JP2000259057A - 画像形成装置とクリ−ニング方法 - Google Patents
画像形成装置とクリ−ニング方法Info
- Publication number
- JP2000259057A JP2000259057A JP11065129A JP6512999A JP2000259057A JP 2000259057 A JP2000259057 A JP 2000259057A JP 11065129 A JP11065129 A JP 11065129A JP 6512999 A JP6512999 A JP 6512999A JP 2000259057 A JP2000259057 A JP 2000259057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- cleaning
- photosensitive drum
- charging
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 125
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims abstract description 7
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 20
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 claims 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 claims 1
- 238000010367 cloning Methods 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体表面電位の均一な帯電を妨げる逆帯電
トナ−を帯電ロ−ラから除去し得る画像形成装置とクリ
−ニング方法とを提供する。 【解決手段】 クリ−ニングモ−ド時、転写ロ−ラ9へ
の正電圧の印加を停止させ、帯電ロ−ラ2により均一な
負電位に帯電させた感光体ドラム1の表面が一周して帯
電ロ−ラ2に到達したとき帯電ロ−ラ2への負電圧の印
加を停止させ、帯電ロ−ラ2の表面に付着した逆帯電ト
ナ−を感光体ドラム1の表面に移動させてクリ−ニング
ブレ−ド11により掻き取る。
トナ−を帯電ロ−ラから除去し得る画像形成装置とクリ
−ニング方法とを提供する。 【解決手段】 クリ−ニングモ−ド時、転写ロ−ラ9へ
の正電圧の印加を停止させ、帯電ロ−ラ2により均一な
負電位に帯電させた感光体ドラム1の表面が一周して帯
電ロ−ラ2に到達したとき帯電ロ−ラ2への負電圧の印
加を停止させ、帯電ロ−ラ2の表面に付着した逆帯電ト
ナ−を感光体ドラム1の表面に移動させてクリ−ニング
ブレ−ド11により掻き取る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式による
画像形成装置とクリ−ニング方法に関する。
画像形成装置とクリ−ニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式による画像形成装置
には、感光体を所定の方向に回転させ、その感光体の表
面を帯電部により均一な電位に帯電させ、露光部により
静電潜像を形成し、現像部から現像トナ−を静電潜像に
供給してトナ−像とし、転写部によりトナ−像を感光体
の表面から印刷媒体に転写させ、感光体の表面に残留し
た現像トナ−(以後残留トナ−と記す)をクリ−ニング
ブレ−ドにより掻き取るものがある。
には、感光体を所定の方向に回転させ、その感光体の表
面を帯電部により均一な電位に帯電させ、露光部により
静電潜像を形成し、現像部から現像トナ−を静電潜像に
供給してトナ−像とし、転写部によりトナ−像を感光体
の表面から印刷媒体に転写させ、感光体の表面に残留し
た現像トナ−(以後残留トナ−と記す)をクリ−ニング
ブレ−ドにより掻き取るものがある。
【0003】印刷プロセスの過程で、感光体上に少量の
逆帯電トナ−が付着する事がある。逆帯電トナ−は現像
トナ−が帯びている電荷の極性と逆の極性を帯びてお
り、現像部にトナ−層が形成される際に発生したり、転
写工程で転写部による転写電圧の影響で発生すると考え
られる。感光体上の逆帯電トナ−は、残留トナ−ととも
にクリ−ニングブレ−ドにより掻き取られる。
逆帯電トナ−が付着する事がある。逆帯電トナ−は現像
トナ−が帯びている電荷の極性と逆の極性を帯びてお
り、現像部にトナ−層が形成される際に発生したり、転
写工程で転写部による転写電圧の影響で発生すると考え
られる。感光体上の逆帯電トナ−は、残留トナ−ととも
にクリ−ニングブレ−ドにより掻き取られる。
【0004】ところで、近年、トナ−粒子の微細化及び
重合法による球状のトナ−の利用が進むにつれて、クリ
−ニングブレ−ドでかきとられずに、感光体に付着した
まま、クリ−ニングブレ−ドをすり抜けるものが出てく
る。重合法により球状に形成されたトナ−粒子にあって
は、球状であるためにクリ−ニングブレ−ドに引掛かり
難くなったり、トナ−自体の弾性のためにクリ−ニング
ブレ−ドの隙間を偏平になって擦り抜け易くなってい
る。
重合法による球状のトナ−の利用が進むにつれて、クリ
−ニングブレ−ドでかきとられずに、感光体に付着した
まま、クリ−ニングブレ−ドをすり抜けるものが出てく
る。重合法により球状に形成されたトナ−粒子にあって
は、球状であるためにクリ−ニングブレ−ドに引掛かり
難くなったり、トナ−自体の弾性のためにクリ−ニング
ブレ−ドの隙間を偏平になって擦り抜け易くなってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
あっては、1000枚、2000枚と印刷を行っていく
と、感光体上の残留トナ−と逆帯電トナ−がクリ−ニン
グブレ−ドで掻き取られずに、感光体に付着したまま、
クリ−ニングブレ−ドをすり抜けるものが出てくる。残
留トナ−は感光体の回転に伴い、最終的に現像部に回収
される。しかしながら、逆帯電トナ−は帯電部に付着堆
積し、結果的に感光体の均一な帯電を妨げるという問題
点があった。
あっては、1000枚、2000枚と印刷を行っていく
と、感光体上の残留トナ−と逆帯電トナ−がクリ−ニン
グブレ−ドで掻き取られずに、感光体に付着したまま、
クリ−ニングブレ−ドをすり抜けるものが出てくる。残
留トナ−は感光体の回転に伴い、最終的に現像部に回収
される。しかしながら、逆帯電トナ−は帯電部に付着堆
積し、結果的に感光体の均一な帯電を妨げるという問題
点があった。
【0006】本発明は感光体表面電位の均一な帯電を妨
げる逆帯電トナ−を帯電部から除去し得る画像形成装置
とクリ−ニング方法とを提供することを目的としてい
る。
げる逆帯電トナ−を帯電部から除去し得る画像形成装置
とクリ−ニング方法とを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置においては、現像トナ−が帯び
ている電荷の極性と逆の極性を帯びて帯電部に付着する
逆帯電トナ−を帯電部から感光体の表面に移動させ、ク
リ−ニングブレ−ドにより掻き取るクリ−ニングモ−ド
を設ける。
に本発明の画像形成装置においては、現像トナ−が帯び
ている電荷の極性と逆の極性を帯びて帯電部に付着する
逆帯電トナ−を帯電部から感光体の表面に移動させ、ク
リ−ニングブレ−ドにより掻き取るクリ−ニングモ−ド
を設ける。
【0008】また、同じ目的を達成するために本発明の
画像形成装置のクリ−ニング方法においては、多孔質の
スポンジで構成されたクリ−ニングロ−ラをクリ−ニン
グブレ−ドの上流に配置し、印刷時、クリ−ニングロ−
ラの孔内に逆帯電トナ−を凝集させ、クリ−ニングモ−
ド時、凝集した逆帯電トナ−をクリ−ニングロ−ラから
