[go: up one dir, main page]

JP2000170130A - 防護柵端部緩衝装置 - Google Patents

防護柵端部緩衝装置

Info

Publication number
JP2000170130A
JP2000170130A JP10350989A JP35098998A JP2000170130A JP 2000170130 A JP2000170130 A JP 2000170130A JP 10350989 A JP10350989 A JP 10350989A JP 35098998 A JP35098998 A JP 35098998A JP 2000170130 A JP2000170130 A JP 2000170130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
protective fence
energy absorbing
rows
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10350989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3964558B2 (ja
Inventor
Satoshi Kaji
聡 梶
Masahiro Yasuda
誠宏 安田
Tetsuya Endo
哲弥 遠藤
Norihiko Kajimura
典彦 梶村
Koji Kawada
幸次 川田
Noriyuki Horikawa
紀幸 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Steel Metal Products and Engineering Inc
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Shinko Kenzai Ltd
Tokyo Seiko Co Ltd
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Sumitomo Metal Steel Products Inc
Original Assignee
Kawasaki Steel Metal Products and Engineering Inc
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Shinko Kenzai Ltd
Tokyo Seiko Co Ltd
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Sumitomo Metal Steel Products Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Metal Products and Engineering Inc, Nippon Steel Metal Products Co Ltd, Shinko Kenzai Ltd, Tokyo Seiko Co Ltd, Nippon Kokan Light Steel Co Ltd, Sumitomo Metal Steel Products Inc filed Critical Kawasaki Steel Metal Products and Engineering Inc
Priority to JP35098998A priority Critical patent/JP3964558B2/ja
Publication of JP2000170130A publication Critical patent/JP2000170130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3964558B2 publication Critical patent/JP3964558B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速道路の分岐部等の防護柵端部に用いる防
護柵端部緩衝装置において、エネルギー吸収部材の変形
によるエネルギーの吸収を均等化する。 【解決手段】 道路用防護柵1の端部に間隔を持って2
列のガイド部材2を固設する。2列の摺動ビーム3を2
列のガイド部材2に沿って摺動可能に接続し、摺動ビー
ム3の先端に袖ビーム4を固設する。2列のガイド部材
2及び2列の摺動ビーム3の間に所定間隔で間隔材5、
6を配置固定すると共に、摺動ビーム3間に設けた間隔
材6には摺動支柱8を立設する。摺動ビーム3と間隔材
6で囲まれた空所に複数の筒状エネルギー吸収部材9を
摺動ビーム3の摺動方向に沿って直列に配置し、摺動ビ
ーム3の摺動方向に沿って摺動可能なガイドロッド10
を複数の筒状エネルギー吸収部材9と間隔材6とを貫通
して設ける。摺動支柱8の可動範囲の地盤にはガイドレ
ール12を設けることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路の分岐部
