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JP2000211530A - ステアリングホイ―ルおよびステアリングホイ―ルの製造方法 - Google Patents

ステアリングホイ―ルおよびステアリングホイ―ルの製造方法

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Publication number
JP2000211530A
JP2000211530A JP11015716A JP1571699A JP2000211530A JP 2000211530 A JP2000211530 A JP 2000211530A JP 11015716 A JP11015716 A JP 11015716A JP 1571699 A JP1571699 A JP 1571699A JP 2000211530 A JP2000211530 A JP 2000211530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
grip portion
pattern
polyurethane
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11015716A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Tsukada
博久 塚田
Hisashi Sano
久 佐野
Kazuhiro Kaneko
和弘 金子
Mikio Ochiai
幹雄 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP11015716A priority Critical patent/JP2000211530A/ja
Publication of JP2000211530A publication Critical patent/JP2000211530A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観と触感とがマッチングした、軽量で
操作性のよいステアリングホイールの提供。 【解決手段】 グリップ部とボス部とこれらグリップ部
およびボス部とを連結するスポーク部とを有するステア
リングホイールにおいて、グリップ部を密度0.4乃至
0.9g/cm3、表面硬度40乃至80(ショアーD
スケール)をもつポリウレタンにより一体成形し該グリ
ップ部の表面に転写印刷を施したことを特徴とするステ
アリングホイール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ール、とくにグリップ部に転写印刷を施した軽量で、外
観、感触ともに優れたステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールは、外観および触
感がよいものが好ましい。
【0003】従来より把持部を天然木から製作したもの
(ウッドステアリングホイール)、天然皮革を把持部に
捲いて縫製したもの、あるいはリム部の周方向に複数箇
所に区画した木目部と皮革部とを設けたものなどが知ら
れている。
【0004】上記従来のステアリングホイールの外観を
向上するための方法としては、ステアリングホイール本
体素材を、合成木材(例えば木粉と樹脂を混合したも
の)で形成し、表面にごく薄い突き板を貼り合わせたも
のや、流体印刷、液圧転写印刷などと呼ばれる印刷方法
で柄をプリントしたものがある。また、本願の出願人は
先の出願(特開平10−287247号)にホイールの
硬質リム部の左右両側に軟質のグリップ部を設けたコン
ビネーションタイプのステアリングホイールを提案し
た。
【0005】これは、ステアリングホイール芯金に、射
出成形により把持部の一部分をガラス入りABS樹脂な
どの硬質樹脂部を成形した後、射出反応成形金型に入れ
て把持部の残りの部分に発泡ウレタン等を一体成形して
素材となし、この素材の一部である硬質樹脂部に流体印
刷により印刷を施し、残りの一部である左右のグリップ
部である発泡ウレタン部に皮革を巻いたというものであ
る。ステアリングホイールの流体印刷法についてはすで
に多くの提案がある(たとえば特開平10−32949
