JP2000195326A - ユニット可動型自動車用前照灯 - Google Patents
ユニット可動型自動車用前照灯Info
- Publication number
- JP2000195326A JP2000195326A JP10367005A JP36700598A JP2000195326A JP 2000195326 A JP2000195326 A JP 2000195326A JP 10367005 A JP10367005 A JP 10367005A JP 36700598 A JP36700598 A JP 36700598A JP 2000195326 A JP2000195326 A JP 2000195326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- unit
- lamp housing
- horizontal
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 12
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 10
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000005137 deposition process Methods 0.000 description 1
- 230000000241 respiratory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランプハウジングを含む前照灯の前後長さを
小さくすることで、車体への取り付けスペースが小さく
て済むユニット可動型自動車用前照灯の提供。 【解決手段】 光源13とリフレクター11を収容した
ランプボディ11に前面レンズ16が一体化されたラン
プユニットUと、車体60への取り付け固定部(孔22
a,22b)の設けられたハウジング20と、ハウジン
グ20とランプユニットU間に介装されて、ランプユニ
ットUを傾動可能に支持するエイミング機構Eとを備え
たユニット可動型前照灯において、ハウジング20を、
ランプユニットUのランプボディ10を取り囲む略U字
型に形成し、ランプユニットUの左右両端部をハウジン
グ20のU字縦棒状部22R,22Lに同一軸状に支承
して、ランプユニットUの水平傾動軸Lxを構成し、ラ
ンプボディ10に延出した水平アーム40とハウジング
20間に、上下に延びるエイミングスクリュー50を配
設し、ハウジング20とエイミング機構Eを含む前照灯
の前後長さをコンパクトにした。
小さくすることで、車体への取り付けスペースが小さく
て済むユニット可動型自動車用前照灯の提供。 【解決手段】 光源13とリフレクター11を収容した
ランプボディ11に前面レンズ16が一体化されたラン
プユニットUと、車体60への取り付け固定部(孔22
a,22b)の設けられたハウジング20と、ハウジン
グ20とランプユニットU間に介装されて、ランプユニ
ットUを傾動可能に支持するエイミング機構Eとを備え
たユニット可動型前照灯において、ハウジング20を、
ランプユニットUのランプボディ10を取り囲む略U字
型に形成し、ランプユニットUの左右両端部をハウジン
グ20のU字縦棒状部22R,22Lに同一軸状に支承
して、ランプユニットUの水平傾動軸Lxを構成し、ラ
ンプボディ10に延出した水平アーム40とハウジング
20間に、上下に延びるエイミングスクリュー50を配
設し、ハウジング20とエイミング機構Eを含む前照灯
の前後長さをコンパクトにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源とリフレクタ
ーを収容したランプボディに前面レンズが組み付け一体
化されたランプユニットが、車体に取付固定されるラン
プハウジングに対し、エイミング機構によって傾動可能
に支持されたユニット可動型自動車用前照灯に係わり、
特に、エイミング機構によってランプユニットを水平傾
動軸周りに傾動できるように構成されたユニット可動型
自動車用前照灯に関する。
ーを収容したランプボディに前面レンズが組み付け一体
化されたランプユニットが、車体に取付固定されるラン
プハウジングに対し、エイミング機構によって傾動可能
に支持されたユニット可動型自動車用前照灯に係わり、
特に、エイミング機構によってランプユニットを水平傾
動軸周りに傾動できるように構成されたユニット可動型
自動車用前照灯に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の前照灯としては、光源とリフレ
クターを収容したランプボディに前面レンズが組み付け
一体化されてランプユニットが構成され、車体に取付固
定されるランプハウジングとランプユニット間にエイミ
ング機構が介装された構造となっている。そして、エイ
ミング機構には、エイミングスクリューが備えられてお
り、エイミングスクリューを回動操作することで、ラン
プユニットを水平傾動軸周りに傾動調整することで、上
下方向にエイミング調整できる。
クターを収容したランプボディに前面レンズが組み付け
一体化されてランプユニットが構成され、車体に取付固
定されるランプハウジングとランプユニット間にエイミ
ング機構が介装された構造となっている。そして、エイ
ミング機構には、エイミングスクリューが備えられてお
り、エイミングスクリューを回動操作することで、ラン
プユニットを水平傾動軸周りに傾動調整することで、上
下方向にエイミング調整できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のユニッ
ト可動型自動車用前照灯は、エイミング機構によってラ
ンプハウジングの前方にランプユニットが片持支持され
た構造となっている。このため、ランプハウジングを含
む前照灯の前後長さが大きく、前照灯の車体への取付ス
ペースが大きくなるという問題があった。
ト可動型自動車用前照灯は、エイミング機構によってラ
ンプハウジングの前方にランプユニットが片持支持され
た構造となっている。このため、ランプハウジングを含
む前照灯の前後長さが大きく、前照灯の車体への取付ス
ペースが大きくなるという問題があった。
【0004】また、前後方向に延びるエイミングスクリ
ューがランプハウジングの後方に突出していることも、