等の防護柵端部に用いる防護柵端部緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路の分岐部や中央分離帯、安全地
帯等に設置する防護柵の先端部には、運転を誤った車両
が衝突することがあるため、緩衝装置を設置して、人及
び車両の保護を図っている。
【0003】緩衝装置には、車両衝突時の衝突エネルギ
ーを吸収する機能が要求され、種々の構成のものが実用
化されている。例えば特開平7−3729号公報には、
合成樹脂製で中空棒状の緩衝コーンを、その軸方向を衝
突方向に合わせて多数設置した例が示されているし、特
公昭54−18493号公報には、内部に水を充填した
ビニール製円筒を軸方向を上下にして防護柵の端部に多
数配置し、隔壁で囲った例が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらは、いずれも緩
衝装置自体が変形することにより衝突エネルギーを吸収
するものであるが、水を充填するものは、寒冷地では凍
結対策が必要であるなど取扱いが煩瑣であり、円筒の変
形を利用するものも、変形にムラがあってエネルギーの
吸収が均等でないためエネルギー吸収の計算ができず、
安全度を大きく採らなければならない等の問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、エネルギー吸収部材の変
形によるエネルギーの吸収が均等化できる防護柵端部緩
衝装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の防護柵端部緩衝
装置は、以下の(1)〜(8)の通りである。
【0007】(1)道路用防護柵の端部に間隔を持って
2列のガイド部材を固設し、2列の摺動ビームを該2列
のガイド部材に沿って摺動可能に接続し、該摺動ビーム
の先端に袖ビームを固設し、上記2列のガイド部材及び
2列の摺動ビーム間に所定間隔で間隔材を配置固定する
と共に、摺動ビーム間に設けた間隔材に摺動支柱を立設
し、上記摺動ビームと間隔材で囲まれた空所に複数の筒
状エネルギー吸収部材を摺動ビームの摺動方向に沿って
直列に配置し、上記摺動ビームの摺動方向に沿って摺動
可能なガイドロッドを上記複数の筒状エネルギー吸収部
材と間隔材とを貫通して設けたことを特徴とする防護柵
端部緩衝装置。
【0008】(2)上記摺動支柱の可動範囲の地盤にガ
イドレールを設け、該摺動支柱の下端部を摺動可能に保
持したことを特徴とする前記(1)の防護柵端部緩衝装
置。
【0009】(3)上記2列の摺動ビームは、それぞれ
2つ以上の摺動ビームを直列に配置したものであること
を特徴とする前記(1)又は(2)の防護柵端部緩衝装
置。
【0010】(4)上記摺動ビームには、上記ガイド部
材又は後方に隣接する摺動ビームの上下端部に係止、摺
動可能な爪部材を固設したことを特徴とする前記(1)
〜(3)のいずれかの防護柵端部緩衝装置。
【0011】(5)上記筒状エネルギー吸収部材を複数
列配置したことを特徴とする前記(1)〜(4)のいず
れかの防護柵端部緩衝装置。
【0012】(6)上記袖ビーム内の空所にも筒状エネ
ルギー吸収部材を配置したことを特徴とする前記(1)
〜(5)のいずれかの防護柵端部緩衝装置。
【0013】(7)上記筒状エネルギー吸収部材の配置
位置に応じて圧壊特性に差を設けたことを特徴とする前
記(1)〜(6)のいずれかの防護柵端部緩衝装置。
【0014】(8)上記間隔材の垂直方向の寸法を筒状
エネルギー吸収部材の長さ寸法以上としたことを特徴と
する前記(1)〜(7)のいずれかの防護柵端部緩衝装
置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示の例を参照しながら、
本発明の防護柵端部緩衝装置について詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の防護柵端部緩衝装置の例を
示す平面図(同図(a))及び側面図(同図(b))で
あり、図2はガイド部材を固設し、摺動ビーム等はまだ
接続していない状態を示す平面図(同図(a))及び側
面図(同図(b))である。
【0017】本発明の防護柵端部緩衝装置は、道路用防
護柵1の端部に設置するものである。図示したのは、道
路用防護柵1としてガードレールを用いる例であるが、
特に限定はなく、例えば通常道路用防護柵として用いら
れているガードロープ、コンクリート製防護柵・壁・ブ
ロック等も含めて広く対象とする。
【0018】ガイド部材2は、道路用防護柵1の端部に
間隔を持って2列、車両が衝突した場合も移動しないよ
うに、固設支柱7で地盤に固設する。なお、この例で
は、ガイド部材2には、道路用防護柵1に用いたガード
レールと同一断面形状と剛性を持たせてある。2列のガ
イド部材2の間には間隔材5を配置固定し、2列のガイ
ド部材2の間隔を保つ。このガイド部材2は、車両の衝
突時に後述する摺動ビーム3が後退摺動するためのガイ
