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JP2000063761A - ドレン腐食部用の耐食コーティング組成物 - Google Patents

ドレン腐食部用の耐食コーティング組成物

Info

Publication number
JP2000063761A
JP2000063761A JP10235401A JP23540198A JP2000063761A JP 2000063761 A JP2000063761 A JP 2000063761A JP 10235401 A JP10235401 A JP 10235401A JP 23540198 A JP23540198 A JP 23540198A JP 2000063761 A JP2000063761 A JP 2000063761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrosion
parts
drain
weight
resistant coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10235401A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kawasaki
真一 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP10235401A priority Critical patent/JP2000063761A/ja
Publication of JP2000063761A publication Critical patent/JP2000063761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレン腐食部における金属部材のドレン腐食
を、低コストでしかも簡便に防止することができる耐食
コーティング組成物を提供する。 【解決手段】 ポリシランを含有するドレン腐食部用の
耐食コーティング組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドレン腐食部の金
属部材に耐食塗膜を形成する耐食コーティング組成物お
よび耐食コーティング材に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、コ
ージェネレーション、給湯機などで用いられる熱交換器
や排気配管が、そのエネルギー変換効率の向上のため
に、ドレン雰囲気中に設置されており、金属部材の腐食
劣化が問題となっている。
【0003】このようなドレンによる腐食劣化を防止す
るための手段として、使用する金属部材にクロム系合金
などの耐食性金属を用いることができるが、クロム系合
金は高価であり、加工性も悪くなるといった問題があ
る。また、金属部材へのシリコーン樹脂コーティングが
行われているが、シリコーン樹脂は金属との密着性に問
題があり、シリコーン樹脂コーティング層の剥離、クラ
ックにより金属部材の腐食が進行するといった問題があ
る。
【0004】本発明の課題は、ドレン腐食部における金
属部材のドレン腐食を、低コストでしかも簡便に防止す
ることができる耐食コーティング組成物を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、ケイ素系の耐食コーティング組成物を用いて
ドレン腐食部の金属部材に耐食コーティング膜を形成す
ることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、下記に示すドレン腐
食部用の耐食コーティング組成物、耐食コーティング材
およびそれを用いる耐食金属部材の製造方法を提供する
ものである。
【0007】1.ポリシランを含有するドレン腐食部用
の耐食コーティング組成物。
【0008】2.ポリシランとエポキシ樹脂およびシリ
コーン樹脂の少なくとも1種とを含有するドレン腐食部
用の耐食コーティング組成物。
【0009】3.さらに無機充填剤を配合してなる上記
項1または2に記載のドレン腐食部用の耐食コーティン
グ組成物。
【0010】4.ポリシランに加熱処理および光照射処
理の少なくとも1種の処理を行うことにより得られる化
合物を含有するドレン腐食部用の耐食コーティング材。
【0011】5.ポリシランとエポキシ樹脂およびシリ
コーン樹脂の少なくとも1種とを含有する混合物に、加
熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行う
ことにより得られるドレン腐食部用の耐食コーティング
材。
【0012】6.さらに無機充填剤を配合してなる混合
物に、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処
理を行うことにより得られる上記項4または5に記載の
ドレン腐食部用の耐食コーティング材。
【0013】7.上記項1〜3のいずれか1項に記載の
耐食コーティング組成物を、熱交換器または排気配管に
おけるドレン腐食部の金属部材に塗布することを特徴と
する耐食金属部材の製造方法。
【0014】8.上記項1〜3のいずれか1項に記載の
耐食コーティング組成物を、熱交換器または排気配管に
おけるドレン腐食部の金属部材に塗布した後、加熱処理
および光照射処理の少なくとも1種の処理を行うことを
特徴とする耐食金属部材の製造方法。
【0015】9.上記項7または8に記載の方法により
得られる耐食金属部材。
【0016】10.上記項9に記載の耐食金属部材を用
いてなる熱交換器または排気配管。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明におけるドレン腐食部と
は、熱交換器や排気配管においてドレンによる腐食を受
け易い部分をいう。
【0018】本発明においては、このようなドレン腐食
部の金属部材に、耐食コーティング組成物を塗布する
か、または、耐食コーティング組成物を塗布した後に加
熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行う
ことにより、耐食コーティング膜を形成して、金属部材
のドレン腐食を防止する。
【0019】本発明の耐食コーティング組成物は、ポリ
シランを含有している。
【0020】ポリシランとしては、Si−Si結合を有
する直鎖状、環状、分岐状の化合物であれば特に限定さ
れない。
【0021】ここで、ポリシランとは、化学構造におい
て主となる骨格構造が、 一般式 (R1 2Si)m (1) (式中、R1は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。mは、2〜10000である。)で
示される直鎖状ポリシランおよび環状ポリシラン、 一般式 (R2Si)n (2) (式中、R2は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。nは、4〜10000である。)で
示されるシリコンネットワークポリマー、ならびに 一般式 (R3 2Si)x(R3Si)ySiz
(3) (式中、R3は、水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基、アリール基、アルコキシ基、
フェノール性水酸基またはアミノ基を表す。R3は、全
てが同一でも或いは2つ以上が異なっていてもよい。
x、yおよびzの和は、5〜10000である。)で示
されるSi−Si結合を骨格とするネットワークポリマ
ー(網目状ポリマー)からなる群から選ばれる少なくと
も1種のポリマーである。
【0022】これらの中では、ネットワーク構造を有す
