JP2000095062A - シートベルト取付構造 - Google Patents
シートベルト取付構造Info
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- JP2000095062A JP2000095062A JP10272402A JP27240298A JP2000095062A JP 2000095062 A JP2000095062 A JP 2000095062A JP 10272402 A JP10272402 A JP 10272402A JP 27240298 A JP27240298 A JP 27240298A JP 2000095062 A JP2000095062 A JP 2000095062A
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- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートバックの形状やバックルの位置変更等
を必要とせず、乗員の横方向への移動の邪魔にならず、
コストの低減を図り易くする。 【解決手段】 回転自在に支持したシートベルト用バッ
クル10と、該バックル10を起立させる方向に付勢す
る付勢手段を構成する捩りばね11とを備え、シートク
ッション1が乗員の着座可能な位置にある時に捩りばね
11の付勢力でシートクッション1の側部にバックル1
0を起立させ、シートバック3の傾倒時に該シートバッ
ク3の傾倒に対応してバックル10が傾倒可能である。
を必要とせず、乗員の横方向への移動の邪魔にならず、
コストの低減を図り易くする。 【解決手段】 回転自在に支持したシートベルト用バッ
クル10と、該バックル10を起立させる方向に付勢す
る付勢手段を構成する捩りばね11とを備え、シートク
ッション1が乗員の着座可能な位置にある時に捩りばね
11の付勢力でシートクッション1の側部にバックル1
0を起立させ、シートバック3の傾倒時に該シートバッ
ク3の傾倒に対応してバックル10が傾倒可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシートベ
ルト取付構造に関するものである。
ルト取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10乃至図14に従来のシートベルト
取付構造の例を示す。従来のシートベルト取付構造で
は、図10に示すシートクッション1とヘッドレスト2
が装着された傾動可能なシートバック3とが乗員の着座
可能な位置にある状態から、図11に示すようにシート
バック3を前方に倒した時に、起立しているシートベル
ト用バックル4にシートバック3が干渉して、該シート
バック3に凹み5が生ずる。
取付構造の例を示す。従来のシートベルト取付構造で
は、図10に示すシートクッション1とヘッドレスト2
が装着された傾動可能なシートバック3とが乗員の着座
可能な位置にある状態から、図11に示すようにシート
バック3を前方に倒した時に、起立しているシートベル
ト用バックル4にシートバック3が干渉して、該シート
バック3に凹み5が生ずる。
【0003】バックル4にシートバック3が干渉するの
を回避するために、図12に示すように、シートバック
3の下方角部6を凹ませて該シートバック3の形状を変
更したり、図13に示すようにバックル4を側方へ位置
変更するようにしたり、図14に示すようにバックル4
を短くしてシートクッション1の上面よりも低い位置に
収めるようにしていた。
を回避するために、図12に示すように、シートバック
3の下方角部6を凹ませて該シートバック3の形状を変
更したり、図13に示すようにバックル4を側方へ位置
変更するようにしたり、図14に示すようにバックル4
を短くしてシートクッション1の上面よりも低い位置に
収めるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
ートベルト取付構造では、シートバック3の形状変更、
バックル4の位置変更又はバックル4の長さ変更等の変
更を必要とするため、コストが高くなり、また、バック
ル4が起立したままなので、乗員が横方向へ移動する際
に邪魔になるという問題点があった。
ートベルト取付構造では、シートバック3の形状変更、
バックル4の位置変更又はバックル4の長さ変更等の変
更を必要とするため、コストが高くなり、また、バック
ル4が起立したままなので、乗員が横方向へ移動する際
に邪魔になるという問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、シ
ートバックやバックルの変更を必要とせず、乗員の横方
向への移動の邪魔にならず、コストの低減を図り易いシ
ートベルト取付構造を提供することにある。
みなされたものであって、その目的とするところは、シ
ートバックやバックルの変更を必要とせず、乗員の横方
向への移動の邪魔にならず、コストの低減を図り易いシ
ートベルト取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るシートベルト取付構造の発明を特定す
