JP2000145106A - 床下地構造 - Google Patents
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度と寸法安定性を備え、耐湿性にも優れた
ものとする。 【解決手段】 互いに間隔をおいて敷き並べた床下地パ
ネル1上に隣り合う床下地パネル1間をまたぐように捨
張材2を取付け、床下地パネル1の木質系材料からなる
基板11の少なくとも下面に耐湿層5を形成し、この耐
湿層5をポリオレフィン系樹脂製シート6で形成した。
ものとする。 【解決手段】 互いに間隔をおいて敷き並べた床下地パ
ネル1上に隣り合う床下地パネル1間をまたぐように捨
張材2を取付け、床下地パネル1の木質系材料からなる
基板11の少なくとも下面に耐湿層5を形成し、この耐
湿層5をポリオレフィン系樹脂製シート6で形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートス
ラブなどの床基盤上に多数の床下地パネルを互いに間隔
をおいて敷き並べ(所謂スペース工法と呼ばれる)、こ
れら床下地パネル間をまたぐように捨張材を取付けた床
下地構造に関する。
ラブなどの床基盤上に多数の床下地パネルを互いに間隔
をおいて敷き並べ(所謂スペース工法と呼ばれる)、こ
れら床下地パネル間をまたぐように捨張材を取付けた床
下地構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床下地構造として、工期の短縮及
びコストダウンを図るため、所定大きさの床下地パネル
をコンクリートスラブなどの床基盤上に互いに間隔をあ
けて敷き並べ、隣り合う床下地パネル間をまたぐよう
に、すなわち間隔をふさぐように捨張材を取付けたもの
が知られている。これら捨張材の上には仕上材を取付け
て床を構成していた。そして、床下地パネルの材料とし
ては、資源保護のために南洋材が入手しにくくなり、か
つ価格も安定しないために、安価で供給も安定したパー
ティクルボードやファイバーボード、OSBやMDFな
どの木質系芯材ボードが多く使用されるようになった。
びコストダウンを図るため、所定大きさの床下地パネル
をコンクリートスラブなどの床基盤上に互いに間隔をあ
けて敷き並べ、隣り合う床下地パネル間をまたぐよう
に、すなわち間隔をふさぐように捨張材を取付けたもの
が知られている。これら捨張材の上には仕上材を取付け
て床を構成していた。そして、床下地パネルの材料とし
ては、資源保護のために南洋材が入手しにくくなり、か
つ価格も安定しないために、安価で供給も安定したパー
ティクルボードやファイバーボード、OSBやMDFな
どの木質系芯材ボードが多く使用されるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなスペー
ス工法で構築された床下地構造では、吸湿性を有する木
質系ボードを用いた床下地パネルが直接コンクリートス
ラブと向き合うため、床下の湿気を吸湿し、伸び、縮
み、反りなどが生じ易く、寸法安定性を欠き、また木質
系芯材ボードを用いた場合には十分な強度が確保できな
いおそれもあった。
ス工法で構築された床下地構造では、吸湿性を有する木
質系ボードを用いた床下地パネルが直接コンクリートス
ラブと向き合うため、床下の湿気を吸湿し、伸び、縮
み、反りなどが生じ易く、寸法安定性を欠き、また木質
系芯材ボードを用いた場合には十分な強度が確保できな
いおそれもあった。
【0004】そこで、この発明は、強度と寸法安定性を
備え、耐湿性にも優れた床下地構造を提供することを目
的とする。
備え、耐湿性にも優れた床下地構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、互いに間隔をおいて敷き並べた床下地
パネル上に隣り合う床下地パネル間をまたぐように捨張
材を取付けた床下地構造であって、床下地パネルの木質
系材料からなる基板の少なくとも下面に耐湿層を形成
し、この耐湿層をポリオレフィン系樹脂製シートで形成
したものである。
め、この発明は、互いに間隔をおいて敷き並べた床下地
パネル上に隣り合う床下地パネル間をまたぐように捨張
材を取付けた床下地構造であって、床下地パネルの木質
系材料からなる基板の少なくとも下面に耐湿層を形成
し、この耐湿層をポリオレフィン系樹脂製シートで形成
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
を図面を参照にして説明する。