感光体の表面に移動させ、クリ−ニングブレ−ドで掻き
取るようにしたものである。
画像形成装置のクリ−ニング方法においては、多孔質の
スポンジで構成されたクリ−ニングロ−ラをクリ−ニン
グブレ−ドの上流に配置し、印刷時、クリ−ニングロ−
ラの孔内に逆帯電トナ−を凝集させ、クリ−ニングモ−
ド時、凝集した逆帯電トナ−をクリ−ニングロ−ラから
感光体の表面に移動させ、クリ−ニングブレ−ドで掻き
取るようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態による画像形成装置の構成を示
すブロック図である。画像形成装置は、ドラム型の感光
体1(以後、感光体ドラム1と記す)、感光体ドラム1
に接して回転する帯電ロ−ラ2、帯電ロ−ラ2に負電圧
を印加する電源部3、感光体ドラム1に現像トナ−を供
給する現像ロ−ラ4、現像ロ−ラ4に正電圧、または負
電圧を印加する電源部5、現像ロ−ラ4上の現像トナ−
量を一定に保つトナ−規制部材6、印刷媒体7に現像ト
ナ−を転写する転写ベルト8、転写ロ−ラ9を介して転
写ベルト8に正電圧、または負電圧を印加する電源部1
0、感光体ドラム1上の残留トナ−を掻き取る、例え
ば、シリコンゴムからなるクリ−ニングブレ−ド11、
感光体ドラム1を選択的に露光する記録ヘッド12、感
光体ドラム1や各ロ−ラ及び転写ベルト8を回転駆動す
るモ−タ13、これらを制御する制御部14で構成され
ている。
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態による画像形成装置の構成を示
すブロック図である。画像形成装置は、ドラム型の感光
体1(以後、感光体ドラム1と記す)、感光体ドラム1
に接して回転する帯電ロ−ラ2、帯電ロ−ラ2に負電圧
を印加する電源部3、感光体ドラム1に現像トナ−を供
給する現像ロ−ラ4、現像ロ−ラ4に正電圧、または負
電圧を印加する電源部5、現像ロ−ラ4上の現像トナ−
量を一定に保つトナ−規制部材6、印刷媒体7に現像ト
ナ−を転写する転写ベルト8、転写ロ−ラ9を介して転
写ベルト8に正電圧、または負電圧を印加する電源部1
0、感光体ドラム1上の残留トナ−を掻き取る、例え
ば、シリコンゴムからなるクリ−ニングブレ−ド11、
感光体ドラム1を選択的に露光する記録ヘッド12、感
光体ドラム1や各ロ−ラ及び転写ベルト8を回転駆動す
るモ−タ13、これらを制御する制御部14で構成され
ている。
【0010】帯電ロ−ラ2、現像ロ−ラ4、転写ベルト
8はそれぞれ所定の圧力を持って感光体ドラム1に接触
している。
8はそれぞれ所定の圧力を持って感光体ドラム1に接触
している。
【0011】本実施の形態による画像形成装置の現像方
式は、現像トナ−が感光体ドラム1の均一帯電極性と同
極性の電荷を持つ反転現像とし、現像トナ−に負電荷を
帯電させる。
式は、現像トナ−が感光体ドラム1の均一帯電極性と同
極性の電荷を持つ反転現像とし、現像トナ−に負電荷を
帯電させる。
【0012】図2は第1の実施の形態の動作を示すタイ
ムチャ−トである。(A)〜(D)はモ−タ13の駆
動、帯電ロ−ラ2に印加する電圧、現像ロ−ラ4に印加
する電圧、転写ベルト8に印加する電圧のタイミングを
示す。
ムチャ−トである。(A)〜(D)はモ−タ13の駆
動、帯電ロ−ラ2に印加する電圧、現像ロ−ラ4に印加
する電圧、転写ベルト8に印加する電圧のタイミングを
示す。
【0013】次に動作について説明する。時刻t0 で制
御部14はモ−タ13をオンにし、印刷モ−ドに入る。
感光体ドラム1や各ロ−ラ及びベルトは、モ−タ13に
より回転駆動される。感光体ドラム1は矢印A方向に回
転し、帯電ロ−ラ2は矢印B方向に回転し、現像ロ−ラ
5は矢印C方向に回転し、転写ベルト8は矢印D方向に
回転し、印刷媒体7は矢印E方向に進行する。
御部14はモ−タ13をオンにし、印刷モ−ドに入る。
感光体ドラム1や各ロ−ラ及びベルトは、モ−タ13に
より回転駆動される。感光体ドラム1は矢印A方向に回
転し、帯電ロ−ラ2は矢印B方向に回転し、現像ロ−ラ
5は矢印C方向に回転し、転写ベルト8は矢印D方向に
回転し、印刷媒体7は矢印E方向に進行する。
【0014】時刻t1 で制御部14は電源部3の出力を
0Vから−1300Vに切替え、電源部5の出力を0V
から+400Vに切替え、時刻t2 で電源部10の出力
を0Vから正電圧に切替える。この間、感光体ドラム1
は電源部3から負電圧を印加された帯電ロ−ラ2との接
触により、−800Vの表面電位に均一帯電し、矢印A
方向への回転により、均一帯電した感光体ドラム1の表
面を記録ヘッド12の下に達する。
0Vから−1300Vに切替え、電源部5の出力を0V
から+400Vに切替え、時刻t2 で電源部10の出力
を0Vから正電圧に切替える。この間、感光体ドラム1
は電源部3から負電圧を印加された帯電ロ−ラ2との接
触により、−800Vの表面電位に均一帯電し、矢印A
方向への回転により、均一帯電した感光体ドラム1の表
面を記録ヘッド12の下に達する。
【0015】感光体ドラム1の表面は形成すべき画像に
応じて記録ヘッド12により選択的に露光され、静電潜
像の書き込みが行われた部分の感光体ドラム1の表面電
位は非露光部分よりも、0V側に近い値となる。
応じて記録ヘッド12により選択的に露光され、静電潜
像の書き込みが行われた部分の感光体ドラム1の表面電
位は非露光部分よりも、0V側に近い値となる。
【0016】静電潜像の書き込みを終えた感光体ドラム
1の表面は、引き続き矢印A方向の回転により、現像ロ
−ラ4に接触する。現像ロ−ラ4は所定の圧力を持って
感光体ドラム1に接触し、矢印C方向に回転する。
1の表面は、引き続き矢印A方向の回転により、現像ロ
−ラ4に接触する。現像ロ−ラ4は所定の圧力を持って
感光体ドラム1に接触し、矢印C方向に回転する。
【0017】時刻t3 で制御部14は電源部5の出力を
+400Vから−250Vに切替える。現像ロ−ラ4上
の現像トナ−はトナ−規制部材6により薄層化されると
ともに負電荷を帯電し、感光体ドラム1との接触により
静電潜像をトナ−像として現像化する。
+400Vから−250Vに切替える。現像ロ−ラ4上
の現像トナ−はトナ−規制部材6により薄層化されると
ともに負電荷を帯電し、感光体ドラム1との接触により
静電潜像をトナ−像として現像化する。
【0018】現像を終えた感光体ドラム1の表面は、矢
印A方向への回転により、転写ベルト8と接触する。転
写ベルト8は所定の圧力で感光体1に接触し、矢印D方
向に動く構造になっている。転写ベルト8は電源部10
により正電圧が印加されて正電荷を帯電し、感光体ドラ
ム1上のトナ−像は矢印E方向に進行する印刷媒体7に
転写される。転写終了後の印刷媒体7は感光体ドラム1
から分離され、図示せぬ定着装置へ挿入され、定着終了
後、印刷物としてこの画像形成装置から外に排出され
る。
印A方向への回転により、転写ベルト8と接触する。転
写ベルト8は所定の圧力で感光体1に接触し、矢印D方
向に動く構造になっている。転写ベルト8は電源部10
により正電圧が印加されて正電荷を帯電し、感光体ドラ
ム1上のトナ−像は矢印E方向に進行する印刷媒体7に
転写される。転写終了後の印刷媒体7は感光体ドラム1
から分離され、図示せぬ定着装置へ挿入され、定着終了
後、印刷物としてこの画像形成装置から外に排出され
る。
【0019】転写終了後、感光体ドラム1の表面には現
像トナ−の一部が残留トナ−として残るが、感光体ドラ
ム1の表面は引き続き矢印A方向の回転により、残留ト
ナ−と共にクリ−ニングブレ−ド9と接触する。感光体
ドラム1上の残留トナ−はクリ−ニングブレ−ド9によ
り掻き取られる。すなわち、感光体ドラム1上から残留
トナ−は除去される。残留トナ−の除去が終わった感光
体ドラム1は、引き続き矢印A方向に回転し、再び帯電
