JP2000300798A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
に、パチンコ機の裏側方向の寸法を増やすことなく音楽
制御基板を取り付けることが可能なパチンコ機を提供す
る。また、主基板及び音楽制御基板等の保守・点検や補
修を容易に行うことが可能なパチンコ機を提供する。 【解決手段】 音楽制御基板21は、保護カバー25の
内側に取り付けられた後、センターカバー17の背面部
の内側面に取り付けられる。
Description
状態を制御する主基板が設けられるパチンコ機に関し、
特に、ゲーム音楽の音楽再生手段を制御する音楽制御基
板を独立して設け、この音楽制御基板を主基板から分離
して、パチンコ機の裏側に配設されるカバー体の内側等
に配設することにより、主基板の小型化を図ることが可
能となると共に、パチンコ機の裏側方向の寸法を増やす
ことなく音楽制御基板等を取り付けることが可能なパチ
ンコ機に関するものである。また、ゲーム音楽等の再生
に係る制御回路を主基板から分離して設けることによ
り、主基板及び音楽制御基板の保守・点検や補修を容易
に行うことが可能なパチンコ機に関するものである。
賞すると、遊技領域のほぼ中央に設けられたCRT(Ca
thode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)
等を用いた種々の図柄表示装置に表示されている変動図
柄が変動を開始し、一定時間経過した後に表示された図
柄が一定確率で揃うと、大当りとして大入賞口が所定回
数続けて開くとともに図柄表示装置に大当り映像が表示
されるパチンコ機(第一種パチンコ機)が種々知られて
いる。
図13に基づいて説明する。図13は従来のパチンコ機
の全体構成の一例を示す背面図である。このパチンコ機
101は、所定量のパチンコ球を賞球として払い出すも
のであり、木製の外枠102に対して木製の内枠103
がヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付けられてい
る。また、この内枠103のほぼ中央部には遊技盤が着
脱可能なように鉄板等の金属製の機構盤104が取り付
けられている。そして、この機構盤104の片側には合
成樹脂製の機構セット盤105が開閉自在に蝶番により
取り付けられている。パチンコ機101の裏側上段に
は、上方に開口した賞球タンク106が機構セット盤1
05に固定されている。賞球タンク106の直上には補
給装置107が配設され、吐出部107Aが垂直に降り
ている。賞球タンク106は、傾斜した底面に連通孔
(不図示)が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ
球を2列に整列流出し得る傾斜したタンクレール108
が取付けられている。
内する賞球案内部109内には、タンクレール108の
下流側のパチンコ球を送り出す2列の賞球通路110が
形成されている。また、賞球ケース112には、各賞球
通路110を通過するパチンコ球の数を確認する確認ス
イッチ、パチンコ球の送り出しを調節する払い出しソレ
ノイド等(いずれも不図示)が内装されている。そし
て、これら賞球案内部109、賞球ケース112、確認
スイッチ、及び払い出しソレノイド等により賞球払い出
し手段が構成されている。そして、賞球ケース112の
下流側には排出部が形成され、排出路113及び下部受
け皿満タンスイッチが内装された排出路114が下端部
下方に開口して形成されている。また、この開口部の下
方には、上皿から溢れた賞球を受けて下皿に案内する下
皿受け部を構成する下部受皿ボックス115がボルトに
より内枠103の裏側に取り付けられている。
ックス内に配置される主基板116が、遊技盤裏面を覆
うセンタカバー117に装着された状態で固定されてい
る。この主基板116には、パチンコ機101の遊技動
作やゲーム音楽の再生等を制御する制御回路が構成され
ている。そして、その制御回路には、制御動作を所定の
手順で実行することができるCPU、その動作プログラ
ムデータを格納するROM、データの書き込み及び読み
出しを行うRAM、又は入出力回路やクロック発生器等
を含むマイクロコンピュータが装着されている。また、
主基板116の下側には、コントロール基板が装着され
たコントロールボックス118が取り付けられている。
このコントロール基板は、賞球払出手段等の駆動制御を
行うための制御回路を構成している。さらに、機構セッ
ト盤105の上方角部(図13中、右上角部)には、中
継基板120が設けられている。この中継基板120
は、パチンコ機101とホールコンピュータをつなぐ基
板である。
の表示手段を構成するLCD等の高精細度化、大型化等
に伴い、リーチアクションや大当り等の表示画像内容や
ゲーム音楽が高度化、複雑化して、これらの表示制御や
音楽再生制御の制御回路規模が大型化している。しかし
ながら、上述した従来のパチンコ機101では、前記表
示制御や音楽再生制御の制御回路は、主基板116上に
形成されているが、図13に示すように、主基板116
の大きさは、ほぼ限界の大きさに達してきている。この
ため、表示制御や音楽再生制御の更なる高度化、複雑化
に対応するために、これらの制御の制御回路規模を大型
化して、主基板116を更に大型化するには、パチンコ
機の裏側における主基板116の収容スペースの確保が
困難であるという問題がある。また、各制御回路規模が
複雑化、大型化してきているため、主基板116上に形
成される制御回路の保守・点検が複雑化し、回路点検等
の作業性が低下するという問題がある。
するためになされたものであり、主基板の「大当り」の
決定に係る制御回路以外、特に、ゲーム音楽や音声等の
再生に係る制御回路部分を主基板から分離し、この制御
回路部分を音楽制御基板として別個独立に設けてパチン
コ機の裏側に配設されるカバー体の内側等に配設するこ
とにより、主基板の小型化を図ることが可能となると共
に、パチンコ機の裏側方向の寸法を増やすことなく該音
楽制御基板を取り付けることが可能なパチンコ機を提供
することを目的とする。また、ゲーム音楽の再生に係る
制御回路を主基板から分離して音楽制御基板として別個
独立に設けることにより、主基板及び音楽制御基板の保
守・点検や補修を容易に行うことが可能なパチンコ機を
提供することを目的とする。
請求項1に係るパチンコ機は、パチンコ機の動作状態を
制御する主基板と、ゲーム音楽を再生する音楽再生手段
と、後方に膨出した略箱状であって遊技盤の裏側に配設
される電気的機器の後部を覆うカバー体とを備えたパチ
ンコ機において、前記音楽再生手段を制御する音楽制御
基板を備え、前記音楽制御基板は、前記主基板から分離
して設けられると共に、前記カバー体の後ろ方向の最後
端部より前側の所定位置に配置されることを特徴とする
パチンコ機。
チンコ機においては、ゲーム音楽を再生する音楽再生手
段の制御に係る音楽制御基板が、パチンコ機の動作状態
を制御する主基板から分離して別個に設けられる。ま
た、この音楽制御基板は、後方に膨出した略箱状であっ
て遊技盤の裏側に配設される電気的機器の後部を覆うカ
バー体の後ろ方向の最後端部より前側の所定位置に配置
されている。これにより、ゲーム音楽や音声の再生に係
る制御回路部分を主基板から分離し、この制御回路部分
を音楽制御基板として別個独立に設けてパチンコ機の裏
側に配設されるカバー体の内側等に配設することによ
り、主基板の小型化を図ることが可能となると共に、パ
チンコ機の裏側方向の寸法を増やすことなく該音楽制御
基板を取り付けることが可能となる。また、ゲーム音楽
の再生に係る制御回路を主基板から分離して音楽制御基
板として別個独立に設けることにより、主基板及び音楽
制御基板の保守・点検や補修を容易に行うことが可能と
なる。
項1に記載のパチンコ機において、前記所定位置は、前
記主基板が収納される基板ケースの後側であることを特
徴とする。
チンコ機は、請求項1に記載したパチンコ機において、
前記所定位置は、主基板が収納される基板ケースの後側
であるため、パチンコ機の裏側方向の寸法を増やすこと
なく前記音楽制御基板を収納するスペースを容易に確保
