JP2000204089A - オレフィンエポキシドの製造方法 - Google Patents
オレフィンエポキシドの製造方法Info
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Abstract
択率が高い、オレフィンエポキシドの製造法を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも一種類のオレフィンと、過酸
化水素もしくは反応条件下で過酸化水素を生成すること
のできる化合物とを、触媒上に全重量の0.01〜1重
量%の量で存在している金属カチオン(Mn+)でイオン
交換処理された(交換された)チタン・シリカライトか
らなる触媒の存在下で反応させることによってエポキシ
ドを製造する方法。
Description
シドの製造方法に関するものである。
と、過酸化水素もしくは反応条件下で過酸化水素を生成
することのできる化合物とを、金属カチオンで処理した
チタン・シリカライト触媒の存在下で反応させることに
よってオレフィンエポキシドを製造する方法に関するも
のである。
シドは、様々な化合物の製造に用いることのできる中間
体である。例えばエポキシドは、グリコールや、ポリエ
ステルのような縮合ポリマーの製造に、もしくはポリウ
レタンフォーム、エラストマー、シール等の合成に使用
される中間体の製造に、用いることができる。
多くの方法が当該技術分野で知られている。例えばヨー
ロッパ特許第100.119号明細書には、オレフィン
と、過酸化水素もしくは反応条件下で過酸化水素を生成
することのできる化合物とを、チタン・シリカライトの
存在下で反応させることによってエポキシドを製造する
方法が記載されている。これらの触媒により、高い選択
率でエポキシドを得ることができる。
の触媒の特徴である酸性度は、たとえ低くても、開環を
伴うエポキシドの一連の加溶媒分解反応を活性化させる
のに十分である。このことから、エポキシドの収率低下
によって、また生成した副生物の分離を行う為に、製造
コストが増加する。
には、エポキシ化反応の前か反応中に、触媒そのものの
酸性度を中和する薬剤で処理したチタン・シリカライト
を触媒として用いる、オレフィン類と過酸化水素とから
エポキシドを製造する方法が記載されている。示されて
いる中和剤はXSiR3 (Xは例えばハロゲン)タイプ
の珪素の有機誘導体、もしくは第I族や第II族のカチ
オンから得られる様々な塩基性度をもつ水溶性の物質で
ある。
は、触媒の保護処理をもっぱら行わなければならなくな
るという、それらの良く知られている反応性が大きな制
約条件となる。エポキシ化反応中にこれらの化合物を連
続的に添加して行う処理によって、溶剤や反応生成物に
よってさえも、望ましくない反応が生じるからである。
第I族や第II族のカチオンの塩基性物質の使用につ
いては、反応中に中和処理を行おうとする場合、それら
を完全に溶解させるような量の水を反応溶剤中に初めか
ら存在させなければならなくなるという、水に対するそ
れらの溶解度が大きな制約条件である。
性有機溶剤へのオレフィンの物理的な可溶化は、存在す
る水が増すにつれて低下することが良く知られている。
例えばプロピレンの場合、アルコール溶剤の重量に対し
て数パーセント単位の水でプロピレンの溶解性が大幅に
低下するので、反応媒体中に溶解しているプロピレンの
濃度を必要な値に保つ為には、大気圧よりもずっと高い
圧力が必要となる。
852号(アーコ)明細書には、過酸化水素の転化率を
低下させることなくエポキシドへの選択率を明らかに高
める為に、低濃度の非塩基性塩の存在下でチタン・シリ
カライトを用いることが記載されている。この塩は、そ
のカチオンが第I族や第II族に属し、またそのアニオ