8号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天然木
からステアリングホイールの把持部を形成する場合にあ
っては、複数の板材を貼り合わせた後その表面を加工等
により仕上げるため、かなりの工数が必要であるとの問
題があり、合成木材の表面に薄板状の木材(突き板)を
貼着して本体を形成する場合にあっては、突き板の貼着
に熟練と作業時間を要するため、コスト低減が困難であ
るとの問題がある。木粉入り樹脂は比重が大で慣性モー
メントが大きくなり操舵における操作性やエンジンのア
イドリング振動に対する共振特性を向上できないとの問
題を有している。
【0007】また、硬質樹脂により成形し、これに発泡
ウレタンを一体成形して組み合わせたものにあっては、
2度の成形工程が必要であり、工程数が多く、コスト低
減が困難であるとの問題がある。
【0008】本発明は、こうした実情の下に、外感と触
感とが調和のとれた、軽量で操作性にも優れ、かつその
製造に際しても一回の成形工程で成形できるステアリン
グホイールを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討し
た結果、ステアリングホイールのグリップ部(円環部)
全周を一体に特定のポリウレタンで成形し、このグリッ
プの表面に転写印刷を施すことにより前記課題を解決し
得ることを見出し、本発明に至った。
【0010】すなわち、本発明は、(1)グリップ部と
ボス部とこれらグリップ部およびボス部とを連結するス
ポーク部とを有するステアリングホイールにおいて、グ
リップ部を密度0.4乃至0.9g/cm3、表面硬度
40乃至80(ショアーDスケール)をもつポリウレタ
ンにより一体成形し該グリップ部の表面に転写印刷を施
したことを特徴とするステアリングホイール、(2)転
写印刷による模様が天然木目模様である前記(1)記載
のステアリングホイール、(3)転写印刷による模様が
天然皮革様である前記(1)記載のステアリングホイー
ル、(4)グリップ部とボス部とこれらグリップ部およ
びボス部を連結するスポーク部とを有し、スポーク部が
グリップ部に連結される箇所を含むグリップ部の少なく
とも一部を別体の被覆シートで覆ったことを特徴とする
前記(1)乃至(3)記載のステアリングホイール、
(5)ステアリングホイールのグリップ部の全周をポリ
ウレタンを射出反応成形して成形し、このグリップ部の
表面に転写印刷を施すことを特徴とする前記(1)乃至
(3)記載のステアリングホイールの製造方法、に関す
る。
【0011】本発明のステアリングホイールは、グリッ
プ部(円環全周部)を特定のポリウレタンにより一体成
形し、その表面に転写印刷を施した点に特徴があり、そ
の他の構成については特に制限はない。
【0012】本発明に使用するポリウレタンは、発泡ポ
リウレタン、特にRIM成形によるインテグラルスキン
フォームが好ましく、その密度が0.4乃至0.9g/
cm3、グリップ部を成形したときその表面硬度が40
乃至80(ショアーDスケール)となるものである。密
度が0.4g/cm3未満であると、金型のパーティン
グ部に発泡部が現出し、密度が0.9g/cm3を越え
ると軽量化が損われ、操作性も劣るものとなる。また、
表面硬度40乃至80とすると、木目模様、皮革模様、
CFRP調の転写模様と触感を調和することができる。
とくに木目模様の外観と触感との調和に優れている。す
なわち、見た目も木目模様であり、かつステアリングホ
イールを握ったときの手の感触もまた天然木様と感じる
ことができる。
【0013】また、グリップ部が単純な円環部でなくス
ポーク部との連結される箇所など転写印刷が比較的困難
な部位は、別体の被覆シート、たとえば皮革などを巻く
ことが好ましい。
【0014】次に、本発明のステアリングホイールの製
造方法について説明する。
【0015】本発明のステアリングホイールの製造は、
まずグリップ部(全周)をポリウレタンにより反応射出
成形(RIM成形)し、次いでこのグリップ部の表面に
転写印刷を施すことからなる。
【0016】前記のRIM成形は、射出成形金型内にス
テアリングホイールの芯材をインサートし、前記した特
性を付与できるポリウレタン材料を射出して成形する。
前記の芯材としては、例えば鉄パイプを曲げ加工し、溶