ドとなるものであり、また、後述のように衝突時のガイ
ドロッド10の後退摺動範囲の防護柵ともなるものであ
る。
【0019】2列の摺動ビーム3は、2列のガイド部材
2に沿って摺動可能に接続し、摺動ビーム3の先端には
袖ビーム4を固設する。2列の摺動ビーム3の間には所
定間隔で間隔材6を配置固定すると共に、間隔材6には
摺動支柱8を立設する。摺動支柱8は図2の例では地盤
上に載置してあるだけで、車両衝突時には地盤上を摺動
することができる。
【0020】摺動ビーム3と間隔材6で囲まれた空所に
は、複数の筒状エネルギー吸収部材9を摺動ビーム3の
摺動方向に沿って直列に配置する。そして、摺動ビーム
3の摺動方向に沿って摺動可能なガイドロッド10を筒
状エネルギー吸収部材9と間隔材5、6とを貫通して設
ける。
【0021】図3は、ガイドロッド10の機能を説明す
るため、図1に示した本発明の防護柵端部緩衝装置の例
から、筒状エネルギー吸収部材9等を省略して示す平面
図である。ガイドロッド10は摺動ビーム3の摺動方向
に沿って摺動可能である。すなわち、車両が袖ビーム4
に衝突してガイド部材2へ向かう力が加わったとき、摺
動ビーム3は2列のガイド部材2に沿って摺動するが、
そのとき、ガイドロッド10は2列のガイド部材2内に
設置したガイドロッド受材11内に挿通されつつ摺動す
る。これにより、摺動ビーム3がガイド部材2に沿って
摺動するのを助ける。
【0022】図4、5には、筒状エネルギー吸収部材9
の配置状況を詳細に示す。すなわち、図4(a)に平面
を、図4(b)に側断面を示すように、筒状エネルギー
吸収部材9は摺動ビーム3と間隔材6で囲まれた空所に
摺動ビーム3の摺動方向に沿って直列に配置する。筒状
エネルギー吸収部材9相互はボルト・ナットで連結して
おき、間隔材6と隣接する筒状エネルギー吸収部材9は
間隔材6との間もボルト・ナットで連結しておく。ま
た、図4(b)のA−A断面を図5に示すように、ガイ
ドロッド10は複数の筒状エネルギー吸収部材9及び間
隔材6を貫通して設ける。このように、ガイドロッド1
0等によって筒状エネルギー吸収部材9は空所内に定置
されており、ガイドロッド10の摺動に従って間隔材6
で一定の方向に圧壊されるので、衝突時のエネルギーの
受圧状態を均等化できる。従って、各筒状エネルギー吸
収部材9の圧壊形態が略均等となり、エネルギー吸収能
が安定する。また、車両衝突による圧壊時の筒状エネル
ギー吸収部材9の飛散が防止される。
【0023】図示の例では、筒状エネルギー吸収部材9
は2列配置しているが、これを1列配置とすることも、
逆に3列以上の配置とすることも可能である。市街地道
路、高速道路等の道路の種類によって車両の走行速度が
異なり、当然、衝突エネルギーが異なるので、本防護柵
端部緩衝装置の設置場所に応じて配列の数を適宜選択し
て設置すればよい。
【0024】図5に示したように、間隔材6の垂直方向
の寸法は、筒状エネルギー吸収部材9の長さ寸法以上と
することが望ましい。こうすることにより、車両が緩衝
装置に衝突した際の衝突エネルギーを間隔材6を介して
各筒状エネルギー吸収部材9に均等に伝達することがで
きる。
【0025】なお、筒状エネルギー吸収部材9として
は、鋼製筒、樹脂製筒等、素材特性としてあまり強くな
い弾性域と塑性域を具備した材料が使用できる。ごく軽
い衝突の場合は、弾性域だけで対応し、衝突後は復元し
て再使用することができる。大きな衝突の場合は、強い
弾性の弾性域だけでは衝突後の車両をはねとばしてしま
うおそれがあり、塑性域でのエネルギー吸収が必要であ
る。そして、筒状エネルギー吸収部材9の圧壊特性に
は、配置位置に応じて差を設けることが好ましい。たと
えば、端部に近い側では圧壊しやすいものを配置し、端
部から遠ざかるに従って徐々に圧壊しにくいものを配置
するなどである。なお、筒状エネルギー吸収部材の圧壊
特性は、筒状エネルギー吸収部材の板厚、径、断面形
状、使用本数、材質を変更すること、あるいはこれらの
変更を組み合わせることで差を付けることができる。た
とえば、端部に近い側では径を大きくし、端部から遠ざ
かるに従って徐々に径を小さくする等である。
【0026】図4に示したのは、2列の摺動ビーム3の
一単位であり、図1に示した例ではこれを2つ直列に配
置し、その先端に袖ビーム4を固設してあるが、予想さ
れる衝突エネルギーの大きさに応じて摺動ビーム3を1
つだけ配置することもできるし、3つ以上直列に配置す
ることもできる。軽量車から重量車、高速から低速等の
条件で衝突エネルギーは大きく変動するので、直列に配
置する数を適宜選択することによりこれらの異なる大き
さの衝突エネルギーに対応できる。
【0027】図1、2に示した例では、先端の袖ビーム
4内の空所には端部緩衝材14を設けただけで筒状エネ
ルギー吸収部材を配置していないが、この部分、すなわ
ち最先端の空所にも筒状エネルギー吸収部材を1個以上
配置することができる。ここに配置した筒状エネルギー
吸収部材にはガイドロッド10は貫通させず、間隔材6
又は端部緩衝材14にボルト・ナットで連結(複数の場
