JPH06311708A - モータの雑音防止用チョークコイルの取付構造 - Google Patents
モータの雑音防止用チョークコイルの取付構造Info
- Publication number
- JPH06311708A JPH06311708A JP11931293A JP11931293A JPH06311708A JP H06311708 A JPH06311708 A JP H06311708A JP 11931293 A JP11931293 A JP 11931293A JP 11931293 A JP11931293 A JP 11931293A JP H06311708 A JPH06311708 A JP H06311708A
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- JP
- Japan
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- choke coil
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- magnetic
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- Pending
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 abstract description 5
- 230000001629 suppression Effects 0.000 abstract 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 9
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 4
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、小型で雑音防止効果の大き
な雑音防止回路構造を提供することにある。 【構成】 固定子13に永久磁石を用いてなるモータ1
0において、永久磁石が発生するモータ駆動に用いられ
ない磁気回路である磁場Xに対し、チョークコイル20
に電流が流れた時に発生する磁場Yを対向させてチョー
クコイル20の配置を行なう。
な雑音防止回路構造を提供することにある。 【構成】 固定子13に永久磁石を用いてなるモータ1
0において、永久磁石が発生するモータ駆動に用いられ
ない磁気回路である磁場Xに対し、チョークコイル20
に電流が流れた時に発生する磁場Yを対向させてチョー
クコイル20の配置を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は永久磁石を用いたモータ
の雑音防止用チョークコイルの取付構造に関する。
の雑音防止用チョークコイルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来からモータにおいて、
チョークコイルを用いて雑音防止対策を行っている技術
が知られている(例えば実公昭58−21348号公報
参照)。しかし単にチョークコイルを配設しただけであ
ると、大電流を流した時にチョークコイルのコアが飽和
し、雑音防止効果が低減するという不都合があった。
チョークコイルを用いて雑音防止対策を行っている技術
が知られている(例えば実公昭58−21348号公報
参照)。しかし単にチョークコイルを配設しただけであ
ると、大電流を流した時にチョークコイルのコアが飽和
し、雑音防止効果が低減するという不都合があった。
【0003】本発明の目的は、小型で雑音防止効果の大
きな雑音防止回路構造を提供することにある。
きな雑音防止回路構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータの雑
音防止用チョークコイルの取付構造は、固定子に永久磁
石を用いてなるモータにおいて、前記永久磁石が発生す
るモータ駆動に用いられない磁気回路である磁場に対
し、チョークコイルに電流が流れた時に発生する磁場を
対向させて前記チョークコイルの配置を行なうことを特
徴とする。
音防止用チョークコイルの取付構造は、固定子に永久磁
石を用いてなるモータにおいて、前記永久磁石が発生す
るモータ駆動に用いられない磁気回路である磁場に対
し、チョークコイルに電流が流れた時に発生する磁場を
対向させて前記チョークコイルの配置を行なうことを特
徴とする。
【0005】
【作用】本発明では永久磁石が発生するモータ駆動に用
いられない磁気回路である磁場に対し、チョークコイル
に電流が流れた時に発生する磁場を対向させてチョーク
コイルの配置を行なっているので、チョークコイルのコ
ア内の磁束を低減させることとなり、モータの負荷が増
し、チョークコイルに大電流が流れても、チョークコイ
ルのコア内の磁場が飽和しにくくなる。従って、大電流
が流れても雑音防止効果の低下が少くなる。また、同じ
効果であれば、コイルの大きさは小さくて良くなる。
いられない磁気回路である磁場に対し、チョークコイル
に電流が流れた時に発生する磁場を対向させてチョーク
コイルの配置を行なっているので、チョークコイルのコ
ア内の磁束を低減させることとなり、モータの負荷が増
し、チョークコイルに大電流が流れても、チョークコイ
ルのコア内の磁場が飽和しにくくなる。従って、大電流
が流れても雑音防止効果の低下が少くなる。また、同じ
効果であれば、コイルの大きさは小さくて良くなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0007】図1及び図2は本発明に係る一実施例を示
すものであり、図1は雑音防止用チョークコイルの取付