接などでリング状に成形したもの、あるいはアルミ合
金、マグネシウム合金などをダイカスト成形したもの、
および鉄芯をインサートしてダイカスト成形した、いわ
ゆる鋳包み芯金(複合芯金)などの芯材が用いられ、こ
れをウレタン成形用金型にインサートして表皮部を芯金
と一体に成形する。そして、こうしてポリウレタンによ
り、少なくともステアリングホイールを操作する際に把
持する円環状のリム部あるいはリング部とも言われるグ
リップ部が形成されるが、このグリップ部とステアリン
グシャフトとを連結するスポーク部とボス部の一部を覆
ってもよいし、またはボス部を覆うセンターパッド部を
グリップ部から一体に形成させてもよい。このセンター
パッド部にはエアバッグやコラプシブルショックアブソ
ーバなどを内臓する容器部を一体に設けることができ
る。
【0017】成形後、グリップ部には転写印刷が施され
るが、この転写印刷としては、天然木目、皮革、カーボ
ンクロスなどを模した柄を転写用単体フィルムに予め印
刷しておき、これをグリップ部に当てて押圧あるいは加
熱して転写する方法でもよいが、調整された水質の水槽
に水溶性担体を流し、その表面に印刷された上記素材を
模した柄をグリップ部に転写する液圧転写印刷あるいは
流体印刷などと呼称されている印刷方法が好ましい。
【0018】印刷柄はグリップ部の全周にわたって転写
されるが、転写の際のステアリングホイールの液体槽へ
の侵入角度やスポークの位置により全周に均一に転写で
きない場合があり、通常のステアリングホイールの正立
位置(ニュートラルポジション)においても最も美観の
よいように印刷を行うようにする。部分的に天然皮革な
どのカバーを巻くこととし、このカバーされる箇所に印
刷柄の不連続になりやすい部位を位置させるように、流
体印刷時のステアリングホイールの姿勢を定めることも
できる。
【0019】そのような部分的な別体カバーを取り付け
る場合には、単純なシボ表面とすることもできるが、好
ましくは別体カバーの端末部、すなわちポリウレタング
リップ部との境界部(見切り部)に木目込み溝や隆起
部、段部などを設けるのがよい。
【0020】特に天然皮革に模した柄を印刷する場合に
あっては、当該天然皮革柄を立体的に見せるような革シ
ボを選択してウレタン成形金型内面に刻印しておくのが
よい。このシボの凹凸は必ずしも後工程で印刷されるべ
き天然皮革柄と一致することを要しない。このような同
系のシボと柄の相互作用により、皮革調の外観が一段と
強調される。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の一
実施例である加飾ステアリングホイールについて製造工
程に従って説明する。
【0022】ポリウレタン処方 ポリウレタン材料としては、表面層に施す柄により硬度
を選択調製する。すなわちウッド風ステアリングホイー
ルやカーボンコンポジット(CFRP)風のステアリン
グホイールとする場合は、グリップの触感としては木目
やCFRP柄にマッチする硬い感触とするため、以下の
配合処方とする。
【0023】ポリオールプレミックス成分としては、ポ
リエーテルポリオールに比較的分子量の小さく(200
0〜3000)、OH価が高い(50〜90)ものを用
い、架橋剤は比較的短い分子構造をもったエチレングリ
コールやジエチレングリコール及び1,4−ブタンジオ
ールを使い、その配合量は、10〜25部と多くするこ
とにより、製品の表面硬度をショアーDスケールにて4
0〜80とする。
【0024】又、ポリオールプレミックスの中には、水
等のノンフロン発泡剤、トリエチレンジアミンや金属系
触媒、シリコン系整泡剤、着色顔料、紫外線吸収剤、光
安定剤、酸化防止剤等の添加剤を配合する。
【0025】イソシアネート成分としては、ジフェニル
メタンジイソシアネート等の反応性が良く比較的耐水・
耐湿特性の良いものが好ましい。
【0026】上記、ポリオールプレミックス成分とイソ
シアネート成分をRIM機のヘッドより金型内に混合投
入し、水等のノンフロン発泡剤の配合量により、製品密
度が0.4〜0.9g/cm3の所定の製品密度の素材
を得る。製品密度が0.9g/cm3以上となると、木
粉入りABS樹脂等を用いたものと同様に重量が重くな
る。又、製品密度が0.4g/cm3以下になると、素
材のRIM成形後の仕上げにおいて、金型のパーティン