合は、筒状エネルギー吸収部材相互もボルト・ナットで
連結)することで保持する。
【0028】図6には、摺動ビーム3の正面を示す。摺
動ビーム3の上下端部には、ガイド部材2又は後方に隣
接する摺動ビーム3の上下端部に係止、摺動可能な爪部
材13を固設してある。車両衝突時には、この爪部材1
3をガイドにして、摺動ビーム3はガイド部材2又は後
方に隣接する摺動ビーム3に沿って後退摺動する。な
お、後退摺動のためのガイドの他の態様としては、摺動
ビーム3及びガイド部材2の同一高さ位置に横長の孔を
設け、摺動ビーム3相互又は摺動ビーム3とガイド部材
2を重設してボルト・ナットで結合することも可能であ
る。
【0029】図7には、摺動ビーム3の摺動支柱8の可
動範囲の地盤に断面ほぼ溝型のガイドレール12を設け
た例を示す。最先端の固設支柱7は、車両衝突時にガイ
ドレール12自体が移動してしまわないように維持する
ためのガイドレールアンカーとしての機能を有する。摺
動ビーム3をガイド部材2に接続する際、このガイドレ
ール12で摺動支柱8の下端部を摺動可能に保持すれ
ば、図1に示した本発明の防護柵端部緩衝装置が得られ
る。このようにすれば、爪部材13及びガイドロッド1
0の摺動と併せて、緩衝装置に車両が衝突した際に、緩
衝装置の先端部の後退摺動を略直線的に制御することが
できる。また、地盤にガイドレール12を設ければ、摺
動ビーム3の摺動支柱8の摺動範囲にコンクリート基礎
を設ける必要がなくなる。
【0030】さらに、ガイドレール12は、水平面内で
摺動支柱8の摺動方向を制御するだけでなく、衝突の際
に先端部が持ち上げられてしまうのを防止する機能を持
たせることが好ましい。たとえば、図4、図5に示すよ
うに摺動支柱8の下端部にフランジ15を設け、ガイド
レール12の溝部の両側板の上端部を溝内側へ折り曲げ
てフランジ15と係止させるようにする。こうすれば、
正面衝突の際には、衝突エネルギーによる防護柵端部緩
衝装置の先端部の迫り上がりを防止することができる。
また、オフセット衝突、斜め衝突による防護柵端部緩衝
装置の捩れ、曲がりを抑制することもできる。この他、
ガイドレール12の上端に側方へ突出するフランジを設
け、摺動支柱8の下端にこのフランジと係止する爪部材
を設けるなど、摺動支柱8の摺動方向を制御しながら迫
り上がりを防止する具体的な手段には種々のものがあ
り、本発明ではこれら種々の手段のいずれも採用するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の防護柵端部緩衝装置において
は、筒状エネルギー吸収部材が空所内に定置されてお
り、ガイドロッドの摺動に伴って間隔材により一定の方
向に圧壊されるので、衝突時のエネルギーの受圧状態を
均等化できる。従って、各筒状エネルギー吸収部材の圧
壊形態が略均等となり、エネルギー吸収能が安定するの
で、従来エネルギーの吸収にムラがあって安全度を大き
く採らなければならなかった問題を解消することができ
る。また、車両衝突による圧壊時の筒状エネルギー吸収
部材の飛散も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防護柵端部緩衝装置の例を示す平面図
(同図(a))及び側面図(同図(b))である。
【図2】本発明の防護柵端部緩衝装置の例で、ガイド部
材を固設し、摺動ビーム等はまだ接続していない状態を
示す平面図(同図(a))及び側面図(同図(b))で
ある。
【図3】本発明の防護柵端部緩衝装置の例から、筒状エ
ネルギー吸収部材等を省略して示す平面図である。
【図4】本発明の防護柵端部緩衝装置の例における筒状
エネルギー吸収部材9の配置状況を詳細に示す平面図
(同図(a))及び側断面図(同図(b))である。
【図5】図4(b)のA−A断面を示す図である。
【図6】摺動ビームの正面図である。
【図7】摺動ビームの摺動支柱の可動範囲の地盤にガイ
ドレールを設けた例を示す図である。
【符号の説明】
1 道路用防護柵 2 ガイド部材 3 摺動ビーム 4 袖ビーム 5 間隔材 6 間隔材 7 固設支柱 8 摺動支柱 9 筒状エネルギー吸収部材 10 ガイドロッド 11 ガイドロッド受材 12 ガイドレール 13 爪部材 14 端部緩衝材 15 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000101949 住友金属建材株式会社 大阪市西区江戸堀2丁目1番1号 (71)出願人 000003528 東京製綱株式会社 東京都中央区日本橋室町2丁目3番14号 (71)出願人 000231110 日本鋼管ライトスチール株式会社 埼玉県熊谷市大字三ケ尻6100番地 (72)発明者 梶 聡 神奈川県川崎市川崎区東門前3−10−16− 301 (72)発明者 安田 誠宏 大阪府大阪市西淀川区歌島3−8−4 (72)発明者 遠藤 哲弥 兵庫県尼崎市丸島町46番地 神鋼建材工業 株式会社内 (72)発明者 梶村 典彦 大阪府大阪市西区江戸堀2丁目1番1号 住友金属建材株式会社内 (72)発明者 川田 幸次 東京都中央区日本橋室町2丁目3番14号 東京製綱株式会社内 (72)発明者 堀川 紀幸 埼玉県上尾市中妻2−9−3 Fターム(参考) 2D101 CA04 CA06 DA01 DA04 DA05 EA02 FA11 FA22 FA32 FB12 GA17 GA18 HA05 HA14 3J066 AA23 BA04 BB01 BC01 BD05 BD07 BE06 BF01 BG04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路用防護柵の端部に間隔を持って2列