することが可能となると共に、主基板と前記音楽制御基
板の保守・点検を同時に点検することが可能となり、主
基板及び音楽制御基板の保守・点検や補修等の作業性の
向上を図ることが可能となる。
項1に記載のパチンコ機において、前記所定位置は、前
記カバー体の下側であることを特徴とする。
チンコ機は、請求項1に記載したパチンコ機において、
前記所定位置は、前記カバー体の下側であるため、パチ
ンコ機の裏側方向の寸法を増やすことなく前記音楽制御
基板を収納するスペースを容易に確保することが可能と
なると共に、パチンコ機裏側の上方に位置する賞球タン
クからこぼれたパチンコ球が落下しても、このカバー体
により前記音楽制御基板に直接当たるのを防ぐことが可
能となる。
項1に記載のパチンコ機において、賞球の払い出しにと
もなってこのパチンコ球を所定の個数ずつ払い出す賞球
払い出し手段を備え、前記所定位置は、前記賞球払い出
し手段が収納される賞球ケースの後側であることを特徴
とする。
チンコ機は、請求項1に記載したパチンコ機において、
前記所定位置は、賞球の払い出しにともなってこのパチ
ンコ球を所定の個数ずつ払い出す賞球払い出し手段が収
納される賞球ケースの後側であるため、パチンコ機の裏
側方向の寸法を増やすことなく前記音楽制御基板を収納
するスペースを容易に確保することが可能となる。
項1に記載のパチンコ機において、前記所定位置は、前
記カバー体の内側であって、該カバー体の内側の所定箇
所に取り付けられることを特徴とする。
チンコ機は、請求項1に記載したパチンコ機において、
前記所定位置は、前記カバー体の内側であって、該カバ
ー体の内側の所定箇所に取り付けられるため、パチンコ
機の裏側方向の寸法を増やすことなく前記音楽制御基板
を収納するスペースを容易に確保することが可能となる
と共に、パチンコ機裏側の上方に位置する賞球タンクか
らこぼれたパチンコ球が落下しても、このカバー体によ
り前記音楽制御基板に直接当たるのを防ぐことが可能と
なる。
項5に記載のパチンコ機において、前記所定箇所は、前
記カバー体の背面部分の内側であることを特徴とする。
チンコ機は、請求項5に記載したパチンコ機において、
前記所定箇所は、前記カバー体の背面部分の内側である
ため、該カバー体の内側に前記音楽制御基板を収納する
スペースを容易に確保することが可能となると共に、こ
のカバー体の背面部分を介して主基板との接続ケーブル
を容易に接続することが可能となり、組立作業性の向上
を図ることが可能となる。
項5に記載のパチンコ機において、前記遊技盤の裏側に
配設されて各入賞口に入賞した入賞球を案内すると共
に、前記カバー体に覆われる入賞球集合部材を備え、前
記所定箇所は、前記入賞球集合部材の背面部分であるこ
とを特徴とする。
チンコ機は、請求項5に記載したパチンコ機において、
前記所定箇所は、遊技盤の裏側に配設されて各入賞口に
入賞した入賞球を案内すると共に、前記カバー体に覆わ
れる入賞球集合部材の背面部分であるため、該カバー体
の内側に前記音楽制御基板を収納するスペースを容易に
確保することが可能となる。
項5に記載のパチンコ機において、前記カバー体は、背
面に形成される開口部と、前記開口部に着脱可能に取り
付けられて該開口部を閉塞する蓋部材とを有し、前記所
定箇所は、前記蓋部材の内側であることを特徴とする。
チンコ機は、請求項5に記載したパチンコ機において、
前記カバー体は、背面に開口部が形成され、この開口部
は着脱可能に取り付けられる蓋部材によって閉塞されて
いる。また、前記所定箇所は、この蓋部材の内側である
ため、該カバー体の内側に前記音楽制御基板を収納する
スペースを容易に確保することが可能となると共に、こ
の蓋部材を介して主基板との接続ケーブルを容易に接続
することが可能となり、組立作業性の向上を図ることが
可能となる。また、この蓋部材をカバー体から取り外し
て、前記音楽制御基板の保守・点検を行えるため、音楽
制御基板の保守・点検や補修を容易に行うことが可能と
なり、点検・補修の作業性の向上を図ることが可能とな
る。
項1乃至請求項8のいずれかに記載のパチンコ機におい
て、前記音楽制御基板は、保護ケース内に収納されてい
ることを特徴とする。
チンコ機は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の
パチンコ機において、前記音楽制御基板は、保護ケース
内に収納されているため、落下したパチンコ球等が音楽
制御基板に直接当たるのを防止することが可能になると
共に、搬送作業や取り付け作業等の作業性向上を図るこ
とが可能となる。また、該保護ケースをアルミ板や導電
性プラスチック等により形成すると、該音楽制御基板を
電気的にシールドすることが可能となり、耐ノイズ性が
向上し、誤動作の防止を図ることが可能となる。
求項1乃至請求項8のいずれかに記載のパチンコ機にお
いて、前記音楽制御基板は、保護カバーで覆われている
ことを特徴とする。
パチンコ機は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
のパチンコ機において、前記音楽制御基板は、保護カバ
ーで覆われているため、落下したパチンコ球等が音楽制
御基板に直接当たるのを防止することが可能になると共
に、前記カバー体内の配線等から保護することが可能と
なる。また、この保護カバーとカバー体とを導電性プラ
スチック等により形成すると、該音楽制御基板を電気的
にシールドすることが可能となり、耐ノイズ性が向上
し、誤動作の防止を図ることが可能となる。
求項9又は請求項10に記載のパチンコ機において、前
記音楽制御基板は、前記保護ケース又は保護カバーを介
して見えることを特徴とする。
パチンコ機は、請求項9又は請求項10に記載のパチン
コ機において、前記音楽制御基板は、前記保護ケース又
は保護カバーを介して見えるため、この音楽制御基板の
点検等を容易に行うことが可能となる。
求項9乃至請求項11のいずれかに記載のパチンコ機に
おいて、前記保護ケース又は保護カバーは、前記カバー
体に取り付けられることを特徴とする。
パチンコ機は、請求項9乃至請求項11のいずれかに記
載のパチンコ機において、前記保護ケース又は保護カバ
ーは、前記カバー体に取り付けられるため、パチンコ機
の裏側方向の寸法を増やすことなく前記音楽制御基板を
収納する該保護ケース又は保護カバーを容易に取り付け
ることが可能となる。
求項5乃至請求項12のいずれかに記載のパチンコ機に
おいて、前記音楽制御基板は、前記カバー体を介して見
えることを特徴とする。
パチンコ機は、請求項5至請求項12のいずれかに記載
のパチンコ機において、前記音楽制御基板は、前記カバ
ー体を介して見えるため、この音楽制御基板の保守・点
検時の外観検査等を容易に行うことが可能となる。
請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のパチンコ機
において、前記ゲーム音楽は、音声による所定の表現を
含むことを特徴とする。
パチンコ機は、請求項1至請求項13のいずれかに記載
のパチンコ機において、前記ゲーム音楽は、音声による
所定の表現を含むため、このゲーム音楽をより多様化及
び効果的なものにすることが可能となる。また、音声制
御回路を主基板から分離して、音楽制御基板上に形成す
ることができ、主基板のより小型化を図ることが可能と
なる共に、主基板の保守・点検をより容易に行うことが
可能となる。
ついて具体化した第1乃至第5実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係るパチン
コ機の全体構成について図1に基づいて説明する。図1
は第1実施形態に係るパチンコ機の全体を示した背面図
である。このパチンコ機1は、所定量のパチンコ球を賞
球として払い出すものであり、木製の外枠2に対して木
製の内枠3がヒンジ部材等を介して開閉自在に取り付け
られている。また、この内枠3のほぼ中央部には遊技盤
が着脱可能なように鉄板等の金属製の機構盤4が取り付
けられている。そして、この機構盤4の片側には合成樹
脂製の機構セット盤5が開閉自在に蝶番により取り付け
られている。外枠2及び内枠3は、現在では樹脂製のも
のが主流となっているが、本実施の形態では木製のもの