【0007】図1に示す実施例において、互いに間隔を
おいて敷き並べた床下地パネル1上に隣り合う床下地パ
ネル1間をまたぐように捨張材2を取付けてある。床下
地パネル1には支持脚3が取付けてある。
おいて敷き並べた床下地パネル1上に隣り合う床下地パ
ネル1間をまたぐように捨張材2を取付けてある。床下
地パネル1には支持脚3が取付けてある。
【0008】床下地パネル1は、木質系材料からなる基
板11、例えばパーティクルボード、ファイバーボー
ド、OSB(オリエンテッドストランドボード)、MD
F(木質繊維板)、合板、石膏板、セメント板、石綿板
などから形成され、この基板11の下面に耐湿層5を形
成してある。この耐湿層5をポリオレフィン系樹脂製シ
ート6で形成してある。床下地パネル1を構成する基板
11の側面(木口)には、撥水性材料や防湿・防水性材
料、例えばSBR、パラフィン、アクリル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、エポキシ系樹脂などを塗布することが好ま
しい。このような塗布により基板11の耐湿性能がより
一層向上する。
板11、例えばパーティクルボード、ファイバーボー
ド、OSB(オリエンテッドストランドボード)、MD
F(木質繊維板)、合板、石膏板、セメント板、石綿板
などから形成され、この基板11の下面に耐湿層5を形
成してある。この耐湿層5をポリオレフィン系樹脂製シ
ート6で形成してある。床下地パネル1を構成する基板
11の側面(木口)には、撥水性材料や防湿・防水性材
料、例えばSBR、パラフィン、アクリル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、エポキシ系樹脂などを塗布することが好ま
しい。このような塗布により基板11の耐湿性能がより
一層向上する。
【0009】耐湿層5を形成するシート6の材料である
ポリオレフィン系の樹脂としては、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリブテン−1,ポリイソブチレン,ポリ
4−メチル−1−ペンテン,エチレン・酢酸ビニル共重
合体,エチレン・エチルアクリレート共重合体,エチレ
ン・プロピレン共重合体,エチレン・プロピレン・ジエ
ン共重合体(EPDM),エチレン・ブテン共重合体,
エチレン・ブテン・ジエン共重合体等が好適に使用で
き、特に防湿性及び価格などの点から好ましくはポリエ
チレンまたはポリプロピレンのシートが使用できる。例
えば、ポリエチレンのシート6の厚みは、10〜30μ
m程度が、耐湿性やコスト及び取扱い易さの面からも有
利である。
ポリオレフィン系の樹脂としては、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリブテン−1,ポリイソブチレン,ポリ
4−メチル−1−ペンテン,エチレン・酢酸ビニル共重
合体,エチレン・エチルアクリレート共重合体,エチレ
ン・プロピレン共重合体,エチレン・プロピレン・ジエ
ン共重合体(EPDM),エチレン・ブテン共重合体,
エチレン・ブテン・ジエン共重合体等が好適に使用で
き、特に防湿性及び価格などの点から好ましくはポリエ
チレンまたはポリプロピレンのシートが使用できる。例
えば、ポリエチレンのシート6の厚みは、10〜30μ
m程度が、耐湿性やコスト及び取扱い易さの面からも有
利である。
【0010】前記ポリオレフィン系樹脂製シート6を基
板11に貼付するには、シート6をプラズマ放電処理又
はコロナ放電処理した後に一般的な接着剤を用いて接着
することができる。このような放電処理をポリオレフィ
ン系樹脂製シート6に施すことにより、シート6の表面
が活性化され、接着剤により基板11に貼付することが
できる。放電処理を施さないシート6を基板11に貼付
する場合は、接着剤で接着することができず、シート6
の表面を溶融させた状態で基板11の接着剤を塗布した
面に貼り付ける。しかしながら、表面を溶融させたシー
ト6は、ひらひらして取扱いにくく、基板11への貼付
作業が困難であった。シート6に放電処理をすることに
より、溶融させる必要がなくなるので、貼付作業もし易
くなる。
板11に貼付するには、シート6をプラズマ放電処理又
はコロナ放電処理した後に一般的な接着剤を用いて接着
することができる。このような放電処理をポリオレフィ
ン系樹脂製シート6に施すことにより、シート6の表面
が活性化され、接着剤により基板11に貼付することが