前照灯の車体への取り付けスペースを大きくする一因と
なっていた。
ューがランプハウジングの後方に突出していることも、
前照灯の車体への取り付けスペースを大きくする一因と
なっていた。
【0005】本発明は前記した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、その目的は、ランプハウジングを含む
前照灯の前後長さを小さくすることで、車体への取り付
けスペースが小さくて済むユニット可動型自動車用前照
灯を提供することにある。
なされたもので、その目的は、ランプハウジングを含む
前照灯の前後長さを小さくすることで、車体への取り付
けスペースが小さくて済むユニット可動型自動車用前照
灯を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達
成するために、請求項1に係るユニット可動型自動車用
前照灯においては、光源とリフレクターを収容した合成
樹脂製ランプボディに前面レンズが組み付け一体化され
たランプユニットと、車体への取り付け固定部の設けら
れたランプハウジングと、前記ランプハウジングとラン
プユニット間に介装されて、前記ランプユニットを傾動
可能に支持するエイミング機構とを備えたユニット可動
型自動車用前照灯において、前記ランプハウジングを、
前記ランプユニットのランプボディを取り囲むように、
正面視して上方または下方に開口する略U字型に形成
し、前記ランプユニットの左右の両端部を前記ランプハ
ウジングのU字縦棒状部に左右に延びる同一軸状に支承
して、ランプユニットの水平傾動軸を構成し、前記ラン
プユニットのランプボディに、前記ランプハウジングと
上下方向に対向する水平アームを延出形成し、前記水平
アームと前記ランプハウジングの上下方向に対向する部
位間に、前記ランプユニットを前記水平傾動軸周りに傾
動させるエイミングスクリューを配設するようにしたも
のである。ランプハウジングは、ランプユニットのラン
プボディを取り囲むように延在し、ランプハウジングを
含む前照灯の前後長さが従来構造に比べて短くなる。ま
たランプユニットを傾動調整するエイミングスクリュー
は、ランプユニットの背後に上下方向に配設されて、ラ
ンプユニットの後方に突出せず、ランプハウジングおよ
びエイミング機構を含む前照灯の前後長さが従来構造に
比べて短くなる。請求項2においては、請求項1記載の
ユニット可動型自動車用前照灯において、前記ランプハ
ウジングを、正面視して前記ランプユニットの外形より
小さく形成するようにしたものである。ランプハウジン
グは正面視してランプユニットの大きさ以内に収まるの
で、車体におけるランプハウジングを含む前照灯の収容
スペースがさらにコンパクトになる。請求項3において
は、請求項1又は2に記載のユニット可動型自動車用前
照灯において、前記水平傾動軸を構成する一対の軸支部
の一方を、ランプハウジングに突設したピンとランプユ
ニットのランプボディに設けたピン支承部とから構成
し、軸支部の他方を、ランプユニットのランプボディに
螺着した締結ねじと、ランプハウジングに設けた、前記
締結ねじの頭部に係合する円孔とから構成した構造で、
前記ピンおよび締結ねじを、ランプハウジングの左右方
向外方に向けて突設するようにしたものである。ピンの
突出方向がランプハウジングの左右方向外方であるた
め、ランプハウジングを左右方向に小さくできる。また
締結ねじの突出方向が左右方向外方であるため、ピンを
ピン支承部に係合させて一方の軸支部を組み付けた後、
ランプハウジングの円孔をランプユニットのランプボデ
ィにねじ締結して他方の軸支部を組み付けることで、ラ
ンプハウジングとランプユニット間の水平傾動軸を簡単
に組み立てることができる。請求項4においては、請求
項1〜3のいずれかに記載のユニット可動型自動車用前
照灯において、前記前照灯は、バンパー内に配置される
フォグランプであって、前記ランプハウジングは、正面
視して上方に開口する略U字型に形成されるとともに、
ランプハウジング下方にはエイミングスクリューの頭部
である回動操作部が露出し、前記バンパーに設けられた
下方開口部から挿入させた治具によって前記回動操作部
を回動操作可能に構成したものである。バンパーに設け
られた下方開口部から挿入した治具をエイミングスクリ
ューの頭部である回動操作部に係合させ、治具を使って
エイミングスクリューを回動することで、ランプユニッ
トを水平傾動軸周りに傾動させることができる。請求項
5においては、請求項1〜4のいずれかに記載のユニッ
ト可動型自動車用前照灯において、前記ランプハウジン
グは、所定形状の帯状金属製の板材を折曲し略U字型に
成形することで構成され、前記エイミングスクリューは
金属製で、ランプハウジングに設けた円孔にその頭部側
を支承させるとともに、ランプボディに一体形成した水
平延出部に取着された合成樹脂製ナット部材にその先端
側を螺合し、前記水平延出部とランプハウジング間に圧
縮スプリングを介装して、前記ランプユニットを、その
光軸が下向きとなるように前記水平傾動軸周りに付勢保
持するようにしたものである。帯状金属製の板材を折り
曲げることで、略U字型のランプハウジングを簡単に成
形できる。圧縮コイルスプリングは、エイミングスクリ
ューの配設された水平延出部とランプハウジング間をガ
タなく保持する。エイミングスクリューの回動に伴っ
て、ナット部材がエイミングスクリューに沿ってスムー
ズに進退(水平延出部がランプハウジングに対し接近離
反動作)し、ランプユニットが水平傾動軸周りにスムー
ズに傾動(ランプユニットの光軸が上下方向にスムーズ
に傾動)する。エイミングスクリューの回動に伴って、
スクリュー頭部は円孔周縁部に沿って摺動するが、両者
は金属で構成されており、摩耗しにくい。また、ランプ
ユニットは、その光軸が下向きとなる方向に付勢されて
おり、水平延出部からナット部材が脱落する等の事故が
生じたとしても、ランプユニットの光軸は下向きとなる
ので、対向車へのグレア光となることもない。
成するために、請求項1に係るユニット可動型自動車用
前照灯においては、光源とリフレクターを収容した合成
樹脂製ランプボディに前面レンズが組み付け一体化され
たランプユニットと、車体への取り付け固定部の設けら
れたランプハウジングと、前記ランプハウジングとラン
プユニット間に介装されて、前記ランプユニットを傾動
可能に支持するエイミング機構とを備えたユニット可動
