JP2000265833A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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Abstract
時にNOxを吸収し、所定の条件でリッチ化すると吸収
していたNOxを放出するNOx吸収剤13と,その下
流側に三元触媒16を配置し、一時的にリッチ化してN
Oxを放出する前に,NOx吸収剤13下流で三元触媒
16上流の排気リッチ化用燃料噴射弁14から燃料を噴
射してリッチ化した排気雰囲気下で、前記NOx吸収剤
13から放出したNOxを、三元触媒16で浄化する。
Description
れる内燃機関の排気浄化装置に関し、特に希薄燃焼によ
り発生するNOxの浄化対策に関する。
は、三元触媒を排気通路に配置することで浄化してい
た。該三元触媒は流入する排気の空燃比が理論空燃比の
ときにHC,CO成分の酸化とNOxの還元を同時に行
ない、浄化するものである。ところが、三元触媒はリー
ン空燃比でのNOxの還元効率が悪く、リーン空燃比で
運転し燃費を向上させるいわゆるリーンバーンエンジン
の排気中のNOxを低レベルまで浄化することは困難で
あった。
の空燃比がリーンである場合にNOxを吸収し、流入す
る排気の空燃比がリッチである場合に吸収したNOxを
放出,浄化処理するNOx吸収剤を排気通路内に配置
し、リーン空燃比で運転中に排出されるNOxを前記N
Ox吸収剤に吸収させ、NOx吸収量が所定値以上にな
った場合一時的に空燃比をリッチにして吸収したNOx
を浄化処理するにすることでリーンバーンエンジンの排
気中のNOxを低レベルまで浄化する技術が公知であ
る。
入する排気の空燃比を一時的にリッチにすることでNO
x吸収剤に吸収されているNOxを放出するときに、放
出されたNOxはNOx吸収剤上で排気中の未燃HC,
COと反応,浄化されるため本来NOx吸収剤下流には
NOxがそのまま流出することは無いはずであるが、実
際には一時的に流出する場合がある。この理由について
は現在も明らかでない部分が多いが、NOx吸収剤に流
入する排気の空燃比をリッチにした瞬間、NOx吸収剤
の排気入口付近に吸収されていた大量のNOxとリッチ
な排気に含まれるHC,COが反応し、NOx吸収剤の
排気入口付近に吸収されていたNOxは浄化されるが、
NOx吸収剤出口付近は酸素濃度が低いにもかかわらず
(NOx吸収剤の排気入口付近で使用されてしまうた
め)還元剤であるHC,COが供給されないため反応,
浄化されずに流出するものと考えられている。
ば特開平10−2213号に開示された技術がある。こ
れは、前記同様排気通路にNOx吸収剤を配置すると共
に、該NOx吸収剤下流の排気通路内に排気中のアンモ
ニアとNOxとを反応させる排気浄化手段、前記NOx
吸収剤下流でかつ前記排気浄化手段上流の排気通路内に
アンモニアを供給するアンモニア供給手段を夫々配置
し、リーン空燃比で運転中に前記NOx吸収剤にNOx
を吸収させ、一時的に空燃比をリッチで運転して吸収剤
から吸収したNOxを放出させるときに、該放出された
NOxと前記アンモニア供給手段により供給されたアン
モニアとを前記排気浄化手段に流入させ反応させて浄化
するものである。
導く第1排気通路に三元触媒を配置すると共に、他の気
筒の排気を導く第2排気通路に前記NOx吸収剤を配置
し、前記第1排気通路の三元触媒下流及び前記第2排気
通路のNOx吸収剤下流で第1,第2排気通路を合流さ
せ、さらに該合流点の下流に脱硝触媒を配置する。そし
て、第1気筒以外をリーン空燃比で運転しNOx吸収剤
にNOxを吸収せしめている間は、第1気筒のみリッチ
空燃比で運転して第1排気通路に配置された三元触媒に
てNH3(アンモニア)を生成して脱硝触媒に供給し、
NOx吸収剤に吸収されたNOxを放出,浄化するため
に第2排気通路内の空燃比をリッチとするときに、第1
排気通路内の空燃比を第2排気通路内空燃比がリッチと
なってから所定時間第1排気通路内空燃比もリッチとす
るようにしている。
媒上流と第2排気通路のNOx吸収剤上流を連通させる
場合と、実施例1と同じ排気の経路とを選択できるバル
ブを設け、燃費を向上させる場合は全気筒リーン空燃比
で運転すると共に第1排気通路の三元触媒上流と第2排
気通路のNOx吸収剤上流とを連通させて排出されるN
OxをNOx吸収剤に吸収させ、NOx吸収剤に吸収さ
れているNOxを放出,浄化せしめる場合は、第1実施