できる。放電処理を施さないシート6を基板11に貼付
する場合は、接着剤で接着することができず、シート6
の表面を溶融させた状態で基板11の接着剤を塗布した
面に貼り付ける。しかしながら、表面を溶融させたシー
ト6は、ひらひらして取扱いにくく、基板11への貼付
作業が困難であった。シート6に放電処理をすることに
より、溶融させる必要がなくなるので、貼付作業もし易
くなる。
【0011】捨張材2は、吸湿性の芯材4の下面に第2
耐湿層50を形成してある。この第2耐湿層50は、図
1に示す実施例では、2枚の紙7の間にポリオレフィン
系樹脂製シート6を挟んだ積層物からなる。また、芯材
4の上面には紙7を貼付してある。紙7としては、目付
量20〜100g/m2程度、好適には20〜70g/
m2の薄様紙やクラフト紙、セラミック紙、紙間補強
紙、チタン紙などが好適に使用できるとともに、100
g/m2以上の腰のある紙(特に上面の紙7として)も
使用可能である。紙7の芯材4への接着は、コストの安
価な酢酸ビニル系接着剤が使用できる。その他の接着剤
としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA),
オレフィン系樹脂を主体とする接着剤も使用可能であ
る。接着剤の塗布面に紙7を貼り付け、この紙7にシー
ト6を重ね合わせ、全体を加熱圧着することで芯材4の
下面に二層の積層物を貼付できる。シート6と紙7とは
熱ロール間を通過させて融着させることができ、この融
着したものを紙7の芯材4への接着と同様の接着剤を用
いて貼付することができる。紙7としては、特に厚手の
紙を用いたときには、撥水材、例えば、パラフィン,S
BRを含浸させておくことが好ましく、このような撥水
材を含浸させておくことにより紙間剥離を防止すること
ができる。
耐湿層50を形成してある。この第2耐湿層50は、図
1に示す実施例では、2枚の紙7の間にポリオレフィン
系樹脂製シート6を挟んだ積層物からなる。また、芯材
4の上面には紙7を貼付してある。紙7としては、目付
量20〜100g/m2程度、好適には20〜70g/
m2の薄様紙やクラフト紙、セラミック紙、紙間補強
紙、チタン紙などが好適に使用できるとともに、100
g/m2以上の腰のある紙(特に上面の紙7として)も
使用可能である。紙7の芯材4への接着は、コストの安
価な酢酸ビニル系接着剤が使用できる。その他の接着剤
としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA),
オレフィン系樹脂を主体とする接着剤も使用可能であ
る。接着剤の塗布面に紙7を貼り付け、この紙7にシー
ト6を重ね合わせ、全体を加熱圧着することで芯材4の
下面に二層の積層物を貼付できる。シート6と紙7とは
熱ロール間を通過させて融着させることができ、この融
着したものを紙7の芯材4への接着と同様の接着剤を用
いて貼付することができる。紙7としては、特に厚手の
紙を用いたときには、撥水材、例えば、パラフィン,S
BRを含浸させておくことが好ましく、このような撥水
材を含浸させておくことにより紙間剥離を防止すること
ができる。
【0012】図1に示す実施例において、基板11とし
てパーティクルボードを使用し、耐湿層5を形成するシ
ート6として目付量16g/m2のポリエチレンを使用
した。基板11の下面に酢酸ビニル系接着剤を塗布し、
この接着剤塗布面に放電処理を施したシート6を貼付
し、全体を圧着して床下地パネル1を製造した。
てパーティクルボードを使用し、耐湿層5を形成するシ
ート6として目付量16g/m2のポリエチレンを使用
した。基板11の下面に酢酸ビニル系接着剤を塗布し、
この接着剤塗布面に放電処理を施したシート6を貼付
し、全体を圧着して床下地パネル1を製造した。
【0013】基板11として合板を用いた場合には、強
度や寸法安定性および耐水性などの面で優れているが、
パーティクルボードやファイバーボード等の木質系芯材
ボードは合板に比べてこれらの特性が劣るため、使用範
囲は限定されてしまう。しかしながら、この発明の床下
地パネル1において、木質系芯材ボードを基板11とし
て用いた場合でも、シート6の存在により強度を向上さ
せることができるとともに寸法安定性も向上し、さらに
耐水性も向上する。また、基板11としては木質系芯材
ボードの両面に合板を貼ったものも使用することもでき
る。この発明では、床下地パネル1の基板11として木
質系芯材ボードを用いることがコストダウンの面から好
ましい。