としている。パチンコ機1の裏側上部には、上方に開口
した賞球タンク6が機構セット盤5に固定されている。
賞球タンク6の直上には補給装置7が配設され、吐出部
7Aが垂直に降りている。賞球タンク6は、傾斜した底
面に連通孔(不図示)が形成され、その連通孔の下方に
はパチンコ球を2列に整列流出し得る傾斜したタンクレ
ール8が取付けられている。
する賞球案内部9内には、タンクレール8の下流側のパ
チンコ球を案内する2列の賞球通路8が形成されてい
る。また、賞球ケース12には、各賞球通路8を通過す
るパチンコ球の数を確認する確認スイッチ、パチンコ球
の送り出しを調節する払い出しソレノイド等(いずれも
不図示)が内装されている。そして、これら賞球タンク
6、タンクレール8、賞球案内部9、賞球ケース12、
確認スイッチ、及び払い出しソレノイド等により賞球払
出システムが構成されている。そして、賞球ケース12
の下流側には排出部が形成され、排出路13及び下部受
け皿満タンスイッチが内装された排出路14が下端部下
方に開口して形成されている。また、この開口部の下方
には、上皿から溢れた賞球を受けて下皿に案内する下皿
受け部を構成する下部受皿ボックス15がボルトにより
内枠3の裏側に取り付けられている。
ス16A内に配置される主基板16が、遊技盤裏面を覆
う透明なABS等の樹脂製のセンターカバー17に装着
された状態で固定されている。この主基板16には、パ
チンコ機1の遊技動作などを制御する制御回路が構成さ
れている。そして、その制御回路は、制御動作を所定の
手順で実行することができるCPU、その動作プログラ
ムデータを格納するROM、データの書き込み及び読み
出しを行うRAM、又は入出力回路やクロック発生器な
どを含むマイクロコンピュータが装着されている。
ル基板が装着されたコントロールボックス18が取り付
けられている。このコントロール基板は、賞球払出等の
制御を行うための制御回路を構成している。
述の様に音楽制御基板21が取り付けられている(図2
参照)。この音楽制御基板21は、機構盤4の前側で上
皿に覆われているスピーカ22を介してゲーム音楽や所
定の音声による効果音を出力制御する制御回路及びアン
プ回路等が構成されている。そして、この制御回路に
は、主基板16からの制御信号に従って制御動作を所定
の手順で実行することができるCPU、その動作プログ
ラムデータを格納するROM、データの書き込み及び読
み出しを行うRAM、又は入出力回路やクロック発生器
などを含むマイクロコンピュータが装着されている。例
えば、主基板16から音声出力命令を受けた場合には、
この音声制御基板21の制御回路は、所定の音声とし
て、「ぼちぼちでんなー」とか「そろそろ大当りでっせ
ー」等の音声を変動図柄の表示に合わせてスピーカ22
を介して出力する。これにより、遊技者のパチンコゲー
ムへの興味を引きつけ、興趣を盛り上げる効果を奏する
ことができる。
中、右上角部)には、中継基板20が設けられている。
この中継基板20は、パチンコ機1とホールコンピュー
タをつなぐ基板である。
17内への取り付けについて図2に基づいて説明する。
図2は第1実施形態に係るパチンコ機の音楽制御基板2
1のセンターカバー17内への取り付け状態を示す要部
の側断面図である。図2に示すように、センターカバー
17は、前面部(図2中、左側面部)が開放された略箱
状体で、その背面部のほぼ中央部の特別図柄表示装置に
対向する部分が裏側方向に膨出している。そして、この
膨出している部分の上下端縁部には各々2箇所ずつネジ
孔が形成された所定高さの保護カバー取付ポスト17A
が垂設されている(図2中では2箇所が示されてい
る。)。
により形成された透明な保護カバー25は、後面部(図
2中、右側面部)が開放された略箱状体で、その前面部
(図2中、左側面部)の上端縁部及び下端縁部は、所定
長さ外側に突き出して各フランジ部28、28が形成さ
れている。また、この各フランジ部28、28の、各保
護カバー取付ポスト17Aに対向する位置には各々ビス
孔が形成されている。また、保護カバー25の前面部の
内側面(図2中、右側面)には、その4箇所にネジ孔が
形成される各基板取付ポスト26(図2中では2箇所が
示されている。)が垂設されている。また、この保護カ
バー25の側壁部29は、該保護カバー25の各フラン
ジ部28、28がビス30で各保護カバー取付ポスト1
7Aにネジ止めされた場合には、この側壁部29の開放
側端面がセンターカバー17の背面部の内側面に沿って
当接するように形成されている。
ー17への取り付けは、先ず、この音楽制御基板21を
ビス31により保護カバー25の各基板取付ポスト26
にネジ止めする。続いて、この保護カバー25をビス3
0によりセンターカバー17の各保護カバー取付ポスト
17Aにネジ止めして固定する。これにより、音楽制御
基板21は、センターカバー17の背面部の内側に固定
される。
1のアンプ回路等が音楽再生手段を構成する。また、セ
ンターカバー17がカバー体として機能する。また、賞
球ケース12内に内装される各賞球通路8を通過するパ
チンコ球の数を確認する確認スイッチ、パチンコ球の送
り出しを調節する払い出しソレノイド等が賞球払い出し
手段を構成する。
るパチンコ機では、音楽制御基板21は、保護カバー2
5の内側に取り付けられた後、センターカバー17の背
面部の内側面に取り付けられる。
る制御回路部分を主基板16から分離し、この制御回路
部分が設けられる音楽制御基板21を保護カバー25を
介してパチンコ機の裏側に配設されるセンターカバー1
7の背面部の内側面に取り付けることにより、主基板1
6の小型化を図ることが可能となると共に、パチンコ機
1の裏側方向の寸法を増やすことなく該音楽制御基板2
1を取り付けることが可能となる。また、ゲーム音楽等
の再生に係る制御回路部分を主基板16から分離して音
楽制御基板21として別個独立に設けることにより、主
基板16及び音楽制御基板21の保守・点検や補修を容
易に行うことが可能となる。また、この音楽制御基板2
1の取り付け箇所は、センターカバー17の背面部分の
内側面であるため、このセンターカバー17の内側に前
記音楽制御基板21を収納するスペースを容易に確保す
ることが可能となると共に、このセンターカバー17の
背面部分を介して主基板16との接続ケーブルを容易に
接続することが可能となり、組立作業性の向上を図るこ
とが可能となる。また、音楽制御基板21は、保護カバ
ー25で覆われているため、落下したパチンコ球等が音
楽制御基板21に直接当たるのを防止することが可能に
なると共に、センターカバー17内の配線等から保護す
ることが可能となる。更に、センターカバー17及び保
護カバー25が透明な樹脂製であるため、センターカバ
ー17内に配置されるこの音楽制御基板21の外観検査
を外側から容易に行うことができる。
いて図3に基づいて説明する。図3は第2実施形態に係
るパチンコ機の音楽制御基板21のセンターカバー内へ
の取り付け状態を示す要部の側断面図である。第2実施
形態に係るパチンコ機の構成は、第1実施形態に係るパ
チンコ機1とほぼ同じ構成である。但し、図3に示すよ
うに、上記センターカバー17及び保護カバー25が、
透明なABS等の樹脂製のセンターカバー35、及びポ
リカーボネート樹脂等の合成樹脂により形成された透明
な保護ケース36から構成されている。
は、第1実施形態に係るセンターカバー17とほぼ同じ
構成であるが、その背面部の内側面には、その4箇所に
ネジ孔が形成されたケース取付ポスト37が垂設されて
いる(図3中では2箇所が示されている。)。
ース本体39とから構成されている。このケース本体3
9は、前面部(図3中、左側面部)が開放された略箱状
体で、その後面部(図3中、右側面部)の上端縁部及び
下端縁部は、所定長さ外側に突き出して各フランジ部4
0、40が形成されている。そして、この各フランジ部
40、40の、各ケース取付ポスト37に対向する位置
には各々ビス孔が形成されている。また、ケース本体3
9の上側の側面には、2箇所に各々係止孔41が設けら
れている(図3中では1箇所が示されている。)。この
各係止孔41には、後述するようにカバー38の上側端