例と同じ排気経路を選択すると共に全気筒リッチ運転す
ることで、第1排気通路の三元触媒で生成されるアンモ
ニアと第2排気通路で浄化しきれずに流出するNOxと
を反応,浄化させるものを挙げている。
1実施例のような内燃機関の排気浄化装置においては第
1気筒は常にリッチ(もしくはストイキ)空燃比で運転
することとなり燃費向上に対して逆行することとなる。
仮に他の気筒をリッチ運転する直前までリーン運転した
場合は、リーン運転中のNOxを浄化しきれないまま大
気に放出することとなり、今後の厳しい排気規制や環境
保護を考えると得策でない。また、1気筒のみをリッチ
(もしくはストイキ)運転する場合は、気筒間のトルク
段差を無くすために吸入空気量をコントロールする必要
があり、非常に高価なシステムとなりコストアップにつ
ながる。
気浄化装置においては全気筒リーン空燃比運転が可能だ
が、NOx吸収剤に吸収されているNOxを放出,浄化
すべく全気筒をリッチ空燃比運転にすると共に第1気筒
の排気を第1排気通路に導くように前記バルブを動作さ
せるとき、例えば空燃比のリッチ化を第1気筒燃焼直後
に実施した場合、NOx吸収剤のNOxの放出がアンモ
ニア生成よりも速いタイミングで実施されることとな
り、NOx吸収剤より流出したNOxを処理するに十分
なアンモニアが脱硝触媒に供給される前にNOx吸収剤
より流出したNOxが脱硝触媒を通過してしまい、NO
xが十分に処理される前に大気に放出されてしまう場合
がある。
なされたもので、NOx吸収剤から放出されたNOxを
効率よく浄化できるようにした内燃機関の浄化装置を提
供することを目的とする。
発明は、図1に示すように、希薄燃焼運転可能な内燃機
関の排気通路内に、流入する排気の空燃比がリーンであ
る場合にNOxを吸収し、流入する排気の空燃比がリッ
チである場合に吸収したNOxを放出,浄化処理するN
Ox吸収剤を配置し、空燃比リーンで運転中に排出され
るNOxを前記NOx吸収剤に吸収させると共に、該N
Ox吸収剤へのNOx吸収量が所定値以上になった場合
一時的に空燃比をリッチで運転して前記吸収したNOx
を浄化処理する内燃機関の排気浄化装置において、前記
NOx吸収剤の下流にNOxの還元とHC,COの酸化
を同時に行う三元触媒を設けると共に、前記一時的に空
燃比をリッチで運転したときの排気がNOx吸収剤に流
入する前に、前記NOx吸収剤下流でかつ前記三元触媒
上流の排気の空燃比を所定時間リッチとするNOx吸収
剤下流空燃比リッチ化手段を設けたことを特徴とする。
な効果が得られる。NOx吸収剤へのNOx吸収量が所
定量以上になった場合に、リッチスパイク手段により一
時的に空燃比をリッチにして吸収したNOxを浄化処理
する操作(以下リッチスパイクと呼ぶ)を行うことによ
り排気がリッチとされるが、該リッチとされた排気がN
Ox吸収剤に流入する前からNOx吸収剤下流の空燃比
がリッチとなっているため、リッチスパイク初期等に浄
化されずにNOx吸収剤から流出してきたNOxが、リ
ッチ雰囲気で下流の三元触媒に導かれるため、HC,C
Oとの間で還元反応が促進され十分に浄化される。な
お、リッチ雰囲気の排気を三元触媒に導くため、HC,
COの悪化が懸念されるが、所定量のHC,COであれ
ば三元触媒内のO2ストレージ効果で浄化処理すること
ができるため大きな問題とはならない。
吸収剤下流空燃比リッチ化手段が、前記NOx吸収剤と
前記三元触媒の間の排気通路に燃料を噴射する排気リッ
チ化用燃料噴射弁を設け、前記NOx吸収剤のNOx吸
収量が所定値以上になり一時的に空燃比をリッチで運転
すると同時もしくはリッチで運転する所定時間前から、
前記排気リッチ化用燃料噴射弁により燃料を所定量噴射
することにより構成されることを特徴とする。
イクと同時もしくは所定時間前からNOx吸収剤の下流
かつ三元触媒の上流に配置された燃料噴射弁にて排気通
路内に燃料を噴射することでNOx吸収剤下流かつ三元
触媒上流の空燃比をリッチとし、リッチスパイク時にN
Ox吸収剤から流出するNOxをリッチ雰囲気で下流の
三元触媒に導くため、HC,COとの間で還元反応が促
進されリッチスパイク時にNOx吸収剤から流出するN
Oxを十分に浄化することができる。
吸収剤下流空燃比リッチ化手段が、一端を前記NOx吸
収剤の上流に連通し他端を前記NOx吸収剤の下流に連
通する副排気通路を設けると共に、該副排気通路の連通
/非連通を選択的に変更できる副排気通路連通弁を配置
し、前記NOx吸収剤のNOx吸収量が所定値以上にな
