[go: up one dir, main page]

JP2000237881A - パネル構造体の製造方法及びパネル構造体 - Google Patents

パネル構造体の製造方法及びパネル構造体

Info

Publication number
JP2000237881A
JP2000237881A JP11039958A JP3995899A JP2000237881A JP 2000237881 A JP2000237881 A JP 2000237881A JP 11039958 A JP11039958 A JP 11039958A JP 3995899 A JP3995899 A JP 3995899A JP 2000237881 A JP2000237881 A JP 2000237881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
intermediate member
opening
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11039958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000237881A5 (ja
Inventor
Kozo Michisaka
浩三 道阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP11039958A priority Critical patent/JP2000237881A/ja
Publication of JP2000237881A publication Critical patent/JP2000237881A/ja
Publication of JP2000237881A5 publication Critical patent/JP2000237881A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1245Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
    • B23K20/126Workpiece support, i.e. backing or clamping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/04Tubular or hollow articles
    • B23K2101/045Hollow panels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2個のパネルの両外板部の端部の外面間の寸
法が相違する場合であっても、接合状態の良好なパネル
構造体を得ることのできるパネル構造体の製造方法を提
供すること。 【解決手段】 2個のパネル10A,20として、両外板部1
1,12,21,22 の端部間に開口部14,24 が形成されたもの
を用いる。このうち、一方のパネル20は、両外板部21,2
2 の外面間の寸法が他方のパネル10A の両外板部11,12
の外面間の寸法よりも小寸になっている。両パネル10A,
20の両外板部の端部同士を、嵌入部31,32 を有する中間
部材30を介して突き合わせる。この両パネル10A,20の突
合せ操作の際に、中間部材30の嵌入部32を、一方のパネ
ル20の開口部24内にきつく嵌入することにより、当該一
方のパネル20の開口部24を強制的に拡開させて、両パネ
ル10A,20の両外板部の端部の外面間の寸法差を修正す
る。この状態で、中間部材30に、両パネル10A,20の両外
板部の端部を摩擦撹拌接合により接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、鉄道、
バス等の車両や船舶等の床材、壁材、天井材、あるいは
建築構造物の構成部材として用いられる金属製のパネル
構造体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば鉄道車両の床材を製作する場合に
は、図9に示すように、2個のパネル(110 )(120 )
を突き合わせて両パネルを接合一体化することが行われ
る。
【0003】同図に示した2個のパネル(110 )(120
)はともに、アルミニウム(その合金を含む、以下同
じ)製の中空押出形材からなるものであって、平行状に
離間配置された2枚の平坦状の外板部(111 )(112 )
(121 )(122 )と、これら両外板部を間隔的に一体に
連結した複数枚の連結板部(113 )…(123 )…とから
構成されている。そして、前記複数枚の連結板部(113
)…(123 )…のうちの一枚は、前記両外板部(111
)(112 )(121 )(122 )をその端部において一体
に連結し、残りの連結板部は前記両外板部をその中間部
において一体に連結しているものである。
【0004】これら2個のパネル(110 )(120 )を用
いて、幅広のパネル構造体を製作する場合は、両パネル
(110 )(120 )の両外板部(111 )(112 )(121 )
(122 )の端部同士を突き合わせるとともに、片側の外
板部(111 )(121 )の端部同士を突合せ部において接
合し、また他方の片側の外板部(112 )(122 )の端部
同士を突合せ部において接合する。こうすることによ
り、2個のパネル(110)(120 )が接合一体化され、
もって所望する幅広のパネル構造体を得ることができ
る。
【0005】同図では、外板部の端部同士の接合はとも
に、摩擦撹拌接合により行われており、これを説明すれ
ば次のとおりである。
【0006】すなわち、同図(b)に示すように、径大
の円柱状回転子(141 )の端面(141a)軸線上に径小の
ピン状プローブ(142 )が突設された摩擦撹拌接合用の
接合工具(140 )を用い、前記回転子(141 )を回転さ
せることにより前記プローブ(142 )を回転させて、該
プローブ(142 )を片側の外板部(111 )(121 )の端
部同士の突合せ部に挿入する。そして、プローブ(142
)を挿入状態で突合せ部に沿って外板部(111 )(121
)に対して相対的に移動させる。すると、プローブ(1
42 )の回転により発生する摩擦熱、あるいは更に回転
子(141 )の端面(141a)と外板部(111 )(121 )の
外面との摺動に伴い発生する摩擦熱により、プローブ
(142 )との接触部近傍が軟化し、かつ該軟化部がプロ
ーブ(142 )の回転により撹拌されるとともに、該軟化
撹拌部分がプローブ(142 )の進行圧力を受けてプロー
ブ(142 )の通過溝を埋めるようにプローブ(142 )の
進行方向後方へと回り込む態様で塑性流動した後、摩擦
熱を失って冷却固化される。この現象がプローブ(142
)の相対移動に伴って順次繰り返されていき、最終的
に外板部(111 )(121 )の端部同士が突合せ部におい
て接合一体化される。
【0007】この摩擦撹拌接合は、固相接合の範疇に入
り、MIGやTIG等の溶融接合に比して入熱量が格段
に少なく、かつ凝固収縮に伴う応力の発生もないから、
接合部近傍の熱歪みによる変形や割れが生じ難いという
利点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】而して、同図に示した
2個のパネル(110 )(120 )において、一方のパネル
(110 )の両外板部(111 )(112 )の外面間の寸法
(L1)と、他方のパネル(120 )の両外板部(121 )
(122 )の外面間の寸法(L2)とは、パネルの製造時に
生じた寸法ばらつき等によって僅かに相違しており、例
えば、前記他方のパネル(120 )の両外板部(121 )
(122 )の外面間の寸法(L2)は、前記一方のパネル
(110 )の両外板部(111 )(112 )の外面間の寸法
(L1)より若干小寸になっており、例えば最大0.6m
mだけ小寸になっている。この寸法差は、一般的には許
容公差の範囲内であるといえるが、ここでは摩擦撹拌接
合により接合を行うものであるから、次のような問題が
生じる。
【0009】つまり、このように両外板部の外面間の寸
法(L1)(L2)が相違する2個のパネル(110 )(120
)を突き合わせると、少なくとも片側の外板部(111
)(121 )同士の突合せ部に段差(X)が生じること
になる。このように突合せ部に段差(X)が生じている
と、摩擦撹拌接合時に、接合工具(140 )が第2パネル
(120 )の外板部(121 )側に傾いたり、回転子(141
)の端面(141a)が段差(X)の縁部に引っ掛かった
