JP2000289928A - 自動ワインダの糸掛け方法、及びその糸掛け装置 - Google Patents
自動ワインダの糸掛け方法、及びその糸掛け装置Info
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- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
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Abstract
ルを短くできる自動ワインダの糸掛け方法、及び糸掛け
装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、給糸ボビン6側の糸Yを糸把
持部28で捕捉し、糸把持部28を引き上げてクレード
ル8のホルダ8A上側で移動させて、糸端側をホルダ8
Aとホルダ8A内側に装着される空紙管7との間で横切
られるものである。そして、糸把持部28をボビンホル
ダ8A上側で移動させた後に、糸把持部28を空紙管7
に接近させる動作を実行する。これで、糸把持部28と
空紙管7との間の糸巻き始めのテールを短くする。
Description
巻き始めのテールを短くできる自動ワインダの糸掛け方
法、及び糸掛け装置に関する。
としては、図9に示すものがある。この自動ワインダ
は、多数並設された巻取ユニット102と、満巻パッケ
ージPを玉揚げする玉揚げ装置103と、玉揚げされた
パッケージPを搬出する搬出コンベア104とでなる。
5(給糸パッケージ)の糸Yを定長巻きの満巻パッケー
ジPに巻き返すものである。これら各巻取ユニット10
2は、テーパ状の巻取管106を把持するクレードル1
07と、糸Yを綾振しつつ巻取管106を回転する綾振
ドラム108と、糸切断の機能を有して糸欠陥を検出す
るヤーンクリアラ109と、糸Yを継ぐ糸継装置110
と、給糸ボビン105の糸端を吸引して捕捉するヤーン
トラップ111と、糸Yをヤーントラップ111から引
き取って糸継装置110に導入する中継パイプ112
と、パッケージPの糸端を吸引して糸継装置110に導
入するサクションアーム113とを備えている。
2の真上を走行して、満巻パッケージPの玉揚げ動作と
巻取管106への糸掛け動作を行なうものである。この
玉揚げ装置103は、空の巻取管106を綾振ドラム1
08に運ぶチャッカー(図示省略)等の他に、給糸ボビ
ン105の糸端をクレードル107上側まで引き上げる
糸掛け装置115を備えてなる。
糸把持部116をヤーンクリアラ111(給糸ボビン1
05側)まで昇降するエレベータ・シリンダ117とで
なる。又糸掛け装置115は、玉揚げ装置103のカム
機構(図示省略)によってクレードル107に向けて揺
動される。糸把持部116の構成としては、図10に示
す如く、ブラケット体118の支点軸123に軸支され
た鋏式クランプ119と、鋏式クランプ119上側で支
点軸123に軸支された鋏式カッタ120とを備え、こ
れらをブラッケト体118上のクランプ・シリンダ12
1、及びリンク機構122にて開閉する。クランプ・シ
リンダ121は、鋏式カッタ120後側にてリンク機構
122によって連結され、リンク機構122でシリンダ
121の伸縮を回転に変換して鋏式カッタ120、及び
鋏式クランプ119を同時に開閉する。尚、エレベータ
・シリンダ117はブラケット体118上に連結されて
いる(図10参照)。
取ユニット102にて給糸ボビン105の糸Yが巻取管
106に巻き返され、パッケージPが満巻(満巻パッケ
ージP)になると、玉揚げ装置103が玉揚げ動作する
巻取ユニット102上に停止する。
15を作動し、エレベータ・シリンダ117によって糸
把持部116を給糸ボビン105側(ヤーントラップ1
11)まで下降させる。そして、糸把持部116(クラ
ンプ119、カッタ120)によって給糸ボビン105
の糸Yを把持・切断して捕捉する。又、玉揚げ装置10
3は、巻取ユニット102にて巻き終わり側の糸端をパ
ッケージPに巻き取らせ、クレードル107を開くこと
で満巻パッケージPを玉揚げする(搬出コンベア104
に搬出する)。
って糸把持部116をクレードル107上側まで引き上
げ、糸掛け装置115自体をクレードル107側に揺動