度や寸法安定性および耐水性などの面で優れているが、
パーティクルボードやファイバーボード等の木質系芯材
ボードは合板に比べてこれらの特性が劣るため、使用範
囲は限定されてしまう。しかしながら、この発明の床下
地パネル1において、木質系芯材ボードを基板11とし
て用いた場合でも、シート6の存在により強度を向上さ
せることができるとともに寸法安定性も向上し、さらに
耐水性も向上する。また、基板11としては木質系芯材
ボードの両面に合板を貼ったものも使用することもでき
る。この発明では、床下地パネル1の基板11として木
質系芯材ボードを用いることがコストダウンの面から好
ましい。
【0014】前記耐湿層5は、その透湿度が100g/
m2・24h以下であることが好ましい。この透湿度
は、JIS Z 0208の条件Aに基づいて計測す
る。このJISの規格は、プラスチックフィルム、加工
紙などの防湿を目的とする包装材料の透湿度を試験する
ための透湿カップを使用する方法について規定するもの
である。ここで、透湿度は、一定時間に単位面積の膜状
物質を透過する水蒸気の量をいい、このJIS規格で
は、温度25℃又は40℃において防湿包装材料を境界
面とし、一方の側の空気を相対湿度90%、他の側の空
気を吸湿剤によって乾燥状態に保ったとき、24時間に
この境界面を通過する水蒸気の質量(g)を、その材料
1m2当たりに換算した値をその材料の透湿度としてい
る。
m2・24h以下であることが好ましい。この透湿度
は、JIS Z 0208の条件Aに基づいて計測す
る。このJISの規格は、プラスチックフィルム、加工
紙などの防湿を目的とする包装材料の透湿度を試験する
ための透湿カップを使用する方法について規定するもの
である。ここで、透湿度は、一定時間に単位面積の膜状
物質を透過する水蒸気の量をいい、このJIS規格で
は、温度25℃又は40℃において防湿包装材料を境界
面とし、一方の側の空気を相対湿度90%、他の側の空
気を吸湿剤によって乾燥状態に保ったとき、24時間に
この境界面を通過する水蒸気の質量(g)を、その材料
1m2当たりに換算した値をその材料の透湿度としてい
る。
【0015】図2は図1の平面略図を示し、床下地パネ
ル1を互いに一定の間隔をあけて敷き並べた状態、すな
わちスペース工法を用いた場合に、これらの隣り合う床
下地パネル1をまたぐように捨張材2を互いに突き合わ
せて載置し固定した状態を示す。
ル1を互いに一定の間隔をあけて敷き並べた状態、すな
わちスペース工法を用いた場合に、これらの隣り合う床
下地パネル1をまたぐように捨張材2を互いに突き合わ
せて載置し固定した状態を示す。
【0016】図3は床下地パネル1の他の例を示し、基
板11の下面の耐湿層5を紙7とシート6とから形成し
たものである。この図示する例では基板11側から紙
7、シート6の順で積層したものからなる例を示す。反
対にシート6、紙7の順で積層したものから耐湿層5を
形成することもできる。この場合、図4に示すように、
ロール30に巻きとられた紙7を送り出し、ドラム31
上の紙7に樹脂タンク32内の溶融したオレフィン系樹
脂を押し出して紙7上にシート6を積層した積層体を形
成する。次いで、この積層体(シート6と紙7)をコロ
ナ放電装置33の電極34間を通過させて放電加工す
る。放電加工された積層体はロール35に巻きとる。こ
のロール35に巻きとった積層体を基板11の大きさに
裁断してシート6側を接着剤で基板11に貼り付ける。
コロナ放電装置33の出力は2,000W、処理時間は
0.1〜0.6秒、周波数45KHzとしたが、出力は
10〜5,000W、処理時間は0.01〜30秒、周
波数30〜60KHzの範囲内でシート6の接着剤によ
る基板11への貼付は可能であった。
板11の下面の耐湿層5を紙7とシート6とから形成し
たものである。この図示する例では基板11側から紙
7、シート6の順で積層したものからなる例を示す。反
対にシート6、紙7の順で積層したものから耐湿層5を
形成することもできる。この場合、図4に示すように、
ロール30に巻きとられた紙7を送り出し、ドラム31
上の紙7に樹脂タンク32内の溶融したオレフィン系樹
脂を押し出して紙7上にシート6を積層した積層体を形
成する。次いで、この積層体(シート6と紙7)をコロ
ナ放電装置33の電極34間を通過させて放電加工す
る。放電加工された積層体はロール35に巻きとる。こ
のロール35に巻きとった積層体を基板11の大きさに
裁断してシート6側を接着剤で基板11に貼り付ける。