りして、突合せ部に挿入した接合工具(140 )のプロー
ブ(142 )を突合せ部に沿ってスムーズに相対移動させ
ることが困難になる。さらに、突合せ部に段差(X)が
生じた状態で摩擦撹拌接合を行うと、接合部に、空気の
巻き込みに伴うボイド等の接合欠陥が発生してしまい、
接合状態の良好なパネル構造体を得ることができなくな
る。この問題は、2個のパネル(110 )(120 )の両外
板部の端部の外面間の寸法(L1)(L2)が相違すること
により、派生したもので、摩擦撹拌接合特有の問題であ
る。
【0010】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、2個のパネルの両外板部の
外面間の寸法が相違する場合であっても、段差を解消す
るために寸法差を修正して、これにより接合状態の良好
なパネル構造体を得ることのできるパネル構造体の製造
方法及びパネル構造体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この請求項1の発明は、平行状に離間配置された2
枚の平坦状の外板部と、これら両外板部をその中間部に
おいて一体に連結した連結板部とを有するとともに、前
記両外板部の端部間に開口部が形成された第1パネル
と、平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部と、
これら両外板部をその中間部において一体に連結した連
結板部とを有するとともに、前記両外板部の端部間に開
口部が形成され、かつ両外板部の外面間の寸法が前記第
1パネルの両外板部の外面間の寸法よりも小寸になって
いる第2パネルと、前記第1及び第2パネルの開口部の
うちの少なくとも第2パネルの開口部内に嵌入される嵌
入部を有するとともに、前記第1パネルの両外板部の端
部と前記第2パネルの両外板部の端部との間に、第1及
び第2パネルの両外板部の端部に沿って介在される中間
部材と、を用い、前記第1パネルの両外板部の端部と、
前記第2パネルの両外板部の端部とを、前記中間部材を
介して突き合わせるとともに、これら第1及び第2パネ
ルと中間部材とを接合一体化するパネル構造体の製造方
法であって、前記第1及び第2パネルの突合せ操作の際
に、前記中間部材の嵌入部を、前記第1及び第2パネル
の開口部のうちの少なくとも第2パネルの開口部内に嵌
入することにより、当該パネルの開口部を強制的に拡開
させて、前記第1及び第2パネルの両外板部の端部の外
面間の寸法差を修正し、この状態で、前記中間部材に、
前記第1パネルの両外板部の端部と、前記第2パネルの
両外板部の端部とを、摩擦撹拌接合により接合すること
を特徴とする。
【0012】これによれば、パネル構造体を構成する2
個のパネルとして、両外板部の端部間に開口部が形成さ
れた2個のパネルを用いることにより、各パネルの両外
板部の端部が変形し易くなることから、中間部材の嵌入
部を対応するパネルの開口部内にきつく嵌入することに
より、当該パネルの開口部を強制的に拡開することがで
き、そのため当該パネルの両外板部の端部の外面間の寸
法を調節することができるようになるから、2個のパネ
ルの両外板部の端部の外面間の寸法差を修正できる。し
たがって、両外板部の端部の外面間の寸法が相違する2
個のパネルを用いてパネル構造体を製作する場合であっ
ても、寸法差により発生する段差を解消し得る。
【0013】また、請求項2の発明は、平行状に離間配
置された2枚の平坦状の外板部と、これら両外板部をそ
の端部において一体に連結した連結板部とを有する第1
パネルと、平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板
部と、これら両外板部をその中間部において一体に連結
した連結板部とを有するとともに、前記両外板部の端部
間に開口部が形成され、かつ両外板部の外面間の寸法が
前記第1パネルの両外板部の外面間の寸法よりも小寸に
なっている第2パネルと、前記第2パネルの開口部内に
嵌入される嵌入部を有するとともに、前記第1パネルの
両外板部の端部と前記第2パネルの両外板部の端部との
間に、第2パネルの両外板部の端部に沿って介在される
中間部材と、を用い、前記第1パネルの両外板部の端部
と、前記第2パネルの両外板部の端部とを、前記中間部
材を介して突き合わせるとともに、これら第1及び第2
パネルと中間部材とを接合一体化するパネル構造体の製
造方法であって、前記第1及び第2パネルの突合せ操作
の際に、前記中間部材の嵌入部を、前記第2パネルの開
口部内に嵌入することにより、第2パネルの開口部を強
制的に拡開させて、前記第1及び第2パネルの両外板部
の端部の外面間の寸法差を修正し、この状態で、前記中
間部材に、前記第1パネルの両外板部の端部と、前記第
2パネルの両外板部の端部とを、摩擦撹拌接合により接
合することを特徴とする。
【0014】これによれば、パネル構造体を構成する2
個のパネルのうちの1個のパネルとして、両外板部の端
部間に開口部が形成されている第2パネルを用いること
により、第2パネルの両外板部の端部が変形し易くなる
ことから、第2パネルの開口部内に中間部材の嵌入部を
きつく嵌入することにより、第2パネルの開口部を強制
的に拡開することができ、そのため第2パネルの両外板
部の端部の外面間の寸法を調節することができるように
なるから、2個のパネルの両外板部の端部の外面間の寸
法差を修正できる。したがって、両外板部の端部の外面
間の寸法が相違する2個のパネルを用いてパネル構造体
を製作する場合であっても、寸法差により発生する段差
を解消し得る。
【0015】また、請求項3の発明は、上記請求項1又
は請求項2の発明に係るパネル構造体の製造方法におい
て、回転するピン状プローブを有する摩擦撹拌接合用の
接合工具を準備し、前記中間部材の嵌入部には、前記プ
ローブの径よりも小寸の幅を有するとともに、対応する
パネルの外板部の端面に当接される位置決め用突部が設
けられ、前記第1及び第2パネルの突合せ状態におい
て、前記位置決め用突部が、前記第1パネルの外板部の
端面と、前記第2パネルの外板部の端面とで挟まれてお
り、この状態で、前記プローブを前記位置決め用突部に
その両側の外板部に跨る態様で挿入するとともに、プロ
ーブをパネルの外板部の端部に沿ってパネルに対して相
対的に移動させることによって、両側の外板部のうちの
一方の外板部と中間部材との接合と、他方の外板部と中
間部材との接合とを、同時に行うことにある。
【0016】これによれば、中間部材の嵌入部に、位置
決め用突部が設けられていることから、位置決め用突部
がパネル外板部の端面に当接するまで、嵌入部をパネル
開口部内に嵌入すれば、嵌入部のパネル開口部内におけ
る位置が決定される。また、接合工具のプローブの一回
の相対移動操作によって、両側の外板部のうちの一方の
外板部と中間部材との接合と、他方の外板部と中間部材
との接合とを、同時に行うことができるから、接合作業
能率が向上する。
【0017】また、請求項4の発明は、平行状に離間配
置された2枚の平坦状の外板部と、これら両外板部をそ
の中間部において一体に連結した連結板部とを有すると
ともに、前記両外板部の端部間に開口部が形成された第
1パネルと、平行状に離間配置された2枚の平坦状の外
板部と、これら両外板部をその中間部において一体に連
結した連結板部とを有するとともに、前記両外板部の端
部間に開口部が形成され、かつ両外板部の外面間の寸法
が前記第1パネルの両外板部の外面間の寸法よりも小寸
になっている第2パネルと、前記第1及び第2パネルの
開口部のうちの少なくとも第2パネルの開口部内に嵌入
される嵌入部を有するとともに、前記第1パネルの両外
板部の端部と前記第2パネルの両外板部の端部との間
に、第1及び第2パネルの両外板部の端部に沿って介在
される中間部材と、から構成され、前記第1パネルの両
外板部の端部と、前記第2パネルの両外板部の端部と
が、前記中間部材を介して突き合わされるとともに、こ
れら第1及び第2パネルと中間部材とが接合一体化され
てなるパネル構造体であって、前記中間部材の嵌入部
が、前記第1及び第2パネルの開口部のうちの少なくと
も第2パネルの開口部内に嵌入されることにより、当該
パネルの開口部が強制的に拡開させられて、前記第1及
び第2パネルの両外板部の端部の外面間の寸法差が修正
され、この状態で、前記中間部材に、前記第1パネルの
両外板部の端部と、前記第2パネルの両外板部の端部と
が、摩擦撹拌接合により接合されていることを特徴とす
る。
【0018】これによれば、第1及び第2パネルの両外
板部の端部の外面間の寸法差が修正された状態で、中間
部材に、第1パネルの両外板部の端部と、第2パネルの