型自動車用前照灯において、前記ランプハウジングを、
前記ランプユニットのランプボディを取り囲むように、
正面視して上方または下方に開口する略U字型に形成
し、前記ランプユニットの左右の両端部を前記ランプハ
ウジングのU字縦棒状部に左右に延びる同一軸状に支承
して、ランプユニットの水平傾動軸を構成し、前記ラン
プユニットのランプボディに、前記ランプハウジングと
上下方向に対向する水平アームを延出形成し、前記水平
アームと前記ランプハウジングの上下方向に対向する部
位間に、前記ランプユニットを前記水平傾動軸周りに傾
動させるエイミングスクリューを配設するようにしたも
のである。ランプハウジングは、ランプユニットのラン
プボディを取り囲むように延在し、ランプハウジングを
含む前照灯の前後長さが従来構造に比べて短くなる。ま
たランプユニットを傾動調整するエイミングスクリュー
は、ランプユニットの背後に上下方向に配設されて、ラ
ンプユニットの後方に突出せず、ランプハウジングおよ
びエイミング機構を含む前照灯の前後長さが従来構造に
比べて短くなる。請求項2においては、請求項1記載の
ユニット可動型自動車用前照灯において、前記ランプハ
ウジングを、正面視して前記ランプユニットの外形より
小さく形成するようにしたものである。ランプハウジン
グは正面視してランプユニットの大きさ以内に収まるの
で、車体におけるランプハウジングを含む前照灯の収容
スペースがさらにコンパクトになる。請求項3において
は、請求項1又は2に記載のユニット可動型自動車用前
照灯において、前記水平傾動軸を構成する一対の軸支部
の一方を、ランプハウジングに突設したピンとランプユ
ニットのランプボディに設けたピン支承部とから構成
し、軸支部の他方を、ランプユニットのランプボディに
螺着した締結ねじと、ランプハウジングに設けた、前記
締結ねじの頭部に係合する円孔とから構成した構造で、
前記ピンおよび締結ねじを、ランプハウジングの左右方
向外方に向けて突設するようにしたものである。ピンの
突出方向がランプハウジングの左右方向外方であるた
め、ランプハウジングを左右方向に小さくできる。また
締結ねじの突出方向が左右方向外方であるため、ピンを
ピン支承部に係合させて一方の軸支部を組み付けた後、
ランプハウジングの円孔をランプユニットのランプボデ
ィにねじ締結して他方の軸支部を組み付けることで、ラ
ンプハウジングとランプユニット間の水平傾動軸を簡単
に組み立てることができる。請求項4においては、請求
項1〜3のいずれかに記載のユニット可動型自動車用前
照灯において、前記前照灯は、バンパー内に配置される
フォグランプであって、前記ランプハウジングは、正面
視して上方に開口する略U字型に形成されるとともに、
ランプハウジング下方にはエイミングスクリューの頭部
である回動操作部が露出し、前記バンパーに設けられた
下方開口部から挿入させた治具によって前記回動操作部
を回動操作可能に構成したものである。バンパーに設け
られた下方開口部から挿入した治具をエイミングスクリ
ューの頭部である回動操作部に係合させ、治具を使って
エイミングスクリューを回動することで、ランプユニッ
トを水平傾動軸周りに傾動させることができる。請求項
5においては、請求項1〜4のいずれかに記載のユニッ
ト可動型自動車用前照灯において、前記ランプハウジン
グは、所定形状の帯状金属製の板材を折曲し略U字型に
成形することで構成され、前記エイミングスクリューは
金属製で、ランプハウジングに設けた円孔にその頭部側
を支承させるとともに、ランプボディに一体形成した水
平延出部に取着された合成樹脂製ナット部材にその先端
側を螺合し、前記水平延出部とランプハウジング間に圧
縮スプリングを介装して、前記ランプユニットを、その
光軸が下向きとなるように前記水平傾動軸周りに付勢保
持するようにしたものである。帯状金属製の板材を折り
曲げることで、略U字型のランプハウジングを簡単に成
形できる。圧縮コイルスプリングは、エイミングスクリ
ューの配設された水平延出部とランプハウジング間をガ
タなく保持する。エイミングスクリューの回動に伴っ
て、ナット部材がエイミングスクリューに沿ってスムー
ズに進退(水平延出部がランプハウジングに対し接近離
反動作)し、ランプユニットが水平傾動軸周りにスムー
ズに傾動(ランプユニットの光軸が上下方向にスムーズ
に傾動)する。エイミングスクリューの回動に伴って、
スクリュー頭部は円孔周縁部に沿って摺動するが、両者
は金属で構成されており、摩耗しにくい。また、ランプ
ユニットは、その光軸が下向きとなる方向に付勢されて
おり、水平延出部からナット部材が脱落する等の事故が
生じたとしても、ランプユニットの光軸は下向きとなる
ので、対向車へのグレア光となることもない。
【0007】 〔発明の詳細な説明〕
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図6は、本発明の実施例であるユニ
ット可動型のフォグランプを示すもので、図1はユニッ
ト可動型フォグランプの正面図、図2は同フォグランプ
背面図、図3は同フォグランプの水平断面図(図1に示
す線III−IIIに沿う断面図)、図4は同フォグランプの
縦断面図(図1に示す線IV−IVに沿う断面図)、図5は
同フォグランプの縦断面図(図1に示す線V−Vに沿う断
面図)、図6はランプハウジングの斜視図である。
ット可動型のフォグランプを示すもので、図1はユニッ
ト可動型フォグランプの正面図、図2は同フォグランプ
背面図、図3は同フォグランプの水平断面図(図1に示
す線III−IIIに沿う断面図)、図4は同フォグランプの
縦断面図(図1に示す線IV−IVに沿う断面図)、図5は
同フォグランプの縦断面図(図1に示す線V−Vに沿う断
面図)、図6はランプハウジングの斜視図である。
【0009】これらの図において、符号10は、正面視
横長矩形状の合成樹脂製の容器状ランプボディで、その
内側にはアルミ蒸着処理されたリフレクター11が一体
に形成され、その後頂部にはバルブ挿着孔12(図4参
照)が設けられ、バルブ挿着孔12には光源であるバル
ブ13が挿着されている。また、ランプボディ10の前
面開口部には、前面レンズ16が組み付けられて、ラン
プユニットU(以下、単にユニットという)として一体
化されている。
横長矩形状の合成樹脂製の容器状ランプボディで、その
内側にはアルミ蒸着処理されたリフレクター11が一体