り一時的に空燃比をリッチにすると同時に前記副排気通
路を前記副排気通路連通弁にて連通させることにより構
成されることを特徴とする。
イクと同時にNOx吸収剤の上流と下流を副排気通路で
連通させることでNOx吸収剤下流の空燃比をリッチと
し、リッチスパイク時にNOx吸収剤から流出するNO
xをリッチ雰囲気で下流の三元触媒に導くため、還元反
応が促進され、リッチスパイク時にNOx吸収剤から流
出するNOxを十分に浄化することができる。この場
合、副排気通路の排気抵抗がNOx吸収剤を通過する主
排気の排気抵抗よりも小さくなるように、通路の径、
主,副排気通路の連通位置、その他の諸元を選定するこ
とでNOx吸収剤入口の空燃比がリッチとなり、吸収さ
れているNOxが放出される前にNOx吸収剤下流の空
燃比をリッチとすることが可能である。
吸収剤下流空燃比リッチ化手段が、一端を所定気筒の排
気弁近傍に連通し他端を前記NOx吸収剤の下流に連通
する副排気通路を設けると共に、該副排気通路の連通/
非連通を選択的に変更できる副排気通路連通弁を配置
し、前記NOx吸収剤のNOx吸収量が所定値以上にな
り一時的に空燃比をリッチにすると同時もしくはリッチ
にする所定時間前から、前記副排気通路を前記副排気通
路連通弁にて連通させると共に、所定気筒の排気行程も
しくは膨張行程にて該所定気筒の燃料噴射弁により所定
量の燃料を噴射することにより構成されることを特徴と
する。
イクと同時もしくはその所定時間前から所定気筒にて少
なくとも膨張行程もしくは排気行程の一方で必要量の燃
料を噴射すると共に副排気通路を連通させることで、少
なくとも膨張行程もしくは排気行程の一方で噴射された
燃料が副排気通路を介してNOx吸収剤下流かつ三元触
媒上流に導かれるため、NOx吸収剤下流の空燃比をリ
ッチとし、リッチスパイク時にNOx吸収剤から流出す
るNOxをリッチ雰囲気で下流の三元触媒に導くことが
できるため、還元反応が促進されリッチスパイク時にN
Ox吸収剤から流出するNOxを十分に浄化することが
できる。この場合膨張行程もしくは排気行程の一方で燃
料を噴射するため、噴射された燃料は機関の出力に影響
を与えない。すなわちこの方法で空燃比をリッチ化する
ことで所定気筒へ流入する空気量を制限するなどのトル
クコントロールシステムが不要であり、コストを抑える
ことができる。また、本請求項では所定気筒の近傍に副
排気通路の連通口を設ける構成となっているが、副排気
通路を所定気筒の排気全量をNOx吸収剤の下流に導く
かNOx吸収剤上流に導くかを選択できる構成としても
良い。本構成では、少なくとも膨張行程もしくは排気行
程の一方で噴射された燃料が全量確実にNOx吸収剤下
流に導かれるため、無駄な燃料が無くなるという利点が
ある。また、この場合はリッチスパイクを実行する際、
排気をNOx吸収剤下流に全量導かれている所定気筒か
らリッチ化を実行することおよび副排気通路の容積を主
排気通路の容積のすくなくとも1/3よりも少なくする
ことで、リッチ排気がNOx吸収剤に導かれ、NOxが
NOx吸収剤から流出する前にNOx吸収剤の下流かつ
三元触媒上流の空燃比をリッチ化することが可能とな
る。ただし、全量を切り換えるバルブを設けることはコ
ストの増加につながるばかりでなく、熱容量の増加にも
つながるため現状では得策ではない。所定気筒近傍に開
口する副排気通路を連通/非連通させるバルブを設ける
程度であればコスト増加も少なく、熱容量も大幅にアッ
プすることはない。
転可能な内燃機関の排気通路内に、流入する排気の空燃
比がリーンである場合にNOxを吸収し、流入する排気
の空燃比がリッチである場合に吸収したNOxを放出,
浄化処理するNOx吸収剤を配置し、空燃比リーンで運
転中に排出されるNOxを前記NOx吸収剤に吸収さ
せ、該NOx吸収剤へのNOx吸収量が所定値以上にな
った場合一時的に空燃比をリッチで運転して前記吸収し
たNOxを浄化処理する内燃機関の排気浄化装置におい
て、前記NOx吸収剤の下流にアンモニアとNOxを反
応せしめるアンモニア/NOx反応触媒を設けると共
に、前記一時的に空燃比をリッチで運転したときの排気
がNOx吸収剤に流入する前に、前記NOx吸収剤下流
で前記アンモニア/NOx反応触媒上流にアンモニアを
供給するアンモニア供給手段を設けたことを特徴とす
る。
術として述べた特開平10−2213を改良することが
できる。即ち、特開平10−2213ではNOx浄化剤
としてのアンモニアをNOx吸収剤の下流へ供給すると