ンが塩化物、臭化物、硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩、ヒ酸
塩、スズ酸塩、ギ酸塩、酢酸塩(及びC10以下の高級カ
ルボン酸塩)、及び重炭酸塩であるものである。このア
ーコ法の趣旨に於いては、これらのアニオンは非塩基性
であると考えられる。それらを25℃の水に溶解させて
0.1Nの濃度にするか、もしくはともかく飽和させた
場合、pHが8未満であって、且つどのような場合でも
4以上の溶液が得られるからである。
素の転化率についても、とりわけエポキシドへの選択率
についても、顕著な結果は得られない。
リカライトのカチオン交換能力を適切に利用することに
より、上記の難しさや制約を全て克服できる方法を見出
すことに成功した。特に、このイオン交換処理により、
(処理されていない)そのままの触媒よりも実質的に高
いエポキシドへの選択率を達成することのできる触媒が
得られる。
レフィンと、過酸化水素もしくは反応条件下で過酸化水
素を生成することのできる化合物とを、触媒上に全重量
の0.0001〜1重量%の量で存在している金属カチ
オン(Mn+)でイオン交換処理された(交換された)チ
タン・シリカライトからなる触媒の存在下で反応させる
ことによってエポキシドを製造する方法に関するもので
ある。
ライトの予想外の交換能力と、イオン交換操作の特徴で
ある多用性により、触媒そのものの酸中心にカチオンを
もつ触媒を交換処理することができる。その結果、エポ
キシ化反応に於いて、生成されたエポキシドから副生物
が生じる主な原因となるその触媒固有の酸性度を、かな
り低下させることができる。
度を低下させることのできる任意のカチオンを、本発明
の方法の触媒の調製に用いることができる。特に好まし
いカチオンの例は、第IIB族(特に亜鉛)、第III
B族(特にランタン)、希土類群もしくはランタニド
(特に例を挙げればサマリウム)の金属カチオンであ
る。その他の例は、バナジウムカチオン(特にメタバナ
ジン酸塩イオンとして)、タングステンカチオン(主に
メタタングステン酸塩イオンとして)、錫や鉛(特に後
者)のカチオン、インジウムやタリウム(特に後者)の
カチオン、そして勿論、第I族や第II族のカチオン、
及びアンモニウムカチオンである。
素、珪素、窒素、燐、硫黄、フッ素、セレン、ヒ素、
錫、モリブデン、及びアンチモンから選ばれる一種もし
くは二種以上の元素と共に、上記の元素のカチオンの内
の二つ以上を同時に含んでいる、有機もしくは無機塩錯
体の一部分であってもよい。
体の例は、ヘキサフルオロアルセネート、ヘキサフルオ
ロアンチモネート、ヘキサフルオロホスフェート、ヘキ
サフルオロスタネート、トリフルオロメタンスルホネー
ト、シクロヘキサブチレート、2−エチルヘキサネー
ト、エチレンジアミノテトラアセテート、ニトリロトリ
アセテート、オキシネート、カプフェロネート、アルキ
ルスルフェート、アリールスルフェート、アラルキルス
ルフェート、トリメチルシリルエタンスルホネート、ジ
チゾネート、スルホサリチレート、アセチルアセトネー
ト等である。
術により行うことができるが、本発明の趣旨に於いて用
いられる技術であって、初期湿潤含浸に基づくもの、交
換溶液の還流煮沸に基づくもの、もしくは固定床パーコ
レーションに基づくものが好ましい。それらの技術は容
易に実施できて、非常に効率的であるからである。
120℃でチタン・シリカライトの予備乾燥を行い、そ
の後、交換しようとするカチオンを含む単純塩もしくは
錯体塩を適切な量含んでいる、触媒の気孔容積と同じ体
積の、溶液(水性であるとは限らない)を実際に含浸さ
せる。その後、それを濾過し、メタノールで洗浄し、1
05〜120℃で乾燥させ、550℃で3〜5時間焼成
する。
