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JP2000100522A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

Info

Publication number
JP2000100522A
JP2000100522A JP10264879A JP26487998A JP2000100522A JP 2000100522 A JP2000100522 A JP 2000100522A JP 10264879 A JP10264879 A JP 10264879A JP 26487998 A JP26487998 A JP 26487998A JP 2000100522 A JP2000100522 A JP 2000100522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
shield
case
shield shell
contact spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10264879A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ideno
正博 出野
Mitsuhiro Matsumoto
光弘 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP10264879A priority Critical patent/JP2000100522A/ja
Priority to US09/377,818 priority patent/US6302739B1/en
Publication of JP2000100522A publication Critical patent/JP2000100522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6581Shield structure
    • H01R13/6582Shield structure with resilient means for engaging mating connector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/939Electrical connectors with grounding to metal mounting panel

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手方コネクタの挿入部の径にバラツキがあ
っても接触不良を生じないシールドコネクタを提供す
る。 【解決手段】 電気機器のケースに装着されるコネクタ
ハウジング21と、コネクタハウジング21内に形成さ
れたコネクタ挿入室26と、コネクタ挿入室26に配置
され、ケースに電気的に接続されたシールドシェル23
と、シールドシェル23に設けられた複数の端子接触バ
ネ片25a,25bとを有し、相手方コネクタ30のコ
ネクタハウジング31の挿入部33bがコネクタ挿入室
26に挿入されると各端子接触バネ片25a,25bが
弾性変形して相手方コネクタ30のシールドシェル34
に接触されるシールドコネクタにおいて、各端子接触バ
ネ片25a,25bを、幅広のもの25aと幅狭のもの
25bから構成し、幅広のもの25a同士及び幅狭のも
の25b同士を各々円筒状の対向位置に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに嵌合する雌
雄一対の接続端子の周囲を覆って電磁的にシールドする
導電性金属のシールドシェルを備えたシールドコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の先行技術のシールドコネクタと
して、本出願人は先に図10〜図14に示すものを提案
した(特願平9−288775号出願書類参照)。図1
0はシールドコネクタの正面図、図11は図10のE−
E線に沿う断面図、図12は図10のF−F線に沿う断
面図、図13はシールドコネクタの背面図、図14はホ
ルダの斜視図である。
【0003】図10〜図14において、樹脂製のコネク
タ本体1は2連の略円筒状のコネクタハウジング2とこ
れらを連結する取付座部3とから一体に構成されてい
る。各コネクタハウジング2の軸方向には両面に開口す
る孔2aが形成されており、この孔2aには導電性金属
のシールドシェル4が配置されている。このシールドシ
ェル4は2部材にて略円筒状に形成され、孔2aの内面
に当接した状態で配置されている。シールドシェル4の
一端側で、且つ、その円周方向には複数のケース接触片
4aが折曲によって形成されており、この各ケース接触
片4aはコネクタハウジング2の一端より外に突出した
状態となっている。また、シールドシェル4の他端側
で、且つ、その内周面には複数の端子接触バネ片4bが
設けられており、この複数の端子接触バネ片4bが配置
された箇所を含めて前記孔2aの他端側はコネクタ挿入
室5として構成されている。