縁部に設けられる各係止突起43が弾性的に係合される
ものである。更に、ケース本体39の後面部の内側の下
方には、2箇所に各々ネジ孔が形成されたカバー取付ポ
スト44がケース本体39の前端縁部の高さまで立設さ
れている(図3中では1箇所が示されている。)。
中、右側面部)が開放された略箱状体で、前面部の内側
面(図3中、右側面)には、その4箇所にネジ孔が形成
される各基板取付ポスト45(図3中では2箇所が示さ
れている。)が垂設されている。また、カバー38の上
側側面の内側端縁部には、ケース本体39の各係止孔4
1に対向する位置に所定長さの各係止片42が設けら
れ、この各係止片42の端縁部には各係止突起43が形
成されている。更に、カバー38の前面部の下方の各カ
バー取付ポスト44に対向する位置には、カバー38の
後端縁部の高さまで突出して、カバー38の前面側から
ビスが挿入される凹部46が設けられている(図3中で
は1箇所が示されている。)。また、この凹部46の底
面には、ビスが嵌挿される貫通孔が形成されている。
6内への取り付けは、先ず、この音楽制御基板21を各
ビス47によりカバー38の各基板取付ポスト45にネ
ジ止めする。続いて、カバー38の上側側面の端縁部を
ケース本体39の上側側面の前端縁部に当接させつつ、
カバー38の各係止片42の係止突起43をケース本体
39の各係止孔41に係合させる。そして、カバー38
の各凹部46をカバー本体39の各カバー取付ポスト4
4に対向させて、各ビス48によりネジ止めする。これ
により、音楽制御基板21は保護ケース36内に固定さ
れる。次に、ケース本体39の各フランジ部40に形成
されるビス孔をセンターカバー35の各ケース取付ポス
ト37に当接し、各ビス49によりネジ止めする。これ
により、保護ケース36がセンターカバー35の背面部
の内側に固定される。
して機能する。
るパチンコ機1では、音楽制御基板21は、保護ケース
36の内側に取り付けられた後、センターカバー35の
背面部の内側面に取り付けられる。
る制御回路部分を主基板16から分離し、この制御回路
部分が設けられる音楽制御基板21をパチンコ機1の裏
側に配設されるセンターカバー35の背面部の内側面に
取り付けることにより、主基板16の小型化を図ること
が可能となると共に、パチンコ機1の裏側方向の寸法を
増やすことなく該音楽制御基板21を取り付けることが
可能となる。また、ゲーム音楽等の再生に係る制御回路
部分を主基板16から分離して音楽制御基板21として
別個独立に設けることにより、主基板16及び音楽制御
基板21の保守・点検や補修を容易に行うことが可能と
なる。また、この音楽制御基板21の取り付け箇所は、
センターカバー35の背面部分の内側面に配設される保
護ケース36内であるため、このセンターカバー35の
内側に前記保護ケース36を収納するスペースを容易に
確保することが可能となると共に、このセンターカバー
35の背面部分を介して主基板16との接続ケーブルを
容易に接続することが可能となり、組立作業性の向上を
図ることが可能となる。また、音楽制御基板21は、保
護ケース36内に収納されているため、落下したパチン
コ球等が音楽制御基板21に直接当たるのを防止するこ
とが可能になると共に、搬送作業や取り付け作業等の作
業性向上を図ることが可能となる。更に、センターカバ
ー35及び保護ケース36が透明な樹脂製であるため、
センターカバー35の背面部に配置される保護ケース3
6内の音楽制御基板21の外観検査を外側から容易に行
うことができる。
いて図4乃至図6に基づいて説明する。先ず、第3実施
形態に係るパチンコ機の全体構成について図4に基づい
て説明する。図4は第3実施形態に係るパチンコ機の全
体を示した背面図である。第3実施形態に係るパチンコ
機50は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ
構成である。但し、図4に示すように、上記センターカ
バー17及び保護カバー25が、透明なABS等の樹脂
製のセンターカバー51、及びポリカーボネート樹脂等
の合成樹脂により形成された透明な保護ケース55(図
5参照)から構成されている。また、後述のように音楽
制御基板52が収納される保護ケース55は、センター
カバー51の右側部分の内側で、入賞球集合部材54
(図5、図6参照)の背面に取り付けられている。ま
た、センターカバー51は、第1実施形態に係るセンタ
ーカバー17とほぼ同じ構成であるが、その背面部の内
側には保護カバー取付ポスト17Aが設けられていな
い。
部材54及び音楽制御基板52が収納される保護ケース
55の構成について図5及び図6に基づいて説明する。
図5は第3実施形態に係るパチンコ機51の入賞球集合
部材54及び音楽制御基板52が収納される保護ケース
55等が取り付けられた遊技盤の背面図である。図6は
第3実施形態に係るパチンコ機51の音楽制御基板52
が収納される保護ケース55を含む要部側断面図であ
る。図5に示すように、機構盤4に取り付けられる遊技
盤53の構成は、ほぼ中央部にLCD等により構成され
る特別図柄表示装置が遊技盤53の前面側から取り付け
られる開口部57が形成されている。そして、開口部5
7の上部には、切欠部が形成され、この特別図柄表示装
置と協動して入賞した入賞球を遊技盤53の裏側に案内
する入賞球案内孔61を構成している。また、この開口
部57の左右上方には、ランプ付風車が前面側から挿着
される風車取付孔62、63が形成されている。また、
開口部57の左右に設けられる各入賞口に対応する位置
には、断面が略梨形の入賞球案内孔64、64(図5中
では1箇所が示されている。)が形成され、各入賞口に
入賞した入賞球を遊技盤53の裏側まで案内している。
また、開口部57の直下には、断面が略縦長楕円形の入
賞球案内孔65が形成され、入賞した入賞球を遊技盤5
3の裏側まで案内している。また、この入賞球案内孔6
5の下側には、特別電動役物が前面側から装着される取
付孔66が形成されている。更に、この取付孔66の両
側上方の位置には、断面が略梨形の入賞球案内孔67、
67が形成され、入賞した入賞球を遊技盤53の裏側ま
で案内している。
内孔61、64、64、65、67、67の裏側出口か
ら流下してくる入賞球を回収するための部材であり、前
面が開放したABS等の樹脂製の箱状体からなり、前面
開放部が遊技盤53の裏面にネジ止め等により取り付け
られている。該入賞球集合部材54は、図5に示すよう
に、特別図柄表示装置の後方周辺部を覆う主要集合部材
54Aと、この主要集合部材54Aの下方に連接して特
別図柄表示装置の下側の後方周辺部を覆う補助集合部材
54Bとから構成されている。
から上側に略コの字型にくぼむ映像表示装置挿入凹部が
設けられている。そして、この映像表示装置挿入凹部と
補助集合部材54Bの上端面とにより映像表示装置56
が後方より挿入される窓部が構成される。また、映像表
示装置挿入凹部の左右外側には、後端部にネジ孔が形成
された取付部56A、56B、56C、56Dが裏側に
突き出して設けられ、窓部の後方から挿入された映像表
示装置56が該取付部56A、56B、56C、56D
にネジ止めされる。
周縁部に当接するリブが主要集合部材54Aの底面から
略四角形状に立設され、各リブの下側の側面には、入賞
球が下側の補助集合部材54Bに流下するように切欠部
が設けられている。また、左側のリブの左下側には、入
賞球案内孔61から流下した入賞球が下側の補助集合部
材54Bに流下するように切欠部が設けられている。
に下側から上側に略コの字型にくぼみ、特別電動役物が
嵌合される特別電動役物嵌合凹部が設けられている。ま
た、各入賞球案内孔67、67の出口の周縁部に当接す
るリブが補助集合部材54Bの底面から略四角形状に立
設され、各リブの下側の側面には、入賞球が下側に流下
するように切欠部が設けられている。また、主要集合部
材54Aの各切欠部に対向する上側面は、流下してくる
入賞球が通過するように切り欠かれている。そして、各
切欠部に対向する位置には補助集合部材54Bの底面か
ら立設され、各リブと協動して主要集合部材54Aから
流下する入賞球を案内する流路を形成している。また、
