JP2000141579A - 化粧板 - Google Patents
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】基材目地部の絵柄、質感、奥行き感を活かした
化粧板を提供することを目的とする。 【解決手段】凹凸を有する化粧板基材において、大柄ま
たは小柄な凹部の一部もしくは凹部全体に絵柄を有する
ことを特徴とする化粧板である。
化粧板を提供することを目的とする。 【解決手段】凹凸を有する化粧板基材において、大柄ま
たは小柄な凹部の一部もしくは凹部全体に絵柄を有する
ことを特徴とする化粧板である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅、建築物等の
内外装等に使用する化粧板に関し、特に凹凸を有する化
粧板基材において、大柄または小柄な凹部の一部もしく
は凹部全体(以下、基材目地部と総称する)の絵柄、質
感、奥行き感を活かした意匠性の高い化粧板に関するも
のである。
内外装等に使用する化粧板に関し、特に凹凸を有する化
粧板基材において、大柄または小柄な凹部の一部もしく
は凹部全体(以下、基材目地部と総称する)の絵柄、質
感、奥行き感を活かした意匠性の高い化粧板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅、建築物等の内外装用として
各種化粧板が使用されている。外装用途としては、窯業
系サイディングやALCといった無機系の基材に単色の
塗装を施したり、グラビアオフセットやインクジェット
による装飾が知られている。また、外装材として非常に
高級感のあるレンガやタイルを模した窯業系サイディン
グは、実際のレンガやタイルの施工を行なうよりも簡便
でかつ安価な施工を行なうことができる。
各種化粧板が使用されている。外装用途としては、窯業
系サイディングやALCといった無機系の基材に単色の
塗装を施したり、グラビアオフセットやインクジェット
による装飾が知られている。また、外装材として非常に
高級感のあるレンガやタイルを模した窯業系サイディン
グは、実際のレンガやタイルの施工を行なうよりも簡便
でかつ安価な施工を行なうことができる。
【0003】しかし、これら窯業系サイディングはエン
ボスによる装飾を主な目的として製造されるため、カラ
ーデザインについては立ち遅れているのが現状である。
すなわち、殆どの製品は全面単色の塗装をするか、ある
いは目地部分に異なる色を用いた二色の塗装を行なうに
過ぎない。特にレンガやタイル調の形状を有した化粧板
の目地部(凹部)は単色の塗装を施しただけのものが殆
どであり、目地部の仕上がりは一様なものになってしま
い、素材感、奥行き感のないものである。
ボスによる装飾を主な目的として製造されるため、カラ
ーデザインについては立ち遅れているのが現状である。
すなわち、殆どの製品は全面単色の塗装をするか、ある
いは目地部分に異なる色を用いた二色の塗装を行なうに
過ぎない。特にレンガやタイル調の形状を有した化粧板
の目地部(凹部)は単色の塗装を施しただけのものが殆
どであり、目地部の仕上がりは一様なものになってしま
い、素材感、奥行き感のないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまで、単なる塗装
だけでなく、絵柄を転写する等して意匠感の向上を図っ
てきた。しかし、これらのものは全て同じ仕上がりにな
ってしまい、基材の素材感、奥行き感のないものであっ
た。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたものであり、その課題とするところは、基材目地部
の絵柄、質感、奥行き感を活かした化粧板を提供するこ
とである。
だけでなく、絵柄を転写する等して意匠感の向上を図っ
てきた。しかし、これらのものは全て同じ仕上がりにな
ってしまい、基材の素材感、奥行き感のないものであっ
た。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたものであり、その課題とするところは、基材目地部
の絵柄、質感、奥行き感を活かした化粧板を提供するこ
とである。
【0005】本発明は上記課題を解決すべく考えられた
ものであり、請求項1の発明は、凹凸を有する化粧板基
材において、大柄または小柄な凹部の一部もしくは凹部
全体に絵柄を有することを特徴とする化粧板である。請
求項2の発明は、前記大柄または小柄な凹部の一部もし
くは凹部全体の塗装にインクジェット方式による絵柄を
有することを特徴とする請求項1記載の化粧板である。