工程に入る。
像トナ−の一部が残留トナ−として残るが、感光体ドラ
ム1の表面は引き続き矢印A方向の回転により、残留ト
ナ−と共にクリ−ニングブレ−ド9と接触する。感光体
ドラム1上の残留トナ−はクリ−ニングブレ−ド9によ
り掻き取られる。すなわち、感光体ドラム1上から残留
トナ−は除去される。残留トナ−の除去が終わった感光
体ドラム1は、引き続き矢印A方向に回転し、再び帯電
工程に入る。
【0020】1ペ−ジの印刷が終了すると、時刻t4 で
制御部14は、図2に示すようにクリ−ニングモ−ドに
入る。制御部14は印刷動作が終了すると転写ロ−ラ9
に正電圧を印加していた電源部10の出力を0Vの印加
に切り替える。
制御部14は、図2に示すようにクリ−ニングモ−ドに
入る。制御部14は印刷動作が終了すると転写ロ−ラ9
に正電圧を印加していた電源部10の出力を0Vの印加
に切り替える。
【0021】転写ベルト8に接する前の感光体ドラム1
の表面電位は帯電ロ−ラ2により−800Vに帯電して
いるが、転写ベルト8が0Vなので、転写ベルト8通過
後は帯電電位を下げ、−500V程度となる。転写ベル
ト8を通過した後の感光体ドラム1の表面は矢印A方向
への回転により、クリ−ニングブレ−ド9に接する。ク
リ−ニングブレ−ド9は電圧をかけていないので、感光
体ドラム1の表面電位は変わらない。さらに、感光体ド
ラム1の表面は矢印A方向の回転により、時刻t5 で帯
電ロ−ラ2に接する。
の表面電位は帯電ロ−ラ2により−800Vに帯電して
いるが、転写ベルト8が0Vなので、転写ベルト8通過
後は帯電電位を下げ、−500V程度となる。転写ベル
ト8を通過した後の感光体ドラム1の表面は矢印A方向
への回転により、クリ−ニングブレ−ド9に接する。ク
リ−ニングブレ−ド9は電圧をかけていないので、感光
体ドラム1の表面電位は変わらない。さらに、感光体ド
ラム1の表面は矢印A方向の回転により、時刻t5 で帯
電ロ−ラ2に接する。
【0022】時刻t5 で制御部14は、電源部3の出力
を−1300Vから0Vの印加に切り替える。この結
果、帯電ロ−ラ2に付着していた逆帯電トナ−は、負に
帯電している感光体ドラム1側にク−ロン力を受け、感
光体ドラム1側に移動して付着するが、感光体ドラム1
の表面電位は変化しない。
を−1300Vから0Vの印加に切り替える。この結
果、帯電ロ−ラ2に付着していた逆帯電トナ−は、負に
帯電している感光体ドラム1側にク−ロン力を受け、感
光体ドラム1側に移動して付着するが、感光体ドラム1
の表面電位は変化しない。
【0023】尚、帯電ロ−ラ2に0Vを印加している時
間T1 であるが、逆帯電トナ−を感光体ドラム1側に移
動させるために、最低、帯電ロ−ラ2の1周分が必要で
ある。逆帯電トナ−の付着量が多い場合は、0Vを印加
している時間を2周分、3周分と増やすことができるこ
とはもちろん可能である。
間T1 であるが、逆帯電トナ−を感光体ドラム1側に移
動させるために、最低、帯電ロ−ラ2の1周分が必要で
ある。逆帯電トナ−の付着量が多い場合は、0Vを印加
している時間を2周分、3周分と増やすことができるこ
とはもちろん可能である。
【0024】但し、後述するが、転写ベルト8に電圧を
印加している電源部10が、時間(T1 +α)の間、0
Vを印加しているので、時刻t5 に帯電ロ−ラ2に接触
した感光体ドラム1の表面が転写ベルト8に接するまで
に、転写ベルト8に0Vを印加している電源部10は正
電圧の印加に切り替わらなくてはならないので、時間T
1には感光体ドラム1の周長による限界がある。
印加している電源部10が、時間(T1 +α)の間、0
Vを印加しているので、時刻t5 に帯電ロ−ラ2に接触
した感光体ドラム1の表面が転写ベルト8に接するまで
に、転写ベルト8に0Vを印加している電源部10は正
電圧の印加に切り替わらなくてはならないので、時間T
1には感光体ドラム1の周長による限界がある。
【0025】逆帯電トナ−が付着した感光体ドラム1の
表面は、矢印A方向の回転により、やがて現像ロ−ラ4
に接する。
表面は、矢印A方向の回転により、やがて現像ロ−ラ4
に接する。
【0026】時刻t6 で制御部14は、電源部5の出力
を−250Vから0Vの印加に切り替える。これによ
り、感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は、感光体ドラム
1側にク−ロン力を受け、感光体ドラム1に付着し続け
る。
を−250Vから0Vの印加に切り替える。これによ
り、感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は、感光体ドラム
1側にク−ロン力を受け、感光体ドラム1に付着し続け
る。
【0027】時刻t4 から時間(T1 +α)経過した
後、時刻t7 で制御部14は電源部10の出力電圧を0
Vから正電圧に切り替える。αの値であるが、電源部3
が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間、通過する感光
体ドラム1の領域が、確実に、転写ベルト8に電源部1
0が0Vを印加している間に通過していた感光体ドラム
1の領域であるためのマ−ジンである。
後、時刻t7 で制御部14は電源部10の出力電圧を0
Vから正電圧に切り替える。αの値であるが、電源部3
が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間、通過する感光
体ドラム1の領域が、確実に、転写ベルト8に電源部1
0が0Vを印加している間に通過していた感光体ドラム
1の領域であるためのマ−ジンである。
【0028】時刻t5 から時間T1 経過した後、時刻t
8 で制御部14は電源部3の出力電圧を0Vから−13
00Vに切り替える。この間、帯電ロ−ラ2は少なくと
も1周している。
8 で制御部14は電源部3の出力電圧を0Vから−13
00Vに切り替える。この間、帯電ロ−ラ2は少なくと
も1周している。
【0029】時刻t6 から時間(T1 +β)経過した
後、時刻t9 で制御部14は電源部5の出力電圧を0V
から−250Vに切り替える。ここでβの値であるが、
電源部3が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間に通過
する感光体ドラム1の領域が現像ロ−ラ4と接する部分
を通過している間、確実に電源部5が現像ロ−ラ4に0
Vを印加し得るマ−ジンである。
後、時刻t9 で制御部14は電源部5の出力電圧を0V
から−250Vに切り替える。ここでβの値であるが、
電源部3が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間に通過
する感光体ドラム1の領域が現像ロ−ラ4と接する部分
を通過している間、確実に電源部5が現像ロ−ラ4に0
Vを印加し得るマ−ジンである。
【0030】現像ロ−ラ4を通過した感光体ドラム1上
の逆帯電トナ−は矢印A方向への回転に伴い、転写ベル
ト8に接する。この時、既に電源部10は転写ベルト8
に正電圧を印加しているので、感光体ドラム1上の逆帯
電トナ−は感光体ドラム1に付着したまま、転写ベルト
8を通過する。
の逆帯電トナ−は矢印A方向への回転に伴い、転写ベル
ト8に接する。この時、既に電源部10は転写ベルト8
に正電圧を印加しているので、感光体ドラム1上の逆帯
電トナ−は感光体ドラム1に付着したまま、転写ベルト
8を通過する。
【0031】さらに、矢印A方向への回転により、感光
体ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングブレ−ド9
に接し、クリ−ニングブレ−ド9により感光体ドラム1
上の逆帯電トナ−は掻き取られる。
体ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングブレ−ド9
に接し、クリ−ニングブレ−ド9により感光体ドラム1
上の逆帯電トナ−は掻き取られる。
【0032】感光体ドラム1上の逆帯電トナ−付着部が
クリ−ニングブレ−ド9を全て通過し終えた後、時刻t
10で制御部14はクリ−ニングモ−ドを終了し、時刻t
11でモ−タ13を停止させ、感光体ドラム1及び感光体
ドラム1に接するロ−ラ、ベルトの回転が停止させる。
クリ−ニングブレ−ド9を全て通過し終えた後、時刻t
10で制御部14はクリ−ニングモ−ドを終了し、時刻t
11でモ−タ13を停止させ、感光体ドラム1及び感光体
ドラム1に接するロ−ラ、ベルトの回転が停止させる。
【0033】本実施の形態では1ペ−ジ毎の印刷、連続
印刷を問わず印刷終了時に常に、クリ−ニングモ−ドを
入るようにしたが、印刷パフォ−マンスが低下する可能
性がある。また、クリ−ニングブレ−ドの掻き取り能力
に拠っては、それほど頻繁にクリ−ニングモ−ドを入れ
る必要が無い。逆に、連続印刷の場合、クリ−ニングモ
−ドが入らない可能性があった。
印刷を問わず印刷終了時に常に、クリ−ニングモ−ドを
入るようにしたが、印刷パフォ−マンスが低下する可能
性がある。また、クリ−ニングブレ−ドの掻き取り能力
に拠っては、それほど頻繁にクリ−ニングモ−ドを入れ
る必要が無い。逆に、連続印刷の場合、クリ−ニングモ
−ドが入らない可能性があった。
【0034】上述した問題点を解消するために、1ペ−
ジ毎の印刷、連続印刷を問わず印刷枚数が予め決められ
たN枚(N:整数)に達し、Nペ−ジ目の印刷が終了す
ると、印刷モ−ドからクリ−ニングモ−ドに入るように
してもよい。
ジ毎の印刷、連続印刷を問わず印刷枚数が予め決められ
たN枚(N:整数)に達し、Nペ−ジ目の印刷が終了す
ると、印刷モ−ドからクリ−ニングモ−ドに入るように
してもよい。
【0035】第1の実施の形態によれば、印刷終了時に
クリ−ニングモ−ドを挿入し、その中で、ある期間、帯
電ロ−ラ2に0V電圧を印加する事により、帯電ロ−ラ
2上の逆帯電トナ−除去が可能となり、常に感光体ドラ
ム1を均一な表面電位に帯電する事が可能となる。
クリ−ニングモ−ドを挿入し、その中で、ある期間、帯
電ロ−ラ2に0V電圧を印加する事により、帯電ロ−ラ
2上の逆帯電トナ−除去が可能となり、常に感光体ドラ
ム1を均一な表面電位に帯電する事が可能となる。
【0036】第1の実施の形態によれば、印字モ−ドで
は、帯電ロ−ラには負電圧が印加されて感光体ドラムの
表面を均一な負電位に帯電させ、静電潜像に供給される
現像トナ−は負電荷を帯電し、転写ロ−ラには正電圧が
印加されてトナ−像を感光体ドラムの表面から印刷媒体
に転写させ、クリ−ニングモ−ドでは、転写ロ−ラへの
正電圧の印加を停止させ、帯電ロ−ラにより均一な負電
位に帯電した感光体ドラムの表面が一周して帯電ロ−ラ
に到達したとき帯電ロ−ラへの負電圧の印加を停止さ
せ、帯電ロ−ラの表面に付着した逆帯電トナ−を感光体
ドラムの表面に移動させてクリ−ニングブレ−ドにより
掻き取るようにしたことにより、帯電ロ−ラ上の逆帯電
トナ−を除去できるので、常に感光体ドラムを均一な表
面電位に帯電させる事ができる。
は、帯電ロ−ラには負電圧が印加されて感光体ドラムの
表面を均一な負電位に帯電させ、静電潜像に供給される
現像トナ−は負電荷を帯電し、転写ロ−ラには正電圧が
印加されてトナ−像を感光体ドラムの表面から印刷媒体
に転写させ、クリ−ニングモ−ドでは、転写ロ−ラへの
正電圧の印加を停止させ、帯電ロ−ラにより均一な負電
位に帯電した感光体ドラムの表面が一周して帯電ロ−ラ
に到達したとき帯電ロ−ラへの負電圧の印加を停止さ
せ、帯電ロ−ラの表面に付着した逆帯電トナ−を感光体
ドラムの表面に移動させてクリ−ニングブレ−ドにより
掻き取るようにしたことにより、帯電ロ−ラ上の逆帯電
トナ−を除去できるので、常に感光体ドラムを均一な表
面電位に帯電させる事ができる。
【0037】第2の実施の形態 第1の実施の形態では、クリ−ニングモ−ド時、転写ベ
ルトに印加する電圧を切り替える必要があったが、第2
の実施の形態では転写ベルトに印加する電圧を正電圧に
維持したままクリ−ニング動作を行えるようにしたもの
である。第2の実施の形態は、制御部の動作を除き、第
1の実施の形態の形態と同じ構成を有する。
ルトに印加する電圧を切り替える必要があったが、第2
の実施の形態では転写ベルトに印加する電圧を正電圧に
維持したままクリ−ニング動作を行えるようにしたもの
である。第2の実施の形態は、制御部の動作を除き、第
1の実施の形態の形態と同じ構成を有する。
【0038】図3は第2の実施の形態のクリ−ニングモ
−ド時の動作を示すタイムチャ−トである。(A)〜
(D)はそれぞれモ−タ13の駆動、帯電ロ−ラ2に印
加する電圧、現像ロ−ラ4に印加する電圧、転写ベルト
8に印加する電圧のタイミングを示す。
−ド時の動作を示すタイムチャ−トである。(A)〜
(D)はそれぞれモ−タ13の駆動、帯電ロ−ラ2に印
加する電圧、現像ロ−ラ4に印加する電圧、転写ベルト
8に印加する電圧のタイミングを示す。
【0039】クリ−ニングモ−ドの挿入タイミングは間
欠印刷、連続印刷のどちらにも対応できるが、本実施の
形態では、印刷枚数がN枚(N:整数)に達し、Nペ−
ジ目の印刷が終了した後に挿入されるクリ−ニングモ−
ドについて述べる。
欠印刷、連続印刷のどちらにも対応できるが、本実施の
形態では、印刷枚数がN枚(N:整数)に達し、Nペ−
ジ目の印刷が終了した後に挿入されるクリ−ニングモ−
ドについて述べる。
【0040】印刷動作が終了すると、時刻t30で制御部
14は装置をクリ−ニングモ−ドに切替える。制御部1
4は転写ベルト8に正電圧(この電圧は印刷媒体の厚さ
によって異なる)、例えば1KVを印加していた電源部
10は、引き続き正電圧を印加する。ここで、転写ベル
ト8に正電圧を印加している電源部10の電流値をIt
、帯電ロ−ラ2に負電圧を印加している電源部3が通
常、感光体ドラム1の表面を−800Vまで帯電させる
電流値をIc とする。クリ−ニングモ−ドが開始される
t30から、クリ−ニングモ−ドが終了するt36までの
間、It <Ic の関係を保つように設定する。
14は装置をクリ−ニングモ−ドに切替える。制御部1
4は転写ベルト8に正電圧(この電圧は印刷媒体の厚さ
によって異なる)、例えば1KVを印加していた電源部
10は、引き続き正電圧を印加する。ここで、転写ベル
ト8に正電圧を印加している電源部10の電流値をIt
、帯電ロ−ラ2に負電圧を印加している電源部3が通
常、感光体ドラム1の表面を−800Vまで帯電させる
電流値をIc とする。クリ−ニングモ−ドが開始される
t30から、クリ−ニングモ−ドが終了するt36までの
間、It <Ic の関係を保つように設定する。
【0041】この設定により、転写ベルト8に接する前
の感光体ドラム1の表面電位は帯電ロ−ラ2により−8
00Vに帯電しているが、転写ベルト8を通過した後の
感光体ドラム1の表面電位は−100V程度に変化し、
負電圧の電位を保つ。
の感光体ドラム1の表面電位は帯電ロ−ラ2により−8
00Vに帯電しているが、転写ベルト8を通過した後の
感光体ドラム1の表面電位は−100V程度に変化し、
負電圧の電位を保つ。
【0042】転写ベルト8を通過した後の感光体ドラム
1の表面は矢印A方向への回転により、クリ−ニングブ
レ−ド9に接する。クリ−ニングブレ−ド9は電圧をか
けていないので、感光体ドラム1の表面電位は変わらな
い。さらに、この感光体ドラム1の表面は矢印A方向の
回転により、時刻t31に、帯電ロ−ラ2に接する。
1の表面は矢印A方向への回転により、クリ−ニングブ
レ−ド9に接する。クリ−ニングブレ−ド9は電圧をか
けていないので、感光体ドラム1の表面電位は変わらな
い。さらに、この感光体ドラム1の表面は矢印A方向の
回転により、時刻t31に、帯電ロ−ラ2に接する。
【0043】時刻t31で制御部14は電源部3の出力電
圧を−1300Vから0Vに切り替える。帯電ロ−ラ2
に付着していた逆帯電トナ−は、負に帯電している感光
体ドラム1側にク−ロン力を受け、感光体ドラム1側に
移動して付着する。感光体ドラム1の表面電位は変化し
ない。
圧を−1300Vから0Vに切り替える。帯電ロ−ラ2
に付着していた逆帯電トナ−は、負に帯電している感光
体ドラム1側にク−ロン力を受け、感光体ドラム1側に
移動して付着する。感光体ドラム1の表面電位は変化し
ない。
【0044】尚、帯電ロ−ラ2に0Vを印加している時
間T1 であるが、逆帯電トナ−を感光体ドラム1側に移
動させるために、最低、帯電ロ−ラ2の1周分が必要で
ある。逆帯電トナ−の付着量が多い場合は、この0Vを
印加している時間を2周分、3周分と増やすことができ
るのはもちろん可能である。
間T1 であるが、逆帯電トナ−を感光体ドラム1側に移
動させるために、最低、帯電ロ−ラ2の1周分が必要で
ある。逆帯電トナ−の付着量が多い場合は、この0Vを
印加している時間を2周分、3周分と増やすことができ
るのはもちろん可能である。
【0045】逆帯電トナ−が付着した感光体ドラム1の
表面は、矢印A方向の回転により、時刻t32で現像ロ−
ラ4に接する。この時、感光体ドラム1の表面電位は0
Vに近い。
表面は、矢印A方向の回転により、時刻t32で現像ロ−
ラ4に接する。この時、感光体ドラム1の表面電位は0
Vに近い。
【0046】時刻t32で制御部14は、電源部5の出力
電圧を−250Vから0Vに切り替える。これにより、
感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は、感光体ドラム1側
にク−ロン力を受け、感光体ドラム1に付着し続ける。
電圧を−250Vから0Vに切り替える。これにより、
感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は、感光体ドラム1側
にク−ロン力を受け、感光体ドラム1に付着し続ける。
【0047】時刻t31から時間T1 経過した後、時刻t
33で制御部14は電源部3の出力電圧を0Vから−13
00Vに切り替える。この間、帯電ロ−ラ2は1周以上
している。
33で制御部14は電源部3の出力電圧を0Vから−13
00Vに切り替える。この間、帯電ロ−ラ2は1周以上
している。
【0048】時刻t32から時間(T1 +β)経過した
後、時刻t34で制御部14は電源部5の出力電圧を0V
から−250Vに切り替える。ここでβの値であるが、
電源部3が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間に通過
する感光体ドラム1の領域が現像ロ−ラ4と接する部分
を通過している間、確実に電源部5が現像ロ−ラ4に0
Vを印加し得るマ−ジンである。
後、時刻t34で制御部14は電源部5の出力電圧を0V
から−250Vに切り替える。ここでβの値であるが、
電源部3が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間に通過
する感光体ドラム1の領域が現像ロ−ラ4と接する部分
を通過している間、確実に電源部5が現像ロ−ラ4に0
Vを印加し得るマ−ジンである。
【0049】現像ロ−ラ4を通過した感光体ドラム1上
の逆帯電トナ−は矢印A方向への回転に伴い、転写ベル
ト8に接する。電源部10は転写ベルト8に正電圧を印
加しているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は感
光体ドラム1に付着したまま、転写ベルト8を通過す
る。
の逆帯電トナ−は矢印A方向への回転に伴い、転写ベル
ト8に接する。電源部10は転写ベルト8に正電圧を印
加しているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は感
光体ドラム1に付着したまま、転写ベルト8を通過す
る。
【0050】さらに、矢印A方向への回転により、感光
体ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングブレ−ド9
に接し、クリ−ニングブレ−ド9により感光体ドラム1
上の逆帯電トナ−は掻き取られる。
体ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングブレ−ド9
に接し、クリ−ニングブレ−ド9により感光体ドラム1
上の逆帯電トナ−は掻き取られる。
【0051】感光体ドラム1の逆帯電トナ−付着部がク
リ−ニングブレ−ド9を全て通過した後、時刻t35で制
御部14はクリ−ニングモ−ドを終了させる。制御部1
4は装置を印刷モ−ドに切替えて次の印刷動作に入る
か、又は時刻t36でモ−タ13を停止させ、感光体ドラ
ム1及び感光体ドラム1に接するロ−ラ、ベルトの回転
を停止させる。
リ−ニングブレ−ド9を全て通過した後、時刻t35で制
御部14はクリ−ニングモ−ドを終了させる。制御部1
4は装置を印刷モ−ドに切替えて次の印刷動作に入る
か、又は時刻t36でモ−タ13を停止させ、感光体ドラ
ム1及び感光体ドラム1に接するロ−ラ、ベルトの回転
を停止させる。
【0052】第2の実施の形態によれば、クリ−ニング
モ−ドの間も転写ベルトの印加電圧を正電圧のままとし
たことにより、第1の実施の形態に比べて繁雑な電圧の
切替えが簡素になる。
モ−ドの間も転写ベルトの印加電圧を正電圧のままとし
たことにより、第1の実施の形態に比べて繁雑な電圧の
切替えが簡素になる。
【0053】第3の実施の形態 第3の実施の形態では、クリ−ニングブレ−ドと逆帯電
トナ−凝集手段としてのクリ−ニングロ−ラとを組み合
わせたクリ−ニングについて述べる。
トナ−凝集手段としてのクリ−ニングロ−ラとを組み合
わせたクリ−ニングについて述べる。
【0054】図4は第3の実施の形態による画像形成装
置の構成を示すブロック図である。第1及び第2の実施
の形態と異なるところは、クリ−ニングロ−ラ15及び
電源部16が追加された点である。また、図6は第3の
実施の形態のクリ−ニングモ−ド時の動作を示すタイム
チャ−トである。(A)〜(E)はモ−タ13の駆動、
帯電ロ−ラ2に印加する電圧、現像ロ−ラ4に印加する
電圧、転写ベルト8に印加する電圧、クリ−ニングロ−
ラ15のタイミングを示す。
置の構成を示すブロック図である。第1及び第2の実施
の形態と異なるところは、クリ−ニングロ−ラ15及び
電源部16が追加された点である。また、図6は第3の
実施の形態のクリ−ニングモ−ド時の動作を示すタイム
チャ−トである。(A)〜(E)はモ−タ13の駆動、
帯電ロ−ラ2に印加する電圧、現像ロ−ラ4に印加する
電圧、転写ベルト8に印加する電圧、クリ−ニングロ−
ラ15のタイミングを示す。
【0055】印刷モ−ドでは、制御部14はクリ−ニン
グロ−ラ12に対して−1250Vの電圧を印加するよ
うに電源部16を制御している。従って、感光体ドラム
1上に付着している逆帯電トナ−はクリ−ニングロ−ラ
12側にク−ロン力を受けて、付着する。
グロ−ラ12に対して−1250Vの電圧を印加するよ
うに電源部16を制御している。従って、感光体ドラム
1上に付着している逆帯電トナ−はクリ−ニングロ−ラ
12側にク−ロン力を受けて、付着する。
【0056】クリ−ニングロ−ラ15は多孔質のスポン
ジで構成されており、付着した逆帯電トナ−はクリ−ニ
ングロ−ラ15のメッシュ内に凝集しながら蓄積する。
また、感光体ドラム1上に存在している現像トナ−は、
クリ−ニングロ−ラ15側にはク−ロン力を受けないの
で、クリ−ニングロ−ラ15を通過し、その後、矢印A
方向の回転に伴い、クリ−ニングブレ−ド9により掻き