入賞球案内孔65の出口の周縁部に当接するリブが補助
集合部材54Bの底面から略四角形状に立設され、この
リブの下側の側面には、入賞球が下側に流下するように
切欠部が設けられている。そして、補助集合部材54B
の下側面には、下方に設けられた入賞球案内樋(不図
示)に入賞球を落下させるための切欠部が設けられてい
る。
楽制御基板52が収納される保護ケース55が、その上
下端縁部を主要集合部材54Aと補助集合部材54Bと
にネジ止めによりに固定されている。
55は、カバー58とケース本体59とから構成されて
いる。このケース本体59は、後面部(図6中、右側面
部)が開放された略箱状体で、その前面部(図6中、左
側面部)の上端縁部及び下端縁部は、所定長さ外側に突
き出して各フランジ部60、60が形成されている。ま
た、各主要集合部材54と補助集合部材54Bには、各
々2箇所ずつにネジ孔が形成された保護ケース取付ポス
ト71、71、71、71(図6中では、2箇所が示さ
れている。)が垂設されている。そして、前記各フラン
ジ部60、60の各保護ケース取付ポスト71に対向す
る位置には各々ビス孔が形成されている。また、ケース
本体59の上下の各側面の端縁部外側には、各々2箇所
に係止突起72(図6中では2箇所が示されている。)
が設けられている。この各係止突起72には、後述する
ようにカバー58の上下の各側面の端縁部外側に設けら
れる各係止片73が弾性的に係合されるものである。更
に、ケース本体59の前面部の内側面(図6中、右側
面)には、その4箇所にネジ孔が形成される各基板取付
ポスト74(図6中では2箇所が示されている。)がケ
ース本体59の前端縁部の高さまで立設されている。
側面部)が開放された略箱状体で、上下の各側面の端縁
部外側には、各々2箇所にこの端縁部より所定長さ突き
出ている各係止片73(図6中では2箇所が示されてい
る。)が設けられている。そして、この各係止片73の
前端縁部には貫通孔が形成されている。また、カバー5
8の下側の側面に設けられる各係止片73には、指を引
っかける引掛け部75が形成されている。
5内への取り付けは、先ず、この音楽制御基板52を各
ビス76によりケース本体59の各基板取付ポスト74
にネジ止めする。続いて、カバー58の上下側面に設け
られる各係止片73をケース本体59の各係止突起72
に対向させて、このカバー58をケース本体59側に押
圧することにより、ケース本体59の各係止突起72
が、カバー58の各係止片73に弾性的に係合されると
共に、カバー58の開放側端面とケース本体59の開放
側端面とが当接される。これにより、カバー58とケー
ス本体59との結合が行われ、カバー58はケース本体
59に固設される。尚、引掛け部75に指を掛けて、下
側に曲げることにより下側の係止片73が下側の係止突
起72から離合され、カバー58とケース本体59との
結合が解除される。
0、60に形成されるビス孔を主要集合部材54A及び
補助集合部材54Bの各保護ケース取付ポスト71に当
接し、各ビス77によりネジ止めする。これにより、保
護ケース55が集合部材54に固設される。その後、こ
の遊技盤53は機構盤4にセットされ、裏側からセンタ
ーカバー51が取り付けられる。これにより、保護ケー
ス55がセンターカバー51の背面部の内側に固定され
る。
2のアンプ回路等が音楽再生手段を構成する。また、セ
ンターカバー51がカバー体として機能する。
るパチンコ機50では、音楽制御基板52は、保護ケー
ス55の内側に取り付けられた後、この保護ケース55
は遊技盤53の裏面に配設される入賞球集合部材54の
背面に取り付けられる。そして、この遊技盤53は機構
盤4にセットされ、裏側からセンターカバー51が取り
付けられる。
る制御回路部分を主基板16から分離し、この制御回路
部分が設けられる音楽制御基板52を遊技盤53の裏側
に配設される入賞球集合部材54の背面部に保護ケース
55内に収納して取り付けることにより、主基板16の
小型化を図ることが可能となると共に、パチンコ機50
の裏側方向の寸法を増やすことなく該音楽制御基板52
を取り付けることが可能となる。また、ゲーム音楽等の
再生に係る制御回路部分を主基板16から分離して音楽
制御基板52として別個独立に設けることにより、主基
板16及び音楽制御基板52の保守・点検や補修を容易
に行うことが可能となる。また、この音楽制御基板52
が収納される保護ケース55の取り付け箇所は、センタ
ーカバー51の背面部分の内側面に配設される入賞球集
合部材54の背面部であるため、このセンターカバー5
1の内側に前記保護ケース55を収納するスペースを容
易に確保することが可能となると共に、このセンターカ
バー51の背面部分を介して主基板16との接続ケーブ
ルを容易に接続することが可能となり、組立作業性の向
上を図ることが可能となる。また、音楽制御基板52
は、保護ケース55内に収納されているため、落下した
パチンコ球等が音楽制御基板52に直接当たるのを防止
することが可能になると共に、搬送作業や取り付け作業
等の作業性向上を図ることが可能となる。更に、センタ
ーカバー51及び保護ケース55が透明な樹脂製である
ため、入賞球集合部材54の背面部に配置される保護ケ
ース55内の音楽制御基板52の外観検査を外側から容
易に行うことができる。
いて図7及び図8に基づいて説明する。先ず、第4実施
形態に係るパチンコ機の全体構成について図7に基づい
て説明する。図7は第4実施形態に係るパチンコ機の全
体を示した背面図である。第4実施形態に係るパチンコ
機81は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ
構成である。但し、図7に示すように、第1実施形態に
係るセンターカバー17(図1参照)が、透明なABS
等の樹脂製のセンターカバー82と、透明なABS等の
樹脂製で、このセンターカバー82の背面部のほぼ中央
に形成される開口部86(図8参照)を閉塞する着脱可
能な蓋部材83とから構成されている。また、第1実施
形態に係る保護カバー25(図2参照)が、ポリカーボ
ネート樹脂等の合成樹脂により形成された透明な保護カ
バー85(図8参照)から構成されている。また、後述
のように音楽制御基板84はこの保護カバー85に取り
付けられた後、蓋部材83の内側に取り付けられている
(図8参照)。
82内への取り付けについて図8に基づいて説明する。
図8は第4実施形態に係るパチンコ機の音楽制御基板8
4のセンターカバー82内への取り付け状態を示す要部
の側断面図である。図8に示すように、センターカバー
82は、前面部(図8中、左側面部)が開放された略箱
状体で、その背面部のほぼ中央部の特別図柄表示装置に
対向する部分に開口部86が形成されている。また、こ
の開口部86の上側端縁部のほぼ中央位置には、センタ
ーカバー82の後側方向に突き出す弾性係止片87が設
けられている。そして、この弾性係止片87の後端には
センターカバー82の下側方向に突出する係止突起87
Aが形成されている。また、開口部86の下側部分はセ
ンターカバー82の後側方向に所定深さ膨出している。
また、開口部86の下側端縁部は下側に所定長さ延出さ
れるフランジ部が形成され、そのフランジ部のほぼ中央
位置に切欠部88が形成されている。更に、開口部86
の周縁部には、蓋部材83の側面部の厚さ寸法にほぼ等
しい高さまで内側方向に延出されたリブ89が周設され
ている。
側面部)が開放された略箱状体で、前面部の大きさは開
口部86の大きさにほぼ等しく形成されている。また、
蓋部材83の側面部は、前端部から、上記リブ89の後
面から係止突起87Aまでの長さ寸法にほぼ等しい長さ
だけ外側方向に突出して形成されている。また、この蓋
部材83の下側の側面の上記切欠部88に対向する位置
には、この切欠部88の幅寸法にほぼ等しい幅で下側に
垂直に延出された引掛り部90が形成されている。さら
に、蓋部材83の背面部内側の上下端縁部近傍には、各
々2箇所ずつネジ孔が形成された所定高さの保護カバー
取付ポスト83Aが垂設されている(図8中では2箇所
が示されている。)。
中、右側面部)が開放された略箱状体で、その上下側面
部には、所定長さ外側方向に突出するフランジ部85