    のガイド部材を固設し、2列の摺動ビームを該2列のガ
    イド部材に沿って摺動可能に接続し、該摺動ビームの先
    端に袖ビームを固設し、上記2列のガイド部材及び2列
    の摺動ビーム間に所定間隔で間隔材を配置固定すると共
    に、摺動ビーム間に設けた間隔材に摺動支柱を立設し、
    上記摺動ビームと間隔材で囲まれた空所に複数の筒状エ
    ネルギー吸収部材を摺動ビームの摺動方向に沿って直列
    に配置し、上記摺動ビームの摺動方向に沿って摺動可能
    なガイドロッドを上記複数の筒状エネルギー吸収部材と
    間隔材とを貫通して設けたことを特徴とする防護柵端部
    緩衝装置。
  2. 【請求項2】 上記摺動支柱の可動範囲の地盤にガイド
    レールを設け、該摺動支柱の下端部を摺動可能に保持し
    たことを特徴とする請求項1記載の防護柵端部緩衝装
    置。
  3. 【請求項3】 上記2列の摺動ビームは、それぞれ2つ
    以上の摺動ビームを直列に配置したものであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の防護柵端部緩衝装置。
  4. 【請求項4】 上記摺動ビームには、上記ガイド部材又
    は後方に隣接する摺動ビームの上下端部に係止、摺動可
    能な爪部材を固設したことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか記載の防護柵端部緩衝装置。
  5. 【請求項5】 上記筒状エネルギー吸収部材を複数列配
    置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の
    防護柵端部緩衝装置。
  6. 【請求項6】 上記袖ビーム内の空所にも筒状エネルギ
    ー吸収部材を配置したことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか記載の防護柵端部緩衝装置。
  7. 【請求項7】 上記筒状エネルギー吸収部材の配置位置
    に応じて圧壊特性に差を設けたことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか記載の防護柵端部緩衝装置。
  8. 【請求項8】 上記間隔材の垂直方向の寸法を筒状エネ
    ルギー吸収部材の長さ寸法以上としたことを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか記載の防護柵端部緩衝装置。
JP35098998A 1998-12-10 1998-12-10 防護柵端部緩衝装置 Expired - Fee Related JP3964558B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35098998A JP3964558B2 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 防護柵端部緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35098998A JP3964558B2 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 防護柵端部緩衝装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000170130A true JP2000170130A (ja) 2000-06-20
JP3964558B2 JP3964558B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=18414286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35098998A Expired - Fee Related JP3964558B2 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 防護柵端部緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3964558B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073207A1 (en) * 2000-03-29 2001-10-04 Youngdal Lee Shock absorber for car collision on the roads