構造を用いたモータの説明図、図2は図1の要部拡大図
である。
すものであり、図1は雑音防止用チョークコイルの取付
構造を用いたモータの説明図、図2は図1の要部拡大図
である。
【0008】本例のモータ10は、図1で示すように、
ヨーク12内に配設された固定子13と、アーマチャ1
4と、アーマチュア14の回転軸16の出力軸11側に
取着されたコンミュテータCと、ブラシホルダ18を備
えたインシュレータ15と、ブラシホルダ18に保持さ
れてコンミュテータCと摺接するブラシ19と、を備え
ている。そしてブラシ19にはピグテール19aが接続
されている。なお図1中、記号Hはハウジングである。
ヨーク12内に配設された固定子13と、アーマチャ1
4と、アーマチュア14の回転軸16の出力軸11側に
取着されたコンミュテータCと、ブラシホルダ18を備
えたインシュレータ15と、ブラシホルダ18に保持さ
れてコンミュテータCと摺接するブラシ19と、を備え
ている。そしてブラシ19にはピグテール19aが接続
されている。なお図1中、記号Hはハウジングである。
【0009】本例のアーマチャ14は、アーマチャコア
14aにコイル14bを巻回して形成され、回転軸16
と一体となって回転するもので、回転軸16の両端部は
軸受部17(反出力軸側のみ図示)によって回転可能に
軸支されている。
14aにコイル14bを巻回して形成され、回転軸16
と一体となって回転するもので、回転軸16の両端部は
軸受部17(反出力軸側のみ図示)によって回転可能に
軸支されている。
【0010】ブラシホルダ18と固定子13である永久
磁石との間には、チョークコイル20が配置されてい
る。このチョークコイル20には2本の引出線21,2
2が形成され、一本の引出線21はピグテール19aと
結線されており、他の一本の引出線22はリード線(図
示せず)と結線されている。即ち、ブラシ19はピグテ
ール19a,引出線21,チョークコイル20,引出線
22を介してリード線に接続されている。なお上記ピグ
テール19aと引出線21とは兼用して構成してもよ
い。
磁石との間には、チョークコイル20が配置されてい
る。このチョークコイル20には2本の引出線21,2
2が形成され、一本の引出線21はピグテール19aと
結線されており、他の一本の引出線22はリード線(図
示せず)と結線されている。即ち、ブラシ19はピグテ
ール19a,引出線21,チョークコイル20,引出線
22を介してリード線に接続されている。なお上記ピグ
テール19aと引出線21とは兼用して構成してもよ
い。
【0011】そして、永久磁石の発生する磁場のうち、
モータ駆動に用いられない磁気回路である磁場は、図2
中、矢印Xで示すように形成されている。そして、チョ
ークコイル20に電流が流れた時に発生する磁場が矢印
Yで示すような、上記磁場Xに対し反対方向に向けて発
生するようにし、これらの磁場X,Yの方向が互いに対
向するようにチョークコイル20の配置を行なう。
モータ駆動に用いられない磁気回路である磁場は、図2
中、矢印Xで示すように形成されている。そして、チョ
ークコイル20に電流が流れた時に発生する磁場が矢印
Yで示すような、上記磁場Xに対し反対方向に向けて発
生するようにし、これらの磁場X,Yの方向が互いに対
向するようにチョークコイル20の配置を行なう。
【0012】このようにチョークコイル20の配置を行
うことにより、チョークコイル20に発生する磁場Y
は、常に永久磁石の発生する磁場のうち、モータ駆動に
用いられない磁気回路である磁場Xとは逆の磁界がかか
ることとなり、モータ10の負荷が増して大電流となっ
ても、チョークコイル20のコア内の磁場が飽和しにく
くなる。従って、大電流が流れても雑音防止効果の低下
が少くなる。また従来に比して、チョークコイル20の
容量を小さくできるので、同じ雑音防止効果を得ること
のできるチョークコイル20は、より小さくすることが
できる。
うことにより、チョークコイル20に発生する磁場Y
は、常に永久磁石の発生する磁場のうち、モータ駆動に
用いられない磁気回路である磁場Xとは逆の磁界がかか
ることとなり、モータ10の負荷が増して大電流となっ
ても、チョークコイル20のコア内の磁場が飽和しにく
くなる。従って、大電流が流れても雑音防止効果の低下
が少くなる。また従来に比して、チョークコイル20の
容量を小さくできるので、同じ雑音防止効果を得ること
のできるチョークコイル20は、より小さくすることが
できる。
【0013】図3は他の実施例を示す要部拡大図であ
り、本例では前記実施例と同一部材等には同一符号を付
してその説明を省略する。本例では、チョークコイル2
0を磁性体23の上に載置するように取付け、この磁性
体23を、固定子13の下側位置(固定子13を基準に
して回転子14と直角方向位置)にインシュレータ15
に周知・公知の手段により固着する。
り、本例では前記実施例と同一部材等には同一符号を付
してその説明を省略する。本例では、チョークコイル2
0を磁性体23の上に載置するように取付け、この磁性
体23を、固定子13の下側位置(固定子13を基準に
して回転子14と直角方向位置)にインシュレータ15
に周知・公知の手段により固着する。
【0014】そしてチョークコイル20の一方の引出線
22をインシュレータ15へ接着等により固定して、他
方の引出線21とピグテール19aとを固定部材24に
よって接続している。固定部材24は、例えばL字状に
して一方の辺24a側をリベット等の固定具25により
インシュレータ15に固着して、他方の辺24b側で引
出線21とピグテール19aとを包むようにカシメて、
接続している。
22をインシュレータ15へ接着等により固定して、他
方の引出線21とピグテール19aとを固定部材24に
よって接続している。固定部材24は、例えばL字状に