含んでいる塩を、必ずしも完全にではないが予め溶かし
てある脱イオン水の溶液中でチタン・シリカライトを攪
拌することによって、イオン交換を行う(事実、溶解性
が非常に高くはない塩を用いることができる。その場合
には、塩そのものの或る種の懸濁液になることがあ
る)。チタン・シリカライトと塩溶液(及び/又は懸濁
液)との重量比は、通常1:10から1:100であ
り、好ましくは1:5から1:30である。溶液の沸点
を通常5〜100分間、好ましくは15〜50分間、保
つ。この後、触媒を濾過し、メタノールと水で洗浄し、
105〜120℃のオーブン中で乾燥させ、550℃で
3〜5時間焼成する。
及び/又は懸濁液(水性であるとは限らない)を、ジャ
ケット付きの管状反応器中に入っている、処理しようと
する触媒に浸透させる。溶出液をタンク中に回収し、触
媒上の所定の濃度のカチオンを交換するのに十分な回
数、ポンプを用いて反応器に再循環させる。
とするカチオンを含んでいる薄層の塩を溶出させる溶剤
だけを浸透させることができる。
後、触媒に再循環させることができる。プロトンタイプ
の酸性度もこのプロセスで交換されるので、塩のアニオ
ンが複合酸として溶出液中に存在することがある。この
複合酸の分析によって、交換されたMn+カチオンの濃度
の第一の目安を得ることができる。
することがなくて、その結果としてカチオンの交換が均
質になるように、触媒を反応器中に充填する。
中和といえる。しかしながら、イオン交換プロセスは、
反応器に供給される流体に、塩性剤を、反応媒体、反応
温度、エポキシ化しようとするオレフィン、及びオレフ
ィンのエポキシドへの転化率により異なる量で、添加す
ることによって、連続的に行われるエポキシ化反応中で
も実施することができる。
て得られるエポキシドへの高い選択率を、反応の全期間
にわたって維持することができる。試薬の供給と共に連
続的に添加される塩が、触媒により運び去られたであろ
う塩に取って代わる一方、反応媒体中に溶解して残って
いる可能性のある過剰分が、エポキシ化反応器からの流
出溶液と共に自動的に除去されるからである。従って、
これらの条件下では、チタン・シリカライトの酸性度が
回復されるので、選択率の可能性のあるいかなる低下も
回避することができるか、もしくは短時間の内に補正す
ることができる。
いることのできるMn+カチオンの量は、交換溶液の重量
の0.0001〜1重量%であり、好ましくは0.01
〜0.5重量%、である。触媒の処理をエポキシ化反応
中に連続的に行うのであれば、カチオンを含んでいる塩
性剤の量を、合成反応器中の溶液の重量の0.0001
〜0.001重量%に保つ。
る場合には、一定の時間後に、合成反応器への供給物中
に溶解している適切な量のカチオンと合わせることで、
運び去られたかもしれないカチオンの量を回復させるの
が有利なことがある。この量は一般的には非常に少な
く、合成反応器中の溶液の重量の0.00001〜0.
0001重量%である。
キシドへの転化率の望ましくない低下を生じることな
く、エポキシドへの非常に高い選択率を反応の第一段階
で既に保証し、また維持することができる。
は、以下の一般式に対応するチタン・シリカライトとし
て一般的に知られているものから選ばれるものである。
0.001〜0.04である。これらの物質は科学文献
で知られており、また米国特許第4,410,501号
明細書に記載されている方法に従って調製することがで
きる。この特許明細書には、それらの物質の構造的な特
徴も具体的に記載されている。チタンの一部が、硼素、
アルミニウム、鉄、もしくはガリウムのような他の金属
で置換されたチタン・シリカライトも用いることができ
る。これらの置換チタン・シリカライト、及びそれらの
調製方法は、公開されたヨーロッパ特許出願第226.