しているが、本発明ではNOx吸収剤ヘリッチ空燃比の
排気が流入する前にアンモニアをNOx吸収剤の下流へ
供給することでNOx吸収剤より流出したNOxを確実
に浄化することができる。
吸収剤の下流近傍に排気を均一化する排気均一化手段を
設けたことを特徴とする。
剤直後の排気均一化手段により、NOx吸収剤より流入
した排気とNOxを浄化処理するために流入させたNO
x浄化剤とを均一に混合することでNOx吸収剤より流
出したNOxを効率よく浄化できる。
収剤上下流の排気の空燃比をリッチにした後、該NOx
吸収剤上流の排気の空燃比をリーンとする前に、該NO
x吸収剤下流の排気の空燃比をリッチ化することを禁止
することを特徴とする。
ク初期にNOx吸収剤より流出するNOxを還元処理す
るためのNOx吸収剤下流かつ三元触媒上流空燃比のリ
ッチ化をリッチスパイク初期に限ることで、不要なリッ
チ化を避けると共にその分XOx吸収剤にリッチ空燃比
を供給することでNOxの放出,NOx吸収剤上でのN
Oxの浄化を促進させ、無駄な燃料を最小限とし、燃費
を向上させることができる。
て図1を用いて詳細に説明する。図1において内燃機関
1は、本体にピストン2、クランク軸3を備え、該クラ
ンク軸3近傍に装着されたクランク角センサ4は、クラ
ンク角を検出し、これにより機関回転速度を算出でき
る。また、吸気通路5には、吸入空気量を検出するエア
フロメ一夕6、吸入空気量を調節するスロットル弁7を
備える。また、燃焼室8周りには、燃料噴射弁9、点火
栓10が装着され、前記クランク角センサ4,エアフロ
メータ6等からの信号に基づいてエンジンコントロール
ユニット(以後ECUと略す)11からの出力される信
号により、燃料噴射弁9は、最適な量の燃料を燃焼室8
に最適なタイミングで供給し、点火栓10は、最適なタ
イミングで混合気に点火する。
x吸収剤13、排気リッチ化用燃料噴射弁14、排気均
一化手段としての排気混合器15、三元触媒16が介装
される。
を担体とし、この担体上に例えばカリウムK,ナトリウ
ムNa,リチウムLi,セシウムCsの様なアルカリ金
属、バリウムBa,カルシウムCaのようなアルカリ土
類、ランタンLa,イットリウムYのような希土類から
選ばれた少なくとも1つの成分と、白金Pt等の貴金属
を担持したものである。バリウムBaを担持した場合を
例にとると、流入する排気がリーンである場合に排気中
のNOxを酸化バリウムBaOと結合させ硝酸イオンN
O3 -の形で吸収し、流入する排気がリッチの場合は吸収
剤内の硝酸イオンをNO2 -として放出する性質を有して
いる。このため、機関をリーン空燃比で運転していると
NOx吸収剤13は排気中のNOxを吸収するが、酸化
バリウムBaOが硝酸イオンで飽和するとNOx吸収剤
13の排気中のNOxを吸収する能力がなくなるため必
要に応じて(例えばNOx吸収剤13のNOx吸収量を
推定し、吸収量が所定値以上になった場合)NOx吸収
剤13に流入する排気をリッチとして吸収したNOxを
放出,浄化させる。
NOx吸収剤13下流で三元触媒16上流の排気をリッ
チにするため、前記ECU11からの信号により排気通
路12内に最適量の燃料を最適なタイミングで噴射す
る。また、本噴射弁から燃料ではなくアンモニアNH3
を後述するロジックにより噴射しても本発明の目的を達
成することができる。
流入する排気と排気リッチ化燃料噴射弁8より噴射され
た燃料を混合するためのものである。内部にフィンを設
けるなどしてもよいが、ただ単に排気通路のボリューム
を増やすだけでも均一化効果が得られる場合もある。
比が理論空燃比のときにHC,CO成分の酸化とNOx
の還元を同時に行なって、浄化するものであり、通常は
白金Pt,パラジウムPd,ロジウムRhのうち少なく
とも1種以上を含む。
気浄化作用を行なうためにECU11で実行される演算
内容について説明する。NOx吸収量予測部で機関運転
状態に基づいてNOx吸収量を予測し、該予測値が所定
値(例えばNOx吸収剤13の吸収能力に対して充分に
低い値)以下である場合はリーン空燃比で機関1を運転
すべくリーン運転部で燃料噴射量,噴射時期を演算し、
燃料噴射弁9と点火栓10を駆動する。またNOx吸収
量の予測値が所定値以上である場合は、NOx吸収剤下
流空燃比リッチ化部によりNOx吸収剤13下流かつ三
元触媒16上流の空燃比をリッチとする。その後、リッ
チスパイク許可部がリッチスパイク条件に至ったかを判
定し、リッチスパイク条件であればリッチスパイクを実