グに発生したバリをトリミングした面に多くの発泡部が
現われ、後工程によるピンホール等の処理が非常に難し
くなる。
【0027】ポリウレタンRIM成形 ステアリングホイール本体成形用の金型を開き、その金
型製品表面にポリウレタンもしくは、インモールドコー
トが付着しないように、離型剤を塗布する。その後に、
好ましくはインモールドコート塗料を塗布し表面層被膜
を形成する。
【0028】このインモールドコートとしてはたとえば
商品名エピコートンUH−18カラーと呼ばれる二液タ
イプ塗料などが好ましい。
【0029】次に、ハブコアーインサートを金型内にセ
ットし、金型を閉じる。
【0030】その金型内に所定の反応後硬度をなすポリ
ウレタン処方の原料を投入し反応固化させる。
【0031】素材の仕上げ ポリウレタンRIM成形にて得られた素材は、金型パー
ティングに発生したバリやゲート、オーバーフロー部が
あるため、ナイフ等の刃物を使いトリミングする。
【0032】ステアリングホイールのグリップ部は、断
面略楕円形状をしており、刃物跡のトリミング部が平滑
になってしまうため、トリミング部をなるべく細かいサ
ンドペーパーにてパーティングラインが判別できないよ
うに最終仕上げを施す。
【0033】脱脂工程 ポリウレタンRIM成形における脱型の必要から表面に
付着した離型剤を、炭化水素系溶剤や水系溶剤等の脱脂
溶剤で脱脂処理する。これにより離型剤を除去するとと
もに、前記仕上げ工程での付着物も洗い落とす。
【0034】目止め、及びプライマー処理 ポリウレタン素材が発泡体を形成しており、そのため素
材の仕上げをおこなうことで表面部に発泡状のごく小さ
なピンホールが現われることがある。その場合は、エポ
キシ系目止め剤やプライマーを塗布することにより、そ
のピンホールをあらかじめ処理しておくのがよい。この
プライマーとしてはたとえば目止め性を向上するためウ
レタン系を主剤とするものが好ましく、膜厚は20〜2
5μが好ましい。
【0035】加飾柄付着工程 前記工程までの処理が終わったものを、素材の感触にあ
った柄を流体印刷(液圧転写印刷)により表面につけ
る。このとき、印刷用素材であるステアリングホイール
本体1を図1のように傾斜させ、予め所定の柄、例えば
木目柄を印刷した水溶性被膜11を表面に浮かべた液槽
10に没入させる。このとき、図1のような4本スポー
クタイプのステアリングホイール本体1にあっては、ニ
ュートラル位置の上部3を下にして操作側2、すなわち
運転者に対向する側を下に向けて、液槽10の液面が乱
れないように、所定の速度で没入させるのがよい。この
作業は傾斜リフトにハンガーを介してステアリングホイ
ール本体1を取付け、無人で行うことができるし、作業
者によってもよい。
【0036】この方法によりニュートラル位置にあるス
テアリングホイールにおいて最良の外観が得られる。
【0037】さらに、シャワー洗浄により表面の柄以外
の付着物を除去し、乾燥後、光沢のあるクリアー塗装を
施す。図2は木目柄の印刷を施したステアリングホイー
ルの例である。
【0038】シート巻き工程 スポーク部に牛革などの天然皮革のシート8を巻く。天
然皮革の他、エクセーヌなどの合成皮革、ビロードなど
の布からなるシートを巻いて縫合することもできる。グ
リップ部5のスポーク6との連結部7から周方向に離間
して決め込み溝6aを形成してあり、連結部7周縁には
両面に粘着剤をコートしたブチルゴムシートを巻いた上
に所定の形状に切り取りステッチ穴を穿設したシート8
を巻き、縫合糸9を平行縫い、ベースボール縫いなどの
ステッチパターンで縫合する。決め込み溝6aにはゲル
状などの瞬間接着剤を着けておき、シート8の端末をヘ
ラなどで押し込む。
【0039】上記工程により、従来よりも少ない工程で
外観のよい加飾ステアリングホイールを提供することが
できる。
【0040】(第2実施例)第1実施例の木目、CFR
Pのような硬い感触ではなく、分割された複数のシート
巻き部の間にソフトな加飾部を配置する実施例である。
第1実施例との差異について説明し、共通する箇所につ
いては説明を省略する。
【0041】ポリウレタン処方 皮革調柄の加飾部の基材となるべき柔らかい感触を得る
場合のポリウレタンの配合処方は、以下のポリオールプ
レミックス成分を使用する。
【0042】ポリオールプレミックス成分としては、ポ