ものであり、請求項1の発明は、凹凸を有する化粧板基
材において、大柄または小柄な凹部の一部もしくは凹部
全体に絵柄を有することを特徴とする化粧板である。請
求項2の発明は、前記大柄または小柄な凹部の一部もし
くは凹部全体の塗装にインクジェット方式による絵柄を
有することを特徴とする請求項1記載の化粧板である。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1に本発明により得られた化粧板の断面
の一例を示す。化粧板の基材(1)上に、シーラー処理
(2)を施し、ベースコート層(3)、目地部絵柄層
(4)、凸部ベースコート層(5)、表面絵柄層
(6)、表面保護層(7)が設けられている。
て説明する。図1に本発明により得られた化粧板の断面
の一例を示す。化粧板の基材(1)上に、シーラー処理
(2)を施し、ベースコート層(3)、目地部絵柄層
(4)、凸部ベースコート層(5)、表面絵柄層
(6)、表面保護層(7)が設けられている。
【0007】化粧板基材(1)としてはMDF、サイデ
ィング材、珪酸カルシウム、石綿セメント板、石膏スラ
グ板、コンクリートブロック、ALC、GRC等の無機
板状基材に、必要に応じてシーラー処理(2)、表面研
磨処理等を施したエンボス基材を用いることができる。
ィング材、珪酸カルシウム、石綿セメント板、石膏スラ
グ板、コンクリートブロック、ALC、GRC等の無機
板状基材に、必要に応じてシーラー処理(2)、表面研
磨処理等を施したエンボス基材を用いることができる。
【0008】さらに、図3の断面図に示すように、前記
半透明の発泡樹脂層(3)の上に、グラビア印刷法等に
よりインキ又は樹脂による絵柄印刷層(4)を設けた構
成としてもよい。
半透明の発泡樹脂層(3)の上に、グラビア印刷法等に
よりインキ又は樹脂による絵柄印刷層(4)を設けた構
成としてもよい。
【0009】ベースコート層(3)としては基材と絵柄
との密着が得られるものを適宜、選択する。例えば、フ
タル酸樹脂系塗料、アミノアルキド樹脂系塗料、エポキ
シ樹脂系塗料、ビニル樹脂系塗料、ポリウレタン樹脂系
塗料、不飽和ポリエステル樹脂系塗料等である。
との密着が得られるものを適宜、選択する。例えば、フ
タル酸樹脂系塗料、アミノアルキド樹脂系塗料、エポキ
シ樹脂系塗料、ビニル樹脂系塗料、ポリウレタン樹脂系
塗料、不飽和ポリエステル樹脂系塗料等である。
【0010】本発明者等の実験によれば、二液硬化型の
アクリルウレタン系の塗料を用いれば、塗料と接着剤双
方の性質を兼ねられるという結果が得られた。塗装方法
としてはエアースプレー、エアレススプレー、ロールコ
ーター、フローコーター等の各種コーターを使用すれば
よい。
アクリルウレタン系の塗料を用いれば、塗料と接着剤双
方の性質を兼ねられるという結果が得られた。塗装方法
としてはエアースプレー、エアレススプレー、ロールコ
ーター、フローコーター等の各種コーターを使用すれば
よい。
【0011】目地部絵柄層(4)としては、ベースコー
ト層との密着が得られるものを適宜、選択し、ロール転
写、シルク印刷、グラビアオフセット印刷、スプレー塗
装、インクジェット塗装機を用いて目地部に絵柄塗装を
すればよい。本発明者の実験によれば、インクジェット
を使用した場合がより高精細で意匠性に優れた絵柄塗装
が可能であった。
ト層との密着が得られるものを適宜、選択し、ロール転
写、シルク印刷、グラビアオフセット印刷、スプレー塗
装、インクジェット塗装機を用いて目地部に絵柄塗装を
すればよい。本発明者の実験によれば、インクジェット
を使用した場合がより高精細で意匠性に優れた絵柄塗装
が可能であった。
【0012】また、インクジェット方式の中でも連続型
のものの方がスピードが速く、良好であった。インクジ
ェットに使用されるインクには水性のものと油性のもの
があるが、一般的には水性のインクが使用されている。
のものの方がスピードが速く、良好であった。インクジ
ェットに使用されるインクには水性のものと油性のもの
があるが、一般的には水性のインクが使用されている。
【0013】インクジェットでは最適な飛翔特性を得る
ために、粘度、表面張力を適切に調整する必要があり、
増粘剤、表面張力調整剤等を添加する。そのため、溶剤
として、アミド類、ピロリドン類、グリコール類、グリ
コールエーテル類等がある。これらの中でジポリプロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール等のグリコール類をインクの増粘剤として用
いればよい。意匠的には200dpiもあれば、充分な