A、85Bが形成されている。また、この各フランジ部
85A、85Bの、各保護カバー取付ポスト83Aに対
向する位置には各々ビス孔が形成されている。また、保
護カバー85の前面部の内側面(図8中、右側面)に
は、その4箇所にネジ孔が形成される各基板取付ポスト
91(図8中では2箇所が示されている。)が垂設され
ている。また、この保護カバー85の側面部は、該保護
カバー85の各フランジ部85A、85Bがビス92で
各保護カバー取付ポスト83Aにネジ止めされた場合に
は、この側面部の開放側端面が蓋部材83の背面部の内
側面に沿って当接するように形成されている。
ー82への取り付けは、先ず、この音楽制御基板84を
ビス93により保護カバー85の各基板取付ポスト91
にネジ止めする。続いて、この保護カバー85をビス9
2により蓋部材83の各保護カバー取付ポスト83Aに
ネジ止めにより固定する。そして、この蓋部材83の下
側側面部に形成される引掛り部90を、センターカバー
82の後方から、開口部86の下側端縁部に形成される
切欠部88に嵌挿しつつ、蓋部材83の上側側面の前端
縁部を弾性係止片87に当接させて前側方向に押し込
む。これにより、蓋部材83の上側側面の前端縁部が開
口部86の周縁部に形成されるリブ89に当接すると共
に、上側側面の外側に突出している部分の後面部が係止
突起87Aに弾性的に係合されて、この蓋部材83はセ
ンターカバー82の開口部86を後方側から覆うように
取り付けられる。尚、センターカバー82の弾性係止片
87を上に持ち上げて、係止突起87Aと蓋部材83の
上側側面との係合を解除し、この蓋部材83を斜め上後
ろ方向に持ち上げることにより、センターカバー82か
ら蓋部材83を取り外すことができる。
4のアンプ回路等が音楽再生手段を構成する。また、セ
ンターカバー82及び蓋部材83がカバー体として機能
する。
るパチンコ機81では、音楽制御基板84は、保護カバ
ー85の内側に取り付けられた後、この保護カバー85
は蓋部材83の背面部の内側に取り付けられる。そし
て、この蓋部材83は、弾性係止片87によりセンター
カバー82の開口部86を後ろ側から覆うように着脱可
能に取り付けられる。
る制御回路部分を主基板16から分離し、この制御回路
部分が設けられる音楽制御基板84を、センターカバー
82の開口部86を覆う蓋部材83の背面部の内側面に
取り付けることにより、主基板16の小型化を図ること
が可能となると共に、パチンコ機81の裏側方向の寸法
を増やすことなく該音楽制御基板84を取り付けること
が可能となる。また、ゲーム音楽等の再生に係る制御回
路部分を主基板16から分離して音楽制御基板84とし
て別個独立に設けることにより、主基板16及び音楽制
御基板84の保守・点検や補修を容易に行うことが可能
となる。また、この音楽制御基板84の取り付け箇所
は、蓋部材83の背面部分の内側面であるため、この蓋
部材83の内側に前記音楽制御基板84を収納するスペ
ースを容易に確保することが可能となると共に、この蓋
部材83の背面部分を介して主基板16との接続ケーブ
ルを容易に接続することが可能となり、組立作業性の向
上を図ることが可能となる。また、センターカバー82
の開口部86に後方から着脱可能に取り付けられる蓋部
材83をセンターカバー82から取り外して、音楽制御
基板84の保守・点検を行えるため、音楽制御基板84
の保守・点検や補修を容易に行うことが可能となり、点
検・補修の作業性の向上を図ることが可能となる。ま
た、音楽制御基板84は、保護カバー85で覆われてい
るため、落下したパチンコ球等が音楽制御基板84に直
接当たるのを防止することが可能になると共に、センタ
ーカバー82内の配線等から保護することが可能とな
る。更に、センターカバー82、蓋部材83及び保護カ
バー85が透明な樹脂製であるため、蓋部材83内に配
置されるこの音楽制御基板81の外観検査を外側から容
易に行うことができる。
いて図9及び図10に基づいて説明する。先ず、第5実
施形態に係るパチンコ機の全体構成について図9に基づ
いて説明する。図9は第5実施形態に係るパチンコ機の
全体を示した背面図である。第5実施形態に係るパチン
コ機は、第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ構
成である。但し、図9に示すように、第1実施形態に係
る音楽制御基板21は、ポリカーボネート樹脂等の合成
樹脂により形成された透明な保護ケース97に収納され
ており、この保護ケース97は基板ボックス16Aの背
面に配置され、センターカバー17にネジ止めにより固
定されている。
7内への取り付けについて図10に基づいて説明する。
図10は第5実施形態に係るパチンコ機の音楽制御基板
21の保護ケース97内への取り付け状態を示す要部の
横断面図である。図10に示すように、保護ケース97
は、カバー98とケース本体99とから構成されてお
り、この保護ケース97の前後方向(図10中、上下方
向)の高さ寸法は、基板ボックス16Aの背面からセン
ターカバー17の最高端部までの高さ寸法以下に形成さ
れている。このケース本体99は、後面部(図10中、
上面部)が開放された略箱状体で、その前面部(図10
中、下面部)の右端部には、その上下2箇所に取付片1
00が設けられている(図10では、1箇所が示されて
いる。)。この取付片100は、所定長さ外側(図10
中、右側)に延出された後、基板ボックス16Aの背面
からセンターカバー17の取付面101まで前側(図1
0中、下側)に垂直に延出され、更に垂直に外側(図1
0中、右側)に延出され、その端縁部にはビス孔が形成
されいる。また、センターカバー17の取付面101の
各ビス孔に対向する位置には各々ネジ孔が形成されてい
る。また、ケース本体39の右側の側面には、上下2箇
所に各々係止孔102が設けられている(図10中では
1箇所が示されている。)。この各係止孔102には、
後述するようにカバー98の右側側面の内側端縁部に設
けられる各係止突起103が弾性的に係合されるもので
ある。更に、ケース本体99の前面部の内側の左方に
は、上下2箇所に各々ネジ孔が形成されたカバー取付ポ
スト104がケース本体99の後端縁部の高さまで立設
されている(図10中では1箇所が示されている。)。
下面)が開放された略箱状体で、後面部の内側面(図1
0中、上面)には、その4箇所にネジ孔が形成される各
基板取付ポスト105(図10中では2箇所が示されて
いる。)が垂設されている。また、カバー98の右側側
面の内側端縁部には、ケース本体99の各係止孔102
に対向する位置に所定長さの各係止片106が設けら
れ、この各係止片106の端縁部には各係止突起103
が外側に突出して形成されている。更に、カバー98の
後面部の左方の各カバー取付ポスト104に対向する位
置には、カバー98の前端部の高さまで突出して、カバ
ー98の後面側からビスが挿入される凹部107が設け
られている(図10中では1箇所が示されている。)。
また、この凹部107の底面には、ビスが嵌挿される貫
通孔が形成されている。
7内への取り付けは、先ず、この音楽制御基板21を各
ビス108によりカバー98の各基板取付ポスト105
にネジ止めする。続いて、カバー98の右側側面の前端
縁部をケース本体99の右側側面の後端縁部に当接させ
つつ、カバー98の各係止片106の係止突起103を
ケース本体99の各係止孔102に係合させる。そし
て、カバー98の各凹部107をカバー本体99の各カ
バー取付ポスト104に対向させて、各ビス109によ
りネジ止めする。これにより、音楽制御基板21は保護
ケース97内に固定される。次に、この保護ケース97
の前面部(図10中、下面)を基板ボックス16Aの背
面に当接させつつ、各取付片100のビス孔をセンター
カバー17の取付面101に設けられるネジ孔に対向さ
せて、各ビス110によりネジ止めする。これにより、
保護ケース97が基板ボックス16Aの背面に固定され
ると共に、センターカバー17の最後端部より前側に固
定される。
して機能する。基板ボックス16Aが基板ケースを構成
する。
るパチンコ機1では、音楽制御基板21は、保護ケース
97の内側に取り付けられた後、センターカバー17の
