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JP2000253376A - 視聴者参加型テレビ放送システム - Google Patents

視聴者参加型テレビ放送システム

Info

Publication number
JP2000253376A
JP2000253376A JP11054652A JP5465299A JP2000253376A JP 2000253376 A JP2000253376 A JP 2000253376A JP 11054652 A JP11054652 A JP 11054652A JP 5465299 A JP5465299 A JP 5465299A JP 2000253376 A JP2000253376 A JP 2000253376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viewer
definition information
television broadcast
interactive means
means definition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11054652A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinkou Tabuchi
仁浩 田淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11054652A priority Critical patent/JP2000253376A/ja
Publication of JP2000253376A publication Critical patent/JP2000253376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者参加型テレビ放送への視聴者の参加を
容易にする。 【解決手段】 テレビ放送送出システムは、対話手段定
義情報を主放送信号に重畳して送信する。テレビ放送受
信システムの対話手段定義情報取得手段12は、受信し
た放送信号から対話手段定義情報を取り出して送信す
る。チャネルリモートコントローラ13は、対話手段定
義情報取得手段12からの対話手段定義情報を受信して
記憶し、視聴者による所定の入力操作が行われたとき、
視聴者の応答データを対話手段定義情報に従ってテレビ
放送送出システムに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局側から多数
の視聴者へ送信した放送番組に対して、個々の視聴者が
自己の意見や回答等の情報を放送局側へ簡易に返送する
ことができるようにした視聴者参加型テレビ放送システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ番組の中には討論番組での
世論調査等のように、番組中にアナウンサーやキャスタ
ーおよびテロップによって電話番号やインターネットア
ドレスを提示し、視聴者からの電話やインターネットア
ドレスに対するアクセスを基に番組を進める視聴者参加
型テレビ番組が増えている。
【0003】図4は、従来の視聴者参加型テレビ放送シ
ステムの構成を示すブロック図である。放送局側のテレ
ビ放送送出システムは、視聴者参加型のテレビ番組の映
像と音声を作成する番組制作システム101と、番組制
作システム101で作成された視聴者参加型テレビ番組
の映像及び音声情報をテレビ放送波で送信する放送波送
出システム102と、視聴者からの応答を受信する応答
システム103と、視聴者からの応答を集計する集計シ
ステム104とからなる。一方、視聴者側のテレビ放送
受信システムは、テレビ放送送出システムから送出され
た放送波を受信して映像と音声を再生する受像機111
と、受像機111に対してチャネル選択、受像機電源の
オン/オフ、音量、画質調整等を指示するためのチャネ
ルリモートコントローラ112と、電話などの通信装置
113とからなる。
【0004】このような視聴者参加型テレビ放送システ
ムを電子投票システム(例えば、日本電信電話株式会社
の「テレゴング」など)を用いた例で説明する。電子投
票システムでは、サービス番号(電話番号)をテロップ
で表示する映像あるいは司会者がサービス番号を読み上
げる映像を番組制作システム101を用いて制作し、放
送波送出システム102を介して視聴者に告知する。サ
ービス番号は、設問の選択肢として1企画につき最大6
番号を同時に使うことができる。一方、視聴者は、映像
および音声で告知されたサービス番号の1つを選択し、
通信装置113を用いて電話をかけることにより投票で
きる。その投票結果は、サービス番号毎に集計され、集
計結果を再び、テレビ番組に反映することができる。こ
のようにして、電子投票システムを用いたテレビ放送
は、既存の電話メディアを用いて視聴者参加型のテレビ