取られる。
ジで構成されており、付着した逆帯電トナ−はクリ−ニ
ングロ−ラ15のメッシュ内に凝集しながら蓄積する。
また、感光体ドラム1上に存在している現像トナ−は、
クリ−ニングロ−ラ15側にはク−ロン力を受けないの
で、クリ−ニングロ−ラ15を通過し、その後、矢印A
方向の回転に伴い、クリ−ニングブレ−ド9により掻き
取られる。
【0057】印刷動作が終了すると、時刻t40で制御部
14は装置をクリ−ニングモ−ドに切替える。制御部1
4は電源部10の出力電圧を正電圧、例えば1KVから
0Vに切り替える。転写ベルト8に接する前の感光体ド
ラム1の表面電位は帯電ロ−ラ2により−800Vに帯
電しているが、転写ベルト8が0Vなので、転写ベルト
8を通過した後は帯電電位を下げ、−500V程度とな
る。転写ベルト8を通過した後の感光体ドラム1の表面
は矢印A方向への回転により、時刻t41 にクリ−ニング
ロ−ラ15に接する。
14は装置をクリ−ニングモ−ドに切替える。制御部1
4は電源部10の出力電圧を正電圧、例えば1KVから
0Vに切り替える。転写ベルト8に接する前の感光体ド
ラム1の表面電位は帯電ロ−ラ2により−800Vに帯
電しているが、転写ベルト8が0Vなので、転写ベルト
8を通過した後は帯電電位を下げ、−500V程度とな
る。転写ベルト8を通過した後の感光体ドラム1の表面
は矢印A方向への回転により、時刻t41 にクリ−ニング
ロ−ラ15に接する。
【0058】時刻t41で制御部14は電源部16の出力
電圧を−1250Vから+400Vに切り替える。印刷
動作中、クリ−ニングロ−ラ15に付着堆積していた逆
帯電トナ−は感光体ドラム1側にク−ロン力を受けるの
で、感光体ドラム1側に移動して付着する。逆帯電トナ
−を付着させた感光体ドラム1の表面は矢印A方向に回
転し、クリ−ニングブレ−ド9に接する。感光体ドラム
1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングブレ−ド9により掻
き取られる。
電圧を−1250Vから+400Vに切り替える。印刷
動作中、クリ−ニングロ−ラ15に付着堆積していた逆
帯電トナ−は感光体ドラム1側にク−ロン力を受けるの
で、感光体ドラム1側に移動して付着する。逆帯電トナ
−を付着させた感光体ドラム1の表面は矢印A方向に回
転し、クリ−ニングブレ−ド9に接する。感光体ドラム
1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングブレ−ド9により掻
き取られる。
【0059】時刻t40から時間(T2 +γ)経過した
後、時刻t42で制御部14は電源部10の出力電圧を0
Vから1KVに切り替える。ここでγの値であるが、電
源部16がクリ−ニングロ−ラ15に+400Vを印加
している間通過する感光体ドラム1の領域が、転写ベル
ト8と接する部分を通過している間、確実に転写ベルト
8に電源部10が0Vを印加し得るマ−ジンである。
後、時刻t42で制御部14は電源部10の出力電圧を0
Vから1KVに切り替える。ここでγの値であるが、電
源部16がクリ−ニングロ−ラ15に+400Vを印加
している間通過する感光体ドラム1の領域が、転写ベル
ト8と接する部分を通過している間、確実に転写ベルト
8に電源部10が0Vを印加し得るマ−ジンである。
【0060】時刻t41から時間T2 経過した後、時刻t
43で制御部14は電源部16の出力電圧を+400Vか
ら−1250Vに切り替える。この間、クリ−ニングロ
−ラ15は1周以上している。クリ−ニングロ−ラ12
に−1250Vを印加すると、クリ−ニングロ−ラ12
を通過した後の感光体ドラム1は、−750V程度に帯
電する。
43で制御部14は電源部16の出力電圧を+400Vか
ら−1250Vに切り替える。この間、クリ−ニングロ
−ラ15は1周以上している。クリ−ニングロ−ラ12
に−1250Vを印加すると、クリ−ニングロ−ラ12
を通過した後の感光体ドラム1は、−750V程度に帯
電する。
【0061】時刻t44 で制御部14は電源部3の出力電
圧を−1300Vから0Vに切り替える。通常、感光体
ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングロ−ラ12及
びクリ−ニングブレ−ド9により除去されているが、若
干感光体ドラム1上に残っていたものが、帯電ロ−ラ2
に付着している。電源部3が0Vの印加に切り替わる
と、帯電ロ−ラ2上の逆帯電トナ−が感光体ドラム1側
にク−ロン力を受けて、移動し付着する。
圧を−1300Vから0Vに切り替える。通常、感光体
ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングロ−ラ12及
びクリ−ニングブレ−ド9により除去されているが、若
干感光体ドラム1上に残っていたものが、帯電ロ−ラ2
に付着している。電源部3が0Vの印加に切り替わる
と、帯電ロ−ラ2上の逆帯電トナ−が感光体ドラム1側
にク−ロン力を受けて、移動し付着する。
【0062】尚、帯電ロ−ラ2に0Vを印加している時
間T1 であるが、最低、帯電ロ−ラ2の1周分必要であ
る。逆帯電トナ−の付着量が多い場合は、0Vを印加し
ている時間を2周分、3周分と増やすことができるのは
もちろん可能である。
間T1 であるが、最低、帯電ロ−ラ2の1周分必要であ
る。逆帯電トナ−の付着量が多い場合は、0Vを印加し
ている時間を2周分、3周分と増やすことができるのは
もちろん可能である。
【0063】時刻t45 で制御部14は電源部5の出力電
圧を−250Vから0Vに切り替える。このとき、逆帯
電トナ−が付着した感光体ドラム1の表面は、矢印A方
向の回転により、現像ロ−ラ4に接する。感光体ドラム
1の表面電位は−500V程度なので、感光体ドラム1
上の逆帯電トナ−は、感光体ドラム1側にク−ロン力を
受け、感光体ドラム1に付着し続ける。
圧を−250Vから0Vに切り替える。このとき、逆帯
電トナ−が付着した感光体ドラム1の表面は、矢印A方
向の回転により、現像ロ−ラ4に接する。感光体ドラム
1の表面電位は−500V程度なので、感光体ドラム1
上の逆帯電トナ−は、感光体ドラム1側にク−ロン力を
受け、感光体ドラム1に付着し続ける。
【0064】時刻t44から時間T1 経過した後、時刻t
46で制御部14は電源部3の出力電圧を0Vから−13
00Vに切り替える。この間、帯電ロ−ラ2は1周以上
している。
46で制御部14は電源部3の出力電圧を0Vから−13
00Vに切り替える。この間、帯電ロ−ラ2は1周以上
している。
【0065】また、時刻t45から時間(T1 +β)経過
した後、時刻t47で制御部14は電源部5の出力電圧を
0Vから−250Vに切り替える。ここでβの値である
が、電源部3が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間に
通過する感光体ドラム1の領域が現像ロ−ラ4と接する
部分を通過している間、確実に電源部5が現像ロ−ラ4
に0Vを印加し得るマ−ジンである。
した後、時刻t47で制御部14は電源部5の出力電圧を
0Vから−250Vに切り替える。ここでβの値である
が、電源部3が帯電ロ−ラ2に0Vを印加している間に
通過する感光体ドラム1の領域が現像ロ−ラ4と接する
部分を通過している間、確実に電源部5が現像ロ−ラ4
に0Vを印加し得るマ−ジンである。
【0066】現像ロ−ラ4を通過した感光体ドラム1上
の逆帯電トナ−は矢印A方向への回転に伴い、転写ベル
ト8に接する。電源部10は転写ベルト8に正電圧を印
加しているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は感
光体ドラム1に付着したまま、転写ベルト8を通過す
る。
の逆帯電トナ−は矢印A方向への回転に伴い、転写ベル