左側に配置される基板ボックス16Aの背面に当接して
センターカバー17にネジ止めにより固定される。ま
た、この保護ケース97の後端部は、センターカバー1
7の最後端部よりも前側に位置している。
御回路部分を主基板16から分離し、この制御回路部分
が設けられる音楽制御基板21を保護ケース97に収納
してパチンコ機1の裏側に取り付けることより、主基板
16の小型化を図ることが可能となると共に、パチンコ
機1の裏側方向の寸法を増やすことなく該音楽制御基板
21を取り付けることが可能となる。また、ゲーム音楽
等の再生に係る制御回路部分を主基板16から分離して
音楽制御基板21として別個独立に設けることにより、
主基板16及び音楽制御基板21の保守・点検や補修を
容易に行うことが可能となる。また、この音楽制御基板
21が収納される保護ケース97の取り付け箇所は、基
板ボックス16Aの背面で、且つ、センターカバー17
の最後端部より前側であるため、前記保護ケース97を
取り付けるスペースを容易に確保することが可能となる
と共に、この保護ケース97の背面部分を介して主基板
16との接続ケーブルを容易に接続することが可能とな
り、組立作業性の向上を図ることが可能となる。また、
音楽制御基板21は、保護ケース97内に収納されてい
るため、落下したパチンコ球等が音楽制御基板21に直
接当たるのを防止することが可能になると共に、搬送作
業や取り付け作業等の作業性向上を図ることが可能とな
る。更に、保護ケース97が透明な樹脂製であるため、
保護ケース97内の音楽制御基板21の外観検査を外側
から容易に行うことができる。
限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で種々の改良、変形が可能であることは勿論であり、
以下のようにしてもよい。 (a)前記第5実施形態では、保護ケース97を基板ボ
ックス16Aの背面に配置したが、図11に示すよう
に、センターカバー17の下側に配置して、このセンタ
ーカバー17にネジ止めして設けるようにしてもよい。
但し、保護ケース97の後端部は、センターカバー17
の最後端部よりも前側に位置している。 (b)前記第5実施形態では、保護ケース97を基板ボ
ックス16Aの背面に配置したが、図12に示すよう
に、センターカバー17の左側で賞球ケース12の背面
に配置して、このセンターカバー17にネジ止めして設
けるようにしてもよい。但し、保護ケース97の後端部
は、センターカバー17の最後端部よりも前側に位置し
ている。 (c)前記第2実施形態、第3実施形態及び第5実施形
態では、各保護ケース36、55、97は、ポリカーボ
ネート樹脂等の透明な合成樹脂により形成されている
が、アルミ板や導電性プラスチック等により形成しても
よい。これにより、各音楽制御基板21、52を電気的
にシールドすることが可能となり、耐ノイズ性が向上
し、誤動作の防止を図ることが可能となる。 (d)前記第1及び第4実施形態では、各センターカバ
ー17、82、蓋部材83、各保護カバー25、85は
透明な樹脂により形成しているが、この各センターカバ
ー17、82、蓋部材83、各保護カバー25、85を
導電性プラスチック等により形成してもよい。これによ
り、各音楽制御基板21、84を電気的にシールドする
ことが可能となり、耐ノイズ性が向上し、誤動作の防止
を図ることが可能となる。
パチンコ機では、ゲーム音楽を再生する音楽再生手段の
制御に係る音楽制御基板が、パチンコ機の動作状態を制
御する主基板から分離して別個に設けられる。また、こ
の音楽制御基板は、後方に膨出した略箱状であって遊技
盤の裏側に配設される電気的機器の後部を覆うカバー体
の後ろ方向の最後端部より前側の所定位置に配置されて
いる。これにより、ゲーム音楽や音声の再生に係る制御
回路部分を主基板から分離し、この制御回路部分を音楽
制御基板として別個独立に設けてパチンコ機の裏側に配
設されるカバー体の内側等に配設することにより、主基
板の小型化を図ることが可能となると共に、パチンコ機
の裏側方向の寸法を増やすことなく該音楽制御基板を取
り付けることが可能なパチンコ機を提供することができ
る。また、ゲーム音楽の再生に係る制御回路を主基板か
ら分離して音楽制御基板として別個独立に設けることに
より、主基板及び音楽制御基板の保守・点検や補修を容
易に行うことが可能なパチンコ機を提供することができ
る。
求項1に記載したパチンコ機において、前記所定位置
は、主基板が収納される基板ケースの後側であるため、
パチンコ機の裏側方向の寸法を増やすことなく前記音楽
制御基板を収納するスペースを容易に確保することが可
能となると共に、主基板と前記音楽制御基板の保守・点
検を同時に点検することが可能となり、主基板及び音楽
制御基板の保守・点検や補修等の作業性の向上を図るこ
とが可能なパチンコ機を提供することができる。
求項1に記載したパチンコ機において、前記所定位置
は、前記カバー体の下側であるため、パチンコ機の裏側
方向の寸法を増やすことなく前記音楽制御基板を収納す
るスペースを容易に確保することが可能となると共に、
パチンコ機裏側の上方に位置する賞球タンクからこぼれ
たパチンコ球が落下しても、このカバー体により前記音
楽制御基板に直接当たるのを防ぐことが可能なパチンコ
機を提供することができる。
求項1に記載したパチンコ機において、前記所定位置
は、賞球の払い出しにともなってこのパチンコ球を所定
の個数ずつ払い出す賞球払い出し手段が収納される賞球
ケースの後側であるため、パチンコ機の裏側方向の寸法
を増やすことなく前記音楽制御基板を収納するスペース
を容易に確保することが可能なパチンコ機を提供するこ
とができる。
求項1に記載したパチンコ機において、前記所定位置
は、前記カバー体の内側であって、該カバー体の内側の
所定箇所に取り付けられるため、パチンコ機の裏側方向
の寸法を増やすことなく前記音楽制御基板を収納するス
ペースを容易に確保することが可能となると共に、パチ
ンコ機裏側の上方に位置する賞球タンクからこぼれたパ
チンコ球が落下しても、このカバー体により前記音楽制
御基板に直接当たるのを防ぐことが可能なパチンコ機を
提供することができる。
求項5に記載したパチンコ機において、前記所定箇所
は、前記カバー体の背面部分の内側であるため、該カバ
ー体の内側に前記音楽制御基板を収納するスペースを容
易に確保することが可能となると共に、このカバー体の
背面部分を介して主基板との接続ケーブルを容易に接続
することが可能となり、組立作業性の向上を図ることが
可能なパチンコ機を提供することができる。
求項5に記載したパチンコ機において、前記所定箇所
は、遊技盤の裏側に配設されて各入賞口に入賞した入賞
球を案内すると共に、前記カバー体に覆われる入賞球集
合部材の背面部分であるため、該カバー体の内側に前記
音楽制御基板を収納するスペースを容易に確保すること
が可能なパチンコ機を提供することができる。
求項5に記載したパチンコ機において、前記カバー体
は、背面に開口部が形成され、この開口部は着脱可能に
取り付けられる蓋部材によって閉塞されている。また、
前記所定箇所は、この蓋部材の内側であるため、該カバ
ー体の内側に前記音楽制御基板を収納するスペースを容
易に確保することが可能となると共に、この蓋部材を介
して主基板との接続ケーブルを容易に接続することが可
能となり、組立作業性の向上を図ることが可能なパチン
コ機を提供することができる。また、この蓋部材をカバ
ー体から取り外して、前記音楽制御基板の保守・点検を
行えるため、音楽制御基板の保守・点検や補修を容易に
行うことが可能となり、点検・補修の作業性の向上を図
ることが可能なパチンコ機を提供することができる。
求項1乃至請求項8のいずれかに記載のパチンコ機にお
いて、前記音楽制御基板は、保護ケース内に収納されて
いるため、落下したパチンコ球等が音楽制御基板に直接
当たるのを防止することが可能になると共に、搬送作業
や取り付け作業等の作業性向上を図ることが可能とな
る。また、該保護ケースをアルミ板や導電性プラスチッ
ク等により形成すると、該音楽制御基板を電気的にシー
ルドすることが可能となり、耐ノイズ性が向上し、誤動