行し、リッチスパイク条件でなければリーン空燃比での
運転を継続する。
いて演算内容について詳細に説明する。図3は、前記N
Ox吸収量部のフローを示す。S11では、フラグFL
GSNOの値をルックアップし、1であれば現状NOx
吸収量は所定値に達していると判断し、本ルーチンを終
了する。0であればNOx吸収量は所定値に達していな
いと判断し、以下のステップを実行する。ここで、前記
FLGSNOは、本ルーチンの以下のステップでNOx
吸収量が所定値以上であれば1にセットされるものであ
る。
パラメータにより定義されたマップより現状のNOx排
出量予測値NOを読み込む。ここでNeは機関回転速度
でクランク角センサ4の検出値より演算される。また、
Tpは基本燃料噴射量であり、エアフロメータ4で検出
される吸入空気量Qより以下の式により演算される。
排出量予測値NOは実験的に求められるものであり、機
関の違いにより若干の誤差はあるもののNOx吸収剤1
3へのNOx吸収量を予測するのに充分使用できる。ま
た、本ルーチンがt秒(例えば1秒)毎に実行される場
合、NOはt秒間のNOx排出予測値とすべきである。
ら現在までのNO値を積算することで該FLGSNOが
0となってから現在までの総NOx排出量を予測計算す
る。S14では、前記総NOx排出量の予測値が所定値
SLSNOを上回っているか否かを判断し、上回ってい
る場合はS15でFLGSNO=1として、NOx吸収
剤13のNOx吸収能力が低下しつつあるとし、上回っ
ていない場合はFLGSNO=0のままとし、まだNO
x吸収剤13のNOx吸収能力は充分あるとして本ルー
チンを終了する。
す。S21では、現状の運転状態から予め定められた目
標空燃比を読み込む。S22では、燃料噴射量Tiを演
算する(Ti=Tp×14.7/目標空燃比)。
適な点火時期を読み込み、リーン運転に最適なタイミン
グで最適量の燃料を燃料噴射弁9に噴射し、最適なタイ
ミングで点火栓10にて混合気に点火する。
部のフローを示す。S31では、NOx吸収剤13の吸
収能力が充分あるか否かを判定し、充分であれば(FL
GSNO=0)、本ルーチンを実行する必要が無いので
本ルーチンを終了する。また、NOx吸収剤13の吸収
能力が低下しつつあると判断すれば(FLGSNO=
1)、以下のステップを実行する。
ら、つまりリッチスパイクを開始してから所定時間t2
経過したかを判定し(タイマースタートは後述するリッ
チスパイク許可フローで実行される)、t2経過してい
ればリッチスパイク初期でないのでNOx吸収剤13か
ら放出されたNOxはNOx吸収剤13上でほとんど還
元処理されているためNOx吸収剤13下流の空燃比を
リッチにする必要はないと判断し、本ルーチンを終了す
る。t2経過していなければNOx吸収剤13下流の空
燃比をリッチにする必要がある(リッチスパイク初期で
ある)と判断し、S33で燃料噴射量Tを以下の計算式
により算出し、排気リッチ化用燃料噴射弁14を駆動す
る。
4.7×Tp/(AFRL×AFRRS) ここで、AFRLは現状のリーン運転空燃比,AFRR
Sはリッチスパイク時目標空燃比(例えばll)であ
る。AFRRSは定数とは限らず、その時の触媒温度や
吸入空気量,経過時間等によって変化させてもよい。ま
た、排気リッチ化用噴射弁14よりアンモニア(N
H3)を噴射する場合は、アンモニアに対応した別の演
算式にて算出すればよい。
ーである。S41では、NOx吸収剤13の吸収能力が
充分あるか否かを判定し、充分であれば(FLGSO=
0)、本ルーチンを実行する必要が無いので木ルーチン
を終了する。NOx吸収剤13の吸収能力が低下しつつ
あると判断すれば(FLGSNO=1)、以下のステッ
プを実行する。
わってから本ルーチンをはじめて実行するか否かを判定
し、初めてであればFLGSNOが1になってからリッ
チスパイク許可までのディレイ時間t1をカウントする
ためのタイマーをスタートさせる。このタイマーは前述
したNOx吸収剤13の下流をリッチ化するフローでt
2をカウントするタイマーを兼ねている。S44でFL
GSNO=1となってから所定時間経過したかを判定
し、所定時間経過していなければまだリッチスパイクは
許可できないため本ルーチンを終了し、所定時間経過し
ていればリッチスパイクを許可すべくS45でFLGR
S=1とする。本動作で、NOx吸収剤13下流の空燃
比が充分にリッチとなるための時間を稼いでいる。ただ
し、NOx吸収剤13下流の空燃比が充分にリッチとな
