JP2000090998A - 超電導ケーブルジョイント - Google Patents
超電導ケーブルジョイントInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
芯を撚り合わせた状態の外径を小さくすることで冷却に
伴う熱収縮を吸収できるジョイントを提供する。 【解決手段】 各芯の導体が接続される導体接続体3
と、各芯の遮蔽層が接続されると共に導体接続体2を内
部に保持した遮蔽接続体2とを具える。この遮蔽接続体
2はケーブルの伸縮に対して移動しないように、断熱接
続体1を介して大地に固定される。冷却に伴ってケーブ
ルが収縮すると、ジョイントが移動しないため各芯に張
力を付与でき、多芯に撚り合わせた状態の外径を小さく
するとで熱収縮を吸収する。また、各芯の接続箇所が互
いに衝突して損傷することもない。
Description
続構造に関するものである。
ては特開昭53-55793号公報記載の技術が知られている。
これは、冷却時のケーブル長手方向の熱収縮を吸収する
ために、導体間を伸縮可能な接続導体で接続し、この接
続導体の外周に絶縁補強筒をはめ込んで、絶縁補強筒に
対して各ケーブルをスライド自在に構成したジョイント
である。
造のジョイントは3芯一括型の超電導ケーブルに適用す
ることが難しい。3芯一括型の超電導ケーブルは一つの
断熱管に3芯のケーブルコアを収納している。上記構造
のジョイントにより各コアを接続した場合、各芯毎のジ
ョイントはスライドにより相対的位置が固定されず、冷
却によるケーブル収縮時に相対位置が変化するため、ジ
ョイント同士が衝突して破損するおそれがある。
は、図3に示すように、3芯のコア20をより合わせたも
のの外径Dを小さく変化させることで実現されるが、そ
のためにはケーブル端部で張力を負荷する必要がある。
しかし、前述した従来のジョイントではケーブルがスラ
イドするためケーブルに張力を負荷することができな
い。
消するもので、その特徴は、多芯一括型超電導ケーブル
のジョイントにおいて、各芯の導体が接続される導体接
続体と、各芯の遮蔽層が接続されると共に導体接続体を
内部に保持した遮蔽接続体とを具え、各芯に接続される
遮蔽接続体がケーブルの伸縮に対して移動しないように
固定されていることにある。
に各遮蔽接続体を固定し、この断熱接続体を大地などの
不動体に固定すればよい。このような構成によれば、ジ
ョイント箇所で各芯のケーブルコアは位置が固定される
ため、冷却に伴う熱収縮時、ケーブルコアに張力を付与
することができ、ケーブルコアをより合わせたものの外
径を小さく変化させることで熱収縮分を吸収することが
できる。
電気絶縁は、導体接続体を遮蔽接続体内に保持する絶縁
支持体と、遮蔽接続体と導体接続体との間の空間に充填
される冷媒とで行うことが好ましい。絶縁支持体の材料
としては繊維強化プラスチックなどが好適である。
電導材料が複合されていることが望ましい。導体接続体
および遮蔽接続体の材質には、冷却に伴うケーブル収縮
時の熱応力に耐えられるよう、銅,ステンレスなどが最
適であるが、超電導材料を複合することで十分な電流容
量を確保することができる。
を例として本発明の実施の形態を説明する。図1は本発
明ジョイントの横断面図、図2は同透視斜視図である。
このジョイントは、大地に固定される断熱接続体1と、
その内部に固定される3つの遮蔽接続体2と、さらに各
遮蔽接続体2の内部に保持される導体接続体3とを具え
る。両ケーブルはこのジョイントを介して接続される。
接続される円筒部材である。超電導ケーブルの断熱管と
同様に内管4と外管5とを具え、両管4,5の間には間
隔を保持するスペーサ6が介在されて真空断熱層7が形
成されている。
支持材8を介して遮蔽接続体2を保持する円筒部材であ
る。コア支持材8は3つの遮蔽接続体2を一体に保持す
るもので、断熱接続体1の中心に配置された軸部9と、
軸部9を断熱接続体内周の3方から支持する支持部10
と、軸部9から伸びて遮蔽接続体2につながる連結部11
を具える。そして、遮蔽接続体2の内部には、円筒状の
導体接続体3が同芯状に保持されている。本例では、遮
蔽接続体内周の3方から絶縁支持体12で導体接続体3を
保持した。絶縁支持体12は、遮蔽接続体2と導体接続体
3との絶縁を確保できるよう、繊維強化プラスチックな
どの絶縁材料で構成する。さらに、遮蔽接続体2と導体
接続体3との間に形成される空間には液体窒素などの冷
媒を充填して、両接続体間の絶縁をより確実に確保す
る。
却に伴うケーブル収縮時の熱応力に耐えられるよう銅パ
イプやステンレスパイプで構成することが好ましい。さ
らに、電流容量を確保するために、遮蔽接続体2と導体
接続体3に超電導材料を複合しても良い。
超電導ケーブル(図示せず)は、一つの断熱管の内部に
3芯のコア20(図2)を収納した構造である。各コア20
は中心から順に、フォーマ,超電導導体,電気絶縁体,
遮蔽層を具え、フォーマの内部および断熱管と各コア20
との間が液体窒素などの冷媒流路となる。
導体を導体接続体3に、遮蔽層を遮蔽接続体2に接続す
る。この接続はスリーブ圧縮や半田付けなどにより容易
に脱落しないように行う。また、ケーブルの断熱管と断
熱接続体1とを溶接やボルト締めなどにより強固に接続
する。この接続により、断熱接続体1と遮蔽接続体2と
の間に形成される空間にも冷媒が満たされる。
は導体接続体3,遮蔽接続体2,断熱接続体1を介して
大地に固定されるため、冷却に伴ってケーブルが収縮し
たときに接続箇所が移動することがない。そのため、各
コア20の接続箇所が互いに衝突して破損することもな
い。また、各コア20に張力が付与されるため、撚り合わ
されたコア全体の外径が小さくなることでケーブルの熱
収縮を吸収することができる。
によれば、各芯毎の接続箇所が互いに衝突して破損する
こともなく、多芯一括型超電導ケーブルの接続に最適な
ジョイントを得ることができる。また、各芯の接続箇所
を固定することで、熱収縮時にケーブルに張力を付与で
き、各芯がより合わせられた状態の外径を小さくするこ
とで熱収縮を吸収することができる。
作を示す説明図である。
内管 5 外管 6 スペーサ 7 真空断熱層 8 コア支持材 9
軸部 10 支持部 11 連結部 12 絶縁支持体 20 コア
Claims (3)
- 【請求項1】 多芯一括型超電導ケーブルのジョイント
において、 各芯の導体が接続される導体接続体と、 各芯の遮蔽層が接続されると共に導体接続体を内部に保
持した遮蔽接続体とを具え、 各芯に接続される遮蔽接続体がケーブルの伸縮に対して
移動しないように固定されていることを特徴とする超電
導ケーブルジョイント。 - 【請求項2】 導体接続体と遮蔽接続体との間の電気絶
縁は、導体接続体を遮蔽接続体内に保持する絶縁支持体
と、遮蔽接続体と導体接続体との間の空間に充填される
冷媒とで行われることを特徴とする請求項1記載の超電
導ケーブルジョイント。 - 【請求項3】 導体接続体および遮蔽接続体には超電導
材料が複合されていることを特徴とする請求項1記載の
超電導ケーブルジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10257947A JP2000090998A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 超電導ケーブルジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10257947A JP2000090998A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 超電導ケーブルジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000090998A true JP2000090998A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17313434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10257947A Pending JP2000090998A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 超電導ケーブルジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000090998A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030089579A (ko) * | 2002-05-16 | 2003-11-22 | 엘지전선 주식회사 | 초고압 케이블의 수축 탈리 방지용 코로나 쉴드 구조 |
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-
1998
- 1998-09-11 JP JP10257947A patent/JP2000090998A/ja active Pending
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