JP2002061136A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Nippon Steel Metal Prod Co Ltd 端部緩衝装置
JP2007170109A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Hanai Seisakusho:Kk 追突エネルギー吸収装置
CN102459763A (zh) * 2009-06-09 2012-05-16 冲击黑洞株式会社 利用由滚压管表面的拖曳产生的动摩擦力和滚压力来吸收交通工具撞击的方法以及使用该方法的交通工具撞击吸收装置
JP2013535601A (ja) * 2010-08-11 2013-09-12 シンド インダストリー カンパニー リミテッド 衝撃吸収装置
JP2013204418A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Energy Absorption Syst Inc 端ターミナル及びそれを組み立てて使用する方法
CN108442278A (zh) * 2018-06-19 2018-08-24 上海布克林金属防腐有限公司 一种道路用吸能防护装置
JP2019167812A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 積水樹脂株式会社 ビーム支持装置
CN114438933A (zh) * 2022-01-25 2022-05-06 山东高速股份有限公司 一种道路安全防护装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418493B1 (ja) * 1970-09-23 1979-07-07
JPS606410B2 (ja) * 1980-06-24 1985-02-18 オランダ国 防護装置
JPH0673714A (ja) * 1990-09-04 1994-03-15 Energy Absorption Syst Inc 道路用緩衝装置
JPH06240624A (ja) * 1993-02-11 1994-08-30 Energy Absorption Syst Inc 自動車クラッシュ緩衝体
JPH073729A (ja) * 1993-06-15 1995-01-06 Sekisui Jushi Co Ltd 車両衝突緩衝体
JPH07150530A (ja) * 1993-10-07 1995-06-13 Nippon Steel Corp ガードケーブル末端支柱用クッションカバー
JPH09189014A (ja) * 1995-11-13 1997-07-22 Energy Absorption Syst Inc ハイウェー衝突緩衝体およびその構成要素

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418493B1 (ja) * 1970-09-23 1979-07-07
JPS606410B2 (ja) * 1980-06-24 1985-02-18 オランダ国 防護装置
JPH0673714A (ja) * 1990-09-04 1994-03-15 Energy Absorption Syst Inc 道路用緩衝装置
JPH06240624A (ja) * 1993-02-11 1994-08-30 Energy Absorption Syst Inc 自動車クラッシュ緩衝体
JPH073729A (ja) * 1993-06-15 1995-01-06 Sekisui Jushi Co Ltd 車両衝突緩衝体
JPH07150530A (ja) * 1993-10-07 1995-06-13 Nippon Steel Corp ガードケーブル末端支柱用クッションカバー
JPH09189014A (ja) * 1995-11-13 1997-07-22 Energy Absorption Syst Inc ハイウェー衝突緩衝体およびその構成要素

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073207A1 (en) * 2000-03-29 2001-10-04 Youngdal Lee Shock absorber for car collision on the roads
JP2002061136A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Nippon Steel Metal Prod Co Ltd 端部緩衝装置
JP2007170109A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Hanai Seisakusho:Kk 追突エネルギー吸収装置