257号、第226.258号、及び第226.825
号の各明細書に記載されている。
媒の量は重要ではなく、エポキシ化反応をできるだけ短
い時間で終わらせることができるように選択する。触媒
の量は、一般的には反応温度、反応性、オレフィンの濃
度、過酸化水素の濃度、及び溶剤の種類により異なる。
触媒の量は、例えばオレフィン1モルにつき0.1〜3
0gとすることができる。
ィン化合物は、二重結合を少なくとも一つ有する有機化
合物から選ぶことができ、またそれらは芳香族系でも、
脂肪族系でも、アルキル芳香族系でも、環状でも、枝分
かれしていても、線状であってもよい。それらは好まし
くは、分子の炭素数が2〜30であり、且つ二重結合を
少なくとも一つ含むオレフィン炭化水素である。
以下の一般式をもつものから選ばれるものである。
なっていてもよく、H、炭素数が1〜20のアルキル
基、アリール基、炭素数が6〜20のアルキルアリール
基、炭素数が6〜10のシクロアルキル基、炭素数が7
〜20のアルキルシクロアルキル基であってよく、R1
基、R2 基、R3 基及びR4 基は、組になって飽和もし
くは不飽和の環を形成していてもよい。またこれらの基
は、ハロゲン原子、ニトロ基、ニトリル基、スルホン酸
基、及びそれらに関連するエステル、カルボニル基、ヒ
ドロキシル基、カルボキシル基、チオール基、アミン基
並びにエーテルを含んでいてもよい。
できるオレフィンの例は、エチレン、プロピレン、塩化
アリル、アリルアルコール、ブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、ペプテン、オクテン−1、トリデセン、メシチルオ
キシド、イソプレン、シクロオクテン、シクロヘキセ
ン、もしくはノルボルネン、ピネン等のような二環式化
合物である。これらのオレフィンは、不飽和炭素原子と
別の位置の両方に、上記の置換基を有していてよい。
素(H2 O2 )、もしくはエポキシ化の条件下でH2 O
2 を発生することのできる化合物である。オレフィンに
対する過酸化水素の量は重要ではないが、オレフィン/
H2 O2 のモル比を0.9〜5、好ましくは0.95〜
3、とするのが好ましい。
の溶剤からなる液体中で、エポキシ化温度で行うことが
できる。典型的には、アルコール類(メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、t−ブチルアルコー
ル、シクロヘキサノール)、ケトン類(例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、アセトフェノン)、エーテル
類(テトラヒドロフラン、ブチルエーテル)、脂肪族炭
化水素、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、エステ
ル類、炭素数が6以下のグリコール、脂肪族ニトリルや
芳香族ニトリル(例えばアセトニトリルやベンゾニトリ
ル)のような極性溶剤を用いる。メタノールと、ケトン
類の中のアセトンを用いるのが好ましい。本発明の方法
で用いる温度は通常0〜150℃であり、好ましくは2
0〜100℃、より好ましくは30〜80℃、である。
レフィンを液相に保つことのできる圧力である。この作
業圧力は、ガス状のオレフィンを用いる場合には、通
常、大気圧よりも高い。
続的に、もしくは好ましくは連続的に、実施することが
できる。
例えば固定床反応器、スラリー反応器もしくは流動床反
応器、を用いることができる。反応器のタイプにより、
触媒を様々な形状や形態の微小球、顆粒もしくは錠剤の
形で用いることができる。
方法は、公知の方法を用いて実施することができる。例
えば全ての試薬を一度にもしくは順に、反応ゾーンに導
入することができる。エポキシ化反応の終わりに、通常
の技術、例えば蒸留、結晶化、液−液抽出、蒸気による
ストリッピング等、を用いて、反応混合物から生成物を
分離、回収することができる。触媒、及び未反応生成物
(オレフィンとH2O2)は回収して、次のエポキシ化工
程で再使用することができる。
なく、本発明を一層良く説明するものである。これらの
例で用いるチタン・シリカライトは、公開されたヨーロ
ッパ特許出願第100.119号明細書に記載されてい
る方法に従って調製する。このチタン・シリカライト
は、乾燥雰囲気中、もしくは不活性な雰囲気中で適切に
保存する。FRX法により測定したチタン・シリカライ
トの全量は2.05重量%であり、一方、化学分析によ
り得られたチタン・シリカライトの全量は2.02%で
ある。
8.4g予め添加した脱イオン水1000mlに、チタ
ン・シリカライトを100g懸濁させる。
0分間保つ。
で、次いでメタノールで洗浄し、その後、約120℃の
オーブン中で乾燥させ、550℃のマッフル中で3時間
焼成する。
は0.07%であることが分かる。
媒の気孔容積と同じ)に入れた酢酸亜鉛2.8gを用い
て初期湿潤含浸させ、沸点に15分間保つ。
いでメタノールで洗浄し、その後、120℃のオーブン
中で乾燥させ、550℃のマッフル中で3時間焼成す
る。