るまでにディレイ時間を設定する必要が無ければ所定時
間t1をゼロとすればよい。
ってから本ルーチンをはじめて実行するか否かを判定
し、初めてであればS47でリッチスパイク継続時間t
rsをカウントするためのタイマーをスタートさせる。
所定時間trs経過したかを判定し、所定時間trs経
過していなければリッチスパイクを継続すべく本ルーチ
ンを終了し、所定時間trs経過していればリッチスパ
イクを終了すべくS49でFLGRS=0とするととも
に各タイマーをストップ,リセットし、NOx吸収剤1
3のNOx吸収能力も回復したと判断しFLGSNO=
0とする。
る。S51では、リッチスパイクが許可されているかい
なかを判定し、許可されていなければ(FLGRS=
0)本ルーチンを終了する。
GRS=1)、S52へ進んで燃料噴射量Tiを算出し
(Ti=Tp×14.7/目標空燃比)、燃料噴射弁9
を駆動して前記噴射量相当の燃料を噴射する。
点火栓10を駆動して前記点火時期に点火を行う。次に
第2実施例について図8を用いて説明する。ハードウエ
アの構成は第1の実施形態からの変更点のみ記す。本実
施形態の場合、排気リッチ化用燃料噴射弁14は必要が
無い。そのかわりNOx吸収剤13の上流に一端を連通
させ、他端をNOx吸収剤13の下流でかつ三元触媒1
6の上流に連通させた副排気通路20を設け、該副排気
通路20の任意の位置(図8では下流端)に副排気通路
20の連通/非連通を選択できる副排気通路連通弁21
を配置してある。
1の実施形態との違いはリッチスパイク許可部によりリ
ッチスパイクが許可となった後に、NOx吸収剤下流空
燃比リッチ化部によりNOx吸収剤13下流の空燃比の
リッチ化をリッチ運転実行と同時に実行することであ
る。
について詳細に説明する。図10はリッチスパイク許可
部のフローであり、第1の実施形態と異なる部分はFL
GSNO=1となってから所定期間経過するまでリッチ
スパイクを許可しない部分を削除したことである。
のリッチ化を実行してからNOx吸収剤13下流の空燃
比がリッチになるまで待たなくとも、本実施形態ではN
Ox吸収剤13下流の空燃比をNOx吸収剤13入口の
空燃比がリッチとなる前にリッチにすることが可能とい
うことである。本フローのステップ毎の説明は第1の実
施形態と同等であるので省略する。
リッチ化するフローである。S71では、リッチスパイ
ク許可条件であるか否かを判定し、許可条件(FLGR
S=1)であればS72でFLGRS=1となってから
所定時間t2経過したかを判定し、経過していなければ
S73で副排気通路連通弁21を開弁する。
合(FLGRS=0)もしくはS72で所定時間t2経
過したと判断された場合は、S74で副排気通路連通弁
21を閉弁する。
パイクによるリッチ空燃比が副排気通路20,副排気通
路連通弁21を介してNOx吸収剤13下流にも供給さ
れ、リッチスパイク初期にNOx吸収剤13より排出さ
れるNOxを下流の三元触媒16で効率よく浄化でき
る。この場合、前記作用説明部の第3の発明説明部でも
述べたが、副排気通路の排気抵抗を、NOx吸収剤13
を通過する主排気通路の排気抵抗よりも小さくなるよう
管径等を設計すると共に、主,副排気通路連通位置、そ
の他の諸元を最適に設計、配直することでNOx吸収剤
13入口の空燃比がリッチとなり、吸収されているNO
xが放出される前にNOx吸収剤13下流の空燃比をリ
ッチとすることが可能となる。
て説明する。ハードウエア構成の変更点は第2の実施形
態に対して副排気通路20の上流端のNOx吸収剤上流
との接続位置を所定気筒(図12では#1気筒)の排気
ポート近傍30に配置したことのみである。また、ブロ
ック図としては第1の実施形態(図2)と同一であるた
め説明を省略する。
第1の実施形態と本実施形態の異なる部分、具体的には
NOx吸収剤下流空燃比リッチ部について詳細に説明す
る。S81では、NOx吸収剤13の現状の吸収能力が
充分にあるか否かを判定し、吸収能力が充分でなければ
(FLGSNO=1)、S82でFLGSNO=1とな
ってからt2経過したか否かを判定し、経過していなけ
ればS83で副排気通路連通弁21を開弁する。
分あると判定された場合もしくはS82でFLGSNO
=1となってからt2以上経過したと判断された場合は
S86で副排気通路連通弁21を閉弁し、本ルーチンを
終了する。
場合はS84で副排気通路20の上流端接続部に近接し
ている気筒(図12では第1気筒)が現在膨張行程もし
くは排気行程の所定タイミングにあるか否かを検出し、