るために必要な事項は、回転自在に支持したシートベル
ト用バックルと、該バックルを起立させる方向に付勢す
る付勢手段とを備え、シートクッションが乗員の着座可
能な位置にある時に前記付勢手段の付勢力で該シートク
ッションの側部に前記バックルを起立させ、シートバッ
クの傾倒時に該シートバックの傾倒に対応して前記バッ
クルが傾倒可能なことを特徴とする。また、本発明で
は、前記シートバックを倒した時に前記バックルを倒し
て前記シートクッションの上面よりも下方へ収納した状
態に保持可能としてもよい。
に、本発明に係るシートベルト取付構造の発明を特定す
るために必要な事項は、回転自在に支持したシートベル
ト用バックルと、該バックルを起立させる方向に付勢す
る付勢手段とを備え、シートクッションが乗員の着座可
能な位置にある時に前記付勢手段の付勢力で該シートク
ッションの側部に前記バックルを起立させ、シートバッ
クの傾倒時に該シートバックの傾倒に対応して前記バッ
クルが傾倒可能なことを特徴とする。また、本発明で
は、前記シートバックを倒した時に前記バックルを倒し
て前記シートクッションの上面よりも下方へ収納した状
態に保持可能としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るシート
ベルト取付構造について、図面を参照しながら詳細に説
明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る自動車
のシートクッション及びシートバックを示す側面図であ
る。この実施の形態に係る車両用シートは、図1の
(a)に示すように、シートクッション1に対しシート
バック3が起立している通常の状態から、図1の(b)
のようにシートクッション1をそのままにしてシートバ
ック3を前方へ倒すか、又は図1の(c)のようにシー
トクッション1をはね上げるとともに、ヘッドレスト2
を取り外し、シートバック3を前方へ倒してその上面を
フラットにすることが可能である。
ベルト取付構造について、図面を参照しながら詳細に説
明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る自動車
のシートクッション及びシートバックを示す側面図であ
る。この実施の形態に係る車両用シートは、図1の
(a)に示すように、シートクッション1に対しシート
バック3が起立している通常の状態から、図1の(b)
のようにシートクッション1をそのままにしてシートバ
ック3を前方へ倒すか、又は図1の(c)のようにシー
トクッション1をはね上げるとともに、ヘッドレスト2
を取り外し、シートバック3を前方へ倒してその上面を
フラットにすることが可能である。
【0008】図2は本発明の第1の実施の形態に係るシ
ートベルト取付構造の要部を示す側面図である。このシ
ートベルト取付構造は、回転自在に支持したシートベル
ト用バックル10と、該バックル10を起立させる方向
に付勢する付勢手段としての捩りばね11とを備え、図
1に示したシートクッション1及びシートバック3が乗
員の着座可能な位置にある時に捩りばね11の付勢力で
シートクッション1の側部にバックル10を起立させ、
シートバック3の傾倒時にこれに対応してバックル10
が傾倒可能に構成されている。
ートベルト取付構造の要部を示す側面図である。このシ
ートベルト取付構造は、回転自在に支持したシートベル
ト用バックル10と、該バックル10を起立させる方向
に付勢する付勢手段としての捩りばね11とを備え、図
1に示したシートクッション1及びシートバック3が乗
員の着座可能な位置にある時に捩りばね11の付勢力で
シートクッション1の側部にバックル10を起立させ、
シートバック3の傾倒時にこれに対応してバックル10
が傾倒可能に構成されている。
【0009】図3はバックル及びこれと係合する主要部
材とを分解して示した斜視図、図4はその組付け後の斜
視図である。バックル10は、可動部材13の先端にバ
ックル本体14を有し、可動部材13の基部に透孔15
が開けられ、クッションフレーム16に連結した板状の
固定部材17(図2参照)のねじ穴12にねじ込んだ支
持ボルト18によって可動部材13が支持されている。
そして、固定部材17には、ストッパー部17a,17
bが設けられており、バックル10は、ストッパー部1
7a,17bにより規制された角度範囲内で、支持ボル
ト18を中心にして回動する。
材とを分解して示した斜視図、図4はその組付け後の斜
視図である。バックル10は、可動部材13の先端にバ
ックル本体14を有し、可動部材13の基部に透孔15
が開けられ、クッションフレーム16に連結した板状の
固定部材17(図2参照)のねじ穴12にねじ込んだ支
持ボルト18によって可動部材13が支持されている。
そして、固定部材17には、ストッパー部17a,17
bが設けられており、バックル10は、ストッパー部1
7a,17bにより規制された角度範囲内で、支持ボル
ト18を中心にして回動する。
【0010】また、バックル10は、支持ボルト18に
対してバックル本体14とは反対側の端部に掛止受片1
9が突設され、この掛止受片19に切欠き20が形成さ