番組を実現している。
【0005】また、番組によっては、番組中でファクス
番号を告知することにより、視聴者が自身の意見をファ
クシミリ通信で送信し、放送局では、送られてきた意見
を番組中に紹介するような方法もとられている。また、
インターネットアドレスを告知する場合には、番組を放
送する日時よりも早い日時に視聴者にインターネットア
ドレスを告知しておき、視聴者からの意見や投票をWe
bサーバに貯え、意見や投票の集計結果を番組中で紹介
するような方法もとられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
視聴者参加型テレビ放送システムでは、番組中に放送さ
れた電話番号やファクス番号あるいはインターネットア
ドレスを視聴者がメモ等にひかえ、電話をしたり、ファ
クシミリ送信をしたり、インターネットアドレスにアク
セスしたりする必要があった。したがって、電話番号や
ファクス番号あるいはインターネットアドレスを記憶す
るという煩わしい作業が必要であり、記憶違いやメモの
書き間違いといった不手際による間違い電話等が発生す
るという問題点があった。また、電話番号やファクス番
号あるいはインターネットアドレスの記憶の煩わしさか
ら、視聴者が番組に対する参加意欲を失うという問題点
があった。また、視聴者に多数の電話番号を記憶させる
ことが難しいため、簡単な選択肢を提示するといった回
答方法を提供することができるだけで、視聴者に対して
多様な回答方法を提供することができないという問題点
があった。
【0007】本発明は、以上のような事情に鑑みて提案
されたものであり、電話番号等の記憶を不要にすると共
に、視聴者に対して多様な回答方法を提供することがで
きる視聴者参加型テレビ放送システムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の視聴者参加型テ
レビ放送システムは、視聴者参加型テレビ放送に視聴者
が応答するための通信手続情報を含む対話手段定義情報
を主放送信号に重畳して送信するテレビ放送送出システ
ムと、受信した放送信号から対話手段定義情報を取り出
し、視聴者による所定の入力操作が行われたとき、視聴
者の応答データを対話手段定義情報に従ってテレビ放送
送出システムに送信するテレビ放送受信システムとを有
するものである。また、上述のテレビ放送受信システム
の1構成例は、受信した放送信号から対話手段定義情報
を取り出して送信する対話手段定義情報取得手段(1
2)と、対話手段定義情報取得手段からの対話手段定義
情報を受信して記憶し、視聴者による所定の入力操作が
行われたとき、視聴者の応答データを対話手段定義情報
に従ってテレビ放送送出システムに送信するチャネルリ
モートコントローラ(13)とからなるものである。ま
た、上述のテレビ放送受信システムの1構成例は、受信
した放送信号から対話手段定義情報を取り出して記憶
し、所定の送信指示が入力されたとき、視聴者の応答デ
ータを対話手段定義情報に従ってテレビ放送送出システ
ムに送信する対話手段定義情報取得手段と、視聴者によ
る所定の入力操作が行われたとき、対話手段定義情報取
得手段に対して送信指示を送出するチャネルリモートコ
ントローラとからなるものである。また、上述のチャネ
ルリモートコントローラの1構成例は、携帯電話内に設
けられる。また、上述のテレビ放送送出システムの1構
成例は、対話手段定義情報取得手段あるいはチャネルリ
モートコントローラを機能させるソフトウェアを主放送
信号に重畳して送信する。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]次に、本発明
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態となる視聴者参加型
テレビ放送システムの構成を示すブロック図である。
【0010】放送局側のテレビ放送送出システムは以下
の構成からなる。番組制作システム1では、視聴者参加
型のテレビ番組の映像と音声が作成されると共に、対話
手段定義情報が生成される。対話手段定義情報は、視聴
者参加型テレビ放送に視聴者が応答するための通信手続
情報を含んでいる。視聴者参加型テレビ放送が例えば電
子投票システムを用いるものであれば、対話手段定義情
報は、設問の各選択肢に割り当てられた番号(以下、選
択肢番号と呼ぶ)とこれに対応する個々のサービス番号
(電話番号やインターネットアドレス)とからなる。
【0011】対話手段定義情報管理システム2は、番組
制作システム1で生成された対話手段定義情報を管理す
る。放送波送出システム3は、番組制作システム1で作
成された視聴者参加型テレビ番組の映像及び音声情報を
テレビ放送波で送信すると同時に、これらの情報に対話
手段定義情報管理システム2から与えられた対話手段定
義情報を重畳して送信する。
【0012】応答システム4は、視聴者からの応答を受
信し、受信したデータを集計システム5に転送する。集
計システム5は、当該受信データを集計し、集計データ
を番組制作システム1に転送する。
【0013】一方、視聴者側のテレビ放送受信システム
は、以下のシステムからなる。受像機11は、選局した
テレビ放送波を復調し、テレビ番組の映像及び音声情報
を表示装置とスピーカ等の周知の技術により視聴者に対
して提示する。また、受像機11は、選局したテレビ放
送波より対話手段定義情報を取得し、チャネルリモート
コントローラ13に当該対話手段定義情報を転送する対
話手段定義情報取得手段12を有している。
【0014】チャネルリモートコントローラ13は、受
像機11に対してチャネル選択、電源のオン/オフ、音
量調整、画質調整などの操作に関する指示を与える手段
(不図示)に加えて、テレビ放送送出システムにデータ
を送信するための通信手段(不図示)を有している。
【0015】放送局側のテレビ放送送出システムから視
聴者側のテレビ放送受信システムに対話手段定義情報を
送信する方法には何種類かの方法があり、その方法に応
じて、受信側のシステムの構成を変える必要があるが、
本実施の形態では、既存のアナログ方式のテレビ放送に
おいて、VBI(垂直帰線消去期間)を用いて対話手段
定義情報を送信する。
【0016】VBIを用いてデータ放送を実現する手法
としては、ビットキャスト(Bitcast )放送が知られて
いる。ビットキャスト放送は、テレビ放送波の隙間、も
しくは空き帯域を利用したデータ放送である。
【0017】現在、ビットキャスト放送が行われている
のは地上波テレビ放送で、普段使用されていない電波の
隙間であるVBIと呼ばれる帯域を使用し、HTMLを
ベースとした各種データを伝送している。このシステム
(Bitcast/VBI )では、21本の走査線で構成されてい
るVBI帯域のうち4本の走査線を使用し、最大約40
Kbpsのデータ伝送が可能で、このVBIを利用して
電波で送られてきたデータは、ビットキャスト対応の受
信ボード内蔵コンピュータで受信できる。このシステム
で放送されるコンテンツは、アプリケーションプログラ
ムなども放送が可能であるので、対話手段定義情報を送
ることができる。
【0018】次に、本実施の形態のテレビ放送受信シス
テムをより詳細に説明する。図2はテレビ放送受信シス
テムの構成を示すブロック図である。対話手段定義情報
取得手段12は、データ放送受信モジュール21、対話
手段定義情報取得モジュール22及び赤外線通信モジュ
ール23からなる。データ放送受信モジュール21は、
ビットキャスト放送波を受信して復調し、対話手段定義
情報取得モジュール22は、データ放送受信モジュール
21で受信されたビットキャスト放送のVBIより対話
手段定義情報を取得する。
【0019】赤外線通信モジュール23は、チャネルリ
モートコントローラ13と赤外線通信でデータを交換す
る。本実施の形態では、データ放送受信モジュール21
の機能を実現するビットキャスト対応受信ボードを内蔵
したコンピュータで対話手段定義情報取得手段12を構
成している。そして、コンピュータには、赤外線通信機
能を持つボードを組み込むと共に、このボードと共に赤
外線通信モジュール23の機能を実現するソフトウェア
を組み込み、さらに対話手段定義情報取得モジュール2
2の機能を実現するソフトウェアを組み込む。
【0020】チャネルリモートコントローラ13は、赤
外線通信モジュール31、制御モジュール32、キー選
択モジュール33及び電話モジュール34からなる。赤
外線通信モジュール31は、受像機11の赤外線通信モ
ジュール23と赤外線通信でデータを交換する。
【0021】制御モジュール32は、チャネルリモート
コントローラ全体を制御し、赤外線通信モードと電話モ
ードの通信モード切替を行う。通信モードが赤外線通信
モードであるとき、制御モジュール32は、視聴者の入
力操作に応じた指示(例えば、チャネル選択、電源のオ
ン/オフ、音量調整、画質調整などの操作に関する指
示)を赤外線通信モジュール31を介して受像機11に
送信する。
【0022】また、通信モードが電話モードであると
き、制御モジュール32は、視聴者の所定の入力操作に
応じて、電話モジュール34を制御する。キー選択モジ
ュール33は、リモートコントローラのどのキーが押さ
れたかを判定し、当該キーを制御モジュール32に伝え
る。電話モジュール34は、上述した通信手段を構成
し、電話回線を通じて放送局の応答システム4に電話を
かける。
【0023】図3はチャネルリモートコントローラ13
のキー配置の一例を示す平面図である。電源キー41
は、受像機11の電源をオン/オフするためのキー、受
信キー42は、受像機11から対話手段定義情報を受信
するためのキー、数字キー43は、「0」〜「12」等
の各キーが配置された、チャネル選択や視聴者応答のた
めのキー、モード切替キー44は、通信モードを切り替
えるためのキー、電話キー45は、放送局に電話をかけ
るためのキーである。
【0024】次に、以上のようなテレビ放送受信システ
ムの動作を説明する。対話手段定義情報取得手段12内
のデータ放送受信モジュール21は、チャネルリモート
コントローラ13からのチャネル選択指示に応じて選局
したビットキャスト放送波を受信して復調する。対話手
段定義情報取得モジュール22は、データ放送受信モジ
ュール21で受信されたビットキャスト放送のVBIよ
り対話手段定義情報を取得する。
【0025】赤外線通信モジュール23は、この対話手
段定義情報を赤外線通信でチャネルリモートコントロー
ラ13に送信する。赤外線通信モジュール31は、この
対話手段定義情報を受信する。次に、視聴者は、視聴者
参加型のテレビ番組に参加するとき、チャネルリモート
コントローラ13の受信キー42を押す。
【0026】キー選択モジュール33は、受信キー42
の押下を検出すると、これを制御モジュール32に通知
する。制御モジュール32は、キー選択モジュール33
の通知により受信キー42が押下されたことを認識する
と、赤外線通信モジュール31から受け取った対話手段
定義情報を記憶する。そして、制御モジュール32は、
記憶した対話手段定義情報を基に、数字キー43とサー
ビス番号の対応付けを行う。
【0027】例えば、選択肢番号として1,2,3が定
義され、これらの番号のそれぞれに固有のサービス番号
(電話番号)が対応付けられている対話手段定義情報を
受け取った場合、制御モジュール32は、同じ値の数字
キー、すなわち「1」,「2」,「3」の数字キーに選
択肢番号1,2,3をそれぞれ割り当てると共に、これ
らの数字キー43にサービス番号を対応付ける。
【0028】次に、視聴者は、モード切替キー44を押
す。キー選択モジュール33は、モード切替キー44の
押下を検出すると、これを制御モジュール32に通知す
る。制御モジュール32は、キー選択モジュール33の
通知によりモード切替キー44が押下されたことを認識
すると、通信モードを赤外線通信モードから電話モード
に切り替える。
【0029】続いて、視聴者は、受像機11の表示画面
に表示されたテレビ番組を見ながら、このテレビ番組で
提示された設問の複数の選択肢のうちいずれかを選択
し、この選択肢に割り当てられた選択肢番号に対応する
「1」,「2」,「3」のいずれかの数字キー43を押
す。キー選択モジュール33は、数字キー43の押下を
制御モジュール32に通知する。
【0030】キー選択モジュール33の通知により、制
御モジュール32は、サービス番号に対応している数字
キーが押下されたことを認識すると、この数字キーに対
応するサービス番号を電話モジュール34に与える。電
話モジュール34は、サービス番号を基に着信先を呼び
出す。こうして、電話モジュール34は、放送局の応答
システム4に電話をかけることになり、集計システム5
は、応答システム4で受信した視聴者からのコール数を
設問の選択肢(サービス番号)毎に集計する。
【0031】なお、制御モジュール32は、電話モード
において、サービス番号と対応していない数字キー43
が押下された場合には、何もしない。そして、制御モジ
ュール32は、電話モジュール34で一度電話をかける
と、通信モードを電話モードから赤外線通信モードに切
り替える。例えば、視聴者が「1」のキーを押した場
合、電話モジュール34が「1」のキーに対応するサー
ビス番号に電話をかけた後、通信モードが赤外線通信モ
ードに戻る。
【0032】以上のように、本実施の形態では、テレビ
放送送出システムからVBIを用いて送信された対話手
段定義情報が受像機11の対話手段定義情報取得手段1
2を経由して、チャネルリモートコントローラ13に送
信される。視聴者が受像機11に表示されたテレビ番組
を見ながら、所望の選択肢に対応する数字キー43を押
すだけで、チャネルリモートコントローラ13が対話手
段定義情報に基づいて適切な通信手続き(サービス番
号)を選択し、放送局に視聴者の応答データを送信する
(本実施の形態では、特定のサービス番号宛に電話をか
けることにより、選択肢を指定する応答データを送った
ことになる)。こうして、視聴者は、チャネルリモート
コントローラ13に対して簡単な操作を行うだけで、テ
レビ番組の設問に回答することができる。
【0033】[実施の形態の2]実施の形態の1では、
既存のアナログ方式のテレビ放送においてVBIを用い
て対話手段定義情報を送信したが、次世代のデジタルテ
レビ放送において実現されるデータ放送を用いて対話手
段定義情報を送信してもよい。例えば、MPEG−TS
(TS:Transport Stream )を用いる場合には、メイン番
組に関連付けられたDVB(Digital Video Broadcasti
ng)規格によって定められているDSM−CC(Digita
l Storage Media-Command and Control )データカルー
セルに対話手段定義情報を載せることができる。
【0034】以下、本実施の形態のテレビ放送受信シス
テムについて説明する。本実施の形態においても、テレ
ビ放送受信システムとしての構成は図2と同様であるの
で、図2の符号を用いて説明する。本実施の形態のテレ
ビ放送受信システムでは、デジタルテレビ端末の受信機
能を用いて、DSM−CCデータカルーセルで送信され
たデータを取得する。
【0035】そして、実施の形態の1と同様に、取得し
た対話手段定義情報が対話手段定義情報取得手段12か
らチャネルリモートコントローラ13に送信される。視
聴者が受像機11に表示されたテレビ番組を見ながら、
コントローラ13を操作するだけで、コントローラ13
が対話手段定義情報に基づいて適切な通信手続きを選択
し、放送局に視聴者の応答データを送信する。
【0036】具体的には、以下のような方式で行う。ま
ず、対話手段定義情報取得手段12には、対話手段定義
情報取得モジュール22と赤外線通信モジュール23の
機能を実現するソフトウェアを組み込む。ソフトウェア
を組み込む方法としては、工場出荷時にディジタルテレ
ビの受像機にソフトウェアを組み込む方法もあるが、ソ
フトウェアを放送波に重畳して送り込む方法もある。
【0037】ソフトウェアを配信する方法には、サン
マイクロシステムズ社が提唱し、仕様を公開しているジ
ャバ(Java)などのような移動可能なソフトウェア記述
言語を用いるものとする。また、チャネルリモートコン
トローラ13には、赤外線通信モジュール31と制御モ
ジュール32の機能を実現するソフトウェアを組み込
む。このソフトウェアについても、ジャバで記述するこ
とによって、放送波に重畳したジャバソフトウェアで更
新することが可能である。
【0038】チャネルリモートコントローラ13の操作
方法は、実施の形態の1と同様である。すなわち、視聴
者が受像機11にチャネルリモートコントローラ13を
向けて、受信キー42を押すと、受像機11の対話手段
定義情報取得手段12によって取得された対話手段定義
情報がチャネルリモートコントローラ13に送信され
る。これにより、制御モジュール32は、対話手段定義
情報を記憶し、数字キー43とサービス番号の対応付け
を行う。さらに、視聴者がモード切替キー44を押した
後、所望の選択肢に対応する数字キー43を押すと、電
話モジュール34が、この数字キーに対応するサービス
番号宛に電話をかける。
【0039】[実施の形態の3]実施の形態の1,2で
は、テレビ放送波に対話手段定義情報を重畳したが、イ
ンターネットを介して対話手段定義情報を受信側に送信
してもよい。対話手段定義情報をインターネットで送信
する方法は何通りも考えられるが、ここではインターネ
ット対応のテレビ端末を用いる場合を例にとる。放送局
側では、インターネット対応のテレビ端末からのWeb
サーバへのアクセスに対して、対話手段定義情報を送出
する。
【0040】実施の形態の1,2と同様に、対話手段定
義情報取得モジュール22と赤外線通信モジュール23
の機能を実現するソフトウェアをテレビ端末に組み込
む。また、チャネルリモートコントローラ13には、赤
外線通信モジュール31と制御モジュール32の機能を
実現するソフトウェアを組み込む。その結果、放送局か
らインターネットを介して送信された対話手段定義情報
は、視聴者のデジタルテレビ端末からチャネルリモート
コントローラ13に伝えられるので、視聴者はコントロ
ーラ13の数字キーを押すだけでサービス番号に電話を
かけることができる。
【0041】なお、以上の実施の形態において、チャネ
ルリモートコントローラ13を携帯電話内に設けるよう
にしてもよい。また、実施の形態の1〜3では、チャネ
ルリモートコントローラ13に制御モジュール32と電
話モジュール34を設けたが、これらを受像機11側の
対話手段定義情報取得手段12に設け、対話手段定義情
報取得手段12においてコントローラ13の数字キー4
3とサービス番号の対応付けを行うようにしてもよい。
この場合には、視聴者が所望の選択肢に対応する、コン
トローラ13の数字キー43を押すと、受像機が、この
数字キーに対応するサービス番号宛に電話をかけること
になる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、対話手段定義情報を主
放送信号に重畳してテレビ放送送出システムから送信
し、テレビ放送受信システムにおいて、放送信号から対
話手段定義情報を取り出し、視聴者による所定の入力操
作が行われたとき、視聴者の応答データを対話手段定義
情報に従ってテレビ放送送出システムに送信する。その
結果、視聴者にとっては、簡単な操作で視聴者参加型テ
レビ番組への参加が可能になる。また、視聴者が電話番
号やファクス番号あるいはインターネットアドレス等を
記憶する必要がないので、間違い電話等が発生すること
がなくなる。また、放送局側にとっては、視聴者の操作
が煩わしくなるといった点を考慮する必要がなく、視聴
者に対して多様な回答方法を提供することができるの
で、番組の内容に応じた適切なフィードバックの方法を
選択できる。
【0043】また、テレビ放送受信システムを対話手段