質感のものが得られた。
ために、粘度、表面張力を適切に調整する必要があり、
増粘剤、表面張力調整剤等を添加する。そのため、溶剤
として、アミド類、ピロリドン類、グリコール類、グリ
コールエーテル類等がある。これらの中でジポリプロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール等のグリコール類をインクの増粘剤として用
いればよい。意匠的には200dpiもあれば、充分な
質感のものが得られた。
【0014】凸部ベースコート層(5)は基材の目地部
以外の部分の塗り分け、又は転写により絵付けをしたい
場合に絵柄に隠蔽性を持たせるために用いることができ
る。本発明者の実験によれば、ベースコート層(3)と
同様の塗料を使用するのが良好であった。表面絵柄層
(6)は必要に応じてシルク印刷、グラビアオフセット
印刷、スプレー塗装、ロール転写法等により絵付けする
ことができる。
以外の部分の塗り分け、又は転写により絵付けをしたい
場合に絵柄に隠蔽性を持たせるために用いることができ
る。本発明者の実験によれば、ベースコート層(3)と
同様の塗料を使用するのが良好であった。表面絵柄層
(6)は必要に応じてシルク印刷、グラビアオフセット
印刷、スプレー塗装、ロール転写法等により絵付けする
ことができる。
【0015】表面保護層(7)は使用用途、場所との兼
ね合いにより、必要に応じて適宜、選択すればよく、二
液硬化型のウレタン樹脂系、フッ素樹脂系、アクリルシ
リコーン樹脂系、無機系樹脂が使用できる。これらに必
要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤を入れる。塗装厚み
としては10〜200μmが好ましく、艶有り、半艶、
艶なしでもよい。
ね合いにより、必要に応じて適宜、選択すればよく、二
液硬化型のウレタン樹脂系、フッ素樹脂系、アクリルシ
リコーン樹脂系、無機系樹脂が使用できる。これらに必
要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤を入れる。塗装厚み
としては10〜200μmが好ましく、艶有り、半艶、
艶なしでもよい。
【0016】次に、本発明の実施例について説明する。
【0017】
【実施例】厚み15mmの窯業系フラット基材に二液の
ウレタン樹脂系シーラーを施した後、ベースコート塗装
を二液のウレタン樹脂系塗料(東洋インキ製造(株)
製:ライオポール)で塗装(50g/m2 ・dry)し
た後、120℃で8分間乾燥した。
ウレタン樹脂系シーラーを施した後、ベースコート塗装
を二液のウレタン樹脂系塗料(東洋インキ製造(株)
製:ライオポール)で塗装(50g/m2 ・dry)し
た後、120℃で8分間乾燥した。
【0018】その後、基材の目地部に連続式インクジェ
ット塗装機を用いて絵柄塗装した。絵付け速度を上げる
ために4ヘッドのものを三個、インクは四色の高耐候製
のものを使用した。また、データ処理には高速化のため
にRISCチップを内蔵したイメージプロセッサを用
い、使用したデジタルデータは200dpiのものであ
る。
ット塗装機を用いて絵柄塗装した。絵付け速度を上げる
ために4ヘッドのものを三個、インクは四色の高耐候製
のものを使用した。また、データ処理には高速化のため
にRISCチップを内蔵したイメージプロセッサを用
い、使用したデジタルデータは200dpiのものであ
る。
【0019】次に、凸部ベースコート塗装には二液のウ
レタン樹脂系塗料で目地部以外を塗装した後、120℃
で8分間乾燥した。
レタン樹脂系塗料で目地部以外を塗装した後、120℃
で8分間乾燥した。
【0020】凸部に絵柄を転写するため、厚さ120μ
mの塩化ビニルシートにポリビニルブチラール樹脂系イ
ンキを印刷し、絵柄面が上記基材のベースコート面と接
する側に貼り合わせ、ゴム硬度80°の180℃に加熱
したゴムロールで線圧15kgf/cm、ライン速度7
m/minで絵柄層を転写した。
mの塩化ビニルシートにポリビニルブチラール樹脂系イ
ンキを印刷し、絵柄面が上記基材のベースコート面と接
する側に貼り合わせ、ゴム硬度80°の180℃に加熱
したゴムロールで線圧15kgf/cm、ライン速度7
m/minで絵柄層を転写した。
【0021】転写紙を剥離して二液硬化型ウレタン樹脂
透明保護層(大日本塗料(株)製:Vフロン#700)
を塗装して乾燥、硬化させて化粧板を完成した。
透明保護層(大日本塗料(株)製:Vフロン#700)
を塗装して乾燥、硬化させて化粧板を完成した。
【0022】
【発明の効果】以上示したように、本発明により、基材