両外板部の端部とが、摩擦撹拌接合により接合されてい
るから、接合工具の相対移動がスムーズに行えた、接合
部に接合欠陥が発生していない、つまり良好な接合状態
を有するパネル構造体となる。
【0019】また、請求項5の発明は、平行状に離間配
置された2枚の平坦状の外板部と、これら両外板部をそ
の端部において一体に連結した連結板部とを有する第1
パネルと、平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板
部と、これら両外板部をその中間部において一体に連結
した連結板部とを有するとともに、前記両外板部の端部
間に開口部が形成され、かつ前記両外板部の外面間の寸
法が前記第1パネルの両外板部の外面間の寸法より小寸
になっている第2パネルと、前記第2パネルの開口部内
に嵌入される嵌入部を有するとともに、前記第1パネル
の両外板部の端部と前記第2パネルの両外板部の端部と
の間に、第1及び第2パネルの両外板部の端部に沿って
介在される中間部材と、から構成され、前記第1パネル
の両外板部の端部と、前記第2パネルの両外板部の端部
とが、前記中間部材を介して突き合わされるとともに、
これら第1及び第2パネルと中間部材とが接合一体化さ
れてなるパネル構造体であって、前記中間部材の嵌入部
が、前記第2パネルの開口部内に嵌入されることによ
り、第2パネルの開口部が強制的に拡開させられて、前
記第1及び第2パネルの両外板部の端部の外面間の寸法
差が修正され、この状態で、前記中間部材に、前記第1
パネルの両外板部の端部と、前記第2パネルの両外板部
の端部とが、摩擦撹拌接合により接合されていることを
特徴とする。
【0020】これによれば、上記請求項4の発明と同じ
く、良好な接合状態を有するパネル構造体となる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態につい
て、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】図1〜図3は、この発明の第1実施形態を
示すものである。この第1実施形態は、図1(a)に示
した2個のパネル(10A )(20)及び中間部材(30A )
を用い、これら両パネル(10A )(20)の両外板部の端
部を中間部材(30A )を介して突き合わせるとともに、
これらを接合一体化することによって、図3に示した幅
広のパネル構造体を製作しようとするものである。
【0023】これら2個のパネル(10A )(20)はとも
に、アルミニウム製の中空押出形材からなるものであ
る。
【0024】そのうち、第1パネル(10A )は、図1
(a)に示すように、平行状に離間配置された長さ方向
に延びる2枚の平坦状の第1及び第2外板部(11)(1
2)と、これら両外板部(11)(12)をその幅方向の中
間部において間隔的に一体連結した長さ方向に延びる複
数枚の連結板部(13)と、から構成されている。そし
て、前記両外板部(11)(12)の幅方向の端部間には、
開口部(14)が形成されている。また、前記連結板部
(13)は、両外板部(11)(12)に直交して連結されて
いる。
【0025】同じく、第2パネル(20)は、平行状に離
間配置された長さ方向に延びる2枚の平坦状の第1及び
第2外板部(21)(22)と、これら両外板部(21)(2
2)をその幅方向の中間部において間隔的に一体連結し
た長さ方向に延びる複数の連結板部(23)と、から構成
されている。そして、前記両外板部(21)(22)の幅方
向の端部間には、開口部(24)が形成されている。ま
た、前記連結板部(23)は、両外板部(21)(22)に直
交して連結されている。
【0026】そして、この第2パネル(20)の両外板部
(21)(22)の外面間の寸法は、前記第1パネル(10A
)の両外板部(11)(12)の外面間の寸法よりも若干
小寸になっており、例えば0.6mmだけ小寸になって
いる。この寸法差は、パネルの押出製造時に生じる寸法
ばらつきによって、発生したものである。なお、これら
の図は、説明の便宜上、この寸法差を誇張して示されて
いる。
【0027】同図において、(30A )は、アルミニウム
製の押出形材からなる中間部材である。この中間部材
(30A )は、前記第1パネル(10A )の両外板部(11)
(12)の端部と、前記第2パネル(20)の両外板部(2
1)(22)の端部との間に、第1及び第2パネル(10A
)(20)の両外板部(11)(12)(21)(22)の端部
に沿って介在されるものである。
【0028】この中間部材(30A )は、前記第1パネル
(10A )の開口部(14)内に嵌入される第1嵌入部(3
1)と、前記第2パネル(20)の開口部(24)内に嵌入
される第2嵌入部(32)と、前記第1嵌入部(31)と第
2嵌入部(32)との境界部に一体に突設された第1位置
決め用突部(35)及び第2位置決め用突部(36)と、か
ら構成されている。
【0029】前記第1嵌入部(31)は、前記第1パネル
(10A )の第1外板部(11)の端部の内面に面接触状態
に当接される当接面を有する第1嵌入突部(31a )と、
第2外板部(12)の端部の内面に面接触状態に当接され
る当接面を有する第2嵌入突部(31b )と、これら第1
及び第2嵌入突部(31a )(31b )を一体に連結した板
状の支持壁部(33)と、から構成されている。前記第1
及び第2嵌入突部(31a )(31b )は、互いに平行状に
離間配置されている。そして、前記第1及び第2嵌入突
部(31a )(31b )の当接面間の寸法は、前記第1パネ
ル(10A )の両外板部(11)(12)の端部の内面間の寸
法に対して同寸に設定されており、これにより、第1嵌
入部(31)は、第1パネル(10A )の開口部(14)内に
ぴったりと嵌入されるものとなっている。前記支持壁部
(33)は、前記第1及び第2嵌入突部(31a )(31b )
を支持することで、第1パネル(10A )の両外板部(1
1)(12)の端部の外面間の寸法を保持するためのもの
である。
【0030】前記第2嵌入部(32)は、前記第1嵌入部
(31)と同じく、前記第2パネル(20)の第1外板部
(21)の端部の内面に面接触状態に当接される当接面を
有する第1嵌入突部(32a )と、第2外板部(22)の端
部の内面に面接触状態に当接される当接面を有する第2
嵌入突部(32b )と、これら第1及び第2嵌入突部(32
a )(32b )を一体に連結した板状の支持壁部(33)
と、から構成されている。この第2嵌入部(32)の支持
壁部(33)は、前記第1嵌入部(31)の支持壁部(33)
と共有しているものである。前記第1及び第2嵌入突部
(32a )(32b )は、互いに平行状に離間配置されてい
る。そして、前記第1及び第2嵌入突部(32a )(32b
)の当接面間の寸法は、前記第2パネル(20)の両外
板部(21)(22)の端部の内面間の寸法に対して若干大
寸に設定されており、これにより、第2嵌入部(32)
は、第2パネル(20)の開口部(24)内にきつく嵌入さ
れるものとなっている。そして、このように第2嵌入部
(32)をパネル開口部(24)内にきつく嵌入することに
よって、第2パネル(20)の開口部(24)を強制的に拡
開させ、これにより第2パネル(20)の両外板部(21)
(22)の端部の外面間の寸法を、第1パネル(10A )の
両外板部(11)(12)の端部の外面間の寸法と同寸に修
正し、寸法差をなくすものである。
【0031】前記第1位置決め用突部(35)は、前記第
1パネル(10A )の第1外板部(11)の端面や前記第2
パネル(20)の第1外板部(21)の端面に当接すること
により、前記第1嵌入部(31)や第2嵌入部(32)の位
置決めを行うもので、また同じく第2位置決め用突部
(36)は、前記第1パネル(10A )の第2外板部(12)
の端面や前記第2パネル(20)の第2外板部(22)の端
面に当接することにより、前記第1嵌入部(31)や第2
嵌入部(32)の位置決めを行うものである。
【0032】これら第1及び第2位置決め用突部(35)
(36)の幅(H)はともに、後記する摩擦撹拌接合用の
接合工具(40)のプローブ(42)の径よりも小寸になっ
ており、1mm以下であることが望ましい。
【0033】次に、以上の構成の第1及び第2パネル
(10A )(20)と中間部材(30A )とを用いて、パネル
構造体を製造する方法を説明する。
【0034】まず、図1(b)に示すように、第1パネ
ル(10A )の両外板部(11)(12)の端部と、第2パネ
ル(20)の両外板部(21)(22)の端部とを、中間部材
(30A )を介して突き合わせる。この突合せ操作の際
に、中間部材(30A )の第1嵌入部(31)を第1パネル
(10A )の開口部(14)内に嵌入するとともに、第2嵌
入部(32)を第2パネル(20)の開口部(24)内にきつ
く嵌入する。
【0035】この突合せ操作においては、第1嵌入部
(31)を第1パネル(10A )の開口部(14)内に嵌入し
た後、第2嵌入部(32)を第2パネル(20)の開口部
(24)内に嵌入しても良いし、これとは逆に、第2嵌入
部(32)を第2パネル(20)の開口部(24)内に嵌入し
た後、第1嵌入部(31)を第1パネル(10A )の開口部
(14)内に嵌入しても良いし、あるいはまた、両パネル
(10A )(20)を突合せ方向に移動させることによっ
て、第1嵌入部(31)のパネル開口部(14)内への嵌入
操作と、第2嵌入部(32)のパネル開口部(24)内への
嵌入操作とを同時に行っても良い。
【0036】この突合せ操作により、第1嵌入部(31)
は、第1パネル(10A )の開口部(14)内にぴったりと
嵌入されるとともに、所定の嵌込み位置まで嵌入された
とき、第1及び第2位置決め用突部(35)(36)が第1
パネル(10A )の両外板部(11)(12)の端面に当接
し、これにより第1嵌入部(31)が位置決めされる。
【0037】一方、第2嵌入部(32)は、第2パネル
(20)の開口部(24)内にきつく嵌入されるとともに、
所定の嵌込み位置まで嵌入されたとき、第1及び第2位
置決め用突部(35)(36)が第2パネル(20)の両外板
部(21)(22)の端面に当接し、これにより第2嵌入部
(32)が位置決めされる。さらに、この第2嵌入部(3
2)の嵌入によって、第2パネル(20)の開口部(24)
は、強制的に拡開させられ、これにより、両外板部(2
1)(22)の端部の外面間の寸法が、第1パネル(10A
)の両外板部(11)(12)の端部の外面間の寸法と同
寸に修正される。
【0038】この状態において、第1パネル(10A )の
第1外板部(11)の端部の外面と、第2パネル(20)の
第1外板部(21)の端部の外面とは、面一状態になって
おり、また同じく第1パネル(10A )の第2外板部(1
2)の端部の外面と、第2パネル(20)の第2外板部(2
2)の端部の外面とは、面一状態になっている。さら
に、第1及び第2位置決め用突部(35)(36)は、第1
パネル(10A )の両外板部(11)(12)の端面と、第2
パネル(20)の両外板部(21)(22)の端面とで挟まれ
ており、かつ第1位置決め用突部(35)の外面(突端
面)は、第1パネル(10A )の第1外板部(11)の端部
の外面と、第2パネル(20)の第1外板部(21)の端部
の外面とに対して面一状態になっており、同じく第2位
置決め用突部(36)の外面は、第1パネル(10A )の第
2外板部(12)の端部の外面と、第2パネル(20)の第
2外板部(22)の端部の外面とに対して面一状態になっ
ている。
【0039】また、支持壁部(33)は、両パネル(10A
)(20)の両外板部(11)(12)(21)(22)に直交
して配置されている。
【0040】この状態で、摩擦撹拌接合により、第1パ
ネル(10A )の両外板部(11)(12)の端部と、第2パ
ネル(20)の両外板部(21)(22)の端部とを、中間部
材(30A )に接合する。
【0041】この摩擦撹拌接合について説明すれば、次
の通りである。
【0042】(40)は、摩擦撹拌接合用の接合工具で、
径大の円柱状回転子(41)と、該回転子(41)の端面
(41a )軸線上に一体に突設された径小のピン状プロー
ブ(42)とを有している。前記回転子(41)及びプロー
ブ(42)はともに、両パネル(10A )(20)及び中間部
材(30A )よりも硬質でかつ発生する摩擦熱に耐えうる
耐熱材料から形成されている。
【0043】この接合工具(40)を用い、前記回転子
(41)を回転させてプローブ(42)を回転させながら、
図2に示すように、該プローブ(42)を、第1位置決め
用突部(35)にその両側の第1外板部(11)(21)に跨
る態様で、挿入する。
【0044】この挿入は、同図に示すように、プローブ
(42)の先端が中間部材(30A )の第1及び第2嵌入部
(31)(32)に挿入されるまで、更に回転子(41)の端
面(41a )が第1外板部(11)(21)に圧接するまで、
行うことが、摩擦熱をより多く発生させることができ、
更に材料素地の飛散を防止することができる点等で、望
ましい。
【0045】そして、この状態を保持しつつ、回転して
いるプローブ(42)を両第1外板部(11)(21)の端部
に沿って移動させる。あるいはまた、両第1外板部(1
1)(12)の端部が順次、プローブ(42)を通過するよ
うに、両パネル(10A )(20)を移動させる。
【0046】プローブ(42)の回転に伴い発生する摩擦
熱、あるいは更に回転子(41)の端面(41a )と両第1
外板部(11)(21)及び第1位置決め用突部(35)の外
面との摺動に伴い発生する摩擦熱により、プローブ(4
2)との接触部近傍が軟化し、かつ該軟化部がプローブ
(42)の回転により撹拌されるとともに、該軟化撹拌部
分がプローブ(42)の進行圧力を受けてプローブ(42)
の通過溝を埋めるようにプローブ(42)の進行方向後方
へと回り込む態様で塑性流動した後、摩擦熱を失って冷
却固化される。この現象がプローブ(42)の相対移動に
伴って順次繰り返されていき、最終的に第1パネル(10
A )の第1外板部(11)の端部と第2パネル(20)の第
1外板部(21)の端部とがその全長に亘って中間部材
(30A )の第1及び第2嵌入部(31)(32)に同時に接
合される。図3において(W)は、この摩擦撹拌接合に
よる接合部で、両第1外板部(11)(21)の端部に沿っ
て形成されている。
【0047】この摩擦撹拌接合においては、両第1外板
部(11)(21)の外面が第1位置決め用突部(35)の外
面を挟んで面一となった状態で、接合工具(40)のプロ
ーブ(42)を相対移動させることができるので、プロー
ブ(42)の相対移動をスムーズに行うことができる。ま
た、寸法差が修正されて段差が形成されていないので、
空気の巻き込みに伴うボイド等の接合欠陥のない接合部
(W)が形成される。
【0048】また、この摩擦撹拌接合に際し、両第1外
板部(11)(21)の両端部には、プローブ(42)の挿入
圧と、回転子(41)の端面(41a )の圧接とにより、内
側に向かって荷重が加わることになるが、両第1外板部
(11)(21)の両端部が、プローブ(42)の挿入位置の
直下において支持壁部(33)及び両第1嵌入突部(31a
)(32a )によって支持されているから、両第1外板
部(11)(21)が内側に曲がってしまうことはない。し
たがって、両第1外板部(11)(21)の接合壁部は平坦
になる。また、両第1外板部(11)(21)の両端部の内
面に、両第1嵌入突部(31a )(32a )が面接触状態に
当接しているので、摩擦熱による軟化部が内面側に膨出
する不具合も阻止することができる。
【0049】次いで、両パネル(10A )(20)をひっく
り返した後、第1パネル(10A )の第2外板部(12)の
端部と、第2パネル(20)の第2外板部(22)の端部と
を、上記と同様の接合操作によって、中間部材(30A )
の第1及び第2嵌入部(31b)(32b )に摩擦撹拌接合
で接合する。
【0050】この場合にあっても、上記と同様の理由に
より、接合工具(40)のプローブ(42)をスムーズに相
対移動させることができるし、接合欠陥のない接合部
(W)を形成することができるし、また両第2外板部
(12)(22)の内側への曲がりも防止することができる
し、軟化部の内面側への膨出も阻止することができる。
したがって、得られたパネル構造体の接合状態は、極め
て良好である。
【0051】さらに、このパネル構造体の製造方法によ
れば、接合工具(40)のプローブ(42)を両第1外板部
(11)(21)の端部に沿って1回だけ相対移動させるこ
とにより、中間部材(30A )に、両第1外板部(11)
(21)の両端部を接合することができ、また同じくプロ
ーブ(42)を両第2外板部(12)(22)の端部に沿って
1回だけ相対移動させる操作により、中間部材(30A )
に、両第2外板部(12)(22)の両端部を接合すること
ができるので、パネル構造体の製作能率を大幅に向上さ
せることができる。
【0052】而して、上記第1実施形態においては、中
間部材(30A )の第1嵌入部(31)である第1及び第2
嵌入突部(31a )(31b )の当接面間の寸法は、第1パ
ネル(10A )の両外板部(11)(12)の内面間の寸法に
対して同寸に設定されているが、この寸法に対して若干
大寸に設定されていても良い。この場合には、第1及び
第2嵌入突部(31a )(31b )が第1パネル(10A )の
開口部(14)内にきつく嵌入され、これにより第1パネ
ル(10A )の開口部(14)が拡開させられて、該第1パ
ネル(10A )の両外板部(11)(12)の端部の外面間の
寸法が元の寸法より若干大きくなるが、この寸法に合致
するように、中間部材(30A )の第1及び第2嵌入突部
(32a )(32b )の当接面間の寸法を設定しておけば良
い。もとより、中間部材(30A )は、第1嵌入部(31)
を有していなくても良い。
【0053】図4に示した第2実施形態では、中間部材
(30B )は位置決め用突部を有していない点で、上記第
1実施形態の中間部材(30A )と相違しているが、その
他の構成は、上記第1実施形態のものと同じである。
【0054】この第2実施形態にあっては、第1パネル
(10A )の第1外板部(11)の端部と第2パネル(20)
の第1外板部(21)の端部とが直接、突き合わされ、か
つ両第1外板部(11)(21)の端部の外面が面一になっ
ており、また同じく第1パネル(10A )の第2外板部
(12)の端部と第2パネル(20)の第2外板部(22)の
端部とが直接、突き合わされ、かつ両第2外板部(12)
(22)の端部の外面が面一になっている。そして、この
状態で、中間部材(30B )に、両第1外板部(11)(2
1)の両端部が摩擦撹拌接合により接合されるととも
に、両第2外板部(12)(22)の両端部が摩擦撹拌接合
により接合されている。
【0055】図5に示した第3実施形態では、中間部材
(30C )は、上記第1及び第2位置決め用突部に代え
て、両第1外板部(11)(21)の端部同士を接続する第
1接続部(37)と、両第2外板部(12)(22)の端部同
士を接続する第2接続部(38)とを備えている。前記第
1及び第2接続部(37)(38)の幅はともに、上記第1
及び第2位置決め用突部(35)(36)の幅(H)よりも
幅広である。
【0056】そして、第1パネル(10A )の両外板部
(11)(12)の端部と、第2パネル(20)の両外板部
(21)(22)の端部とを、この中間部材(30C )を介し
て突き合わせた状態において、第1パネル(10A )の両
外板部(11)(12)の端部の外面間の寸法と、第2パネ
ル(20)の両外板部(21)(22)の端部の外面間の寸法
とは、同寸に修正されており、また第1接続部(37)の
外面は、その両側の第1外板部(11)(21)の端部の外
面と面一になっており、同じく第2接続部(38)の外面
は、その両側の第2外板部(12)(22)の端部の外面と
面一になっている。
【0057】この第3実施形態では、第1及び第2接続
部(37)(38)がともに幅広であることから、中間部材
(30C )と第1パネル(10A )の第1外板部(11)との
接合、及び中間部材(30C )と第2パネル(20)の第1
外板部(21)との接合は、個別に行なわれる。また同じ
く、中間部材(30C )と第1パネル(10A )の第2外板
部(12)との接合、及び中間部材(30C )と第2パネル
(20)の第2外板部(22)との接合は、個別に行なわれ
る。
【0058】このような幅広の中間部材(30C )を用い
ることにより、パネル構造体の全幅に関する寸法調整も
行うことができるようになる。
【0059】図6に示した第4実施形態では、中間部材
(30D )は、第1嵌入部(31)の第1及び第2嵌入突部
(31a )(31b )が第1支持壁部(33)により一体に連
結されるとともに、第2嵌入部(32)の第1及び第2嵌
入突部(32a )(32b )が第2支持壁部(34)により一
体に連結され、かつ幅広の第1及び第2接続部(37)
(38)がその幅方向の一端において前記第1支持壁部
(33)により一体に連結されるとともに、他端において
前記第2支持壁部(34)により一体に連結されているも
のである。また、第1及び第2支持壁部(33)(34)と
第1及び第2接続部(37)(38)との間には、軽量化を
図ること等を目的として、中空部が形成されている。他
の構成は、上記第3実施形態と同じである。
【0060】図7及び図8に示した第5及び第6実施形
態では、第1パネル(10B )は、両外板部(11)(12)
がその端部において連結板部(13)により一体に連結さ
れているものである。また、第2パネル(20)の両外板
部(21)(22)の外面間の寸法は、この第1パネル(10
B )の両外板部(11)(12)の外面間の寸法よりも小寸
になっている。両パネル(10B )(20)の他の構成は、
上記第1実施形態と同じである。
【0061】この第5及び第6実施形態は、このような
構成の第1パネル(10B )と第2パネル(20)とを用い
てパネル構造体を製作する場合を示すものである。
【0062】まず、図7に示した第5実施形態について
説明する。
【0063】この第5実施形態では、中間部材(30E )
は、第2パネル(20)の開口部(24)内に嵌入される嵌
入部(32)である第1及び第2嵌入突部(32a )(32b
)と、これら第1及び第2嵌入突部(32a )(32b )
を一体に連結した板状の支持壁部(34)と、前記第1嵌
入突部(32a )に一体に突設された第1位置決め用突部
(35)と、前記第2嵌入突部(32b )に一体に突設され
た第2位置決め用突部(36)と、から構成されている。
【0064】前記第1及び第2位置決め用突部(35)
(36)の幅(H)は、上記第1実施形態と同様の理由に
より、摩擦撹拌接合用の接合工具(40)のプローブ(4
2)の径よりも小寸になっており、1mm以下であるこ
とが望ましい。
【0065】この第5実施形態にあっては、第1パネル
(10B )の両外板部(11)(12)の端部と、第2パネル
(20)の両外板部(21)(22)の端部とを突き合わせる
際に、第2パネル(20)の開口部(24)内に、中間部材
(30E )の第1及び第2嵌入突部(32a )(32b )を、
第1及び第2位置決め用突部(35)(36)が第2パネル
(20)の両外板部(21)(22)の端面に当接するまで、
きつく嵌入する。これにより、第2パネル(20)の開口
部(24)が、強制的に拡開させられ、もって第2パネル
(20)の両外板部(21)(22)の端部の外面間の寸法
は、第1パネル(10B )の両外板部(11)(12)の端部
の外面間の寸法と同寸に修正される。また、支持壁部
(34)は、第1パネル(10B )の連結板部(13)と重な
り合うように配置される。
【0066】そして、第1パネル(10B )の両外板部
(11)(12)の端部の外面と、第2パネル(20)の両外
板部(21)(22)の端部の外面とを面一状態に保持しつ
つ、接合工具(40)のプローブ(42)を回転させなが
ら、該プローブ(42)を、第1位置決め用突部(35)に
その両側の第1外板部(11)(21)に跨る態様で挿入
し、そして、このプローブ(42)を両第1外板部(11)
(21)の端部に沿って相対移動させる。これにより、第
1パネル(10B )の第1外板部(11)の端部と第2パネ
ル(20)の第1外板部(21)の端部とが同時にその全長
に亘って中間部材(30E )に接合される。また、これと
同じ接合操作を行うことにより、第1パネル(10B )の
第2外板部(12)の端部と第2パネル(20)の第2外板
部(22)の端部とが同時にその全長に亘って中間部材
(30E )に接合される。
【0067】次に、図8に示した第6実施形態について
説明する。
【0068】この第6実施形態では、中間部材(30F )
は、上記第5実施形態の第1及び第2位置決め用突部
(35)(36)に代えて、両第1外板部(11)(21)の端
部同士を接続する幅広の第1接続部(37)と、両第2外
板部(12)(22)の端部同士を接続する幅広の第2接続
部(38)とを有している。
【0069】そして、第1パネル(10B )の両外板部
(11)(12)の端部と、第2パネル(20)の両外板部
(21)(22)の端部とを、この中間部材(30F )を介し
て突き合わせた状態において、第2パネル(20)の両外
板部(21)(22)の端部の外面間の寸法は、第1パネル
(10B )の両外板部(11)(12)の端部の外面間の寸法
と同寸に修正されており、また第1接続部(37)の外面
は、その両側の第1外板部(11)(21)の端部の外面と
面一になっており、同じく第2接続部(38)の外面は、
その両側の第2外板部(12)(22)の端部の外面と面一
になっている。
【0070】この第6実施形態では、第1及び第2接続
部(37)(38)はともに幅広であることから、上記第3
及び第4実施形態と同様に、中間部材(30F )と第1パ
ネル(10B )の第1外板部(11)との接合、及び中間部
材(30F )と第2パネル(20)の第1外板部(21)との
接合は、個別に行なわれる。また同じく、中間部材(30
F )と第1パネル(10B )の第2外板部(12)との接
合、及び中間部材(30F)と第2パネル(20)の第2外
板部(22)との接合は、個別に行なわれる。このような
幅広の中間部材(30F )を用いることにより、上記第3
実施形態と同様に、パネル構造体の全幅に関する寸法調
整も行うことができるようになる。
【0071】以上、この発明の実施形態について説明し
たが、この発明は、これら実施形態に限定されるもので
はない。例えば、2個のパネルのうち少なくとも一方の
パネルは、連結板部(13)(23)がトラス状に配置され
ているものであっても良い。
【0072】
【発明の効果】この発明は、上記の構成を有しているか
ら、次のような効果を奏する。
【0073】請求項1の発明は、第1及び第2パネルの
両外板部の端部の外面間の寸法差を修正した状態で、中
間部材に、第1パネルの両外板部の端部と、第2パネル
の両外板部の端部とを、摩擦撹拌接合により接合するこ
とを特徴とするものであることから、摩擦撹拌接合の際
に、第1及び第2パネルの両外板部の端部の外面間の寸
法差が修正されているので、寸法差により発生する段差
を解消し得て、その結果、摩擦撹拌接合用の接合工具を
スムーズに相対移動させることができるようになるし、
接合欠陥の発生を防止することができるようになり、も
って接合状態の良好なパネル構造体を得ることができ
る。
【0074】請求項2の発明は、上記請求項1の発明と
同じく、摩擦撹拌接合の際に、第1及び第2パネルの両
外板部の端部の外面間の寸法差が修正されているので、
寸法差により発生する段差を解消し得て、その結果、摩
擦撹拌接合用の接合工具をスムーズに相対移動させるこ
とができるようになるし、接合欠陥の発生を防止するこ
とができるようになり、もって接合状態の良好なパネル
構造体を得ることができる。
【0075】請求項3の発明は、中間部材の嵌入部に、
位置決め用突部が設けられているので、嵌入部の位置決
めを簡単に行うことができるし、接合工具の一回の相対
移動操作により、位置決め用突部の両側の外板部のうち
の一方の外板部と中間部材との接合と、他方の外板部と
中間部材との接合とを、同時に行うことができるから、
接合作業能率が向上するという利点を有する。
【0076】請求項4の発明は、上記請求項1の発明と
同じく、接合状態の良好なパネル構造体を提供すること
ができる。
【0077】請求項5の発明は、上記請求項2の発明と
同じく、接合状態の良好なパネル構造体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す2個のパネル及
び中間部材の断面図で、(a)両パネルを中間部材を介
して突き合わせる前の状態を示し、(b)は両パネルを
中間部材を介して突き合わせた状態を示す。
【図2】摩擦撹拌接合の途中の状態を示す、両パネル及
び中間部材の拡大断面図である。
【図3】両パネルを中間部材に接合した状態を示す、両
パネル及び中間部材の断面図である。
【図4】この発明の第2実施形態を示す、2個のパネル
及び中間部材の断面図で、(a)は両パネルを中間部材
を介して突き合わせた状態を示し、(b)は両パネルを
中間部材に接合した状態を示す。
【図5】この発明の第3実施形態を示す、2個のパネル
及び中間部材の断面図で、(a)は両パネルを中間部材
を介して突き合わせた状態を示し、(b)は両パネルを
中間部材に接合した状態を示す。
【図6】この発明の第4実施形態を示す、2個のパネル
及び中間部材の断面図で、(a)は両パネルを中間部材
を介して突き合わせた状態を示し、(b)は両パネルを
中間部材に接合した状態を示す。
【図7】この発明の第5実施形態を示す、2個のパネル
及び中間部材の断面図で、(a)は両パネルを中間部材
を介して突き合わせた状態を示し、(b)は両パネルを
中間部材に接合した状態を示す。
【図8】この発明の第6実施形態を示す、2個のパネル
及び中間部材の断面図で、(a)は両パネルを中間部材
を介して突き合わせた状態を示し、(b)は両パネルを
中間部材に接合した状態を示す。
【図9】従来のパネル構造体の製造方法を説明する図
で、(a)は2個のパネルの斜視図、(b)は両パネル
を突き合わせた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10A 、10B …第1パネル 11…第1外板部 12…第2外板部 13…連結板部 14…開口部 20…第2パネル 21…第1外板部 22…第2外板部 23…連結板部 24…開口部 30A 〜30F …中間部材 31…第1嵌入部 32…第2嵌入部 35、36…位置決め用突部 40…摩擦撹拌接合用の接合工具 42…ピン状プローブ W…接合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行状に離間配置された2枚の平坦状の
    外板部(11)(12)と、これら両外板部をその中間部に
    おいて一体に連結した連結板部(13)とを有するととも
    に、前記両外板部の端部間に開口部(14)が形成された
    第1パネル(10A )と、 平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部(21)
    (22)と、これら両外板部をその中間部において一体に
    連結した連結板部(23)とを有するとともに、前記両外
    板部の端部間に開口部(24)が形成され、かつ両外板部
    の外面間の寸法が前記第1パネル(10A )の両外板部の
    外面間の寸法よりも小寸になっている第2パネル(20)
    と、 前記第1及び第2パネルの開口部(14)(24)のうちの
    少なくとも第2パネルの開口部(24)内に嵌入される嵌
    入部(31)(32)を有するとともに、前記第1パネル
    (10A )の両外板部の端部と前記第2パネル(20)の両
    外板部の端部との間に、第1及び第2パネルの両外板部
    の端部に沿って介在される中間部材(30)と、を用い、 前記第1パネル(10A )の両外板部の端部と、前記第2
    パネル(20)の両外板部の端部とを、前記中間部材(3
    0)を介して突き合わせるとともに、これら第1及び第
    2パネル(10A )(20)と中間部材(30)とを接合一体
    化するパネル構造体の製造方法であって、 前記第1及び第2パネル(10A )(20)の突合せ操作の
    際に、前記中間部材の嵌入部(31)(32)を、前記第1
    及び第2パネルの開口部(14)(24)のうちの少なくと
    も第2パネルの開口部(24)内に嵌入することにより、
    当該パネルの開口部を強制的に拡開させて、前記第1及
    び第2パネル(10A )(20)の両外板部の端部の外面間
    の寸法差を修正し、 この状態で、前記中間部材(30)に、前記第1パネル
    (10A )の両外板部の端部と、前記第2パネル(20)の
    両外板部の端部とを、摩擦撹拌接合により接合すること
    を特徴とするパネル構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】 平行状に離間配置された2枚の平坦状の
    外板部(11)(12)と、これら両外板部をその端部にお
    いて一体に連結した連結板部(13)とを有する第1パネ
    ル(10B )と、 平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部(21)
    (22)と、これら両外板部をその中間部において一体に
    連結した連結板部(23)とを有するとともに、前記両外
    板部の端部間に開口部(24)が形成され、かつ両外板部
    の外面間の寸法が前記第1パネル(10B )の両外板部の
    外面間の寸法よりも小寸になっている第2パネル(20)
    と、 前記第2パネルの開口部(24)内に嵌入される嵌入部
    (32)を有するとともに、前記第1パネル(10B )の両
    外板部の端部と前記第2パネル(20)の両外板部の端部
    との間に、第1及び第2パネルの両外板部の端部に沿っ
    て介在される中間部材(30)と、を用い、 前記第1パネル(10B )の両外板部の端部と、前記第2
    パネル(20)の両外板部の端部とを、前記中間部材(3
    0)を介して突き合わせるとともに、これら第1及び第