リエーテルポリオールに比較的分子量の大きく(300
0〜6000)、OH価が低い(25〜35)ものを併
用及び活用し、架橋剤は比較的短い分子構造を持ったエ
チレングリコールやジエチレングリコール及び1,4−
ブタンジオールを使い、その配合量は、3〜10部と少
なくすることにより、製品硬度をショアーAスケールに
て40〜70とする。他の処方内容及び特性について
は、第1実施例と同様にすればよい。
【0043】このようなポリウレタンの処方により、ス
テアリングホイール本体1を射出反応成形する。
【0044】プライマー処理 伸び性のよいウレタン系プライマーをコートする。
【0045】加飾柄付着工程 天然皮革を模した柄を転写印刷する。柄を転写し、シャ
ワー洗浄、乾燥後、コラーゲンを含む塗料(商品名:マ
テュロ カシュー(株)製)を吹き付けて柄を保護する
とともに、しっとりとした外観とする。
【0046】皮革巻き工程 必要により第1実施例と同様に皮革巻工程を行う。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1回の射出成形によりグリップ部を形成でき、しかも加
飾された模様の外観と実際の触感とがよく調和した軽量
で操作性に優れ、簡易に製造できるステアリングホイー
ルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体印刷による転写印刷の概略説明図。
【図2】本発明のステアリングホイールの説明図。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール本体 2 同上操作側 3 同上ニュートラル位置の上部 5 グリップ部 6 スポーク部 6a 決め込み溝 7 連結部 8 シート 9 縫合糸 10 液槽 11 水溶性被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 和弘 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)発明者 落合 幹雄 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 Fターム(参考) 3B005 EB09 FA04 GA06 3D030 DA26 DA34 DA44 DA45 DA46 DB81 DB83

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ部とボス部とこれらグリップ部
    およびボス部とを連結するスポーク部とを有するステア
    リングホイールにおいて、グリップ部を密度0.4乃至
    0.9g/cm3、表面硬度40乃至80(ショアーD
    スケール)をもつポリウレタンにより一体成形し該グリ
    ップ部の表面に転写印刷を施したことを特徴とするステ
    アリングホイール。
  2. 【請求項2】 転写印刷による模様が天然木目模様であ
    る請求項1記載のステアリングホイール。
  3. 【請求項3】 グリップ部とボス部とこれらグリップ部
    およびボス部とを連結するスポーク部とを有するステア
    リングホイールにおいて、グリップ部を密度0.4乃至
    0.9g/cm3、表面硬度40乃至70(ショアーA
    スケール)をもつポリウレタンにより一体成形し該グリ
    ップ部の表面に転写印刷した天然皮革様の模様を施した
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  4. 【請求項4】 グリップ部とボス部とこれらグリップ部
    およびボス部を連結するスポーク部とを有し、スポーク
    部がグリップ部に連結される箇所を含むグリップ部の少
    なくとも一部を別体の被覆シートで覆ったことを特徴と
    する請求項1乃至3記載のステアリングホイール。
  5. 【請求項5】 ステアリングホイールのグリップ部の全
    周をポリウレタンを射出反応成形して成形し、このグリ
    ップ部の表面に転写印刷を施すことを特徴とする請求項
    1乃至3記載のステアリングホイールの製造方法。
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