CN102459763B (zh) * 2009-06-09 2014-08-27 冲击黑洞株式会社 利用由滚压管表面的拖曳产生的动摩擦力和滚压力来吸收交通工具撞击的方法以及使用该方法的交通工具撞击吸收装置
CN102459763A (zh) * 2009-06-09 2012-05-16 冲击黑洞株式会社 利用由滚压管表面的拖曳产生的动摩擦力和滚压力来吸收交通工具撞击的方法以及使用该方法的交通工具撞击吸收装置
JP2012529583A (ja) * 2009-06-09 2012-11-22 インパクト ブラック ホール カンパニー リミテッド 圧延管表面ドラッグによる運動摩擦力と圧延力を用いた車両衝撃を吸収する方法、及びこれを用いた車両衝撃吸収装置
US8596903B2 (en) 2009-06-09 2013-12-03 Impact Blackhole Co., Ltd. Method for absorbing a vehicle impact using kinetic friction force and rolling force produced by the dragging of a surface of rolled tube, and vehicle impact absorbing apparatus using same
JP2013535601A (ja) * 2010-08-11 2013-09-12 シンド インダストリー カンパニー リミテッド 衝撃吸収装置
JP2013204418A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Energy Absorption Syst Inc 端ターミナル及びそれを組み立てて使用する方法
JP2019167812A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 積水樹脂株式会社 ビーム支持装置
JP7187364B2 (ja) 2018-03-23 2022-12-12 積水樹脂株式会社 ビーム支持装置
CN108442278A (zh) * 2018-06-19 2018-08-24 上海布克林金属防腐有限公司 一种道路用吸能防护装置
CN108442278B (zh) * 2018-06-19 2023-12-08 上海布克林金属防腐有限公司 一种道路用吸能防护装置
CN114438933A (zh) * 2022-01-25 2022-05-06 山东高速股份有限公司 一种道路安全防护装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3964558B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4838523A (en) Energy absorbing guard rail terminal
US6533495B1 (en) Impact absorbing barrier
JP2008274754A (ja) 制止ネット
JP2002227151A (ja) 車両衝撃減衰器
JPH09189014A (ja) ハイウェー衝突緩衝体およびその構成要素
RU2413814C2 (ru) Дорожное направляющее сооружение
EA031371B1 (ru) Устройство амортизации удара при столкновении
JP2000170130A (ja) 防護柵端部緩衝装置
US4638979A (en) Vehicle crash barriers
KR101630852B1 (ko) 탄성 지주를 이용한 방호 울타리 및 이의 시공 방법
WO2009066065A2 (en) Structural support
CN203144898U (zh) 桥梁防撞护栏
EP1172484A2 (en) Barrier element with noise wall
WO2007071725A1 (en) Anti-vehicle barrier
JP2000170131A (ja) 防護柵端部緩衝装置
CN220365417U (zh) 一种防护栏
CN115354605B (zh) 一种护栏导向装置及使用方法
JP2002227150A (ja) 防護柵端部緩衝装置
EP1813726A1 (en) Safety barrier
KR20130116619A (ko) 보강형 방호울타리
JP4282883B2 (ja) 端部緩衝装置
CN212670299U (zh) 防撞桥梁护栏
CN218116256U (zh) 用于护栏的支撑组件及护栏
RU169180U1 (ru) Двухстороннее фронтально-боковое ограждение
KR102673763B1 (ko) 가드레일 조립체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees