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JP2000246591A - インデックス装置 - Google Patents

インデックス装置

Info

Publication number
JP2000246591A
JP2000246591A JP11046652A JP4665299A JP2000246591A JP 2000246591 A JP2000246591 A JP 2000246591A JP 11046652 A JP11046652 A JP 11046652A JP 4665299 A JP4665299 A JP 4665299A JP 2000246591 A JP2000246591 A JP 2000246591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
workpiece
phase
index
servo mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11046652A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sada
謙治 佐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP11046652A priority Critical patent/JP2000246591A/ja
Publication of JP2000246591A publication Critical patent/JP2000246591A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、インデックス装置において、ワーク
投入時のワーク位相の自由度を高めると共に、ワーク位
相基準の設定を簡易なものとし、インデックス装置の設
備コストを低減することを目的とする。 【解決手段】本発明に係るインデックス装置は、例え
ば、回動可能なワーク挟持部10と、インデックスの基
準となる位相においてワーク2の所定突出端部2bが当
接するように配置された着座部20と、サーボ機構30
とを有する。ワークはインデックス装置の所定位置に投
入され、ワーク挟持部によって挟持される。サーボ機構
によりワーク挟持部のターンテーブル10bを回動させ
る。ワーク2の所定突出端部が着座部に当接したこと
を、サーボモータの電流値の上昇により割り出し、ワー
ク位相基準と設定するものである。このインデックス装
置では、ワークは任意の位相で投入できるので、ワーク
位相基準の設定も簡易に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係るインデックス装
置は、マシニングセンタや工作ロボット等において、ワ
ークに対して加工を施す所定の位相を割り出すために用
いられる装置である。
【0002】
【従来の技術】インデックス装置は、マシニングセンタ
や工作ロボットにおいて、工具に対してワークを所定の
位相に設定する装置である。このインデックス装置を用
いる場合、予め、インデックスの基準となる位相(以
下、「ワーク位相基準」という。)を設定することが必
要である。
【0003】インデックス装置51に置けるワーク位相
基準の設定は、以下のように行われる。
【0004】図3(1)に示すように、ワーク2の軸部
2aを回動自在に支持するワーク投入部52にワーク2
を投入する。
【0005】図3(2)に示すように、予め、ワーク位
相基準において所定突出端部2bが当接するように着座
部53を配置し、シリンダ54によってワーク2の所定
突出端部2bを押圧し、ワーク2の所定突出端部2bが
基準座53に当接して停止するまでワーク2を回動させ
る。図3(3)に示すように、ワーク2の所定突出端部
2bが基準座53に当接させることによってワーク位相
基準を割り出し、インデックス装置51の挟持部55に
よってワーク2の軸部2aを挟持する。
【0006】インデックス装置51には、例えば、ゼネ
バ機構等によってワーク2の所定位相を所定角度毎に割
り出すものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記形態のインデック
ス装置はワーク位相基準を割り出すために、図3(2)
に示すように、シリンダ54をワーク2の所定突出端部
2bに当接させてワーク2を回動させるので、図3
(1)に示すように、シリンダ54の伸縮機構の軌跡5
4a上にワーク2の突出端部2bが存在するように、ワ
ーク2を投入することが必要となる。
【0008】そのため、ワーク2を投入する際の自由度
が制限される。ワーク2を投入する作業における投入ミ
ス等により、シリンダ54の伸縮機構の軌跡54a上に
ワーク2の突出端部2bが存在しない場合は、シリンダ
54がワーク2の突出端部2bに当接せず、ワーク2の
位相基準が設定できない可能性がある。
【0009】また、ワーク投入時のワークの位相に自由
度が少ないので、ワーク投入時のミスを防止し又は修正
する手段を設ける必要がある。また、上記シリンダのよ
うに、ワークの位相基準を設定するための機能を有する
装置がインデックス機構とは別に必要であり、設備コス
トの面が割高となるという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、インデックス装置にお
いて、ワーク投入時のワーク位相の自由度を高めると共
に、ワーク位相基準の設定を簡易なものとし、インデッ
クス装置の設備コストを低減させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインデック
ス装置は、ワークの軸部を挟持する挟持部と、挟持部を
回動可能に支持する回動部と、挟持部に挟持されるワー
クの所定突出端部が、インデックスの基準となる位相に
おいて当接するように配置される基準座と、挟持部に挟
持されたワークが旋回されて基準座に当接する位置をイ
ンデックスの基準となる位相として割り出すサーボ機構
を有するものである。
【0012】なお、サーボ機構を回動部の回動角を制御
することによる多点インデックス機能を有するものと
し、多点インデックス装置を構成しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインデックス
装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図2に示すように、本実施形態のインデッ
クス装置1は、回動可能なワーク挟持部10と、着座部
20と、サーボ機構30とを有する。なお、図2中の符
号4は、多点インデックス装置1の取付けられるマシニ
ングセンタの工具を示すものである。
【0015】図1(1)に示すように、ワーク2は、例
えばカムシャフトやクランクシャフトのように、軸部2
aを有する部品であり、所定位置に外径側に突出する端
部2bを有する。
【0016】図1(2)に示すように、ワーク挟持部1
0は、ワーク2の軸部2aを3方向から均等に挟持する
チャック10aを、ターンテーブル10bに構成したも
のである。ターンテーブル10bの回転軸10b1はチ
ャック10aの中心を通るものとする。また、ターンテ
ーブル10bはサーボ機構30のサーボモータ(図示省
略)に取付けられサーボ機構30に制御される。なお、
ワーク挟持部10に挟持されるワーク2の他端は、ワー
ク2の軸部2aがターンテーブル10bの回転軸10b
1に一致するように、センタ3(図2参照)によって軸
支される。
【0017】図1(3)に示すように、着座部20は、
ワーク位相基準において、ワーク挟持部10に挟持され
たワーク2の突出端部2bが当接し得るように配置され
る。
【0018】サーボ機構30は、ワーク挟持部10のタ
ーンテーブル10bを操作するためのサーボモータを備
え、ターンテーブル10bの回動を制御する自動制御機
構である。また、サーボ機構30は、アンプ(図示省
略)を備えサーボモータの電流値を検出する機能を有
し、例えば、ターンテーブル10bが外乱によって停止
した場合に、サーボモータに過剰な電流が流れることを
防止することができる。
【0019】図1(1)に示すように、ワーク2は、ワ
ーク2の軸部2aをワーク挟持部10のチャック10a
が挟持し得るように設定されたインデックス装置1の所
定ワーク投入部5に任意の位相で投入される。
【0020】図1(2)に示すように、ワーク2はワー
ク挟持部10によって挟持される。サーボ機構30はワ
ーク挟持部10のターンテーブル10bを回動させる。
ターンテーブル10bが回動してワーク挟持部10に挟
持されたワーク2の位相がワーク位相基準となると、ワ
ーク2の所定突出端部2aが着座部20に当接して回動
が停止する。これに対してサーボモータはターンテーブ
ル10bを回転させようとするので、より大きな駆動力
を出力するためサーボモータに与えられる電流値が上昇
する。このときサーボ機構30は、サーボモータへの電
流を制限できる機能を有するので、サーボモータへの出
力を制限し、また、かかる電流値の上昇により、ワーク
2の所定突出端部2aが着座部20に当接したものと認
識し、そのワーク2の位相をワーク位相基準として設定
する。
【0021】なお、インデックス装置1は、ワーク位相
基準を設定した後、着座部20をワーク2の回動におい
て当接しない位置に移し、その後のインデックス作業を
行なう。
【0022】このインデックス装置1は、ワーク2をワ
ーク挟持部10に挟持した後、ターンテーブル10bを
回動させることによってワーク位相基準を設定すること
ができるので、ワーク投入時のワーク2の位相が制限さ
れることがない。従って、ワークの投入ミスを修正する
など手段を設ける必要もない。
【0023】さらに、サーボ機構30に、ワーク挟持部