させることで、糸Yをクレードル107のボビンホルダ
107A内側で横切らせる。そして、玉揚げ装置103
は、チャッカー(図示省略)にて巻取管106を綾振ド
ラム108上(クレードル107のボビンホルダ107
A間)に運び、続いてクレードル107を閉じること
で、巻取管106をボビンホルダ107Aで把持する。
又、糸掛け装置115で引き上げられた糸Yは、図11
の如く、クレードル107のボビンホルダ107Aと巻
取管106との間で把持され、巻取管106に糸掛けさ
れる。続いて、糸掛け装置115による糸Yの把持を解
除し、綾振ドラム108での巻取管106の回転によっ
て巻取管106端へのバンチ巻きから、給糸ボビン10
5の糸Yを巻取管106に巻き返す(本巻)。
では、図10に示す如く、糸把持部116の鋏式カッタ
120を支点軸123の前後側に設けた構成としている
ので、糸把持部116自体が前後に長尺になる。したが
って、糸掛け装置115によって、給糸ボビン105の
糸端側をクレードル107のボビンホルダ107A上側
に引き上げたとき、糸把持部116からクレードル10
7にて把持される巻取管106までの糸Y(糸巻き始め
テール)が長くなる。このことは、巻取管106へのバ
ンチ巻きに続く、糸Yの巻き返し(本巻)に際して、糸
巻き始めテールがパッケージPに巻き込まれ、パッケー
ジP自体の品質を低下させる恐れがある。又、糸巻き始
めテールがパッケージPに巻き込まれてループを形成す
ると、玉揚げ動作等においてクレードル107等の他物
に引っ掛かってしまう恐れもある。更に、糸巻き始めテ
ールがパッケージPに巻き込まれると、引き抜けなくな
り、テールの糸継ぎの時には、糸Yを切断する必要も生
じる。又、後工程が合撚糸工程の場合(ダブルツイスタ
ーでのチーズ2段積み等による場合)は、テールが長い
と糸絡みを生じて糸切れとなり、停止する為に稼働効率
のいちじるしい低下を招いてしまう。
ールを短くできる自動ワインダの糸掛け方法、及び糸掛
け装置を提供することにある。
ンダの糸掛け方法では、給糸側の糸を糸把持部で捕捉
し、糸把持部を引き上げてクレードルのホルダ上側で移
動させて、糸端側をホルダとホルダ内側に装着される空
紙管との間で横切らせるものであって、糸把持部をホル
ダ上側で移動させた後に、糸把持部を空紙管に接近させ
る動作を実行するものである。糸把持部を空紙管に接近
させると、糸把持部と空紙管との間の糸巻き始めのテー
ルを短くできる。したがって、給糸側の糸を空紙管に巻
き返す、本巻中においてテールの巻き込みを防止し、他
物への引っ掛かりも低減可能となる。又、テールの巻き
込みを防止できることから、テールの糸継の時には、糸
を切断する必要もなくなる。後工程が合撚糸工程であっ
ても、テールとの糸絡みによる糸切れの発生を減少でき
る。
持部を空紙管に接近させる動作は、糸把持部をホルダ上
側に引き上げる昇降手段を兼用して行なわれ、昇降手段
により、糸把持部材を空紙管に向けて下げ作動させるも
のである。従来からの昇降手段を兼用して、糸把持部を
空紙管に向けて下げ作動してテールを短くできる。した
がって、何ら新たな部材を設けることなく、簡単な構造
にてテールを短くすることが可能となり、経済的であ
る。
では、給糸側の糸を把持・切断する糸把持部と、糸把持
部を引き上げてクレードルのホルダ上側で移動させて、
糸端側をホルダとホルダ内側に装着される空紙管との間
で横切らせる駆動手段とを含んでなるもので、糸把持部
は、給糸側の糸を把持する鋏式クランプと、鋏式クラン
プの上側に位置して給糸側の糸を切断する鋏式カッタ
と、鋏式クランプと式カッタとを軸支する駆動軸とを備
え、鋏式クランプと鋏式カッタとを、駆動軸から給糸側
の糸の前側のみに設けると共に、駆動軸の回動により同
時に開閉する構造としたものである。鋏式クランプと、
鋏式カッタとを、駆動軸から給糸側の糸の前側のみに設
けたので、糸把持部をコンパクトに構成できる。したが
って、糸把持部を短尺のものとなし、該糸把持部と空紙
管との間の糸巻き始めテールを短くできる。又、駆動手
段にて糸把持部を空紙管に接近させると、更にテールを
短くすることが可能となる。
インダの糸掛け方法、及びその糸掛け装置について、図
面を参照しつつ説明する。
設された巻取ユニット2と、パッケージPを玉揚げする