コロナ放電装置33の出力は2,000W、処理時間は
0.1〜0.6秒、周波数45KHzとしたが、出力は
10〜5,000W、処理時間は0.01〜30秒、周
波数30〜60KHzの範囲内でシート6の接着剤によ
る基板11への貼付は可能であった。
【0017】図5に示す実施例は、耐湿層5として、2
枚の紙7の間にポリオレフィン系樹脂製シート6を挟ん
だものを用いた例を示す。この三層の耐湿層5は、2枚
の紙7と1枚のシート6を積層した状態で熱ロール間を
通過させることにより融着させたのち、この三層シート
を基板11の下面に接着剤で貼付けることができる。こ
の三層の積層物も、前述した一層、二層のものと同様に
透湿抵抗が100g/m2・24h以下のものが好まし
い。後述する第2耐湿層50も同様の透湿抵抗とする。
枚の紙7の間にポリオレフィン系樹脂製シート6を挟ん
だものを用いた例を示す。この三層の耐湿層5は、2枚
の紙7と1枚のシート6を積層した状態で熱ロール間を
通過させることにより融着させたのち、この三層シート
を基板11の下面に接着剤で貼付けることができる。こ
の三層の積層物も、前述した一層、二層のものと同様に
透湿抵抗が100g/m2・24h以下のものが好まし
い。後述する第2耐湿層50も同様の透湿抵抗とする。
【0018】図6は捨張材2の他の例を示すものであ
り、下面に紙7を貼付し、この紙7の下面にポリオレフ
ィン系樹脂製シート6を貼付して第2耐湿層50を形成
したものを示す。芯材4の上面にも同様の積層物を貼付
した。紙7とシート6の関係は反対であってもよい。芯
材4の上面は図1に示すと同様に紙7のみを貼付しても
よく、あるいは図1に示す三層の積層物を芯材4の上面
に貼付することもできる。芯材4の下面は二層の積層物
または三層の積層物のほかにシート6のみを貼付したも
のであってもよい。
り、下面に紙7を貼付し、この紙7の下面にポリオレフ
ィン系樹脂製シート6を貼付して第2耐湿層50を形成
したものを示す。芯材4の上面にも同様の積層物を貼付
した。紙7とシート6の関係は反対であってもよい。芯
材4の上面は図1に示すと同様に紙7のみを貼付しても
よく、あるいは図1に示す三層の積層物を芯材4の上面
に貼付することもできる。芯材4の下面は二層の積層物
または三層の積層物のほかにシート6のみを貼付したも
のであってもよい。
【0019】図7に示す他の実施例では、床下地パネル
1を木質系材料からなる基板11の下面に2枚の紙7の
間にポリオレフィン系樹脂製シート6を挟んだ積層物を
貼付し、基板11の上面には紙7を貼付して構成したも
のを示す。この床下地パネル1には貫通孔12が形成し
てあり、この貫通孔12内に内周面に雌ねじの切られた
金具13を取付け、この金具13の雌ねじ部に螺合する
支持ボルト14の上端をねじ込み、支持ボルト14の下
端はクッションゴム15に取付けた雌ねじ部を有する金
具16にねじ込むようになっている。支持ボルト14の
上端側と下端側の雄ねじは逆ねじとなっている。この支
持ボルト14を一方向に回転させることにより、コンク
リートスラブなどの床基盤17と床下地パネル1との間
隔を調整することができる。符号13ないし16に示す
部材全体で支持脚3を構成している。
1を木質系材料からなる基板11の下面に2枚の紙7の
間にポリオレフィン系樹脂製シート6を挟んだ積層物を
貼付し、基板11の上面には紙7を貼付して構成したも
のを示す。この床下地パネル1には貫通孔12が形成し
てあり、この貫通孔12内に内周面に雌ねじの切られた
金具13を取付け、この金具13の雌ねじ部に螺合する
支持ボルト14の上端をねじ込み、支持ボルト14の下
端はクッションゴム15に取付けた雌ねじ部を有する金
具16にねじ込むようになっている。支持ボルト14の
上端側と下端側の雄ねじは逆ねじとなっている。この支
持ボルト14を一方向に回転させることにより、コンク
リートスラブなどの床基盤17と床下地パネル1との間
隔を調整することができる。符号13ないし16に示す
部材全体で支持脚3を構成している。
【0020】図7に示す実施例において、基板11の上
面に紙7のみを貼付するのではなく、2枚の紙7にシー
ト6を挟んだ構成をとることもできるし、紙7とシート
6の二層を貼付することもできる。
面に紙7のみを貼付するのではなく、2枚の紙7にシー
ト6を挟んだ構成をとることもできるし、紙7とシート
6の二層を貼付することもできる。
【0021】図8は、基板11の下側の表面に耐湿層5
を形成したものを床下地パネル1とし、これら床下地パ