    2パネル(10B )(20)と中間部材(30)とを接合一体
    化するパネル構造体の製造方法であって、 前記第1及び第2パネル(10B )(20)の突合せ操作の
    際に、前記中間部材の嵌入部(32)を、前記第2パネル
    の開口部(24)内に嵌入することにより、第2パネルの
    開口部を強制的に拡開させて、前記第1及び第2パネル
    (10B )(20)の両外板部の端部の外面間の寸法差を修
    正し、 この状態で、前記中間部材(30)に、前記第1パネル
    (10B )の両外板部の端部と、前記第2パネル(20)の
    両外板部の端部とを、摩擦撹拌接合により接合すること
    を特徴とするパネル構造体の製造方法。
  3. 【請求項3】 回転するピン状プローブ(42)を有する
    摩擦撹拌接合用の接合工具(40)を準備し、 前記中間部材(30)の嵌入部(31)(32)には、前記プ
    ローブ(42)の径よりも小寸の幅を有するとともに、対
    応するパネルの外板部の端面に当接される位置決め用突
    部(35)が設けられ、 前記第1及び第2パネルの突合せ状態において、前記位
    置決め用突部(35)が、前記第1パネルの外板部の端面
    と、前記第2パネルの外板部の端面とで挟まれており、 この状態で、前記プローブ(42)を前記位置決め用突部
    (35)にその両側の外板部(11)(21)に跨る態様で挿
    入するとともに、プローブ(42)をパネルの外板部の端
    部に沿ってパネルに対して相対的に移動させることによ
    って、両側の外板部のうちの一方の外板部(11)と中間
    部材(30)との接合と、他方の外板部(21)と中間部材
    (30)との接合とを、同時に行う請求項1又は2記載の
    パネル構造体の製造方法。
  4. 【請求項4】 平行状に離間配置された2枚の平坦状の
    外板部(11)(12)と、これら両外板部をその中間部に
    おいて一体に連結した連結板部(13)とを有するととも
    に、前記両外板部の端部間に開口部(14)が形成された
    第1パネル(10A )と、 平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部(21)
    (22)と、これら両外板部をその中間部において一体に
    連結した連結板部(23)とを有するとともに、前記両外
    板部の端部間に開口部(24)が形成され、かつ両外板部
    の外面間の寸法が前記第1パネル(10A )の両外板部の
    外面間の寸法よりも小寸になっている第2パネル(20)
    と、 前記第1及び第2パネルの開口部(14)(24)のうちの
    少なくとも第2パネルの開口部(24)内に嵌入される嵌
    入部(31)(32)を有するとともに、前記第1パネル
    (10A )の両外板部の端部と前記第2パネル(20)の両
    外板部の端部との間に、第1及び第2パネルの両外板部
    の端部に沿って介在される中間部材(30)と、から構成
    され、 前記第1パネル(10A )の両外板部の端部と、前記第2
    パネル(20)の両外板部の端部とが、前記中間部材(3
    0)を介して突き合わされるとともに、これら第1及び
    第2パネル(10A )(20)と中間部材(30)とが接合一
    体化されてなるパネル構造体であって、 前記中間部材の嵌入部(31)(32)が、前記第1及び第
    2パネルの開口部(14)(24)のうちの少なくとも第2
    パネルの開口部(24)内に嵌入されることにより、当該
    パネルの開口部が強制的に拡開させられて、前記第1及
    び第2パネル(10A )(20)の両外板部の端部の外面間
    の寸法差が修正され、 この状態で、前記中間部材(30)に、前記第1パネル
    (10A )の両外板部の端部と、前記第2パネル(20)の
    両外板部の端部とが、摩擦撹拌接合により接合されてい
    ることを特徴とするパネル構造体。
  5. 【請求項5】 平行状に離間配置された2枚の平坦状の
    外板部(11)(12)と、これら両外板部をその端部にお
    いて一体に連結した連結板部(13)とを有する第1パネ
    ル(10B )と、 平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部(21)
    (22)と、これら両外板部をその中間部において一体に
    連結した連結板部(23)とを有するとともに、前記両外
    板部の端部間に開口部(24)が形成され、かつ前記両外
    板部の外面間の寸法が前記第1パネル(10B )の両外板
    部の外面間の寸法より小寸になっている第2パネル(2
    0)と、 前記第2パネルの開口部(24)内に嵌入される嵌入部
    (32)を有するとともに、前記第1パネル(10B )の両
    外板部の端部と前記第2パネル(20)の両外板部の端部
    との間に、第1及び第2パネルの両外板部の端部に沿っ
    て介在される中間部材(30)と、から構成され、 前記第1パネル(10B )の両外板部の端部と、前記第2
    パネル(20)の両外板部の端部とが、前記中間部材(3
    0)を介して突き合わされるとともに、これら第1及び
    第2パネル(10B )(20)と中間部材(30)とが接合一
    体化されてなるパネル構造体であって、 前記中間部材の嵌入部(32)が、前記第2パネルの開口
    部(24)内に嵌入されることにより、第2パネルの開口
    部が強制的に拡開させられて、前記第1及び第2パネル
    (10B )(20)の両外板部の端部の外面間の寸法差が修
    正され、 この状態で、前記中間部材(30)に、前記第1パネル
    (10B )の両外板部の端部と、前記第2パネル(20)の
    両外板部の端部とが、摩擦撹拌接合により接合されてい
    ることを特徴とするパネル構造体。
JP11039958A 1999-02-18 1999-02-18 パネル構造体の製造方法及びパネル構造体 Pending JP2000237881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11039958A JP2000237881A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 パネル構造体の製造方法及びパネル構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11039958A JP2000237881A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 パネル構造体の製造方法及びパネル構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000237881A true JP2000237881A (ja) 2000-09-05
JP2000237881A5 JP2000237881A5 (ja) 2006-02-23

Family

ID=12567479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11039958A Pending JP2000237881A (ja) 1999-02-18 1999-02-18 パネル構造体の製造方法及びパネル構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000237881A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154473A (ja) * 2002-09-11 2003-05-27 Hitachi Ltd 摩擦攪拌接合方法および車体の製作方法
JP2006061983A (ja) * 2004-07-29 2006-03-09 Showa Denko Kk 中空状被接合材の摩擦攪拌接合方法
JP2006075893A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Usetec:Kk 突起付き構造体の製造方法、ヒートシンクの製造方法、および突起付き構造体
JP2008207681A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 構造体の製作方法及び鉄道車両用構体