入量は0.066%に等しいことが分かる。
温度に保たれた溶離剤の供給タンクに先端が連結されて
いる、ジャケット付きのパイプに装填する。この供給タ
ンクは、溶出液を再循環させる為のタンクとしての役目
も果たす。
媒床の上に置く。
させる。初めに通過させた後、溶出液を供給タンクに再
循環させ、このプロセスを60分間繰り返す。
放出させ、水とメタノールで洗浄した後、120℃で乾
燥させ、550℃で5時間焼成する。
は0.06%であることが分かる。
て、酢酸ランタン3.6gで30分間処理する。
量は0.25%に等しいことが分かる。
ション法を用いて、硝酸サマリウム5.1gで40分間
処理する。
るSm3+の量は0.28%であることが分かる。
て、硝酸タリウム4.1gで45分間処理する。
Tl+ の含量は0.15%に等しいことが分かる。
用いて、硝酸セリウム3.1gで30分間処理する。
Ce4+の含量は0.32%に等しいことが分かる。
り、炭酸カルシウム4gと炭酸ストロンチウム8gを同
時に用いて50分間処理する。
0.13%と、Ca2+が0.05%含まれていることが
分かる。
カライトの全てのサンプルに於けるチタンの実測の力価
は、FRX回折パターンにより示されるように、前処理
の施されていない触媒の力価と事実上、同じであった。
カライト(すなわち、本発明の塩のいずれによっても処
理されていないもの)5gを、気体駆動の機械的攪拌
機、及び温度調節系(反応溶液中に沈めた内部コイルと
外部循環ジャケット)を取り付けた1リットルの反応器
中で懸濁させる。
らプロピレンで1.2atmに加圧した(テストの全期
間中、一定に保つ)後、34.74重量%のH2O21
6.23gを、この酸化剤の添加が15分で終わるよう
な速度で添加する。
る。残存しているH2 O2 を沃素滴定により測定する一
方、反応生成物をガスクロマトグラフィーとHPLCに
より定量化する。結果は、以下の通りである。 − H2O2の転化率:96% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:93% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:6.5%
5g用いる以外は、例9で用いたのと同じ手順、及び同
じ量の試薬を用いて、プロピレンのエポキシ化テストを
行った。15分後に反応サンプルの分析を行ったとこ
ろ、以下の結果が得られた。 − H2O2の転化率:97% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:98.2% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:1.5%
5g用いる以外は、例9と同じ条件下でプロピレンのエ
ポキシ化を行った。15分後に反応サンプルの分析を行
ったところ、以下の結果が得られた。 − H2O2の転化率:96.6% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:98.5% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:1.2%
5g用いる以外は、例9と同じ手順でプロピレンのエポ
キシ化を行った。15分後に反応サンプルの分析を行っ
たところ、以下の結果が得られた。 − H2O2の転化率:97.2% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:98.1% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:1.6%
で処理したチタン・シリカライトの性能は同じであるの
で、その効果はカチオンによるものであって、伴われる
アニオンによるものでないことが分かる。
化アリル40gを、例9と同じ反応器に投入する。
5.1重量%のH2O2を28.2g、15分かけて添加
する。更に15分経過した後、反応サンプルを取り出
す。それを沃素滴定、ガスクロマトグラフィー、及びH
PLCにより分析する。結果は以下の通りである。
率:97.5% − 副生物の収率:1.4%
例13と同じ条件下で塩化アリルのエポキシ化を行う。
経過した後の結果は、以下の通りである。 − H2O2の転化率:96.3% − 1−クロロ−2,3−エポキシプロパンへの選択
率:92.8% − 副生物の収率:6.3%
た触媒5g、及び1−オクテン40gを、上記の実験で
用いた反応器に投入する。
た後、34.9重量%のH2 O2 を23.3g、15分
間で添加する。更に30分経過した後、反応サンプルを
取り出す。
HPLCによる分析の結果は、以下の通りである。 − H2O2の転化率:92.8% − 1,2−エポキシオクタンへの選択率:92.0% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:5.8%
ンのエポキシ化を、例15で具体的に述べたのと同じ条