ネル1を支持脚ボルト14と支持板20とで床基盤17
から所定の間隔をあけて支持した例を示す。床下地パネ
ル1同士は互いに隙間をあけて支持板20上に載置され
る。支持ボルト14の下端にはクッションゴム15を設
け、このクッションゴム15が床基盤17に接地してい
る。また、支持ボルト14の外周にはねじが切られ、こ
のねじ部分が金具13にねじ込まれている。金具13は
支持板20に固着してあり、金具13の上端開口から露
出し、床下地パネル1間の隙間から顔をのぞかせた支持
ボルト14の上端には溝が形成されていて、この溝にド
ライバーを差し込んで支持ボルト14をいずれか一方に
回転させることにより床下地パネル1のレベル調整を図
ることができるようになっている。また、支持板20は
パーティクルボードや合板あるいはプラスチック材料で
形成され、その上面すなわち床下地パネル1と接触する
面にゴムシートや粘着シートを貼り付けておいてもよ
い。また、支持板20の下面には上述の耐湿層5を設け
ることができる。さらに、低床構造のものでは、支持ボ
ルト14自体をクッションゴム15とすること、すなわ
ち支持ボルト14の全体をゴム等で形成することもでき
る。
を形成したものを床下地パネル1とし、これら床下地パ
ネル1を支持脚ボルト14と支持板20とで床基盤17
から所定の間隔をあけて支持した例を示す。床下地パネ
ル1同士は互いに隙間をあけて支持板20上に載置され
る。支持ボルト14の下端にはクッションゴム15を設
け、このクッションゴム15が床基盤17に接地してい
る。また、支持ボルト14の外周にはねじが切られ、こ
のねじ部分が金具13にねじ込まれている。金具13は
支持板20に固着してあり、金具13の上端開口から露
出し、床下地パネル1間の隙間から顔をのぞかせた支持
ボルト14の上端には溝が形成されていて、この溝にド
ライバーを差し込んで支持ボルト14をいずれか一方に
回転させることにより床下地パネル1のレベル調整を図
ることができるようになっている。また、支持板20は
パーティクルボードや合板あるいはプラスチック材料で
形成され、その上面すなわち床下地パネル1と接触する
面にゴムシートや粘着シートを貼り付けておいてもよ
い。また、支持板20の下面には上述の耐湿層5を設け
ることができる。さらに、低床構造のものでは、支持ボ
ルト14自体をクッションゴム15とすること、すなわ
ち支持ボルト14の全体をゴム等で形成することもでき
る。
【0022】図9は、図8に示す例の平面図であり、長
方形状の床下地パネル1の四隅と長手方向の中間部分を
支持板20で支持し、夫々床下地パネル1をその短い辺
が揃わないようにずらして配置してある。これら床下地
パネル1上には、通常捨張材2を貼り、その上に仕上材
を貼る。なお、支持板20の形状は四角形のみならずそ
の他の形状であってもよい。
方形状の床下地パネル1の四隅と長手方向の中間部分を
支持板20で支持し、夫々床下地パネル1をその短い辺
が揃わないようにずらして配置してある。これら床下地
パネル1上には、通常捨張材2を貼り、その上に仕上材
を貼る。なお、支持板20の形状は四角形のみならずそ
の他の形状であってもよい。
【0023】上述した各実施例で、耐湿層5として、ポ
リオレフィン系樹脂製シート6のみの単層構造(A)、
シート6と紙7との二層構造(シート,紙の順をB、
紙,シートの順をC)、2枚の紙7の間にシート6を挟
んだ三層構造(D)を示したが、これら耐湿層5と同様
の層を基板11の反対側の面(上面)に設けてもよい。
その組合せは、
リオレフィン系樹脂製シート6のみの単層構造(A)、
シート6と紙7との二層構造(シート,紙の順をB、
紙,シートの順をC)、2枚の紙7の間にシート6を挟
んだ三層構造(D)を示したが、これら耐湿層5と同様
の層を基板11の反対側の面(上面)に設けてもよい。
その組合せは、
【表1】 の16通りとなる。さらに床上には何も設けない例もあ
るし、紙8のみを設ける例も含めると24通りの組合せ
が可能である。これらの組合せ中、防湿性及び反りの防
止に最も有効であったのは、B−C、B−D、D−C、
D−Dの組合せであった。このような組合せは、捨張材
2の芯材4の第2耐湿層50とその上面についても適用
できる。
るし、紙8のみを設ける例も含めると24通りの組合せ
が可能である。これらの組合せ中、防湿性及び反りの防
止に最も有効であったのは、B−C、B−D、D−C、
D−Dの組合せであった。このような組合せは、捨張材
2の芯材4の第2耐湿層50とその上面についても適用
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所謂スペース工法で敷き並べられた床下地パネルに
対し、隣り合う床下地パネル間をまたぐように捨張材を
取付け、床下地パネルの木質系材料からなる基板の少な
くとも下面に耐湿層を形成し、この耐湿層をポリオレフ
ィン系樹脂製シートで形成したので、床下地パネルが床
下の湿気を吸湿して伸び、縮み、反りなどを生ずるおそ
れがなくなり、寸法安定性に優れたものとなる。また、
床下地パネルの下面のみならず、捨張材の下面にも耐湿
層を形成することにより、捨張材の強度および寸法安定
性さらに耐湿性も向上する。また、シートをポリエチレ
ン又はポリプロピレンで形成した場合に紙との加熱圧着
が可能であり、安価で取扱い易く、耐湿性にも優れる。
さらに、床下地パネルの上面や吸湿性の芯材の上面に少
なくとも紙を貼付したものでは、寸法安定性及び強度が
さらに向上する。
ば、所謂スペース工法で敷き並べられた床下地パネルに
対し、隣り合う床下地パネル間をまたぐように捨張材を
取付け、床下地パネルの木質系材料からなる基板の少な
くとも下面に耐湿層を形成し、この耐湿層をポリオレフ
ィン系樹脂製シートで形成したので、床下地パネルが床
下の湿気を吸湿して伸び、縮み、反りなどを生ずるおそ
れがなくなり、寸法安定性に優れたものとなる。また、
床下地パネルの下面のみならず、捨張材の下面にも耐湿
層を形成することにより、捨張材の強度および寸法安定
性さらに耐湿性も向上する。また、シートをポリエチレ
ン又はポリプロピレンで形成した場合に紙との加熱圧着
が可能であり、安価で取扱い易く、耐湿性にも優れる。
さらに、床下地パネルの上面や吸湿性の芯材の上面に少
なくとも紙を貼付したものでは、寸法安定性及び強度が
さらに向上する。
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】床下地パネルの他の例を示す断面図。
【図4】コロナ放電処理の工程図。
【図5】床下地パネルのさらに他の例を示す断面図。
【図6】捨張材の他の例を示す断面図。
【図7】床下地パネルと支持脚を示す断面図。
【図8】他の実施例を示す断面図。
【図9】図8の平面図。
1 床下地パネル 2 捨張材 4 芯材 5 耐湿層 7 紙 6 ポリオレフィン系樹脂製シート 11 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上西 延明 埼玉県狭山市入間川3133−1−1114 (72)発明者 柳 秀史 神奈川県相模原市相模大野6−23 9− 1009 (72)発明者 江口 眞一 東京都小平市小川東町3−5−5−604
Claims (14)
- 【請求項1】 互いに間隔をおいて敷き並べた床下地パ
ネル上に隣り合う床下地パネル間をまたぐように捨張材
を取付けた床下地構造であって、 床下地パネルの木質系材料からなる基板の少なくとも下
面に耐湿層を形成し、 この耐湿層をポリオレフィン系樹脂製シートで形成した
ことを特徴とする床下地構造。 - 【請求項2】 前記耐湿層が、基板側からポリオレフィ
ン系樹脂製シート、紙の順、又は反対の順で積層された
ものであることを特徴とする請求項1に記載の床下地構
造。 - 【請求項3】 ポリオレフィン系樹脂製シートをプラズ
マ放電処理又はコロナ放電処理した後に基板に貼付した
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の床下地構造。 - 【請求項4】 前記耐湿層が、2枚の紙の間にポリオレ
フィン系樹脂製シートを挟んだものであることを特徴と
する請求項1に記載の床下地構造。 - 【請求項5】 前記耐湿層の透湿度が100g/m2・
24h以下であることを特徴とする請求項1ないし4の
いずれか1項に記載の床下地構造。 - 【請求項6】 基板の床上側の上面に紙又はポリオレフ
ィン系樹脂製シートを貼付し、あるいは紙とポリオレフ
ィン系樹脂製シートを積層したもの、さらには2枚の紙
の間にポリオレフィン系樹脂製シートを挟んだものを貼
付したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1
項に記載の床下地構造。 - 【請求項7】 前記ポリオレフィン系樹脂として、ポリ
エチレン又はポリプロピレンを用いたことを特徴とする
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の床下地構造。 - 【請求項8】 前記捨張材の少なくとも下面に第2耐湿