に形成され、その後頂部にはバルブ挿着孔12(図4参
照)が設けられ、バルブ挿着孔12には光源であるバル
ブ13が挿着されている。また、ランプボディ10の前
面開口部には、前面レンズ16が組み付けられて、ラン
プユニットU(以下、単にユニットという)として一体
化されている。
【0010】符号14は、その脚14a(図4参照)が
バルブ挿着孔12の周縁部にねじ固定された遮光シェー
ドで、バルブ13の前方に配置されたシェード本体14
bは、バルブ13から出射して前方及びリフレクター1
1の非有効反射面に向かう光を遮光して、所定の配光パ
ターンを形成するべく作用する。
バルブ挿着孔12の周縁部にねじ固定された遮光シェー
ドで、バルブ13の前方に配置されたシェード本体14
bは、バルブ13から出射して前方及びリフレクター1
1の非有効反射面に向かう光を遮光して、所定の配光パ
ターンを形成するべく作用する。
【0011】符号18は、バルブ挿着孔12を取り囲む
ようにランプボディ10に延出形成された円筒部で、こ
の円筒部18には、ゴム製のソケットカバー19が取着
されている。
ようにランプボディ10に延出形成された円筒部で、こ
の円筒部18には、ゴム製のソケットカバー19が取着
されている。
【0012】符号70は、ランプボディ10に設けられ
た呼吸作用を営むための空気孔で、空気孔70を形成す
る筒状部72の先端部には、屈曲して下方に延出する空
気チューブ73が取着されている。また、ランプボディ
10背面の筒状部72の周りには、空気孔70への水滴
等の侵入を阻止するための、防水リブ74,76が延出
形成されている。
た呼吸作用を営むための空気孔で、空気孔70を形成す
る筒状部72の先端部には、屈曲して下方に延出する空
気チューブ73が取着されている。また、ランプボディ
10背面の筒状部72の周りには、空気孔70への水滴
等の侵入を阻止するための、防水リブ74,76が延出
形成されている。
【0013】符号20は、正面視して上方に開口するほ
ぼU字型に形成されたランプハウジング(以下、単にハ
ウジングという)で、ランプボディ10の外周を取り囲
むように延在し、正面視したユニットUの上下左右の大
きさ以内で、ユニットUの前後方向の長さ以内に収まる
大きさに形成されている(図1,2,3参照)。そし
て、ユニットUは、ハウジング20とユニットU間に介
装され、同一軸状に設けられてユニットUの水平傾動軸
Lxを構成する左右一対の軸支部P1,P2と、ユニット
Uを水平傾動軸Lx周りに傾動調整するエイミングスク
リュー50と、から主として構成されたエイミング機構
Eによって、左右に延びる水平傾動軸Lx周りに傾動調
整可能に支持されている。即ち、エイミング機構Eによ
ってユニットUの光軸Lを上下方向に傾動調整できる。
ぼU字型に形成されたランプハウジング(以下、単にハ
ウジングという)で、ランプボディ10の外周を取り囲
むように延在し、正面視したユニットUの上下左右の大
きさ以内で、ユニットUの前後方向の長さ以内に収まる
大きさに形成されている(図1,2,3参照)。そし
て、ユニットUは、ハウジング20とユニットU間に介
装され、同一軸状に設けられてユニットUの水平傾動軸
Lxを構成する左右一対の軸支部P1,P2と、ユニット
Uを水平傾動軸Lx周りに傾動調整するエイミングスク
リュー50と、から主として構成されたエイミング機構
Eによって、左右に延びる水平傾動軸Lx周りに傾動調
整可能に支持されている。即ち、エイミング機構Eによ
ってユニットUの光軸Lを上下方向に傾動調整できる。
【0014】次に、このエイミング機構Eを詳細に説明
する。
する。
【0015】ランプボディ10の右端部(正面視して右
端部)背面側には、ピン支承部である合成樹脂製のナッ
ト部材34の嵌着されたブラケット32が突出形成さ
れ、ランプボディ10の左端部(正面視して左端部)背
面側には、孔36aの設けられたボス36が突出形成さ
れている。
端部)背面側には、ピン支承部である合成樹脂製のナッ
ト部材34の嵌着されたブラケット32が突出形成さ
れ、ランプボディ10の左端部(正面視して左端部)背
面側には、孔36aの設けられたボス36が突出形成さ
れている。
【0016】一方、ハウジング20は、所定形状に形成
された鉄合金製の帯状金属板が上方に開口するU字型に
折曲成形されたもので、ハウジング20の左右一対のU
字縦棒状部22R,22Lの上端部には、締結ボルト挿
通用の孔22a,22bが設けられ、孔22a,22b
の内側には、ウェルドナット24b,24bがそれぞれ
溶接固定されている。そして、締結ボルト24aとナッ
ト24bによって、ハウジング20(U字縦棒状部22
R,22L)を車体であるバンパー60の内壁60aに
締結し、これによってフォグランプをバンパー60内に
収容できるように構成されている。なお、ハウジング2
0にウェルドナット24b,24bを設けることなく、
締結ボルト挿通用の孔22a,22bに代えて、締結ボ
ルト螺合用の雌ねじ部をハウジング20(U字縦棒状部
22R,22L)に形成し、これらの雌ねじ部に直接締
結ボルト24a,24aを螺着させるようにしてもよ
い。
された鉄合金製の帯状金属板が上方に開口するU字型に
折曲成形されたもので、ハウジング20の左右一対のU
字縦棒状部22R,22Lの上端部には、締結ボルト挿
通用の孔22a,22bが設けられ、孔22a,22b
の内側には、ウェルドナット24b,24bがそれぞれ
溶接固定されている。そして、締結ボルト24aとナッ
ト24bによって、ハウジング20(U字縦棒状部22
R,22L)を車体であるバンパー60の内壁60aに
締結し、これによってフォグランプをバンパー60内に
収容できるように構成されている。なお、ハウジング2
0にウェルドナット24b,24bを設けることなく、
締結ボルト挿通用の孔22a,22bに代えて、締結ボ
ルト螺合用の雌ねじ部をハウジング20(U字縦棒状部
22R,22L)に形成し、これらの雌ねじ部に直接締
結ボルト24a,24aを螺着させるようにしてもよ
い。
【0017】また、図6はハウジング20の全体を示し
ており、ハウジング20の右側(正面視して右側)の縦
棒状部22Rの上端部には、前方に延出する舌片状のア
ーム23Rが形成されている。そして、このアーム23
Rには、円孔23aが設けられ、この円孔23aには、
挿入した基端部を溶接することで、外側にその先端を向
けたピン24が設けられている。また、ハウジング20