【0004】内部ハウジング部材6は略円筒状を有し、
前記孔2aの一端側で、且つ、前記シールドシェル4の
内周側に固定されている。内部ハウジング部材6の軸方
向には両面に開口する孔6aが形成されており、この孔
6aにピン端子7が装着される。このピン端子7の挿入
先端側は前記コネクタ挿入室5の中心位置に配置されて
おり、該ピン端子7の挿入後端には被覆電線(電線)8
の端部が接続されている。また、内部ハウジング部材6
の一端側には前記ケース接触片4aより突出する一対の
ホルダ係止片6b,6bが設けられ、この一対のホルダ
係止片6b,6bにはホルダ10の係止溝10cが係止
されている。尚、図中の符号9はシールリングである。
【0005】取付座部3の4隅にはボルト挿通孔3aが
形成されており、この各ボルト挿通孔3aに挿入したボ
ルト(図示省略)を電気機器のケース11に螺入するこ
とによってシールドコネクタが該ケース11に固定され
ている。
【0006】ホルダ10は、その中心に電線挿入孔10
aが形成されており、この電線挿入孔10aには前記電
線8が挿入されている。ホルダ10の一端側には複数の
突設部10bが設けられ、また、ホルダ10には一対の
係止溝10c,10cが設けられている。そして、ホル
ダ10は各突設部10cが前記各ケース接触片4aの間
に配置され、且つ、係止溝10cに内部ハウジング部材
6のホルダ係止片6bに係止されることによって装着さ
れている。
【0007】電気機器のケース11は導電性の金属部材
にて形成され、ケース11にはコネクタ挿入孔11aが
形成されている。このコネクタ挿入孔11aにはコネク
タハウジング2の一端側が挿入されている。
【0008】相手方コネクタ12は、図12に示すよう
に、そのコネクタハウジングの挿入部13が円筒状を有
し、この挿入部13の外周に円筒状のシールドシェル1
4が設けられ、また、挿入部13の内部に雌端子15が
設けられている。そして、挿入位置において、相手方コ
ネクタ12のシールドシェル14がコネクタハウジング
2のシールドシェル4の接触バネ片4bに、雌端子15
がピン端子7にそれぞれ接触するように構成されてい
る。尚、相手方コネクタ12には図示しないシールド端
子を介して図示しないシールド電線が取り付けられてい
る。
【0009】次に、このシールドコネクタの装着過程を
説明する。先ず、電線8に接続されたピン端子7をホル
ダ10の電線挿通孔10bに通しておく。一方、コネク
タハウジング2の一端側を電気機器のケース11のコネ
クタ挿入孔11aに挿入し、取付座部3をケース11に
当接させる。この挿入過程で複数のケース接触片4aが
弾性変形することによってコネクタ挿入孔11a内に挿
入され、複数のケース接触片4aは弾性力によってケー
ス11に接触状態とされる。次に、ピン端子7を内部ハ
ウジング部材6の孔6aに挿入すると共に、ホルダ10
の係止溝10aに内部ハウジング部材6のホルダ係止片
6bを係止させてホルダ10を装着する。次に、取付座
部3の各ボルト挿通孔3aにボルト(図示省略)を挿入
し、このボルトをケース11に螺入することによってコ
ネクタ本体1をケース11に固定すれば完了する。
【0010】コネクタ間の接続は、相手方コネクタ12
のコネクタ本体の挿入部13をシールドコネクタのコネ
クタ挿入室5に挿入する。この挿入過程において、コネ
クタハウジング2のシールドシェル4の各端子接触バネ
片4bが拡径方向に弾性変形して相手方コネクタ12の
シールドシェル14の挿入が許容され、また、ピン端子
7が雌端子15内に挿入される。これによって、複数の
端子接触バネ片4bが相手方コネクタ12のシールドシ
ェル14に、ピン端子7が雌端子15にそれぞれ電気的
に接続されるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ールドコネクタにおいては、コネクタハウジング2のシ
ールドシェル4の端子接触バネ片4bと相手方コネクタ
12のシールドシェル14との接触が端子接触バネ片4
bの弾性変形によって行うように構成されているため、
相手方コネクタ12の挿入部13の径のばらつきによっ
て接触状態のばらつきを生じる虞がある。つまり、各端
子接触バネ片4bの形状寸法が同じであると、バネとし
ての許容応力が同じであるため、過大変位を生じるほど
の径の挿入部13が挿入されると全ての端子接触バネ片
4bが同様に変形を生じるからである。
【0012】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、相手方コネクタの挿入部の径
にばらつきがあっても接触不良を生じないシールドコネ
クタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電気
機器のケースに装着されるコネクタハウジングと、この
コネクタハウジング内に形成されたコネクタ挿入室と、
このコネクタ挿入室に配置され、且つ、前記ケースに電
気的に接続されるシールドシェルと、このシールドシェ
ルに設けられた複数の端子接触バネ片とを有し、相手方
コネクタのコネクタハウジングの挿入部が前記コネクタ
挿入室に挿入されると前記各端子接触バネ片が弾性変形
して相手方コネクタのシールドシェルに接触されるシー
ルドコネクタにおいて、前記複数の端子接触バネ片を、
幅広のものと幅狭のものとから構成したことを特徴とす
る。
【0014】このシールドコネクタでは、端子接触バネ
片が幅広のものと幅狭のものとから構成されており、こ
れらは許容応力が異なるため、相手方コネクタの挿入部
として径の大きいものが挿入され、過大変位により幅広
の端子接触バネ片が機能不良となっても幅狭の端子接触
バネ片は機能不良となることがない。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載のシール
ドコネクタであって、前記シールドシェルを円筒状に形
成し、この円筒状の円周方向に前記複数の端子接触バネ
片を設け、前記端子接触バネ片の幅広のもの同士、及
び、幅狭のもの同士をそれぞれ円筒状の対向位置に配置
したことを特徴とする。
【0016】このシールドコネクタでは、請求項1の発
明の作用に加え、相手方コネクタの挿入部にバランス良
くバネ力が作用する。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
シールドコネクタであって、前記シールドシェルにはケ
ース接触片を設け、コネクタハウジングがケースのコネ
クタ挿入孔に挿入されると前記ケース接触片が弾性変形
によって前記ケース挿入孔の内面に接触されることを特
徴とする。
【0018】このシールドコネクタでは、請求項1又は
2の発明の作用に加え、ケース接触片がバネ力でコネク
タ挿入孔の内面に接触するため、熱によって取付座部が
変形してもシールドシェルとケースとの導通を確実に行
うことができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項1〜3記載のシ
ールドコネクタであって、ボルトの締結力でケースに装
着するように構成し、ボルトの締結力が作用する面にシ
ール部材を設けたことを特徴とする。
【0020】このシールドコネクタでは、請求項1〜3
の発明の作用に加え、ボルトの締結力によってシール部
材がシールドコネクタとケース間に介在される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1(a)は本発明の一実施形態に係るシ
ールドコネクタの正面図、図1(b)は図1(a)のA
−A線に沿う断面図、図2は図1(a)のB−B線に沿
う断面図、図3はシールドコネクタの背面図、図4はシ
ールドシェルの側面図、図5はシールドシェルの正面図
である。
【0023】図1〜図5において、シールドコネクタS
Cの基本構成は前記先行例と同様であり、導電性金属の
ケース(図示省略)のコネクタ挿入孔(図示省略)に挿
入された状態でケースに装着されるものであり、前記先
行例と一部説明が重複するが簡単に構成を説明する。
【0024】つまり、樹脂製のコネクタ本体20は2連
の略円筒状のコネクタハウジング21とこれらを連結す
る取付座部22とから一体に構成されている。各コネク
タハウジング21の軸方向には両面に開口する孔21a
が形成されており、この孔21aにはシールドシェル2
3が配置されている。
【0025】このシールドシェル23は、図4及び図5
に詳しく示すように、導電性の金属にて略円筒状に形成
され、孔21aの内面に略当接した状態で配置されてい
る。シールドシェル23の軸方向の中央には係止片23
a(図4に示す)が突出され、この係止片23aのバネ
力、及び、該係止片23aがコネクタハウジング21に
係止されることによってシールドシェル23が固定され
ている。また、シールドシェル23の一端側で、且つ、
その円周方向には複数のケース接触片24が折曲によっ
て形成されており、この各ケース接触片24はコネクタ
ハウジング2の一端より外に突出した状態で配置されて
いる。シールドシェル23の他端側で、且つ、その内周
面には円周方向に沿って複数の端子接触バネ片25a,
25bが設けられている。この複数の端子接触バネ片2
5a,25bは幅広のもの25aと幅狭のもの25bと
の2種類から構成され、端子接触バネ片の幅広のもの2
5a同士、及び、幅狭のもの25b同士はそれぞれ円筒
状の中心軸Cを中心として対向位置に配置されている。
この複数の端子接触バネ片25a,25bが配置された
箇所を含めて前記孔21aの他端側はコネクタ挿入室2
6として構成されている。
【0026】内部ハウジング部材27は略円筒状を有
し、前記孔21aの一端側で、且つ、前記シールドシェ
ル23の内周側に固定されている。内部ハウジング部材
27の軸方向には両面に開口する孔27aが形成されて
おり、この孔27aに図示しないピン端子(雄端子)が
装着される。このピン端子の挿入先端側は前記コネクタ
挿入室26の中心位置に配置され、該ピン端子の挿入後
端には被覆電線(図示省略)の端部が接続されている。
また、内部ハウジング部材27の一端側は前記ケース接
触片24より突出しており、この突出箇所には前記先行
例と同様にホルダ(図示省略)が装着可能に構成されて
いる。
【0027】前記取付座部22の4隅にはボルト挿通孔
22aが形成されており、前記先行例と同様に、この各
ボルト挿通孔22aに挿入したボルト(図示省略)を電
気機器のケースに螺入することによって、シールドコネ
クタSCがケースに固定される。取付座部22のケース
当接面にはシール部材であるシールリング28が設けら
れている。尚、図1(a),図2において、符号16
は、コネクタ係止部である。
【0028】図6は相手方コネクタ30の正面図、図7
は図6のC−C線に沿う断面図、図8は図6のD−D線
に沿う断面図、図9は相手方コネクタ30の背面図であ
る図6〜図9において、相手方コネクタ30の樹脂製の
コネクタハウジング31は円筒部32を有し、この円筒
部32の軸方向の孔32aには内部ハウジング33が配
置されている。この内部ハウジング33と円筒部32と
の間にはシールドシェル34が配置されている。このシ
ールドシェル34は、導電性の金属にて略円筒状に形成
され、内部ハウジング33の外周面に当接した状態で配
置されている。シールドシェル34の軸方向の中央には
係止片34aが内周側に突出され、この係止片34aの
バネ力、及び、係止片34aが内部ハウジング33の係
止部33aに係止されることによってシールドシェル3
4が固定されている。
【0029】内部ハウジング33の一端側は円筒部32
より突出しており、この突出箇所が前記シールドコネク
タSCへの挿入部33bとして構成されている。この挿
入部33bの外周にも前記シールドシェル34が延設さ
れており、この延設箇所がシールド延設部34bとなっ
ている。さらに、内部ハウジング33の軸方向には端子
挿入孔33bが形成されており、この端子挿入孔33b
内には雌端子35が配置されている。尚、図6,図7に
おいて、符号36は、コネクタ係止部である。また、内
部ハウジング33には図示しないシールド端子を介して
図示しないシールド電線が取り付けられている。
【0030】次に、コネクタ装着動作を説明する。ケー
スに固定されたシールドコネクタSCに相手方コネクタ
30を近づけ、このコネクタハウジング31の挿入部3
3bをシールドコネクタSCのコネクタ挿入室26に挿
入する。すると、この挿入過程において、シールドコネ
クタSCのシールドシェル23の各端子接触バネ片25
a,25bが拡径方向に弾性変形して相手方コネクタ3
0のシールドシェル34のシールド延設部34bの挿入
が許容され、また、ピン端子が雌端子35内に挿入され
る。これによって、複数の端子接触バネ片25a,25
bがシールドシェル34のシールド延設部34bに、ピ
ン端子が雌端子35にそれぞれ電気的に接続される。
【0031】ここで、相手方コネクタ30の挿入部33
bの径にはバラツキがあり、通常の径より大きな径の挿
入部33bが挿入される場合がある。しかし、端子接触
バネ片25a,25bは幅広のもの25aと幅狭のもの
25bとから構成されており、これらは許容応力が異な
るため、過大変位により幅広の端子接触バネ片25aが
機能不良となっても幅狭の端子接触バネ片25bがこれ
より許容変位量が大きく機能不良とならないため、接触
不良となることがない。
【0032】また、端子接触バネ片の幅広のもの25a
同士、及び、幅狭のもの25b同士がそれぞれ円筒状の
対向位置に配置されているので、相手方コネクタ30の
挿入部33bにバランス良くバネ力が作用するため、挿
入動作がスムーズに、且つ、正常な挿入位置に容易に挿
入可能である。
【0033】さらに、シールドシェル23にはケース接
触片24を設け、コネクタハウジング21がケースのコ
ネクタ挿入孔に挿入されると前記ケース接触片24が弾
性変形によって前記ケース挿入孔の内面に接触されるの
で、熱によって取付座部22が変形してもシールドシェ
ル23とケースとの導通を確実に行うことができる。
【0034】また、シールリング28をボルトの締結方
向の面に設けたので、ボルトの締結力によってシールリ
ング28がシールドコネクタSCとケース間に介在され
るため、防水性が非常に高いものとなっている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電気機器のケースに装着されるコネクタハウジ
ングと、このコネクタハウジング内に形成されたコネク
タ挿入室と、このコネクタ挿入室に配置され、且つ、前
記ケースに電気的に接続されるシールドシェルと、この
シールドシェルに設けられた複数の端子接触バネ片とを
有し、相手方コネクタのコネクタハウジングの挿入部が
前記コネクタ挿入室に挿入されると前記各端子接触バネ
片が弾性変形して相手方コネクタのシールドシェルに接
触されるシールドコネクタにおいて、前記複数の端子接
触バネ片を、幅広のものと幅狭のものとから構成したの
で、端子接触バネ片の幅広のものと幅狭のものとは許容
応力が異なり、相手方コネクタの挿入部として径の大き
いものが挿入され、過大変位により幅広の端子接触バネ
片が機能不良となっても幅狭の端子接触バネ片は機能不
良となることがないため、接触不良となることがない。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
シールドコネクタであって、前記シールドシェルを円筒
状に形成し、この円筒状の円周方向に前記複数の端子接
触バネ片を設け、前記端子接触バネ片の幅広のもの同
士、及び、幅狭のもの同士をそれぞれ円筒状の対向位置
に配置したので、請求項1の発明の効果に加え、相手方
コネクタの挿入部にバランス良くバネ力が作用するた
め、挿入動作がスムーズに、且つ、正常な挿入位置に容
易に挿入可能である。
【0037】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
記載のシールドコネクタであって、前記シールドシェル
にはケース接触片を設け、コネクタハウジングがケース
のコネクタ挿入孔に挿入されると前記ケース接触片が弾
性変形によって前記ケース挿入孔の内面に接触されるの
で、請求項1又は2の発明の効果に加え、熱によって取
付座部が変形してもシールドシェルとケースとの導通を
確実に行うことができる。
【0038】請求項4の発明によれば、請求項1〜3記
載のシールドコネクタであって、ボルトの締結力でケー
スに装着するように構成し、ボルトの締結力が作用する
面にシール部材を設けたので、請求項1〜3の発明の効
果に加え、ボルトの締結力によってシールリングがシー
リングコネクタとケース間に介在されるため、防水性が
非常に高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係るシールドコ
ネクタの正面図、(b)は図1(a)のA−A線に沿う
断面図である。
【図2】図1(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るシールドコネクタの
背面図である。
【図4】上記シールドシェルの側面図である。
【図5】上記シールドシェルの正面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る相手方コネクタの正
面図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【図8】図6のD−D線に沿う断面図である。
【図9】相手方コネクタの背面図である。
【図10】先行例のシールドコネクタの正面図である。
【図11】図10のE−E線に沿う断面図である。
【図12】図10のF−F線に沿う断面図である。
【図13】上記先行例のシールドコネクタの背面図であ
る。
【図14】上記先行例のホルダの斜視図である。
【符号の説明】
SC シールドコネクタ 21 コネクタハウジング 23 シールドシェル 25a 幅広の端子接触バネ片 25b 幅狭の端子接触バネ片 26 コネクタ挿入室 30 相手方コネクタ 31 コネクタハウジング 33b 挿入部 34 シールドシェル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器のケースに装着されるコネクタ
    ハウジングと、このコネクタハウジング内に形成された
    コネクタ挿入室と、このコネクタ挿入室に配置され、且
    つ、前記ケースに電気的に接続されるシールドシェル
    と、このシールドシェルに設けられた複数の端子接触バ
    ネ片とを有し、相手方コネクタのコネクタハウジングの
    挿入部が前記コネクタ挿入室に挿入されると前記各端子
    接触バネ片が弾性変形して相手方コネクタのシールドシ
    ェルに接触されるシールドコネクタにおいて、 前記複数の端子接触バネ片を、幅広のものと幅狭のもの
    とから構成したことを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールドコネクタであっ
    て、 前記シールドシェルを円筒状に形成し、この円筒状の円
    周方向に前記複数の端子接触バネ片を設け、前記端子接
    触バネ片の幅広のもの同士、及び、幅狭のもの同士をそ
    れぞれ円筒状の対向位置に配置したことを特徴とするシ
    ールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のシールドコネクタ
    であって、 前記シールドシェルにはケース接触片を設け、コネクタ
    ハウジングがケースのコネクタ挿入孔に挿入されると前
    記ケース接触片が弾性変形によって前記ケース挿入孔の
    内面に接触されることを特徴とするシールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のシールドコネクタで
    あって、 ボルトの締結力でケースに装着するように構成し、ボル
    トの締結力が作用する面にシール部材を設けたことを特
    徴とするシールドコネクタ。
JP10264879A 1998-09-18 1998-09-18 シールドコネクタ Pending JP2000100522A (ja)

Priority Applications (2)

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JP10264879A JP2000100522A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 シールドコネクタ
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