玉揚げ装置3と、玉揚げ装置3に設けられた糸掛け装置
4と、玉揚げされたパッケージPを搬出する搬出コンベ
ア5とでなる。
ビン6の糸Yをテーパ状の巻取管7(空紙管)に巻き返
して、定長巻きのパッケージPとするものである。各巻
取ユニット2は、巻取管7を把持するクレードル8と、
給糸ボビン6からの糸Yを綾振しつつ巻取管7を回転す
る綾振ドラム9を備えている。クレードル8は、巻取ユ
ニット2上に設けられており、綾振ドラム9に向けて又
はその逆に旋回する。又クレードル8は綾振ドラム9の
軸方向に揺動されて、ボビンホルダ8Aによる巻取管7
の着脱を可能にしている。綾振ドラム9は自動ワインダ
の制御装置で駆動制御されるモータ(図示省略)に連結
されている。
糸Yを継ぐ糸継装置10と、糸切断の機能を有して糸欠
陥を検出するヤーンクリアラ11と、給糸ボビン6の糸
端を吸引して捕捉するヤーントラップ12と、糸Yをヤ
ーントラップ12から引き取って糸継装置10に導入す
る中継パイプ13と、パッケージPの巻き終わり側の糸
端を吸引して糸継装置10に導入するサクションアーム
14とを備えている(図2参照)。
たレール21に沿って各巻取ユニット2の真上を走行す
るもので、パッケージPが満管になった巻取ユニット2
上に停止して、玉揚げ動作と糸掛け動作を行なう。この
玉揚げ装置3は、給糸ボビン6側の糸Yを把持・切断す
る糸掛け装置4と、クレードル8を旋回・開閉するオー
プナー23と、糸掛け装置4から糸Yを捕捉してバンチ
巻き位置まで寄せる糸寄せ装置24とを備えている。又
玉揚げ装置3は、巻取管収納ケース27から空の巻取管
7(空紙管)を把持して、綾振ドラム9(クレードル8
間)に運ぶチャッカー26を備えている。
ン6側の糸Yを把持・切断する糸把持部28(クランプ
・カッタ)と、糸把持部28を給糸ボビン6側(ヤーン
トラップ12)まで昇降するエレベータ・シリンダ29
(昇降手段)とでなる。又糸掛け装置4は、玉揚げ装置
3のカム機構(図示省略)によってクレードル8に向け
て揺動される。
図4に示す如く、糸Yを把持する鋏式クランプ30と、
糸Yを切断する鋏式カッタ31と、これらを軸支する駆
動軸32等からなる。駆動軸32は、ブロック本体33
を貫通して給糸ボビン6側に延びており、ブロック本体
33に設置されたクランプ・シリンダ34、リンク機構
35にて回動される。クランプ・シリンダ34は、リン
ク機構35に連結され、リンク機構35にてシリンダ3
4の伸縮を回転に変換して駆動軸32に伝達する。
点として糸Yの前側のみに設けられ、駆動軸32に軸支
される可動クランププレート36と、該クランププレー
ト36上に重ねられる固定クランププレート37とでな
る。固定クランププレート37は連結ピン38にてブロ
ック本体33に固定されている。一方、鋏式カッタ31
は、クランプ30上側(ブロック本体33側)に位置し
て、駆動軸32を支点として糸Yの前側のみに設けられ
ている。この鋏式カッタ31は、駆動軸32に軸支され
る可動カッタプレート39と、該カッタプレート39上
に重ねされる固定カッタプレート40とでなる。固定カ
ッタプレート40は連結ピン38、駆動軸32を貫通さ
れるリング体41にてブロック体33に固定されてい
る。又駆動軸32の軸端には、糸Yを案内する糸ガイド
42が設けられている(図3及び図4参照)。
ダ34に並行してブロック本体33に設けられたブラケ
ット43に設けられている。このエレベータ・シリンダ
29は、エア給排源(図示省略)に接続され、自動ワイ
ンダ1の上記制御装置からの指令に基づいて上記エア供
給源からエアの給排を受けて伸縮するものである。又エ
レベータ・シリンダ29としては、シリンダ内にある2
つの圧力室へのエア供給量によって糸把持部28の下降
量を調整可能な構造となっている。
ンダ34を作動することで、クランク機構35を介して
駆動軸32を回動する。そして、駆動軸32の回動によ
って、可動プランププレート36及び可動カッタプレー
ト39とが回動して、固定クランププレート37及び固
定カッタプレート40とともに給糸ボビン6側の糸Yを
把持・切断する。又、鋏式クランプ30、鋏式カッタ3
1とは駆動軸32を支点として糸Yの前側のみに設ける
ことで、糸把持部28をコンパクトな短尺構造にでき
る。更に、エレベータ・シリンダ29によって、糸把持