ト8に接する。電源部10は転写ベルト8に正電圧を印
加しているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナ−は感
光体ドラム1に付着したまま、転写ベルト8を通過す
る。
【0067】さらに、矢印A方向への回転により、感光
体ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングロ−ラ12
に接する。電源部13はクリ−ニングロ−ラ12に−1
250Vを印加しているので、感光体ドラム1上の逆帯
電トナ−はクリ−ニングロ−ラ12側にク−ロン力を受
けるので移動し、付着する。感光体ドラム1上の逆帯電
トナ−が全て、感光体ドラム1上に付着し終えた後、時
刻t48にクリ−ニングモ−ドを終了させる。制御部14
は装置を印刷モ−ドに切替えて次の印刷動作に入るか、
又は時刻t49でモ−タ13を停止させ、感光体ドラム1
及び感光体ドラム1に接するロ−ラ、ベルトの回転を停
止させる。
体ドラム1上の逆帯電トナ−はクリ−ニングロ−ラ12
に接する。電源部13はクリ−ニングロ−ラ12に−1
250Vを印加しているので、感光体ドラム1上の逆帯
電トナ−はクリ−ニングロ−ラ12側にク−ロン力を受
けるので移動し、付着する。感光体ドラム1上の逆帯電
トナ−が全て、感光体ドラム1上に付着し終えた後、時
刻t48にクリ−ニングモ−ドを終了させる。制御部14
は装置を印刷モ−ドに切替えて次の印刷動作に入るか、
又は時刻t49でモ−タ13を停止させ、感光体ドラム1
及び感光体ドラム1に接するロ−ラ、ベルトの回転を停
止させる。
【0068】第3の実施の形態によれば、感光体ドラム
上の逆帯電トナ−は、印刷中、クリ−ニングロ−ラに付
着させ、クリ−ニングロ−ラのメッシュ内で凝集させ、
粒子の大きなトナ−とすることができる。次いで、クリ
−ニングモ−ドにおいて、感光体ドラムに逆帯電トナ−
を放出し、下流にあるクリ−ニングブレ−ドで掻き取る
が、逆帯電トナ−は粒子の大きなトナ−となっているの
でクリ−ニングブレ−ドにより確実に除去できる。
上の逆帯電トナ−は、印刷中、クリ−ニングロ−ラに付
着させ、クリ−ニングロ−ラのメッシュ内で凝集させ、
粒子の大きなトナ−とすることができる。次いで、クリ
−ニングモ−ドにおいて、感光体ドラムに逆帯電トナ−
を放出し、下流にあるクリ−ニングブレ−ドで掻き取る
が、逆帯電トナ−は粒子の大きなトナ−となっているの
でクリ−ニングブレ−ドにより確実に除去できる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。現像トナ−
が帯びている電荷の極性と逆の極性を帯びて帯電部に付
着する逆帯電トナ−を帯電部から感光体の表面に移動さ
せ、クリ−ニングブレ−ドにより掻き取るクリ−ニング
モ−ドを設けたことにより、帯電部に付着堆積する逆帯
電トナ−を除去し、感光体表面電位を均一に帯電させ、
印字品位を向上させる。
ているので以下に記載される効果を奏する。現像トナ−
が帯びている電荷の極性と逆の極性を帯びて帯電部に付
着する逆帯電トナ−を帯電部から感光体の表面に移動さ
せ、クリ−ニングブレ−ドにより掻き取るクリ−ニング
モ−ドを設けたことにより、帯電部に付着堆積する逆帯
電トナ−を除去し、感光体表面電位を均一に帯電させ、
印字品位を向上させる。
【0070】さらに、逆帯電トナ−凝集手段として多孔
質のスポンジで構成されたクリ−ニングロ−ラをクリ−
ニングブレ−ドの上流に配置し、印刷時、クリ−ニング
ロ−ラの孔内に逆帯電トナ−を凝集させ、クリ−ニング
モ−ド時、凝集した逆帯電トナ−をクリ−ニングロ−ラ
から感光体の表面に移動させ、クリ−ニングブレ−ドで
掻き取るようにしたことにより、重合法により球状に形
成されたトナ−粒子であっても、確実にクリ−ニングブ
レ−ドに引掛かり除去することができる。
質のスポンジで構成されたクリ−ニングロ−ラをクリ−
ニングブレ−ドの上流に配置し、印刷時、クリ−ニング
ロ−ラの孔内に逆帯電トナ−を凝集させ、クリ−ニング
モ−ド時、凝集した逆帯電トナ−をクリ−ニングロ−ラ
から感光体の表面に移動させ、クリ−ニングブレ−ドで
掻き取るようにしたことにより、重合法により球状に形
成されたトナ−粒子であっても、確実にクリ−ニングブ
レ−ドに引掛かり除去することができる。
【図1】第1の実施の形態による画像形成装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すタイムチャ−ト
である。
である。
【図3】第2の実施の形態の動作を示すタイムチャ−ト
である。
である。
【図4】第3の実施の形態による画像形成装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】第3の実施の形態の動作を示すタイムチャ−ト
である。
である。
1 感光体ドラム 2 帯電ロ−ラ 11 クリ−ニングブレ−ド 15 クリ−ニングロ−ラ
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の方向に回転する感光体の表面を帯
電部により均一な電位に帯電させ、露光により形成した
静電潜像に感光体の帯電極性と同極性の電荷を帯びた現
像トナ−を供給してトナ−像とし、転写部によりトナ−
像を感光体の表面から印刷媒体に転写させ、感光体の表
面に残留した残留トナ−をクリ−ニングブレ−ドにより
掻き取る画像形成装置において、 前記現像トナ−が帯びている電荷の極性と逆の極性を帯
びて前記帯電部に付着する逆帯電トナ−を帯電部から前
記感光体の表面に移動させ、前記クリ−ニングブレ−ド
により掻き取るクリ−ニングモ−ドを設けたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 さらに、逆帯電トナ−凝集手段を前記ク
リ−ニングブレ−ドの上流に配置し、印刷時、前記逆帯
電トナ−を逆帯電トナ−凝集手段に凝集させ、クリ−ニ
ングモ−ド時、凝集した逆帯電トナ−を逆帯電トナ−凝
集手段から前記感光体の表面に移動させ、前記クリ−ニ
ングブレ−ドで掻き取る請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記逆帯電トナ−凝集手段は、前記逆帯
電トナ−を凝集させる多孔質のスポンジで構成されたク
リ−ニングロ−ラである請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記帯電部には負電圧が印加されて前記
感光体の表面を均一な負電位に帯電させ、前記転写部に
は正電圧が印加されて前記トナ−像を前記感光体の表面
から前記印刷媒体に転写させる請求項1記載の画像形成
装置。 - 【請求項5】 前記クリ−ニングモ−ドでは、前記転写
部への正電圧の印加を停止させ、前記帯電部により均一
な負電位に帯電した前記感光体の表面が一周して前記帯
電部に到達したとき帯電部への負電圧の印加を停止さ
せ、帯電部の表面に付着した前記逆帯電トナ−を感光体
の表面に移動させて前記クリ−ニングブレ−ドにより掻
き取る請求項4記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記クリ−ニングモ−ドでは、前記転写
部への正電圧の印加を続行し、前記帯電部により均一な
負電位に帯電した前記感光体の表面が一周して前記帯電
部に到達したとき帯電部への負電圧の印加を停止させ、
帯電部の表面に付着した前記逆帯電トナ−を感光体の表
面に移動させて前記クリ−ニングブレ−ドにより掻き取
る請求項4記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記帯電部には負電圧が印加されて前記
感光体の表面を均一な負電位に帯電させ、前記転写部に
は正電圧が印加されて前記トナ−像を前記感光体の表面