層を形成し、この第2耐湿層をポリオレフィン系樹脂製
シートで形成したことを特徴とする請求項1ないし7の
いずれか1項に記載の床下地構造。 - 【請求項9】 前記第2耐湿層が、捨張材の芯材からポ
リオレフィン系樹脂製シート、紙の順、又は反対の順で
積層されたものであることを特徴とする請求項8に記載
の床下地構造。 - 【請求項10】 ポリオレフィン系樹脂製シートをプラ
ズマ放電処理又はコロナ放電処理した後に芯材に貼付し
たことを特徴とする請求項8又は9に記載の床下地構
造。 - 【請求項11】 前記第2耐湿層が、2枚の紙の間にポ
リオレフィン系樹脂製シートを挟んだものであることを
特徴とする請求項8に記載の床下地構造。 - 【請求項12】 前記第2耐湿層の透湿度が100g/
m2・24h以下であることを特徴とする請求項8ない
し11のいずれか1項に記載の床下地構造。 - 【請求項13】 芯材の床上側の上面に紙又はポリオレ
フィン系樹脂製シートを貼付し、あるいは紙とポリオレ
フィン系樹脂製シートを積層したもの、さらには2枚の
紙の間にポリオレフィン系樹脂製シートを挟んだものを
貼付したことを特徴とする請求項8ないし12のいずれ
か1項に記載の床下地構造。 - 【請求項14】 前記ポリオレフィン系樹脂として、ポ
リエチレン又はポリプロピレンを用いたことを特徴とす
る請求項8ないし13のいずれか1項に記載の床下地構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233003A JP2000145106A (ja) | 1998-09-01 | 1999-08-19 | 床下地構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-247617 | 1998-09-01 | ||
JP24761798 | 1998-09-01 | ||
JP11233003A JP2000145106A (ja) | 1998-09-01 | 1999-08-19 | 床下地構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000145106A true JP2000145106A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=26530784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11233003A Pending JP2000145106A (ja) | 1998-09-01 | 1999-08-19 | 床下地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000145106A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040093A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Bridgestone Corp | 床構造及び床支持具 |
JP2015059331A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社 Ufg | 二重床構造およびその施工方法 |
JP2024062231A (ja) * | 2022-10-24 | 2024-05-09 | 大建工業株式会社 | 床下地材及び床構造 |
-
1999
- 1999-08-19 JP JP11233003A patent/JP2000145106A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040093A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-02-15 | Bridgestone Corp | 床構造及び床支持具 |
JP2015059331A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社 Ufg | 二重床構造およびその施工方法 |
JP2024062231A (ja) * | 2022-10-24 | 2024-05-09 | 大建工業株式会社 | 床下地材及び床構造 |
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