なければ本ルーチンを終了し、所定タイミングにあると
判断すればS85で2度燃料噴射量を読み込む。この燃
料噴射量は副排気通路20を通過する燃料量が第1の実
施形態でNOx吸収剤下流に噴射した燃料量と同等とな
る分の燃料噴射量である。本実施例では所定気筒(#
1)で噴射された燃料全てが副排気通路20を通過する
わけでないため、副排気通路20を通過してNOx吸収
剤下流に供給される燃料量が第1の実施形態でNOx吸
収剤13下流に噴射した燃料量と同等となる噴射量を機
関の運転状態別に実験により求め記憶しておく必要があ
る。
を所定気筒(#1)の燃料噴射弁9にて噴射する。な
お、既述したように本実施形態では副排気通路20の上
流端を所定気筒の排気ポートに近接させ、所定気筒の排
気の一部を副排気通路20へ導く構成としているが、副
排気通路20に所定気筒の排気全量を導くか否かを副排
気通路連通弁21にて選択できる構成としてもよい(図
14)。この構成にすることで無駄な燃料を噴かずに済
む。
収剤のNOx吸収能力が低下しつつある場合、NOx吸
収剤のNOx吸収能力を回復させるためのリッチスパイ
クを実施する際、NOx吸収剤下流空燃比リッチ化手段
により、リッチスパイク初期にNOx吸収剤より流出す
るNOxを下流の三元触媒で効率よく還元,浄化処理す
ることが可能となり、排気性能をさらに向上させること
ができる。
剤下流かつ三元触媒上流に排気リッチ化用燃料噴射弁に
て燃料を噴射することで比較的容易にリッチスパイク開
始直前から所定期間NOx吸収剤下流かつ三元触媒上流
の空燃比をリッチ化することができ、リッチスパイク初
期にNOx吸収剤より流出するNOxを下流の三元触媒
で効率よく還元,浄化処理することが可能となる。
イク時にNOx吸収剤上流のリッチ排気を下流に導くこ
とでリッチスパイク開始直前から所定期問NOx吸収剤
下流かつ三元触媒上流の空燃比をリッチ化することがで
きるため、請求項2に係る発明のような燃料噴射量の演
算等の複雑な制御を簡易化できると共に排気リッチ化用
燃料噴射弁及び燃料配管が不要となる。
イク実行タイミングよりも前からNOx吸収剤下流かつ
三元触媒上流の空燃比をリッチ化することができるた
め、確実にリッチスパイク初期にNOx吸収剤より流出
するNOxを還元,浄化できる。
イク初期にNOx吸収剤より流出するNOxとアンモニ
アNH3を反応させ浄化することでリッチスパイク初期
にNOx吸収剤より流出するNOxを浄化,処理するこ
とが可能となる。
剤下流かつ三元触媒上流の排気を充分に混合することが
可能となり、リッチスパイク初期にNOx吸収剤より流
出するNOxを下流の触媒にて効率よく浄化,処理する
ことが可能となる。
Ox吸収剤下流かつ三元触媒上流の排気のリッチ化を防
止し、更なる燃費の向上を図ることができる。
す図。
化部を説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
するフローチャート。
チ化部を説明するフローチャート。
チ化部を説明するフローチャート。
Claims (7)
- 【請求項1】希薄燃焼運転可能な内燃機関の排気通路内
に、流入する排気の空燃比がリーンである場合にNOx
を吸収し、流入する排気の空燃比がリッチである場合に
吸収したNOxを放出,浄化処理するNOx吸収剤を配
置し、リーン運転手段により空燃比リーンで運転中に排
出されるNOxを前記NOx吸収剤に吸収させると共
に、該NOx吸収剤へのNOx吸収量が所定値以上にな
った場合一時的に空燃比をリッチで運転して前記吸収し
たNOxを浄化処理するリッチスパイク手段を備えた内
燃機関の排気浄化装置において、 前記NOx吸収剤の下流にNOxの還元とHC,COの
酸化を同時に行う三元触媒を設けると共に、前記リッチ
スパイク手段により一時的に空燃比をリッチで運転した
ときの排気がNOx吸収剤に流入する前に、前記NOx
吸収剤下流でかつ前記三元触媒上流の排気の空燃比を所
定時間リッチとするNOx吸収剤下流空燃比リッチ化手
段を設けたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項2】前記NOx吸収剤下流空燃比リッチ化手段
は、前記NOx吸収剤と前記三元触媒の間の排気通路に
燃料を噴射する排気リッチ化用燃料噴射弁を設け、前記
NOx吸収剤のNOx吸収量が所定値以上になり一時的
に空燃比をリッチで運転すると同時もしくはリッチで運
転する所定時間前から、前記排気リッチ化用燃料噴射弁