JP2009006396A (ja) * 2007-05-29 2009-01-15 Nippon Light Metal Co Ltd 中空形材の接合方法および接合構造
JP2009036286A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Hino Motors Ltd 部材接合構造
JP2010101064A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Hitachi Metals Techno Ltd フリーアクセスフロア用パネル
JP2010101063A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Hitachi Metals Techno Ltd フリーアクセスフロア用パネル
CN105108311A (zh) * 2015-09-10 2015-12-02 何峰 带孔端面与平整端面、带孔端面与带孔端面的连接方法
CN105710552A (zh) * 2016-04-19 2016-06-29 安徽安凯汽车股份有限公司 客车大顶蒙皮低位焊接方法
CN107921575A (zh) * 2015-08-26 2018-04-17 日本轻金属株式会社 接合方法、液冷套筒的制造方法及液冷套筒
JP2018187672A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 日本軽金属株式会社 接合方法
JP2018187671A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 日本軽金属株式会社 接合方法
CN109562484A (zh) * 2016-11-04 2019-04-02 日本轻金属株式会社 接合方法
EP3957431A4 (en) * 2019-05-17 2023-07-05 Nippon Light Metal Company, Ltd. METHOD FOR PRODUCING A HOLLOW CONTAINER

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154473A (ja) * 2002-09-11 2003-05-27 Hitachi Ltd 摩擦攪拌接合方法および車体の製作方法
JP2006061983A (ja) * 2004-07-29 2006-03-09 Showa Denko Kk 中空状被接合材の摩擦攪拌接合方法
JP2006075893A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Usetec:Kk 突起付き構造体の製造方法、ヒートシンクの製造方法、および突起付き構造体
JP2008207681A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 構造体の製作方法及び鉄道車両用構体
JP2009006396A (ja) * 2007-05-29 2009-01-15 Nippon Light Metal Co Ltd 中空形材の接合方法および接合構造
JP2009036286A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Hino Motors Ltd 部材接合構造
JP2010101064A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Hitachi Metals Techno Ltd フリーアクセスフロア用パネル
JP2010101063A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Hitachi Metals Techno Ltd フリーアクセスフロア用パネル
CN107921575A (zh) * 2015-08-26 2018-04-17 日本轻金属株式会社 接合方法、液冷套筒的制造方法及液冷套筒
EP3342526A4 (en) * 2015-08-26 2019-05-08 Nippon Light Metal Company, Ltd. CONNECTION METHOD, LIQUID COOLING MANUFACTURING METHOD AND LIQUID COOLING COAT
US10668559B2 (en) 2015-08-26 2020-06-02 Nippon Light Metal Company, Ltd. Joining method, method of manufacturing liquid cooling jacket, and liquid cooling jacket
CN105108311A (zh) * 2015-09-10 2015-12-02 何峰 带孔端面与平整端面、带孔端面与带孔端面的连接方法
CN105710552A (zh) * 2016-04-19 2016-06-29 安徽安凯汽车股份有限公司 客车大顶蒙皮低位焊接方法
CN105710552B (zh) * 2016-04-19 2018-05-04 安徽安凯汽车股份有限公司 客车大顶蒙皮低位焊接方法
CN109562484A (zh) * 2016-11-04 2019-04-02 日本轻金属株式会社 接合方法
CN109562484B (zh) * 2016-11-04 2021-08-17 日本轻金属株式会社 接合方法
JP2018187672A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 日本軽金属株式会社 接合方法
JP2018187671A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 日本軽金属株式会社 接合方法
EP3957431A4 (en) * 2019-05-17 2023-07-05 Nippon Light Metal Company, Ltd. METHOD FOR PRODUCING A HOLLOW CONTAINER
US12109647B2 (en) 2019-05-17 2024-10-08 Nippon Light Metal Company, Ltd. Method for producing hollow container

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3481501B2 (ja) 構造体およびその製作方法
US6532712B2 (en) Structural body and method of manufacture thereof
JP3589930B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
JP3459210B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
US6461072B2 (en) Structure body for use in friction stir welding
JP3552978B2 (ja) 中空形材
JP2000237881A (ja) パネル構造体の製造方法及びパネル構造体
JP3751215B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
JP2001105161A (ja) 構造体の摩擦攪拌接合方法および構造体
JP3830340B2 (ja) 接合構造体の製造方法
JP2004223587A (ja) 中空押出し形材の接合構造
JP4723081B2 (ja) 構造体の製作方法
JP3459195B2 (ja) 構造体およびその製作方法
JP3459197B2 (ja) 摩擦攪拌接合用中空形材
JP4440522B2 (ja) 摩擦攪拌接合用中空形材
JP3459211B2 (ja) 摩擦攪拌接合用形材
JP3459218B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
JP3641405B2 (ja) 中空押し出し形材
JP3459206B2 (ja) 摩擦攪拌接合用中空形材
JPH11311218A (ja) 中空パネルの結合構造
JP3840029B2 (ja) 中空形材
JP2001239376A (ja) 摩擦攪拌接合用形材
JP3751216B2 (ja) 摩擦攪拌接合用中空形材
JP4494671B2 (ja) 構造体およびその製作方法
JP2002137068A (ja) 摩擦攪拌接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081216