目地部にインクジェット方式による絵柄塗装をすること
で、基材目地部の絵柄や質感、目地の奥行き感をそのま
ま、化粧板に活かし、かつ転写により基材、目地形状と
調和した絵柄を転写することで、従来のように全て同様
の仕上がりではなく、目地部にも基材表面とは異なった
素材感のある化粧板を得ることができる。
目地部にインクジェット方式による絵柄塗装をすること
で、基材目地部の絵柄や質感、目地の奥行き感をそのま
ま、化粧板に活かし、かつ転写により基材、目地形状と
調和した絵柄を転写することで、従来のように全て同様
の仕上がりではなく、目地部にも基材表面とは異なった
素材感のある化粧板を得ることができる。
【0023】また、目地部の絵柄や解像度を任意に変更
することで、意図的に基材表面の絵柄よりも目地部を強
調させたり、逆に、目地部を、基材表面の絵柄よりも極
端に目立つことを防ぐことにより意匠製の高い転写化粧
板を得ることができる。
することで、意図的に基材表面の絵柄よりも目地部を強
調させたり、逆に、目地部を、基材表面の絵柄よりも極
端に目立つことを防ぐことにより意匠製の高い転写化粧
板を得ることができる。
【図1】本発明に係る化粧板の断面の構造の一例を示す
説明図である。
説明図である。
1・・・基材 2・・・シーラー層 3・・・ベースコート層 4・・・目地絵柄層 5・・・凸部ベースコート層 6・・・表面絵柄層 7・・・表面保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 誠治 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 三角 裕明 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AD00A AK51C AR00B BA02 BA03 BA07 BA10A BA10B CC00C DD01A GB08 GB90 HB00B HB31B
Claims (2)
- 【請求項1】凹凸を有する化粧板基材において、大柄ま
たは小柄な凹部の一部もしくは凹部全体に絵柄を有する
ことを特徴とする化粧板。 - 【請求項2】前記大柄または小柄な凹部の一部もしくは
凹部全体の塗装にインクジェット方式による絵柄を有す
ることを特徴とする請求項1記載の化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312967A JP2000141579A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312967A JP2000141579A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 化粧板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141579A true JP2000141579A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18035648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10312967A Pending JP2000141579A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141579A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003305820A (ja) * | 2002-04-18 | 2003-10-28 | Nichiha Corp | 建築板及びその製造方法 |
JP2012196607A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Esubitsuku Kk | コンクリートブロック及びコンクリートブロックの印刷方法 |
JP2015039778A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 株式会社トッパン・コスモ | 発泡積層シートの製造方法 |
-
1998
- 1998-11-04 JP JP10312967A patent/JP2000141579A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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