定義情報取得手段とチャネルリモートコントローラとか
ら構成することにより、視聴者はチャネルリモートコン
トローラを操作するだけで視聴者参加型テレビ番組への
参加が可能になる。
【0044】また、テレビ放送受信システムの対話手段
定義情報取得手段に視聴者の応答データを送信する機能
を持たせることにより、既存のチャネルリモートコント
ローラを利用することができる。
【0045】また、携帯電話内にチャネルリモートコン
トローラを設けることにより、携帯電話をチャネルリモ
ートコントローラとして利用することができる。
【0046】また、対話手段定義情報取得手段あるいは
チャネルリモートコントローラを機能させるソフトウェ
アを主放送信号に重畳してテレビ放送送出システムから
送信することにより、対話手段定義情報取得手段あるい
はチャネルリモートコントローラが対話手段定義情報に
基づいて適切な通信手続きを選択し、放送局に視聴者の
応答データを送信する機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となる視聴者参加
型テレビ放送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 テレビ放送受信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 チャネルリモートコントローラのキー配置の
一例を示す平面図である。
【図4】 従来の視聴者参加型テレビ放送システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…番組制作システム、2…対話手段定義情報管理シス
テム、3…放送波送出システム、4…応答システム、5
…集計システム、11…受像機、12…対話手段定義情
報取得手段、13…チャネルリモートコントローラ、2
1…データ放送受信モジュール、22…対話手段定義情
報取得モジュール、23…赤外線通信モジュール、31
…赤外線通信モジュール、32…制御モジュール、33
…キー選択モジュール、34…電話モジュール。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者参加型テレビ放送に視聴者が応答
    するための通信手続情報を含む対話手段定義情報を主放
    送信号に重畳して送信するテレビ放送送出システムと、 受信した放送信号から対話手段定義情報を取り出し、視
    聴者による所定の入力操作が行われたとき、視聴者の応
    答データを対話手段定義情報に従ってテレビ放送送出シ
    ステムに送信するテレビ放送受信システムとを有するこ
    とを特徴とする視聴者参加型テレビ放送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の視聴者参加型テレビ放送
    システムにおいて、前記テレビ放送受信システムは、受
    信した放送信号から対話手段定義情報を取り出して送信
    する対話手段定義情報取得手段と、 対話手段定義情報取得手段からの対話手段定義情報を受
    信して記憶し、視聴者による所定の入力操作が行われた
    とき、視聴者の応答データを対話手段定義情報に従って
    テレビ放送送出システムに送信するチャネルリモートコ
    ントローラとからなることを特徴とする視聴者参加型テ
    レビ放送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の視聴者参加型テレビ放送
    システムにおいて、 前記テレビ放送受信システムは、受信した放送信号から
    対話手段定義情報を取り出して記憶し、所定の送信指示
    が入力されたとき、視聴者の応答データを対話手段定義
    情報に従ってテレビ放送送出システムに送信する対話手
    段定義情報取得手段と、 視聴者による所定の入力操作が行われたとき、対話手段
    定義情報取得手段に対して前記送信指示を送出するチャ
    ネルリモートコントローラとからなることを特徴とする
    視聴者参加型テレビ放送システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の視聴者参加型テレビ放送
    システムにおいて、 前記チャネルリモートコントローラは、携帯電話内に設
    けられることを特徴とする視聴者参加型テレビ放送シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載の視聴者参加型テレ
    ビ放送システムにおいて、 前記対話手段定義情報取得手段あるいはチャネルリモー
    トコントローラを機能させるソフトウェアを主放送信号
    に重畳してテレビ放送送出システムから送信することを
    特徴とする視聴者参加型テレビ放送システム。
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