るポリシランが、耐食性が高く、好ましい。
【0023】これらのポリマーは、それぞれの構造単位
を有するモノマーを原料として以下の方法により製造す
ることができる。すなわち、アルカリ金属の存在下でハ
ロシラン類を脱ハロゲン縮重合させる方法(「キッピン
グ法」J.Am.Chem.Soc.,110,124(1988)、Macromolecule
s,23,3423(1990))、電極還元によりハロシラン類を脱
ハロゲン縮重合させる方法(J.Chem.Soc.,Chem.Commu
n.,1161(1990)、J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,897(199
2))、金属触媒の存在下にヒドロシラン類を脱水素縮重
合させる方法(特開平4−334551号公報)、ビフ
ェニルなどで架橋されたジシレンのアニオン重合による
方法(Macromolecules,23,4494(1990))、環状シラン類
の開環重合による方法などにより、製造することができ
る。
【0024】また、上記ポリシランを、窒素、アルゴン
などの不活性ガス雰囲気中または空気中で、300℃以
上に熱処理して得られるSi−Si結合を含むケイ素系
高分子を用いることもできる。
【0025】本発明において用いられるエポキシ樹脂と
しては、化学構造内に少なくとも2つのエポキシ基を有
する直鎖状、環状または分岐状の樹脂であれば特に限定
されない。このような樹脂としては、例えば、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、1,
2,3,4−ジエポキシブタン、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノールジグリシジルエーテル、N,N−ジグリ
シジル−4−グリシジルオキシアニリン、1,2,5,
6−ジエポキシシクロオクタンなどのエポキシ樹脂を挙
げることができる。エポキシ樹脂を含有することによ
り、耐食コーティング組成物の製膜性(造膜性)と耐食
性が向上するとともに、基材(金属部材)との密着性が
向上する。
【0026】本発明において用いられるシリコーン樹脂
としては、Si−O−Si結合を有する直鎖状、環状、
分岐状の化合物であれば特に限定されない。
【0027】ここで、シリコーン樹脂とは、化学構造に
おいて主となる骨格構造が、 一般式 (R4 2SiO)f (4) (式中、R4は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。fは、2〜10000である。)で
示される直鎖状シリコーン樹脂および環状シリコーン樹
脂、 一般式 (R5SiO)g (5) (式中、R5は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。gは、4〜10000である。)で
示されるネットワークシリコーン樹脂、ならびに 一般式 (R6 2SiO)h(R6SiO)j(SiO)k (6) (式中、R6は、水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基、アリール基、アルコキシ基、
フェノール性水酸基またはアミノ基を表す。R6は、全
てが同一でも或いは2つ以上が異なっていてもよい。
h、jおよびkの和は、5〜10000である。)で示
されるSi−O−Si結合を骨格とするネットワークポ
リマー(網目状ポリマー)からなる群から選ばれる少な
くとも1種のポリマーである。
【0028】また、シリコーンエポキシ樹脂、シリコー
ンアクリル樹脂、シリコーンアルキド樹脂、シリコーン
ウレタン樹脂などの変性シリコーン樹脂を用いてもよ
い。
【0029】シリコーン樹脂を含有することにより、耐
食コーティング組成物の製膜性(造膜性)と耐食性が向
上する。
【0030】本発明の耐食コーティング組成物が、ポリ
シランとエポキシ樹脂およびシリコーン樹脂の少なくと
も1種とを含有する場合には、それらの配合割合は、ポ
リシラン1重量部に対し、エポキシ樹脂およびシリコー
ン樹脂の少なくとも1種が、通常0.01〜100重量
部程度であり、好ましくは0.05〜20重量部程度で
あり、より好ましくは0.1〜10重量部程度である。
【0031】また、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂を併
用する場合は、その配合割合は、シリコーン樹脂1重量
部に対し、通常エポキシ樹脂0.01〜100重量部程
度であり、好ましくは0.1〜10重量部程度である。
【0032】本発明の耐食コーティング組成物には、硬
化促進剤を配合し得る。配合する硬化促進剤としては、
1,2−ジシリルエタン、エチルシリケート、メチルシ
リケートなどのポリアルコキシシラン類などのケイ素化
合物;テトラアルコキシチタンなどのチタン化合物;フ
ェニルジクロロボランなどのホウ素化合物;ベンゾイル
パーオキサイド、tert−ブチルパーオキサイド、ア
ゾイソブチロニトリルなどのラジカルを発生する化合
物;トリスメトキシアルミニウム、トリスフェノキシア
ルミニウムなどの有機アルミニウム化合物;トリエチル
アミン、ピリジン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェ
ニルメタン、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのアミン
化合物;ダイマー酸ポリアミドなどのアミド化合物;無
水フタル酸、テトラヒドロメチル無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水メチル
ナジック酸などの酸無水物;フェノールノボラックなど
のフェノール類;ポリサルファイドなどのメルカプタン
化合物;3フッ化ホウ素・エチルアミン錯体などのルイ
ス酸錯体化合物;クロロホルム、ジクロロメタン、トリ
クロロメタンなどのハロゲン化物;ナトリウムエトキシ
ドなどの塩基性化合物などを挙げることができる。
【0033】硬化促進剤の使用量は、ポリシラン100
重量部に対し、通常0.01〜50重量部程度であり、
好ましくは0.1〜20重量部程度である。
【0034】本発明の耐食コーティング組成物には、無
機充填剤を配合することができる。無機充填剤を配合す
ると、耐食性、耐熱性および熱的安定性が向上する。
【0035】無機充填剤としては、シリカ、アルミナ、
ジルコニア、マイカなどの酸化物系無機物または炭化ケ
イ素、窒化ケイ素などの非酸化物系無機物の微粉などが
挙げられる。
【0036】さらに、無機充填剤の例を詳しく述べれ
ば、ケイ砂、石英、ノバキュライト、ケイ藻土などのシ
リカ系;合成無定形シリカなどのシリカ系;カオリナイ
ト、雲母、滑石、ウォラストナイト、アスベスト、ケイ
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムなどのケイ酸塩系;
ガラス粉末、ガラス球、中空ガラス球、ガラスフレー
ク、泡ガラス球などのガラス体;窒化ホウ素、炭化ホウ
素、窒化アルミニウム、炭化アルミニウム、窒化ケイ
素、炭化ケイ素、ホウ化チタン、窒化チタン、炭化チタ
ンなどの非酸化物系無機物;炭酸カルシウム;酸化亜
鉛、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン、
酸化ベリリウムなどの金属酸化物;硫酸バリウム、二硫
化モリブデン、二硫化タングステン、フッ化炭素その他
の無機物;カーボンブラック、コークス、黒鉛、熱分解
炭素、中空カーボン球などのカーボン体などが挙げられ
る。
【0037】これら無機充填剤は、繊維状、針状(ウィ
スカーを含む)、粒状、鱗片状など種々の形状のものを
単独でまたは2種以上混合して用いることができる。
【0038】本発明の耐食コーティング組成物には、必
要に応じて、三酸化アンチモンなどの難燃助剤;カーボ
ンブラック、二酸化チタンなどの顔料;エステル類、ポ
リオール、ポリサルファイド、ウレタンプレポリマーな
どの可塑剤;カルボキシル基末端ブタジエン−アクリロ
ニトリル共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体な
どの液状ゴム;シランカップリング剤、チタン系カップ
リング剤などの表面改質剤;シリコーンオイル、シリコ
ーンゴム、各種プラスチック粉末、各種エンジニアリン
グプラスチック粉末、ABS樹脂、MBS樹脂の粉末な
どの低応力化剤などを適宜添加することができる。
【0039】さらに、本発明の耐食コーティング組成物
には、必要に応じて、流動調整剤、レベリング剤、消泡
剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、分散剤などを配合して
も良い。
【0040】本発明の耐食コーティング組成物を、ドレ
ン腐食部の金属部材に、塗布するか、または、塗布した
後に加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理
を行うことにより、金属部材の表面に耐食コーティング
膜を形成することができる。
【0041】金属部材への塗布は、スプレーコート法、
バーコート法、フローコート法、浸漬法、キャスティン
グ法などにより行うことができる。
【0042】本発明の耐食コーティング組成物の金属部
材への塗布は、有機溶剤を添加して行うことができる。
このような有機溶剤としては、耐食コーティング組成物
を塗布できる溶剤であれば特に限定されないが、トルエ
ン、ベンゼン、キシレン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチレング
リコール、エタノールなど、およびこれらの混合溶剤が
例示される。添加する有機溶剤の量は、特に限定される
ものではないが、コーティング組成物1重量部に対し、
通常は溶剤0.5〜100重量部程度であり、好ましく
は0.5〜10重量部程度である。
【0043】本発明の耐食コーティング組成物を塗布す
る基材(金属部材)は特に限定されるものではなく、
銅、アルミニウム、炭素鋼、ステンレスなどを用いるこ
とができる。また、基材については、脱脂処理、脱せん
処理、研磨処理、ブラスト処理などの前処理を行なって
いても良い。
【0044】耐食コーティング組成物を塗布した後の加
熱処理については、加熱温度は、通常40〜450℃程
度、好ましくは150〜350℃程度であり、銅板を基
材として用いる場合は、250℃程度以下が好ましい。
上記加熱温度に保持する時間は、通常30秒間〜48時
間程度、好ましくは1分間〜1時間程度である。昇温速
度は、特に限定されないが、0.1〜10℃/分程度と
することが好ましい。加熱は、空気中または窒素、アル
ゴンなどの不活性ガス雰囲気中で行い得る。
【0045】耐食コーティング組成物を塗布した後の光
照射処理は、通常50〜300mJ/cm2程度、好ま
しくは80〜200mJ/cm2程度の光を、耐食コー
ティング組成物の塗膜に照射することにより行うことが
できる。光源としては、通常の紫外線ランプ、電子線な
どを用いることができる。
【0046】光照射処理は、上記加熱処理とともに、あ
るいは加熱処理の前または後に、行っても良い。
【0047】基材に耐食コーティング組成物を繰り返し
て塗布し、耐食コーティング膜を多層に形成しても良
い。
【0048】本発明によって得られる耐食コーティング
膜は、ドレン腐食部の金属部材のドレン腐食を防止する
ことができる。
【0049】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明の特徴とすると
ころをより一層明らかにする。
【0050】実施例1 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部を混合し、トルエン30重
量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂したプレ
ートフィン式熱交換器のプレーン形フィン(材質:リン
脱酸銅、60×85×1mm)に、上記コーティング液
を浸漬により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。また、脱脂したSUS
排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800
mm、肉厚2mm)内面に、上記コーティング液をスプ
レーにより塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、
コーティング膜を形成した。
【0051】評価は、コーティングを行ったプレートフ
ィン式熱交換器をガス給湯機の熱交換器に設置し、ま
た、コーティングを行ったSUS排気管を排気ガス出口
部に設置して、ガス給湯機の2時間毎の運転・停止を2
50回繰り返すことにより行った。この場合、運転時の
熱交換器の熱源は排気ガスで、最高温度が250℃であ
り、停止時に温度が約60℃以下になるとドレンが発生
した。また、SUS排気管においても、運転時の出口付
近(約60℃以下)や、停止時に温度が約60℃以下に
なると、ドレンが発生した。
【0052】ガス給湯機の2時間毎の運転・停止を25
0回繰り返した後、コーティングした熱交換器のフィン
と排気管を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したとこ
ろ、コーティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材
と排気管のSUS基材が保護されており、銅基材とSU
S基材に腐食は見られなかった。
【0053】実施例2 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)2
0重量部にトルエン40重量部を加えてコーティング液
を調製した。次いで、実施例1と同様に、プレートフィ
ン式熱交換器のプレーン形フィン(材質:リン脱酸銅、
60×85×1mm)とSUS排気管(材質:SUS3
04、内径80mmφ×800mm、肉厚2mm)内面
に、コーティング膜を形成し、実施例1と同様の評価、
分析を行ったところ、コーティング膜により、熱交換器
のフィンの銅基材と排気管のSUS基材が保護されてお
り、銅基材とSUS基材に腐食は見られなかった。
【0054】実施例3 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
6重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)4重量部を混合し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例
1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フ
ィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSU
S排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×80
0mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成
し、実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コー
ティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管
のSUS基材が保護されており、銅基材とSUS基材に
腐食は見られなかった。
【0055】実施例4 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度40)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部を混合し、トルエン30重
量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部を加えてコーティング液を調製した。次いで、実施
例1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形
フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とS
US排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×8
00mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成
し、実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コー
ティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管
のSUS基材が保護されており、銅基材とSUS基材に
腐食は見られなかった。
【0056】実施例5 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とビスフェノール型エポキシ樹脂(旭チバ(株)
製、AER260)10重量部を混合し、トルエン30
重量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10
重量部を加えてコーティング液を調製した。次いで、実
施例1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン
形フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)と
SUS排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×
800mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形
成し、実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コ
ーティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気
管のSUS基材が保護されており、銅基材とSUS基材
に腐食は見られなかった。
【0057】実施例6 メチルフェニルポリシラン(平均重合度40)10重量
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部を混合し、トルエン30重量部と
ジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部を
加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例1と
同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィン
(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS排
気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800m
m、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、実
施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティン
グ膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のSU
S基材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食は
見られなかった。
【0058】実施例7 メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)10重量
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部を混合し、トルエン30重量部と
ジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部を
加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例1と
同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィン
(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS排
気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800m
m、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、実
施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティン
グ膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のSU
S基材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食は
見られなかった。
【0059】実施例8 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
るシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR11
6)10重量部を混合し、トルエン40重量部を加えて
コーティング液を調製した。次いで、実施例1と同様
に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィン(材
質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS排気管
(材質:SUS304、内径80mmφ×800mm、
肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、実施例
1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティング膜
により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のSUS基
材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食は見ら
れなかった。
【0060】実施例9 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とエポキシ変性シリコーン樹脂(東芝シリコー
ン(株)製、TSR194)10重量部を混合し、トルエ
ン40重量部を加えてコーティング液を調製した。次い
で、実施例1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプ
レーン形フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1m
m)とSUS排気管(材質:SUS304、内径80m
mφ×800mm、肉厚2mm)内面に、コーティング
膜を形成し、実施例1と同様の評価、分析を行ったとこ
ろ、コーティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材
と排気管のSUS基材が保護されており、銅基材とSU
S基材に腐食は見られなかった。
【0061】実施例10 メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)10重量
部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とするシリ
コーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR116)1
0重量部を混合し、トルエン40重量部を加えてコーテ
ィング液を調製した。次いで、実施例1と同様に、プレ
ートフィン式熱交換器のプレーン形フィン(材質:リン
脱酸銅、60×85×1mm)とSUS排気管(材質:
SUS304、内径80mmφ×800mm、肉厚2m
m)内面に、コーティング膜を形成し、実施例1と同様
の評価、分析を行ったところ、コーティング膜により、
熱交換器のフィンの銅基材と排気管のSUS基材が保護
されており、銅基材とSUS基材に腐食は見られなかっ
た。
【0062】実施例11 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)5重量部とメチルフェニルポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン
(株)製、TSR116)5重量部を混合し、トルエン4
0重量部を加えてコーティング液を調製した。次いで、
実施例1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレー
ン形フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)
とSUS排気管(材質:SUS304、内径80mmφ
×800mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を
形成し、実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、
コーティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排
気管のSUS基材が保護されており、銅基材とSUS基
材に腐食は見られなかった。
【0063】実施例12 メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)5重量部
とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN1
180)5重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、T
SR116)10重量部を混合し、トルエン40重量部
を加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例1
と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィ
ン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS
排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800
mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、
実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティ
ング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のS
US基材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食
は見られなかった。
【0064】実施例13 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例1
と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィ
ン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS
排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800
mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、
実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティ
ング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のS
US基材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食
は見られなかった。
【0065】実施例14 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例1
と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィ
ン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS
排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800
mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、
実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティ
ング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のS
US基材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食
は見られなかった。
【0066】実施例15 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と酸化チタン(ルチル型、
平均粒径1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン
30重量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル
10重量部を加えてコーティング液を調製した。次い
で、実施例1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプ
レーン形フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1m
m)とSUS排気管(材質:SUS304、内径80m
mφ×800mm、肉厚2mm)内面に、コーティング
膜を形成し、実施例1と同様の評価、分析を行ったとこ
ろ、コーティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材
と排気管のSUS基材が保護されており、銅基材とSU
S基材に腐食は見られなかった。
【0067】実施例16 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
るシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR11
6)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1μm)5重量
部を混合して混練し、トルエン40重量部を加えてコー
ティング液を調製した。次いで、実施例1と同様に、プ
レートフィン式熱交換器のプレーン形フィン(材質:リ
ン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS排気管(材
質:SUS304、内径80mmφ×800mm、肉厚
2mm)内面に、コーティング膜を形成し、実施例1と
同様の評価、分析を行ったところ、コーティング膜によ
り、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のSUS基材が
保護されており、銅基材とSUS基材に腐食は見られな
かった。
【0068】実施例17 フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)5重量部とメチルフェニルポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン
(株)製、TSR116)5重量部と炭化ケイ素(平均粒
径1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン40重
量部を加えてコーティング液を調製した。次いで、実施
例1と同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形
フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とS
US排気管(材質:SUS304、内径80mmφ×8
00mm、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成
し、実施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コー
ティング膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管
のSUS基材が保護されており、銅基材とSUS基材に
腐食は見られなかった。
【0069】実施例18 メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)5重量部
とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN1
180)5重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、T
SR116)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1μ
m)5重量部を混合して混練し、トルエン40重量部を
加えてコーティング液を調製した。次いで、実施例1と
同様に、プレートフィン式熱交換器のプレーン形フィン
(材質:リン脱酸銅、60×85×1mm)とSUS排
気管(材質:SUS304、内径80mmφ×800m
m、肉厚2mm)内面に、コーティング膜を形成し、実
施例1と同様の評価、分析を行ったところ、コーティン
グ膜により、熱交換器のフィンの銅基材と排気管のSU
S基材が保護されており、銅基材とSUS基材に腐食は
見られなかった。
【0070】比較例1 コーティングを行っていないプレートフィン式熱交換器
のプレーン形フィン(材質:リン脱酸銅、60×85×
1mm)とSUS排気管(材質:SUS304、内径8
0mmφ×800mm、肉厚2mm)を用いて、実施例
1と同様の評価、分析を行ったところ、熱交換器のフィ
ンの銅基材と排気管のSUS基材の表面に腐食が見ら
れ、基材が劣化していた。
【0071】
【発明の効果】本発明の耐食コーティング組成物および
耐食コーティング材により、ドレン腐食部の金属部材の
ドレン腐食を、低コストでしかも簡便に、防止すること
ができる。
【0072】また、本発明の耐食コーティング組成物を
塗布することにより、複雑な形状の部材にも適用するこ
とができる。
【0073】また、本発明の耐食金属部材においては、
ドレン腐食が防止される。
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Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリシランを含有するドレン腐食部用の
    耐食コーティング組成物。
  2. 【請求項2】 ポリシランとエポキシ樹脂およびシリコ
    ーン樹脂の少なくとも1種とを含有するドレン腐食部用
    の耐食コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 さらに無機充填剤を配合してなる請求項
    1または2に記載のドレン腐食部用の耐食コーティング
    組成物。
  4. 【請求項4】 ポリシランに加熱処理および光照射処理
    の少なくとも1種の処理を行うことにより得られる化合
    物を含有するドレン腐食部用の耐食コーティング材。
  5. 【請求項5】 ポリシランとエポキシ樹脂およびシリコ
    ーン樹脂の少なくとも1種とを含有する混合物に、加熱
    処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行うこ
    とにより得られるドレン腐食部用の耐食コーティング
    材。
  6. 【請求項6】 さらに無機充填剤を配合してなる混合物
    に、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理
    を行うことにより得られる請求項4または5に記載のド
    レン腐食部用の耐食コーティング材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐
    食コーティング組成物を、熱交換器または排気配管にお
    けるドレン腐食部の金属部材に塗布することを特徴とす
    る耐食金属部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐
    食コーティング組成物を、熱交換器または排気配管にお
    けるドレン腐食部の金属部材に塗布した後、加熱処理お
    よび光照射処理の少なくとも1種の処理を行うことを特
    徴とする耐食金属部材の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の方法により得
    られる耐食金属部材。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の耐食金属部材を用い
    てなる熱交換器または排気配管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002097414A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Jsr Corp 膜形成用組成物および絶縁膜形成用材料
JP2002122704A (ja) * 2000-07-19 2002-04-26 Osaka Gas Co Ltd 高屈折率薄膜および反射防止膜
JP2018131539A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 大阪瓦斯株式会社 金属防食塗料組成物、及び金属防食剤とその用途

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