により燃料を所定量噴射することにより構成されること
を特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装
置。 - 【請求項3】前記NOx吸収剤下流空燃比リッチ化手段
は、一端を前記NOx吸収剤の上流に連通し他端を前記
NOx吸収剤の下流に連通する副排気通路を設けると共
に、該副排気通路の連通/非連通を選択的に変更できる
副排気通路連通弁を配置し、前記NOx吸収剤のNOx
吸収量が所定値以上になり一時的に空燃比をリッチにす
ると同時に前記副排気通路を前記副排気通路連通弁にて
連通させることにより構成されることを特徴とする請求
項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項4】前記NOx吸収剤下流空燃比リッチ化手段
は、一端を所定気筒の排気弁近傍に連通し他端を前記N
Ox吸収剤の下流に連通する副排気通路を設けると共
に、該副排気通路の連通/非連通を選択的に変更できる
副排気通路連通弁を配置し、前記NOx吸収剤のNOx
吸収量が所定値以上になり一時的に空燃比をリッチにす
ると同時もしくはリッチにする所定時間前から、前記副
排気通路を前記副排気通路連通弁にて連通させると共
に、所定気筒の排気行程もしくは膨張行程にて該所定気
筒の燃料噴射弁により所定量の燃料を噴射することによ
り構成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機
関の排気浄化装置。 - 【請求項5】希薄燃焼運転可能な内燃機関の排気通路内
に、流入する排気の空燃比がリーンである場合にNOx
を吸収し、流入する排気の空燃比がリッチである場合に
吸収したNOxを放出,浄化処理するNOx吸収剤を配
置し、空燃比リーンで運転中に排出されるNOxを前記
NOx吸収剤に吸収させるようにした内燃機関の排気浄
化装置において、前記NOx吸収剤の下流にアンモニア
とNOxを反応せしめるアンモニア/NOx反応触媒を
設けると共に、前記NOx吸収剤へのNOx吸収量を予
測するNOx吸収量予測手段と、前記NOx吸収量予測
手段によりNOx吸収量が所定値以上になったと予測さ
れた場合に一時的に空燃比をリッチで運転して前記吸収
したNOxを浄化処理するリッチスパイク手段と、前記
リッチスパイク手段により一時的に空燃比をリッチで運
転したときの排気がNOx吸収剤に流入する前に、前記
NOx吸収剤下流で前記アンモニア/NOx反応触媒上
流にアンモニアを供給するアンモニア供給手段と、を設
けたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項6】前記NOx吸収剤の下流近傍に排気を均一
化する排気均一化手段を設けたことを特徴とする請求項
1〜請求項5のいずれか1つに記載の内燃機関の排気浄
化装置。 - 【請求項7】前記NOx吸収剤上下流の排気の空燃比を
リッチにした後、該NOx吸収剤上流の排気の空燃比を
リーンとする前に、該NOx吸収剤下流の排気の空燃比
をリッチ化することを禁止することを特徴とする請求項
1〜請求項4又は請求項6に記載の内燃機関の排気浄化
装置。
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JP07035599A JP3680620B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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ID=13429055
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3680620B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008120560A1 (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 内燃機関の制御装置 |
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-
1999
- 1999-03-16 JP JP07035599A patent/JP3680620B2/ja not_active Expired - Lifetime
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