件下で行う。得られた結果は以下の通りである。 − H2O2の転化率:93.1% − 1,2−エポキシオクタンへの選択率:97.5% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:2.1%
5g用いる以外は、例9と同じ条件下でプロピレンをエ
ポキシ化する。
以下の通りである。 − H2O2の転化率:97.3% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:97.1% − 副生物の収率:2.3%
5g用いる以外は、例9と同じ条件下でプロピレンをエ
ポキシ化する。
分析の結果は以下の通りである。 − H2O2の転化率:96.9% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:97.0% − 副生物の収率:2.3%
用いる以外は、例9と同じ条件下でプロピレンをエポキ
シ化する。
以下の通りである。 − H2O2の転化率:96.5% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:98.5% − 副生物の収率:1.0%
5g用いる以外は、例9と同じ作業条件下でプロピレン
をエポキシ化する。
析の結果は、以下の通りである。 − H2O2の転化率:95.5% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:97.8% − 副生物(エーテル+グリコール)の収率:0.9%
用いる以外は、例9で具体的に述べたのと同じ条件下で
プロピレンをエポキシ化する。
果は、以下の通りである。 − H2O2の転化率:96.3% − 1,2−エポキシプロパンへの選択率:98.0% − 副生物の収率:1.1%
Claims (11)
- 【請求項1】少なくとも一種類のオレフィンと、過酸化
水素もしくは反応条件下で過酸化水素を生成することの
できる化合物とを、触媒上に全重量の0.01〜1重量
%の量で存在している金属カチオン(Mn+)でイオン交
換処理された(交換された)チタン・シリカライトから
なる触媒の存在下で反応させることによってエポキシド
を製造する方法。 - 【請求項2】金属カチオンが、第IIB族;第IIIB
族;希土類群もしくはランタニド;バナジウム;タング
ステン;錫および鉛;インジウムおよびタリウムの各カ
チオン、並びに第I族や第II族のカチオン、及びアン
モニウムカチオンから選ばれるものである、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】Mn+カチオンが、上記の元素のカチオンの
内の二つ以上を、炭素、硼素、珪素、窒素、燐、硫黄、
フッ素、セレン、ヒ素、錫、モリブデン、及びアンチモ
ンから選ばれる一種もしくは二種以上の元素と共に含ん
でいる、有機もしくは無機塩錯体の一部分である、請求
項1もしくは2に記載の方法。 - 【請求項4】イオン交換を、初期湿潤含浸技術、交換溶
液の還流煮沸技術、もしくは固定床パーコレーション技
術によって行う、請求項1〜3のいずれか一項に記載の
方法。 - 【請求項5】チタン・シリカライトが以下の一般式をも
つものから選ばれるものである、請求項1〜4のいずれ
か一項に記載の方法。 xTiO2(1−x)SiO2 式中、xは0.0001〜0.15である。 - 【請求項6】触媒のチタンの一部が、硼素、アルミニウ
ム、鉄、もしくはガリウムのような他の金属で置換され
ている、請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】触媒をオレフィン1モルにつき0.1〜3
0gの量で用いる、請求項1〜6のいずれか一項に記載
の方法。 - 【請求項8】オレフィンが、分子の炭素数が2〜30で
あり、且つ二重結合を少なくとも一つ含んでいる炭化水
素化合物から選ばれるものである、請求項1〜7のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項9】過酸化水素化合物を、オレフィン/H2 O
2 のモル比が0.9〜5となるように用いる、請求項1
〜8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】エポキシ化反応を、一種もしくは二種以
上の溶剤からなる液体中で、エポキシ化温度で行う、請
求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項11】エポキシ化温度が0〜150℃である、
請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT98A000053 | 1998-01-15 | ||
IT98MI000053A IT1298126B1 (it) | 1998-01-15 | 1998-01-15 | Procedimento per la preparazione di epossidi olefinici |
Publications (2)
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