部28を玉揚げ装置3から給糸ボビン6側(ヤーントラ
ップ12)の糸Yまで昇降でき、又エレベータ・シリン
ダ29へのエア供給量によって、糸把持部28を巻取管
7へ下げる量(接近させる量)を調整できる。
て、図5及び図6を参照して説明する。
糸Yが巻取管7に巻き返され、パッケージPが満巻(満
巻パッケージP)になると、巻取ユニット2はヤーンク
リアラ11にて糸Yを切断し、綾振ドラム9を停止す
る。糸Yの切断によって、給糸ボビン6側の糸端がヤー
ントラップ12に吸引され、又綾振ドラム9の惰性回転
にて満巻パッケージPの巻き終わり側の糸端がパッケー
ジに巻き取られる。続いて、中継パイプ13にてヤーン
トラップ12の糸Yを引き取って糸継装置10に導入
し、又サクションアーム14にてパッケージPの糸端を
吸引して糸継装置10に導入する。そして、糸継装置1
0にて給糸ボビン6とパッケージPとの糸Yを継いで、
図2に示す玉揚要求ランプLPを点灯させる。
揚げ装置3は、玉揚要求ランプLPの点灯する巻取ユニ
ット2上に停止し、糸掛け装置4を作動させる。これ
で、エレベータ・シリンダ29にて糸把持部28を給糸
ボビン6側(ヤーントラップ12)に下降させ、糸Yを
把持・切断する〔図5(a)参照〕。
て糸把持部28をクレードル8のボビンホルダ8A上側
まで引き上げて〔図5(b)参照〕、糸掛け装置4自体
をクレードル8に向けて揺動させることで、糸把持部2
8にて把持した糸Yをクレードル8のボビンホルダ8A
内側で横切らせる。このとき、玉揚げ装置3は、オープ
ナー23にてクレードル8を開くことで、満巻パッケー
ジPを玉揚げする(満巻パッケージPを搬出コンベア5
に搬出する)〔図5(c)参照〕。
28の糸Yを引っ掛けて、クレードル8のボビンホルダ
8A内側のバンチ巻き位置までガイドする。そして、玉
揚げ装置3は、チャッカー26にて巻取管7(空紙管)
を綾振ドラム9上(クレードル8の間)に運んで、糸Y
をボビンホルダ8Aと巻取管7の大径側との間で上下に
横切る状態とする〔図6(a)及び図6(b)参照〕。
エレベータ・シリンダ29によって糸把持部28を巻取
管7に向けて下げ作動させる。これで、糸把持部28が
巻取管7に接近して、糸巻き始めのテールを短くする
〔図6(c)参照〕。そして、玉揚げ装置3は、オープ
ナー23にてクレードル8を閉じることで、巻取管7を
クレードル8のボビンホルダ8Aにて把持するととも
に、ボビンホルダ8Aと巻取管7の大径側とで糸Yを把
持する。
解除し、綾振ドラム9の駆動にて巻取管7を回転するこ
とで、巻取管7の大径側にバンチ巻きする。そして、糸
寄せ装置24による糸Yの引っ掛けを解除することで、
巻取管7に対する給糸ボビン6の糸の巻き返しを行なう
(本巻)。このとき、糸巻き始めのテールが短くされて
いることから、テールがパッケージPに巻き込まれるこ
とを防止できる。又、玉揚げ動作等においても、テール
がクレードル8等の他物に引っ掛かることもなくなる。
について、図7及び図8を参照しつつ説明する。
3に設けられており、給糸ボビン6側の糸Yを把持・切
断する糸把持部58(クランプ・カッタ)と、糸把持部
58を給糸ボビン6側まで昇降するエレベータ・シリン
ダ59と、糸把持部58を揺動する接近用シリンダ60
となる。
軸62に軸支された鋏式クランプ63と、鋏式クランプ
63上側で支点軸62に軸支された鋏式カッタ64とを
備え、これらをブラケット体61上のクランプ・シリン
ダ65、及びリンク機構66にて開閉する。クランプ・
シリンダ65は、鋏式カッタ64後側にてリンク機構6
6によって連結され、リンク機構66でシリンダ65の
伸縮を回転に変換して鋏式カッタ64、及び鋏式クラン
プ63を同時に開閉する。又ブラケット体61は断面コ
字状にされ、揺動軸67周りで揺動自在に軸支されてい
る。
に連結され、糸把持部58の揺動を許容するとともに、
糸把持部58を給糸ボビン6側まで昇降する。又、接近
用シリンダ60は、エレベータ・シリンダ59の本体5
9Aに設けられており、ロッド60A先端にブラケット
体61上に当接するローラ68を有している。この接近
用シリンダ60は、ロッド60Aを伸長させて、ブラケ
ット体61を押すことで、糸把持部58を揺動軸67周
りで揺動させる。この状態から接近用シリンダ60のロ