の左側(正面視した左側)の縦棒状部22Lの上端部に
も、前方に延出する舌片状のアーム23Lが形成され、
このアーム23Lには、締結ねじ38の挿通孔である円
孔23bが設けられている。
ており、ハウジング20の右側(正面視して右側)の縦
棒状部22Rの上端部には、前方に延出する舌片状のア
ーム23Rが形成されている。そして、このアーム23
Rには、円孔23aが設けられ、この円孔23aには、
挿入した基端部を溶接することで、外側にその先端を向
けたピン24が設けられている。また、ハウジング20
の左側(正面視した左側)の縦棒状部22Lの上端部に
も、前方に延出する舌片状のアーム23Lが形成され、
このアーム23Lには、締結ねじ38の挿通孔である円
孔23bが設けられている。
【0018】また、ランプボディ10側のボス36に形
成された孔36aと、ブラケット32のナット挿着孔3
2aに取着されたナット部材34とは同一軸上に形成さ
れ、ハウジング20側の円孔23bとピン24も同一軸
上に形成されている。そして、ピン24がナット部材3
4に係合するとともに、円孔23bがボスの孔36aに
螺着された締結ねじ38の頭部38aと係合して、ピン
24とナット部材34からなる軸支部P1と、円孔23
bと締結ねじ38からなる軸支部P2とによって、ユニ
ットUの水平傾動軸Lxが構成されている。
成された孔36aと、ブラケット32のナット挿着孔3
2aに取着されたナット部材34とは同一軸上に形成さ
れ、ハウジング20側の円孔23bとピン24も同一軸
上に形成されている。そして、ピン24がナット部材3
4に係合するとともに、円孔23bがボスの孔36aに
螺着された締結ねじ38の頭部38aと係合して、ピン
24とナット部材34からなる軸支部P1と、円孔23
bと締結ねじ38からなる軸支部P2とによって、ユニ
ットUの水平傾動軸Lxが構成されている。
【0019】また、ユニットUのランプボディ10の背
面側上部には、ハウジング20の延在方向と交差する方
向に水平延出部である水平アーム40が延出形成されて
いる。一方、ハウジング20の前記水平アーム40に対
向する部位には、水平段差部21が形成されている。そ
して、水平段差部21と水平アーム40間の上下方向に
対向する部位には、ユニットUを水平傾動軸Lx周りに
傾動させるエイミングスクリュー50が配設されてい
る。
面側上部には、ハウジング20の延在方向と交差する方
向に水平延出部である水平アーム40が延出形成されて
いる。一方、ハウジング20の前記水平アーム40に対
向する部位には、水平段差部21が形成されている。そ
して、水平段差部21と水平アーム40間の上下方向に
対向する部位には、ユニットUを水平傾動軸Lx周りに
傾動させるエイミングスクリュー50が配設されてい
る。
【0020】即ち、水平アーム40の先端部には、上下
に延びる矩形状のナット挿着孔42が設けられ、この孔
42に合成樹脂製のナット部材44が取着されている。
一方、水平段差部21における水平アーム40側のナッ
ト挿着孔42と対応する位置には、スクリュー挿通孔で
ある円孔26が設けられている。そして、この円孔26
に回動操作部である頭部50aが支承されるようにエイ
ミングスクリュー50が挿通され、エイミングスクリュ
ー50の先端側は、水平アーム40に取着されたナット
部材44に螺合している。
に延びる矩形状のナット挿着孔42が設けられ、この孔
42に合成樹脂製のナット部材44が取着されている。
一方、水平段差部21における水平アーム40側のナッ
ト挿着孔42と対応する位置には、スクリュー挿通孔で
ある円孔26が設けられている。そして、この円孔26
に回動操作部である頭部50aが支承されるようにエイ
ミングスクリュー50が挿通され、エイミングスクリュ
ー50の先端側は、水平アーム40に取着されたナット
部材44に螺合している。
【0021】また、水平アーム40と水平段差部21間
のエイミングスクリュー50周りには、圧縮コイルスプ
リング54が介装されて、ユニットUが水平段差部21
に対しがたつかないように弾支されている。符号46
a,46bは、円孔26の周縁部上下面に設けられたワ
ッシャで、上側のワッシャ46aは、圧縮コイルスプリ
ング54の座面として作用し、エイミングスクリュー5
0と水平段差部21と圧縮コイルスプリング54間にお
ける相対摺動摩擦を低減するべく作用する。
のエイミングスクリュー50周りには、圧縮コイルスプ
リング54が介装されて、ユニットUが水平段差部21
に対しがたつかないように弾支されている。符号46
a,46bは、円孔26の周縁部上下面に設けられたワ
ッシャで、上側のワッシャ46aは、圧縮コイルスプリ
ング54の座面として作用し、エイミングスクリュー5
0と水平段差部21と圧縮コイルスプリング54間にお
ける相対摺動摩擦を低減するべく作用する。
【0022】また、ナット部材44にも圧縮コイルスプ
リング54の座面(図示せず)が形成されており、圧縮
コイルスプリング54のばね力によって、ナット部材4
4とエイミングスクリュー50の雄ねじ部間螺合部にお
ける摩擦力が高められて、ナット部材44がエイミング
スクリュー50に対し勝手に回動しないように保持され
るとともに、エイミングスクリュー50の回動時には、
ナット部材44がスクリュー50に沿ってスムーズに進
退動作できるようになっている。
リング54の座面(図示せず)が形成されており、圧縮
コイルスプリング54のばね力によって、ナット部材4
4とエイミングスクリュー50の雄ねじ部間螺合部にお
ける摩擦力が高められて、ナット部材44がエイミング
スクリュー50に対し勝手に回動しないように保持され
るとともに、エイミングスクリュー50の回動時には、
ナット部材44がスクリュー50に沿ってスムーズに進
退動作できるようになっている。
【0023】また、ユニットUは、その光軸Lが下向き
となるように、圧縮コイルスプリング54のばね力によ
って、水平傾動軸Lx周りに付勢保持されており、水平
アーム40のナット挿着孔41からナット部材44が脱
落する等の事故が生じたとしても、ユニットUの光軸L
は下向きとなるので、グレア光が生じる等という不具合
によって対向車等に迷惑をかけることもない。
となるように、圧縮コイルスプリング54のばね力によ
って、水平傾動軸Lx周りに付勢保持されており、水平
アーム40のナット挿着孔41からナット部材44が脱
落する等の事故が生じたとしても、ユニットUの光軸L
は下向きとなるので、グレア光が生じる等という不具合
によって対向車等に迷惑をかけることもない。
【0024】また、ランプハウジング20の水平段差部
21の下面には、エイミングスクリュー50の頭部であ
る回動操作部50aが露出し、回動操作部50aの端面
には十字溝が形成されている。そして、図5に示すよう
に、バンパー60の外壁60bに設けられた下方開口部
62から治具であるプラスドライバ64を挿入し、この
ドライバー64によって、回動操作部50a(エイミン
グスクリュー50)を回動操作できるように構成されて
いる。
21の下面には、エイミングスクリュー50の頭部であ
る回動操作部50aが露出し、回動操作部50aの端面
には十字溝が形成されている。そして、図5に示すよう
に、バンパー60の外壁60bに設けられた下方開口部
62から治具であるプラスドライバ64を挿入し、この
ドライバー64によって、回動操作部50a(エイミン
グスクリュー50)を回動操作できるように構成されて
いる。
【0025】そして、エイミングスクリュー50を回動
操作すると、ナット部材44がスクリュー50に沿って
進退(水平アーム40が水平段差部21に対し接近離反
動作)し、ユニットUが水平傾動軸Lx周りに傾動し
て、フォグランプの光軸Lを上下方向に調整することが
できる。
操作すると、ナット部材44がスクリュー50に沿って
進退(水平アーム40が水平段差部21に対し接近離反
動作)し、ユニットUが水平傾動軸Lx周りに傾動し
て、フォグランプの光軸Lを上下方向に調整することが
できる。
【0026】次に、ハウジング20をユニットUに組み
付ける手順を説明する。
付ける手順を説明する。
【0027】予め、ユニットU側のブラケット32に設
けられている孔32a,水平アーム40の孔41に、ナ
ット部材34,44をそれぞれ取着しておく。次に、図
3仮想線に示すように、ハウジング20側のピン24を
ナット部材34に圧入する。次に、ハウジング20側の
孔23bをユニットU側のボス36の孔36aに位置合
わせし、締結ねじ38を孔36aに螺合させて、左右の
軸支部P1,P2を組み立てる。次に、ハウジング20の
水平段差部21の下方から孔26にエイミングスクリュ
ー50を挿通し、圧縮コイルスプリング54を介装す
る。そして、圧縮コイルスプリング54を圧縮した状態
にして、水平アーム40に取着されているナット部材4
4にエイミングスクリュー50を螺合させる。
けられている孔32a,水平アーム40の孔41に、ナ
ット部材34,44をそれぞれ取着しておく。次に、図
3仮想線に示すように、ハウジング20側のピン24を
ナット部材34に圧入する。次に、ハウジング20側の
孔23bをユニットU側のボス36の孔36aに位置合
わせし、締結ねじ38を孔36aに螺合させて、左右の
軸支部P1,P2を組み立てる。次に、ハウジング20の
水平段差部21の下方から孔26にエイミングスクリュ
ー50を挿通し、圧縮コイルスプリング54を介装す
る。そして、圧縮コイルスプリング54を圧縮した状態
にして、水平アーム40に取着されているナット部材4
4にエイミングスクリュー50を螺合させる。
【0028】なお、前記実施例では、水平傾動軸Lxを
構成する左右の軸支部P1,P2の一方の軸支部P1が、
ピン24とナット部材34で構成され、他の一方の軸支
部P2が、締結ねじ38とボス36の孔36aで構成さ
れていたが、左右の軸支部P1,P2の双方を締結ねじ3
8とボス36の孔36aで構成するようにしてもよい。
構成する左右の軸支部P1,P2の一方の軸支部P1が、
ピン24とナット部材34で構成され、他の一方の軸支
部P2が、締結ねじ38とボス36の孔36aで構成さ
れていたが、左右の軸支部P1,P2の双方を締結ねじ3
8とボス36の孔36aで構成するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係わるユニット可動型自動車用前照灯によれば、ラ
ンプハウジングおよびエイミング機構を含む前照灯の前
後長さが短くなるので、車体におけるランプハウジング
収容スペースがコンパクトとなるとともに、前照灯の車
体への取り付け作業も容易となる。請求項2によれば、
ランプハウジングおよびエイミング機構を含む前照灯の
前後・上下・左右の長さが短くなるので、車体における
ランプハウジング収容スペースがさらにコンパクトとな
るとともに、前照灯の車体への取り付け作業も一層容易
となる。請求項3によれば、ランプハウジングのさらな
るコンパクト化が達成できるとともに、水平傾動軸の組
み立てが簡単なため、前照灯の組み立ても容易となる。
請求項4によれば、バンパーの下方から治具を使ってフ
ォグランプの光軸を簡単に調整できる。請求項5によれ
ば、エイミング機構がガタなくスムーズに作動して適正
な上下エイミングが長期にわたり保証されるとともに、
エイミング機構によるランプユニットの支持が外れたと
しても、対向車等に迷惑をかけることもない。
1に係わるユニット可動型自動車用前照灯によれば、ラ
ンプハウジングおよびエイミング機構を含む前照灯の前
後長さが短くなるので、車体におけるランプハウジング
収容スペースがコンパクトとなるとともに、前照灯の車
体への取り付け作業も容易となる。請求項2によれば、
ランプハウジングおよびエイミング機構を含む前照灯の
前後・上下・左右の長さが短くなるので、車体における
ランプハウジング収容スペースがさらにコンパクトとな
るとともに、前照灯の車体への取り付け作業も一層容易
となる。請求項3によれば、ランプハウジングのさらな
るコンパクト化が達成できるとともに、水平傾動軸の組
み立てが簡単なため、前照灯の組み立ても容易となる。
請求項4によれば、バンパーの下方から治具を使ってフ
ォグランプの光軸を簡単に調整できる。請求項5によれ
ば、エイミング機構がガタなくスムーズに作動して適正
な上下エイミングが長期にわたり保証されるとともに、
エイミング機構によるランプユニットの支持が外れたと
しても、対向車等に迷惑をかけることもない。
【図1】本発明の実施例であるユニット可動型フォグラ
ンプの正面図
ンプの正面図
【図2】同フォグランプ背面図
【図3】同フォグランプの水平断面図(図1に示す線II
I−IIIに沿う断面図)
I−IIIに沿う断面図)
【図4】同フォグランプの縦断面図(図1に示す線IV−
IVに沿う断面図)
IVに沿う断面図)
【図5】同フォグランプの縦断面図(図1に示す線V−V
に沿う断面図)
に沿う断面図)
【図6】ランプハウジングの斜視図
10 ランプボディ 11 リフレクター 13 光源であるバルブ 16 前面レンズ 20 ランプハウジング 22R,22L ランプハウジングのU字縦棒状部 24 ランプハウジングに突設したピン 26 ランプハウジングに設けたエイミングスクリュー
支承用の円孔 34 ピン支承部であるナット部材 38 締結ねじ 38a 締結ねじの頭部 40 水平延出部である水平アーム 42 水平延出部のナット挿着孔 44 ナット部材 50 エイミングスクリュー 50a エイミングスクリューの頭部である回動操作部 54 圧縮コイルスプリング 60 車体であるバンパー 62 バンパーに設けられた下方開口部 64 エイミングスクリュー回動用の治具であるプラス
ドライバー E エイミング機構 L 光軸 Lx 水平傾動軸 P1,P2 軸支部 U ランプユニット
支承用の円孔 34 ピン支承部であるナット部材 38 締結ねじ 38a 締結ねじの頭部 40 水平延出部である水平アーム 42 水平延出部のナット挿着孔 44 ナット部材 50 エイミングスクリュー 50a エイミングスクリューの頭部である回動操作部 54 圧縮コイルスプリング 60 車体であるバンパー 62 バンパーに設けられた下方開口部 64 エイミングスクリュー回動用の治具であるプラス
ドライバー E エイミング機構 L 光軸 Lx 水平傾動軸 P1,P2 軸支部 U ランプユニット
Claims (5)
- 【請求項1】光源とリフレクターを収容した合成樹脂製
ランプボディに前面レンズが組み付け一体化されたラン
プユニットと、車体への取り付け固定部の設けられたラ
ンプハウジングと、前記ランプハウジングとランプユニ
ット間に介装されて、前記ランプユニットを傾動可能に
支持するエイミング機構とを備えたユニット可動型自動
車用前照灯において、前記ランプハウジングは、前記ラ
ンプユニットのランプボディを取り囲むように、正面視
して上方または下方に開口する略U字型に形成され、前
記ランプユニットの左右の両端部が前記ランプハウジン
グのU字縦棒状部に左右に延びる同一軸状に支承され
て、ランプユニットの水平傾動軸が構成され、前記ラン
プユニットのランプボディには、前記ランプハウジング
と上下方向に対向する水平アームが延出形成され、前記
水平アームと前記ランプハウジングの上下方向に対向す
る部位間に、前記ランプユニットを前記水平傾動軸周り
に傾動させるエイミングスクリューが配設されたことを
特徴とするユニット可動型自動車用前照灯。 - 【請求項2】 前記ランプハウジングは、正面視して前
記ランプユニットの外形より小さく形成されたことを特
徴とする請求項1に記載のユニット可動型自動車用前照
灯。 - 【請求項3】 前記水平傾動軸を構成する一対の軸支部
の一方は、ランプハウジングに突設したピンとランプユ
ニットのランプボディに設けたピン支承部とから構成さ
れ、軸支部の他方は、ランプユニットのランプボディに
螺着した締結ねじと、ランプハウジングに設けた、前記
締結ねじの頭部に係合する円孔とから構成された構造
で、前記ピンおよび締結ねじは、ランプハウジングの左
右方向外方に向けて突設されたことを特徴とする請求項
1又は2に記載のユニット可動型自動車用前照灯。 - 【請求項4】 前記前照灯は、バンパー内に配置される
フォグランプであって、前記ランプハウジングは、正面
視して上方に開口する略U字型に形成されるとともに、
ランプハウジング下方にはエイミングスクリューの頭部
である回動操作部が露出し、前記バンパーに設けられた
下方開口部から挿入させた治具によって前記回動操作部
が回動操作可能に構成されたことを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載のユニット可動型自動車用前照
灯。 - 【請求項5】 前記ランプハウジングは、所定形状の帯
状金属製の板材が折曲されて略U字型に成形され、前記
エイミングスクリューは、金属製で、その頭部側がラン
プハウジングに設けた円孔に支承されるとともに、その
先端側がランプボディに一体形成された水平延出部に取
着された合成樹脂製ナット部材に螺合され、前記水平延
出部とランプハウジング間には、圧縮スプリングが介装
されて、前記ランプユニットは、その光軸が下向きとな
るように、前記水平傾動軸周りに付勢保持されたことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のユニット可
動型自動車用前照灯。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10367005A JP2000195326A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | ユニット可動型自動車用前照灯 |
CN 99127051 CN1107198C (zh) | 1998-12-24 | 1999-12-24 | 组合式可动型汽车用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10367005A JP2000195326A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | ユニット可動型自動車用前照灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000195326A true JP2000195326A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18488232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10367005A Pending JP2000195326A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | ユニット可動型自動車用前照灯 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000195326A (ja) |