10のターンテーブル10bの回動量を制御する機能を
備えることによって、ワークの任意の位相をインデック
ス可能な多点インデックス装置とすることができる。こ
の場合、サーボ機構30がワーク位相基準を設定するた
めの装置としての機能と、インデックス装置としての機
能とを有するので、従来技術におけるシリンダ54のよ
うに、ワーク位相基準を設定するための専用の装置を設
ける必要がない。
【0024】以上、本発明に係るインデックス装置の一
実施形態を示したが、本発明のインデックス装置は上記
の形態に限定されるものではない。
【0025】例えば、上述のサーボ機構において、ワー
ク位相基準の設定する制御機構を、投入されたワークを
挟持した後、ターンテーブルを所定の回動速度で回動さ
せ、かかる回動速度でワークの所定突出端部が着座部に
当接し得るまでの十分な時間が経過した後に、そのとき
のワークの位相をワークの位相基準として設定するもの
としても良い。
【0026】
【発明の効果】本発明のインデックス装置は、回動可能
な挟持部に挟持したワークを、サーボ機構によって回動
させ、予め、インデックスの基準となる位相においてワ
ークに当接するように配置した着座部に当接させること
によって、インデックスの基準となる位相を割り出すの
で、ワーク投入時のワークの位相の自由度が高く、作業
を簡易化することができる。従って、ワーク投入時のミ
スを防止し又は修正するための手段を設ける必要はな
い。
【0027】また、サーボ機構がワーク位相基準を設定
する装置としての機能と、ワーク挟持部に挟持されるワ
ークの回動量を制御するインデックス装置としての機能
とを設ける形態においては、ワーク位相基準を割り出す
ための専用の装置が不要となるので、設備コストの低減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (1)は本発明の一実施形態に係るワークを
示す図面である。(2)は本発明の一実施形態に係るイ
ンデックス装置の挟持部を示す図面である。(3)は本
発明の一実施形態に係るインデックス装置のワーク位相
基準割り出し状態を示す図面である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るインデックス装置
を備えるマシニングセンタを示す図面である。
【図3】 (1)はインデックス装置におけるワーク投
入時のワーク姿勢を示す図面である。(2)は多点イン
デックス装置における位相基準を割り出し状態を示す図
面である。(3)は多点インデックス装置におけるワー
クの挟持状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 多点インデックス装置 2 ワーク 2a 軸部 2b 突出端部 10 挟持部 10a チャック 10b ターンテーブル 10b1 回動軸 20 着座部 22 赤外線センサ 30 サーボ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの軸部を挟持する挟持部と、前記挟
    持部を回動可能に支持する回動部と、前記挟持部に挟持
    される前記ワークの所定突出端部が、インデックスの基
    準となる位相において当接するように配置される基準座
    と、前記挟持部に挟持されたワークが旋回されて前記基
    準座に当接する位置をインデックスの基準となる位相と
    して割り出すサーボ機構を有することを特徴とするイン
    デックス装置。
  2. 【請求項2】前記サーボ機構が前記回動部の回動角を制
    御することによる多点インデックス機能を有することを
    特徴とする請求項1記載のインデックス装置。
JP11046652A 1999-02-24 1999-02-24 インデックス装置 Pending JP2000246591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015119451A1 (de) 2014-11-17 2016-05-19 Jtekt Corporation Zerspanungsgerät und Zerspanungsverfahren

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102015119451A1 (de) 2014-11-17 2016-05-19 Jtekt Corporation Zerspanungsgerät und Zerspanungsverfahren
CN105598789A (zh) * 2014-11-17 2016-05-25 株式会社捷太格特 加工装置以及加工方法
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Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628