ッド60Aを縮めることで、糸把持部58を揺動軸67
周りの復帰バネ69のバネ力によって揺動して復帰させ
る。
置3による満巻パッケージPの玉揚げ動作の後に、給糸
ボビン6の糸Yをクレードル8のボビンホルダ8A上に
引き上げ、揺動して、糸Yをボビンホルダ8Aと巻取管
7の大径側との間で上下に横切らせる〔図8(a)参
照〕。
Aを伸長させて、ブラケット体61を押すことで、糸把
持部58を巻取管7に向けて揺動させる。これで、糸把
持部58が巻取管7に接近して、糸巻き始めのテールを
短くする〔図8(b)参照〕。
にてクレードル8を閉じることで、巻取管7をクレード
ル8のボビンホルダ8Aにて把持するとともに、ボビン
ホルダ8Aと巻取管7とで糸Yを把持する。その後、糸
掛け装置54による糸Yの把持を解除し、接近用シリン
ダ60のロッド60Aを縮めて、ブラケット体61を復
帰させる。
法では、糸把持部をクレードルのボビン上側に引き上
げ、移動させた後に、クレードルのボビン内側に装着さ
れる空紙管に接近させる動作を実行するので、糸把持部
と空紙管との糸巻き始めテールを短くできる。したがっ
て、給糸側の糸を空紙管に巻き返す、本巻中においてテ
ールの巻き込みを防止し、巻き込みによるループが他物
に引っ掛かることも低減できる。又、後工程が合撚糸工
程の場合には、このテールが短いことにより糸絡みによ
る糸切れを減少できる。
持部を空紙管に接近させる手段として、糸把持部を引き
上げる昇降手段にて兼用するので、新たな部材を設ける
ことなく、簡単な構造にてテールを短くすることが可能
となり、経済的である。
では、鋏式クランプと、鋏式カッタとを、駆動軸から給
糸側の糸の前側のみに設けたので、糸把持部をコンパク
トに構成できる。したがって、糸把持部を短尺のものと
なし、糸把持部と空紙管との間の糸巻き始めテールを短
くできる。又、駆動手段にて糸把持部を空紙管に接近さ
せると、更にテールを短くすることが可能となる。
ある。
式図である。
式図である。
図である。
ための模式図である。
図である。
ための模式図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 給糸側の糸を糸把持部で捕捉し、前記糸
把持部を引き上げてクレードルのホルダ上側で移動させ
て、糸端側をホルダと該ホルダ内側に装着される空紙管
との間で横切らせる自動ワインダの糸掛け方法であっ
て、 前記糸把持部をホルダ上側で移動させた後に、該糸把持
部を前記空紙管に接近させる動作を実行する自動ワイン
ダの糸掛け方法。 - 【請求項2】 前記糸把持部を前記空紙管に接近させる
動作は、 前記糸把持部を前記ホルダ上側に引き上げる昇降手段を
兼用して行なわれ、 前記昇降手段により、前記糸把持部材を前記空紙管に向
けて下げ作動させるものである請求項1に記載の自動ワ
インダの糸掛け方法。 - 【請求項3】 給糸側の糸を把持・切断する糸把持部
と、 該糸把持部を引き上げてクレードルのホルダ上側で移動
させて、糸端側をホルダと該ホルダ内側に装着される空
紙管との間で横切らせる駆動手段と、を含んでなる自動
ワインダの糸掛け装置であって、 前記糸把持部は、給糸側の糸を把持する鋏式クランプ
と、前記鋏式クランプの上側に位置して前記給糸側の糸
を切断する鋏式カッタと、前記鋏式クランプと前記鋏式
カッタとを軸支する駆動軸とを備え、 前記鋏式クランプと前記鋏式カッタとを、前記駆動軸か
ら前記給糸側の糸の前側のみに設けると共に、該駆動軸
の回動により同時に開閉する構造とした自動ワインダの
糸掛け装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11099793A JP2000289928A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 自動ワインダの糸掛け方法、及びその糸掛け装置 |
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---|---|
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1999
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