CN (1) | CN1107198C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010036732A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
JP2011124097A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用灯具 |
JP7561640B2 (ja) | 2021-01-29 | 2024-10-04 | 株式会社ファルテック | 車両用外装部品及び車両用外装部品の製造方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4360191B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2009-11-11 | 株式会社小糸製作所 | 車両用前照灯 |
CN102691958A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-26 | 江苏德厚机电有限公司 | 一种led机车前照灯 |
CN102798099A (zh) * | 2012-07-18 | 2012-11-28 | 无锡同捷汽车设计有限公司 | 新型汽车前雾灯灯光调节机构 |
US10093221B2 (en) * | 2015-07-07 | 2018-10-09 | Burton Technologies, Llc | Light module fastening assembly having a snap wedge assembly with ball stud and insert |
CN111376819B (zh) * | 2018-12-29 | 2024-05-31 | 法雷奥照明湖北技术中心有限公司 | 支承支架、对准机构、对准方法及车灯和车辆 |
CN110207063B (zh) * | 2019-06-29 | 2024-10-01 | 浙江钱江摩托股份有限公司 | 一种摩托车大灯结构 |
CN114704800A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-07-05 | 斯比夫(西安)照明技术有限公司 | 一种机车前照灯 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10367005A patent/JP2000195326A/ja active Pending
-
1999
- 1999-12-24 CN CN 99127051 patent/CN1107198C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010036732A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
JP2011124097A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Koito Mfg Co Ltd | 車両用灯具 |
US8235565B2 (en) | 2009-12-10 | 2012-08-07 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicular lamp |
JP7561640B2 (ja) | 2021-01-29 | 2024-10-04 | 株式会社ファルテック | 車両用外装部品及び車両用外装部品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1107198C (zh) | 2003-04-30 |
CN1257979A (zh) | 2000-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4333131A (en) | Headlight mounting and adjustment mechanism | |
JP3911241B2 (ja) | 車輌用前照灯 | |
JP3335228B2 (ja) | 車両用前照灯装置 | |
US6543920B2 (en) | Vehicle headlamp | |
JP2750645B2 (ja) | 自動車用前照灯のエイミング調整装置 | |
JP2000195326A (ja) | ユニット可動型自動車用前照灯 | |
US5707134A (en) | Vehicular lamp | |
JP3286162B2 (ja) | 車両用灯具 | |
US6910789B2 (en) | Reflector-movable headlamp | |
JPH07320505A (ja) | 自動車用灯具におけるエイミング機構 | |
US6290379B1 (en) | Aiming mechanism of headlamp for automobile | |
JP3223705B2 (ja) | 光軸調整装置を具備した車両用灯具 | |
JP4070190B2 (ja) | 車両用ヘッドランプ | |
EP0887227A2 (en) | Optical-axis adjuster for vehicle auxiliary light | |
JP2707372B2 (ja) | 自動車用前照灯のエイミングスクリュー支持ナット | |
JPH0635288Y2 (ja) | 自動車用前照灯のエイミング装置 | |
JP3939008B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JP3631644B2 (ja) | リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ | |
JP3929013B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JPS5832164Y2 (ja) | 前照灯取付装置 | |
JP2000062526A (ja) | 車輌用前照灯 | |
JP3256403B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JP3007192B2 (ja) | 自動車用ヘッドランプ | |
JP3128621B2 (ja) | 車輌用前照灯 | |
JPH0120200Y2 (ja) |