れており、この切欠き20に一端が掛止された捩りばね
11によって、起立する方向へ付勢され、ストッパー部
17aにより所定の位置で止まっている。支持ボルト1
8は、ブッシュ22及びワッシャ23に挿嵌し、可動部
材13の透孔15に通して、さらにスペーサ24、スプ
リングワッシャ25及び回り止めワッシャ26に挿嵌
し、ねじ穴12にねじ込んで固定部材17に螺着され
る。
対してバックル本体14とは反対側の端部に掛止受片1
9が突設され、この掛止受片19に切欠き20が形成さ
れており、この切欠き20に一端が掛止された捩りばね
11によって、起立する方向へ付勢され、ストッパー部
17aにより所定の位置で止まっている。支持ボルト1
8は、ブッシュ22及びワッシャ23に挿嵌し、可動部
材13の透孔15に通して、さらにスペーサ24、スプ
リングワッシャ25及び回り止めワッシャ26に挿嵌
し、ねじ穴12にねじ込んで固定部材17に螺着され
る。
【0011】捩りばね11は、弾性線材料を円筒形に巻
回して成形したコイル部30と、該コイル部30の両端
に連設した掛止部31,32とを有し、固定部材17に
突設した支持ピン33にコイル部30を外嵌させ、一方
の掛止部31を掛止受片19の切欠き20に引掛け、他
方の掛止部32を固定部材17の所定箇所に突設した掛
止受ピン34に掛止し、バックル10を起立させる方向
に付勢する付勢手段を構成している。バックル10がス
トッパー部17aに当接している状態でも、捩りばね1
1の付勢力は働いている。
回して成形したコイル部30と、該コイル部30の両端
に連設した掛止部31,32とを有し、固定部材17に
突設した支持ピン33にコイル部30を外嵌させ、一方
の掛止部31を掛止受片19の切欠き20に引掛け、他
方の掛止部32を固定部材17の所定箇所に突設した掛
止受ピン34に掛止し、バックル10を起立させる方向
に付勢する付勢手段を構成している。バックル10がス
トッパー部17aに当接している状態でも、捩りばね1
1の付勢力は働いている。
【0012】そして、捩りばね11は、図5に示すよう
に、バックル10が実線で示す起立した状態及び二点鎖
線で示す倒された状態のいずれの場合においても、掛止
部31により掛止受片19を介してバックル10に与え
る付勢力の方向が支持ボルト18の中心を通らず、常
時、バックル10を起立させる方向に付勢している。
に、バックル10が実線で示す起立した状態及び二点鎖
線で示す倒された状態のいずれの場合においても、掛止
部31により掛止受片19を介してバックル10に与え
る付勢力の方向が支持ボルト18の中心を通らず、常
時、バックル10を起立させる方向に付勢している。
【0013】固定部材17の上端には、図2に示すよう
に、回動自在なアーム36が配設されており、このアー
ム36がシートバック3の図示しないバックフレームに
連結される。
に、回動自在なアーム36が配設されており、このアー
ム36がシートバック3の図示しないバックフレームに
連結される。
【0014】上記第1の実施の形態に係るシートベルト
取付構造の場合、バックル10は、シートバック3が起
立している時には、捩りばね11の付勢力によって起立
している。また、図6において、シートバック3が二点
鎖線で示す起立した状態から実線で示すように倒される
と、バックル10は、該シートバック3により押圧さ
れ、捩りばね11の付勢力に抗して該シートバック3と
一緒に倒れる。さらに、図7において、シートバック3
が二点鎖線で示す倒れた状態から実線で示すように起立
すると、バックル10は、捩りばね11の付勢力でシー
トバック3と一緒に起立し、ストッパー部17aによ
り、所定の位置で止まる。
取付構造の場合、バックル10は、シートバック3が起
立している時には、捩りばね11の付勢力によって起立
している。また、図6において、シートバック3が二点
鎖線で示す起立した状態から実線で示すように倒される
と、バックル10は、該シートバック3により押圧さ
れ、捩りばね11の付勢力に抗して該シートバック3と
一緒に倒れる。さらに、図7において、シートバック3
が二点鎖線で示す倒れた状態から実線で示すように起立
すると、バックル10は、捩りばね11の付勢力でシー
トバック3と一緒に起立し、ストッパー部17aによ
り、所定の位置で止まる。
【0015】上記第1の実施の形態によれば、支持ボル
ト18は、ブッシュ22及びワッシャ23に挿嵌し、バ
ックル10の可動部材13の透孔15に通し、スペーサ
24、スプリングワッシャ25及び回り止めワッシャ2
6に挿嵌し、ねじ穴12にねじ込んで固定部材17に螺
着されているので、この支持ボルト18で回動自在に支
持されたバックル10は、円滑に起立傾倒自在であり、
付勢手段には捩りばね11を用いているので、構造が簡
単でコストも安価であるという利点がある。
ト18は、ブッシュ22及びワッシャ23に挿嵌し、バ
ックル10の可動部材13の透孔15に通し、スペーサ
24、スプリングワッシャ25及び回り止めワッシャ2
6に挿嵌し、ねじ穴12にねじ込んで固定部材17に螺
着されているので、この支持ボルト18で回動自在に支
持されたバックル10は、円滑に起立傾倒自在であり、
付勢手段には捩りばね11を用いているので、構造が簡
単でコストも安価であるという利点がある。
【0016】図8は上記第1の実施の形態の変形例を示
す斜視図である。この変形例では、捩りばね11は、シ
ートバック3をほぼ水平に倒し、バックル10を倒した
ときに、掛止部31を通じて掛止受片19に付与する力
の方向が支持ボルト18のほぼ中心を通るように配置さ
れている。捩りばね11と支持ボルト18及び掛止受片
19との位置関係をこのようにすると、シートバック3
をほぼ水平に倒し、バックル10を倒してシートクッシ
ョン1の上面よりも下方へ収納した状態にしたときに、
捩りばね11の付勢力によるバックル10に対する回転
モーメントが生じないので、バックル10はシートバッ
ク3を起立させた時にも、シートクッション1の上面よ
りも下方へ収納した状態に保持される。この時、バック
ル10とストッパー部17bには隙間Sがある。かかる
状態から起立させる際には、バックル10は、捩りばね
11の付勢力と同一の方向に回転力を与えれば、直ちに
捩りばね11の付勢力で起立し、バックル10は、スト
ッパー部17aにより所定の位置で止まる。
す斜視図である。この変形例では、捩りばね11は、シ
ートバック3をほぼ水平に倒し、バックル10を倒した
ときに、掛止部31を通じて掛止受片19に付与する力
の方向が支持ボルト18のほぼ中心を通るように配置さ
れている。捩りばね11と支持ボルト18及び掛止受片
19との位置関係をこのようにすると、シートバック3
をほぼ水平に倒し、バックル10を倒してシートクッシ
ョン1の上面よりも下方へ収納した状態にしたときに、
捩りばね11の付勢力によるバックル10に対する回転
モーメントが生じないので、バックル10はシートバッ
ク3を起立させた時にも、シートクッション1の上面よ
りも下方へ収納した状態に保持される。この時、バック
ル10とストッパー部17bには隙間Sがある。かかる
状態から起立させる際には、バックル10は、捩りばね
11の付勢力と同一の方向に回転力を与えれば、直ちに
捩りばね11の付勢力で起立し、バックル10は、スト
ッパー部17aにより所定の位置で止まる。
【0017】図9は本発明の第2の実施の形態に係るシ
ートベルト取付構造の要部を示した斜視図である。この
取付構造の場合、捩りばね11に代えて引張りばね40
を用いて付勢手段を構成している。バックル10は支持
ボルト18に対して上方の位置における可動部材13の
基部に開けた掛止穴41を有している。引張りばね40
は、一端が掛止穴41に引掛けられ、他端が固定部材1
7に突設した掛止受片19の切欠き20に引掛けられ
て、バックル10を起立させる方向に付勢している。こ
のようにすると、バックル10の可動部材13の形状を
単純化することができる。
ートベルト取付構造の要部を示した斜視図である。この
取付構造の場合、捩りばね11に代えて引張りばね40
を用いて付勢手段を構成している。バックル10は支持
ボルト18に対して上方の位置における可動部材13の
基部に開けた掛止穴41を有している。引張りばね40
は、一端が掛止穴41に引掛けられ、他端が固定部材1
7に突設した掛止受片19の切欠き20に引掛けられ
て、バックル10を起立させる方向に付勢している。こ
のようにすると、バックル10の可動部材13の形状を
単純化することができる。
【0018】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。例えば、バックル10を起立させる方向へ付勢す
る付勢手段として圧縮ばねや弾性ゴムを用いてもよい。
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。例えば、バックル10を起立させる方向へ付勢す
る付勢手段として圧縮ばねや弾性ゴムを用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、回転自在に支持したシートベ
ルト用バックルと、該バックルを起立させる方向に付勢
する付勢手段とを備え、シートクッションが乗員の着座
可能な位置にある時に付勢手段の付勢力で該シートクッ
ションの側部にバックルを起立させ、シートバックの傾
倒時に該シートバックの傾倒に対応してバックルが傾倒
可能なことにより、シートバックやバックルの変更を必
要とせず、乗員の横方向への移動の邪魔にならず、コス
トの低減を図り易いという効果を奏する。また、本発明
では、シートバックを倒した時にバックルを倒してシー
トクッションの上面よりも下方へ収納した状態に保持可
能とすることにより、乗員が横方向へ移動する際に、バ
ックルが邪魔にならず、容易に移動することができる。
ルト用バックルと、該バックルを起立させる方向に付勢
する付勢手段とを備え、シートクッションが乗員の着座
可能な位置にある時に付勢手段の付勢力で該シートクッ
ションの側部にバックルを起立させ、シートバックの傾
倒時に該シートバックの傾倒に対応してバックルが傾倒
可能なことにより、シートバックやバックルの変更を必
要とせず、乗員の横方向への移動の邪魔にならず、コス
トの低減を図り易いという効果を奏する。また、本発明
では、シートバックを倒した時にバックルを倒してシー
トクッションの上面よりも下方へ収納した状態に保持可
能とすることにより、乗員が横方向へ移動する際に、バ
ックルが邪魔にならず、容易に移動することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト
取付構造が適用される自動車のシートクッション及びシ
ートバックの説明用側面図である。
取付構造が適用される自動車のシートクッション及びシ
ートバックの説明用側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト
取付構造の要部を示す側面図である。
取付構造の要部を示す側面図である。
【図3】図2のバックル及びこれと係合する主要部材と
を分解して示した斜視図である。
を分解して示した斜視図である。
【図4】図3の組付け後の斜視図である。
【図5】図4の要部を拡大して示した側面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト
取付構造の動作説明用の側面図である。
取付構造の動作説明用の側面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト
取付構造の動作説明用の側面図である。
取付構造の動作説明用の側面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の変形例を示す側面
図である。
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るシートベルト
取付構造の要部を示す斜視図である。
取付構造の要部を示す斜視図である。
【図10】従来のシートベルト取付構造の要部を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図11】従来のシートベルト取付構造の説明用側面図
である。
である。
【図12】従来のシートベルト取付構造の説明用斜視図
である。
である。
【図13】従来のシートベルト取付構造の説明用斜視図
である。
である。
【図14】従来のシートベルト取付構造の説明用斜視図
である。
である。
1 シートクッション 3 シートバック 10 バックル 11 捩りばね(付勢手段) 12 ねじ穴 13 可動部材 14 バックル本体 17 固定部材 18 支持ボルト 19 掛止受片
Claims (2)
- 【請求項1】 回転自在に支持したシートベルト用バッ
クルと、該バックルを起立させる方向に付勢する付勢手
段とを備え、シートクッション及びシートバックが乗員
の着座可能な位置にある時に前記付勢手段の付勢力で前
記シートクッションの側部に前記バックルを起立させ、
前記シートバックの傾倒時に該シートバックの傾倒に対
応して前記バックルが傾倒可能なことを特徴とするシー
トベルト取付構造。 - 【請求項2】 前記シートバックを倒した時に前記バッ
クルを倒して前記シートクッションの上面よりも下方へ
収納した状態に保持可能とすることを特徴とする請求項
1に記載のシートベルト取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272402A JP2000095062A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | シートベルト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272402A JP2000095062A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | シートベルト取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000095062A true JP2000095062A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17513410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10272402A Pending JP2000095062A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | シートベルト取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000095062A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461118B1 (ko) * | 2002-11-15 | 2004-12-14 | 현대자동차주식회사 | 레저차량의 조수석 시트벨트 버클구조 |
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1998
- 1998-09-28 JP JP10272402A patent/JP2000095062A/ja active Pending
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