JPH10161426A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10161426A JPH10161426A JP8324960A JP32496096A JPH10161426A JP H10161426 A JPH10161426 A JP H10161426A JP 8324960 A JP8324960 A JP 8324960A JP 32496096 A JP32496096 A JP 32496096A JP H10161426 A JPH10161426 A JP H10161426A
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 42
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- QFTYEBTUFIFTHD-UHFFFAOYSA-N 1-[6,7-dimethoxy-1-[1-(6-methoxynaphthalen-2-yl)ethyl]-3,4-dihydro-1H-isoquinolin-2-yl]-2-piperidin-1-ylethanone Chemical compound C1=CC2=CC(OC)=CC=C2C=C1C(C)C(C1=CC(OC)=C(OC)C=C1CC1)N1C(=O)CN1CCCCC1 QFTYEBTUFIFTHD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0094—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge fatigue treatment of the photoconductor
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、像担持体停止時にクリーニングブ
レードによるステックスリップが発生して異音が発生す
るという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、像担持体11を画像形成時
に回転駆動し画像形成後に像担持体11の回転駆動を停
止する駆動手段12と、像担持体11上の静電潜像を現
像してトナー像とする現像手段と、像担持体11上のト
ナー像を転写材へ転写させる転写手段と、像担持体11
上の転写残トナー像をクリーニングするクリーニング手
段と、画像形成後における像担持体11の停止途中に現
像手段より像担持体11上にトナーを供給させる手段2
3とを備えたものである。
レードによるステックスリップが発生して異音が発生す
るという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、像担持体11を画像形成時
に回転駆動し画像形成後に像担持体11の回転駆動を停
止する駆動手段12と、像担持体11上の静電潜像を現
像してトナー像とする現像手段と、像担持体11上のト
ナー像を転写材へ転写させる転写手段と、像担持体11
上の転写残トナー像をクリーニングするクリーニング手
段と、画像形成後における像担持体11の停止途中に現
像手段より像担持体11上にトナーを供給させる手段2
3とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置においては、一般的に、例えば感光体ドラム
からなる像担持体と、この感光体ドラムを画像形成時に
回転駆動し画像形成後にその回転駆動を停止するメイン
モータからなる駆動手段と、前記感光体ドラム上に静電
潜像を形成する潜像形成手段と、前記感光体ドラム上の
静電潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前記感
光体ドラム上のトナー像を転写紙や中間転写ベルト等の
転写材へ転写させる転写手段と、前記感光体ドラム上の
転写残トナー像をクリーニングするクリーニング手段
と、前記感光体ドラム上の残留電荷を除去する除電手段
とを有し、静電潜像の形成、現像、転写、クリーニン
グ、除電の各プロセスを繰り返して行うことで画像形成
プロセスを繰り返して行っている。
像形成装置においては、一般的に、例えば感光体ドラム
からなる像担持体と、この感光体ドラムを画像形成時に
回転駆動し画像形成後にその回転駆動を停止するメイン
モータからなる駆動手段と、前記感光体ドラム上に静電
潜像を形成する潜像形成手段と、前記感光体ドラム上の
静電潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前記感
光体ドラム上のトナー像を転写紙や中間転写ベルト等の
転写材へ転写させる転写手段と、前記感光体ドラム上の
転写残トナー像をクリーニングするクリーニング手段
と、前記感光体ドラム上の残留電荷を除去する除電手段
とを有し、静電潜像の形成、現像、転写、クリーニン
グ、除電の各プロセスを繰り返して行うことで画像形成
プロセスを繰り返して行っている。
【0003】潜像形成手段は、例えば感光体ドラムを一
様に帯電する帯電手段と、一様に帯電した感光体ドラム
に露光を行って画像を書き込むことにより静電潜像を形
成する書き込み手段とが用いられる。また、クリーニン
グ手段は、感光体ドラムに当接し、転写材に転写しきれ
ずに感光体ドラム上に残った転写残トナーを掻き落とす
ことにより感光体ドラム上をクリーニングするクリーニ
ングブレードが用いられる。
様に帯電する帯電手段と、一様に帯電した感光体ドラム
に露光を行って画像を書き込むことにより静電潜像を形
成する書き込み手段とが用いられる。また、クリーニン
グ手段は、感光体ドラムに当接し、転写材に転写しきれ
ずに感光体ドラム上に残った転写残トナーを掻き落とす
ことにより感光体ドラム上をクリーニングするクリーニ
ングブレードが用いられる。
【0004】このクリーニングブレードは一般的にウレ
タンゴム等の柔軟性のあるものが用いられる。通常、ク
リーニングブレードは、条件としてゴム硬度、厚さ、弾
性率、突き出し量等を検討することで、画像形成時には
感光体ドラムとクリーニングブレードとの間の摩擦抵抗
が増大し、これによる感光体ドラムとクリーニングブレ
ードとの間にわずかなきしみ音が発生し、このわずかな
きしみ音が感光体ドラムと共鳴して増幅されて異音とな
るのを防止している。
タンゴム等の柔軟性のあるものが用いられる。通常、ク
リーニングブレードは、条件としてゴム硬度、厚さ、弾
性率、突き出し量等を検討することで、画像形成時には
感光体ドラムとクリーニングブレードとの間の摩擦抵抗
が増大し、これによる感光体ドラムとクリーニングブレ
ードとの間にわずかなきしみ音が発生し、このわずかな
きしみ音が感光体ドラムと共鳴して増幅されて異音とな
るのを防止している。
【0005】また、特開平2ー118684号公報、特
開平3ー44689号公報、特開平3ー45981号公
報には、感光体中におもり、制振材等を付けてクリーニ
ングブレードと感光体ドラムとの間で発生したわずかな
きしみ音が感光体と共鳴することを防止するものが記載
されている。
開平3ー44689号公報、特開平3ー45981号公
報には、感光体中におもり、制振材等を付けてクリーニ
ングブレードと感光体ドラムとの間で発生したわずかな
きしみ音が感光体と共鳴することを防止するものが記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、感光体ドラムが等速回転している画像形成時以外の
感光体ドラム駆動時又は感光体ドラム停止時には、クリ
ーニングブレードが感光体ドラムに対してくっついてス
リップするステックスリップが発生して異音が発生する
場合がある。ここで、画質の安定性の面から感光体ドラ
ムは通常メインモータにより直接駆動されるので、メイ
ンモータがオンしてから等速回転に達するまでの時間が
短く、この時には上記異音はほとんど分からない状態で
ある。
は、感光体ドラムが等速回転している画像形成時以外の
感光体ドラム駆動時又は感光体ドラム停止時には、クリ
ーニングブレードが感光体ドラムに対してくっついてス
リップするステックスリップが発生して異音が発生する
場合がある。ここで、画質の安定性の面から感光体ドラ
ムは通常メインモータにより直接駆動されるので、メイ
ンモータがオンしてから等速回転に達するまでの時間が
短く、この時には上記異音はほとんど分からない状態で
ある。
【0007】しかし、感光体ドラム停止時はメインモー
タの駆動が切れても慣性で感光体ドラムが回転している
時間があり、この間にはクリーニングブレードによるス
テックスリップが発生して異音が発生してしまう。特
に、感光体ドラム停止時は感光体ドラム以外の機械本体
の駆動などが停止しているために上記異音が判別し易く
なっている。本発明は、像担持体停止時の異音発生を防
止することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
タの駆動が切れても慣性で感光体ドラムが回転している
時間があり、この間にはクリーニングブレードによるス
テックスリップが発生して異音が発生してしまう。特
に、感光体ドラム停止時は感光体ドラム以外の機械本体
の駆動などが停止しているために上記異音が判別し易く
なっている。本発明は、像担持体停止時の異音発生を防
止することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体と、この像担持体
を画像形成時に回転駆動し画像形成後に前記像担持体の
回転駆動を停止する駆動手段と、前記像担持体上に静電
潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電
潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前記像担持
体上のトナー像を転写材へ転写させる転写手段と、前記
像担持体上の転写残トナー像をクリーニングするクリー
ニング手段とを有する画像形成装置において、画像形成
後における前記像担持体の停止途中に前記現像手段より
前記像担持体上にトナーを供給させる手段を備えたもの
であり、像担持体停止時の異音発生を防止することがで
きる。
め、請求項1に係る発明は、像担持体と、この像担持体
を画像形成時に回転駆動し画像形成後に前記像担持体の
回転駆動を停止する駆動手段と、前記像担持体上に静電
潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電
潜像を現像してトナー像とする現像手段と、前記像担持
体上のトナー像を転写材へ転写させる転写手段と、前記
像担持体上の転写残トナー像をクリーニングするクリー
ニング手段とを有する画像形成装置において、画像形成
後における前記像担持体の停止途中に前記現像手段より
前記像担持体上にトナーを供給させる手段を備えたもの
であり、像担持体停止時の異音発生を防止することがで
きる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記転写手段は前記像担持体に接
触する接触転写手段を有し、画像形成後における前記像
担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上に
トナーが供給される時に前記接触転写手段にトナーの帯
電極性と同極性の転写バイアスを印加する手段を備えた
ものであり、接触転写手段のトナーによる汚れ及び像担
持体停止時の異音発生を防止することができる。
像形成装置において、前記転写手段は前記像担持体に接
触する接触転写手段を有し、画像形成後における前記像
担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上に
トナーが供給される時に前記接触転写手段にトナーの帯
電極性と同極性の転写バイアスを印加する手段を備えた
ものであり、接触転写手段のトナーによる汚れ及び像担
持体停止時の異音発生を防止することができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記像担持体と前記現像手段との
間の現像ポテンシャルを、画像形成後における前記像担
持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上にト
ナーが供給される時には画像形成時よりも前記像担持体
上のトナー付着量が少なくなるように画像形成時の現像
ポテンシャルと異ならせたものであり、像担持体のクリ
ーニング不良及び像担持体停止時の異音発生を防止する
ことができる。
像形成装置において、前記像担持体と前記現像手段との
間の現像ポテンシャルを、画像形成後における前記像担
持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上にト
ナーが供給される時には画像形成時よりも前記像担持体
上のトナー付着量が少なくなるように画像形成時の現像
ポテンシャルと異ならせたものであり、像担持体のクリ
ーニング不良及び像担持体停止時の異音発生を防止する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は請求項1に係る発明の一実
施形態を示す。この実施形態の画像形成装置において
は、感光体からなる像担持体、例えば感光体ドラム11
は、画像形成時にメインモータからなる駆動手段12
(図1参照)により回転駆動されて所定の周速度で等速
回転する。感光体ドラム11は、回転過程で、帯電ロー
ラからなる接触転写手段13を有する帯電手段により負
に一様に帯電され、露光手段からなる書き込み手段にて
書き込み光14で露光されて画像が書き込まれることに
より静電潜像が形成される。ここに、帯電ローラ13は
高圧電源から帯電バイアスが印加され、この帯電ローラ
13を有する帯電手段と上記書き込み手段とは感光体ド
ラム11上に静電潜像を形成する潜像形成手段を構成し
ている。
施形態を示す。この実施形態の画像形成装置において
は、感光体からなる像担持体、例えば感光体ドラム11
は、画像形成時にメインモータからなる駆動手段12
(図1参照)により回転駆動されて所定の周速度で等速
回転する。感光体ドラム11は、回転過程で、帯電ロー
ラからなる接触転写手段13を有する帯電手段により負
に一様に帯電され、露光手段からなる書き込み手段にて
書き込み光14で露光されて画像が書き込まれることに
より静電潜像が形成される。ここに、帯電ローラ13は
高圧電源から帯電バイアスが印加され、この帯電ローラ
13を有する帯電手段と上記書き込み手段とは感光体ド
ラム11上に静電潜像を形成する潜像形成手段を構成し
ている。
【0012】現像手段としての現像器15は、高圧電源
から現像ローラ15aに現像バイアス電圧が印加され、
感光体ドラム11上の静電潜像を反転現像してトナー像
とする。一方、転写材としての転写紙が図示しない給紙
装置の用紙トレイからレジストローラ対16へ給送され
て一時的に停止し、レジストローラ対16は感光体ドラ
ム11の回転に同期して感光体ドラム11上のトナー像
に合わせて転写紙を感光体ドラム11と転写手段として
の転写用コロナチャージャ17との間の転写部へ搬送す
る。
から現像ローラ15aに現像バイアス電圧が印加され、
感光体ドラム11上の静電潜像を反転現像してトナー像
とする。一方、転写材としての転写紙が図示しない給紙
装置の用紙トレイからレジストローラ対16へ給送され
て一時的に停止し、レジストローラ対16は感光体ドラ
ム11の回転に同期して感光体ドラム11上のトナー像
に合わせて転写紙を感光体ドラム11と転写手段として
の転写用コロナチャージャ17との間の転写部へ搬送す
る。
【0013】このレジストローラ対16から搬送された
転写紙は、転写用コロナチャージャ17により感光体ド
ラム11上のトナー像が転写されて分離器18により感
光体ドラム11から分離され、搬送ガイド19により案
内されて定着器20によりトナー像が定着された後に外
部へ排出される。また、感光体ドラム11は、トナー像
転写後に転写残トナー像がクリーニング器21内のクリ
ーニング手段としてのクリーニングブレード21aによ
り掻き落とされてクリーニングされ、除電手段としての
除電ランプ22により残留電荷が除去される。
転写紙は、転写用コロナチャージャ17により感光体ド
ラム11上のトナー像が転写されて分離器18により感
光体ドラム11から分離され、搬送ガイド19により案
内されて定着器20によりトナー像が定着された後に外
部へ排出される。また、感光体ドラム11は、トナー像
転写後に転写残トナー像がクリーニング器21内のクリ
ーニング手段としてのクリーニングブレード21aによ
り掻き落とされてクリーニングされ、除電手段としての
除電ランプ22により残留電荷が除去される。
【0014】このような画像形成動作は操作部の画像形
成開始指示手段としてのプリントスイッチのオンで開始
されて操作部による設定枚数分だけ繰り返して連続的に
行われ、感光体ドラム11は繰り返して画像形成に使用
される。図1は本実施形態の回路構成の概略を示す。制
御手段としてのCPU(マイクロコンピュータ)23
は、メインモータ12を駆動するためのモータ駆動回路
を制御することにより感光体ドラム11の回転を制御
し、かつ、現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印加
するための現像バイアス電圧印加手段としての高圧電源
を制御することにより現像バイアス電圧を制御する。
成開始指示手段としてのプリントスイッチのオンで開始
されて操作部による設定枚数分だけ繰り返して連続的に
行われ、感光体ドラム11は繰り返して画像形成に使用
される。図1は本実施形態の回路構成の概略を示す。制
御手段としてのCPU(マイクロコンピュータ)23
は、メインモータ12を駆動するためのモータ駆動回路
を制御することにより感光体ドラム11の回転を制御
し、かつ、現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印加
するための現像バイアス電圧印加手段としての高圧電源
を制御することにより現像バイアス電圧を制御する。
【0015】図4はメインモータ12により回転駆動さ
れる感光体ドラム11の速度変化を示す。CPU23
は、プリントスイッチからの入力信号をチェックしてプ
リントスイッチがPの時点でオンすると、上記モータ駆
動回路に対してメインモータ12の駆動を開始させると
共に本実施形態の所定の各部を所定のタイミングで動作
させ、感光体ドラム11がメインモータ12により回転
駆動される。このとき、Pの時点からa時間が経過する
までは、感光体ドラム11の回転は等速回転まで達しな
い。Pの時点からa時間が経過した後には感光体ドラム
11が等速で回転し、この感光体ドラム11の等速回転
状態で上述のように設定枚数分の画像形成動作が行われ
る。
れる感光体ドラム11の速度変化を示す。CPU23
は、プリントスイッチからの入力信号をチェックしてプ
リントスイッチがPの時点でオンすると、上記モータ駆
動回路に対してメインモータ12の駆動を開始させると
共に本実施形態の所定の各部を所定のタイミングで動作
させ、感光体ドラム11がメインモータ12により回転
駆動される。このとき、Pの時点からa時間が経過する
までは、感光体ドラム11の回転は等速回転まで達しな
い。Pの時点からa時間が経過した後には感光体ドラム
11が等速で回転し、この感光体ドラム11の等速回転
状態で上述のように設定枚数分の画像形成動作が行われ
る。
【0016】また、CPU23は、Sの時点で設定枚数
分の画像形成動作が終了して機械を停止させる時には停
止信号を上記モータ駆動回路に出力し、上記モータ駆動
回路がその停止信号により直ちにメインモータ12の駆
動を停止する。ここで、現在の複写機等と同様に画像の
安定性のため、特にジッターを防止するため、メインモ
ータ12は、フライホイルを設けることで、そのトルク
変動に対して回転むらが出ないようにしている。このよ
うに、メインモータ12にフライホイルを設けると、そ
の慣性モーメントが大きくなってイナーシャが発生し、
Sの時点から感光体ドラム11の回転が停止するまでの
時間bが長くなる。
分の画像形成動作が終了して機械を停止させる時には停
止信号を上記モータ駆動回路に出力し、上記モータ駆動
回路がその停止信号により直ちにメインモータ12の駆
動を停止する。ここで、現在の複写機等と同様に画像の
安定性のため、特にジッターを防止するため、メインモ
ータ12は、フライホイルを設けることで、そのトルク
変動に対して回転むらが出ないようにしている。このよ
うに、メインモータ12にフライホイルを設けると、そ
の慣性モーメントが大きくなってイナーシャが発生し、
Sの時点から感光体ドラム11の回転が停止するまでの
時間bが長くなる。
【0017】図3は本実施形態の動作タイミングを示
す。CPU23は、プリントスイッチからの入力信号を
チェックしてプリントスイッチがPの時点でオンする
と、上記モータ駆動回路に対してメインモータ12の駆
動を開始させ、感光体ドラム11が等速で回転する状態
になった後に、帯電ローラ13に帯電バイアスを印加す
るための高圧電源に対して帯電ローラ13に帯電バイア
スを印加させて感光体ドラム11を帯電させる。
す。CPU23は、プリントスイッチからの入力信号を
チェックしてプリントスイッチがPの時点でオンする
と、上記モータ駆動回路に対してメインモータ12の駆
動を開始させ、感光体ドラム11が等速で回転する状態
になった後に、帯電ローラ13に帯電バイアスを印加す
るための高圧電源に対して帯電ローラ13に帯電バイア
スを印加させて感光体ドラム11を帯電させる。
【0018】CPU23は、感光体ドラム11上の帯電
ローラ13により帯電された帯電部分の先頭が感光体ド
ラム11と現像器15との間の現像位置に達した時に、
現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印加するための
高圧電源に対して現像バイアス電圧をオンさせる(現像
バイアス電圧の印加を開始させる)。このようにしない
と、現像器15が感光体ドラム11上の静電潜像を反転
現像する場合には感光体ドラム11上の帯電部分が現像
位置に達する前に高圧電源から現像ローラ15aに現像
バイアス電圧が印加されて感光体ドラム11上の帯電部
分に現像器15による反転現像で真黒な画像が作られ、
また、現像器15が感光体ドラム11上の静電潜像を2
成分現像剤で反転現像する場合には感光体ドラム11上
の帯電部分が現像位置を通過している時に高圧電源から
現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印加すると、感
光体ドラム11上の非帯電部分に現像器15からキャリ
アが付着してしまう。
ローラ13により帯電された帯電部分の先頭が感光体ド
ラム11と現像器15との間の現像位置に達した時に、
現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印加するための
高圧電源に対して現像バイアス電圧をオンさせる(現像
バイアス電圧の印加を開始させる)。このようにしない
と、現像器15が感光体ドラム11上の静電潜像を反転
現像する場合には感光体ドラム11上の帯電部分が現像
位置に達する前に高圧電源から現像ローラ15aに現像
バイアス電圧が印加されて感光体ドラム11上の帯電部
分に現像器15による反転現像で真黒な画像が作られ、
また、現像器15が感光体ドラム11上の静電潜像を2
成分現像剤で反転現像する場合には感光体ドラム11上
の帯電部分が現像位置を通過している時に高圧電源から
現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印加すると、感
光体ドラム11上の非帯電部分に現像器15からキャリ
アが付着してしまう。
【0019】CPU23は、画像形成動作終了後に上記
モータ駆動回路に対してメインモータ12の駆動をSの
時点で停止させた時にはメインモータ12の停止途中で
感光体ドラム11上の帯電部分の後端が現像位置を通過
した状態にて、現像ローラ15aに現像バイアス電圧を
印加するための高圧電源に対して画像形成時と同じ極
性、同じ大きさの現像バイアス電圧を短時間だけ印加さ
せることにより、感光体ドラム11上の非帯電部分にト
ナーを付着させて感光体ドラム11上の幅方向全域で感
光体ドラム11の回転方向(外周方向)に短い領域にト
ナー像を形成させる。
モータ駆動回路に対してメインモータ12の駆動をSの
時点で停止させた時にはメインモータ12の停止途中で
感光体ドラム11上の帯電部分の後端が現像位置を通過
した状態にて、現像ローラ15aに現像バイアス電圧を
印加するための高圧電源に対して画像形成時と同じ極
性、同じ大きさの現像バイアス電圧を短時間だけ印加さ
せることにより、感光体ドラム11上の非帯電部分にト
ナーを付着させて感光体ドラム11上の幅方向全域で感
光体ドラム11の回転方向(外周方向)に短い領域にト
ナー像を形成させる。
【0020】このトナー像は感光体ドラム11の回転に
伴って感光体ドラム11とクリーニングブレード21a
との間のクリーニング位置に移動して感光体ドラム11
とクリーニングブレード21aとの間に供給され、感光
体ドラム11とクリーニングブレード21aとの間の摩
擦係数がそのトナーにより下げられる。このため、クリ
ーニングブレード21aの感光体ドラム11に対するス
テックスリップが発生しなくなって異音が発生しなくな
る。
伴って感光体ドラム11とクリーニングブレード21a
との間のクリーニング位置に移動して感光体ドラム11
とクリーニングブレード21aとの間に供給され、感光
体ドラム11とクリーニングブレード21aとの間の摩
擦係数がそのトナーにより下げられる。このため、クリ
ーニングブレード21aの感光体ドラム11に対するス
テックスリップが発生しなくなって異音が発生しなくな
る。
【0021】このように、この請求項1に係る発明の一
実施形態は、像担持体としての感光体ドラム11と、こ
の像担持体11を画像形成時に回転駆動し画像形成後に
像担持体11の回転駆動を停止する駆動手段としてのメ
インモータ12と、前記像担持体11上に静電潜像を形
成する帯電手段及び書き込み手段からなる潜像形成手段
と、前記像担持体11上の静電潜像を現像してトナー像
とする現像手段としての現像器15と、前記像担持体1
1上のトナー像を転写材としての転写紙へ転写させる転
写手段としての転写用コロナチャージャ17と、前記像
担持体11上の転写残トナー像をクリーニングするクリ
ーニング手段としてのクリーニングブレード21aとを
有する画像形成装置において、画像形成後における前記
像担持体11の停止途中に前記現像手段15より前記像
担持体11上にトナーを供給させる手段としてのCPU
23を備えたので、像担持体停止時の異音発生を防止す
ることができる。
実施形態は、像担持体としての感光体ドラム11と、こ
の像担持体11を画像形成時に回転駆動し画像形成後に
像担持体11の回転駆動を停止する駆動手段としてのメ
インモータ12と、前記像担持体11上に静電潜像を形
成する帯電手段及び書き込み手段からなる潜像形成手段
と、前記像担持体11上の静電潜像を現像してトナー像
とする現像手段としての現像器15と、前記像担持体1
1上のトナー像を転写材としての転写紙へ転写させる転
写手段としての転写用コロナチャージャ17と、前記像
担持体11上の転写残トナー像をクリーニングするクリ
ーニング手段としてのクリーニングブレード21aとを
有する画像形成装置において、画像形成後における前記
像担持体11の停止途中に前記現像手段15より前記像
担持体11上にトナーを供給させる手段としてのCPU
23を備えたので、像担持体停止時の異音発生を防止す
ることができる。
【0022】図6は請求項2に係る発明の一実施形態の
一部を示す。この実施形態では、上記請求項1に係る発
明の一実施形態において、転写手段として転写用コロナ
チャージャ17の代りに接触転写手段としての転写ロー
ラ17aを有する転写手段が用いられる。転写ローラ1
7aは、感光体ドラム11に当接されて転写紙が感光体
ドラム11と転写ローラ17aとのニップ部を通過する
画像形成時(転写時)には転写バイアス印加手段として
の高圧電源から転写バイアスが印加されて感光体ドラム
11上のトナー像を転写紙に転写させる。
一部を示す。この実施形態では、上記請求項1に係る発
明の一実施形態において、転写手段として転写用コロナ
チャージャ17の代りに接触転写手段としての転写ロー
ラ17aを有する転写手段が用いられる。転写ローラ1
7aは、感光体ドラム11に当接されて転写紙が感光体
ドラム11と転写ローラ17aとのニップ部を通過する
画像形成時(転写時)には転写バイアス印加手段として
の高圧電源から転写バイアスが印加されて感光体ドラム
11上のトナー像を転写紙に転写させる。
【0023】図5は本実施形態の動作タイミングを示
し、図7は本実施形態の回路構成の概略を示す。CPU
23は、転写ローラ17aに転写バイアスを印加するた
めの高圧電源に対して、画像形成動作中の転写時に転写
ローラ17aに転写バイアスを印加させ、画像形成動作
終了後におけるメインモータ12の停止途中で現像ロー
ラ15aに現像バイアス電圧を印加する時間と同じ時
間、若しくはその時間を含んでそれよりやや長い時間
に、負の転写バイアスを転写ローラ17aに印加させる
ことで、画像形成時に感光体ドラム11上に現像器15
から付着される正規のトナーの帯電極性と同極性の転写
バイアスを転写ローラ17aに印加させる。
し、図7は本実施形態の回路構成の概略を示す。CPU
23は、転写ローラ17aに転写バイアスを印加するた
めの高圧電源に対して、画像形成動作中の転写時に転写
ローラ17aに転写バイアスを印加させ、画像形成動作
終了後におけるメインモータ12の停止途中で現像ロー
ラ15aに現像バイアス電圧を印加する時間と同じ時
間、若しくはその時間を含んでそれよりやや長い時間
に、負の転写バイアスを転写ローラ17aに印加させる
ことで、画像形成時に感光体ドラム11上に現像器15
から付着される正規のトナーの帯電極性と同極性の転写
バイアスを転写ローラ17aに印加させる。
【0024】したがって、感光体ドラム11上のトナー
像は、転写ローラ17aに付着せずに感光体ドラム11
とクリーニングブレード21aとの間に供給される。こ
のため、転写ローラ17aのトナーによる汚れが防止さ
れ、クリーニングブレード21aの感光体ドラム11に
対するステックスリップが発生しなくなって異音が発生
しなくなる。
像は、転写ローラ17aに付着せずに感光体ドラム11
とクリーニングブレード21aとの間に供給される。こ
のため、転写ローラ17aのトナーによる汚れが防止さ
れ、クリーニングブレード21aの感光体ドラム11に
対するステックスリップが発生しなくなって異音が発生
しなくなる。
【0025】このように、この請求項2に係る発明の一
実施形態は、請求項1記載の画像形成装置において、前
記転写手段は前記像担持体11に接触する接触転写手段
としての転写ローラ17aを有し、画像形成後における
前記像担持体11の停止途中に前記現像手段15より前
記像担持体11上にトナーが供給される時に前記接触転
写手段17aにトナーの帯電極性と同極性の転写バイア
スを印加する手段としてのCPU23を備えたので、接
触転写手段のトナーによる汚れ及び像担持体停止時の異
音発生を防止することができる。
実施形態は、請求項1記載の画像形成装置において、前
記転写手段は前記像担持体11に接触する接触転写手段
としての転写ローラ17aを有し、画像形成後における
前記像担持体11の停止途中に前記現像手段15より前
記像担持体11上にトナーが供給される時に前記接触転
写手段17aにトナーの帯電極性と同極性の転写バイア
スを印加する手段としてのCPU23を備えたので、接
触転写手段のトナーによる汚れ及び像担持体停止時の異
音発生を防止することができる。
【0026】図8は請求項3に係る発明の一実施形態の
動作タイミングを示す。この実施形態では、上記請求項
1に係る発明の一実施形態において、CPU23は、画
像形成時には現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印
加するための高圧電源に対して第1レベルの現像バイア
ス電圧を現像ローラ15aに印加させるが、メインモー
タ12の停止途中では感光体ドラム11上の帯電部分の
後端が現像位置を通過した状態にて、現像ローラ15a
に現像バイアス電圧を印加するための高圧電源に対して
画像形成時と同じ極性で第1レベルと異なる第2レベル
の現像バイアス電圧を短時間だけ印加させる。ここに、
第2レベルの現像バイアス電圧は第1レベルの現像バイ
アス電圧に比べて現像ポテンシャル(感光体ドラム11
と現像ローラ15aとの間の現像領域における感光体ド
ラム11の表面電位と、現像ローラ15aに印加される
現像バイアス電圧との差)が小さくなる現像バイアス電
圧とする。
動作タイミングを示す。この実施形態では、上記請求項
1に係る発明の一実施形態において、CPU23は、画
像形成時には現像ローラ15aに現像バイアス電圧を印
加するための高圧電源に対して第1レベルの現像バイア
ス電圧を現像ローラ15aに印加させるが、メインモー
タ12の停止途中では感光体ドラム11上の帯電部分の
後端が現像位置を通過した状態にて、現像ローラ15a
に現像バイアス電圧を印加するための高圧電源に対して
画像形成時と同じ極性で第1レベルと異なる第2レベル
の現像バイアス電圧を短時間だけ印加させる。ここに、
第2レベルの現像バイアス電圧は第1レベルの現像バイ
アス電圧に比べて現像ポテンシャル(感光体ドラム11
と現像ローラ15aとの間の現像領域における感光体ド
ラム11の表面電位と、現像ローラ15aに印加される
現像バイアス電圧との差)が小さくなる現像バイアス電
圧とする。
【0027】これは次の理由による。即ち、通常の画像
形成時には例えば感光体ドラム11上の書き込み個所
(書き込み光14が照射されて露光された所)の表面電
位が−150V、高圧電源から現像ローラ15aに印加
される現像バイアス電圧が−600Vである場合には感
光体ドラム11と現像器15との間の現像ポテンシャル
が450Vになるが、画像形成動作が終了したSの時点
では感光体ドラム11の帯電が既にオフされて感光体ド
ラム11の表面電位が0Vであるのに対して、高圧電源
から現像ローラ15aに画像形成時と同じ−600Vの
現像バイアス電圧を印加すると、現像ポテンシャルが通
常の画像形成時より大きな600Vになり、現像器15
から感光体ドラム11にトナーが付着し過ぎることにな
り、そのトナーをクリーニングブレード21aにより完
全に除去することはできなくなる。
形成時には例えば感光体ドラム11上の書き込み個所
(書き込み光14が照射されて露光された所)の表面電
位が−150V、高圧電源から現像ローラ15aに印加
される現像バイアス電圧が−600Vである場合には感
光体ドラム11と現像器15との間の現像ポテンシャル
が450Vになるが、画像形成動作が終了したSの時点
では感光体ドラム11の帯電が既にオフされて感光体ド
ラム11の表面電位が0Vであるのに対して、高圧電源
から現像ローラ15aに画像形成時と同じ−600Vの
現像バイアス電圧を印加すると、現像ポテンシャルが通
常の画像形成時より大きな600Vになり、現像器15
から感光体ドラム11にトナーが付着し過ぎることにな
り、そのトナーをクリーニングブレード21aにより完
全に除去することはできなくなる。
【0028】実際に、クリーニングブレード21aの感
光体ドラム11に対するステックスリップによる異音の
発生を防止するには、クリーニングブレード21aと感
光体ドラム11との間に少量のトナーを供給すればよい
から、第2レベルの現像バイアス電圧は現像ポテンシャ
ルが450Vより小さくなるような値とすればよいの
で、第2レベルの現像バイアス電圧は感光体ドラム11
のトナー付着量が画像形成時における感光体ドラム11
上の書き込み個所のトナー付着量より下がるように−4
50Vより大きい現像バイアス電圧(絶対値が450V
より小さい負の現像バイアス電圧)とする。
光体ドラム11に対するステックスリップによる異音の
発生を防止するには、クリーニングブレード21aと感
光体ドラム11との間に少量のトナーを供給すればよい
から、第2レベルの現像バイアス電圧は現像ポテンシャ
ルが450Vより小さくなるような値とすればよいの
で、第2レベルの現像バイアス電圧は感光体ドラム11
のトナー付着量が画像形成時における感光体ドラム11
上の書き込み個所のトナー付着量より下がるように−4
50Vより大きい現像バイアス電圧(絶対値が450V
より小さい負の現像バイアス電圧)とする。
【0029】このように、この請求項3に係る発明の一
実施形態は、請求項1記載の画像形成装置において、前
記像担持体11と前記現像手段15との間の現像ポテン
シャルを、画像形成後における前記像担持体11の停止
途中に前記現像手段15より前記像担持体11上にトナ
ーが供給される時には画像形成時よりも前記像担持体1
1上のトナー付着量が少なくなるように画像形成時の現
像ポテンシャルと異ならせたので、像担持体のクリーニ
ング不良及び像担持体停止時の異音発生を防止すること
ができる。
実施形態は、請求項1記載の画像形成装置において、前
記像担持体11と前記現像手段15との間の現像ポテン
シャルを、画像形成後における前記像担持体11の停止
途中に前記現像手段15より前記像担持体11上にトナ
ーが供給される時には画像形成時よりも前記像担持体1
1上のトナー付着量が少なくなるように画像形成時の現
像ポテンシャルと異ならせたので、像担持体のクリーニ
ング不良及び像担持体停止時の異音発生を防止すること
ができる。
【0030】なお、上記実施形態のように感光体ドラム
11の停止まぎわに現像器15から感光体ドラム11に
トナー像を供給してクリーニングブレード21aと感光
体ドラム11との間の摩擦係数を下げることで、次の画
像形成開始時にクリーニングブレード21aの感光体ド
ラム11に対するステックスリップにより発生する異音
も防止することができる。また、各請求項に係る発明
は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば感
光体ドラム11以外の像担持体を用いてもよく、また、
像担持体上のトナ像を中間転写体に一旦転写した後に転
写紙に転写する画像形成装置にも適用することができ
る。
11の停止まぎわに現像器15から感光体ドラム11に
トナー像を供給してクリーニングブレード21aと感光
体ドラム11との間の摩擦係数を下げることで、次の画
像形成開始時にクリーニングブレード21aの感光体ド
ラム11に対するステックスリップにより発生する異音
も防止することができる。また、各請求項に係る発明
は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば感
光体ドラム11以外の像担持体を用いてもよく、また、
像担持体上のトナ像を中間転写体に一旦転写した後に転
写紙に転写する画像形成装置にも適用することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、像担持体と、この像担持体を画像形成時に回転駆動
し画像形成後に前記像担持体の回転駆動を停止する駆動
手段と、前記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成
手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー像
とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材
へ転写させる転写手段と、前記像担持体上の転写残トナ
ー像をクリーニングするクリーニング手段とを有する画
像形成装置において、画像形成後における前記像担持体
の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上にトナー
を供給させる手段を備えたので、像担持体停止時の異音
発生を防止することができる。
ば、像担持体と、この像担持体を画像形成時に回転駆動
し画像形成後に前記像担持体の回転駆動を停止する駆動
手段と、前記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成
手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー像
とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像を転写材
へ転写させる転写手段と、前記像担持体上の転写残トナ
ー像をクリーニングするクリーニング手段とを有する画
像形成装置において、画像形成後における前記像担持体
の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上にトナー
を供給させる手段を備えたので、像担持体停止時の異音
発生を防止することができる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記転写手段は前記像担持
体に接触する接触転写手段を有し、画像形成後における
前記像担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持
体上にトナーが供給される時に前記接触転写手段にトナ
ーの帯電極性と同極性の転写バイアスを印加する手段を
備えたので、接触転写手段のトナーによる汚れ及び像担
持体停止時の異音発生を防止することができる。
載の画像形成装置において、前記転写手段は前記像担持
体に接触する接触転写手段を有し、画像形成後における
前記像担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持
体上にトナーが供給される時に前記接触転写手段にトナ
ーの帯電極性と同極性の転写バイアスを印加する手段を
備えたので、接触転写手段のトナーによる汚れ及び像担
持体停止時の異音発生を防止することができる。
【0033】請求項3に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記像担持体と前記現像手
段との間の現像ポテンシャルを、画像形成後における前
記像担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体
上にトナーが供給される時には画像形成時よりも前記像
担持体上のトナー付着量が少なくなるように画像形成時
の現像ポテンシャルと異ならせたので、像担持体のクリ
ーニング不良及び像担持体停止時の異音発生を防止する
ことができる。
載の画像形成装置において、前記像担持体と前記現像手
段との間の現像ポテンシャルを、画像形成後における前
記像担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体
上にトナーが供給される時には画像形成時よりも前記像
担持体上のトナー付着量が少なくなるように画像形成時
の現像ポテンシャルと異ならせたので、像担持体のクリ
ーニング不良及び像担持体停止時の異音発生を防止する
ことができる。
【図1】請求項1に係る発明の一実施形態の回路構成の
概略を示すブロック図である。
概略を示すブロック図である。
【図2】同実施形態を示す断面図である。
【図3】同実施形態の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図4】同実施形態の感光体ドラム速度変化を示す図で
ある。
ある。
【図5】同実施形態の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図6】請求項2に係る発明の一実施形態の一部を示す
概略図である。
概略図である。
【図7】同実施形態の回路構成の概略を示すブロック図
である。
である。
【図8】請求項3に係る発明の一実施形態の動作タイミ
ングを示すタイミングチャートである。
ングを示すタイミングチャートである。
11 感光体ドラム 12 メインモータ 13 帯電ローラ 14 書き込み光 15 現像器 17 転写用コロナチャージャ 17a 転写ローラ 21a クリーニングブレード 23 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 雨宮 賢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】像担持体と、この像担持体を画像形成時に
回転駆動し画像形成後に前記像担持体の回転駆動を停止
する駆動手段と、前記像担持体上に静電潜像を形成する
潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像して
トナー像とする現像手段と、前記像担持体上のトナー像
を転写材へ転写させる転写手段と、前記像担持体上の転
写残トナー像をクリーニングするクリーニング手段とを
有する画像形成装置において、画像形成後における前記
像担持体の停止途中に前記現像手段より前記像担持体上
にトナーを供給させる手段を備えたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
記転写手段は前記像担持体に接触する接触転写手段を有
し、画像形成後における前記像担持体の停止途中に前記
現像手段より前記像担持体上にトナーが供給される時に
前記接触転写手段にトナーの帯電極性と同極性の転写バ
イアスを印加する手段を備えたことを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、前
記像担持体と前記現像手段との間の現像ポテンシャル
を、画像形成後における前記像担持体の停止途中に前記
現像手段より前記像担持体上にトナーが供給される時に
は画像形成時よりも前記像担持体上のトナー付着量が少
なくなるように画像形成時の現像ポテンシャルと異なら
せたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324960A JPH10161426A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324960A JPH10161426A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161426A true JPH10161426A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18171555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324960A Pending JPH10161426A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10161426A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005037815A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7181156B2 (en) | 2003-07-25 | 2007-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus using a cleaning member for preventing noises and process cartridge therefor |
US7447455B2 (en) | 2005-05-26 | 2008-11-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color image forming apparatus and mono color printing method thereof |
JP2010122468A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011186276A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8494386B2 (en) | 2009-12-21 | 2013-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus featuring control of toner supply between image bearing member and cleaning blade |
JP2018200351A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US10185245B2 (en) | 2016-07-12 | 2019-01-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
EP3518046A1 (en) | 2018-01-24 | 2019-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11054786B2 (en) | 2019-01-08 | 2021-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP8324960A patent/JPH10161426A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005037815A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7181156B2 (en) | 2003-07-25 | 2007-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus using a cleaning member for preventing noises and process cartridge therefor |
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US7447455B2 (en) | 2005-05-26 | 2008-11-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color image forming apparatus and mono color printing method thereof |
JP2010122468A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8494386B2 (en) | 2009-12-21 | 2013-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus featuring control of toner supply between image bearing member and cleaning blade |
JP2011186276A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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JP2018200351A (ja) * | 2017-05-25 | 2018-12-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
EP3518046A1 (en) | 2018-01-24 | 2019-07-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US10649384B2 (en) | 2018-01-24 | 2020-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11054786B2 (en) | 2019-01-08 | 2021-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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