。
【0017】請求項6に記載の発明は環状永久磁石の内
径が、軸方向センター部で小さく、両端面で大きい構成
により、ロータの軸方向位置を磁気スラスト力零の位置
からズレを生じた場合にさらに強力な磁気スラスト力が
発生してロータを元の位置に修正するよう働くため、ロ
ータ位置をより安定した位置で維持できるという作用を
有する。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0019】(実施例1)図1において、回路基板8上
に装着された電子部品7と、回路部をカバーするフレー
ム13の間に厚みをもった緩衝材14が挿入されてい
る。
【0020】図2は図1の回路部分の詳細を示すもの
で、振動し易い電子部品のより具体的な例として電解コ
ンデンサー7の端子15をフォーミングして回路基板8
と半田付け固定により装着されており、電解コンデンサ
ーの表面には両面テープの衝撃緩衝材14が貼られてい
る。
【0021】上記構成により電解コンデンサー7の本体
部分は両面テープにより回路部カバーのフレーム13と
接着固定されることになり、モータの振動をうけても振
動せず、他の部材との衝突音の発生を抑えることができ
る。
【0022】また、図1の永久磁石は軸方向の長さが積
層コアの軸方向長さより短く、互いの磁気センター10
が一致するよう設定されており、永久磁石1は軸方向の
この位置で安定して保持される。このとき、抜け止め1
2は焼結含油軸受5の端面に接触摺動していない。
【0023】この状態でのロータの磁気スラスト力はロ
ータの回転位置によらず零であり、ロータの軸方向振動
が発生しない。
【0024】(実施例2)図3において、環状永久磁石
16は軸方向長さの中心部で内径が小さく、端面部で内
径が大きくなっており、その磁気センターは積層コア3
の磁気センター10と等しくなるよう構成されている。
【0025】そしてこの実施例によれば永久磁石が軸方
向に位置移動したとき、より強い磁気スラスト力で積層
コア3の磁気センター位置に保持するよう作用するの
で、モータの姿勢が変化しても安定した位置でロータを
保持することができる。
【0026】
【発明の効果】上記実施例の記載から明らかなように、
請求項1、2及び3記載の発明によれば、モータで発生
した振動により、電子部品が振動して騒音を発生するこ
とを防ぐという有利な効果が得られる。
【0027】また、請求項4、5記載の発明によれば、
モータが回転することにより発生する軸方向振動自体を
小さく抑えることができるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による直流ブラシレスファン
モータの構造を示す断面図
【図2】本発明の実施例1における直流ブラシレスファ
ンモータ回路の電子部品と、防振材の構成を示す斜視図
【図3】本発明の実施例2による直流ブラシレスファン
モータの構造を示す断面図
【図4】従来の直流ブラシレスファンモータの構造を示
す断面図
【符号の説明】
1、16 永久磁石 2 巻線 3 積層コア 4 回転軸 5 焼結含油軸受 6 ボールベアリング 7 電子部品 8 回路基板 9、19、29 永久磁石の磁気センター 10 積層コアの磁気センター 11 磁気スラスト力の作用方向 12 抜け止め 13 モータケース 14 緩衝材料 15 電子部品のリード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状永久磁石を備えたアウターロータ
    と、積層コアを鉄心とするステータと、ステータの巻線
    に流れる電流をロータの位置に応じて切り替え制御する
    制御回路と、制御回路をカバーするモータケースと、該
    制御回路上の電子部品と該モータケースの間に、電子部
    品の振動を抑える緩衝材料を備えた直流ブラシレスファ
    ンモータ。
  2. 【請求項2】 電子部品の振動を抑える緩衝材の少なく
    とも片面に粘着材が塗られた構成である請求項1記載の
    直流ブラシレスファンモータ。
  3. 【請求項3】 電子部品の振動を抑える緩衝材の厚みが
    0.6mm以上の難燃材料からなる請求項1または請求
    項2記載の直流ブラシレスファンモータ。
  4. 【請求項4】 環状永久磁石を備えたアウターロータ
    と、積層コアを鉄心とするステータと、ステータの巻線
    に流れる電流をロータの位置に応じて切り替え制御する
    制御回路と、制御回路をカバーするモータケースと、該
    モータケースの中心部に備えられたアウターロータの回
    転軸保持器が焼結含油メタルであり、該環状永久磁石の
    軸方向磁気センターと該ステータ鉄心の磁気センターが
    ほぼ等しく設定され、該焼結含油メタルの端面に接触摺
    動する部材が無い直流ブラシレスファンモータ。
  5. 【請求項5】 環状永久磁石の軸方向長さが、ステータ
    鉄心の軸方向長さと等しいかまたは短い請求項4記載の
    直流ブラシレスファンモータ。
  6. 【請求項6】 環状永久磁石の内径が、軸方向センター
    部で小さく、両端面で大きい請求項4または請求項5記
    載の直流ブラシレスファンモータ。
JP13383599A 1999-05-14 1999-05-14 直流ブラシレスファンモータ Pending JP2000324751A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234449A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Mitsubishi Electric Corp コンデンサ電動機、換気扇およびコンデンサ電動機の製造方法
JP2014113030A (ja) * 2012-11-08 2014-06-19 Nidec Servo Corp モータ
JP2017028979A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 アスモ株式会社 ブラシレスモータ
CN109155563A (zh) * 2017-12-29 2019-01-04 深圳市大疆创新科技有限公司 电机及其制造方法、动力套装和无人飞行器

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Effective date: 20080513

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