作の防止を図ることが可能なパチンコ機を提供すること
ができる。
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のパチンコ機に
おいて、前記音楽制御基板は、保護カバーで覆われてい
るため、落下したパチンコ球等が音楽制御基板に直接当
たるのを防止することが可能になると共に、前記カバー
体内の配線等から保護することが可能なパチンコ機を提
供することができる。また、この保護カバーとカバー体
とを導電性プラスチック等により形成すると、該音楽制
御基板を電気的にシールドすることが可能となり、耐ノ
イズ性が向上し、誤動作の防止を図ることが可能なパチ
ンコ機を提供することができる。
請求項9又は請求項10に記載のパチンコ機において、
前記音楽制御基板は、前記保護ケース又は保護カバーを
介して見えるため、この音楽制御基板の点検等を容易に
行うことが可能なパチンコ機を提供することができる。
請求項9乃至請求項11のいずれかに記載のパチンコ機
において、前記保護ケース又は保護カバーは、前記カバ
ー体に取り付けられるため、パチンコ機の裏側方向の寸
法を増やすことなく前記音楽制御基板を収納する該保護
ケース又は保護カバーを容易に取り付けることが可能な
パチンコ機を提供することができる。
請求項5至請求項12のいずれかに記載のパチンコ機に
おいて、前記音楽制御基板は、前記カバー体を介して見
えるため、この音楽制御基板の保守・点検時の外観検査
等を容易に行うことが可能なパチンコ機を提供すること
ができる。
は、請求項1至請求項13のいずれかに記載のパチンコ
機において、前記ゲーム音楽は、音声による所定の表現
を含むため、このゲーム音楽をより多様化及び効果的な
ものにすることが可能となる。また、音声制御回路を主
基板から分離して、音楽制御基板上に形成することがで
き、主基板のより小型化を図ることが可能となる共に、
主基板の保守・点検をより容易に行うことが可能なパチ
ンコ機を提供することができる。
背面図である。
のセンターカバー内への取り付け状態を示す要部の側断
面図である。
のセンターカバー内への取り付け状態を示す要部の側断
面図である。
背面図である。
材及び音楽制御基板が収納される保護ケース等が取り付
けられた遊技盤の背面図である。
が収納される保護ケースを含む要部側断面図である。
背面図である。
のセンターカバー内への取り付け状態を示す要部の側断
面図である。
背面図である。
板の保護ケース内への取り付け状態を示す要部の横断面
図である。
た背面図である。
を示した背面図である。
面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 パチンコ機の動作状態を制御する主基板
と、 ゲーム音楽を再生する音楽再生手段と、 後方に膨出した略箱状であって遊技盤の裏側に配設され
る電気的機器の後部を覆うカバー体とを備えたパチンコ
機において、 前記音楽再生手段を制御する音楽制御基板を備え、 前記音楽制御基板は、前記主基板から分離して設けられ
ると共に、前記カバー体の後ろ方向の最後端部より前側
の所定位置に配置されることを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 前記所定位置は、前記主基板が収納され
る基板ケースの後側であることを特徴とする請求項1に
記載のパチンコ機。 - 【請求項3】 前記所定位置は、前記カバー体の下側で
あることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。 - 【請求項4】 賞球の払い出しにともなってパチンコ球
を所定の個数ずつ払い出す賞球払い出し手段を備え、前
記所定位置は、前記賞球払い出し手段が収納される賞球
ケースの後側であることを特徴とする請求項1に記載の
パチンコ機。 - 【請求項5】 前記所定位置は、前記カバー体の内側で
あって、該カバー体の内側の所定箇所に取り付けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。 - 【請求項6】 前記所定箇所は、前記カバー体の背面部
分であることを特徴とする請求項5に記載のパチンコ
機。 - 【請求項7】 前記遊技盤の裏側に配設されて各入賞口
に入賞した入賞球を案内すると共に、前記カバー体に覆
われる入賞球集合部材を備え、 前記所定箇所は、前記入賞球集合部材の背面部分である
ことを特徴とする請求項5に記載のパチンコ機。 - 【請求項8】 前記カバー体は、背面に形成される開口
部と、 前記開口部に着脱可能に取り付けられて該開口部を閉塞
する蓋部材とを有し、 前記所定箇所は、前記蓋部材の内側であることを特徴と
する請求項5に記載のパチンコ機。 - 【請求項9】 前記音楽制御基板は、保護ケース内に収
納されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の
いずれかに記載のパチンコ機。 - 【請求項10】 前記音楽制御基板は、保護カバーで覆
われていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のい
ずれかに記載のパチンコ機。 - 【請求項11】 前記音楽制御基板は、前記保護ケース
又は保護カバーを介して見えることを特徴とする請求項
9又は請求項10に記載のパチンコ機。 - 【請求項12】 前記保護ケース又は保護カバーは、前
記カバー体に取り付けられることを特徴とする請求項9
乃至請求項11のいずれかに記載のパチンコ機。 - 【請求項13】 前記音楽制御基板は、前記カバー体を
介して見えることを特徴とする請求項5乃至請求項12
のいずれかに記載のパチンコ機。 - 【請求項14】 前記ゲーム音楽は、音声による所定の
表現を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項13の
いずれかに記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
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JP11493299A Expired - Fee Related JP4032330B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | パチンコ機 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008018293A (ja) * | 2007-10-10 | 2008-01-31 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2008049175A (ja) * | 2007-10-10 | 2008-03-06 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2016131720A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2017170245A (ja) * | 2017-07-07 | 2017-09-28 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11493299A patent/JP4032330B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4488441B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2010-06-23 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
JP4488442B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2010-06-23 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
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