して一方の辺24a側をリベット等の固定具25により
インシュレータ15に固着して、他方の辺24b側で引
出線21とピグテール19aとを包むようにカシメて、
接続している。
【0015】本例のように磁性体にチョークコイル20
を取付けると、固定子13の磁力が磁性体23側へ向か
って流れ易くなり、いわゆるチョークコイル20のため
の磁気回路の補助の役割を果すことができる。
を取付けると、固定子13の磁力が磁性体23側へ向か
って流れ易くなり、いわゆるチョークコイル20のため
の磁気回路の補助の役割を果すことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータの
負荷が増し、大電流となってもチョークコイルのコア内
の磁場が飽和しにくくなり、従って、大電流が流れても
雑音防止効果の低下が少くなる。また同じ効果であれ
ば、コイルの大きさは小さくて良く、小型で雑音防止効
果の大きな雑音防止回路構造を提供することができる。
負荷が増し、大電流となってもチョークコイルのコア内
の磁場が飽和しにくくなり、従って、大電流が流れても
雑音防止効果の低下が少くなる。また同じ効果であれ
ば、コイルの大きさは小さくて良く、小型で雑音防止効
果の大きな雑音防止回路構造を提供することができる。
【図1】本発明に係る雑音防止用チョークコイルの取付
構造を用いたモータの説明図である。
構造を用いたモータの説明図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】他の実施例を示す要部拡大図である。
10 モータ 11 出力軸 12 ヨーク 13 固定子 14 アーマチャ 14a アーマチャコア 14b コイル 15 インシュレータ 16 回転軸 17 軸受部 18 ブラシホルダ 19 ブラシ 19a ピグテール 20 チョークコイル 21,22 引出線 23 磁性体 24 固定部材 24a,24b 辺 25 固定具 C コンミテータ H ハウジング X モータ駆動に用いられない磁気回路である磁場 Y チョークコイルに電流が流れた時に発生する磁場
Claims (1)
- 【請求項1】 固定子に永久磁石を用いてなるモータに
おいて、前記永久磁石が発生するモータ駆動に用いられ
ない磁気回路である磁場に対し、チョークコイルに電流
が流れた時に発生する磁場を対向させて前記チョークコ
イルの配置を行なうことを特徴とするモータの雑音防止
用チョークコイルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11931293A JPH06311708A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | モータの雑音防止用チョークコイルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11931293A JPH06311708A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | モータの雑音防止用チョークコイルの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311708A true JPH06311708A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14758328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11931293A Pending JPH06311708A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | モータの雑音防止用チョークコイルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311708A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9583995B2 (en) | 2013-07-26 | 2017-02-28 | Asmo Co., Ltd. | Motor |
WO2018006953A1 (en) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | Pierburg Pump Technology Gmbh | Automotive electric motor |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP11931293A patent/JPH06311708A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9583995B2 (en) | 2013-07-26 | 2017-02-28 | Asmo Co., Ltd. | Motor |
WO2018006953A1 (en) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | Pierburg Pump Technology Gmbh | Automotive electric motor |
CN109417334A (zh) * | 2016-07-06 | 2019-03-01 | 皮尔伯格有限责任公司 | 汽车电动机 |
US10778070B2 (en) | 2016-07-06 | 2020-09-15 | Pierburg Gmbh | Automotive electric motor |
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