から前記印刷媒体に転写させ、前記クリ−ニングロ−ラ
には負電圧を印加してクリ−ニングロ−ラの孔内に前記
逆帯電トナ−を凝集させ、クリ−ニングモ−ド時、凝集
した逆帯電トナ−を前記クリ−ニングロ−ラから前記感
光体の表面に移動させ、前記クリ−ニングブレ−ドで掻
き取る請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 感光体の表面に残留した現像トナ−をク
リ−ニングブレ−ドにより掻き取る画像形成装置のクリ
−ニング方法において、 多孔質のスポンジで構成されたクリ−ニングロ−ラを前
記クリ−ニングブレ−ドの上流に配置し、印刷時、現像
トナ−が帯びている電荷の極性と逆の極性を帯びている
逆帯電トナ−を前記クリ−ニングロ−ラの孔内に凝集さ
せ、クリ−ニングモ−ド時、凝集した逆帯電トナ−をク
リ−ニングロ−ラから前記感光体の表面に移動させ、ク
リ−ニングブレ−ドで掻き取ることを特徴とした画像形
成装置のクリ−ニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11065129A JP2000259057A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 画像形成装置とクリ−ニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11065129A JP2000259057A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 画像形成装置とクリ−ニング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000259057A true JP2000259057A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13277966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11065129A Withdrawn JP2000259057A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 画像形成装置とクリ−ニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000259057A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006313316A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-11-16 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7313356B2 (en) | 2005-10-25 | 2007-12-25 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
US9207556B2 (en) | 2013-12-26 | 2015-12-08 | Oki Data Corporation | Image formation apparatus having cleaning mode to clean charging device configured to charge image carrier |
JP2016153871A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP11065129A patent/JP2000259057A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006313316A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-11-16 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7313356B2 (en) | 2005-10-25 | 2007-12-25 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
US9207556B2 (en) | 2013-12-26 | 2015-12-08 | Oki Data Corporation | Image formation apparatus having cleaning mode to clean charging device configured to charge image carrier |
JP2016153871A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100197474B1 (ko) | 전자사진 기록장치 | |
US6081679A (en) | Method of cleaning residual toner from drum and rollers of image forming apparatus | |
US5970302A (en) | Method of cleaning in electrophotographic printer | |
CN101320250A (zh) | 显影剂收集/充电装置、图像形成设备和清洁方法 | |
JP2872121B2 (ja) | 画像形成装置と転写方法 | |
JP2000259057A (ja) | 画像形成装置とクリ−ニング方法 | |
JPH10161426A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4171234B2 (ja) | 画像形成装置及びこれを用いた複写機 | |
JP3229402B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11305624A (ja) | 電子写真記録装置 | |
JP2004302128A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07168454A (ja) | 転写ベルト装置および転写ベルトのクリーニング方法 | |
JPH0546038A (ja) | 電子写真記録装置 | |
JPH05249819A (ja) | 一成分乾式トナー現像装置 | |
JPH02282770A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3803049B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3391882B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3400246B2 (ja) | 画像形成方法及びその装置 | |
JP2001042722A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08160776A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004117572A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2708816B2 (ja) | クリーニングブレードの摩擦係数低減方法 | |
JPH07261627A (ja) | 画像形成装置の制御方法 | |
JPH11133727A (ja) | 現像装置 | |
JPS62238593A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |